非常に長い間、スエーデンは世界でもっとも幸せな国だというイメージがあった。それというのもスエーデンは「揺り籠から墓場まで」福祉が整っていて、国が国民の面倒を一生見てくれるすばらしい国で、犯罪もほとんど起きない平和で豊かな国というのがスエーデンの売り物だったからだ。しかし、社会福祉が行き届いている国が必ずしも幸せな国とは言えない。いや、社会福祉が行き届くということは、それなりに税金も高いし、犯罪が少ないというのも、個人の生活を規制する法律が厳しいからともいえる。それでも人口が少なく、単一民族であるうちは国家は機能する。たとえ政府がかなりの独裁政権だったとしても、国民が政府の方針に概ね同意している場合には国民は政府の理不尽さになど気が付かない。だが、国内に異文化の移民が増え、人々の考えが多種多様になってきたらどうなるのか?政府の方針が多くの国民の意志に反する方向に向かった場合にはどうなるのか?

そうなって初めて、スエーデンの国民はスエーデンが平和で豊かな国というのが幻想だったことを知ったのである。

デイリーコーラーのこの記事によると、先日スエーデンの公共放送Sveriges Television (SVT)がスエーデンで強姦及び強姦未遂で有罪となった犯人の58%が外国出身者であるという調査結果を発表した。また、犯人と被害者に面識がなかった場合のみを見ると、犯人が外国人である率はずっと高く、10人中8人は外国人であり、そのうちの4人までがスエーデンに来てまだ1~2年という統計が出ている。有罪となった半数以上はヨーロッパ以外の場所で生まれており、40%が中東及びアフリカ出身者だった。これが傷害になると127件のうち97件がヨーロッパ外出身者たちによるものだった。

これまで多くの人たちがスエーデンの犯罪率の急増は国による無責任な移民政策が原因だと指摘していたことが証明されたのである。同時に犯罪率の増加と移民とは無関係と言っていた政府が嘘をついていたことも。

これに関して英国のBBCが、スエーデンは本当にパラダイスだったのだろうかというニュース特集をしていた、そのBBCのドキュメンタリーはこちら。イギリスも他国の批判をしている余裕はない。スエーデンの間違いから学んで早急に自国の移民政策を見直すべきだろう。

ところでツイッターで何故今頃スエーデンメディアがこのリポートについて報道したのだろうと書いたところ、スエーデンメディアが報道したというより、調査したのは民間企業だと答えた人が居た、誰が調査したにしろ公共放送が報道したということに意義がある。スエーデンはいつまでも真実を隠しておくことが出来なくなったのだから。


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