この間、ニューヨークタイムスがイランの原子爆弾施設で起きているサイバーアタックは、アメリカとイスラエルによる共同作戦だったという記事を掲載したことで、国家機密の漏洩がオバマ王を格好よくみせるためにオバマ王自らがホワイトハウスから漏らしたのではないかという疑いが強まっている。下記日本経済新聞より

米政権に機密漏洩疑惑、超党派で批判 大統領「侮辱」
2012/6/9 10:35

 【ワシントン=芦塚智子】米政府のイランに対するサイバー攻撃計画を暴露した米紙の報道などを巡り、政権内部からの機密漏洩の疑いがあるとして超党派の批判が強まっている。オバマ大統領は8日の記者会見で、故意の機密漏洩があったとの批判は「侮辱的だ」と反論。徹底的な調査を表明した。連邦捜査局(FBI)も捜査を始めたもようだ。
 問題となっているのは、1日付のニューヨーク・タイムズ紙のサイバー攻撃計画報道に加え、大統領がテロリストの殺害対象者選定に深く関与しているとの同紙記事や、中央情報局(CIA)が爆弾テロ計画を未然に防いだとのAPの報道など一連の「特ダネ」報道。

歯に衣を着せない性格のジョン・マケイン上院議員(共和)が、『これらの報道の全てが大統領を強く決断力のある指導者に見せる効果があると指摘。11月の大統領選に向けた意図的なリークではないか』といって特別検察官による捜査を呼び掛けている。共和党のマケインが言うのは理解できるが、民主党で上院情報委員長を勤めるダイアン・ファインスタイン女史(民主)もホワイトハウスにはカンカンである。もしも本当にマケインが言うように、オバマが自分の箔を付けるために国家機密を漏らしたとしたら、とんでもないことだ。
オバマ王が国家機密を漏洩したのはこれが最初ではない。オサマ・ビンラデンを海軍特別隊のシールが暗殺した時も、パキスタンにおいてアメリカがどのような作戦をとっていたのか、パキスタン市民の協力者の名前まで連ねて公開してしまった。おかげで親米と見られたパキスタン市民がパキスタン政府から背信者扱いされて大変な目にあっているという。
一連の漏洩に関してオバマ王は、そんなことは有り得ない、ホワイトハウスが意図的に国家機密を漏らしたなどという示唆は侮辱的である、と否定しているが、ニューヨークタイムスの元の記事にホワイトハウスで行われた会議の模様が掲載されており、その場に居合わせたとされる人間により、誰がなにを言ったかまで詳しく書かれているのだ。
たとえば、2010年にイランに流したサイバーワームが間違って逃げ出し、アメリカ産であることが明らかになるという事件が起きた直後、ホワイトハウスの状況室と呼ばれる会議室では、大統領と副大統領、中央諜報部のパネタ局長などが集まって会議が開かれた時のことなど、

「これ(サイバー攻撃作戦)は閉鎖すべきか?」とオバマ氏は訊ねた、と会議室に居た国家機密チームのメンバーは語っている。

記事のあちこちに、大統領がこう言った、ああ言った、という話がその場に居たという人間の口から語られており、これがホワイトハウスのメンバーではないというなら誰だったのだということになる。それに、このふたつの記事が掲載されたのが5月30日と6月1日と10日近く前なのに、オバマやホワイトハウスから『そんな事実はなかった』と否定する声明は出されていない。NYTの記事が真実であるなら、明らかにホワイトハウスからの漏洩であり、その漏洩がオバマ王の命令ではなかったというのなら、ホワイトハウス内部にスパイがいることになる。
エリック・ホールダー司法局長は特別検察官二人を任命し詳細を調査する旨を発表したが、、マケイン議員はホールダー局長のこれまでの仕事ぶりからいって、この件に関してもきちんと捜査できるかどうか当てにならないと痛烈に批判している。

「ホールダー氏は議会では信用度が全くない。迅速克つ猛烈作戦の件でも、アリゾナで国境警備員が殺されるに至った情報をずっと隠蔽している。法廷侮蔑といってもいいくらいだ。

「この情報は政権から出たものに間違いない。他から出ようがない。
「大統領自ら漏らしたのではないにしろ、総司令官として責任がある。」

バラク・フセイン・オバマはアメリカの歴史始まって以来最悪の大統領でとして歴史に残る事間違い無しである。オバマがアメリカを崩壊してしまわないうちに、なんとか大統領の座から追い出さねばならない。


Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *