先日ハリー・ポッターの著者J.K.ローリング女史が自宅の前でトランスジェンダー活動家たちが集まり、住所をさらされるなど悪質な嫌がらせを受けたと公表した。

『ハリー・ポッター』シリーズで知られる英作家のJ.K.ローリングが11月22日(現地時間)、自身のSNSでTwitter上に自宅の住所をさらされ脅迫を受けたと明かしました。きっかけは19日に投稿された写真付きのツイート。ローリングの自宅前で、3人の活動家がトランスジェンダーの権利を訴えるパネルを撮影し、住所が確認できる形でアップしたものです。

 ローリングは写真が「住所が見えるよう慎重に調整し撮影された」とし、投稿について教えてくれたユーザーたちやTwitter運営、対応したスコットランド警察に謝辞を述べています。また投稿をリツイートした人は「たとえその行動を非難するためであっても」削除するよう懇願していますが、3人の活動家はすでにアカウントごと当該のツイートを削除しています。(略)

ローリングは今回の脅迫に関して、自身は守られているがそうではない女性たちもいると、近年トランスフォビアだと批判され職を失うなどした女性たちの名を列挙。そして彼女らは「社会政治的な概念である性自認が性に取って代わることを無批判に受け入れないという理由で」SNS上で追い詰められたり、彼女らの雇用主が狙われたり、さらしやレイプを含む脅迫を受けていると主張しました。

 さらに3人の活動家たちについては、「住所をSNSにさらすことで、私が女性の性の権利について発言しないよう脅すことができると考えたのだろう」とし、「私が壁紙になるほど多くの殺害予告を受けてること、それでも発言するのをやめないことを考慮すべきだった」とツイート。そして「あなたたちの運動が女性にとって脅威でないと証明する最良の方法は、ストーキングやハラスメント、脅迫をやめることかも」と忠告しました。

トランス活動家たちによるローリン叩きはひどいもので、メディアや芸能界も一緒になってローリング排除に躍起になっている。この間行われたハリー・ポッタ映画20周年記念式典にすら原作者であるローリング女史は招待されないというひどい扱いだった。

Dia Dipasupil
J.K.ローリング女史

以前にも書いた通り、ローリング女史は左翼リベラルで移民問題など私は全く同意できない立場の人なので、ずっと好きではなかった。しかし、ことトランスジェンダーに関してはまともなことを言っており、しかもこれだけひどい脅迫を受けながら、まるで怯む様子を見せずに戦っている姿は立派だと思う。ローリング女史のような著名人がトランス活動家たちの理不尽さを全世界に発信してくるのは非常に良いことだ。欧米でもトランス活動家たちの実態はまだまだ知られていない。今回のことでいかにトランス界隈が怪しげなカルト集団であるかが少しでも一般人にわかってもらえたら良いと思う。

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ローリング女史への執拗な嫌がらせや社会的弾圧を目の当たりにしながら、日本版のハフポに掲載された生田綾著のこの記事を読んだりすると本当に白ける。

この記事の内容は「トランスジェンダーが『女性の安全を脅かす』という言説は誤り」というもの。強調はカカシ。

ここ数年で、トランスジェンダーに対する偏見や不安を煽る投稿がSNSに増加しています。

「トランスジェンダーの権利保障が進むと、心は女性だと言えば、誰でも女子トイレに入れるようになってしまう」「トランスジェンダー女性と、女装した性犯罪者の見分けがつかなくて怖い」…。そんな言葉とともに、トランスジェンダーは女性トイレや女風呂などの「安全」を脅かす存在だ、という誤った情報が広がっています。

しかし、性暴力被害者の支援に携わる専門家からは、むしろ、「女性たちの安全を守る」ことを“名目”にしてトランスジェンダー女性を排除することはやめてほしい、という声が上がりはじめています。

これは9月下旬に行われた「女性の人権と安全を大義名分としたトランスジェンダーへのヘイト言論について考えるオンラインイベントからのレポートということだ。これには「性犯罪の被害者支援などに携わる団体代表者らが登壇」したという。イベントの名前からして「女性の人権と安全がトランスジェンダリズムによって脅かされているなどということはない」という主旨のイベントなわけで、ローリング女史への執拗なまでの攻撃や欧米諸国で起きている数々の自認女の女装男による数々の犯罪を見て来た私には、いったいどのような言い逃れをするのかちょっと興味はある。

まずのっけから「性犯罪者と見分けがつかないから怖い→両者は『別の人』です」ではじまる。「女装した性犯罪者と見分けがつかなくて怖い」という主張に関して話したのはNPO法人「全国女性シェルターネット」の共同代表、「性暴力被害者サポートひろしま」の代表を務める北仲千里女史。

北仲は女子施設で女装して盗撮をするような人間とトランスジェンダーとして日常生きてる人は別人だと主張。「ですから、『紛らわしいから』と言って関係ない人を攻撃するというのは、それはしてはいけないと思います」そして「性犯罪者と見分けがつかない」という理由でトランスジェンダー女性を女性専用スペースから排除しようとしたり、攻撃したりすることは、「ヘイト」であると指摘する。

「性暴力などの犯罪の加害者は、その加害者個人が批判されて、その人が責任を取らされるべきです。しかし、『カテゴリー』や『全体』を攻撃することになると、それはヘイトスピーチとか、ヘイトクライムと呼ばれることになります」

そもそも何故女性専用施設などというものが存在するのか。我々は男性全員が痴漢だとか性犯罪者だとか思っているわけではない。だが性犯罪者の99%は男性であり、その被害者は女性や女児だという現実がある。だから女性の安全を最低限確保するために男性の女子施設使用は禁じられているのだ。この制度を男性へのヘイトだなどという人はいない。自認がどうあれトランス女性は男性である。男性体である以上他の女性に及ぼす脅威もまた他の男性と同じである。男性体の人間を男性と扱うことはヘイトでも差別でもない。

女装男による女子施設における性犯罪は後を絶たない。カナダの女子シェルターで入居者をレイプした男、イギリスの女性病棟で女性患者をレイプした男、女子トイレで高校生をレイプした男子高生、女子刑務所で女性受刑者をレイプした男たち等々、数え上げたらきりがない。しかもこうした男たちは精神科医によってトランスジェンダーと診断された男たちなのだ。だから施設はこの男たちの立ち入りを拒否することができなかったのだ。

日本でも女子更衣室で自慰をしたり、女子トイレや女湯で自撮りをしたりしている自称トランスジェンダーたちがいくらもいる。SNSにはそういう男たちの写真であふれかえっている。この人たちも普段トランスジェンダーとして生きてる男たちである。こういう男たちによる犯罪はどうするのだ?

トランスジェンダーの犯す犯罪率が一般男性より極端に少なく女性並であるという統計もない。よって自認がどうあれ男性体の人間は男性と同じに扱われるべきであり、それはヘイトでもなんでもない。ただの警戒だ、自己防衛だ。

しかし、北仲さんはこう強調します。

たとえば、どこどこ出身だから、どういう肌の色だからとか、どういう職業だからという理由で、その人が所属するカテゴリー全員が問題だという風に攻撃したら、それは差別であり、ヘイトですよね。今トランスジェンダー女性に対して起きていることは、そういうことなんです。 

例えば、加害者が黄色い服を着ていた人だった。黄色い服を着ている人を見たら恐怖が蘇るということは、確かに被害者にとってはあります。だけど、じゃあ黄色い服を着ている人すべてを、別人であるにも関わらず犯罪者だとみなして、攻撃することはしてはいけませんよね」

いや、もし特定の属性の人たちの間で犯罪が極めて多い集団があったら、その属性全体が警戒されるのは当然のことだ。例えばヨーロッパにおいて北アフリカやアラブからの移民による女性への性犯罪があまりに頻繁に起き、しかもイスラム教の代表者たちが女性が被害にあうのは女性達がみだらな服装をしているからだなどと公言している。そんな社会に生きていたら女性達がイスラム教徒の移民たちを警戒するのは当然のことであり、これはヘイトでも差別でもなんでもない。

北仲のような人間が性被害者を収容するシェルターの責任者であるというのは非常に恐ろしい。

次は悪名高いトランス活動家の弁護士仲岡しゅん氏。彼の主張は「心は女性だと言えば女子トイレに入れるようになる?→そんなことにはなりません」というもの。

身体の外観が明らかに男性の人が女湯に入り、『自分の性自認は女である』と言い出しました。『ああそうでしたか、じゃあお入りください』。そうなるんでしょうか? なるわけがないんです」

 「盗撮などの犯罪行為を目的に女性専用スペースに入っているのであれば、トランスジェンダー女性であろうがシスジェンダー女性であろうが、男性であろうが、いずれの場合でも犯罪になります。犯罪になるかどうかというのは、違法性のある行為をしているかどうかという点で、個別具体的に判断されます。

温泉や公衆浴場の場合、管理者の意思がまず第一に尊重されます。管理者から何らかの合意を得ているなどの事情がない限り、管理者の意思に反する立ち入りは建造物侵入となるか、少なくとも立ち入りを拒否されると思われます。

最近、女装した男性がカツラをかぶって女湯に入ったというニュースがありました。あのケースで、『心は女です』といえば、直ちに無罪放免になるんでしょうか?なりません。『今日から俺は女だ』といえば、女湯に入れるようになるというのが、そもそも非現実的な話なんです。そんなことはいわゆるLGBT法案の条文からも読み取れません」(仲岡さん)

仲岡しゅんさん
トランス活動家弁護士仲岡しゅん氏

はあ、そうですか。じゃあ自分は女だと言い張る男性が女湯で勃起した一物を女児の前でひけらかした場合はどうなるんですか?すでにロサンゼルスではそういう事件が起きてますけどねえ。

仲岡だけではないが、トランス活動家の弁護士の議論は非常に卑怯である。今既存の法律では「管理者の意思」に反した使用は建造物侵入として判断されるが、もし法律が変わってトランスジェンダーを差別してはいけないとなった場合、管理者が「自認に関わらず、男性体の人の立ち入りはお断り」という規則を押し通してもトランス差別をしたと訴えられない保証はあるのか?問題はそこだ。我々は今の法律の話をしているのではなく、仲岡のような活動家が推してる反差別だの理解増進だのという法律が一般社会ひいては女性にどのように影響を及ぼすのかという話をしているのだ。

トランス許容法を通した諸外国ですでに起きてる問題について全く言及せず、そんなことが起こるわけがない、非現実的な話だなどと言われても全く説得力がない。

さて、仲岡がいうように今日女だと言い張ったら突然女子施設が使えるようになるというわけではないというのが本当なら、女子施設は女性体のみ使用可能という法律をきちんと作ってはどうかという話について、

第一に、日本には戸籍上の性別と合致するトイレを使わなければならない、という法律はありません。そのため、SNSにはこんな声も上がっています。

「女性専用スペースを守るために、戸籍上の性別と異なるトイレは使えなくなるように、法律を定めるべきでは?」 

そうすれば、犯罪を目的とした侵入者を防げるようになる、というのです。

戸籍上の性別にしたがったトイレしか使えないようにしたら、逆に、混乱が生じます」

どういうことなのでしょうか?

「戸籍上の性別と、その人の社会的に認知される性別というものは別で、必ずしも一致しません。もし、戸籍上の性別にしたがったトイレを必ず使うように振り分けたらどうなるでしょうか。 

一例ですが、髭の生えたトランスジェンダー男性が、戸籍上は女性だからということで、女子トイレを使うことになります。そうなった時、果たして、本当に混乱は生じないでしょうか?むしろ、その方が混乱が生じるんです」

これは典型的な藁人形論だ。戸籍云々ではなく男性体と女性体の人を分ければいいのであって、そうすることは差別にはならないという条項を反差別なり増進法なりに記載すれば済むことなのだ。トランスジェンダー男性はホルモン治療なども進んでいて男性に見えるひとは結構いる。そういう人は身体に合わせた方の施設を使えば混乱は起きない。わざと混乱が起きる規則を提案しておいて、それをなぎ倒すのは非常に不誠実なやり方だ。

しかし仲岡のような活動家は男性体と女性体の人を分けるやり方も、いまでも女性として女性施設を使ってるトランスジェンダーはいくらもいるので、そのような規則を設けることは彼らをも排除することになるからダメだと言い張る。男性体の人が女性施設に入り込むなどということはないと言っておきながら、こういう矛盾したことを平気で言うから活動家は信用できないのだ。

トランスジェンダーは昔から存在しており、彼らは自分らの体に合った方の施設を使って来た。そしてそれが社会的に問題視されるようなことはなかったと仲岡やユーチューバーの川上りえなどは言う。

「私は現段階における生涯のおよそ半分を今の性別で生きていますから、女性のスペースを長く利用していますし、当たり前にそのスペースが安全であってほしい。その場所が危うくなるということは望みません。それは、純粋に、女性のプライベートスペースの安全を願う一般の女性と同じように思うことです」

「本来、女性にとって安全な場所は、トランスジェンダー女性にとっても安全であるし、女性にとって安全でない場所は、トランスジェンダー女性にとっても安全ではありません」

「本来であれば、一緒になって、誰もが安心して利用できるトイレやお風呂にするために建設的な話ができるはずです。トランスジェンダー女性に関していえば、どちらの利用も難しい性別移行途中の人が、トイレなど外出先で困らないための資源拡充など、真面目に、具体的かつ建設的な話ができるはずです」(河上さん)

もし活動家達の主張が移行中のトランスでも使えるような多目的トイレの増設とかいう提案なら女性達は全く異存はない。それは我々が何度も提案してきたことだ。しかしそれを頑なに拒んで女性施設に入れろと要求しているのがトランス活動家たちなのである。

これまでにもニューハーフのように外見からは女性に見える人が女子施設を使っていたことは我々も知っている。見かけで判別がつかない人がこっそりと使って女性達も黙認していたという状況ならばそれでいい。だが活動家たちが要求しているのはそういう黙認を公認しろというものだ。黙認と公認では全く意味が異なる。

トランスジェンダー女性の女子施設使用を公認した場合、見かけが女に見える人だけは入ってもいいなどという規則を作ったら、それこそ混乱を招く。なぜなら見かけには主観が混じるからで、本人が自分は女性に見えると妄想していた場合、周りは彼が本当にそう信じていないと判断することなど不可能だ。医者の診断書にしてみても、問診30分程度でどんどん発行する藪医者もいる。そんなもの何の価値もない。

ニューハーフのような人たちがこっそり女子施設を使っていても大きな問題になってこなかった理由は、当事者が自分たちのことを弁えていたからということと、女性達が害がなさそうなニューハーフのことは見て見ぬふりをしてきたからだ。勃起した男性器を女児の前でひけらかすようなけしからん奴が居なかったからだ。しかしトランスを公認したらどうなる?

ロサンゼルスのWiSpa事件をみれば答えは明白だ。

さて、この記事の最後に生田はこう締めくくる。

SNSでは、トランスジェンダーがまるで「女性の安全を脅かす存在」であるかのようにみなす言説が広がっています。しかし、前述したように、それは誤解であり、実情と異なっています。「女性の人権や安全を理由に、別の人権侵害が起きてしまっている」イベントの登壇者からは、そんな声が上がりました。トランスジェンダーの人たちへのバッシングが激化しているのは、昨今のジェンダー平等施策に対する「バックラッシュ(反動)」である、という指摘もありました。

女性の安全を守ることと、トランスジェンダー女性の人権を守ることは、決して対立しません。

男性体の人に女性施設を使うなということがトランスジェンダーへの人権侵害になるというなら、トランスと女性との平和共存はありえない。「女性の安全を守ることと、トランスジェンダー女性の人権を守ることは」真っ向から対立するのだ。 


3 responses to トランスジェンダリズムは女性の敵、活動家たちの執拗な攻撃に立ち向かうJ.K.ローリング女史とハフポのお惚け記事

苺畑カカシ1 month ago

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211210/k10013382491000.html
自認の性と周囲の受け止め トイレ利用の難しさ
2021年12月10日 22時30分

大阪の商業施設で戸籍上の性別は男性で性自認は女性の客が、女性用トイレに入り、警察に通報されるトラブルがありました。施設には「女性の服を着た男性がトイレにいる」と苦情が寄せられていました。専門家はどうすれば多様な性を認めながら共に生きていけるか考えていく必要があると指摘しています。

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    苺畑カカシ1 month ago

    妙案がある。男子と女子を身体で区別してはどうかな?

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