レバノンの戦争に気を取られている間に、イラクではかなりひどい暴力の連鎖が続いている。イラクアルカイダのザルカーウィが死んで、これでやっとイラクにも平穏が訪れると思いきや今度はシーア派でイランの飼い犬モクタダ·アル·サドル率いるマフディ軍がスンニ派の市民をやたらめったらに殺しはじめた。それでスンニの抵抗軍やアルカイダのテロリスト残党たちはアメリカ軍ではなくシーア派にその攻撃の的をうつし、自爆テロや自動車爆弾テロでシーア派を殺している。7月22日付けニューヨークタイムスの記事より。(訳:カカシ)

「バグダッドにおける宗派間での暴力は非常に深刻です。」アメリカ軍中央司令部長官ジョンP·アビゼイド陸軍将軍は金曜日のインタビューで語った。「この国は抵抗軍のほうが宗派争いより容易に片付けられます。宗派間の争いはもっと断固とした処置が必要です。」

アメリカ軍当局はバグダッドの警備を最優先とし、バグダッドの治安安定を第一目的として作戦をすすめている。特にアメリカ軍の標的はサドルシティに巣食うサドルの民兵たちである。以下AFPより。 (訳:カカシ)

アメリカ/イラク連合軍によって先日行われ、9人の民兵が殺されたシーア派地区への手入れが、「シーアのザルカーウィ」と呼ばれる男が標的だったと、サドルシティそしてインターネット掲示板で評判になっている。去る金曜日の夜、サドルシティのまちはずれで米軍の手入れによって逮捕された匿名の「抵抗軍の幹部』という男が、シーア民兵のアブデラーと呼ばれる男ではないかという話がでている。

最近のバグダッドにおける暴力はマフディ軍によるもののほうがアルカイダやスンニ抵抗軍よりひどいといわれている。22日の土曜日にもアメリカ軍はサドルシティーでシーア派の民兵軍と衝突し14人の民兵を殺している。7月23日AP記事によるとこの戦いで2人の人質が解放された。また、同記事によればイギリス軍が先週マフディ軍幹部を逮捕したともある。この人質とは誰なのかというと、ロイターの記事に詳細が乗っている。(訳:カカシ)

モクタダアルサドルひきいるマフディ軍を代表する政党の国会議員は、日曜日ムサヤブの戦いで殺された14人はサドルの手下であったと発表した。

バハアルアラジ氏はまたサドル派も所属しているマリキ首相の政府にたいし、スンニのテロリストをかくまっていると責め、自分らの派の要求が無視された場合には暴力も辞さないと警告した…
公式発表としては珍しくサドル民兵たちは自分らの手で法を施行すると断言、アラジ氏は49人の「テロリスト」をムサヤブ付近のマフムディアで逮捕したと語った。しかしこれらの人々は土曜日の米軍との戦闘ですべて解放され、10人のサドル兵士が死亡した。

どうもいろいろなことがいっぺんにおきているため、何がなんだかかなり混乱するのだが、要するにアメリカ軍とイラク軍の連合軍はバグダッドにおいて、サドル率いるマフディ軍への掃蕩に力を入れはじめたということだ。イラクの平和を乱すものはスンニであれシーアであれ許さないというのがアメリカの姿勢だからである。
サドルの白豚が2004年に抵抗軍を立ち上げた時、私はこいつは今のうちに殺しておかなければあとで問題になるとはなしていたものである。やはり思った通りこいつは悪いニュースだった。今回は徹底的にマフディ軍を壊滅し、サドルは処刑すべきである。
しかしどうやらサドル軍との衝突で味方の犠牲者はイラク兵ひとりということなので、1:14というこの調子でマフディ軍退治にがんばってもらえば、マフディ軍全滅も早期に望めることだろう。イラク軍とアメリカ軍の健闘を祈る。


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