オクラホマ州でシャリアなどの外国の法律の施行を禁止する憲法改正案に対して、アメリカのイスラム教市民団体のケアが訴訟を起こしていた件で、連邦裁判所はオクラホマの改正案は違憲であると裁断を下した。
裁判所の判定では、オクラホマの改正案はイスラム差別であるとしている。この法律案については添付した2010年の11月のエントリーで詳しく説明したが、要するに、裁判の際に法廷はシャリアを始め他国の法律を考慮に入れてはならないという内容で、2010年11月の中間選挙でなんと70%の州民の支持を得て通過した。
発案者のレックス・ダンカン下院議員や法案支持者は、シャリア法は例として出しただけであり、この法律はシャリア法のみを差別するものではないと主張している。
裁判所は、シャリアという言葉が法案の二カ所で述べられており、明らかにイスラム教を差別するものだとし、原告のムニアー・アワッド(Muneer Awad, the executive director of the Council on American-Islamic Relations in Oklahoma)の言う通り、イスラム教徒の生活に予期出来ぬ悪影響を与える可能性があると語る。
法案の施行を差し止めることに成功したケアの代表アワッド氏は、憲法は反イスラム差別にとって最後の砦だと語る。アワッド氏はこの裁断は、名を挙げるためにやたらなイスラム差別の法律を提案する地元の政治家への警告となっただろうと喜びを隠せない。
私には単にオクラホマ住民はオクラホマの州憲法によって裁かれるべきだという法律のどこがイスラム差別ということになるのか理解できない。改正案が禁じているのはイスラムを始め他国の法律であり、イギリスやフランスやベルギーの法律も禁じているのであるから、特にイスラム法だけを禁じているのではない。

アワッドはイスラム法の禁止は彼の生活においてすべての面で、死後に至っても、悪影響を与えると抗議する。連邦裁判所はアワッドは痛手を与える可能性について「説得力のある」議論をしたと語る。

いったいアワッド氏の暮らしのどの部分にこの法律が悪影響を与えるというのだ?この法律はアワッド氏が毎日何回とお祈りすることを禁止しているわけでもなければ、アワッド氏の女性の家族がブルカを着るのを禁じているわけでもない。アワッド氏がイスラム教徒として信心深い暮らしをすることは何一つ禁じていないのである。いったい何が不満なのだ?
アワッド氏はどういう状況の時にこの法律が問題になると思うのだろう?近所の男の子の顔を見た娘を殺す時か? それとも幼児の娘の性器切除をするときか? それとも夫の家庭内暴力で苦しみ離婚しようとす長女を息子にころさせるときか? そして息子が妹の殺人を拒否した時に息子を半殺しにするときか?それともイスラム教徒のレクリエーション、集団強姦にあった若い女性にご近所のみんなが集まって、よってたかって石を投げて殺す時か?
もしこの改正案がこのような法律に影響を及ぼすというなら、私も熱烈に支持する。シャリア法のような野蛮な法律など差別されてしかるべきだ。それが嫌ならどこでもシャリア法を起用している国へ引っ越せばいいのだ。いくらでもあるだろうがそういう国が。
頭に来るのは連邦裁判所の偽善だ。裁判所はアワッド氏がこの法律がイスラムに痛手を与える可能性を示したというが、シャリア法によって一番痛手を被るのはイスラム教徒である。特にシャリアがモスレム女性に与えるひどい虐待を法廷は全く考慮にいれていない。
一般のアメリカ人女性ならば、親の希望する男性と結婚しなくても、いや、一生キャリアウーマンとして独身で過ごそうと思っても特に問題はない。女性がタンクトップを着ようが浜辺でビキニを着ようが彼女の自由だ。夫から暴力を受けたら、それを理由に離婚の申し立ても成立する。だが、もしシャリア法が取り入れられたら、これらの女性たちはどうなるのだ?
異教徒と結婚しようとして駆け落ちした女性が親戚の男達から殺されたり、女児が羽交い締めにされて非衛生な台所で性器を切除されたりしても、彼女達がモスレムだというだけでオクラホマの法律が彼女たちの身の安全を守らないというのなら、それこそイスラム差別ではないか!
同じ土地に住んでいながら、モスレムだというだけでその土地の法律が通用しないというなら、それこそ平等の権利を尊重するオクラホマ及びアメリカの憲法に違反するではないか。イスラム教徒のみを特別扱いするシャリア法はオクラホマ憲法とは絶対に相容れない。その法律を裁判の際に考慮に入れたりしたら、公正な裁断など全く期待出来なくなる。
裁判所は、オクラホマ州の裁判において、シャリア法が考慮にいれられたことで不都合な裁断がくだされた実例はないと言う。だからシャリア法を禁止する必要はないと。確かにオクラホマ州ではまだそういう例は出ていない。だが、よその州ではそういう例はすでに出ている。
これはニュージャージー州で起きた事件だが、モロッコ人のイスラム教妻が同じくモロッコ人イスラム教夫に強姦されたと警察に届け、相手が自分に今後一切近寄らないように法的に規制するパーマネントリストレーイニングオーダーを夫に対して発令してもらうよう申し出た。
夫婦間で強姦というのも変な話だと思うかもしれないが、この夫が妻に求めたのは普通の性行為ではない。夫は妻にサド的な性行為を求めたのに対し、妻がそれを拒否したにも関わらず、夫は何週間にも渡って妻に暴行を加え連続して何度も強姦した。妻は夫の暴力的性行為によって入院するほどの大怪我を負った。
調べにあたった刑事によると、女性は胸や腕や顔にひどい傷を負っており、ベッドには血痕があちこちに残っていたという。
調べに対して夫は犯行を全面的に認めた上で、妻は夫のどのような要求をも受け入れる義務がある。自分は夫として当然の権利を施行したにすぎないと主張。
問題なのは、裁判官が夫の犯罪行為に間違いがないと認めたにも関わらず、この夫の主張に同意して、妻の申し出を拒否したことにある。イスラム教の夫は妻になにをしても違法にならないという、シャリア法を取り入れたのである!(実際にシャリア法にそんな教えがあるのかどうかは不明だが、、)
オクラホマ州民は、ニュージャージー州で起きたようなことがオクラホマでも起きないように先手を打ったに過ぎない。ケアのようなアメリカのイスラム教団体は、アメリカ人のイスラムに対する脅威を被害妄想だと言い張る。単なる反イスラム差別意識で根拠のないものだと。
だが、反アメリカの左翼やリベラル連中と違って、一般のアメリカ人はそんなイスラム過激派の口車に騙されるほどお人好しでも馬鹿でもない。我々アメリカ人はヨーロッパ諸国でイスラム教徒らが起こしている問題に全く無知ではない。オーストラリアで起きた暴動についても多くの人が知っている。
第一、911事件を始め10年に渡るイラク・アフガン戦争によって、アメリカ人はイスラム過激派の極悪非道なやり方を目のあたりにしてきた。それでもアメリカでイスラム教徒がまとめて収容所に送られたりしないのは、アメリカがアメリカに住む全ての人々を平等なアメリカ憲法によって守るという基本を尊重しているからである!
シャリア法はアメリカ価値観のアメリカの正義の根本を覆すものである。シャリア法を取り入れることは、強盗に自宅の鍵を渡すようなものである。シャリア法のような野蛮で極悪な法律をアメリカ社会は断じて取り入れてはならない!
オクラホマの憲法改正案は最高裁判所へ送られる。最高裁では今度こそ正しい裁断がくだされることを求める。


Leave a Reply

Your email address will not be published.