カテゴリー → →アメリカ内政
May 21, 2012
左翼テロリスト、白人優越主義者たちの会合を襲撃
昨日の土曜日の午後、シカゴの郊外の高級レストランに、武装した20人近い暴徒が殴り込み、食事をしていたひとつのグループに突然殴り掛かかった。この襲撃によりテーブルについていた客の10人が怪我、そのうちの二人が入院する重傷を負った。
レストランの店員やパーティをしていた別のグループの客達などによると、暴徒らはみな頭からフッドを被り顔を隠しており、その容貌は全く解らなかったという。しかし皆金属バットや金槌などで武装していた。
警察の話だと、このグループはシカゴで今デモを行っている都市占拠の抗議者達とはまた別のグループらしく、襲われたグループへの襲撃は計画的だったという。この攻撃は自称アンタイ・レイシスト・アクション(対人種差別行動)という団体がその犯行を認める声明文を出している。
その声明文によると、このグループが襲ったのは白人国粋主義者たちの第五回記念パーティーだったという。テロリストたちは、白人国粋主義者たちの会合の場所と日にちを事前に手に入れ計画的に狙い襲ったと誇らしげである。
私は白人優越主義も左翼テロリストも嫌いだ。だが、アメリカの憲法では、市民が集まって会合を開く自由が保証されている。国を倒す革命やテロの陰謀を話し合うのでさえなければ、偏見に満ちた白人優越主義者たちがどこであつまり何を話そうと、誰にもそれを阻止する権限はない。
左翼運動家たちは、これまでにも保守派の会合に潜入して大声を上げる等して邪魔をする傾向があったが、今度はついに暴力で会合を阻止するという手段に出たのである。例え被害者の思想がどれほど気に入らないにしても、このような行為は法治国家において断じて許されてはならない。
それにしても、左翼連中はやっかいな連中を挑発してしまったといえる。もともと白人優越主義者たちは、特に白人国粋主義などと名乗るような人たちは、黒人始めた民族にアメリカが冒されているという被害妄想を持っている。そういう人間たちの集まりを暴力で襲ったとなると、彼らの懸念は妄想ではなく現実となってしまったのだ。今後はこのような不意を突かれないよう、彼らは武装して会合に挑むだろう。そして今度は反対に彼らのなかから過激な連中が左翼連中の会合に殴り込みをかけることは充分に考えられる。
だが、左翼連中は口で言うほど本気で戦争をやる気があるんだろうか、、かなり疑問だ。
May 21, 2012, 現時間 8:22 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
May 20, 2012
ボルティモア、増える黒人暴徒集団による白人攻撃を指摘した地元政治家批判の前に揺るぐ気配なし
二ヶ月前の聖パトリックス日に、メリーランド州のボルティモア市繁華街に、多くの黒人少年らが繰り出し数々の暴力事件を起こしたが、なかでも観光客の白人男性に数人の黒人少年らがなぐりかかり、意識を失った男性を身ぐるみ剥ぐという事件では、まわりに居た野次馬達は助けるどころか警察も呼ばずに笑いながら見物し、そのひとりがスマホで撮った動画がユートゥーブにアップされ、全国的な批難を浴びた。
マクドノー氏はボルティモアとハートフォード郡の代表する代議士で、全く謝罪するつもりはないと断固な姿勢を見せている。そして氏は、それよりもマーティン・オーマーリー知事(民主)に対し「頻発する危険な攻撃」に対処すべきだと、氏が20年DJを勤める地元ラジオ局WCBM の番組で呼びかけた。
マクドノー氏は、公共の討論において「使者を責める」べきではないとし、そんな暇があったら、ステファニー・ロウリング・ブレイク、ボルティモア市長は、実際に起きている暴力問題の解決法に取り組むべきであると主張している。
一方市長は、マクドノーの発言を「人種差別を煽るパフォーマンスだ」として取り合っていない。
地元の民主党政治家がマクドノー代議士の言葉使いを批難している間にも、先週の木曜日、19歳の白人青年が二つの別々の黒人集団から続いて暴行を受けるという事件がおきた。
警察の調べでは、ボルティモアの通りを午後4時20分頃、ひとりで歩いていた19歳の白人男性は、突然後ろから見知らぬ男に襲いかかられ、続いて9人の少年達が加わり、男性に殴る蹴るの暴行を加えた。その際、男性の携帯が奪い取られたという。その直後、地元の MTAバスが付近で一時停車した際、バスに乗っていた数人の黒人少年がバスのドアをこじあけてバスを降りると、19人の黒人少年らが一人の白人男性に襲いかかったという。
被害者の男性は、自分がライバル高校の生徒だったことで狙われたのではないかと語っている。
地元教会のウィザースプーン牧師は、ボルティモアの犯罪は確かに問題だが、マクドノーのしていることは、自分の政治活動を活性化するため、地元の保守派を沸き立たせようとしているに過ぎないとし、近日マクドノーの勤めるラジオ局前で抗議運動をし、マクドノーが謝らなければ番組のスポンサーに圧力をかける用意があるとしている。
ウィザースプーン牧師のサザーン・クリスチャン・リーダーシップ・コンフェレンスというのは多分黒人教会で、牧師は間違いなく黒人だ。マクドノーは名前からしてスコットランド系で明らかに白人。牧師のいう「保守派」というのは、「黒人差別の白人ども」と言う意味。
ラジオ局はいまのところマクドノーの番組を降ろす計画はないという。
しかし、マクドノーの発言に同意する人々の間からも、黒人という特定の人種を持ち出しての批判は適切ではなかったのではないかという声も聞かれる。
でもこれが反対に地元を治安を乱しているのが白人暴徒らで、十数人の白人少年らが一人の黒人少年によってたかって暴行を加える事件が頻発していたら、加害者の人種は絶対に持ち出されたはず。そうやって黒人が加害者だと神経質になって口を閉ざす風潮こそが、黒人暴徒らをより傲慢にし、過激にしているのではないだろうか? 人種差別の動機で暴力沙汰を起こしている黒人達の行為を見逃し、それを「人種差別だ」と指摘した方が人種差別をしていることになるという、そんな理屈が何故成り立つのか?
マクドノー氏は単に誰もが知っている事の本質を指摘したにすぎない。
May 20, 2012, 現時間 9:50 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
May 18, 2012
ウィスコンシン知事弾劾選挙間近、労働組合推薦の民主党候補は予選で惨敗
ウィスコンシンでは現知事の弾劾裁判が6月上旬に行われる予定だが、先日それに向けて民主党の知事候補を選ぶ予選選挙において、労働組合が強く押していたキャスリーン・フォーク候補が惨敗し、結局民主党知事候補は前回の選挙でスコット・ウォーカー現知事に負けたトム・ベレット氏が選ばれた。つまり、ウィスコンシン州は二年前の知事選挙をもう一度やり直す事となったのである。
興味深いのは、もともと労働組合がウォーカー知事によって奪われた団体交渉権を取り戻すことが目的で始まったはずの弾劾選挙運動なのに、ベレット候補の選挙スローガンには団体交渉についてはまったく触れられていない。それよりも、ベレット候補はウォーカーの州の雇用率を問題に取り組もうとしている。
知事となった暁には、トム・ベレットはスコット・ウォーカーの全国で最悪の雇用率を出した政策を覆し、マディソンに持ち込まれたウォーカーとその一味による腐敗を撲滅します。そしてついにはウォカーとその共和党一味がアメリカのどこよりも激しく挑んだ共和党による対女性戦争を終わらせます。
何故ベレット氏が去年あれだけ問題になって多くのデモが起きた州公務員の団体交渉権について全く触れないのかといえば、それを第一の主題として立候補したフォーク氏の惨敗から、民主党有権者ですら、公務員の団体交渉権は特に重要な問題だと考えていないと判断したからだろう。
しかし、ウォーカー知事の代になって、ウィスコンシン州の雇用率ががた落ちしたとか、低かった雇用率が全く上がっていないというのであれば、雇用率を選挙運動の主題に持って来るのは正当なやり方といえるが、問題なことにウォーカー知事の代になってから、ウィスコンシンの雇用率はわずかながら上昇していることを、ウォーカー陣営はすぐさま公表した。
州当局の話だと、スコット・ウォーカー知事の一年間、2010年12月から2011年12月までの間、公務、民間、を合わせて2万3千321の職が増えたという。
有権者にとって、どうでもいい公務員の団体交渉権や、わずかながらとはいえ、有権者が望んでいたように雇用率上がっているとなると、いったい民主党は何を理由にウォーカーを弾劾するというのか、その正当な理由を有権者に伝えるのは難しい。二年前に選挙できちんとウォーカー知事を選んだ有権者からしてみれば、なんで特に問題を起こしてもいないウォーカー知事を弾劾しなければならないのか疑問に思い憤りを覚える人も多くでるだろう。単に味方の候補者が勝たなかったからというだけで正当な選挙で勝った相手を弾劾すると言う行為は、かえって民主党のためにならない。
ここでもし、ベレット氏が負けたら、二年後の正式選挙の時にベレット氏が候補になることは先ずありえない。二度も続けて同じ相手に負けた候補など民主党有権者を三たび候補に選ぶとは思えないからだ。となると州民主党はベレット氏に勝るとも劣らぬ候補者を二年後めざして育てなければならず、そういう人物を探すのは容易なことではないはずだ。
また、選挙運動には金がかかる。四年に一度の割合で予算を組んでいた全国民主党委員会からしてみても、地元民主党が不必要な弾劾裁判に選挙資金を無駄使いしていることは忌々しく思われていることだろう。
それが証拠に、全国共和党委員会の方はウォーカーの勝利のために惜しみなく資金援助をすると約束しているのと比べ、全国民主党委員会はあまり乗り気の態度に出ておらず、地元党員たちから不満の声があがっているという。
州民主党が全国民主党委員会に請求した50万ドルの選挙運動資金はまだ支払われていない。州民主党委員会は共和党の10倍もしくは20倍の選挙資金を使って投票促進運動をするつもりだという。だが、全国委員会からの資金が届かない限りそれは不可能である。弾劾選挙を三週間後に控え、この時点で資金切れでは民主党も苦労する。
これで勝てばいいが、もし負けたら、次回の正式な選挙における全国民主党委員会からの資金援助はもっと渋られるだろう。
ま、そうなっても身から出た錆だからしょうがないよな。
May 18, 2012, 現時間 3:56 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
May 15, 2012
共和党大統領候補ロムニー女性支持優位に、数週間に渡るオバマ王の対女性戦争プロパガンダの効果無し
女性票は民主党寄りという従来の見解を破って、ミット・ロムニー共和党大統領候補は、女性の間でもオバマより人気が集まっているという。ここ数週間に渡るオバマ陣営による共和党は女性に戦争を射かけているという、いわゆる「対女性戦争」プロパガンダは全然効き目がないようだ。は!女性はリベラルが考えるほど馬鹿ではないという証拠だ!
この統計が保守派ブログかなにかによって集められたものなら、保守派偏見が入っていると言われるかもしれないが、なんとニューヨークタイムス発表の世論調査によると、46:44で女性票はミット・ロムニーに軍配が上がっているという。
特に興味深いのは、女性票でロムニーが優勢になったのはここ一ヶ月のこと。先月4月の段階ではオバマはロムニーに対して6%も優勢だった。こんな急激な変化は前代未聞。
つまりだ、女性達は、オバマ陣営が必死に話題を「女性問題」に変更にしようとすればするほどしらけて来ているという証拠だろう。
一般家庭の主婦ならガソリンや食品の値段の高騰は直接死活問題だし、通勤の長いキャリアウーマンにとってもガソリンの値上がりは非常な痛手。新卒の女学生たちは避妊薬なんかより、今後の就職の方が心配。
女性を馬鹿にするとこういうことになるのだ、解ったか!
May 15, 2012, 現時間 7:28 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 23, 2012
米共和党が女性支持を失っているという嘘
民主党がでっち上げた共和党による『対女性戦争』"war against women"によって、共和党が女性票を失っているという世論調査が次々に発表されたが、実はそうでもないことがだんだんと明らかになってきた。
避妊を巡って左翼リベラルが大騒ぎをしていた当初でも、一連の騒ぎによって共和党が女性票を失ったというのは嘘だった。
4月の始め、サンドラ・フルークの避妊に関する証言の直後、ワシントンポストやニューヨークマガジンなどが、わずかながらに共和党が増やしていた女性からの支持が、今度のことで帳消しにされたといってとある世論調査を発表した。しかしながら、主流メディアはこの世論調査をかなり歪曲して報道していた。
確かにNBC/Journal pollによると、騒ぎ後民主対共和では女性支持が14点も離れていた。しかし、この騒ぎが起きる以前には15点の差があったのだ。つまり共和党の女性支持はわずかながら増えていたわけだ。
また共和党大統領候補ミット・ロムニーの女性支持率は2月半ばの37%から3月中旬の39%とほぼ横ばい。避妊薬騒ぎは全く影響を受けていない。
そして今度のヒラリー・ローゼンのアン・ロムニーへの攻撃後にされたヒル世論調査では、共和党やミット・ロムニーが働く女性を尊敬していると答えた有権者の方が、民主党が専業主婦を尊敬していると答えた人より、49%対27%で多かった。
オバマ大統領が専業主婦を外に働きに出ている女性に比べて尊敬していると思うかという質問には、37%思うと答え35%が思わないと答え、29%がわからないと答えた。どうやら有権者は、オバマ政権が距離を置いたにも関わらず、ローゼンはオバマの意見を述べたものと考えたようだ。
女性票だけを観てみると、ロムニーとオバマのどちらが女性問題を理解しているかという質問に対して、46%対41%でロムニーのほうが有利と出ている。
ザ・ヒルポール世論調査の結果からは、特に女性と男性とで答えの差は見られなかったが、女性のなかで既婚者と独身者を比べてみると非常な違いがあることが解る。
独身女性は54%対35%と圧倒的にオバマh氏時であるのに対し、既婚女性の間では47%対26%と圧倒的にロムニーが人気がある。
独身女性が民主党を支持する傾向があるのは、生活に関する不安を政府によって支えてもらいたいという意図があるからで、それが結婚すると家族で経済を賄えるようになるため、かえって政府の介入が邪魔になり、比較的個人の生活に干渉しない共和を支持するようになるのではいかと考えられている。
April 23, 2012, 現時間 8:55 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 21, 2012
オバマによるミット・ロムニー攻撃がことごとく裏目に出るのは何故?
共和党の大統領候補は事実上ミット・ロムニーに決定した。まだしつこく諦めてない候補者もいるが、支持率が全然足りないので意味がない。というわけでオバマ王は強敵ロムニーへの攻撃に必死だが、何故かそれがことごとく裏目に出ている。
先ずはオバマ陣営のヒラリー・ローゼンによる『子育ては仕事ではない』発言。ローゼンが五人の男の子を難病と闘いながら育てた専業主婦のロムニー夫人を「生まれてこのかた仕事をしたことがない」と攻撃したことは、保守派ならず中立やリベラルの女性達からも不謹慎だと顰蹙を買ってしまった。まずいと思ったオバマのホワイトハウスはローゼンから距離を置いているが、いまやオバマとローゼンは相談済みでアン・ロムニーを攻撃したことが明るみに出ている。
次にオバマ王がミット・ロムニーが愛犬を入れたクレートを車の上にくくりつけたまま走ったことを取り上げ、いかにロムニーが動物虐待をしたかという印象づけを狙った件だが、オバマ自身が自叙伝でインドネシアで母と継父と暮らしていた時、犬を食べたことがあるという話を書いていたことが発覚。かえってオバマの動物虐待が明るみに出てしまい、いまやロムニーが犬を車の上にくくりつけたなんて話とは比べ物にならないほどオバマが犬を食べたという話がコメディアンのネタになってしまった。
ミット・ロムニーはモルモン教徒で、モルモン教は昔一夫多妻制をしいており、ロムニーの祖父は一夫多妻制共同地域出身だという攻撃。確かにロムニーの祖父はそういう地域出身だが、彼自身は妻を一人しか娶らず、独立してからは出身地から出ている。だいたい祖父が一夫多妻制共同地域出身だったということがスキャンダルだというなら、実父がアフリカで多数の妻を持っていたことが明らかになっているオバマの父親はどうなるのだ? オバマのアフリカ人の実父はイスラム教徒でアフリカで一夫多妻制を実行していたのは自他ともに認める事実である。
オバマ王は自分はミット・ロムニーのように恵まれた環境では育たなかったという意味で、「私は銀のスプーンを加えて育たなかった」と語ったが、それに対してミット・ロムニーは恵まれない環境から大学も出ていないのに実力で成功した自分の父親の功績を謝るつもりはないと返答。しかも、ロムニーは父親の遺産をそのまま受け継がずほとんど全額慈善運動に寄付してしまったことが明るみにでた。それだけではない。オバマの出たコロンビア大学はアメリカでも指折りの金持ち大学。オバマの学費は裕福な祖母が全額だしたのだ。ロムニーは確かに裕福な家に育ったが、それをいうならオバマもそうなのである。他人のことを指差せるほどオバマは苦労人ではないのだ。だが、ロムニー家の裕福さを指摘することで、かえってオバマはいかにロムニーの父親が実力と努力で一代で富を築いたかというアメリカンドリームを紹介するはめになったのである。オバマの攻撃はロムニーに、オバマは何故アメリカで成功した人々を責めたてるのか、と質問する良い機会を与えてしまったのである。
どうもオバマによるロムニー攻撃は次から次へと裏目に出ている。
April 21, 2012, 現時間 9:55 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 9, 2012
左翼リベラル、リック・サントラムの浮上に大脅威を感じる
この間の共和党大統領予選で、これまで最下位だったリック・サントラムが三州全勝したことで、共和党候補はミット・ロムニーに次いでサントラムが使命される可能性がにわかに浮上して来た。。
【ワシントン=竹内洋一】米大統領選の共和党候補選びは七日、中西部ミネソタ、西部コロラド両州の党員集会、中西部ミズーリ州予備選でサントラム元上院議員(53)が全勝を飾り、これまで先頭を走ってきたロムニー前マサチューセッツ州知事(64)の対抗馬に一気に浮上した。候補者争いはロムニー氏の独走ムードが一転、再び混戦様相になった。
サントラム氏は同日夜、ミズーリ州セントチャールズで「穏健派のロムニー氏、そしてオバマ大統領に対する保守派の対抗馬としてここに立っている」と勝利宣言。敗れたロムニー氏はコロラド州デンバーで「サントラム氏の支持も得て、私が党の候補者指名を獲得する」と応じた。
サントラム氏が制した三州のうち、コロラド、ミネソタは、前回二〇〇八年の候補者争いでロムニー氏が大勝した州だ。同氏の主張が当時と変わらないのに苦杯を喫したのは、共和党支持者の保守化を映している。(略)
<リック・サントラム氏> ペンシルベニア大法科大学院修了。弁護士を経て、1990年に東部ペンシルベニア州から32歳で下院議員に初当選。2期務めて上院にくら替え。イラク戦争に賛成したことが中道的な地元有権者に敬遠され、2006年に3選に失敗。「思いやりのある保守」を掲げ、「小さな政府」を主張。同性婚や人工中絶に反対する。熱心なカトリック教徒。
サントラムの浮上に脅威を感じているのが左翼リベラル達。
ええ〜? サントラムだって!サントラムはないだろう、サントラムだけは止めてくれ!!!
と騒いでいるのは、ザ・ニューヨーカーのジョン・キャシディーというイギリス人記者。彼の記事はサントラム及びカトリック教徒への憎悪丸出しである。キャシディーは教養あるリベラルたちの間では、サントラムは忌み嫌われているという。
サントラムはプロライフ(反人工中絶主義)、反ゲイ、反避妊ローマカトリック教徒というだけでなく、もっとも時代遅れで筋金入りのカトリック信仰家である。」
つまり、「(サントラム)の人格、彼の7人の子供、古くさい服装」やバージニアの植民地時代風の屋敷に至まで、都会に住み自分はあか抜けていると感じオルガニックミルクを買うようなニューヨークリベラルには我慢がならないのだとキャシディーは言うのだ。
しかしながら、この古風な信仰心こそアメリカの保守派に愛される要素なのであり、いまでもまだミット・ロムニーを抜いて共和党候補に使命される可能性はある。とキャシディーは恐れる。
私としてはギングリッチでなければサントラムでロムニーでも構わないと思っている。とにかくオバマを倒してさえくれればそれでいい。信仰心が強いということであれば、カトリックとモルモンと宗教に差こそあれ、アメリカの基本的な道徳心から言えば似たり寄ったりだ。二人とも同性同士の結婚や人工中絶には断固反対の姿勢を見せているし、経済的にも自由市場を重んじている。
サントラムとロムニーの戦いなら、この共和党候補戦、注目の価値ありである。
February 9, 2012, 現時間 8:05 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 5, 2012
アメリカの失業率は減っていない、オバマ王就任以来百万人が失業
先日労働省が発表した雇用率統計によると、ここ9ヶ月間でアメリカの失業率は2009年2月の最低8.5より低い8.3%に落ち、農業以外の雇用が24万3千職増え、近年においてもっとも良い状況になったという。
労働省の発表だけ読んでいたら、アメリカはまさに好景気の絶頂にあるような印象を受けるが、実際にそうなのだろうか? どうも回りで起きていることを見ているとそんな好景気にはみえないのだが。
この間も、大学を出てから二年以上就職活動をしていた同僚の許嫁が、やっと就職が決まったという話をきいた。しかし決まった仕事というのがおもちゃ屋の店員。しかも面接に来たほとんどの志願者が大学出だったという。そういう話を回りできいていると、労働省の発表の裏には何かもっと深刻な問題があるように思える。
パワーラインのジョンがオバマ政権の幻想と厳しい現実のギャップを暴露している。失業率が減ったのは、雇用が増えたのではなく、職探しを完全に諦めた人の数が増えたのが原因だという。仕事をしていないくても、積極的に就職活動をしていない人は失業者のなかには入らないという理屈。『これがオバマ時代の「良いニュース」なわけだ』とジョンは皮肉っている。だが、現実は、アメリカの就職率は63.7%と過去30年間で最低の数なのだ。オバマ政権になって、仕事をするより生活保護に頼る市民が増えたのである。これが良いニュースと言えるだろうか?
ジョージ・W・ブッシュ政権の終わり頃から、アメリカは景気の低迷に見舞われ、ちょうど前回の大統領選があった2008年くらいから雇用率が徐々に下がりつつあったのは事実。だが、バラク・オバマが大統領になって以来、雇用率は劇的な急降下を迎え、なんとオバマ就任以来、百万以上の労働者が職を失ったのである。こちらのグラフ参照。
リンク先のグラフによると、ブッシュ大統領時代のアメリカの労働者率はだいたい66%くらいで上がったり下がったりしながら安定していた。2008年後半から始まった不景気で雇用率が下がったとはいえ、それでも下がったのは65.5%まで。ところが、オバマが大統領になった2009年からは、労働者率は急降下。現在過去30年間で最低の63.7%という数となってしまったのである。
また労働省が過去9ヶ月で24万3千も増えたと言っている農業以外の雇用数にしてもだ、ブッシュが就任した2001年当時の数が1.325億職で、ブッシュの任期が終わった2008年終わりの時点では1.335億に増えていた。それがオバマが大統領になってからは1.324億と減ってしまった。なんと1.1百万の減少!
ジョンも指摘しているが、オバマ王は経済を全く理解していない。この間のキーストンパイプラインにしろ、ボーイング社の新工場建設の阻止にしろ、オバマは労働組合や環境保全活動団体に迎合して、みすみす高雇用につながる産業を次々に破壊している。オバマケアのような害あって益のない不健康保険制度を企業におしつけ、重なる経費に耐えきれない民間企業がどんどん従業員をリストラせざるおえない状況を作り上げている。
オバマは国の経済を向上させるのは高所得者や大企業への大幅増税だといって聞かない。そんなことをすれば、アメリカ企業がどんどん海外へ資本を移してしまうとか、金持ちは労働意力を失って生産力が落ちるとか、なんて考えは全く思い浮かばないのである。
経済はゼロサムゲームではない。金持ちから金をむしり取ることによって経済が復興するという考えは信じられないほどナイーブだ。それで金持ちの金が底をついたらどうするのだ? 今度は中層部の税金を上げるのか?
このままオバマ王の経済政策が続けば、アメリカがギリシャのような状態になる日は近い。アメリカを第三諸国のような後進国になり下げたくなければ、アメリカはなんとしてでもこのファシストを大統領の座から引き下ろさねばならない!
February 5, 2012, 現時間 8:29 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 29, 2012
フロリダ予選ではロムニーに勝ってほしい
共和党大統領候補のなかでも一位二位を争うニュート・ギングリッチとミット・ロムニーの戦いはかなり熾烈になってきた。特にロムニーはギングリッチからの激しい攻撃に応戦すべく、これまでの優しいイメージからかなり攻撃的な姿勢を見せ始めた。
フロリダの予選を前にして、先日共和党候補の四人による弁論会が行われたが、弁論では絶対に強いギングリッチを抜いて、ロムニーが好成績を上げたようで、弁論会後の支持率ではロムニーがギングリッチを9ポイント上回って断然トップ。
カカシはロムニーファンというよりも、反ギングリッチと言った方が正しい。ギングリッチは1995年に共和党候補を率いて大革命を行こし、40年続いた民主党の多数派支配を破って見事共和党を野党から与党へと転換させ、自分は下院議会の議長の座についた。
当時上院議員で、クリントンの二期目に共和党大統領候補だったボブ・ドールなどは、ギングリッチは頭もいいし弁舌も達者な人ではあるが、一緒には働きづらい人で、共和党の大統領候補にはなってほしくない、とロムニー支持を明らかにしている。
ドール元上院議員が心配しているのは、ギングリッチが共和党候補になった場合、一般選挙で州や連邦の上院下院に立候補している他の共和党候補者達に多大なる迷惑がかかるということだ。大統領候補が人気者だと同じ党の他の候補も一緒に当選するというのはよくあることなのだが、ギングリッチでは悪印象が強過ぎて、そのあおりを食って他の共和党候補たちもギングリッチと供に落選してしまうのではないかとドールは心配しているわけだ。
ドールによると、ギングリッチは、そのワンマンな正確が仇となって、すでに1997年頃には共和党内部からニュートの退陣を望む声が聞かれるようになっていたという。不人気にも関わらず、ギングリッチは1998年まで粘っていたが、収賄などの疑惑が立て続けに起き、議会から罰金を課せられるなどの問題が重なったため、1999年に議長の座を辞任した。
ドールによると、ギングリッチは新しいアイデアを毎日のように提案し、当時のクリントン大統領をやたらと挑発したという。ギングリッチはメディアから注目されることも好み、頭に浮かんだことをよくよく考えもせずに発言する悪い癖があった、これは今も同じ。ドールは、自分がクリントンに挑戦して大統領選に出た時、ドール及び共和党への攻撃広告にはかならずギングリッチの発言が使われていたという。
ドールがクリントンに負けたのはドールの責任ではあるが、ギングリッチの言動が役に立たなかったことは確か。ギングリッチと一緒に努めていた議員達のほとんどがギングリッチを支持していないということだけを見ても、ギングリッチがいかに共和党内部で不人気かがわかるはず。
ギングリッチが共和党候補に選ばれたら、来る11月オバマが雪崩勝ちすること間違い無し。これはドール元議員に言われなくても当然のことだろう。
しかし問題なのは、何故かサラ・ペイリンとかラッシュ・リンボーといったバリバリ保守の政治評論家たちがギングリッチを支持したり弁護していることだ。確かにロムニーは完全保守ではないが、ギングリッチに比べたら社会的にも経済的にも非常に保守的だ。第一ロムニーはビジネスマン。歴史学者のギングリッチより経済立て直しには適している人だと思う。
ギングリッチによるロムニー攻撃に関しても私には非常に腹の立つことがあるのだが、その話は後日に回そう。
とにかくフロリダでは是非ともロムニーに勝ってもらいたい物だ。
January 29, 2012, 現時間 7:50 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 22, 2012
米大統領共和党予選、どうしてニュートじゃ駄目なのか
共和党の大統領候補がだんだんと煮詰まって来ているが、現在残っているのは、元マサチューセッツ州知事のミット・ロムニー、テキサス州代表下院議員のロン・ポール、元ペンシルベニア州代表上院議員のリック・サントラム、そして元下院議長だったニュート・ギングリッチの四人だ。
サウスカロライナ州の予選ではギングリッチが圧勝したが、私個人としてはギングリッチに共和党候補にはなってほしくない。その理由はギングリッチの好感度率はオバマ王のそれに比べて遥かに劣るからである。
オバマ王の支持率が落ちているとはいうものの、リアルクリアポリティクス(RCPAverage 12/7 - 1/17)の平均だと、好感率と不快感の率はそれぞれ47.8%と47.0で好感率の方が+0.8とわずかながら上回っている。これが共和党候補と比べてみると、
オバマ対ロムニー RCP Average 1/5 - 1/16 -- 46.9:45.0 Obama +1.9
オバマ対サントラム RCP Average 1/5 - 1/18 -- 50.1:40.3 Obama +9.8
オバマ対ポール RCP Average 1/5 - 1/16 -- 46.8:41.7 Obama +5.1
というふうになる。オバマは現役の大統領なので挑戦者より支持率が高いのは当然だが、こういう世論調査では往々にして実際より民主党が優勢と出るものなので、オバマとロムニーでは支持率はどっこいどっこいといったところ。
それがオバマ対にギングリッチとなると、、、
オバマ対ギングリッチ RCP Average 1/5 - 1/16 -- 50.6:39.6 Obama +11.0
オバマが11%も優勢で、なんとトンデモ候補のロン・ポールより劣る! これじゃあ一般選挙でオバマを倒せる見通しはない。
共和党の間ではガチガチの保守派が人気を得るのは当然だ。しかしいくら保守派の間で人気があっても、一般選挙で勝てなければ意味がない。オバマとやり合って勝てる候補となると、ギングリッチは最悪の候補だ。
私個人としてはギングリッチという人物そのものは好きだが、大統領候補としては適していないと思う。ギングリッチは後先のことを考えずに思いたったことをすぐ口にする悪い癖がある。歯に衣を着せない物言いは、聞いていて気持ちいいこともあるが、をれは我々が彼に同意しているからであり、リベラルや無所属の有権者にとっては耳障りなことも多くある。
たとえばサウスカロライナ予選前に行われた討論会において、冒頭の質問でギングリッチの前妻が語ったセックススキャンダルの話が持ち出されたとき、ギングリッチは「破壊的で悪質で否定的なニュースの性質」こそが問題である、CNNともあろうものが、大統領候補討論会の冒頭でそのようなくだらない質問をもってくるとはあきれてものがいえない。と司会者に噛み付いた。(英語だから『呆れてものがいえない』なんて表現をするわけはないが、ま、そういった感じのことを言った。)
会場に集まったサウスカロライナの共和党支持者たちの間ではこれは大ヒットで、立って声援を送るひとたちまでいた。しかしながら、これには問題がある。
我々保守派は常に左翼リベラルメディアのダブルスタンダードや偽善や不公平な保守派バッシングの偏向報道にうんざりさせられている。だから我々はもともとメディアなんぞ信用していない。だからギングリッチが遊び人だということに眉をひそめても、それ以上に鬼の首をとったかのようにそれをつかってギングリッチを攻撃するメディアのほうに反感を持つ。
だが、普段から特に政治やニュースに注意を払っていない無所属や民主党の有権者にとって、主流メディアがそれほど偏向しているという意識はない。我々は常に差別されているから感じるが、差別の対象になっていない人や差別する側の人間が、差別があることに気がつかないのは当然のことだ。ニュートの司会者への噛み付きは、保守派の我々には気分がすかっとするような発言でも、そうでない視聴者には、ギングリッチは都合の悪い話が出て来るとメディアのせいにするせこい奴だ、と取られる可能性が多いにある。
保守派がガチガチ保守派を支持するのは当たり前と書いたが、実はギングリッチはそれほどガチガチ保守でもない。以前に民主党のペロシ元下院議長と一緒に地球温暖化の危機について唱えたこともあったし、国民皆保険を熱烈に奨励したこともある。社会主義の最たるフランクリン・D・ルーズベルト大統領のことを歴史上もっとも偉大な大統領だと言ってみたり、革新派のウッドロー・ウィルソン大統領を尊敬するような発言をしたこともある。極右翼のラジオパーソナリティーのグレン・ベックなどは、ギングリッチを大きな政府を好むプログレッシブ(革新派)だと批判している。
また、個人生活のなかでも結婚を三回もしているということ、過去二回の結婚中に今の奥さんを含め、数々の女性と浮気をしていたこと、前妻に公認の上で愛人を持ちたいとオープンマリッジを提案したらしいという話など、およそ宗教保守が支持出来るような生き方もしていない。
ギングリッチは討論会では高得点を得るので保守派の間では人気が出るかもしれないが、一般選挙になると、政治家の政策や信念よりも好感度が物を言うようになる。ギングリッチの攻撃的な態度は常にさわやかな笑顔を保つ(それがどれだけ偽のものであろうと)オバマと比べた場合、二人の背景を全く知らない人たちからするとオバマのほうが断然好感度が高い。
ギングリッチが共和党候補に選ばれればオバマが圧勝すること間違い無し。あと四年もオバマ王の独裁にアメリカが自由国として生き残る事ができるのか、私は非常に心配である。そんなことにならないためにも断じてニュートには勝ってもらいたくない。
January 22, 2012, 現時間 9:26 AM
| コメント (3)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 3, 2012
米共和党大統領候補予選開始、先ずはアイオワコーカス
共和党代表の大統領候補を決める予選がアイオワ州で始まった。前回にも立候補してジョン・マケインに破れたミット・ロムニーが今回は本名馬。しかし、土壇場でリック・サントラムの人気も出て来ている。また、アイオワでかなり根回しに努めたロン・ポールも有力だ。これについてはYSさんが詳しく書いてくれているので引用する。
...過去の実績では、アイオワでトップになっても結果的に共和党の候補者にならない可能性が高い。一方で、泡沫候補者にとって結果が悪ければ、寄付が集まらなくなり、即脱落と言う事になる。
候補者の多くが保守色が強い中で、州知事経験のある Mitt Romney(ロムニー) のバランスの良さが浮かび上がってきている様に思われる。2008年の予備選から引き続き大統領選をやっているので、知名度、組織力がある上、討論会を見ていても用意周到なのがよく分かる。
唯一の欠点は、Obamacare(オバマケア) の手本と揶揄される皆健康保険をマサチューセッツ州知事時代に実施した事であろう。但し、論理的に Obamacare を廃案にする事とは矛盾していないので、民主党は騒ぐだろうが、問題は無い。
Ron Paul(ポール) は高齢であるし、恒例の色物以外の何物でもないであろう。共和党候補にならなかった場合、リバタリアンの独立候補として出馬という噂もあるが(過去にそのような前科もある)が、非現実的である。縦しんばアイオワ州でトップになったとしても、比較的早い段階で脱落するだろう。
Rick Santorum (サントラム)もトップになる事で活動を続けられるというだけで、早晩、息切れするだろう。
予想としては、Mitt Romney が安定した得票数で上位に入り、保守的な票(それも非常に右寄りの)が割れて、Rick Santorum, Ron Paul, Michele Bachmann(ミッシェル・バックマン) はどんぐりの背比べとなるであろう。Rick Perry (リック・ペリー)や Jon Huntsman(ジョン・ハンツマン) は最初からアイオワ州は捨てている雰囲気である。
ま、YSさんの分析は一般的なものだと思う。一時人気が上がったニュート・ギングリッチは、昔下院議長だった頃から物を考えずに思い立ったことを口走り失言する癖があったのだが、今回の討論会やインタビューなどを見ていても、ヒヤヒヤすることばかり。先ずギングリッチが選ばれる可能性はない。
ロン・ポールもアイオワでは人気があるが、リバタリアン主義が行き過ぎで孤立主義者。外交は国境に軍隊を送るくらいのことしか考えてないから、全国的な人気を得るのは先ず無理。
私的には私はミッシェル・バックマンが好きなのだが、一般アメリカ人にはちょっと保守派過ぎる候補かもしれない。
投票の結果が出るのは今夜遅くになりそうだ。
January 3, 2012, 現時間 6:53 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
December 31, 2011
共和党有力大統領候補ミット・ロムニー、オバマのハワイ休暇を強く批判
毎年恒例ハワイ休暇中のオバマ王は米大統領として記録更新第90ラウンド目のゴルフを終えた。はっきり言ってオバマほど休暇を取る大統領も前代未聞だが、そのタイミングの悪さも前代未聞。来年の予算案がきちんと議会で通らないうちに、オバマはさっさと荷造りしてハワイ旅行へ出かけてしまった。しかもそれにかかる費用といったらなん四百万ドル!しもじもの者がこの不景気に寒い中暖房費もろくろく払えないという時に、任務放ったらかして贅沢三昧のバケーションとは、まったくオバマ王ときたら無神経も甚だしい。
共和党大統領候補のなかでも最有力とされる元マサチューセッツ州知事ミット・ロムニーは、先日の選挙運動演説で、このオバマ王の無神経ぶりをこてんぱんに叩いた。
「(大統領は)今ハワイにいます。大統領がハワイに居るのに、私たちが寒いのに雨と風のなかこうやって出て来たのは、私たちはアメリカのことを考えているからです。大統領はたった今90回めのゴルフを終えたところです。」
「2千5百万のアメリカ人が失業しているか、職探しをあきらめてしまっているか、良い職につけないでいます。そして不動産の価値は下がる一方です。」
「こんなバラク・オバマにもっと続けてもらいたいですか?」
共和党大統領予選の第一回が行われるアイオワ州での選挙演説。当日が氷点下近く冷たい雨と風に見舞われたこともあって、常夏の島ハワイで悠々休暇を取るオバマ王への批判は非常に効果的だ。
December 31, 2011, 現時間 10:23 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 29, 2011
共和党黒人大統領候補のセクハラ疑惑に固執するリベラルメディアの偏向
共和党大統領候補のひとり、ハーマン・ケイン氏のセクハラ疑惑について以前に書こうと思って途中になってしまったエントリーがあった。今日になって、あらたに別の女性がケインと13年間にわたって不倫関係にあったと名乗り出て来たので、やっぱり書いておこう。
ケイン氏は、他の共和党候補らと違って政治家としての経験はまるでなく、大手ピザチェーンの元社長、全国レストラン協会の会長を何年も勤めたビジネスマンである。
歯に衣を着せない率直で斬新な態度が保守派の間で人気を呼び、立候補以来人気急上昇であった。しかし出る釘は打たれる。特にケイン氏は黒人なのでリベラルからは目の敵にされる。
ここで説明しておく必要があるのだが、アメリカの左翼リベラルは表向きは少数民族の人権を尊重するとか、人種差別反対とか男女平等とか、多様文化主義だの寛容だのと騒ぎ立てるが、彼らほど差別意識が強く他文化に対して不寛容な輩もいない。
特に少数民族がリベラル思想を拒絶して保守派だったりすると、KKKさながらの攻撃を容赦なく射かけてくる。ケイン氏への攻撃が他の白人候補者への攻撃よりひどいのは、まさに左翼リベラル主義の人種差別意識が理由である。
さて、数週間前にケイン氏のセクハラ疑惑が浮上してから、アメリカの三大ネットワークはたった一週間で84回もケインのセクハラ疑惑に関するニュースを報道した。これに比べて1998年の当時大統領だったビル・クリントン氏に強姦されたと名乗り出たワニータ・ブロードリックに関する報道はその直後の週でもたったの4回に留まった。
アメリカのリベラルメディアはリベラル政治家によるセックススキャンダルは過小評価するくせに、保守派となると、それが特に黒人の場合は、どうでもいいようなくだらない話が過大評価されて大々的に話題にされる。
1991年にパパブッシュから最高裁の裁判官に任命された黒人判事のクレアランス・トーマス判事は、数年前に一緒に働いていたアニタ・ヒルという女性弁護士にセクハラをしたという疑惑で大騒ぎになったことがある。しかし、実際に被害者として名乗り出たヒルの言い分が100%事実だったとしても、トーマス判事の罪状はといえば、ヒルの面前で多少卑猥な冗談を述べたといった程度のくだらないものだった。
後にリベラルが一笑に伏したクリントン元大統領が実際にホワイトハウスでインターンにさせたオーラルセックスや、ポーラ・ジョーンズに対するクハラ疑惑やワニータ・ブロドリックに対する強姦疑惑などとは比べ物にならないくらいどうでもいい出来事だった。
にも関わらず、トーマス判事のセクハラ疑惑は何週間にも渡ってメディアで取り沙汰され、トーマス判事はもう少しで最高裁判所の判事の座を逃すところだった。
その時トーマス判事はリベラルが黒人に対して使う武器は昔ながらの性的不祥事のぬれぎぬをかけることで、ワシントンでは、自分が実際に何をやってきたかではなく、人々が自分が何をやったと思っているかが問題にされると語った。
ケイン氏は当初、このセクハラ疑惑が表沙汰になったのは、ライバル候補のリック・ペリー陣営に乗り換えた元ケイン選挙運動事務所従業員の仕業だと言っていたが、私はそうではないと思う。私はこれは現大統領のオバマ王の陰謀に間違いないと確信している。
オバマ王はこれまでにも、ライバル候補のスキャンダルを暴露してライバル達の立候補を辞退させたことがいくらでもあるのだ。オバマ王の選挙運動の汚さは悪名高い。オバマ王にとって、黒人のケイン氏が共和党候補になられては非常に都合が悪い。相手が黒人ではオバマへの批判は人種差別だという言い訳は通用しなくなる。
また、オバマに不満を持ち始めている黒人有権者の間からも、黒人だからという理由で自動的にオバマが選ばれるという保証はなくなる。
だから、共和党の予備選が始まる以前の今のうちに、強力候補者を破壊しておこうという魂胆である。
セクハラを訴える女性達を悪者扱いしたくはないが、深刻な訴えなのでその内容は充分に吟味されなければならない。
女性1:匿名、1990年代にケイン氏に対してセクハラ苦情を訴えた。訴えはレストラン協会が訴訟保険から慰謝料$45,000ドルを払って示談となった。
女性2:カレン・クラウシャー,55歳。元ジャーナリスト。10年前にケインに対してセクハラの苦情を訴え$35000ドルで示談になった。
本人は名乗り出る気はなかったが、ワシントンポストにすっぱ抜かれたので仕方なく名乗り出たという。現在オバマ政権で働くスタッフ。 2010年からコミュニケーションディレクターとして財務省で働いている。
カカシ注:示談になったからといってケインが有罪だったということにはならない。裁判になれば勝てるかもしれないケースでも、裁判にかかる金と時間を考慮にいれると、こっちが悪くないと思っていても示談にして、さっさと片付けてしまったほうが得な場合はいくらでもある。私もそうやって自分が悪くない交通事故の訴訟でうちの保険会社が相手に慰謝料を支払ったことがある。
女性4:シャロン・バイレック、50歳。1997年にケインに職探しの相談をしにいった時に、車のなかでオーラルセックスを強要されたというもの。ただし彼女はその時に警察に届けたりレストラン協会に訴えるなどといった公式な行動は何もとっていない。
バイレックは名乗り出たのは売名行為でも経済的な理由でもないとしているが、彼女の弁護士はセレブの弁護で有名なグローリア・アウレッド。彼女のような高い弁護士が金にならない訴訟に手を貸すはずがないので、背後で多額の金が動いていることは憶測できる。
バイアックは過去に二回破産宣告をしており、多々の民間企業から訴えられ、一万ドル以上の滞納税金の他に、アパートの家賃踏み倒しやクレジットカードの借金など、合計すると4万ドル以上の借金がある。
名乗り出たのは売名行為でも金目当てでもない?は!どうだかね。
女性5:ジンジャー・ホワイト。1990年代の終わりにケンタッキーのルイジアナで知り合って以来、ケイン候補と13年間に渡って愛人関係にあったという。携帯の記録ではホワイトとケインの私用電話の間で61回のの会話やテキストが記録されており、早い時で午前4時半、遅い時で夜7時52分という記録が残っている。数ヶ月前、ケイン氏が本格的に選挙運動を始めた頃に別れた。名乗り出た理由はセクハラを訴え出た女性達へのケイン氏の扱いが理不尽だったからということ。
しかし、この女性の背景にはちょっと問題がある。ホワイトは失業中の子持ち独身女性。2001年にも上司に対してセクハラを訴えたことがあり、それは示談となっている。また23年前に破産宣告をした記録も残っており、アトランタ地域で過去6年にわたって7回の立ち退き命令を受け取っている。
また、ホワイトの元ビジネスパートナーはホワイトからの度重なる電子メールやテキストによる、訴訟を起こすという脅迫メッセージを受け取り、「ストーキングからの一時的な保護命令」を求めたことがあるという。
というわけで、セクハラ疑惑とはいっても、どうも怪しげな女性達の怪しげな訴えばかりであり、実際にどんなことがあったのかはっきりしない。それでも火のないところに煙は立たないというから、こうも色々な女性から苦情が出ているとなると事実なのかもしれないと思う有権者は出て来るだろう。オバマ王の狙いはもちろんそこにある。
リベラル候補者なら女性関係のスキャンダルなど問題にならない。だいたい左翼リベラルは自分らにも全く道徳観念なんてものはないのだから。クリントン大統領のあからさまな女性関係は全く問題にならなかったし、オバマ王の麻薬経験も喫煙趣味も全く問題にならなかった。だから彼らがライバル候補のこうした過去を暴露するのは偽善に満ちている。
とはいえ、保守派は道徳観念が強い。もともとケインを支持しようかどうか迷っていた人々の間では、これらのスキャンダルが悪影響を及ぼす可能性は多いにある。
November 29, 2011, 現時間 10:54 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
October 24, 2011
ウォール街占拠運動は中小企業の味方ではない!
ウォール街のみならず全国の各都市で「オキュパイ〜、(〜市占拠の意味)」といって泊まり込み運動をやってる奴らは一見失業者や貧乏人救済といった底辺の人々を助けることが目的であるように見えるが、彼らの求める社会が実現されれば、政府の力は拡大され大企業との癒着を深めるファシズム社会が到来する。そんな社会は貧乏人の救済とは全く関係がない。いやむしろ、そのような社会で一番苦しむのはまさに底辺の人々なのだ。我が国の経済を根底から支えているのは中小企業であり、中小企業にとって自由競争のない社会主義国家は大敵である。中小企業が低迷すれば、国家経済も低迷し、結局貧乏人にはより住みにくい社会となるからだ。
ワシントン州のシアトルでビッグマリオピザ店のデイビッド・メインハート店長がシアトルのオキュパイヤー達に無料でピザを配っているのをみて、実業家学教授のスコット・シェーン教授は、オキュパイヤーの連中はメインハート店長のような中小企業主の味方ではないと忠告している。
先ず第一に、中小企業主は誰がこの運動を援助しているのかを考えるべきだ。大きな労働組合はウォール街占拠とはしっかり手を組んおり、小企業と労働組合は相容れない関係にある。このことは全国独立商業連盟(The National Federation of Independent Business)が中小企業を労働組合の横暴から守るために日夜闘っていることからも明白である。
占拠運動の目的は中小企業主たちの目的とは全く違う。フォックスニュースのアナリストが200人の抗議者を対象に行ったアンケート調査によると、大半が増税による富の配分を好み、民間企業へのより厳しい規制を求めている。対して小企業主のほとんどが低い税金とより少ない規制を求めている。
さらに、ほとんどの小企業主が資本主義を信じているのに対し、オキュパイヤーたちは資本主義を忌み嫌い社会主義を求めている。
オキュパイヤーたちは労働組合による団体交渉権の拡大を求めているし、健康保険などもオバマケアは充分ではないとし、国民皆保険を求めフォーブスの行ったアンケートでは50人中49人までもが医療費はすべて無料であるべきだと主張している。これに対して小企業主たちの2/3がオバマケアは行き過ぎであり覆えされるべきと考えており、保持すべきと答えたのは1/3のみだ。
オキュパイヤーたちの要求が通って、ウォール街への規制がより厳しくなれば、一番困るのは銀行からの融資に頼っている中小企業である。それでなくてもこの不景気で銀行は中小企業へのローンを渋っているというのに、これ以上規制が厳しくなれば中小企業は商売あがったりである。
中小企業は大きな政府と大企業や労働組合とべったりのオキュパイヤーなどに同情するより、減税と規制縮小をとなえる茶会党を支持すべきなのでは、とシェーン教授は言う。
ですからねメインハートさん、茶会党メンバーにピザを配ってはいかがですか?ただで配る必要はありません。茶会党は資本主義を信じてますから、彼らの行動が信念に基づいているならピザ代は払ってくれるはずですよ。
October 24, 2011, 現時間 1:14 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
October 10, 2011
トイレ無し不衛生きわまりないウォール街占領デモ、セックスや麻薬目当てのホームレスも集まる
イギリスのデイリーメイルによると、「ウォール街占領」に集まった反資本主義デモは、政治運動というより「戦争より愛し合え」というスローガンで反戦運動をした1960年代の学生運動に憧れた方向性のない若者の乱交パーティへと変貌しているらしい。
このウォール街占領運動は共産主義や社会主義の市民団体が社会に不満を持つ若者を煽ってアメリカ全国各地25カ所に渡ってデモ活動を繰り広げている。
しかしニューヨークでは、政治活動とは無関係なフリーセックスや麻薬を求める若者らが、人目も憚らず性行為をしていたり、ただ飯目当てのホームレスなども集まり、充分な数の公衆便所のない公園は多くの群衆で不衛生きわまりな状態になっており、パトカーに脱糞するなどといったけしからん奴まで出ている。
添付先のサイトで様々な写真が掲載されているので参照のこと。
この極左翼デモとリベラル連中が悪者扱いしナチス呼ばわりするティーパーティー(茶会党)の集会は色々な面で雲泥の差がある。
茶会党集会の参加者は、職を持ちアメリカ経済に貢献している生産的な市民がほとんどなので週日に何日も続くということはない。また、保守的で礼節な人々だから集会の後にはゴミひとつ残して行かないし、トイレ以外の場所で用を足すなどもってのほかである。信心深い人が多いので公然の場所でセックスなど考えられない。ティーパーティヤー達は麻薬どころかお酒も飲まない。どちらかというと家族ずれのピクニックといった感じだ。
それにひきかえ「ウォール街占領」に集まった奴らは1960年代のヒッピーよろしく、プラカードや政治ビラのゴミはあちこちに散らかすは、公然とセックスをしては使い古したコンドームをその辺に捨て放題。トイレだろうとどこだろうと用を足し、彼らの集まっている公園の中は不衛生きわまりない状態になっている。これじゃあ政治活動どころか単なる乱交パーティ.
こんなやり方で左翼連中は反資本主義のメセージを一般のアメリカ市民に訴えることが出来るのだろうか?
October 10, 2011, 現時間 7:04 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
August 14, 2011
ウィスコンシンの黒人暴徒たちはヘイトクライムに当てはまらないって?
ま、黒人が加害者で白人が被害者という件は取り上げないと公言する黒人優遇主義のエリック・ホールダーが連邦政府司法局の局長なんぞをやっているきょうび、黒人暴徒による白人を対象にした暴力が正当に裁かれるなどということは期待していなかったが、案の定ウィスコンシンの黒人暴徒らの犯罪は、ヘイトクライムという人種を理由にした犯罪として裁かれないことになった。
警察は逮捕の詳細についての声明を発表したが、「どの事件もヘイトクライムとして裁かれるような要素は含まれていない。」とした。目撃者は祭り初日の攻撃はアフリカ系の若者が白人の参観者を殴っているという人種的な動機によるものに見えた証言しているが、警察は今の時点においてそのような犯罪だという十分な証拠はつかめていないとしている。
加害者が全員黒人で被害者がすべて白人だというだけでは充分な証拠にはならないらしい。そもそもヘイトクライムとは何か? 司法局による定義をカカシ風に略して訳させてもらうと、
「爆発物や放火や武器を使った私物及び公共物の悪意による破損、暴力行為、及び口述脅迫によって犠牲者に恐怖をもたらせ孤立させ無力と思わせる行為。犯罪を犯した者たちが正しく裁かれないことによって、健康な人種関係を持つ地域において、犠牲者が地方政府や他の共同体が援助してくれないという不満や怒りを抱くような行為。」
といったところだ。この定義を読む限り、今回の事件ほどヘイトクライムに当てはまるものもないとおもうのだが。特に警察の態度はまさに「健康な人種関係を持つ地域において、犠牲者が地方政府や他の共同体が保護してくれないという不満や怒りを抱くような行為。」というところなど、まったくそのものではないか?
これが加害者が白人で被害者が黒人だったなら、例え偶然そういうふうになっただけでも警察や市民団体がすぐさま「人種差別によるヘイトクライムだ」と騒ぎ立てることは必定。 以前にゲイの男性がバーで知り合った二人の男から殴る蹴るの暴行を受け現金を奪い取られ重傷のまま放置され死亡した事件で、被害者がゲイだったというだけで、これが単なる強盗ではなくヘイトクライムだと騒がれた。この男性を襲った二人の男たちはその前にも強盗をはたらいており、被害者はストレートの男性だったことがわかっている。つまり、この男たちは手軽なカモを狙った似すぎず、被害者の性的嗜好は単なる偶然だった感が強い。にもかかわらず、このようなあやふやな事件ですらヘイトクライムと呼ばれるというのに、明らかに白人を狙った黒人暴徒による暴行がヘイトクライムとして扱われないというのはどうかんがえても理不尽である。
これはいかに司法局が少数民族である黒人を優遇しているかの表れだ。黒人差別が悪ならば、白人差別も悪のはずだ。
こういった暴力を働く黒人たちは道を見誤っている。確かに今は大統領が黒人でその政権の大半が黒人か黒人びいきの官僚ばかりだからいいかもしれない。だが、今権力があるからといっていい気になっていると、後でひどい目にあう可能性がある。
我々文明人は人種差別は悪だと悟っている。だからいくら少数民族でも差別はいけないと考えている。だがそれは、少数民族も多数民族と同じ法律の下で同じように法を守って暮らしていくという前提があってこそだ。少数民族も多数民族も同じように裁かれ同じように守られるべきなのである。だからある種の少数民族が特別扱いを受け普通の法律があてはまらずに優遇されるというのであれば、では我々はなぜそのような民族に対して礼節を保つ必要があるのだということになる。なぜ我々が彼らに遠慮していつも恐々と生活しなければならないのだという疑問が生まれる。
何度もいうようだが、そうなって一番迷惑を蒙るのは取り立てて優遇など求めていない善良で普通の生活をしている少数民族の人々である。自分は何も悪いことをしていないのに、一部の人種をかさにきて横暴な行動を取る一部の少数民族と一緒くたにされて、多数派の怒りを買ってしまうからだ。
だから私は人種差別は嫌いなのだ。
August 14, 2011, 現時間 11:27 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
July 20, 2011
ネットショッピングにも課税、反ビジネス主義のカリフォルニアから続々と逃げ出す企業
カリフォルニアをなんとか壊滅状態に陥れたいカリフォルニア州議会は、今度はインターネット販売にカリフォルニアの消費税をかける決議を通した。それでなくても反ビジネス政策がひどすぎるカリフォルニアから亡命する企業が多いというのに、カリフォルニアに広告代理店のあるネットサービス業者の商品はすべてカリフォルニアの消費税の対象になるという今回の取り決めは、これまで以上にカリフォルニアから企業を追い出すか出て行けない企業はつぶれるかする結果となる。
それでなくともカリフォルニアから撤退する会社の数は二年前に比べて5倍にもなると、アーバイン市で企業移転専門の仕事をしているジョセフ・ブラニッチ氏は語る。
「カリフォルニア州は安定していないという気持ちがあるんですよ。」「サクラメント(加州首都)は、知事にしろ議会にしろしっかりしていないで、闇雲に走り回っているとね。」
カリフォルニア州は、チーフエグゼクティブマガジンで過去7年に渡って国中で一番商売がしにくい州と投票されるほど。
同マガジンは、「かつてのカリフォルニアはビジネスに友好的だったが、最近は自らの経済に戦争を挑んでいる」と書いている。
96億ドルの負債を抱えるカリフォルニアは、なんとか税収を高めようと必死なのだが、増税すれば税収が上がると言う考えが甘い。特にオンラインの場合、なにもカリフォルニアの広告店など使わなくても全国でもっとビジネスフレンドリーな州がいくらでもあるのだ。商売がやりにくくなれば企業は出て行く、それだけの話ではないか。
案の定、すでにアマゾンなどの大手ネットショッピング企業はカリフォルニアの広告店との関係を断ち切るなど素早い対策に出ており、カリフォルニアの広告店は大打撃を受けている。
カリフォルニアには25千ものオンライン広告会社があり、去年の収益は19億ドル。今年からはこれがゼロ近くになる。州への打撃はそれだけではない。これらの会社がつぶれたり移転したりした場合にリストラになる加州労働者の数も考えてほしい。彼らの収める税金はゼロとなり、州は失業保険を払うというかえって出費につながるのだ。こういうのを英語では「ペニーに賢くポンドに愚か」というのである。(小さいところで節約しようとして、かえって大損をすること。)
最近カリフォルニア北部中心の超左翼リベラル方針に嫌気がさした比較的保守派の中南部カリフォルニアの郡のいくつかが、カリフォルニアから分裂したいと言い出した。カリフォルニアはサンフランシスコやサクラメントの社会主義者に乗っ取られており、このままではギリシャのような状態になるのは目に見えているからだ。
July 20, 2011, 現時間 2:09 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
July 9, 2011
カロリー表示を強制しても変わらないアメリカ人の食習慣を必死に規制したがる政府
この話はカカシが別名で書いてるダイエットブログで紹介したのだが、ダイエット以上に政治的な意味合いがあるので、こちらでも掲載しておこう。
先ずはロイターの記事から、F as Fat(「ふ」は太いの「ふ」)という団体が最近発表した調査によると、最近アメリカの16の州で肥満人の割合が増えたという。ミシシッピの34%が最高でコロラドの20%が最低だが、今年の最低であるコロラドの数値も1995年なら最高といわれる数値だったというから、ほんの16年の間にアメリカでは14%も肥満の人の割合が増えたというわけ。ここでいう肥満とはBMI数値が30以上という意味。
確かにアメリカには太った人が多い。それで痩身や健康管理に神経質になっているアメリカ人の需要に対応してダイエットや健康管理や美容に関する市場が拡大しているが、これは自由市場では健康な成り行きなので多いに歓迎すべき事だと思う。
ただ、こうした記事を読んでいて非常に気になるのは、子供の肥満に必要以上の焦点があてられていることにある。左翼リベラルが「子供のため」と言い出したら要注意。これはかならず人々の自由な生活を政府が干渉することへと話が進むからだ。
ザ・トラストフォーアメリカズヘルス(the Trust for America's Health)というグループのジェフ・レビ局長は過去20年間に渡ってアメリカ人はより栄養素の少ない食品を多く食べるようになったが、その反対に運動量は極端に減ったと語る。
「肥満の傾向を逆行させようというのであれば、意志だけでは出来ません。アメリカ人が選択しやすくなるように変えなければだめです。」
記事はアメリカ合衆国では2/3の大人が1/3の子供が肥満かやや肥満であり、肥満の蔓延は医療費の高騰につながり労働者の能率性を脅かせ軍隊のリクルートにも悪影響を及ぼすと続ける。
肥満が社会問題だということになれば、必ず出てくるのが政府の介入をもとめる左翼リベラル消費者団体の連中だ。人々が自主的に健康な生活を始めようとするのを待っているわけにはいかない、政府が介入することによって子供をジャンクフードから守らなければという理屈である。
アメリカには、何かと市民の食生活にいちゃもんをつけるセンターフォーサイエンスインザパブリックインタレスト(the Center for Science in the Public Interest)というおせっかい団体がある。痩せぎすで不健康に青白い彼らは、これまでにもメキシコ料理や中華料理はカロリーが高過ぎると大騒ぎして人々の食生活に干渉してきた。去年このグループはマクドナルドを相手取ってハッピーミールにおもちゃの付録を付けるのはけしからんと訴訟を起こした。また、アメリカの小児科医の団体は子供相手のジャンクフードの宣伝を廃止せよと呼びかけている。
民間企業がどのように自分らの製品を宣伝しようと企業の勝手だ。だが、これらの左翼リベラル消費者団体が要求するような法律が通ったとして、こうした法律は民間企業にやたらな経費を使わせる割には、(よって製品の値段を高め消費者を苦しめる割には)人々の食習慣には何の影響も及ばさないという調査結果も出ている。
数年前からアメリカ各地でファーストフードなどのレストランでメニューのカロリー表示をすることが義務づけられるようになった。これはカロリー表示によって自分がいかに食べ過ぎているかを学んだアメリカ人が食生活を改めるようになるのでは、という理屈から始められたのだが、最近デュークナショナル大学が発表したワシントン州のキング郡で行った調査によると、こうしたカロリー表示はアメリカ人の食習慣を変えることには全く役に立っていないという結果がでた。
レストランなどのカロリー表示は、肥満問題の解決策として、栄養専門家やレストラン経営者らの協力で始められたわけだが、ほとんどの人はカロリー表示を読んで低カロリーのものを選ぶといったようなことはなく、かえってカロリーなど気にしなくてもいいような人、つまりもともと痩せている人のほうがカロリー表示に興味を示すという。(日頃からカロリーに気をつけてる人なら最初から太らないってことだ。)特に低所得者やティーンエージャーや子供の間では、カロリー表示は全く影響がないという。
最近ニューヨーク市などでは、レストランでトランスファットの使用を禁止したり、サンフランシスコなどではマクドナルドでハッピーミールの販売を止めさせようといった動きや、公共施設や公立の小中学校の自動販売機では糖分の多いジャンクフードやソーダ類の販売が禁止されるところも出て来た。ミッシェル・オバマ大統領夫人が先導して、市販のシリアルやレストランのメニューに至るまで、糖分や脂肪分の成分を規制しようとする動きまである。
いくら子供を肥満の害から守るためだという名目でも、食生活という市民の基礎の基礎になる私生活にまで政府が干渉してくるようになったら、アメリカはもう自由な国などとは言えなくなる。
私は食品のカロリー表示は多いに歓迎する。カロリー計算でダイエットをしている人にとって、レストランのメニューにカロリー表示があるのは非常に助かる。しかし、個々のレストランのレシピにまで国が口出しすることの恐ろしさを考えたら、メタボ市民が多いことの弊害などとは比べ物にならない。
この問題が肥満対策だと思ったらとんでもない。これは子供の肥満や大人のメタボ症候群なんてものとは関係がない。これは左翼リベラル政府が国民をさらにコントロールしようという新しいやり方に過ぎないのだ。
ミッシェル・オバマ大統領夫人は、他人のダイエッとにいちいち口出しする割には自分は恥かしげもなく、ソウルフードのレストランでフライドポテトを頬張ったりバーベーキューリブにかぶりついたりする姿をテレビで放映されている。自分は下々(しもじも)の者たちの規則など守る必要はない、と相変わらずマリーアントワネット気取りである。
いや、庶民はケーキさえ食べるべきではないというミッシェル夫人は「パンがなければケーキを食べればいいのに」と言ったマリーアントワネットより質(たち)が悪いかもしれない。
July 9, 2011, 現時間 9:15 AM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
July 8, 2011
星条旗掲揚は近所迷惑? 国旗掲揚権利を裁判で勝ち取った退役軍人
数日前の話だが、7月4日はアメリカは独立記念日だった。独立記念日として非常に適切なニュースを見つけたので紹介しておこう。最近自分の庭に国旗掲揚のための竿を建てようとして近所の家主協会からクレームがついて裁判にまでなっていた件が、協会側が折れるという形で、原告側の勝利となった。
日本でもそうかもしれないが、アメリカでは住宅地において隣近所で家主協会(HOA)を編成しているところが結構ある。これらの協会にはそれぞれ近所の人々がお互いに迷惑をかけずに仲良くつき合えるためという意図でつくった規則が色々あるのだが、協会の委員たちが左翼リベラルだったりすると、やたらと保守的な伝統や習慣が協会の規則に違反するといって阻止されがちである。
オハイオ州住人の退役陸軍人フレッド・クイグリーさんが、自分の家の外に国旗掲揚用の竿を建てようとしたところ、彼の所属するHOAから竿の建設は家主協会の規則に触れるとしてあやうく阻止されそうになった。この問題は裁判沙汰にまでなって賛否両論まわりからも色々物議をかもし出したが、最近、協会のほうが折れて、晴れてクイグリーさんは国旗掲揚を続行することができるようになった。
地元の退役軍人団体アメリカンリージョンはずっとクイグリーさんの権利を支持してきたが、今回の示談に非常に喜び、四日の独立記念日にはお祝いの国旗掲揚儀式に集まるつもりだと語った。
リージョン司令官のサリバンさんによると、全国各地からクイグリーさんを支持する人が集まる予定だと語った。「カリフォルニアの女性から電話がありました。愛国的な歌を歌う歌手で、彼女も来て歌ってくれることになっています。」
クイグリーさんを支持する声はカリフォルニアよりもっと遠いロンドンやインドからまで集まったという。テレビニュースでインタビューされたクイグリーさんは、
「マセドニアから電話をもらいました。」「オハイオのマセドニアじゃないですよ。ホントにマセドニアからです。」
しかし、隠居の身であるクイグリーさんは40から50時間にわたる弁護士の費用をつかってしまったので、経済的には非常な痛手となった。それで、彼の娘はフェイスブックを通じて募金運動を始めたと言う。
どうしてアメリカ人がアメリカの国旗を自分の庭に掲げるために、裁判まで起こしてその権利を守らなければならないのか。リベラル連中はどうしてそこまでして愛国心を攻撃しなければならないのだろう。
左翼リベラルはちょっとでも権力を持つと自分らの思想を他人に押し付けるためにその権力を乱用する。左翼リベラルは心底腐敗した思想だ。よって我々保守は常に守りの体制をくずせない。
July 8, 2011, 現時間 9:12 AM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
June 21, 2011
同性愛結婚支持活動家、保守派政治家を金ラメ攻撃
最近左翼リベラル活動家の間で、保守派の政治家にグリッターと呼ばれる金ラメを振りかけるのが流行っているらしい。これまでにも何人かの保守派政治家がこの銀ラメ攻撃をうけているが、先日、保守派の大統領候補として優勢と見られているミッシェル・バクマン議員が演説の最後に突然走りよって来た女性に金ラメを振りかけられるという事件が起きた。
ゲットイコールと名乗るカリフォルニア基盤の同性愛人権市民グループが犯行を名乗り出ている。同グループはこれまでにもニュート・ギングリッチ元共和党議長にラメ攻撃を行っているが、ゲットイコールのホームページによると今回の犯人はレイチェル・E. B. ラングというミネソタの弁護士だそうで、自分は同性愛者ではないが、母親と75歳になる伯父が同性愛者なんだそうだ。
犯行直後の彼女はその場にいた記者からインタビューを受けているが、その話かたからは、どうみても弁護士とは思えないのだが、彼女のいい分はこうだ。
私のミッシェル・バックマンの憎悪に満ちた反ゲイ発言に対する反応は軽い形でしたが、この問題は非常に深刻です。
バックマンのYou Can Run But You Cannot Hide(逃げても隠れられない)のようなグループへの支持が、いかに彼女が過激派であるかを示しています。彼女はミネソタの価値観を代表するような人物とはとうてい言えません。ましてやアメリカの価値観など代表できません。
気に入らない政治家に物を投げつけることが、一体自分らの意見を主張することにどういう効果があるのか、左翼過激派のやる事は幼稚すぎてついていけない。
ラングは、金ラメを書けるくらい無害なギャグだと言い張るが、私はそうは思わない。
一時期左翼連中の間ではパイを保守派の顔に投げつけるのが流行っていたが、こういう攻撃は害のない単なるいたずらとしては片付けられない危険性を持っている。
例えばパイだが、攻撃者が気に入らない政治家にココナッツパイを投げつけたとしよう、ココナッツパイは柔らかいから怪我などしないと思っていても、もし被害者がココナッツにアレルギーがあったとしたら? そしてそのクリームが目に入ったりして失明の危機に陥るなんてことは充分にあり得る。それにパイ皿は固いから、パイの投げ方やぶつけ方次第では顔に怪我をする可能性はあるし、加害者がパイの中に危険物を含まないという保証はどこにもない。
そして最近の金ラメ攻撃。これは色々な物にアレルギーのある私としてはグリッターに使われる塗料や粉などが肌に異常を来す可能性や、目や呼吸器に入って怪我をする可能性を考えるとかなり危険だと思う。
それにこういう行為はエスカレートするのが普通なので、最初はパイだの金ラメだのを投げていても、それがだんだんと硫酸だの石だのになっていく可能性はある。あれだけ保守派の言動が暴力を誘発すると騒ぎ立てていた左翼連中は、自分らは保守派にものをなげつけることを呼びかけていることの矛盾に彼らは気がつかないのだろうか。
ともかくだ、どうして左翼リベラルは意見の違う人への反論を言葉でせずに暴力でしようとするのか、そしてどうして左翼リベラルのこのような犯罪行為は常に単なるギャグだとして大目に見られるのか。保守派がリベラルの政治家に同じようなことをやった日には、ガードマンから袋だたきにされて今頃はブタ箱入りである。
いつもながらのダブルスタンダード。
June 21, 2011, 現時間 10:04 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
June 20, 2011
米空港各地でTSA運輸保安庁職員による窃盗頻発、驚かないけどね
このあいだ南米から帰ってくる時、空港の免税店で香水を買うとして、ちょっとしたジレンマを体験した。ご存知の通り、今、飛行機内に持ち込める液体の量は制限されている。そのため国際線から国内線に乗り換えをする人は関税と移民手続きを受けた後に再びセキュリティーチェックを通るので、買い物したお酒や香水などの容量によっては手持ち荷物として機内に持ち込めない可能性が出てくる。
免税店の店員から片言英語で100mlまでは持ち込めると言われたのだが、以前に同じくらいの大きさの香水を没収されてる人を見た事があった私は、そのまま持ち込んで没収されても嫌だし、かといって預ける荷物の中にいれておいてTSA(運輸保安庁)の空港警備員に盗まれても嫌だし、買おうかな、どうしようかな、とかなり迷った。
私の心配は全く正解で、この間私が通って来たヒューストン空港において、現金入り財布をこそ泥したTSA職員が、警察のおとり捜査で捕まったというニュースを読んだ。
TSA職員カーラ・レネー・モーガンは、日頃から乗客の荷物から貴重品を盗んでいると疑われていた。そこでヒューストン警察は私服警官に1000ドルの現金入り財布を落とし物としてモーガンに届けさせた。モーガンはそれを落とし物として保管せず、自分のバックパックに入れて空港を出ようとしたところを逮捕された。
ミッシェル・モルキンによると、こんなのは氷山の一角だという。
2009年、ニューアーク・リバティー国際空港では、ピセアス・ブラウンなるけしからん男が乗客の荷物から電気機器などをeBayで売りさばいて大もうけしていたという。ブラウンはほんの数年の間になんと40万ドル相当の物品を盗んでいた。
ブラウンは2001年のTSA発足以来、TSAが記録している泥棒500人のひとりでしかない。実際に解ってる泥棒以外に、どれだけの泥棒が職員のなかにいるのか考えただけでも恐ろしい。
職員による窃盗が一番多いのはニューヨークのジョン・F・ケネディ空港、同じくニューヨークのラガーディア、ニュージャージー州のニューアークリバティーだというが、他の空港も決して安全とは言えない。
同じく2009年、マイアミインターナショナル空港で、TSA職員6人がiPodや香水、カメラ、GPS、コーチハンドバッグ、ヒューレットパッカードのミニノートブックなどを乗客の鞄から盗み取り摘発されている。この空港で盗まれた1500点を超す貴重品のほとんどが取り戻されなかった。
今年の五月だけでもロサンゼルス、フィラデルフィア、シカゴでTSA職員が逮捕されている。
私の義弟も数年前にCDプレーヤーとCDが何枚か入ったケースごと盗まれた経験があり、TSA職員による窃盗など頻繁すぎて驚きもしない。
運輸保安庁は乗客を全身スキャンマシンにかけたり、痴漢行為さながらのパットダウンなんかしてる暇があったら、自分らの職員の管理をちゃんとやれ!
June 20, 2011, 現時間 5:12 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
June 16, 2011
久しぶりの更新なので、先ずはヘッドラインニュースから
読者の皆さん、二週間近くのご無沙汰でした。更新の遅れをお詫び申し上げます。今更いい訳をするまでもないが、またまたネットアクセス不能な旅を二週間近く続けており、南米まで行っていた。週末にはホテルに入れたのでアクセスはあったのだが、出張中の荷物を最低限に抑えた私はコンピューターを持って行かなかった。これは後で考えて大失敗だった。次回はどれだけ荷物制限があってもコンピュータだけは持参しよう。もっと小さいパソコンを購入する必要ありだな。
さてと、留守中にアメリカでは色々な事件が起きていて、私としては書きたい事が貯まりに貯まっているのだが、全部書いてる暇があるかどうか解らないので、一応記事の見出しだけでも書いておこうと思う。
ウィンナー下院議員、ツイッターの性的写真が原因で辞任を余儀なくされる。
先ずはニューヨーク代表アンソニー・ウィンナー下院議員のセックスツイッター事件。ことの起こりは二週間くらい前にウィンナー議員がツイッターのディレクトメールでテントになってる自分の下着姿を女学生に送った写真が何故か漏洩したところから始まる。
当初ウィンナー議員は自分のツイッター口座がハッキングされて誰かが写真を漏洩したのだと語っていたが、ハッキングされたことが事実だとして、そのような写真を誰かに送った事実はあるのかという記者の質問に議員は一切答えず、記者らから逃げまくっていた。
それからどういういきさつがあったのかニュースアクセスのなかった私に詳細は解らないのだが、ウィンナー議員がツイッターで送った写真は一枚だけではなく、しかも送った女性の数も数人いたことが明かになった。同議員が首都の議員専門スポーツクラブのロッカー室で素っ裸になって勃起した一物を自慢げにポーズをとっている写真が何枚もネットに流れ、未成年とのいかがわしいチャット内容も暴露されてしまった。
英語では男性の一物のことを「ウィンナー」と呼ぶことがあるので、議員の名前がウィンナーであることもあって、「ウィンナーのウィンナー写真」とかいってコメディアン達が大喜びしている。
それでも民主党幹部はこの恥じかしい議員に強く辞任を迫っていなかった。これが共和党議員だったら、すぐさま辞任に追い込まれるところなのだが、ま、ワシントンのダブルスタンダードは普通だから驚きはしないが。なんてかいているうちにウィンナー議員は辞任発表をした。記者会見ではかなりやじられた模様。それにしても妊娠中の奥さんもいて、議員としてのキャリアも将来有望な若手だったのに、こんなくだらないことで失脚とは情けないね。
次はBATF(アルコール・タバコ・銃器・爆発物取り締まり局による)"Operation Fast and Furious"(迅速かつ猛烈作戦)の大失態ぶりがやっと主流メディアでも大々的に取り上げられるようになったという話。
この話は、以前から保守派のブロガーたち(特にミッシェル・モルキン)などによって取り上げられ、当ブログでも「アメリカ政府がメキシコの麻薬暴力団に武器を提供していたで紹介した。
この作戦は、メキシコの麻薬暴力団に銃を売り、その銃の行方をずっと追跡することで、暴力団の流通網を暴くことが目的だったのだが、作戦は最初から穴だらけで、現場の局員からうまくいかないどころかかえって危険だという批判が多く聞かれた。しかし局の上部はそんな意見は完全無視。それどころか批判した局員を罰するなどして作戦を強行したという。その結果がATFが追跡に使う計画で流した1800丁ものセミ自動小銃の行方が解らなくなっており、メキシコ内外でおきる犯罪をより凶悪なものにし、そのうちの二丁はアメリカ人局員が殺された殺人現場で発見されている。
いったいこんな馬鹿げた作戦を考えだし実行に移したのは誰なのか、「責任者出て来い!」といいたいところだが、何故か司法省の口は重い。ということはだ、この命令がオバマ王政権から下りて来た可能性はかなり大きい。
銃砲所持禁止活動家たちは、メキシコ暴力団の武器がアメリカから渡っているということを理由に、アメリカ国内の取り締りを厳しくしろとがなり立てているが、なんと流れている銃がアメリカ政府の命令によるものだったと知ったらいったい何と言うのか是非聞きたいものだと添付した記事は締めくくっている。
次はパキスタン政府はオサマ・ビンラデン退治のためにアメリカ中央諜報局CIAに協力したパキスタン市民を逮捕しまくっているという話。オバマ王はビン・ラデン退治を自慢してはしゃぎまくっていたが、何故アメリカの宿敵が同盟国であるはずのパキスタンの高級住宅地、しかもパキスタン軍基地のすぐそばで何年も隠れていることが可能だったのかという事実について全くアメリカ市民に説明していない。
パキスタンはムシャラフ大統領の頃から、共通の敵であるイスラム教テロリストと闘うべく、アメリカから巨額の援助金を得ている。ムシャラフは別に親米だったわけでもなんでもないが、テロリストにつくよりブッシュアメリカに付いていた方が政治的に懸命だという判断からアメリカのテロ退治に協力していた。ところがムシュラフを失脚させた新政府は表向きはどうあれ実際は親聖戦派だ。アフガニスタンで戦争をしている米軍は、テロリスト達が国境を超えてパキスタンに逃げ込む度に、一応同盟国であるパキスタンには越境追跡が出来ないことを忌々しく思って来た。今回のことでパキスタンはあからさまに反米政策を示している訳だから、資金援助の中止はもちろんのこと、パキスタンへの越境追跡も認めるべきである。オバマ王は候補者時代に自分が大統領だったらパキスタンに進軍すると息巻いていたのだから、いまこそそれを実行に移すべき時である。
ところで、大統領に就任してから数々の馬鹿げた政策をとってきているオバマ王だが、何と言っても議会の承認なく勝手にリビアで戦争を始めたのは、愚の骨頂と言えるだろう。さて、最後の話はそのオバマ大統領がリビア戦争を巡って議会から訴えられたという話。
読者諸君はブッシュ大統領がアフガニスタンやイラクの戦争を自分勝手に一人で始めたような印象を持っているかもしれないが、それは民主党や民主党べったりのメディアが虚偽の報道をしたからであって、実際にはブッシュ大統領はきちんと議会の承認も得て、国連にも一応の筋は通して戦争を始めた。あれだけ世間から一局主義だと批判されたブッシュ大統領のイラク戦争でアメリカに同盟した諸国の数は、オバマのリビア戦争に参加した国々の数よりずっと多いのである。しかもオバマは議会に何の断りもなく勝手に戦争を始めたのだ。これはアメリカ歴史始まって以来のことである。
アメリカの憲法では、大統領と議会のどちらに宣戦布告の権利があるのかという点が、かなり曖昧である。大統領は自分に権限があると主張し、議会は自分らに権限があるとしているが、双方とも法律上どちらが正しいのかを裁判で決着をつけることを嫌がっていた。
例えばイラク戦争についてだが、戦争をしたいブッシュ大統領に対して議会は乗り気ではなかった。が、お互いなんとか話し合いの結果、お互いが同意したという建前で戦争は始まった。ブッシュ大統領は自分の一存で戦争は始められると主張しながらも、その権限を行使せず議会の面子を保った。こういう権限はどちらか一方に与えられることは非常に危険である。だから今までのように曖昧な状態にしておいたほうがアメリカにとって良かったのである。
ところが、オバマ王は自分は議会にお伺いを立てる義務などないとして、突然リビアで空爆を始めてしまったのである。それでも戦争に勝っているならまだしも、同盟軍の攻撃にもかかわらずカダフィーが失脚する気配はまるでない。
ブッシュのイラク戦争をあれだけ叩いて反対したリベラル反戦家たちはこのオバマの身勝手な行為に何一つ批判する気はないのかな?
というわけで、本日はヘッドラインニュースを追ってみた。
June 16, 2011, 現時間 8:36 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 19, 2011
税金の日、お茶会の主役はやっぱりサラ・ペイリン、必死に邪魔するウィスコンシン組合暴力団
アメリカで4月15日というと納税申告締め切り日ということで、一般にタックスデー(税金の日)と呼ばれている。この税金の日はティーパーティー運動にとっては非常に大事な日でもある。なんといってもお茶と言う意味のTEAをもじって、Taxed Enough Already (もう十分税金は払ってるよ!)と訳したりして、元々のボストンティーパーティーがそうであったように反課税が主題となっている運動だからだ。
さて、その4月15日に、このあいだ知事のスコット・ウォーカー氏の機転で、労働組合の交渉権を厳しく規制する予算案が民主党の投票なしで通ったばかりのウィスコンシン州首都マディソン市で、ウォーカー知事の予算案通過を祝う意味も含めて記念すべきティーパーティー集会が開かれた。名残雪の振る寒いマディソン市には、多くのティーパーティーメンバーが集まり、多々の来賓客が演説を行ったが、その中でもなんといっても主賓は保守派のスーパースター、サラ・ペイリン女史。
ペイリンは前回の選挙で共和党副大統領候補だったとはいうものの、彼女は体制派は共和でも民主でも鋭く批判して突っ込む新しい政治家だ。もともとアラスカ州というアメリカ最後の開拓地出身で、政治活動家である今でも拠点はアラスカの自宅。テレビのトークショーにも時差のあるアラスカの自宅からビデオ出演がほとんどという彼女。体制派からの批判は保守派からであれリベラルからであれ誇りに思う根性の持ち主だ。
ま、そういう彼女がティーパーティーの主賓として話題のウィスコンシン州で演説するとなったら、反ウォーカー知事派の組合暴力団が黙っているわけにはいかない。予算削除法案への抗議ですでに首都に集まっていた労働組合暴力団員たちは、そのままティーパーティー集会にも招待無しの参加。ティーパーティーに参加する人々を多いか混むようにして嫌がらせをし、招待された演説者たちの演説をメガホンやラッパを使って罵声を浴びせるなどして妨害した。演説者のなかには14歳の子供も含まれており、ティーパーティーの黒人参加者は組合暴力団員から人種差別的な罵声を浴びせられる等、ひどい嫌がらせを受けた。
特にひどいのは、アメリカ国家の星条旗よ永遠にの斉唱の時にまで、組合暴力団員が沈黙を守らず汚い言葉をつかってブーイングするという反アメリカ精神を暴露したことだろう。これだけでも、いかにアメリカ左翼が反アメリカであるかが伺われる。下記は組合暴力団員たちが国歌斉唱の時に国旗に敬意も評さず罵声を飛ばすビデオである。
ウィスコンシンの小学校勤務さんは、カカシのことを相手の意見を尊重しない失礼な人間だと批判したが、こういう労働組合の下品な態度については何も言う事は無いのかな?
April 19, 2011, 現時間 9:04 PM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 17, 2011
せっかく書いたエントリーを消してしまったので、、、しょうがないので手紙の返事
本当はこれはコメント欄に載せようかと思っていたのだが、サラ・ペイリンのウィスコンシンでの演説について書いたエントリーを、公開するという段階になって誤って消去をおしてしまった!でもそれまでにちゃんとセーブしていると思い込んでいたら、全然セーブしてなかった!そ、そんな!
というわけでかなり脱力したので、先日ウィスコンシンの小学校勤務さんに書いた手紙の返事でも載せておこう。相変わらず相手はメール公開を拒んでいるので、彼女の書いた事は意訳のみ。
ーーーーーー
ウィスコンシン小学校勤務さんへ、
返信はいらないとあなたは言っていたけど、改めてブログエントリーを書くほどのことでもないですので、直接メールでお答えしますね。
私が「教師自身の定期的な学力テストや生徒のテストの点で教師の昇給を考えるなどとったことは、いくら校長がやりたくても組合が承知しない」と言った件について、そんな校長がいるなら教えてほしいといった小学校勤務さんの質問を誤摩化したという点。
これについてはすでに答えてますが、「いくら校長がやりたくても」という文章の「も」は仮定形、つまり、よしんば校長がそう願っていたとしても、と言う意味でそういうふうに校長が思っているという意味ではありません。
それから用務員の件ですが、実際に用務員とは名ばかりで給料だけ貰ってるという横領や汚職は多くの学校区で長年によって見られることで、あのニューヨークの一件の事件は稀なケースでもなんでもありません。教育界に居るあなたがその事実を全く知らないというのは信じ難いですし、もし本当に知らないなら御自分でお調べになることをお薦めします。それに関するリンクはブログのコメント欄に張っておきましたから、まあ読んでください。
ウィスコンシンに限りませんが、労働組合員によるティーパーティーや共和党議員や保守派ジャーナリストへの暴行は、あちこちで報道されビデオに撮られています。(主流メディアやローカルニュースでは無理ですが)それを見ても、あれは暴力じゃないと言い張るなら、あなたの考える暴力と私の考える暴力では認識が違いすぎるので議論になりません。
それに犯罪の被害者がかならずしも被害届を出したりしないのはあなたもご存知のはず。現場の警察官ですら取り合ってくれないのに、そんな犯罪届け出しても無駄だ、と被害者が諦めたからといって、犯罪そのものが起きていないという証拠にはなりません。
私が提示したUSA TODAYの記事は、公務員の給料が民間企業の給料より安いというのは昔の話で今はそんなことはない、ということを示すものであり、州公務員の給料が民間企業の倍であるということを証明するものではありません。私が(公務員の給料は民間人の)「倍以上になっているという」と書いて「倍以上になっている」と断言していないのは、それが又聞きだったからです。「倍になっているそうだ」という意味です。でも、又聞きでもブログに書く前に本当かどうか確認すべきでした。これはちょっと手落ちでしたね。
でも、あなたの公務員の給料が民間人より高くないという提言も間違っていたのだから、ま、これはおあいこです。
教育界にはスクールボードメンバーといって納税者から選挙で選ばれた委員たちが存在し、そのひとたちが組合と交渉をするので、納税者に発言権がないというのはおかしいというお話ですが、スクールボードメンバーは政治家です。選挙運動もしなくちゃならない。で、ボードメンバーの選挙運動費に大幅な献金をしているのは誰だと思います? そうです、労働組合です。ボードメンバーは納税者の代表でもなんでもありません。労働組合の手先です。民主党の議員達と組合が癒着している以上に、ボードメンバーと組合の癒着なんてスーパーグルーより強いですよ。
カカシがどうしてそう必死に怒ってリベラルはを敵対視するのか、ブログという場所をつかって上から見下すようなものの言い方をするのか理解できない。どうして丁寧に質問している自分に対して、「バブルの中で生きているから世間知らず」と言ってみたり、「教員なのにそんなことも知らないのだろうか、あ、補助教員か」などと言わなければならないのか。そんな弱いものいじめをせずに率直な意見を述べたほうが余程反対意見の人からも理解を得られるのではないか?
あなたも含めて左翼リベラルの人は常にこういう言い方をしますね。自分たちが他人に対してものすごい失礼なことを言ったり、保守派は無知だという人をばかにしきった口調で書いているのに、私がそれに対等する言葉使いや態度にでると、すぐにあなたは失礼だと言い張る。そうやって、あなたが他人とぶつかるのは、あなたの態度が失礼だからだ、とやりだす訳ですよ。
私があなたや左翼リベルのひとたちとぶつかるのは考え方が最初から真っ向から違う訳で、接点がないからぶつかるのは当然なんです。それは私がどんなに丁寧で礼儀正しくても同じです。
私のブログですから、私には私の「独自の勝手な判断で失礼なコメント」をする権利はありますが、それでも私はなるべく裏を取ってから書くように気をつけてますよ。あなたこそ、私の書いた事が正しくないといいながら、私が指摘するまで情報を提供しませんでしたね。最初に私の書いたことが正しくないと指摘した時に、その根拠を出すのが礼儀だと私は思いますね。
ところで、あなたは確かGEが税金を払ってないって怒ってましたが、GEは先の選挙で誰に大幅な政治献金をしたと思います?何故彼らはそんな多額の税金控除を受けられたんでしょう、興味ありませんか?
それからあなたが不況の元凶となったと責めている大手企業や銀行に、経済活性のためといって救済に税金をあてがったのは誰でしたっけ? ブッシュ大統領も多少はそれをやりましたけど、もっと高額の救済を行ったのは誰でしたっけね?記憶にありませんか?それなのに、これだから民主党は信用できないってことにはならないんですか?
私が事実検証を怠ったといって批判するなら、あなたもご自分の言うことについて責任を持つべきです。
あなたのご主人が保守派と話をしたがらないのは、左翼リベラルにとっては都合の悪い事実を色々指摘されて面倒くさいからですよ。どうせ保守派の意見なんか聞いて考えを変えるつもりはないんだから、話しても無駄だと思うのは当然でしょう。
私は自分が間違っていたと解ったらそれは認めますし、いくらでも考えを変える用意はありますよ。あなたにはその用意がありますか?
カカシ
April 17, 2011, 現時間 8:25 PM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 16, 2011
ウィスコンシン州を始めあちこちで起きている労働組合暴力団の暴力行為
ずっと私にメールで自分の一方的な意見を突きつけて来ているウィスコンシン州小学校勤務さんが、またまたメールを送って来た。はっきり言って回がすすむごとに口調がヒステリックになってくる。ま、それだけ私が核心をついてるってことかな。
私がウィスコンシンの組合暴力団にティーパーティーのメンバーが暴行を受けたと書いた事について、州議員が組合暴力団に取り囲まれた映像を掲載したら、小学校勤務さんは、取り囲まれただけで暴行などされていないではないか、暴行はなかったと認めろ、と言って来た。さらに、本当に暴行が起きたのであれば、何故被害者は正式に告発しないのかと詰問。
誰か特定の人に殴られたか解らないのに告発のしようがない。第一警察が興味を示さないのに訴えたりしても時間の無駄だ。犯罪の被害者がかならずしも被害届を出すとは限らないし、警察自体が組合に同情的な状況でそんなことをしても意味がない。告発がないから犯罪は起きていないという理屈はおかしい。
もうここ二年近く、ティーパーティーのメンバーが労働組合の暴力団員に暴行を受けたなどという事件はいくつも起きており、もともと労働組合の組合ボスなんて言われる連中の暴力的な性質はアメリカの映画になったりしてるくらいで周知の事実。自分も誇り高き組合メンバーである小学校勤務さんがそれを知らない訳は無い。
ウィスコンシンでも、ウォーカー知事の予算案を巡って組合暴力団は反対意見を持つティーパーティーのメンバーやデモを取材していたジャーナリストらに対し、脅迫や暴力を使って言論弾圧にかかった。そのあからさまな違法行為は主流メディアは無視しても、保守派ジャーナリストが、それこそ命がけで取材してビデオや記事が色々存在している。小学校勤務さんは、そんな事実はなかったとか、私が事実を誇張しているとか、色々いちゃもんをつけて来たので、ここはひとつ、組合暴力団の暴力行為をいくつかまとめて紹介しよう。下記はゲートウェイパンディットから。
予算法案への反対票を投じるという州上院議員としての責任を放棄して州外に逃亡したジム・ホルペリン議員の弾劾を求める地元ティーパーティーメンバーの集会が労働組合の脅迫によって阻止されるという事件が起きた。
集会はメリル地区にあるクラブ64というレストランで行われることになっていたが、組合暴力団から50にわたる脅迫電話がかかって来て、もしティーパーティーの集会を開いたら店を燃やしてやるとまで言われたため、レストランはティーパーティーの集会を断った。
別の場所で開かれた集会には、組合暴力団の連中がメガホンなどを持って集まり、署名運動をしているメンバーや署名をしようと集まった市民を取り囲みメガホンを使って大声でどなりちらしたり、署名用の書類を引きちぎったり破いたりした。
また、組合暴力団は地元の商店などにも圧力をかけ暴力的な脅迫をし続けているが、その反アメリカ的反民主主義的な脅迫行為に腹をたてた地元商店らが結託して反組合運動を始めた。
ウィスコンシン州のユニオングローブ商店街の商店やビジネスはthe American Federation of State, County and Municipal Employeesという州公務員労働組合から組合を支持しないならボイコットするからそのつもりでという脅迫状を受け取った。
1ドルショップを経営するドーン・ボボさんは50代のお孫さんもいる女性。彼女は数週間前に組合員の女性5人による訪問を受けた。女性達はボボさんに組合支持のポスターを店の窓にはってくれないかと聞いた。州に60時間は働くというボボさんは、公務員が受けとっているような手当は何一つ受けていないとし、商売人としてどちらの意見を持つお客さんも不愉快にさせたくないので、どちらに対する支持も表明する気はないと言って断った。その時は組合員たちは「解りました」といって笑顔で去って行ったという。
ところが数日後、ボボさんは州公務員組合のAFSCMEのジム・パレットから手紙を受け取った。
「あなたがウィスコンシンにおける公務員の権利を支持しないと決めたことは非常に残念です。」
と始まった手紙では、サインは単に『このビジネスは労働者の権利を支持します』というもので、特に政治的問題のあるものではないと主張。そしてこの組合に参加している公務員について紹介した後、公務員がどれだけウォーカー知事によってひどい扱いを受けているかを説明した後、もう一度ポスターを張るよう考え直してほしいとした。それでもポスターを張らないと言うなら、ボイコットをする、中立というのは反組合という意味だと解釈するという脅迫で締めくくられていた。
この脅迫作戦に怒ったボボさんは、反対に「ユニオングローブ商店街を支持します!脅迫には怯みません!」というポスターを掲示。新聞やテレビのニュースなどでも取り上げられたため、かえって組合の脅迫に嫌気がさしていた地元商店やお客さんから多くの支持を受けているという。地元新聞は組合の強攻なやり方はかえって逆効果を得ているとさえ書いている。
このビデオは以前にも掲載したが、フォックスニュースのリポーターがウィスコンシンの組合員が州議事堂で暴れている状況を取材しようとして組合員から阻止され、そのことを生中継で報告中に怒った組合暴力団員に囲まれている映像だ。ちょうどカメラが切り替わったところで「あ、いま殴られました!」とリポーターの声が聞こえるが、残念なことに殴られた映像はない。しかし平和的な抗議を行っているならニュースの生中継は歓迎するのが普通で、それを阻止したということは、取材されたくない不法行為をしていたからだと憶測することが出来る。
またウィスコンシンはじめ各州でおきた組合員暴力を編集したこのビデオでは、組合員たちとティーパーティーメンバーやジャーナリストたちがもみあっている姿がみられる。組合員のひとりがカメラマンに向って「カメラを向けるな!」と汚い言葉を使ってつかみかかっている映像がみられる。カメラマンが「今この男は私のカメラをどついた」と言ってる声がきこえる。また別のシーンではあきらかに組合員が誰かを殴っている映像が観られる。小学校勤務さんは組合員たちの抗議は平和的な抗議運動だったと言っているが、現実はこんな感じだった。
April 16, 2011, 現時間 9:33 AM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 15, 2011
アメリカは充分に社会主義国家ではないと嘆くオバマ王。アメリカのすばらしさを理解できない恥さらし!
ここ数週間、アメリカ議会では新しい2011年度の国家予算について激しい討論が交わされていた。それが昨日、ついに共和党が要求していたかなりの予算削減を民主党が飲んでなんとか予算案が通過するという結果となった。バリバリの保守派側からは削減が甘過ぎるとか、もっと厳しいものにすべきだったという批判も聞かれた。無論民主党側からは削り過ぎだという批判もある。しかし、どこかで妥協しなければ事は進まない。それが政治というものだろう。
だが、それが面白くないのが左翼バリバリ社会主義者のオバマ王。予算削減を要求した共和党に対して大統領としてにつかわしくない攻撃的な演説を行った。反オバマ派のなかにはオバマを社会主義者だと批判する人間が私も含めて多く居るが、この演説はまさにオバマが如何にアメリカの自由競争社会を忌み嫌い社会主義国家を理想としているかというオバマ王の本性を暴露するものとなった。
オバマは先ず、ここ数週間に及ぶ予算案討論は単なる数字の問題ではなく、今後のアメリカがどのような国となるのかということに大きな影響を及ぼすとして、「我々がどのような未来を求めるのか、どのような国を信じるのか、ということです。そのことについて私は本日お話したいのです」と始めた。
オバマはアメリカの豊かな社会は歴史的にアメリカの自由市場や個人主義が根源になっていること、政府に対して健康的な懸念を常にもっていることなどを認めたうえで、しかし何もかも個人でやれるというわけではなく、一人で出来ないことは市民が力を合わせてやってきたと語った。
だからこそ我々は鉄道を敷いたのであり、強い軍隊を作ったのであり、大学をつくり国民に高い教育を与えた。我々は科学者を援助し技術の発展を促進し、あたらしい職や産業を作り出した。我々個々がこれらの投資から恩恵を受けてきたのだという。
ここでオバマが言う「我々」とは無論「政府」と言う意味だが、アメリカ最初の鉄道は民営企業だったし、昔から私立の大学は存在していた。かろうじて軍隊のみが国営だ。ま、それはいいとして、ここからオバマの演説は変な方向に進む。
アメリカ精神の一部として、我々一人一人が基本的な安定性を保つ手段を持つ権利があるという考え方でつながっている。
ちょっと待てよ、私は国民すべてが安定した生活を送る権利があるなどとは考えてないし、そんなことがアメリカ精神だったという記憶もない。国民にはそれぞれが成功する均等な機会が与えられるべきだとは考えるが、その結果がどうなるかは個人の努力次第だ。無論、状況や運によって働けなくなったり失業したりする人がいることは確かで、そうした人々を社会が見捨てるべきだとは思わないが。
オバマ王は、アメリカ市民は不運は誰の身にも降り掛かるということを心得ているからこそ、メディケア(低所得者対象の医療保険)やソーシャルセキュリティ(アメリカ版厚生年金)や失業保険といった制度に税金を払うことに同意しているのだという。
我が国にはこのような責務があるからこそ、より良い国なのである。いや、もっと言わせてもらうなら、このような責務を果たさない国など偉大な国とは言えない。
オバマは、政府が裕福な市民からより多くの税金をとってきたのは、成功した市民を罰する意味はなく、アメリカの公平な価値観からアメリカの自由競争市場の恩恵をより多く受けた人々には、そうでない市民よりも大目に社会に還元すべき義務があるという考えからだったと説明する。
時が経つにつれて、特に1980年代くらいからアメリカの負債はうなぎ上りに増えて行った。しかしパパブッシュやクリントンの時代には共和/民主が協力し合ってその解決策を練ったという。無論これは増税という意味。オバマはアメリカは常に中流階級や低所得層を念頭に入れ、こうした人々を犠牲にしたりしなかったと強調する。そしてこの協力によりアメリカはなんとかうまくいっていた、少なくとも2000年までは、、、
ところが2001年ブッシュ前大統領の時代になると、、と続く訳だ。あ〜あ、またブッシュ前大統領を持ち出して来て、悪い事はなにもかもダービャのせいだとやりだすわけね。もう二年も大統領やってんのに、いつまで他人のせいにするのよ。
ま、オバマのいい分は、ブッシュ前大統領は二つの戦争で大幅に無駄遣いをしたあげく、その支払いも考えずに減税などというけしからんことをやったおかげで、諸外国からの負債を大幅に増やす事になってしまった。国の財政が落ち込んだのはすべてジョージ・Wの減税が根源なのだと言う。
ブッシュ前大統領政権の無責任な減税と処方箋薬剤制度といった悪政策のおかげで、自分が大統領になった頃には国の不経済は手のつけようの無い状態になっていたと、またまたブッシュバッシング。しかし、例えそれが事実だったとしても、それではオバマ王が大統領になってからの2年間で得た負債がブッシュ時代の8年間で得た負債よりも多いという事実はどう説明するのだろうか。イラク戦争が終わった今、オバマには「二つの戦争」という言い訳もないではないか。
誰のせいであるにしろ負債があるという事実は変わらない。ではこの負債をどうやって返して行くのか。オバマ王は、いまこそ共和も民主も協力してこの問題に取り組む時だと言う。確かにその通りだが、オバマ王のいう「協力」とか真剣に取り組むとかいうのは、結局どういう方法のことをいうのだろうか?少なくとも共和党が提案している削除案でないことは確かだ。
共和党のポール・ライアン上院議員は負債を向こう10年間で$4兆ドル減らす法案を提案している。しかし、オバマ王はクリーンエネルギーから70%、教育費から25%、交通機関から30%、ペルグランツという奨学金から年間1000ドル以上の削除、といったやり方はアメリカの歴史的な精神に反するやり方だと主張する。
このようなやり方は勉学に励みたいがお金がない若者に対して大学に行くなと言っているようなものだという。中国や韓国などでは国が国民の教育に熱心に投資しアメリカの生徒の学力を追い抜いているというのに、アメリカはさらに教育費を減らそうというのか。しかも貧乏な子供達の教育費やきれいな空気を守るためのお金はないといいながら、裕福な市民や企業の税金控除をする余裕はあるなどというのはおかしいと言うわけだ。
考えてもみてほしい。過去10年にわたって下層の90%のアメリカ人の収入は減った。にもかかわらず上層1%の収入は平均25万ドルの上昇をみた。なのに、これらの人々が低い税金をはらうべきだというのか?彼らは私のような(金持ち)に20万ドルの減税をし、33人の老齢者からそれぞれ6千ドルもの保険料を負担させろというのだ。それは不当だ。そんなことは私が大統領である間は絶対に実現させない。(略)このようなやり方は私が知るアメリカのやり方ではない!
オバマ王だけではないが、民主党はかならず「減税」のことを「消費」と言い換える。国民が汗水流して稼いだお金を政府に渡さずに保持することを政府による「消費」だというのである。あたかも国民の金はもともと政府のものであり、国民がその一部を保持することは政府が国民に金を払ってやっているとでもいうように。
さて、それではオバマ王が考えるアメリカとはどういうものなのかと言えば、「私の知るアメリカとは寛大で温情的で機会の国という楽観的な国」なんだそうだ。だが、オバマがいう寛大で温情的な社会というのは、津波や地震の被災者に寄付金を送って上げるというような社会のことを言うのではない。オバマのいう寛大で温情的な社会とは、市民が払った税金で国が多くの福祉機関を運営する社会のことを言うのである。まさにこれが先日までカカシが討論していたツイッターの槻菟さんやウィスコンシンの小学校勤務さんたちと、私のような保守派との根本的な違いだ。
我々小さい政府を求める保守派から言わせると、政府のやるお役所仕事は不経済であり非能率的である。そんな政府に任せるよりも、我々が個人的に同胞を助けた方がよっぽども効率が良いと考える。政府が高い税金を我々から巻き上げるようなことをしないでくれれば、我々はもっと多くのお金を寄付することが出来るのだ。
日本の津波の被災などの募金運動でも解るように、アメリカ人のみならず日本人にしろ一般の市民は非常に寛大で温情が深い。税金などといった形で政府に強制されなくても、個々の意志によって困った人々を助けることなど普通に起きる。私から言わせれば、政府の介入がかえってそうした自然な慈善活動を邪魔していると思う。
オバマ王はこうした社会福祉機関への予算削除は全く望んでいないという。福祉を削らなくても負債を返す方法があるのだと。それはなにかと言えば、言わずと知れた増税である。
オバマ王は増税のことを政府の消費削減だと言い張る。なぜ国民から余計に税金を取りたてることが消費削減という屁理屈になるのかといえば、カカシが先にも述べたように、オバマ王は国民が保持している金は元々政府の金であり、一時的に政府が国民に貸してやっているものと考えている。だから減税は政府が国民に支払う金額が多くなり消費であり、増税は政府の支払いが減るから削減になるという理屈なのである。
だが、その話をする前に、先ずオバマが政府機関で唯ひとつだけ本当の予算削除を提案している部分がある。それは何かと言えば、そう、その通り防衛だ。
軍隊の総司令官として国の安全を危機にさらすようなことはしたくないとしながらも、国家負債は国にとって由々しき問題であるから国内の機関での節約が必要なのと同じように、やはり防衛も削らなければならないという。組合の力が強い他の公営機関からは何も削っていないくせに、自分が嫌いな防衛費だけは削っているオバマ王は、すでにここ2年間で毎年400億ドルを節約したと自慢する。そして今後も防衛費のもっと大幅な節約が可能だと言い張る。
確かに防衛庁には無駄な部分もあるだろう。お役所仕事であるから仕事もしないで給料もらってる役立たず従業員が居ないとは言わない。軍隊の部品なども高過ぎるものを無駄に買わされていることもあるだろうし、役にたたない武器開発プログラムがないとは言わない。だが、軍隊嫌いのオバマ政権のする軍隊予算削除で削られるのは、本当の無駄ではなく軍隊でもオバマと政治的に通じている将軍らが自分の気に入らない部分を削る結果になるのが普通だ。だからリビアで護衛艦のトマホークが弾切れになったりするのだ。
もうひとつ、オバマが予算削減に役に立つとしてあげているのが医療費の節約。オバマケアによって既存のメディケアやメディケイドといった医療保険が必要なくなるので、医療費を減らすことが出来ると言うのだ。だが、オバマ王以外はすでに誰でも認めているようにオバマケアは医療費節約どころか国の赤字をさらに増やすことになる。オバマケアではメディケアやメディケイドの加入者たちの医療など賄いきれない。つまり患者達は今までのような医療をうけられなくなり、もっと保険料の高いオバマケアへの加入を強制されることいんあるのだ。それをとぼけてオバマケアは国が使う医療費を大幅に節約するなどという戯れ言は民主党支持者でも信じていない。
ちょっと寄り道したが増税の話に戻ろう。オバマ王は税率を取り決める様々な規制を削減することによって財政の節約が出来るという。去年の12月、オバマ王は中流階級の増税をしたくなかったので、上流階級のブッシュ時代の減税をやむなく更新したと語る。しかし今後は百万長者や億万長者の減税を認める余裕はない、断じて金持ちの減税更新はしないと言い張る。
アメリカの税金制度は、色々なものが税金の控除になるように出来ている。例えば住宅ローンとか慈善事業への寄付金などは税金控除の対象となっているが、オバマに言わせるとこうした控除は税金の無駄遣いだという。何故なら大金持ちはこういった税金控除で一世帯あたり年間平均7万5千ドルも節約しているのに比べ、項目別納税をしていない中流階級はこうした控除が全くできないでいる、というのがオバマの理屈。だが、項目別納税をしているのは大金持ちだけではない。オバマが規制しようとしているのは年収20万ドル以上の家庭だ。20万ドルの収入は高いと言えば高いが、アメリカの中流家庭で夫婦共稼ぎの家の収入は10万から15万ドルくらいだから、20万はそれよりちょっと多いくらいであって、決して大金持ちと言えるような裕福な家庭ではない。
それにだ、私はビル・ゲイツのような大金持ちでも、マイクロソフトのような大企業でも、金持ちだからといって一般人より高い率の税金を払うべきだという考えには全く賛成できない。
ウィスコンシンの小学校勤務さんは、アメリカの現在の不況を作り出したのは大企業や大銀行の強欲が原因だと本気で考えているらしい。自分らで財政難を作り出しておきながら不景気の時に減税されるなど納得がいかないと彼女は言う。だが、自由市場で公平な競争で合法な商売をしている企業が、たとえどんな動機にせよ正当に利益を得ることが国の財政難につながるという理屈はおかしいし、例え本当にそれが財政難の原因になったとしても(そんなことはあり得ないのだが)そうした企業から収入が多いからという理由で高い税金を取り立てることで国の財政が潤うと思ったら大間違いである。
大金持ちや大企業は地元の税率が高くなったら何をするか、彼らは先ず近所を見回して税率の低い土地に引っ越すだろう。ビートルズを始め大金持ちがイギリスから逃亡したのも金持ち対象の法外な税金が原因だった。カリフォルニア州から大企業がどんどん退散して企業税金の低いネバダやアリゾナ州に引っ越したのも全く同じ理屈。企業が国内から逃げてしまったら、その企業が国内で雇っていた従業員は全員失業だ。失業者は税金など払えない。アメリカは高い税率によって税収入が上がるどころかかえって大幅に下がってしまうのが現実なのだ。
レーガン大統領の1980年代にアメリカのIT業界が一気に増幅し、前代のカーター政権時の不景気からアメリカが大挽回を達成出来たのも、レーガン大統領の大幅減税のおかげだった。レーガン時代には税率は下がったのに政府の税収入は上がった。それは好景気によりアメリカ国内の企業の利益と国民の収入が大幅に上がったからである。
オバマ王のやろうとしていることは、レーガン大統領がやって大成功を収めた政策の正反対のことなのだ。そんなことがうまくいくわけがないのは火を見るより明らかである。
だが、オバマ王はアメリカの特別な良さである競争の自由を理解していない。アメリカが機会の土地と呼ばれるゆえんを全く解ってない。
アメリカでは貴族に生まれようが平民に生まれようが、能力さえあれば成功する可能性がある国だ。だが、それが可能なのは自由競争という市場をアメリカ人が大事にしているからである。だが、オバマ王は自由競争では勝者と敗者があり不公平だという。だから敗者を助けるために勝者を罰するべきだというのである。こういう考え方はアメリカ的ではない、こういう考え方はアメリカ精神に真っ向から反するものである。こういう考え方はまさに
社会主義である!
オバマはアメリカの大統領の座に着きながらアメリカを代表しない非国民だ。アメリカの敵だ。2012年の選挙では、なんとしてでもオバマを打ち倒さなければならない。こんな人間がさらに四年も大統領をやったりしたら、アメリカはそれこそ私の知るアメリカではなくなってしまうだろう。
April 15, 2011, 現時間 8:29 PM
| コメント (4)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 9, 2011
民主主義とは何かを考えること、ツイッターでは無理なので、、、
だいぶ以前からツイッターにおいて槻菟なる御仁からアメリカの保守派が考える民主主義の理想とはいったいどういうものなのかという質問を受けていた。ただ、槻菟さんの質問はかなり漠然としているように思え、質問の主旨がどうもはっきりしないと感じたので、答えを書くのに戸惑っていた。特にカカシがひっかかった点はこの部分。
なぜ国家運営の指針の提議や行政形態の在り方等を個人レベルの観点から行うのですか?
ツイッターの制限された語数では議論は難しいので、メールで何度かやり取りをしているうちに、やっと槻菟さんの質問の原点が理解できた。それで本日は槻菟さんからツイッターとメールで頂いた質問について、色々考えてみたいと思う。
槻菟さんの疑問はアメリカ保守派が常に唱える個人主義と、社会福祉や行政とがどう融合するのかということのようだ。アメリカの個人主義は自分のことは自分でやる。自分の家族は自分で守る。自分の土地は自分で守る。といったフロンティア精神から来ている。これは言わずと知れたアメリカがイギリス植民地だった頃の開拓時代に培われた精神である。
だが、社会が大きくなればなるほど、何もかも個人レベルで解決するというわけにはいかなくなる。自分の家の前のドライブウェイは自分で鋪装できるかもしれないが、隣近所一帯の道路はどうする?街全体は?市全体は?自分で何もかも出来る人はいいが、病気だったり障害者だったりする人々の面倒は誰がみるのか?自立出来ない人は見捨てるのか?外敵から国が攻められたらどうする?災害で町が流されたら誰が救済にあたるのだ?といった疑問が湧くのは当然のことだ。
こういう社会レベルの行政や福祉の責任は誰にあるのか、そうしたことのインフラを設立することと個人主義者との矛盾はどう解決すればいいのだろうか。
アメリカ保守派にも色々あるが、槻菟さんのいう保守派とは単に昔ながらの伝統やしきたりを守る文化的な保守ではなく、なるべく小さい政府を望む経済的な保守派を対象にしているように思える。小さい政府とはいっても、以前にも書いたように私はアナーキストではないので、政府の存在そのものを否定してはいない。政府は外敵から国を守り、災害時など国内において国民の安全を守るのが第一の仕事だと思っている。だが、その規模は必要最小限に抑えて、その他のことはなるべく公営ではなく民営レベルでやったほうが能率がよく安上がりだ。お役所仕事がのんびりで能率が悪いというのは世界中で共通する考えだ。
だが、必要最低限とはどの程度のことをいうのか?例えば
もし仮に足のない者に車椅子も義足もなしに走ってみせろと言う者がいたとしたら余りにも非道な発言だとお思いにはなられませんか?足の不自由な人は見れば直ぐに分かるとは存じますが他者の成育過程を想起する事は思いの外難しいものです。一言の下に[当人の努力の問題だ]と切って捨てるべきではないように思うのです。
無論それはそうだ。家族の居ない、もしくは家族では面倒見切れないお年寄りや障害者の面倒は誰が見るのか、また、戦争などで手足を無くした負傷兵の治療費の負担は誰がするのか、そこに政府という単位が出てくるのは理解できる。
しかし、困っている人の面倒をみるのは必ずしも政府である必要はない。福祉を何もかも公営施設で行わないからといって、決してこれは弱者を「切って捨てる」ということにはならない。実は、多々の福祉を国が政府単位でやるべきなのか、それとも民営でやるべきなのかという点こそが左翼リベラルと我々個人主義の経済保守との根本的な違いなのである。
病人や老人や孤児などを収容する施設が、すべて政府経営の公営施設である必要はない。慈善事業として身よりのない病人や老人や孤児を引き取る民営の施設はあってもいいはずだ。政府がそうした施設を奨励したいなら、支援金を出すのではなく、そうした慈善事業への税金を免除すればいいのである。やたらに政府が支援金を出したりすると経営に細かく口出ししてきてやっかいなだけだ。また、こうした施設が公営になると財政難になっても税金を上げさえすればいいという気持ちがあるから、きちんとした経営をしようという努力が欠けて無駄が多くなる。
我々保守派が国営の皆保険に反対なのも、お役所仕事気分の小役人に我々の健康管理を任せたくないという気持ちから来るもので、経済的に余裕の無い人の医療供給を無視してもいいという冷血な気持ちからではない。
では何故我々保守派が政府の介入を嫌がるのか、その例を一つ二つご紹介しよう。
うちの近所に小学校があるが、付近にある商店や他のビルの前にある芝生は常にきちんと掃除されているのに、校門前の芝生だけは常にゴミが散らばっていて非常に汚い。1970年代に日本の小中学校に通った人間から言わせてもらうなら、芝生のゴミなど生徒に掃除の時拾わせればいいことではないかと考える。だが、左翼リベラルが乗っ取ったアメリカの教育界ではそんなわけにはいかない。生徒に掃除などさせた日には子供の人権を傷つけたとかなんとか言われて学校が訴えられること必定。仕方ないから学校区は掃除夫を雇うことになるが、公立学校の掃除夫は公務員で組合員だからろくな掃除もしないくせに大枚な給料を要求してくる。その給料を払うのは誰かと言えば、言わずと知れた我々納税者である。結局高額な税金が使われた割には学校はちっともきれいになっていないというわけ。
身体が不自由で料理もなかなか作ることが出来ないという人たちのために、あるご婦人が自分の手作り料理を近所に配っていた。しかし、それを嗅ぎ付けた市から料理配給をするためには例え相手からお金を取っていなくても、市から許可証を貰わなければならない法律があると彼通達が来た。しかも許可をもらうためには市の規定した衛生規制にのっとった台所設備が設置されていなければならないという。この婦人の家は普通の家で、市の規定するような仕出し弁当屋のような設備など設置できるはずがない。それでこの女性は不本意ながらボランティア活動をあきらめざるおえなくなった。
これは小さな例ではあるが、私がなぜ行政レベルの話を個人レベルでするのかといえば、個人レベルで出来ることを政府が割来んできて、必要もないのに公営機関や施設を設立し、それを維持するためだからといって税金を取り立てる。それがひどくなってくると国民のほとんどが望んでいないプログラムや施設などの援助のために税金が引き上げられ、間に入った役人が私腹を肥やす税金の無駄遣いとなる。今回連邦政府を閉鎖するかしないかの最後の砦となった妊娠人工中絶施設プランドペアレントフッド(家族計画)への援助金などがそのいい例である。
また、政府が大きくなりすぎると、公共のためだからといって個人の土地が取り上げられたりする。高速道路や空港の建設のためというのであればまだしもだが、ひどいのになってくるとショッピングセンターを建てるためとか、環境保全局が湿地帯とか絶滅危機動物の生息地だとか勝手に指定された個人の土地が政府に確たる保証金もなく取り上げられてしまうといった例がいくつも起きている。
経済保守派がめざす小さな政府というのは、個人や民間レベルで出来ることはなるべく政府が口出ししないで民営でやるべきだというもので、政府が都合のいいように勝手に個人の所有物を没収したりできない政府である。
我々保守派はなんらかの事情で完全に自立出来ない人々を切り捨てるべきだと考えるような冷血人間の集まりではない。実際保守派の市民のほうが左翼リベラル市民よりチャリティーなどへの寄付金は多くしているという。すくなくとも共和党議員の慈善事業への寄付金は大金持ちの多い民主党議員のそれよりずっと多い。
我々は弱者への援助は政府がやるより個々の人々の善意や民間の経営能力に任せた方がずっと良質で効率のよい慈善事業が出来ると考えている。保守派は政府の役割は最低限に抑え、個々のレベルで助け合う社会を求める。私が『国家運営の指針の提議や行政形態の在り方等を個人レベルの観点から行う』のはそれが理由だ。
April 9, 2011, 現時間 8:56 PM
| コメント (5)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
March 5, 2011
過激派イスラムを批判した人気ラジオDJ辞任に追い込まれる
日本ではおなじみないかもしれないが、アメリカでは大人気だった1980年代のテレビ番組「ラブボート」のレギュラーだった元俳優そして元下院議員でもあって、今は人気ラジオトークショーDJのフレッド・グランディーと夫人が過激派イスラム教徒の脅威を語ったことが原因でラジオ局から辞任に追い込まれるという事件がおきた。
過激派イスラム教はイランのアメリカ大使館が襲撃された1979年からずっとアメリカの宿敵である。911は言うまでもないが、それまでも、そしてそれ以後も、過激派イスラム教テロリストたちはアメリカ人を殺し続けている。ついこの間もドイツの空港で過激派イスラム教に感化されたドイツ市民がフランクフルト空港でアメリカ兵二人を射殺した事件がおきたばかり。
ことのおこりは、グラディー夫人のキャサリンさんが番組中に過激派イスラム教の脅威を語ったことで、WMALラジオ局がグラディー自身に過激な発言を改め謝罪するように求めたことがきっかけだ。
私も妻も私たちの番組を通じて過激派イスラム教の国内国外での危険性について過去数ヶ月に渡って語ってきました。先週、キャサリン(番組ではミセスフレッド)は潜伏聖戦(ジハード)に対してかなり厳しい批判をしました。その努力が原因でキャサリンは番組から降ろされました。私は局側にミセスフレッドがマイクの前に座らないなら私も続けることは出来ないことを告げ、今朝を最後に辞任することになりました。
このラジオ局は以前にも国内のイスラム教市民団体から圧力をかけられ、イスラム教を批判したDJを首にした過去があるので、今回もアメリカイスラム教委員会CAIR(ケア)から圧力をかけられたのではないかという噂もある。CAIRのスポークスマンは自分らは全く関係がないと主張しているが、エジプトのモスリム同砲団とつながってるようなテロ団体が真実など述べるはずがないから全く信用できない。
グラディー自身もCAIRが直接関与しているかどうかは知らないと述べているが、2005年にCAIRの抗議で「イスラム教はテロ団体だ」と批判したマイケル・グラハムというDJが解雇された例をあげている。
グラハムの場合はイスラム教全体を批判しているので、クレームがついてもおかしくはないが、(だからといって解雇されるほどのものとも思えないが)ミセスフレッドは過激派イスラム教と言って、イスラム教の特殊な一部の教えについて語っているのであり、特に問題があるとは思えない。
だが、よしんばCAIRは何の圧力をかけていなかったとしても、イスラム教団体からの批判を恐れて局側が自主的にグラディー夫人を解雇した可能性は多いにありうる。
はっきり言って私には過激派イスラム教テロリストは英語でいうところの500ポンドのゴリラに思える。つまり、部屋の真ん中で500ポンドのゴリラが居座って部屋の平和を乱しているのに、部屋のなかにいる人々はそれを完全に無視。なぜ部屋が荒れているのか全くわからないという顔をしている。
何故我々アメリカ人はアメリカ人に最大の脅威を及ぼすイスラム教ジハーディストをおおっぴらに批判することが許されないのだ?彼らのほうはアメリカは悪魔だとかアメリカ人が全員死ぬまで戦いはやめないとか常に公言し、機会があるごとにアメリカ人を殺しているではないか?何故その脅威について述べることがいけないのだ?そんなにイスラム教徒からの報復が怖いのか?
だとしたら、過激派イスラム教はの悪影響は思ったより深刻な問題だといえる。
バージニア反シャリア対策隊のジェームス・ラファティは、CAIRが局に圧力をかけたという話を少なくとも二つの筋から聞いているとし、CAIRの最終目的は全国ネットで放送しているショーン・ハネティを失脚させることだという。ハネティーはラジオだけでなくフォックスニューステレビでもレギュラー番組を持っており、地方局DJのグラディーより広い聴取者数を持っている。
March 5, 2011, 現時間 10:47 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
何故団体交渉はいけないのか?
ウィスコン州の労働組合の団体交渉権を規制する法案はいまだに民主党議員が他州に逃げ隠れして投票に参加しないので、法律が宙ぶらりんになっているなか、オハイオ州で同様の法案が意外と簡単に州上院議会を通過した。このオハイオ州の法案が法律として施行されるようになれば、ウィスコンシン州の17万5千人より倍以上も多い35万人の組合員に影響を与えることになる。オハイオ州のJohn Kasich知事も共和党。
「これは納税者との労働組合の不均衡をただし、機能させるための大切な第一歩です。」とオハイオ知事。
さて、この団体交渉権 "Collective Barganing"とは一体何か。そして何故それが経済難を抱える諸州で問題にされているのか考えてみよう。
先ず、団体交渉とは何か? これは要するに経営者と労働者が個々に労働条件や賃金を交渉するのではなく、労働者が労働組合という団体を通じてひとつの団体として経営者と交渉するやり方だ。19世紀後半から20世紀初期の労働者は過酷で危険な労働条件で働かされていた。日本でもああ野麦峠などでも描写されているように、当時の労働者は経営者に対して労働条件の向上を求めるなどという発言権はほとんどなかった。
アメリカでは危険な炭鉱の落盤で何百人という労働者が生き埋めになったり、シャツ工場の火事で一度に何百人という女工が焼け死んだ事件(工員がさぼらないようにと出口に外から鍵がかけられていた)などがあり、職場の安全状況を向上させる動きが出た。当時の労働者は皆若く教養もなかったし、現在と違って貧富の差も激しかった。家族経営の中小企業ならばともかく、大企業においては、一個人の工員が経営者と個人的に労働条件や賃金の交渉など、なかなか出来なかったのである。
そういう状態にあれば、労働者が一体となって組合を作り、団体として経営者と交渉するというのも理屈にあうし、効率がいい。よって私は労働組合の発足や初期の役割について否定する気はない。だが、すでに初期の段階から団体交渉が含む問題は明らかだった。1930年代ごろからすでに組合ボスたちの腐敗は悪名高い。現在も大手の組合ボスたちの給料は10万から50万ドルだそうだ。
現在における団体交渉の弊害について、下記のような就職活動者を考えてみよう。
学士を持つAは若く未婚。応募した会社に数年勤めたあとは一旦社会人を止めて修士の資格をとるべく大学にもどるつもりだとしよう。長年勤める気はないので、62歳過ぎなければもらえない年金とか、健康だから健康保険なども特に必要ないと思ってる。後で数年間無収入になるので今のうちに稼ぎたいから多少の残業などなんとも思わない。特に休暇などなくてもいいと思ってる。
もう一人は前の会社をリストラされた中年で子持ちのB。あと10年で定年。いまさら転職の気持ちなどさらさらない。この会社でぎりぎりまで働いて引退するつもり。上の子はそろそろ高校受験。下の子はまだ小学生で病気がち。Bにとって家族ぐるみの健康保険は非情に大事。給料からかなり引かれても仕方ない。家族と過ごす時間が大事だし奥さんとセカンドハネムーンにも行きたいので、長期で取れる休暇は必要不可欠。歳が歳なのであまり残業が多いと体がもたない。
AとBの二人では仕事に求めるものが全く違う。自由市場に任せるならば、AもBも個人的に自分にあった条件で雇用主と交渉し、Aならば保険や年金などのベネフィットはほとんどいらないからその分給料をあげてくれとか交渉することができるし、Bならば基本給料は低くてもいいから年金が高く質のいい健康保険がついてくる条件を求めるだろう。
ところが、労働組合が団体交渉をすると、もしAとBが同じ職種の同じレベルの仕事に応募した場合、二人が受け取る条件は全く同じになる。それでAは欲しくもないのに年金や保険料を給料から差し引かれ、Bは身体がもたないのに長時間の就労を余技無くされる可能性がでる。組合は個人の能力とか必要性とかを全く考慮に入れないからだ。
これは実際にある組合が要求した労働条件なのだが、一日に8時間以上働いた場合は残業手当を払わなければいけない。それはそれでいいのだが、例えば前の日に4時間しかはたらかなかったので、今日は12時間で埋めあわせをする、という融通が利かない。それで、病気がちの子供を病院につれていくためにBが月曜に早引けして火曜日にその埋め合わせ残業をするといったことは簡単に出来ない。あらかじめ、週に40時間以上働かない限り残業はなくてもいい、日によって早い日もあれば遅い日もあるという融通の効くスケジュールをBが経営者と交渉して決めることは不可能なのである。
また、経営者側も、Aのほうが仕事が出来るのでBには辞めてもらってBの給料を上げよう、などと勝手な判断は出来ない。ここでも労働組合が口を出してくる。どういう条件なら従業員を辞めさせることが出来るのか非情に細かい項目があり、公務員の場合、単に仕事が出来ないというだけでは先ず辞めさせられないのが現実。
アメリカの公立学校の質の低さは悪名高い。これは決して、アメリカに質のいい教師が居ないという意味ではなく、質のいい教師も悪い教師も同じように扱われるし、教師自身の定期的な学力テストや生徒のテストの点で教師の昇給を考えるなどといったことは、いくら校長がやりたくても組合が承知しない。公立学校の教師を辞めさせることは大変なことで、生徒に猥褻行為をした教師ですら有給のまま自宅謹慎で何年も辞めさせられないというひどい状態が起きているのだ。
特にひどいのは公立学校の用務員。ある学校区では組合が用務員は床を一週間に一度しか拭かなくてもいいという労働条件を通させた。これではカフェテリアで子供がスープをこぼしても、用務員は床を掃除しなくてもいいということになる。もっとも公立学校の用務員は何年も学校になど足を踏み入れたことがないという人も多く、しかも給料は年間10万ドルとかいう法外な金額だったりする。つまり、用務員とはたんなるタイトルであって本当の職業ではない。これは地方政治家に多く献金した政治活動家の家族に与えられる褒美のようなものになってることも多い。
それでも組合への加入が個人的な選択によるものであるならばそれでいい。上記のAのように自分には能力があるから他人に交渉など頼む必要はないと思っている人なら、わざわざ会費を払って組合に参加する必要はないだろう。だが、公務員の場合、多くの州において組合加入は強制的である。よしんば加盟しなくても、給料から会費を天引きされるのは普通で、厳密的にはこれは違法なのだが、組合とべたべたのオバマ政権は、この労組の違法行為を見てみぬ振りだ。
ウィスコンシンのウォーカー知事が辞めさせようとしていることのひとつに、この強制加入の禁止だ。労働組合は会費を政治運動に使っている。しかも95%の組合が民主党のみに献金しているのだ。よしんば労働者が共和党支持者で、民主党政策に大反対だったとしても、彼の給料から強制的に差し引かれた会費は直接民主党政治家の懐に入ってしまうのである。こんな理不尽なことが多くの州で長年つづけられてきたのである。
ウォカー知事や他の共和党知事は、こうした労働組合の身勝手な独裁政策を辞めさせようとしているのだ。彼らと民主党政治家たちとの癒着により、州公務員の給料や年金は民間企業の従業員の倍以上になっているという。傾く州財政のなかで、何故民間の納税者が公務員が自分らよりずっといい条件で働くために犠牲を払って税金を負担しなければならないのか、考えただけでも不公平である。
これはまさに、党メンバーだけが贅沢三昧をしていた共産主義国家の体制と全く同じだ。自由市場に反する社会主義だ。
最近の労働組合員たちのデモを見ていると笑ってしまうのは、彼らはウォーカー知事のことを「独裁者だ」とかリビアのカダーフィやエジプトのムバラクと同じだとか言っている。だが、実際に暴力で自分らの意志を通そうとしているのは組合のほうだ。ウィスコンシンでは共和党の議員が労組の暴力団員に囲まれてかなり危ない状態になった。
また、デモ中の組合メンバーにクレームをつけたティーパーティーのメンバーが組合暴力団員から暴行を受けたにも関わらず、警察官組合のメンバーである警察官は反組合の市民を守ろうとしなかった事件なども起きている。
アリゾナで民主党議員の集会が狂人の乱射でめちゃくちゃにされたときは、あれほどサラ・ペイリンやティーパーティーを、暴力をあおっているとして攻撃していた民主党やリベラルメディアは、こうした左翼側の組合やその支持者たちの暴力的な言葉遣いどころか実際の暴力行為すら批判もせず黙認し続けている。
労働組合べったりのオバマ大統領などは、完全に組合に肩入れしている。
通信業労働者(CWA)の電話会議に出席したヒルダ・ソリス労働省長官は、労働組合の抵抗を「誇りに思う」とし、「戦い続けよう」と励ましの声を送った。
政権が明らかに労働組合の味方をしていることに気をよくしたのはCWAの会長。「(長官の言葉は)歴史的な言葉です。政権の人員があきらかに私たちの味方をしてくれている。これは大統領の言葉であることを忘れてはなりません。」
まさしくその通りだ。大統領自らが団体交渉という完全な社会主義を支持しているのだ。
困ったことに、アメリカ国民の多くが労働組合の団体交渉権を支持している。リベラルメディアの報道の仕方にもよるが、共和党知事や議員たちは、ここではっきりと民間の組合と公務員の組合の性質の違いをはっきりと納税者に説明し、共和党は決して労働者を敵に回そうとしているのではないことを明らかにしなければならない。
ウォーカー知事や他州の共和党知事たちが州公務員の労働組合と立ち向かっている理由は、公務員労組の力が増大することによって納税者の負担が高まり州財政が危機に追い込まれるのだ。共和党はそのことを市民に説明し、共和党こそが労働者の真の味方なのだとわかってもらうひつようがある。
そうでないとこの次の選挙でオバマはじめ民主党は、共和党は労働者の大敵だと、またまたプロパガンダを流すこと必定だからである。いまや労働組合こそが真の労働者の敵なのであり、特に公務員労働組合は納税者の敵である。高い税金を払いたくないのであれば、公務員組合の力を激減させることが大切だ。ウォーカー知事はじめ共和党政治家はそのことをよくよく有権者に説明してほしい。
March 5, 2011, 現時間 8:27 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 20, 2011
オバマ王政権のあからさまな反イスラエル政策に不安な米ユダヤ系リベラル
18日、国連の反イスラエル条例に対してアメリカは拒否権を用いたが、これまでのアメリカならこれはごく当たり前のことで、とりたてて騒ぐほどのことではない。だがオバマ政権のアメリカが本当に拒否権を用いるかどうか、実は議会では土壇場までもめていた。
【ニューヨーク=柳沢亨之】国連安全保障理事会で18日、イスラエルのパレスチナ占領地へのユダヤ人入植を非難する決議案の採決が行われたが、米国が拒否権を行使して廃案となった。
オバマ政権発足以来、米国の安保理拒否権行使は初めて。他の14理事国はすべて賛成に回った。 アラブ諸国は反発しており、中東和平交渉の再開は一層困難となったほか、アラブ各国で拡大する民衆のデモにも影響が及ぶ可能性がある。
決議案は、非常任理事国のレバノンが1月18日に提出し、入植を「違法」と非難する内容。国際法上、占領地への入植は「違法」とする判例があり、約120か国が共同提出国となった。
米国は、入植には反対しているが、同盟国イスラエルの立場を考慮して決議案の撤回を求めていた。 (2011年2月19日11時05分 読売新聞)
ここで「入植」とされている地域はエルサレムのことであり、エルサレムはイスラエルの首都である。イスラエルが自国の首都に住宅建築が出来ないというのであれば、イスラエルが独立国であることを否定するのと同じだ。つまり、アラブ諸国はイスラエルのパレスチナ入植を非難しているのではなく、イスラエルが独立国として存在することを非難しているのである。
このような理不尽な条例にイスラエルと同盟を結ぶアメリカが同意できるはずはない、、というのが従来の常識だが、こと反ユダヤ主義(アンタイセマイト)のオバマ政権に限っては、そう簡単な決断ではなかった。
オバマ王の反イスラエル政策は民主党の間でも去年からかなりの批判が出ている。ユダヤ系アメリカ市民はリベラル派が多く、その大半が民主党支持だが、イスラエルには同情的である。それで、オバマ王政権のクリントン国務長官を始めとする反ユダヤ主義方針は、有力なユダヤ系の支持者が多い民主党議員たちを不安にさせるのである。
「イスラエルは当地において一番の同盟国である。にもかかわらず、必要な支持どころか非難ばかりを受けている。」ニューヨーク代表、アンソニー・ワイナー民主下院議員。
ワイナー議員は去年の四月、強まるイスラエルへの圧力に対してオバマ政権に抗議した十数名の民主党議員の一人である。この批判はニューヨークのチャールズ・シューマー民主上院議員のオバマがイスラエルを威圧しようとしているという批判に同調したものだった。
「公にイスラエルをこき下ろす前にシューマー議員の言う事に耳を傾けるべきだ。」「シューマー議員は正しい。ホワイトハウスはイスラエルにおいて間違っている。」とワイナー議員は続けた。
私はシューマー議員はあまりにもリベラルなので嫌いなのだが、911直後で見せたバリバリのニューヨーク精神(当時上院議員だったクリントンの無関心さとは比べ物にならない)や徹底したイスラエル支持など、一貫した信念を持った議員として尊敬に値する人だと思う。
オバマ政権の反ユダヤ主義は、ユダヤ系有権者の間でも強く感じられており、先の選挙ではユダヤ系市民からの政治献金が極端に減った。特にユダヤ系有権者が最も多いシカゴやニューヨークからの支持ががた落ちした。
こうしたオバマ政権の反イスラエル方針を是正すべく、今年の一月、下院議会は民主共和同意でオバマ王にイスラエル批判の国連条例を拒否するよう促した。
この手紙はフロリダ州代表、外務委員会のイリアナ・リーティネン(Rep. Ileana Ros-Lehtinen)下院議員が執筆し、バージニア代表エリック・カンター共和議員、メリーランド代表ステニー・ホイヤー民主議員らが署名した。
「我々は尊敬を持って現政権に要請する。パレスチナの指導者に速やかに無条件でイスラエルとの直接交渉に戻るように圧力をかけよと。」
イスラエルとの平和交渉を拒否し、イスラエル攻撃を全く止める気がないパレスチナ。にもかかわらずアラブ諸国は一方的にイスラエル非難をし国連条例まで提案。米議会が腹を立てるのは当たり前だ。ところがオバマ王ときたら、この条例を非難するどころか、一部修正の条件付きで調印する意志を明らかにしていた。
米国は15カ国からなる国連安保委員会の『イスラエルによる継続的な入植はうけいれられない』という条例を支持する旨をアラブ諸国に通知した。これは入植を違法とするパレスチナによるより厳しい条例を拒否するという行為を回避することを狙ってのことだった。
もちろんイスラエルなどこの世から消え去るべしと考えているアラブ諸国の強硬派にとって、イスラエルに関して譲歩などあり得ないので、このオバマ政権の提案はあっさりと拒絶されてしまった。
それでオバマ王も余儀なく拒否権を用いることになるだろう、と普通なら思うが、それに先駆けて、こともあろうにクリントン国務長官がパレスチナと一緒になって、イスラエルの入植は違法だと公言したから大騒ぎ。(後になって「違法」ではなく「非合法」だと言ったのだと言い訳している。)
そんなこんなで間際までオバマが拒否権を使うかどうか怪しい状態だったのである。
民主党議員のなかには、先のシューマー議員やカンター議員も含め、カリフォルニアのダイアン・ファインスタンなどイスラエル支持のユダヤ系議員は結構いる。また、ユダヤ系市民の多いシカゴやニューヨークにも有力なユダヤ系有権者が多く居る。彼らは他のことではバリバリのリベラルであるが、ことイスラエルに関しては圧倒的にイスラエル支持だし、オバマ政権のあからさまな人種差別に不快感を覚える人々もすくなくないはずだ。
今回はなんとか拒否権を用いたものの、オバマ王政権の反ユダヤ及び反イスラエル主義は、アメリカユダヤ系リベラルをかなり不安にさせる要因となっている。
February 20, 2011, 現時間 10:48 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 18, 2011
ウィスコンシンで何が起きているのか?
以前に財政難のカリフォルニア州公務員の法外な給料や年金がカリフォルニア経済破綻を悪化させている話を書いた事があるが、州公務員の優遇は他の州でも同じように問題になっている。現在ウィスコンシン州で起きている労働組合のデモも、優遇されすぎている州公務員の扶養手当を引き下げようというスコット・ウォーカー知事の提案に組合が激しく反発してのことだ。
労働組合のいい分を聞いていると、まるでウォーカー知事は独裁者で、聖職を持つ教員から何もかも奪おうとしているかのような印象を受けるが、知事が要求している公務員への犠牲はごくごく当たり前の常識的な要求でしかない。
- 健康保険の保険料従業員負担を現在の5%から12.4%に引き上げる。
- 年金積み立ての従業員負担を0%から50%に引き上げる。
はっきり言って連邦政府の公務員や民間企業の従業員からすれば、これでも普通以上に恵まれた待遇であるが、労働組合が絡んでくるとそういう道理が通らなくなる。それでウォカー州知事は労組による代表制交渉の権限を規制しようと考えた訳だ。
それに対する労働組合からの反撃はすさまじいものがある。オバマ王の支持を受けた全国民主党委員会が労働組合と結託してウィスコンシン州外からの組合員を導入してデモに参加さえ、州内の教員達は病欠した上に生徒を連れ出してデモに参加させるなどして人員を集めている。
州の民主党上院議員たちは議決をボイコットするため州外に集団脱出。民主議員たちを連れ戻すためにウォーカー知事が州警察隊を出動させるまでに至っている。
もし、労働組合がウィスコンシン州で暴力を使って民主主義行程を阻止することに成功すれば、アメリカはよもや民主主義国家とは言えなくなる。それこそ労働組合が牛じる独裁社会となり、ギリシャのようにアメリカ経済は崩壊するだろう。
ウォーカー知事の肝試しがされる正念場である。
February 18, 2011, 現時間 11:37 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 17, 2011
ウィスコンシン州知事の公務員労働組合打開に組合員の激しい反撃
米国ウィスコンシン州では、新知事が苦しい財政を立て直すべく、警察官及び消防官以外の州職員が所属する労働組合の団体交渉権を制限すべく法案を提案しているが、それに対して州労働組合員から予想以上に激しい抵抗が起きている。
昨日、組合は州の98000人に及ぶ教職組合員に違法ストライキを呼びかけ、法案議決審議がされている首都への集結を促した。これに応じて公立学校の40%にも及ぶ教職員は病気を言い訳に仕事を休んでデモ行進に参加した。おかげでマディスン学校区では学校閉鎖を余儀なくされることとなった。
どうやら労働組合は有権者が選んだ州知事や議員たちを差し置いて、違法なストライキやデモ行進を行って、自分らの主張を力づくで通そうという魂胆らしい。
国家経済の立て直しも全くめどが立たないオバマ王は、それでもウィスコンシン州の経済対策について注目していると言う。労働組合はオバマにとって大事な支持層だが、今回もオバマ王は州の経済を立て直そうとしているスコット・ウォーカー知事の側ではなく、州の経済状態などおかまい無しに州に無理難題をもちかけて交渉する労働組合の片を一方的に持ち、ウォーカー知事の法案は「組合への攻撃だ」と批判した。
オバマ王の組合支持は単なる言葉だけではない。全国民主党委員会の一部でオバマ選挙運動後援会でもあったオーガナイズフォーアメリカ(OfA)は、ウィスコンシンでのデモ行進参加者用のバス調達や電話バンクの設置などを請け負い、ここ数日続いているデモ大会の計画や段取りを仕切っている。
それに加えて、ウィスコンシン州の民主党州上院議員たちは数ではこの議決に勝てないので、そろって一斉にウィスコンシン州を脱出。決議投票が出来ないように議会そのものをボイコットすべく近隣のイリノイ州のリゾートに逃走し潜伏中。
はっきり言ってこのような行為は州憲法に触れるはずだが、違法行為だろうとなんだろうと、なんとしても民主党は労働組合の力を保ちたいらしい。そのためには民主主義や州民の意志など、どうなってもいいということだ。
ウォーカー知事は、州職員が健康保険や年金への払い込む料を増やしてほしいと言ってるにすぎない。このまま組合が要求するような州公務員への法外な優遇が続けば州は破産してしまう。州職員が犠牲を払わないというなら職員の数を減らすしかない。州職員たちがリストラの憂き目に合いたくないのであれば、組合による団体交渉権をなくすことが一番良案なのだと主張している。
February 17, 2011, 現時間 10:27 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 20, 2011
労働組合が牛耳るカリフォルニアは州公務員年金で破滅する
陳さんが取り上げていたジャパンビジネスプレスのこの記事(日本語)で、カリフォルニアが破産状態なのは、長年における労働組合と州政府の癒着により州公務員の給料や年金が信じられないほどの高値になっていることが大きな原因だという指摘があった。折しも本日カカシは仕事の帰りに地方ラジオ局の番組で、カリフォルニア州の公務員は他州に比べて最高の給料をもらっており、その年金の高さは全国最高だという話をしを聞いたばかりだった。
給付額を大幅に引き上げる州法が1999年に施行されてから、一部の職員は50代前半で退職して給与の90%相当の年金を受給できるようになっているという。
ああ、私は職種を間違ったなあ。大学は教育学部を専攻にして加州(カリフォルニア州)で学校の先生にでもなるんだった。いや、自動車やバイクの免許を扱うDMVの職員にでもなっているんだったな。そしたら今頃は回りの不景気を傍目に悠長に引退して左団扇(ひだりうちわ)だったかもしれないのに、(それには歳がちょおっと足りないかな?)
これに関しては超リベラルのロサンゼルスタイムスでさえもあきれかえってる。
去年のクリスマスから我々はすでに、サンフランシスコ市の引退者の健康保険資金はすでに44億ドルの赤字であること、サンタクララ郡の消防長官はすでに高額の給料の上にさらに年間20万ドルの年金を受け取ることになること、そして最近の州立大学の授業料の値上げはほぼ全額が年金の赤字補正に当てらたこと、そんな時に州立大学のなかでも最高に給料の高い重役たちはもっと多くの扶養手当をを求めて訴訟まで起こしているなどを学んだ。天気予報のように普通に聞かれるようになった引退のスキャンダルに、有権者たちは激怒している。
カリフォルニアの長期的な健康をめざして、難しい決断を下すと約束したジェリー・ブラウン知事にとって、州公務員の年金制度改革は絶好の機会である。しかし知事が提案した予算案には肝腎な点における変革は含まれていない。
加州の年金負債は7千億を超えており、年金や扶養手当を減らさずに穴埋めをするめどは全くついていない。
加州の公務員に支払われる年金は過去十年間で維持不可能なほど増加しており、州立大学制度の経営費よりも多い50億ドル超の金額が毎年支払われているという。州公務員の引退パッケージの平均率はなんと120万ドル。それを払っている納税者の平均引退貯金はたったの6万ドル。
皮肉な事に、すでに定年退職した人々の年金を支払うために、地方都市は肝心な市役所の仕事が出来ない状態にあるという。上記のJBPが取り上げている完全破産したバレーホ市では道路修理担当の職員が大幅にリストラされたため、穴ぼこだらけの道路が放置されたままになっているという。
この街の道路の修復に31年間携わってきたフランク・カバレロ氏によれば、同市の道路課では3分の2の職員が削減された。道路のメンテナンス担当者は、今では3人を数えるのみだ。
また警察官の数も削減されたため、限られた人員では凶悪犯罪以外の事件にまで手が回らなくなっている。
ロサンゼルス市では、2002年、市税1億ドルが市役員の年金支払いに当てられ全額が支払われたが、今年は血税4億ドルを投じても23億ドルの赤字を埋め合わすことができない。
問題なのは、州公務員の年金制度は民間企業のそれに比べて恵まれすぎていることだ。例えば、民間企業では健康保険の保険金や年金の積み立ては、従業員と企業が半々で払っている。給料から何パーセント差し引かれるかは従業員が個々で選べることになっていることが多い。ところが加州の保険や年金は州が積み立てを全額保証している。つまり、我々納税者は州役員の年金を100%支払っているのである。
しかも定年退職した職員は死ぬまで健康保険に入っていられるので、若くして退職する不利益が全くない。もともと高給取りの重役などは引退したほうがそれまでより高い収入を得ることになる。これでは退職できる最低の55歳で引退する人が多いのは当たり前だろう。
だいたい引退した人間の年金支払いのせいで州が破産するからといって、道路工事職員がリストラされて道路は穴ぼこだらけ、警察官や消防官をリストラして犯罪も火事もほったらかしなんて冗談じゃない。
そういえば、私も3年くらい前に、足の指を折ったショックで失神してしまい、夫が救急車を呼んだら、そのくらいの怪我で救急車を呼ぶな、自分で救急病院へ行けと言われた事がある。あれは、今思えば、消防署の予算不足で救急隊員の数が足りていなかったからなのだろう。
近所に住む独身で独り住まいの友達が盲腸で七転八倒していた時、私とミスター苺が彼を担いで車に乗せて救急病院に行ったこともあった。あの時は何故、彼が消防署ではなくうちに電話をしてきたのか疑問だったのだが、もしかして彼は最初に911に電話して救急車に来てもらえなくて、仕方なく私たちに助けを求めたのかも。その時は慌てていたのでそんなことは考えずに彼の家まで飛んで行ったのだが。
シュワちゃんが任期切れで引退した後を引き継いだジェリー・ブラウン知事は30年くらい前にも加州知事をやったことがある。当時は任期制限がなかったので、今回再び知事就任が可能となったのだが、以前のブラウン知事は非常な社会主義者だった。もし現在の知事が過去と同じような政策をとって、民主党議会と一緒になって州民の血税を無駄遣いして私利私欲を肥やすようなことをすれば、加州は終わりである。それこそギリシャのような暴動がおこったとしても不思議ではない。
だが、もし、ブラウン知事が選挙運動中に公約したように、州の予算を立て直し、経済回復のために大改革を行うことが本気で出来たならば、少なくとも民主党議会に立ち向かう勇気があったならば、来期の選挙では加州でも共和党議員が選ばれる可能性は出てくる。
しかし加州住民としては州職員と組合が、長年に渡って州予算を奪略していたのだと知って非常な怒りを覚えるのであった。
January 20, 2011, 現時間 10:23 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 17, 2011
第三諸国を思わせる、カリフォルニア中部の悲惨な現状
かつてはアメリカのブレッドバスケットと呼ばれたカリフォルニア中部の農家が、州議会と連邦政府による無謀な経済及び環境政策によって、いまやその貧困度は第三諸国を思わせるほど悲惨な状態となっている。
カリフォルニアと一口に言っても面積は日本の1.5倍もある。日本では都会のロサンゼルスやサンフランシスコ、ま、せいぜいサンディエゴあたりのことくらいしか知られていないが、カリフォルニアのほとんどは酪農や畑の農地である。
カリフォルニアセントラルヴァレー(California Central Valley)は、アメリカ合衆国、カリフォルニア州の中央部を占める広く平らな谷。北はカスケード山脈、東はシエラネヴァダ山脈、南はテハチャピ山地、西はコースト山脈とサンフランシスコ湾に囲まれており、サクラメント川とサンワーキン川が流れ、農業地帯になっている。北部はサクラメントヴァレー(w:Sacramento Valley)、南部はサンワーキンヴァレー(San Joaquin Valley)と呼ばれる。 カリフォルニア州のほかの場所と異なり、この谷は非常に平らである。海水面が現在よりも高かった時代には海だったと思われている。(ウィキペディアより)
カリフォルニア州の議会はもう長年超リベラルな民主党に牛耳られている。おかげでカリフォルニアはアメリカとは思えないほどの社会主義が進み、州予算は多々の無駄遣いが行き過ぎて完全に破産状態。7年ちょっと前、弾劾された知事の後、颯爽と登場したシュワちゃん知事も一人では議会の横暴を抑える事が出来ず、支持率22%という最低の結果で退陣。新しく超リベラル民主党のジェリー・ブラウン知事を迎えたカリフォルニアの経済は、さらに低迷の一途を辿ることとなるだろう。
何と言ってもカリフォルニアで一番の問題は「福祉」という名の無駄使いだ。カリフォルニアは他の州に比べて生活保護や失業保険など、政府からの手当で生きてる人間が非常に多い。また州政府に雇われている公務員の数も相当なものらしい。こうした出費を補うため州民は他州よりもずっと高い州税を課されている。高税から逃れるために、年々高所得者は州を脱出。中低所得者を雇っていた多くの企業も、税金と厳し過ぎる環境規制を嫌って近隣の州や国境をへだてたメキシコへ移転してしまった。
これに輪をかけて中部の農民を苦しめ壊滅状態に追い込んでいるのは、連邦政府が無謀に課した環境政策である。連邦政府は絶滅の危機にあるというデルタスメルトという普通の人が聞いたこともないような魚の種を守るためと称して、サクラメントからサンワキンバレーの西側にあるサンワキンデルタ農地に引かれていた水を、直接海に流すように水路を変えてしまった。結果何百何千エーカーに渡る農地が干上がり、何千という農業職が失われた。
その結果、カリフォルニアでは失業者が急増。その分失業手当や生活保護にかかる費用が増えるという悪循環が起きている。しかもリベラルなカリフォルニア議会は違法移民の取り締まりを厳しくするどころか、かえって歓迎するような政策を取ってきたので、今や生活保護を受けている多くが違法移民の子孫か違法移民そのものだったりする。
企業の大量脱出と人為的な間伐により、カリフォルニア中部はいまや第三諸国を思わせる貧困地帯となっている。メンドータ市の失業率はなんと40%にも登り、そのほぼ全員が生活保護を受けている。
中部を車や自転車で色々巡って観察したビクター・デイビス・ハンソン教授によると、このあたりの住民はほとんどがヒスパニックと呼ばれるメキシコからの移民で、大半が英語を介せない。
皮肉なことに、環境規制が他州よりずっと厳しいカリフォルニアにおいて、企業が出て行った中部は汚染の垂れ流し状態になっている。それというのも、州は破産状態で違反者を取り締まるだけの予算がない。よしんば取り締まって罰金を課してみても、貧乏な零細企業や失業者に罰金が払えるわけでもないので、工業廃水や油や大型廃棄物といったものが真っ昼間から堂々と遺棄されていても完全に放置されたままだという。
ハンソン教授も、家の裏庭に動かなくなった車や部品が転がっているのは普通で、トラックの荷台に乗せた使い古しの電化製品やペンキなどを、道路脇に平気で捨てて行くヒスパニック系住民をいくらも見かけたという。また明らかに営業許可証など持たないと思われるテキ屋が、みちばたに屋台を立ててタマレやタコスを売り出し、つかった調理用の汚い油など、その辺に捨てていたそうだ。
カリフォルニア州は長年に渡り、中部の農業地の労働力確保のため違法移民の流入に目をつむって来た。ところが民主党が完全多数を絞める州議会による社会主義政策により、大企業も高所得社も州から流出。過激派リベラルによって連邦政府から科せられた理不尽な環境政策に抵抗するどころか迎合し、州の農業を壊滅状態に追い込んだ。
おかげで過去30年間に渡って移住してきたヒスパニック系移民は合法違法に関わらず、ほぼ失業状態で、そのほとんどが破産状態の州の生活保護を受けることとなった。つまり、州の収入を上げるために税金を引き上げる行為が、収入を下げ支出を上げるという全く正反対の結果を生んだのである。私がカリフォルニア住民でなかったら、自業自得とあざ笑ってやりたいところだ。
超リベラルのブラウン知事が、議会の無駄遣いを調整し、連邦政府の横暴に立ち向かう勇気があるとはとても思えない。カリフォルニアはこれからも低迷の一途を辿るであろう。
January 17, 2011, 現時間 9:04 AM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 4, 2011
ハートマン軍曹役で有名な元海軍訓練指導官、「オバマの社会主義」発言を謝罪
元海兵隊軍曹のR・リー・アーミー氏(R. Lee Ermey)が、クリスマスに行われた子供達へのおもちゃを募るチャリティーショーで、オバマ大統領の社会主義的な政策が今の経済低迷をもたらしていると演説をぶったことで、場所柄をわきまえず感情に任せて不適切な発言をしたと謝罪した。
しかし、元々の発言よりも、アーミー氏が謝ったということのほうが、保守派の間ではかなりの不満をもたらせている。
ガニーという愛称で親しまれているアーミー氏は、スタンリー・キューブリック監督のフルメタルジャケットで、兵士を汚い言葉で罵りながら厳しく鍛えるハートマン軍曹を演じて一躍有名になった。
その後も元海兵隊指導官だったことを役立て、軍隊関係のテレビ番組などにも出演しており、最近は車の保険会社のスポークスマンとしてコマーシャルにも出演している。
ガニーの、回りを気にしせず言いたいことを言うというイメージは、保守派の間では非常に人気がある。だからチャリテイーショーでのガニーの発言にも観客席からは同意する声援が集まった。
ガニーがオバマを叩いてるこのビデオはユートゥーブで公開され、あっという間に大ヒットとなった。オバマへの不満が貯まっていた人々の間では、よくぞ言ってくれたと感謝の気持ちで一杯だったのである。そこへきてこの謝罪。『ガニーだけはポリティカルコレクトネス(リベラルが強制する政治的に正しい態度)の圧力に負けないとおもっていたのにがっかりだ。』『一気にこの人への尊敬心が薄れた。』と、謝罪を報道するザ・ブレーズの記事にコメントが殺到した。この記事には、ガニーの謝罪はガニーが出演中の保険会社のコマーシャルから降ろされないための先制攻撃だったのではないかと勘ぐっている。この会社は以前にリベラルのアナウンサーが自分のサイトに掲載した意見を理由に解雇したことがある。
だが、ガニーの謝罪を骨無しとか臆病者とか責めるまえに、ガニーが何を謝っているのかに注目する必要がある。
「私はおもちゃを集め恵まれない子供達への知識を高めるための募金運動イベントに出演した。イベントは大成功で何千ドルというお金が集まり、何百というおもちゃがあつまったが、その際に私が行った演説は不適切に大統領に対して批判的であり後悔している。私は面白くしようとしてやりすぎてしまった。」
またガニーは自分の成功は元海兵隊であったことの体験を生かしたもので、自分は軍隊に対し深い敬意を持っており、自分の発言が軍隊の意見を代表するように見られるべきではないとし、この不景気が原因で募金の集まり方が悪かったことに不満だったことで感情的になっていたと説明している。
自分の発言は見当違いで感情的だった真に申し訳ない。サンパーファイ
私は最初にそのビデオを観た時に、「よくぞ言ってくれた」とは思ったものの、これはこの場において不適切な発言だなと思った。
私は当ブログで何度もリベラル連中が政治とは無関係な非常に不適切な場で突然保守派を攻撃する発言をすることについて文句を言って来た。友人の冠婚葬祭、フットボールや野球の観戦中、同僚の送迎会、そしてもちろんチャリティーショーなど、まるで場所柄をわきまえずに保守派攻撃を始めるリベラルたち。礼儀正しい保守派の我々がやたらに議論にならなって回りの人や主催者に迷惑がかからないように黙っているのをいいことに、言いたい放題やるのがリベラルというもの。
だから、ガニーが言いたい気持ちは解るが、子供たちのためにおもちゃを集めるというチャリティーイベントと言う場で、あからさまな大統領への批判は不適切だったと私は思う。チャリティーに集まった人々の間にはリベラルの人もいたかもしれない、オバマ大統領の支持者もいたかもしれない、それなのに突然オバマ批判が行われては、募金しようと思っていた気持ちを傷つけられてしまったかもしれないのだ。
不景気で募金が集まらないという不満を述べるのはいいとしても、それがオバマ大統領の社会主義政策のせいだと批判するのは、たとえそれが事実でも時と場所を考えた場合不適切だったと思う。
ガニーは自分の大統領への批判が間違っていたとは言っていない。だがこの批判は不適切だったと言っているだけだ。チャリティーの主役は恵まれない子供達だったのであり、募金でありおもちゃ集めだった。そういう場所で政治を持ち出すべきではなかったという謝罪なら、保守派連中が躍起になってガニーを責める必要はない。
時と場所をわきまえる、というのはリベラル連中には出来ない保守派の才能だ。リベラルと同じことをやって我々の品位を落とすのは止めよう。
January 4, 2011, 現時間 12:40 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 1, 2011
ニューヨークの労働組合による故意な除雪作業遅延により救急車間に合わず死者もでる
ニューヨークではここ何週間かに渡って豪雪に見舞われているが、除雪作業が非常な遅れをとっているため、市民は身動きが取れない状態にある。何日か前に病院へ行かれずに自宅で出産を余儀なくされた若い女性が呼んだ救急車が積雪に邪魔され、ブルックリン市のクラウンハイツ町に住む女性のアパートに付くまでに9時間もかかり、新生児が死亡するという事故まで起きた。クラウンハイツでは全く除雪が進んでいなかった。
その他にも救急車が雪で通れずに出動が遅れて子供と老人が瀕死状態にあるなど、除雪遅延による被害が多く出ている。
大雪は天災だから仕方ないといえばそうなのだが、実は、除雪作業の遅れは労働組合による故意な策略だったことが数日前、組合員の内部告発によって明らかになった。
ニューヨークポストによると、最近の予算削減に不満な衛生局の労働組合幹部は、市議会に影響力のある豊かな地域の除雪を故意に遅らせることにより地元市民からの苦情を誘発し、衛生局への予算増額を企んだというのである。
対象となったのはブルックリン市内のボローフパークやダイカーハイツなど、クイーン市ではミドルビレッジなどがある。これらの地域の住民は比較的裕福で政治的にもかなりな影響力を持つ。特に裕福で政治力の強いボローフパークは狙われ、三日以上も雪に埋もれたままの市民は大激怒である。
しかし、一般市民が雪に埋もれて大変な目にあっているというのに、労働組合の組長や政治家の家の回りの除雪は迅速に行われるよう、職員は上から命令されたと告白している。
ブルームバーグ市長は、元旦までには市内のどこの地域も少なくとも一回は除雪作業が行われると宣言したにも関わらず、多くの地区がまったく手つかずになっている。
調べによると、労働組合は予算削減が決まった当初から今年の冬の除雪作業を故意に遅らせる計画を立てていたという。
ボローフパークに住む55歳の男性「まったくひどいもんです。これで彼らの残業手当を払えって言うんですか?人が死んだかもしれないってのに。」
ミドルビレッジのペネロッピ通りに住む42歳の男性。「まったくがっかりです。でも驚きませんね。除雪車がシャベルを上げたまま素通りするのを見ましたよ。こんなことを決めた人には何らかの処罰が与えられるべきです。」
ブルックリンのミッドウッド住まいの女性は日曜日のよるから月曜日の夜にかけて除雪車の音を全く聞かなかったという。「なんらかの遅延作戦がされてることは察していました。おかしいですもの。」彼女は月曜日の朝、除雪車がシャベルを上げたまま走っているのを目撃した。「作業員にどうしてシャベルが上がってるのかと聞いたら、横道の除雪はしないように指導されているというのです、ガソリンがもったいないからって、信じられませんでした。」
市会議員のダン・ハロラン(クィーンズ代表共和党)議員は罪悪感に苛まれた除雪車運転手や主任ら数人と会見し、遅延が故意であったという内部告発を聞いた。ハロラン議員はNYポストにクイーンズ市において雪に覆われている通りを除雪車が全く除雪せずに通り過ぎて行くビデオを提供。告発者たちは多くの道路を除雪しないように命令されたと告白している。
労働組合の不満は最近次々に起きた予算削減による100人以上の主任の給料引き下げや降格などからくるものと思われるが、衛生局の主任らは意図的な遅延があったことは否定している。
衛生局の労働組合代表ハリー・ネスポリ氏は、遅延は意図的なものではないが、不満のある職員が個人的に作業を遅らせた可能性はある、と子分に乱暴させておいて、自分は知らないとしらを切るやくざの親分みたいなことを言っている。
要するにだ、これは労働組合暴力団による恐喝である。衛生局を舐めるとこういうことになるぞという今後への警告だ。「おまえらいいとこに住んでんじゃねえかよ、何か事故でも起きたら不運だよなあ、いや、俺っちは人間が出来てるから乱暴な真似はしねえけどよ、子分のハチ公は気が短けえからなあ、奴のやるこたあ保証できねえなあ。」
パターソン、ニューヨーク知事は、労働組合による刑事犯罪の疑いもあるとして捜査を開始したと発表している。徹底的に捜査して組合暴力団員をどんどん逮捕してほしいもんだ。
January 1, 2011, 現時間 2:35 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
December 23, 2010
ペイリンのアラスカが理解出来ないカナダde日本語教師さん! アメリカの大統領はアメリカ人が選びます!
愛国太平というブログで、当ブログのエントリーをふたつほど取り上げて貰ったのだが、そのなかで、「サラ・ペイリンのアラスカ」についてぼろくそに書いてるカナダde日本語というそのタイトル通りカナダで日本語教師をしているという極左翼のブログの紹介があった。
カカシはサラ・ペイリンのファンなのだが、気候や自然の面でアラスカとも非常に共通点の多いカナダという国に住んでいながら、ペイリンのアラスカが全く理解できていないペイリン嫌いの偏見に満ち満ちた著者の美爾依さんの文章が面白かったので、ちょっと紹介してみたい。
何がとんでもないかというと、『サラ・ペイリンのアラスカ』っていう番組を見ると、アラスカの大自然はとってもすばらしいんだけど、サラ・ペイリンがいい年をしてアウトドア・スポーツに挑戦してキャアキャアわめきまくったり、ライフルで大自然で生活する野生の動物を殺したり、日本の家に比べたらとてつもなく広い彼女の家には、野生動物の首から上の剥製があったりとちょっと見ただけで不快になってしまう映像のオンパレード。
「いい年して」とはどういう意味だ。サラ・ペイリンはたかが45〜6歳。40過ぎのおばさんがアウトドアスポーツを楽しんじゃいけないって誰が決めたんだよ、と言いたくなる。ブログ主の美爾依さん自身プロフィールを読む限り、大学卒業後どのくらいの期間を置いてカナダに来たかによっては40歳近いはずで、ペイリンと大した差はない。他人のことを「いい年して」とか批判できる年齢ではないと思うのだが。
ま、それはいいとしてだ、カナダの大自然のなかで15年も生きていながら、同じような北国のアラスカ大自然で狩猟しながら生計を立てている地元民の生活が理解できないというのは全くお粗末としか言いようがない。
私がまだ日本に住んでいた頃、うちの近所によく仕事でカナダに行くビジネスマンが住んでいた。この男性は父と飲み友達だったのだが、カナダで外に出る時には野生動物、特にグリズリーから身を守るため、必ず護身用のライフルを持って出かけたという話をよくしていた。
また、都会に住んでいて何もかもスーパーに行けば間に合うような環境に居ない人間にとって、狩猟をするしないは死活問題である。それを「ライフルで大自然で生活する野生の動物を殺したり」などと頓珍漢なことが言えるこの美爾依という女性は、いったいカナダで15年間何をやっていたのだろう?
思うに美爾依という人はカナダに住みながらカナダの大自然を肌で感じたことがないらしい。プロフィールには「冬にはマイナス20℃を越える厳しい気温と大雪にめげそうになりましたが、持ち前のタフさでなんとか乗り切りました。」などと偉そうなことを書いてはいるが、この人がペイリンのようにスノーモービルを乗り回す姿はおよそ想像できない。
何よりも、サラ・ペイリンの不快指数100%の声によるナレーションを最初から最後まで聞かなくてはならないというのはかなり苦痛だ。家族が一番大切として、共和党的な古き良き時代の大家族を、今の時代に自慢げに映しているところも嫌い。「女性は子供を産む機械」という元自民党の厚労相の言葉が浮かんできた。こんな番組を楽しんで見る人の気が知れない。ただただ吐き気がするだけだ。
サラの声は確かに甲高く、しかも彼女はものすごいおしゃべりで、夫のトッドや次女のウィローなどがほとんど何も言わないのに比べてとにかくしゃべりまくる。サラファンのカカシですら多少げんなりするくらいだからサラ嫌いの美爾依が嫌がるのは仕方ないだろう。
ただ、ペイリン家が大家族である点を「今の時代に自慢げに映しているとろろが嫌い」とか、「こんな番組を楽しんで見る人の気が知れない。ただただ吐き気がするだけだ」というところが、さすがリベラルだけあるなと呆れるというより感心してしまった。
少子化が進む欧米や日本などの先進国に住んでいると、子供が少ない事が当たり前のようになってきた。しかし、実はこの少子化こそが今や文明諸国の未来を脅かしているのだという事実を忘れてはならない。サラ・ペイリンが人気があるのは、今は失われつつあるアメリカのフロンティア精神をサラが思い起こしてくれるからだろう。彼女が神を敬い子宝に恵まれた事実に感謝するという、アメリカの原点に戻っているところが彼女の魅力なのである。
美爾依のように、現代社会のデカダンスに完全に汚染された人間には理解できず、考えると吐き気がするような事実かもしれないが、アメリカにはそういうフロンティア精神に同調する気性がまだまだ健在だ(Thank God!)
おなじリベラルでも、ニュースウィークジャパンに書いてる冷泉彰彦の分析はかなり冷静で的を射ている。
どうしてこの「ペイリンのアラスカ」にアメリカ人の保守派は引き寄せられるのでしょう? まず「大自然の中のペイリン」という圧倒的な映像が「アンチ都会」のセンチメントをこれでもかと刺激するという点があります。大自然に敬意を抱き、その自然が美しければ美しいほど人間が謙虚になるとか、都会の生活に疲労しつつ知的な感性を持つ人間にも大自然の魅力が分かる・・・日本の自然観にはそうした感覚がありますが、これは全く別のモノです。
粗暴なほどの大自然に対して開拓者はちっぽけな存在です。ですが、家族・宗教・武器の力を借りて、一生懸命頑張れば成功が待っている、ただその過程で、大自然に対抗する上で重要な家族・宗教・武器という価値を脅かす存在があれば、まずその敵と徹底的に戦う、そんな自然観です。どうして武器(番組の中では大口径のライフルとかヘリコプター)の使用が無制限に許されているかというと、それは人間が神から許された特別な存在だからであり、その人間がバクテリアや猿から進化したなどという都会やヨーロッパの無神論者は、正に自然と闘う自分たちを妨害する敵だというわけです。
(略)
そうしたアメリカの開拓者が持っていた価値観は、実際の大平原つまり中西部では理念としては残っていても、生活の上では、大規模化し機械化された農業にしてもかつての自然との緊張感はありません。ある意味で、この「アラスカの大自然の中のペイリン」というのは、その開拓者精神の原風景を感じさせるのです。原風景というのは大自然と闘う姿勢を守ることで、その闘いが同時に自分たちの敵である都会のインテリに対して闘う、あるいは「訳の分からないイスラムや中国などの外敵」と闘う姿勢に通じるという意味です。
冷泉は決してペイリンのファンではないし、ペイリンの政治家としての能力も認めていない。それでもさすがにジャーナリストの端くれだけあって、アメリカの保守派を大分理解していると思う。かなりの誤解はあるものの、アメリカ人を正確に理解しようという姿勢が伺われる。
カナダにもフロンティア精神というものがあったはず。15年もカナダに住んでいながら、そのことを全く学んでいないカナダの日本人女性教師。どこにすんでいても左翼のアカデミーインテリに囲まれているとこうなってしまうという典型的な例だろう。
December 23, 2010, 現時間 12:37 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
December 5, 2010
サラ・ペイリンの人気止まず、娘ブリストルは芸能人ダンス番組で人気者に、サラはアラスカ旅行記番組の主役に
この間の選挙でもサラ・ペイリンが応援したティーパーティー系の候補者が次々に当選し、現役の政治家でもないのに元アラスカ知事で共和党副大統領候補のサラ・ペイリンの人気は時と供に衰えるどころかその勢いを増すばかり。
そして最近ペイリン家は、長女のブリストルが芸能人ダンス選手権に、当のサラは家族と一緒にアラスカ紹介の旅行記の案内役として、一家総勢でテレビ界に進出した。
先ずは長女のブリストル・ペイリンだが、彼女はダンシング・ウイズ・ザ・スターズ(スターと踊ろう)という番組に参加して、踊りの経験など全くないのに最終審査まで生き残って話題になった。(日本ではシャルウイダンスという番組名で2006年から2007年に放映された。今ではやってないのかな?)
”ダンシング、、”の番組が始まった当初はブリストルはお世辞にも踊りが上手とは言えなかった。歩き方もぎこちなかったし、人前で踊りを披露することに慣れていないので、緊張していることが痛いほど明らかだった。だから最初の2〜3週間は点数も下位三番に入っており、いつ落とされても仕方ないと思われるほど下手だった。
ところが、審査員の点数は低くても視聴者からの人気投票は高かったと見え、ブリストルは毎週勝ち残って行った。これがかなりリベラル達の癪に触ったようで、彼らの間でもの凄い怒りの旋風が巻き起こった。先ずリベラル連中はブリストルの人気は彼女個人の人気ではなく親の七光りだと言い出し、ブリストルが毎週勝ち残るのは彼女自身の実力とは関係なく、母親のサラのファンである保守派連中が社交ダンスの社の字も知らないくせに結託して電話投票しているからだと攻撃した。
こうした意見は番組の掲示板やツイッターやブログで毎日のように書かれたが、テレビのトークショーなどで口の悪いリベラルのコメンテーター達は、計らずして18歳で未婚の母となり、今はその体験を生かして十代の妊娠を減らす運動をしているブリストルに対し、ひどい言葉で罵ったりした。
たしかに、ブリストル自身は芸能人ではないし、サラ・ペイリンという有名人を母親に持っていなければこんな人気番組に出演できたはずはない。しかしそれを言うなら、これまでにも人気ロック歌手の娘や政治家との離婚話で話題を呼んだ前妻などが出演したこともあるので、こういうことは、この番組としては特に珍しいことではない。
しかし単なる話題性で人気が続くのは最初の2〜3週間で、後は本人が視聴者を引きつける何かしらの魅力を持っていないと票は続かない。最初は単にサラのファンというだけで番組を見ていた保守派たちも、そのうちにブリストルのはにかみっぽい純粋さに魅かれるようになったのではないだろうか。
この番組におけるダンスの訓練の厳しさは半端ではない。毎日何時間にも渡ってのレッスンがまったく休日を取らずに何週間も続くのである。毎週新しいダンスを覚えるというだけでも大変なのに、それに加えて心なきリベラル達の猛攻撃を耐えるのは生半可なことではなかったはずだ。それを、本来はおとなしくライムライトなど浴びたくない普通の女の子が、ヒョンなことからリベラルの攻撃対象になってしまったというのに、それにめげずにダンスを続け最後の週まで生き残ったのは彼女自身の実力を視聴者が評価したからだと私は思う。
番組の週が進むにつれプリストルの技術は確実に上達した。最初の頃は彼女より上手な人が落とされたこともあったが、真ん中へんあたりから彼女はもう下位とは言えなくなっていた。演技の必要な踊りでも頑張っていたし、審査員の批評を素直に聞いて次の週はそれをきちんと生かしていた。
それで私としては優勝候補と言われていたR&B歌手のブランディを差し置いてブリストルが上位三位に入ったときも、決して不公平な結果だったとは思わなかった。無論これでリベラル連中がヒステリーを起こした事は否めないが。
決勝戦でのビデオはこちらで観ることができる。
ダンシング、、、が終わった後、サラを中心にした「サラ・ペイリンのアラスカ」というアラスカ紹介番組が始まった。最近アメリカでは単にきれいなだけで芸のない素人や芸能人の私生活を録画するだけのリアリティー番組なるものが流行っているので、サラ・ペイリンがそういうくだらないテレビ番組を始めたとサラを嫌うリベラルや体制保守派の間では批判が登っているが、サラの番組はそういうものではない。この番組はサラ・ペイリンが案内役として家族を連れて毎週アラスカのあちこちの地域を訪問し、ロッククライミングをしたり、カヤックをしたり、魚の漁やライフルを使った狩猟をするといった趣旨になっている。
確かに家族がその日の冒険を前にお弁当を作っている姿や納屋の掃除をしたりトラックやボートの修繕をしたりしている姿も映るので、リアリティ番組と間違える人がいるのは解るが、番組の焦点はあくまでもアラスカであり、ペイリン家の私生活ではない。
この番組に関する感想はかなり長くなりそうなので、また別の機会に回す事にする。
December 5, 2010, 現時間 12:40 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
December 4, 2010
ウィキリークスで明らかになったオバマ王政権の無能ぶり
先日ウィキリークにオバマ政権の外交に関する秘密情報が流された事件がもとで、政府機関では政府の秘密情報を扱う政府ネットワークからのダウンロードが全面的に禁止になった。この御ふれは数日前に突然出されたもので、政府ネットを日常的に使っている職員らから言わせれば非常な迷惑である。こういうふうに日常の仕事に支障を来すような決断をするなら、その影響を考えた上で除所に対策を考えるべきなのに、オバマ政権は何もかもが事件が起きてしまってからの事後対策ばかり。今度のウィキリークに対する政策にしても、その遅さもさることながら、その無能さにはあきれかえって物が言えないというのが現実。
これについて、サラ・ペイリンが自分のフェイスブックでオバマ政権に対して数々の疑問を投げかけている。
まず第一に、ウィキリークスの責任者であるジュリアン・アサンジがこの非常に危険で高度な秘密情報を流さないようどのような対策が取られたのだろうか? 特に彼はここ数ヶ月の間にすでに一度ならず二度までもそういった情報を流しているのである。アサンジは「ジャーナリスト」などではない。それはアルカイダの英語版マガジン「インスパイアー」の「編集者」が「ジャーナリスト」などではないのと同じだ。彼は反アメリカ工作員であり彼の手は血で汚れている。彼が公表した秘密書類のよって100人以上のタリバンに関するアフガニスタン情報源の身元が暴露されてしまった。なぜそのような人間をアルカイダやタリバンのリーダー達を追跡するような緊急性をもって追跡しないのだ?ペイリンはさらに、オバマ政権はNATOやヨーロッパ連盟や他の同盟国に協力を求めてウィキリーク組織破壊を計ったのか、一時的もしくは永久的にウィキリークの作動停止をするために出来る限りのサイバー技術を駆使したのか、ウィキリークで働く職員らや公表された書類や情報に関する捜査は充分にされているのか、少なくとも彼らの資産を凍結するくらいのことはするべきなのではと言った質問を立て続けにしている。そして、特に米国諜報部に対して、何故若干22歳のたかが一等兵にこのような重要機密情報に関する無制限にアクセスの権限が与えられていたのか、そしていかにして誰にも気づかれずに彼がそれをコピーして配布するなどということが可能だったのかと疑問を投げかけている。
オバマ政権は遅まきながら先に述べたように慌てふためいて政府ネットからのダウンロードを禁止し今後漏洩が起きないように動き始めたが、ペイリンは何故最初に漏洩が起きた時点でその対策を取らなかったのだと問う。
確かに全くその通りだ。私も2〜3ヶ月前に軍事秘密が漏れた時点で、なぜアメリカ政府はウィキリークスのサイトを即座に閉鎖し、その責任者を逮捕しないのかと不思議だった。責任者がオーストラリア市民であるから直接は逮捕できないとしても、オーストラリアに協力を求めることは出来たはずだ。それが当時の報道ではアサンジにこれ以上秘密情報を流さないようにと促しているといった程度の甘さだった。
私が思うにオバマ政権は防衛に関する感覚が鈍いので、軍事機密が漏洩したことの重要さに気がつかなかったのではないだろうか。ペイリンも指摘しているようにこの情報の漏洩によって何百人というアフガン人がタリバンに殺害される危機にさらされたが、もともと戦争が嫌いなオバマ王やその取り巻き連中はそれが我が軍の戦況に悪影響を及ぼすことなど特に興味がなかったのだろう。それが今回突然にして慌てふためいたように、その影響も考えずに政府ネットからのダウンロード禁止などという思慮の足りない対策をとりはじめたのも、今回の漏洩は外交に関するもので、それによってオバマ王やその政権の連中が個人的に恥をかかされたからに他ならない。
国家防衛を脅かす漏洩には無頓着でも自分らに恥じをかかす漏洩には敏感という、なんともしょうもない奴らなのである。それにしても軍事秘密が流されるなら、次は外交秘密情報だくらいの予測はたたなかったのか?アメリカの諜報部はいったいなにをやってるんだ?
こういうふうだから一般市民のプライバシーを侵害するような捜査をしてTSAが航空機をテロの危険から守るためだとか言っても、アメリカ国民が納得しないのは当たり前だ。自分らがすべきことをしないで、一般市民の犠牲ばかりを求めるオバマ王政権。
しかもどうすれば秘密情報が守れるのか少しも解っていないオバマ政権なので、その対策もやりかたが思いつきのいきあたりばったりなものばかり。おかげでそんな政策に振り回される軍隊や連邦政府の一般職員達は大迷惑である。
December 4, 2010, 現時間 10:19 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 7, 2010
空港警備と称する完全な痴漢行為、男性職員に身体を触られまくられた女性乗客の屈辱
五日のアレックス・ジョーンズのラジオ番組でアレックスは局のアシスタントの女性が空港で体型が完全に暴露される全身スキャナーを拒否したところ、TSA(米国運輸保安庁)の男性職員から胸から臀部から股間に至まで触られまくられたという屈辱的な体験談を紹介した。
アシスタントの女性は8歳と1歳8ヶ月になる二人の娘を連れて旅をしていたが、空港の警備を通過する際、全身スキャナーでの撮影を拒否したところ、男性警備員がパットダウンといって服の上から武器などを持っているかどうかを調べるために身体を触る調査をされたという。ところがこれまでのように背中や腰回り脚といった場所を単にパタパタと叩く程度の調査ではなく、どの部分も手のひらをつかい、しかも胸は間だけでなく乳房を上からしたまで揉まれるように触られたと言う。そしてもっとひどいのは、腿を触るだけでなく実際に服の上からとはいえ、性器にまで触られたというのである。
それだけではなく、この男性職員は女性の女児二人に対してもパットダウンを行おうとしたので、この女性は大の男が女児を触るのはいくらなんでも認められないとし、女性職員を呼んでもらったという。
もしこのようなことを道ばたで見知らぬ男性が女性にした場合には、(それを言うなら女性が他の女性や子供にしたとしても)性的暴力として逮捕されるような犯罪となる。それが保安庁の職員がする行為なら許されるというのは、いくら警備のためとはいえ行き過ぎだ。
そんな折り、私がフロリダのジャクソンビル空港でも全身スキャナー機があったという話をフェイスブックでしていたら、ハワイのカワイ島の空港ではスキャナー機を通った後で全身パットダウンをされた、なんでだろう、と同僚が書いてきた。
TSAによると、10月28日から、新しいパットダウン方法を組み入れた何段階にも渡る調査方法が打ち出されたと言う。どのような調査を組み合わせるかというのは、その時々で違うため、スキャナーを通ってもパットダウンされることもあれば、単なるメタル探知機の通過だけということもあるということらしい。私が通過したジャクソンビル空港でも、私の前にいた男性はスキャナーを通過させられたのに、私は探知機だけだった。
しかし、いくらなんでも男性職員が女性乗客の胸や股間を触りまくるという行為が許されるとは思えない。TSAの公式サイトには新しいパットダウンが起用されることになったとはあるが、それがどういうものなのか、男性職員が女性乗客を調べられるのかといった細かい記載がない。
原則的には男性職員が男性乗客を女性職員が女性乗客を調べるということになっているらしいが、それを保証するものは何もない。もしも女性乗客が男性職員によるパットダウンを拒絶した場合どうなるのか。拒否した女性は逮捕され空港の警備室に一晩閉じ込められるかもしれない、いや、もしTSA職員がその気になれば、拒否すれば拘留すると脅すだけで、多くの女性乗客はいいなりになるかもしれない。下っ端役人が役職を乱用して市民の権利を迫害するなど、時間の問題だ。放っておけば必ず起きる。そうなった時乗客にはどのような権利が保障されているのだろうか?
この痴漢行為に勝るとも劣らぬ調べ方は、乗客のプライバシーを侵害する割には警備的にはほとんど意味がない、と元アリゾナ警察の刑事、ビル・リチャード氏がザ・デイリービーストに書いている。
リチャード氏は、以前に自分が刑事だった頃、怪しげな男の身体を調べた時に、綿密な身体検査により男が睾丸と肛門の間に小さな銃を隠しているのを見つけたことがあるという。だが、今保安庁が起用している『パットダウン」方法でこの銃を見つける事が出来たかと言えば、それはかなり怪しいという。
単なるパットダウン調査では銃は見つからなかった。パットダウン調査とはその定義上「個人が武器を所持しているかどうか服の上から感じ取る行為」である。容疑者が所持していた危険な武器の発見はもっと侵害的な調査を要した。
無論テレビの刑事番組をみたことがある人なら、パットダウンがどのような調査であるかは知っている。この言葉はアメリカの普通の語彙だ。そして一般市民は警察によるパットダウンは大したことはないというイメージを持っている。なぜならば、パットダウンとは、容疑者の態度や行動に基づいた最小限の侵害という、全国的に警察署が使っている法律的な定義によって正当化されているからである。
ところが、この1968年の最高裁判所で警察に許可された「止めて触る」という規則が、いま、運輸保安庁の手によって完全に書き換えられてしまったのである。
リチャード氏は今回保安庁が起用し始めた調査はパットダウンなどという生易しいものではなく、警察では「保護調査」と言われ、犯罪の容疑者にのみ行われる厳しい調査だという。保安庁はそのことを乗客に正直に説明すべきで、パットダウンなどという聞こえのいい言葉で乗客を騙すべきではないと氏はいう。
氏は、この調査方法は効力があまり期待できない理由として、いくつか挙げているが、本気で武器を隠そうという犯罪者は、この程度の調査では見つからない隠し方を熟知しているという。犯罪者たちは、アメリカは警察官でも容疑者の体内に指を突っ込むような探し方は敬遠することを充分に承知しているので、麻薬の密輸など女性の陰部や男性の肛門に隠すなどごく普通に行われている。
だとすれば、新パットダウンは乗客を犯罪者扱いして不快な気分にさせる割には、武器や他の違法物を発見するには大した効果はないということになる。
単に触りまくる行為では武器は発見できないとなれば、次のステップは必然的に性器の調査になってしまう。訓練された警察官でも敬遠するような調査を大した訓練も受けていない保安庁の係員が出来るわけはないし、だいたい犯罪の容疑者でもない一般乗客が、単に飛行機にのるだけのために、このようなプライバシーの侵害を黙って耐えるとも思えない。
少なくとも私は拒否するね。それで一晩空港のブタ箱に拘留されるということになったら、解放された後に即座に弁護士のところに直行し保安庁相手に訴訟を起こす。そう思う人間は私だけではないはず。
訴えるとまでいかなくても、そんな目に合うくらいなら空の旅はお断りするという市民も増えるだろう。ティーンエージャーや幼児の性器に調査と称して大人が指を突っ込む等言語道断!どの親がそんな行為を許すものか。そんなことになったら楽しいはずの家族旅行が最初から台無しになるではないか! 冗談ではない!
しかし、運輸保安庁のこの調査方法は長続きしないだろうという見方もある。ヨーロッパでは、すでに全身スキャナー機は効果がないとして取り外す空港も出て来ているくらいで、いずれアメリカの空港でも取りやめになるだろう。何故かと言えば、今、全身スキャナーや新パットダウンの体験をしているのは私のように仕事でしょっちゅう空港を利用している、要するにフリークエントフライヤーだけだ。我々はスピードを要するので多少の行き過ぎ調査でも我慢している。
だが、この先年末にかけて、感謝祭やクリスマスなどで帰省したり休暇の旅に出る家族連れなどがどっと増える。
こういう人たちは普段あまり空港など行った事がないので、セキュリティーチェックがどのようなものなのかよく知らない。普段飛んでいない人は、飛行機に乗るというだけでも緊張するのに、そんな人たちが何の予備知識もなく突然身体を触られまくられたり、ましてや連れている幼児の性器に服の上からとはいえ大人の職員が触るなどという行為をされたら大ショックを受けるだろう。
母親や父親や祖父や祖母が子供に触るなと大騒ぎをしているなか、こわがって子供は泣き出す、抗議をする乗客が出る、などといった騒ぎが11月から12月の祭日にかけて全国各地の空港で起きる図は容易に想像できる。つまり、これまでは一部の人にしか知られていなかった運輸保安庁の行き過ぎ調査を、アメリカ国民の多くが一斉に体験することになるのである。
そうなったら訴訟社会のアメリカだ。全国の至るところで国を相手取った訴訟が起きること間違い無し。共和党議会もこれもオバマ政権は守りが甘いとの批判に答えるための過激反応だとして批判するだろう。そうしてオバマ王は大恥をかいて運輸省の長官を呼び出し、保安庁の方針を撤回せざる負えなくなる。
しかし、結果的には撤回される方針だとしても、来週からの出張する私としては、かなり気が重い。
November 7, 2010, 現時間 8:20 AM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 5, 2010
オバマ王の政策が拒絶されたのではなく説得力が足りなかったから、まだそんなこと言ってんの?
あきれかえって物が言えないと言うか、オバマ王は本当に自分のやってる過激左翼社会主義政策はアメリカにとって良いことだと思い込んでいる。国民の支持が得られなかったのは政策が悪いのではなく、国民が理解できるように自分が説明できなかったからだと『反省』しているというのだ。
「二年間に渡って我々は仕事を達成することに夢中になって、指導力とは単に法案を通すことだけではないということを忘れていました。指導力とは人々を説得することにあるのです。 「我々は時として、人々が解るように説明することが出来ませんでした。そのことについては私は個人的に責任を負います。そしてそのことについては、先に進めて行くにあたって、今後しっかりと考え直すつもりです。」
オバマはCBSの60ミニッツという番組のインタビューで上記のようなことを言っている。だが、これは裏を返せば、オバマは国民は馬鹿すぎて自分の政策の良さが理解できないのだと愚痴を言ってるの過ぎない。国民がオバマの政策を完全に理解した上で拒絶しているのだという可能性などまるで念頭にないのである。
相手が自分の意見に反対するのは相手が自分の意見をきちんと理解していないからだ、という考えは傲慢な左翼リベラル連中の典型的な思い込みだ。意見の違いは相手の頭の悪さが原因だとしか考えられない。なにしろ自分らは相手より数段頭がいいと思い込んでいるのだから。
怖いのは、オバマ王が民主党の惨敗を「説得力が足りなかったせいだ」と本気で考えているのだとしたら、今後もオバマ王がこれまでの政策を変更するなどということは考えられない。いやこれまで以上に躍起になってやり通そうとするだろう。
1994年の中間選挙で大敗して上院を取られてしまったクリントン大統領はオバマより政治的にずっと賢い人だったので、選挙後はそれまでのリベラル路線を完全に捨てて共和党と協力し、第二期目も再選した。だが、バリバリ左翼のオバマからはそんな芸当は期待できない。
November 5, 2010, 現時間 9:20 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 3, 2010
米中間選挙、全国的に共和党候補が大勝利なのに何故かカリフォルニアでは惨敗
本来ならば、共和党が下院を取り戻した、上院でも議席を増やした、と言って大喜びするところなのだが、手放しで喜べないのがカリフォルニアの共和党惨敗の実態。知事選のジェリー・ブラウンにはじまって上院のバーバラ・ボクサー、そして下院でも、民主党が圧倒的勝利を得た。
州内での提案でも、民主党議員の単純多数決だけで、簡単に州民の税金が無制限に上げられる法案が通りそうなのだ。
1970年代に一度カリフォルニア知事の経験があるジェリー・ブラウン。その極左翼な政策のおかげでカリフォルニアは大赤字を向かえ失業率が激増し上限のない固定資産税のために家を手放す人が多く出た。ブラウンは同性結婚を支持して、結婚は一夫一婦制のみというカリフォルニア憲法に挑戦する訴訟においてカリフォルニアの司法長の義務である州側の弁護を拒んでいた。
この間も50才近い同僚が、「あんなひどい悪政を行ったジェリー・ブラウンのことを、もっと多くのカリフォルニア人が覚えていると思ったのに、みんな意外と知らないんだな。」と首をひねっていた。いや、ブラウンが知事だったのは1970年代後半のことで、すでに30年以上も前のことだ。
きちんと体験として記憶としている人は、若くて40代後半から50歳前半。私もまだその頃はカリフォルニアに住んでいなかったし、政治に興味を持ち出したのは1990年代からだから、ブラウンの悪政については歴史上の事実として知識はあるが、記憶があるわけではない。
まして普段から政治に興味のない人からしたら、ブラウンにしろ共和党競争相手のカーリー・フィオリナにしても未知数であることに違いはない。
ブラウン知事と民主党が多数議席を握る州議会とが結託すれば、自由主義国にあって唯一社会主義州となってしまうのだ。先進国に位置しながら第三諸国に住むことになるのだ。州税や固定資産税や企業への税金など、大幅な増税が期待される。そうなれば、州内の企業はどんどん州外へ脱出するだろうし、収入の高い州民も近隣のネバダやコロラド、アリゾナなどへ移住してしまうだろう。
これによって州の収入は激減し、すでに赤字破産状態にあるカリフォルニアの経済は完全に破綻してしまうだろう。
超リベラルのブラウンが国境警備に力を入れるなどあり得ないから、もしアリゾナが移民法や警備を強化すれば、あぶれた違法移民はカリフォルニアに大量流入し、さらにカリフォルニアの財政に負担をかけることになるだろう。美しいサンディエゴも麻薬ギャングによる治安悪化に悩むことになるだろう。
カリフォルニア州民よ、何故なんだ! 国中の人々がオバマ王の左翼リベラル方針に抗議しているときに、なぜカリフォルニアだけは一途にリベラルを守りとおすのだ?
私には解らない。
November 3, 2010, 現時間 10:37 AM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
July 9, 2010
サンフランシスコ人民共和国、砂糖入りソーダの発売規制を始める
どうして左翼連中ってのは他人の食生活に口を出したがるのかね。カカシが甘いものが好きだろうが辛いものが好きだろうが脂肪の多い物を大量にたべようが、そんなのカカシの勝手でしょうが、アメリカは自由の国よ!
いや、サンフランシスコ市議会の奴らに言わせるとそうではない。市民の食生活は市の管轄にあるらしい。
サンフランシスコのガビン・ニューソム市長はコカコーラ、ファンタオレンジ、ペプシなどの砂糖入りソーダは市の公営施設の自動販売機では売ってはならないという行政命令を発令した。
販売が規制されるのは、ダイエットソーダではないソーダ、スポーツドリンク、砂糖入りの水など。ジュースでも野菜や果汁100%のもの以外は駄目。ダイエットソーダは売られている製品の25%を上回ってはならないというもの。砂糖入りソーダでなくても、大豆ミルクや米ミルクなど飲むものはいくらでもある。と命令書には書かれているとか。また、この命令書にはスナックの自動販売機における脂肪量の規制についても厳しく記されている。
市長は、この規制は、ミッシェル大統領夫人が推進している国民の肥満対策のひとつとして実施するのだと説明している。市長はさらに、カリフォルニア大学(UCLA)が発表した一日少なくとも一本砂糖入りソーダを飲む人は飲まない人に比べて肥満になる確立が27%高いという研究結果を指摘している。同研究では子供の41%、ティーンエージャーの62%が一日少なくとも一本のソーダを飲んでいるとしていることもあって、市長はこのソーダ飲料が州の肥満から起きる病気の410億ドルという医療費の原因になっているのだと主張する。
トニー・ウイニッカー報道官は「市民が食べたり飲んだりするものと肥満や医療危機とは直接の関係がある」とし、であるから「市政府が砂糖入りソーダを市営施設で販売規制をするのは適切であり、(個人の自由選択における)介入でもなんでもない」と語っている。
ウイニッカー報道官は個人が砂糖入りソーダを飲みたければいくらでも何処でも飲む自由はあると語っているが、こんなのは詭弁だ。製品の販売が規制されれば、消費者はおのずと影響を受ける。需要を規制しなくても供給を規制すれば同じことではないか?
いまのところ、販売が規制されるのは市営施設のみということになっているが、それにしたって市で働く職員がお昼休みにカフェテリアで砂糖入りのソーダを飲みたいと思っても、販売機で売っているのは大豆ミルク、どうしても欲しければ、わざわざ敷地外に出て行くか、他から持参するかしなければならない。
このニューソム市長の独裁ぶりは昔から悪名高い。以前にもカリフォルニアの州法を無視して勝手に同性愛結婚を許可したり、エコのためだとかいって雨の多いサンフランシスコでスーパーやコンビニなどの小売店でビニールの買い物袋の使用を一切禁じるなどの暴君ぶりを発揮している。
こういう権力の乱用をしているニューソム市長なら、そのうち市内のどの自動販売機でも砂糖入りソーダの販売を禁じるなどと言い出しかねない。いや、禁じないまでも、砂糖入りソーダには特別な税金をかけるという話はもうすでに提案されているのだ。
第一、砂糖が入っているのはソーダだけではない。パンやお菓子やその他の食品にも砂糖はいくらでも使われている。それをいうならアルコールは体内で砂糖に変化するのであり、いってみれば砂糖水を飲んでいるようなものだ。砂糖入りソーダを規制できるとなれば、こうした食品の規制もいずれは起きるだろう。
確かに砂糖の摂取量が肥満に直接的な関係があるとしても、砂糖入りソーダや砂糖を加えたジュースを飲んでいても太らない人はいくらでもいる。糖尿病などで砂糖摂取量を医者から規制されている人でなく、特に肥満でもない健康な人はいくらでもいる。そういう人まで何故好きでもないダイエットソーダや大豆ミルクなどの飲料を強制されるのだ?私が何をどれだけ食べようと飲もうと私の勝手だ。政府から色々言われたくない。
この、市長の行政命令がSF市民の肥満対策だなどと思ったら大間違いだ。これは市民の健康などとは無関係。市長の本音は市民の完全コントロールにある。食生活ほど個人の生活に密接なものはない。個人がどのような食べ物を好むか、こんな基本的な個人の選択の自由を市長は彼の独断で奪おうというのである。食料の流通をコントロールすることが出来れば、市長は市民全体をコントロールできる。誰も食べなければ生きていけないのだから。
砂糖が規制できるなら、この次は塩だ。すでに塩の摂取量を規制しようという話は、SFに限らず連邦レベルでまじめに取りざたされている。食料摂取の選択権を政府に与えてしまったら自由国はおしまいだ。
こうして考えてみると、どうして左翼連中が他人の食生活に口を出したがるのかというカカシの冒頭での質問の答えはおのずとはっきりしてくる。
July 9, 2010, 現時間 9:59 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
July 3, 2010
オバマ政権の逆差別、司法省が選挙妨害事件を破棄した本当の理由
アメリカでは昔、奴隷制度が終わっても黒人への人種差別はひどいものがあった。法律上黒人には選挙権はあったが、人種差別のひどい白人たちが暴力や他の卑怯な手段を使って黒人の投票を妨害した歴史がある。
それで、アメリカでは投票妨害行為は非常に厳しく取りしまわれている、、、はずだった。
少なくともオバマ政権になるまでは。
オバマ王政権下においては、投票妨害も誰が誰の投票を妨害しているかで取り締まりの仕方が異なる。加害者が黒人で被害者が白人だった場合、いや、もっとはっきり言えば、加害者がオバマ支持者で被害者が対立候補の支持者だった場合は、加害者がどんな暴力行為に及ぼうともお咎めなしということらしい。少なくともオバマ任命の司法省長官エリック・ホルダーに関してはそうだ、とホルダー長官の決断に抗議して司法省を辞任した弁護士はそう語っている。
元司法省弁護士のJ.クリスチャン・アダムス氏は、フォックスニュースのインタビューで、暴力で白人投票者を威嚇してあからさまな投票妨害をした黒人の新ブラックパンサーメンバーが不起訴処分になったのは、オバマ政権の黒人優遇逆差別が理由だと語っている。
元司法省従業員だったアダムス弁護士は、新ブラックパンサーによる選挙妨害事件に取り組んでいるとき、上から事件を不起訴処分にするように命令されたという。
「つまり、新ブラックパンサー事件は起訴するなと、言われたのです」とアダムス氏はフォックスニュースに語った。政治的に任命されたロレッタ・キング人権部臨時部長と2003年から同部の弁護士を勤めるスティーブ・ローゼンバウムの二人から、被告を不起訴にするよう命令されたという。二人はキャリア弁護士で政治的に任命されたのではないという司法省の説明に関してアダムス氏は「あきらかにそれは違う」と語った。
「空席改革法のもとに、彼らは政治分野で働いていました。」「これが議会が事実を知らされていなかった例の一つです。アメリカ国民がこの事件について真実を知らされていない例の一つです。これは工程のなかで真実が犠牲のひとつとなっているいい例なのです。 」
司法省は不起訴にした動機は正当であるとし、この決断は真実と法律を充分に吟味してのものだと説明している。
しかしアダムスによると、司法省の人権部には黒人を被告とした事件を敵視する風潮があるという。そして今回の不起訴はオバマ政権の黒人が加害者で白人が被害者である場合に起きる逆差別の現れだという。
「今後数年は選挙の度にこういう事件が繰り返されるでしょう。疑いありません。」
そりゃ確かにそうだろう。これだけあからさまな選挙妨害をした人間が不起訴になるというなら、民主党支持の暴力団はオバマ自ら暴力行為を容認されたと取るに違いない。それでなくても新ブラックパンサー及び労働組合の暴力団員連中が共和党の選挙事務所を襲撃して職員のお年寄りに暴力を振るうなどの事件が選挙の度に起きているのだ。
それが、何をやってもお咎めなしということになれば、今後はそれがもっとひどくなることは想像に難くない。まったくアダムスの言う通りだろう。
この事件は2008年11月の選挙の時、新ブラックパンサーという過激派黒人グループの三人のメンバー、キング・サミアー・シャバズ、マリク・ズル・シャバズとジェリー・ジャクソンが、フィラデルフィアの投票上の前で武器をちらつかせて投票者を威嚇した疑いで逮捕されたもの。
オバマ政権は2009年4月、被告たちが裁判に現れず自動的に勝利したのだが、何故か2009年の五月にメンバーのひとりに勧告命令を出すというだけで、後は不起訴処分とした。
武器をちらつかせたおっかない黒人のお兄ちゃん達が投票場の前でうろうろしていたら、白人のおじいちゃんやおばあちゃん達が投票なんか出来るわけないだろうが。それをオバマ政権が咎めるどころか容認するというのである。アダムスは、
「これが投票者威嚇にならないというなら、他に何も違反になりません。」
と語っている。
それでもアメリカはまだ自由の国と言えるのか?
July 3, 2010, 現時間 9:36 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
March 27, 2010
『右翼から脅迫された!』暴力をでっちあげる民主議員たち
過半数を超す国民の意見を完全無視して無理矢理に健康保険改正案を通してしまったオバマ王及びアメリカ民主党。即座にはじまった法律撤廃運動に牽制をかけようと、左翼リベラル側は非常に汚い作戦にでた。
人工中絶を医療保険が支払うかどうかという点で最後までごねた末に結局はペロシの圧力に負けて折れた骨無しの自称プロライフ(人工中絶反対者)のバート・ストゥーパック下院議員などは、自分のところに怒った国民から寄せられた留守番電話のテープを披露。私はこのように脅迫されていると言わんばかりに被害者顔をして記者会見をやった。
ストゥーパック議員だけでなく、主流メディアはこぞってどっかの過激派右翼が言ったとか言わないとか言う、いわゆるヘイトスピーチとやらを取り上げて、右翼や保守派は民主党議員や大統領に対して暴力を煽っていると大騒ぎを始めた。
何たる偽善!
ブッシュ大統領の頃は、左翼リベラル連中が堂々とブッシュ暗殺ドキュドラマを制作して賞までとっていた。アレック・ボールドウィンなどという大根役者がテレビのトークショーで共和党のヘンリー・ハイド議員の家におしかけて石を投げ込めとか、家族を引きずり出してぶっ殺せとか言っていた時に主流メディアは、左翼は暴力を煽って共和党議員を脅迫しているなどと一度でも批判したか?
それを言うなら、保守派ブロガーや政治評論家達が、毎日のように受け取る人種差別や女性蔑視やその他もろもろの紙面には書けないようなあくどいコメントはどうなるのだ?
保守派トークラジオの王様ともいえるラッシュ・リンボーが難聴の手術を受けた時、リンボーがそのままつんぼになってしまえばいいとか言ってたのは左翼連中。同じく保守派トークショーホストのローラ・イングラムが乳がんにかかった時も、そのまま死んでしまえばいいとデイリーコスなどの左翼ブログでは何百と言うコメントが殺到。あまりのひどさに自分も乳がんの体験があるジョン・エドワードのエリザベス夫人がたしなめると言う出来ごとなどは、主流メディアは完全無視だ。
はっきり言ってアメリカにしても諸外国にしても、暴力的な抗議運動をするのは普通左翼団体と定番は決まっている。平和的に抗議集会をしていたティーパーティの参加者に暴力を振るったのは労働組合暴力団の連中だし、選挙の度に共和党の選挙事務所を襲って物を破損したりボランティアの高齢市民をなぐったりして選挙妨害しているのは常に左翼連中のほうだ。
左翼リベラルや保守派に暴力を振るうのは当たり前すぎてニュースにもならないということだろうか。だから一部の保守派が暴力を煽ると珍しいからニュースになるとでもいうのか?
左翼連中が留守番電話に寄せられた批判にびびったふりをして保守派やティーパーティ運動を過小評価しようったってそんな小細工は成功しない。そうやってタウンホールに集まる怒った市民の声を弾圧できると思うならとんでもない。
民主党議員たちは、今回の議案が国民の間でどれだけ不人気であるかを充分に理解している。それをこんな形で無理矢理にごり押ししたことに関する国民からの制裁が多大なるものであろうことも予期している。だから今のうちにティーパーティ運動は単なる暴力的な過激派右翼団体の運動であり、正式な市民の草の根活動などではないという印象を国民に植え付けようとしている。であるからそんな活動に参加するのはテロ団体に参加するのと同じだとでも言いたいのだろう。
だが、偽善と矛盾に満ちたオバマケアがアメリカを社会主義にしようというオバマ王の陰謀であることを見抜いた国民が、こんな小細工にみすみすと騙されるものか。
特に、オバマ王を社会主義者と批判した国民を被害妄想者のようにあざ笑い、事実に基づかない恐怖をあおって反対しているなどと批判していた民主側は、法案が通ったとたんに、この案は『富の再配分が目的だった』とはっきり発案に重要な役割を果たしたマックス・バウカス上院議員が記者会見でその社会主義の真意をひけらかした。そのことを国民が選挙までに忘れるとおもったら大間違いだ。
左翼連中は常に国民を馬鹿にしている。国民は羊のように左翼政治家達に従うと思い込んでいる。オバマ王などは法律撤廃を唱える共和党に対して、やれるもんならやってみろ、と言った。よ〜し、やってやろうじゃないの。次回の選挙では法案に賛成票を投じた民主党議員を片っ端から打ち破ってやろうじゃないか。
だが、保守派市民は左翼連中と違って文名人だ。暴力などにうったえずとも選挙でその意志を表明するのだ。
March 27, 2010, 現時間 9:58 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 14, 2010
イラク勝利、オバマはブッシュに感謝すべきだ! チェイニーの怒り
何か悪いことを指摘されると、なんでもかんでもブッシュ政権の悪政策を引き継いだからだと言って、ブッシュが悪い、ブッシュのせいだ、を繰り返しているオバマ王だが、ことイラク戦争の勝利に関してだけは、自分らだけの業績にしたいらしい。
先日副大統領のジョー・バイデンはラリー・キングのインタビューで、「イラク(勝利)は(オバマ)政権の偉大なる功績である」と語った。
よくもまあ、いけしゃあしゃあとこんなことが言えたものだ。だいたいからして、上院議員時代のバイデンはイラク戦争に大反対で、イラクをみっつに分配すべきだなどと馬鹿げたことを言っておきながら、ブッシュ大統領の対抵抗軍作戦(COIN)が成功すると、その成果は全て自分らの手柄にしようというのである。
これを聞いた前副大統領のディック・チェイニーは黙っちゃいない。チェイニーはABCテレビの番組で、
「(オバマ政権がイラク勝利)が自分らの功績だと言いたいならそれはそれでいいが、その前にかなりの量の『ありがとう、ジョージ・ブッシュ』があるべきだ。そして現政権が当初推薦した戦争施行が完全に間違っていた事実を認めてしかるべきだ。
「オバマとバイデンは二年間に渡って国中の端から端まで飛び回ってブッシュのイラク政策を批判しまくっていた。」「もしも彼らのやり方が通っていたら、もし我々が彼らが当初から主張していたやり方に従っていたなら、今でもサダム・フセインはバグダッドの権力を握っていただろう。」
まったくだ、悪いことはなにもかもブッシュのせい、良いことは何もかも自分らの手柄。あまりに見え透いていて呆れるよ。
チェイニー前副大統領は、オバマ王のアフガニスタン政策は評価している。それもそのはず、オバマ王は前政権のアフガニスタン政策をそのまま推薦したマッククリスタル将軍のやり方に従ったに過ぎないからだ。それにしたってすぐさま実行に移さず何ヶ月もぐずぐずして貴重な時間を無駄にした。
こと、個人的なテロリストの扱いについては、クリスマスの航空機爆破未遂犯人を一般の刑事犯として扱っていることなども例にあげ、チェイニーはオバマ政権は、テロを犯罪として扱い戦争として扱っていないと痛烈な批判をしている。
そしてチェイニーは、バイデンの911規模の攻撃が再び起きる可能性は低いという発言に関して、その考えは完全に間違っていると指摘。
「それは完全な間違いです」「今日のアメリカが面する最大の脅威は911並みの攻撃が核兵器や生物薬品などの武器を使ってあることなのです。アルカイダは、こうして私たちが話しているあいだにも、それをしようと企んでいるのです。」
「これは戦争だと考えなければいけません。」「明日にでも対抗するものだと考えなければなりません。合衆国の副大統領たるものが『ああ、そんなことはおこりそうもない』などと言って回ってもらいたくありません。」
第一回目の貿易センター爆破事件、護衛艦のコール爆破事件、アフリカでの二つの大使館爆破事件、度重なるアメリカ諜報部員やジャーナリストや政治家の誘拐虐殺事件、これらの事件を単なる個別の刑事犯罪として扱って来たことが911事件へと発展した。オバマ政権はあれから9年経った今も、2001年月10日の気持ちのままなのである。
おそろしや。
February 14, 2010, 現時間 11:32 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 13, 2010
激化する左翼リベラルのペイリン攻撃
先日のナッシュビルにおけるティーパーティ大会で、その花形的存在を獲得したサラ・ペイリンだが、保守派の間で彼女の人気が上がるにつけ、左翼リベラルによるペイリン攻撃は激化の一途を辿っている。
先ず、ペイリン女史の演説中の写真が公開された時、彼女の手のひらにいくつかのキーワードが書かれていたことを取り上げて、左翼オンラインサイトのハッフィングトンポストなどは、サラ・ペイリンはオバマ大統領のテレプロンプター使用をさんざん批判しておきながら、自分は手のひらのあんちょこを見ながら演説しているじゃないか、などというくだらない批判から始まった。
「エネルギー」「税金」「アメリカ精神の向上」という言葉が明らかに見える。加えて「予算削減」という言葉の上に横線が引かれている。
はっきり言うが、このメモは多分演説のために使われたのではないだろう。演説は準備したものを使ったはずだから。それよりもこれは演説の後に続いた質疑応答の際に、質問の後ちらっと見るためのものだったのだろう。
だが私に言わせれば、それは一層悪い。
メモには詳細がない、単なる一般的な概念であり、しかも彼女が支持するものだ。
大統領候補になるかもしれない人にしては、自分が支持する根本的な信念すら暗記できずにあんちょこをみなければならないってことだ。
アホか!ペイリンのメモは確かに質疑応答中に書かれたものだろう。そしてそれは、自分の信念というより、質問内容の要点をメモったと考えた方が説明がつく。質問がいくつかの部分に別れていた場合、ひとつのことに答えている間に、別のことを忘れる可能性があるからだ。横線が引っ張ってあったのは、そのことについてはすでに済みだったからだろう。
ペイリンの演説を見る限り、彼女はテレプロンプターは使っていなかった。それよりも自分のメモを見ながら演説していたので、時として下を向き過ぎる傾向があったほどだ。あれは少し改める必要があるとしても、演説の練習もせず他人が書いたものを、内容も理解せずにただ読んで発音を間違えたりしてるオバマ王に比べ、自分の書いた下書きを見ながら演説したり、質問の内容をメモったりているペイリンとどっちが市民に好感を持たれるか、ハッフィントンポストの左翼エリートには理解できないのかもしれない。
次にペイリンへの攻撃に使われたのは、ティーパーティ大会でフォックスニュースのクリス・ワラスによるインタビューの際に、ワラスがペイリンの返答に呆れて白目を見せたという噂だ。
ワラス自身は、自分は白目を見せたりなどしていないと言っている。
フォックスニュースのメーガン・ケリーの番組でケリーから、「本当に白目を見せたの?」と聞かれたワラスは
答えはノーだよ。サラ・ペイリンに対するインタビュー後の印象は賞賛以外のなにものでもない。ペイリンかく乱症候群とか人は言うが、彼女は第一級の仕事をしたよ。2008年選挙の共和党大会やその後の選挙運動中にあったような鹿にヘッドライト的な反応とはほど遠いね。
ペイリンかくらん症候群に陥っている左翼ブロガーニュースハウンドのエレンなどは、ワラスがペイリンのスタイルだけを賞賛してインタビューの内容について何も言わなかったと書いているが。そういうエレンこそ、ペイリンの演説内容やワラスとのインタビュー内容については何も触れず、ペイリンのスタイルだけを批判している。
本当に左翼リベラルってのはその偽善主義があまりにも明白でお話にならない。彼らは自分らの言ってることや書いてることをきちんと読んでいるのだろうか、そのうえで真顔でこういうことが言えるというのは、さすが左翼リベラルならではの恥知らずといったところだろう。
ともかく、彼らがペイリンの話している内容に反論できないのは当たり前だ。だが、ペイリンのスタイルだけをとってみても、左翼リベラルのエリート達は何故彼女のスタイルが人気があるのか理解できない。
ペイリンはハーバードやプリンストンといった一流大学の法科を出たような大学教授のような話し方はしない。彼女自身、自分はアラスカのアイスホッケーママ(子供をアイスホッケーの試合につれていくような母親)であると誇り高く自負している。そして彼女の、アメリカに必要なのは軍事総司令官でありテレプロンプターを見ながら格好いい演説をする大学教授ではない。というオバマ批判に我々一般庶民はかなり共感が持てる。
左翼リベラルは常に自分らこそが一般市民の味方だとしながら、彼らほど一般市民を軽蔑し見下している人種もいない。だから我々がオバマ王の国民を馬鹿にしきった話かたに怒りを覚え、逆にペイリンには親しみを感じるのだということが理解できないのだろう。
私個人としては、次の選挙でペイリンが大統領に出馬するのはまだ時期尚早だと思う。だが、彼女が左翼リベラルのエリート意識に脅威を及ぼすというなら、どんどん頑張ってほしいと思う。
February 13, 2010, 現時間 11:41 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 6, 2010
反オバマお茶会の主役は保守派の人気者サラ・ペイリン女史
ナッシュビルにおいて第一回全国ティーパーティ(お茶会)大会が二月四日から六日にかけて行われている。今夜は保守派の人気者サラ・ペイリンの演説があるということで、かなりのお祭り騒ぎになっている。
ティーパーティ運動というのは、オバマ政権の政策に反対する意図で昨年の二月頃から始まった草の根運動だが、その後も勢いはどんどん増している。当ブログでも去年の三月(米国各地でオバマ王経済政策抗議のシカゴティーパーティー続発)と四月(反オバマ運動のティーパーティー、日本での報道は?)のエントリーで初期の模様を書いているのでご参照されたし。
この間のマサチューセッツ州での臨時上院議員選挙でも普段なら勝てるはずのない共和党候補が雪崩勝利を達成するなどして、国民の間ではかなり反オバマ政権への風潮が高まっているが、ティーパーティー運動はまさにその象徴とも言えるだろう。
この大会についての左翼リベラルの反応も面白い。彼らの反応は「ティーパーティー」で検索するよりも、彼らが侮蔑的に使っている「ティーバッガー」で検索した方があたりが多いだろうと思って検索してみたら、案の定、出てくる出てくる。
そのなかでも左翼リベラルの代表とも言える大御所ブログのデイリーコス(Daily Kos)に面白い文章があった。
デイリーコスがリンクしているワシントンポストの記事から。
大会の初日は近年の政治イベントに見られるような準備周到な舞台作りに欠けていた。大会の司会者はメモを失くしたとして、メモ無しでだらだらと演説をした。元下院議員のトム・タンクリド(共和、コロラド州)がユダヤ・キリスト教信仰とアメリカの道徳観について熱のは言った弁護を行ったが、開会式では祈祷も合衆国宣誓もなく、会場には星条旗ひとつ飾られていなかった。(主催者はホテル側の落ち度だと言い訳した。)
デイリーコスも、リポートしているワシントンポストも、ティーパーティ運動の段取りの悪さとその組織力のなさを批判しているわけだが、左翼リベラルがティーパーティ運動が一部の保守派金持ちらによって組織された「人口芝生運動」などと蔑んでいるのとは裏腹に、実はこのような失態はティーパーティ運動が本物の草の根運動であることの証明に他ならない。
ティーパーティー運動は全国あちこちで一般市民によって勃発した本当の草の根運動なのであり、いまはまだその幼年期で、そのリーダーすらもはっきりしていない。今回の大会もティーパーティーの一分の人たちによって主催されたものだが、他のティーパーティー団体からは、参加費が高過ぎるとか場所が辺鄙すぎるといった苦情も出ている。
つまり、デイリーコス大会のように大金持ちの左翼市民団体のプロが主催するような政治大会と違って、素人の運動家たちが、市役所の前や町役場の前で手作りの看板もって集まっていたような運動が、たったの一年たらずでナッシュビルのホテルを借りて大物政治家を集めて大会を開こうというのだから、あちこちで失態が起きるのは当たり前だ。
今夜演説が予定されているサラ・ペイリン人気については、カカシも以前に何度か書いているが、彼女の人気がどれほどのものかも、保守派からの言葉を聞くより反対派の左翼リベラルたちの慌てふためきようを見ていた方が解りやすい。
大会のウェッブサイトで明日のサラ・ペイリン演説のチケットがまだあるという記事を不思議に思った人もいるだろう。ティーバッガー女王は会場席を売り切れなかったってことだよ。たかが600人のバッガー達に感心している人がいるなら、二週間後におなじ会場で行われる全国野生七面鳥大会では四万人の参加者が予定されてるってことを念頭においてほしい。(略)これは野生七面鳥の生息地域保護者や狩猟家を代表する全国組織の大会だ。七面鳥愛好家に比べてペイリンの不人気はどうだ?
サラ・ペイリンの人気は400ドルからするような馬鹿高い食事券を何人の人が買えるかで決まるのではない。彼女の人気は本屋さんで行われたサイン会に本屋の回りに二重に取り巻くようなファンの数をみればわかる。ティーパーティは一般市民による草の根運動だ。全国各地で吹雪が起きているこのくそ寒い時期に、わざわざ飛行機代やホテル代払ってその上に何百ドルもする食事券まで買ってサラ・ペイリンの演説をききにいく時間やお金の余裕のある一般人が何人いるというのだ?我々一般人は左翼エリートたちと違って普通の仕事ってのがあるんだからね。
ティーパーティやサラ・ペイリンの人気が根強いことを証明するのは、このような大掛かりな大会ではなく、上院や下院議員らが地元で行うタウンホールミーティングで聞く市民からの声や、事務所への投書や電話、そして結果的には投票上での数なのだ。プロ市民が主催する準備周到な大会でどれだけの人が集まるかなどということが問題なのではない。
だいたい保守派というのは個人主義の人間が多い。そういう人たちが団体主義の左翼リベラルに対抗して組織を作ると言うのはなかなか難しい。なにせ我々は団体行動が嫌いだからね。(笑)
だが組織力がないからといってティーパーティー運動をティーバッガーとかいって馬鹿にしてると、2012年の中間選挙では大変なことになるかも、、である。
February 6, 2010, 現時間 1:51 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 30, 2010
オバマのいう党派を超えた協力とは共和党の完全妥協のみ
昨日ボルティモアにおいて、オバマ王はテレビ中継で共和党下院議員らと議論を交わした。現役大統領が与党の議会に出席するのは異例だが、オバマ王ほど党派間の溝を深めた大統領も珍しいので、なんとかそのイメージを緩和したいという苦肉の策だったのかもしれない。それにしてもお気に入りの照れプロンプターも抜きで共和党議員達の質問に答えようとは、ちょっとした勇気だな。下記はウォールストリートジャーナルより。
オバマ大統領と共和党議員らの会談は1時間半近くに及んだ。同大統領は、財政赤字から医療保険や貿易問題に至るまで一連のテーマに関して時に激しい口調で時に自信に満ちた態度で共和党員からの質問に答えた。(略)
オバマ大統領は、米議会の「雰囲気悪化」の責任は「双方」にあるとし、民主・共和両党の協調を図るために、過去1年間にもっと多くのことができた可能性があるとの見方に同調。その上で、大統領は「それは私の側の失点だ」と認めた。
同大統領は、「相手に対する発言には慎重を要することが間々ある」と強調し、「行き詰まりにつながる」と述べた。そして、民主党にも責任はあると付け加えた。
何が双方に責任があるだ!否決不可能な多数議席を持っていることをいいことに、共和党議員たちを討論から追い出して(文字通りドアを閉めて議事堂に共和党議員たちを閉め出したのだ)何百ページとある法案を誰も吟味する時間も与えずにすぐに投票に及ぶと言う卑怯な行為をしておきながら、共和党がそうした民主党の独裁に抗議をしたら、雰囲気悪化の責任は共和党にもあるだ? いい加減にしろ!
悪いのは一方的に民主党のほうではないか。オバマ王は経済活性案にしろ健康保険改正案にしろ、共和党の協力を一度でも呼びかけたことがあるか?ずっと完全無視しておきながら、自分の支持率が急降下し、多数議席を占める与党でありながら、何一つ達成できない今となって、共和党に協力を求めるなぞ、下心が見え見えだ。
しかし、ポリティコによると、このオバマ王の新作戦は効果があるかもしれないという。オバマ王はどうやら、党派の亀裂は自分にあるのではなく、民主党に全く妥協を示さない共和党に責任があるというイメージを市民に植え付けたいようである。
「アメリカ市民は我々が議席を保持することばかりに夢中になるのを望むとは思えません。... 国民はこれ以上の渋滞を望んではいないでしょう。国民がこれ以上の派閥争いを望むとは思えません。」と大統領は語った。「国民は金網檻マッチでどちらが生き残るかを見るために我々をワシントンに送り込んだのではないのです。」
ポリティコはこのオバマの新作戦の第一回の表でオバマはホームランを打ったと評価している。この成功に気を良くしたオバマは、これからもあちこちで支持者や批判者からの質疑に答えるつもりだと側近は語っている。こうやって自分は野党と歩み寄る姿勢がある、共和党が全く妥協しないことが問題の根源なのだというキャンペーン運動を繰り広げたいらしい。
ちょっと待ってよね、とカカシは言いたい。オバマ王は現職の大統領であって、大統領候補者じゃない。なんで大統領になって一年もたつ男がいまだに選挙運動やってるのだ?
共和党に歩み寄りを見せるのは無論大統領としては当然だろう。どのような法案も両党が納得が行くように大統領が働きかけるのは大統領の仕事だ。しかし、テレビカメラが回っているなか、大統領が全国各地を駆け回って共和党議員たちとの質疑応答を交わすというのは何か変じゃないか?
それに共和党が絶対に妥協できないような社会主義政策を次から次へと打ち出してきて、共和党が全く妥協を見せないといって責め立てるのも、それならいったい民主党は何を妥協してるんだってことになる。
オバマのやることってのはいつも演技ばかりで実質がない。だが、オバマはそういう点ではプロだ。何もしていないのに何かやってるような降りをするのは大得意。そして何も達成できないのはすべて共和党のせいだと主張したいのだ。この一連のキャンペーン旅行も目的はそれだけだ。
共和党はそのへんのところを国民に理解してもらうことが出来るだろうか?
January 30, 2010, 現時間 10:52 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 29, 2010
"I My Me"の自分本位で埋まったオバマ王の教書演説
昨日、アメリカ東海岸時間の1月27日午後9時にオバマ王は就任一年ということで、議会の前で恒例の教書演説を行った。もっともオバマ王がこの演説で何を言うかは皆ほぼ想像がついていた。それというのも、オバマ王ほど演説だの独占インタビューだのを数多く行った大統領も珍しいからだ。
しかし、世界最強の国であるアメリカの大統領の毎年恒例な演説は諸外国でも注目を浴びたらしく、日本でも色々なメディアが報道している。そのなかでも産經新聞のこの記事はおもしろい。それというのもオバマ王の演説のなかには、対テロ政策はおろか、日本並びに諸外国に対する外交に関する発言が全くなかったからである。
国内総生産(GDP)で米国に次ぐ世界第2位の日本の名が、登場することはなかった。
日本が名指しされなかったからといってうろたえる必要はない。オバマ王は日本のみならず国内でテロの大量殺害を途中で阻止した英雄すら無視したのだから。
オバマ王は演説中に夫人のミッシェルに二回、副大統領のジョー・バイデンに一回、呼びかけを行った。ところが、フォートフッド基地で勇敢にテロリストに立ち向かいそれ以上の被害を阻止した二人の警察官に対しては、演説に招待しておきながら全く呼びかけがなかった。
普通、大統領が一般人をわざわざ教書演説に招待する時は、その人の功績を壇上で讃えるのが常とされている。ところがオバマはこの勇敢な警察官を完全無視しただけでなく、フォートフッド基地大量殺人事件について何も述べなかった。
だいたいオバマ王の演説は自分のことばっかりで、保健改正案が通らないのは共和党が邪魔するからだ、ロビーイストなどの汚職が減らないのは最高裁判所の最近の決断がわるいとか、政策がうまくいかないのはすべて他人のせいという、これまで一年に渡ってしてきた姿勢を最初から最後まで崩さなかった。
こちらのサイトでは、オバマが演説中に自分について何回述べたかを丁寧に勘定している。一人称のI, My, Meの内訳は、I が136回、Myが9回、 Meが7回。それに対して、アメリカ市民17回、納税者が2回、「あなたがた」が9回だったとして、いかに演説が自分中心ものだったかを物語っている。
先ずおざなりの歴代大統領がどういう逆境にうちかってきたかという話をしたあと、しょっぱならから一年前に自分が引き継いだ政権はブッシュ政権のおかげで最悪な状況にあったと始めた。そうして自分が施行した経済活性策のおかげで一年後の今日経済は回復に向かっている、などと大嘘をぶちかました。
1980年代初期以来、はじめて二桁の失業率を記録し、ここ一年で四百万の人が仕事を失ったアメリカで、自分の政策のおかげで二百万人の人々の仕事が救われたなどと口からで任せを言ってる。
どの専門家もオバマの経済不活性案のおかげで、すでに回復しているべき経済が低迷を続けていると語っていることなど、オバマ王はおかまい無しで無視する。オバマ王ならびに民主党によって次々と施行されている悪政が国の経済をどんどん、谷底突き落とされていることなど知らん顔である。
オバマ王も一応経済回復の速度がゆっくりであること、一般市民が苦労していることは理解できるとしたうえで、自分が大統領になったのはこうした逆境から人々を救うためだったのだと、まるで白馬に乗った王子様気取り。
しかし現在の逆境を乗り越えるためには民主と共和の協力が必要であり、自分はそれを実現させると約束している。
オバマ王は党同士の争いを乗り越えた大統領として、選挙運動中には自分の政権はこれまでに見られないほど透明度の高いものにしたいと言っていた。ホワイトハウスの訪問客リストを公開し、ロビーイストを追い出し、議会での討論もCSPANで生中継するとまで約束した。
だが実際には共和党と協力するどころか、健康保険改正案の討論では文字通り共和党議員達を議事堂から追い出し討論に参加させずに民主党議員らだけで秘密裏に行った。ロビーイストもこれまでの政権の何倍もの人々がホワイトハウスに出入りし、労働組合や保険会社などに特別手当などを折り込み、議会の生中継も完全拒否した。
オバマ政権では、あらゆるところで怪しげな行動が秘密裏にされている。何が前代未聞の透明度をめざすだ、その窓の曇り方といったら暗幕が張り巡らされているというのに。
ニューヨークポストのジョナ・ゴールドバーグは、オバマがこの一年に渡って全く効果を上げていない政策を性懲りもなく続けようとするこの態度は、オバマの根本にある政府こそが全ての問題を解決できるという信念から来るものだという。
だから、この間のマサチューセッツ州での大敗も自分の政策に市民が怒りを示しているとは解釈せず、市民が自分の政策を充分に理解できていないだけだお勘違いする。だから不人気な政策を破棄するのではなく、これからもさらなる努力をして押し進めたいと宣言するのだ。
そしてアメリカ市民が経済回復を本気で考えるなら、市民がオバマに賛同する勇気を持つべきなのだと主張する。
オバマ王はブッシュ大統領を責め、共和党を責め、最高裁判所も責め、悪いのはすべて他人、自分は悪くないの一点張り。
さて、経済に関する話が大半を占めた演説のなかで、オバマ王は対テロ政策についてはほとんど何も述べなかった。グォンタナモ閉鎖についても、911テロ事件主犯者を民間の裁判で裁くことについても全く触れなかった。
軍隊に関して言うなら、同性愛者が公に軍隊に勤務できない「聞かない、言わない」法の撤回を約束したくらいだろう。もっともこれは一年前にもオバマは約束しており、自分の一存で今すぐにでも撤回できるのに未だにしていないということは、今後も口約束ばっかりでやる気など何もないのは解りきってる。
これだけ国民にやる気を起こさせない演説も珍しい。サラ・ペイリン元アラスカ知事、前回の共和党副大統領候補は、オバマの演説はお説教じみていたと批判。まったくその通りだと思う。
オバマ様の偉大さが解らんのか、この無礼者!
てなもんである。
オバマは若い頃から、自分のやったことへの責任をとった経験がない。恵まれた家庭に育ち、何の苦労もせずにエリート学校を卒業し、コミュニティーオーガナイザーを経て下院議員、上院議員を2〜3年経験しただけである。
中小企業を営んだこともなければ、会社勤めをしたこともない。政治家としても責任ある立場に一度でも立ったことがない。これまでは、モデルみたいに高級なスーツを着て格好よく演説していればそれでファンが付いて来てくれた。
ところが、大統領になったらそうはいかない。人々は大統領に結果を求める。責任を追及する。
オバマ王にはそれがどういうことなのか、一年経った今でも全く理解できていないのである。
January 29, 2010, 現時間 10:50 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 25, 2010
オバマ支持者の草の根運動ならぬ人工芝活動
市民が個人的に地道に始める政治活動のことを草の根運動というが、いかにも個々の一般市民が始めた草の根運動を装って、実は組織的に活動する政治運動のことを英語でアストロターフ(人工芝)運動と呼んでいる。
この間のマサチューセッツでの民主党指定席のような故テッド・ケネディ上院議員の席を共和党に持っていかれた民主党は、いま非常な危機を迎えている。経済は低迷状態、失業率も30年ぶりの最低記録。オバマ王の人気も急降下。ということで、あせったオバマ支持者たちは全国の新聞や雑誌に膨大な数のオバマ支持の投書を送り始めたらしい。
ここ数日、全国あちこちの新聞で同文の同じ著者によるオバマ支持投書が目に付くようになった。この著者の名前はエリー・ライト。この事実に最初に気が付いたのはオハイオ州クリーブランド市のニュースサイトでザ・プレインディーラーだ。
ここ数週間、ライトのバラク・オバマ大統領を支持するほぼ同じ内容の手紙が数十の新聞の投書欄で掲載されている。どの手紙もライトが新聞の販売地域の住民であることになっている。「今こそアメリカ人は政治は大変な仕事だと気が付くべきです。大統領だからといって、魔法の棒を振って何もかも治すことなど出来ないのです。」と1月19日のフィラデルフィアデイリーニュースに掲載された自称フィラデルフィア住民のエリー・ライトは書いている。
これは、1月20日付けのサンフランシスコイグザナーに載ったライトの手紙の終わりの文章と全く同じだった。ところが、ライトの住所はアメリカ大陸を横断したカリフォルニアのデイリーシティー市となっていた。
プレインディーラーによると、このエリー・ライトなる投書魔は1月13日から20日の間にオハイオ州のマンスフィールドニュースジャーナル、ニューメキシコ州のザ・サンニュースなどをはじめ、バージニア、ミシガン、アイオワ、ペンシルベニアそして上記のカリフォルニアと数十箇所にわたって同文の投書をそれぞれの地元民を装って投書していたらしい。
このエリー・ライトなる人物はザプレインディーラーにも特定の住所を含まずメールを送っていたらしい。それについて記者がメールで質問したところ、ライトは特にどの組織に所属しているというわけでもなく、雪崩勝利で大統領の座についたオバマ王に対して、あまりにもメディアが冷たいことに抗議して手紙を書いたのだという。
苺畑夫婦のブログ仲間のパテリコによると、エリー・ライトの投書は、なんと65に及ぶ新聞諸誌に掲載されたという。これは全国で31州と二つの外国新聞を含むそうだ。
パテリコによると、使われた名前はエリー・ライトだけでなく、別名だが同文の投書があちこちの新聞で掲載されているとこのこと。
昔私が某掲示板に書いていた頃、同じ人間が別のハンドル名を使って自分の書いた当初を応援したり、他人の名前と似たハンドルを使って他人の名誉を毀損するような行為をする奴が居たが、たかが掲示板ならともかく、実際の政治のうえでもこのようなことがおきるのだから、全く油断も隙もあったものではない。
それにしても、オバマの人気が今でも高ければ、こんな小細工は必要ないのに。まったくオバマ王も落ちたもんだな。
January 25, 2010, 現時間 10:22 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 23, 2010
マサチューセッツ州民、奢り高ぶる民主党に釘を指す
2008年の総選挙で圧勝した民主党は、国民が左よりの政治を期待しているものと勘違いした。国民が民主党の独裁を望んでいると思い込んで、オバマ王をはじめ民主党議会はただでさえ経済危機に陥っているアメリカで、もっと負債を増やす税金無駄遣いの極左翼政策を次から次へと打ち出して来た。オバマ王の経済活性案は大失敗で、本来なら回復の途にあるべきアメリカ経済は低迷したまま、失業率はなんと80年代初期いらい始めての二桁に及ぶ。それに加えて国家経済を破綻させる健康保険改悪法案登場。
これらによって2008年の選挙では圧倒的にオバマ及び民主党を支持した国民すらも、民主党の暴走に脅威の念を持つようになった。
民主党は2008年の選挙で、国民から左翼政策遂行のフリーパスを得たものと読み違えた。実際は国民は民主党を支持したというより、共和党に怒りを感じていたといった方が正しい。
共和党のスローガンは小さな政府、汚職撤退、国家予算の縮小節約、といった「保守的」な政治をすることにあったはず。にもかかわらず、共和党は自分らが与党になると、それまで民主党を批判してきた税金の無駄遣いをどんどんやりはじめ、政府は小さくなるどころか、かえって大きくなってしまった。
共和党の裏切りに怒った国民はその怒りを票にして表した。ところが、民主党は最初から節約など公約していないし、大きな政府や税金無駄遣いは民主党の専売特許だから、選挙に勝ったということは自分らの社会主義政策を国民が支持したものと思い込んでしまった訳である。政府の無駄遣いに怒った国民のメッセージから全く正反対の教訓を学んでしまったのである。
先日行われた特別選挙で、民主と共和の割合が3:1というリベエラルなマサチューセッツ州で、共和党のスコット・ブラウンが圧勝したのも、州民の民主党への怒りが表現されたものと解釈できる。特にオバマの独裁に対しての抗議があったことは間違いない。
草の根運動からじわじわと拡大していった市民によるティーパーティーを真剣に受け止めず、ティーバッガーだの非国民だのといって馬鹿にしていた民主党議員達も、どうやら今度の選挙で目を覚ましたらしい。健康保険改正法案について、民主党下院のペロシ議長は上院で通った法案のままでは下院からは議席が足りないと発表しているし、上院の方でもブラウンが正式に議員に就任するまで投票は待つべきだという意見が増えている。事実上健康保険改正案はすでに死んでいるか瀕死の状態と言える。
にもかかわらず、唯一人、完全にクルーレスなのが我らが大統領バラク・フセイン・オバマ王である。ABCテレビのインタビューで、オバマ王は、スコット・ブラウンが圧勝したのは一年前に自分が圧勝したのと同じ理由だと語った。人々は過去一年に不満を抱いているというより、8年間に渡るジョージ・ブッシュ前大統領の政策に未だに怒っているせいだというのである。
はっきり言ってだな、現役の大統領がすでに一年間も政治をやっとるのに、未だに一年前に引退した前大統領の方が国の政策に影響力があると言うのは、いかに自分が不能であるかを白状しているようなものではないか?
いったい何時まで「ブッシュが悪い」と言い続けるつもりなのだ、オバマ王、あんたはもう候補者じゃないんだよ、もう選挙運動は終わったんだよ、あんたが大統領なんだよ、いったい何時になったら大統領として国のまつりごとに手がけるつもり?
January 23, 2010, 現時間 11:50 AM
| コメント (3)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 19, 2010
ニュース速報! マサチューセッツ州特別上院選挙、スコット・ブラウン共和党候補大勝利!
なんと、まだ開票も済んでないのに、スコット・ブラウン当選確実。マーサ・コークリーも敗北宣言をしてしまった!
信じられない。
これからミスター苺と一緒にピッザでお祝いしようっと。
さようなら、健康保険改悪法!
January 19, 2010, 現時間 6:25 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 17, 2010
マサチューセッツ州特別選挙、熱気上がる共和党スコット・ブラウンの人気
昨日もご紹介したように、マサチューセッツ州といえばリベラルな民主党と保守的な共和党が3:1で圧倒的に民主党寄りの州。(すでに同性結婚なども合法になっているくらいだ。)であるから、本来ならば、故テッド・ケネディ上院議員が長年保持していた議席は、よっぽどのことがないかぎり自動的に後がまの民主党員が引き継ぐものと誰もが思っていた。
ところが、今まさに、その『よっぽどのこと』がおこりつつある。
選挙運動専門家のマイケル・グラハムは、マサチューセッツで起きている共和党のブラウン候補人気は前代未聞だという。
彼は過去6年に渡って選挙運動に司っているひとだが、大抵の場合ボランティアを募って有権者に参加してもらうのは並大抵のことではないという。せいぜい有権者の家の前庭に既成の看板を立ててもらうくらいが精一杯で、後のことはお金を払って人を雇わなければならないそうだ。
ところが、今回はブラウン候補の支持者たちが「なにかやらせてくれ」と選挙事務所に殺到して、仕事が足りないくらいだという。看板を立てたい有権者が多すぎて既成の看板が足りなくなり、何と手書きの看板があちこちの家の前庭に見られるという。
なんとしてでも共和党がこの議席を取らなければという有権者たちの意気込みが感じられる。
一方民主党のマーサ・コークリー候補陣営は、12月に州政府の資金を使って労働組合の組合員にコークリー選挙運動のボランティアをするようにと呼びかけ、ブラウン候補側からそれが選挙法違反であるという苦情が出ている。
それまでしても下がり続ける人気に焦ったコークリー側は『2008年マサチューセッツでは1736人の女性が強姦された。スコット・ブラウンは犠牲者たちを病院から門前払いしたいのだ。』という意味のビラを配ると言う汚い手口に出た。
これは全くの事実無根であるため、ブラウン候補は州の民主党委員会に名誉毀損であるとし、正式に抗議の表明をした。
本当なら自動的に受け継げるはずの安全な議席なのに、こんな汚い手段を使わなければ勝てないのか。マサチューセッツの民主党も落ちた物である。
January 17, 2010, 現時間 11:21 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
マサチューセッツ州、臨時上院議員選挙で民主党候補苦戦
死去したテッド・ケネディ氏の空席を埋めるべく、今マサチューセッツ州では臨時選挙が行われようとしているが、民主党のマーサ・コークリー女史が意外な苦戦状態にあるという。
意外というのは、先ずマサチューセッツ州はリベラルの象徴みたいな州であり、問題の席は民主党の主ともいえる故ケネディ氏が何年にも渡って保持してきた民主党としては安全な席のはずだからだ。
それが、このコークリーという女性、アフガニスタンにはアルカエダはもう居ないとか、トンでも発言の続発で、支持率がた落ち。突如共和党のスコット・ブラウン候補より5%も遅れをとっているという。
この席の勝敗はオバマ王が押し進めている健康保険改正案が通るか通らないかに大きな影響を与える。それというのも、ブラウンは民主党の改正案には断固反対すると、はっきり宣言しており、賛成票がぎりぎりであることからいって、この席はどうしても民主党が保守したいところ。
それにしても、ケネディがずっと保持してきた民主党の指定席みたいな議席で、しかも全国的にオバマの人気が下がりつつある中、マサチューセッツでのオバマ支持率は何と60%。そんな州で、何故民主党候補が苦戦するのであろうか?
民主党のアナリストたちは、これはオバマ支持率とは無関係な、コークリー自身のキャンペーンの不行き届きが原因だとして、オバマの悪影響度を過小評価する作戦に入った。
しかし、オバマ王の健康保険改正案に対する国民の反感が強まる中、コークリー候補が負けた場合、2012年に次期再選が必要な民主党議員たちの間で、改正案を支持するのは政治的に命取りになるのではないかという疑問が生まれるのではないだろうか?
多くの民主党議員は、改正案に反対すればリベラル支持を失うが、賛成すれば中庸や無所属の有権者を怒らせるという難しい立場に立たされている。
ミスター苺にいわせると、もし共和党のブラウンが勝ったら、民主党議会はマサチューセッツに圧力をかけて即、ブラウンを就任させ、急いで改正案の投票を行ってしまうべきだという。ブラウンの一票で改正案が駄目になれば、民主党議員たちは、通したくない改正案を阻止することができるだけでなく、共和党に邪魔されて改正できなかったと言って次の選挙運動で共和党を責めることができる。
もしかするとコークリー落選は、オバマとその取り巻き連中以外の誰もが求めていることなのかもしれない。
と、書き終わってネットサーフしていたら、オバマ王がマサチューセッツに行ってコークリーの応援をすることになったという記事を読んだ。
これぞブラウン候補にとってはもってこいのニュース。これでコークリーが負けたら、オバマには全く何の影響力もないということになる。それにしても苦戦しているコークリーの応援に駆けつけるとは、オバマ王は相当自分の影響力に自信があるようだ。
私としてもオバマ王にはシカゴにオリンピックを持って来てくれた時みたいに頑張ってほしいね。(あれ?オリンピックはシカゴって決まったんじゃなかったけ?)
January 17, 2010, 現時間 1:17 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 16, 2010
2012年大統領選挙、国民の半分がオバマの対抗者に投票すると回答
就任一年目にして、アメリカ国民がオバマ王の無能さと邪悪さを見せつけられるにつけ、オバマ王の人気は降下の一途を辿っている。
オバマの任期降下を象徴するように、ミスター苺が紹介しているthe Allstate/National Journal Heartland Monitor pollというこの世論調査では、もしも選挙が今行われた場合、50%の回答者がオバマのライバル候補に投票すると答えた。オバマに再選票を投じるとしたのは39%だったが、絶対オバマに投票すると答えたのはたったの23%だった。それに対して絶対に違う人間に投票すると答えたのは37%にも及んだ。
もちろん支持率が50%以下でも再選する例はいくらでもあるので、(クリントン大統領は確か47%とかで再選されたし)だからオバマの二期目はないとは断言出来ない。
もしも共和党がボブ・ドールみたいな候補者を上げたら、まあ先ずオバマは安泰だが、ロナルド・レーガンみたいな候補だったら、大敗退というシナリオもあり得る。
ただ、今のところ共和党の方にレーガンのような人気者候補は見当たらない。2012年はすぐ目とハナの先。次の選挙で圧倒的勝利を得るためには今頃はすでにかなり著名になっていなければ駄目だ。
あえていうならサラ・ペイリンかもしれないが、まだ彼女は新人。歳も若いし、来期はちょっと早過ぎるのではないかな、という気がする。
January 16, 2010, 現時間 11:07 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
December 11, 2009
オバマよりブッシュのほうが良かった、44%が回答、
政権への批判が出ると、8年間に及ぶ前政権の大失態、とかいって何でもかんでもブッシュのせいにしてきたオバマ王だが、どうやらアメリカ市民はいい加減そういう言い訳にはうんざりしてきたようだ。いや、むしろ、オバマ王政権に比べたらブッシュ前政権の方がよっぽどもましだったと感じる人が増えて来ているようだ。
パブリックポリシーポーリング(Public Policy Polling)が、最近のオバマ王支持率に関する世論調査結果を色々と発表し分析しているが、オバマ王の支持率は降下の一途を辿っており、二ヶ月続いてその支持率は5割を割る49%。(47%が不支持を表明)
オバマの支持はほぼ全面的に与党の民主党から来ており、83%の民主党と46%の無所属、そして何故か11%の共和党から支持を得ている。
問題になっている健康保険改正案の支持率は記録最低のたった39%!反対派は52%で、90%の反対派が政府の介入が強くなり過ぎることを理由にあげている。
アフガニスタン政策に関しては47%の回答者が支持すると答え37%の支持しないを大きく上回った。
オバマの人気降下を象徴する数字は、ブッシュ前政権とオバマ現政権を比べ、どちらに大統領をやってほしいかという質問に対して、50%の回答者がオバマと答えたのに対して、44%もの回答者がジョージ・W・ブッシュにやって欲しいと答えたことだろうと、PPPは分析している。
ブッシュ政権末期におけるブッシュ前大統領のみじめな支持率を考慮にいれると、この結果はちょっと意外だ。市民はアメリカの現在の悪状況の責任は前政権ではなくオバマ現政権にあるのだと考えている証拠ではないかとPPPは言う。
ミスター苺が指摘しているが、クイニッピーアック大学世論調査協会(Quinnipiac University Polling Institute)のピーター・ブラン副会長の発言は傑作だ。
「議会で健康保険改正案を押している側にとっては、アメリカ市民が議会で投票権がないのは都合がいいですね。」
アメリカ市民の意向が反映されていれば、オバマと民主党による健康保険改悪法案など絶対に通らないという事だ。それでも民主党議員たちは市民の意見を無視して法案を通してしまうつもりだろうか?そんなことをすれば、オバマの人気が急降下していることからも察せられるように、2010年の中間選挙で民主党議員はかなり多くの議席を失う可能性がある。
December 11, 2009, 現時間 1:17 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 28, 2009
ホワイトハウス晩餐会に招かれざる客
感謝祭の料理で疲れてるので、今日はニュースのコピペのみ。
米ワシントンD.C.(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)で24日に開かれたインドのマンモハン・シン(Manmohan Singh)首相を歓迎する公式晩さん会に、招待されていない夫婦が紛れ込んでいた問題で、ホワイトハウスは27日、この夫妻がバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領に迎えられている写真を公表した。この「招かれざる客」は、バージニア州北部出身のマイケル・サラヒ(Michaele Salahi)氏と(Tareq)夫人。2人は地元リアリティー番組のスターで、当日は何重もの警備をすり抜けて晩さん会の会場に侵入したとみられる。
写真の中でオバマ大統領は笑顔を浮かべてタレク夫人と握手している。大統領の隣にはシン首相も立っている。この写真は米CNNテレビも放送した。
米大統領警護を担当するシークレットサービスのマーク・サリバン(Mark Sullivan)局長は「すべてわれわれの落ち度」と公式の陳謝を発表。シークレットサービスが失態を認める声明を発表するのは極めて異例なことだ。
しかし警備が甘いなあ。こんなんでテロと闘えるのかね。不安だ。
November 28, 2009, 現時間 8:15 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 4, 2009
保守派が健闘した火曜日の米地方選挙
昨日の火曜日はアメリカ各地で選挙があった。そのなかでも特に注目を浴びていたのが、空席になったニューヨーク州23地区の下院議員特別選挙。久しぶりに共和党候補が優勢になったニュージャージー州とバージニア州の知事選。それからメイン州での同性結婚などである。
何故、ニューヨーク23地区の特別選挙が話題になったのかというと、前任の共和党のジョン・マックヒュー議員が陸軍長官に任命され空席になった席の後がまとして、地元の共和党委員会が共和党員とは言い難いほどリベラルなディーディ・スコズィファバを候補に上げた。このことに激怒した地元保守派共和党員たちは、党のお偉方に反旗を翻し、保守派無所属候補としてダグ・ホフマンという無名のビジネスマンを候補にあげていたからだ。
保守派運動家の勢力はすさまじく、選挙運動中からスコズィファバの人気は急落し、彼女は選挙前に候補から脱落。結局民主党候補のビル・オーウェンズと保守派候補のダグ・ホフマンの一騎打ちとなり、接戦の末残念ながらオーウェンズが勝ったようだ。
結果的に民主党が勝ったとはいえ、ニューヨークの共和党が圧倒的に保守派支持であることが顕著となったこの選挙。保守派の間で全国的な注目を浴びたという事実も否定できない。共和党上層部は今後リベラルな候補を上げる前に、共和党はかなり保守派になっているという事実をしっかり見極める必要がある。
ホフマン氏は今回は駄目だったが、全くの無名だったビジネスマンがほんの一ヶ月程度の間にここまで人気を得ることが出来たのだ。数ヶ月後に迫った次の通常選挙予選では公式に共和党の候補者となれるよう頑張っていただきたい。
負け戦はニューヨークだけで、バージニア州の知事戦は共和党ロバート・マクドネル氏の圧勝だった。なんとその差18%!カカシは8月9月とずっとバージニアに居たが、マクドネル氏の人気は大した物だった。また、もう十数年共和党を選んだことがないニュージャージー州で、もっとも腐敗した知事と言われていた現職のジョン・コーザイン知事を破って共和党のクリス・クリスティーがなんと5%差で当選。ミスター苺は昨日、3%以上の差で勝たないと、悪名高いニュージャージー民主党のいかさま勢力が働いて絶対に逆転負けすると言っていたのだが、さすがに5%の差となるといかさまも効かなかったらしい。
メイン州で同性結婚を認めるかどうかという投票では、53:47で認めないが圧勝した。これまでに31の州で同じような投票が行われたが、その度に州民に賛否を訪ねた場合には、州民から拒絶されるという結果となった。31回の選挙のうち31回とも拒絶。
メインといえば、ゲイの避暑地として有名なプロビンスタウンなどがあるくらいで、結構同性愛者には寛容な州。そんな州ですら同性結婚は拒否されたのだから、アメリカ人が同性結婚をどう思っているかを悟って、ゲイの方々も無駄な闘いは諦めてほしいものだ。
というわけで、今回の選挙は保守派がかなり健闘した。無論これは独裁者オバマ王にとっては良い結果とはいえない。ニューヨーク23区がかろうじて民主党に行ったとはいえ、大事なふたつの州を保守派共和党に取られたのはかなり痛いはず。来年の中間選挙が楽しみになってきた。
アップデート:産經新聞の古森さんもこのことについて書いているので、リンクを張っておきます。
ニュージャージー州での共和党の勝利はさらに大きな衝撃波を広げています。この州は元来、民主党が圧倒的に強い地域でした。しかも民主党の現職知事のジョン・コーザイン氏が共和党の新人クリス・クリスティ氏に負けたのです。
ニュージャージー州の知事選にはオバマ大統領自身が熱を入れ、最近だけでも5回もコーザイン知事応援の遊説に出かけていました。投票日の2日前の11月1日にもオバマ氏は州内各地を回っていました。しかし有権者はオバマ氏の支持する候補を拒否したのです。 この結果、オバマ政権は医療改革法案の希望どおりの推進がきわめて難しくなりました。民主党への批判の高まりに、民主党の連邦議員たちの多くが敏感に反応し、大統領の推すリベラル志向の法案には難色を示すようになるからです。
November 4, 2009, 現時間 7:13 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 3, 2009
オバマケアを盲信するのは危険
先日も引用したいじりめぐみさんが、またまたオバマケアに関する続編を書いている。しかもいじりさんはナイーブにもオバマの口車に乗せられて「がんばれよー。オバマー!!」などと応援までしているので、ここはカカシとしても反論しておかなければならないと義務感に燃えてしまった。
いじりさんは、「信じがたい医療保険の実態」という小題で現在のアメリカの保険制度のホラーストーリーをいくつか述べている、太り過ぎで保険を拒否された赤ちゃんの話とか、一度帝王切開をやった女性は避妊手術を受けなければ新しい保険に加入できなかったとか、いったように。
カカシも健康診断に行った場所のヤブ医者が「小児百日咳の後遺症の可能性あり」と一文書いたのが原因で保険加入を拒否されたことがある。びっくりして日本の母に電話したら「お前は百日咳など患ったことはない。」ときっぱり言われた。でも一度診断書に書かれてしまったものは、いくら誤診だと説明しても聞き入れられなかった。だから私は保険会社には少なからず恨みがある。
確かにアメリカの保険会社の審査のあり方には問題がある。アメリカの医療費が馬鹿高いのも問題だ。持病のあるひとたちの保険加入が困難であることも問題である。これらの問題は改正されるべきである。そのことに異存はない。
だが、それ以上に問題なのはいじりさんのようにオバマケアを支持するひとたちは、オバマケアになったらこのような問題は解決されるとナイーブに信じきってしまっている事だ。
いじりさんは肥満児が保険加入を拒否されたといって怒っている。いじりさん家族は大型家族らしい。
全員大型のいじり家が、もし今医療保険の審査を受けたら…… 「あんたたち夫婦、おもいっきりメタボじゃないの! ブー」 「子供たちは? 12歳で170センチ! デカすぎ! 7歳で35キロ!? デブすぎ! ブー」 ……と、きっといとも簡単に却下されるんだろうなあ。 我が家はすぐにホームレスならぬ「保険レス」になること間違いなしだ。
もし大型家族がオバマケアによって差別されなくなるといじりさんが本気で信じているなら、カカシが以前に書いたこのエントリーをよくよく読んでいただきたい。
今回上院は肥満や喫煙といった不健康な行き方をしている人の保険料はそうでない健康な生活をしている人たちのそれより割高になるという提案をした。(略)現法では、保険料を考慮するうえで、加入者の健康状態によって保険料を二割増し以上にしてはいけないことになっている。それが今回の提案ではそれが三割まで良いことになり、今後も政府の役人にはそれを五割以上引き上げる権限があたえられるというのである。
今回の下院の提案では肥満者や喫煙者の保険料は割高にはなっていないが、上院に行ったら先のような項目が付け加えられる可能性もある。オバマ王やペロシ議長の口車にのって全てを信じきるのは危険だ。
ではさらにいじりさんが説明するオバマケアの実態を読んでみよう。
「オバマ・プラン」の全貌
じゃーん。これが、オバマの医療保険改革の全貌! 名づけてオバマ・プランだ!
就任以来、公約の医療保険改革を熱く訴えてきたオバマ。 いまいち中身が見えていなかったのだが、 完成しました。オバマ・プラン! いじり訳でお届けします。これでーす。
オバマ・プラン
安定と安心をすべてのアメリカ人に保険を持っている人には、安心と安定を。
保険を持っていない人には保険を。
そして家族、ビジネス、政府のヘルスケアの費用を安くします。――もし今あなたが医療保険を持っているなら
もっと安定と安心を。持病を持つ人への差別をやめる。
病気や一番保険が必要なときに、保険会社が契約を破棄できないようにする。
病気になって破産しなくてすむように自己負担に上限をもうける。
マンモグラフィー(乳房撮影専用X線診断)や、インフルエンザ予防接種、糖尿病検査など、健康を促進しお金の節約になる予防医療のために費用を余計に払わずにすむようにする。
メディケア(高齢者と障害者のための公的医療保険)のお年寄りの処方箋支払い問題を解決する。
――あなたが保険を持っていないのなら
すべてのアメリカ人にクオリティーが高く、手ごろな保険の選択肢を。「エクスチェンジ」という新しい保険マーケットをつくり、保険のない人や中小企業の人たちがプランを比較し、低価格で保険を購入できるようにする。
中小企業が社員に保険を提供できるように、また個人が保険を購入できるように税金を控除する。
手ごろな保険を見つけられない人には、公的保険オプションを与える。
新しいエクスチェンジがスタートするまで経済的に困窮していてシビアな持病を持つ人たちのために新しい低価格の保険を与える。
――すべてのアメリカ人に
わたしたちの家族のため、ビジネスのため、政府のためにヘルスケアの費用を制御する。財政赤字を増やすことなく、費用は事前に支払われる。
独立した医師や医療専門家の委員会を設け、ヘルスケア・システムに無駄や不正がないか突き止める。
早急に医療過誤改革プロジェクトを発足させ、医師が医療過誤訴訟を恐れた防御的な治療をせずに患者を一番に考えた治療をできるようにする。
大きな会社の雇用者は、社員に保険を与え、保険購入可能な個人には保険加入を義務付け、改革の責任をみなで分かち合う。
これがオバマプランの全貌だ。
何もかも体の良い約束をしてはいるが、それをどうやって実行するのかというと話は全く別問題。自由市場を無視し消費者の支払う値段を下げ人為的に固定しても、医療にかかる費用は下げられない。コストが減っているわけではないのだから、その差額を誰かが支払わなければならない。それを民間の保険会社が持ったら即座に倒産してしまう。公営保険が持つとしたら保険料(税金)を引き上げるしかない。
だいたいお役所仕事のやることで予算内で収まったことなど一度でもあるのか? 絶対に赤字経営になって保険料は引き上げられる。国民は給料から少しづつ差し引かれるからすぐにはその値上げには気がつかない。かえるを除々に湯で上げるのと一緒だ。
それでも安い保険を国民に提供すると謳った以上、大幅な保険料つりあげが出来ないとなれば、医療サービスを縮減するしかない。医療提供の質はおち、患者は保険が降りるまで何週間も何ヶ月も病状が悪化するなか待つはめになるだろう。また、常に赤字体勢だから、治療しても見込みがないと思われる患者の治療は頭から拒否されるだろうし、個人的に不健康な生活をしていると政府に判断されたら罰金として保険料があがるかもしれない。公営保険をすでに取り入れているオレゴン州で癌の治療を申請したら、治療は拒否され代わりに安楽死なら保健がおりると推薦された恐ろしい話は以前にもした通り。
オバマプランは、今のアメリカ医療保険の問題をきちんと受け止めていてよろしい。 けど、本当に今まで以上に財政赤字ならずに実行可能なのだろうか? 本当に医療保険が安く手に入るようになるのだろうか? 共和党を納得させられるのだろうか? デブでも保険に加入できる明日がくるのだろうか!!
Don't hold your breath. (息を止めて待たない方がいいよ。)
November 3, 2009, 現時間 9:25 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
October 18, 2009
何が健康保険改正案だ!上院、肥満者と喫煙者に課税を提案
新聞の見出しを読んでいたら「上院、健康な生活にプレミアム」というのが目についた。
オバマ王と民主党議会の健康保険改正案の目的は、馬鹿高い医療費を下げ、国民のほぼ全員が保険に加入できるよう、持病のある人でも健康状態に関わらず差別されないような国民健康保険を作ることにある。と、まあ建前はそういうことになっている。今回上院は肥満や喫煙といった不健康な行き方をしている人の保険料はそうでない健康な生活をしている人たちのそれより割高になるという提案をした。
おっと、ちょっと待てよ。どんな健康状態の人でも差別されない健康保険を作るって言う名目での改正案で、肥満者や喫煙者を差別するってのはおかしくないか?
これだったら今でも民間の健康保険会社が肥満者や喫煙者の保険料を割高にしているのとどういう違いがあるというのか、
「みんな既存の病気による差別を終わらすと言っているが、これは事実上持病への差別ではないか。」と怒りを隠しきれないのはサービス業従業員インターナショナル組合のアン・ケンプスキーさん。
実は、上院の「改正案」は持病のある人を差別しないどころか、現在よりも遥かに差別される規制が組み入れられている。
現法では、保険料を考慮するうえで、加入者の健康状態によって保険料を二割増し以上にしてはいけないことになっている。それが今回の提案ではそれが三割まで良いことになり、今後も政府の役人にはそれを五割以上引き上げる権限があたえられるというのである。
この規制の内容も単にBMIが低い高いだけでなく、コレステロールや血圧や血糖値その他種々の症状が保険料金規定のめやすとなるという。しかし読者諸君もご存知のようにこうした症状は一旦始まってしまうと、そう簡単にはコントロールできない。食事療法で病状が良くなるひともいれば良くならない人もいるし、薬の効果もひとそれぞれだ。そうした数値で毎年の健康診断によって保険料が上がったり下がったりするとしたら健康になるどころか、かえってストレスが貯まってしまう。第一、そういう微妙な個人的情報を政府のお役人にいちいち報告させることじたい、プライバシーの侵害ではないか。自由の国アメリカではあるまじき制度だ。
これが民営の保険であるならば、ちょっと太めというくらいで保険料が痩せてるひとより50%も割高になったりしたら、別の保険会社を探すという方法もあるが、それが強制的に入らされる国営の保険だったら有無を言わさず割高料金を支払わされる。しかも配給制の国営保険には良い医療サービスの保証は全くないのだ。
いったいこの法案のどこが改正なのだ? 民主党の提案はその内容を知れば知るほど現在の保険制度より数倍も劣悪だ。
税金が上がり、保険料が上がり、選択の余地が減り、医療サービスが低下する。しかもこの法案を通しても国民全員が保険に加入できるという保証はないという。
オバマ王は選挙前に中流層の増税はしないと公約していた。だが、この健康保険改正案によって一番負担が増えるのがまさにその中流層なのだ。
こんな法案が本当に議会を通るのだろうか? 私は警戒しながらも楽観的に見ている。この記事はフォックスニュースの記事ではなく、オバマ王やホワイトハウスが信頼している主流メディアのMSNBCの記事だということに注目したい。オバマ王と民主党の独裁ぶりにさすがの主流メディアも遅まきながら恐怖を抱き始めたのかもしれない。そうだとすれば、主流メディアも本来のジャーナリズム精神に乗っ取って真実を報道し始めるかもしれない。
そうなれば、アメリカ国民は独裁者オバマ王の陰謀をそうやすやすと受け入れはしない、とカカシは思うのだが、どうだろうか?
October 18, 2009, 現時間 8:25 AM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
October 12, 2009
ホワイトハウス、オバマ批判の同性愛者は「取るに足りない末端のインターネット左翼」と侮辱
Americablog(アメリカブログ)という同性愛系ブログは、昨晩ワシントンDCで大規模な同性愛者人権集会後のNBCテレビのニュースについて興味深いことを書いている。NBCのホワイトハウス担当ジョン・ハーウッド記者は、ホワイトハウスは左翼の期待に充分に応えていないという心配はないのかという質問に下記ように応えた。
バラク・オバマは90%以上の民主党支持者とうまくいっており、ホワイトハウスは反対派はほんの一部『末端のインターネット左翼』に過ぎないと考えている。
ホワイトハウスが反対派をどのくらい真剣に受け止めているかを示すものとして、一人の高官は記者に、ああいうブロガーたちはパジャマから服に着替えて、極度に分裂している国での政治は複雑で難しいということに気づくべきだと語った。
同性愛者たちがオバマの口約束を信じ期待して支持している間はうまいことを言っておきながら、一旦その無行動に不満を示し始めると「末端のインターネット左翼」とレッテルを張り、パジャマから着替えて現実を見ろと来たもんだ。これがオバマ王が the Human Rights Campaignという同性愛者人権擁護団体の前で、公式な軍隊勤務や同性愛結婚の合法化に努めると約束した舌の根も乾かない翌日のことなのだから馬鹿にしている。
アメリカブログのジョンはホワイトハウスの「極度に分裂している国」という言い方について、上院でも下院でもオバマの党である民主党が多数議席を握り、票数から言って共和党はほぼ不能に近い状態なのに何を言ってるのだと抗議する。
これが極度に分裂してるって?これが大統領が公約を破らざるおえないと民主党が理解しなきゃいけない状態だっていうのか?
大統領と与党が議会を完全に支配できる状況で公約を守れなかったら、いったい何時守ることができるのかというわけだ。
ホワイトハウスの高官達こそパジャマを脱ぎ捨て時々新聞をよんだらどうなんだ。そうすれば俺たちは先の選挙に勝ったんだということに(それにはブログやゲイのコミュニティーが大事な役割を果たしたってことにも)気がつくはずだ。
また別の同性愛系ブログPam's House Blendでは、
私に言わせたら、ホワイトハウスは正しい種類の*1LGBTたちと食べたり飲んだりした後、私たちに宣戦布告をしたも同然。誰かがこれに応える必要があるわ。
と述べている。
(*カカシ注1:LGBT: The Lesbian, Gay, Bisexual & Transgender, レズビアン、ゲイ、両性愛し好及び性転換者一般を指す。)
ここでカカシとしても不思議なのは、何故オバマ王はLGBTの期待に応えて公約を守らないのかということだ。アメリカブログのジョンが指摘しているように、議会は民主党が与党で多数議席を握っていることでもあるし、特に軍隊への同性愛者公式受け入れは共和党でも支持があるはずなので、オバマがその気になれば*2DADT法は充分に撤回できるはずだ。
(*カカシ注2 DADT: Don't Ask Don't Tell, クリントン大統領と当時与党だった民主党議会との間で生まれた妥協策で、現在軍隊で努めている軍人が同性愛者であるかどうかを本人に「聞かない」そして本人もそれを「言わない」限りは同性愛者でも軍隊に居られるが、一旦他人から同性愛者であることを暴露されたり、自分から同性愛者であることを認めた場合には除隊を余儀なくされるという、かなり差別的な法律。)
出来るはずのことをしないということは、する意志がないということだろう。
だが、何故なのだ?LGBTとの約束を守ると何か都合の悪いことでもあるのか?
すべての人々に寛容であるべきなどときれいごとを言ってる民主党の間でも同性愛はメディアが煽るほど受け入れられてはいないということか?
ミスター苺はそのどちらでもないという。オバマはLGBTの人々に自分らは弱者でありオバマ政権に頼らなければいけない立場であるとずっと思わせておきたいのだという。だから個人の人権を強めるような軍隊での正式な勤務を許可するわけにはいかないのだと。
同性愛の人々はオバマのこういう汚い陰謀に利用されている事実に気がついているだろうか?
ところでこれについてカカシの個人的な意見を述べておく。私は同性愛者は正式に堂々と軍隊で勤務すべきであると考える。同性愛者だろうた誰だろうと愛国心のある人が国のために戦うという権利は守られるべきだからだ。
ただし、何度も強調してきたように、同性同士の結婚には断固反対する。結婚は一夫一婦制であるべき。それが文明社会の基盤だからだ。それについてはこことここで説明しているので興味のある方は参照のこと。
October 12, 2009, 現時間 10:39 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
September 20, 2009
左翼メディアも無視できなくなった左翼市民団体ACORNスキャンダル
ここ数日、オバマ王が昔からふか~い仲にある選挙違反や他の違法行為で悪名高いACORN(エーコーン)という過激派左翼市民団体が次々に売春にまつわるスキャンダルをかもし出し話題になっている。これについては、私のネット仲間のマイク・ロスさんが「ACORN:未成年売春斡旋者にローンと税金の手ほどき」という見出しで紹介してくたが、マイクさんはそれに続いてここでもアップデートを書いてくれている。
まずことの起こりを説明しておこう。ビッグガバーメントというウェッブサイトで働いている保守派の若手ドキュメンタリー映画監督ジェームス・オーキーフと作家のハンナ・ジャイルスはヒモと娼婦に扮して、ボルティモア、ワシントンDC,ブルックリン(ニューヨーク州)、ロサンゼルスなどの都市にあるエーコーンの支部を次々に訪問し、エルサルバドルから未成年の少女を密入国させアメリカで売春宿を経営したいのだが、公営住宅に入るにはどうしたらいいかと相談を持ちかけた。
エーコーンの従業員たちは、「そんなけしからん相談にのるわけにはいかない、今すぐ警察と移民局に通報する!」と激怒したかというとそうではない。反対にどうすれば警察や移民局の目をかいくぐって政府から買収宿の経営費用を援助してもらえるか親切に「ヒモ」と「娼婦」に説明したのである。
それが一支部だけで起きたことであれば、孤立した出来事であり、もう少し従業員を採用する際に気をつけるべきだという批判はあってもエーコーンの組織そのものに問題があるということにはならない。ところが、オーキーフとジャイルスは、訪問した先々でほとんど同じような応対を受けたのである。
二人はこれらの応対を隠し撮りしネットでひとつづつゆっくりと発表した。全部いっぺんに発表しなかったのは、エーコーンの代表者が「これは~支部の一部の従業員による孤立した出来事」だといういいわけを充分期待していたからで、案の定エーコーンは「ロサンゼルスやニューヨークなどではこんなことは起きていない」と自分らの公式サイトで発表した。オーキーフたちはそれを待ってましたとばかりにニューヨーク支部とロサンゼルス支部のビデオを公開。エーコーンは慌てて声明文をサイトから取り下げるという大恥をかいた。
以前にもカカシはこの左翼過激派市民団体の悪行について色々紹介してきたが、エーコーンという団体の公式名は、The Association of Community Organizations for Reform Nowという長ったらしい名前なのだが、実際にはACORNという言葉自体が左翼政策を示唆するものであり、組織名はその頭文字に合うようにこじつけたにすぎない。ま、そんなことはどうでもいいのだが、この団体は表向きは低所得者の選挙登録、住宅、治安といった相談事に乗る中立の慈善事業団という名目で1970年代に設立された。
しかし、設立当初から彼らの目的はただひとつ。左翼政策の促進だった。彼らは常に民主党の政治家を援助するために働き、長年にわたって選挙違反を繰り返してきており、その従業員たちが何人もあちこちで選挙法に触れて起訴されたり裁判にかけられ有罪になっている。
特に先の選挙では選挙権のない違法移民を多く使って大掛かりな選挙違反を行い、当選の危なそうな民主党議員を次々に助けた。特にオバマ王への援助は大変なものだった。左翼連中はオバマ王とエーコーンの間には大した関係はないなどと主張していたが、関係ないどころかオバマ王とエーコーンの歴史は長いのである。それについては以前にも色々書いているので下記を参照していただきたい。
オバマ応援市民団体の相次ぐ違法行為、今度は不法侵入
経済活性案:オバマから極左翼犯罪市民団体ACORNに莫大なご褒美配当
ビル・エアーズ、恥じないテロリストとオバマ次期大統領の怪しい関係
オバマと左翼過激派市民団体ACORNの悪質な関係
前代未聞、オバマの政治広告費は過去最高
左翼連中がオバマ王とは無関係といっていたエーコーンだが、オバマ王が打ち出した経済不活性案のなかにはエーコーンへの多額な資金援助が含まれていた。これがオバマ王や民主党の選挙を違法に援助したエーコーンへの報酬であったことは誰が見ても明らかだ。
このスキャンダルがインターネットを通じてどんどんと大きくなっていったにも関わらず、主流メディアはこれに関する報道を必死に避けていた。主流メディアが無視していても事件はどんどん大きくなるばかり。主流メディアがどうしたものかと思案をめぐらしている間に、14日、米上院議会は連邦政府から多額の補助金を受け取っているACORNへの補助金支払いを差し止める決議を通し、15日には下院議会の議員たち130人がオバマ王に対し、ACORNとの関係を今後一切断ち切るようと迫った。
普段はリベラルなテレビのコメディアンたちですら、エーコーンをおちょくるジョークを放つようになり、主流メディアはついにこの話題を取り上げたのだが、その口調はあたかもエーコーンが保守派の手先オーキーフとジャイルズの仕掛けた汚い罠にはめられた犠牲者であるといわんばかりだった。
ミッシェル・モルキンによると、MSNBCのノーラ・オーダネルなどはオーキーフらの「保守派の活動家が隠しカメラを使うやり方はエントラップメント(技と相手が違法行為を働くように誘い込む違法な囮捜査のこと)とも受け取れる」と批判。ミッシェル・モルキンは幼児の振りをしてネットに巣食う幼児愛変態を摘発する番組を製作しているネットワークがよく言うよと指摘。ミッシェルによるとNBCはイスラム系ジャーナリストを保守派が集まる行事に送り込み、反イスラム人種差別が起きているかどうか隠しカメラを持って調査する番組を製作中だという。保守派の悪行を暴露するために隠しカメラを持って捜査するのは合法だが、保守派が左翼団体の悪行を暴露するのは違法なのか? さすが左翼ダブルスタンダード!
さて、これについて肝心のオバマ王はどういう反応をしめしているのかというと、完全なお惚け作戦に徹底するようだ。下記はABCのディスウィークのインタビューの一部。
司会者: あなたの支持者の間では反対者に攻撃される格好な口実を与えてしまってるひとがいるんじゃないですか、たとえばエーコーンのように。オバマ: いや、それはですね、私は民主党陣営や左系の中には私が感謝しないようなことをしてる人は確かにいます。たしかに。
司会者: 議会はエーコーンへの補助金を断ち切るといっていますが。
オバマ: え~、その、あの、、
司会者: エーコーンへの援助を全面的に、、あなたも同意しますか。
オバマ: 反対陣営でも同じことがいえると思います。もちろん同じです。
司会者: エーコーンへの補助金はどうなんですか?
オバマ: それはですね、正直な話、そのことについて私はあまり注意して追っていないのです。エーコーンが連邦政府から多額の補助金をうけていたことも知りませんでしたし。
司会者: 上院も下院もそろって補助金を断ち切ると投票しました。
オバマ: ですから、私が知っているのは、ビデオで見る限りけしからんことですし、捜査の必要があるということです。
司会者: では大統領は連邦資金断ち切りの決断はしないかもしれないということですか?
オバマ: ジョージ、それは今わが国が抱えている大事な問題じゃないでしょう。私が注意を払うようなっことではありませんよ。
オバマ王が大統領になった褒美として取らせてやった補助金について知らなかっただと? シカゴ時代からエーコーンの顧問弁護士やコミュニティーオーガナイザーの講師としてその活動について事細かな指導までしてきたオバマが、エーコーンが連邦政府から受けていた補助金の事実をしらなかっただと? しらばっくれるのもいい加減にしろ、よくもまあアメリカ市民をそこまで馬鹿にできるな、この(放送禁止用語)やろう!
本当に議会がエーコーンの悪行について調べるつもりがあるのなら、断じてミッシェルが指摘する次の三つの項目もしっかり調査してもらいたい。
1) オバマ陣営がどのように選挙運動式としてエーコーンに支払った80万ドルを「シティズンサービス」という看板団体を使って隠蔽したのか。2) オバマ陣営はどのようにして献金者名簿をエーコーン関係のプロジェクトボートという団体と共有したのか?(いわゆる501(c)(3)項目にはいる団体は選挙運動をすることを禁止されている)
3) そしてどのようにプロジェクトボート並びに何百という無利益及び免税団体がエーコーンと一緒になって政治活動をすることが出来たのか。
カカシはオバマ王はエーコーンを見放したとみせかけて、裏工作してエーコーンへの資金は流し続けるのではないかと思うのだが、ミスター苺はエーコーンに対する本格的な調査が行われて一番困るのはオバマ王であり、エーコーンとの関係は冷血にいますぐ断ち切ることがオバマにとっては得策だという。自分を守ることに必死なオバマのことだ、オバマがエーコーンを見捨てる日は近いとミスター苺は踏む。
September 20, 2009, 現時間 11:36 AM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
September 12, 2009
反オバマの抗議デモに三十万以上の参加者アメリカ首都に集まる!
いまだに日本では、バラク・フセイン・オバマがアメリカで大人気の大統領だと報道されているのだろうか。だとしたら、日本のメディアは先日行われた反オバマのデモ行進に集まった何十万というアメリカ市民の行動をどのように報道したのだろう?
オバマべったりの主流メディアのひとつであるニューヨークタイムスの記事ですら、アメリカの首都ワシントンDCに集まった群衆の数は何万人と報道している。保守派メディアの間では百万の人々が集まったとされているが、現実的に少なく見積もっても30万人は超す人々が集まったと考えるのが無難だろう。
左翼のプロ市民が主催する金のかかった大々的な集会とは違って、どの団体にも属さない保守派の人々が口伝えに個々に集まった会合だっただけに、地元警察が予想した以上の多数の人々が集まり、当局はかなり困惑したようだ。NYTによると抗議者は国中あちこちから飛行機や自家用車や公共バスなどを利用してそれぞれ集まったという。
パワーラインに掲載されているこの中継ビデオを見ていただければ解るが、ワシントンで生中継の報道をしていたCNNのニュースキャスターはスタジオから、オバマの健康保険演説に対して「うそつき!」と怒鳴ったノースカロライナ州のジョー・ウィルソン上院議員が議会で謝罪をすべきかどうかという質問を受けていたのだが、背後にいる抗議者たちの怒鳴る声が大きすぎて視聴者は彼女の言っていることが良く聞こえない。そこで特派員の女性はそれを逆手に取り、振り返って背後の群集に「皆さん、ジョー・ウィルソン議員についてどう思いますか?」と問いかけた。すると、群集は「イェーイ!」と大声でウィルソン議員を支持する声を上げた。
主流メディアはウィルソン議員の野次が共和党に恥をかかせるものだったという印象を視聴者に与えようとしているが、オバマ王の度重なる嘘に嫌気がさしていた保守派市民にとって、ウィルソン議員の本音は新鮮で、ウィルソン氏は人気を失うどころか、これまで彼の名前を聞いたことも無かったような保守派市民から注目を浴びるようにさえなっている。
オバマ王の人気は確実に落ちつつある。保守派連中は最初からオバマ王の支持などしていないが、主流メディアですらも、オバマ王の素人政治にいい加減、呆れ始めているのかもしれない。
September 12, 2009, 現時間 6:30 PM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
August 16, 2009
オバマ王、健康保険完全国営化を断念? 支持率急降下が原因か
ラスマソンの世論調査による、オバマ大統領の支持率は確実に下がりつつある。8月16日現在、オバマを強く支持するとオバマに強く反対するの比率は、なんと32:41で、オバマの仕事振りに不満を持っている人の数が支持する人をかなり上回っている。これはオバマ王にとってはこれまでで最低の支持率だろう。
オバマ王の人気が下がっている原因はいろいろあるだろうが、やはりなんといっても健康保険の完全国営制度を懸念する市民が多く出てきたことの現われではないだろうか。少なくともオバマ政権はそれが原因だと判断したらしく、健康保険の国営化を断念するらしい。
今日のAPニュースによると、オバマ王は健康保険の完全国営化はあきらめて、保険共同体なるものを含む共和党との妥協案に方針を切り替えるようにしたらしい。このような方針転換はオバマ支持のリベラル派を激怒させることになるが、健康保険改革を最優先と謳ってきたオバマ政権としては、なんとか改革を実現さえて、形だけでも勝利宣言をしたいところだ。
APニュースは民主党も共和党もお互いに歩み寄って妥協案を考案中だと記しているが、オバマ政権の改革は完全国営化が主体になっていたはず。それを断念してしまったら、名前だけの変革などまったく意味がない。
これに関するオバマ政権のスピン(自分に悪い状況をあたかも自分たちに有利であるかのように口からでまかせを言うこと)は、聞いていて愉快このうえない。
ヘルスアンドヒューマンサービス(保険省とでも訳すのかな?)のキャサリーン・セベリウス長官は、民営保険以外の選択としての健康保険は政権の健康保険完全解体修理の「必須な項目ではなかった」と語った。ホワイトハウスは共同体案も考慮しており、政権が妥協してでも勝利宣言をしたい意図をあきらかにした。
なにが必須項目ではなかっただよ!健康保険の国営化こそオバマケアの本髄ではないか。これがなくなったら変革もなにもありゃしないのだ。つまり別な言い方をするならば、健康保険改革法案は、オバマ政権の完敗に終わった、ということだ。
各地で静かに繰り返されたアメリカ市民の本当の草の根運動が花を開いたのである。これは独裁者オバマ王対善良なる市民との戦いであった。そしてその第一本目はアメリカの自由市民の勝利に終わりそうである!
August 16, 2009, 現時間 4:09 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
August 15, 2009
オバマケアの「死の審議会」とは何か? サラ・ペイリンが説明
この間、サラ・ペイリンが自分のフェイスブックに、オバマ王と民主党が強く押している健康保険完全国営化の法案について批判する記事を書いたことが、左右双方に存在する反ペイリン派の連中から完全な歪曲を受け攻撃されている話をしたが、今回オバマ王自らがこの歪曲にさらに追い討ちをかけてペイリンの批判を不当に攻撃した。誰かに反論するなら、せめて相手の言っていることをきちんと理解してからにして欲しい。勝手に相手の意見を歪曲し、「なにを馬鹿なことをいってるんだ」とか「うそつき!」とか言って言いがかりをつけるのはいい加減に止めて欲しいものだ。
反ペイリン派の言い分は、ペイリンが表現した「死の審議会」とは、オバマケア法案に含まれている末期医療"end of life care counseling"と呼ばれる末期を迎えた重病患者へのカウンセリングについての批判だと誤解だか曲解だかして、ペイリンの批判は気違いじみていると言うものである。
このカウンセリングがどういうものかは別として、ペイリンが話しているのはこの項目についてではなく、健康保険の配給制度にある。では先ず、問題になっているペイリンのコメントを再掲しよう。先日はrationingを「節約」と訳してしまったのだが、本当は「配給」が正しいので、直しておいた。
民主党は政府の医療システムが医療にかかる経費を下げると約束しています。でも経済学者のトーマス・ソウル氏が指摘しているように、政府による医療は経費を下げません。単にかかった費用の支払いを拒絶するに過ぎないのです。この配給制度によって一番苦しむのは誰でしょうか?それは言うまでもなく病人や老人や身体障害者です。私が知り愛するアメリカは、私の両親やダウンシンドロームを持つ私の赤ちゃんが、オバマの「死の審議会(death panel)」が決める「生産性の度合い」を役人たちの主観によって判断され、医療を受ける価値があるかどうかと審議されるような国になるのを黙ってみているわけにはいきません。このようなシステムは完全なる悪です。
ペイリンはオバマケアに「死の審議会」と呼ばれるものがあって、法案には、その審議会の役人によって、誰が生き延び誰が見殺しにされるのかが決められるという項目がある、などとは言っていない。ペイリンは、オバマケアの誰が治療を受け誰が受けられないかという配給制度は、結果的に死の審議会を招くことにあるのだと言っているのだ。「死の審議会」とは彼女なりの比喩なのであり、実際にそういう審議会が存在していると言う意味ではない。
にもかかわらず、こともあろうに、保守派新聞のワシントンタイムスですらも、ペイリンの批判はオバマ政権の医療アドバイザーであるエマヌエル医師が安楽死を促進しているという批判まで引き起こした、などと、とんちんかんなことを書いている。
ペイリンが下院のオバマケア法案に「安楽死」の項目が含まれていると書いている、などという馬鹿げた言いがかりは、ミスター苺に言わせると、ペイリンが「自分のアラスカの家からロシアが見える」と言うペイリンの物真似コメディアンのジョークをペイリンが実際に言ったものと勘違いしているのと同じくらい馬鹿げている。
他の新聞でもこの曲解は何度も繰り返されている。共和党のジョン・イサクソン上院議員の軽はずみな誤解発言のおかげででペイリンや反オバマケアの市民に多いに迷惑をこうむっている。
サラ・ペイリンが批判している「医療配給制度」は、ホワイトハウスの保険アドバイザーであるエマニュエル医師(Ezekiel Emanuel、オバマ王のエマニュエル参謀長の兄弟)が強く押していた制度である。エマニュエル医師は、20年前ごろから配給制の必要性を感じていたが、最近になって、医療制度には無駄が多すぎるため、その無駄を排除すれば配給制の必要はないと考えを変えたと語っている。しかし、ペイリンは、エマニュエル医師が何と言おうと、下院のオバマケア法案は必然的にいずれは配給制にならざる終えないと主張しているわけだ。
さて、ここまで自分の書いたことを歪曲して報道されたのでは、ペイリンとしても黙っているわけには行かない。そこでペイリンはまたまた自分のフェイスブックに説明のエントリーを書いた。例によって日本語で通じるように適当に意訳してのでご了承いただきたい。
さくじつ、オバマ大統領は民主党の健康保険提案は医療の配給制につながり、病人やお年寄りや障害者がこのような配給制度の下でもっとも苦しむことになり、また、そのような制度の下には「生産性のない」社会のメンバーは政府の役人によって医療を受ける価値があるかどうかを判断されることになる、という私の供述について 反論しました....
もちろん問題なのはこれだけではありません。私の最初の発言はオバマ大統領の保険アドバイザーであり、参謀長官の兄弟でもあるエマニュエル医師の発言に対するものです。 エマニュエル医師は医療サービスは「社会に参加することが不可能な市民に対しては保証されない」と書いています。医師はその典型的な例として、「痴呆症の患者に医療サービスを提供しないことなどがある」としています。エマニュエル医師はさらに、医療提供の決断は「15歳から40歳までの人を最優先にすべきであり幼少や老年の人々はその後にすべきであることも推薦していました。
ペイリンはオバマケアが医療サービスの配給制につながるということを明確に説明したのに加え、さらにオバマ王が間違って結びつけた末期医療項目についても説明している。
オバマ大統領が引き合いに出している項目はHR 3200の1233項にある “Advance Care Planning Consultation” と題される部分です。恐縮ながら申し上げますが、大統領による、この項目が完全に自主的なもので、単にメディケアの利用者により正しい情報を与えるためのものだという説明は誤解を招くものであります。 問題なのはこの情報が与えられる状況です。この状況下で与えられる情報には強制性があるのです。
1233項はメディケアに加入している老人に5年ごとに末期医療に関するサービスについてカウンセリングするとあり、また、 「個人の病状に極端な変化があった場合、もしくは介護施設に入院した際、または長期施設やホスピスに入った場合」にもカウンセリングが施されるとあります。このカウンセリングの際に、カウンセラーは「緩和介護やホスピスを含む末期医療の継続サービスについて」説明しなければいけないとあります。
これを正しい文脈にあてはめて見直してみましょう。このようなカウンセリングはメディケア加入者の健康が極端に変化した時やホスピスに入院した時に与えられるとありますが、この項目は法案の「増加する医療費を削減するための目的」という部分に記されているのです。このような状況でされるカウンセリングは、医療費の節約のために最低限の末期医療を受けるように協力を迫られているものだと、お年寄りたちが判断したとしても不思議ではありません。チャールズ・レーン氏がワシントンポストで指摘しているように、1233項は温情的な目的を示すはずなのに、何故か経費関係の部分に書かれていて当惑します。もし病気による身体や心の苦しみを緩和するためのものであるなら、いったいどうして医療経費削減の部分に書かれたりしてるんでしょうか?
このような解釈を「嘘」と言ってのけるのがリベラルの常套手段なのだが、その典型的なのが左翼変態フェミニストのエミちゃんだ。彼女がこのことについてマイクさんとやり取りをしていて面白かったのでここでもちょっと引用させてもらう。
マイク・ロス:オバマ政権が押す法案内では全く同じような形で役人が決めた法則に基づいて「尊厳死」の適用を医者ではなく、役人が勧告すると書かれている。法案を読んでませんよね?
エミちゃん:ウソつき! よくもこうウソだらけのデタラメを書けますね。恥知らずが。(略)
ウソその2。議会民主党が推進している法案では「尊厳死を役人が勧告する」とあなたは書いていますが、これはラッシュ・リンボーをはじめとするトンデモ右翼によるまったくの言いがかりです。この主張についてのきちんとした報道は、こちらにあります: PolitiFact.com
実際に法案に何が書かれているかというと、高齢者は五年に一度、末期医療についてカウンセリングを受け、意識不明に陥った時にどのように扱って欲しいかの意思表明をするための補助を受けることができる(そのための費用を公的保険が負担する)、ということです。
末期医療のカウンセラーは医者とは限らない、いやむしろお役人がすると考えたほうが無難だ。また、もし上記のペイリンの言う経費節約の文脈で尊厳死などのオプションが説明された場合、病気の末期を迎えている重病人や老人ホームに入ろうというご老人が、「経費節約のために私に早く死ねといいたいのか?」と怒ったとしても不思議でもなんでもない。つまり、マイクさんの言い方は極端かもしれないが、「役人が尊厳死を勧告する」という解釈もまんざら嘘とはいえないのだ。
またエミちゃんはオバマ王が特定の法案を推進してなどいないと断言しているが、じゃあいったいオバマ王は何のために全国を巡業して市民にオバマケアを説明してまわってるわけ?
ちなみにエミちゃんは自分と解釈の違うマイクさんをうそつき呼ばわりして、自分が嘘をついていると認めなければコメントは削除しますと脅迫。マイクさんがそれに応じなかったのでコメントは削除された。さすがリベラル。やり方が汚い。
August 15, 2009, 現時間 3:52 PM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
August 13, 2009
恐ろしや、役人が癌患者に自殺を促すオレゴン州の健康保険制度
昨日も紹介したアメリカのオレゴン州の公営健康保険の問題点について、ミスター苺がさらに調査をしてくれたのを読んでいたら、カカシが思っていた以上にひどい状態であることがわかった。オバマケアが通れば、アメリカ全体で今オレゴンで起きている恐ろしい状況が何万倍の規模で起こることになる。
では実際にオレゴン州の公営保険システムがどのような状態にあるのか、ミスター苺のエントリーから引用しつつご説明しよう。
まずはオレゴン州は非常にリベラルな州であり、州はほとんど民主党支持であることを念頭において置いていただきたい。オレゴン州が大統領選挙で共和党に傾いたのは1984年のロナルド・レーガンが最後。知事を共和党から出したのはすでに31年前。オレゴン州の上院議員二人のうち一人は共和党員とはいえ、共和党の中でも非常にリベラルな共和党とは名前だけのゴードン・スミス氏。5人いる下院議員のうち4人は民主党で、共和党のグレッグ・ワルデン議員はお世辞にも保守派とはいえない。州議会の方では上院と下院双方で民主党が6割を占めている。
というわけだからオレゴン州が自殺援助を合法化する法律を1994年と1997年に市民投票によって通したというのも理解できるというものだ。それと同時に公営健康保険システム設立案が通ったというのもまったく不思議ではない。
アメリカにはやメディケア/メディケイドと呼ばれるお年寄りや貧困層の人たちが入れる公営の保険があるが、オレゴンの場合はさらに、こうしたプログラムの資格に当てはまらない人にも健康保険を与えるオレゴンヘルスプラン(OHP)というものが存在する。
しかしこのプログラムは当初計画した通りには進まなかった。プログラム発足6年後には経費が二倍になり、2004年から2008年の四年間は新加入者の受け入れを凍結した。2009年に行われた加入者申し込みのくじ引きを行った際には、たった 3000名の窓口に 何万人という申し込み者が殺到した。
オレゴン健康保険計画(OHP)は全国版国営保険を押しているオバマケアの見本のようなものだが、その計画は今や経費削減という非常なるプレッシャーを受け、オレゴン州は極端なやり方で節約に取り組んでいる。
そのひとつに、今後5年間に渡る生存の見込みが5%以下の人の放射線治療の費用は支払わないが自殺援助の費用は払うとい方針がある。
バーバラ・ワグナーの望みはただひとつ、もっと時間が欲しい。
「覚悟が出来てません。まだ死ねません。」スプリングフィールド住まいの女性は語った。「まだやりたいことがあるんです。」ワグナーさんの主治医は新しい放射線治療のターセバという薬に見込みがあると勧めたが、オレゴン健康保険計画からはワグナーさんの癌治療は認められないとの手紙が来た。
その代わり、同手紙には医師援助による安楽死、俗に言う自殺援助、を含めた看病の費用は支払うと書かれていた。
「いったいあんた方は誰様だと思ってるんだ、と言ってやりましたよ。誰に私が生きられるかも知れない費用は出さないけど、死ぬ費用は出してやるだなんていえるんですか?」
「読者の皆さん、これがまさにオバマケアの未来なのです」とはミスター苺。
癌治療用のターセバという薬は月に4000ドルもかかるが、自殺用の薬は100ドル以下。経済難に悩むOHPが治療より援助自殺を選ぶのは当然といえば当然。オレゴン健康保険計画の方針を決める委員会のソム・サハ会長は、委員会は患者が死んだほうが安上がりになるなどということを審議の考慮に入れたりはしないとしながらも、
「数週間しかない人に何千ドルというお金をつぎ込めば、それだけ他の人たちに割り当てるお金がなくなるわけです。」と語った。
これが公営保険の実態だ。サラ・ペイリンの言う「死の審議会(death panel)」は誇張でもなんでもない。
マイク・ロスさんも左翼変態フェミニストのエミちゃんのコメント欄で指摘しているが、オレゴン州は医学の発展に順応しておらず、いまだに1993年の標準でがん治療を評価し、新しい薬での治療を許可していないという。
これについてはエミちゃんはこう反論している。
その医者の発言はいわゆるレトリックというもので、実際には1993年の標準が今も残っているわけではないですよ。Oregon Health Planの基準は、頻繁に改訂されています。民間の保険会社だって、画期的な新薬に支払いをしなかったりすることがあるのは同じですよ。
ちょっと待ってよね。利益優先で患者さんの健康などまったく省みない悪どい民間保険の制度を改善するために政府による公営保険計画が立てられたんじゃないの?それが経費節約のために助かるかもしれない患者さんの治療費を拒否して、民間の保険だってやってるじゃないか、と開く治るのはおかしな言い分だ。それに、マイク・ロスを「うそつき!」とか「恥知らず!」とか言う割りには、実際にどれだけオレゴン州の健康保険がどのように改訂されているのか提示されていないので、短にエミちゃんが「嘘」をついているだけかもしれない。「頻繁に改訂されてます!」というだけでは何の反論にもなっていない。この程度の反論で他人を嘘つき扱いしないで欲しいね。ま、反論できない相手の言い分を嘘とか言いがかりとか言って過小評価するのはリベラルの常套手段だから驚きはしないが。
とうわけで、政府が健康保険に関わるとこういう悲劇が起きるという非常にいい例がオレゴンにあるわけだ。バラク・H・オバマのおばあちゃんは、もう歳なんだから腰の手術なんか受ける必要ない。ダウンシンドロームを持つサラ・ペイリンの息子はどうせ治る見込みはないんだから長期治療など無駄だ、癌治療を嘆願するバーバラ・ワグナーさんには治療の代わり自ら命を絶ってもらう、お医者さんの援助でね。これがオバマケアから期待される健康保険だ。
変態フェミニストのような左翼連中が、どれだけこうした事実をトンデモ保守派のラッシュ・リンボーの陰謀だとか、保険会社の策謀だの言ってみても、実際に公営保険を取り入れた外国の例や、国内の例がある以上、これ以上国民をだまし続けることはできない。
民主党議員たちが行っている町内会のあちこちで抗議者たちが殺到しているのも、アメリカ市民がオバマ王や民主党の嘘に目覚めたからで、左翼簾中がよくやる大企業や労働組合に扇動された人口芝生運動とは質が違う。それを右翼の陰謀だと言い切るオバマ王並びに民主党やその手下たち、お前らこそ恥を知れ!いつまでもアメリカ国民を馬鹿にするな!
アメリカ市民よ、病人や老人を見殺しにする死の審議会を断固阻止せよ!
August 13, 2009, 現時間 5:36 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
August 12, 2009
オバマケアを批判したサラ・ペイリンを気違い扱い、反対意見は断固弾圧するオバマと民主党
前共和党副大統領候補で、最近までアラスカ州の知事をしていたサラ・ペイリン女史は、左翼やリベラルの間で目の仇にされている将来有望な保守派政治家。リベラルは聡明で美しい保守派女性をみると、一段と意地悪になる傾向があるが、彼女や彼女の家族にされる執拗なまでの悪質な嫌がらせは目に余るものがある。
さて、そのサラ・ペイリン女史が、独裁者オバマ王の発案した健康保険完全国営化案、オバマケア、に対する批判を自分のフェイスブックに発表。その内容について上院議員が原文を読みもせずに彼女の記事を歪曲して批判し、それを受けた主流メディアがペイリン女史を気違い扱いする報道を繰り返している。
ではまず、ペイリン女史はなんと言っているのか、その部分を紹介しよう。例によって私なりに日本語が通じるように書き換えたが、主旨は変えていない。
民主党は政府の医療システムが医療にかかる経費を下げると約束しています。でも経済学者のトーマス・ソウル氏が指摘しているように、政府による医療は経費を下げません。単にかかった費用の支払いを拒絶するに過ぎないのです。この節約によって一番苦しむのは誰でしょうか?それは言うまでもなく病人や老人や身体障害者です。私が知り愛するアメリカは、私の両親やダウンシンドロームを持つ私の赤ちゃんが、オバマの「死の審議会(death panel)」が決める「生産性の度合い」を役人たちの主観によって判断され、医療を受ける価値があるかどうかと審議されるような国になるのを黙ってみているわけにはいきません。このようなシステムは完全なる悪です。
非常にまともな批判なのだが、リベラル連中は、彼女の「死の審議会」という言葉だけを取り上げて、オバマケア法案には「死の審議会」が安楽死を強制するような項目はないと彼女を批判し、原文も読まずにインタビューを受けた、こともあろうに共和党のジョン・イサクソン上院議員はペイリン女史は気違いだとさえ言っている。
政府が市民の医療費を払うことになれば、政府は誰にどれだけのお金を使うかを判断しなければならない。限られた予算で市民に医療を提供するとなれば、誰かがその治療が患者に必要かどうかを判断しなければならない。これについて、カカシのネットブログ仲間のマイク・ロスさんが面白い記事を紹介しているのだが、これに対する例の左翼変態フェミニストの反応が非常に面白い。先ずはマイクの紹介している記事の内容はというと、
アメリカは今、医療の国有化を検討している。オレゴン州ではすでに健康保険の国有化を行った。そして、政府が医者が立ち会う自殺も承認している。 下記のURLでのビデオの女性はオレゴン州からがん治療は許可しないが、自殺補助については援助を行えると言う内容の手紙を。政府が医療に直接携わるとこのような問題が。リベラルの方々はこの様な判断を行う事をエリートの特権と。エリートの方々には制限が無い事は共産主義の国々で立証されている。オレゴン州 - がん治療は与えない、自殺補助は与える
カカシは知らなかったのだが、オレゴン州では尊厳死を医師が助ける行為が合法化されているのだそうだ。だからこの手紙は単にそういう選択もあるという意味で書かれていたにすぎず、治療など受けずに死んじまえ、という意味ではないのだと変態フェミニストのエミちゃんは説明しているのだが、この説明のなかで、いみじくもエミちゃんはペイリン女史が心配している国営保険の最大の問題点を指摘してくれている。(強調はカカシ)
Oregon Health Planというのは障害者や低所得者を対象とした公的健康保険制度だが、これらの層は同時に医療費が高くかかる層であり、当然のことながら予算が常に足りない状況。
(中略)
Oregon Health Planが民間保険と比べて資金面で問題を抱えているのは、それが基本的に「民間保険から見放された人たち」を対象としたものだからだ。民間保険は利益になりそうな客だけを相手に商売をすることができるが、Oregon Health Planはそうではない。利益になりそうな層だけごっそりと民間企業に取られたあとの、どうやってもお金がかかるばかりの層だけ押し付けられる。限られた予算の中で出来る限り医療を行き渡らせるために、様々な方法で治療法の優先順位付けを行い、ある一定の基準より優先度が低い治療法や医薬については、支払いを拒まざるをえない。その結果、今回の件のようなことも起きる。
オバマケアが通れば、全国各地でこういうことが起きることになる。エミちゃんはオレゴン州の公営保険が慢性の資金不足の状態にある理由は、高い健康保険を払える市民は民営の保険に入っているからだと説明しているが、民営の保険に入れないひとを救うのが公営保険のもともとの目的ではないのか? それがお金がないから医療を拒否するというのではまったく意味がないではないか。
オバマケアが通れば、いままで民営保険に入っていた人たちも強制的に国民保険に入らされ、国民保険が医療費を払ってくれなくても、もっと良い保険に入るという選択権を失う。
オバマ王は、現在自分の持っている保険に満足している人は、国営保険に変える必要はないといっているが、これはまったくの嘘だ。オバマケアは民間保険に強制的に高額のサービスを提供することを強制し、国民の税金で利益を出さない国営保険と競争させようとしている。利益を追求する民営保険が税金で保証されている国営保険と市場を争うことは出来ないから、必然的に保険料は高くなる。団体保険を従業員のために購入している一般企業は民間保険よりも国営保険のほうが安くつくので、一斉に国営保険に切り替えるだろう。
国民のすべてが国営保険に頼らなければならない状態になったら、もう独裁者オバマ王の思う壺。気に入らない市民の医療費はすべて拒絶すればいいのだ。オレゴンで起きたことは、今後オバマケアによって全国的におきうる縮図である。
国内にこんな悪例があるのだから、共和党の議員たちには、ぜひともがんばって民主党の健康保険案をつぶして欲しいものだ。ペイリン女史の言葉尻をつかんで批判している場合ではない。
August 12, 2009, 現時間 9:28 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
August 9, 2009
オバマ王、アメリカ市民を舐めるな!民主党の理不尽な人口芝生批判に断固反撃!
前回も独裁者オバマ王の健康保険完全国営化に反対する市民の草の根運動を過激派右翼団による『人口芝生運動』であると決めつけて主流メディアを使った大本営報道による情報操作に余念がないナチス党米民主党の卑劣なやり方についてお話したが、それに対抗する反対派のデモ行進の記事を見つけたのでご覧頂きたい。
上記のリンクをたどっていただければわかるが、数枚に渡る写真はコロラド州のデンバー市において、下院のナンシー・ペロシ議長が客賓として招かれた集会に集まった抗議者たちの写真である。
民主党は抗議運動は過激派右翼の連中でナチスのスワスティカを掲げているとか、人種差別的な侮蔑後が羅列されていると嘘八百を述べているが、写真の抗議者の看板には差別的な言語は全く使われていない。
しかし、このサイトの真ん中へん当たりを見てみると、オバマ支持者の写真が現れる。アメリカは自由の国だ。反対派と賛成派が平和的に抗議をするのには何ら問題はない。だが、反対派の看板が手書きやワープロを使った粗末なものであるのに比べ、「健康保険は待てない」と書かれたオバマ支持者の看板はきちんと印刷され、色付きの縁取りまでされている高価なものであることが解る。
どっちが草の根でどっちが人口芝生なのか、これだけでも解るというもの。だが、ちょっと待った。もう少しページをスクロールしてみてほしい。メガホンを持った男はオバマのOrganizing for America(アメリカのために組織せよ)という団体の一員だが、この団体の前衛はObama for America(オバマをアメリカに!)というオバマ選挙運動団体である。もう少しスクロールすると、オバマ支持者達がものすごい騒音を出すメガホンを直接反対派の人々の耳に突きつけている写真を何枚か見る事が出来る。
また、サイトの下のほうに太った黒い服の女が子供の女の子を操り人形のように操っている写真んがあるが、これは共産党スターリニストの団体がセミナーで教えている常套手段。「お前らは〜の操り人形だ」と言って子供を使っての抗議運動である。この場では「お前らは保険会社の操り人形だ」と看板に書かれている。
この一連の写真を見てもらえば解るように、民主党は健康保険完全国営化に反対している人々の草の根運動が、過激派右翼が主催している陰謀であるという印象を人々に植え付け得ようとしているが、実際の陰謀は左翼側の社会主義者たちによって行われているのだ。
独裁者オバマ王よ、アメリカ市民を馬鹿にするな!
August 9, 2009, 現時間 2:21 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
July 12, 2009
サラ・ペイリン、アラスカ知事職辞任の影響はいかに?
サラ・ペイりン(写真はこちら参照)といえば、先の選挙でジョン・マケインの副大統領候補として共和党から出馬した女性だが、民主党チームに負けた後、続けて現職のアラスカ知事を務めていた。それが二週間くらい前だろうか、突然来期の知事選に出馬しない意図を発表。レイムダックのまま知事を務めたくないとして、副知事に職を譲り自分は早々に辞任した。
この突然の動きに、周りはペイりンの思惑に色々な想像をめぐらしているが、彼女の熱狂的なファンたちは2012年の大統領選に立候補すべく、いまから準備活動に専念するためではないかと希望に胸を膨らませている。
しかし、もっと現実的なのは、2010年の中間選挙で、共和党の現職上院議員のリサ・マコウスキー(Lisa Murkowski)に挑戦してアラスカ代表の上院議員になるための準備対策という見方だとミスター苺は言う。
共和党とは名ばかりのリベラル派リサ・マコウスキー議員はサラ・ペイリンが必死に駆除してきた長年アラスカに巣食っていた汚職派議員のただひとりの生き残りである。
リサ・マコウスキー議員は、フランク・マコウスキー前アラスカ知事の娘で、リサが上院議員になったのも、父親が上院議員任期中に知事に選ばれ、空いた席をふさぐために娘を任命したのがきっかけ。その後、二期目の選挙では強力な父親の応援があったにも関わらず、リサは挑戦者のトニー・ノウルズと48.62対45.51で過半数も取れずにすれすれで勝った。たった4800票の差だった。
ペイリンはアラスカでは非常に人気があるし、不人気なマコウスキー議員に挑戦して共和党候補になることは決して非現実的ではない。アラスカは共和党が強いので、候補にさえなれればペイリンが議員として選ばれることは先ず間違いない。
実際にペイリンが大統領候補の座を狙っているとしても、アラスカ知事に続き、上院議員もつとめたとなれば、大統領候補としても、もっと魅力的な候補になるだろう。ペイリンはまだ45歳。8年いや12年待ったとしても、まだまだ若い。
さて、この辞任がペイリンの今後の政治生命に悪影響を与えたという批判も多く聞かれるが、先日行われたラスマソンの世論調査によると、良くも悪くもペイリンの支持率には特に影響がないようだ。
保守派共和党がペイリンの辞任に一番動揺しておらず、穏健派の52%に比べ、ほんの37%がペイリンが候補を勝ち取る可能性を損ねたと答えた。
共和党でも敬虔なキリスト教徒の間では意見が二つに分かれており、わずかな差でペイリンの辞任は今後の政治生命を傷つけるより役立つという答えが多い。しかしプロテスタント(41%)とカトリック(46%)で分けると、それぞれで知事の動きが政治活動を傷つけるという答えがわずかに多かった。全体的にみて、共和党有権者でも所得が高く教養の高いグループほど、ペイリンの知事辞任の決断は共和党の候補となる可能性を傷つけたと考える傾向がある。
主流メディアは一斉に、ペイリンの決断が今後の彼女の政治活動に悪影響を与えたと繰り返しているようだが、ミスター苺にいわせると、単にいままでペイリンを嫌いだった人々が彼女の決断を否定的に批判しているに過ぎず、いままで彼女を支持していたひとたちの意見は変わっていないという。
現役の知事でなくなれば、ペイリンは今後選挙活動に専念することができ、今は彼女に批判的な穏健派共和党員や、まだ彼女のことをよくしらない無所属や、保守派民主党の支持を仰ぐことも可能となる。だとしたら、ペイリンの辞任は今後の政治活動にプラスになったとしてもマイナスにはなっていないと解釈するのが正解だろう。
今後の彼女の動きが注目される。
July 12, 2009, 現時間 4:08 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
July 1, 2009
国民から医療選択権を奪うオバマ王
独裁者オバマ王発案のアメリカの保険制度改悪案の審議が議会で行われているが、俗にオバマケアと呼ばれるこの健康保険案がもし通れば、アメリカはよもや自由主義国家とは呼べない国と成り下がる。国民は規制だらけの高額な保険料の国民保険に強制的に加入させられ、個人がどのような医療手当を受けられるのかは政府のお役人によって取り決められ、医療費節約という理由から治療の価値なしと判断されたお年寄りや重病人はどれだけお金をつんでも治療を受けられず国から見捨てられて重病を長年患うか死ぬかするのを余儀なくされる。もちろん大統領を始め特定のお役人やその家族たち(政治家に献金したビジネスマンなども含まれるだろう)にはそんな規制は当てはまらない。
オバマケアの支持者は、こんな批判は間違っているというだろう。『オバマ大統領は既存の保険を国民から取り上げようなどとはしていない、民営の保険会社はこれまで通り経営できるし、現在雇用主を通じて社会保険に入っている労働者はその保険を維持することができる。現在保険のない人や、現在の保険に満足していないひとのみが、国民保険に加入すればいいだけのことだ。』というのが彼らのいい分だ。だが、ここでも何度か説明したように、表向きは一見そのように見えるが、実際に裏に回ってみると、これがとんでもない嘘偽りであることがわかる。
先ず、雇用主が従業員に健康保険を提供するのは何故か。これは別に雇用主が人道的な理由があってしていることではない。これはあくまでも有能な従業員を魅きつけるための条件にすぎない。雇用主は常に、高い給料を出すか良い保険を提供するか、どちらが雇用主にとって利益となるかを考えている。雇われる側も、自分が若くて健康な人間なら、保険がそれほど良くなくても高い給料をはらってくれる会社にはいるかもしれない。中年で扶養家族に子供や年寄りが居る人なら多少給料は安くても良い保険を提供する会社に努めるかもしれない。こういう選択権があるのはアメリカが自由市場であることの証拠だ。
社会主義者の小山エミにいわせると、この選択権は「歪んだインセンティブ」だそうだ。従業員や雇用主にそんな選択の自由を与えるべきではないというのだ。
人々は公的保険に加入することもできるし、さまざまな民間保険のどれかに加入することもできる。そういう制度が実現したとしても、民間企業が社員の福利厚生として健康保険費を負担することが禁止されるわけではないから、これまで通り健康保険を提供する企業も残るだろう。その場合、健康保険の費用は給料と同じ扱いとなって課税されることになるが、これは不公平ではない。なぜなら、企業が健康保険費を負担しなかった場合、それぞれの社員は自分の給料の中から公的保険なり民間保険の保険料を支払うわけで、その給料は所得税課税されているのだから、福利厚生として提供される保険だけ非課税というのはそれこそ不公平だ。
別の言い方をすると、福利厚生に課税する制度は、勤め先から健康保険を提供してもらっている人も、自分で保険料を払っている人も、みんなフラットに課税される、より公正な制度だと言える。前者だけ免税することこそ政府の恣意的な経済介入であり、企業の福利厚生制度や人々の就業意志に影響を与える「ゆがんだインセンティヴ」だ。
ちょっと見た目には、この小山のいい分には一理あるような気もする。だがよくよく考えてみるとこれはおかしな理屈だ。一部の保健が課税されるにも関わらず一部がされないのは不公平だというのは理屈上そうではあるが、であれば、国民を高い保険料から解放するためにも、保険料は均一に税金控除になると改正するのが本当ではないのか?一部の保険料が課税されるのが不公平だから誰しも均一に課税する、では国民の負担を和らげる保健制度改正ではなくて、保険制度改正に扮した単なる増税に過ぎない。
また雇用主から保健を提供されているのは個人の従業員だけではない。この制度で一番痛手を被るのは自営業の人々である。自営業の人は雇用主でもあり従業員でもある。ということは自分や家族の保健をこれまでは税金控除できたのに、今後は一切できないということになり、実質的な手取り収入が激減することになるのである。
このような状態になった場合、一般市民はどうするか? 普通に考えて保健のあるなしに関わらずなるべく給料の高い会社への就職を選ぶだろう。健康に自信のある人は保健にはいらないかもしれない、企業は企業で保健を提供しても魅力的な従業員を募ることができなのであれば、面倒くさい保健など廃止してしまうえということになるかもしれない。
何にしても民間保険への加入者が激減することはこれだけ見ていても明らかである。
さて、さらに、これに加えて国民保険というオプションがあったらどうなるか?しかも国民保険の保険料は税金控除になるとか、保険料が民間のそれよりずっと低いといったような条件がついたらどうなる?普通の市民は国民保険に選択の余地がなくなる。高いお金を出してでも民間保険に入る人は居るに居るだろうが、保険会社の利益が激減すれば良い保険を提供できる民間会社の生存は危ぶまれる。
それで結局国民の大半が国民保険に加入せざる負えなくなるという仕組みである。
オバマ王は馬鹿ではない。高𨯁車に民間保険はお家取り潰し、国民保険に加入しない国民には遠島もうしつける、などということを言ったりはしない。オバマ王の陰謀はもっと周到だ。
だが、結果的には同じである。国民は民間保険に加入する選択権を失う。国民保険に頼り切りになった国民はお役人にいちいちその治療方法を審査され、この薬は高過ぎるから駄目だ、あんたは年寄りだから腰の手術など無駄だ、あんたの癌は治る見込みがないから手術なんか駄目、あんたはゲイだからエイズ治療は無駄、あんたはトンデモ保守でオバマ批判者だから駄目、、、
オバマ王の陰謀を今すぐつぶさなければ、アメリカがそういう国になる日は遠くない。
July 1, 2009, 現時間 4:08 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
June 21, 2009
アメリカ大本営報道始まる、ABCテレビ局ホワイトハウスから報道
民主党色丸出しのアメリカ主流メディアではあるが、今回のホワイトハウスからオバマ王の健康保険案討論会をタウンホールミーティングのかたちで一時間にわたってABCテレビが報道することになったことは、これまでにも増して現政権と主流メディアの癒着ぶりがあきらかとなった。しかも番組では共和党の代表は出演せず、オバマ案の反対意見は全く反映されないことがあきらかになった。しかもABCは放映中にオバマケア反対意見のコマーシャル放映も許可しない意志を発表している。
つまり、ABCテレビは公共放送局という立場にありながら、オバマのプロパガンダを放映する大本営テレビ局と成り下がったというわけである。ま、選挙中も恥かしげもなくオバマの応援団をやっていた主流メディアだからこの程度のことで驚くこともないのかもしれない。
ところで、アメリカのリベラルは何かとフォックスニュースが保守派の手先だとか過激派右翼だとか批判するが、それはフォックスニュースのみがオバマの代弁者となることを拒否しているからにすぎない。フォックスニュースにはいくらでもリベラルのニュースキャスターやコメンテーターが出演しているが、その他の主流メディアのようにあからさまにオバマ王に媚びへつらわないのがリベラルやオバマ王には気に入らないのだ。
一般のリベラルがフォックスを批判するのはいいとしても、大統領たるオバマ王がそんなことを気にするのはせこ過ぎる。だが独裁者を目指すオバマ王はすべてのメディアが自分にひれ伏す事を望んでいるらしく、テレビネットワークとして唯一つ独立した意見を保ちオバマ批判も遠慮なくするフォックスニュースが気に入らないとして、フォックスは自分を攻めることだけに四六時中専念しているテレビ局だなどとくだらない批判をテレビインタビューでしている。大手主流メディアから8年間叩かれ続けたブッシュ大統領は、こんなせこいことはしなかった。ブッシュ大統領は自分の評判になど全く興味がなかったからだが。
とにかく、反対意見が全く反映されないのであれば、この番組は民主党のコマーシャルではないか、コマーシャルなら民主党はきちんと広告料金を支払うべきであり、民主党が払わないで自分らの意見を一時間に渡って放映できるなら、共和党も反対意見を同じ時間、無料で放映できなければ不公平である、という内容の抗議文を全国共和党委員会(the Republican National Committee)とケン・マッケイ参謀総長はABCに送った。
「オバマ大統領は健康保険改正案に独占権もなければ自由な放映権もなありません。」「大統領は何度も両党による討論を求めると発言して来ました。ですから共和党もお茶の間時間のイベントに含まれるべきです。」
これに対してABC局は自分らの番組の編集は自分らが決めることなので、他人からとやかく言われたくないという内容の返答をした。だが、問題なのは、こういうことがまかり通るならば、オバマ王や民主党は常に自分らの提案する法案を独占的にテレビ放映することが出来るわけで、反対派の意見を一般市民が聞く事ができない状態になる。ブログや有線テレビが活発になってきたとはいえ、アメリカ人のほとんどが未だにニュースをテレビニュースから得ていることを考えると、まさにこれは大本営報道のはじまりだ!
June 21, 2009, 現時間 8:33 PM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
June 10, 2009
国民保険はファシズムの兆候
一応小山エミちゃんの反論の反論の反論というかたちをとって、どうしてオバマが発案する国民保険がファシズムにつながるのかという話をしたいと思う。
エミちゃんが私の情報ソースは保守派ブログなんだろうと書いているが、ま、カカシのへんてこカタカナ表記なんかで判断しなくても、私のブログの右バーナーに保守系ブログが愛読ブログとして沢山リストアップされているのだから、シャーロック・ホームス並の推理など使わなくてもその情報源は明白なはず。(ニューヨークタイムスやAPも読んでるけどね。)
しかし、右翼や保守派側に同じような考えを持つエコーチェンバーがあるというなら、リベラルの方は主流メディアがからんでいる分、そのチェンバーの効果は保守派のそれより何十乗にもなっているということに、そのまんなかにいるエミちゃんは気がついていない。
アメリカの主流メディアはかろうじてフォックスが多少中庸であることを除けばほとんどが左向きだ。また、リベラルとか左翼は自分たちの考えが主流だと思い込んでいるので、どんなに不適切な場所でも自分らの政治見解を述べることに遠慮がない。だからアメリカで保守派をやってると嫌が応にもリベラルの考えを聞かされるが、リベラル連中は自分らと違う意見を聞くことは先ずない。大学での演説で保守派政治家や作家が現れると暴力でその演説を阻止しようとするのは常に左翼学生達だ。
エミちゃんが私のことをトンデモ保守とか言ったりするのも、左翼やリベラル連中との付き合いしかないから比較的中庸保守のカカシが過激派右翼に見えるだけ。ムーブオンやエーコーンみたいな過激派左翼が人を馬鹿にした信じられないようなことを言うのを真に受けて、常識人なら誰でも見破れる陰謀を右翼の妄想だとかデマだとか言ったりするのも左翼リベラルの現実以外きかされていないのが原因。ムーブオンみたいな権力のある組織が自分らのサイトに掲載されたビデオの管理ができないとか、エーコーンが自分らの雇った従業員の選挙違反に気がつかなかったとか、普通の人なら絶対騙されないような口から出任せを恥じかしげもなく言って退ける。それで有権者を騙せると思ってるんだから、いかにリベラルが一般市民を馬鹿にしているかが解るというもの。
NYTやCNNが民主党応援団と成り果てた先の選挙の時でさえ、エミちゃんのような人はその偏向報道に全くきがついていなかったんだろうな。
さて、前置きが長くなってしまったのだが、エミちゃんの健康保険に関する見解は非常に薄っぺらで、彼女がこの件について深く考えていない事は彼女の行き当たりばったりの供述で顕著に現れている
カカシさんの懸念は「民間の保険に税金をかけたら公的保険にみんな加入してしまう」ということだと思うけれども、これは端的にカカシさんが問題を理解していないことを示している。だって、ここで議論になっているのは、民間保険に税金をかけるかどうかではなく、「企業が社員に提供する社員福利厚生としての保険」に税金をかけるかどうかだもの。
仮に上記の四原則に沿った健康保険改革が実現したとして考えてみてほしい。人々は公的保険に加入することもできるし、さまざまな民間保険のどれかに加入することもできる。そういう制度が実現したとしても、民間企業が社員の福利厚生として健康保険費を負担することが禁止されるわけではないから、これまで通り健康保険を提供する企業も残るだろう。その場合、健康保険の費用は給料と同じ扱いとなって課税されることになるが、これは不公平ではない。なぜなら、企業が健康保険費を負担しなかった場合、それぞれの社員は自分の給料の中から公的保険なり民間保険の保険料を支払うわけで、その給料は所得税課税されているのだから、福利厚生として提供される保険だけ非課税というのはそれこそ不公平だ。
別の言い方をすると、福利厚生に課税する制度は、勤め先から健康保険を提供してもらっている人も、自分で保険料を払っている人も、みんなフラットに課税される、より公正な制度だと言える。前者だけ免税することこそ政府の恣意的な経済介入であり、企業の福利厚生制度や人々の就業意志に影響を与える「ゆがんだインセンティヴ」だ。
企業がより優れた従業員を募るために福利更正として提供している「社会保険」を「ゆがんだインセンティブ」と言ってのけるところが、さすが社会主義者だけのことはある。だが、エミちゃんのいう「福利厚生に課税する制度は、勤め先から健康保険を提供してもらっている人も、自分で保険料を払っている人も、みんなフラットに課税される、より公正な制度」という供述を裏付けるものは何もない。
現在、勤め先を通じて健康保険のある従業員は、自分が払う保険料は無料か一部負担のみだ。それに企業を通じての健康保険は好きな医者に好きな時に行ける自由の利くプログラムが多い。だからオバマ提案の規制の多い国民保険など誰も入りたいとは思わない。だが福利厚生としての保険に課税したらどうなるか? エミちゃんのいう「ゆがんだインセンティブ」というものがなくなり、一般人は高い税金を払ってまで会社を通じて社会保険に加入すべきか、それとも融通は利かないが安い国民保険をに加入すべきかという選択に迫られる。若く健康な人ならわざわざ高い保険料を払って健康保険になど入りたがらないだろう。持病でも持っていて専門医に行かなければならないという人以外は、先ず保険料の安い国民保険を選ぶだろう。
そうしたら民間保険は商売上がったりになり、事実上崩壊するという計算だ。保険を持っている国民のほとんどが国民保険に加入した時点で民間保険への加入を違法にし、国民保険への加入を強制してしまえば、これで国民はオバマの思い通りになるというわけ。今は禁止していないからとか、どの保険にも一律に課税するから公平だ、とかいうのは民間保険企業を破壊するための口実なわけで、民間企業が破壊された時点でオバマ政策がどう出るかなんて火を見るよりも明らかだ。国民から選択の余地を奪い取るファシストオバマの悪どく恐ろしい企みに騙されてはならない。
カカシさんは市場主義を支持する保守主義者なのだから、オバマ政権が福利厚生に課税しようとしている(と報道されているがまだ発表されてはいない)件については「あの社会主義的なオバマにしてはよくやった、偉い」と褒めてあげてはどうかと思うのだけれど。
民間企業が国営企業と競争できる手段を奪っておいて何が市場主義なのか?オバマが本当により安い健康保険を国民に提供したいと思うなら、州を超えて保険を購入出来ないという法律を取り除き、全国中の保険会社が一様に競争できるよう市場を解放するべきである。
オバマ提案の国民保険はオバマのファシズム促進のための一手段である。有権者よ、騙されてはならない!
June 10, 2009, 現時間 5:56 AM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
June 8, 2009
ファシストオバマ王によるGM・クライスラー社の国営化は進む
保守派思想のマイク・ロスさんが紹介している記事は興味深い。
記事の著者であるバイロン・ヨークによると、ファシストオバマ王によるGM・クライスラーの経営乗っ取りは民主党の基盤以外のアメリカ国民の間では全く人気がないとのことだ。オバマ王の支持率はまだ60%と比較的高いが、それでも今回のアメリカ大手自動車メーカー二つの国営化に関しては保守だけでなく無所属からもかなりの批判が出ている。
私の民主党支持の同僚でさえも、「国が企業の運営に口出しすべきではない」とオバマの政策を批判していた。オバマ自身、民間企業の国営化は国民に人気がないことを承知しているため、国はGMやクライスラーの経営には関与するつもりはないと発表している。
た、だ、し、それには経営における基本的な決断を除いては、という注意書きが添えられている。
では、政府が口出しする「基本的な決断」とは何か、
オバマ氏の演説前夜に行われた記者団への電話によるブリーフィングにおいて、オバマ政権高官はこの点を特に指摘した。「政府は日々の会社の経営の邪魔をするようなことはしない。」と高官は「ただ株主として、政府は基本的な経営、特に会社の重役選考や、主なイベントや取引などへの投票にとどめる。」とした。
重役の人事や主なイベントや取引に口出しするんだったら、事実上政府が関与してるのと同じじゃないか。何が国が企業の経営には関与しないだ。いい加減にしろ!
オバマの人気はまだまだ高いが、自動車会社の乗っ取りがきっかけとなり、一般庶民にもファシストオバマの本性が明らかになるのは間近いかもしれない。
June 8, 2009, 現時間 10:17 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
社会主義が進むオバマアメリカ
先月コメンターのkusukoさんが、紹介してくれた三橋貴明氏のブログを時間が出来たので改めて読ませてもらったところ、kusukoさんのご指摘の通り、三橋氏も最近のオバマ政権の方針にはカカシと同じような見解をもっておられるようだ。
最近のアメリカは資本主義国と言うより、どちらかと言えば社会主義国に近づいています。担保が設定してある債権者までもが、政府から無理やり資産売却への同意を求められるのですから、これはかなりハイペースのシフト(社会主義国への)が進んでいると見るべきです。
以前も書きましたが、アメリカの凄みは戦略的にコロッと国家の色を変えてしまうところです。一年後の春に、アメリカの要人の誰かが、
「資本主義? プ、今更www」
などと発言したとしても、ち〜っとも驚きません。○×主義とやらに身を捧げた結果、国を衰退させるよりは、現状に合わせてさっさと戦略を変更する。要するにプラグマティストということですが、どちらかと言えばわたしはこの手の考え方にシンパシーを抱きます。未だに、
「新自由主義!」
などと言っている日本人がいますが、今や世界的にクラウディングアウトが通用しない時代になりつつあるのです。要は、政府がどれだけ国債を発行しても、金利がちっとも上昇しないという(新自由主義者から見ると)異様な世界です。ちなみに、日本はすでにこのステージを経験しており、実際に日本の長期金利は1999年以降、一度も2%を上回ったことがありません。マスメディアの言うように、本当に日本政府の財政が破綻するならば、もう少し金利が上がっても良さそうなものです。
クラウディングアウトとはどういう意味なのかカカシには解らないのだが、アメリカの要員が本気で「資本主義?プ、、」なんて時代が本当に来るとしたら、カカシとしては非常に恐ろしい。
しかし私はオバマが国の財政をまもるために資本主義を無視して社会主義を導入しようとしているという三橋氏の考えには全く同意できない。オバマは国を守ることなど最初から考えていない。オバマのやりかたで「我々の知るアメリカ」が崩壊したとしても、それは彼自身の社会主義理想を作り出すための手段であり、アメリカを守る手段ではないのだ。それに、アメリカの社会主義化がアメリカの経済を救済するなどと、本気で考えてる人はいないと思う。
アメリカ社会主義化について、三橋氏の後編はもっと解りやすく具体例があるので、読む価値あり。三橋氏は前政権のブッシュ大統領のファニーメイ、フレディマックの救済から、この傾向が始まったと書いているが、種はもっと前に植えられている。
それにしても、経済の専門家たちもアメリカが社会主義に進んでいると見ているということは、アメリカの社会主義化はトンモ右翼だけの妄想、という左翼の主張はむなしい。
June 8, 2009, 現時間 7:24 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
June 2, 2009
GMの国営化に成功した独裁者オバマ王
アメリカがファシズムに向かって進んでいるなどというのは、過激派右翼に感化されたトンデモ保守のカカシさんくらい、と誰かさんが言っている間にも、独裁者オバマ王のアメリカファシズム化は着々と進んでいる。
こんかいのジェネラルモータースの破産の件について読んでいたカカシは、いくらオバマ王でもそこまでする?と思うくらいあきれてしまった。
GMはその膨大にかさむ人件費のおかげで、ここずっと経営不振だった。私は以前からずっとアメリカのビッグスリー自動車会社は倒産させ、本当の意味でのリストラをして、会社の生き血を吸っている労働組合を解散すべきだと言ってきた。
しかし、GMの救済にはファシスト、オバマ王が登場。なんと国民の血税$19.4 billionをつぎ込んで、政府GMの会長を解雇。直接GMのリストラに関与し、さらに$30.1 billionを融資してGMの60%の株券を握る株主となった。12%はカナダ政府が持つことになったという。しかも、GMを破産に追い込んだ悪の張本人である労働組合UAWがなんと20%近い株券を握ることとなったというのだから驚く。
どんな理屈をこねようと、GMは国営化されたのである。民間企業を国が運営することに関しては、民主党議会からもかなりの批判が出るだろう。だが、直接的なGMの運営をみかけだけは変えることは簡単だ。先ず、アメリカ国内における外国車の販売を規制する。すでにオバマ王はインド車のアメリカ市場を許可しいない方針を示唆している。ヨーロッパ者や日本、韓国の車なども、オバマ政権下ではかなりの圧力を受けるはずだ。たとえば、外国自動車外車が拒んできた労働組合導入の強制などが考えられる。(すでにこの陰謀はオバマ王によって色々企てられている。)
そうやってGMの競争相手を弱体化したのちに、オバマ王はじめ民主党に多額の献金をする企業にGMを受け渡す。こうすれば、一見GMは再び民間企業になったかのように見えるが、実際にはオバマ王の息のかかった企業として市場を独占できるというわけだ。
まさしくファシストオバマ王の計算どおりである。
こうして独裁者オバマ王の陰謀は続くのであった。
June 2, 2009, 現時間 11:25 PM
| コメント (3)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
May 31, 2009
国土安全保障に完全にクルーレスな左翼変態フェミニスト
昨日は時間切れで詳しくエミちゃんの指摘に対して反論することができなかったので、本日は返答がてら、国防の大切さについて語りたいと思う。先ずはこれ、
オバマが「水攻めにあった三人のテロリストにやたらな同情をしている」という記述には、何の根拠もない。そもそも三人はテロリストではなくテロリズム支援者という疑いを持たれて米国によって拘束された人たちであり、少なくとも拷問を受けた時点において何の犯罪でも起訴されていない。そしてオバマが拷問に反対するのは、必ずしもかれらに同情しているからではなく、拷問をしている国家として国際的な非難を受けるばかりか、かえって反米感情を高め、米国人の命を危険にさらすと判断しているからだ。そのこと自体に異論があるならそうオバマを批判するべきで、オバマは国民の安全をまったく気にせずテロリストにやたらと同情している、というのでは話にならない。
他人のかいてることを嘘偽りだという割にはエミちゃんのこの記述には真実がまったくない。水攻めにあった三人は自他共に認めるテロリストであり、彼らから得た情報によってテロ陰謀が未然に防がれたという事実があるのである。かれらは単にテロ支持者の疑いを持たれたなどという生易しい人物らではない。
水攻めが拷問かどうかという話はとりあえず避けるとして、オバマによる「拷問をしている国家として国際的な非難を受けるばかりか、かえって反米感情を高め、米国人の命を危険にさらすと判断しているからだ。」という考えが、いかにナイーブで国を危険に陥れることになるかという話は何度も指摘して、そのように何度も批判している。だいたい私の文章をちゃんと読んでいれば私が何を批判しているのかは明白なはず。それをわかっていてわざとこういう風に私の文章のスタイルを批判して、本点をずらすやり方は感心しないね。
さて、グォンタナモ収容者に関するこれについても私はエミちゃんの非常識さにあきれてしまった。こと国土安全保障とか戦争とかって話になると彼女はまったくクルーレスだね。
拘束された人たちはテロリストとは限らない。また、オバマ政権が機密メモを公開したのは、そこに書かれた「取り調べ方法」は米国憲法及び国際法に違反した行為であり、今後同じ手法を使わないと決めたからであって、それをテロリストが知ったところで今後アメリカがどのような取り調べを行なうかは分からないはず。だいいち、「水攻め」をはじめとした拷問が行なわれていることはメモ公開以前からも報道されていたことで、オバマが公開したからはじめて知られたわけでもないし、そもそも拷問というからには準備しておけば耐えられるような生易しい手法ではないはず。
グォンタナモに収容されている人間がテロリストとは限らないどころか、ほとんどが、イラクやアフガニスタンでアメリカ兵を殺そうとしたもしくは殺した敵側戦闘員なのだ。彼らは単にテロリストの疑いをもたれて逮捕されたというような犯罪容疑者ではないのである。また、CIAの取調べ法がアメリカの憲法を違反した行為だというのは真っ赤な嘘だ。ブッシュ政権下において、水攻めも含めCIAの取調べ法が憲法に違反するかどうかという調査がおこなわれ、これは違反ではないという判断が下されている。オバマ王は今になって、この判断を下した弁護士を戦争犯罪という罪で裁判にかけようなどと示唆しているのだ。これが国際法に違反したものであるという判断もされていない。しかし、国を守ることと国際法とどっちが大事なのかということになれば、国防を選ぶのは大統領たるもの当たり前だ。
公開された取調べ法は単に水攻めだけではない。他にも色々なやり方が公開されてしまった。たとえオバマ王がこれまでのCIAのやり方に批判的な意見を持ち、今後こういうやり方はしないと決めたとしても、過去のやりかたを公開することは非常に危険だ。
まず、アメリカ政府による取調べ方法が他から流れていた事実があったとしても、政府自体がそれを認めるということには重大な問題がある。アメリカの敵国、特にテロリストが多くでているイスラム圏諸国などは、もともとアメリカは悪魔の国だと信じている。その国の大統領が、「おっしゃるとおりでございます」と認めてしまったら、「やっぱりそうだったじゃないか。やはり破壊せねばならぬ。アラーアックバー」てなことになるのだ。
オバマ王になってからのイランや北朝鮮の傲慢な態度を見ればこれは明らかではないか。ブッシュ政権の頃はブッシュのイラク侵攻を見て、自分の国にも攻めてくる危険性を恐れて多少の遠慮を見せていたイランなど、オバマにそんな度胸はないと踏んで今はミサイル発射の実験はする、戦艦をソマリア沖に出動させるなど、国際社会の批判を完全に無視しての行動だ。北朝鮮は北朝鮮でクリントン時代に交わされた核拡散条約を破って核兵器爆破実験をおこなったばっかり。
次に、テロリストがこのメモから何もまなぶことがないというエミちゃんの見解にはあきれてあいた口がふさがらない。
どの国の軍隊でもそうだが、アメリカ軍には捕虜になった場合、どのように抵抗するかという訓練がある。民間人でも軍関係の仕事をしている人間はその仕事にもよるが、危険性の程度によってそれなりの訓練を受ける。
これがどういう訓練かといえば、これまでにテロリストや敵国に誘拐されたり捕虜になったりした人々の体験談から、どのように振舞うことで情報を守りながら、自分の身の安全を守ることができるかを学ぶものなのである。であるから敵がどのような取調べをするかということを前もって詳しく知っていればいるほど効果的な抵抗ができるのである。
今後どのように変化するにしても、テロリストたちがアメリカの過去の取調べ法から学べることは大いにある。それを今後はやり方がかわるので公開しても問題ないなどどといってのけるクルーレスな人にはまったく驚く。そういう奴が大統領をやってるってことがさらに恐ろしい。
ブッシュ政権の高官らは戦争犯罪者として人道に対する犯罪を裁かれるべきだと思う。というのも、イラクのアブグレイブ刑務所はじめ世界各地における米軍兵士が収容者や捕虜を虐待した件については軍事法廷が開かれており、数百人もの下っ端の米兵が直接虐待に加担した罪で起訴されているのに、それを命令した政府や軍の高官の責任がまったく問われないというのではあまりに不公平だもの。というか、米国は第二次世界大戦中に米国人捕虜を「水攻め」にした罪で何人もの日本軍関係者を処刑しているわけで、ブッシュ政権の高官がまったく同じことを命令したのに処罰しないというのはどう考えてもおかしい。
この文章も嘘だらけ。先ずアルグレイブの問題が明らかになったのは、米陸軍で内部告発があり、それを陸軍が自分らで調査した結果、実際に虐待が存在したことを確認した上で、直接関わった看守数人とその直属の上官が処分された。これは変態の看守ら数人の個人的な犯罪であり、彼らは上からの命令で虐待を行ったのではない。刑務所の管理をしていた准将は除隊処分となったが、彼女も「監督不行き届き」で処分されたのであり、虐待命令を下したという戦争犯罪に問われたわけではない。
日本軍の裁判については私は詳しいことを知らないので、言及はさけるが、前政権の高官を裁判にかけることは非常に危険だ。いくら政治的に反対の意見を持っているからといって、そうやたらにライバル政権の高官を裁判にかけたりすれば、今後政権交代ごとに内乱の危険性をはらむ。アメリカの民主主義が200年以上も続いている理由は、政権交代によって前政権の人間が刑務所送りになったり首をきられたりしない平和的な交代が保証がされているからなのだ。
グォンタナモ収容者について、もうひとつ。
収容者を米国内に「解放する」という話に関しては間違いで、多分上記の「自分たちのコミュニティに連れてくるな」というキャンペーンを「コミュニティ内の刑務所に収容する」ではなく「コミュニティに引っ越してくる」と誤解したのだろう。
エミちゃんは知らないらしいが、グォンタナモに収容されてた囚人は、もう何人も解放されている。たいていの場合は彼らの母国に返還されるのだが、パキスタンとかトルコとかでつかまったテロリストは母国が戻って来れれては困るの返還を拒絶する場合がある。そういう人間をどこに解放するかという問題がおき、一時はアメリカ国内に開放するという話が持ち上がったのだ。もちろんこれには民主党も合わせて国内から大反対が起きたのでオバマは取り下げたのだ。
それから最後にこれ、
民主党を別の呼び方で呼べば国民が民主党に嫌悪感を感じて共和党に寄ってくると考えたのであれば国民をバカにしているとしか思えないけれども
ファシストをファシストと呼んで何が悪い? だいたいブッシュをヒットラーとなぞらえるような選挙運動やってた党が、いまさらこんなことをいう資格はないだろう。第一、民主党のブッシュ批判と違って共和党のオバマ批判は事実なんだから問題ないはず。事実を指摘されたからといって指摘した相手を悪く言うほうこそ、国民を馬鹿にしていると思うがね。
May 31, 2009, 現時間 10:58 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
バラク・オバマはファシストか?
クリート島に来てはや四週目に入る。こんな僻地にきてやっとネットカフェに落ち着く機会が出来たので、メールを開いていたら、なんと例のフェミニスト小山のエミちゃんからトラックバックが来ていてびっくり。どうやら私のオバマ王に関する記事をまとめ読みして燃えちゃったらしい。エミちゃん、ご愛読ありがとう!
ついでに私のダイエットブログの紹介までしてくれて感謝なのであった。
エミちゃんは私がオバマ王をファシストだと考える理由はフォックスニュースとかラッシュリンボーのような「極右翼」の報道に感化されているからだといいたいらしいが、私はフォックスニュースを観る暇もなければ、ラッシュリンボーも時間帯が遅すぎてほとんど聴いたことがない。だから私のオバマ王に関する意見はそうしたメディアからの影響を受けているのではなく、実際にオバマ王がやってることを私なりに解釈してるに過ぎないのだ。
先ずファシストとは何か?私の理解するファシズムとは、社会主義ではあるが共産主義とは違う。共産主義の場合は民営の企業は存在せず、政府がすべての産業を所有し経営する。それにくらべてファシズムの場合は民営企業は存在するが、どの企業がどの産業を独占するかを政府が決める。だから政府に取り入るのが得意な企業が成功するわけだ。ナチスドイツで成功した事業家で後にユダヤ人を大勢避難させたオスカー・シンドラーなどがその典型である。
さて、それではオバマ王がこれまでにしようとしてきたことを考えてみようじゃないか。先ず金融機関の救済において、オバマは救済金を支払うかわりに金融機関の経営にうるさく口出しするようになった。重役たちの賞与の金額までコントロールしようとしたことは読者諸君の記憶にもあたらしいことだ。半分公営化するという話まで出て、救済金を受け取った金融企業は驚いて救済金を返済しようとしたがオバマ政府はそれを受け入れなかった。
クライスラーの件にしてもそうだ。オバマはクライスラーの人事にまで口出しをして、会長を辞任させた。どの販売店を閉鎖するのかまで指図している。エミちゃんは自動車の販売店は共和党支持者が多いから、閉鎖される店のほとんどが共和党支持でも陰謀ということにはならないというが、共和党支持の多い自動車企業を厳しくコントロールすることによってオバマ王は共和党への献金を減らすことができるというわけだ。
また、オバマ王が提案している国民保険案などまるで社会主義だ。オバマ王は社会保険は廃止しないと言っているが、社会保険にも税金をかけるという提案がある。国民保険を選べば税金がかからないとなれば、普通の人は国民保険を選ぶだろう。ということは事実上社会保険は消滅する。そして国民のすべてが国民保険を持つようになった暁には、政府が国民の受ける治療方法を制限することが出来るようになる。国民は政府に命を預けることになるのだ。これが社会主義でなくてなんだろう?
製薬会社への値段のコントロールも取りざたされている。新しい薬は開発に時間とお金がかかる。アメリカの医療技術が世界で最高なのは、アメリカは医療機関が自由であり、新しい薬をいくらでも高い値段で売ることが出来るからである。もし、これらの薬の値段を規制すれば、カナダで起きたように新薬の開発は完全に停止する。開発しても利益がないものを誰が研究などするだろうか?
これらはすべてオバマ王の発案である。これがファシズムでなくてなんであろう。
もっと書きたいことがあるのだが、ネット接続がかなり不安定なので今回はこのあたりでアップしておこう。エミちゃんへの詳しい返答はまた次回にまわすとする。
May 31, 2009, 現時間 6:08 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
May 29, 2009
オバマ王、共和党に献金した自動車販売店を次々に閉鎖
経営が傾いている大手自動車会社クライスラー社の救済にあたり、オバマ王は政府からの救済金給与の条件として数々の販売店を閉鎖する命令を下したが、何故か閉鎖される販売店のほとんどが共和党議員に献金した店ばかりだという事実が発覚した。
アーカンサス州とミズーリ州のチェーンでRLJ-McCarty-Landers販売店はどこも閉鎖されていないのにも関わらず、その競争相手の販売店は次々に閉鎖されているという。この販売店のパートナーであるマックカーティ氏は元クリントンの参謀官の一人。またもうひとりのパートナージョンソン氏はブラックエンターテイメントの設立者で民主党に巨額の献金をしてきている。
閉鎖のヒットリストに載っている販売店を代表している弁護士によると、閉鎖の圧力はホワイトハウスから強くかかっているという。
「クライスラー社が販売店の25パーセントを閉店することは懸命ではないということが我々には明らかになってきました。これはクライスラー社の決断ではありません。社は大統領の自動車企業対策部から強い圧力をうけているのです。」とレオナード・ベラビア弁護士は語った。
だいたい景気が低迷しているときに、どんどん販売店を閉鎖して失業者を増やすということ自体どうかと思うが、自分の政治的見解に反対するライバル派の企業を閉鎖するやり方は、ファシズム以外の何者でもない。
クライスラー社のホワイトハウスとの合意によって3200の販売店が閉鎖されることになっているが、その基準というのは明らかにされていないという。
May 29, 2009, 現時間 1:43 AM
| コメント (0)
| トラックバック (1)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
May 24, 2009
国民を人と思わないオバマ
俺(ミスター苺)が愛読しているブログ、パワーラインで、バラク・H・オバマが、取調べ中に水攻めにあった三人のテロリストにやたらな同情をしているのに比べて、オバマが国民の安全にまったく気使いを見せないことを指摘している。
オバマがペン一筆で発令した燃費の良い車の製造を強制する法律は、統計的に見て、何千という罪のない命を交通事故で奪うことになる。なぜなら燃費のよい車は必然的に軽くきゃしゃで、重たく頑丈な燃費の悪い車よりも事故にあった際の人身被害はひどくなるからだ。
パワーラインのジョンはオバマ王は見かけを優先して賢明な政策を作らないからこうなるのだと締めくくっているが、俺が思うに、オバマの問題は見かけがどうのではなく、道徳感の欠如にあると思う。これは左翼の典型的な性質ではあるが、オバマは特にそうだ。いや、奴の場合、それどころじゃない。
オバマはプロテスタントの信者であると口ではいうがやることはまるで無宗教者のそれと変わらない。 奴は個人の存在価値というものをまったく意識していず、単に革新的な男が操縦する機械の部品ででもあるかのように扱う。
オバマは個人的に知ってる人間は別として、人民のことをゴキブリかなんかとでも思ってるんじゃないだろうかと俺は感じるね。ゴキブリなんかちょっとくらい死んだって知るかってなもんだ。ほかにいくらでもうじゃうじゃ生まれてくるんだから。奴はほかの部族の人々に対して、まったく同調心というものを見せない。奴が心配することといったら自分の部族の利益と忠誠心だけだ。奴が必要とする人間は自分の重要性を高めてくれる取り巻きだけだ。もしそのメンバーが死ねば、ラインアップに穴が空くに過ぎない。
この場合、統計的に確実であろうと、この何千という赤の他人の死などオバマにとって統計的に無意味な存在なのだ。 奴はほかのことに気を取られていて気が付かないのではない。見かけを気にしているとか何とかなんてこととは関係ないのだ。交通事故の死傷者なんて奴にとってただの騒音でしかない。 「オムレツを作るには卵を数個わらなきゃならん。」くらいなもんだ。
これは政治的に正しくも懸命な言い方でもないかもしれない。だが俺はオバマはホワイトハウスのこれまでの住人のなかでも、最も冷血なsociopath(【精神分析】社会病質者)だと思うね。奴にとって国民が生きるか死ぬかなんて文字通り何の意味も持たないんだ。 2012年の再選挙に影響を及ぼすということ以外にはね。 はっきり言っておれは奴はsolipsist(【哲】唯我論者)だと思う。
これは単におしゃればかり優先させてるナルシストどころの騒ぎじゃないよ。
May 24, 2009, 現時間 11:00 AM
| コメント (2)
| トラックバック (1)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
May 22, 2009
オバマ王の後ずさり
今日は、久しぶりの休日。毎日14時間くらいの勤務をぶっ続けで10日くらいやったので、ほっとしている。同僚のジェシーが選択をしているあいだ、同じショッピングセンターのネットカフェで過ごすこととなった。
カカシが泊まっている二世帯の民家。家のなかにはネットどころか電話もない。場所は山の上の僻地で車がなければどこへも行けないが、スーダ湾を見下ろす静かで美しいところだ。
さて、久しぶりにメールを開いてみたら、友達のリーからオバマがこれまで提案した政策で、あとずさりせざるおえなくなった案のリストが送られて来ていた。下記はそのリスト。
リーのテニス仲間のリベラルは、オバマの後ずさりにかなり憤慨しているということだ。
May 22, 2009, 現時間 3:17 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
グォンタナモ収容所閉鎖で苦戦するオバマ王
王の座についた暁には、アメリカ政府によるテロリストの「拷問」は廃止するとか、イラクから即撤退するとか、パキスタンに攻め入るとか、チェンジ!チェンジ!とおおきなことを言っていたオバマ皇太子だったが、いざ王様になってみると、国の政(まつりごと)はそう簡単には変革できないということをじわじわと味わっているようだ。
グォンタナモ収容所閉鎖の件にしても、共和党はおろか、民主党議会からも、収容者の身柄をどう処分するのかがはっきりしないうちは、むやみに閉鎖すべきではないという批判が出ている。いくらオバマ王が民主党でも、議会と大統領とでは立場が違う。オバマがどう思おうと、アメリカは今は未だ独裁政権ではないのだから。
ニューヨークタイムスの記事によると、オバマ王は本日(アメリカ時間の5月21日)の演説で収容者の身柄について説明した。
オバマの対テロ政策は左右双方を満足させるための中庸を取っているかのように見えるが、この一貫しない方針は結局左右双方からの批判を浴びる結果となりうる。たとえばテロリストへの「拷問」や乱暴な取り扱いは廃止するが、裁判なしで半永久的に拘留するブッシュ大統領の政策は継続するとか、グォンタナモ収容所は閉鎖するが、グォンタナモにあるmilitary commissions(軍委員会)は保持するなどといったように。
しかし、どっちつかずの政策はかえって国を危険に陥れるとディック・チェイニー前副大統領は批判する。
「テロリズムとの戦いにおいて、中庸だの中途半端なやり方は、我々を半分無防備にしてしまいます。」とチェイニー氏はオバマ氏の演説の直後に語った。「核武装をしているテロリストを一部だけ合衆国から締め出すなどということは出来ません。三角方針は政治的な作戦であり、国土安全の政策ではありません。」
カカシはグォンタナモ収容所は閉鎖されないと考える。正直言ってアメリカ国民はテロリストに同情などしていない。ましてやテロリストがアメリカ国内の刑務所に拘留されることなど許すはずがない。民主党議会からも、収容者の身柄がはっきりしない限り、収容所閉鎖は認めないという意見が出ているのも、そうした有権者からの声が反映しているのである。
オバマ王とその副大統領のジョー・バイドンは政策がなかなか決まらないことや、批判がつのると、何かと「ブッシュ政権の悪政策を引き継いだから、、」と言い訳をしている。それでいて、結局色々すったもんだの挙句、こと対テロ戦争に関してはオバマ王はブッシュ政策をそのまま保持する結果となっている。グォンタナモ収容所も、結局はそうなるであろう。
オバマ王。軍隊というのはきれいな制服を着て行進するだけだとおもっていたのかもしれないが、総司令官の仕事は思ったより楽ではなかったというわけだ。
May 22, 2009, 現時間 2:18 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
May 10, 2009
暴力団労働組合がアメリカ産業を乗っ取る日
オバマ王はアメリカを民主党のみで国を独裁し、自分がその政権に永遠に君臨するファシズム国家設立に余念がない。今回のクライスラー『救済』政策が王の汚い企みを顕著に表している。
以前に、カカシは『アメリカ三大自動車メーカーは倒産させよ!』においてアメリカの三大自動車メーカーの経営難はもとはといえば、労働組合の行き過ぎの給料や年金保証に端を発していると書いたことがある。この三大メーカーを救済する唯一つの方法は倒産だ。彼らを倒産させ、経営体制を再編成(リストラクチャーリング)して、理不尽な要求で会社をつぶす原因となっている労働組合を解体すべきなのである。
ところが、労働組合から多額の献金をもらっているオバマ王及び民主党議会は、クライスラーやジェネラルモータース(GM)を倒産させるどころか、債権者を脅迫して借金を踏み倒し、労働組合の暴力団と組んでこれらの会社を乗っ取ろうとしている。これこそまさに「バナナリパブリックの最たるものだ。」とパワーラインのジョンは批判している。
クライスラーの債権者の多くが、今年の初めにTARPという国からの救済金をもらっている。金融機関の危機は国にとっても危機であり、この救済そのものにはそれなりの道理もあってカカシは頭から批判する気はない。ただ、このTARP金には支給当初には明らかにされていなかった色々な条件がついていた。TARPによって企業の経営を国に乗っ取られる恐れがあると察した金融企業のいくつかが、救済金を返納すると国に申し出たが、オバマ王はそれを断固拒絶した。オバマ王の目的は金融機関を救うことではなく、救済金を餌に機関を乗っ取ることにあったからである。
政府から救済金をもらっている債権者は、国に強い事が言えない。よってクライスラーに貸した金が半分も返ってこなくても文句が言えない状態になっている。すでにPerella Weinberg Partnersという債権者はホワイトハウスからの強い圧力に負けてオバマ王の条件を飲むことに承知したという。
オバマの政策が施行されれば、将来労働組合のある企業に対して安全な保証債券の貸し付けをすることなど不可能となるとウォールストリートジャーナルも書いている。
オバマ王の陰謀が成功すれば、政府と労働組合がクライスラーの最大株主、つまり所有者となる。クライスラーを衰退に追い込んだ張本人である労働組合が、今後クライスラーを立て直す等できるはずがないではないか。第一、労働組合は経営側に対して労働者の権利を保証する代弁者のはず。労働組合自体が経営者になったら、労働者の権利をどうやって保証するのだ?ここに利害関係の矛盾があるではないか。
債権者を最優先させるアメリカの倒産法は、長年にわたって無数の倒産を処理して設立された最良の法律である。経験ある裁判官が不公平のないように透明性のある裁断を下すことをそれぞれの債権者は信用している。
それを経済などド素人のバラク・オバマなどが口出しをしてかき回せば、将来アメリカの金融市場は根本から覆されることとなるのだ。返済が保証されているからこそ金融機関は金を貸すのだ。それが独裁者の気分次第で契約が破棄されるとなれば、今後いったいどんな銀行が企業に金を貸すというのだ? 金が借りられなくなったらどんな企業が成り立つというのだ?
それとも、オバマは自分の気に入った企業を選りすぐって銀行に無理矢理融資させるつもりだろうか?
それこそファシスズムだ。
オバマ王のアメリカ独裁化はさらにすすむ。
May 10, 2009, 現時間 10:58 PM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 26, 2009
金持ちへの増税は国の財政を破壊する! 人気作曲家ロイドウェバーの嘆願
ヨーッロパでも税金が高いことで悪名高いイギリスでは、新しく高所得者の所得税率を50%にする予算案が出ているらしい。これについて、金持ちをこれ以上いじめないで!と必死の嘆願をしているのは、「エビータ」や「オベラ座の怪人」などのヒットミュージカルで知られる作曲及び劇作家のアンドリュー・ロイドウェバー氏(61歳)。
真実はこうです。提案された高所得者の所得税は50% ではありません。50%に1.5%の国民保険料、そして雇用者が支払う13.3%が加えられます。これは50%ではありません。二年後には英国は先進国で一番所得税率の高い国となるのです。
ロイドウェバー氏が心配しているのは、高所得者の税率を引き上げれば、高所得者は黙って高い税金を払うかと言えばそうではなく、こぞって英国を出て行ってしまうだろうという。1960年代にビートルズなどがしたように。
ここで氏は知り合いの男性を例にあげてこの意味を説明する。
先週の木曜日、私が劇場の演出で技術的なことで完全に頼りにしている30代の男性と会いました。色々な事情から彼は自分の経営する会社で自分を従業員として雇っています。しかし新しい税法によると、彼は先ず雇い主として13.3%の税金を払った上で自分を雇い、さらに従業員として残りの給料から51.1%の税金を払わなければならなくなるのです。
この男性はこの業界では指折りのやり手で、世界中どこの国の劇場からも引き手あまたなのだそうだ。彼には若い妻と、小さな子供が二人いる。それで先週の木曜日、これ以上英国に住んでいることはできないとロイドウェバー氏にその決心を話したという。
この男性の奥さんも、英国の教育システムはなっていないし、不況が進めばもっと住みにくい国になるだろうという。男性も自分はまだ若いので他の国でいくらもやり直しが出来る、今回の増税案で国を出る決心がついたという。男性はさらに若く才能のある人たちは英国で子供を育てるのは無理だと知っていると語った。
英国では1974年、「金持ちからは税金を絞りとることで有名だった」とロイドウェバー氏がいうデニス・ヒーリーという労働党の政治家ですら、外国で仕事をしている英国籍の高所得者への高い税率は国のためによくないと気がつき、一年以上海外で仕事をする英国籍者の税金金を25%下げたことがあった。しかしトーリー党になって税率が40%に引き上げられ、これは終わった。
そのひとつの理由に英国の国民保険があるという。ロイドウェバー氏にいわせると保険料というより詐欺まがいの税金だという。ミスター苺の知り合いのイギリス人夫婦は、奥さんが癌になったのに国民保険で必要な治療許可がおりず、治療を待っているうちに亡くなったという悲劇も起きている。あつめた保険料はどこへいったのさ、と聞きたくなるね、まったく。
また、ロイドウェバー氏は、固定資産税の税率は所得税よりもずっと低いため、がんばって旗来て収入を得るよりも、不動産を売り買いしていたほうが税金が安くて住むという状況が起きてしまうという。今回の世界的不況も、もとはといえば不動産バブルが原因。それをさらに悪化させるような予算案が立てられているのだと氏は強く批判。
この先数年は英国はひどいことになるだろう。そんな時のソマリア海賊さながらに英国の荒波のなかで舵をとる数少ない生産者から奪い取るなど最低です。
アルゼンチンのファシストや大量殺人鬼の革命かチェ・ゲバラなどを好意的に描いた「エビータ」などを制作した劇作家なので、私はてっきりロイドウェバーは典型的なイギリスの芸能人で社会主義社なのだろうと思っていたので、今回の記事はちょっと意外だ。
もっとも「保守派とは強盗にあったリベラルだ」などという人もいるように、実際に自分がビジネスマンになって社会主義の犠牲者になってみると、いかに社会主義が経済の発展を妨げるかが身にしみたのであろう。
高所得者の税率を引き上げるれば、国の収入が上がると思い込んでる馬鹿なオバマ王にも是非きいてもらいたい。高所得者こそ住みたくない国から簡単に出て行ける人はいないのだ。アメリカの税金はトップ10%の人が80%以上賄っているという話をきいたことがある。そういう人が国を出て行ったら、収入は50%に増えるのではなく0%に減ってしまうのだ。そのことをアメリカ市民も充分に考えていただきたいものだ。
April 26, 2009, 現時間 1:16 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 25, 2009
温暖化反論説者は黙らせろ! 訪米した英専門家を追い出した米民主党議会
ミスター苺によると、さる24日に開かれた米議会における公聴会で、人工的温暖化説について証言するアル・ゴアに対抗すべく、共和党がわざわざイギリスから招いた反温暖化説の専門家クリストファー・モンクトン卿(Lord Christopher Monckton)が空港についた途端、民主党議会から公聴会への出席招待取り消しを伝えられたという。
英国のクリストファー・モンクトン卿は元マーガレット・サッチャー首相の科学アドバイザーだった人物である。卿によると、2009年4月24日午前10時にワシントンで開かれた前評判の高い地球温暖化公聴会において、前副大統領のアル・ゴアと並んで出席することを民主党下院に拒まれたと言う。モンクトン卿がクライメート・ディポ紙(Climate Depot)に語ったところによると、民主党は金曜日に予定されていた下院エネルギー及び商業公聴会の席で(アルゴアと一緒に)出席するはずだった卿への招待を取り消したという。 卿はゴアと並んで議会で証言することは許可されない旨を木曜日の午後、英国からの飛行機が着陸した直後に知らされたと語った。
「民主党下院はゴアに恥をかかせたくないのです。だから私の顔面で首都の扉を閉じたのです。」とモンクトン卿はクライメート・ディポの独占インタビューで語った。「彼らは臆病者です。」
モンクトン卿はヘンリー・ワックスマン下院議員をマイケル・ムーア監督の「ロジャーアンドミー(ロジャーと私)」みたいに議事堂中追っかけ回して説明を求めたらしいが無駄だった。結局民主党は気象科学の専門家とはいい難い、共和党の元下院議会会長のニュート・ギングリッチを反対説の証人として招待した。
モンクトン卿は科学者ではないそうだが、地球温暖猜疑説を長年説いている専門家で、それに関する書籍も多々書いており、イギリスにおける地球温暖化説に基づく馬鹿げた政策を阻止すべく運動を続けている。例えばイギリスの学校でアル・ゴアの非科学空想物語映画「不都合な真実」を教材として強制的に使わせる政策を阻止することに成功している。
「民主党は合衆国憲法で保証されている言論の自由についてもっと学ぶ必要がありますな。ヘンリー・ワックスマン下院議員がアル・ゴアのSFコメディ恐怖証言が野党による適切で単独な批判にさらされるのを拒絶したこの行為からは、生々しい恐怖心が伺われます。」モンクトン卿は木曜日の夜空港で語った。
「ワックスマンは『地球温暖化』などここ10年間起きていない事を知っているのです。ワックスマンはイギリスの最高裁判長がゴアの駄作映画が物質的にも、実質的にも、真剣に、連続的に不正確であると糾弾し、『黙示伝を思わせるシナリオはどんな科学的根拠もない。』と語った事実を知っているのです。」とモンクトン卿は説明した。モンクトン卿は三月に米下院委員会の席で証言したことがある。
なるほど、せんだっての卿の証言で人工的温暖化がどれだけでまかせであるかがはっきりしてしまったので、そういう「不都合な真実」は隠蔽しておこうということになったわけだ。
ところで、ギングリッチ議長はどのような証言をしたのだろう?興味あるところだが、、
April 25, 2009, 現時間 4:25 PM
| コメント (0)
| トラックバック (1)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 23, 2009
オバマ王の独裁化は進む。今度はCIAテロリスト取り調べ方法を暴露
いったい独裁者オバマ王は世界に何を証明しようとしているのだろうか?我が国の敵に媚びへつらい、世界に謝罪旅行に出かけたかと思えば、今度はアメリカの国土保証に欠かせないCIAによるテロリストの取り調べ方法を世界中に暴露してしまった。アメリカが拘束したテロリストをどのように取り調べ、どのように情報を得たか、これは国土保証にとっては極秘の情報のはずである。それをブッシュ政権の元に行われた情報徴収の方法に異存があるからと言って世界中に広める意味がどこにあるのだ?
これによってテロリスト達は、アメリカ政府にとらわれた場合には、どのように抵抗すれば良いか確実に学ぶことが出来るようになってしまったではないか。
しかも、オバマ王はブッシュ政権下で取り調べ方法として使われた水攻めが拷問だったことを強調したいあまり、その方法が情報徴収にどれだけ効果があったかという部分はわざと隠している。どうせ極秘情報を公開するなら、その方法によって国土の安全がどれだけ保たれたのか、その効果についても公表すべきだと前副大統領のディック・チェイニー氏は強く批判している。
だが、独裁者オバマ王がやったことはそれだけではない。ブッシュ政権時代に使われた水攻め方法が、拷問であるかどうか疑問だとし、テロリストにこの方法を使って取り調べしたCIA役員、ブッシュ政権の要員、アドバイザーや弁護士らに、刑事責任を問う可能性を明らかにしたのである。
読者の諸君にはこのオバマの行為がどれほど恐ろしいものであるかお分かりだろうか?
自由社会が平和な社会を維持出来る第一の理由として、法律の普遍性がある。つまりだ、法律が王様にでも乞食にでも同じようにあてはまり、今日と明日で180度変化したり、今日変わった法律で昨日まで合法だった行為が時間を溯って罰せられたりはしない、と市民が信じることの出来る社会、また、本日取り交わした契約が10年後も有効である、契約上のいざこざは法廷が公平に裁いてくれる、と市民が信頼できる社会であればこそ平和は保たれるのだ。
何故アメリカ社会がクーデターや革命なくして、平和に政権交替できるのかといえば、新しい政権が旧政権の要員を政治犯として逮捕したり処刑したりしないという保証があるからである。ところが、オバマ政権がいまやろうとしていることは、このアメリカの社会的安定を根本から覆すものなのである。もしオバマ政権の暴挙が成功するならば、アメリカ合衆国はこれまでの自由国として存在することは出来なくなる。アメリカは内側から崩壊する。
ブッシュ前大統領をしょっちゅうヒットラーになぞらえていたリベラルだが、オバマ王のこうした暴挙を見ていると、オバマ政権とその支持者こそ初期のナチス党を思い出させる。気に入らない少数派への住居やビジネスの建物破壊、保守派の演説や集会を暴力をつかって阻止する言論弾圧や人権迫害。すべてナチス党の暴徒達がつかった手段だ。
ナチスとオバマ政権を比べるのは乱暴だと思われるかもしれない。だが、彼らの権力の乱用を目の当たりにするにつけ、奴らが究極のファシストとならない理由が見つからない。先日のミスUSAコンテストでも明らかになったように、反リベラル的思想は徹底的に弾圧される。リベラルが乱用できる力を持った以上、それをフルに活用すると考えなければならない。だとしたら奴らがナチス党の極端なやり方にたどり着くのは時間の問題だ。誰かがそれを途中で阻止しない限り、彼らは最後まで独裁政権確立のために進み続けるだろう。
我々市民は、それを指をくわえて見ているのか?
アメリカがファシスト社会へと変わって行くのを、、、
April 23, 2009, 現時間 10:25 PM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 21, 2009
優勝を取り逃がした保守派ミスカリフォルニア
昨日、最後の二人にまで勝ち残ったミスカリフォルニアが、審査員からの政治色の濃い不当な質問に正直に答えたことで、優勝を取り逃したかもしれないと書いたが、今日になって、ミスUSAの主催者側の会長と副会長から、まさしくミスカリフォルニアが次点になったのは彼女の宗教的な意見が原因だったことが確認された。
元ミスUSAでモデルでもあり、今はミスUSA企画委員会の副会長を勤めるシャーナ・モークラー(Shanna Moakler)は、『優勝を取り逃がしてまで自分の主張を貫いたミスカリフォルニアは偉いと思うが、彼女の言い方には思いやりが欠けていた。』という内容をテレビのインタビューでした。なぜかその音声は見つからないのだが、同じような内容のことをマイスペースでも書いているので、そこから抜粋すると、
まず最初にはっきりさせておきたいのですが、私はミスカリフォルニアを見捨てたりはしません。彼女とは正反対の意見ですが、彼女を嫌ったりなどしていませんし、彼女が自分の意見を述べたことについても全く問題はないと思います。保守派のキリスト教徒がタイトルを手にしたのはこれが最初ではありません。....
これだけ読んだら、キャリー・ペリジャンは、「同性愛者はかき集めて収容所へ送り込め」とでも言ったのかと思うような書き方だ。これについづいてシャーナは、ミスUSAはミスユニバースの候補なのであり、アメリカを代表し、多々の問題について外交官としての役目を果たさなければならないとしている。
カリフォルニアにとって残念なことに、ここで私たちは冠を失ったのです。彼女の答えや信仰ではありません。なぜならカリフォルニアでは悲しい事に彼女の意見は多数意見だからです。彼女が冠を逃したのは彼女がミスUSAの象徴である全ての人への思いやりを伝えることができなかったからです。好むと好まざるとに関わらず、ゲイやレズビアンはこの国の一員なのです。
クリスチャンもこの国の一員なんだけどね、それはどう踏みつけてもいいわけ?だいたい『私個人としては結婚は一人の男と一人の女の間でされるべきだと信じる。』という発言のどこに思いやりが欠けるというのだ?キャリーは同性愛者は社会の一員ではないとか、同性愛行為は違法にすべきだとか、同性愛者は並べて銃殺しろとか言った訳ではない。自分の意見として、結婚は一夫一婦制であるべきだと、カリフォルニア及びアメリカ全国で多数意見のごく一般的な見解を述べたに過ぎない。
思いやりとか、社会の一員云々というなら、自分と意見が違うというだけで、個人的な罵倒をくりかえしているゲスのペレズ・ヒルトンなど思いやりのかけらもないではないか?
シャーナは最後にこのように謝罪してエントリーを締めくくっている。
しかしながら、私はミスカリフォルニアUSAコンテストを支持してくださった男女の皆様にお詫びをもうしあげます。皆様のなかには裏切られた気持ちで傷ついたかたもいらっしゃるでしょう。でもどうか皆様のご理解と親睦と愛、そして引き続きお応援をお願いいたします。
ヒルトンのような下品な変態男を審査員にして、女性を罵倒する最悪の言葉使いをテレビやラジオやブログを通して聴かされて傷ついた保守派ファンの気持ちに対しては謝罪はないのか?シャーナも認めている通り、カリフォルニア州民の過半数が一夫一婦制を支持している。ということはミスカリフォルニアコンテストを支持したファンの人たちの大半も一夫一婦制を支持していると考えるべきではないのか?特に最近のミスコンのファンはリベラルよりも保守派が多いのだ。シャーナはファン層を見誤っていると思うがね。
ちなみに、今夜キャリーがフォックスニュースの番組に出演していたのを見たが、最終審査に残った5人にされた質問には、他にもリベラルと保守派を区別する質問があったという。もし、彼女が経済関係の質問を受けていたとしても、保守派の彼女の答えは『間違った』ものとして、優勝を逃しただろう。
今回のことで、ミスUSAは、組織的にリベラルであり保守派が嫌いなのだということが公になった。今後ミスUSAに応募する保守派は嘘をつくか、信念を通して落選するかしかない。キリスト教徒やユダヤ教徒は自分の宗教を隠しておいたほうがいいだろう。どうせなら、コンテストの応募資格に「リベラルのみ!保守派の応募はお断りします。」とはっきり書いておけば問題は防げる。
April 21, 2009, 現時間 11:57 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
ミスカリフォルニア、一夫一婦制を唱えて優勝を逃す
リベラルってのは、どうしてこうも時と場所を選ばずに自分らの偏向した政治色をあらわにするのだろう?保守派が外交的に問題のある話題を避けるのに対して、リベラルは常に場違いな場所で政治を持ち出し、相手の礼節さを利用して自分らの無礼行為を披露する。
リベラルにかかっては、ミスUSAコンテストですら政治色を逃れることができなかった。優勝候補と言われていたミスカリフォルニアのキャリー・プリジェン(Carrie Prejean)に自他共に認めるホモ審査委員のペレズ・ヒルトンは次の質問をした。
「バーモント州はアメリカで四番目に同性愛結婚を合法とする州となりました。他の州もこの例に従うべきでしょうか、そうでないとしたら何故ですか?」
言っておくが、ミスUSAの方針として、審査員は政治、宗教、セックスに関する質問はしてはいけないことになっている。本来ならば、ここで司会者がこの審査員の質問を遮り、「ヒルトンさん、政治の質問は御法度です。他の質問にしてください。」というべきだった。しかしミスカリフォルニアはこの質問に真正面から答えた。
「私は我が国が同性愛結婚を選ぶことが出来る国であるということはすばらしいこだと思います。(略)でも、我が国では、私の家庭では、結婚は一人の男性と一人の女性の間でのみ認められるべきだと信じています。誰を侮辱するという意味ではなく、私はそのように育てられましたし、そのようにあるべきだと信じます。ありがとうございます。」
主流メディアはこぞってこの答えを問題のある答えだとしているが、実際のビデオをみてみると、彼女のこの答えの後には観客から盛大な歓声が湧いた。
にも関わらず、主流メディアはこぞって彼女の発言を批難。一夫一婦制は問題にされている話題だとか、ミスカリフォルニアの失言だったとか、観客から怒りを買ったとか、嘘ばっかりである。で、質問をした当の変態審査員は自分のブログでキャリーちゃんのことを何と言ったかというと、最初は「雌犬(めすいぬ)」という女性への侮辱としてはかなりひどい名前で呼んだが、後になって、この言葉使いは適切ではなかったとし、本当は彼女を「おま*こ」という女性への最悪の卑下である名前で呼ぶつもりだったと訂正した。
ペレズ・ヒルトン、あんたは本当のゲスだよ。私が品が悪ければf*g**tと呼んでやるところだ。(男性同性愛者への最悪の侮蔑語をここに当てはめるべし)こんな女々しい男を審査員にするミスコンもミスコンだがね。
今や、キャリーちゃんは、そのまっとうな答えのせいで優勝を逃したと思われている。実際にそうだったかどうかは別として、こういう場でこういう質問をする方にこそ落ち度があるはず。ごく常識的な返答をした女性が主催者側の政治見解と合致しなかったからと言って差別されるなら、もうこんなコンテスト、ミスコンでもなんでもないではないか?
リベラルは常に寛容だの多様性だのと口では偉そうなことを言って、保守派は偏狭だとか差別意識が強いとか批判しているくせに、いざ自分と意見の違うひとをみると、すぐに性的に嫌らしい侮蔑後で罵倒して差別する。わかっていたことではあるけれど、ここまであからさまにやられると、いまさらながら、空いた口が塞がらないのであった。
April 21, 2009, 現時間 12:22 AM
| コメント (0)
| トラックバック (1)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 19, 2009
左翼リポーター達のプロとは思えない汚い言葉使い
この間もちょっとお話したが、米語にはティーバッギングというある種のオーラルセックスを表す俗語があるそうだ。「あるそうだ」とカカシが言う理由は、私はアメリカ在住30年になりニュースジャンキーでもあるので、俗語には結構通じているほうだと思っていたのだが、ティーバッグと言えば、お茶葉がバッグに入っているあのトワイニングとかリプトンの紅茶くらいしか思いつかない。それが性的行為を表す俗語だったなんて話は、今回MSNBCの自他ともに認めるレズビアンニュースキャスターのレイチェル・メドウが使うまで聞いた事もなかった。(彼女は13分間のセグメントのなかでこの言葉をなんと51回も使っている。)
ミスター苺もカカシから聞くまで知らなかったと言っているし、他の保守派ブロガーやラジオのトークショーホストらなども、知らなかったと言う人が大半。
聞くところに寄ると、この言葉使いは一般的ではなく、主に男性の同性愛者の間で使われているらしい。そういえばこのだじゃれで大喜びしていたMSNBCのレイチェル・メドウも、CNNのアンダーソン・クーパーもデイリーディッシュのアンドリュー・サリバンもみんな同性愛者。我々一般人が思いつかないようなだじゃれを即思いついたというのも、自分らの内輪だけで使われている俗語が他でも通用すると思ってのことなのだろう。さすがリベラル、なんたるナルシスト。(ミスター苺は、もしこれらの番組にこの言葉を知らないゲストが出演して、『は?それはどういう意味ですか?詳しく説明してください.』と迫られたら、彼らはどうするつもりだったのだろうと問う。)
それにしても、いくら視聴率でフォックスニュースに断然差を付けられ落ちぶれたとは言え、MSNBCもCNNもニュース局の端くれ。そのニュースキャスター達が一部の変態だけが使う性行為を表す俗語を一般市民のデモ集会の表現に使うことが許されてもいいのだろうか? これはあまりにも下品で失礼な態度ではないか?とてもプロのジャーナリストのすることとは言い難い。
CNNの女性リポーター、スーザン・ロージェンは、オバマをヒットラーになぞらえた看板を持っている人に、「米国の大統領をファシスト扱いするのは失礼じゃないですか?」などと自分の失礼を棚に上げて聞いていた。はっきり言って、正当な抗議運動をしている人たちのことを性的な変質者のように呼ぶ事のほうがよっぽども失礼じゃないのか?
それはともかく、このロージェンリポーターは、反イラク戦争デモ集会で、ブッシュ大統領をヒットラー風にアレンジした顔マスクを指して、「ブッシュ大統領にそっくりですね。」と笑いながらリポートした経歴のある人間。自分が嫌いな大統領ならどんな侮辱も喜ぶくせに、自分が支持する大統領が侮辱されたら抗議者に食って掛かるこの態度。およそジャーナリストとしての公平さに欠けている。(このリポーターについては後日談があるので、あとで紹介する)
アップデート:
ここまで書いて夕飯に行ったら、一緒に食事をした他のブロガーから、この言葉使いは同性愛者特有のものではないとアンドリュー・サリバンが返答していると言われた。それでサリバンのサイトを見てみたら、こんなコメントが目についた。
私は52歳の異性愛者の既婚女性です。私も「ティーバッギング」が何か知りませんでした。でもレイチェルが笑っていたり、それに関するコメントを読んだ後、すぐにグーグル検索しまして、知りました。そして吹き出しました。何故ってあの行為に名前があったなんてしらなかったからです。でも傑作ですね。私はまだ笑ってます。私の年代の無知さを考えると、(パワーラインの)スコット・ジョンソンがこの言葉の意味を知らなかったのは仕方ないでしょう。でもブロガーが自分の意見をブログで大々的に公表する前に、どうしてグーグル検索くらいしなかったのでしょうか? 年代はともかく、本当に共和党の能無しぶりと非常識は心配です。
これはパワーラインのスコット・ジョンソンが、この言葉使いは同性愛者の間だけで使われることばなのではないかと書いたことへのコメントだが、このコメンターがジョンソンの解釈をすぐに「無知」、「能無し」、「非常識」と決めつけて馬鹿にしているところがさすがリベラルだ。
カカシもこの言葉を知らなかったのですぐにグーグル検索してみたが、ジョンソン同様、この言葉には同性愛的意味合いがかなり含まれているという印象を受けた。アンドリュー・サリバンはこの言葉は同性異性愛関係なく普通一般に知られている言葉だと主張しているが、ジョンソンが古い世代だから知らないだけだという言い方もどうかと思う。
しかし、サリバンもこのコメンターも本筋を見逃している。この言葉が同性愛者の間だけで使われるものであろうとなかろうと、一部の人間にしか解らない性的行為を表現する言葉であり、それを正当な政治抵抗運動に対してプロのニュースキャスターやリポーターが公の放送で使ってもいいのか? そういう行為こそ明らかに「非常識」ではないのか?
そんなこともわからなくなるほどリベラルの神経は麻痺しているということだ。
April 19, 2009, 現時間 10:00 AM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 14, 2009
納税日、全国各地で反オバマのティーパーティ開催予定
この間から、当ブログでも何度かご紹介しているように、アメリカ各地でオバマの経済政策に反対する市民がシカゴティーパーティなるデモ運動を開催しているが、明日の納税最終締め切り日に、全国各地でおおがかりなデモが予定されている。
シカゴティーパーティというのは、アメリカが植民地時代にイギリスによってかけられた不当な税金に抗議してボストン湾に停泊していたイギリスの商船が積んでいたお茶の葉を海に放り投げて抗議した「ボストンティーパーティ」にちなんでいる。
これまでの記事は米国各地で抗議デモ、オバマの施し案に反発の声高まる、と米国各地でオバマ王経済政策抗議のシカゴティーパーティー続発を参照されたし。
これらの抗議運動は、アメリカの主流メディアはほとんど取り上げていないが、動きがかなり大きくなって来たため、リベラルメディアも無視できなくなったとみえ、ここ数日、ニュースと称するメディアによるティーパーティ攻撃報道が続いている。
アメリカの有線放送のMSNBCでは、ティーバッギングという言葉が性的な行為を表す俗語であることを掛けて、議会にティーバッグを送ろうと呼びかけた保守派をおちょくり、ティーパーティ運動をわざとティーバッギングと言い換えて、あたかも性的に嫌らしい行為であるかのような報道をしている。ミスター苺じゃないが、政治的ライバルの行為を、だじゃれでおちょくるくらいしか脳がないとは、MSNBCも下の下だな。
それで明日のティーパーティだが、左翼やリベラル連中は参加者の振りをしてティーパーティに潜入して右翼過激派の馬鹿さ加減を暴いてやろうなどと呼びかけている。アメリカの左翼やリベラルは自分らの馬鹿さ加減を棚にあげて保守派は馬鹿だと思いこんでいるので、そういう発想になるのだが、デイリーコスというアメリカ最大の左翼ブログに寄せられた、あるコメントがいい例である。
明日、私は主人と一緒にリポーターの振りをして荒れ地に挑みます。そしてロードアイランド州のティーバガー達にインタビューするつもりです。質問をいくつか用意してみましたが、他にもあったら是非聞かせてください。(略)
私たちは多少保守派風の質問をして相手を油断させ、相手にがなり立てさせるつもりです。そして人種差別や憎しみや無知さなどをカメラに収め、記録映画にしてYouTubeかなにかにアップするつもりです。
下記が私たちがこれまでに思いついた質問:
あなたは何を祝っているのですか?ボストンティーパーティの歴史的な意味合いを教えてくれますか?[ここで彼らがうろたえる超おもろい光景を期待してます。](カカシ注:保守派が自分より国の歴史に疎いと思ってるらしい、『そんなことも知らないんですか?』と反対に聞き返してあげましょう。)
これがあなたの最初のティーバッギング? [そうね、ちょっと幼稚かも。でも聞く価値ありよ。](カカシ注:ティーバッギングというのはリベラルが保守派を悪く言うために使いだした言葉だ。こんな質問をちょっと通じている人に聞けば自分が馬鹿サヨだと白状してるようなものだが、大抵の人は質問の意味がわからずに首をひねるだけだろう。保守派は性的にも保守派だからね。) (中略)
政府による税金の無駄使いについて文句を言われたら、「じゃあ、あなたは、イラク戦争に税金が使われたことは認めないということですか?」 [と相手を混乱させます。](カカシ注:混乱してるのは自分の方。反対に自国の防衛に税金を使うのがなぜ税金の無駄使いということになるのだ?と聞きかえして上げましょう。)
左翼・リベラルの奴らは自分たちで作り上げた保守派像が本物だと思い込んでいるので、こんな小細工で保守派を騙せると思ってるんだから片腹痛い。こんな質問をすれば、聞かれたほうは相手の正体をすぐに見破るだろう。だからこの偽リポーターは自分が期待している映像を集めることは出来ないはず。その時のために偽保守派のサクラも用意しておく必要があるだろうな。
カカシは明日仕事なので近所で開催されるティーパーティには参加できないが、ミスター苺は参加すると言っている。その模様はまた明日ご紹介しよう。
April 14, 2009, 現時間 9:47 PM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
オバマニズム、幼稚なオバマ王の世界観 その3
奇跡に頼る壮大な戦略
オバマニズム、もしくはそれを含む新左翼主義は政治が「魔法の弾丸」によって解決できると深く信じ込んでいる。どんな複雑な問題もたったひとつの方策ですべて解決出来ると思い込んでいる。過去の何世代に渡る頭の悪い連中が考えだすことの出来なかった解決策は、現代の英雄によって発見されたという信仰だ。 A と Bという一見なんの関連性もない出来事が、なぜか奇跡によって A をすることによって Bをもたらすという考え方なのだ。
- これまでに過去に何度も多くの国が、いや現在でも世界中の多くの国で、政府が国の経済や給料を厳しくコントロールしてきた。高い税金、厳しい規制、労働組合の廃止、そして5年計画。みんな同じだ。こうした方針が経済を活性した例はない。それどころ常に不景気から大恐慌へとつながってきた。
ちょっと待った! うまくいかなかったのはザ・ワン(救世主オバマ王)によって行われなかったからだ!今回はオバマが広められた回勅(かいちょく)があるのだ。政府が経済を制覇することによってアメリカは世界の歴史始まって以来の偉大なる経済活性を達成するであろう。そして世界はオバマを永遠のチャンピオンとしてあがめ奉るだろう。 (どうやってそうなるのかなんて野暮なことは聞かないでくれよな。もちろん君らは疑っているだろう。そりゃそうだよ。なにせ君らは資本主義者だからな)
- これまでの外交と違って、偉大なるオバマ王はモハメッド・アクマディネジャドや金正日や、ラウール・カストロやアイマン・ザワヒリなんていう世界の首脳達の間に座りさえすればいいのだ。オバマ政権は前政権と違って彼らの国を侵略し占領する気持ちはない、彼らの子供を殺し婦女を冒涜したりはしないと説明しさえすれば、彼の心から光が輝き通り、諸国はアメリカを恐れる必要はないと気がつくのである。彼らは皆お互いの腕に崩れた折れ、(男らしくだよ、もちろん)泣き笑い合うのだ。核弾頭は太陽発電に生まれかわり、戦争など過去の代物となってしまう、そしてユダヤ人は皆海に追いやられる。めでたしめでたし。 「そして銃も剣も制服も地面に散らばる。」バラク・フセイン・オバマはまさにアクマディネジャドが待っていた男だ。.
- 頑固で無知な抵抗によって過去の世代は致命的な世界を壊滅に追い込む地球環境変化に目をとじ耳を塞いで来た。だが、聖なる主オバマに導かれた議会が規制案を通せば、即座に地球は冷え始め、海面は低まる。収穫は増え疫病も餓えも空白のなかに追いやられるのだ。王の言葉は地の血だ。俺たちは政策が施行されるのを松までもない。主の言葉だけで、地球はよみがえり空は明るさを増す。そして平和と豊かな雨が我々の頭に -- 公平に -- 天から降りそそがれるのだ。
努力なくしての効力、失敗や失望のない成功、まるでマイケル・ジャクソンのビデオ、キャプテンイオみたいに、彼が指を指しさえすれば指先から稲妻が流れ悪い奴らを破壊してくれる。まさに魔術だよ!
オバマニズム - ミスター苺の感想
俺、ミスター苺、がこれに気がつくのにはちょっと時間がかかったのだが、オバマニズムのこの幼稚さ に俺はなによりも苛立つ。この英雄と悪者、表面的なシャボン玉の中での考え方、メロドラマみたいな筋書き、そして奇跡を信じる魔術的な考え方。俺たちの国は極度に寛容で進歩的な幼稚園児に乗っ取られたのだ!
オバマ政権全体になが〜いタイムアウト(反省する休憩)が必要だよ。だが、その替わりに俺たちがみるものは、歴史からのタイムアウト。そして俺たちはその後に恐ろしく暴力的で致命的な目覚めに出会うのだ。
April 14, 2009, 現時間 12:14 AM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 12, 2009
オバマニズム, 幼稚なオバマ王の世界観 その2
英雄と悪玉でなる世界の役者達
ザ・ワンは光をもたらす。彼に誠実な侍者たちが「よい知らせ」を世界中に広める。(アメリカのみなどと狭いことは言ってられない。)中間などというものはあり得ない。迷える魂たちは救世主オバマの眼差しと感触により驚喜に目覚めるのを待つばかりなのである。
悪玉の親分と言えば、言わずと知れたジョージ・W・ブッシュ、そして共和党の奴らはすべてブッシュの手下だ。俺たちは意識的な悪であり、常に何かの陰謀と企みながらほくそ笑んでいる、多分小指を口の端に加えながら、、(もちろん俺たちの陰には、黒人牧師ルイース・ファラカンの言うところの本当の悪玉が「裏で操ってる」と考えることも出来るが、ま、それは一先ず置いておくとしよう。)
英雄・悪役という考え方の一番の利点は、反対意見を自動的に過小評価出来るということだろう。 『もちろんお前ら共和党支持者は政府が経済を統括すべきだとは思わないだろうよ。どうせお前らはハナから貧乏人を食い殺していいと思ってるんだからな。』てな具合にね。
表面性に導かれる信念
オバマニズムは表面的な裏付けの全くない無意味な、希望、変革、俺たちが待っていた男、党超越、大胆、拷問の終末、と言ったキャッチフレーズやスローガンに象徴される。だが、オバマやその従者達がこれらの言葉を使う時、前後の関連が全くわからない。希望っていったい何の希望だ?変革って何を変えよってんだ?待っていた男っていうけど、何をやってくれる男を待ってたんだよ?
「外交」という言葉さえ、その言葉だけでは空っぽだ。ガンジーも外交には手がけていた。だがそれを言うならヒットラーだってそうだろう。
政策が表面的であればあるほど、その詳細はおぼろげで中身がない。だから批評や攻撃のしようがない。これらの言葉はそれを聞く人個人個人によって好き勝手な想像を促す。そして個人的な幻想によって人々は満足感を持ってしまう。そういう人たちに向かってあんたらの夢は非現実的で実現の可能性はないと言ってみても説得はできない。それどころか感情的な反応が返ってくるのがオチだ、時として暴力的なね。
武勇伝と社会政策
オバマや民主党の仲間達が歴史を語る時、(特にアメリカ合衆国の経済の歴史とか、中東での動乱とか)彼らの「理解」する歴史は実際に何が起きたかではなく、小説の筋のように起きるべきだった架空の歴史だ。
今回の経済危機が起きたのは、共和も民主も一緒になって政府が経済的に余裕のない貧乏人に家を買わせることを奨励した悪政策が原因だったとか、議会が自分たちすら理解できない複雑な法律や規制で不動産業や金融企業をかき回したなんて歴史上の事実なんてつまらない。いや、それより金融企業による陰謀だとか、(特にオバマ任命の指導者たちの多くが信じるようにユダや銀行 の)ジョン・グリーシャムのメロドラマみたいな、なんとかロビーが陰でコントロールしてるとかって説のほうが単純で面白い。
こうした単純思考はなにかと企業にビッグとつけて特定の企業を名指ししないことでも象徴される。ビッグタバコ、ビッグカーボン、ビッグビジネス、ビッグマネーというようにね。
そしてアラブ諸国との衝突も執拗な「聖戦」を要求するイスラム過激派が起こしてるものだなんて考え方はつまらない。だいたいそれって人種差別とも取れるしね。だがそれが、一つのあくどい国家(イスラエル)がその悪徳な動機によって他国を乗っ取った事が原因だったとしたら、単純な悪玉に焦点を置く事が出来る。こっちの筋のほうがよっぽども面白いし、実際に打ち破ることもできるじゃないか!
陰謀論説ってのは常にその根源に、社会が実際の複雑なものではなく、理解できる一律の劇的なもの出会ってほしいという考えがあるのだ。社会が小説のように一つの筋に添って転回しクライマックスを迎え、めでたしめでたしで終わるという代物だ。ここにオバマが崇拝するジェラマイヤー・ライト牧師や元テロリストのビル・エヤースがぴったりはまる。黒人が貧乏なのは彼らの悪い文化からくるものだなどという考えには納得がいかない。子供が学ばないのも勉学する習慣がないからだなどとは思いたくない。それよりも共和党やあくどい帝国資本主義のビッグビジネスと白人至上主義者たちが一緒になって「有色人種」の教育を妨げているのだと考えた方がドラマチックだ。
(興味深いことに、オバマの内輪では、これらの陰謀には共通するひとつの悪玉がいる。それは言わずと知れたユダヤ人だ。反ユダヤ主義は今世界中で再び台頭している。 そしてその傾向はアメリカ政権の中でも強まっている。)
幼稚な左翼は世界の複雑さや混乱を何よりも恐れ忌み嫌っている。そして子供がよくするように、自分の恐怖心を右翼に反映して、保守派は「白と黒」という単純な考えしか出来ないとし、リベラルは自分らこそが白黒はっきりしない灰色の部分を理解できると主張する。しかしリベラルの行動や政策を観る限り、懸命な大人の方針とはおよそかけ離れている。
次に続く。
April 12, 2009, 現時間 9:49 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
ソマリア沖海賊対処で試されるオバマ王
今朝、水曜日にソマリア沖で海賊にさらわれマークス・アラバマ号というアメリカ貨物船の船長が、海軍の特別部隊によって無事救出されるという喜ばしいニュースが入った。さらわれた状況は下記の通り。
マークス・アラバマ号は、ケニアのモンバサ港に陸揚げされる国連食糧計画(WFP)、米政府などの援助物資を積んで航行中だった。同船には連れ去られたリチャード・フィリップス船長ら約20人の米国人船員が乗り組んでいた。
AK47自動小銃で武装した海賊は、現地時間の7日朝、小型船で接近して同船を制圧した。襲われた船員は非武装だったとされるが、4人組の海賊のうち3人を排除し、1人を身柄拘束したという。これまで負傷者はいないもようだが、対応に当たったフィリップス船長が逃亡する3人の海賊に連行された。
この事件が起きたのは先週の水曜日だが、土曜日になってアメリカ海軍は駆逐艦を使って船長が拘束されている船に接近したが発砲されたため退いた。
ロサンゼルスタイムスの記事から読んでみると、どうやら海軍は特別部隊のシールを送り込んで船長を救出したもよう。当局は詳細は発表できないとしているが、船長に怪我はなく、救出の際に三人の海賊が殺されたとある。交渉に携わっていた四人目の海賊は船に乗っていなかったという。
ただ、面白いのは記事の最後のほうにアメリカ連邦警察(FBI)はソマリアの海賊を刑事事件の犯人として逮捕するために、貨物船の乗組員などの証人から事情聴取をしていると書かれている。ソマリアの海賊は、海賊だ。犯罪者であることは明らかだろう。なにを今更刑事事件として扱うなどと馬鹿げたことを言ってるんだ?
私が三月の終わりに日本に数日滞在した時、悪化するソマリア沖の治安に対応して、日本からもさらに二艦の駆逐艦がソマリア沖警備にあたるため出動された。今や事態は急を要する。海賊を単なる犯罪者として扱う状態ではなくなっているはずだ。
今回はアメリカの船が襲われ、アメリカ人が誘拐されたから大騒ぎになったが、これまでにも外国籍の貨物船が何隻も襲われ、貨物が船もろとも奪われたり、船員が殺されたりさらわれたりしてきた。その度に、貨物や船や人質を取り戻すために各国が身代金をはらったりしてきている。現に11日にはフランスの個人のヨットがシージャックされ、家族5人が海賊の人質となり、救出の際に人質一人が殺されるという事件があったばかりだ。(殺された男性の妻子を含む残りの4人はフランス海軍によって救出された。)
さて、ここでオバマ王はどうするのか? ソマリアの海賊の暴行は急速に悪化している。このまま放っておくわけにはいかない。それにソマリア国内ではイスラム過激派の反政府勢力がアルカイダと協力して政権を奪回する機会を狙っている。これらの勢力と海賊やテロリストとの直接的な関連は明らかではないが、お互い現政府を嫌い、西側諸国に暴力行為をはたらいているという点では共通している。それぞれの思惑は違っても、このようなグループが協力関係に陥ることは自然の成り行きだ。
ということはだ、オバマ王は、ソマリア海賊はただの犯罪者だからFBIに任せておけばいいなんて暢気なことを言ってる場合ではないのである。そういう柔な態度がアメリカへのテロ行為を促進してしまうのだ。テロリストを犯罪者扱いして断固たる処置を取らなかったクリントン政権下にイエメン湾岸で起きた護衛艦USSコール爆破事件を思い出してもらいたい。(2000年10月、イエメンのアデン海に停泊していた米駆逐艦がアルカーイダに襲撃・爆破され17名の兵士が死亡39名が負傷した事件)
クリントン大統領があの事件を真剣に受け止めず、コールを爆破したテロリストに対して厳しい制裁を下さなかったことが、911事件へとつながっていったのである。
オバマ王はブッシュ前大統領との違いを強調するあまり、ブッシュ大統領がおこなった強攻な対テロ政策も台無しにしてしまうつもりだろうか?そして1970年代に腰抜けカーター大統領がやったように、イランやイスラム圏諸国から見下されあざ笑われ、アメリカ国家を危険にさらすような行為をとるのだろうか?
今やオバマ政権最初の試練である。
April 12, 2009, 現時間 1:15 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 11, 2009
オバマニズム、幼稚なオバマ王の世界観 その1
前回もお話したように、ミスター苺がオバマ王の不思議な世界観について長編のエッセーを書いてくれたので、数回に分けてそれを紹介したいと思う。題して『幼稚なオバマ王の世界観」。今回はその一段。
子供の目から観た世界像
俺(ミスター苺)達はみんな頭のどっかでバラク・H・オバマの計画なんてあまりにも馬鹿馬鹿し過ぎるし、古くさいし、本当にあんなこと絶対に提案するわけないって思ってた。
だが、奴は実際提案しやがった。あのヘレン・カルヂコット博士(Dr. Helen Caldicott's)の 一方的核非武装をもう一度やろうってんだから参るよ。
北朝鮮が長距離ロケットを発射したほんの数時間後、バラク・オバマ大統領は「核兵器のない世界」を提案、そしてアメリカ合衆国は核兵器を実際に使ったことのある唯一つの国として「道徳的な責任」があると語った....
大統領は前ソビエト圏の町において、残りの核兵器はソ連時代の「もっとも危険な遺産」であると直接呼びかけた。
大統領はまた歴史を指摘しアメリカが先導せねばならないとし、「核兵器力の国として、核兵器を使ったことのある唯一の国として、合衆国は(格非武装という)行為に道徳的な責任がある」と語った。
オバマはそのためにアメリカは武器を減らす、もしくは全面的に取り除くことを、核兵器不拡散政策を強化する包括的な核兵器実験廃止協定を求める核兵器安全保障首脳会談の席で提案した。そして核分裂性物質の生産を阻止する新しい合意を求めた。
また大統領は危険な核兵器材料、もしくは「散らばっている核」の掃討を四年以内にすることを提案した。このことに関してオバマは上院議員のディック・ルーガー(共和、インディアナ州代表)に働きかけた。
俺たちがみ〜んな良く知っているように、ロシアや中共やインドやパキスタンやイスラエルや、そして近々北朝鮮やイランが核兵器を持つ理由はアメリカ合衆国の脅威から自国を守るためだけなんだよな。だから俺たちアメリカが核兵器を取り除きさえすれば、これらの諸国は俺たちを恐れる理由もなくなり、俺たちの後に従って非武装に走るって理屈だ。ニューヨークタイムスが 簡潔に この理論を説明してくれている。:
オバマ氏は氏の政権は国土安全の手段として「核兵器を減らす役割を持つ」とし、他国にもそのやり方を促すと語った。大統領は先週ロシアのドミトリ・A・メッドヴェデヴ大統領(President Dmitri A. Medvedev)と兵器や備蓄を減らす交渉を始め、今年末までにはなんらかの合意に達すると合意したことを指摘た。また大統領は過去に議会で強い反対にあった総括的な実験廃止の査定に積極的に取り組むと約束した。
この作戦はアメリカが核兵器の規模を大幅に削り、実験を廃止し、世界の核兵器材料生産を削除する意志があることを示すことによって、ためらいがちな同盟国にや世界のパートナーたちに北朝鮮やイランに対する核兵器協定を書き直し制裁の施行に 協力してもらえるようになる、という考えに基づくものである。
つまり、アメリカが率先して核兵器を破棄すれば、他の国々がならず者国家に対してすでに存在している制裁を施行するようになるというのだ。なんでだよ?「既存の制裁」というからには他国は現在強力なアメリカの要請にも関わらず、それを今の段階で施行する意志がないわけだ。その同盟諸国が、なんで弱体化したアメリカの言う事を聞くようになるんだよ?オバマは本気で、世界がアメリカの意志に従わないのは、アメリカが強いからだって信じてるのか?オバマは本気で俺たちは悪で帝国主義で戦争好きだから、他国はジェダイ騎士がダースベーダーや帝王に抵抗したように、俺たちに抵抗してるって思ってるのか?
それこそ神秘的考えの象徴だよ。アメリカの核非武装とパキスタンのそれとは直接的に何の関連もみられない。パキスタンはアメリカのことなんかよりインドのことの方が心配だろう。(無論インドはパキスタンが心配)北朝鮮にしろイランにしろ、勢力を強めることや隣国からの防衛が理由で核兵器を持とうとしているだけだ。ナルシシズムもここまで来ると呆れて空いた口が塞がらないね。オバマは「星に願い事」でも祈る子供みたいに、世界中の核武装がアメリカの武力への脅威のみで起きていると考えてるんだから。
だがもしも、他の理由で 奴らが核武装をしてるんだとしたら、俺たちの非武装なんて何の意味もない。いや、それどころか俺たちのそんな行為は奴らの核武装を何十倍にも奮い立たせてしてしまうだろう。何故って俺たちが核をもっていないのに奴らが持っているとなりゃ奴らは第三世界ではなく第一世界国としてスーパーパワーになり得る、世界の統括者になり得ると思わせてしまうからだ。世界には核兵器さえ持っていれば先進国だと思い込んでる馬鹿が多いからね。
オバマ政策の幼稚さは、同じく幼稚な世界観を招く。常に正しい良い奴らと常に悪い悪い奴らで成り立つ表面的な理解力は、メロドラマや迷信的な考えが根底となる歴史観から来るものなのだ。
次回に続く。
April 11, 2009, 現時間 11:57 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 5, 2009
自国に誇りを持てないオバマ王
2001年1月にジョージ・W・ブッシュ大統領が就任した時、日本にいるカカシの父が「ブッシュさんはなんでもアメリカが最優先だな。」と批判的な声で言った。私はすかさず「まさしく、一国の首脳たるもの、常にこうありたいものですな。」と答えた覚えがある。
アメリカの大統領はアメリカ代表だ。他国にとやかく言われようとも、先ずはアメリカの国益を最優先させるのが彼の役目だ。そのためには、国内で他党の議会などと意見の食い違いがあるにしろ、過去の自国の政策に対して自分なりに不満があるにしろ、外国に向ける大統領の顔はひとつでなくてはならない。アメリカの政策は一貫していなければならない。諸外国にとってアメリカは大統領がブッシュでもオバマでもアメリカはアメリカなのだ。前代の政策を外国で批判すれば、それはブッシュへの批判ではなく、アメリカへの批判となってしまい、過去にアメリカに協力した同盟国を侮辱し不安にし、敵国の士気を上げることにつながる。だから慣習として現政権は公の場で歴代政権の批判はしないことになっているのだ。
ところが、政治は全く素人のオバマ王は、この懸命な慣習を完全に無視して、諸外国でアメリカの悪口を言いまくっている。それだけならまだしも、本来ならアメリカにへつらうべき国々に対して、アメリカの威厳を失うような恥かしい好意を次々に行っているのだ。
オバマ王は先月イランにビデオラブレターを送ったと思ったら、この間もサウジ王の前で頭をさげて跪くオバマ王の写真が新聞に載っていた。アメリカの主流メディアはこの恥かしい姿を報道していないが、アラブ社会では大々的に報道されたことは想像に難くない。
先日もオバマ王は、フランスの観衆を前に「アメリカは傲慢だ」と演説した。
「アメリカではヨーッロパの世界への指導的な役割を軽視する傾向があります。ヨーロッパのの適合的な結合を認め同じ挑戦にたいするパートナーとしての協力を求める代わりに、時としてアメリカは傲慢さと軽視的な態度を示して来ました。」
「またヨーロッパにおいても、一時はたあいない反米感情だったものが陰湿なものにもなり得ます。アメリカが度々世界で行って来た善行を認めず、時としてヨーロッパはアメリカの悪い面ばかりを選んで責めることがあります。大西洋の両側で、こうした態度があまりにも蔓延しすぎています。」
一見双方の落ち度を指摘しているように見えるが、「傲慢」とか「軽視的」とかいう形容詞は、ヨーロッパ諸国がブッシュ大統領の政策を批判する時によく使っていた言葉使いであり、そうした言葉使いでアメリカを責めるのは自虐好意でしかあり得ない。オバマはブッシュ大統領がヨーッロパ諸国からの協力を得るために、イラク戦争を何ヶ月も遅らせた事実を認めようともせず、ブッシュ大統領にも、そしてブッシュ大統領を支持してきた国民の顔にも唾を吐きかけたのである。
私はアメリカ国民としてバラク・H・オバマは我が大統領であると思いたい。たとえ政策にたいして意見の違いはあったとして、国外においてはすべてのアメリカ人を代表する指導者であってほしい。にも関わらず、外国で前代の悪口を言い、国民の半分を馬鹿にするような行為をとる人間を我が大統領と呼べといわれてもそれは無理だ。
オバマはアメリカの大統領ではない。オバマはリベラルだけの大統領だ。オバマはアメリカを自分が独裁する社会主義国家にするまでアメリカを破壊し続けるであろう。
April 5, 2009, 現時間 1:30 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
April 2, 2009
偉大なる独裁者を目指すオバマ王
オバマ王がアメリカを独裁政権王国にチェンジ・変革しようとしているという話はこれまでにも何度もしてきたが、最近のオバマ王のやり方を見ていると、その変革が急速に進んでいることを肌で感じる。カカシはオバマ王が皇太子の頃は、彼は単なる無能で経験不足な政治家だとおもっていた。それはそれで国がきちんと起動しないという点において危険ではあるが、独裁者としての野心を持った男が国の総裁としての権限を持つことほど危険なものはない。
オバマ王は、先ず銀行や証券会社といった金融企業に対し大幅な政府の介入を企んでいる。私はこの間から、オバマ王ならびに民主党が多数議席を持つ議会が国から救済金をもらったAIGの幹部が多額のボーナスをもらったとして大騒ぎをしている件について、本当の理由は政府によるボーナスのコントロールにあるのだと書いた。思ったとおり、オバマ王は国から大企業の幹部が受け取るボーナスの金額を制限する法律を提案。しかもこの制限は国から救済金をもらったもらわないに関わらないというのだからひどい。
独裁者オバマの次の標的は自動車企業。オバマ王はゼネラルモータース(GM)の会長を辞任させたのみならず、今後(GM)がどのような車をつくるかにまで口を挟んでいる。
オバマ大統領が今回発表したインセンティブの中核は、燃費の悪い旧型車を燃費効率の良い新車に買い換える際に3000─5000ドル相当のバウチャーを消費者に発行するという、議会に提出済みの法案。 (中略)
オバマ政権はこのほか、景気対策の資金で、連邦政府車両の燃費効率の高い車両への買い替えを進めることや、自動車金融会社への支援拡大も計画している。また、資金難の自動車メーカーからの車の購入に慎重になっている消費者を安心させるため、3月30日以降は政府が車の保証を引き受けることも発表した。
国が車の保証をするというのはどういうことだ?もし国民が不良車を購入したら連邦政府が消費者に新車を買ってやるというのか?そんな金がどこにあるのだ?
オバマ王の介入なこの程度のことでは済まされない。なんと米三大自動車メーカーのもうひとつであるクライスラーに対し、イタリアのフィアット社との合併を促すというところまでいっている。
オバマ米大統領は30日、米ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーに対し、抜本的な再建計画を策定するため、それぞれ60日間、30日間の猶予を与えると発表した。
GMについては「再建を確信している」と明言したが、クライスラーの再建には「生き残りには提携相手が必要」と述べ、伊フィアットとの提携合意を求めた。オバマ大統領は、両社が2月に提出した経営再建計画は追加支援をするのに必要なリストラなどの条件を満たしていないとし、負債圧縮のためには米連邦破産法11章の申請も有力な選択肢に位置付けている。
オバマ大統領は、両社が提出した再建計画について「慎重な分析の結果、追加支援を求める条件をほとんど満たしていない」と結論付けた。「際限のない税金の活用には依存できない」と述べた上で、「自動車産業を消滅させてはならないし、消滅させない」と強調し、両社に再建計画の見直しを求めた。再建の手法として、両社が抱えた多額の債務を圧縮させるために、「米連邦破産法11章が適用される可能性」にも言及した。
GMについて60日分の運転資金を融資し、その間に債務の大幅削減、外国メーカーと競合できるように人件費のカット、製造・販売体制の見直しなど新たなリストラ計画の策定を求めた。オバマ大統領は、「新たな再建計画に、我々は密接に協力する」と述べた。だが、政府の管理下に置く考えはないと明言した。
重役の人事や製造する車の種類や合併にまで口を出しておいて、政府の管理下におく考えはないなんて白々しいことがよく言えたものだ。オバマ王のめざす変革とは企業を政府の管理下におくファシズムなのである。
ミスター苺によれば、オバマ王は幹部だけでなくすべての従業員の給料も政府が規制する、まさにリベラルファシズムを実行しつつあるという。ミスター苺が引用しているワシントンDCイグザミナーの記事よると、下院議会の民主党のバーニーフランクが議長を務める金融サービス委員会では、「2009年ペイフォーパフォーマンス案」なるものが提案されている。これは政府から救済を受けた企業の幹部のみならず全従業員の給料を政府が規制するというもの。しかも、今後救済を受ける企業に限らず、これまで過去に政府からなんらかの援助を受けたことのある企業に対しても、政府が企業に対して報酬契約を変更させる権限をもつというものだという。
この案の対象は多額の救済金をもらった企業に限らない。またそうした企業の上位25から50の重役たちにも限らないのである。政府が投資した企業ならば、すべての従業員にあてはまる。(中略)
加えて、この案はガイトナー財務長官に報酬が「不適当」または「いきすぎ」であるかの裁断権を与える。そしてこれは財務庁に「個々の重役または従業員が給料に適応する仕事をした」かどうかを見極める方法を指導する権限を与えるというものだ。
国が国民の給料を決めるとしたら、もうこれは自由市場とはいえない。これがファシズムでなくてなんなのだ、とミスター苺は問いかける。
まさしく、オバマ王は独裁者を目指しているのだ。
April 2, 2009, 現時間 10:06 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
March 21, 2009
オバマ王のチェンジとは、独裁政権への変革
ジョージ・W・ブッシュが国土保証のために設置した数々の政策をアメリカ市民の自由を奪う方針だとか、ブッシュは独裁主義者だとか批判していたリベラルや左翼連中たちだが、彼らの王様オバマ王がまさにアメリカを独裁政権に「チェンジ」しようとしているというのに、危機感を持つどころかメディアもこぞって熱烈な応援をしている。
フォーブスのピーター・ロビンソン(Peter Robinson)はオバマ大統領の旗の元、アメリカは着実にバナナリパブリックに変貌しつつあると語る。(カカシ注:ここでいうバナナリパブリックとはリーダーのパーソナリティーに頼るキューバやベネズエラのような共和国とは名ばかりの独裁政権国家のことをいう。洋服のチェーン店とは無関係。)
バナナ共和主義は先ずパーソナリティカルトから始まる。ひとり大教祖的なカリズマのある人物が「我こそは指導者なり!」と名乗りをあげる。
オバマはまさにこのカルトリーダーだ。オバマ王は皇太子時代の選挙運動で何一つ具体的な方針を発表しなかった。彼のキャンペーンはただただ「希望・ホープ」と「変革・チェンジ」というレトリックだけ。政治家として国内政治も外交も、なんの経験もない自分に自分の人格だけを信じてアメリカの将来をゆだねよと唱えたオバマに過半数のアメリカ人がひれ伏してしまったのだ。
ロビンソンはオバマが主催する仰々しい集会についても、政治家というよりカルトリーダー的な雰囲気が漂っているという。ベルリンの50万人のドイツ人を集めた演説、大統領候補受任の演説では通常のコンベンションセンターではなく、野外スタジアムに8万人もの群衆をあつめての演説。オバマの支持者は支持者というより単なる従者に成り下がった。
ジョージ・W・ブッシュが一言発音につまづいただけで一ヶ月以上も批判を浴びせた主流メディアは、オバマの「経済に責任を持つ」なんていう白々しい宣言とは裏腹な8千億ドルという献金報酬だらけの血税無駄遣い経済非活性案の調印に対して全く批判しない。国民の目を見ながら次から次へと公約を破っていくオバマ王に主流メディアは全く魅せられたように呆然とたちすくむのみ。
一端カルトリーダーが国民を魅了した後は、民営企業の国営化が始まる。すでにオバマは銀行や自動車産業への政府介入を堂々と提案しているし、民間の健康保健を全面的に廃止して国民保険だけにする意志をあきらかにしている。先日もお話したようにAIG幹部のボーナスを大仰に批判したのも、今後民間企業の幹部のボーナスの金額を政府が規制するための布石だったのだ。あきらかにオバマは民間企業国営化に向かってすすんでいる。
そして最後の段階は言論の弾圧だ。これは急には起きない。除所に真綿で首を絞めるようにおこなわれる。アメリカでは言論の自由は憲法補正案第一条において保証されているなどと考えるのは甘いとロビンソンは言う。それはフェアネスドクトリンを見れば明らかだと。
1987年に廃止されたフェアネスドクトリン(Fairness Doctrine)というのは、公共放送において、相反する意見を双方公平に報道しなければならないという法律だ。しかし、現在復活させられようとしているこの法律は公平どころか保守派の声を沈黙させるために使われることは明らかである。
以前にもお話したと思うが、アメリカのラジオトーク番組のほとんどは右よりの保守派ホストによって牛耳られている。別にラジオ局がリベラルや左翼のDJを嫌っているわけではなく、何故か左よりの番組はラジオでは全く人気がないのである。つまりこれは単なる自由市場の結果なのだ。ところが、新しく提案されているフェアネスドクトリンではラジオ局に左よりのホストを強制的に起用させようというのである。そのようなことをすれば、聴取者はラジオトークショーなど聴かなくなる。そうなればラジオトークショーそのものが破壊されてしまうだろう。無論オバマの狙いはそこにある。右翼や保守派が声のある唯一の場所を破壊し、言論の自由を弾圧することがオバマ王がこの法律を復活させる真の理由である。公平という名のもとに、いかに言論弾圧が容易く行われるか、アメリカ国民は油断禁物である。
パーソナリティーカルト、国営化、言論弾圧、すべてバナナ共和主義へのレシピである。オバマの信者達が「オバマ、オバマ!」と熱烈に叫ぶ中、オバマ王は確実にアメリカを独裁政権国家へと「チェンジ」しつつあるのだ。
こんな「チェンジ」誰が要る?
March 21, 2009, 現時間 4:18 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
March 18, 2009
とんだ茶番劇、オバマ王と民主党議会のAIG幹部ボーナス批判は偽善の固まり!
ここ連日、オバマ王はじめ議会の連中は倒産を目前に政府から救済された保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)幹部が、庶民の税金で多額のボーナスをもらっていたことで、重役たちに日本を見習って切腹しろなどと迫るほど大騒ぎをしている。
以下は朝日新聞の記事より。
高額のボーナス支給が明らかになった米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に対して米議会は17日、ボーナスのほぼ全額を課税で回収する法案の採決を検討し始めた。巨額の公的資金投入で救済された同社のボーナス支払いに批判が噴き出しており、同社首脳陣は命をかけて引責すべきだとの声も一部議員から出ている。
ボーナスは08年分の一部で、13日に幹部ら400人に1億6500万ドル(約160億円)が支払われた。この問題を調べているニューヨーク州のクオモ司法長官は17日、結果を公表。計73人が各100万ドル(約9800万円)超を支給され、うち11人はすでに退社。200万ドル(約1億9600万円)超が22人おり、最高額は640万ドル(約6億2700万円)という。
議会では同社のボーナスのほぼ全額を課税する複数の法案が既に提出されている。オバマ政権も議会と連携して課税強化を検討。課税率が100%の法案もあり、AIGが支給を見直さない限り、議会指導部は法案を一本化して採決に踏み切る姿勢だ。金融危機対策を決める幹部議員は、支給を無効にする訴訟の可能性も示唆している。
AIG幹部へのボーナス自体は腹が立つが、議会のこの「怒り」は単なる茶番劇だ。オバマ王も民主党議会も政府の救済案が出た今年の1月の時点でAIG幹部へのボーナスは契約上避けられないという事実を充分に承知していた。幹部らのボーナスの金額だけを見ていると、彼らが多額のボーナスを不当に受け取ったかのように見えるが、オバマ王並びに民主党議会のポーク(贅肉)だらけの税金無駄遣い国家予算案にくらべたら1パーセントにも満たない額なのだ。民主党議員たちが匿名で組み込んだイヤーマークと言われる地方選挙区の企画をひとつでも削れば充分に補える額なのである。
それを今更議会があたかも驚き怒り狂っているかのような演技をしているのは、自分らの税金無駄使いから国民の目をそらそうとする目的もそうだが、それ以上にオバマ王の社会主義政策を押し進めるために企業に対する国民の感情を煽ることが第一の目的なのだとカカシは考える。
最近カントリーウエスタンのヒットチャートを急速に登っている流行歌があるが、このShutting Down Detroit「デトロイトの閉鎖」という歌ではジョン・リッチという人気歌手がデトロイトの自動車産業が倒産していくなか、ワシントンの政治家達がAIGのような金融企業を救済していることを批判している。しかし、デトロイトの低迷の直接の原因はアメリ金融企業の倒産ではなく労働組合が幅を効かせ過ぎる自動車業界の実態にある。ただ、一般庶民はまだまだ労働組合が労働者の味方であり、自分らの敵は企業の重役達なのだという偏見を持ち続けている。
オバマ王並びに民主党議会はこの一般庶民の金持ちへの妬み意識を増長することで、階級意識を一層高め、自由企業への政府による介入を強めようという魂胆なのである。つまり、自由市場を社会主義化しようという目的なのだ。
一般市民が日々の暮らしにも困り、給料引き下げや残業手当の廃止などで犠牲を強いられている時に、国民の血税で救済された金融企業の重役達が何百万ドルものボーナスをもらったという話を聞けば、一般市民が腹を立てるのは当然だ。しかし、その感情を利用して、今後このようなことが起きないように政府が大手企業の経営に介入するというような政策がまかり通ったならば、アメリカの自由市場はおしまいである。自由企業が腐敗しているとはいえ、お役人が経営する企業ほど腐敗するものではないからだ。これは共産主義国家の旧ソ連や中共や北朝鮮やベネズエラやキューバを見れば明らかである。
アメリカ市民は、オバマ王や民主党議会の猿芝居に騙されてはいけない。議会が本当に税金の無駄遣いを慮っているのであれば、議会が通した無駄遣いづくめの予算案を撤回せよ!オバマ王の経済非救済案を撤回せよ!イヤーマークをすべて削除せよ!
それまでは、他人のボーナスがどうのこうのと批判する権利はお前らにはない!
March 18, 2009, 現時間 6:48 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
March 17, 2009
米国各地でオバマ王経済政策抗議のシカゴティーパーティー続発
以前にもオバマ王の経済不活性案に抗議する納税者によるボストンパーティならぬシカゴティーパーティが全国各地で起きているという話はしたが、この動きはどんどん広まり、先日の16日にも全国各地で一斉にシカゴティーパーティが開かれた。場所によっては何千人という人が集まったという。
先ずはオハイオ州はシンシナティより。
群衆は議会にバラク・オバマ大統領が、職を増やし経済の活性をするとして押し進めた7870万ドルの経済活性案を撤回することを求めている。「この無駄使いを考えると腹が立ってなりません。」と(集まった人の一人)フロストさんは言う。「もう腹を立てるのにさえ疲れました。」
抗議者の中にはアメリカ独立革命時代の衣装を着ている人もおり、「お茶する?」というスローガンの入ったTシャツを着たり、「負債ではなく、自由を!」「救済反対」といったサインを掲げる人もいた。
下院のスティーブ・チャーボット議員は「我が国では動きが起きているのです。それを今日観る事ができます。」と語った。
コーレレインタウンシップのショーン・リンチさんは子連れで参加。8歳のイザベルちゃんに「私のお小遣いを使わないで!」というサインを持たせ、5歳のケートチャンには「私の豚の貯金箱に触らないで」というサインを持たせた。
「私は議会で起きていることには不満で一杯です。あの人達は我々のために働いているのだということを思い出すべきです。そして今我々は彼らのやっていることを承認できません。」といいながらリンチさんは2歳の息子チャーリー君のサインを持ち上げた。
「これは民主党も共和党も関係ない、政府の問題です。」とリンチさん。....
当局によると日曜日に集まった群衆の数はおよそ4000人。主催者のマイク・ウィルソン氏が予測した6000人強を下回った。
ミッシェル・モルキンによると、同じような増税抗議のデモがセントルイス(1500人)、グリーンビレ(2000人)、フルトン(15000人)などでも行われたという。
これだけの数の人々が全国各地でオバマ政権への増税抗議をしているにも関わらず、アメリカの主流メディアは何事も起きていないかのようにこの動きを完全無視。オバマ王は今日も今日とて、何故オバマ王の経済対策案が経済困難から国を救うことに役立つのか、その言い訳に四苦八苦である。今夜あたり夜の人気テレビ芸能トークショーにゲストで出演するというかいう話だ。なんで大統領が経済案を説明するのに記者会見や政治のトークショーじゃなくて芸能番組に出演するのかかなり不思議。
オバマ王よ、下々の民の声も聞け!アメリカは国内に王制を設立するためにわざわざイギリスと独立戦争で戦ったのではないのだ、そのことを忘れるな!
March 17, 2009, 現時間 9:28 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
March 15, 2009
何がチェンジだ!オバマ王、ブッシュ対テロ政策を継続
14日付けのニューヨークタイムスで、オバマ政権は今後テロ容疑者を『敵性戦闘員』とは呼ばないことにしたと報道している。ニューヨークタイムスはこの『敵性戦闘員』という言葉はブッシュ政権が勝手に使いだした造語であるかのような報道をしているが、この言葉自体は別に新しいものでもなんでもない。
ブッシュ前大統領がテロリストを『敵性戦闘員』としたのは、2001年の9月11日以降、テロとの闘いは単なる国家警備政策ではなく戦争であるという認識から生まれたものだ。戦争をしている以上、敵側で戦っている人員は単なる犯罪者ではなく戦闘員であるという解釈である。
オバマ王は、アメリカがテロリストと戦争状態にあるという認識から遠ざかりたいようだ。それで以前から『テロとの闘い』という言葉も使わないようになっていた。以下は朝日新聞の記事より。
オバマ大統領は、就任直後の1月22日に出した大統領令でグアンタナモ収容所の1年以内の閉鎖を命じた。オバマ政権は発足以降「テロとの戦い」という用語も基本的に使わなくなった。前政権が多用した「敵性戦闘員」という概念も捨てることで、オバマ流への移行を象徴的にアピールしたかたちだ。
今回の新政策の背景には、連邦最高裁が昨年6月、グアンタナモ収容者にも拘束の不当性を裁判所に訴える権利が保障されているとの判断を示したことを受け、人身保護令状審査の訴訟の一括審理が、ワシントン連邦地裁で始まったことがある。
この裁判の判事が、被告である米政府にどういう人物が「敵性戦闘員」にあたるのかの定義を13日までに文書で提出するよう命じていた。これに対し、司法省は「敵性戦闘員」というレッテルを張ること自体を今後は廃止するとの回答を出した。
確かにオバマ王は、対テロ戦争にはずっと反対派で、ブッシュ政権の対テロ政策にはずっと手厳しい批判を述べて来た。だから今回の方針変更もオバマ皇太子が選挙中にした公約の行使であると解釈することも出来る。だが、言葉使いはともかく、オバマ王の政策はブッシュのそれと何処がどう違うのであろうか?
朝日新聞の記事では冒頭で、
オバマ米政権は13日、「敵性戦闘員」はキューバ・グアンタナモ米軍基地内の対テロ戦収容所で無期限に拘束できるとしてきたブッシュ前政権の政策を撤回する方針を発表した。
と書いているが、記事の終わりのほうで、
ブッシュ前政権は、軍最高司令官である大統領には拘束を命じる広範な権限があると主張したが、オバマ政権はこれを修正。国際テロ組織アルカイダやアフガニスタンの旧政権タリバーンに「支援活動をした」というあいまいな嫌疑だけで拘束できるという前政権の解釈に対しては、「実質的な支援」をしたとみられる場合だけ拘束が可能、との見解を示した。
ただ、その「実質的な支援」をどう定義するかについてはまだ明確にしていない。また、議会による9・11テロ後の戦争権限付与決議や戦時国際法を根拠に、大統領は「公訴手続きなしでの拘束を命令できる権限」を引き続き有しているとしている。
これってオバマ王得意の単なる言葉あそびではないのか?テロリストを「敵性戦闘員」と呼ばないとか、無制限な拘束はしない、とか言っておいて、だが大統領には定義もはっきりしない「実質的な支援」をしたかどうかも判定せずに独断で「控訴手続きなしでの拘束を命令できる」というのであれば、単に言葉使いを変えただけでブッシュ政権の政策と何ら変わりはないではないか?
どうしてこれが「ブッシュ前政権の政策を撤回する方針」ということになるのだ?
就任早々グアンタナモの収容所は閉鎖すると大々的に大統領命令を出したオバマ王だが、実際にどうやって閉鎖するつもりなのか、収容者をどうするのかという詳しい話は一向に進んでいない。一年後に閉鎖とか言っていたが、それも今後の調査の結果次第とかいう曖昧な発表で、本当に閉鎖になるのかどうかさせ全く見通しがついていない状態だ。
つまり、ことグアンタナモ収容所に関してはオバマ王の政策はブッシュ前大統領の政策をそのまま引き継いでいるかたちとなっているのである。
オバマ王が口先だけで「チェンジ、チェンジ」と言ってる割には、やってることはブッシュ政権と大した変わりはない。いやそれどころか、自分が選挙運動中に散々批判していたブッシュ政権や議会によるイヤーマーク(匿名で予算案に含まれる議員たちの代表地区企画)や国家負債など、ブッシュ政権の時の何倍という数や額で通った議案をオバマ王はそのまま抗議もせずに調印してしまっている。
何がチェンジなんだ!
March 15, 2009, 現時間 12:20 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
March 11, 2009
オバマ王、記者会見まであんちょこナシでは出来ない男
オバマ王のテレプロンプターを使ったカンニングは皇太子時代から悪名高いが、演説だけでなく記者会見やタウンホールミーティングの時ですらプロンプターを使ってしゃべっていたというのには今更ながら呆れてしまった。ま、以前にオバマ王が大統領として初めての記者会見でも、あらかじめどの記者からどんな質問がされるか決めておいて、大統領の気に入った記者だけが指名されたという話をきいたことがあるから、今さら驚くことではないのかもしれない。下記は産經新聞の古森さんの記事より。
米大統領、プロンプター依存 メディアが批判
2009年03月10日 産経新聞 東京朝刊 国際面弁舌の才で知られているオバマ大統領の意外なプロンプター依存は、ニューヨーク・タイムズやネット政治通信のポリティコが6日までに詳しく報じた。
プロンプターは普通、演壇の前の左右両側に設置される透明なガラス板で、演説の文章が電子的に表示されていく。
演説する側は左右の表示を順番に読むわけだが、テレビには板が映らないため、自然に発言しているようにもみえる。
だが演壇の前の実際の聴衆にはプロンプター自体がみえる場合もあり、さらに演説者が流れる記述を読むことに集中するため聴衆の顔を直接にみないという不自然もおきる。同報道によると、オバマ氏は大統領選挙中から他の政治家にくらべてこのプロンプター依存度が圧倒的に高く、大統領就任後も主要演説はもちろん、ごく短いあいさつでも必ずプロンプターを使ってきた。....
2月25日のロック商務長官の指名発表でも、同大統領がごく短い声明にプロンプターを使ったのと、ポケットから取り出したノートだけで演説をするロック氏の姿が対照的だった。
オバマ大統領は記者会見の冒頭でも、地方の工場の視察でも、プロンプターを使っているという。同報道によると、この依存度は歴代大統領でも異例なほど高い。
この話を聞いていて、昔観たジェームス・ブルックス監督のブロードキャストニュースという映画を思い出した。その中でウィリアム・ハート演じるハンサムだがアホなニュースキャスターが、ホリー・ハンター演じる頭の切れる女性プロデューサーからイヤホンを通じてすべて情報を提供されながら生のインタビューに及ぶというシーンがあったが、ニュースキャスターのカンニングしているとは思えない演技力がこの映画のミソになっていた。オバマは俳優ならまさしくアカデミー賞ものだろう。
だがハンサムなだけで演技力しかない能無しに大統領なんかやられてる国ははた迷惑もいいとこだ、、おいおい、それってうちらの国じゃないの?
もう!いい加減にしてよ〜!
March 11, 2009, 現時間 8:58 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
March 10, 2009
ホワイトハウスで連ちゃん宴会のオバマ王
イギリスの首相が来ても晩餐会を開く余裕もないのほど、国内政策に手一杯で外交まで手が回らないとぼやいているオバマ王だが、この景気の悪さでひーひー言ってる庶民の苦労をよそに、オバマ王とその取り巻きの貴族達は国民の血税を使って毎晩毎晩、高価な宴会騒ぎを繰り返しているという。
もともとオバマ王は皇太子の頃から贅沢なパーティを開くことで有名だった。オハイオ州のデンバーで民主党の大統領候補を受け入れた時は75000人が入れる臨時野外劇場をつくり、シーザーよろしく舞台にギリシャ風の柱を何本か建てた。そして大統領に当選した祝いの宴では何百万ドルがつぎこまれ、前代未聞の豪華な戴冠式にかかった費用はなんと一億七千万ドル!
フリーダムウォッチという大統領の動きを観察している保守派の市民団体によると、オバマ王は就任以来毎晩のように連ちゃんで高値な宴会を開いているというのだ。
「フリーダム…」の代表クレイマン氏によると、オバマのホワイトハウス宴会では「スティービー・ワンダーのようなギャラの高いスター達が」毎晩のように招待され、国民の血税が無駄遣いされているという。
「バラクとミッシェルオバマは税金を使ってほぼ毎晩のように『ともだち』や支持者を招んで宴会を行っており、ミッシェル・オバマが時としてホワイトハウスの家具を壊さないように客人に注意をする場面まであったほどです。」とクレイマン氏は語る。
「このような宴会気分はアメリカ市民に間違った印象を与えます。アメリカ市民が(不景気で)苦しんでいるのに、オバマとクリントンの宴会は続いているのです。」
間違った印象どころか、オバマ王がいかに貴族のようなエリート意識一杯で、下々の平民の苦労など全く気にかけていないことが明白ではないか?
マリー・アントワネット・ミッシェル夫人が「パンが無ければお菓子を食べればいいのに」と言う声が聞こえてくるようだ。
March 10, 2009, 現時間 7:33 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
March 9, 2009
礼儀知らずのオバマ王、首相を馬鹿にされたと激怒する英国メディア
国内政治にも疎いオバマ王だが、外交に関しては素人を通り越したその非常識さに、英国メディアは激怒している。
イギリスの新聞デイリーテレグラフは、先週、英国のゴードン・ブラウン首相が訪米した際に、首相がオバマから受けた仕打ちは「あまりにひどい」と書いている。イギリスメディアが何をそんなに怒っているのかというと、、、
- 恒例になっている合同記者会見をしなかった。
- 大事な同盟国の首相が訪米した際には必ず開かれる晩餐会を開かなかった。
- ホワイトハウスの大統領の書斎からイギリス元首相のウィンストン・チャーチルの胸像を取り除いた。
- アメリカとイギリスの友好的な歴史をふまえた思慮深いブラウン首相の贈り物に対して、オバマのお返しは配慮のない安物だった。
特に、この贈り物の件で、イギリスメディアはかなり頭に来ているらしい。
ブラウン首相のオバマへの贈り物は『HMSプレジデント』という19世紀のイギリス軍艦に使われた板で作ったペンホールダー。以前にプレジデントの姉妹船レゾルートの板が大統領書斎の机に使われたといった由来もある。しかも、『プレジデント』はすでに奴隷売買を禁じていたイギリスが奴隷を運ぶ商戦と火花を交わしたこともあるという、オバマに関しては意味深い歴史のある船である。明らかにブラウン首相の贈り物は伝統をふまえた思慮深いものであった。
にも関わらず、オバマのお返しときたらアメリカのクラック映画を25本集めたDVDセット!およそ一国の代表が最大の同盟国の首相に贈るような代物ではない。こんなこと誰が考えても非常識である。だいたいアメリカのDVDはイギリスのDVDプレーヤーではバージョンが違うから映らないだけでなく、ブラウン首相は片目を失明しているので映画など観られないのだ! いかにオバマが何の考えもなく土壇場で適当に贈呈品を選んだか見え見えである。
そしてファーストレディからのブラウン首相の子息達への贈り物もさらに侮辱的だ。夫人のミッシェルからの贈り物は何かと言えばマリンワンと呼ばれるアメリカ大統領が乗る海兵隊所属のヘリコプターのプラモデル。ロンドンタイムスはこんなものホワイトハウスのギフトショップで誰でも買えるような安物で、およそ大統領夫人から首相の子息達に贈るようなものではないと書いている。
それに比べてブラウン首相のサラ夫人は、イギリスでも指折りのトレンディなブティークからオバマの二人の娘たちにと特別注文したドレスと、それにマッチしたネックレス、そしてイギリス作家による本を数本贈呈した。
この大統領夫婦による首相家族へのあまりのぞんざいな扱いに、あるイギリス新聞では、「かつてあったアメリカとイギリスの特別な関係は消滅した。」とさえ書かれているという。
オバマのホワイトハウスには外交に関する社交儀礼の専門家は居ないのか?この田舎者の礼儀知らずのおかげで、独立戦争直後以来アメリカにとって一番大切な同盟国を怒らせてしまったらアメリカはどうなるのだ?
民主党はブッシュ大統領の傲慢さが諸外国を怒らせてアメリカを孤立させたと批判していたが、オバマ王はその礼儀知らずの無作法で、その気もないのに大事な同盟国を怒らせアメリカを孤立させてしまったら目もあてられないではないか!
なんでこんなド素人が大統領やってんのよ!
カカシは恥かしい!
March 9, 2009, 現時間 6:55 PM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
March 5, 2009
オバマ陣営、人気トークショーホストへの攻撃は逆効果かも、、
アップデートあり:後部参照のこと。
いつものことながら、カカシは今出張中でサンディエゴに居る。それで昨日ラッシュ・リンボーについて書いたことをミスター苺に電話で話したら、「俺も書いたよ。読んでないのかよ。」と言われた。やっぱ離れていても夫婦だなあ。考えることはおんなじだ。ミスター苺はホワイトハウスによるリンボーへの攻撃は逆噴射する可能性があると言う。それで今日は読者の皆さんにもミスター苺の分析を読んでもらおうと思う。以下はミスター苺著
ラッシュ・リンボーを「共和党の頭」と決め付ける「ラッシュボー作戦」("Operation Rushbo"、この呼び方はポリティコのジョナサン・マーティンが名付け親らしい)は、当初クリントニスタ(クリントン派)によって始められたが、今や直接ホワイトハウスが指揮を取って行われているが、この作戦には二つの目的がある。
- リンボーの片をもつかどうかで共和党内の極保守派と穏健派の間に溝を掘る。
- リンボーを共和党の顔にすることで、一般の有権者を共和党から遠ざける。(クリントニスタによると、一般人はリンボーを嫌っていることになっている。)
今日はどこでもこの話題でもちきりだった。(略)
だが、俺(ミスター苺)は、誰も彼もジェームス・カービルやポール・ベガラやラーム・エマニュエルの結論を、素直に受け入れすぎてる気がしてならない。それはラッシュ・リンボーへの攻撃が、リンボーの人気を高め民主党を助け共和党を傷つける、というものだ。下記はポリティコより。
大きければ大きいほうがいい、とカービルも同意する。「我々にもとても良いことだし、彼(リンボー)にも良い、メディアにも良い。」とリンボーについてカービルは言う。「ただ一人損をするのは議会の共和党員たちだけだ。」
しかしここで深呼吸して考え直してみようじゃないか。ラッシュボー作戦が民主党に良くて共和党に悪いって誰が決めたんだ?俺はそれは逆だと思うがね。 民主党がラジオトークショーホストのラッシュ・リンボーに執着すればするほど、民主党はふざけた党だという印象が固まるし、共和党にも民主党の誤りにつっこみを入れる機会が生まれる。これがどういうことなのか、三つの点をあげて説明しよう。
1 議論するのが仕事の男に議論を吹っかけている。
大統領も大統領の男たちも世界一おおっきなメガホン持ってる男を攻撃するのがいい考えだと思ってる。リンボーの毎日の番組には2千万からの聴取者がいる。しかもリンボーは今日(こんにち)のアメリカでもっとも政治討論に堪能な男だ。そして 奴さんは、バラク・H・オバマなんて誰も聞いたことない時代から政治討論にずっと勝ってきた男なのだ。そんな奴に議論を吹っかけるのって賢いやり方か?
民主党がリンボーに焦点をあてればあてるほどリンボーは注目される。ということはより説得力のある反「オバマニズム」が放送され、 より多くの人々が(もちろんジャーナリストも含めて)大統領や議会に答えを要求するようになる。そして大統領の方針が馬鹿げていればいるほど「富を振りまくさん」とトークショーホストが呼ぶ大統領の信用度が落ち、配管工のジョーとの時みたいに民主党は大負けするだろう。
魔法のテレプロンプターからオバマの目を引き離して、現時間でのやり取りになんかなったらオバマにとっては悲劇だ。もちろんこれは共和党には都合が良い。だからリンボーは張り切って大統領に全国テレビ中継の討論をしようと挑戦したわけだ。(もちろんそんなこと起きるはずないが)
2 ひとつ余計な質問をしている。
本当かどうかはわからないがエイブラハム・リンカーンについて有名な逸話がある。飲み屋の喧嘩で相手の耳を食いちぎったという容疑で裁判にかかっていた被告の弁護をリンカーンがしていた裁判中、リンカーンは喧嘩を目撃した証人に質問した。
「あなたは被告が耳を食いちぎるのを実際に目撃 したのですか?」とミスターリンカーン。
「いえ、直接は見ていません」
「相手の男を被告が噛むのを見ましたか?」
「いいえ、見ていません」
「喧嘩を目撃しましたか?」
「いいえ。それもありません。」
リンカーンは一度息をつき、芝居がかった大げさなしぐさで「ではどうして被告が相手の男の耳を食いちぎったとわかったのですか」と答えを要求した。
「それは、被告が後で耳を吐き出すのをみたからです。」と目撃者。ここでリンカーンは即座に質問がひとつ余計だったと気が付いた。
民主党は特にリンボーが、バラク・オバマには「失敗」して欲しい、といったことを何度も持ち出している。リンボーがこの発言をした時は、ジョン・S・マケインも含め、多くの有権者がオバマによる景気回復計画が成功して欲しいと願っていた。
この発言だけ聞いていると、リンボーは景気が悪くなれば次の選挙では共和党が選ばれるという下心でアメリカ の景気回復に失敗して欲しいと言ったのだと民主党は主張したいのだが、そういう考えは共和党より民主党が持つ考えだ。「決して危機を無駄にしてはいけない」と言ったホワイトハウス主席補佐官のラーム・エマニュエルの発言 を思い出してもらいたい。
リベラルがこの発言をほうっておけば、確かにラッシュ・リンボーのイメージは傷つき、共和党も痛手を受けたかもしれない。しかし彼らはそこで止められなかった。この発言を全国的な問題に広げ、リンボーに「失敗して欲しい」とはどういう意味だ、答えろ!と要求したことで、つまりひとつ余計な質問をしたことで、リンボーに説明の機会を与えてしまったのだ。
ラッシュは「オバマの過激な方針は我々の知るアメリカを破壊し、アメリカをスエーデンやフランスのようにしてしまう。私はオバマの過激な計画は失敗して欲しいと切に願う。 そうして偉大なるアメリカの体験が勝ち、再びわが国がロナルド・レーガンが目覚めさせた丘の上に輝く町としてよみがえって欲しいと思う。」と説明した。当たり前のことだが、奴さんの言うことは全くもっともなことだ。
3 危機ではなく試練
ホットエアーによると、ラッシュボー作戦のもともとの目的は、保守派の過激派と穏健派との間に争いを起こさせることにあった。共和党があわててリンボーを攻撃したりしてるところを見ると、その点では成功したと言えるだろう。俺が強く支持する全国共和党委員会(RNC)のマイケル・スティール会長が、リンボーをこき下ろしたのはみっともなかったね。
そういう面では民主党は得をし共和党は損をしたと言える。だが、問題なのは作戦そのものではなく、共和党の馬鹿げた反応にある。もっときちんとした反応をすることが共和党に与えられた試練だ。ラッシュボー作戦は両刃の刃であり、反応次第で指揮者を切り刻むことが出来るのだから。
共和党は先ず無視することから始めることだ。これはもし誰も持ち出さなければ自分から持ち出すなってことだ。いらだった記者が共和党議員に直接質問したら、「ラッシュ・リンボーは立派なラジオトークショーホストです。氏は明解に保守派の考えを語ります。我々はわが国のためを本当によく考えてくれているラッシュやほかのトークショーホストからの意見をどんどん聞きたいと思います。しかし
はっきり申し上げますが、共和党のリーダーは全国共和党の高官および会長です。」
そして共和党議員は記者の目をはっきり見据えて微笑み、「アメリカ市民が本当に知りたいのは、どうして民主党はいつも、納税者が大統領や彼の味方のリベラル議会に難しい質問をする度に、ラッシュ・リンボーや配管工のジョーのような一般人を攻めるのかということです。どうしてあなた方のようなエリートメディアは何時も何時もオバマ大統領と一般人のジョーやラッシュという軍隊の前に身体を投げ出す人間の盾になるのですか?どうしてあなた方はジェームス・カービルやラーム・エマニュエルの提灯持ちをやってるんですか?」
こうすれば結果は共和党が得をし民主党が損をするという風に逆転すると思うね。
ラッシュをまとめると
つまり、俺たちが馬鹿みたいに馬鹿な反応をすれば、ラッシュボー作戦は成功し、共和党は傷つくだろう。だが、俺たちが半分でも賢明な反応をすれば、民主党の方こそ報道官のロバート・ギブスのもつれた舌みたいにもつれちまうだろう。そうすれば共和党は再び多数派党に返り咲けるというものだ。
対戦相手が完全な馬鹿であることに頼る作戦は愚かな作戦だ。またまたクリントニスタは墓穴を掘ってしまったのだ。だが、これを生かせるかどうかは共和党の指導者たちの肩にかかっている。むろんここでいう指導者というのはラッシュ・リンボーのことではない。
アップデート:3月17日付けで産経の古森義久さんもラッシュについて書いているので、リンクを張っておく。
March 5, 2009, 現時間 7:06 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
March 4, 2009
人気ラジオDJオバマ王に挑戦
オバマ王は側近らとともに人気ラジオトークショーホストに喧嘩を売り、本日トークショーホストはその喧嘩を買い、反対にオバマ王に対し、自分のラジオ番組に出演して討論しようじゃないかと挑戦状をたたきつけた。
はっきり言って一国の大統領ともあろう人がラジオトークショーホストに喧嘩をうるなんて子供じみた真似は止めて欲しいのだが、この素人政治家のオバマ王にそんな常識が通用するはずがない。
オバマ王は1月、大統領に就任早々自分の無駄遣い贅肉だらけの経済活性案に反対する共和党議員たちに向かって「ラッシュ・りンボーなんか聴いていても事は解決しない」と議会で発言するという大統領らしくない行動をした。
ラッシュ・リンボーというのはアメリカではラジオで人気ナンバー1の政治トークショーホストで、その思想はバリバリの保守派。もともとリンボーはオバマが大統領として成功したらアメリカは社会主義になる、オバマには失敗して欲しいと公言していたので、オバマはそれにかなり頭に来ていたようだ。
しかしいくらリンボーが人気者で尊敬に値する人物であったとしても、トークショーホストは所詮は芸能人だ。共和党の議員たちが一介のトークショーホストごときにアドバイスを受けているという言い方は非常に失礼で、大統領たるものが議員たちに放つような言葉ではない。カカシがオバマを王様と呼ぶのはこういう他人を見下す行為が目立つからである。しかし、これはオバマが何も考えずにふともらしたせりふではない。それどころか、オバマのホワイトハウスはラッシュが共和党の顔なのだというイメージを植えつけようと、側近やジェームス・カービルのような攻撃犬を放ってテレビのトークショーなどでリンボーと共和党を結びつける発言を何度もしている。
先日、全国共和党委員会のマイケル・スティール会長が「ラッシュはエンターテーナーだ」とカカシと同じようなことをテレビのトークショーで言って、後から「ラッシュを攻撃するつもりで言ったのではない」と謝った。リンボーはオバマが恩師と仰ぐジェラマイヤー・ライトのような人種差別者ではないが、トークショーホストにありがちな過激な意見も述べるので、そういう人を党の顔にするのは好ましくない。多分スティール会長はそういう意味で言ったのだろうと思うが、リンボーを馬鹿にするような言い方になってしまったので、そのことを謝ったのだろう。
しかしオバマのギブス報道官はこれ見よがしに、「スティール会長がリンボーに謝ったことについて、これは共和党がどういう状態にあると言えると思いますか」という誘導質問に、ほれみろ、ラッシュににらまれたくないから早速謝ってるじゃないかとでもいいたげに、「その謝罪の迅速さには驚かされました」と質問した記者と一緒にほくそえんでいた。
さて、オバマ王からの度重なる攻撃に対し、当のリンボーはというと「そんなに自分らが正しいと確信しているなら、大統領は私の番組に出演してはいかがでしょうか。それで一対一でアイデアや政治の討論をするのです。」とオバマ王に挑戦状を突きつけた。
ニューディール対レーガノミクスについて語り合おうじゃありませんか。グアンタナモ閉鎖について話そうじゃありませんか。ハマスに送る9000万ドルについて話そうじゃありませんか。違法移民や国境付記での無法状態について話そうじゃありません。巨大な負債によって次の世代の将来の機会が破壊されることについて話そうじゃありません。ACORNや地域破壊者たちや公務員を代表する組合があなたの選挙運動に何百万もつぎ込んだことなんかについて、オバマ大統領、話合おうじゃありませんか。 ...
こうしたことについてすべて話しあいましょう。大統領、この番組で討論会をしましょう。時間制限なしです。あなたの側近たちが私を共和党のかしらみたいにおだて上げたことを自奨しています。彼らはこれが大変に良いことだと思っています。だとしたら、この作戦をさらに進めるために、私と討論してこれらの問題の良い点を連ね上げて私を完全に破壊してはいかがですか?
オバマ陣営はラッシュ・リンボーを攻撃し傷つけることで、共和党の信用度も落とそうという魂胆だったのだろうが、政治は素人ばかりのオバマ陣営とちがって、リンボーはこの道20年の政治評論ベテランである。そうやすやすとオバマやその飼い犬たちに傷つけられるほどヤワではない。それどころか、かえってリンボーの人気が上がり、もっと多くの人たちがリンボーに耳を傾けるようになったら、それこそオバマ王は困るのではないかな。
オバマ王がラッシュ・リンボーの挑戦を受けることはないだろう。いくらオバマ王がナイーブでもそこまで馬鹿ではあるまい。
March 4, 2009, 現時間 6:26 PM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 28, 2009
オバマ王のイラク撤退計画、ブッシュのそれと何処が違うの?
ちょっと驚いたのだが、今朝のAPニュースフィードによると、オバマ王のイラク撤退計画は、オバマ王子が選挙運動中に公約として立てた計画とはかなり違っているだけでなく、ほぼジョージ・W・ブッシュ前大統領がお膳立てした通りの計画に沿ったものだと書かれている。リンク先の記事では今回の計画がオバマの公約とどのように違うのかが箇条書きで羅列されているのでひとつづつ追ってみよう。
- 戦闘部隊の撤退はオバマの公約より三ヶ月長くかかる。完了するのは2010年の8月の終わりで、オバマ就任後19ヶ月後ということになる。もっともオバマは選挙運動中戦争を早急に終了させることの決意を強調していたが、オバマの演説では常に融通性が小さい印刷文字で強調されている。
- 撤退は月に戦闘旅団一隊づつという一定の速度ではなく、オバマが何度となく繰り返したように下膨れになっている。部隊の配置は今年一杯から2010年の最初の数ヶ月はほぼブッシュ時代と同じである。オバマの計画では大量の兵士が引き上げるのは来年の春か夏頃からになる予定だ。 大統領は撤退の速度は現場の司令官の決断に任せる意志である。
- 撤退後も多くて5万の兵が残る。これは完全撤退を望んでいた反戦民主党支持者の胸を傷めた。
つまりオバマの公約は常に注釈付きというもの。小さい文字で書かれた注意書きをちゃんと呼んでおかないとオバマの本意は見逃すということだ。APがそれを指摘するというのも興味深い。
撤退完了は19ヶ月後とはいっても、ほとんどの兵士は来年の春か夏頃まで駐留し、実際に撤退が始まるのはその後だというのだ。しかも実際の撤退ペースは現場に任せるというのなら、これはオバマの新しい撤退計画というより、ブッシュ大統領の計画そのものではないか?
マケイン上院議員は選挙運動中にイラクにはアメリカ駐留軍を半永久的に残すべきだと語った時に、オバマはマケインはイラクをアメリカの植民地にしたいのだなどと批判していたが、いざ自分が大統領になったら少数とはいえアメリカ軍を残すことにするという事実をどうやって説明するのかねえ。
以前にもカカシはこと対テロ政策においては、オバマもいずれブッシュ政策が正しかったことに気がつくはずだと書いた。パキスタンしかり、アフガニスタンしかり、そして無論イラクしかりである。
ところで私が冒頭で「驚いた」と書いたのはオバマの計画がほぼブッシュ計画にそのまま従っているということについてではない。私が驚いたのはAPがその事実を報道したということだ。もっともAPはこのリストの後に、オバマがどうして計画を変更させたのかという言い訳をだらだら書いている。ま、理由はどうあれオバマが現場の将軍たちの意見を取り入れて、アメリカ軍やイラク国家に危険が及ばないような政策を取ってくれるというのならそれに越した事はない。はっきり言って、オバマが選挙公約したことをいちいち実現させたりしてもらってはこちらとしては迷惑だからね。
しかし、そういうことになるんだったら、何の経験もない素人のオバマではなくて、増派計画を最初から推進していたマケイン議員に大統領をやってもらったほうがよかったんじゃないの?え?投票拒否した保守派の皆さん?
February 28, 2009, 現時間 10:00 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 24, 2009
オバマ応援市民団体の相次ぐ違法行為、今度は不法侵入
オバマ王及び民主党の選挙運動で違法行為も含め、民主党候補を当選させるためなら手段を選ばぬその方法で悪名たかい左翼過激派市民団体ACORNが、今度はオバマ王の住宅ローン救済案を応援すべく、銀行から差し押さえになった住宅へ不法侵入するという行為に出た。
バルティモアーでは、ACORNのメンバーが差し押さえになった住宅を閉鎖している錠を切って浸入するという事件があった。ACORNはこの不法行為を市民抵抗運動だと主張している。
2月19日、ドナ・ハンクスという女性の差し押さえになった元の家にルイース・ベバリーを筆頭とするACORNのメンバーが数ヶ月前に立ち退いたハンクスを引き連れて扉についていた錠をやぶって侵入。べバリーは「今やここは我々の家だ」と宣言した。
「我々のしていることは実質上の不法侵入です。しかしこれがこの家に住むための市民抵抗運動のやり方なのです。」とべバリー。「法律上、これは間違っています。しかし 彼女がこの家に住むには不法滞在しか道はないのです。我々はこの時点においてこの家族を救うにはこれが正しいやり方だと感じています。」
不法侵入したACORNのグループは家の壁にスプレーペイントで落書きまでしたという。ACORNは3月4日から始まることになっているオバマの経済活性法に先駆けてバルティモアーだけでなく全国数箇所の都市でこのような抵抗運動をするつもりだと宣言している。
「ごらんのように、ドナは彼女の家を取り戻し、玄関の鍵を変えました。」とべバリーは語った。
しかし、住宅ローンが払えず立ち退き命令が出た後での居座りは完全な違法だ。この家は彼女の家ではないのである。この不動産の管理会社はACORNによる不法侵入についてテレビ局から連絡があるまで知らなかったといい、即地元警察に通報、弁護士に連絡したという。
2008年の6月にこの家を19万2千ドルで購入した新しい持ち主のウィリアム・レーン氏はACORNを訴えるつもりだと語っている。検察はルイース・べバリーを空き巣の疑いで逮捕する予定だという。
ところでACORNが犠牲者として祭り上げているドナ・ハンクスだが、記録によるとハンクスは2001年にこの家を8万7千ドルで購入。五年間のうちにローンの借り換えを行い、なんと27万ドルのローンに膨れ上がってしまったとある。ということは、ハンクスは家を抵当に第二のローンを組んだことになる。いったい彼女はこの金を何に使ったのだ?
この家は最初2006年にすでに抵当差し押さえになっていたのだが、ハンクスは破産宣告をし、4つ貸付銀行に1万5百ドル支払う契約を交わし差し押さえを逃れていた。
この女性はアメリカの経済難の犠牲者というより、身分不相応の生活を維持するために家を抵当にして借金をし、それが支払えなくなって家を失っただけの無責任な女性なのだ。こんなの自業自得ではないか。
今、カカシはまたまた出張中。二週間の予定だったのだが、上司から電話で「出張手当がもったいないから週末はホテルを引き上げて家に帰れ」と言われた。確かに近場なので帰ろうと思えば帰れないことはないが、ということは金曜日の仕事の後、渋滞する高速を何時間もかけて運転して帰り、月曜日の朝早く、もしくは日曜日の真夜中にまた3時間かけて運転して戻ってこなければならないということになる。週末はホテルでゆっくりしようと思っていたのに、完全に予定が狂った。
上司がこういう細かいことで経費の節約をしようとしているのも、現在アメリカを襲っている不経済が原因だ。我々一般のまじめな納税者がこうやって節約しているというのに、オバマ王は無駄使いして家をうしなったハンクスのような人間を救うために我々の血税を無駄遣いしようというのである。
まったくいい加減にしてほしいよ!
ホテルに帰ってテレビをつけたら、オバマが議会演説をしていてどのチャンネルもその中継ばっかり。消えろ~、お前の顔なんかみたくない!
February 24, 2009, 現時間 11:16 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 22, 2009
米国各地で抗議デモ、オバマの施し案に反発の声高まる
救世主オバマ王はポークだらけの経済活性案で国の財政難を乗り切ろうとがんばっているが、今度は住宅ローンを払えずフォークロージャー(抵当物受戻権喪失)になって家を失う憂き目にあっている人々を救おうと、モーゲージプランと言う住宅ローン救済計画を提案している。
しかし、今現在ローンが払えなくなっている人たちというのは、90年代の不動産バブル当時に身分不相応な住宅を購入し、その上に家を抵当に理不尽なローンを組み、今や家の価値より高いローンをもつはめになってしまったなんて人たちがほとんどなのである。例えば、これは朝のラジオで聞いた話なのだが、年収8万ドルというある男性は、数年前に50万ドルの家を購入。住宅ローンの他にも第2第3のローンを家を抵当に組んで、いまでは完全に首が回らなくなってしまったという。しかもこの男性は二人の子供を授業料の馬鹿高い私立高校に送っている。このままローンが払えなくなったら家を引き払ってアパート住まいになり子供も公立学校に転向しなければならない。うわ〜かわいそ〜!
なんで将来の見通しも着かない理不尽なローンを組んだ人を救うために私たちの血税が浪費されなきゃならないわけ?年収8万ドルっていったらそこそこの給料じゃない。奥さんがパートでもすれば結構いい暮らしできるでしょうが。子供を身分不相応な私立なんかに行かせないで公立に送り、50万なんていう高価な住宅じゃなく30万くらいの家に住んで、贅沢三昧さえしないでいれば家を失うなんて羽目にはならなかったはず。しかも家を抵当に第2第3のローンなんか組んでどうやって払うつもりだったのよ。
ちなみにミスター苺が10代の頃、ミスター苺の父親が全く同じことをやってサンフェルナンドバレーにあった高級住宅から家族5人が追い出される羽目となったことがある。当時ミスター苺は家に張られた立ち退き状の張り紙をカカシに見せてくれたことがある。ミスター苺の妹も弟もまだ小さかったので可哀想だった。だからといって何故無理な借金をしたミスター苺の父親のような人の尻拭いを、身分相応な中古マンションを買って我慢してる堅実なカカシ夫婦のような納税者が血税でしてやらなければならにのだ?間違った判断で謝った計算をした人はその間違いの償いは自分でするべきであり、政府からの救済を期待すべきではない。それが自由主義社会に生きるものの責任だ。
オバマのあまりにもひどい救済案にアメリカ各地でボストンティーバーティならぬシカゴティーパーティと呼ばれる抗議運動が起きている。
ボストンティーパーティ:1773年12月16日に、アメリカ・マサチューセッツ州ボストンで、イギリス本国議会の植民地政策に憤慨した植民地人の組織が、アメリカ・インディアンに扮装して、港に停泊中のイギリス船に侵入、イギリス東インド会社の船荷の紅茶箱をボストン湾に投棄した事件。アメリカ独立革命の象徴的事件である。
この運動はCNBCテレビの株式専門のアナウンサー、リック・サンテリ氏がシカゴの株式取引の会場からの中継で「政府はひどい振る舞いをしている」とオバマの住宅ローン救済案を批判し株式取引会場のトレーダー達から拍手喝采を受けた。気をよくしたサンテリ氏が市民に抗議のシカゴティーパーティを呼びかけたのがきっかけだ。(この中継ビデオはこちらから観られる)
月曜日はシアトル、火曜日はデンバー、アリゾナ州のメサは水曜日、今日(2月21日土曜日)はカンザスのオーバーランド。なんとすごい一週間だったのだろう!ね?反活性、反エンタイトルメント(もらって当然という態度)抗議が始まった。おの運動はCNBCアナウンサーのリック・サンテリの「シカゴティーパーティ」呼びかけでさらに活気を帯びた。
ミッシェルが報告している抗議デモの中でも、おもしろいプラカードがあったのでリンクを張っておく。
「経済活性、私にタミータック(お腹のたるみを治す整形手術)をおくれ!」「オバマ王万歳」「私に自由を、でなければ大画面テレビをちょうだい!」なんてのがあった。
おい、救世主気取りのオバマ王、聞いてるか?
February 22, 2009, 現時間 6:50 PM
| コメント (0)
| トラックバック (1)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 21, 2009
経済活性案:オバマから極左翼犯罪市民団体ACORNに莫大なご褒美配当
この間上下両議会で通過したオバマ及び民主党の経済活性法案に含まれるプログラムには、経済活性とは何の関係もない信じられないような怪しげなものがたくさんある。そのなかでも頭に来るのは、先の選挙で多大なる選挙違反をしてオバマ及び民主党候補の当選に貢献し、連邦警察から取り調べを受けている最中の左翼過激派市民団体ACORNへの莫大な資金配当が含まれていることだ。
ACORNがどういう団体かという話は、当ブログのここで説明した通りだが、もう一度繰り返すと、、
オバマには選挙違反連続で警察沙汰になっているACORN(エーコーン)という市民団体がくっついている。このグループは選挙権があろうとなかろうと移民や犯罪者に金を払って選挙登録をさせ、その名前を使って投票権を自分らで埋めて郵送するという違反で何人もそのメンバーが逮捕されている。
私がこの話を最初に書いた時、例の左翼変態フェミニストの小山エミは私が事実も確かめずにアメリカ保守派の放ったデマに騙されていると自分のブログに、あたかもカカシが簡単に騙されるノータリンであるかのような嘘を書いていた。しかし、ACORNが極左翼で民主党候補を当選させるために手段を選ばぬ汚い手口で違法な選挙運動をやっていたことは公共に記録が残る事実である。左翼変態フェミニストの小山ですら、ACORNの従業員が選挙違反をやって逮捕された事実は否定していない。ま、それについては詳しくリンク先のエントリーを読んでもらうとして、オバマ及び民主党はこのACORNの手柄にかなり感謝しているらしく、『ようやった、褒美をつかわす』とばかりに、国民の血税を浪費してACORNが主体となる地域発展基金とよばれるまやかしプログラムに41億9千万ドルを割り当てることにしたというのだ。ま、オバマは大統領のすばらしい経歴のなかで2年間の上院議員体験を除けば、このコミュニティーオーガナイザー(地域発展とか地域組織計画)とかいうわけのわからない運動をしていたから、そういう関係で昔からふか〜いつながりのあるACORNのような団体に金が横流れするのは当たり前と言えば当たり前だ。
ACORNなんかに金をつぎ込んで、アメリカ社会の経済がどう活性化するというのだ、オバマ王!答えよ!
ところでオバマが大統領になって空席となったイリノイ州の上院議員の席を埋めた議員が、またまたスキャンダルで失脚しそうなのだが、その後がまになる人というのがまた、地元暴力団べったりな上にオバマとも親密な仲だという。その話は回を改めてするが、オバマという男は脳足りんで馬鹿で行き当たりばったりなだけでなく、心底腐敗している。
なんでこんな奴を大統領にしたんだ〜! オバマに投票したアメリカ人、恥を知れ!
February 21, 2009, 現時間 8:44 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 20, 2009
ブッシュを猿扱いしてたくせに良く言うよ、チンパンジー風刺漫画に言いがかりをつけるリベラルたち
このあいだアメリカではコネチカット州である婦人のペットの雄チンパンジーが隣人を襲って大けがを負わせ、警察官に撃ち殺されるという事件があったのだが、それにかけて最近通った経済活性法案を批判する風刺漫画がニューヨークポストに掲載された。それを巡って漫画がオバマをチンパンジー扱いしているという言いがかりをつけて、アル・シャープトンというリベラルの黒人運動家が世論を煽っている。
【ニューヨーク=長戸雅子】米紙ニューヨーク・ポストがオバマ氏をチンパンジーに見立てたととれる風刺漫画を掲載し、「人種差別を連想させる」と非難されていた問題で、同紙は20日付紙面に、「この漫画を不快に感じた人々に陳謝する」との謝罪文を掲載した。
同紙は「18日に掲載した漫画がオバマ大統領を描写したもので、人種差別的な意味があると読み取った人がいるが、そういう意図はまったくない」と釈明した。一方で、「これまでもポスト紙と意見を異にした人やメディアがおり、今回の件を仕返しの機会にしようとしている。こうした人々には謝罪する義務はない」とも付け加えた。
問題の風刺漫画は2人の白人警官がチンパンジーを射殺し、「次の景気対策法案を書いてもらう人をみつけないといけないな」と話しているというもの。米東部コネティカット州で16日、チンパンジーが人を襲って射殺された事件を題材にしている。
さらにオバマ大統領が17日に総額7870億ドル(約72兆円)規模の景気対策法案に署名したことから、オバマ大統領をチンパンジーに例えたとの見方が広がった。
黒人市民運動家のアル・シャープトン師は18日、「人種差別主義者は黒人をサルになぞらえてきた歴史がある」として漫画を強く非難した。同紙を所有するメディア大手ニューズ・コーポレーション前では、不買を呼びかける抗議デモが行われた。
オバマは単に署名しただけで、発案したのも議案を通したのも民主党議会である。だからこの漫画がチンパンジー以下だと言っているのは議会のリーダーたちであるペロシ議員(白人)とハリー・リード議員(白人)のことだと受け取れる。それをチンパンジーだから黒人のオバマのことを指していると解釈することのほうがよっぽども人種差別意識をあらわにしているではないか?
だいたいリベラル連中はジョージ・W・ブッシュを一体何度猿扱いしたか知れない。取り方によってはそう取れるなんてやわなものではなく、「好奇心旺盛なジョージ」という猿を主役にした子供向けの童話を元に、Wのことを「猿のジョージ」と平気で呼んでいた連中が、たとえオバマがチンパンジーになぞられたとしても、今更何をいきり立つ権利があるんだとカカシはいいたいね!
ニューヨークポストもこんなことで謝るな!
February 20, 2009, 現時間 5:37 PM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
核武装目前のアルカイダ、悪化する中東情勢に無頓着なオバマ王
選挙運動中オバマ王子はブッシュ政権のイラク政策について、アフガニスタン状況を無視してイラクに没頭しすぎたおかげでアメリカの対テロ戦争の戦況は悪化したと散々批判していた。だが、いったん政権を握ったオバマ王はアフガニスタンやパキスタンの状況が急速に悪化していることに完全に無頓着である。
スタン諸国の状況悪化を完全無視して、オバマは経済活性案の通過にばかり力を入れていた。しかしその割には下院のペロシ議長と上院のリード議員に法案を全面的に乗っ取られ、経済活性どころか、その無駄遣いだらけ法案はルーズベルトも真っ青になるようなニューディールまがいの社会主義活性案と化してしまった。
オバマが国内でその指導力のなさを見せている間に、先日お話したキルギスタンの議会では、正式にマナス米軍基地の閉鎖が承認された。この閉鎖に関してはロシアのプーチンの差し金があったことはこの間も説明した通りだが、なぜロシアは20億ドルという巨額の金を出してキルギスタンの基地を閉鎖させたのだろうか?
実は、最近オバマは、悪化するアフガニスタンに地元米将軍らの強い要請を受けて17000の増派をすると約束した。しかしこれだけの数の援軍を移動させるには、どの通路をつかってアフガニスタンに送り込むかということが問題になる。キルギスタンの航空基地が使えないとなると、アメリカの援軍は別の道を通って移動しなければならない。パキスタンからの入国は、最近パキスタン政府と交渉に成功したアルカイダ系タリバンが国境を塞いでいるので不可能。中国やイランからの入国は問題外だし、近隣のスタン諸国も皆、何故かアメリカ軍の通過を拒絶している。
ただひとつ、アメリカ軍に残された移動通路とはどこか? それはロシアである。
2009年2月6日付けAPより:モスクワ — ロシアは金曜日、キルギスタンの米空軍基地閉鎖の決断を変更するまでの間、アフガニスタンへの殺傷目的以外の軍事物資の郵送にロシア領域の通過を許可すると発表した。 ....
ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相はロシアが提供するのが陸路か空路かは指定しなかったが、米軍とNATOはかさばる貨物の安価な輸送のため主に陸路に関心がある。
米軍の物資輸送を歓迎することによって、ラヴコフ外相はワシントンに、アメリカが中央アジアに関してモスクワと交渉するつもりがあるなら、ロシアはアフガニスタン対策に協力する用意があるというシグナルを送っているかに見える。
自分たちで他の通路をすべて塞いでおきながら、米軍の輸送を歓迎するだ?盗人猛々しいとはこのことだ。今は殺傷目的以外の物資輸送と限定しているが、ロシアはそのうち軍隊の移動も許可すると言ってくるだろう。だが、これには大きな問題がある。
アメリカ軍が援軍の移動にいちいちロシアの許可を取らなければならないとしたら、ロシアはアメリカ軍及びNATO軍のアフガニスタン戦略にいちいち口を挟めるということになるからである。先ず、ロシアには米軍の作戦が筒抜けになるだけでなく、ロシアが気に入らない戦略は阻止されることになる。つまり、ロシア通路を使うことになれば、アフガニスタン対策はロシアが采配を握ることになるのだ!
オバマ王はこの重大な状況変化に気がついているのだろうか?
だが、これにも増して恐ろしい状況がパキスタンで起きている。先日パキスタン政府はタリバンと和平合意を実現させた。
パキスタン、武装勢力と和平合意 北西辺境州政府
【イスラマバード16日共同】パキスタン北西辺境州政府は16日、イスラム武装勢力との戦闘が続く同州マラカンド地域で、裁判制度にイスラム法(シャリア)導入を認めることなどを条件に武装勢力と和平合意したと発表した。
マラカンド地域内のスワト地区では激しい戦闘が続き、多数の避難民が発生していた。戦闘激化を受けて州政府側が妥協したといえる。マラカンドの周辺を含め、武装勢力の影響力増大が懸念される。隣国アフガニスタンで続く旧政権タリバン掃討作戦にも影響を与えそうだ。
州政府が和平合意したのは同地域の2大武装勢力の一つ。もう一方の勢力とも交渉を進めており、攻撃されない限り反撃しない方針を示した。中央政府のザルダリ大統領も合意を承認した。
テロリストとの約束など署名した紙ほどの値打ちもない。タリバンは新しく獲得した領地を基盤としてアフガニスタンやパキスタンへの攻撃を激化するつもりなのは火を見るより明らかではないか。パキスタン政府には今の時点でイスラム武装勢力と戦う能力がないとすれば、今後ますます強化するタリバンがパキスタン全土にその勢力を拡大しようとしたら、どのように応戦するつもりなのだ?
オバマ王はこのパキスタンでの出来事にまったく関心を示していない。オバマは選挙運動中は今すぐにでもパキスタンへの武力行使をするようなことを言っていたのに、大統領になったらイランにへつらってみたり、アルジェジーラ紙でブッシュ時代のアメリカによる「悪行」を謝ったりするのに忙しくて、パキスタンの「パ」の字も言わなくなってしまった。
このままテロ軍団がパキスタンで勢力を拡大し、パキスタン政権を剥奪してしまったらどういうことになるのか、救世主オバマは考えたことがあるのか? パキスタンには実験済みの核兵器があるんだぞ!!
どうしてこんな馬鹿が世界最強の国アメリカの大統領になれたのか、カカシは不思議でしょうがない。なんでアメリカ市民の半分がこんなまやかし男に騙されたのだろうか。中東のイスラム武装勢力から世界平和をかろうじて守ってこれたのは、ジョージ・W・ブッシュという人がいてくれたからだ。ブッシュという目の上のたんこぶがなくなったテロリストどもは、弱体とみたオバマアメリカに容赦なく戦いを挑んでくるだろう。
オバマ王はその戦いがすでに始まっていることに気がついているのだろうか?
February 20, 2009, 現時間 10:17 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 15, 2009
手放しで喜ぶな!ヒラリー国務長官の東洋訪問、消去法で選ばれた日本
ヒラリー・クリントン国務長官の最初の訪問国が日本になったことで、今後アメリカは日本並びに東洋を重視する政策なのではないか、と外務省は喜んでいるようだが、実は真相はそんな単純なことではないと、産經新聞の古森義久さんは警告する。先ずは読売新聞の記事から。(強調はカカシ)
日本が最初の訪問国…クリントン国務長官、16日来日
クリントン米国務長官が16日に来日する。クリントン氏の外国訪問は就任後初めてで、新任の国務長官が最初の訪問国に日本を選ぶ初のケースともなる。17日に行われる麻生首相、中曽根外相、浜田防衛相との会談では、日米同盟の重要性を再確認するとともに、北朝鮮問題などアジア情勢を中心に、国際社会の懸案について幅広く協議する見通しだ。(中略)
日本政府は最初の訪問国が日本となったことを「日米同盟重視を示す象徴的意味がある」(外務省幹部)と歓迎している。
...クリントン氏は滞在中、小沢民主党代表、北朝鮮による拉致被害者の家族とも会談する。(2009年2月15日00時53分 読売新聞)
外務省の歓迎ぶりとは裏腹に、古森さんによると、オバマ大統領は中東や南米にはすでに別の代表を送り込んでいるため、クリントン国務長官の行ける場所は北東アジアのみとなったのだと説明する。
オバマ大統領は外交の出発点でジョージ・ミッチェル元上院議員を中東担当特使に、リチャード・ホルブルック元国連大使をアフガニスタンやパキスタンのイスラム過激派がらみの西南アジア担当特使に任命した。いずれも国務長官の管轄下におかれるとはいえ、大統領と直接、協議する権限も与えられた。
中東、イスラム、対テロと、米国政府にとってみな切迫した主要課題を国務長官とは別個の特使が扱うのだ。だからクリントン国務長官とすれば、中東には直接に関与できず、アフガニスタンやパキスタン、インドにもすぐに手を出すこともできなくなった。しかも欧州は6日からのミュンヘン安全保障会議に米国代表としてはバイデン副大統領が参加し、短期にせよ、欧州やロシアの担当の形になっていた。
そうなると、クリントン長官に残された地域は中南米と北東アジアだけとなった。だが中南米は国によっては激しい反米感情があり、国務長官の来訪でどう爆発するかわからない。
となると、残された訪問地域は北東アジアしかないことになってくる。...「クリントン長官がアジアを最初の訪問の対象に選んだのは『消去法』の結果だといえる。
もともとカカシはオバマ政権にとって外交政策が真っ向から対立しているヒラリー・クリントンを国務長官としたことには問題があると考えていた。これは別にヒラリーに国務長官としての技量がないという意味ではなく、ヒラリーとオバマとでは考え方が違いすぎるからで、国務長官は大統領の意志を代弁する立場である以上、あまりにも意見の対立する人間を起用するのは賢いやり方とは言えないという意味だ。
しかし、オバマはこの問題を解決するために、ヒラリーを無難な国々に送り込んで、『大切な国々』は自分の信用出来る配下を送り込むことにしたらしい。
正直な話、オバマの各部署への人選はお粗末としかいいようがない。ホルブルックはまだしもミッチェルなど中東の専門家ではないし、これ以前にもオバマはイラク大使選考の際に一端は大使の座をイラク問題では信用の厚いアンソニー・C・ズニーニ将軍(Gen. Anthony C. Zinni)に依頼しておきながら、後で軍人ばかりで大使の座を埋めるのはよくないと考えを変え、本人に何の断りもなく数日後ベテラン外交官のクリストファー・R・ヒル(Christopher R. Hill)をイラク大使に任命してしまった。ズニーニ将軍は任命に変更のあいさつも受け取らなかったと、そのあまりの失礼さに怒って公に抗議するという一幕があったばかりだ。オバマの人選は候補者のスキャンダル続きで候補を辞任する人が多いなか、ズニーニ将軍には脱税や他のスキャンダルが全くなかったので、オバマ政権には適さなかったのだろう。
ヨーロッパにバイデン副大統領を送り込むのもどうかと思う。バイデンは口を開けば馬鹿なことばかり言って、ほんの数週間で何回オバマに恥をかかせたかわからない。そういうノータリンにロシアの行動が気になるこの時期にヨーロッパを任せていいのかねえ、、
というわけなので、東洋諸国としてはヒラリーに来てもらってありがたいかもしれないが、そう手放しで喜んでもいられないということらしい。
February 15, 2009, 現時間 9:28 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 14, 2009
何が経済活性だ! 民主党だけで通したオバマの無駄遣い八千億ドル社会主義法案
アメリカの議会では去年の暮れあたりからアメリカ及び全世界を襲っている経済危機からアメリカを救うべく経済活性案なる予算案がオバマ大統領によって提案され、その審議が行われていた。法案は下院では共和党議員全員の反対を押し切って民主党のみで通過し、上院でも三人ほど裏切り者が出たが以外は共和党の支持はほとんどえられないまま、60-38票で通過した。
【2月14日 AFP】米上院は13日、総額7870億ドル(約72兆円)規模の景気対策法案を賛成60、反対38で可決した。バラク・オバマ(Barack Obama)大統領は同法案を、「不況に陥った米経済を救済する取り組みの始まり」と位置づけている。
オバマの『活性案』にはACORNを始め、オバマや民主党議員たちが個人的に気に入っている企業や団体などへの基金や、議員達の代表区へのインフラ援助や、経済には何の関係もない芸術、教育、福祉といったルーズベルトのニューディールさながらの社会主義的なプログラムへの予算が含まれており、経済活性案というより、社会主義活性案と言った方がいいような議案になっている。こういう贅肉だらけの無駄使いのことを米語では『ポーク』と呼んでいるが、これが実現されれば、アメリカは経済危機から抜け出るどころか、さらに多額の負債を抱えることになりインフレが上がり大変なことになると専門家たちの間でも批判が出ている。
ここ数日、オバマ大統領は記者会見を開いてみたり、地方都市に出かけて行っては、この『活性案』を今すぐ通すことがどれだけ大事かという演説をぶっていたが、その内容が広くしられるにつれ、国民からの支持は減っていた。民主党が多数議席を握る議会では、共和党の票などなくても法案を通すことは可能なので、オバマ大統領は何も国民にこの法案の必要性を訴える必要はない。だが、オバマは選挙前に、自分はブッシュ大統領とは違って党を超えた両党政策を取ると言い張っていた手前、多少なりとも共和党の支持を得たかった。(第一失敗した場合、民主党だけで責任取りたくないもんね〜。)それで共和党の代表区へ出かけて行っては、市民に代表議員に働きかけて議案が通るように呼びかけてほしいと訴えたわけだ。
そんな共和党地区イリノイ州において、先日オバマ大統領は経営が傾き経済救済の対象となっているカタピラー社の社員らを含む有権者たちを前に法案の必要性を訴えた。オバマは、この活性案が通ればカタピラー社は一時解雇になっている2200人を再雇用する計画があると語った。(カタピラーの社長はそんな約束をした覚えはないと否定している。)
大統領自らが有権者に地区代表議員のアーロン・ショック(共和)下院議員(Rep. Aaron Schock)に法案の通過を訴えるよう呼びかけたが、それについてショック議員は議会において次のように語った。
大統領の演説の後私は居残りましたが、興味深いことにカタピラー社の誰一人として私に近づき法案に投票しろと言うひとは居ませんでした。それどころか、私はこの法案に反対票を入れろという電話やメールや手紙を、カタピラー社の社員だけで1400も受け取りました。
ショック議員はイリノイ代表を二年勤めたこともあるエイブラハム・リンカーン大統領の言葉を借りて「スカンクを殺したのは、その評判からだ。」と締めくくった。
残念ながらスカンクは殺されることなく、アメリカ全土にその悪臭を振りまくことになる。この先アメリカ人はかなり財布の紐を締めてかからなければならない。なにしろ政府が人々の財布をこじ開けて税金をふんだくろうというのだから。
ところで民主党議会の無駄使いが行き過ぎて破産状態になっているカリフォルニアでは、共和党の知事のシュワちゃんが一生懸命がんばった甲斐もなく、無駄使い予算を全く削らないまま、税金引き上げで帳尻を合わすことになった。怒ったシュワ知事は州公務員を毎週金曜日、給料なしで自宅待機させることにした。しかしシュワちゃんが一人でいくら頑張ってもカリフォルニアの民主党は腐敗しきっているし、弱小共和党は民主党からのおこぼれをせびるので精一杯。
南カリフォルニアはハリウッド近郊に済むカカシも気がついたことだが、最近になってこのあたりの市では、これまでは時間制限はあったが無料駐車が出来た道路脇がすべて有料駐車になっただけでなく、夕方6時以降や日曜日は無制限で無料だった地区も夜10時を過ぎないと無料にならず、日曜日も例外に入らなくなった。
今後は州民税やガソリン税や消費税がすべて上がるそうだ。カリフォルニアはそれでなくても企業への税金が高い。ハリウッドの映画会社ですら撮影を外注するくらいだ。大企業はこれまで以上にどんどん税金の低いラスベガスやテキサスやアリゾナに移転してしまうだろう。そうなれば残された州民の間での失業率がさらに増える。それに加えて税金の値上げだと?失業者からどうやって税金取るんだ、このアホ!
だから民主党に政治を任せちゃいけないってカカシはずっと言ってんだよ!
February 14, 2009, 現時間 11:32 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 7, 2009
プーチン、オバマに一発かます
今回はキルギスタン(Kyrgyzstan)という元ソ連圏にあった「スタン諸国」のひとつについてお話したいと思う。ミスター苺が詳しく説明してくれてるので、それを元に紹介しよう。この先はミスター苺口調でいくのであしからず。
尻の青い政治家が大統領などになって「世界の市民」とかナイーブなことを言っていい気になっていると、アメリカは海千山千の諸外国にいいようにおもちゃにされる。外交官として何の経験もないオバマは何が起きたのかさっぱりわからず狐につままれたような顔できょとんとしている。だから言っただろうが、こんな青二才を大統領にしたらアメリカは大変なことになるって。
キルギスタン(Kyrgyzstan:キルギスタンの大統領は火曜日、アフガニスタン軍事作戦の援助に使われて来た 米国の空軍基地の使用を終了させる と発表した。
え -- ? 何だって? どっからそういう話が出てくる訳?
インターファックスとRIAーノヴォスティ(Interfax and RIA-Novosti )によると、この声明はKurmanbek Bakiyev(キルギスタン大統領)によって、ロシアがこの元ソ連圏の貧乏な国に何億ドルという資金援助をすると発表した数分後に出された。
その金額というのは、キルギスタンに先ず直接一億5千万ドル($150 million)の支援金が払われ、それプラス20億ドルの借款を保証するというもの。これに比べたらアメリカが毎年支援金として払って来た1.5億ドル (基地使用料の6千3百万を含む)なんて雀の涙みたいなもんだ。
ソビエト連邦ロシアがキルギスタンに資金援助をすることと、キルギスタンがアメリカを基地から追い出すのとどういう関係があるのかというと、
キルギスタンの、中央アジア国の首都ビシケク(Bishkek)外側に位置するマナス(Manas)基地の米軍による使用を終わらせるという決断は、米国とNATO(北大西洋同盟)のアフガニスタンにおける軍事行動に大きな影響を及ぼす恐れがある。アフガニスタン・イラク米軍司令官のデイビッド・ペトラエウス将軍は、先月中央アジアを訪れた際、マナス空軍基地はここ数ヶ月のうちにアフガニスタンに3万ほど兵力を増派するために鍵となる場所であると語った。.....
米国は2001年9月のテロ攻撃の後、アフガニスタン作戦の後方援助のためキルギスタンのマナスとその隣国のウズベクスタンに空軍基地を設置した....
ロシアは自国の戦略上の裏庭と考える地域に米国の存在があることをずっとうさんくさく感じていた。

スタン諸国
キルギスタンは中国の左隣(政治的にではなく地理的に左)にある小さな緑色の国で、キルギスタンにつきささってるような小さな緑色の国がウズベクスタンだ。そのすぐ下にある二つの国はタークマニスタン(薄緑)とタジキスタン(紫)。そしてもちろんアフガニスタン(茶) 言うまでもないがロシアは地図の頭部にあるだだっぴろいオレンジ色の国。
ではここでどういう課程でこういうことになったのかおさらいしてみよう。
2001: 911同時多発テロ発生。ジョージ・W・ブッシュ大統領がどう説得したのか、孤立主義で悪名高いキルギスタンとウズベクスタンというふたつの国に、このイスラム圏で元ソ連衛星国家だったふたつの国に、アフガニスタンにおけるアルカイダとタリバンの独裁を破壊すべく、『永続する自由作戦』(Operation Enduring Freedom)において空爆援助に必要な空軍基地設立を承諾させてしまった。
2005: ウズベクスタンにおいてイスラム過激派のテロリスト容疑者の裁判が行われた。人に依ては彼は単なるビジネスマンで政府にぬれぎぬを着せられたと言う人もあるが、誰と話すかによってこれは異なる。ともかく、この裁判に怒った地元市民がAndijan市で暴動をおこした。ウズベクスタン政府はイスラム過激派を鎮圧するという口実でしょっちゅう自国民を弾圧してきていた。武装した群衆は容疑者の収容されていた留置場を攻撃し、容疑者を解放し、建物に放火し政府役人を人質にとった。これに対応してウズベク軍は群衆に発砲し400人から5000人の市民が殺された。ウズベク政府は殺したのは187人だと主張しているが。
このウズベクスタン政府の強行な手段を西側諸国はこぞって糾弾した。しかしブッシュ政権だけは、もっと公平な調査をすべきだと主張した。 そもそも事件の発端は武装した群衆による攻撃だったわけで、政府役人が人質にとられたり政府の建物が放火されたりしているのである。この際、イスラムテロリストを含む多くの犯罪者が解放されてしまった。政府の対応が行き過ぎだったとしても、一方的な糾弾は早計だという理屈からである。
ところがここで、おせっかいにも元共和党大統領候補ジョン・マケインを含む穏健派共和党上院議員4人と現副大統領のジョー・バイドンを含む二人の超リベラル民主党議員が、ブッシュ政権に対してウズベクスタンに半永久的に米空軍基地を設けるというウズベクスタンとの交渉は即打ち切るべきだと声明文を出した。 これに怒ったウズベクスタン政府は米軍を自国から追い出してしまった。おかげでアフガニスタンへの後方援助のできる米軍空軍基地はキルギスタンのみとなったのである。
議員たちはブッシュ政権にウズベクスタンに常時基地を設立することを考え直すように陳誠し、また合衆国はウズベクスタンとの関係を変更する柔軟性をもたせるために、キルギスタンのような別の隣国に基地を建てることを考えるべきだと主張した。
「戦略的に重要な地域において、政府との関係を断ち切るかどうかが難しい質問であることは理解できます。」「しかしながら、Andijanでの惨殺の結果、アメリカはウズベクスタンとの関係を変更しないわけにはいかないのです。」
2005: この間、三月におきた「チューリップ革命」にも関わらず、キルギスタンはジョージ・W・ブッシュが大統領である限り、米国に空軍基地の使用を許可した。
2005-2008: 2008年まで大統領をつとめその後は首相となったプーチン(Vladimir Putin)は急激に西側諸国に攻撃的な姿勢をとるようになっていった。イランのムラー達やアクマディネジャド大統領と親密な交際をはじめ、カスピアン海の自然ガスや原油のパイプライン独占権を強化する方針をとるようになった。 偶然だがカスピアン海といえばスタン諸国に一番近い海であり、バク→ティビリシ→セイハンのパイプライン(Baku-Tbilisi-Ceyhan pipeline)はキャスピアン海から始まって、アザバジャンとグルジアそしてトルコを通って地中海にそそぐ。バク→サプサ、バク→ノボロシスク(Baku-Novorossiysk)原油パイプラインも、いま提案されているトランスキャスピアン自然ガスパイプラインも同様だ。この自然ガスはキャスピアン海からタークメニスタンの地下から掘られることになり、スタン国としてロシアの影響をうけずに独立した発掘ができるはずのものである。

キャスピアン海から始まるパイプライン
これはすべて地理的な基礎知識、少なくともそうあるべき知識だ。ブッシュはきちんと理解していた。ヒラリー・クリントン国務長官も理解しているし、その陰でヒラリーを操ってるビルも理解している。議会の議員たちの多くですらも、ちょっと頭のいい連中なら、このくらいの知識はあるだろう。
2009: しかしバラク・H・オバマ新大統領にはこんな知識に時間を浪費している暇はない。ロシアによる資金援助がマナス空軍基地からアメリカ軍を追い出すことにつながるかもしれないなんてことは寝耳に水だったようで、この話を聞いてオバマは大ショックを受けている。もちろんこれによってアフガニスタンに駐留するアメリカ陸軍は戦略に必要不可欠な空からの援助がうけられなくなり孤立してしまうという影響もあるわけだが。
俺(ミスター苺)はブラジミール・プーチンはソ連がアフガニスタンを失ったことを未だに根にもっていると考える。プーチンはプーチンが夢見る新しいロシア帝国に旧ソ連配下にあったウクレーン、グルジア、ポーランド、旧チェコスロバキア、ユーゴスラビアなどと供にスタン諸国もロシアの配下に取り入れようとしているのだ。アフガニスタンはその自然な一部と考えらえられるだろう。まずいことにアフガニスタンのハミッド・カルザイ大統領はブッシュの時のようにアメリカ政権との関係に安心感をもっていないらしい。 上記にリンクしたAPの記事より。
アフガニスタンのハミッド・カルザイ大統領はこの数週間ロシアへの接近を強めている。大統領事務所は両国の間で交わされた手紙を公表し、ロシアはアフガニスタンの防衛に協力する用意があることを発表した。
「この数週間」というのはどうやら「11月4日から」つまり、オバマが次期大統領になると決まった日から今日までの13週間を意味するようだ。
デイビッド・ペトラエウス将軍は、先月中央アジアを訪れた際、マナス空軍基地はアフガニスタンに米軍を増派するために鍵となる場所であると語った。将軍はまた合衆国はキルギスタンにマナスの使用料6千3百万を含む1臆5千万ドルを毎年つぎ込んでいると語った。
ロシアは火曜日、キルギスタンに20億ドルの借款に加えて1億5千万ドルの資金援助をすることに合意した。
...そしてキルギスタンはその直後、、ほんの数分後、、アメリカを追い出すと発表したのである。ペトラエウス将軍もペンタゴンのジェッフ・モレル報道官もキルギスタンのこの行為はアメリカからもっと金をせびり取ろうという、ただのゆすりくらいにしか思っていないようだ。
(アフガニスタンのトップ米軍報道官)グレッグ・ジュリアン大佐は、キルギスタンがマナス米軍基地へのアクセスを閉鎖するという脅しは「政治的位置づけ」にすぎないと語った。アフガニスタンとイラクの戦闘を監督するデイビッド・ペトラエウス将軍は、先月キルギスタンの高官と会見し、「すべて順調であるという印象をもって帰って来た」と大佐は語った。
「我々には契約があります。彼らは我々が居ることで何百万ドルというお金儲けをしているのです。基地を閉鎖する予定は当面全くありません。」と大佐はアソシエートプレスに語った。
契約があるからなんだというのだ?ロシアが約束している金額は、我が国の議会が承認し国民が納得できる金額なんかとは桁がちがうんだぞ。キルギスタンがお前ら出てけ、とやったら我が国はどうするのだ?国際法廷にでも訴えるのか? そんなことをすれば他のスタン諸国と供に余計にキルギスタンをロシアの胸元に追い込むことになるだろう。 これはアフガニスタンも含めてだ。カルザイがプーチンと何かと接近してることでもわかるよういにね。
まったくミスター苺はうれしいよ!オバマがブッシュの古くさい政策を廃棄して、イランやアルカイダに敬意を表する政策に変更してくれてさ。 これはブッシュ大統領が『アメリカはイスラム教と戦争をしているのではない、イスラムは「平和な宗教」だ』と何百回と繰り返してきたのとは大違いだもんな。
俺たちは過去8年にわたって 世界のいじめっこだったらしいけど、オバマがそれを止めてシリア、パキスタン、ロシア、そして北朝鮮や中国とも協力しようってのにはうれしくて涙がでるよ。
オバマはブッシュみたいに40国の有志軍を募ってひとりで行くようなことはしないもんな。そのかわりオバマは条約とか安全保障契約に署名してくれるんだ。オバマは過激派イスラム戦闘員や再台頭する共産主義国家と契約書を交わしさえすれば平和が保てると保証してくれてるもんな。なにしろブッシュ政権で抜けてたのは直接外交だけだったんだからね。
俺は一生のうちで何一つ采配をふるったことがない経験不足の大統領が、戦争とか、軍隊とか、殺しなんていう古いしきたりに頭が固まってないってことをすばらしいと考えるべきなのかもしれない。自国の利権を優先させてばかりいる経験豊かな年寄りの政治家なんかよりオバマが見せた「勇気」に陶酔すべきなのかもしれない。俺はこの希望の変革や国際主義や先見者や崇高な 世界の利権優先を心配する替わりに、奇跡を信じるべきなのかもしれない。
多くの保守派共和党支持者らは俺たちが『投票にはいかなきゃいけない』と言った忠告を無視した。俺たちの、『国の安全を守るためには、オバマは大統領になってはいけない、鼻をつまんでもマケインを大統領にしなければならない。これは我が国の存続に関わることなのだ』という警告に耳を貸さなかった。保守派は前回の選挙はどちらの候補者も理想ではなかった、それでもまだましな候補であるジョン・S・マケインに投票すべきだったのだ。
ま、今更だけどね、 だから言ったじゃねえかよ〜。
February 7, 2009, 現時間 1:16 PM
| コメント (1)
| トラックバック (1)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 6, 2009
ケンタッキーの大雪被害、一週間以上経ってやっと非常被災地指定に
アメリカ中南部を襲った大寒波で、オバマ政権による救済活動が大幅に遅れているという話はこの間もしたが、27人の死亡者を出したケンタッキー州では(ほとんどが危険な暖房による一酸化炭素中毒)、一週間以上たった今でもまだ停電がつづいており、飲み水もろくにない状態である。バシアー知事の嘆願をうけてオバマ大統領はやっと重たい腰をあげ、ケンタッキーを非常被災地域と指定した。それでやっと必要な物資配給が可能になったが、オバマのこの対策の怠慢さはハリケーンが上陸する前からルイジアナ州を非常被災地区に指定してFEMAや赤十字を待機させていたブッシュ大統領の敏速な対応とはえらい違いだ。
ところが困ったことに米連邦緊急事態管理局(FEMA)から配給された非常食品にサルモネラ菌がはいっている可能性が明らかになり、すでに被災地で配給されたピーナッツバターを廃棄するようにと呼びかけが会ったりして、救済活動がさらに複雑になってしまった。
ケンタッキーのバシアー知事は、被災地に配給された非常食品は安全だと、自分でピーナッツバターを食べたりして州民を安心させようとしているが、救済の遅れている州でこんな問題はまさに泣きっ面に蜂である。
それにしても、これだけの被害が出ているにも関わらず、アメリカのメディアはオバマの無対策に何の批判もしないどころか、被災についてほとんどと言っていいほど報道がされていない。リンクしたニューヨークタイムスの記事も2月6日付けのA18面にちらっと載っただけで、関連記事の報道はこれが初めて。ほぼ毎日第一面で報道されたカトリーナの時とは取り扱いに雲泥の差がある。
メディアの関心が薄いもうひとつの理由に、被災地が中南部の共和党支持の州だからではないかとシニカルなミスター苺は言う。エリートメディアは田舎の保守派州がどんな天災を受けようと興味がないのだと言う。カカシはメディアが単にオバマの無能ぶりを隠そうとしているだけだと思うが、何にしても困ったことである。
February 6, 2009, 現時間 5:34 PM
| コメント (0)
| トラックバック (2)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 5, 2009
オバマ大統領就任たった二週間で犯した失態の数々
カカシもこのブログで何度か取り上げた歴史学者のビクター・デイビス・ハンソン教授が、オバマの大統領就任二週間をふりかえって痛烈な批判をしている。
オバマの経済や外交対策の失態をみるにつけ「だから言ったじゃないの」と言いたくなるのはやまやまなのだがアメリカの国土安全を考えたら、そんなことをいってるばやいじゃないのである。オバマのせいでアメリカが危機にさらされて困るのはアメリカに済む我々なのだから!
では今回はこの二週間でオバマの経験不足が災いして、彼がどんなに悲劇的な失態を犯してしまったかを説明しよう。そして次回はこの危機を乗り切るためにオバマ新政権がなにをしなければならないのか、ハンソン教授の提案を紹介したいと思う。
第一:自分は道徳的に崇高であると宣言したこと。
もちろんオバマのグルーピーとなり下がったアメリカメディアもこの宣言にひれ伏してしまっているが、オバマのどこが道徳的に崇高なのだとハンソン教授は問いただす。オバマ最初の政治界への挑戦である下院議会への出馬は失敗に終わった。その後の当選は二度に渡ってライバル候補の離婚スキャンダルが選挙直前に何者かによって暴露され、二度ともライバル候補が辞退してしまったため、挑戦者なしでオバマが当選。人種差別牧師のジェラマイヤー・ライトや、左翼テロリストのビル・エヤーズなどとの付き合いを考えると、オバマは道徳なんて言葉を真顔で口に出来るような人間ではないはず。ハンソン教授は書いていないが、選挙違反で悪名高い左翼過激派団体のエーコン(民主党の経済救済法案のなかにエーコンへの援助金が含まれている)や上院議員の席を競りに出したイリノイ知事との深い関係なども考慮にいれると、オバマの道徳観念など、とても自慢できるものではない。
選挙前の公約で、ワシントンDCにはびこるロビーイスト(企業や団体に雇われて、特定の政策を政治家たちに陳誠する人たち)を一掃するとか言っておきながら、ロビーイストの代表みたいなトム・ダッシェル脱税家を始め、次々に10人以上もロビーイストたちを自分のスタッフに加えているオバマ王室。それに加えて各省の長官候補は脱税や汚職疑惑で次々に辞退。辞退していない候補でも疑惑の陰が深く陰っている。そんな奴が前代のブッシュ政権の道徳観念を批判し、自分は前代よりも善良だなどと言ってみても説得力皆無である。
第二:アメリカ歴代政権の悪口を言い、諸外国の反米偏見を確証してしまったこと。
無知というのは恐ろしいもので、経験もないくせに自分は聡明だと思い込んでいるオバマは、歴代政権の政策を外国でこき下ろすことで自分の株があがると思い込んでいる。外国にとってはオバマ政権もブッシュ政権もアメリカに変わりはない。アメリカの悪いイメージは大統領がブッシュでもオバマでも全くかわりはないのである。前政権の悪口はアメリカへの悪口と理解されるだけなのだ。しかも自国の歴史に疎いオバマ王はこれまでアメリカがトルコやレバノンやサウジといったイスラム諸国に数々の資金援助をし、コソボやボスニアそしてクエートを始めイラクやアフガニスタンの例でも解るように、時には戦争して自国兵の命を犠牲にしてまでイスラム庶民の命を救ってきたことを恩に着せるどころか、イスラム圏でアメリカが不人気なのは一方的にアメリカに責任があるとほとんど謝罪口調なのだ。イスラム諸国との交流を強調していたカーター時代にイランがアメリカ人をどう扱ったか、オバマにはもう一度歴史の勉強をやり直してほしいもんだ。
イスラム諸国では歴史を無視した「アメリカは悪」という先入観がすでに存在している。オバマが彼らの偏見を真実だと認めてしまった以上、いくら自分は歴代の大統領とは違うなどと言ってみても、すでに反米意識で凝り固まったイスラム諸国の人々はアメリカに好意を持つどころか、は「アメリカは悪」という自分らの主張が正しかったことが確認されたとし、それを糧にさらに反米攻撃に奮起することは間違いない。
第三:ブッシュの対テロ政策は憲法違反だったと宣言したこと。
ブッシュ大統領が911同時多発テロの後に新しく設立したFISAやグアンタナモテロリスト収容所や愛国法やイラク戦争や外国人テロリストのアメリカへの強制移動など、アメリカ本土を守るためにやってきた政策をすべて憲法違反だと宣言し、ブッシュが911以後アメリカ本土はもとより外国でもアメリカを標的にした攻撃を阻止し、アメリカの安全を守って来たことを完全に無視していることだ。オバマは他の公約を次から次に破っていることでもあり、これらアメリカを守って来たブッシュ政策はの変更は、単に選挙に勝つために憲法違反だと宣言しただけで実際に変更する気など全くないことを祈りたい。
第四:オバマの発案した経済活性法案は単に民主党の社会主義活性法案となり替わり、税金の無駄使い政策にすぎないこと。
オバマ及び民主党が発案した経済活性救済法案は、経済を活性するどころか、経済とは何の関係もない教育だの芸術だのエーコーンのような民主党の応援団のような政治団体への資金援助だの、民主党が長年夢精してきた社会主義政策に満ち満ちている。こんな予算案を承認したら、将来アメリカは取り戻せない巨額の負債を負うことになる。なんで経済低迷中に経済活性になんの役にもたたない政策の予算を増やすのだ?
オバマのエマヌエル参謀総長は「危機を無駄にしてはいけない。」と語ったという。これはどういう意味かといえば、国が危機に瀕している時こそ、「緊急事態だから、、」という言い訳で政府の力の増長に利用することを怠ってはいけないという意味である。第二次世界大戦中に国の危機を口実に時のルーズベルト大統領が極端に政府の権力を増幅したことをエマヌエル総長は念頭においているのだ。
第五:全く無能なロバート・ギブスを報道官として起用したこと。
ハンソン教授はオバマの報道官はどうしようもなく無能だと手厳しい。そのひどさんはクリントン大統領のマクレラン報道官よりもひどいかもしれないと語っている。カカシはマクレランはそれほどひどかったという記憶はないのだが、ハンソン教授に言わせるとギブスは裏表があり、あいまいで、オバマ政権の党を超えた方針とやらを全く反映していないという。オバマに友好的な記者団だからまだ救われているが、彼が共和党大統領の報道官だったら、もうとうの昔に八つ裂きにされていたことだろうという。
第六:副大統領のジョー・バイドンにやたらと演説をさせてしまったこと。
だいたいジョー・バイドンのように思いつきで訳の馬鹿げたことを語るので悪名たかい人間を副大統領になどしたことに問題があるわけだが、バイドン副大統領は予測どおり、副大統領になってもオバマに恥をかかせるような発言ばかり連続で放っている。すでに最高裁判官の宣誓式での間違いをおちょくり、前副大統領の悪口を声高く唱え、自分は国務庁長官の候補にも上がっていたのだなどとヒラリーを侮辱するような発言までしている。外交の面でも何の経験も実力もないバイドンが、ヒラリーの悪口をいえた義理か、あほ!などと今さら言っても無駄だろう。
オバマ連続失態のもたらしたもの
私は以前からオバマはアメリカの敵国から試されるだろうと指摘してきたが、すでに北朝鮮は長距離弾道ミサイルの発射を予定しているし、イランは人工衛星を打ち上げるし、ロシアはヨーロッパの弾道ミサイル防衛は終わったと宣言し、近隣のキルギスタン(Kyrgyzstan)国に多額の支援金を約束し、アメリカ空軍基地をキルギスタンから追い出そうという魂胆だし、自然ガスのヨーロッパへの販売についてもかなり強気の保護主義をみせている。アフガニスタンのカルザイ大統領もオバマ政権のことは全く信頼していないらしく、オバマが時期大統領となった去年の11月から宿敵ロシアと交渉をはじめたと言われている。
つまり、諸外国はオバマ政権の実力を全く信頼していないのだ。私は何度も強調してきたが、アメリカは諸外国に好かれる必要はないのである。それよりも強いアメリカとして諸外国に恐れられていたほうが、アメリカの安全を保つためには好ましいことなのだ。
オバマのおかげてアメリカは危険な敵国を含め諸外国から見下されてしまった。今後アメリカがこれ以上恥じをさらさないためにも、オバマは早急に政策を変更する必要がある。どのように変えるべきなのか、それは次回改めてお話しよう。
February 5, 2009, 現時間 10:48 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 4, 2009
オバマ任命の長官候補たち、汚職や税金未納発覚で次々に辞退
オバマ大統領の任命を受けた、保健省長官候補トム・ダッシェル元上院議員は、民主党議会のリーダーだった人だが、税金未払いのスキャンダルが表沙汰となり本日候補を辞退することとなった。これに引き続き、オバマ政権で新しく設けられたchief performance officerという地位の候補だったナンシー・キレファー(Nancy Killefer)女史も、税金未納が原因で辞退した。
大統領が任命した候補で、汚職や税金問題で候補を辞退したのはこれでビル・リチャードソン元知事に引き続き三人目だが、もうひとり任命審査が行われている、財務省のティモシー・ガイスナー(Timothy Geithner)長官候補も、税金未納問題で議会での任命承認が遅れている。
それにしても民主党のお偉方たちは、何かと下々(しもじも)の者たちの税金引き上げを提案する割には、自分らには納税義務はないものと考えているらしい。民主党の連中は自分らこそが庶民の味方だなどという体(てい)をしては庶民をだまくらかし、自分らはエリート意識まるだしで、まるで貴族気取り。どうりで王様気取りのオバマ王を大統領になどするわけだ。
民主党会員議会のナンシー・ペロシ議長は、共和党は『腐敗の文化』に犯されているとガ鳴りたてていたが、民主党こそ本当に腐敗の文化そのものではないか。こういうのを『反映』というのだ。
February 4, 2009, 現時間 1:16 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 3, 2009
経験不足が顕著に現れたオバマ保護貿易政策
オバマ大統領の経験不足はあらゆるところで現れているが、今回の経済救済対策に含まれた保護貿易主義はあまりにもひどく、アメリカにとって大切なカナダやヨーロッパの交易国からひどい顰蹙を買っている。
【1月30日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が進める経済刺激策の基本となる大型景気対策法案に、米国製品の購入を義務付ける「バイ・アメリカン(Buy American)」条項が盛り込まれ、経済界や貿易相手国からは批判を呼ぶ一方、国内の製造業者や労働組合からは喝采を浴びている。
米下院が28日に可決した総額8190億ドル(約74兆円)の同法案には、景気対策での公共事業には米国製の鉄鋼を使用するとした「バイ・アメリカン(Buy American)」条項が盛り込まれた。
法案は上院に送られたが、上院では「バイ・アメリカン」条項を全ての米国製品に拡大して適用するとの案も出ている。
しかし、経済界からは、こうした動きは貿易摩擦を引き起こし、世界金融危機の影響ですでに低迷する輸出を悪化させるだけだとの懸念の声があがっている。....
....欧州と並ぶ米国最大の貿易パートナーのカナダのスティーブン・ハーパー(Stephen Harper)首相も「経済低迷の最中に、保護貿易主義は避けるべきだ」と批判。他国と協調して、米国に世界貿易機関(World Trade Organization、WTO)の規則を順守するよう働きかけていくと、同条項への反対姿勢を明確に示した
アメリカ国内の交易専門家や諸外国からさんざん批難の声を浴びたオバマ国王、もとい、大統領は、自分が候補者時代に公約として何度も提唱してきたバイアメリカン主義は、外交上ちょっとまずいことに気がついたらしく、本日になって議会に修正案を提案した。
景気対策法案から「貿易戦争の引き金」となりかねない条項の削除望む─オバマ米大統領
2009年 02月 4日 08:39 [ワシントン 3日 ロイター] オバマ米大統領は3日、景気対策法案から、貿易相手国との問題を生じさせかねない条項を取り除きたいと望んでいることを明らかにした。
大統領はABCテレビとのインタビューで法案に盛り込まれている「バイアメリカン」条項に言及し、「貿易戦争の引き金となりかねない条項が含まれていないことを確実にする必要があると思う」と述べた。
まったくアホか!といいたい。こんなこと諸外国から批難されなくても、すでに交易条約を結んでいる諸外国との取り決めを無視して、自分勝手に保護主義を貫き通すことは、国際法で違法であるばかりでなくアメリカ国内の憲法にも違反することくらい知らなかったのか? 合法性の問題はもとより反対に諸外国からアメリカ製品をボイコットされるような貿易戦争が起きたら、一番被害を受けるのは誰なのかくらい考えてないのか?
もちろん考えてないのだオバマ経験不足新米政治家大統領は。こんなアホを『チェンジ!』のイメージだけで選んだ馬鹿リベラルにも腹が立つが、マケインが生粋の保守派ではないという理由で投票日に座り込みをした馬鹿保守派らにも大いに責任がある。
民主党議会が社会主義を押し通すのは当然だが、経験のある周到な大統領なら議会の暴走に歯止めを掛けるだけの指導力がある。だが、新米政治家のオバマ国王にはそんな器量はない。
February 3, 2009, 現時間 8:34 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
February 2, 2009
ケンタッキー州の大雪災害に対応遅れるオバマ政権
今年はアメリカは全国的に寒波に襲われているという話は何度もしたが、先週からアメリカ中南部はひどい吹雪に襲われており、この寒いのに吹雪による停電が続き、全国で凍死者や寒波による事故などによる死亡者が何十人と出るほどの被害が発生している。にもかかわらず、オバマ政権は未だにケンタッキーを緊急災害地域に指定していないだけでなく、地方からの嘆願にも関わらず、連邦政府からの救済対策はほとんど何も取られていない。。
オバマ政権下において、FEMA(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁=Federal Emergency Management Agency of the United States)が出動するまで一週間半もかかっており、吹雪が始まって一週間してやっと出動された州兵たちは、雪で折れ道を塞いでいる木々の枝を切り開く電子のこぎりすら用意して来なかったというお粗末さ。この対策の遅れによってひどい被害がでているが、この事実は地方メディア以外のアメリカメディアはほとんど報道していない。
私がRSSフィードでもらっている全国向けAPの見出しでは見つからなかったのだが、下記は2009年2月2日付けのUSAトゥデイの記事より。
(ケンタッキー州の)スティーブ・ベシアー(Steve Beshear)知事は先週始まった破壊的な氷嵐に対応すべく、バラク・オバマ大統領にケンタッキー州を非常被災地に指定してもらい、連邦政府からの援助資金の支給手続きを即刻始められるよう嘆願するつもりだと発表した。
下記はAPの記事を取り上げたケンタッキー地方新聞のCourier-Journalより、
ケンタッキー州、マリオン市。中西部から東海岸に渡って大被害を及ぼしているこの冬の嵐によって、およそ百万の人々が暗闇に突入し、氷に覆われたケンタッキー州では被災者がモーテルや避難地に批難している。何十という凍死例が報告されてりおり、多くの人々が停電の早急な復旧を嘆願してる。ケンタッキーの僻地では食料や飲料水の不足が出ており、川でバケツで水汲みをしなければならない状態に陥っている。
すでに中西部では42人の凍死者が報告されており、アーカンサスで9人、テキサスとミズーリでそれぞれ6人、オクラホマ、インディアナ、ウエストバージニアでも凍死や危険な暖房による一酸化炭素中毒などの事故で死者が出ている。ケンタッキーでは11人の死亡者が出ている。
地方都市の役人は州や連邦政府からの援助が足りないことに怒りをあらわにしている。.....「ところどころ、まだ訪問していない地域にも人々は残っているのです」とスミス所長。「その人たちがまだ生きているかどうかもわからないのです。」
スミス所長によると嵐の後でもFEMAの姿は全く見えないという。
ハリケーンカトリーナがニューオーリンズに上陸する前から、ルイジアナを緊急被災地に指定し、FEMAを待機させ、ルイジアナ知事とニューオーリンズ市長に即刻市民の強制批難を命令するよう促すという迅速な対応をしたブッシュ大統領を、民主党のブロンコ知事の不能さを責めるかわりに、なにもかもブッシュが悪いと責め立てたメディアはバラク・オバマの無行動さを責めるどころか、災害が起きていることすら報道していない。
その間オバマ大統領はなにをしているのかというと、ホワイトハウスの暖房を24度まで上げて、上着なしのワイシャツ姿で会議をしている写真が新聞で発表されている。オバマの側近は、オバマはハワイ出身なので寒がりなのだと言い訳をしているが、周りの人間からはまるで温室のようだと批評がでているくらいだ。
オバマ王は下々の民には省エネのため暖房は18度くらいまでにとどめるようにとか言っておきながら、自分は24度の温室でぬくぬくしているというのである。それだけでなく、中西部の寒波被害もどこの空、一人分100ドルのステーキディナーを出すディナーパーティの主催に忙しかったという。
で、オバマ政権対応の遅れを批判する記事はどこにあるのかな?
February 2, 2009, 現時間 8:04 PM
| コメント (1)
| トラックバック (4)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 29, 2009
貧乏人は子を生むな!オバマ第三世界への中絶基金に調印
先日の23日、1984年にロナルド・レーガン大統領が禁止し、ビル・クリントン大統領が解禁し、再びジョージ・W・ブッシュが禁止した第三世界への中絶資金援助を、新大統領のバラク・オバマは再び解禁した。
正確にいうとアメリカから医療に関する援助金を受け取る団体は、妊娠中絶や避妊についてのアドバイスをしてはいけない、アメリカはそのような団体には援助はしないというレーガンとブッシュ政権の規則をオバマが撤回したのである。これについてハッチさんというアメリカ在住の日本人女性のブログを見つけたのだが、彼女のエントリーを読んでいてカカシはものすごく腹がたった。先ずは彼女のエントリーから。
ちょうどわたしがジョイセフで広報・アドボカシーの仕事をし始めた2001年、ブッシュ政権が誕生した。同時に、リプロダクティブ・ヘルスの国際協力分野にも大きな影響があった。それは、ブッシュ政権によって、通称グローバル・ギャグ・ルール(口封じの世界ルール。公式にはメキシコ・シティ政策と呼ばれる)がとられたからだ。
その政策によって、ジョイセフのパートナーでもある途上国で女性の健康を向上させるために活動している家族計画協会などの現地NGOは、いかなる形であれ中絶に関わりのある活動を少しでも行っているとなると、アメリカからの資金援助は受けられないという状況になった。米国からの資金援助を受けるためには実際に中絶にかかわりのある活動は一切行いませんというような署名をさせられるようになった。
さらに、途上国のリプロダクティブ・ヘルス支援を行っている国連機関である国連人口基金もアメリカからの資金拠出が凍結されてしまった。
この中絶に関わりのある活動を行えば資金を得られないという政策。途上国の女性の健康問題をまったく無視しているともいえる。女だけの責任で妊娠するわけはないのに、やむをえず中絶を選択しなくてはならない女性が、安全な中絶にアクセスできない状況に陥る。そして、安全でない中絶で命を落とすのは男ではなくて、女。
オバマ大統領は、そんな状況を覆す政策転換をしたわけだ!!! 当然だ!といいたいが、でも、やっぱりすばらしい。
中絶のどこがそんなにすばらしいのだ、全く。だいたいアメリカに参政権もない外人にアメリカ国民の税金をどのように使うべきかなどという口出しはしてほしくない。ま、自由主義のアメリカではおせっかいな外人でも物を言う権利はあるから仕方ないが。
ハッチさんの書いていることには多くの問題点がある。先ず、彼女は中絶や避妊のことを「リプロダクティブ ヘルス」"reproductive health"と書いているが、これを日本語にすれば「再生」とか「生殖」に関する「保健」という意味になる。中絶や避妊のどこが再生や保健につながるのだとお聞きしたい。
アメリカはジュデオ・クリスチャンといってユダヤ教及びキリスト教の道徳が基盤となって出来た国であり、いまでも非常に信心深いひとが多い。人工中絶に関してもアメリカ国民の60%以上がなんらかの形で反対しており、これに関してバラク・オバマと同じ意見を持つひとは8パーセントだという。
アメリカでは一般に、人工中絶を容認する人々のことをプロチョイス(選択を好む)主義といい、人工中絶に反対する人々をプロライフ(命を好む)主義と呼んでいる。だが、自分はプロチョイスだと言うひとのなかにも、その詳細を吟味してみると、どちらかといえばプロライフに近い主義の人が多い。
上記の記事いおいてカトリック信者を対象におこなったアンケートでは、どんな場合でも中絶は反対と言う人に、母親の命が危険に及ばない限り、とか、強姦や近親相姦によって妊娠した場合は除くといった条件付きの反対も含めると、なんと回答者の63%までがプロライフのカテゴリーにはいるという。
つまり、国民の60%以上もの人間が不道徳で罪ある行為であると考えている行為に、アメリカ国民の税金がつぎ込まれることになったのである。これのどこがすばらしいのだ?
もっとも、大統領の政策がアメリカ国民全員の賛同を得られるというわけではないから、国民の過半数が反対しているからという理由だけで、大統領の政策が正しいものではないという理屈にはならない。ブッシュ政権下のイラク戦争も、多くの国民が反対していたが、国の税金で賄われたわけだから。
しかし、この中絶に関する政策には、もっと重大な問題がある。ハッチさんのサイトを読むと、彼女がすくなくとも一児の母であることがわかる。彼女自身は先進国のアメリカで裕福に子育てをしておきながら、第三世界の途上国家の女達に中絶を勧めるというのは、「貧乏人は子供を生むな」という非常に人種差別的な発想が伺われる。
カトリック教会はこのような自称慈善団体とは違って、大昔から第三世界で貧しい現地の人々の救援活動を行って来た。どんな子供も神から授かった価値ある宝だと説得してあげることのほうが、要らない子供はどんどん殺せと教えるより道徳的だと思うがね。
アメリカはオバマ大統領のおかげで、このような不道徳的な教育の一端を担ぐことになったのである。こんなチェンジ誰が要る?
January 29, 2009, 現時間 1:01 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 25, 2009
オバマがブッシュ政策の正しさに気づく時
ここ数日の間に対テロ戦争に関する政策でオバマが決断を下さなければならない出来事がふたつほど起きた。
ひとつは言わずと知れたグアンタナモ収容所の閉鎖問題だが、もうひとつは米軍によるパキスタン国内のアルカイダ基地空爆である。
先日もお話したようにグアンタナモ収容所閉鎖はオバマの選挙運動中の公約であるから、オバマも左翼支持者の手前、守らないというわけにはいかない。閉鎖は一応一年後ということになってはいるが現在収容されているテロリストの身柄をどうするかというめどがまったくついていない状態で、実際どうなるのか見通しはつかない。
そんなおりも折り、グアンタナモから解放されたテロリストが現在アルカイダの重要な指揮官として返り咲き、アメリカをはじめ西側文明国家の攻撃にいそしみ、アルカイダの宣伝ビデオにまで出演しているということが判明した。(マイク・ロス紹介)こういうことがあっては、オバマもおいそれとグアンタナモを閉鎖するわけにはいかない。
となると、いったいオバマとしてはどうすればいいのか。ここでミスター苺が名案があるという。『グアンタナモ収容所の存在は問題であり、いずれは閉鎖しなければならない』と表向きは発表し、実際にはそのままの状態でこれまで通り継続すること。「つまり、ブッシュ大統領の政策をそのまま継続するわけさ。はやく閉鎖しろと海外や国内から圧力がかかったら、その度に、閉鎖する方法は検討中だといって、のらりくらりかわすんだよ、ブッシュ大統領がここ数年来やってきたようにね。」
もうひとつのパキスタンで威力を増して来ているアルカイダへの対処だが、先ずは下記の二つニュースを読み比べていただきたい。
先ずは最初のニュース。
パキスタン北西部、アフガニスタン国境に近い部族地域の北ワジリスタン(North Waziristan)で23日、イスラム原理主義組織タリバン(Taliban)の幹部が建てたマドラサ(イスラム神学校)に対し、米軍の無人偵察機によるものとみられる空爆があり、11人が死亡した。治安当局高官が語った。
空爆は、米軍が主要な標的として追っているタリバンのJalaluddin Haqqani元司令官を狙ったものとみられている。パキスタン領土内での米軍による空爆に対しては、パキスタン政府と米国との間で緊張が高まっている。(中略)
空爆があったマドラサは、北ワジリスタンの中心都市ミランシャー(Miranshah)付近にあり.....(後略)
次にこのニュース:
アフガニスタンと国境を接するパキスタン北西部の部族地域である北ワジリスタン、南ワジリスタンの両地区で23日、米無人機によるとみられる相次ぐミサイル攻撃で計20人が死亡した。地元テレビが伝えた。
部族地域では国際テロ組織アルカイダ関係者らを標的にした米無人機によるとみられる空爆がたびたび行われている。
最初のニュースは去年の10月24日のAFPニュースで、二つ目の記事はオバマ政権下でおきた今月24日のニュースである。
この二つの記事でもわかるように、オバマ政権下においてパキスタンでのテロ退治作戦はブッシュ政権の時から特に変更がない。もっともオバマはまだ大統領になったばかりなので、今すぐオバマの政策が軍事作戦に反映されるのを期待するのは無理な理屈かもしれない。だが、少なくともオバマはこの空爆について知らされていたはずで、アメリカ軍の総司令官のオバマが気に入らなければ中止は可能だった。
しかし、この攻撃がオバマ総司令官から特にクレームも入らずに行われたということは、今のところオバマは現在の対テロ政策を変更する気がないということになる。オバマは、こと対テロ政策に関しては、今のところブッシュ政権の政策をそのまま継続するつもりであると解釈することが出来る。
オバマが単なる候補者の立場から「変革=チェンジ」という理想を唱えていた時期はよかったが、実際に大統領になって国土保証という現実問題に直面した時、ブッシュ大統領はどれだけ不人気でもやるべきことをやっていたのだという事実にオバマは気づくかもしれない。そうしたらオバマはどうするのだろうか?
ブッシュ大統領が不人気だった理由の第一の原因はブッシュ大統領の対テロ政策が厳し過ぎるというものだった。ブッシュの支持者も批判者もブッシュが対テロ戦争に積極的に取り組んだという事実は否定しない。支持者はその積極性を支持したのであり、批判者はその積極性を批難したのだから。ブッシュが私腹を肥やすために自分勝手に戦争を始めたなどというくだらない陰謀説を説くのはマイケル・ムーアのような愚か者くらいしかいない。
となると、オバマがブッシュ大統領の対テロ政策をそのまま継続したとして、左翼やリベラルのオバマ支持者たちは将来もオバマを支持し続けるだろうか?新しい大統領への評価は最初の100日でされるというが、「変革」をうたい文句にしていたオバマが全く変化のないブッシュ政策を継続したならば、オバマの支持率はブッシュの時のように急激に低下するだろうか?
オバマ新大統領は、大統領としてするべきことをしなければならないという義務感と、するべきことをするのは必ずしも人気がないというジレンマに悩まされるかもしれない。カカシ個人としては、オバマはブッシュのように人気が下がるということはないと思う。アメリカメディアのダブルスタンダードは悪名高い。オバマがブッシュと全く同じ政策をとったところで、オバマは聡明だというプロパガンダが流され、オバマの人気は下がるどころか上がるだろう。これはブッシュ政策の継続ではないか、などと批判する保守派など完全無視されるだけだ。
しかしそれでも、オバマが国土保証のために正しい政策をとってくれるなら、アメリカにとっては良いことなのではないかという気はしないでもない。ただ、同じことをやってブッシュはさんざん批判されたのに、オバマが讃えられるのは、忌々しい限りではあるが。
January 25, 2009, 現時間 8:08 PM
| コメント (1)
| トラックバック (1)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 23, 2009
見かけ倒れ、意味ないオバマのグアンタナモ閉鎖発令
ブッシュ政権時代からリベラル派の間でグアンタナモテロリスト収容所を閉鎖すべきという主張は声高にされていたし、オバマ大統領も候補者時代に閉鎖すると公約していたことでもあるので、今回のオバマの大統領発令は予測されていたことではある。
【ワシントン=岩田仲弘】オバマ大統領は二十二日、キューバ・グアンタナモ米軍基地のテロ容疑者収容施設を一年以内に閉鎖する大統領令を発令する。米主要メディアが一斉に報じた。合わせて「水責め」などの過酷な尋問方法や、公正な司法手続きを欠くテロ容疑者の長期拘置も禁止する。
オバマ大統領には、ブッシュ前政権下で人権侵害の象徴とされてきた施設の閉鎖を速やかに宣言することで、国民に変革をアピールする狙いがある。だが、現在約二百五十人いる収容者の身柄の移送先のメドが立たず即時閉鎖は不可能(強調はカカシ)であるため、閉鎖時期は「一年以内」と幅を持たせることにした。
しかし、この発令は単なる演技であり施行能力がないと指摘する人たちもいる。上記の記事のなかでも指摘されているように現在収容されているテロリストの身柄をどうするかという方針が全く立てられていない。閉鎖するのはいいが、その後どうするのかがはっきりしなければ、危険なテロリストを解放して再びアメリカの安全を脅かすようになってしまっては身も蓋もない。
これについて当然ながら、発令を発表したホワイトハウスのロバート・ギブス報道官に対して下記のような質問があがった。(パワーライン紹介)
質問: ガンタナモは明らかにアメリカを安全にしたわけですが、この大統領発令は、、収容者がどこへ行くかという計画が立っていないようですが、、、
ギブス: 大統領発令をすることのひとつとして、課程を始めるという意味があるわけでして、、現政権は実際なにが起き、誰が収容されているのかといったことを吟味してですね、、、え〜ですからその私はこのプロセスは一年かかると注意して申し上げてるわけで、その後に断定しようと、、(中略)収容者の状況に誰が携わっているのか、どのグループに所属しているのか、調査してですね、最終的には我が国を守るために、我が国の価値観を守り正裁を下すためにどうすることが最適であるかを分析するわけです。
質問: これらはテロ容疑者です。それをアメリカ市民は「ワシントンは調査するつもりだ」と聞いてるわけです。それをあと数ヶ月かけて断定した結果、その収容者たちをどうするんですか?
ギブス:いえ、それはその、ここ2〜3日のうちにですね、、
質問: いえ、でも大統領は選挙運動中に何ヶ月もグアンタナモ湾について話して来たじゃないですか。結論から言えばずっと話してきたことですよ、長い時間調べてきたことですよ。そして収容者をどこへ移動させるかという計画もないのに大統領発令に署名しようというのです。いったいどのような保証が与えられるというのか、、
ギブス: いや、いや、計画を設立しようという大統領発令に署名したのです。
質問: でもアメリカ市民に収容者が単に街頭に舞い戻ってしまわないと、本国へ帰って再びテロ攻撃に携わらないと、どうやって保証するんですか?
ギブス: 私は保証しますよ、、すべての、、、あなたが今言ったすべてについて、この込み入った詳細に渡る問題に関して、調査すると、、、吟味すると、、、
吟味するとか調査するとか、曖昧なことばかりで、実際に凶悪なテロリストをどうするのかという質問に全く答えていない。グアンタナモはブッシュ時代の名残でどうしても閉鎖したいという気持ちは解るが、閉鎖してもその後の計画が全くないのでは何の意味もない。アメリカ市民は凶悪テロリストを本国へ送り返して、再びテロ行為に携わるようになったりする可能性は許さないだろう。これがアラブ諸国や旧ソ連みたいな国なら、こんな連中一列に並べて銃殺の刑にしてしまえば一番手っ取り早いのだが、『文明国』のしかもリベラル新大統領のアメリカではそれも無理。
グアンタナモ閉鎖発令なんて、単なるオバマ新大統領のパフォーマンスに過ぎない。発令だけしておいて閉鎖は半永久的に先延ばし、、なんてことは多いにあり得ると考えるのはカカシだけではないだろう。
January 23, 2009, 現時間 6:42 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 21, 2009
偽善と欺瞞に満ちたハリウッドスター達の宣誓
民主党のバラク・オバマの大統領就任を祝して、ハリウッドの能無し芸なしスターたちが、ユートゥーブに宣誓ビデオを発表した。ビデオはビッグハリウッド(Big Hollywood)からリンクがつながる。
ビッグハリウッドの感想とともに、ビデオの内容とカカシの感想も一緒に述べることにしよう。その前に一言忠告。ビデオを全部観て、ひどい吐き気に襲われても当ブログは一切関知しないのであしあからず。
出演者はデミー・ムーアと彼女の若ツバメのアシュトン・クーチャーをはじめとしてアーロン・エックハート、マリッサ・トメイ、 P. ディディといった面々。しかし内容はさすがに能無し連中だけあって馬鹿馬鹿しくって聞いてらんない。
最初の方は「宣誓しま〜す!」と言った後で、もっと微笑むようにするとか、良いお母さんやお父さんになりますとか、難病に悩む子供達を助けるためにボランティア活動をしますとか、アフリカの飢えと戦いますとか、ありきたりのことで、そんなことわざわざ公共の場でビデオまで作って発表しなくても勝手に自分たちでやればいいじゃないかと思うようなものばかりなのだが、後の方になるとハリウッドの偽善まるだしの宣誓が続く。
たとえば、声のない人たちの声となる、常に自国を誇りと威厳と誠実さで代表する、21世紀にまだ存在する奴隷制度と戦う、などといった誓いがそれだ。当然のことながら何故彼らはこれらのことをブッシュ大統領の時代には誓えなかったのかという疑問が生まれる。
ブッシュ前大統領が声のないアフガニスタン市民をタリバンの独裁から救おうとしたときにハリウッドはブッシュ政権に協力したか? 強姦された女性が投石の刑に処せられるようなイランや、自国民を化学兵器で惨殺するようなイラクや弾圧と独裁で自国民を何百万と飢えさせている北朝鮮を悪の枢軸として名指しで批判したブッシュ大統領をハリウッドはほめ讃えるどころか散々あざ笑ったではないか。何が声の無い人のための声になるだ、偽善にもほどがある。
自国民を奴隷化し、今でも人身売買が日常茶飯事に行われているイスラム圏諸国や伝染病や飢えに苦しむアフリカ諸国の難民救済を静かに行って来たブッシュ大統領にハリウッドの連中は協力するどころか、ことあるごとに悪口を言いつづけ、外国の映画祭などでさんざん批判してきたではないか。こいつらはブッシュ時代のアメリカを少しでも誇りと威厳と誠実さを持って代表したことがあったのか?
それがバラク・オバマの代になったら、突然愛国心に目覚めて、世界中の子供達や難病や飢えや独裁と戦うなどという。本当にそんな気があるなら、誰が大統領でもいくらでもボランティア活動は出来たはずだ。なにもオバマが大統領になるのを待つまでもなかろう。
ビッグハリウッドはこんなくだらない宣誓をする暇があったら、もっと誓うことがあるだろうが、と指摘する。
- フィダル・キャストロやシーザー・チェバスと言ったアメリカの敵の指輪に口づけしないこと。
- 独裁者を讃えるような映画を作らないこと、
- 我が国は戦時中であるという事実とオバマ大統領のもとでも戦争は続けられるという事実を真剣に受け止めること。
- 我が国の充分に感謝されていない軍隊が強靭で邪悪な敵と戦っていることを認識し、
- これまでハリウッドが作って来たような敵に奮起を起こさせるようなくずみたいな映画を作らないこと。
などがそれである。
それにどうせ宣誓ビデオなど作るなら心にもない見え透いたきれいごとを羅列するより、正直にオバマ王に忠誠を誓うくらいのことを言え。ビデオの中でただひとり入れ墨だらけのなんたら言うロックンロール歌手だけは、「オバマに仕えることを誓う」と語っている。どうせならこのくらい正直になってくれればかわいげもあるというものだ。もっとも偽善に欺瞞に満ちたハリウッドに正直や誠実さを訴えるなど時間の無駄ではあるが、、
January 21, 2009, 現時間 10:55 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 18, 2009
歴史は語る、ブッシュ大統領は正しかった
アメリカ四十三代目の大統領、ジョージ・W・ブッシュの任期があと数日で終わろうとしている。2001年の911同時多発テロで始まり、アフガニスタン戦争、イラク戦争、と動乱の8年間を戦時大統領として貫き通したブッシュ大統領。今日はそのブッシュ43を歴史はどう評価するか、イギリスの歴史学者のアンドリュー・ロバーツ氏のエッセーから紹介しよう。題して、History will show that George W Bush was right (歴史は語る、ジョージ・W・ブッシュは正しかった)
ロバーツ氏がこのエッセーを書くに至ったのは、アメリカのラジオ番組から出演依頼の電話がかかって来たことがきっかけだ。その時電話の向こうの女性は「討論会を企画してるんですが、、歴史的な面から見て、ジョージ・W・ブッシュは20世紀最悪の大統領だったか、それともアメリカの歴史上最悪だったか、ご意見をお聞かせ願いたいと思いまして、、、」ブッシュ大統領は20世紀の大統領ではなく21世紀最初の大統領なのだが、ま、それはいいとして、これに対してロバーツ博士は「彼は良い大統領だと思いますよ。」と答えて相手は絶句したそうだ。博士がラジオ番組のゲスト出演に招待されなかったことは言うまでもない。
ブッシュ大統領ほどアメリカ及び世界のメディアから叩かれた大統領も少ない。ブッシュといえば脊髄反射で忌み嫌うヒステリーな批評家が多いが、歴史的に冷静な目で判断した場合、ブッシュ大統領は与えられた厳しい試練にひとつひとつ真剣に挑み、めざましい成功を収めたと評価されてしかるべきだ。
ブッシュ大統領の8ヶ月目にしておきた911同時多発テロが大統領の器量を試す瞬間であったことは間違いない。ロバーツ氏も指摘しているが、「あの時、あの事件を最後に今に至るまでアメリカ内部でイスラム原理教テロリストの手にかかるアメリカ人が出ないと予期した人」など一人も居なかった。
911事件直後にブッシュ大統領が取った数々の対策は間違いなくアメリカを安全にした。ブッシュ大統領が施行した愛国法はアメリカ国境の警備を厳しくし、アメリカに出入りする旅行者を丹念に調べあげ、テロリスト容疑者を盗聴し、世界中の諜報機関との協力を可能にした。これによって911以後に計画された何百というテロ陰謀が暴露され、何百何千というアメリカ人が殺されるのを防いだ。例えば2005年に計画されていた航空機テロ陰謀が未然に防がれたのも、911以後ブッシュ大統領が強く要請した諜報機関同士の情報交換と協力があったからこそである。
カカシは911直後のブッシュ大統領の決断力の強さと実行力を見て、『この時、この人が大統領でいてくれてアメリカは幸いだった』と本気で神に感謝した。これがアル・地球温暖化・ゴアだったら、アメリカは今頃イスラム教テロの連続攻撃に恐れおののいていたことだろう。
次に、ロバーツ氏は2001年のアフガニスタン攻撃も2003年のイラク侵略も、歴史的な流れから判断すれば、これらの戦争の本当の理由が解るはずだと書いている。当時、これらの戦争が石油のためにブッシュが仕掛けたとかいう馬鹿げた陰謀説がまぬけな人間らの間でまことしやかに語られたことなど、未来の歴史家らの間ではマイケル・ムーアというパロディ映画専門監督の妄想だったくらいにしか取り扱われないだろう。それよりも、イラクが14もの国連条例を破っていたこと、フセイン政権による膨大な人権迫害を、そして1991年の湾岸戦争が未決着であったといった事実を考えれば、戦争の理由は明白だと判断されるだろう。
同時に歴史の冷静な目から判断すれば、ブッシュ大統領がイラクに大量破壊兵器がなかったことを最初から知っていたという陰謀説がどれだけ馬鹿げたものであるかがわかるはずだとロバーツ氏は言う。当時、イギリス、フセインの軍事幹部ら、フランス、中国、イスラエル、ロシアの政府、そしてSISやCIAといったすべての諜報機関がイラクにWMDがあると考えていたことは歴史的な事実である。フセインが湾岸戦争当時に持っていたWMDを自主的に破壊などするはずはないし、実際にフセインは化学兵器を世界が目前で自国の少数民族に対して化学兵器を使い大量殺人をおこなっている。しかもWMD破棄の証拠を確認にきた国連の査察団を1998年と2001年に二度に渡って追い出した事実を考えれば、イラクにWMDが存在すると誰もが考えたことは極自然である。
ブッシュ大統領は同盟軍が大量埋葬地や拷問部屋を発見し、食料のための石油プログラムが腐敗したフセイン政権にどれだけ悪用されて無能なものになっていたかを確認できると予測した。そして事実ブッシュ大統領の予測がすべて正しかったことが証明されている。ロバーツ氏は、WMDの存在だけが的が外れたとはいうものの、ブッシュの認識は当時の西洋及び東洋そしてアラブ社会で考えられていたことと何ら変わりはなかった。
ここでカカシはWMDは実際には発見されていると主張しておく。これは以前にも何度も書いていることだが、WMDの発見はアメリカのCIAの陰謀によって隠蔽された。これはCIAがWMDの存在を隠したという意味ではなく、見つかったWMDをWMDとして認めなかったことである。これに対してブッシュ大統領はCIAの判断は間違っていると断固主張すべきだった。ブッシュ大統領のCIAへの甘い顔はブッシュの弱点として何度も何度もブッシュ政権を傷つけている。カカシのような保守派はブッシュのこの甘さには何度も苛立ちを覚えさせられた。
歴史が客観的にブッシュの功績を判断するならば、2000年のリビアによるWMD開発断念宣言などブッシュ大統領の大手柄として高く評価されるべきだ。リビアのカダフィ大統領は西側メディアのプロパガンダなど無視して、実際にブッシュ大統領率いるアメリカがどれだけ独裁者にとって危険な国であるかを正しく判断した数少ない懸命な人間だ。
ところでカカシはブッシュはCIAに甘かったと書いたが、世界の主流メディアがブッシュを単独主義と攻撃したこととは裏腹に、カカシはブッシュの最大の弱点はブッシュが周りの人間に気を使いすぎたことにあると考えている。つまり、ブッシュは大統領に立候補した時の「優しい保守派」主義をずっと貫いていたのだ。
これについてロバーツ氏もカカシと同じことを指摘している。ブッシュは隠し事をしない正直な人なのでハリケーンカトリーナの対策が遅れたことなども含め、自分の過ちはさっさと認めてしまう。しかしここに問題がある。何故ならロバーツ氏はこうしたブッシュの「過ち」はブッシュがばりばり右翼の単独主義だったから起きたのではなく、相手の立場を尊重しすぎ、常にライバルの同意を得ようと努力しすぎたことから生じたものだったからだと説明する。ハリケーンカトリーナで地元民の避難が遅れたのも、ブッシュが民主党の地元知事の権限を尊重して、自ら避難命令を出すことを遠慮したことが原因だし、イラク戦争の開戦が遅れたのもフセインイラクと通じていたシュラック古狸が常任理事を勤めるような国連議会の承認を得ようと時間を無駄使いしてしまったことにある。
ロバーツ氏はブッシュのいわゆる口べたに関しても歴史は寛容な評価をするはずだという。偉大なる伝達者といわれたロナルド・レーガン大統領もしょっちゅう言い間違いをした。アメリカ初のビジネス学士号を持つブッシュ大統領のエール大学での成績がライバルのジョン・ケリーより良かったのは歴史的事実。ブッシュが無学だとか馬鹿だとかいう現在の主流メディアの評価は歴史上では不思議な神話となるだろう。ブッシュの学歴もその知識もブッシュ図書館が設立されればあきらかになる。
オリバー・ストーン監督制作の映画『W』のなかで描写されているブッシュ像は、ブッシュが馬鹿みたいに口を開けたまま物を食べるとか、使用人に乱暴だとかいう出鱈目に満ちている。だが、ブッシュが書いた手紙や日記などによって、それがどれだけくだらない言いがかりであるかがはっきりするはずだとロバーツ氏。カカシもブッシュ大統領と直接会って話をした保守派ラジオのトークショーDJや、イラクやアフガニスタンでの戦没者家族などから、ブッシュがどれほど優しく思いやりのある人かという話をたくさん聞いている。ホワイトハウスでインターンの女の子のお尻や献金運動家の人妻の胸にさわったりするような下品な大統領などとは大違いである。 歴史が公平ならば、ブッシュ大統領がどれだけいい人で、誰でも友達になりたいと思うような気さくな人であったと評価するであろう。
ロバーツ氏は歴史はアル・フランケンの侮辱の代わりに、ブッシュ大統領の前代稀なアフリカへのマラリヤ患者救済政策を讃えたボブ・ゲルドフやインドの首相の「インド市民はあなたを深く愛しています」という言葉を聞くであろうとし、アフガニスタンの女性達がタリバンからの虐待や独裁から救われたことを感謝する声を聞くだろうと書いている。
アブ・グレーブの醜態も、ブッシュ政権がその犯人たちを罰したのであり、水攻め拷問にしても、歴史家たちはそれが911陰謀の張本人を含む凶悪なテロリスト三人のみにしか使われなかったこと、この拷問により数々のテロ計画が暴露され、世界中で何千という人の命がすくわれたであろう事実をしるだろう。外国からテロリストを極秘にアメリカへ送還させたことが批判された事実にしても、いったい他にどんな方法があったのかと歴史家たちは疑問に思うだろう。
ブッシュ大統領任期最後におきた不動産を巡る金融危機にしても、不動産ローンなど最初からもつべきでなかった人々に民主党が無理を言って銀行に理不尽な住宅ローンを組ませたことが原因だった。主流メディアも民主党も今はその責任をブッシュ大統領に押し付けているが、客観的に歴史を見た場合、この責任はブッシュにあるのではなく、クリントン時代に行われたファニーメイやフレディメイの規則緩和に問題があったこと、ブッシュ大統領がそれを何度も改善しようとしては民主党議会に阻止されたことなどがはっきりする。ブッシュの提案した70億ドルの救済こそが本当にこの危機を乗り越えるの役立つかもしれないのだ。
911への反応として単純だと批評家からせせら笑われたブッシュの対策こそが、将来の歴史家の目から見れば、死のカルトの独裁から文明社会を救うために最適な対策だったと評価されるかもしれない。
どの戦争でも間違いは起きるものだ。だが、軍隊も外交官も西側諸国の誰もが反対したにもかかわらず、ブッシュ大統領が押し通した増派によってイラク戦争は勝ちつつある。今日イラクのGDPはサダム時代より三割増しであり、イラク市民はフセインの独裁とその強姦魔息子達の魔の手から解放された。
8年に渡る戦争で出たアメリカ兵の戦死者にしても、第二次世界大戦でたった二つの島を勝ち取るために出した戦死者の数よりずっと少ない。一般市民の犠牲者にしてもイラクが第二次世界大戦後に体験した20にも及ぶ紛争での犠牲者の数に比べたら足下にも及ばない。
イラク戦争はアメリカが先導した同盟軍の勝利であった。ブッシュを嫌う批評家達もこの事実を無視することは出来ない。いつか必ずそのことに面と向かわねばならないはずだ、とロバーツ氏はしめくくる。
カカシはロバーツ氏ほど楽観的に物をみていない。世界恐慌でアメリカの大不況について全くなんの解決もしなかったルーズベルト大統領が、いまだに大不況からアメリカを救った神様みたいに言われていることからしても、ブッシュ大統領がイラク戦争に勝って、イスラムテロリストからアメリカを救ったなんていう歴史的事実はリベラルな大学教授らによって隠蔽されてしまうだろう。そしてそのかわりに未来の人々は、石油欲しさに始めたイラク戦争で、アメリカを泥沼に追い込んだブッシュ大統領の悪政権を引き継いだ偉大なるオバマ大統領が、イラク戦争に勝利をもたらしアメリカをテロの脅威から救った、とかなんとか歴史は書き換えられるに違いない。
だからこの時代を生きた我々が、ことあるごとに主流メディアの嘘出鱈目に立ち向かって真実を語り継げなければならないのだ。
January 18, 2009, 現時間 2:23 AM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
January 4, 2009
またまたオバマ次期政権を取り巻く腐敗、汚職疑惑でリチャードソンの商務長官辞退
まったくまだ就任式もやってないのにオバマ次期政権は始まる前からスキャンダル続き。この間、空席となったオバマの元上院議員の席を競りに出して逮捕されたイリノイ知事とオバマの側近が議席を巡って連絡を取り合っていたことがわかったばかりだが、今度は商務長官として任命されていたニュー・メキシコの知事、ビル・リチャード氏が汚職疑惑の中で任命を辞退するという事件がおきた。
リチャードソン知事は多額の献金をした企業に利潤の高い鉄道建設の契約を授与したという汚職疑惑で捜査を受けている最中だ。まさしく贈賄罪そのもの。
AP通信によると、捜査対象となっているのはカリフォルニア州のCDRフィナンシャル・プロダクツ社。ニューメキシコ州政府との間で、2004年と05年の2年間に約150万ドル(約1億4000万円)の契約を取り付けた。契約の前に、同社と同社首脳がリチャードソン氏の政治団体に献金していたという。
まったく就任前からこれじゃ、オバマ次期政権はどうなることやら先が思いやられる。
January 4, 2009, 現時間 8:38 PM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
December 18, 2008
就任前のオバマに陰を落とすイリノイ知事の腐敗
日本ではどのくらい話題になっているか解らないが、オバマが代表として上院議員として出た地元、イリノイ州の知事が、オバマが大統領になって空席になる議席を競りにかけたことが判明し逮捕された。
下記は朝日新聞の記事より。
【ニューヨーク=真鍋弘樹】米検察当局と連邦捜査局(FBI)は9日、次期大統領に当選したオバマ氏の辞職で空席になったイリノイ州選出上院議員の後継選びでロッド・ブラゴジェビッチ州知事(民主党)が金銭的な見返りを要求したとして、汚職容疑で逮捕したと正式に発表した。オバマ氏の関与はなかったとしている。
上院議員が大統領就任により辞職した場合、州知事が後継を指名するという権限を悪用し、金銭や知事退職後の地位を得ようと計画した疑い。捜査当局は通話を盗聴して証拠を押さえており、「まるでスポーツ選手の代理人のように、上院の議席を競売にかけていた」と記者会見で説明した。当局の訴追をまぬがれるため、自らを後継に指名することも考えていたという。
問題なのは、オバマ次期大統領はこの事実を知っていたのかどうかということなのだが、オバマ自身はこの件への関与は完全否定している。ただし、オバマの否定の仕方は非常に言葉を選んだ気をつけたものだった。
先週の記者会見でも申し上げた通り、私は知事の事務所とは全く連絡をとっていませんし、知事のスタッフのどなたとも交渉はありません。
実はこの時、オバマ氏は「私たち」という複数形を使わず「私」という単数形を使っていることに注目したい。オバマは自分のスタッフが知事の事務所とオバマの後継人について色々な連絡を取り合っていたことを充分承知していたか、もしくはそういうこともあるかもしれないと察していたかのどちらかである。オバマは周到な人なので、その腐敗ぶりと馬鹿さ加減は左翼の間でもかなり悪名高いブラゴジェビッチ州知事と個人的に直接連絡を取り合うなどということはしていないだろう。だが部下を通じて連絡しあっていたということは充分にあり得る。後になって部下と知事の事務所との密接な関係が明らかになった場合、私たちは関係ないと言えば嘘になるが、私個人は知らないと言えば厳密には嘘とは言えない。後で秘書がしたことで自分には関係ないという言い訳が通るようにわざと単数形第一人称の「私」と言う言葉を使ったのは明らかだ。
現に、オバマ政権の次期参謀長官に任命されているラマ・エマヌエル氏がブラコジェビッチ知事の事務所と再三にわたったてオバマの後継者候補について話会いをしていたことが昨日あきらかになった。またオバマのホワイトハウスシニアアドバイザーに任命されたバレリー・ジャレット女史も当初オバマの後継者として上院議員の座に興味を持っていたことが明らかになっている。
つまり、オバマ自身が知事と直接交渉をしていたかどうかは解らないが、オバマのスタッフは知事事務所と深い関係にあったことは間違いない。リベラルが牛耳る左翼メディアがこんな話をおおげさに報道するわけはないが、興味深いのはパワーラインによると、ラスマスン世論調査の結果、アメリカ有権者の45%がオバマ自身もしくはオバマの参謀が直接ブラコジェヴィッチ知事のスキャンダルに関連していると考えているとし、関係ないと答えたのはたったの11%だったという。
アメリカ国民はアメリカ主流メディアやリベラルが考えるほど愚かではないということだ。それにしても大統領になる前からこんなスキャンダルを抱えるとなると、いったいオバマ政権はどういう政権になるのだろうか?まったく先が思いやられる。
December 18, 2008, 現時間 11:02 PM
| コメント (1)
| トラックバック (1)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
December 15, 2008
国民保険や厚生年金は必要なのか?
来年オバマ次期政権と民主党が多数議席を持つ議会が始まる時、我々自由市場主義者が一番恐れるのが、民主党による健康保険や年金制度の完全国営化にある。
日本ではすでに国民保険や厚生年金が長年施行されているため、こうした制度に関して日本の読者の皆さんには違和感はないかもしれない。確かにフリーターなどで社会保険に入れず、高額の民間保険にも入れないような市民にとっては誰でも入れる国民保険は便利といえば便利だ。また、国が年金の管理をしてくれていれば自分でこつこつ貯金をしていなくても引退後の生活が保証されると思えば、こんなありがたいシステムはないと思われるかもしれない。だが、すでに多くの日本市民が実感しているように、こうしたシステムには大きな落とし穴がある。
国の経済が潤っている間はいいが、いったん経済が低迷すると先ず第一に削られるのが国民へのサービスである。国民がせっせと保険や年金のために税金を払っていても、政治家の失敗政策や横領やずさんな管理などが原因で保険や年金の予算が底をついたとき、ツケを払わされるのは必ず納税者のほうだ。老齢者の医療費は無料だったのが、今後何割かは負担しなければならないとか、年金の支払額が削減されるとか、どんどんサービスが低下するにもかかわらず、税金は減るどころか増える一方というのがすでに日本の現実だ。
また、治療方法や医者や病院の選択なども国民保険の場合にはかなり厳しい制限がある。すぐ隣に良い病院があっても、保険が効かないので遠くのヤブ医者ばかりの病院へ通院せざるおえないお年寄りも多くいる。難病でいますぐ最新技術を要する手術が必要な患者も、国民保険ではなかなか許可が降りずに病状が悪化するなどといった自体も発生する。
アメリカでは日本やお隣のカナダやイギリスといった国民保険の発達した国々から多くの難病患者が最新の手術を受けにくる人が後を絶たない。ミスター苺のイギリス人の友人は、国民保険から治療の許可を待っている間に奥さんを血友病で失くしてしまった。
日本では経済に余裕のある市民は国民保険の他にも民間の保険に入ることができる。とはいうものの、自分には民間の保険があるから国民保険への加入を拒否するという自由は二本国民にない。社会保険を持っている会社員には実感が湧かないかもしれないが、国民が負担する社会保険や個人経営者が負担する国民保険は半端な額ではないのである。
それでもまだ日本の場合、民間保険に加入することは違法ではないので、お金に余裕さえあれば、好みの医療を受けることが出来るが、以前にヒラリー・クリントンが提案した国民保険では、国民保険以外の保険に加入することは違法であるという完全な社会主義政策が組み込まれていた。幸いなことに大手ではなく中小の保険会社が集まってヒラリーケア提案の悪法をテレビコマーシャルなどで暴いたため、国民はすんでのところでこの悪法から免れたが、オバマが大統領になったらどうなるか、かなり恐ろしい。
国民保険や国民年金が社会主義的だということを国民に理解してほしくない人間は多くいる。例の左翼変態フェミニストの小山エミなどがその典型だ。彼女などは健康保険や年金は国が保証すべきだという、いわゆるルーズベルト大統領のニューディールを提唱している。小山はこんなバリバリ社会主義政策を提唱しておいて、「私は社会主義者ではなくて自由市場が好きです、と何度も書いてるんだけど、どうして無視するの?」なんて白々しく聞いてくるんだから笑っちゃう。
ところでここでアメリカの歴史をよくご存じない皆様に説明しておく必要があるのだが、アメリカでは左翼やリベラルの間で、いや保守派の間ですらも、1929年の10月から30年代を襲った世界恐慌はフーバー大統領のレゼーフェア(国が関知しない、放ったらかしといった意味)自由市場が原因であり、それを後任のルーズベルト大統領がニューディール政策によって解決し、アメリカの経済恐慌から国を救ったという神話が一般常識として今でも信じられている。だが真実は、フーバー大統領のはレゼーフェアどころか、株急暴落にうろたえたフーバー政権のフェデラルリザーブ銀行のパニック的な市場介入政策が株式市場の健康な回復を妨げ、市場をさらに悪化させたのだ。ルーズベルトのニューディールはフーバー大統領政策を焼き直したもので、新しくも何ともないアイデアだった。
ルーズベルトは緊急事態を言い訳にアメリカに社会主義的なおおきな政府を実現させた。アメリカの国民年金であるソーシャルセキュリティーもこの時に作られたのである。だが、ルーズベルトの政策はアメリカを経済大恐慌から救うことに全く何の役にも断たなかった。大恐慌が始まった当初から第二次世界大戦が始まる年まで、アメリカの失業率はほぼ25%と変化なかったのである。皮肉なことにアメリカを経済大恐慌から救ったのは第二次世界大戦だったのだ。
ともかく、自分の健康管理や老後を腐敗したお役人に任せることの恐ろしさは、日本国民が一番良く身にしみて知っているのではないだろうか?
アメリカ人はまだその事実を充分に理解していない。どうか体験のある日本の皆様からアメリカの人々にこの社会主義的悪政策の実態をご説明していただきたいものだ。
December 15, 2008, 現時間 6:28 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
December 12, 2008
何が変革?クリントンファミリー一色のオバマ新政権
カカシはオバマの顔をテレビで観ると虫酸が走るので、出張中はなるべくテレビニュースを避けていた。だいたいまだ就任もしていないのに、オバマはやたらと記者会見を行って、次の政権での方針を演説しまくっている。まったく忌々しいたらないのだ。しかもオバマが立つポディウムには「次期大統領事務所」と書かれているのには笑ってしまう。Office of the President (大統領事務所)というのは存在するが、『次期』大統領のオフィスなどというものは公式には存在しないのだ。就任までまだ一ヶ月以上もあった時から、オバマはすでに大統領気分。アメリカの主流メディアはオバマ一色で、あたかもオバマの決断が今すぐ法律となって施行されるかのような扱いかただ。
ま、それはともかく、産経新聞の古森義久さんがオバマ次期政権の人事について興味深い意見を述べられておいでなので、そこからちょっと引用したい。
オバマ氏は国防長官にブッシュ政権の現職ロバート・ゲーツ氏を、財務長官にこれまた現政権下の連邦政府機関たるニューヨーク連銀総裁のティモシー・ガイトナー氏を、それぞれ任命した。...
オバマ氏が新政権の主要人事として最初に発表したのは大統領首席補佐官へのラム・エマニュエル氏の起用だった。
同氏はワシントンの究極のインサイダーだったからオバマ氏の脱ワシントン宣言をいぶかる声が起きた。...オバマ氏が政権引き継ぎチームの責任者に選んだジョン・ポデスタ氏も70年代からワシントンで民主党議員の補佐官やロビイストとして活動し、90年代はクリントン大統領の首席補佐官だった。...
エマニュエル、ポデスタ両氏に加え、象徴的なのは国務長官に任命されたヒラリー・クリントン氏である。
商務長官に選ばれたビル・リチャードソン氏もクリントン政権の国連大使、司法長官に任命されたエリック・ホルダー氏も同政権の司法副長官、国家経済会議委員長となるローレンス・サマーズ氏も同政権の財務長官だった。
なんだこれじゃ、せっかくヒラリー・クリントンに打ち勝って大統領の座を得たのに、政権のメンバーはクリントンの息がかかった奴らで満ちているではないか。この人事のどこが「変革」なんだよ、と生粋の左翼やリベラルなら腹をたてるべき人事である。
オバマは選挙に勝つために極左翼に迎合しておきながら、一旦大統領になったら左翼を裏切って中庸に走ろうというのだろうか? だとしたら同性愛者を軍隊に入隊させると公約しておきながら、就任一ヶ月で裏切ったビル・クリントンと同じではないか。ということはアメリカ社会はオバマの左翼政治に破壊される危険はないのかもしれない。信念がないってのはこういう時便利だな。
しかし、ワシントンでも指折りの左翼と言われたオバマがそう簡単に中庸に寄るとは考えがたい。特に国内政策ではかなり左に寄ると思われる。国民保険とか年金とかヨーロッパ風の社会主義が起用されることは免れないだろう。
興味深いのは古森氏も指摘されているように、国務長官へのヒラリー・クリントンの起用である。イラク戦争絶対反対姿勢をとってきたオバマと比べ、ヒラリーはずっと鷹派だ。ヒラリーおばさんにはかなり強い外交政策がある。これがオバマの考えと一致するとはとても信じられない。国務長官は大統領の意志を反映するべきであり、全く相反する人を選ぶとブッシュ大統領とパウエル前国務長官の任期後半で起きたように国の外交が混乱してしまうからである。特にオバマはアフガニスタンやパキスタンで継続中の対テロ戦争を引き継がなければならない。イランや北朝鮮の脅威とも立ち向かって行かなければならない。ロシアの共産主義化も無視できない。そういう時に自分の信念と全く違うヒラリーを大事な国務長官に選ぶというのはどういう意味をもつのだろうか?
昨日、職場のクリスマスパーティで、弾道ミサイル防衛(BMD)が話題に上った。この間去年に引き続き二度目の日本海上自衛隊によるBMD実験があり、続いてアメリカの地上BMD実験があったばかりでもあり、今後のBMDプログラムの行方が案じられた。(どちらの実験も一応成功)一緒のテーブルで席を同じくした同僚は「オバマが大統領になったら、BMDなんておさらばだよ。俺たちも失業さ。」と首を降った。
確かにオバマの選挙運動中はそういう危険性はかなりあると思っていたのだが、オバマ次期政権の人事を見ているとそれはどうかなという気がしてきた。オバマは自分の代でアメリカが危機にさらされるようなことは避けたいのだろう。それで自分にはよくわからない外交はこれまで通りにしておいて、ことなかれ主義を貫こうという気持ちなのかもしれない。
オバマがなにもしないでくれたほうが、我々保守派には好都合である。
December 12, 2008, 現時間 10:21 AM
| コメント (3)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 21, 2008
ビル・エアーズ、恥じないテロリストとオバマ次期大統領の怪しい関係
バラク・オバマが民主党候補に立候補して以来、共和党のマケインも含め、民主党のクリントンなども、オバマとアメリカ左翼テロリストのビル・エアーズとの関係を取りあげたが、オバマべったりの主流メディアはほぼ完全無視を決め込んだ。オバマが見事次期大統領の座を手にしてしまうと、これまでオバマの選挙に傷をつけてはいけないと遠慮していたエアーズも、今や堂々と公の場に現れているだけでなく、新しく本など出版して忌々しくもその傲慢ぶりを連日テレビ出演やインタビューなどで披露している。過去の栄光(?)を未だに忘れられない老いたテロリストにとって、オバマのライバル達にオバマ攻撃の材料として使われたのは最高に幸運な出来事だったと言える。
もしも、主流メディアが選挙前にこの恥知らずのテロリストのことを今のように取り上げていたら、オバマの当選はなかったかもしれない。これはACORNなんかとの関わりより、ずっと深刻な問題だ。
ビル・エアーズの背景については、左翼変態フェミニストの小山エミちゃんが詳しく説明してくれてるので、一部引用させてもらおう。
このビル・エアーズは1960年代末期から1970年代にかけて活動していたウェザーマンという左翼学生団体の主要メンバーの一人。(中略)ウェザーマンは、自分たちこそが革命を先導しようという考えの団体だった。それが先鋭化して地下に潜り、ウェザー・アンダーグラウンドと呼ばれるようになる。
ウェザーマンは米国の侵略に抵抗するヴェトナム人や、黒人解放運動をしていたブラック・パンサーズに同調し、「戦争をわれらに (bring the war home)」というスローガンを掲げた。すなわち、米国帝国主義との闘いはヴェトナムではなく、米国本土で米国人自身によって闘われるべきだという考えを主張した。(中略)ウェザーマンは明らかに異質で、、、地下に潜ってからは政府機関を対象とした爆破テロ(略)などの活動を続けた。
ウェザーマンの活動は1970年代中盤には行き詰まり、エアーズら幹部は1980年までに自首した。しかし警察の側にあまりに多くの違法捜査があったためエアーズは無罪となり、釈放される。その後かれは大学院に進み、教育学の学位を得てイリノイ大学シカゴ校の教授となる。教育学者としてのエアーズは、シカゴ市の教育改革に関わるなどして表彰を受けた。
ウェザーマンの300人に渡るメンバーは警察や一般市民を標的に暴力的なゲリラ作戦を続けた。エアーズは証拠不十分で無罪になったとはいえ、警察署に爆弾をしかけたことを未だに自慢しており、2001年のインタビューでも後悔しているのはもっと多くの爆弾を仕掛けることができなかったなどと、全くテロリストとしての過去を恥じていない正真正銘のバリバリ左翼テロリストなのである。そういう人間を教育家として受け入れたとしたら、それはシカゴ大学に問題があるのであって、エアーズが立派な人間として更正したという意味では全くない。
さて、このエアースとオバマの関係だが、小山エミは次のように述べる。
シカゴの貧困地区でコミュニティ・オーガナイザーの仕事をしていたオバマとの接点ができるのはそのあとで、教育関係の基金の理事同士となって知り合い、オバマがはじめて州議会に立候補した時にはエアーズの自宅でオバマを応援するためのパーティが開かれた。
もしエアーズと同じ基金で理事をしていたというのが問題なら、シカゴの教育界関係者や市当局関係者は大勢が「テロリストの仲間」ということになってしまう。オバマがシカゴに来たときには、既にエアーズはウェザーマンの過激派活動家ではなく、地元の教育問題に取り組む教育学者だったのだから、何が問題なのかまったく分からない。しかもその後エアーズが特にオバマと深い関係を持っているという事実もなく、大統領選挙にも関与していないし、オバマの側近というわけでもない。それなのに、「オバマはテロリストと仲良くしている」と宣伝するマケインや、それにコロッと騙されてしまうカカシさんのような人がいるのは、困ったことだ。
『コロっとだまされてしまう』という言い方は非常に不思議だ。何故ならエミちゃん自身、テロリストとして活動していた時代のことを全く恥じていないエアーズとオバマが同じ基金の理事を勤めていたこと(エアーズの紹介でオバマはこの基金の理事になっているのだが)や、エアーズの家でオバマを持ち上げる州上院議員の選挙運動の皮切りが行われたことを認めているのだ。オバマとエアーズが基金で理事をしていたとき、二人はシカゴの教育会を「改革」すべくあらゆる企画に一緒に取り組んだ。二人の関係が親密なものであるかどうか、それは主観の問題だが、エミちゃんも二人の間に職業的な関係があったことは否定していないのである。
それが『何が問題なのかわからない』といってのけるエミちゃんのおとぼけぶりにも呆れるというもの。では彼女が解らないと言っている問題点をカカシがご説明もうしあげよう。実はこのことについてカカシはすでに今年の4月にこのように書いている。
単に近所に住んでいる顔見知りだというだけならどうということはないが、私は40年前だろうと100年前だろうと何百人という人が死ぬかもしれなかったテロ行為をしておいてそれを反省するどころか、もっとやれば良かったなんて未だに公言しているような人間の家にはお茶に招ばれても絶対に行かないだろう。ましてや大事な選挙運動の会合をそんな人間の家で開くとなれば、自分がその人間の考えに同意しているか、少なくとも特別問題視していないことの現れだ。これが国の大統領になろうとしている人間の近所付き合いだとしたら非常に問題だと私は思うね。
もしも共和党の候補者が40年前に黒人協会に放火した犯罪者の家で会合を開いたなどということがあったら、「近所に住むただの知り合いで、特に考えを交換したりしていない」とか自分は8歳のときの出来事だから興味ないとかいって言い訳になるだろうか?その関係がわかった時にその候補者の選挙運動は終わってしまうだろう。
エミちゃんが認めていることだけでも、エアーズとオバマとの関係には由々しき問題があると私は思う。これはマケイン選挙陣営に指摘されるまでもないことだ。それが「何が問題なのかわからない」というのは、エミちゃんやリベラル連中はすくなからずエアーズの左翼主義に同調しているからで、そういう人間とオバマが仲良くしても問題がないと思っている証拠だ。
それをマケイン陣営が流したデマだとか、保守派がころっと騙されているとか、人を馬鹿にするのもいい加減にしてほしいもんだ。
November 21, 2008, 現時間 12:02 PM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 19, 2008
アメリカ三大自動車メーカーは倒産させよ!
アメリカの金融機関を政府が救済するという話から始まって、民主党は他にも倒産の危機を迎えている大企業を国が救済すべきだと主張しはじめた。はっきり言って政府が市場に口出しするのは好ましいことではないので、どうしても必要な時以外はなるべく手を触れないでもらいたいというのが自由市場主義のカカシの考えだ。
先の共和党大統領候補の一人、ミット・ロムニーも、まさにそう考える保守派のひとり。ロムニーの18日付けのニューヨークタイムスのオプエドから読んでみよう。題して『デトロイトを倒産させよ』
もし、ジェネラルモータース、フォード、そしてクライスラーの重役達が昨日申請したように彼らが救済されたら、アメリカの自動車産業にはさよならの投げキッスをすることになるだろう。一晩でそうなるとは言わない、だが崩壊はほぼ確実に保証できる。
カカシはこのオプエドを読むまでロムニーがビジネスマンであることは知っていたが、ロムニーの父親がデトロイトの自動車会社の重役で、傾いた自動車会社を立て直した経験のあるひとだったとは知らなかった。つまり、ロムニーにとってデトロイトの自動車産業は他人ごとではないのである。
ロムニーはビッグスリーと呼ばれるこれらの会社が立ち直るためには、政府からの救済ではなく、根本的な再構築、いわゆるリストラクチャーリングが必要だと語る。
1)先ず第一に外車との経費差を取り除くこと。いまやアメリカの自動車産業は自動車会社というより従業員や引退者の保険や年金のために存在していると言われるほど、人件費への経費が馬鹿高い。これを諸外国の自動車メーカーの率と同等にすれば、競争の不公平を取り除くことが出来る。またすでに引退した社員への年金の削減もいますぐ実施する必要がある。
ロムニーによるとアメリカの車は一台につき外車と比べ2000ドルも余計に経費がかかっているのだそうだ。同じ値段の車でも外車の方が2000ドル分の高性能が加算されていることになる。これでは競争できないのは当たり前だ。
2)第二に、現在の経営者を首にし、自動車産業とは無関係な産業から新しい人員を募りマーケティングや改革、創造力、労働者関係に富んだ人々を雇う。新しい経営者側は労働者と経営者が敵対関係にあるというような前世紀の考えを打ち砕く必要がある。
また、労働組合が労働者の待遇良化や給料引き上げをもたらした時代は終わりを告げなければならない。新しいUAW(自動車産業労働組合)の方針は、経営者と利益共有や株分配といった形に変えて行く必要があるという。
そして利益も短期的な三ヶ月だの半年だのではなく、長い目で見てその産業に見合った給料や保証を経営者側も労働者も一体となって考えて行く必要がある。無論、労働者の給料引き下げを実施するなら重役も会社の飛行機だの豪華な会議室だのを取り除き、自分らの足を運んで現場の労働者と直接会話を交わすべきである。
自動車産業はアメリカの基盤となる非常に大事な産業だ。だからこそ新しい現代社会で競争のできる能率的な産業として生まれ変わってほしい。それには政府の救済ではなく、あえて倒産という厳しい道を選ぶ必要があるのだとロムニーは締めくくっている。
余談だが、これについて左翼変態フェミストの小山エミも、ビッグスリーは倒産させるべきだと書いているのを読んで私は、「え〜?なんで〜?」と一瞬目を疑ってしまった。エミちゃんが支持するオバマはビッグスリーの救済には賛成のはずだが。
どうやらオバマが就任するまでGMが持たないということで、議会で救済が議論されているのだけれど、これこそ本当に旧来政治のやり方で嫌な感じ。民主党は労組の活躍で選挙で勝たせてもらった見返りに救済を主張し、共和党はというと政治思想的には自由市場擁護の立場から反対するべきところを、一部の(主に西部の)議員を除いては、工業地帯の票を今後ずっと失うことを恐れてはっきり反対できないでいる。この件については、わたしは西部出身の共和党議員の意見に基本的に賛成。自動車会社の経営が行き詰まったなら、多数の航空会社が行き詰まった時と同じくチャプター11(連邦倒産法第11章)に従って、事業を続けながら再建させればいい。
社会主義で自由市場を嫌うエミちゃんにしてはまともなことを言うじゃない、と思って読んでいたら、案の定、彼女の解決策は産業が個人の福祉を保証するのではなく、国が保証すべきなのだと語っている。
米国型コーポラティズム(に近いもの)において労組が勝ち取ったさまざまな保証や保護が、ビッグスリーの足枷となって国際競争力を奪い、結果としてかえって労働者の雇用を損なっているのは確実。自動車労組が過去の既得権益にしがみついているうちに、サービス産業などをはじめとするより立場の弱い労働者の運動と接点を失い、それが2005年の労組再編を引き起こしたことも、過去エントリ「歓迎すべき米労組全国組織 AFL-CIO の大分裂」で紹介した。
けれどもそれは、既得権益を奪えばそれで良いという問題では決してない。なぜなら労働者として、人間として、保険や年金といったセーフティネットを望むのは当然のことだからだ。とはいえ米国型コーポラティズムは終焉し、自動車労組だけが既得権益に守られる状態ももはや維持不可能なのだから、政府が健康保険と年金に責任を持つ制度に移行することで、今度こそニューディールを完成させなければいけないと思う。
なるほどね。気持ちは解るのだが、会社が請け負うべき労働者への保証を国が補えば、ビッグスリーが倒産の危機を迎えたように今度は国が破産の危機を迎えることになるということをエミちゃん並びに社会主義者は理解していない。いったい国が国民にする保証は誰が支払うのだ?
アメリカが経済危機といいながらも、ヨーロッパ諸国よりも強い経済を保つことが出来るのも、アメリカではヨーロッパほど社会主義が進んでいないからである。ヨーロッパでは長い休暇や労働時間の短縮など、国単位で労働者の待遇保証が行われているが、それが結局生産性の低下に結びつき、アメリカと対応に競争できない状態にある。確かに自動車産業ではアメ車はだめだが、他のアメリカ企業の世界市場進出はすさまじいものがある。
アメリカ経済の回復は社会主義を進めることではなく、資本主義を進めることにあるのだ。しかし次期大統領がオバマでは、ことは良くなる前にもっと悪い状態になるだろう。
アメリカよ、シートベルトを締めよ、この先の揺れはもっと激しくなるだろう。
November 19, 2008, 現時間 11:23 AM
| コメント (0)
| トラックバック (1)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 18, 2008
カカシ、変態フェミストの挑戦を受けて立つ! オバマと左翼過激派市民団体ACORNの悪質な関係
カリフォルニア州の結婚に関する憲法改正の決議案第8条が通ったので、自称クィアー(Queer)の左翼フェミニストこと小山のエミちゃんはどう思ってるのかなと思って彼女のブログを覗いてみたら、なんとカカシのことが書いてあるではないか。しかも私がオバマに関してマケイン選挙運動陣営のデマを鵜呑みにしているという指摘である。
ま、すでにオバマが勝ってしまったので、こんな話を今更してもしょうがないかなとは思ったのだが、オバマが大統領選に勝ったのも、小山エミのようなリベラル運動家やオバマべったりの主流メディアが事実を隠蔽し、事実を指摘したマケイン陣営及び保守派を嘘つき扱いしたことが、多少なりとも影響を与えたことは否定できない。
よって主流メディアの嘘や隠蔽による間違ったアメリカ像を正したいという目的でこのブログを始めたカカシとしては、小山エミの挑戦に受けて立つ責任があるだろう。
左翼過激派市民団体ACORNの正体
先ず最初に小山エミが「無視できない」としているのはカカシの書いたこのエントリーのこの部分である。
オバマには選挙違反連続で警察沙汰になっているACORN(エーコーン)という市民団体がくっついている。このグループは選挙権があろうとなかろうと移民や犯罪者に金を払って選挙登録をさせ、その名前を使って投票権を自分らで埋めて郵送するという違反で何人もそのメンバーが逮捕されている。
これについて、小山エミはACORNは低所得者の選挙登録を援助する中立な市民団体であると説明する。
いくら民主主義といっても、貧しい人たちの意見が政治に反映されないので、特に貧困地域において、多くの人たちが有権者登録を呼びかける活動を行なっている。 ACORN もそうした団体の一つで、登録用紙を持参して街頭などで登録を呼びかけ、その場で記入・署名してもらってそれを持ち帰り、まとめて選挙管理委員会に提出している。
こうした活動をする団体は、党派的には中立の立場にあり、登録呼びかけ活動中にその立場を利用してどの候補や政党に投票すべきかという話をすることは認められていない。けれども、貧しい人がよりたくさん投票すれば、自然と貧困層、そしてその多くを占める非白人層の支持を多く集めている民主党が有利になる。だから、民主党は有権者登録の呼びかけに好意的であり、共和党はなにかにつけて文句をつけようとしている。
共和党がACORNの活動に文句をいうのは、そのあからさまな民主党支持とそのあくどい手口について言ってるのであり、低所得者に民主党支持が多いからではない。多少でもACORNの背景を知っているひとなら、彼らがおよそ中立な市民団体などではないことは充分承知のはず。左翼運動家の小山エミがその事実を知らないはずはないので、はっきり言って上記の供述は「おとぼけにもほどがあるね」と言うもんだ。それではACORNがどのように選挙違反をやったのかという話をする前に、ACORNがどんな団体なのかという話からしておこう。
ナショナルレビューに載ったスタンリー・カーツの記事を参考にACORNの歴史を追って観よう。ナショナルレビューは保守派の政治マガジンでカーツは保守派の政治評論家。
ACORNはAssociation of Community Organizations for Reform Nowの略で、「いますぐ改革するための共同体組織編成同盟」とでも訳すのかな?名前からして社会主義丸出しという感じがするが、カーツによるとムーブオン・ドット・オーグ(MoveOn.org)やコードピンクなどと並ぶ「アメリカ最大の過激派グループ」で、その過激ぶりは他の二つをしのぐという。
ACORNは1960年に生まれた過激派新左翼の後裔で、バリバリのアンチ資本主義のグループの中でも最も過激で破壊的なthe National Welfare Rights Organization(全国生活保護権利組織)略して NWRO から別れたグループである。NWROは生活保護事務所に座り込みなどをして生活保護の資格を緩め、より多くの人々が保護を受けることで生活保護のシステムそのものを破壊しようとした。既存の行政組織を破壊することによって新しい社会主義社会を作ろうというのがその目的だった。
ACORNはNWROから目的は変わっても1960年代風の恐喝的まがいの過激な運動方法は変わっていない。ただより賢くなったACORNは地方で活躍し、全国的なメディアのレーダーにひっかからないように運動している。彼らの新しい目的はウォールマートのような大型スーパーを標的に労働者の最低賃金の引き上げをすることだ。無論企業にそんな圧力をかければよ労働者の賃金があがるどころか、スーパーはそういう地方を敬遠するため地元の経済はよけい貧困になるという結果を生んだ。その上ACORNは生活保護法の改正には絶対に反対しているので、貧困な地方では生活保護から抜けられずに何代にも渡って生活保護をうける家庭が多く出来てしまった。しかもACORNは金融機関にもっと厳しい規制を与えるような訴訟をほのめかして多額の「寄付金」を強請り取り民主党候補への選挙運動に横流ししたりしているという。
ACORNの過激的社会主義の思想は彼らの信じられないような主張に現れている。最低賃金を引き上げる法律を通せば、地方の企業は他へ引っ越したがることを充分に理解しているACORNはそういう企業は「出口ビザ」を取得すべきだなどと平気で提案している。これではまるで旧ソ連の共産主義そのものだ。
ACORNの抗議者が連邦準備銀行の公聴会を邪魔したりしたこともあるが、どちらかという地方市議会などへの暴力的な抗議の方が目立つ。オバマが代表するイリノイ州のシカゴなどはその支部がかなり幅をきかせている。バルティモアーでは銀行重役たちの晩餐会に乱入したり、市長の家にバス四台の集団で集まり、家の前で叫び立てて市長の家族を震え立たせたりしたこともある。
このような凶暴な抗議作戦を批判されると、ジョン・アトラスとピーター・ドライヤーという運動家が「右と接する」という論文でACORNの弁護を行ったが、ACORNの暴力的な威嚇作戦が独立した行き過ぎなメンバーによるものだと言い訳するどころか、威嚇作戦は効果があると、ACORNの暴力的なやり方を完全弁護する内容だった。まさしく恥じない過激派である。
ACORNによる組織的な選挙違反
さてここで、ACORNがどのような選挙違反を行って来たのか、ここでその例をいくつか挙げて観よう。
2007年7月、ワシントン州:ACORNによって提出された1800に登る投票登録書が不正に集められたものであったとし、ACORNの従業員7人が起訴された。ワシントン州の記録上最悪の選挙違反であった。ACORN支部は集められた登録書を充分に審議しなかったことを認め、罰金を払い今後従業員の監視を厳しくすることを約束した。(参考、ミッシェル・モルキン)
上記のモルキンのサイトでは他にもミズーリ州、オハイオ州をはじめ12の州に渡って行われたACORNによる選挙違反の例が上げられている。
さて時を隔てて今回の選挙においてはといえば:
インディアナ州、レイク群。ACORNは5000の新しい登録書を提出。州当局によるとその最初の2100がすべて偽物であったことを発見した。
フィラデルフィアPhiladelphia:CNNニュースによると、ACORNが提出した8000の登録書に問題があったという。
言っておくが、こんなのは氷山の一角である。ACORNは長年に渡ってアメリカ全土でこのような選挙違反を度々行って来たのである。にもかかわらず変態フェミニストの小山エミは、楽をしたいアルバイトが個人的に勝手にやったことで、ACORN自身も被害者なのであり、ACORNは組織内で登録書をきちんと審議し、メンバー教育もきちんと行い、悪いメンバーは調査したうえ当局に引き渡し、全面的に協力しているといいはる。
ACORN は、集められた登録用紙をそのように分類した上で(つまり、怪しげな登録用紙は「これは怪しいですよ」とはっきり伝える形で)選挙管理委員会に提出し、委員会が不正と判断したものについてはその登録を行なったアルバイトを判定し、もし法的追求があれば警察に協力する。なぜなら、そうした行為は ACORN の評判に傷をつけるものだし、それ以前に ACORN はその件において詐欺の被害者だから。かれらは、できるだけ多くの貧しい人に投票に行ってもらうためにこのような活動を行なっているのであって、不正な登録がいくら行なわれても投票率向上にはまったく寄与しないもの。
「秘書が勝手にやったことでして、、わたくしはその〜全く関知しておりません、、、」とかいっているどっかの政治家みたいで全く説得力ないね、こんないいわけ。ACORNがきちんと監視しているというなら、どうして何年にも渡ってあちこちの支部で何度も何度も同じ『間違い』が起きるのだ?これはいくつもの支店で賞味期限切れの材料を使っていた大手の製菓会社が不正があったのはそれぞれの支店が勝手にやったもので、本社の方針ではないといくら言い張ってみても通らないのと同じである。不正の数が長年広範囲に渡って広がっていれば、それは組織ぐるみの方針であると考えるのが常識。すくなくともACORNは登録書集めにしろ従業員にしろ管理不行き届きであることに間違いはない。だが、ACORNの過激で違法行為もいとわない抗議活動を考慮にいれると、これらの不正が単なる個別の郡然で片付けるわけにはいかない。エミちゃんがこんなに簡単に国民を騙せるとおもってるところにリベラル特有の優越感とおごりがある。どこまで人を馬鹿にするんだとききたいね。
ちなみにACORNはどんな連中を自給8ドルでアルバイトに雇っているのかというと、このラスベガスで起きた選挙違反事件では、集められた65000の登録書があやしげなものだったとされ、しかもアルバイトの59人が前科ものの犯罪者だったというのだ。重犯罪者は他人の個人情報を集めてはいけないことになっている。だからACORNは不正な登録書を集めたこと以外にも前科ものを雇うという違反をしていたのである。
これらの違反がすべて偶然だというなら、何故すべての偶然が左翼のアジェンダに利益になるのかを考えてもらいたい。もし不正が偶然なら、民主党にも共和党にも同様に利益になる不正登録書が集められるはずである。単なるアルバイトが楽してアルバイト料をもうけたいだけなら、登録する人間が民主党でも共和党でも関係ないはずだからだ。それがどうして常に集められた不正登録書はすべて民主党なのだ?アルバイトが単に楽したいだけだとしても、何故常に民主党を選ぶのだ?
その答えはあまりにも明白で今更書く必要もないが、あきらかにACORNがアルバイトをそのように指導しているからに他ならない。
オバマとACORNの関係
しかし、ACORNがどれだけ悪徳で過激な市民団体であるかということがわかっても、それと次期大統領のバラク・オバマとどういう関係があるのかという疑問が生まれる。それが関係大有りなのである。これについてエミちゃんはこう語る。
オバマが ACORN に所属していたというのははっきりした間違い。オバマは政治家になる前に ACORN と似たような活動をする別の団体に所属していたし、ACORN が州政府を訴えたときに弁護士として ACORN を代弁したことはあるけれども、ACORN のメンバーだったことはない。FOX News などでは「ACORN のスタッフを対象に講習会を開いていた」という話も出ているけれども、年に一度のイベントに講師として呼ばれていたというだけ。どこが悪いというのか。
カカシがオバマはACORNのメンバーだっとと書いたことは確かに間違いだったので、それは認めておく。オバマは将来政治家になることをかなり早くから決めていたから、こんな組織のメンバーになるようなヘマは犯さない。ただし、エミちゃんも認めている通り、オバマはACORNの弁護士だったことがある。それというのもオバマはコミュニティオーガナイザー(共同体組織編成家)だったころ、抗議運動などを主催していた実力を買われ、当時のACORNのリーダーからメンバー達の抗議運動や組織編成を指導してほしいと依頼されており、ACORNの過激なメンバーたちはオバマの指導によってその行動を学んでいたのである。つまりACORNメンバーの行動はオバマの思想にもとづくものなのだ。エミちゃんがいうような「時々講師として呼ばれていた」などという甘いものではない。
また、オバマとACORNの長年に渡る付き合いから、ACORNのメンバーの多くがオバマの選挙運動員として1996年の州上院選の時も2000年の連邦上院選の時もボランティアなどとして働いている。
しかし上記のカーツによれば、もっと問題なのはオバマがウッズファンドとジョイスファンデーションという二つの慈善事業の理事をやっていた時のことである。ニューヨークタイムスによれば、この事業の理事としてオバマは組織の予算をあらゆる慈善団体に分配する権限をもっていた。この事業から予算を分けてもらった慈善団体にACORNが含まれていることは言うまでもない。
ACORNのシカゴ支部はオバマが州上院議員の選挙に出た時あからさまにオバマを支持している。
このようにみてみると、ACORNは左翼過激派市民運動団体であり、そのやり方はきわめて悪どく、オバマとも長年にわたってべったりの関係であったことがはっきりする。最後にエミちゃんの書いてるこの部分だが、、
ACORN がオバマに献金しているという話は FOX News や過激保守ブログですら見たことがないのだけれど(ていうか、ACORN そのものは非営利団体なので、候補や政党への献金はできない)、おそらくマケイン陣営が「オバマが ACORN に八十万ドル払った」と宣伝していることの聞き間違えだと思う。八十万ドルという話がどこから出てくるかというと、今年の春に民主党内でヒラリー・クリントンと激しい指名獲得競争をしていた時に、ACORN と関連のある団体に対して、より多くの人に投票を呼びかけるための活動の資金としてそれだけの額を提供したというのが元。この活動は Get Out the Vote (GOTV) と呼ばれていて、選挙前に集めておいた支持者のリストに選挙当日に電話をかけ、「今日が投票日ですよ、忘れずに投票にいきましょう」と呼びかけたりするもの。米国では選挙のたびにどの陣営も行なっていることであり、何の不正も報告されていない。
何の不正も報告されていないどころか、オバマが8万ドルも払って投票を呼びかけてもらった(eighty thousandだから8万なのよね、エミちゃんは私の英語のカタカナ表記に重箱の隅をつつくみたいにほじくるので、今回はつっこませてもらうわね。)ACORNは民主党に有利なように選挙違反の連続をして、その従業員が何人も逮捕され起訴されているのだ。「なんの不正も報告されてない」なんてよくもしらじらしく言えたもんだ。ま、こういうことをすっとぼけるのはリベラル運動家の常套手段だから驚きはしないがね。
というわけなので、カカシがオバマとACORNについて書いたことは、マケインの流したデマでもなんでもなく、真実に基づいたものだったのだ。無論小山エミのようなリベラル過激派運動家がそういう事実をデマだと言って隠蔽することに成功したから、オバマが次期大統領になるなどという悲劇がおきているわけだが、、、
November 18, 2008, 現時間 10:04 PM
| コメント (4)
| トラックバック (2)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 8, 2008
オバマ次期大統領が試される時
コメンターの方々も話しておられるように、ブッシュ大統領のおかげでアメリカは世界から嫌われるようになった、オバマが大統領になることでアメリカは再び諸外国から好かれるようになるのではないか、という意見を最近よく聞く。だが、アメリカが国際社会から好かれるということは実際アメリカにとって良いことなのだろうか?
確かにアメリカを嫌う国が減ればアメリカを襲う国が減るという理屈はわからないでもない。だが、アメリカが一番テロの標的になっていたのは国際的にも人気の高かったクリントン大統領の時代であって、世界中から忌み嫌われたとされるブッシュ大統領の時代ではない。確かに911同時多発テロは2001年に起きはしたが、その計画はパパブッシュの時代にさかのぼるし、クリントン大統領が国際的な問題を避けるため、特にとりたてて対テロ政策を立ててこなかったことが大きな原因となっている。
ちなみに、アメリカが世界中から嫌われていたと言われるブッシュ政権の間中、911以後アメリカ国内でテロ事件は一度も起きていないし、諸外国でもアメリカ市民やアメリカ所有物に対するテロ行為は起きなかった。ブッシュ大統領の支持率に無頓着な強硬手段にテロリスト達は恐れをなしたのか、少なくとも警戒を高めたことは確かだろう。つまり、アメリカが嫌われていようとどうしようと、アメリカは恐れられているほうがアメリカの国防にとっては良いことなのだと言えるのではないだろうか?
オバマ次期大統領は一度も試されたことがない。テロリストや諸外国の敵に向かってどう対処するのか全く未知数な人間だ。私がロシアのプーチンや、イランのアフマディネジャドや、北朝鮮の金正日であれば、今こそアメリカに無理難題を吹っかけてオバマ大統領の強さ/弱さを試すであろう。ブッシュ大統領は就任数ヶ月後に911という試練に立ち向かい見事にその強さを見せた。
オバマ次期大統領にはそれが出来るのであろうか?
弱いアメリカを好きな国は案外多いのではないかとカカシは思うのだが、、、
November 8, 2008, 現時間 11:19 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 7, 2008
どれが当たった? 各種世論調査の成績を見る
今回の選挙前に色々な世論調査が発表されたが、各調査によって結果はまちまちで、いったい誰を信用していいのやらさっぱりわからなかった。そこで、今回はどの調査会社が一番正確に世論を反映したか、その結果を分析してみよう。
CNNによると、最終的に人気投票ではオバマ53%、マケイン46%で、これが正しいとすれば、オバマが7点リードで勝利を勝ち取ったことになる。ではこれをもとにして各種の調査結果を 見てみよう。.
調査会社対投票者
支持率の世論調査は差の低いところで3.5%のバトルグラウンド社から、高いところでゾグビーやギャッロップ社の11%とかなり大きな格差があった。そのなかで最終結果に一番近かったのは、CNNとフォックスニュースとイプソスがぴったり7%の差だった。ピューリサーチは最後に6%でかなり最終結果と近かったとはいえ、それまでかなりばらついており、ひどい時には15%なんて時もあった。これはオバマ偏向が行き過ぎていたのを選挙近くなって調整した感がかなりある。
下記の表はミスター苺がまとめてくれたものだが、実際のポイントの違いと間違った割合を表したもの。例えば調査会社が11ポイントと予測した場合、その差の4ポイントの間違った割合は57%といった具合だ。
| 調査会社 | 最終オバマリード | 調査と実際の結果の差 | 差の割合 |
|---|---|---|---|
| バトルグラウンド | 3.5% | -3.5 ポイント | -50% off |
| ホットライン | 5% | -2 ポイント | -29% off |
| ラスマスン | 6% | -1 | -14% off |
| ピュー | 6% | -1 | -14% off |
| CNN | 7% | 直撃 | 大当たり |
| Fox News | 7% | 直撃 | 大当たり |
| イプソス | 7% | 直撃 | 大当たり |
| IBD | 8% | +1 ポイント | 14% off |
| NBC/ウォールストリートジャーナル | 8% | +1 ポイント | 14% off |
| ABC/ワシントンポスト | 9% | +2 ポイント | 29% off |
| CBS | 9% | +2 ポイント | 29% off |
| マリスト | 9% | +2 ポイント | 29% off |
| ギャロップ | 11% | +4 ポイント | 57% off |
| ゾグビー | 11% | +4 ポイント | 57% off |
別に驚くほどのこともないが、マケインは世論調査よりもずっと良い成績を取った。 同時にオバマは調査よりもずっと低い点数での勝利だった。オバマが優勢の結果を発表したうち、ぴったりあたったのは三社のみ。10社のうち7社までがオバマの優勢度を過大評価していた。明らかにこれらの会社は共和党の強さを過小評価していたのである。これでオバマ大優勢と発表した世論調査の多くがかなり現実離れしていたものだったことがはっきりした。
確かにオバマは勝った。だがメディアが言うほどオバマ優勢だったわけではない。マケインが勝つ可能性はメディアの報道以上に高かったのである。これは決してカカシがシニカルだから言うのではない。アメリカのメディアにはこうした世論調査の操作により共和党支持者の熱意を冷まし、投票の場に行かないようにしようという作為があったとカカシは確信する。
私が世論調査を信用しないのはこうした事実に基づくのである。
November 7, 2008, 現時間 7:00 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 5, 2008
土砂崩れ勝利ではなかったオバマの当選
だーんだだだーだだだだだだだあ〜。(葬奏行進曲を歌ってるつもり、、、)
かなり落ち込んでいるカカシの朝である。夕べオハイオがオバマ当選確実になったところですでに結果は見えていたが、本当に残念だ。うちにいてテレビニュースを観ているのも嫌だったので、コーヒーでも飲むかと外へでたら、あきらかなオバマファンたちがすでに町に繰り出してお祭り騒ぎ。スターバックスでは「投票した?投票した人はトールのコーヒーただですよ。」と興奮した顔の若い女が言った。「選挙の話はしたくないわ、でもただコーヒーはもらってく。」とスタバを出たカカシ。
ここ数週間、週末らしい休みを全然もらっていなかったのを口実に本日は休みを取って自宅休養をすることにした。
コメンターのziibra22さんがおっしゃるように、今回の選挙におけるメディアのオバマへの肩入れはリベラル寄りのメディアとはいえ、これまでになくすさまじいものがあった。オバマ一辺倒のプロパガンダ(情報操作)は、政治とは関係ないはずの主婦やファッションや芸能界情報の雑誌やテレビ番組に至るまで、オバマ、オバマで満載されていた。スーパーのレジの横に置いてある雑誌はなにからなにまでオバマやミッシェルの顔だらけ。サタデーナイトライブを始め深夜のコメディ番組やトークショーでおちょくられるのはマケインとペイリンのみ。オバマへの批判は一切なし。それに加えてオバマはアメリカ選挙の歴史始まって以来最高の広告料を使っての選挙運動。メディアが一つの情報しか報道しないことの恐ろしさを改めて感じさせられた。
私と同僚がワイキキのスポーツバーで体験したことや、ziibra22さんがご近所の井戸端会議で体験したようなことは、今後はもっとひどくなるだろう。リベラル連中は単に自分らが共和党バッシングをするだけでは飽き足らず、周りの人間も積極的に共和党バッシングをすることを強制する。それに乗ってこない人たちは村八分。学校、スポーツバー、近所の井戸端会議、職場の休憩室など、政治とは無関係の場所でも言論の自由を迫害しようとするのが最近のアメリカリベラル。反対意見は一切うけいれないのだ。
しかしだ、考えてみれば、これだけ激しい選挙運動をした割にはオバマの勝利はいわゆるランドスライド(土砂崩れ)と言われるような圧倒的な勝利というほどの大勝利ではなかった。ま、小差で勝とうが大差で勝とうが勝ったことに変わりはないのだから、なにを今更負け惜しみを、とお思いになるかもしれないが、大統領選も上下院議員のほうも、圧倒的に民主党が勝ったわけではないということには今後のアメリカ政策には多いに影響があるのである。Power Lineのジョンがその点について指摘している。
オバマは人気投票で52%を獲得し、マケインより5〜6%の差で勝った。しかし土砂崩れ勝利と呼ぶにはほど遠い数字だ。例えばレーガンは1980年に10点、1984年には18点の差で勝っている。ニクソンの1972年の勝利はなんと23点の差だ。パパブッシュの1988年の時でさえ8点の差で勝っている。
マケインに比べてオバマがどれほど有利な立場にあったか考えただけでも気が遠くなる。公共選挙費用のみを使うという公約を破って献金を募ったオバマは大統領選の歴史始まって以来最高の献金を集めた。結果マケインの選挙費用の約二倍の金額をついやしたのである。先ほども述べたようにオバマは芸能界から圧倒的な支持を受け若い世代を魅了し、黒人票のほとんどを集めた。オバマは主流メディアからほぼ100%の支持を受けていた。そしてタイミングよく金融危機が訪れそれをすべて共和党のせいにすることに成功した。
このような信じられない方度の有利な立場に立ちながら、オバマの勝利はたったの5%差という結果だったのだ。
議会選挙にしてもそうである。民主党は共和党よりずっと多くの献金をつぎこんで選挙運動に挑んだ。オバマ人気のお裾分けを得て民主党議員候補らは共和党よりずっと優勢な立場にたっていた。にもかかわらず議会のほうも民主党の土砂崩れ勝利とまではいかなかった。
民主党は上院で5席、下院で20の増員。ま、かなり下院のほうは頑張ったが、これでも絶対多数の2/3には満たないので、民主党だけでなにもかも決めてしまうということは出来ない。
パワーラインのジョンはかなり楽観的な見方をしているが、私は下院の民主党議席20増員はちょっと問題だと思う。民主党はここ数年、選挙の度に議席を増やして来ており、その傾向は全く変わっていない。共和党は次の選挙の二年後までになんとか自分らの方が国をよくすることが出来るということを国民にアピールする必要がある。そうでないと民主党大統領と民主党の議会となってしまうとアメリカは完全にリベラル独裁国になってしまうからだ。
しかしオバマは選挙運動中圧倒的有利な立場に置かれていながら、国民の圧倒的支持を受けたとはいえない。ということはこの次に何か危機が起きた時、オバマに投票しなかった43%を超える国民はオバマの対応を冷静な目で見つめることだろう。今度はリベラルメディアもなにもかも共和党のせいには出来ないのだから。
November 5, 2008, 現時間 10:59 AM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
November 4, 2008
いよいよ米大統領選挙、投票始まる! 途中経過発表
出張が予定より長引き、今日の選挙に帰って来れるかどうか心配だったのだが、なんとか日曜日までに仕事を済まして昨日の午後の便でカリフォルニアに帰宅した。先ほど近所のユダヤ教寺院で投票を済ませて来たところ。後は結果をまつばかり。
先日ワイキキのスポーツバーで同僚のDと大学アメフトを見ていた時、Dはフロリダ州から来たという中年夫婦とアメフトの話題で花を咲かせていた。ところがDが何気なく自分の泊まっているホテルではフォックスニュースが入らないと文句をいった途端、中年夫婦の旦那の方が「おお!君は共和党なのか?」と責めるようにDに問いかけた。Dは「ええ、そうですけど、、」と純粋に答えると、中年夫婦はこれまでの親しみ深い態度から一変し、その後の話題もそこそこにフロリダ大学の試合が終わったのを言い訳にさっさとスポーツバーを去ってしまった。「あなた、あの人たちを脅かしちゃったみたいね。」と私が言うと「そうかね」ととぼけた顔のD。
もちろんDはすっとぼけていたが、実際何が起きたのかは明白。最近のリベラルは保守派が我慢ならない。ミスター苺も長年つきあってきた友人と政治の件で意見が別れて絶交された人が何人もいると言っていた。保守派はリベラルの人間をリベラルだというだけで突き放したりはしないが、リベラルの人間は保守派とはつきあいたがらないのが現実。
西海岸18時現在:
出口調査によるとかなりオバマが優勢な模様。でも出口調査というのは不正確なので悪名高い。それにまだ多くの西側の州で投票は続いているので結果が出るのはもっと先の話。ではすでに投票上が閉まった州での途中開票結果をRCPの発表をもとに追ってみよう。選挙は大統領選以外にも上下院や州ごとの法案決議などもある。民主党が多くの議席を獲得し、共和党の否決権を破るだけの多数議席を取った場合、民主党の独裁となる。だから議席数も大統領選と同様、いやそれ以上に重要だと言える。
大統領選に関してはミスター苺の分析によると、マケインはバージニア、オハイオ、フロリダ、コロラド州のすべてで勝たなければ全国勝利の可能性はないという。アメリカは時間帯が東、マウンテン、西、そしてハワイ、アラスカと数時間の差があるので同時に開票結果が出るわけではない。
ジョージア州は開票14%、今のところマケイン63%、オバマ36%。ニューハンプシャー州は今のところオバマ57%、マケイン42%。もともとリベラルな州なのでオバマが勝っても不思議はない。フロリダ州はまだ勝者宣言なし。しかしオバマが53%、マケイン47%でオバマ優勢。フロリダがオバマに傾いたらマケインはかなり危ない。オクラホマ州はマケイン65%、オバマ35%でマケイン勝利確実。マリーランド州は出口調査の結果は発表されてないが多分オバマが取るだろう。ペンシルペニアはオバマ勝利確実。
November 4, 2008, 現時間 5:59 PM
| コメント (13)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
October 19, 2008
前代未聞、オバマの政治広告費は過去最高
昨日のニューヨークタイムスによるとバラク・オバマが使っている広告費は2004年のそれまでの最高記録ブッシュ大統領の広告費を上回り過去最高記録に達し、その広告の量はジョン・マケインの約4倍になるという。
これに加えて主流メディアはオバマべったり。しかもオバマには選挙違反連続で警察沙汰になっているACORNという市民団体がくっついている。このグループは選挙権があろうとなかろうと移民や犯罪者に金を払って選挙登録をさせ、その名前を使って投票権を自分らで埋めて郵送するという違反で何人もそのメンバーが逮捕されている。
オバマはこのグループは自分には関係がないと言い張っているが、オバマはかつてこのグループに所属していたことがあり、しかもこのグループはオバマ選挙運動に多額の献金をしているのである。よくも白々しく自分には関係がないなどと言えたものだ。
しかしこれは元テロリストで全く反省の色を見せない左翼運動家のビル・エアース同様、主流メディアはオバマとの怪しげな関係に全く注目しようとしない。
ところでこの間の討論会の時に、オバマはマケインの広告は100%オバマを攻撃する否定的な内容だと攻めたのに対し、マケインもオバマは歴史的にも最大の数の否定的広告をしていると応戦した。
しかしオバマはこれだけ金をつぎ込み大規模な広告を行っている割にはその支持率のリードはせいぜい4〜5%。メディアの応援もあり、日がな夜がなオバマの宣伝ばかりが波状を占めているというのに、何故オバマはもっと圧倒的に優勢にならないのだろうか。
さて、エントリーが途中だが、あと15分でまた出張に発たねばならないので本日はこの辺で。またネットアクセスが不能になるのでこの先の更新はいつになるかわからないが、出来る限りの頻度で更新したいと思う。
October 19, 2008, 現時間 5:07 AM
| コメント (4)
| トラックバック (1)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
October 17, 2008
マケイン圧勝! 鉛管工ジョーが主役になった米大統領候補討論会
この間行われた第三回目で最後の米大統領候補討論会では外交問題よりも現在の金融危機や健康保険、教育問題といった国内政策が主軸となって論じられた。そのなかでも共和党候補のジョン・マケインが持ち出した鉛管工のジョー(Joe Wurzelbacher)という人が意外な主役となったのが興味深かった。
マケイン: オバマ議員は鉛管工ジョーと会話で、我々は富を分配する必要があると締めくくりました。つまりジョーから金を取り上げてオバマ議員に渡し、オバマ議員にその富を分配させろというのです。
マケインがこの男性の名前を持ち出したのは、オバマの増税政策への批判が理由だ。オバマは年収25万ドル以上の『金持ち』の所得税を増税することによって、95%のアメリカ市民の税金を減らすと公約している。これに対してマケインはこの経済低迷の時期に誰の税金も引き上げるべきではないと主張している。マケインにいわせれば年収25万ドルを稼いでいるのは決してオバマの言うような『金持ち』ではない、その例としてオハイオ州でオバマの選挙運動中にオバマに向かって「俺の税金を上げる気か?」と抗議した鉛管工ジョーのように一日12時間以上も働いてやっとの思いで規模拡大が出来るようになった中小企業の人々を罰する政策なのだと指摘したのである。
ここで明らかにしておくが、アメリカ市民の低所得者である40%が所得税を支払っていない。アメリカの所得税の60%以上が上位5%の高所得者によって支払われているのである。95%のアメリカ市民の税金を減税するということは、すでに高額の所得税を払っている高所得者の税金を引き上げて、その金で現在税金を払っていない40%の市民に福祉手当を与えるということになるのだ。
マケインが鉛管工ジョーの名前を持ち出したのも、オバマが増税して罰しようとしているのは決して上位5%という『金持ち』ではなく、ジョーのようなごく普通のビジネスマンなのであり、罪といえば単に一生懸命働いて年収25万ドルをやっと稼げるようになったというだけの中小企業経営者のことを指しているのだということを強調したかったからだ。
オバマをはじめ民主党の連中は何かと中流階級の減税を唱える。だが、年収25万ドルの中流家庭を『金持ち』と指定することによって結果的に中流階級は増税されることになる。年収5万ドルくらいしかもらっていない一般労働者からしてみれば、年収25万ドルといえば非常に多いように感じるが、夫婦共稼ぎで双方重役だったり中小企業の経営者だったりすれば年収25万ドルなどさほどたいした金額ではない。そしてこの中小企業こそがアメリカ経済の基盤を担っているのである。何故成功者を罰するのだ?とマケインは問いかけている。
朝のトークラジオを聴いていたら、ある歯医者さんから電話がかかって来て、自分のオフィスでは9人の従業員がいるが、年収は25万ドルを超えているので、もしオバマの増税政策が実施されれば自分は従業員の昇級を見送らなければならない、健康保険も削らなければならなくなると語っていた。それでなくても経済が低迷している今日、これ以上の増税は企業縮小にもつながる。つまり、リストラである。
自分の年収は5万ドルだから25万ももらっている金持ちが多少苦労したって知ったことかと思うのはあさはかだ。増税は金持ちだけに影響があるのではない。『金持ち』の首が回らなくなれば一番最初に影響を受けるのは『金持ち』に雇われている年収5万程度の一般労働者なのである。
オバマのやりかたは富の再配分という典型的な社会主義だが、この主義は健康保険政策にも現れている。アメリカには日本のような国民保険は存在しない。雇用主による社会保険か個人保険があるのみ。国が経営している保険といったら高齢者を対象としたメディケア、メディケイドといったものくらいだ。アメリカの医療費は世界中でも一番高額で保険を購入できない市民も多い。その対策としてオバマの計画はどのようなものかというと、、、
オバマ:私の政策はこうです。あなたがすでに健康保険を持っているなら何もする必要はありません。 雇用主を通じて健康保険をもっているならその保険を維持し、好きな医師を選び、好きなプランを維持することができます。
私たちがしようとしているのは経費を下げようということです。それによって皆さんの負担を下げることです。一般家庭の保険料を年間平均2500ドルほど下げることが出来ると推定しています。
もしすでに保険を盛っていなければ、マケイン議員や私が公務員として持っているような連邦政府による選択を供給します。これで低い医療費で高質の治療を受け、医師を選ぶことができます。
オバマはすでに保険を持っている人にはオバマの政策は影響を与えないと強調しているがそれは正しくない。オバマの政策では雇用主に対してあらゆる規制を課す。例えば今まで保険の対象になっていなかった美容整形だの性転換手術だのといったものまで含まれる可能性があるのである。そうなれば必然的に雇用主が払う保険料が増え負担が増す。それでもし雇用主が政府の課す無理難題を受け入れることが出来なければ、雇用主は政府から罰金を課せられる。しかしもし罰金の金額が従業員にかかる保険料よりも低かった場合、必然的に企業は従業員の保険を一切止めて罰金(税金)を払うことで済まそうとするだろう。
ということはだ、今会社を通じて社会保険を持っている多くの労働者がオバマ政策のおかげで保険を失い、連邦政府経営の国民保険に無理矢理参加させられるという状況が生じるのである。
これとは対照的にマケインの保険政策は連邦政府から個人に5000ドルの保険料用の税金控除をし、現在のように居住州のなかでしか保険が購入できないという規制をなくして、この5000ドルを使って国中どの州でも自分の好きな保険に入れるようにするというものだ。ここでもまたマケインは鉛管工ジョーの名前を持ち出した。
そこで私の古い友達のジョーですが、ジョー、オバマ議員の政策では、中小企業の経営者で(中略) 我が友よ、君がオバマ議員が強制する保険計画を導入しなければ、オバマ氏は君に罰金を課すのです。
.... へい、ジョー君は金持ちだ、おめでとう。新しくビジネスを購入するために一日10時間から12時間も週七日間働いていた。(オバマ氏に向かって)でもあなたは富を分配したいという。つまりジョーの金を取り上げてあなたがどう使うかを決めようというのです。 でもジョー、君は金持ちだ。おめでとう。いまや君はオバマ議員が強制する保険制度を供給しなければ罰金を課せられる階級に入った。君が自分の家族や子供達や従業員に良いと思う制度を選ぶんじゃなくて、オバマが議員が強制するんだよ。
とまあこんな調子で討論中マケインの攻撃にオバマの防衛という形が続いた。これまでの討論のなかでもマケインは最高の出来だったと思う。
無論主流メディア、特にCNNなどは討論後二時間にしてフォーカスグループとかいう視聴者からアンケートをとって、討論はオバマの圧勝だったなんて意味のない調査結果を発表して世論操作に必死だ。
また今朝になって、オバマ支持者の奴らが鉛管工ジョーの地元へ出かけていてジョーに嫌がらせを始めたという話を聴いた。ミッシェル・モルキンによると、主流メディアはジョーの私生活を洗い始めあら探しをしているという。
問題なのはジョーの私生活ではなくて、ジョーの質問に対してオバマが「富を配分したい」と答えたことにあるのではないか?こういう社会主義まるだしの本音を語ったオバマの言葉にこそ注目すべきである。
マケインがそのことを討論会で何度も指摘したことは非常に効果があったと思う。これがマケインの支持率向上に反映するかどうか、ここ数日の世論調査に注目しよう。
October 17, 2008, 現時間 12:21 PM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
October 13, 2008
え? オバマはアメリカ生まれのアメリカ市民じゃない? よって大統領の資格なし!?
アメリカ憲法が規定しているアメリカ大統領になる資格として、年齢が35歳以上、アメリカ市民として生まれ、アメリカに14年以上在住、という三つの条件がある。
アメリカ市民として生まれるというのは、アメリカ生まれでなくてはならないという意味ではない。片方の親がアメリカ市民で出生時にすでにアメリカ市民と認められていれば、生まれた場所がアメリカ国外であっても大統領になる資格はある。
ところが今になって、実はバラク・オバマはアメリカ市民として生まれていない、だから大統領になる資格はないと主張する人物が現れた。フィリップ・バーグというペンシルベニアの弁護士がその人で、ずっと民主党支持で民主党員として地元選挙に立候補したこともあり、民主党関係の委員会で会長を勤めていたこともあるバリバリの民主党員。
このバーグ氏が8月、オバマはアメリカ大統領としての資格をもたないと訴訟を起こした。モロトブ・ミッチェル(Molotov Mitchell)という男性がバーグ氏とのインタビューを10分間のビデオにしてユートゥーブで紹介している。(American Thinker より)
バーグ氏によるとケニア人であるオバマの父方の祖母が、オバマが生まれた1961年にケニアで生まれた時に立ち会っていたと誇らしげに触れ回っているという。ところがオバマの異母姉はオバマはハワイのある病院で生まれたと証言しているが、オバマ自身は別の病院で生まれたと語っているという。
「私は時々犯罪者を弁護しますが、真実を述べていれば話はすべて同じですが、嘘をつくと話がばらばらになってしまいます。これらの証言からオバマはアメリカ生まれではないと考えられます。」
しかしオバマが実際にケニアで生まれていようとアメリカで生まれていようと問題ではないとバーグ氏は語る。何故ならばケニア人の夫と離婚したオバマのアメリカ人の母親がインドネシア人と再婚してインドネシアに移住した時点で、オバマはアメリカ市民権を放棄しているからだとバーグ氏は言うのである。
その証拠として、オバマがインドネシアに住んでいた4年間、オバマは学校に通っていたと自叙伝に書いているが、当時のインドネシアではインドネシア市民以外は教育を受けることが出来なかったという。ということはオバマのまま父はオバマを養子として迎えるか実子として認知するかしなければならなかったはずだ。となればオバマはその時点でインドネシア市民となったことになる。当時のインドネシアでは二重国籍は認められなかったのでオバマがインドネシア市民となるためにはアメリカ市民権を放棄しなければならなかったはずなのである。
後にオバマがアメリカに帰って来た時に移民局を通して再び市民権を取ったとしても、それは外国人がアメリカに帰化したことになり、帰化人は大統領としての資格はもたない。たとえ生まれた時にはアメリカ市民でも市民権を放棄して後に帰化した場合はアメリカ生まれのアメリカ市民としては認められないはずだというのがバーグ氏の理屈だ。
オバマはこの件について書類手続き上の問題だとして取り合っていない。バーグは法律上オバマには書類を提供しないまま訴訟却下の申し入れをする権利があるのだという。
しかし訴訟上の手続きがどうあれ、こういうくだらない言いがかりを即座に解消してしまうには出生届と生まれた病院での記録をさっさと公開してしまえば話は済むことである。
現に数ヶ月前、ジョン・マケインは父親が軍人で海外勤務の時にパナマで生まれていることから、マケインは大統領になる資格がないのではないかという疑問が取りざたされた時、即座に出生届と病院の記録を公開し、必要とあればどのような書類も公開すると宣言した。(だいたい現役の軍人が国家のために海外で働いている時に生まれた子供がアメリカ人ではないなどという理不尽な理屈がまかり通ったら、それこそ革命がおきてしまうだろう。)
隠すことがなければこういう行動が当然のはずである。ではどうしてオバマはそれをやらないのだ? さっさと公開して「こういうくだらないことで私の時間を無駄にしないでもらいたいね。」とやればいいではないか?
私個人としては、生まれた時点でアメリカ市民でなくても、ずっとアメリカ市民として生きて来た人間なら大統領になってもかまわないと思う。だが、帰化した人間でも大統領の資格があるというのであれば、他にオバマより有能な元外国人がいくらでもいるはずだ。大統領となる法律上の資格を変えるのであれば、きちんと憲法改正をやってからでなくては認められない。
オバマが現在の憲法の元で大統領として立候補した以上、法律上合法にその資格があることをはっきり提示するべきである。それがオバマを支持している有権者への責任というものだろう。
当然ながら、マケインの市民権の問題では大げさに取りざたした主流メディアはオバマの件については全くの沈黙を守っている。
October 13, 2008, 現時間 9:48 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
October 4, 2008
副大統領討論会、ペイりン強さ見せる!
ジョン・マケインの支持率が下がっているなか、ミスターイチゴはこの間、マケインが勝つ可能性を少しでも保とうというなら、ふたつのことが起きなければならないと語っていた。第一に木曜日の副大統領弁論会で共和党副大統領候補のサラ・ペイリンが圧倒的な勝利を得ること。これはただ間違いを犯さない無難な演技なんてものでは絶対にだめで、民主党のジョー・バイドンに対して誰の期待も大幅に上回るパフォーマンスでなければ駄目だ。そして二つ目は、下院で審議されている経済安定法案が民主共和の同意を得て通ること。
どうやらこの二つとも実現したようだ。討論会の翌日の金曜日、
安定法案は通過した。
【ワシントン=西崎香】米議会下院は3日、最大7千億ドル(約75兆円)の不良資産買い取り制度などを柱にした「緊急経済安定化法案」(金融救済法案)を賛成263―反対171で可決した。ブッシュ大統領は同日署名し、成立させた。米国発の金融恐慌を回避する枠組みはできたが、金融危機の収束にはなお時間がかかりそうだ。
....法案は、相次ぐ金融破綻(はたん)で混乱した市場を鎮める緊急対策として打ち出されたが、先月29日の下院で国民負担増を警戒する強い反対にあい、23票差で否決されていた。再審議の可決をめざし、ブッシュ政権と議会指導部は総額1100億ドル(約12兆円)の減税などを追加。景気対策の色彩を強めた結果、それぞれ民主党から32人、共和党から26人の計58人が賛成に回った。同じ法案はすでに上院が1日に可決させている。
......易な救済との印象を薄め、国民負担増を食い止めるために(1)救済する企業から株式を得る権利をもらい、株価が上がった時に売って利益を得る(2)救済する企業の経営陣の報酬を抑える(3)住宅ローンの焦げ付きを防ぐため、政府が保証する低金利ローンへの借り換えを加速させる、なども盛り込んだ。
木曜日の討論会はかなり見甲斐のあるものだった。英語のトランスクリプトはこちら。
ペイリンのテレビから受ける印象は非常に良かった。彼女は輝いていたし明るい感じで言葉には自信が伺え、やり手のイメージをかもし出した。ペイリンはカメラを直接見て話たため、アメリカ国民に直接話しかけている印象を与えた。バイドンの方が点数で買ったという評論家もいるが、討論の点数稼ぎで勝っても選挙に勝たなければ意味はない。点数だけで勝てるなら、ニクソンはケネディに勝っていたはずだが、テレビ写りのいいケネディにニクソンはかなわなかった。不公平かもしれないが、このテレビ時代これは仕方ない。ペイリンが美人なのも得をしている。
しかし私はバイドンが点数でも勝ったとは思わない。ペイリンはしっかり自分の立ち場をまもったように思う。では前置きはこのへんにして討論の内容について吟味してみよう。
経済:
最初の質問はいわずと知れた経済安定法案について。討論直前に法案がお流れになってしまったばかりだったので、これはアメリカの政治に悪い面か良い面を示すものかという質問だった。
ジョー・バイドンはまずブッシュ政権を批判することからはじめた。
これは過去8年にわたる経済政策がいかに最悪のものであったかという証拠です。その結果が今回にみるウォールストリートの状態です。
バイドンはブッシュ政権のディレギュレーション、つまり規制の緩和と連邦政府による管理不行き届きが今回の株暴落の原因だとしているが、こういうところに彼がいかにリベラルな政治家であるかということが出てくる。元はといえば、政府が市場に関与しすぎたことが原因で今回の問題が起きたのである。政府が邪魔をせずに自由市場に任せておけばこんなことにはならなかったのだ。それもすべて民主党が始めたCRAに端を発し、問題を解決しようとしてきた共和党をことあるごとに邪魔してきたのも、金融企業から賄賂をもらって悪い住宅ローンが株式市場に流れるのを見てみぬふりをしてきたのも民主党だ。いまさら管理不行き届きをブッシュ政権のせいにしないでほしいね。
ま、それはともかく、バラク・オバマには計画がある。
まず最初にオバマは(政府による)管理が必要だと語っています。財務省長官のために誰かがチェックすることができなければ空小切手は書かないことです。
二つ目に、家を持つ人々や一般の市民に目を向けることです。
三つ目に彼はこの場合、納税者を投資者のように扱うべきだと言っています。
そして最後にこの法案によって(企業の)社長などが利益を得ないようにすることです。なぜなら長期的にみてこの法案で金儲けをする人がかならず出てくるからです。
われわれは中流階級に注目する必要があります。なぜなら中流が育っていれば経済がそだち、みんながよくなるからです。金持ちや大企業ばかりに目をやっていてはいけません。....
まったく民主党の典型的なやり方だ。中流階級対「金持ちや大企業」。こうやって無理矢理アメリカ国内で階級同士に敵対心をもたせようというわけだ。しかし大企業が多くの納税者を雇ってくれるのではないのか? 上位10%の金持ちや大企業が80%のアメリカ経済を支えているという話を以前にきいたことがある。リベラルは金持ちや大企業の税金を上げさえすれば国家収入が上がると勘違いしているが、そんなことをすれば企業はどんどん海外に出て行き、アメリカ国民の多くが職をうしない、税金は入ってくる税金も大幅に減るのだということがオバマやバイドンにはわからないのだろうか?
サラ・ペイリンの答えはまず自分が中流階級のサッカーママであるとして、中流階級の苦しみは自分には良く分かると語った。しかし驚いたことに視聴者の反応を調べていた分析者の話ではここが反応が一番低い部分だったという。どうやら納税者は自分たちに同情してくれる政治家ではなく、結果を出せる政治家を求めているようだ。
しかし後半のペイリンの答えはマケインはブッシュ政権とは違うということを強調した。
幸いなことにジョン・マケインは改革を代表する者です。覚えておられるでしょうか、二年前、ファニー・メイとフレディー・マックの改革の必要性を押していたのは誰あろうジョン・マケ印です。警鐘を鳴らしていたのは彼だったのです。
しかし、過去一週間のマケインの党を越境した両党協力の努力によって、議会ではやっと議員たちがマケインの言葉に耳をかたむけつつあるとペイリンは語った。妥協案が通ればそれはマケインの努力の賜物である。ここで注意すべき言葉は「変革」そして「両党協力」。過去にはマケインが何かと党を越境して民主党と協力しあうやりかたは、ばりばりの保守派たちを怒らせ、リベラルなメディアを喜ばせた。しかしペイリンはマケインのこの実績をとって、マケインには意見の違うものを集めて法案を通してきた実績があるが、バラク・オバマは民主党の路線から脱線したことは一度もないと語った。つまり、本当の変革者はマケインなのでありオバマではないと主張してるわけだ。
バイドンは両党のギャップを埋めるにはどうしたらいいかという質問は一辺倒の言葉で流し、マケインが数週間前に言ったアメリカ経済は根本的に(安定性が)強いというコメントを批判した。バラク・オバマの選挙陣営はこの発言によってマケインが国民の苦しみを理解していないという汚い選挙宣伝をやっているのを受けての発言である。しかしペイリンはこの間違いを正した。
ジョン・マケインが経済は根本的に強いといったのはアメリカの労働者のことを言っていたのです。アメリカの労働者は世界中でもっとも偉大であり、創造力があり、労働倫理には根強いものがあります。
ペイリン技あり!ペイリンはバイドンこそアメリカの労働者のことが理解できていないと指摘したわけだ。ペイリンはさらに自分の市長として、後に知事として改革した実績をリストアップ。一匹狼といわれてきたマケイン同様、自分も変革者であると強調した。
サブプライムローンについてのペイリンの答えは批評家の間でもかなり良く受け止められた。
われわれは投資を扱っている組織を連邦政府が厳しく監視することを確かめなければなりません。そしてわれわれは借金をしないようにしなければなりません。私たちの両親が私たちがまだ最初のクレジットカードを持つ前に言ってくれたように、不相応な生活をしないことが大事です。私たち個人がそれぞれ責任をもたなければなりません。経済がこのようになったのはアメリカ国民のせいではありません。しかしこれは私たちが色々と教訓にする良い機会です。そして二度と私たちは利用されてはなりません。
税金についてもペイリンは攻撃をやめなかった。さすがバラクーダとあだ名があるだけあって、噛み付いたら話さない勢いをみせていた。ペイリンはオバマが増税案に94回も投票していることを指摘。そしてバイドンが提案した年収25万ドル以上の人の税金を上げるというやり方はアメリカ社会の根源となっている中小企業を傷つけるものだと批判。そして「所得再分配」という非常に強い言葉をつかってオバマ&バイドンは社会主義的だとした。しかもバイドンは過去に増税を愛国的だと言ったことについても下記のように批判。
タッド(夫の名前)と私が住む中流社会のアメリカでは、(増税)は愛国的でなどありません。愛国的なのは政府よ、お前はいつも解決策とは限らない。いやはっきり言って問題であることのほうが多い。家族に課する税金を減らして民間企業や一般家庭が富めるようにしてくれというものです。
面白かったのは、バイドンがなにかとマケインは石油会社などの大企業の味方だという言い方をしはじめると、決まってペイリンが自分が石油産出州の知事として石油会社と政治家の癒着と戦って改革を実現したのは自分だと反撃してきたことだ。それでバイドンのマケインへのこの手の攻撃は常に裏目に出てしまった。
というわけで経済に関して、ペイリンはマケイン&ペイリンこそが変革者なのであり、オバマとバイドンはこれまでどおりの増税第一のリベラル政治家であることを印象付けることに成功した。
外交:
イラク戦争についてもペイリンの攻撃は続いた。ペイリンはオバマは戦争に反対しただけでなく、反対しないと公約していたにもかかわらず、戦争に必要な経費の予算案にも反対したこと指摘。 これについて当時真っ先に批判したのは誰あろうジョー・バイドンであること。オバマが政治的な圧力に負けて公約を破ったことや、バイドンがオバマは大統領に適していないと語ったことなども持ち出した。
自分の言葉をつかっての攻撃にバイドンはマケインも戦争の予算案には反対票を投じていると指摘した。しかしこれはマケインは別の予算案を支持していたから民主党の規制だらけの予算案に反対したというにすぎない。こういう批判は非常に不誠実だ。ま、民主党だから当たり前だが。
バイドンの息子はイラクに派遣されたこともあり、ペイリンも息子はいまイラクへ向かっている。だからイラク戦争は二人にとっては個人的にも非常にだいじなことである。しかしバイドンとちがってペイリンには根性があると私は思った。ペイリンはオバマの撤退計画を「白旗の降参だ」と批判した。
あなたがたの計画はイラクにおいて白旗の降参です。わが軍が本日聞かなければならない言葉ではありません。そしてそれはわが国民が頼りにすべきことではありません。あなたがたは増派に反対しました。増派は成功しました。バラク・オバマはいまだにそれを認めることさえできないでいます。
バイドンはブッシュ政権のイラクにおける失態を何べんも繰り返した。バイドンはそうすることでイラクの失態があたかもマケインの失態であるかのように思わせたいようだった。しかしこのやり方はばかげている。マケインは常に元防衛長官のラムスフェルドのやり方には批判的だった。マケインは最初からもっと多くの軍隊を起動しなければ駄目だと抵抗戦力が問題になる前から口をすっぱくして唱えていたkらだ。
バイドンはオバマが過去に何度も繰り返したように、ジョン・マケインは対テロ戦争の焦点をイラクにあてているが、これは間違いだと強調した。テロリストはアフガニスタンやパキスタンなどよその国にいるのだと。
これに対しペイリンは優しい笑顔をうかべながら、イラクが戦争の焦点であると語ったのはペトラエウス将軍とアルカイダだと指摘。また、ジョン・マケインはブッシュ大統領とは違うこと、バイデンが過去ばかり見て未来を見ようとしないと語った。戦略を変える増派を押していたのはマケインだ。ここでもペイリンはマケインこそが変革者なのだと主張することを忘れなかった。
イランについてはペイリンはオバマが条件抜きでイランの大統領と会談をすると言ったことについて、これはナイーブを通り越して判断力に欠けると激しく非難。そこで司会者は外交は大切ではないのか質問した。
ジョン・マケインが条件抜きでの会談はしないと言っているのは、まったく敵国との交渉を行わないという意味ではない。色々なレベルでの交渉は無論行われなければならない。そうしなければどうやってマケインのいう「条件」を設立することができるのだ?これにもペイリンは非常に良い答えを出した。
自分は数日前にニクソン時代の国務省庁官であるキッシンジャー長官と外交の大切さを語り合ったとした後で、アメリカを嫌っている独裁者と条件抜きで差し出向き合うなど正気の沙汰ではない(とまではいってないか、、、)。これは判断力が悪いだけでなく危険だと語った。
このキッシンジャー長官云々というのは、先の大統領討論会でオバマがやたらとキッシンジャー長官の言葉を持ち出してきて、長官も条件抜きで独裁者と向き合うべきだと語ったと大嘘をついたことへのジャブである。明らかにオバマはキッシンジャー長官とは面識がないが、マケインは長官とは35年来のつきあいだし、ペイリンも個人的に長官を知っているようだ。
で、討論の結果は?
全体的にみてペイリンはすばらしかったと思う。冒頭に書いたように、マケインが今回の選挙で勝つ可能性を多少でも保つためには、1)ペイリンが期待以上のパフォーマンスをすること、2)下院で経済安定法案が通過すること、だ。私はこの二つとも実現したと思う。しかしこれが実際にマケイン&ペイリンの支持率を上げることになるかどうか、それは数日後の世論調査をみるまでは分からない。
私は支持率はあがると思う。大統領討論会といい副大統領討論会といい、民主党候補の話を聞いていて、やつらが政権を握ったときのことを考えたら背筋が寒くなる思いだ。
本日は10分間で1ドルという馬鹿高いインターネットカフェから書いてるので、推敲に時間を要せない。間違いだらけのエントリーになっていたらぜひご勘弁のほどを。
October 4, 2008, 現時間 2:41 PM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
September 29, 2008
マケインお手柄、金融安定化法案ほぼ合意に達する
どうやらジョン・S・マケインの仲裁が実結んだようで、ホワイトハウス、上院では共和党も民主党も、下院では民主党及び当初反対していた共和党もなんとか金融安定化法案に同意することになったようだ。
アメリカ政府が金融危機の打開を目指して提案していた金融安定化法案は、金融機関などから不良資産を買い取る際に使う最大75兆円に上る公的資金のうち、半分は議会の承認を得ながら段階的に投入するなどとした修正を盛り込むことで政府と議会幹部が最終合意し、今週早々にも可決・成立することになりました。.....
合意では、金融機関などから不良資産を買い取る際に使う最大7000億ドル、日本円で75兆円に上る公的資金のうち、まず半分の3500億ドルの支出を認め、残りは段階的に議会の承認を得ながら投入するとした修正が盛り込まれました。
前回当ブログでも予測したように、ブッシュ大統領の提案に連邦政府による保証を加えるということで合意に達したようだ。共和党下院の主張により、連邦政府が証券を買い取るのではなく、連邦政府が証券を保証するという項目が加えられた。共和党下院はこれによって救済に使われる税金が少なくてすむと語っている。
▽対象となる金融機関の経営陣の報酬に一定の制限を加える▽資産の買い取りと引き替えに政府が金融機関などに対して新株の取得権を得る▽不良資産の買い取りが適正に行われるよう監視委員会を設ける、などとしています。
共和党下院議員たちの間からは今のところこれと言った発表はないが、もしも他の役者連中が共和下院をないがしろにするようなことがあれば、彼らも黙っていないだろう。
無論これで共和党がこの法案に全面的に応じるというわけではない。共和党内部でもまだ納得のいかない議員が何人もいるだろう。ニューヨークタイムスでは ミズーリ州代表のロイ・ブラント下院議員の態度について次のように報道している。
共和党の交渉の主役となり、この法案の支持に一番躊躇していたロイ・ブラントミズーリ代表は彼の党のメンバー達の投票を完全保証しないまでも、いくらか満足感を見せた。
共和党が合意した妥協案については、また次の機会に詳細を述べることとしよう。今夜はもう遅いのでこれにて。明日はワイキキからブログとなる。
September 29, 2008, 現時間 5:38 AM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
September 28, 2008
当初共和党下院が金融救済法案に反対した理由
コメンターのhatchさんからこんな質問があった。
とりあえず、苺さんに確認します。 ブッシュ大統領の公的資金投入に反対しているのはどちらですか? 私の得ている情報では、共和党の下院です。 苺さんは公的資金投入には賛成でしたよね。 どう思われますか?
経済はカカシの専門ではないが、これについてミスター苺が非常に解りやすく説明してくれているので、それをを紹介したいと思う。
マケインがワシントンDCに乗り込んでくる前に、上院と下院の民主党員の間で、金融救済法案については、ある程度の合意ができていたことは確かだ。これにはホワイトハウスも共和党の上院議員の一部も参加していたらしい。
この合意の外枠はブッシュ大統領がポールソンとバーナンクの草案した緊急救済計画を民主党が受け入れる代わりに、民主党が押すいくつもの社会主義的な国内の福祉政策をホワイトハウスからゆすり取ろうというものだ。その内容はというと、、
- 失業保険至急の長期延長。よって再就職をしようという人が減る。
- 「住宅信託予算」(housing trust fund)と称して税金をACORNなどの過激派グループに横流しする。
- 国会議員より高い給料をもらっている人の給料に上限を設ける。
- 秘密裏にシェイルオイル開発の禁止を継続する。多数党リーダーのハリー・リードはこれを救済プランにこっそりとくっつけようとした。
- 政府による銀行の国営化などファシスト的な政策もろもろ。
上記の合意に参加していないのは、言わずと知れた共和党下院である。共和党下院は上院に比べて保守的であり自由市場を重視する。よって必然的にこの法案は頭から拒絶した。
しかし共和党下院に配慮をしている人などいない。それどころか誰も共和党下院の意向に耳を傾けようとさえしていなかった。マケインは、自分は上院議員で下院議員ではないが、共和党下院なくしてはこの合意達成は不可能であることに気がついた。下院では民主党が多数議席を握っているので、民主党だけで法案を通せないということはない。だが、共和党の合意なしで強引に法案を通した場合、うまくいかなかった時の責任がすべて民主党にかかってくる、それはまずい。民主党は自分らの法案に責任を持ちたくないのだ。
そこでマケインは、選挙運動を一時停止してワシントンDCに飛んで帰り、下院のメンバーと話合うという上院議員としての任務を遂行することが大事だと判断したわけだ。大統領候補になったら上院議員としての責任がなくなるというわけではないのだから、当たり前だが、選挙運動に忙しくて上院議員としての任務など頭にないオバマとは大違いだ。
下院の計画はそれなりに考慮に入れる必要がある。ものによっては市場回復に役立つものもあるだろう。だが、それらの対策をすべてひっくるめてみても、現在の住宅ローン市場の非流動性を解消することは出来ないだろう。
下院の法案の主軸は金融業界自身に有毒資産(the toxic assets)を買い戻してもらうことにある。そのために政府が有毒資産を 保証するというものだ。
共和党の提案は銀行の融資に連邦政府が拡大した保険システムを設立するというもの。これによって個人の住宅ローンを救うことになる。政府は金融業界を引きずり落としている有毒資産を購入する必要はなくなる。
共和党下院は資産利得税を二年間差し止めることを提案しているが、これは短期的な目で見ると逆効果になる。なにしろ有毒資産は業界が当初払った金額より価値は低いのだから、これを売っても利得どころか損になる。資産利得税が有効なら損による税金控除の対象となるが、それが差し止められたら損として税金控除が出来なくなる。
長期的には資産利得税は減らした方がいいのは当然だが、現在の危機を乗り越えるためには役に立たないと言えるだろう。
結果的には共和党下院も折れてどこかで妥協するだろう。そしてポールストンとバーンナンクの法案を民主党の社会主義的要求をかなり削った上でという条件付きで同意にたどりつくことが出来るだろう。
アップデート:さっき新聞の見出しを読んでいたら、金融救済法案が一応合意を見たとある。どのような内容になったのかまだ読んでいないので、読み次第あとでコメントしたいと思う。
September 28, 2008, 現時間 12:57 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
September 27, 2008
マケイン対オバマ、初の討論会はマケインに軍配上がる、、べき
夕べ、共和党と民主党の大統領候補、ジョン・マケインとバラク・オバマの初めての討論会が行われた。マケインは金融安定法案の審議に参加すべくワシントンDCに戻っていたので、ミシシッピ州のオックスフォードで行われた討論会にマケインが出席できるかどうか危ぶまれていたが、法案の審議には時間がかかりそうなので、マケインはそちらを中断して予定通り討論会に参加した。
CNNによると、オバマが勝ったと判断した視聴者が51%で、マケインの38%を大きく上回ったと報道しているが、オバマべったりのCNNの調査ではあまり当てにならない。実際に討論会を観た苺畑夫婦の感想としてはマケインの圧勝だった。ま、一応どういう内容の討論会だったのか、CNNの記事から読んでみると、、
ワシントン(CNN) 米大統領候補の共和党マケイン、民主党オバマ両上院議員による初の公開テレビ討論会が26日夜、米ミシシッピ州オックスフォードのミシシッピ大学で開かれ、米国の緊急課題となっている金融危機対策やイラクなどの外交、安全保障問題で激しい応酬があった。
イラク問題でマケイン氏は、米軍増派が治安改善で一定の成果を挙げたことなどを踏まえ、「オバマ氏は戦術と戦略の違いを理解出来ない」と批判。これに対し、オバマ氏は違いは十分理解していると反論し、イラク軍事作戦の大義となった大量破壊兵器の隠匿に触れ、「貴方は同兵器があるのを知っていると言っていた。間違っていた」と強調した。
オバマ氏は対テロ戦争でアフガニスタンが重要との持論を展開し、イラク政策重視の余り、現在の事態を招いたとし、ブッシュ政権の外交政策を批判し、マケイン氏はブッシュ氏の政策の擁護者だともした。マケイン氏はイラク駐留米軍の撤退問題で、オバマ氏が唱える撤退の期限設定は大きな損害を逆に招くと主張した。
金融危機対策では、は両氏ともに大恐慌以来、最悪、最も深刻な局面との認識で一致。ブッシュ政権が発表した不良資産買い取りでについては大筋で重要性を認めた。
だが、経済政策全体ではオバマ氏が勤労世帯を中心にした減税を重視し、マケイン氏は政府の歳出抑制と削減を強調した。
オバマの討論の仕方は、完全に下準備をして練習に練習を重ねたという演技だった。何を質問されても、オバマの最初の反応は先ずどもる。「え〜それは〜えっと〜」と頭のなかで「この質問は自分が練習したどの質問に一番近いだろうか」とでも考えているようで、思いつくまで時間稼ぎをしているかにみえた。そして適当な答えを思いつくと、あらかじめ用意してあった演説をするという感じで、時々イラクの話をしているはずが国内の健康保険の話に発展するなど、かなり頓珍漢な答えが目立った。
それに引き換えマケインは、議会での審議で忙しかったのか、全くリハーサルをしたようには見えず、突発的な答えが多かった。もっともマケインはぶっつけ本番が得意なので非常に自然だった。
討論会中面白かったのは、オバマが「マケイン議員に同意します」と何度となく繰り返したのに対して、マケインは「オバマ議員は理解できていないが、、」とオバマの未経験と無理解を何度となく指摘したことだ。観ていて生意気でちょっと鈍い生徒が教授に挑戦し、教授が辛抱強く丁寧に説明してあげているかのように思えた。
オバマはマケインがブッシュ政権の延長であること、マケインは年寄り過ぎて変革など無理だということを有権者に印象づけたいようだった。現在の経済危機にしてもイラク問題にしてもブッシュ並びにマケインの政策がもたらした失態であるとオバマは何度も主張した。しかし、マケインが何かとブッシュ大統領とぶつかって来たことは周知の事実であり、「一匹狼」のあだ名がついたのも、マケインが必ずしも典型的な共和党員として振る舞ってこなかったからに他ならない。マケインが大統領候補となる前までは、ブッシュ政権に反抗する共和党員としてメディアはマケインを持ち上げちやほやとはやし立てていた。よってサブプライムローンの件にしろ、イラク戦略に件にしろ、早くからマケインがブッシュ政権に対抗して変革を提案していたことは周知の事実である。それを今になってマケインがブッシュと同じ穴の狢だなどと有権者に印象づけようというのはかなり無理があるだろう。
また面白かったのは、オバマが何か予習して暗記してきた昔の政策について話をはじめると、マケインが「私はその委員会の委員として過去〜年にわたって携わって来たが、、」とか「〜長官とは35年来のつきあいだが、」とか自分の体験から話をもち出して対抗していたことだ。マケインは上院議員になってたった数年で何の実績もないオバマとの違いを強調することを忘れなかった。「私は今更仕事場での訓練をする必要はない」と言ったのも未経験なオバマへの突っ込みである。
例えばアフガニスタンについてだが、オバマはブッシュ政権がイラクに執着するあまりアフガニスタンをないがしろにしてきたことが問題だったと指摘したのに対し、マケインは自分がアフガニスタンを何度も訪問してきたこと、米軍がアフガニスタンにも増派し、イラク戦況を好転させたマケインの作戦が起用されつつあることを指摘。何かとアフガニスタンを引き合いに出すオバマだが、マケインに挑戦されるまでアフガニスタン訪問をしたことがなかったことを暗に示唆した。また、上院議会の外交委員会でヨーロッパ部門の議長という立場にありながら、オバマはアフガニスタンを管轄しているのがヨーロッパのNATO(北アトランティック同盟)であるのに、議長として一度もヨーロッパ委員会の会議に出席していない事実も忘れてはならない。
また、イラク戦争に金を無駄使いして退役軍人の老後の面倒をみていないというオバマの指摘にも、北ベトナムの捕虜となった体験もあり、退役軍人への保証について長年努めてきたマケインは、静かな悲しみと怒りを押さえるように「私は退役軍人の話にはずっと耳を傾けて来た」と語った。マケインの軍隊への愛情は有名で知らない人はいないから、この言葉には重みがある。軍事病院への訪問が選挙運動に使えないからといってドタキャンしたオバマなんぞとは大違いなのである。
またイラン対策についても、ニクソン時代の防衛長官だったヘンリー・キッシンジャーを引き合いにだして、「キッシンジャー元長官も条件抜きの談話を支持している」などと口からでまかせを言ったオバマに対して、マケインは「キッシンジャー元長官とは35年来の付き合いだが、彼がそんなことを言うのを聞いたことが無い。」と返した。実際討論の後、キッシンジャー本人がテレビ局に電話を入れ、自分はそんなことを言ったことはないと抗議したというのだから全くオバマには呆れる。
ではReal Clear Politicsがまとめている各新聞での反響を読んでみよう。
先ずはロサンゼルスタイムスの批評は「接戦」どちらとも言えないというもの。
「マケインは決意が固くタフであることを披露したのに対して、オバマは賢く磨きがかかったイメージを与えた。」
ウォールストリートジャーナルはマケインに軍配。どちらも自分の殻を破るような発言もなければ取り立てた失言もなかったとし、ジョン・マケインは外交、バラク・オバマは内政と、どちらも得意な分野で得点を稼いだ。しかし討論は形式上外交問題に重点が置かれたため、マケインの方に有利だったとしている。
ボストングローブは反対にオバマが優勢だったとしている。得に広い目で観たアメリカ観をうちだし、世界に尊敬されるような国にするという意思をあきらかにしたオバマを高く評価した。
オバマの応援同人誌のニューヨークタイムスはもちろんマケインがよくやったなんて言うはずはない。
「しかしマケイン氏の経験に関する話は20世紀の小さなこだまのように聞こえた。一時マケイン氏はいかにロナルド・レーガンの『SDI』が冷戦の集結に役立ったかを語った。50歳以下のほとんどの人がこの意味を理解できなかったと思われる。」
またレーガンの明るい聡明なスタイルに比べてマケインは歯をがたつかせた老人のようだなどとひどいことを書いて、いかにマケインが時代遅れの年寄りかを強調している。
保守派新聞のピッツバーグトリビューンレビューはオバマの完敗と発表。オバマはしどろもどろで外交政策については無知でナイーブ。経験不足がもろに出ていたと、まあかなり手厳しい。
シカゴサンタイムスはどちらが勝ったとは書いてないが、討論によってどちらも良い面が出たと評価。こういう良い候補者が双方の党から出ているということはアメリカにとって良いことだと書いている。
他にも色々あるが長くなるのでこの辺にしておこう。この討論の結果、有権者が二人をどう評価したか、それはまだちょっとしないとはっきりしたことは解らないだろう。
September 27, 2008, 現時間 10:20 PM
| コメント (1)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
September 24, 2008
経済危機を救え! マケインの選挙運動一時停止にうろたえるオバマ
現在起きているアメリカ国内の経済危機に対処すべく、マケインは本日選挙運動を一時停止し、議会にもどって金融安定法案の審議に参加すると電撃的な発表をした。
ニューヨーク(CNN) 米大統領選の共和党候補、ジョン・マケイン上院議員は24日、米政府が打ち出した公的資金による金融安定化法案の審議に集中するため、選挙運動を一時中断すると発表した。マケイン氏陣営の関係者は、支持者集会のみならず、選挙CMの放送や、トーク番組の出演も中止することを明らかにした。
マケイン氏陣営はさらに、上院が26日夜までに金融安定化法案について合意しない場合、マケイン氏が第1回大統領候補討論会(26日、ミシシッピ州オックスフォード)に出席しない可能性を示唆。マケイン氏はブッシュ米大統領に対し、上下両院の指導者やオバマ氏とともに、経済危機対策に取り組む超党派の会合を開くよう要請する考えを明らかにした。
この行動はさすがマーブリック(一匹狼)と呼ばれるだけあって、常識人の域を出ることを恐れないマケインならではの行動だといえるだろう。ペイリン女史を副大統領候補に選んだ時も、まわりでは無名のペイリンを選ぶなどマケインは気がふれたのだろうかなどと取り沙汰する者もあったが、結果的にはマケインの選挙運動に新たな息吹を与える画期的な決断となった。
国家が1930年代の大恐慌の二の舞になるかと思われる大危機を迎えているときに、自分の政治生命だけを重んじて立法家としての本質を忘れるなどということをせず、選挙運動を差し止めて改革法案を通すことに神経を集中させるという決断はすばらしいことだと思う。大統領候補として終盤戦を迎えつつあるマケインがここまで潔い覚悟をするというのは新鮮だ。問題はこれを有権者がどう見るかにかかってくる。
ところでこのマケインの発表に対してオバマの反応は全く情けない。先ずオバマは今朝自分からマケイン議員に電話を入れて、この件について話あったとした後、金曜日に予定されている討論会については、、
ただしオバマ氏は、マケイン氏がにじませている討論会延期には同意しない意向を表明。「今は米国民が、次の大統領になる人物の声を聞かなければならない時だと確信している。一度に複数の事柄をこなすのが大統領の仕事の一部。米国民の前に現れることの重要度が、かつてないほど高まっている」とコメントした。
と、自分が選挙運動を停止しな意思をはっきりされている。またこの記事ではオバマ詳しく述べられていないが、実際にはオバマは議会が自分を必要としているのであれば戻るという発言をした。オバマは次の大統領になろうという人物である。この法案が通れば次の大統領がこの法案を施行しなければならないのだ。その大事な法案の審議に大統領候補が必要とされているのは当たり前だろう。それを自分が必要とされていれば参加するとはどういう意味だ?国家を指揮しようという総司令官がこんな頼りない姿勢でいいのか?
ところで、共和党候補が現れない討論会ではいったいどういう質問がされるのだろうか?先ず司会者は「紳士淑女の皆様、残念ながらマケイン候補は選挙資金調達運動で金持ちのビジネスマンとの会合がいそがしく、今回の討論会には出席できないとのことです。ではオバマ候補、マケイン候補の選挙運動中に議会の審議に参加するという卑怯な売名行為をどうお考えになりますか?」なんて始めるとしたら、視聴者はそんな討論会を信じるのだろうか?
マケインのしていることは道義的には正しい。次の大統領にふさわしいリーダーシップを疲労してくれたと思う。だが、オバマべったりのメディアがこれをどう報道するかで、有権者の持つ印象は左右されるかもしれない。私はアメリカの有権者がメディアが思うほど愚かではないと信じたいのだが、どうだろうか。
September 24, 2008, 現時間 11:45 PM
| コメント (4)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
オバマ選挙法大違反疑惑! YouTubeのペイリン攻撃ビデオはオバマ選挙事務所の仕業!
アメリカにはキャンペーンファイナンス法という、いわゆる選挙資金の使用法を厳しく取り締まる法律がある。これは不正な政治献金が選挙運動に使われないようにと何年か前に、誰あろう共和党の大統領候補ジョン・マケイン上院議員が、民主党のファインゴールド議員と共同で共和党の反対を押し切って提案して通した法律である。(共和党が反対したのは共和党は法律を厳守するのに対して民主党は無視するに決まっていると踏んだからだが。)
この法律によると、候補者の選挙事務所による公式な広告と、第三者による選挙関係の広告とでは資金の出所も上限にも全く別の規則が適用されることになっている。そのため公式な広告では必ずそれが候補者の選挙事務所によって制作されたものであることを「私は(候補者の名前)です。この広告を許可します」と断りを入れなければならないことになっている。
最近になって、共和党のサラ・ペイリン副大統領候補に関する嘘八百の中傷誹謗攻撃のビデオが次から次へと別名で発表されている。しかしそのビデオの制作水準がかなり高いことから、プロの広告会社がかかわっていると察せられていた。そのことについて独自の調査を行っていた米国の保守派ブロガー、ジャワリポート(Jawa Report)が、広告会社の名前、その責任者、そして彼らとオバマ選挙事務所との密接な関係を突き止めた。
日本でもペイリン女史の一番下の子供は未婚の娘の子供ではないかなどというデマがまことしやかに噂された話は報道されているが、ペイリン女史に関するデマには、女史が合衆国脱退を唱える過激派グループに所属していたことがある反米国的思想の持ち主であるとか、女史の夫が自分の娘と性交渉があるとか、信じられないような中傷がYouTubeで流されている。これらのビデオは素人のオバマ支持者が個別に制作してそれぞれ人気を得てあたかも噂が自然にひろがったかのように見せかけられているが、これらはオバマ選挙事務所と密接な関わりのあるプロの広告会社に所属する同一人物の仕業であるとジャワリポートは報告している。
この他にもジャワリポートは次のことも指摘している。
- アマチュアビデオということになっているのに、解説者はプロの声優が使われている。
- この同じ声優は、草の根運動と称して偽の運動、俗にいう「人工芝張り」をしょっちゅうやっているデイビッド・アクセルロッド(David Axelrod)の広告会社が良く使っている声優。
- デイビッド・アクセルロッドとはオバマの選挙メディア作戦参謀。
- 同じ声優はオバマの公式選挙広告でも使われている。
ジャワリポートがこのビデオの制作者がイーサン・ウィナー(Ethan Winner)というザ・パブリシス・グループ(the Publicis Groupe)という広告会社の人間で、オバマの選挙運動員デイビッド・アクセルロッドと個人的なつながりがある人物と発表した一時間後、問題のビデオがYouTubeから取り下げられた。そして翌日、イーサン・ウィナーは自分が制作者であることを公式に認めたが、オバマ選挙事務所との関係は否定。またペイリンに関する嘘についても認めていない。下記はウィナーの声明文より抜粋。
「サラ・ペイリン、ハートビートウェイ」を制作しインターネットに掲載したのは私です。
アイデアは私のものです。誰からも報酬をもらっていません。自腹を切ったのは雇ったナレーターに払う費用だけで、それは請求書が来次第払う予定です。ジャワリポートの言及とは違い、ナレーターの声優はオバマ選挙運動で働いたことはありません。 私は声優をタレントエージェンシーから声の質だけをもとに雇用しました。 オバマ選挙事務所もどのような独立した政治団体もこのビデオの制作や掲載に関わっていません。他の何千ものアメリカ市民が現在の大統領選挙に関するビデオをインターネットに掲載したように、私もまたアメリカ憲法が認めている言論の自由を表現するひとつとしてこのビデオを制作したのです。したように、
ウィナーは続けて、アメリカ市民は候補者に関する情報を知る権利があるとかなんとか書いているが、何の根拠もない嘘でまかしの中傷誹謗を掲載したことについては何の説明もしていない。そしてまたビデオを取り下げた理由としては、ジャワリポートに正体を明かされてから家族への脅迫や嫌がらせが相次いだからだと語っている。多少の嫌がらせはあったかもしれないが、脅迫されたというのは左翼連中がよく使ういい訳だからあまり当てにはならない。ちなみにジャワリポートは個人的にウィナーや彼の家族へ連絡しないようにと警告している。
これについてオバマ選挙陣営はこのビデオとの関係を真っ向から否定している。それだけでなく、このビデオがオバマと関係があるというのはマケイン陣営が広めたデマだとさえ語っている。だがジャワリポートはマケイン側にこの調査に協力を求めたが一切断られたと語っている。
もし本当にオバマ陣営が金を出して第三者に広告をつくらせていたのだとしたら、これは刑事犯罪につながる選挙法違反である。もっともアメリカの主流メディアはあからさまにオバマ支持なので、こんな話がニュースで取り上げられることはないかもしれない。いまのところは保守派ブロガーにたよるしかない。
September 24, 2008, 現時間 10:11 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
September 21, 2008
米経済危機、いまこそ共和党の出番
サブプライムローンの危機に瀕して、民主党率いる下院議会は解決策を出さないまま先日、今期の議会を休会する旨を発表した。その理由というのが傑作なのだが、誰も解決策を考えられないからだというのだから笑ってしまう。もちろんここでいう「誰も」とは「リベラルな民主党の誰も」という意味だが。
現に民主党の力など借りなくても、ブッシュ政権のヘンリー・ポールソン財務省長官( Treasury Secretary Henry Paulson)の提案のおかげで、なんとか当面の危機は免れそうな見通しである。下記はCNNの日本語版より。
ワシントン──ブッシュ米大統領は20日、向こう2年間で不良資産を最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金で買い取る米政府方針を発表した。米議員らは今週末、財務省および連邦準備制度理事会(FRB)の関係者と案の詳細を詰め、この1週間世界を揺るがした金融危機の軽減に努める。
ブッシュ大統領は、訪米したコロンビアのウリベ大統領との共同記者会見の席上、米国が前例のない事態に対応していると発現。「(金融危機は)大きな問題なので、措置の規模は大きい。奏功すると確信している」と述べ、米政府が大勢の専門家と連携して案を策定したことを強調した。
買い取り対象となるのは、銀行や住宅ローン会社で焦げ付いている住宅ローン関連の資産。議会指導者らは金融危機の緊急対策案を超党派で支持し、26日の議会休会前に可決する見通しだ。
元はと言えば自分らでまいた種、本来ならば民主党こそが悪の根源となったサブプライムローンの本質的な改革に挑むべきなのだが、リベラル連中がそんなことをするわけがない。
ブッシュ大統領の方針発表のおかげで大暴落をした株式市場も回復の兆しをみせている。しかしブッシュ大統領の解決策は一時的なものなので、長期的な問題はまだ解決されていない。
民主党が無力であると認めた以上、ここはひとつ共和党がこの問題を中心に選挙運動に取り組んでほしいものである。民主党が作り出したアメリカ経済最大の危機を民主党攻撃の武器に使わないという手はない。
共和党はこれまでに何度も住宅ローン改革の提案をしてきた。だからここでひとつこれまでの共和党の提案を解りやすくまとめて国民にアピールすべきだ。たとえば社会主義的なCRA法(注1)をいますぐ撤去する、銀行ローンを肩代わりするファニーメイやフレディーマック(注2)の改革など得策だろう。
無論民主党がそのような提案に賛成するわけはないので、共和党はその事実を最大限に国民にしらしめ、本当の変革を望んでいるのはバラク・オバマ率いる民主党ではなくて、マケイン率いる共和党なのだと提唱すべきである。
注1:CRA法、1970年代にジミー・カーター大統領政権が作り出したにCommunity Reinvestment Actのことで、銀行や信託会社に返済能力のない借人に住宅ローンを提供するよう強制した法律。
注2: ファニーメイとフレディマックとはThe Federal National Mortgage Associationの通称で、1968年に設立された連邦政府がスポンサーとなっている住宅ローン専門の金融機関だ。二つの機関は一応民間企業ということになってはいるが、連邦政府によって保護されているためほぼ政府機関といっても言い過ぎではない。お役所仕事が常にそうであるように、これらの機関の管理はずさんで不祥事は絶えない。
September 21, 2008, 現時間 1:22 PM
| コメント (3)
| トラックバック (1)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
September 18, 2008
米民主党が作り上げたサブプライムローン危機
どうも経済問題が持ち上がると民主党の株が上がるというのは本当で、支持率の上がり始めたマケイン・ペイリン組も、リーマンブラザースの倒産を始め、株式市場の大下落と共にその勢いを失いつつある。それというのも長年に渡り民主党もそれにべったりのリベラルメディアも、常に民主党は庶民の味方であり、対して共和党は金持ちの味方であるというイメージを国民に植え付けて来たからだ。民主党は何かと「金持ちの税金を引き上げ」て庶民を救うと約束し、あたかもそれがアメリカ経済を救うことになるかのような錯覚を庶民に与えて来たからだ。
だが実際には、問題になっているサブプライムローンの危機を作り上げたのは、何を隠そう民主党のほうなのである。もしマケイン・ペイリン組がオバマ・バイドンに打ち勝ちたいと真剣に思うのであれば、今こそ共和党は現在のアメリカ経済低迷の根源が民主党の悪経済政策によるものであることを有権者にきちんと理解してもらう時である。それが出来なければ、この選挙はみすみす危機を作り出した張本人に譲り渡してしまうことになるからだ。
そこで、ミスター苺は、有権者に現在の経済状態を説明するため、マケインは下記のようなコマーシャルを発表すべきだと提案している。
皆さん、経済について率直なお話を申し上げます。アメリカの経済システムに問題があるのではありません。自由市場が問題なのでもありません。問題なのは政府が銀行に返済能力のない人々に多額の融資を強制し、不履行になると納税者がそのツケを払うというサブプライムローンにあるのです。これは住宅福祉以外の何者でもありません。
今こそ我が競争相手からの率直な意見を聞く時です。オバマ議員は共和党を責めています。しかし氏はこの失態政策が民主党によってつくられ、何十年もの間それを改善しようとしてきた共和党を阻止してきた事実を重々承知しています。
氏のいう変革は口だけで行動が伴いません。政府が銀行に悪い住宅ローンを強制するような政策を止めることが含まれない計画など、まやかしです。それはこの危機をさらに悪化させるだけです。
オバマ議員にも同胞の民主党にも迷っている時間はありません。我々は住宅ローンを改革せねばなりません。私はこの危機を乗り切るための詳細にわたる計画を私のウェッブサイトに掲載しました。それはシステムを改革し、経済に正気をとりもどし、短期的には協力なブーストをあたえるものです。長期的な解決は支出を押さえ、皆さんのお金は皆さんに保持していただき、アメリカ国内でエネルギー算出の権利を劇的に増やすことです。
私はジョン・マケインです。このメッセージを熱烈に許可します。
さて、ではマケインはどのような解決策を提案すべきなのだろうか。
ことの起こり:
もとはといえばこの問題は、返済能力のない人々への住宅ローンを銀行や貸付信託に強制する方針に端を発している。これは70年代後半のジミー・カーター大統領が始めたもので、その後90年代のビル・クリントン大統領によって押し進められ、後にはバラク・オバマも含める民主党議会が度重なる共和党の変革提案を阻止して継続して来た方針なのである。
なぜ民主党が長年に渡って不当な政策を守って来たのかといえば、民主党は長年金融企業から多額の献金を受けて来たからだ。事実金融会社からの献金が一番多いのは民主党のクリス・ダッド上院議員と並んで誰あろうバラク・オバマ民主党大統領候補その人なのである。
自分たちでこの悪方針を勧めておきながら、いまになって責任が共和党にあるとぬけぬけと言って退けるところが民主党のふてぶてしいところだが、それをそのまま報道するメディアに、完全に圧倒されている共和党のふぬけなさにも憤りを感じざるおえない。
マケインや共和党が今度の選挙で民主党に勝つためには、経済問題を民主党によって形づけられることを絶対に避けなければならない。有権者に問題を起こしたのは民主党なのであり、民主党にこそ本当の責任はあるのであり、民主党では絶対に経済低迷を解決することはできない、いや、それどころかかえって悪化させてしまうだろうということをしっかりとアピールする必要がある。
共和党こそがアメリカの経済を救えるのだとはっきり訴える必要があるのである。
長くなるのでこの先は次回へ続く。
September 18, 2008, 現時間 11:43 AM
| コメント (0)
| トラックバック (1)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
September 17, 2008
ここまでやるオバマファン? サラ・ペイリンのメルアドをハッキング!
共和党副大統領候補のサラ・ペイリン女史の個人的なメールアドレスが何者かによってハッキングされ、ネットの左翼サイトがこぞってその内容を公開するという嫌らしい事件が起きた。いくら汚い手を使うのが好きなリベラルでも、ここまでやるとは信じがたい。恥知らずにもほどがある。
私もそういったサイトのひとつにアクセスはあるが、左翼はこんなことをやってると書いてそのサイトを貼付けたのではペイリン女史をさらに傷つけることになるので、リンク先はここでは貼らない。
恥知らずのこのサイトでは、すでにアクセス不能になったペイリン女史のサイトのスクリーンショットを公開して、「証拠を隠蔽しても俺たちは取り下げたりしねえからな」とあたかも正しいことをしているかのような無法ぶり。他人の家に土足でふみ上がり、他人の手紙や個人的な書類をあさってそれを公開することのどこに正義があるというのだ?警察だって令状なしに家宅捜査など出来ないのに。
しかもそうやって公開したペイリン家族の「秘密」など個人的に他人には知られたくない内容ではあっても、特にスキャンダルといえるようなしろものではない。
左翼サイトがこのハッキングを正当化している理由として、ペイリン知事が個人用と公共用のメルアドを混合していたことにあるようだ。公共のメールを個人のメルアドを使って送ったりしていたので、何か隠しごとがあるのではないかと左翼連中は下種の勘ぐりをしているのである。
こういっちゃなんだが、私も本日、先週日本へ出張中に会社の連中と宴会をした際に撮った写真を会社のメールアドレスを使って配布したばかり(同僚の個人アドレスなんて知らないし。)宴会と仕事は別だから私用に公共のメルアドを使ったと言われれば確かにそうだ。どんちゃん騒ぎをやってる写真がネットで公開されたりしたら多少は恥かしいことではある。だが、そんなものを他人が見ても大して面白いものではない。ゆすりに使えるような内容でもない。
悪趣味で恥知らずの左翼サイトは自慢気にペイリンの夫のメルアドだの長女の住所だのを知ることができたとし、家族がふざけている写真なども公開している。また、ペイリン女史のアドレスブックに載っている数人の第三者のメルアドも公開されてしまったので、これらの人々はいますぐメルアドを変えなければならない。
はっきり言って乱交パーティの写真でも見つけたというならまだしも、家族が並んで記念写真を撮っていたり、子供を抱いた長女がより目をつくってるなど、ごく一般の家族が撮るような写真ばかり。そんなもの貼付けて何の意味があるんだ、と私は聞きたい。
もちろん、彼らの目的はペイリンの秘密を暴くというより、ペイリンやその関係者に嫌がらせをすることにあるのだ。しかも最初にハッキングをした人間は別として、ハッキングの内容を転載したブロガーたちには法律上お咎めなしなんだそうだ。どうせハッカーとブロガーたちはつるんでいるに違いない。それで法の隙間をくぐり抜けてこんな汚い手で自分らの支持する政治家の競争相手を陥れようというのである。
何かには蠅がよるというが、まったくそのものだ。
September 17, 2008, 現時間 10:56 PM
| コメント (3)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
September 16, 2008
自信たっぷり、ペイリン米副大統領候補初のテレビインタビュー
共和党副大統領候補のサラ・ペイリン女史の大人気に民主党べったりのアメリカメディアのうろたえぶりは見ていて滑稽なものがある。オバマの失言は必死に弁護し、ペイリンの経歴の歪曲や中傷に余念がない。
これまではペイリン女史がアラスカの知事として先代の知事が始めた無駄だらけの「何処へもいかない橋(2000年代初期に人口8900人のケッチカンから人口50人のグラヴィナ島の空港を結ぶ橋の建設のことで、連邦政府から補助金が出ることになっており、全国でも悪名のたかい無駄な建設事業として批判されていた。)」の建設を中断させたことは周知の事実だったのに、最近では、あれはペイリンとは無関係だったという記事が多くみられるようになった。またパワーラインによれば、ワシントンポストなどは、ペイリンが息子を含むイラクに出動するアメリカ陸軍兵がイラクにいる911を引き起こしたようなテロリストと戦いに行くと言った事に対して、イラクのサダム・フセインと911犯人とは関係がないのにペイリンは未だにイラクと911犯人を結び付けている、などと頓珍漢な批判を書いたという。今イラクへ出動するアメリカ兵はフセインイラクと戦いにいくのではなくて、イラクに未だに居るアルカイダのテロリストと戦いに行くのだ。まさに911に直接関係のあったテログループとの戦いなのだ。勘違いをしているのはワシントンポストのほうである。いったい今西暦何年だとおもってるんだ?
この間のABCテレビにおけるチャールズ・ギブソンによるインタビューでも、ギブソンは必死にペイリンを罠にかけようとあの手この手でペイリンに攻撃をしかけた。
ギブソン: あなたは最近ご自分が昔行っていた協会で「わが国の指導者たちは合衆国の兵士らを神から(受けた)仕事のために送り出している。」と語りました。私たちは聖戦を戦っているのですか?
ペイリン: いえ、それは私が言った言葉そのものかどうかわかりません。ギブソン: 言葉そのままです。
だが実はそうではない。ペイリンが言ったのは、、
「わが軍の男女のために祈りましょう。正しいことをしようと努力している彼らのために。そしてまた、われらが指導者のために。わが国の指導者が合衆国の兵士らを送り出しているのは、神の仕事をするたであることを祈りましょう。」「私たちが確かめなければならないのは、これが神の思し召しのために祈っているということです。(私たちが祈っているのは)ここに計画があり、それは神の思し召しであるということです。」
つまり、この戦争が神の意に反するようなものであってはならないという意味で、道徳に反するような戦争にならないように気をつけなければならないと言ってるわけだ。この戦争は神から与えられた仕事だなどという意味ではない。ま、信心深くないギブソンにはその違いが解らないのかもしれないが。
話は前後するが、ギブソンの冒頭での質問にきっぱりとしたペイリンの歯切れの良さは気持ちよかった。
ギブソン: 知事、先ず最初にジョン・マケインにもあなたについてした質問をさせていただきます。これは中心となる質問です。あなたは国民の目を見て「私は副大統領はもとより、アメリカ合衆国の大統領として経験と能力がある」ときっぱり言えますか?
ペイリン: はい、言えます。チャーリー。そして1月20日、光栄にも国のために仕えるため選ばれ、ジョン・マケインと私が就任の宣誓をする時、私は準備ができているでしょう、私には準備ができています。ギブソン: そしてあなたは自分自身に対して「私の経験は充分だろうか、私は準備が出来ているだろうか、国際問題について充分しっているだろうか、国家の舞台に立つ心地よいと感じるだろうか」と問わなかったのですか?
ペイリン: いいえ、ためらいませんでした。
市長や知事としての経験が副大統領として充分ではないというなら、上院議員をたった一期しか体験していないオバマ議員が大統領となることにたいして、ギブソンのほうこそ疑問はないのか?同じ質問をギブソンはオバマに向けてはどうなのだ?
September 16, 2008, 現時間 5:50 AM
| コメント (2)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
September 11, 2008
「豚に口紅」またまたオバマの失言、言葉のあやじゃ収まらない!
実家のテレビでなぜかABCニュースが映った。同時通訳の日本語がまどろっこしかったのだが、どうやら民主党の大統領候補、バラク・オバマがまたまた失言をしたらしい。で、今回は何を言ったのかというと、、、
オバマ氏は9日午後、バージニア州で遊説中に「ジョン・マケインも変革を唱えているが、あれは変革ではない。同じものを違う呼び方で呼んだだけだ。豚に口紅を塗ったところで豚は豚だ」と演説した。
その直後、マケイン陣営は電話会見を開き、「ブタに口紅」発言がペイリン氏を意識したものであることは明らかだとして謝罪を要求した。ペイリン氏は指名受諾演説や遊説で「ホッケーマム(子供のスポーツ観戦に熱狂する母親)とピットブルの違いは何か。口紅だ」というジョークを口にしている。 一方オバマ陣営は、「(マケイン陣営は)一般的な例え表現を使って性差別の切り札を切ろうと躍起になっている。マケイン氏自身も昨年、ヒラリー・クリントン氏の政策に対し同じ例え表現を使っている」とやり返した。
オバマ氏は10日、バージニア州ノーフォークでの演説で「私について何を言われようと構わない。しかしうそとまやかしの怒りで(共和党を)再び大統領選に勝たせるわけにはいかない」と応酬している。
もちろんオバマ自身は、ペイリン女史を意識して言った訳ではない、単なる言葉のあやだと言い訳をしているが、したたかなオバマがそんな子供だましが通用すると本気で思ってるわけはない。上記のCNNの記事でもあるように、ペイリン自身が自分のことを口紅をつけたピットブルだと言ったことで、口紅と言えばペイリン女史を指すことは誰にでも明白だ。それにしても男女同権だのなんだのと普段は言ってる民主党の大統領候補がこういう女性蔑視の発言をするなんてのは、さすが偽善の塊のリベラルだけある。
しかし、民主党ひいきのメディアや批評家たちは、こぞってオバマの発言は単なる言葉のあやだと言い訳に余念がない。しかもマケインがオバマの揚げ足を取って言いがかりをつけているとまで言い出す始末。
ところでCNNの記事には載っていないが、オバマの演説には続きがある。これを読むと「豚」がペイリン女史のことを指すことはもっと明らかになる。
「豚に口紅を塗ってみても、所詮豚は豚です。」というオバマの発言に、火曜日バージニア州のレバノンに集まった観衆の間で爆笑と拍手が湧き上がった。「古い魚を紙に包んで変革と呼ぶことはできます。でも8年もたっていればやっぱり臭く匂います」
マケインは年寄り(オールド)だと、常に批判しているリベラルだ。ここでいう古い魚(オールドフィッシュ)がマケインのことを指すのは明らかだ。となれば、最初の口紅をつけた豚はペイリン以外の何者でもないではないか。少なくともレバノンに集まった観衆はそう受け取ったはずだ。だからどっと沸きあがったのだ。
ミスター苺いわく、いったんこういう印象を聞き手がもってしまうと、いくら話し手がそういう意味で言ったのではないと主張してみても無駄だ。レバノンの観衆もテレビやブログでその話を聞いたり呼んだりした有権者もオバマがペイリンを豚呼ばわりしたという印象を持ってしまった以上、オバマにできることはさっさ謝ることだけだ。疲れていたとか不注意な失言だったとでも言ってこの話は過去のこととしてしまう必要がある。だが、ミスター苺はオバマはそんなことはしないだろうという。オバマは自意識過剰でおくゆかしさなどひとかけらも持ち合わせていない。素直に謝るなんて死んだってできないだろう。だが、この話が出るたびにマケインの言いがかりだの陰謀だのと言って腹を立てていたら、それこそ被害妄想だの怒りっぽいだのといったラベルを張られてしまう。
選挙戦はラベル張りの競争だ。自分には「純粋」「新鮮」「変革」というレベルを張ってきたオバマだが、民主党予選でのヒラリーとの辛らつな戦いで「純粋」さや「新鮮」さは薄れてしまった。それでもオバマには「変革」のラベルが残っていた。だが、それすらもライバルのマケインに乗っ取られてはがされそうになっている。共和党の予選でライバルから「年寄り」扱いされたにもかかわらず、マケインは「年寄り」ではなく「一匹狼」(maverick)のラベルを自分のものにして共和党ライバルたちを打ち破ってしまった。だから今更オバマがいくらマケインを「古い魚」などと呼んで「年寄り」扱いしてみても、せこいことをやっていると思われるのがオチである。
September 11, 2008, 現時間 3:50 PM
| コメント (3)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
August 23, 2008
つまずくオバマ、突っ込むマケイン
日本でオリンピック観戦に熱中してしまって、アメリカの選挙運動をちっとも追っかけていなかったら、さっきカリフォルニアにいるミスター苺からメールが来ていて、民主党大統領候補のバラク・オバマがへまばかりやっている、それに比べて共和党候補のジョン・マケインの突っ込みはかなりいい線いっているとのこと。「この調子だとマケインが9点差くらいで勝てると思うよ。」とミスター苺。ほんとかね?
今週の水曜日、マケインがインタビュー中に「いくつ家を持っているか」という質問に対して即座に答えられなかったのを利用して、オバマ選挙事務所はマケインは金持ちすぎて自分の家が何軒あるかもしらない、庶民とはかけ離れた生活をしているという内容のテレビコマーシャルを作った。このコマーシャルの題名は「セブン」といい、アメリカ社会は景気の停滞に悩んでいるというのに、マケインは自分が何軒の家を持っているかも知らない、そしてマケインが7つ家を持っているとし、最後にホワイトハウスを見せて、この家だけはマケインに明け渡してはならないと締めくくっている。
確かにマケインは多くの不動産を所持してはいるが、実際に自分ですんでいる家は二軒で、他は人に貸したり投資の目的で持っていたりする。マケインのシンディ婦人の実家はビールの卸行をしていてかなりの金持ちなので、そういう関係もあってマケインには不動産だけでなくいろいろな財産があるわけだ。しかし実際に住んでいない家なら、何軒あるかすぐに答えられないとしてもそれほどおかしくはない。なぜなら投資としての不動産ならマケインはビジネスマネージャーに任せてあるはずだからだ。これはわれわれがもっている株券や積み立て講座の数を突然聞かれてもすぐには正確な数がいえないのと同じ理屈だ。
ま、それはいいとして、マケインは即座にこのオバマのコマーシャルに反撃。マケイン側はふたつのコマーシャルを作った。ひとつは大学を出たばかりのオバマが購入した100万ドルもする最初の家を世話したトニー・レズコという男とオバマの関係を追及する内容。トニー・レズコがオバマの家を世話するにあたり、かなり怪しげな行為をしたという噂だが、最近レズコは詐欺罪で有罪になったばかりだ。そっちが不動産で来るならこっちも不動産で反撃してやるぞってことだろう。もうひとつは、1970年代の国内テロリスト、ビル・アヤースとの関係を追及する内容。オバマはこの男の家を選挙の際に会議に使ったりして仲良くしていたことがあるからで、オバマはアヤースが元テロリストであったことを知っていながらかなり親しい間柄だった。オバマはこの男との関係をまだはっきりとは説明していない。
アメリカメディアはレズコのことにしろアヤースのことにしろあまり報道していないので、知らない有権者は多いはずだ。それをコマーシャルにするとはマケインも考えたものだ。ところで二週間くらい前になるが、テレビの政治評論番組で評論家の一人が、最近ユートゥーブでマケインのコマーシャルへのヒット数がオバマのそれよりも勝るようになったと語っていた。それというのもマケインのコマーシャルはユーモアたっぷりでかなりオバマをおちょくるものが多いからだ。私は最初、マケインのコマーシャルはオバマを救世主に仕立てたりセレブだと言ってみたりして、オバマの格好いい映像をいくつも見せていたので、これはかえって逆効果なのではないかと思ったのだが、どうやら私の考えは間違っていたようだ。有権者はマケインのユーモアのセンスを買っているらしい。となると、マケインのオバマへの突っ込みコマーシャルは案外有権者が知らなかったことを知るいい機会になるかもしれない。
ところでオバマは民主党の党大会に先駆けてジョー・バイデン上院議員を副大統領候補とすることを発表した。これもミスター苺によると、非常に間の悪い発表の仕方だったという。なぜかというと、オバマは副大統領をアメリカ時間の金曜日の夜遅く発表した。ニュースサイクルというのは金曜日の午後には終わってしまい、月曜日まではニュースも週末の休みになる。休みといっても週末にニュースがないという意味ではなく、一般に週末は人々はニュースに耳を傾けない。金曜日の午後に発表されたことは月曜日までにはすでに二日以上たっているのであまり取りざたされない。そこで政府は悪いニュースは金曜の夜に発表するといわれているくらいなのだ。オバマが誰を副大統領にするのかは色々と取りざたされていたことなので、選挙運動として最大効果を狙うなら金曜日の夜は最悪のタイミングといえる。これはかなりのヘマだといえる。
August 23, 2008, 現時間 8:48 PM
| コメント (4)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
August 21, 2008
マケインとの討論に負けたオバマの見苦しい言いがかり
更新が遅れて申し訳ありません。実は今日本の実家に里帰り中。お盆やオリンピック観戦など色々あって、まったくブログに専念できずご迷惑をおかけしております。
アメリカ時間の17日、米大統領民主党候補のバラク・オバマと共和党候補のジョン・マケインとがリック・ワレン牧師司会のフォーラムに参加した。この形式ではワレン牧師があらかじめ用意した同じ質問をオバマとマケインの双方にするというものだったのだが、どうやらこれにはマケインのほうに勝負があったようだ。それというのも、オバマ側の陣営はマケインの答えがあまりにもよくできていたので、マケイン側はあらかじめ質問を聞いていたのではないかと下種のかんぐりをしているからだ。
問題となったのはワレン牧師の「人権はいくつから保障されるのか」という質問で、オバマが「私の給料レベルより上の質問だ」と自分には答えられないとしたのに対し、マケインが「妊娠した時」と躊躇せずに答えたことで、オバマ側はこの質問は明らかにマケインに有利なものだったと主張している。
「もちろんマケインはよく見えましたよ。」と匿名のオバマスタッフ。「彼は自分の答えがどう受け止められるか心配する必要がないんですから。自分の話す要点を思い出す必要もなかったし、考える必要もないし、考えるふりすらする必要さえなかったんですから。 信じていることをおもいつくまま言えばよかったんです。明らかにこの試合ではマケインのほうに不公平な有利性がありますよ。そのことはアメリカ市民にもよくわかってもらえると思いますが、、、例によってこれが共和党の汚いやり方ですよ。」
マケインの「不公平な有利性」とは、マケインのほうが政治家として経験豊かであり、普段からそういう質問についてきちんと考えをまとめているということだけだ。自分の考えがないので専門家に台本を書いてもらわなければ何も言えない経験不足で政治的才能ゼロのオバマでは力が及ばないのは当たり前だ。
しかし、NBCテレビのアンドレア・ミッチェル司会者はオバマ側の言いがかりをそのままあたかも事実でもあるかのように、ミートザプレスという政治評論番組で繰り返した。このことで、さすがにマケイン側からクレームがついた。
マケイン選挙事務所はオバマ陣営の、マケインがあらかじめ質問の内容を知っていたという言いがかりには何の根拠もないとし、にもかかわらずジャーナリストであるはずのミッチェルが裏も取らずにあたかもオバマの言いがかりが真実であるかのようにテレビ放送で発言したことは遺憾であるとして抗議文を送った。
マケイン側の抗議は当たり前だが、はっきり言って、討論会やフォーラムで失敗する度にそれを司会者や討論相手のせいにして、自分の失言の言い訳ばかりしているオバマの見苦しい態度こそ有権者はいずれうんざりするのではないだろうか。プロの政治家とは思えないほどナイーブな反応に私は呆れているのだが、マケインもこのオバマのこの子供じみた言い訳を指摘して選挙運動にがんばってもらいたい。
August 21, 2008, 現時間 6:07 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
August 5, 2008
アメリカ、どうして国内原油発掘では駄目なのか? ペロシ議長のしどろもどろな言い訳
この間、アメリカの下院議会でナンシー・ペロシ議長が、アメリカ国内の原油発掘を解禁するかどうかという法案を賛成/反対という投票をしようという共和党の提案を拒否して決議見送りで夏休みに入った件に関し、日曜日の朝番組でABCテレビのジョージ・ステパノポリス司会がペロシ議長に、「どうして投票を行わないのですか?」と質問した。その時のペロシ議長の綱渡り的な答えにならない答えは面白い。
ペロシ議長: 私たち(民主党)が提案した解決策はガソリンスタンドで結果が出る策なのです。大統領に貯蓄ガソリンを解放してくださいと、、、、一億ガロン(3.78億リットル)の石油があるんですから。
司会者:でも共和党だけでなく、民主党の議員からも投票すべきだという声が上がっています。
ペロシ議長: これは(ブッシュ政権の)失敗したエネルギー政策から話をそらせようという企てなのです。
司会者: そういう議論をするならどうして投票をしないんですか?
ペロシ議長: なぜならこの対策がガソリンの値段を下げるという偽りがすでに述べられているからです。これはからくりです、解決策ではありません。
司会者: それが正しいなら、討論をして投票したらいいんじゃないですか?
ペロシ議長: これに関する討論なら毎日しています。しかし私たち守るべく惑星があるのです。
司会者: それはどういう意味ですか?他の議案と一緒なら許可するが単にこの法案だけの賛否を決める投票は許可しないということですか?
ペロシ議長: 私は、、そういうつもりは、、、私たちは原油を解放しろと提案しました。それには両党から強い支持があります、、
(略)
司会者: 彼ら(共和党)が国内発掘というアイディアがあるなら、なぜそれについて賛否を決める投票をさせないんですか?
ペロシ: それは、それは、、、彼らは想像力を使ってどうすれば投票を獲得できるか考えなければなりません。私がしようとしていることは、、、私たちは真剣な政策があり、、、
(略)
司会者: ちょっと明確にさせてください。議長は他の法案と一緒であれば、国内石油発掘を含んだ案でも投票を許可するつもりがあるという意味ですか?
ペロシ: いえ、私はそういうことは、、、(訳の解らない言い訳が続く、、、)
司会者: つまり、どんな場合でも投票させないということですね。私に解らないのは、そんなに大事な政策ならどうして投票を許可しないのかということなんです。
なぜかと言えば、投票を許可すれば案が通ってしまうとペロシ議長は充分に承知しているからだ。需要が多すぎて供給が足りないなら供給を増やすのが解決策だということくらい子供でも解る。非常時用にためてある貯蓄原油を今市場に流したりしたら、一時しのぎにはなっても問題の根本的な解決になどならない。第一平常時に非常時用の蓄えを使ってしまったら、本当の非常時にはどうするんだという質問にオバマを始め民主党は答えていない。
有権者の大多数が国内原油発掘を望んでいる。次の選挙で勝ちたい国会議員たちはそんなことは百も承知だ。だから今の段階でこの決議案が投票にかけられたら共和党だけでなく民主党からも賛成票が多くでて、決議案は通りに決まっている。ペロシ議長はそれを許す訳にはいかないのだ。
何故、民主党は国民の生活が楽になる原油の発掘を許可しないのか。その理由は社会主義の民主党にとって国民の生活は苦しい方が都合がいいからだ。国民が共和党の現政権下で苦労すればするほど民主党は自分たちの支持率が上がると信じている。そうやって民主党が今度の選挙でさらに議席を稼ぎ大統領も民主党から出るとなった暁には、生活に苦しむ国民に民主党の政府こそが国民を救えるのだと主張して税金を大幅に上げようという魂胆だ。
しかしペロし議員が甘く見ているのは有権者の判断力だ。アメリカの有権者も馬鹿ではない。アメリカ人の生活を楽にするために石油の自給力を高めようとする共和党とそれを阻止する民主党。どちらが国民の味方なのか、結構アメリカの有権者は正しい判断を下す可能性は高い。
共和党議員たちは、今後もこの線で、何故民主党が議会や政権を握ってはいいけないのか、はっきりアピールして行っていただきたい。
August 5, 2008, 現時間 7:07 PM
| コメント (4)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
August 3, 2008
マケインの挑戦から逃げ腰のオバマ
先週はマケインによる激しい攻撃を防ぐのに必死なオバマは、マケインのネガチブな選挙運動は本質的に大事な問題から話題をそらすのが目的だと何度も批難した。
ところが、実際にマケインが、では大事な問題を討論しようではないかと10回に渡る討論会を提案したが、オバマは完全に逃げでマケインの提案を頭から拒絶した。
討論会のやり方や回数については、共和党と民主党の候補がほぼ確定した今年の6月上旬から二人の間で意見が割れていた。
民主党候補のオバマはリベラルなメディアの放送局から選ばれた司会者によってそれぞれの候補者が時間制限内で答え、それに対して相手側が反論をするという形を好んだ。これで選挙委員会が決めている三回に二回足して合計五回の討論会を開こうと提案した。
オバマがこういう形式を好む理由は明白だ。オバマは台本どおり舞台稽古をした討論会ならイメージ通りに演技をすることが出来る。主流メディアの司会者なら民主党のオバマに対して厳しい質問をしたりはしない。格好つけて意味のない返答をしても突っ込まれる心配は全くない。
それに対してマケインは、プロの司会者ではなく一般の有権者が自由に質問できる有権者参加のタウンホールミーティングの形で選挙委員会が取り決めている正式な三回の討論会の他に十回足そうと提案した。台本がなく、リハーサルをしていないと頓珍漢な答えをしてしまうオバマに対し、台本なしのぶっつけ本番が得意なマケインとの対照的な好みがここで現れたわけだ。
昨日、オバマはマケインが提案した十回に渡るリンカーン対ダグラス風のタウンホールミーティング形式討論会を正式に拒否した。これでオバマは選挙委員会が決めている最低限の司会者を立てた三回の討論に合意するのみとなった。
おもしろいのは、この討論会を巡って、これまで結構オバマ支持だった主流メディアの報道の仕方が多少変わって来たことである。普通討論会を求めるのは不利な立場にある候補者と相場は決まっている。勝っている人間がわざわざ討論などする必要はないからだ。だから支持率で勝っている方が度重なる討論会など無駄だと判断したとしても決しておかしくはない。にもかかわらず、主流メディアはオバマの態度に批判的である。
昨日のAP記事の見出しは『オバマ、マケインの討論挑戦に退く』(Obama backs away from McCain's debate challenge)とあり、オバマの逃げ腰を強調。
先月30日のサンフランシスコクロニクルの社説では、オバマを正式にマケインが提案した討論に招待すると招待宣言が載った。サンフランシスコクロニクルと言えばリベラルで有名。マケインにはおよそ友好的とはいえない。その新聞社主催の討論会をオバマが拒絶すれば、リベラル市民の間ですらオバマはマケインから逃げていると思われること必定。
オバマの報道官は単に三回の討論に同意したのであって、他の討論会に参加しないと決めた訳ではないと説明している。
主流メディアは先月のオバマの海外遠征キャンペーンの間、オバマが記者会見も開かず記者からの質問に全く答えなかった態度にかなり腹を立てているようだ。帰国してからもオバマは大統領候補としては驚くほど少ない回数しか記者達の質問に答えていない。海外遠征の後も期待されたほどオバマの支持率は上がっていないし、かえってマケインとの差が縮まってしまった。
オバマはこのまま難しい質問を避けて選挙に及びたいのかもしれないが、今はまだ8月が始まったばかりである。マケインとの差が20ポイントくらいあるというならともかく、今の差はせいぜい3点。11月までには3ヶ月以上あるのだ。主流メディアが協力してくれたとしてもこのまま三ヶ月も逃げ切るのは不可能。しかもオバマは味方であるメディアを怒らせる行為を続けている。メディアがいつまでも甘い顔をしてくれると思うならオバマはまだまだケツが青い。
オバマはいずれマケインの挑戦に受けて立たなければならない。一国の大統領になろうという人間が、ライバル候補との討論もまともに出来ないと思われては選挙で勝つなどかなり難しいのではいだろうか?
August 3, 2008, 現時間 12:47 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
August 2, 2008
マケインのオバマ攻撃激化、差別被害者意識が裏目に出たオバマ
ここ数日、マケイン側の激化するオバマ攻撃に、オバマはかなりビビっている様子だ。
先日オバマは選挙演説の中で、マケインについてこんなことを語った。
経済難に面している選挙戦州において、オバマは水曜日、ブッシュ大統領とマケインは脅し作戦でホワイトハウスの実権を保持しようとするだろうと語った。 なぜなら彼らには他に有権者に与えるものがないからだと。
「ブッシュとマケインが我々が直面する問題の答えを盛っているとは考えていません。ですから彼らは皆さんに私を怖がらせようとするでしょう。」とオバマ。「いいですか、彼は愛国精神が足りないとか、名前が変だとか、ドル紙幣に載ってる歴代の大統領たちには似ていないとか言って。」
明らかにアフリカ系の名字を持ち、歴代の白人の大統領とは顔が似ていないという言い方は、オバマはマケインとブッシュがオバマの人種を持ち出してきて批判するだろうと予測して批判していることになる。
もちろんマケインもブッシュもオバマの人種について一言も言及したことはないので、これは完全にオバマの言いがかりである。
マケイン側からは正式な抗議はなかったが、オバマがマケインを人種差別者扱いしたことで批評家の間からは、オバマは人種を超えた新しい候補などと言ってみても、結局切羽詰まると何でも人種を言い訳にするこれまでの黒人運動家となんら変わりはないとして、オバマを強く批判する声があがった。
オバマ側もこれはまずいと思ったのか、すぐに訂正の声明文を発表し、自分の発言は決してマケインが人種差別をしているという意味で言ったのではないと反論したが、その反論でオバマのアメリカ歴史に関する無知がさらけだされるという失態がおきてしまった。
オバマのロバート・ギブス報道官は、オバマ議員は人種について語っていたのではないと説明した。「バラク・オバマが話していたことは、ワシントンで何十年も過ごしてから来た人間ではないということです。」とギブスは木曜日語った。「単に彼は自分が政治の社会では新しいという以上の意味ではありません。彼は他人の歴史を引きずって来たわけではないという事実を語っていたのです。人種とは関係ありません。」
オバマは歴史を引きずってないというより、歴史を知らないと言った方が的確だ。オバマのいうドル札に絵がのっている歴代の大統領がワシントンで過ごした時間を振り返ってみよう。
- 1ドル紙幣のジョージ・ワシントン初代大統領は、元軍人。最初の政治活動はまだ合衆国になる前のバージニア州の下院議員。今で言う政治の中心という意味でのワシントンは、当時のニューヨークかフィラデルフィアだが、それを全部合わせてもワシントン大統領が『ワシントン』に駐在したのは三年程度、オバマより一年すくない。
- 2ドル札のトーマス・ジェファーソンは色々やったので、合計すると10年だが、ギブスのいう何十年とはほど遠い。
- 5ドル札のエイブラハム・リンカーンは、下院議員を一期やったのみの2年間。
- 10ドル札のアレキサンダー・ハミルトンは大統領だったことはないが、ギブス氏はそのことを知っているのかな?
- 20ドル札のアンドリュー・ジャクソンは色々やったが30年間のうちワシントンでの駐在はせいぜい5年程度。
- 100ドル札のベンジャミン・フランクリンは大統領ではなかったし、外交官としてフランスに長く駐在していたが、ワシントンでの駐在期間ゼロ。
要するに、ワシントンで何十年も政治活動をした歴代の大統領などドル紙幣には一人も載っていないのである。ではいったいオバマは何を理由にドル紙幣を持ち出したのか。
ま、もっともオバマは確かにこれらの偉大なる人物とは根本的に異なることがある。ワシントンにしろリンカーンにしろジェファーソンにしろ大統領になる前にすでに軍人とか弁護士とか外交官などといった国民の誰もが知る功績を残している。オバマのこれまでの功績といったら、、、ゼロ。
オバマは激化するマケインからの攻撃に対して、マケインは人種差別者ではないが、シニカルな攻撃で大事な問題から話題をそらそうとしていると反撃した。これに対してマケインはオバマこそありもしない人種差別を持ち出してきて話題をそらそうとしているではないかと反撃した。
現にオバマは大事なエネルギー問題ではアメリカ沿岸の原油発掘を支持する姿勢を見せている。エネルギー危機を原油発掘では解決出来ないと主張していたオバマは、有権者からの圧力を感じて意見を変えざる負えなくなっているのだ。そういうことをあまり深く突っ込まれては困るので、反対に共和党の選挙運動が汚いと攻撃しているのが見え見えである。
ところでマケインのオバマ攻撃はかなり面白い。マケインのテレビコマーシャルではオバマをブリットニー・スピヤースやパリス・ヒルトンに例えて、上辺だけで中身のない単なるセレブと指摘。また、マケイン側が出した新しいコマーシャルではオバマは救世主気取りだとして、映画「十戒」からチャールトン・ヘストンのモーゼスの映像を出して来て、オバマがアメリカ市民を約束の土地につれていく、といった信仰的なオバマの選挙運動をおちょくっている。
オバマがマケインのこの程度の攻撃にびびっているんじゃ、この先とても大統領候補としては勤まらないだろう。ましてや実際に大統領をやろうだなんて10年早いんだよ。(10年後ではもっと危険だが、、、)
アップデート:報道官がオバマは人種について話していたのではないと説明した舌の根もかわかないうちに、オバマは自分の発言に人種問題が全く関わっていなかったという言い方は正しくないと、訂正を訂正した。
「私のコメントが人種とは一切関係ないという言い方は正しいとは思えません。」とオバマは語った。「私が言おうとしたことはこういうことで、誰も異論はないのです。大統領選挙にいたっては、私は中央配役事務所からは来ていない。 色々な理由から、私は若い、私は国内政治のシーンには新しい、私の名前はバラク・オバマ、私はアフリカ系アメリカ人(黒人)そして私はハワイ生まれでインドネシアでしばらく過ごしました。私は大統領候補として一般的な履歴は持っていません。」
オバマがそういう意味でこの発言をしたのだとしたら、マケイン側の批判は正しいではないか。オバマはマケインがオバマの人種を使って汚いキャンペーンをしてくるだろうと予測した。相手がしていないことをしたとか、するだろうとか言って先に攻撃するやり方は汚くないのか?
今後は自分の報道官が口を開く前にちゃんと相談しておくことだな。
ところで、オバマはマケインがオバマの背景を出してオバマに大統領をやらせるのは危ないと主張しているというが、これのどこが汚いやり方なのだろうか?相手の経験不足を指摘して、政治家として一度も試されていない人間を最初から大統領にするのは危険が大きすぎると指摘することは非常に妥当な議論だと思うが。
August 2, 2008, 現時間 4:55 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
August 1, 2008
ガソリン値上がりで庶民の苦労など興味がない米民主党
アメリカの議会は本日が最後で夏休みに入るが、議会はエネルギー法案について決議を出すどころか、民主党のナンシー・ペロシ議長が投票に持って行くのを拒否したため、共和党の国内の現油田発掘を提案するエネルギー法案は投票されないまま夏休み後に持ち越されることとなった。
ところが、共和党の下院議員達は、ガソリンの値上がりで苦しんでいる有権者を尻目に解決策も決議せずに自分たちだけ長期の夏休みにはいるなど言語同断と国会議事堂に居座り議論を続けた。
これに腹をたてた民主党のペロシ議長は、議事堂の電源を切り、議事堂の扉に鍵をかけ、取材に来ていた記者団に共和党の議論を報道するなと命令して議事堂の警備員に記者たちを強制的に追い出そうとした。
共和党議員と記者団と警備員との間でかなりもめたあと、結局警備員たちが退いて、記者達は共和党の議論を取材したという。ペロシ議長は記者団たちにこの模様を放映するなと警告したというが夜のニュースで放映されたかどうかは疑問。
さて、これが起きるまえ、上院議会ではどのような議論がされていたのかをミスター苺が紹介しているが、共和党と民主党議員との会話に信じられないようなやり取りがあったので、こちらでも紹介しておこう。
先日もお話したように、アメリカ国内の原油発掘はどういうわけかアメリカの法律で禁止されており、その法律の見直しが一年に一度されている。先日のブッシュ大統領の解禁宣言を受けて共和党下院ではこの法律の見直しをして、原油発掘を解禁しようと提案している訳だ。
共和党リーダーのミッチ・マッコーネル議員が、全国平均のガソリンの値段が1ガロンで4ドル50セントになった場合には、緊急事態として国内の原油発掘解禁を議会一致で決定しようと提案した。上院議会では一人でもこれに異議を唱える議員が居た場合には全員一致というわけにはいかないので、この提案は通らないことになっている。
それでこの提案に対して、民主党のケン・サルザー議員は異議を唱えた。そこですかさずマッコーネル議員は、それでは1ガロン7ドルになったらという条件付きではどうかと提案したが、サルザー議員はそれにも反対。マッコーネルはどんどん限界額を引き上げて、なんと1ガロン10ドルを最大限としようと提案。それでもサルザー議員は反対。このやり取りはユートゥーブで観られるので、英語に自信のあるかたはご覧いただきたい。
要するに、民主党議員は一般庶民が1ガロン10ドル(1リットル 260円相当)になっても自国で時給できる原油の発掘を許可しないと言い切ったのである。民主党は常に庶民の味方だと自負している割には庶民の生活苦などまったく無頓着なこの態度はどうだろうか。
次の一般選挙で立候補している共和党議員や候補たちは、民主党のエネルギー問題への無責任さを指摘すべきである。そして民主党のエネルギー問題の解決法といえば、単に税金を上げることしかないのだということも強調すべきだ。ガソリンの値上がりは庶民の生活に直接影響を及ぼすことであり、今日明日の生活に関わることなのだ。それについて民主党は決議もせずに夏休みに入ったということだけでも腹立たしい限りだが、議論を続けようとした共和党の努力を阻止したり、その模様を報道しようとした記者達の言論の自由を迫害しようとしたことなども、共和党は今後の選挙運動でフルに利用して民主党の恐ろしさを強調すべきである。
今回の選挙にはイラク戦況の悪化というアルバトラスが存在しない分、共和党は国内の経済問題に目を向けることが出来る。税金引き上げと国民の自由を奪う法律以外に興味のない民主党が圧勝する理由など全くないのだ。共和党は是非このことを強調して選挙運動に挑んでほしい。
August 1, 2008, 現時間 8:31 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
July 31, 2008
戦争負傷者慰問をドタキャンしたオバマの見苦しい言い訳
ドイツにあるアメリカ軍の陸軍病院に入院中のアフガニスタン及びイラク負傷兵への慰問を日程の都合を理由にドタキャンしたバラク・オバマ民主党大統領候補は、ライバルのジョン・マケイン共和党候補にドタキャンを批判され、その言い訳に必死だ。
オバマべったりの主流メディアのひとつワシントンポストは、マケインのオバマ批判は根拠がないと反対にマケイン批判の記事を載せている。
四日間に渡ってジョン・マケイン上院議員とその仲間達はそれが真実である根拠が全くないにも関わらず、バラク・オバマ上院議員が軍事病院の負傷兵を無視したのは、報道陣を同行できなかったからだと批判している。...
「聞くところによると彼(オバマ議員)は報道陣やカメラや選挙運動員を同行したかったそうです。」マケインは月曜日CNNの「ラリーキングライブ」番組のなかでそう語った。
オバマ選挙事務所は訪問を取り消したのはそれが原因ではないと否定している。事実その存在によってオバマの訪問が政治的で不適当な活動になると防衛庁の役員の中で問題となった軍事アドバイザー以外の人間を、オバマがアメリカ軍の病院につれていく計画があったという証拠はない。
「全くもってそのようなことはありません」とオバマの報道官であるトミー・ビエターはマケインのラリーキング番組での発言についてメールで応えた。....
マケイン陣営は新しいテレビのコマーシャルで、オバマはドイツ滞在中ジムへ行く暇はあったのに負傷兵に会う暇はなかったと批判。その理由というのも防衛庁がカメラを病院に入れさせなかったからだと指摘した上で、オバマがジムでバスケをしている映像を映しているという。
ワシントンポストは、オバマが病院の慰問をキャンセルした理由は、撮影や報道陣の同行を拒まれたからではなく、オバマの軍事アドバイザーが選挙運動員であると防衛庁に判断され、同行を拒絶されたのが原因だったとしている。現にオバマ側は慰問が選挙運動だという印象を与えては負傷兵に対して失礼になるので慰問はあえて遠慮したと発表している。
はっきり言ってこの説明はくだらない。選挙運動員をつれてくるなと言われたのなら、オバマは夫人と一緒に二人だけで行けば良かっただけの話。マケイン議員はそうやってカメラも報道陣もつけずに個人的に何度も軍事病院を慰問している。ブッシュ大統領も負傷兵や戦死者の家族などに、メディアの注意を引かないように静かに面会したりしているのだ。
オバマが本当にアメリカ兵に感謝の意を示したかったのであれば、最初から病院へ慰問するなどと発表せずにこっそり一人で行けば良かったのである。同行者に問題があったなら個人的に慰問して、それを批判されたら、私は一人の人間として兵士らに会いに行ったのであり、それに文句があるなら受けて立とうじゃないか、くらいの態度を示していればマケインとて批判などしなかっただろう。
だが、事実オバマは病院へ行かずに観光や選挙運動をしていたのであり、その理由がなんであろうとはっきり言ってどうでもいいことだ。オバマが政治活動を最優先させたことに変わりはない。いまさらアドバイザーの同行がどうのこうのなんて言い訳してみても意味はない。オバマが最初から本当にアメリカ兵のことを慮っていたならば、彼の選択は明白だったはずだ。それをしないでおいて今更マケインに突っ込まれたからといって言い訳をしてみても見苦しいだけだ。
こういうことが何度も続けば、いくらワシントンポストがオバマを弁護しても有権者はだんだんとオバマの正体を学んで行くのかもしれない。
July 31, 2008, 現時間 10:00 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
July 30, 2008
すっかり大統領気分のオバマを追い詰めるマケイン人気
ヨーロッパ遠征旅行の「成功」にすっかり気を良くしたオバマは、もう完全に大統領気取り。まだ正式に民主党候補にすら指名されてもいないのにオバマのこの態度は生意気というか厚かましいというか、みていて気分が悪いったら無い。しかもそのオバマにべたべたのアメリカメディアの格好も見られたもんじゃない。
しかし、これだけアメリカ初め諸外国のメディアにちやほやされてスター並みのセレブになってるが、その割には国内での支持率はそれほど伸びていない。どのニュースでもトークショーでもニュース雑誌から新聞からゴシップ週刊誌までオバマつくしなのだから、もうマケインなんか20点くらい話して独走しててもよさそうなものなのに、そうでもないのが興味深い。
多々の世論調査を統計しているリアルクリアポリティクスの平均(RCP Average)によると、オバマ 46.9ポイント、マケイン 43.9 でオバマがわずか3.0ポイントのリード。7月の終わりでこの程度の差では11月までにはどうなるか全く解らない。
ところで同じRCPに載ってるオバマのテレビコマーシャルの程度の低いことといったらない。最初にマケインのよるオバマへの攻撃は「嘘」「でたらめ」「口から出任せ」で「代わり映えしないいつもどうりの政治活動」と批判している。だがオバマはマケインが指摘したどの事実が嘘でたらめなのか全く説明していない。
マケインによるオバマへの攻撃のどれが嘘なのか箇条書きしてみよう。
- オバマはイラクとアフガニスタンへの緊急資金割当に反対票を投じた。(事実!)
- オバマはイラク新作戦に反対し、二万兵の増加など暴力が減るどころか帰って逆効果だと言った。
- オバマは大統領になったら税金を引き上げると公約した。(事実!)
- オバマは国内の原油発掘を反対している。(事実!)
- オバマは政治家としての経験がマケインよりも浅い。(事実!)
オバマさん、これのどこが嘘でたらめなのか説明してもらおうじゃないの!
なんて主流メディアが突っ込むはずもない、、と思っていたのだが、オバマの外国遠征旅行ではオバマはあたかも自分が大統領でもあるかのように秘密警察で自分を取り囲み、勝手についていったアメリカの記者達にインタビューをさせていない。
以前にも指摘したように、アメリカのメディアはリベラルではあるが、それ以上にナルシストなので無視されるのが一番嫌いなのである。このままオバマがアメリカメディアを無視しつづけ、王様か救世主気取りで振る舞えば、いずれはメディアからしっぺ返しが来ることは間違いない。それが選挙後であれば問題ないが、選挙前だったら、オバマの圧勝はそう簡単には実現しないかもしれない。
それに、あんまりオバマづくしだと、一般市民も11月までにオバマに飽きてしまう可能性もある。なにしろオバマは中身のない人間。イメージだけが売り物だからイメージに飽きられたら人気はがた落ちする可能性あり。11月までにそういう状態にならないようにタイミングを見計らうのも、案外むづかしいと思う。
July 30, 2008, 現時間 9:20 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
July 27, 2008
戦争負傷兵の慰問を日程から外したオバマ
Hot Air でリポートしているキャプテン・エドによると、民主党大統領候補のバラク・オバマ議員は、ドイツを訪れた際、アメリカの陸軍病院への慰問を日程の都合がつかないことを理由に削除していたにも関わらず、実際はその間観光していたことが明らかになった。
キャプテンエドによると、これは何を優先するかの問題だったのだと言う。つまり、限られたヨーロッパ訪問の日程のなかで重要な価値のあるイベントを優先し、そうでないものが後回しになるのは当然のことだ。 だから軍隊嫌いのオバマがアメリカ負傷兵の慰問を削ったのは当然の成り行きというものだろう。
ドイツの新聞のSPIEGELによると、金曜日、オバマはドイツのアメリカ軍基地にある陸軍病院The Landstuhl Regional Medical Center (LRMC)への慰問をキャンセルしたが、このThe Landstuhl Regional Medical Center (LRMC)病院は海外で負傷した兵士や海外駐在者の家族も治療する病院で、陸軍と防衛庁によって運営されている。現在はアフガニスタンやイラクで負傷した兵士が主に入院しており、かなり重傷の人が多い。
キャンセルの理由として日程の都合がつかないと言い訳していたオバマだが、実は慰問をキャンセルしたのは日程ではなく政治的な計算だったらしい。
実はオバマは最初、病院で負傷兵の慰問を大々的に行ってそこで演説でもぶり、その映像を選挙コマーシャルに使おうと考えていたらしい。しかし軍では現役の兵士は政治活動に参加できないことになっており、兵士を政治コマーシャルなどに使ってはいけないという規則がある。だから病院へは選挙アドバイザーなどは同行出来ないし、映像も撮れないことになっているのだそうだ。それで、オバマは選挙運動に使えないなら意味がないと判断して慰問をキャンセルし、その時間を使ってベルリンの観光をしたのである。
しかしこのことで、オバマはかなりの批判を浴びたので、オバマの選挙事務所はダメージコントロールに必死である。事務所は次のような声明文を発表した。
「議会の視察旅行の一部としてアフガニスタンとイラクを訪れた際、オバマ議員はグリーンゾーンの戦闘援助病院をはじめ他にも数々の場所を訪れ兵士らを慰問しました。旅行の第二部でオバマ議員はLandstuhl Regional Medical Center病院にいる男女を慰問し彼らの勤めと犠牲に感謝の意を評したいと考えていました。しかしオバマ議員は選挙運動の予算を使って軍の施設を訪問するのは不適切であると考え、軍人たちへの尊敬の意から訪問を中止しました。」
しかしCBSテレビで報道されたドイツでの演説でオバマは、、、
「今夜、私は大統領候補としてではなく、一市民として、合衆国の誇りある市民として、そして世界の同胞の一市民として、お話します。」
と語ってドイツ訪問は選挙運動の一部ではないと強調した。この視察旅行は選挙運動だったの?それともそうではなかったの?どっちなのよ、はっきりしてよオバマさん!
July 27, 2008, 現時間 2:26 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
イラク新作戦「私は正しかった」とマケイン力強い演説
ヨーロッパで選挙運動を繰り広げるオバマを傍目に、マケインは国内で次々と力強い演説を繰り返しているが、デンバーで行った演説では、これまでになく強い口調でオバマへの攻撃が含まれていた。下記はパワーラインで紹介された演説の翻訳。
オバマ議員も私も将来の総司令官として試される決断に直面しました。アメリカはこの試験に合格しました。私の判断もこの試験に受かったと信じます。しかしオバマ議員は失格しました。私たちは二人とも政治的に無難な選択はなにかしらの撤退だと知っていました。すべての世論が『増派』は不人気だと示していました。多くの批評家や専門家や立法家たちが(増派に)反対し、軍隊を撤退させその結果を受け入れよと唱えていました。私は兵数を増やすことで援助される新しい対抵抗軍作戦を支持することを選択しました。これは私が2003年に始めてイラク訪問をした時以来唱えていた作戦です。多くの視察者が私の方針は大統領になる希望を閉ざしてしまうと言いました。私はアメリカが戦争に負けるくらいなら、選挙で負けたほうがましだと考えました。私の選択は政治的には懸命なやり方ではありませんでした。有権者の間では人気がありませんでした。これはすべての世論を無視するものでした。でもそんなことはどうでもよかったのです。私の愛するこの国がイラクで成功する最後のチャンスだったのです。新作戦がまさにそれだったのです。だから私は支持しました。今日、その新作戦の結果は明白です。増派は成功しました。そして私たちはやっとこの戦争に勝ちつつあるのです。
オバマ議員は別の選択をしました。議員は新作戦に反対したばかりでなく、新作戦の施行を阻止しようとしました。議員は敗北を唱えたばかりでなく、それを強制しようとしたのです。その企みが失敗すると今度は我が軍の失敗を予言し続けました。我が国の陸軍兵や海兵隊員がバグダッド市街地やアンバリの村々に侵攻していくなか、オバマ議員は我が軍の努力によって宗派間争いは良くなるどころか悪化すると予言したのです。
そして我が軍が敵との戦かっている中、オバマ議員は戦費を断ち切ろうとしたのです。彼は2007年5月、イラクとアフガニスタンにいる我が軍への緊急資金調達に反対した14人の上院議員の一人でした。.....
オバマ議員が戦地の兵士らへの資金を拒絶する票を入れた三週間後、レイ・オディエーノ将軍は増派最初の戦闘作戦を開始しました。オバマ議員はその一ヶ月後敗戦を宣言しました。『私の見解では増派はうまくいっておらず、8週間後も違った報告があるとは思えない。』彼の見解は当時人気がありました。でもこれほど間違った見解はありませんでした。
2007年の11月になると、増派の成功はすでに明白でした。同盟軍への攻撃は増派前に比べ60%も減っていたのです。アメリカ兵の犠牲者数も半分に減り、イラク市民の死者数も三分の二以上減りました。しかしオバマ議員はこの新しいニュースと元気づけられる事実を「実際は悪くなっている、悪い状況が起きる可能性がある」と言い無視しました。
もしオバマ議員の意見が通っていたなら、アメリカ軍は戦火のなか撤退を余儀なくされていたのです。イラク軍は崩壊していたでしょう。市民の犠牲者は劇的に急上昇していたでしょう。アルカエダは我々に協力し始めていたスンニ派のシークたちを殺し、「スンニの目覚め」は誕生と共に息の根を止められていたでしょう。アルカエダ戦士らは温床を獲得しイラク人や外国人戦士らを訓練しイラクを基盤としてイラク外のアメリカ人を攻撃してきたでしょう。内乱や人口浄化などが広まっていたことでしょう。
これらの結果、アメリカは屈辱を味わい弱められていたでしょう。我が軍は長年に渡る犠牲によって士気の落ちる敗北に苦しめられたでしょう。そして我が敵は世界中でより強くなっていたでしょう...
オバマ議員はアメリカの人々が聞きたいと思っていることを述べました。私は真実を語りました。
幸運なことにオバマ議員は失敗しました。私たちは生意気な失望を拒絶しました。(カカシ注:The audacity of hope 「生意気な希望」というオバマの著書をおちょくっている)私たちは正しかったのです。イラクでの暴力はこの長い間で最低のレベルに落ちました。これまで起きるはずがないと信じていた成功の兆しを見たオバマ議員は、自分は常に成功すると信じていたと嘘をつきました。
イラクでは私たちはすでに敗北の戸口に立っているのではなく、勝利への道を進んでいるのです。
オバマ議員は今週、今日こうなることが解っていたとしても増派には反対していたと述べました。後になって考えてみると失敗と成功の選択の機会を与えられた時、彼は失敗を選びました。そのようなことをする総司令官など、私には考えられません。
こうしてブッシュ政権の新作戦が実施されなかった時のことを羅列されると、いかにオバマという人間がアメリカ大統領になることが恐ろしい結果を生むかが理解できる。マケインは今後もこの線でどんどんオバマを攻撃してほしいものだ。
July 27, 2008, 現時間 12:05 PM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
July 26, 2008
欧州で大人気のオバマだが、「世界の市民」をアメリカ人はどう思う?
中東訪問を終えた民主党大統領候補のバラク・オバマはヨーロッパの各地を周り、大勢の群衆を集めて演説を行い高い人気を呼んでいる。アメリカの大統領に立候補している人間が、何故ヨーロッパで選挙運動をやるのか不思議に思われる方も多いだろう。しかし今日のCNNのニュースを呼んでいて、なるほどと納得が行った。(CNNはすぐリンクが消えるので全文転載)
オバマ氏がマケイン氏に圧勝、英独仏での政治献金額で
米連邦選挙委員会は25日、今年の米大統領選に関連しドイツ、フランス、英国に住む米国人の政治献金で、民主党候補者指名を決めたオバマ上院議員がこれまで少なくとも100万ドル(約1億800万円)を集め、共和党のライバル、マケイン上院議員の少なくとも15万ドルに大きな差を付けていると報告した。AP通信が報じた。オバマ議員は先の中東・欧州諸国歴訪で、これら3カ国を訪ね、ベルリンでの演説では聴衆約20万人を集める人気を誇示した。英国に限っては、マケイン氏に寄金したのは63人だが、オバマ氏は約600人だったという。
AP通信は、両議員への献金者を取材し、マケイン氏が劣勢なのは過去8年のブッシュ政権の政策への嫌気が大きいと指摘。欧州で損なわれた米国の印象の回復をオバマ氏に賭けている献金者が多いともしている。
また、オバマ氏陣営がインターネットをふるに使って献金を募っているのに対し、マケイン氏陣営がこの対策でも後手を踏んでいる影響もあるとしている。
ところで、ここで注意して頂きたいのは、アメリカの政治家が外国人から献金を受け取ることはアメリカの選挙法で固く禁じられている。以前にもクリントン元大統領が中国系アメリカ市民から受け取ったとされていた献金が実はアメリカ市民を通した中国共産党からの献金だったことがバレてスキャンダルとなったことがあるのは、ここでも紹介した通り。
であるから、ここでいうオバマへのヨーロッパからの献金というのは、ヨーロッパに在住するアメリカ市民からの献金という意味でなければならない。つまりオバマは生まれ育ったアメリカに住むより外国であるヨーロッパ諸国に住むことを好むアメリカ人から人気が高いということになる。これまでオバマは夫人のミッシェルと共に、何かと現在のアメリカの姿を嫌う姿勢を見せてきた。彼の言う「変化」とはアメリカをもっとヨーロッパのように変化させたいという意味なのだろう。
ヨーロッパからの献金が多く集まったと言ってオバマは喜んでばかりもいられないとカカシは思う。なぜかというと、アメリカ人は往々にしてヨーロッパに比べられるのを嫌うからである。特にフランスなんかと比べて「おふらんすではこうしてるざ〜ます。それにひきかえアメリカは野蛮ざ〜ます」とやたらにフランスを引き合いに出す人間は忌み嫌われること間違いなし。
フランス系移民の子孫でフランス語が堪能だった2004年の民主党候補ジョン・ケリーが、ヨーロッパで生まれ育ったテレーザ夫人と普段はフランス語で会話を交わしていると語り、ジョン・レ・ケリーなどとおちょくられて人気ががた落ちしたことは記憶に新しい。
アメリカ人の多くはヨーロッパ諸国は社会主義が行き過ぎだと感じている。アメリカをよりヨーロッパ風にしようなどという政策には脊髄反射を起こす人も少なくない。そういう文化のなかでオバマがヨーロッパに媚へつらうのはアメリカ市民にとっては決して面白くないことなのである。
オバマはアメリカの大統領としてアメリカの国益のために働こうというのか、それとも「世界の市民」であること優先させて、アメリカは二の次になるのか、ライバル候補のマケインはこの点について強く問いつめるべきである。
July 26, 2008, 現時間 10:48 AM
| コメント (0)
| トラックバック (0)
エントリーが気に入ったらクリックしてください。![]()
July 25, 2008
オバマのイラクでの記者会見はやらせだった!
主流メディアはオバマべったりだと前回も書いたが、それでもオバマを批判するジャーナリストが全く居ないという訳ではない。NBCのアンドレア・ミッチェルはオバマのイラクでの記者会見の模様はやらせで、本物ではないと語っている。
自らもイラクに滞在中のアンドレア・ミッチェルはNBCテレビの外交情報部門の部長だが、バラク・オバマのイラク及び中東訪問の際、オバマが記者団からの質問を避けているだけでなく、公開されている質疑応答はやらせだとさえ語っている。
ハードボールというテレビ番組で、司会のクリス・マシューとロジャー・サイモンがオバマのイラク訪問は良く受け止められており、オバマの選挙運動には有利になるだろうと語ったのを、ミッチェルは遮って驚くべき発言をした。
「情報操作という点について一言、言わせていただきます。オバマ議員はリポーター達と一緒ではありませんでした。同議員は記者団を設けていませんでしたし、アフガニスタンやイラクの現場で記者会見も開きませんでした。 我々が観ているものはアメリカから付き添った記者達ではありません。あなたがたが観ているのは軍によって質問され、撮影され、選択された映像で、なかにはやらせと言ってもいいインタビューも含まれています。なぜならこれらは記者からのインタビューではないからです。ですからここには報道に関する重大な問題が存在します。政治的には賢いやり方でしょう。でも私の記憶では大統領候補がこんなことをするのをこれまでに見たことがありません。」
ミッチェルによれば、軍からオバマにされた質問はフォローアップの突っ込みのない簡単なもので、あいまいな返事で済んでしまうようなものだったと批判している。カカシにいわせたら主流メディアのやり方と大した差はないと思うが、バリバリのリベラルリポーターのミッチェルでさえ腹を立てているということは、これはかなり問題な行為だったと言えるだろう。
カカシが思うに、ミッチェルが腹を立てている理由は質問が優しかったということより、プロの記者達がオバマに無視されたことにあるのだ。アメリカのジャーナリストたちはかなり左向きのリベラルだが、それ以上に自尊心が高いナルシストが多い。だから自分たちが無視されたり馬鹿にされたりするとものすごく怒る。ジャーナリストをおこらせると今までどれだけ支持を受けていようと手の平を返したように扱われるのだから、オバマも気をつけた方がいいかもしれない。
イラクから送られてきた映像のなかにはオバマ支持の黒人の兵隊たちの映っているものが多くあるが、これはアメリカ軍の全体的なムードを代表するものかどうかというマシューの質問に対してミッチェルは次のように答えた。
「なんとも言えません。なにしろその場に立ち会っていなかった記者としては何が編集されて削除されたのか、その、背後関係とかが解らないからです。それが問題なんです。我々は何を観ているのか解らないのです。」
何を観ているか解らない。それがオバマ選挙運動の実態なのかも。だが主流メディアがオバマのこうした不可思議な行動を批判して本当の報道をしてくれれば、有権者はオバマの正体を知ることが出来るはずである。そのためにはミッチェルのようにオバマの行動に疑問の声を上げ、もっと奥深く掘り下げる報道をしてくれるジャーナリストが必要だ。