先日、ニューヨークの地下鉄で気のふれたホームレスが車両内にいる客たちに脅迫的な言葉を吐き、今にも暴力行為に及びそうなほど危険な行動をしていたのを、そばに居た海兵隊員の男性が他の男性二人と一緒に男を取り押さえた。警察が来るまでの15分間、海兵隊員は狂った男を羽交い絞めにしていたが、首を強く締めすぎ男は死亡してしまった。その海兵隊員は殺人の疑いで逮捕された。

海兵隊員男性の名前はダニエル・ペニー24歳。死んだのはジョーダン・ニーリー30歳。ペニーが白人でニーリーが黒人であったことから、またまたBLMの連中がデモを行い、ニューヨークの地下鉄で線路に降りて通勤客の邪魔をした。

しかしこのニーリーと言う男はこの10年間で42回も逮捕されており、最近では2021年の初老の女性の顔を殴って逮捕されている。すでに過去にニーリーに殴られて怪我をしたという人たち二人が名乗りを上げている。また事件当時そばにいた目撃者たちによれば、ニーリーは乗客たちにゴミを投げるなどしており、脅迫的な言葉を喚いていたという。またニーリーは最後に逮捕された時に精神異常と診断されており治療に通っていたが、それも数週間で辞めてしまった。

ニーリーはニューヨーク市では悪名高いホームレスで、すでに危険人物としてマークされていた。42回も逮捕され、逮捕状も出ていたのに、この男を野放しにしていたニューヨークの検察は、この男がまた犯罪を犯すのを阻止した英雄海兵隊員を逮捕するのは素早かった。

BLM活動家以外のアメリカ人は、ペニーは英雄として称えられこそすれ犯罪者扱いされて逮捕などされるべきではなかったと考えている人が多い。事実ペニーの弁護士が始めた募金運動ではすでに100万ドルのお金が寄付が集まったという。大抵が匿名希望でそれぞれは少額の寄付だという。

最近ニューヨークの治安はめっきり悪くなっており、特に地下鉄内での暴力行為は日常茶飯事である。それでもニューヨークの人びとは電車にのらないというわけにはいかない。それで毎日ニーリーのような暴力男の被害に逢うのをびくびくしながら通勤しなければならないのだ。ニューヨークのアルビン・ブラグ検事は最近ドナルド・トランプ前大統領を起訴したジョージ・ソロスの息のかかった超リベラル検事。この検事は逮捕された犯罪者を起訴せずにすぐに街に放ってしまうので治安は悪化の一途をたどっている。

特に黒人犯人による白人や東洋人を狙った意味のない暴力行為が目立っており、市民はいい加減に堪忍袋の緒が切れそうな状態である。そんな中で勇気を出して男を取り押さえようとした男性がこのような目に逢うのであれば、今後例え目の前で女性が強姦されようが老人が殴られようが止めに入る人はいなくなるだろう。犯罪者は野放しで善人が犠牲になる市。それがニューヨークなのだ。


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