先日、アイオワ州で数人のグループが街頭でアメリカ国旗を焼こうとしているのを通りかかったフェデラルエクスプレス(略称フェデックス)というアメリカの宅配会社の運転手マット・ウーリンさんが止めに入り、消火器を使って火を消している姿がツイッターにアップされて話題になった。この運転手ともう一人、通りがかりの大学生ガス・ギフォード君が「俺もこの人(運転手)と一緒だ。(旗を燃やすのは)背信行為だ。出て行け」とグループに言っている姿も写っている。ギフォード君は自分はトランプファンではないが、国旗を燃やすのは違うだろうと抗議した。
このビデオがアップされた当日に、ビデオのコメント欄に「これでこの運転手は首になるんだろうな」というコメントがあったように、リベラルグループはすぐにフェデックス社にこの運転手を解雇しろと抗議メールを送ったらしいが、同時に運転手を首にするなという署名運動もあり、昨日フェデックス社はこの運転手を解雇する意志は全くないと発表した。
世論は完全にフェデックスガイ(フェデックスの男)の味方だった。
国旗を焼く行為そのものは言論の自由表現として認められているが、焼いた二人は街頭で許可なくものに火をつけた罪で逮捕された。実はこのグループはトランプ就任の日にも街頭で旗を燃やそうとして、その時も通りがかりの人に止められたと文句を言っている。下記はローカル新聞リトルビレッジの記事から

アンドリュー・アリマオ(略)は同じ場所で大統領就任式の日にも国旗を燃やそうとした。しかし通りがかりの男がアリマオから旗を取り上げようとして阻止されたという。一緒に居たジョーダン・アダムスは彼女のグループが国旗を公の場で燃やそうとする行為が何度となく邪魔されたことに文句を言っている。アダムスはリトルビレッジ紙に消火器は健康の害になるといいながら、「私たちはここで私たちと意見の違う人たちの気持ちを変えようとしているのに、その度に襲われてたんじゃ出来る場所がないのよ。」と文句を言った。

人々の気持ちを逆撫でするようなことをして、それを阻止されて驚くというのも馬鹿げているが、そういう行為が安易に容認されるという甘い考えもオバマ時代がかもしだしたものだ。そして私がうれしく思ったことは、彼らの国旗を冒涜する行為が何度となく通りがかりの人々の手によって阻止されたということ、そして阻止する行為を多くの国民が支持しているということだ。
オバマ時代は愛国心そのものが何か後ろめたい悪いことであるかのように思わされていた。それがトランプになって、まだ一週間しかたっていないのに、人々の間で「それでいいんだ、愛国心を誇りに思っていいんだ」という安心感が芽生えたような気がする。
たった一人の「先ずはアメリカを!」という言葉がこれほど人々を元気付けることになろうとは、カカシには非常に意外だった。以前にトランプをレーガンと比べた人がいたが、その時はトランプなんぞを偉大なレーガン大統領と比べるな、と怒ったカカシであったが、いまやそうなのかもしれないと思う。
本当にアメリカに新しい夜明けがきたのかもしれない。


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