この間から中国によるオーストラリア侵略について注目しているが、先日もこんな記事をツイッターで目にした。

孔子学院があるのは豪州だけではないが、これは中国語や文化を教えるとは名目で中国共産主義のプロパガンダを広める組織。閉鎖を決定したことは非常に正しい決断だ。

さて、この件について色々検索している時に、偶然中国人によるオーストラリアの粉ミルク爆買い買い占めというビデオを発見。ビデオの最初の方に中国人同士が粉ミルクの箱を取り合って喧嘩してる姿が写っている。ビデオの日にちは今年(2019年)の二月だったので、最近の出来事なのかと思って検索してみると、なんとこの現象は2015年くらいからすでに問題になっていたようだ。下記は2015年の記事から。

中国人「爆買い」で粉ミルク不足の豪州
[シドニー (2015年11月)11日 ロイター] – オーストラリアでは粉ミルクが品薄状態に陥っている。粉ミルクへのメラミン混入事件を契機に、もはや自国ブランドを信用しない中国人観光客が、転売目的に豪州のスーパーマーケットでいわゆるこの「ホワイトゴールド」を買い占めているためだ。
年間1000億豪ドル(約8兆7080億円)規模となる自由貿易協定(FTA)に豪州と中国が署名したなか、今回の粉ミルク不足は、人口2360万人の豪州食品メーカーにとって、人口14億人の中国からの需要を満たすのは苦戦が予想されることを示唆している。
「豪州では鉱業ブームから食ブームへの転換、などと盛んに言われているが、実際には、膨大な数の人々が必要とする食料を供給することなどできない」と、ナショナル・オーストラリア銀行のアグリビジネス担当エコノミスト、フィン・ジーベル氏は話す。「それはまったく無理な話だ」と言う。
中国人の旺盛な購買欲を背景に、豪州スーパーマーケットチェーン大手のウールワース(WOW.AX)とコールズは、現地メディアが「ホワイトゴールド」と呼ぶ粉ミルクの販売制限を余儀なくされている。一方で、メーカーは需要を満たすために増産している。
香港と英国が2013年に粉ミルクの購入制限を実施して以降、豪州産粉ミルクの売上が急増。自国産食品の安全性懸念に目を付けた中国人が豪州で粉ミルクを大量に購入し、最大500%も値上げして転売しているからだ。

この問題は今でも続いており、乳児を持つオーストラリアの若い母親たちは車で何十キロも走り数件のスーパーを巡って粉ミルク探しに明け暮れているという。そして最近起きたのが中国海軍兵が粉ミルクを爆買いという事件


中国海軍の水兵が豪で粉ミルクを爆買い 寄港を疑問視する声が噴出 (Livedoor News 2019年6月30日)
中国海軍の水兵が、オーストラリアで非常識行為をしていたことが明らかになった。6月上旬、中国海軍の揚陸艦や補給艦、地対空ミサイルと対潜ミサイルシステムを装備したフリゲート艦の計3隻がオーストラリア・シドニー港のオーストラリア海軍基地に停泊。その際、乗船していた中国海軍の水兵数十人が基地内のスーパーマーケットに繰り出し、「1人8個まで」と販売を制限されている豪州産高級粉ミルクを段ボール箱ごと50箱(600個)購入。軍艦の中に運び込んでいる姿を捉えた写真が、地元紙「オーストラリアン」に掲載され、物議を醸している。
 中国では2008年、大手粉ミルクメーカーの製造した粉ミルクを飲んだ赤ちゃんが死亡するなどの事故が続発。その後、中国人旅行客が香港や日本などで粉ミルクを爆買いすることが話題となった。
 豪州産粉ミルクは中国で人気が高く、シドニー警察は今年3月、100万豪ドル(7550万円)相当の豪州産粉ミルクを盗んだとして、中国のマフィア組織構成員8人を逮捕。マフィアグループは4000トンの粉ミルク、ビタミン剤などを同市内の住宅2軒に隠しており、中国に運んで転売する予定だったという。

ところで中国人に粉ミルク爆買いはオーストラリアだけではないようで、2016年にはオランダでは腹を立てたオランダ人が通りがかりの中国人に粉ミルクを投げつけるという事件が起きている。

こんなことは言いたくないが、中国人のやることはどこでもえげつない。


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