さっき5才の息子がトランスジェンダージョセーだといいはる若いお母さんとちょっとだけ話をしたが、彼女のプロファイルをみたら案の定シングルマザー。そして元夫とは夫の暴力が原因で離婚している。

息子が自分は女の子だと言い張りだした(と母親が言う)のは2歳半の頃。幼稚園でも髪の毛を伸ばさせて女の子の恰好で通わせている。

しかし私がひっかかったのは去年4歳の時の息子との会話。

『子供が「息子」と「娘」の違いを認識した。何が違うの?って聞かれたから「男か女かだよ」って答えた。 「どっちで呼ばれたい?」って聞いたら即答で「娘」だった。 いいのかな? 私が娘と呼ぶことで本人が「自分は女の子」って意識が強くなったら・・・って怖さがある。 息子とも呼んでないけど。』

まだ息子と娘の違いも分からない子供に男と女の違いが分かるのか?ここでどうして母親としてあんたは男だから息子なんだよといってあげないのだ?なんで「どっちで呼ばれたい?」と子供に選択させるわけ?

この人の間違いはここだ。前にも息子をトランスとして育てたことが間違いだったという母親が言っていた、子供に誘導させてはダメだと。子供は親が導くものだ。子供が自分は女の子だと言い出したら、違うよ、あんたは男の子だよと言ってあげるべきなのだ。

彼女の父親は孫に向かって、お前は男の子だと言って息子が泣いてしまったというが、こどもなんて色々なことで泣くのだ。子供がスパイダーマンになりたいと言って、いや、それは無理だよと言われても泣く子もいるだろう。子供はそうやって大人になるのだ。

この母親には色々な人から、何故女の子っぽい男の子じゃいけないのかという質問をされているが、彼女の答えは次の通り。

『なぜ「可愛いのが好きな男の子」「かっこいいものが好きな女の子」じゃダメなの?」って聞いてくる人、逆になんでそれならありなの?トランスしてないって言いたいのは何故?性器があるから? それに親のジェンダー植え付け論もうんざり。 本人が生きたい生き方見つけたことを私は誇らしく思うよ。』

5歳の子どもに生きたい生き方なんてわかるわけないだろ!彼女は息子が可愛い恰好を従った時に、「別にそういう恰好をしてもいいけど、あんたは男の子だからね。女の子にはなれないのよ。」と教えてあげたのか?この言い分じゃそんなことはしてないだろう。

またある日息子は幼稚園に行くのを拒否するようになったという。それまで男の子の恰好をして通園していたのに、突然女の子の服を着せて登園させたことで、周りからからかわれたのが原因だという。

幼稚園児がからかうのは当然の話で、母親がそれを予測できなかったとは思えない。それに息子はそれまで女装などせずとも普通に幼稚園に通っていたわけだから、本当はからかわれるのが嫌というより、女装で幼稚園に行くが嫌だったのでは?でもそれを母親に言うと母親が悲しがると思ったのではないのか?

彼女は元夫から暴力を受けていたというトラウマがある。夫には自分の居場所を隠していて、容貌も変えて街ですれ違ってもわからないようにしているという。そこまで元夫を怖がっている母親を見て、小さな息子は母が恐れる男になりたいと思うだろうか?彼女が実際そういう言い方を子供の前でしたかどうかは分からないが、彼女のツイートを見てるとかなり精神不安定な感じがする。子供は母親の感情に敏感だ。だから母親と同じように女でありたいと思ったのかもしれない。

それと彼女はこんなことも言ってる。

『「かっこいいものが好きな女の子」も「可愛いものが好きな女の子」も、そういう子もいるよね!わかる! それに加えて「女の子に生まれたかった男の子」も「男の子に生まれたかった女の子」もいるよね!まで言えたらいいのに、それを頑なに言おうとしない人達が本当に残念。』

「女の子に生まれたかった」と「自分は女の子だ」と思うことは別だ。私だって男に生まれたかったと思ったことは何度もあるが、自分を男だと思ったことはない。しかし5才の子どもにその区別がつくだろうか?

息子が「女の子に生まれたかった」と言ったら、「ママは男の子のあんたが好きだよ」と言ってあげたのか?いや、もちろん彼女はそんなことは言わなかった。

『寝る前にお喋りしていたら「どうして女の子で生まれなかったの?女の子で生まれたかった」って言われた。ごめんね。』

ごめんねってなんだよ!ごめんねって!そんなこというから息子はやっぱり男の子でうまれてきてはいけなかったんだと確認してしまうじゃないか。それは母親が「男の子になんか産んじゃってごめんね」と言ってるのと同じだ。そんなこと男の子でいることが嬉しい子供がいるはずがない!この母親はこんな会話をいったい何度くりかえしたのだろう?

この母親はすでに子供の名前も女の子のものにし、ジェンダークリニックにも通わせている。トランスジェンダーへの道をまっしぐらに進んでいる。

以前にも書いたが、息子がトランスジェンダーだと言い張る家庭には、父親が居ないか、居ても子育てに参加していないか、どちらかが多い。そして不幸な離婚をした母親の描く男性像が良くない場合も多い。この親子はまさにその典型だ。


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