明日はいよいよサッカーアジア杯の決勝戦。決勝戦は強豪サウジアラビア対イラク。三回優勝しているサウジが決勝に出るのは驚かないが、イラクチームが決勝戦進出というのはすごいものだ。パワーラインの記事によると、イラクチームのメンバーはシーア、スンニ、クルドの混合チーム。チームとしてここまで勝ち抜いてきたということはそれぞれの宗派間の違いを乗り越えた本当の意味でのチームワークを持っているということになる。

イラクサッカーチーム

決勝進出が決まって喜ぶイラクチーム


イラクチームのキャプテン、ユーニス・マフムード曰く:

選手は皆いろいろな苦労がありました。でも私たちはイラクの人々に幸せを届けられると思います。サッカーを通じてイラク市民に幸せをもたらす多大なる責任を共有しています。だから私たちは試合に集中しているのです。私たちはサッカーが大好きです。そして私たちは愛する国をいつでも守る心構えができています。

1980年のオリンピックでアメリカのアイスホッケーチームがソビエトチームをやぶった時、それまでうつ状態にあったアメリカ人の気持ちが希望へとかわったように、イラクがサウジに勝つことはイラクチームだけでなくイラクの国としての未来に希望をもたらすことになる。無論サウジは強敵だからどうなるかは分からないが、それでも少なくともイラクチームが第二位の座に輝くことは間違いない。
がんばれイラク!


1 response to アジアカップ:イラク決勝進出!

rice_shower12 years ago

世代的に『ドーハの悲劇』は(リアルタイムで)ご存知だろうか? あの時は、死にたくなった。
さて、2年くらい前だったか、元日本代表ラモスがイラクを訪れ、ドーハ当時のイラク代表メンバーと会うという企画のテレビ番組を見た。 ラモスが「ずっと聞きたいと思っていたのだが、あの試合、後半に入ってからのイラクチームのモチベーションが前半と全然違った。 ハーフタイムに一体何が有ったのか?」と問うと、元イラク代表は「前半を終えたハーフタイム、ウダイ(フセインの息子。当時のサッカー協会会長)がロッカールームに来て、“お前ら、負けたらどうなるか分かっているだろうな”と脅された。 皆、とんでもない目に合わされる、と怯え、恐れ、後半は文字通り死に物狂いで戦ったのだ」と明かした。 
“イラク市民に幸せをもたらすため”に戦える今の選手達は、さぞ幸せなことだろう。
イラクの人々に歓喜を!

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