去年の12月頃から中国の武漢(Wuhan)で新型肺炎がが蔓延しているらしいという噂を聞き始めた。しかし中国事情に詳しい人たちの間では、病院や患者や家族が地元政府から病気のことについて口外しないようにと口止めされていたという。それで実情を中国市民が知るのが遅れてしまったというのだ。今この話が世界的に知られるようになったのは中国政府が発表したからではなく、すでに海外で感染者が出てしまい隠しおおせる事態ではなくなってしまったからである。2002年にサーズ(SARS)が流行った時もそうだったが、中国政府による流行病に関する対策は非常に遅い。当時も香港で患者が出るまで中国政府はだんまりを決め込んでいた。

今年の春節(旧正月)は1月24日。中国人にとって春節は日本のお正月やアメリカのクリスマスと同じで、帰省者や旅行者など中国全体で国民大移動がある時期。いや、中国人は全世界に進出しているので、海外からの帰省者も増え、また休みを利用して日本を含め海外旅行を楽しもうと外へ出ていく人も多く出る時期だ。その時期まで放っておけば病気が世界中に蔓延してしまう危険は十分予知できたはず。だったらどうして患者の数が数人だった12月の時点できちんとした対策を取らなかったのだろうか?

中国の野外市場が不衛生なのは地元に行ったことがある人ならだれでも知っていることだ。出所のわからない野生動物や蝙蝠などのゲテモノが色々売られており、その場で屠殺してその亡骸が放置されたり、水で洗い流しただけで殺菌もしてないまな板の上でまた生肉が切られたりする。そんな場所で病気が発生しない方がおかしいくらいだ。しかしそれでも新型肺炎が自然発生したのであれば、中共政府が必死に隠蔽する必要はないはずだ。実は政府には隠さなければならない理由があったという説がある。

上記は西村幸祐さんのツイッターから引用。実は前回のサーズも上海の生物研究所から漏れたものだという話で、どうも中国では危険な細菌兵器研究がされている危険性がある。このツイッターに「1月15日に中国科学院武漢病毒所が “バイオセーフティレベル4科学技術イノベーション推進方針” の元、武漢のBSL4の施設活用で実験、またはBSL4病原菌を扱う研究プロジェクトを公募しています」というコメントがついていた。「タイミング、場所、内容がたいへん興味ふかいです」とあるが本当に興味深い話だ。

ところで去年の7月、中国人科学者と学生数人がカナダの研究所から危険な細菌を持ち出すという事件が起きている。

カナダ唯一のレベル4研究所である国立細菌研究所(the National Microbiology Lab (NML) )から中国政府と関係があるとされる邱香果博士(Dr. Xiangguo Qiu)及びその夫ケディング・チェン(Keding Cheng) と数人の中国人学生が研究所から危険な細菌を持ち出そうとしたとして警護付きで追放された。レベル4研究所というのは非常に危険な細菌を扱う場所で警備も厳しいということだが、そういうところに中国人研究者や学生を入れていたカナダ政府にも問題がある。

この話をもっと突き詰めて調べていたら、カナダの研究所から盗まれたウイルスこそが武漢で発見されたコロナウイルスなのではないかという話まである。

実は邱香果博士一味はコロナウイルスを持ち出そうとしたどころか、同年3月にすでに持ち出して中国の武漢に郵送していたのである!それが解って7月に研究所から追放されるに至ったわけだが、彼女たち中国人スパイがカナダで逮捕されたという話は聞いていない。

この間東大の教授が中国人は雇わないと公言して解雇されるという事件が起きたが、 大澤昇平教授の判断は全く正しい。中共政府は中国人科学者や学生をあらゆる先進国に送り込み、その知的財産を盗むことに躍起だ。人種差別だの人権だのと呑気なことを言ってる場合ではないのだ。

カナダの中国人スパイに関する記事は非常に興味深いので回を改めてお話したいと思う。


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