先日5千人以上の検査を行ったアメリカの臨床医二人が武漢ウイルス対策としてロックダウン(都市封鎖)は効果がないどころか、かえって人々の免疫を弱める害があると発表して波紋を呼んでいる。リアルクリアポリティクスの記事から読んでみる。

カリフォルニア州ベイカースフィールド、23ABCニュースによると、緊急医療施設チェーンの経営者であるダン・エリクソンとアーティン・マシヒ医師の二人は5000人以上の検査を行った結果、COVID-19は季節性インフルエンザと感染率は変わらないという結論を出した。

エリクソン医師は先週行われた記者会見において、ビジネスは再び開業し、人々は仕事に戻るべきだと語った。

同医師はコロナウイルスと季節性インフルエンザは「感染率も死亡率も似ている」とし「事実がはっきりした今、いまこそ仕事に戻る時だ。」と語った。

「在宅謹慎が必要でしょう?我々の答えは断じて否です。」「企業は閉鎖されているべきでしょうか?断固として否です。検査を済ませて仕事に戻るべきでしょうか?まさしくその通り。」

この記者会見の模様はユーチューブに掲載されたが、そのビデオが大評判になった時点でユーチューブ(YT)はYTの規則に反する動画として削除してしまった。YTは武漢ウイルスに関する自分らが正しいとする内容以外のビデオは「間違った情報」と決めつけ削除してしまう。武漢ウイルスが武漢ウイルス研究所から出たものだとか、中国に責任があるといったビデオも不適切扱いにされ無報酬にされる。YTの検閲は中共のそれと何ら変わりはない。

幸運なことに23ABCのサイトでは元の記者会見を観ることが出来るので、そちらに行って51分に当たるビデオを観てみた。なにせ長いビデオなので、どっかで書き起こしかまとめをしてくれた人がいないか探したのだが、居ないようなので要点だけ挙げてみよう。

アメリカにはアージェントケアという医療施設がある。これは予約なくしても駆け込みで見てもらえる医療施設である。かかりつけのお医者さんとの予約が取れないとか、出張先で病気になったりした場合に予約なくしても診てもらえる便利な施設だ。救急病院のような緊急を要する重病や怪我ではなく、比較的軽症の人が気軽に行ける場所である。この二人の医師はそういうクリニックチェーンの経営者たちだ。それで、彼らは自分らの経営する施設に訪れた患者たちを5000人以上検査したところ、ベイカースフィールド付近では12%以上がすでに陽性と出ており、これをカリフォルニア全体の死亡数に照らし合わせてみると死亡率は0.03%となる。感染者が多ければ多いほど死亡率は低くなるわけだから、この病気は季節性インフルエンザとさしたる変わりはないというわけだ。

両医師はニューヨークやスペインやノルウェーや、ロックダウンを全く行わなかったスエーデンの数とも照らし合わせてみたが、死亡率はどこでもほぼ同じ程度であることが解った。感染や死亡率が一番高いニューヨークですらも、死亡率は0.1%で完治率は92%と出ている。

さて、ここで問題になるのは、季節性インフルエンザと比べて武漢ウイルスは何十倍も危険なウイルスだという推測は正しかったのだろうかということだ。これは私自身も興味があったのでちょっとまえに季節性フルーの死亡者数を調べてみたところ、2010年から2020年まで毎季2万人から6万人が死亡するというデータということだ。インフルエンザのピーク季節は11月から2月までの四か月くらいなので、武漢ウイルスが始まった1月からこれまでの数の死亡者数とそれほど変わらないという計算になる。また、死亡数/感染数もインフルエンザの0.001%とあまり変わらない数値が出ている。

エリクソン医師は、普通隔離というのは病気が発病した人や感染が疑われている人に対してするものであり、健康な人まで隔離してしまうというのは抗体を弱めることになり、かえってウイルス蔓延を防ぐのに逆効果だという。健康体の人は外に出て色々なウイルスに接触し抗体を作っていくべきなのだ。だが、家に閉じこもってウイルスに接触する機会がなければ抗体力がどんどん弱まり、いざ外に出た時に新しいウイルスに感染する可能性が高くなってしまうというのだ。

エリクソン医師はさらに、最近誰かが何かで死亡した際に武漢ウイルスに感染していたかどうかを調べるのが普通になっていると語る。現場の医師は武漢ウイルスが死因であると書くように圧力をかけられているというのだ。つまり、どのような持病を持っていた人でも武漢ウイルスに感染していれば死因は武漢ウイルスとされ統計に加えられてしまうというのである。先日日本でも著名な女優が武漢ウイルスで亡くなったと報道されたが、彼女は癌治療を終えたばかりで抵抗力が極めて落ちていたという事実がある。そういう人は普通の風邪やインフルエンザでも感染すれば非常に危ない状態になる。もし武漢ウイルスの存在が知られていなければ、彼女は単に癌治療中に肺炎にかかって亡くなったということになっていただろう。

癌や心臓病や糖尿病といった持病のある人達がなくなった場合、直接の死因は肺炎であることが非常に多い。しかし彼らを死に追いやったのは基盤にある持病であり肺炎ではない。深刻な病気があるからこそ健常者ならなんでもない風邪やフルーが深刻な肺炎へと進行し死に至るということがほとんどなのである。そういった人達まで武漢ウイルスによる死亡者として数えるのは、実際に武漢ウイルスの危険性をわざと高くしようとしている動きがあるからなのではないかとエリクソン医師は言う。

さて武漢ウイルスによる医療崩壊に関してだが、先日私は何故個人でサーフィンをしたり浜辺でスケートボードしたり自然公園でハイキングをしたりしてはいけないのか、とツイートしたところ、「そんなことをやって骨でも折ったら、それでなくても医療崩壊している医療機関に無駄な負担をかけるからだ」というツイートが戻って来た。

しかし考えてもみて欲しい、外科のお医者さんは武漢ウイルス治療になんらかの関りを持っているのか?いや、それをいうなら眼科や耳鼻科や小児科や整形外科のお医者さんたちは、武漢ウイルスの治療に直接携わっているのか? 

これらのお医者さんたちが武漢ウイルスの影響を受けていないかと言えばとんでもない、彼らもレストランやバーと同じで休業を余儀なくされている。その理由は、あまりにも武漢ウイルスに神経が行きすぎて、他の病気は完全に後回しにされているからなのだ。

例えばミスター苺は先日定期健診を受ける予定だったが、緊急以外の医療はすべて延期ということで、この検診も延期になってしまった。私も六か月ごとの歯の掃除と検診が延期になった。こうやって多くの人々の緊急ではないが重要な治療や検診が後回しになっている。ということは武漢ウイルスと直接関係のない医療機関は休業状態になっており医者や看護師が長期自宅待機というリストラ状態になっているのである。

よしんば町の開業医が営業していたとしても、患者たちはやたらに病院に行って病気が移ったら怖いと思って敬遠する。だから医療機関が崩壊しているとしたら患者が多すぎるからではなく、少なすぎるからなのである。

またロックダウンにより一般家庭にもあらゆる問題が生じている。家に籠ってイライラしている親から子供が虐待されたり、失業した夫に妻が暴力を振るわれたり、破産して自殺したり、といった人達の数が激増しているのである。なぜこうした原因による死は大事ではないのに武漢ウイルスの犠牲者だけに焦点があてられるのか?

両医師の結論は、インフルエンザとさして変わらない病気への対策として経済を破綻させ人権を侵害させる意味はない。このロックダウンは今すぐやめるべきというものだ。

私もエリクソン医師とマシヒ医師の意見に全く同感である。ロックダウンは最初からすべきではなかった。しかしもうやってしまった以上仕方がない。今後はどうやってロックダウンを止め、元の生活に戻るかについて考えるべきだ。


2 responses to カリフォルニアの医師二人、武漢ウイルスの危険度はインフルエンザと同等、ロックダウンは今すぐやめるべきと主張

mg2 months ago

初めて投稿させて頂きます。時々こちらを読ませて頂いています。基本的に私はDemocratですが、私も米市民になったのでRepublicanの考えも知りたいと思っています。Lockdownに関しては、私も本当に疑問が多いです。小さい子どもを持つ家庭の状況は限界を超えています。ここには書けないような事件が多々起こっています。K12学校関係の仕事をしているので、知っているのです。でも、Stayhomeは尊い命を守るため。反対するなんて自分勝手なという論調ですね、今の世間は。退職して家でテレビばっかり見て、恐ろしくて外に出れないから~と私と夫を食料買い出しの使いっ走りにする義両親を見ている、本当にこれでイイのかと思ってしまいます。そんな事を思う私が、まだまだ未熟で自分勝手なのかもしれません。私は子ども達が不憫で仕方ありません。

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    苺畑カカシ2 months ago

    コメントありがとうございます。このロックダウンは共和も民主もないと思いますね。病気はすべての人に影響がありますから。家庭環境が必ずしもいい家だけじゃありません。特にロックダウンで失業してイライラしてる両親が子供に暴力振るうとか考えられます。うちには小さい子がいないのでわかりませんが、夫婦二人でいてもイライラするのに、これで小さい子が居たら、どれだけ大変だろうと思います。子供にとって学校に行ってることが唯一の救いであることもありますものね。

    このままだと病気で死ぬよりロックダウンで死ぬ可能性の方が大きいのではないかと懸念します。これからもよろしく。

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