アメリカは11月最後の木曜日感謝祭が終ると、本格的にクリスマスシーズンに突入する。毎年苺畑家では人工のツリーを飾っているのだが、10年以上前に主人が買って来たこの木は2メートルもある大きなもので、組み立ても飾り付けも大仕事になるので毎年先延ばしにしていて、酷い時はクリスマス一週間前というぎりぎりまで飾らないこともあった。

この大きな木はだいぶ古くなり枝があちこち折れたりしていたので2年前に捨てた。去年は色々あってツリーどころではなかったので、友達からもらった机上に置く小さなチャーリーブラウンのツリーだけ飾ってお茶を濁した。

それで今年こそは早めにツリーを飾ろうと思い、趣味の店マイケルスで120センチくらいの小ぶりのツリーを買ってきて数日前に飾りつけを完了させた。これまでよりずっと小さい木にしたのは、もう梯子に登っての飾りつけは危険だからである。以前よりも小さい木なので持ってるオーナメンツをぜんぶ飾りきれない。それで古いものは思い切って処分してしまった。

ところが昨日悲劇が起きた!豆電球のコードに足をひっかけてしまい、ツリーが転倒したのだ!もろいオーナメンツがガッシャーンと音を立てて割れてしまい、そこら中に破片が飛び散った。ツリーを立て直そうとしたが何故か立たない。よくよくみると土台の足がひとつ折れていた。これでは無理だ。しょうがないのでネットでツリーの台ようと調べてみると、台の方がツリーより高くつく。これならツリーを買い替えた方が安い。まだ買って一週間しか経ってないのに、もう~!

仕方なく壊れたツリーを捨てて再びマイケルスへ。すると前に買ったのと同じスタイルのツリーが半額セールになっていた。ラッキー!

家に持ち帰り早速組み立てているうちに、私はあることに気付いた。それは新しい木の土台が非常にしっくりと嵌ったことだ。前のツリーの土台は部品がきっちりと嵌らずにグラグラしていたのだが、そんなもんなのかと思って気にしていなかった。だが実はあれは最初から不良品だったのだ。足がきちんとはまっていなかったせいでバランスが悪かったのである。だからちょっとコードが引っ張られた程度で転倒したのだ。私のせいではなかったのだ(いや、多少は責任あるでしょ)。

余分だと思ったオーナメンツを大量に処分してしまったため、ちょっとスカスカだが、その分色付きの豆電気優を余計に飾った。本当はこれも処分するつもりで箱につめてあったのだが早まらなくて良かった。

ともかく12月に入る前にツリーを飾れたので良しとしよう。


Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *