あきれかえって物が言えないと言うか、オバマ王は本当に自分のやってる過激左翼社会主義政策はアメリカにとって良いことだと思い込んでいる。国民の支持が得られなかったのは政策が悪いのではなく、国民が理解できるように自分が説明できなかったからだと『反省』しているというのだ。

「二年間に渡って我々は仕事を達成することに夢中になって、指導力とは単に法案を通すことだけではないということを忘れていました。指導力とは人々を説得することにあるのです。
「我々は時として、人々が解るように説明することが出来ませんでした。そのことについては私は個人的に責任を負います。そしてそのことについては、先に進めて行くにあたって、今後しっかりと考え直すつもりです。」

オバマはCBSの60ミニッツという番組のインタビューで上記のようなことを言っている。だが、これは裏を返せば、オバマは国民は馬鹿すぎて自分の政策の良さが理解できないのだと愚痴を言ってるの過ぎない。国民がオバマの政策を完全に理解した上で拒絶しているのだという可能性などまるで念頭にないのである。
相手が自分の意見に反対するのは相手が自分の意見をきちんと理解していないからだ、という考えは傲慢な左翼リベラル連中の典型的な思い込みだ。意見の違いは相手の頭の悪さが原因だとしか考えられない。なにしろ自分らは相手より数段頭がいいと思い込んでいるのだから。
怖いのは、オバマ王が民主党の惨敗を「説得力が足りなかったせいだ」と本気で考えているのだとしたら、今後もオバマ王がこれまでの政策を変更するなどということは考えられない。いやこれまで以上に躍起になってやり通そうとするだろう。
1994年の中間選挙で大敗して上院を取られてしまったクリントン大統領はオバマより政治的にずっと賢い人だったので、選挙後はそれまでのリベラル路線を完全に捨てて共和党と協力し、第二期目も再選した。だが、バリバリ左翼のオバマからはそんな芸当は期待できない。


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