先日Xで、カリフォルニア州で子供の性転換治療を違法にしようという法案を作ろうと言う署名運動が始まったことを知った。地元なのにXを読むまで知らなかったなんて全く恥かしいことなのだが、どこへ行けば署名できるのかと紹介していた人に質問ポストを書いたら、なんとビルボードクリスさんが直々にウェッブサイトを紹介してくれた。それで早速フォームをダウンロードし、私とミスター苺と署名して郵送した。

ご存じの通り、カリフォルニアは子供の性転換治療の聖域になってしまっている。すでに20を超す州で未成年の性転換治療は違法になっているが、違法な州の住民はカリフォルニアに来さえすれば治療が受けられるのだ。それで離婚してどちらかの親が子どもを性転換させるためにカリフォルニアまで来てしまった場合でも、例え反対な親に親権がある場合でも、子供は元の州へ戻さないという方針なのである。

カリフォルニアは全体的にはリベラルな州であり、議会は民主党が牛耳っているとはいうものの、この問題に関しては多くの学校区でも保護者や教育委員会の間で子供の性転換を反対する声があちこちで上がっている。

カリフォルニアでは3月に大統領予備選挙があるが、その時に地方の学校区の選挙も同時に行われる。先日私の家の外に飾られている星条旗に目を止めた教育委員会委員候補の女性がうちに個別訪問に現れた。それで私は彼女に学校における行き過ぎた性教育や多様性といったことについてどう思うかという質問をしたところ、待ってましたとばかりに保守的な答えが返ってきた。うちの星条旗のせいで、多分保守派の家だろうと考えての答えだったのかもしれないが、もし私がリベラルだったらかなり頭にくる答えだったので、彼女は本気だったと思う。

ともかく地元の政治から参加していかなければ何も変えることは出来ない。


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