アップデート:10月31日現在、よもぎねこさんのところでもタジスタン空港の事件について色々詳しいことが書かれているが、コメンターの中道ウハウハさんがその後の状況を報告してくれているので後部に付け加える。

昨日(10月29日)本当に恐ろしいことが起きた。ロシアのタジスタン空港でイスラム教徒たちが数千人と徒党を組んでユダヤ人狩りを始めたのである。この辺りはイスラム教徒が多数派を占める地域で、テルアビブからイスラエル難民がやってくるという噂を聞きつけ男たちが集団でユダヤ人が泊まっているというホテルに行って客全員のパスポートを見せろと要求し見つからないと、その足で今度は空港へ行き、空港中をユダヤ人をさがして歩き回った。その後暴徒たちはターマックまで降りていき、着地したばかりの航空機を囲んで客の一人ひとりのパスポートを見せろと怒鳴り散らした。

一人ユダヤ人だと思われた男性は群衆にもみくちゃにされながらパスポートを取り上げられていた。この男性がどうなったのかは定かではない。本人は自分はウズベク人だと言っていた。数時間後やっとロシアの機動隊が出動し暴徒ら数十人が逮捕され怪我人が出たそうだが、ユダヤ人が殺されたという報道はない。他の飛行中の航空機は別の空港へ迂回。停泊していた航空機の客たちがどうなったのかは不明。多分他所へ避難したのだろう。

2023年現在、いくらロシアのムスリム居住区だとはいえ、こんな恐ろしいことが起きるとは。まるで1938年ドイツでおきたクリスタルナイトそのものだ。

水晶の夜(すいしょうのよる、ドイツ語: Kristallnacht、クリスタルナハト)とは、1938年11月9日夜から10日未明にかけてドイツの各地で発生した反ユダヤ主義暴動、迫害である。ユダヤ人の居住する住宅地域、シナゴーグなどが次々と襲撃、放火された。

暴動の主力となったのは突撃隊(SA)のメンバーであり、総統アドルフ・ヒトラー親衛隊(SS)は暴動を止める事なく、傍観者として振る舞った。ナチス政権による「官製暴動」の疑惑も指摘されている(後述)。

事件当時は「帝国水晶の夜(Reichskristallnacht)」と呼ばれていた[1]。この事件により、ドイツにおけるユダヤ人の立場は大幅に悪化し、後に起こるホロコーストへの転換点の一つとなった。

水晶の夜という名前は、破壊された店舗のガラスが月明かりに照らされて水晶のようにきらめいていたことに由来する。この呼称は、ナチス政権側から一連の暴力を賛美するものとして使用されたものであり、現代ドイツにおいては、「11月ポグロムドイツ語: Novemberpogrome)」、または「1938年11月ポグロム(ドイツ語: Novemberpogrome 1938)などが用いられる。

二週間前にイスラエル人と結婚している邦人たちがイスラエル籍の子供たちと日本に一時避難しようと言っていた時、日本政府はチャーター便を出したはいいが、ドバイまでで、後は自力で帰ってこいと言っていた。こういう時期にイスラエル国籍の子供や配偶者を連れてイスラム圏の空港には行くことを危惧していた邦人に対して、例の池内恵大先生は、そんなに危険はないのだから帰国は自己責任、とかの賜っていた。彼女達が心配していたのはまさにこういう状況のことだ!

これはロシアだけの問題ではない。ここ数日欧米諸国でイスラム移民らの大規模デモが起きている。しかも彼等のなかにはBLMやTRAを扇動してきたANTIFA連中が混ざっている。ANTIFAは暴動を起こして混乱を招くことが仕事だから、血の気の多いすぐに暴力に先導されるムスリムたちが、ユダヤ人を殺せとばかりにユダヤ人街やユダヤ寺院を襲うなんてことは多いにありうる。

この問題は苺畑家にとっては全く他人事ではない。我々はイスラエル在住ではないが、アメリカ在住のユダヤ人家族である。主人の爺さんがポーランドから移住してきたと聞いている。主人も妹と弟の配偶者たちもユダヤ系なので、私以外はすべてがユダヤ人。(ユダヤ系は世俗主義でも血筋を重んじるのでユダヤ系同士の結婚が普通)。とはいえ家族のだれも信心深くなく、クリスマスを祝うのと一緒に時期が重なるハニカもお祝いをする程度。日本人が神仏折衷なのとよく似てる。とはいえ主人は信心深くない割にはダヤ教に関する本も多く持っており旧約聖書やユダヤ経典については詳しい。

ロンドンで集まったムスリム抗議者の数は5~6万人は居ただろう。アメリカでも首都に相当数のムスリムが集まった。あの人たちの1%でもハマスのやったようなテロをやろうと言う気になったら、警察もそう簡単に阻止することは出来ないだろう。そうなったら真っ先に矛先が向けられるのがアメリカ在住のユダヤ人たちである。

これらのユダヤ系がどれほど普段世俗的であろうと左翼リベラルだろうとイスラエル政府に批判的であろうと、そんなことにかまうムスリムではない。やつらにとっては我々は誰も観なきたないジューなのである。まさか2023年のアメリカで再びクリスタルナイトの恐怖を覚えるとは思わなかった。

パレスチナ支持アラブ人は馬鹿だらけ

Twitter(X)というところは面白いもので、こちらが日本語でツイートしているのに、英語の記事などを参考にしたりすると、日本語が解らない人からの返事が付いたりする。Twitter(X)には翻訳機能があるので、外国語で書かれていても何となく理解は可能だが、日本語の場合は気を付けないと全く意味が逆に訳される場合がある。

というわけでイスラエルの話をしていたら、どうやらアラブ人と思われる数人に絡まれた。私はここ数日、理路整然とした頭の良いアラブ人のツイートをいくつか目にしたが、彼等に共通しているのはイスラエル支持とまではいかなくても、ハマスやパレスチナを批判するものが多かったことだ。しかし本日私に絡んで来たハマス支持アラブ人たちの馬鹿さ加減には呆れた。相手に対して最初から喧嘩腰であるだけでなく、イスラエルとパレスチナの歴史すら知らない。実際にガザで何が起きているかも知らない。ただただパレスチナ人は可哀そう、イスラエルは邪悪だ、と繰り返すだけ。

彼等はともかくイスラエルの空爆が悪いと口をそろえて言う。きっかけを作ったのはハマスの10月7日の蛮行テロではないかなどと言ってみてもきく耳を持たない。いくらハマスの悪行を教えてあげても、これまでのユダヤ人の悪行を考えたら当然の報いだくらいにしか思っていない。

アラブ諸国に長年住み、アラブ人の奥さんがいるという邦人が、アラブ人の特徴は自分の非を絶対に認めないことだという。例え自分が加害者でも自分も被害受けているといって自分の悪行を正当化するんだそうだ。確かにパレスチナ人の口論の仕方を見ているとまさにその通りだ。

テロは悪い、だが、イスラエルこそテロ国家だ!

といつものセリフである。私がハマスが無条件降伏をし人質を返せば戦争は終わると言っても、イスラエルが土地を返せ、今まで殺したアラブ人の命をかえせ、とか訳の分からないことを繰り返すだけ。

100万歩譲ってイスラエルが全面的に悪いとして、じゃあどうするのか。圧倒的軍事力を持ち、圧倒的勝利を収めているイスラエルがハマスに譲歩する理由はない。パレスチナ人がこれ以上犠牲になりたくないと思っているなら、いったいパレスチナはどうすればいいと思うのか、と聞いてみても、「イスラエルは奪った土地を返せ」の一点張りである。

ところでイスラエルに批判的に日本の専門家先生たちも言うことがあまり変わらない。彼等はイスラエルの応戦はやり過ぎだ過激だという。これまでにもイスラエルとパレスチナの犠牲者を数えるとパ人の犠牲者の方が圧倒的に多いという。いつもイスラエルは不相応な応戦をすると批判する。

イスラエルがそういう応戦をすることはハマスも十分に承知していたはずだろうが。ちょこちょこロケット弾撃ってるだけでも空爆してくるイスラエルに対して1400人もの民間人を虐殺してタダで済むと思っていたのか、だとしたらハマスは相当の馬鹿である。

ハマスは馬鹿ではない。彼等はこうなると解っていた。イスラエルの応戦は十分に予測していた。しかしハマスの主導者たちはガザに住んでいるわけではない。彼等にとってイスラエルの空爆は痛くもかゆくもないのだ。犠牲になるのはガザ住民だけ。そしてパレスチナ可哀そうアピールを全世界にして、イスラエルに停戦を強制する。

だがイスラエルも今度ばかりは途中でやめるわけにはいかない。イスラエル市民がそれを許さないだろう。何故ならここで甘い顔をみせれば第2第3の10月7日が起きるからで、シリアやイエメンやヨルダンやイランからミサイルが飛んでくるのは火を観るよりあきらかだからだ。

アップデート:10月31日 よもぎねこです♪ ダゲスタン空港騒乱について (fc2.com) 以下コメンターの中道ウハウハさんのコメントから直接引用。

https://www.rbc.ru/politics/30/10/2023/653eb5399a7947b515dc49e2

・10月29日の夜、19:00に、WZ 4728便がテルアビブ(ベングリオン)から到着しました。
・空港に到着した大勢の人々が、イスラエルから飛行機で入国した乗客を見つけるために人々のパスポートをチェックし始めたと RT と Beware News が報じた。
・その後、集まった人々が空港国際線ターミナルの建物に侵入して滑走路に飛び出したとポデム通信とイズベスチヤ通信が報じた。 、

動画1 ターミナルの建物の出入口破壊の映像有り約40秒
エキサイティングしてます

・駐ロシア・イスラエル大使は、マハチカラ空港での暴動でイスラエル国民に負傷はなかったと、またテルアビブから到着した飛行機には、イスラエルのパスポートと二重パスポートを持つ人だけが乗っていたという。 彼ら全員がマハチカラから避難した。

・22時20分までに、マハチカラ空港の飛行場は「市民による無許可の立ち入りが解除された」と 発表した。

・暴動の結果、 死者は出ておらず、警察官の死亡に関する情報は虚偽で、警察官を含む職員20人が負傷、暴徒60人が拘束され、合計150人が特定された。

動画2 滑走路の機体周辺の映像約11秒 暴徒?(侵入者)を取り押さえてる

・北コーカサス連邦管区内務省は、 。 空港とその周辺地域にはビデオ監視システムが設置されていると指摘し、暴動に参加した全員を特定すると約束した

建物の入り口破壊まで当局は何してたの?って疑問がww

・大統領報道官のドミトリー・ペスコフ氏は、マハチカラ空港での出来事は「主に外部からの干渉の結果だった」と語った。

・ダゲスタンのセルゲイ・メリコフ首相は、空港に来た人々の行為は重大な法律違反であると述べた。 「すべてのダゲスタン人は、不義の人々や政治家の行為による犠牲者の苦しみに共感し、パレスチナの平和を祈っています。 しかし、私たちの空港で起こったことはとんでもないことであり、法執行機関から適切な評価を受ける必要があります。 そしてこれは必ず実現します!」

・メリコフ氏はまた、マハチカラ空港での騒乱は電報チャンネル「ダゲスタンの朝」によって引き起こされたものであり、「反逆者、バンデラ派、我々にとって神聖な伝統的なものを憎む人々、私たちはそれによって長年生きてきました。」

・ダゲスタン大統領は、マハチカラ空港で拘束されている人々に対し、「恥を洗い流し、志願兵部隊の一部として特別軍事作戦に参加するか、軍と契約を結ぶよう」呼びかけた。

上記の事柄と現在の状況を考慮し想像すると、ロシアへの不満が募るダゲスタンの人々を利用して、反ユダヤや目眩ましのプロパガンダを行ってるって所でしょうか?
勿論、ダゲスタンの人々のガス抜きも兼ねているし、イスラム武装勢力やイスラム教徒の仕業としておけば現在の中東情勢から疑われ難い状況

白々しく、早速ロシア正教会(ROC)のキリル総主教が異教徒の間に不和を植え付ける試みだ、宗教間の平和を重視し強化するようメッセージを出してます、おまけに「暴動の終結を求めるイスラム指導者らへの支持を表明し、彼らの言葉に耳を傾けるよう呼び掛けた。」病院に運ばれた全員の回復を祈っていると語った。数日前にプーチンと会談してましたね。 打ち合わせ済み?

米軍撤退時のカブール空港や、スーダン空港じゃあるまいし、ロシア連邦的に空港内に暴徒が侵入?この様な失態は有り得ないのではないでしょうか?
冷静に考えると矛盾点が見えて来ますね。

要は、中東情勢やダゲスタンの民の不満を利用した徴兵活動だったのでは?


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