爆弾テロリストとして前科ある自分の過去を必死に隠し、いまや左翼市民団体基金の経営者として、左翼実業家で億万長者のジョージ・ソロスや往年の歌手で左翼リベラル運動家のバーバラ・ストライサンドなどからも資金援助を受け、自分の過去について報道しようとしたジャーナリストや保守派ブロガー達を悪質なやり方で脅迫し続けて来た男の話が、やっと主流メディアで取り上げられるようになった。
この男の名前はブレット・キンバーリンという。この男による数々の脅迫の話は以前にもちょっとしたが、なかでも他人になりすまして「妻を殺した」と警察に電話し、標的の家にスワットチームを送り込むという、いわゆる「スワッティング」が話題になり、先ずはFOXニュースがキンバーレンとの関係には触れずにスワッティングについて取り上げ、次に上院議員達の間で司法局が違法なスワッティングについて取り調べるべきと発表したことについてABCが、そして自局の出演者が実際にスワッティングの被害にあったCNNでは、キンバーリンとの関係性についても被害者のエリック・エリクソンの口から報道された。
水面下で善良な市民を脅迫し続け、被害者は誰からも無視されて孤立したまま苦しめられて来たことを思うと、これは非常に画期的な出来事である。
何故この男の悪行があまり世間に知られなかったのかといえば、キンバーリンに関して記事にした記者やブロガー達が、奴による悪質な脅迫の標的にされてきたからだ。キンバーリンは自分の過去を表沙汰にされることを極端に嫌い、ウィキペディアのエントリーも訴訟をほのめかして一時期取り下げさせることに成功した。ここ数年に渡り、自分の過去について少しでも書いたジャーナリストやブロガー達に、キンバーリンは種々のやり方で嫌がらせや脅迫を繰り返して来た。特に奴が狙うのは、虚偽の罪で訴えられても弁護士代も払えないような貧乏ブロガー達である。別の州で訴えられたら、裁判所に出向くにも旅費も払えないようなブロガーも多く、欠席裁判で自動的に負けてしまい、裁判所の命令で口を閉ざさざるおえなくなったブロガーも何人かいる。
また、キンバーリンに資金援助をしている左翼リベラル達からしてみれば、例え彼の過去について多少は知っていたとしても、自分らの運動のために役に立っている間はその過去について触れる価値はない。これまで主流メディアがキンバーリンの存在を無視してきたのも、奴の犯罪の被害者は、主流メディアが嫌っている保守派ブロガー達がほとんどだったからである。
だが、キンバーリンのように多くの人間を脅迫し続けていると、いずれは脅迫に怯まない人間にぶちあたる。それにキンバーリンのような男は自分の能力にうぬぼれている。だから自分にどれだけの力があるのか誇示するためにやり過ぎる傾向がある。
保守派ブロガーたちへの嫌がらせの訴訟くらいで済ましていれば、連邦政府の上院議員が出て来たり、主流メディアが取り上げたりする価値はなかったかもしれない。だが、スワッティングは事情が違う。架空の事件を警察に届けるのは違法だ。意味もなく救急番号に電話するのも違法である。特に州を超えて架空の事件を警察に通報した場合には連邦警察の管轄となる。これは単なる零細保守派ブロガーへの嫌がらせ程度の問題では済まされないのだ。
キンバーリンの最新の犠牲者となったのはアリ・アクバー氏。彼は全国ブロガークラブの会長。彼もまたキンバーリンとその仲間達に母親の家の写真をネットに掲載されるなどの嫌がらせを受けていたが、数日前にキンバーリンから訴訟を起こすと通告されたという。
しかしここで、言論の自由を守るために闘っている弁護団、The American Center for Law and Justice (ACLJ)がアクバーの弁護をすると名乗り出た。キンバーリンはこれまで主に弁護費もままにならない零細ブロガーを標的にしてきたが、アクバーは保守派ブロガーの間ではヒット数ダントツの人気ブロガーであり、ACLJは、こういうは専門のプロの弁護団である。いままでのような小細工は通用しない。
ところで、アクバーというのはどういう人なのかをグーグルで検索していたら、非常に怪しげなブログに行き着いた。これはあきらかにキンバーリンとその一味が経営するサイトなので、あえてリンクはつけないが、そこにはアクバーが以前に逮捕された時のものとされる警察の調査書のコピーが掲載されている。
キンバーリンと違って、アクバーは自分の過去を隠していない。若い頃に悪い友達とつき合っていて、それとは知らずに盗んだクレジットカードから現金を引き出す相棒を担いでしまったことをアクバーは正直に自分のフェイスブックに書いている。アクバーの逮捕歴は公共の記録なので、キンバーリンが自分のサイトに掲載することじたいは違法ではないが、それをいうなら、キンバーリンの過去についてブログに書き立てるのも違法ではない。にも関わらず、キンバーリンはそうやって自分の過去を暴露したブロガーたちを訴え続けているのだ。
最近キンバーリンが脅迫したセス・アレン、アーロン・ウォーカー、パトリック・フレイ、エリック・エリクソン、ロバート・ステーシー・マケインらは、スワッティングの被害にあったり、家族への脅迫があったり、ウォーカーなどは妻と供に勤めていた法律事務所を首になったり逮捕されたりする嫌がらせを受けながらも、キンバーリンの脅迫に屈しない意志をあきらかにしている。アクバーはこれらのブロガーたちを経済的に援助しようと支援金募金を始めたことでキンバーリンの攻撃対象になったようだ。
キンバーリンとその一味のやっていることは明らかなテロリズムだ。連邦議会も司法局も国土安全保障省も、キンバーリンらの悪行を取り調べるべきである。
ところでここで興味深いことがある。それは、オバマ政権のエリック・ホールダー局長しきいる司法局が保守派の言論弾圧をおこなっているテロリストを取り調べるはずはない。だが、共和党の議員たちが何十人もで声高く左翼過激派テロリストによる脅迫行為について抗議し、主流メディアでも大きな話題になれば、オバマ政権はこの件に関して無行動ではいられなくなる。
そのうち誰かが、キンバーリンの基金団体とオバマ再選選挙運動資金との関係でも言い出したらえらいことである。本心はどうでも、善良市民を装っている左翼リベラルの運動家たちにとって、爆弾テロリストと関係があるなどと言われては困る。
話が大きくなればなるほど、キンバーリンが左翼リベラルから見放され、テロリストとして警察のお世話になる可能性は高まる。少なくとも今までのように簡単に保守派ブロガーの脅迫はできなくなるだろう。
今後の発展が注目される。


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