カテゴリー → →アメリカ内政

February 27, 2017

スエーデンで移民による犯罪激増なんて事実知らないよ、と本気で言える世界のフェイクニュース

アメリカ内政 , 移民問題

「トランプ大統領、証拠もないのにスエーデンの移民政策を批判」とは、この間のトランプ大統領によるヨーロッパ全土で起きている大量な移民受け入れでおきている様々な問題についての発言で、スエーデンの例が出されたことに対するニューヨークタイムスの批判記事。

背景をご存知ない方のために先ずはNHKのニュースから拾ってみよう。

トランプ大統領の“スウェーデンでテロ”発言が波紋

2月20日 11時42分

アメリカのトランプ大統領は、演説の中で、スウェーデンで最近、テロ事件が起きたかのように受け止められる発言をしましたが、スウェーデン側はそのような事実はないと困惑してアメリカ政府に説明を求め、波紋を呼んでいます。

トランプ大統領は今月18日に南部フロリダ州で演説を行った際、「われわれは国の安全を確保しなければならない」と述べ、安全対策の必要性を訴えました。

そして「あなたたちはスウェーデンで昨夜、起きていることも見ているはずだ。彼らは思いもしなかったような問題を抱えている」と強調したうえで、過去にテロ事件が起きたベルギーやフランスの都市を列挙したため、スウェーデンで最近、テロ事件が起きたかのように受け止められました。

しかしスウェーデン側はそのような事実はないと困惑し、ワシントンにあるスウェーデン大使館は「トランプ大統領が何を指して言ったのかはっきりしない。アメリカ政府に説明を求めた」とツイッターでコメントしました。

これに対し、トランプ大統領は19日、「私の発言はFOXテレビで放送された移民とスウェーデンに関する話に基づいている」と説明しましたが、選挙中、事実に基づかない発言が多かったとされているだけに再び波紋を呼んでいます

「事実に基づかない発言が多かったとされている」なんて主観を入れておいて、これがニュース記事といえるのか?「事実に基づかない発言」ってのはアメリカ主流メディアの意見であって、それこを事実に基づかないニュースではないか。

ま、それはともかくだ、トランプ大統領が「昨夜」といったのは、「昨夜見たテレビ放送でも報道されているように」という意味で、「スエーデンで昨夜テロが起きた」という意味ではない。スエーデンの状況に詳しくない人のためにも、トランプ大統領はもう少し言葉を選ぶべきだったかもしれないが、文脈から言ってドイツやフランスやベルギーで起きている大量移民による社会問題について述べている以上、スエーデンの例もその一連のことだというのは誰がきいてもわかるはず。それをわざとわからない振りをして「スエーデンって、何のこと?テロなんて起きてないよ」といえる主流メディアの偏向放送には今更ながら呆れる。

拙ブログをご愛読の皆様はトランプ大統領が何を言わんとしているのか明確に理解できることだろう。だが、その話をする前に先の見出しにあったニューヨークタイムスの記事から読んでみよう。

先ずNYTは先週土曜日の演説で近年何十万人という難民を受け入れたスエーデンでテロ攻撃があったかのような発言をしたとする。翌日になってホワイトハウスの報道官は大統領は犯罪の急増など一般的な社会問題について話していたのであり、特定の事件について話したのではないと説明した。

これに関してアメリカ及びスエーデン両国の高官から批判の声があがった。スエーデンの首相はトランプの発言に驚いたとしスエーデンは経済面や人道的な面でも世界で高い順位に入るとし、無論わが国にも色々問題はあるが、何の証拠もなしに変な噂は広めないで欲しいといった内容で抗議した。

NYTはさらにスエーデン犯罪統計資料がトランプの発言を裏付けていないと主張。スエーデンが先月発表した犯罪統計によると移民の数がこれまでにも増して急激に増えた2015年からスエーデンにおける犯罪数は特に増えていないとしている。そして犯罪率が増えているというのは右翼メディアによるデマカセだと言い張る。また一般にスエーデンの犯罪数はアメリカのそれに比べればずっと低いとも書いている。

スエーデンでは犯罪者の出身地や人種や顔写真を公開することが違法なのだ。犯罪統計に犯罪者の出身地を記述することも、もう十年以上も前から止めてしまったのだ。これでどうやって移民による犯罪が増えているかどうかなどスエーデンの犯罪統計調査で解ると言うのだ?移民による犯罪の事実を必死に隠しているスエーデンの調査結果など持ち出しても全く意味がないではないか?現場の事情を赤裸々にフェイスブックにつづった警察官がヘイトクライムの調査対象になるような国で、どうやって明確な資料を得ることが出来るというのだ?

ご冗談でしょ!

NYTはまた、スエーデンの外務省Pernilla Stalhammar報道官が「スエーデンにノーゴーゾーン(移民による治安が悪すぎて警察も立ち入れない区域)など存在しないと言っているのを本気で記述しているのだ。

あほかああああああああ~!

誰がそんな嘘を信じる?過去20年間頭を砂の中に突っ込んでたのか?いい加減にしろ!人を馬鹿にするのもほどがある。実際には救急車運転手労働組合長ですらノーゴーゾーンは現実問題だと語っているのだ

ジャーナリストがスエーデンのノーゴーゾーンで取材中に襲われることは珍しくない。

オーストラリアの取材班が襲われた事件は記憶に新しいが、最近でもスエーデンのノーゴーゾーンについてドキュメンタリー映画を作製中のアミ・ホロウィッツというアメリカのリポーターが殴られた。

ところで、トランプが「昨夜」といった19日の晩、実はスエーデンでは大規模な移民による暴動が始まっていた。その暴動を取材中のスエーデンのカメラマンが撮影中に教われた。

ところで、スエーデンでテロが起きているかどうかということに関してカカシはフェイスブックで「ともだち」とこんな会話を交わした。相手は「スエーデンでは移民による問題が起きていることは確かだが、テロは起きていない」と言ったことに対し、カカシが「警察への暴力や、暴動や、大量な悪質強姦がテロではないというなら、確かにそうかもしれない」と答えた。

テロとは人々を恐怖におののかせ相手を屈服させる行為だ。凶悪犯罪や暴動や強姦は人々を恐怖におののかせる行為である。これがテロでなくて何なのだ?

これでもスエーデンでテロが起きていないといえる神経。私には全く解らないね。

アップデート:ナスタチウムさんが、スエーデンの治安の悪さはトランプ大統領の言うとおりだという記事を書いてくれている。

「トランプ大統領のスウェーデンへの言及は正しい」と現地の警官や、スウェーデン第2の政党の政治家が言っています。

大統領の発言の2日後(月曜に)にもストックホルム郊外Rinkebyで警官が襲われています。これは氷山の一角だと言います。

ここは10人中9人の住民が移民です。街は犯罪集団が支配していて、毎晩車が燃やされます。若者は堂々と駅の入り口でヘロインや薬物取引をしています。盗品が広場で売られています。

救急通報があっても防弾車の警察の護衛が来るまで出動しません、危険すぎて出来ないのです。ある靴屋は店先でたむろしている集団がふらりと店に入ってきては高価な靴を勝手に履いて出ていくと言っていますが、警察には届けません。言えば店に火を付けられるからです。

何が怖いかというと、犯罪が当たり前の集団が国内に住み着くことなのです。

ナンミンウォッチさまが「9人のイラク人難民申請者家族の価値観」という記事を書かれていますが、加害者9人が親族で、被害者を自宅に連れ込むことに加害者側の女性親族が協力していることが、私たちの価値観と根本的に相容れないところです。

非イスラム教徒の女性は集団レイプされてもいい存在だと、イスラム教徒の女性が思い男性親族に協力しているのです。

移民が集住すると、犯罪者が街を支配し警察が無力になる。 いい教訓です。

February 27, 2017, 現時間 11:15 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

February 1, 2017

反トランプ暴力抵抗は実を結ぶのか?

アメリカ内政 , 左右思想

最近ミスター苺は、この間の自称「女性行進」に集まった連中や反トランプや保守派の言論弾圧に余念のない奴らのことを「リベラル」とか「革新派」と呼ぶのは止めろといっている。それというのも、奴らのやっていることは元々のリベラル=自由主義とか革新とかいったものとはかけ離れていて、共産主義独裁に近い革新どころか後退の思想だからというのである。

確かにその通りだ。それに加えて、民主党の間でも平和的な政治活動で共和党から政権を取り戻そうとするリベラル派と暴力を使って共和党政権を打倒しようという過激派との間で分裂が生じている。なのでこれらの人々を十把一絡げにして左翼とか左翼リベラルとか呼べなくなってきた。

さて、本日はこのリベラル派と過激派の意見の違いについていくつかの記事を読み比べて見たい。一つ目は1月25日2017年付けのポリティコ掲載ビル・シャー(Bill Scher)著の「トランプ抵抗への六つの方法」

  1. ナチ攻撃とか窓ガラス破損とかリムジン車放火などを奨励しないこと。暴力行為を奨励すれば、トランプ派に我々の抵抗はすべて違法行為だという口実をあたえてしまい。かえって逆効果。
  2. 「女性行進」大いにやるべし。実施的には反トランプラリーだったにも関わらず名前が「女性行進」だったため男性が参加に商況的だったという批判もあるが、すべての人に当てはまるテーマだとメッセージが混乱して解らなくなる。女性蔑視の共和党に立ち向かうためには女性問題を中心にするのは大事。参加者の数からいってこの行進は大成功だった。批判者は無視してこれからも「女性行進」を続けるべき。
  3. 芸能人はいいけど、演説者の人選を厳しくする。マドンナが生放送なのに放送禁止用語を羅列した下品な言葉使いでホワイトハウスをぶっとばしてやろうかと思ったなどと、リベラルにとって恥かしい発言があったように、こんな演説を聴いたら反トランプ派でもトランプ支持になってしまうような馬鹿なことを言う芸能人に運動を代表させないよう気をつけること。
  4. インターセクショナリティーは大事だが、そればかりに固執するな。「女性行進」の発足者が白人男性だったことから、有色女性の間からクレームがついたので、即多種族の人々がリーダーとして起用されたが、白人は特権階級だと言い張る黒人女性の声に白人女性たちが理不尽に差別されていると文句を言い出し、仲間うちで誰が一番差別を受けているかで揉めてしまった。そのことで保守派批評家に批判のネタをあたえてしまった。違いにばかりに拘らずに共通の目的で団結しよう。
  5. 活動家に意味のない役割をあたえるな。「女性行進」の主催者は参加者たちに自分らの要求をそれぞれ葉書に書いて自分の地区代表政治家に送りつけろと促しているが、いくつも違う要求をあちこちの政治家に送ってみても意味がない。これは徒労である。リベラル革新派は我々にとって一番大事な問題に絞ってトランプの弱みに付け込んで攻めるべきである。オバマケア撤廃のようにすでに共和党内部でも消極的な問題から取り組むべきだ。
  6. トランプのゲームに引き込まれるな。大事な問題に焦点をあてろ。トランプ就任式に集まった人数などでトランプの嘘を暴いたことは確かに気持ちよかったかもしれないが、トランプはこういうくだらないことで言い争いをすることが好きなのだ。しかしこんな小競り合いでいくら勝ってみてもトランプ支持者の気持ちを変えることは出来ないし、政策を変えることもできない。トランプへの個人攻撃よりもトランス政策に焦点を当ててそれに対抗していくべきだ。

確かに理論だった提案だろう。暴力行為で抵抗を違法行為とみなされないようにすること、団結して大事な問題に焦点をあてようというのも自分らの政治目的を果たすためにはもっともな理屈だ。

しかしそうではないと主張するのが八フィントンポスト掲載「悪いなリベラル、反トランプへの暴力は論理的な方法だ」である。これは、よくよく読んでみるとひどい文章。とても訳す気になれない。こんな記事をハフポはよくも載せたもんだ。とてもプロのニュース紙とは思えない。ま、とにかく概訳すると下記のようになる。

  1. 選挙運動中からトランプラリーでトランプ支持派による暴力は顕著だった。メキシコ移民は麻薬ディーラーだとかレイピストばかりだといって見たり、モスレムはまとめて国外追放にしろと言ってみたり、トランプの政策は20世紀のファシズムとは違うが、21世紀の新しいファシズムである。トランプラリーで起きた暴力は支持派によるものであろうと反対派によるものであろうと、すべてトランプのファシズム思想が生み出したものだ。
  2. トランプ支持の背景には共和党による人種差差別や移民差別、温暖化科学者や、フォックスや保守派トークラジオなどによる主流メディアや、教育システムなどへの執拗なまでの攻撃がある。政権奪回だけに専念して背後にあるこうした文化撲滅を無視していては勝利は得られない。ヨーロッパのファシズムから勝利を勝ち取ったのは市民による暴力的な革命だ。
  3. 暴力的抵抗は大事だ。暴動による抵抗は結果をもたらす。現在のLGBTQの権利をもらたしたのはリベラル政治家でもなければ、すましたリベラル作家でもない。人々が街頭に繰り出してストーンウォール革命のようなことをやったことが原因だ。長年に渡る黒人差別や不平等や貧困に注目が集まったのも、話し合いではなくワッツ反乱が功を成したからだ。後に起きたロサンゼルス反乱も腐敗した警察署を是正した。
  4. 最後に特権階級のエリートリベラルが偉そうにトランプへの暴力による抵抗が道徳観の失態によるものだとか理論破綻だとかお説教するのはやめてもらいたい。暴力に及ぶ及ばないは理論の理解力とは無関係だ。特権階級はそんなことを言ってる余裕があるかもしれないが、そういうふうにエリートがどのように抵抗すべきかなどと規則をつくるのは、弾圧された人々から効果的な抵抗手段を奪うことになり、沈黙させることになるのだ。そういうリベラルになるな!

ま、最初のシャーのリストはまだ納得がいくが、ハフポのリストは単にトランプ政権はファシズムだからファシズムと戦うには暴力革命しかないという理屈だ。しかしそれが本気でやったら、暴力での仕返しがあるってことも頭に入れておくべきだな。オバマ時代は左翼の暴力をオバマ政権自体が容認していたから、街でどれだけ暴動をやろうと誰も逮捕されなかったが、トランプの代になったらそういうわけにはいかない。何しろオバマにとって暴動者たちは自分の味方であったが、トランプにとっては敵だ。法と秩序をうたったトランプにとって暴力的な敵は取り締まりやすい。シャーはそのことを忠告しているのに過激派のハフポ記者はそれが理解できていない。

カカシ自身、本当の意味でもファシズムや共産主義といった独裁政権に対しては暴力による抵抗が悪いとは思わない。いや、今のヨーロッパの状況を見ていると、今こそヨーロッパ市民は暴力によって野蛮人や既存の政府に立ち向かう必要があるとさえ考える。

左翼過激派の問題は彼らが本当のファシズムとはなんたるかを全く理解していないことだ。実は自分たちの方こそどんな異論者も許さないファシストであることに彼らは気がついていないのだ。トランプ政権のやっていること(まだたったの10日足らず)の一体何がファシズムなのか?

ハフポのコラムは、最初からトランプに関する嘘八百が前提となっているので、はっきり言って全然意味がない。だがこういう奴らに「トランプはそんなことやってないよ」などと事実を踏まえて話そうとしても無理。トランプ=ファシスト、だから暴力で阻止。ということしか頭にない低能な奴らだから。

こいつらによる暴力はエスカレートするだろうが、就任式の日に暴動を起した暴徒200人あまりが逮捕されたということも考えて、トランプはこういう暴徒を黙ってほうっておかないだろう。こういう奴が騒げば騒ぐほど民主党はその支持を失っていくだろう。良識あるリベラルたちは大変である。

つけたし:

これを書いてすぐに「レイシストへの暴力は正当化されるべし」という記事を読んでしまったので、足しておこう。これはビデオメッセージだが、ロンドン住まいのスダン人 Nesrine Malikという女性が、トランプ支持者への暴力行為は正当である、なぜならトランプ投票者は人種差別偏狭者だからというもの。

このビデオのほうが先に紹介したハフポの記事よりうまくまとまっている。こんなふうに話せる人が暴力を奨励するというのも情けないというか悲しいというか。ビデオのトランスクリプトがないので概要を紹介しよう。

英語の直訳では題名は「低い相手に高く出るのは不十分」だが、意訳するなら「卑怯な相手に高貴な手段は効果がない」とすべきかな。

本来ならば誰に対しても暴力はよくない、それがナチであっても。ただ、リチャード・スペンサー(白人至上主義の右翼活動家)が道端でインタビューの途中に殴られたのはカトリックな瞬間だった。我々の多くは突然にして恐ろしく危険な見解が放映されるだけでなく主流となりつつあることにどう反応していいのか解らなかった。こうした出来事に適応できず我々は何か新しい思想にでも出会ったかのように取り組もうとした。世界は変ったのだ。だが我々は追いつけずにいた。だがあのパンチによって、我々は追いついた。

「相手が低く出たら、我々は高く出ろ」とミッシェル・オバマはトランプの醜い選挙運動の真っ最中に言った。高くでるのは常にうまくいくとは限らない。ある立場は議論どころか考慮することすら不可能だ。左翼の間では理屈にかなった議論という嘘が蔓延している。レイシストや女性蔑視者を攻撃したりボイコットしたりせずに議論をしろ、低く出ずに高く出ろという。行儀良くしろと。

だが何故だ?

なぜ我々は行儀良くする必要があるのだ?単に良く思われたいためだけか?行儀良くして効果が出るのか?この弱みがリベラルデモクラシーのアキレス腱になっているのだ。

だからといって私はむやみやたらにナチス連中を殴りに行けと奨励しているわけではない。だが同時に殴る行為を糾弾するつもりもない。あのパンチはあまりにも多くの指摘されるべき悪行が指摘されないでいたことを指摘する行為だった。高く出ることは党としては気分がいいかもしれないが、適切な行動ではない。それに効果がない。やっと獲得した自由と人権への攻撃がされている今は特に。

行儀のいいことへのナルシシズムは除去されるべきだ。リベラルには衝撃と特権と余韻による油断がある。リベラルの威厳を保つことによって偏狭者たちに恥をしらしめることになるという考える人もいる。こんな意味のない議論などやめろ。

声高に指摘し抗議運動をしボイコットをしろ。そして絶対にその手を休めるな。

こんなことを言う連中はおよそリベラルとは言えない。リベラル連中もそろそろこういう連中とは手を切るべきだね。そうでないと民主党はもう終わりだ。

February 1, 2017, 現時間 4:23 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

January 29, 2017

フェデックス宅配運転手に見たアメリカの新しい夜明け

アメリカ内政

先日、アイオワ州で数人のグループが街頭でアメリカ国旗を焼こうとしているのを通りかかったフェデラルエクスプレス(略称フェデックス)というアメリカの宅配会社の運転手マット・ウーリンさんが止めに入り、消火器を使って火を消している姿がツイッターにアップされて話題になった。この運転手ともう一人、通りがかりの大学生ガス・ギフォード君が「俺もこの人(運転手)と一緒だ。(旗を燃やすのは)背信行為だ。出て行け」とグループに言っている姿も写っている。ギフォード君は自分はトランプファンではないが、国旗を燃やすのは違うだろうと抗議した。

このビデオがアップされた当日に、ビデオのコメント欄に「これでこの運転手は首になるんだろうな」というコメントがあったように、リベラルグループはすぐにフェデックス社にこの運転手を解雇しろと抗議メールを送ったらしいが、同時に運転手を首にするなという署名運動もあり、昨日フェデックス社はこの運転手を解雇する意志は全くないと発表した。

世論は完全にフェデックスガイ(フェデックスの男)の味方だった。

国旗を焼く行為そのものは言論の自由表現として認められているが、焼いた二人は街頭で許可なくものに火をつけた罪で逮捕された。実はこのグループはトランプ就任の日にも街頭で旗を燃やそうとして、その時も通りがかりの人に止められたと文句を言っている。下記はローカル新聞リトルビレッジの記事から

アンドリュー・アリマオ(略)は同じ場所で大統領就任式の日にも国旗を燃やそうとした。しかし通りがかりの男がアリマオから旗を取り上げようとして阻止されたという。一緒に居たジョーダン・アダムスは彼女のグループが国旗を公の場で燃やそうとする行為が何度となく邪魔されたことに文句を言っている。アダムスはリトルビレッジ紙に消火器は健康の害になるといいながら、「私たちはここで私たちと意見の違う人たちの気持ちを変えようとしているのに、その度に襲われてたんじゃ出来る場所がないのよ。」と文句を言った。

人々の気持ちを逆撫でするようなことをして、それを阻止されて驚くというのも馬鹿げているが、そういう行為が安易に容認されるという甘い考えもオバマ時代がかもしだしたものだ。そして私がうれしく思ったことは、彼らの国旗を冒涜する行為が何度となく通りがかりの人々の手によって阻止されたということ、そして阻止する行為を多くの国民が支持しているということだ。

オバマ時代は愛国心そのものが何か後ろめたい悪いことであるかのように思わされていた。それがトランプになって、まだ一週間しかたっていないのに、人々の間で「それでいいんだ、愛国心を誇りに思っていいんだ」という安心感が芽生えたような気がする。

たった一人の「先ずはアメリカを!」という言葉がこれほど人々を元気付けることになろうとは、カカシには非常に意外だった。以前にトランプをレーガンと比べた人がいたが、その時はトランプなんぞを偉大なレーガン大統領と比べるな、と怒ったカカシであったが、いまやそうなのかもしれないと思う。

本当にアメリカに新しい夜明けがきたのかもしれない。

January 29, 2017, 現時間 2:55 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

December 25, 2016

メリークリスマスと言おう!

アメリカ内政 , 宗教と文化

アメリカでは昨今「メリークリスマス」というのが禁句になっているような感がある。それについては拙ブログでの何度か紹介してきた。しかし、反ポリコレを称えたドナルド・トランプが当選したことで、アメリカは再び遠慮なくメリークリスマスと言える国になるのではないかというニュースウィークの記事を読んだのでちょっと紹介したい。

トランプは、ポリティカル・コレクトネスに縛られて言いたいことが言えなくなったアメリカに真っ向から異を唱えて当選した。彼のスローガン「アメリカを再び偉大に」には、「アメリカが再び『メリークリスマス』と言える国に」という意味も込められている。

先週もウィスコンシン州での遊説で、トランプはこう語った。「18カ月前、私はウィスコンシンの聴衆にこう言った。いつかここに戻って来たときに、我々は再び『メリークリスマス』と口にするのだと。......だからみんな、メリークリスマス!」

これは素晴らしい演説だと思う。私はトランプが当選するまで、アメリカ人がこれほどポリコレを嫌がっていたということに気がつかなかった。何がしかの少数派が傷つくからと、アレを言ってはいけない、これを言ってはいけないといわれ続け、我々は本当にうんざりしていたのだ。メリークリスマスを禁句にするというのはその最たるものだろう。

気のせいかもしれないが、我が職場でも今年は例年になくクリスマスムードが漂っていた。うちの職場でも「メリークリスマス」「クリスマスパーティ」という言葉は一応禁止されていたが、同僚たちは完全に無視して「クリスマス」を連発していた。また、クリスマス関係の装飾は禁止されているはずなのに、ロビーに馬鹿でかいツリーが飾られたほか、それぞれの部署で競争みたいにツリーや飾りが付けられ、12月の二週目くらいから、職場全体がクリスマス雰囲気に埋まっていた。恵まれない子供たちへのプレゼントを入れる大きな箱が職場のあちこちにおかれていたが、その箱が社員たちからのプレゼントですぐに一杯になってしまい、何回も取り替えられていた。

私の同僚がフェイスブックで「私がメリークリスマスといったら、どれだけの人が言い返してくれるんだろう?」と書いたら、あっという間に何十もの「メリークリスマス」の返答が集まっていた。さて、では記事にもどると、

では、トランプが解釈するようにアメリカ人は本音では今も「メリークリスマス」と言いたいのだろうか。調査機関「Public Religion Research Institute(PRRI)」が今月行った世論調査によれば、「店や企業は顧客に対して『メリークリスマス』の代わりに『ハッピーホリデー』」と言うべきかという問いに対して、「言うべき」と答えたのは回答者の47%、「言うべきではない」は46%と、意見が真っ二つに分かれた。回答の相違には党派的な要素が色濃く、「メリークリスマスと言うべき」と答えた共和党員は67%に上った一方で、民主党員はわずか30%だった。

 一方で、キリスト教徒以外の人が「メリークリスマス」と言われて気分を害するかどうかは人によるだろう。リベラル紙のニューヨーク・タイムズでさえ今月、「クリスマスを祝わないユダヤ教徒やイスラム教徒も、心のこもった『メリークリスマス』を不快に思わないと言うことが多い」と記事で指摘した

民主党支持の人間がメリークリスマスというべきではないと回答しているといっても、彼ら自身が言いたくない、言われたくない、という意味ではないと思う。彼らは自分らはメリークリスマスと言いたいけれど、そう言うことは政治的に正しい姿勢ではないのではないか、と感じているだけなのではないだろうか。彼らにとって政治的に正しいことが絶対的な意味を持つからである。

実際にメリークリスマスと言われて気を悪くするのはバリバリの無宗教者か過激派イスラム教徒くらいだろう。こういう話になるとなにかとユダヤ教徒を持ち出す人が居るが、アメリカのユダヤ教徒でクリスマスを嫌っている人なんて先ず居ないだろう。少なくともそんな人には出会ったことがない。誰かが指摘していたが、アメリカでトップ10に入るクリスマスソングを作曲しているのはユダヤ人

ミスター苺の実家はユダヤ教なのにクリスマスパーティを毎年やってる。今日も義妹のところで家族集まってプレゼント交換をやることになっている。それでミスター苺はせっせとクッキーを焼いている。ただし、お昼はユダヤ料理のロックス(スモークサーモン)とベーグル、そしてノックワーストソーセージの予定。

ま、アメリカでユダヤ・キリスト教は、日本でいうところの神仏折衷みたいなもんだ。

では改めて、メリークリスマス。そしてアメリカに全世界に神のご加護がありますように。

December 25, 2016, 現時間 10:26 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

December 20, 2016

選挙人投票にて、トランプ正式に次期大統領に選出される、選挙人としての義務を怠った不忠義者は誰か?

アメリカ内政

アメリカの馬鹿タレントたちが選挙人に対して、国民の意思を無視し自分に託された責任も無視してライバル候補に投票しろ~、とビデオで訴えていた選挙人による投票が昨日行なわれ、トランプは正式に次期大統領に選出された。しかし極わずかではあるが、自分に託された義務を怠ってライバル候補に投票した選挙人が数人いた。下記はNHKのオンラインニュースから(強調はカカシ)

トランプ氏 選挙人投票で正式に次期大統領に選出

12月20日 10時56分

(前略)アメリカでは先月の大統領選挙で選ばれた全米50州と首都ワシントンの選挙人、合わせて538人による投票が19日、各地で行われました。アメリカのメディアによりますと、投票の結果、共和党のトランプ氏が当選に必要な過半数を上回る票を得て、第45代大統領に正式に選出され、来月20日に就任することになりました。(略)

一方、南部テキサス州ではトランプ氏の就任に反対して、州で勝利したトランプ氏に投票しなかった選挙人が2人いたということです。

大統領選挙は先月8日に行われた有権者による一般投票の結果、トランプ氏が民主党のクリントン氏より74人多い306人の選挙人を獲得し、通常、選挙人による投票は形式的な手続きにすぎません。

しかし、今回は全米の総得票数でクリントン氏が200万票以上、上回ったほか、トランプ氏の就任を阻止しようと、選挙人に対しクリントン氏に投票するよう呼びかける動きも出たため、選挙人による投票結果が注目されていました。

このニュースでは無視されているが、実は不忠義者はトランプ側だけではなく、ヒラリー側にもいた。トランプ候補への投票が託されていたテキサスの二人の選挙人がヒラリーに投票したが、ヒラリー票を託されていた四人がヒラリー以外の候補者に投票したのである! 馬鹿芸能人たちがトランプ投票人に向かって「ヒラリーに投票しろとは言ってない。信念に基づいて投票してほしい」と訴えていたが、どうやらヒラリー側の選挙人を説得してしまったようである。

今回の敗北者民主党による民主主義選挙阻止は失敗したが、数人でも有権者の意志を無視して土壇場で票を変えた不忠義者が居たことは非常に問題である。選挙人が自分に託された義務をおざなりにして、自分勝って票を変えることが許容されるのであれば、今回起きたような選挙人に対する脅迫や買収がどんどん増えることは間違いない。

民主党は常に選挙違反が自分らの利益になると考えているが、違法行為を自分の勝手で合法にしてしまった場合、次の選挙では相手側に有利になるかもしれないという可能性を全く考えていないのだ。州によっては選挙人が託された候補以外に投票することが違法とされているところもある。テキサスにしろ他の四人の裏切り者が出た州にしろ、州憲法を改正して、不忠義者は罰せられる法律をつくるべきだろう。

December 20, 2016, 現時間 9:28 AM | コメント (2) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

December 19, 2016

騙されるな日本人!トランプ当選後、アメリカ白人による人種差別が過激化したという嘘

アメリカの銃規制/銃砲取り締まり法 , アメリカ内政

読者でブログ仲間の(勝手に仲間呼ばわりしてごめんなさい)よもぎねこさんが紹介してくれたこのビジネスジャーナルの嘘みたいな記事、ものすごく腹が立って全文読むのにすっごく苦労してしまった。しかしアメリカが白人至上主義の人種差別の国だなどと思われるのは嫌なので、きちんと応えておこう。題して、トランプ当選、米国内でむき出しの「人種差別」過激化…生命の危機感じた日本人の帰国の嵐

この記事の主旨はまさしくこの題名が表しているようにトランプ当選後、日本人を含む有色人種への風あたりがひどくなったため、在米日本人が続々と帰国しているというものだ。しかしこの記事は冒頭からトランプ支持派はすべて白人至上主義の人種差別者だと決め付けているところからして、およそ公平な記事ではない。強調はカカシ。

アメリカ次期大統領が実業家のドナルド・トランプ氏に決まって、1カ月以上が経過した。トランプ氏の当選は、事前の予想を覆してヒラリー・クリントン氏に競り勝つ快挙であった。(略)

また、トランプ氏があぶり出したのは不法移民に対する不満だけではなかった。それは、もともと白人たちの心の奥底にあった、人種に対する感情の問題である。彼らは、その差別的な意識を公の場で他者に話すことはほとんどない。そのため、これまで表面化することはなかったものの、大統領選挙ではまさに「票」として表れた。

この文章から著者の左翼リベラル主義偏向と白人への偏見は歴然だ。まず著者の前提にあるのは、ヒラリー・クリントン派は有色人種の味方で、トランプ派は白人至上主義というもの。これは共和党は差別主義者の集まりだという民主党のプロパガンダに完全に洗脳されている証拠。

これに続いて著者は最近帰国を決心した在米日本人の体験談をいくつか紹介している。まず在米12年というニューヨーク住まいの佐々木真子さん37歳。

大学でアメリカに留学し、その後日本企業に就職したものの、ニューヨークの金融系企業に転職した。(略)

 この2カ月の間に、彼女は郊外で車の中からはっきりとピストルを向けられた経験が何度もあるという。これまで、そんなことは皆無だったというから、短期間でアメリカ社会に変化が訪れていることになる。クリスマスまでアメリカの会社で働いた後、帰国して仕事を探すということだ。

ここで興味深いのは、佐々木さんにピストルを向けた人の人種が書かれていないこと。もしピストルを向けたのが有色人種だったら、脅かされたのは彼女が日本人だったこととは無関係なのでは?いや、よしんば日本人だからと狙われたとしても、それはお金があると思われたからなのでは?民主党知事のニューヨークは治安の悪化が進んでいる。彼女の住む場所も治安が悪くなったというだけの話かもしれない。

強調するが、ニューヨークは断然民主党支持で今回の選挙でもヒラリーが圧勝した州である。ということはニューヨーク州民は白人も含めてほとんどがヒラリー支持派だったわけで、そういう人たちが日本人に銃を向けるというのは、ちょっとおかしくないだろうか?

次の例は「11月半ばに帰国した菊池浩介さん(仮名・42歳)」

高校時代に西海岸に留学、一時帰国後に再渡米し、そのままアメリカの企業を渡り歩いた。20代でアメリカ人女性と結婚したが、2年で離婚。現在は独身だ。イラク戦争もアメリカで経験している。

イラク戦争のときも、異教徒、異文化、有色人種、非アメリカ人はヘイトの対象でした。でも、日頃から治安の悪い地域がちょっと範囲を広めただけで、そこに近づかなければ問題はなかったのです。でも、今回は違う。大手を振って、有色人種へのヘイトがまかり通っています。

 中産階級以下の多い中西部などは、あからさまに入店を拒否しますし、道を歩いていても舌打ちされる。今まで感じたことのない危険を感じ、『本気で帰ったほうがいい』と帰国を決意したんです」

嘘だあ~!私もイラク・アフガン戦争を通して南部のアメリカ人と多くつきあってきたが、非アメリカ人がヘイトの対象なんて印象は全く持ったことがない。いったいこの菊池という人は何処でこんな目にあったんだろう?この選挙シーズン、カカシはずっとカリフォルニアに居て他の州には行かなかったので、彼の最近の体験が全くの嘘だとは断言できないが、かなり眉唾だね。だいたいアメリカでは日本と違って人種で入店を拒む小売店があったら即座に訴訟の対象になる。そんなことをアメリカの小売店があからさまにやるなんて信じられない。1960年代のジム・クロー時代ならともかく。

菊池さんは、渡米したころから白人、黒人のどちらからも「なんとなく違和感を抱かれている」ということはわかっていたという。特にアメリカでは「肌の色で差別するのは、人としていけないことである」という常識があり、知識人たちはその常識を身につけていることが当然とされていた。だから、「心の中では多少の差別意識があったとしても、それを押し隠していたり、自分でその意識を否定したりしていたのでしょう」(同)という。 その「みんな感じていたけれど、決して表に出してはいけないこと」を代弁したのが、トランプ氏だったのだ。(強調はカカシ)

強調した部分はカカシも同意するが、人々が思っていて口に出すことが出来なかったのは、移民に対する嫌悪とか人種差別というより、あからさまな白人への虐待に対する不満だ。オバマ時代、愛国心やキリスト教への信心が次々に反ポリコレとして虐待されてきたことへの不満だ。正義戦士のSJWたちから、「白人特権」とか言って、どんなに苦労している白人でも、白人に生まれたことで特権があるのだから文句言うなと言われてきたことへの怒りだ。

次の例は『「10年以上アメリカで暮らしていましたが、今年6月以降、嫌な雰囲気が急速に充満してきました。いたたまれない気持ちでした」と言うのは、9月に家族で帰国した吉田康平さん(仮名・46歳)。』

彼は日本の大学を卒業し、日本企業に就職。26歳のころ、大学時代から付き合っていた女性と結婚する。アメリカの企業に長期出向したことがきっかけでアメリカ企業に転職し、現地に自宅も購入した。2014年にはゼネラルマネージャーに昇格、アメリカでもそれなりの地位にあった。(略)

「トランプに熱狂するアメリカと、それを冷めた目というか、ちょっとバカにした空気で見ているアメリカ。この2つの人たちの間に、あまりに深い溝があることが見えてしまったんです」(吉田さん)

 その深い溝の代償は、有色人種、特に黄色人種に最初に向けられる気がしたという。その「皮膚感覚」が現実のものにならないうちに、家族を守るためにも吉田さんは日本に帰ってきたのだ。

「トランプが共和党の指名候補になる可能性が高まったころに帰国準備を始めて転職先も決めていたので、安心して帰って来ることができました。とにかく、帰国直前はいろいろな街でこれ見よがしに銃器を持ち歩く人が増えていたんです。また、あからさまに人種差別発言やその手の態度をとられることも増えていました。以前は東洋人でも『日本人』と言えば相手の態度は親しいものになったのですが、もう関係ありませんでした」(同)

この深い溝を作ったのは誰なのだろう?それはオバマが率先しておこなった白人虐待主義が問題なのではないだろうか。白人警察官に黒人犯罪者が撃たれるたびに、人種差別が原因だといってBLMのような黒人テロリスト団体が町で暴動を起す。白人警察官が何人狙撃されても、すべての人々の命が大事なのだというと人種差別者!白人至上主義!とかが鳴りちらしてきた左翼リベラルたち。黒人フラッシュもブが夏祭りや花火大会で白人を狙って暴行するのを無視してきた左翼メディア。保守派の講演者を大学キャンパスから暴力で締め出してきた左翼運動家たち。

人種差別を煽ったのはどこの誰なんだ、とカカシは聞きたい!

この記事の締めくくりはこれ。

アメリカからの帰国を決める日本人は、今後ますます増えていくのかもしれない。最後に、母国のアメリカを捨てて日本に移住したアフリカ系アメリカ人の言葉を紹介したい。

「日本では、たとえ差別されたとしても、『黒人だ』というだけでつばを吐きかけられることも、いきなり殴られることも、ましてやいきなり撃たれることもないでしょ」

自分が候補を支持しただけで唾を吐きかけられたり暴力を奮われているのはトランプ支持派の白人たち。ノックアウトゲームといっていきなり後ろから殴られているのは白人がほとんど、そしてそれを自慢げにソーシャルメディアにアップしているのは全て黒人だ。そういう背景を全く報道しないこの記事の無責任さには腹が立つ。

こんなことは言いたくないが、日本では「外人お断り」とはっきり看板においてある飲食店がいくらでもある。看板がなくても外国人が入ろうとすると腕でバッテンをつくって入店を拒否する店はざらである。日本に外国人差別がないような書き方は謹んでもらいたい。白人の同僚と入ろうとした店で拒否された体験はいくらもあるので、これは実体験。

ところで、この記事の題名は「生命の危機感じた日本人の帰国の嵐」とあるが、この記事が紹介したのはたったの三人。統計的にどのくらいの在米日本人が帰国したのかそういう数字がなければ「帰国の嵐」と言う表現は適切ではない。

1990年代初期、日本のバブル経済が弾けてアメリカに進出していた日本企業が続々と店を畳んで撤退した当時、カカシはアメリカ企業の大手投資会社の不動産部に勤めていた。私は日本企業担当だった日本人上司の秘書だったが、毎日のように日本企業から「このたびレーゾンオフィスを閉鎖することになり、、、これまでお世話になり、まことにありがとう、、云々」という手紙が何通も届いていた。

オフィスに訪れる日本人ビジネスマンも全てお別れのご挨拶ばかり。日本企業は引き上げるばかりで新しい依頼は全くこなくなった。それで担当責任者も首になり、カカシもリストラされた。(笑)

一時期は日本の繁華街を思わせた小東京やガーディナ市付近の日本人街も、日本人相手のナイトクラブや日系大手デパートやホテルがどんどん閉店。90年代後半の小東京は本当に閑散としていた。(最近ちょっと盛り返しているが、、)

「日本人の帰国の嵐」というのはああいうことをいうのだ。

それにしても、別に人種差別なんて感じてないけどねえ、という在米日本人の声も掲載しないのは片手落ちである。

私が時々読んでいる在米日本人のYSジャーナルさんもトランプ支持。オバマ政権と民主党地方政権によって経済がたがたのデトロイト居住。それでも自動車関係の仕事でがんばってる人。

彼のトランプ感は、

トランプ個人にばかり関心が集まっているが、アメリカ政局を俯瞰すれば、狂っている民主党ではなく、比較的まともな共和党の反撃のチャンスが到来したのだ。

こういう在米日本人も居るんだけどね、、

December 19, 2016, 現時間 11:09 AM | コメント (10) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

December 18, 2016

半端じゃない反トランプ派のうろたえ振りと悪あがき

アメリカ内政

トランプが大統領に選ばれてからというもの、民主党の反トランプ派のうろたえと、その振り乱しぶりは見苦しいものがあるが、この後に及んでもまだ彼らは大統領選挙の結果を覆すことが出来ると本気で信じているらしい。

先ずグリーン党のジル・スタインが投票の数え直しを要求。自分には勝ち目など全くないのに、なんでスタインが数え直しを要求したりするのか。また数え直しに必要な何百万ドルという莫大な費用を一体彼女はどうやって集めたのか。彼女が数え直しを要求した州は単に接戦だった州ではなく、トランプが勝った州だけ。実際にこれらの州でトランプが負けていたとしても、選挙結果に影響はない。ではなぜそんな無駄なことをやるのか。目的な単にトランプの勝利に陰を落とすこと。トランプは正式に勝ったのではないという印象を有権者に持たせることが本来の目的。スタインの資金源は政治界の影の悪玉ジョージ・ソロスであることはまず間違いない。

この数え直しは結局何の影響もないまま終わったのだが、その後に反トランプ派が広め始めたのがロシアによるハッキング陰謀説。選挙結果をロシアが変更してトランプに勝たせたというのだが、実際問題としてそんなことが可能なはずがない。それぞれの州がそれぞれ別々のやり方で集計を取っているのに、ロシアがすべての州のコンピューターをハッキングしたというのか?もしもロシアがアメリカの大統領選挙を完全に邪魔する機能を持ち合わせていたとしたら、アメリカの国土安全保障局はいったい何をなってるんだということになる。もし本当にそんなことを可能にさせたなら、それはオバマ政権の大失態である。無論そんなことを言い出す民主党支持者は居ない。だいたいトランプが民主党による選挙違反が横行していると苦情を言っていたときは、選挙は公正だ違反など全く起きていないといってた奴らが、自分らが負けたらトランプは選挙違反で勝ったとか、全くご都合主義なんだよね。

次に反トランプ派が考え出したのが、選挙人への圧力。選挙人は各州を代表してそれぞれの州が選んだ候補者に投票することになっているが、これらの選挙人に州で指定された候補者以外の人間に投票しろと圧力をかけ始めたのだ。選挙人たちはトランプに投票するなと脅迫状などをもらっているとテレビのインタビューなどで話していた。しかもマーティン・シーンを筆頭にハリウッドの馬鹿俳優たちが選挙人にトランプに投票しないでくれと訴えるビデオを製作したりしている。アホか!

ヒラリーが絶対勝つと思っていたときは、トランプは選挙結果を潔く認めると前もって発表しろ、と口々に喚き、違反があるかもしれないから事情によっては認めないかもしれないと言ったトランプを散々反民主主義者だとかけなしておいて、自分らが負けたらこのうろたえよう。どのような卑怯な手を使ってでもトランプを大統領にさせまいと反トランプ派や躍起になっている。

あれだけ揉めて接戦で勝ったジョージ・W・ブッシュの時でさえ、ここまでの悪あがきは見られなかった。いったい民主党はどうなってしまったのか?

さて、トランプが次期大統領になるのは仕方がないと諦めた連中の中では、すでにトランプがどれだけ大統領として不適任であるかを証明すべく、今度はトランプが毎日ある諜報会議を欠席し、平均週一くらいしか出席していないという批判が持ち上がった。フェイスブックで誰かがその話を持ち出したので、諜報会議を欠席しまくってゴルフばっかやっているオバマ政権を支持してた君らがよく言うよ、とコメントしたら、オバマがゴルフをやるために諜報会議を欠席したというのは「神話だ!」と記事を貼り付けてきた奴がいた。

アメリカのメディアには「事実検証」を専門にしていると自称する団体があるが、彼らの検証はおよそ事実とは関係がなく、どれもこれも左翼リベラル派の偏見に満ちたこじつけである。彼らが「神話を打開した」などと言うときは、まったく信用できないと踏んで間違いない。

オバマが近年の大統領の中で圧倒的に多数のゴルフをやったことは周知の事実。忙しいはずの大統領があんなにゴルフをやっていたのではやるべき仕事が出来てないのは当然。しかしこの記事によるとオバマがゴルフをするために諜報報告会議を欠席したというのは全くの嘘で、オバマは報告の内容を紙面で提出させ、それを読んで質問があった場合は毎朝のスタッフとの会議の際にCIAの代表を呼んで質問していた、というもの。つまり、諜報報告会議は毎日のことではなかったので、予定されていない会議に欠席したという理屈はおかしいというもの。

しっかし、これって変じゃない?

今でもオバマはまだ大統領なのだ。オバマ政権では諜報報告会議は毎日行なわれていないのなら、どうやってトランプが毎日出席することが出来るわけ?トランプはまだ大統領じゃない。彼のために特別な会議を開いてもらうわけにもいかないはず。トランプもオバマと同じように書類で報告を受けているのかもしれない。なのにトランプが会議に欠席ばかりしていると責めるのはおかしい。

ところで「事実検証」をしたというこの記事では、「ジョージ・W・ブッシュ大統領が任期の半分を休暇に使っていた事実を忘れてはならない」という嘘が書かれていた。ブッシュ大統領は仕事をホワイトハウスと自宅のテキサスの牧場とに分けてやっていた。ブッシュの牧場は自宅といえどすべての設備が整っており、側近やスタッフが一緒に行動していた。つまり、ブッシュが自宅に戻るときは職場を変えただけで休暇を取っていたわけではないのである。それを休暇と虚偽の表現をするような記事に信憑性はまるでない。

それにくらべてオバマには第二のオフィスはなく、オバマの休暇は完全に休暇だった。しかもミッシェル夫人とは別行動が多く、双方の旅行にかかる費用は莫大なものがあった。はっきり言って私はブッシュ前大統領が休暇で家族そろってどっかに旅行したという話を聞いたことがなかった。テキサスの牧場にはすでに警備体制が敷かれていたので、ブッシュがテキサスに帰る場合は特別な費用はかからなかった。オバマとは大違いである。

ま、それはさておき、結果的に諜報会議に出席する頻度などそれほど問題ではない。問題なのは大統領が正確な情報を得て、それにどのように的確な対応をするかが大事なのである。それについてはオバマが完全に大統領失格だったことは、オバマがイスラム国の台頭を可能にしたこと、イスラム国の勢力についてオバマが過小評価していたこと(アメフトの二軍だとか言って馬鹿にしていた)、リビアの情勢を把握せずにスティーブン大使及び三人のFBI職員を殉職させてしまったこと、米国内での多発テロを全く防げなかったこと、シリアをロシアのいいなりにさせてしまったこと、等々すべてが証明している。

私は先にフェイスブックで「トランプはまだ大統領になっていない、彼が諜報にどう対応するか、それは未知数だ。」と応えると、「ゴールを移した!」と屁理屈が返ってきた。最初にトランプが諜報を欠席していると言い出したのは相手側。オバマも毎日出席していなかった大事なのは大統領の対応だと書かれた記事を貼り付けたのも相手側。この反応は全く意味がない。これだから左翼リベラルとは話にならないのだ。

さてさて、今年も後二週間を切った。反トランプ派は本当にトランプを阻止できると思ってるのだろうか?

ちなみにミスター苺の実母は「誰かがトランプを暗殺すべきだ!」などと本気で言ってるそうで、ミスター苺が「ママには失望した」と頭を抱えていた。

December 18, 2016, 現時間 10:34 AM | コメント (6) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 26, 2016

アイデンティティー政治を巡って揺れるりべラルと左翼

アメリカ内政 , 左右思想

前回は体制派右翼保守と新しい世代の右翼アルト・ライトについて書いたが、今回は左翼の中で起きている極左翼とポリコレに挑戦する新左翼アルト・レフトとの争いについて書いてみたい。

参考にしたのは11月23日付けのイブ・ペイザーのこのコラム、The F*cking P.C. Culture Problem. How do you handle political correctness in the age of Trump? By Eve Peyserである。

先日もちょっと触れたが、まっとうな左翼の間ではこのたびのクリントン及び民主党の敗北は、リベラルによる行きすぎたポリコレ、特にアイデンティティーポリティクスと呼ばれる市民の細分化に問題があるのではないかという意見が聞かれるようになった。

ポリコレの危険性について色々書いているニューヨークのコラムニスト、ジョナサン・チャイト(Jonathan Chait)によると、クリントンの敗北はポリコレが原因というよりも、

あまりにも多くのことを人種差別とか男女差別とかという範疇に分類してしまう現象があり、そのためトランプについてきちんと分析したり議論したりすることができなくなっています。この現象の問題点のひとつは、トランプのような人間が自分たちの人種や男女差別の本性を人種差別や男女差別でない他の思想を隠れ蓑として隠すことを可能にしてしまう点です。

なにもかも人種差別だ男女差別だと言い張れば、本当の人種差別や男女差別との見分けがつかなくなってしまう。またチャイトは、ポリコレ文化は社会的に恵まれているとされる人々を差別者扱いすることによってこれらの人々の感情を傷つけていることにはまるで無関心だという。

この切断が今回の選挙で民主党におきた問題の一つです。恵まれた人々の気持ちは無視し取り合わなくてもいいという考えです。有権者の70%が白人という社会で、彼らの票がなければ勝てないのに、こういう考えは不適切です。こういう考えがリベラルに会話を交わす能力を喪失させ勝利への道を閉ざしたのです。

ペイザーはポリコレという概念そのものが人によって違うのであり、右翼保守が何かとすべてをいっしょくたにしてポリコレという範疇に振り分けてしまうのも問題だという。今やリベラルの間ではポリティカリーコレクトという表現すら「ヘイトスピーチだ」と言い出す輩もいるくらいだ。

体制派右翼保守のベン・シャーピーロはペイザーとの会話で、相手にラベルを貼るだけの行為は議論ではないと語る。トランス女は精神病の男性であると主張するシャピーロは、自分のことを「トランスフォビア」と呼ぶのは議論になっていないという。

それは議論ではありません。単なる名前です。「トランスフォビックとは何か、なぜ悪いことなのか、私の議論のどこが間違っているのか、それを説明する必要があります。「あなたは私の論と議論していません。あなたは私が議論をしているから悪者だといいます。私の論がトランスフォビアだというなら、なぜ私の論がトランスフォビアということになるのか説明しなければなりません。ただ単に私はトランスフォビアだから私の意見には価値がないというだけでは駄目なのです。

確かにそうだが、それをしないのが左翼リベラルの常套手段だ。何故なら彼らにも何がポリコレで何がそうでないのかなどわかっていないからだ。以前に拙ブログでシャピーロがテレビ番組でトランス女のことを「サー」という敬称で呼んで相手の女装男から暴力で威嚇されたという話を紹介したことがある。気に入らないことを言われて暴力で脅す行為はおよそ淑女たるもののすることではないが、元ガウカーというゴッシップ雑誌の編集者でチャイトに批判的なアレックス・パリーンは、この事件についてこのように述べる。

トランスジェンダーは精神病患者でありそのように扱われるべきだと触れ回るなら、トランスジェンダーから「ぶんなぐってやる」と言われてもしょうがない。公人が公の場でそういう意見を表現するならそういう結果を招いても仕方ない。

ペイザーはシャピーロとパリーンの意見の差が左右思想の違いを顕著に表すものだという。つまり、左翼にとって言葉は非常に強い意味を持つのであり、言葉によっては非常な憎しみを表すものであるから、それは実際の暴力に等しいと考える。だから暴力を暴力で応じて何が悪いのかという理屈になるわけだ。

パリーンは「特定の意見の表現は許可されるべきではない」と主張する。アメリカにはどんなひどいことでも礼儀正しく言いさえすればよしとする伝統があり、チャイトのような文化人は話せば解るという態度をとっているが、戦っている相手といつまでも話ていても拉致はあかない。議論をするのは左翼の責任ではない。「負けたら礼儀など何の意味もない」、正しい対応は「どんな手を使ってでも戦うことだ」という。

つまり、パリーンは自分らの側に理はない、議論をすれば負けると認めているのである。だからシャピーロやマイロなどの右翼保守が大学キャンパスで演説しようとすると暴力で阻止しようとするのだ。憎しみに満ちた演説は暴力なのであり、それを暴力で阻止するのは当然だという考えなのだ。

だが、チャイトが言うように、そういうやり方は民主党を勝利に導いていない。いやかえってマイロやシャピーロが言ったように、普通の人々をアルト・ライトの腕の中に追い込んでしまうのだ。

左翼リベラルの間では、これまでどおりアイデンティティー政治を進めていこうとする動きと、細分化されたグループごとの有益ではなく民主党全体のために良くなることを考えるべきという考えとで割れている。どちらが勝つかはトランプの勝利がよく物語っているのかもしれない。

November 26, 2016, 現時間 3:07 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 25, 2016

アメリカのネトウヨ、アルトライトとは一体何者?

アメリカ内政 , 左右思想

最近、ちまたではアルトライトと呼ばれる政治思想が話題になっている。アルトライトとは体制派保守ではない過激的な右翼思想でアメリカ版2ちゃんねるの4ちゃんなどで一気に人気が出てきた、言ってみればアメリカ版ネトウヨ族である。

一般的には西洋白人文化崇高の国粋主義ということになっているが、自らがアルトライトのリーダーだとか言い出す輩がやたらに人種差別的な発言をするので、アルトライトとはそういう思想なのかと思い込んでいる人が左翼にも右翼にも多く居る。一般的にアルトライトに関する印象をよくまとめている日本語サイトがあったのでユーコのブログさん掲載からちょっと引用。

アルト.ライト運動( Alt-Right Movement)は最近頻繁にメディアが使うようになった表現であり、Altは Alternative (選択肢)の略語である。アルト.ライトは、従来の保守派のイデオロギーを遥かに超える極右派的思考に言及し、主流派共和党とのイデオロギーを明白に区別している。その極右派イデオロギーは白人至上主義、反多様文化、反移民、反ユダヤ主義、白人国家主義などが挙げられる。

*Alternativeという単語は日本のメディアは「選択技」と訳しているが、本当の意味は「別のやり方」という意味。つまり、既存の保守思想とはまたちょっとちがった別の視点で観ている思想ということだ。

ユーコさんは、アルトライトと白人崇高主義団体のKKKを同率に並べているが、KKKは民主党のグループ。アルトライトは文字通り右よりで共和党派である。

しかし、1980年代からネットの掲示板で左翼とやりあってきたミスター苺に言わせると、アルトライト運動は今にはじまったものではなく、創設当初から人種差別者とそうでない人たちとの間で、どっちが本物のアルトライトかでかなりもめていたという。

トランプを大統領に押し上げたアルトライトとは一体どんなものなのか、彼らの正体は左翼リベラルからも体制派右翼保守からも誤解されている。

主流メディアがアルトライトと決め付けている人々は必ずしもアルトライトとは限らない。例えばドナルド・トランプのチアリーダーで最近若い世代の保守派からアルトライトの王子様(クィーン?)とメディアから扱われているマイロ・イヤナポリスは自分自身はメディアが定義つけるようなアルトライトではないと言い張る。

その理由として、マイロは自分が親イスラエルであること、ジョージ・W・ブッシュのファンでイラク戦争には賛成だったこと、そして同性愛者のマイロの男性の好みは黒人男性であることを挙げている。

マイロに言わせるとアルトライト運動は単なる白人崇高国粋主義運動ではなく、もっと大きな運動だという。しかし左翼リベラルは彼らをあたかも「ツイッター口座を持ったスキンヘッド(丸坊主頭の人種差別者を指す)」だと思っているし、若い世代の動きを理解できない体制派右翼保守は左翼リベラルの定義付けを鵜呑みにしているという。

確かにアルトライトのなかには人種差別的な思想の人間が居るには居るが、彼らはごく一部であり全体のアルトライトを代表しないのだとマイロは主張する。

アルトライトは文化の反逆軍です。今日のアルトライトの大多数は2000年世代で、10代から若いジェネレーションX(30歳代)を含みます。白人が主ですが少数派も多くなってきています。エリートによる親イスラム姿勢にうんざりしているユダヤ系とか アファーマティブアクションで差別されている東洋系とか、ホッテプスというブラックライブスマターに幻滅している黒人のグループとか。

これについて、憲法保守と自称するベン・シャピーロはアルトライトについてこんなことを語っている。 シャピーロは以前マイロと同じブレイトバート誌で働いていて、その創設者の一人で今やトランプの側近的存在のスティーブ・バノンとトランプの扱いについて決別した。

基本的にアルトライトという団体は西洋文明はヨーロッパの人種とかけ離せないもの、つまり人種差別、だと考えるひとたちの集まりです。これらの人々は西洋文化が異人種や異文化や異教徒を多く受け入れすぎると西洋文化は内側から崩れてしまうと信じているのです。(略)西洋文化の基盤はどんな人でも文明の価値観を参加することができるというものです。アルトライトはそれを信じていません。少なくともアルトライトを代表するとされるリチャード・スペンサーやジェラッド・テイラーやボックス・デイなどいった人物はそうです。

ツイッター上でトランプを巡ってマイロのフォロアーたちに反ユダヤ教の侮辱で散々叩かれて、マイロへの敵意丸出しのシャピーロは、アルトライトが人種差別者の集まりであると言って譲らない。シャピーロはアルトライト)はよい人々ではないと断言する。アルトライトはマイロ・イヤナポリスのような人間に新しい教養人としての発言の場を与えたという。

トランプ陣営が力を得てきたことでアルトライトがしようとしていることが二つ三つあります。そのひとつはアルトライトの定義を広げることです。(略)アルトライトの定義を広げて真髄の思想を信じていないひとたちまで(アルトライト運動に)吸い込もうとしているのです。

二人の言い分を比べながら読んでいたら、二人とも一つほぼ同じことを言っている部分に遭遇したので比べてみよう。強調はカカシ。まずはマイロ。

左翼はやりすぎることによってアルトライトの腕のなかに人々を追い込んでいるのです。怒鳴りつけるにしろジョークにしろ、体制派は愛国心を人種差別だといって侮辱するのをやめる必要があります。2015年のイギリスでの選挙のとき、左翼の議員候補がイギリスの国旗を掲げるひとは「単純でカジュアルな人種差別者だ」といいました。それでも、これなどは大学教授たちが愛国心の表現に対してする批判とは比べ物になりません。(略) (アルトライトが好んで使うシンボル)ペペザフロッグに憤怒しても駄目なのです。人々を破壊しても駄目なのです。そういうことはかえってより多くの才能ある人々をアルトライトへと導くだけなのです。

そしてこちらがシャピーロ。

左翼は右系の人をすべて「アルトライト」と呼んでいますが、これは大きな間違いです。 なぜならそれによって左翼は人々をアルトライトの腕のなかに追い込んでしまうからです。人々を人種差別者だといい続ければ、人々は、そうか、じゃあ俺を人種差別者と言わない奴のほうにつこう、と考えるようになるのです。

カカシはマイロもシャピーロもどっちも好きで、どちらのポッドキャストも聞いている。話し方としてはマイロの方が耳障りがいい。学歴の面ではシャピーロの方が高いかもしれないが、本当の意味での教養はマイロの方が長けていると思う。シャピーロはちょっとエリート過ぎる。つまり体制派保守なのである。

アルトライトは明らかに体制派右翼ではない。一時期はやったティーパーティー党でもない。しかし彼らが本当に人種差別者の集まりなのかどうか、そうやって簡単に考えるのは危険かもしれない。シャピーロはアルトライトのリーダーたちがそうでない人々も引き込もうとしているというが、そうやって人種差別とは無関係な本当の意味での愛国者がどんどん自分たちをアルトライトと呼ぶようになれば、アルトライトの真髄とシャピーロが信じている人種差別意識も変化せざる終えなくなるはずだ。

ところで、マイロはどうすればアルトライト運動を破壊することが出来るかどうかを箇条書きにしている。長くなるので、それはまた別の機会に紹介しよう。

November 25, 2016, 現時間 10:33 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 20, 2016

保守化するアメリカ内陸州

アメリカ内政

この間の選挙でトランプが勝ってからというもの、ヒラリーの方が得票数が多かったのだから州ごとに勝者を決めていくエレクトラルカレッジというシステムを廃止して得票数だけで勝ち負けを決めるようにすべきだという声が敗北者の民主党側から上がっている。しかしそれをやると人口の多い州が圧倒的に有利になり、常に人口の少ない州が多数派に支配される結果を生む。今回の選挙でもヒラリー派は圧倒的に東西海岸沿いの州だ。オレゴン、カリフォルニア、ニューヨーク、ニュージャージーといったように。

それに民主党優勢の州に限って選挙違反行為がおおっぴらに行われた。同じ人間が何度も投票したり、違法移民や死んでるはずの市民の投票があったり、投票用コンピューターが共和党投票を民主党に変えたりといった違反が報告されている。得票数だけで勝ち負けを決めた場合、民主党支持のこうした州が違反で票だけを増やす可能性が高まる。いや、それをいうなら、ミスター苺曰く、今回の選挙だって本当にヒラリー得票数のどれだけが合法だったのかわかったもんじゃない。

そういうことを見越してエレクトラルカレッジシステムを作ったアメリカ創設の父たちは偉大だ。

さて、前置きが長くなってしまったのだが、カカシはトランプ勝利のことばかりに眼を向けて他の選挙結果についてあまり注意を払ってこなかったが、実は今回の選挙、他の面でも共和党は非常な勝利を獲得した。連邦上下議会が引き続き共和党が与党を握ったこともそうだが、それ以外に各州で知事や州議会の議席を共和党が多数獲得したのである。

知事選挙では共和党知事席が31席から34席に増えた。また州ごとで上下院議会が共和党になった州が32州もある。 これらの州はすべて内陸州。知事から議会から何もかも真っ青(民主党)なのはカリフォルニアとかニューヨークとかの東西海岸州に偏っている。

アメリカのハートランドと呼ばれる内陸の州々は結構保守的で常識的なのだ。私は常々言っているのだが、東西海岸沿いのエリートたちとだけ付き合っていたのでは本当のアメリカの空気を読むことは出来ない。在米日本記者のほとんどは、東海岸のワシントンDCやニューヨークに暮らして、左翼リベラルでもエリート気取りの極端なメディア系や政治家とだけ付き合っているから、日本への報道も左に傾き、今回のようにトランプ勝利に脅かされたりする。

海岸沿いの州に左翼リベラルが集まっていて、しかも彼らがメディアを牛耳っているからアメリカ全体がリベラルであるかのような錯覚を起すが、実はアメリカはかなり保守系に傾いている。最近起きている行き過ぎたポリティカルコレクトネス(日本ではPCといわずにポリコレと略すらしい)への抵抗がすでに始まっているということを日本の皆さんにも理解していただきたいものだ。

November 20, 2016, 現時間 9:30 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 19, 2016

何故米主流メディアの予測は完全に外れたのか、結果を的確に予測した日本人アナリストの解説

アメリカ内政

前回も書いたのだが、反トランプデモ行進や彼らの暴力的な行動をみるにつけ、ネバートランプ派であったカカシもトランプが勝ってよかったと思うようになった。他人を馬鹿に仕切った左翼エリート連中からここまで恥さらしなみっともない嘆き方を見せ付けられると、「いい気味じゃわい、自業自得じゃ」と思うからである。

左翼リベラルエリート連中は、トランプの支持者たちは低中層の白人と言って彼らを馬鹿にしてきた。だが、実はそういう層の人々は元々民主党支持者が多い。労働組合がバリバリ民主党支持なのは周知の事実。本来なら労働階級のチャンピオンのはずの民主党が何故わざわざ自分らの基盤となる支持層を見捨てたのだろう?

これについてよもぎねこさんが紹介した渡瀬 裕哉著の記事を読んでいてなるほどなあ思った。(よもぎねこさんの洞察力にはつくづく感心していたのだが、こういう記事をちゃんと読んでるからなんだなあ)

先ず、ヒラリーの方がトランプよりも得票数は多かったという話は皆さんもご存知だろう。しかし、どのくらい多かったのかというのを過去三回における大統領選と比べてみると、、

2008年:オバマ69,498,215・マケイン59,948,240

2012年:オバマ65,915,795・ロムニー60,933,504

2016年:ヒラリー60,839,922・トランプ60,265,858

というわけで、トランプは過去二回の共和党候補より取り立てて人気があったというわけではなく、それよりもヒラリーがオバマが獲得した支持層をだいぶ失ってしまったことが明らかになる。ヒラリーが失った支持層とはどういう層だったのだろう?

重要なポイントは、ヒラリー支持者の年代が若年世代に偏っていたこと&有色人種におけるヒラリー支持が圧倒的に高かったこと、の2点になります。

そして、米国の大統領選挙でも若者の投票率は元々高いものではなく、有色人種でもないヒラリーが黒人・ヒスパニックらの熱烈な支持を維持できるという根拠も薄弱であったため、表面的な支持率が拮抗していても支持者内訳による質的な差異が生じることは明らかでした。

したがって、筆者は上記の記事中で年代別投票率の差とキューバ系ヒスパニック(キューバ系は伝統的な共和党支持層、メキシコ系は民主党支持層)からの得票が勝負を決めると事前に述べてさせて頂きましたが、結果もおおよそ予想通りものになったものと言えます。

つまり、ヒラリーは元来民主党支持で選挙に積極的な白人労働層の戦意を喪失させ、もともと消極的な若年層や少数派の戦意を奮い立たせることも出来なかったということらしい。渡瀬が選挙前の11月1日に書いた記事から、どういう人たちがヒラリーとトランプを支持していたのか読んでみたい。

渡瀬は『性別・年代・所得・学歴・人種の観点から「トランプ支持者・ヒラリー支持者」を比較』している。

  • 女性の半数はヒラリー支持、ただし白人女性に限定するとトランプ支持の割合が多い
  • トランプ氏はミドルエイジ~高齢層、ヒラリーは相対的に若年層から人気
  • トランプ支持者は中間層から高所得者、ヒラリー支持者は低所得者が相対的に多い
  • トランプ支持者は高卒・大学中退者が多く、ヒラリー支持者は大卒以上が多い
  • トランプ支持者は白人が中心ではあるものの、ヒスパニックも3人に1人はトランプ支持

メディアが垂れ流したトランプの数々の女性スキャンダルにも関わらず女性の半数はトランプを支持していた。しかも投票率が高い白人層からの支持が多かった。また、トランプの支持は投票率の高い高齢層が多かった。トランプ支持がブルーカラーの白人層というのも嘘だったようで、実はトランプ支持や高所得の人が多かった。渡瀬に言わせるとトランプ支持や納税者側が多いという。誰が大統領になっても払っていない所得税が上がろうが下がろうがしったことじゃない低所得層に比べて高所得層にとって選挙は大事だ。学歴はヒラリー支持のほうが高いようだが、これも渡瀬に言わせるとトランプ支持者はたたきあげの職人タイプが多く、ヒラリー支持はエリート学者派が多いという意味ではないかという。確かに大学の教授や学生たちの間でトランプが不人気なのを考えると納得がいく。最後にラテン系でも三人に一人はトランプ支持というのも興味深い。

トランプ氏は「メキシコ国境に壁を築く」などの不法移民に対する厳しい姿勢を見せていますが、ヒスパニック層からの支持はヒラリー48%・トランプ35%という状況となっています。3人に1人のヒスパニックはトランプ支持という状況です。

ヒスパニックにはキューバ系とメキシコ系が存在しており、両者は異なる政治的な支持の傾向を持っています。キューバ系は自主独立の精神が高く、共和党の基本的な方向性と親和性があります。

その結果としてヒスパニックにもトランプ支持が一定層存在する形となっているため、トランプをレイシストと単純に罵る人々は複雑な現実を理解できない層と言えるでしょう。実際にフロリダ州ではキューバ系のトランプ支持が高まりつつあります。

実際トランプはロムニーよりも高い率でラテン系の票を得た。キューバ系が共和党よりなのは、キューバ系はもともと共産主義独裁政権からの難民の子孫であり、社会主義の恐ろしさを身にしみて知っているので左翼民主を支持しないからだ。しかし、メキシコ系でもアメリカに何世代も住んでいて経済的に成功している人々のなかには共和党支持も多く居る。ラテン系だから民主党支持というステレオタイプは必ずしも正しくないということだ。

トランプ支持者は無教養な人種差別白人層だと決め付けて、実際にアメリカ社会で何が起きているのかをきちんと把握できなかった左翼リベラルエリートたち。あまりにもエリート意識が高すぎて、本来なら民主党の大事な支持層まで失ってしまった。

ヒラリーが勝たなくて本当によかった!!!

November 19, 2016, 現時間 2:15 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

トランプ支持日本人に向かってそれでも日本人かっていう奴ら、嫌なら日本へ帰れ!

アメリカ内政

この間よもぎねこさんとこで紹介があったこの記事、読んでてものすごくむかついたんで、ツイッターに「そんなこというなら日本へ帰れ!」と書いてしまった。アメリカの事情もしっかり把握できないで、な~にがジャーナリストだ。

トランプのアメリカを受け入れられる不思議。本当に日本人なのか?山田順 | 作家、ジャーナリスト、出版プロデューサー

トランプ当選を当てた評論家が、いま持ち上げられているが、それはそれでいいと思う。職業的にいい仕事をしたことに間違いないし、見事だからだ。ただし、この人たちが心情的にトランプを応援していたとすれば、その心情は理解できない。なぜなら、トランプは、白人の貧困層や転落中間層の心情を吸い上げて当選したからだ。

つまり、「俺たちが不幸になったのは、移民のせいだ。彼らを排斥しろ」という訴えの根底には、人種差別がある。

差別されているのは、黒人、メキシカンなどのヒスパニック、エイジアンなどである。つまり、私たち日本人は、トランプによって憎悪を植えつけられた白人に差別される側に位置する。「出ていけ!」と言われているのも同然だ。

「隠れオバマがいっぱいいた。裕福な白人も本音を言うとトランプ支持だった」と解説している人がいたが、それが本当だとしても、この現実は日本人としては悲しいことだ。そんなことを得意がって“アメリカ通”として話すのは、自分が白人の側だと勘違いしているとしか思えない。本当に日本人なのだろうか?

自由と平等、そして開かれた国の恩恵を受け、子供をアメリカの大学に留学させた親としては、トランプのアメリカは、国家理念を捨てかねない危険な国になったとしか思えない。その意味で、トランプのこれまでの数々の暴言が、単なる演出にすぎなかったことを願っている。ただ、テレビ討論や演説を見たかぎりでは、彼の本音としか思えなかったが-----。

私たち日本人は、トランプに投票したアメリカの下層白人より下に位置する。まして、東部のエスターブリッシュメントから見れば極東の単なるイエローにすぎない。レイプ魔と言われたメキシカン以下かもしれない。

日本人でトランプを心情的に受け入れられるのは、中西部に行って白人から「このジャップが!」などと言われたことがない人か、それともこの国で自分が日本人であるという自覚なしに育った人だけだろう。

はあ、じゃあお聞きするが、山田さん、あなたは本当に中西部に行って普通のアメリカ人(海岸沿いの左翼リベラル以外の)と接したことがあるのか?そして本当に彼らから「ジャップ」なんて呼ばれたことがあるのか。カカシの想像ではこれは事実無根の捏造だ。

聡明なる読者諸氏ならすでにご存知であるが、カカシはアメリカ暮らし30余年である。職業柄アメリカ各地に出張で回り、左翼リベラルからは軽蔑されているレッドネック(首の後ろが赤く日焼けしていると言う意味で、酪農業の労働階級の多い南部者を蔑(さげすむ)呼び方)と呼ばれる南部の人々とも多く接してきたが、カカシは一度たりとも「ジャップ」などと言われたことはない! 冗談でナチスドイツ研究家の極右翼仲間から呼ばれたことはあるが。

トランプ支持者が往々にして人種差別的な下層階級の白人層だという解釈こそ、東西海岸沿い州に住むエリート左翼リベラルによる一般アメリカ社会に対する軽蔑の念が現れているのだ。山田氏はアメリカはどこに在住なのだろうか?ジャーナリストというからには多分ワシントンDCのエリートジャーナリストたちのバブルの中での生活だろう。そんなところに居てごくごく普通のアメリカ人がオバマの極左翼リベラル政策にどれだけ傷つけられたかなど知る由もないだろう。

中西部に居住する日本人も日系人も普通のアメリカ人としてオバマ政策でどれほど迷惑を被ったかなんてDCのエリートジャーナリストなんかにわかるものか!そういう奴が日本人の代表面して日本人がトランプ支持なんて「本当に日本人なのか」とか大きな顔して言わないで欲しい!

もう10年以上前になるが私がヤフーの日本語掲示板で色々日本人と話をしていたとき、私がやたらとアメリカ人の方(かた)を持つので、「お前は白人になりたがってる」とか「自分を白人と錯覚している」とか言われたことがある。所詮日本人なんてアメリカでは黄色人種(イエロー)として蔑まれているのに、なぜそんなに白人の方を持つのかという前提があるからだ。

あえて言わせてもらう。私はアメリカに来てこのかた日本人であるということでアメリカ白人から差別されたことは一度もない!それをいうなら一般のアメリカ人は人種差別者などではないのだ。

こんなことは言いたくないが、一般の日本人は知らず知らずのうちに人種差別をしている。今はだいぶ変わってきたが、日本は単一民族という国柄を何百年と守ってきた。そういう社会で少数派が差別されるのは当たり前のことだ。日本人が自分たちが少数派に対して持つ感情を考えれば、アメリカの白人も少数派の東洋人をそういう蔑んだ目で見るに違いないと思うのは当然だ。

もう20年以上前の話だが、カカシの従兄弟にアメリカでは第二次戦争中に日系人が収容所に拘束されたという話をしたとき、従兄弟は「当然だよ、日本でもアメリカ人やイギリス人が拘束されたんだから」と言った。私はそれを聞いて恐れおののいた。従兄弟にとって「敵国」の外人を拘束するのは当然だったのだ。「外人」と思われた彼らがどれほど日本を愛していようとお構いなしだった。それをアメリカ人がいけないことだったと自覚したことこそ驚きだと我々は認めるべきである!アメリカはそういう特殊な国なのだ。

トランプ支持者がすべて有色人種を嫌う白人崇拝の人種差別者だと決め付けるのは間違いである。いや、そういう決め付けこそが今回主流メディアの究極的的外れ予測の大きな原因となったのだ。トランプは人種差別者だから少数派が支持するはずがない、トランプは女性蔑視者だから女性が支持するはずがない、という左翼リベラルエリートたちの勝手な思い込みが「意外な結果」を生んだのだ。

私自身トランプの支持ではなかった。それは読者諸氏はよくご存知のことだ。だが、トランプ勝利後の往生際の悪い反トランプデモやトランプ支持派への度重なる暴力行為を見るにつけ、トランプが勝って本当に良かったと思うようになった。トランプに投票した多くの人々が、カカシも含めて、左翼リベラルのエリート思想に抗議したと言ってもいい。日系人ならこうあるべきだと、誰が選んだわけでもないのに偉そうに言い張る山田みたいな左翼エリートに対する一般アメリカ人からの抗議投票だったのだろう。

とろこで、どうしてもトランプを悪者にしたい日本人のこういうツイートをみつけた。

トランプ派による少数派への暴力行為など全く起きていない! だが反トランプ派による白人及び親トランプと疑われた人々への無差別暴力行為は頻発している。

こういう嘘に騙されないように!

November 19, 2016, 現時間 10:19 AM | コメント (2) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 13, 2016

SJW(正義の戦士たち)の完全溶解に左翼も激怒

アメリカ内政 , 左右思想 , 狂ったメディア

トランプが次期大統領に選ばれてからアメリカ各地で反民主主義の暴動が起きているが、それについて暴動は操作されていると書いているザウルスでござるという日本のブロガーさんが居た。写真つきでかなり詳しく暴動内容を説明してくれているので一見の価値あり。

相変わらず日本の新聞・テレビは、アメリカの主要メディア( MSM: Main Stream Media)の受け売りの垂れ流しで、たくさんのアメリカ国民が次期米大統領に決定したトランプ氏に反対しているかのような報道をしている。まったく現実を歪めた報道である。

こうした「反トランプ暴動」、「反トランプデモ」 のほとんどは自然発生的なものではなく、莫大な資金を投じて組織的に展開されている “演出イベント” である。報道記者はこのことを報道すべきなのである。

日当をもらってバスで運ばれて各都市を “地方巡業” している 有給の暴徒集団 なのである。その多くはメキシコ人などのヒスパニック系で、今回の選挙でも選挙権のなかった連中が、厳しい移民政策のトランプの当選に業を煮やして、金をもらって大暴れして憂さを晴らしている のが実態である (略)

すべて組織的にスケジュールが組まれて展開されているのである。それぞれの都市の市民のあいだから自然発生的に湧きおこっている反対運動などでは全然ないのだ。よそからやってきたゴロツキ連中が、同じくバイトを使ってあらかじめ用意されたプラカードやバナーを手渡されて大暴れしているだけなのである。

テレビや新聞の報道記者は現地でのそうした “アルバイトのドサ回りデモ”の演出 を知りながら、さも現地市民のデモであるかのように大きく報道しているのである。マスコミも共犯である。

。。。湯水のように資金を注ぎ込んでもこうした大がかりな大衆操作を必要としている人間がこの地球上にはちゃんといるのだ。こういうことにいくらでも金を出す人間がいるのだ。。。。、ほとんどは ジョージ・ソロス の差し金と見られている。この男はクリントンを大統領にするために、すでに莫大な金を注ぎ込んできた揚句、大負けをしてしまったわけであるが、今度は負けを取り戻そうと、何が何でもトランプを除去するために血道をあげているのだ。

ジョージ・ソロスというのはアクションヒーロー映画の悪玉を地で行ってるひどい奴。やることは徹底して反人権、反自由主義、反資本主義である。彼がユダヤ人の血筋ということで未だにユダヤ金融の陰謀があるなどという馬鹿が絶えないが、ソロスは第二次世界大戦中にアウシュビッツのユダヤ人収容所に囚人として居た頃、同胞のユダヤ人を裏切ってナチスに密告していたという噂がある裏切り者だ。奴の目的はグローバリズム。アメリカだけでなく全世界をファシズムにして自分がその頂点に君臨しようというわる~い奴である。

さて、この反トランプ暴動は一般の左翼リベラルたちからも評判が悪い。私の同僚で完全な民主党支持派のPも「なんでデモをカリフォルニアでやるんだ!(カリフォルニアではクリントンが圧勝した)次回の選挙で勝ちたかったら共和党支持の州に引っ越して、そっちで投票しろ!」と息巻いていた。たしかにね、クリントンを支持した州で大暴れして民主党支持の州民に迷惑かけて何の意味があるんだというのは理屈だろう。民主主義の選挙結果が気に入らないなら、選挙で勝つことを考えるべきで、暴動なんかいくら起してみても意味がない。かえってお前らがそんなふうだから民主党は負けたんだという印象を人々に根強くもたせる結果を生む。

またイギリスの左翼コメディアンジョナサン・パイなども、史上最悪の大統領候補であるトランプにヒラリー・クリントンが負けたのは、民主党がヒラリーのような腐敗した候補を選んだこと、トランプ支持者をレイシストだホモフォブだと侮辱するだけで、実際に起きている問題解決についてなんら提案しなかったことなどをあげて、負けて当然だ、俺は驚いていない、とビデオで息巻いている。

こうなったのも左翼に責任がある。なぜなら左翼は自分と違う意見や世界を違う視点でみる見解はどんなものでも受け入れられないと決めてしまったからだ。俺達は文化戦争に勝ったからといって討論をしない。だから相手が右翼なら、『お前らはゲテモノだ、悪魔だ、人種差別者だ、馬鹿だ、救いようの無い惨めな奴らの集まりだ。』という。そんなことを言われたら相手はどういう風に投票すると思うんだ?侮辱やレッテル張りで説得された人間が何処に居るんだ?

自分が右翼だったり、いや、単に主だった意見とは反対だったりすれば、自分の意見を表明しただけで攻撃される。だから人々は投票場に行くまで自分の意見を言えなかったのだ。誰も見ていないところで誰からも責められずに恥じかしめられずに、やっと自分が本当に考えていることを言うことができるまで、これは非情に強烈なことだ。

(イギリスでは)トーリー党が政権を握った。イギリスEU離脱、そしてトランプ。世論調査は間違っていた。すべてがだ!なぜなら人々は自分が何を考えているかを認められなかったからだ。自分の考えを認められなかったのだ。認めることは許されなかった。左翼がそれを許さなかったのだ!俺達は人々が弾圧を恐れて自分らの立場をきちんと表現することを不可能した。彼らは口にするのを躊躇したのだ。左翼の誰かが「それを言ってはいけない」という度に、左翼はそういう文化に寄与してきたのだ。

今こそ嘆くのは止める時だ。EU離脱に泣くのも止める時だ。反対意見を無視したり、ましてや弾圧したりするのは止める時だ。フェイスブックにリポストすることが政治討論だと思うのも止める時だ。体操選手が誰かの宗教を侮辱したとかいって特技の活動を止めさせたりするのも止める時だ。悪いが、一体何時から体操協会は神冒涜を取り締まる機関になったのだ?

今こそ人々は気づくべきだ。ガーディアン紙を読んでもリベラルにはなれない。グリーンピースをリツイートしても二酸化炭素足跡を減らすことにはならないということに。

そして男の股ひらき(電車などで男性が大きく股を開いて座っている行為)が気に障るなら、どっかの安全地帯にでもいっちまえ。そうでないなら俺と討論をして俺のどこが間違っているのか指摘してみろ。トランプはホワイトハウスを勝ち取ったのだ。気分を害しているだけでは駄目なのだ。侮辱を投げかけているだけでは駄目なのだ。

何かをしようと思ったら、きちんと討論することだ。自分とは違う考えの人々を自分の議論で説得してみろ。簡単なことだ。なのに左翼はその技術を失ってしまった。自分に同意しない人間がすべて悪だとか人種差別者だとか男尊女卑思想だとか思うのはやめて、彼らと話をしてみろ、説得してみろ、それをしなければどうなる、それをしなければドナルド・トランプが大統領になるのだ。

ジョナサンは左翼が正しいと思っているので、「話せば解る」という伝統的な考えを表現しているが、左翼がこういう卑怯な手口に出るのも、左翼が正直に話しをすれば一般市民は決して同意しないということが左翼連中にはきちんとわかっているからだと思うね。

ジョナサンのようなバリバリ左翼は自分らは正しいと思っているが、卑怯な左翼リベラルは相手を完全に馬鹿に仕切っている。自分らの聡明な考えなど下々の者になどわかるはずがないと最初から考えているから、相手を説得しようなんて気持ちはさらさらない。

左翼リベラルが権限を持ちえるのは相手を侮辱し弾圧し支配しきることが出来たときだけ。ジョナサンは何度もEngage(エンゲージ)という動詞を使っている。これは適切な日本語が見つからないのだが、この場合はきちんとした討論に参加しろという意味。だが、長年左翼リベラルとネット上などで交流してきて思うことは、左翼リベラルは絶対に議論にエンゲージしない。なんど意見のやりとりをしても、物事の根本を議論しようとせず、相手の言葉の揚げ足取りをしたり、無関係な話題を持ち出してきたりするだけ。そして最後は必ず侮辱で終わる。左翼リベラルのこういう卑怯なやり方は今に始まったことではない。ジョナサンがそれを理解できないのはジョナサンは左翼で左翼リベラルではないからだ。

ここでカカシが数年前に書いた「立派な革新派市民となるための詭弁口座」をおさらいしてみよう。エンゲージの部分を強調しておく。

初心者の革新派同士の君たちは、相手とまともに議論をしても勝ち目がない。そういう君たちに最も効果のあるやり方は、スローガンをしっかり暗記し、それを何度もくりかえすことである。「戦争反対!」「教科書反対!」という具合に。記憶力のいいひとなら、誰かの書いたもっともらしい文章を2〜3節暗記して、意味がわからなくてもそれを繰り返すやり方もある。

この際なるべく相手に理解しがたい「不誠実誘導爆弾発言」といったような言葉使いや言い回しをすると効果がある。君たちがわかっていようといまいと問題ではない。相手を混乱させるのが目的だからである。

ここで大事なのは、決して相手の誘いのって質問に答えたりしないことである。初心者の君たちにはまだスローガンの中身を説明する技術はない。質問を受けたら相手が質問すること自体おかしいというふりをしよう。

「そんなこともわからんのか、あんぽんたん!」「こんなことは常識だ」「必然的にそうなるのだ!」と繰り返し、質問をはねつけよう。

それでもしつこい相手には、「人種差別者!」「男尊女卑主義者!」「ファシスト!」といったような決定的な個人的中傷誹謗でとどめをさそう。相手はこれで大抵黙る。

このシリーズは中級と上級編まであるが、最後に卒業編として「それでも相手を負かしきれなかったら徒党を組んで町で暴動を起す。」を加えておくべきかな?

November 13, 2016, 現時間 10:49 AM | コメント (1) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 11, 2016

トランプ勝利はポリティカルコレクトネスへの挑戦だ!

アメリカ内政 , 教育と政治

アップデート:よもぎねこさんが、カカシが下記に紹介したペギー・ヌーナンの論文の公式日本語版と共に鋭い指摘を加えて紹介してくれているのでご参照のこと。

トランプの勝利が明らかになった火曜日の深夜から、あちこちの大学キャンパスやその近隣で若者らによるデモ行進や暴力行為や暴動まがいの騒動が起きている。彼らは民主主義によって決められた選挙結果が気に入らないらしい。彼らは文明社会の基本がまるで理解できていないようだ。いったい一流大学で何を学んできたのだと聞きたいね。

トランプの勝利は多くのアメリカ人がトランプこそがポリティカルコレクトネスを破壊してくれると確信したからだと語るのはパメラ・ゲラー。

私はもう何年もこの問題に注目してもらおうと努力してきた。大学構内で組織的権力を得た極左翼が人々が間違ったことを考えたり言ったりすることを罰するポリティカルコレクトネスこそが問題なのだと警告してきた。そしてドナルド・トランプが共和党予選で深刻に脅威的な存在になってきた頃から警告してきた。大学構内外を問わずこのポリティカルコレクトネスの氾濫に激しい憤怒の念を抱いている多くの人々は、それに立ち向かおうとする人物なら誰にでも権力を委ねるだろうと。

ゲラーは、風変わりなイギリス人でおカマの保守派評論家であるマイロ・イアナポリス(ユーチューブビデオ)が保守派大学生の間で大人気者になり、あちこちの大学に講演者としてひっぱりだこというのも、学生たちがマイロの意見に同意しているというより、マイロが真っ向からポリティカルコレクトネスに反抗して憚(はばから)ない態度が好かれているのだという。

カカシも含めて多くの共和党保守派はトランプを共和党候補として受け入れるのを拒んできた。ネバートランプの筆頭ともいえるベン・シャピーロなどがそのいい例だろう。シャピーロとマイロはトランプの候補性に関してツイッターで罵倒バトルを繰り返し、マイロのファンたちがシャピーロに反ユダヤ人的侮辱を浴びせかけたことなどもあって(生まれたばかりのシャピーロの第二子をガス室に送れとか)シャピーロとマイロは全く相容れない関係だ。

しかし、マイロ自身は特に反ユダヤ的な思想を持っているとも思えない。マイロは常に自分のファンやフォロアーたちが何を言おうと自分の責任ではないと主張してきた。マイロ自身が責任があるのはマイロの言動だけだと。

私から言わせるとお行儀のいい保守派のベン・シャピーロに比べてマイロは下品なことでもどんどん言う。それでも何故かあのブリティッシュアクセントで言われると上品に聞こえる、なんてのは余談だが。私はシャピーロやマイロの大学構内の演説をユーチューブで何回か見ているが、二人が言っていることはそれほど変わらない。また目が覚めるような斬新なアイデアも述べていない。いや、それどころか一般人が密かに考えていることだろう。それが何故今やポリティリーインコレクト(政治的に正しくない)ということになるのか。それはいかに大学キャンパスが左翼過激派に乗っ取られてしまったかを示すものだ。

マイロがシャピーロより多少人気があるとしたら、それは彼の周りを憚らない下品で傲慢な態度だろう。マイロは下品で傲慢で聞くに堪えないスピーチこそ守られなければ言論の自由は成り立たないという点を強調したいのだ。

極左リベラルのやり方はいつも同じ。反対思想や意見の全面的排斥弾圧である。だからシャピーロやマイロの講演は学校側が率先して弾圧しようとする。学校側が過激派生徒に暴力を煽って講演者や参加者を暴力で弾圧しようとする。だが、そうやって弾圧しようとすればするほど保守派及び常識ある生徒たちからの反感がつのるのである。

ゲラーはトランプはマイロが大学キャンパスでやったことをアメリカ全体でやったのだという。マイロ自身、トランプ現象を人々がトランプ方針に同意したからだと理解するのは正しくないという。トランプ現象はポリティカルコレクトネスへのささやかな抵抗だ。

保守派評論家のミッシェル・モルキンも同じようなことを言っているが、もうひとつ大事な点を指摘している。

左翼リベラルはトランプは大金持ちの白人で、彼の支持者は皆無学で低層階級の白人ばかりだと主張していた。ネバートランプ保守派のなかでは少数派有権者にもっと人気のある候補者を選ぶべきと主張する人もいた。しかし蓋を開けてみるとトランプは意外にも黒人やラテン系から、いや女性からさえも、支持をこれまでの共和党候補たちよりも多く受けていたのである。

何かと悪者扱いされてきた白人(特に男性)がトランプ支持をするのはわかるとしても、なぜ少数派のアメリカ人がトランプを支持するのか。それは人種や性別だけで政治観念が決められるアイデンティティーポリティクスに嫌気がさしている少数派アメリカ人が増えたからだ。

たとえばカカシにしてみたところで、普段カカシは自分のことを日系アメリカ人とか思ったことがない。周りから「あなた何人?」と聞かれたら「アメリカ人」と応えている。あえて人種を聞かれたら「日本人」と応えるが、政治的見解は日系だからということで左右されたことはない。

それと同じで黒人ならこうあるべき、女性ならこうあるべきで、それに従わない人は裏切り者ででもあるかのように攻め立てられる風潮にうんざりしている人々が少数派と言われる人々の間にも結構いるのだ。

ベン・シャピーロは、これまでずっと左翼リベラルメディアがどんな保守派候補でも「人種差別者だ」「女性蔑視者だ」「同性愛恐怖症だ」と攻め立ててきたことが、トランプ攻撃の効果を弱めたのではないかという。前回の共和党候補者のミット・ロムニーは道徳的にまるで落ち度の無い人だった。敵も見方も彼の人柄に汚点など見つけられる人はなかった。にも関わらず彼に対して左翼リベラルはトランプに向けたと同じ非難を浴びせかけた。ロムニーとトランプが同じなら、人々がそれに耳を傾けなくてもしょうがないだろう。オオカミだ、オオカミだ、と何度も嘘をつけば真実も信じてもらえなくなる。

自分はどうではないのに、あまりにも長年「レイシスト!」と呼ばれ続ければ、「それがどうした!」となるのも当然。そういう罵倒が効果を生むのも、言われた本人が回りからそう思われるのを恐れるという前提がある。もし言われた本人が気にしなければそんな侮辱は意味がない。

トランプ現象は、人々に「それがどうした!」といえる勇気を与えたということなのではないだろうか。

November 11, 2016, 現時間 10:49 AM | コメント (3) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

トランプ大勝利!庶民の空気が読めなかったエリート政治家とエリートメディアの誤算

アメリカ内政

いやあ~、ドナルド・トランプ勝っちゃったよ~! 火曜日の夜は西海岸時間の午後11時くらいまでミスター苺がフォックスニュースを付けっぱなしで私を眠らせてくれなかったのだが、カカシは途中で睡魔に負けて寝てしまった。深夜二時ごろだっただろうか、ミスター苺が「俺達勝ったぞ~!」と私をたたき起こした。「俺達って誰だよ~、まったく~」と思ったのだが、世論調査の予測をよそにトランプは大勝利を得ていたのだ。

カカシがネバートランプ組だったのことは読者諸氏はよくご存知のことだが、告白すると私は最後の最後にトランプに投票した。もっとも完全に青色(民主党支持)のわが州ではカカシの清き一票など全く意味がないのだが、やはり民主主義を重んじる私にとって誰に投票するかは大事なことだった。

わが州で意味がない行為でも甲乙付け難い州においては土壇場でトランプ投票を決意した人々の清き一票は非情に大事だった。トランプが絶対に勝たねばならなかったフロリダ州がトランプ当選確実と発表された時はさすがに興奮してしまった。他にも勝敗がはっきりしていなかったウィスコンシン、アイオア、ジョージアなどの州が次々にトランプに軍配が上がる度にミスター苺は奇声を張り上げた。ミシガン州在住のカカシのフェイスブック友達からは「勝ってるぞ!」「勝てるかも~!」というメッセージがやつぎばやに届いた。こうなってくると、どっちが勝ってもいいやという気持ちだったカカシにも熱が入ってしまった。

なぜ冗談候補のはずだったドナルド・トランプが遂に次期アメリカ大統領に選ばれてしまったのであろうか、下記はカカシが去年の8月、トランプが共和党候補になる数ヶ月前に書いたエントリーの一部。

トランプが自分の言っていることをどれだけ信じているのかは解らない。だが、少なくともトランプは今現在のアメリカ国民の感情を十分に把握して国民が聞きたいことを語っている。共和党の候補者たちはトランプの人気から学ぶべきである。今国民が何を欲しているのか真剣に考えるべきだ。リベラルメディアががなりたてるプロパガンダに騙されずに一般国民の声に耳を傾けるべきである。そうしないと冗談候補のトランプが本当に候補になってしまうなんてことになりかねない。

まさしくその通りの結果が生まれたわけだが、今年の2月、もう少しでトランプが共和党候補になりそうだという時期にトランプの勝利は「守られている人々」と「守られていない人々」の感覚の差が焦点になると語った人がいた。保守派政治評論家のペギー・ヌーナンがその人である。(Trump and the Rise of the UnprotectedWhy political professionals are struggling to make sense of the world they created)

守られし者と守られざる者とがある。守られし者が政策を作り、守られざ者がそれを生きる。守られざる者たちが押し返し始めたのだ、力強く。

守られし者たちは達成し安泰で成功者であり権力者とのコネもある。彼らは世の中の荒っぽさからほぼ守られている。というより彼ら自身が作り出した世界から守られているのだ。そしてその政策の中でだいぶ長いこと生きてきたのが守られざる者たちなのだ。

守られし者たちは安全な地域に住み、子供たちは質のいい私立学校に通い、何不自由ない生活を送っているから、下々の者たちがどんな生活をしているかなど知らない。ワシントンDCの政治家たちも、それをいうならブルッセルの国連や欧州連盟のお偉方は、自分らが守られた立派な建物の中で作り上げた方針がどんなふうに一般人に悪影響を与えているかなど知る由もないのだ。

自分らが守られているから自分たちは何でもできると錯覚する。現実と全くそぐわないような政策を平気で作りだす。

たしかにそうだ。たとえばオバマケア、オバマ王にしろ上下議会にしろ、国民に強制しておきながら自分たちは免除している。彼らはオバマケアのおかげで保険料が10倍になったり主治医を失う苦労など味わわなくてすむ。男女共用トイレや更衣室にしたって大統領やお偉方が公共施設など使うわけはないから関係ない。下々の守られざる女たちが女装した変質者に子供たちの安全を脅かされることなどまるで念頭にない。重装備したボディガードに囲まれている政治家や大金持ちには個人的な銃規制など全く影響しない。治安の悪い地域で自分の持っているピストルだけが頼りという下層階級のことなど理解できるものか。

そして移民問題だ。これはアメリカだけでなく西欧を襲っている深刻な問題だが、これほど政治家たちと一般庶民との間で溝の深い問題もないだろう。

拙ブログやナンミンウォッチさんやナスタチウムさんらが紹介しているように、ヨーロッパでは政治家たちが勝手に決めた歯止めの利かないイスラム圏からの野蛮人移民の流入で庶民たちは大被害を被っているのに、野蛮人たちと全く接触のない政治家たちは「ナンミンは可哀そうだから受け入れなければならない」などと言って市民の悲痛な訴えを完全無視。

アメリカでは南の国境からなだれ込んでくるラテン系の麻薬暴力団員たちによって国境の町はまるで西部劇時代のような無法地帯になっている。低賃金で働く違法移民らに職を奪われた市民をよそに、異邦移民の掃除婦や家政婦をはべらす政治家も安い労働者で金儲けをしている大企業も庶民の苦しみなどわからない、いやわかろうともしない。これは民主党の政治家だけに限らない。共和党も大企業とつるんで国境を守ろうとしてこなかった。体制派共和党ポール・ライアン下院議長なんかその部類だ。

守られざる者たちは、民主党にしろ共和党にしろ体制派は自分らのことなど全く考えてくれていないとずっと不満を抱いていた。そこに颯爽と現れたのが「ミスタートランプ」だ。移民問題に真正面から取り組んだのはトランプだけだった。

モスレムテロリストにしてもそうだ。

我々一般人はモスレムテロリストによる乱射事件や爆破事件といった極悪なテロの後ですらも、テロの犯人はモスレムだった、とすら指摘することが許されない。エリートたちは「イスラム教は平和な宗教だ」と言い張り、モスレムを批判するソーシャルメディアへの記述が削除されたり、学生なら同級生から暴力的に攻撃され、教授からは落第点を付けられ、学校から停学処分にされかねない。

常識ある大学教授に、女装しただけの男を女と認めろ、さもないと首にすると脅したり、ハローウィンの仮装は人種差別だから止めるべきとか、これまで普通に使ってきた言葉や習慣すら人種差別だ、ホモフォビアだトランスフォビアだと批判されて何も出来ない状態が続いていたのだ。

トランプの暴言は、自分らの権力を脅かすものとして恐れた左翼リベラルには脅威だったし、道徳観ある保守派エリートたちには耳障りだった。しかし、ごくごく普通の人たちが他人の目を気にせずに普段使っている言葉使いを、まるで遠慮なく大統領候補が使ってくれたことが、かえって一般人にはスカッとするものがあったのではないだろうか?

モスレム移民によってテロの脅威におびえている一般市民、南米からの犯罪者に苦しめられている一般人。それをみるにつけ、イスラム教徒なんか全員国からオン出せばいい、とかイスラム教徒を国に入れるな、とか国内にいる南米暴力団員は全員死刑にしてしまえ、とかお茶の間の一般人は家族で話したことがあったはずだ。これは排他的とか人種差別とかの問題ではない。一般人が身につまされて体験している恐怖の表れなのだ。

確かにそのままそれを政府の政策にすることは出来ない。イスラム教徒が全員テロリストであるわけではないし、南米からの違法移民がすべて犯罪者であるわけでもない。だが、モスレムテロリストや南米暴力団員の存在を認めようともしない体制派の政治家と違って、トランプはこれらの問題で人々が苦しんでいると認めた、唯一の大統領候補だったのだ。そして人種差別者とかなんとか言われようと全く気に留めないその傲慢とも思える態度が、かえってポリティカルコレクトネスに首を締め付けられてきた守られざる者たちには気分がよかったのだ。

左翼リベラルのエリート政治家もエリートメディアも自分らがどれだけ守られたバブルの中で生きてきたか気が付かなかった。だからトランプの人気が理解できなかったのである。

November 11, 2016, 現時間 10:26 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 6, 2016

トランプ候補、ネバダのリノ市で演説中に襲われるが無事

アメリカ内政

昨日マラソン演説を行なっていた共和党候補のドナルド・トランプがネバダ州のリノ市で不振な男に狙われるという事件があり、一時壇上を退場した。(ビデオはこちら

米ネバダ州リノ(CNN) 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が演説していた米ネバダ州リノの会場で5日、壇上近くにいた聴衆の中で不穏な動きが見られたとして護衛のシークレットサービス(米大統領警護隊)がトランプ氏を一時退避させる騒ぎがあった。

同警護隊の報道担当者によると、身元不明の人物が「銃」と叫んだという。その後の捜査で武器類は発見されなかった。また、別の人物が警官や警護隊要員らによって即座に会場内から連れ出されていた。法執行機関当局者はCNNにこの人物は訴追されなかったと明かした。

拘束が解かれたこの男性は記者団に姓名を明かすと共に、騒ぎは自らが「トランプ(氏)に反対する共和党員たち」と記された掲示板をかざした後に起きたと説明。この後、複数の人間から蹴(け)られるなどの攻撃を受け、その後に銃について誰かが叫ぶ言葉が聞こえたと述べた。

複数の聴衆はCNNの取材に、銃を持った人間がいるとの叫び声を聞いたと指摘。ただ、銃を直接目撃したとの証言はなかった。トランプ氏の選挙集会ではこれまでも同氏に反対する抗議者が他の集会参加者に手荒い扱いを受けたことがあった。

この男性はオースティン・クライツという自称共和党でヒラリー支持。武器は持っておらず実際に襲撃目的があったかどうか不明であるため一時期取り押さえられたが開放された。その時の模様をテレビインタビュー(ビデオ)で説明している。

本人によると彼は単に反トランプのサインを掲げようとしただけだとし、突然周りの人たちが暴力的になったと語る。しかし先日も述べたように民主党の工作員がトランプ支持に扮して応援会場に集まって暴力行為を煽るという作戦を取ってきていることを考えると、このクライツなる男、本当に共和党員なのかどうか、かなり怪しい。いくらトランプが嫌いでも、それが講じてヒラリーファンになるというのも変な理屈だ。わざと不振な行動に出てトランプ支持者の暴力を扇動しようとしたのではないか、というのが私の見かただ。

騒ぎが収まって壇上に戻ったトランプは「誰もこれが容易だとは言わなかった。だが我々は決して阻止されない、けっして止めない」と語り、続けて「シークレットサービスの面々にお礼を言いたい。彼らはすばらしい仕事をしている。いつも充分に感謝されていない。充分に感謝されていないが、彼らはすばらしい人々である。」と感謝の意を評した。

ヒラリー・クリントンはシークレットサービスに対して非情に傲慢で侮辱的な態度をとるため、国務長官だった頃、ごえいに当たる人員がどんどん辞任か転任を申し出、結局護衛は好き勝手の利かない信じんばかりになったという話がある。

少なくとも表面的にはトランプは周りの人間に親切なようである。

November 6, 2016, 現時間 8:33 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 5, 2016

全米総選挙いよいよ大詰め!ヒラリースキャンダル山積み

アメリカ内政 , ネット戦争 , 狂ったメディア , 移民問題

総選挙をあと四日に控えたこの週末。はっきり言ってこんなにメロドラマの多い選挙シーズンは初めてだ。ヒラリー派もトランプ派もどちらが勝つか予想も付かない。今回の選挙シーズンで目立ったのは双方による汚い手口。まるで大昔にカカシがヤフーの掲示板に居た頃交わしたような罵倒バトルが繰り広げられた。トランプのツイッター攻撃は大統領候補とは思えないほど幼稚だし、トランプ派によるネバートランプ保守へのネット炎上はまるで民度を欠いたものだ。しかし、共和党トランプ派の態度が下品であることなどとは比べ物にならないほど民主党ヒラリー派によるトランプ派攻撃はもっとひどい。左翼が制覇するソーシャルメディアは次々に保守派の投稿を削除もしくは口座を閉鎖し、実際に暴力団員をトランプ集会に送り込んで暴力を煽ったり、トランプ支持派の車を破損したり、トランプ選挙事務所を破壊したりと強硬手段に出ている。

潜伏取材で有名なジェームス・オキーフは民主党全国委員会事務所に潜伏。ヒラリー派選挙運動員たちがいかにしてトランプ派集会で暴力を扇動するか計画している現場を隠しカメラで捉えたビデオが公開(オキーフ公式サイト)された。オキーフは一年近くに渡って民主党選挙事務所で隠密取材を行なったという。

トランプが共和党候補になった頃から、トランプ集会でやたらと暴力騒ぎが起きることがメディアで報道されていた。トランプ支持派が反トランプの抗議者を殴る映像やトランプが抗議者をつまみ出せと言っている映像が繰り返し報道された。また、集会場に入ろうと列に並んでいるトランプ支持者たちに生卵が投げつけられたり唾を吐き掛けられたり、集会場に駐車していたトランプ支持派の車が傷つけられたり破損されたりした。メディアはトランプの言動が暴力を煽っているのだと、被害者であるはずのトランプを攻め立てる報道をしていた。しかしオキーフのビデオによると、これは民主党運動員たちが企てた汚い陰謀だったのである。(このビデオ公開直前にオキーフのツイッター口座は突如閉鎖された)。

民主党運動員たちは金を払って知能遅れの人間や精神異常者をトランプ集会に送り込み、集会場へ早く訪れ前列に並び、列に並ぶトランプ支持派に喧嘩を吹っかける。いかった支持派が暴力行為に出たところを前列で取材しているメディアの映像に撮ってもらい、いかにトランプ支持派が暴力的であるかを宣伝するというもの。

民主党運動員たちの汚い行動はこれだけでは修まらない。アメリカでは自宅の前庭に自分が支持する候補者の看板を立てる習慣があるが、トランプ支持の看板は次から次へと盗まれるだけでなく、トランプ支持看板のある家は破損されたりしている。また、トランプ支持のバンパーステッカーを車に貼ってる車は傷つけられる恐れが多いにあるので、トランプ支持派でもステッカーを貼らない人が多い。これはヒラリー熱烈ファンによる個人的な行為ではなく、民主党が組織的に行なっている違法行為なのである。ビデオのなかで民主党運動員は、『道徳だの合法だのと言ってる場合じゃない、とにかく勝つのが先決だ』と恥じかしげもなく豪語している。

民主党運動員たちのやり口の汚さもさながら、ヒラリー・クリントン自身による長年に渡る違法行為は恐ろしい。これだけ腐敗し汚職にまみれている候補者も珍しいのではないだろうか?FBIが捜査中のものだけをみても、クリントン基金を通じて諸外国から賄賂を集め国家政策を切り売りしていた疑惑、公式電子メール口座を使わず私用サーバーを設置し国家機密情報を交換していた疑い、

はっきり言ってヒラリーの腐敗度はあまりにも高くついていけない。ヒラリー支持派はヒラリーがどんなに腐っていようと断じて共和党に政権を渡してはならないという意気込みで団結している。テレビトークショーの司会者ビル・マーなどはたとえヒラリーの地下室に死体が隠されていてもヒラリーを支持するとまで言っている。左翼リベラルでほとんど政治に関心のない民主党支持者たちはトランプはヒットラーみたいな独裁者だというヒラリー派のプロパガンダを信じきっているからヒラリーの汚職になどまるで興味がないようだ。

しかし保守派は道徳という面に重点を置くので、いかに自分たちの候補者でも道徳的に問題の多い候補者を盲目的に支持できない。そこに共和党のジレンマがあるのであり、ネバートランプ派が生まれるのである。

格いうカカシもずっと迷っていたが、ヒラリーの腐敗度に関する情報が次から次へと報道されるにわたり、どうしてもヒラリーにだけは大統領になってもらいたくないと思う。私はネバートランプ以上にネバーネバーヒラリーだからね。

November 5, 2016, 現時間 9:41 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

October 29, 2016

訳解んないアメリカ大統領選挙

アメリカ内政

カカシはアメリカ住まいのアメリカ人だし、全国総選挙が迫っていることでもあり、もっと選挙について書くべきなんじゃないかと読者諸氏はお思いかもしれないが、はっきり言って今回の選挙、私にとってはどうも熱が入らない。今風の日本語で表現するならば「テンションあがんない」のである。皆さんもご存知のように私はドナルド・トランプ大嫌い。はっきり言ってネバートランプ派に近い。だからいくら共和党でも全然応援する気になれない。かといってヒラリー・クリントンは悪である。ヒラリーを止めるためなら鼻をつまんでもトランプに投票せねばならないのだろうかという気もする。

などと色々悩んでいるうちに、かのウィキーリークがヒラリーのメール内容をどんどん暴露。ヒラリーがどれほど腐敗しているかがこれまでにも増してはっきりしてしまった。それに加えて一度は起訴しないと発表したFBIが、ヒラリーの側近フーマ・アべディンの前夫のコンピューターを別件で取調べ中、なんとヒラリーからフーマに宛てた何百通にもわたる電子メールを発見。FBIはヒラリーが違法行為をした可能性が高まったとして捜査再開を発表。よくアメリカではオクトーバーサプライズ(10月の驚き)という言い方をし、候補者が相手に都合の悪いニュースを土壇場まで隠しておいて選挙ちょっと前に発表するという作戦がある。ヒラリー側が何年も前にトランプに痴漢行為をされたとかいう女性たちを持ち出してきたのもその作戦のひとつ。しかし今度の事件はちょっと別。

下記は読売新聞より。

 【ワシントン=尾関航也】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏(69)が国務長官在任中、個人メールで機密情報をやりとりしていた「メール問題」で、米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は28日、新たな関連メールが見つかり捜査を再開したと議会に文書で通知した。

 投票日が11日後に迫る中での捜査再開はクリントン氏にとって大きな打撃になりそうだ。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、新たなメールはクリントン氏の長年の側近であるフーマ・アベディン氏のパソコンから見つかった。FBIはアベディン氏の夫、アンソニー・ウィーナー元下院議員が未成年者に卑わいなメールを送った疑惑を捜査する中で、新たなメールを見つけたという。

 コミー長官は、議会への通知で、メールに機密情報が含まれているかどうかを調べる考えを示した。FBIは今年7月、メール問題について違法性はなかったとして、クリントン氏を訴追しない方針を発表した。

 捜査再開を受け、クリントン氏は遊説先のアイオワ州で記者会見し「7月に達した結論は変わらないと確信している」と述べ、新たなメールの中身に問題はないとの認識を表明。「FBIは遅滞なくこの事案を説明する責務がある」とも述べ、違法行為を行っていたとの印象が広がる可能性に強い懸念を示した。

こんな土壇場になって勘弁してよ~と言いたいところだろうが、オクトーバーサプライズとはよく言ったもんだ。

今のところヒラリーとトランプの支持率は接戦でどっちが勝つか全くわからない状態。すでに投票が始まった州では民主党による八百長がどんどん明らかになっている。アメリカの多くの州で投票の際に身分証明の必要がないところがあり、投票権のない違法移民や犯罪者や死亡者が投票したり、一人でいくつもの地域で投票したりしているとか、左翼の悪玉大金持ちのジョージ・ソロスが提供した投票マシーンが共和党の票をすべて民主党に変換しているなどといったニュースも入ってきている。

共和党候補のドナルド・トランプは前々から八百長選挙が横行していると不満を述べているが、どうも本当のようだ。それが選挙結果に影響を及ぼすかどうかは解らないが、ここまで接戦だとトランプが心配するのも当然だろう。

October 29, 2016, 現時間 2:22 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

October 11, 2016

今更トランプの古い女性蔑視発言にびびってる場合じゃない!

アメリカ内政 , フェミニズム

先日共和党大統領候補のドナルド・トランプが10年前にテレビ番組の収録中にホットマイクで吐いた女性蔑視の発言が出回り、嫌々トランプを支持していた共和党体制派の下院議会ポール・ライアン議長が激怒。トランプと一緒にするはずだった選挙運動会合からトランプを締め出すこととなった。

トランプの女性蔑視傾向は何も今更はじまったことじゃない。我々ネバートランプ派が予選の時点からずっと指摘してたことだ。トランプの今の奥さんは三人目だが、三人とも元トップモデル。前妻たちとの離婚も既婚中にトランプが若いモデルと浮気して小さい子供たちがいるのに文字通り新しいモデルと取り替えてきたのだ。また妻でない他の女性たちと浮気した話や既婚女性に無理やり迫って不倫させたことなど、トランプは過去のインタビューで自慢げに語っていた。だから10年前のえげつない発言が今更表ざたになったからといって何なんだと私はいいたい。そんなことが問題になるなら、何故最初から予選で勝ったりするのだ?彼に投票した人々はしらなかったでは済まされないだろう。

選挙運動も大詰めに迫ってきた今日、今後もトランプのセクハラ疑惑や訴訟などの話がどんどん表ざたになるに違いない。ここに民主党の偽善がある。ヒラリーの夫のビル・クリントン元大統領がセクハラ及び強姦常習者だったことは周知の事実。ホワイトハウスでインターンと性交したことが原因で弾劾までされたクリントンを被害者の女性たちを攻撃することで守り続けてきたヒラリー・クリントン。

セクハラだの強姦だのを持ち出して一番困るのはヒラリーの方ではないのか?民主党政治家ならどれだけ女性を虐待してもいいが、共和党政治家がちょっとでもえげつない発言をしたら絶対に許さないというのは偽善もはなはだしい。

私はトランプは大嫌いだ。最初からこんな奴に共和党の代表などやって欲しくなかった。しかしトランプはきちんとした予選を通じて人々が選んだ共和党候補である。私腹を肥やし自分の権力固持のために平気で自国民を犠牲にするようなヒラリーよりはずっとましである。

ヒラリーに国を任せてイランや中国やロシアに大きい顔をされたら、トランプの女性蔑視などとは比べ物にならないほど女性が虐待されるのだ。トランプの昔の女性蔑視発言などにびびっている場合ではない!

October 11, 2016, 現時間 10:18 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

September 18, 2016

ドナルド・トランプの支持率ヒラリーに追いつく、このままなら勝てるかも

アメリカ内政 , 対テロ戦争 , 狂ったメディア

ドナルド・トランプが共和党候補になった時は、トランプは最悪の候補者でありヒラリーに全く勝ち目はないというのが一般の見かただった。核言うカカシもトランプ候補には全く反対だったのでこれはかなりの驚きだ。しかし、ヒラリー・クリントンはベンガジ事件をはじめ機密電子メールの公私混用、クリントン基金横領事件など、後から後からスキャンダルが絶えない。それに加えて体調不調とのことで記者会見は一年近くも避けまくり、トランプのような一般市民相手の大規模な講演は避け、こじんまりとした内輪だけの募金活動ですら咳込んでお礼の挨拶も出来ない始末。公式な式典では比較的涼しい環境でのぼせて失神。とまあこれではヒラリー支持者も心配になるというものだ。ましてや新しい支持者を得るのは難しいだろう。

それに比べてトランプは最近、大統領らしい貫禄を見せ始めている。共和党予選当時のトランプはかなりおかしな行動が目立ち、こいつ何やってんだ、という印象を与えたが、最近のトランプはちょっと前にキャンペーンスタッフの総入れ替えを行なったことの影響なのか、やることがまともになってきた。

トランプは、メキシコ訪問をしてメキシコ大統領と会見したり、洪水で大被害を受けたルイジアナに率先して救援活動に参加したり、黒人教会やラテン系集会など積極的に出かけていって少数派へのアピールを続けている。民主党や反トランプによるトランプ支持者は人種差別主義の白人ばかりだという偏見を打破するため、トランプは少数民族の要望を理解しようと努力している姿がうかがわれる。

その効果があってか、最近トランプの支持率は急激な追い上げを見せ、遂にヒラリーに追いついてしまった。このことでヒステリーを起しているのは左翼メディア。なんとか話題を変えようとトランプはバーサーだといい始めた。バーサーというのはオバマ大統領が最初に立候補した2008年当時に、オバマの出生の地を巡ってオバマは大統領の資格がないと主張していた人々のことを指す。だが当時オバマがケニア生まれだという話をしていたのはトランプだけではない、いや元はといえばオバマ自身が自分はケニアで生まれたと19年間も言い続けて自分の履歴書などにもそう書いていたのだ。だから最初のバーサーはオバマ大統領その人といえるのである。であるから当時のトランプがオバマ外国生まれ説を信じたとしても別におかしくない。それをいまでも言い続けているというなら別だが、トランプはそういうことを最近全く持ち出していないので、何故今になってメディアがそんな話を持ち出すのか意味がない。

無論それをトランプへの個人攻撃に使おうという魂胆ならあまりにも見えすいている。それに関して面白いニュースがある。トランプがほとんど問題にしていないバーサー陰謀説を持ち出してわいわい騒いでいるメディアに対し、先週の金曜日トランプは重大な発表があると言って記者会見を行なった。メディアはトランプがバーサー陰謀について話すのだろうとはしゃいで集まったのだが、トランプの重大発表というのは大量の退役軍人たちがトランプ支持を発表したということと、トランプの新しいホテルの開業の話だけで、バーサーについての話は最後に「オバマ大統領はアメリカ生まれだ。終止符」というに留まり、記者たちを唖然とさせた。

USAトゥデイの記者はこう語る。

我々は嵌められた。トランプは重大発表があると言い、皆トランプがオバマ大統領がアメリカ生まれかどうかについては話すものと期待していた。(オバマはハワイ生まれ)ところがトランプはちょっとだけその話に触れただけで、ワシントンDCの新しいホテルの開業や退役軍人らがトランプが以下に偉大かという話をするための無料宣伝時間を獲得した。

さすが10年間もリアリティーテレビをやってるだけあってトランプはメディアをどう利用するかに長けている。トランプは政治家としては素人だがビジネスマンとしては長年の経歴がある。ビジネスの功績についてはかなり疑問があるが、宣伝という点ではもの凄い才能がある。

トランプの選挙運動について政治評論家たちは、まるで素人だと批判してきた。トランプはこれまでの政治家のように大企業や権力者を対象にした献金活動をしていない。テレビコマーシャルも行なっていない。トランプはひたすら大きな講演場で大勢の一般市民を集めて演説ツアーを行っているだけだ。こんな選挙運動など見たことがない。

にもかかわらず、トランプは一銭も自分の金を使わずにテレビやラジオにでっぱなし。ニュースでもトランプの派手な行動が常に話題になっている。メディアからひたすら隠れて笛が鳴るまで時間稼ぎをしているヒラリーとは大違い。(たまに現れると咳き込んだり失神したりしてるだけ。)

私は以前にヒラリーとトランプだったらどっちがましなファシストかという違いしかないと言った。今でもトランプはファシストの傾向があると思う。だがどっちがましかというだけの判断なら、トランプのほうがずっとましだと思うようになった。すくなくとも策略家としての才能ならトランプのほうがずっと有能だろう。

イランや北朝鮮やロシアといった国家を相手どっての今後の外交。そして度重なるイスラムテロのことなどを考えると、女たらしだろうと外国人嫌いだろうと国粋主義者だろうと、私服を肥やしアメリカ破壊しか念頭にない病気の婆さんよりはずっと「まし」だ。

ネバートランプのカカシがトランプ支持をしやすくなった今日この頃である。

September 18, 2016, 現時間 9:47 AM | コメント (3) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

September 17, 2016

日系人とユダヤ人は比較的裕福というアメリカ社会の謎

アメリカ内政 , 人権擁護法 , 左右思想

日本でも最近はアメリカで流行っているブラックライブスマター(BLM)と呼ばれる黒人運動について報道されているようだ。BLMの主張はアメリカ社会では未だに黒人が差別されて虐げられているというもので、その証拠として黒人層は経済的に貧困であり刑務所の受刑者の数が白人よりずっと多いことなどがあげられている。ソーシャルジャスティスウォーリアー(SJW)という社会正義の戦士と自負する左翼リベラルたちは白人特権とかいう言葉を作り上げて、白人は他の有色人種に比べ生まれつき色々な特権に恵まれて優遇されていると主張する。

しかし、SJWたちが白人特権を口にするとき、彼らの考えは白人と黒人という二進法でしかなく、黒人以外の有色人種はまるで考慮に入れられていない。もし白人特権というものが事実あったとしたら、白人層はすべての人種の中で一番裕福で一番学歴もあるといった結果が出て当然のはずなのだが、実はそうではない。経済力だけでいうならば、東洋人のほうが白人よりもずっと裕福なのである

東洋系アメリカ人は平均して白人アメリカ人より年収が高い。この差は年々広がっており、白人と黒人の収入の差よりも大きいのだ。もし白人と黒人の収入の差が黒人差別によるものだというなら、東洋人と白人の差は白人差別によるものだということになる。

何が何でも白人が悪の枢軸という考えを押し通したい左翼リベラルにとって、白人が差別をされている側になることは認められない。だからアメリカ社会で東洋系アメリカ人が特権階級だなどという考えは絶対に受け入れられない。

しかし、東洋人の成功が東洋人特権ではないというのであれば、東洋人が他の人種より裕福になってしまう現実をどう説明するのか。東洋人の成功が境遇のせいではないとすれば、その理由は東洋人のきわだった頭脳明晰や勤勉のせいだということになる。しかしそうだとすれば、底辺にいる黒人は低脳で怠慢だという結論になってしまうので、これも受け入れられない。

左翼リベラルたちはこの矛盾をどう説明するのか?(無論左翼リベラルの主張は常に矛盾だらけなので、彼らが説明などするはずはないが。)

以前にも書いたが、カカシが大学時代、化学の時間に実験班を組むときに、何故か私の周りに白人生徒たちが集まって困ったことがある。私は化学は大の苦手だったので、自分より頭のいい生徒たちと組みたかったのだが、日本人というだけでかなり誤解を受けたようである。これはブラジル人との混血日本人が自分は下手なのにサッカーがうまいと思われて困ったと話していたのと似ている。完璧なステレオタイプである。

ところで年収が多いというならユダヤ系と非ユダヤ系白人との間にもかなりのギャップがある。ユダヤ系のほうが圧倒的に年収が多いのだ。まさかアメリカでユダヤ系が優遇されているなど反ユダヤ差別者で無い限り言わないだろう。アメリカにおいてユダヤ系ほど弾圧されている集団もないのだから。それについてはまた改めて書こうと思っている。

さて、アメリカでもっとも年収が多いのが、なんと日系アメリカ人なんだそうだ。続いて中国系、次がユダヤ系、そしてイラン系と続く。左翼リベラルはやたらとアメリカはイスラモフォビアだとか言ってるが、それならなんでイラン系アメリカ人がアメリカ社会でこうも成功するのだ?およそ人種差別旺盛な国とは思えない現実がある。

それにしても、人種的にはトップ2になる日系とユダヤ系の夫婦なのに、我々苺畑夫婦が貧乏なのは何故なんだろう?ステレオタイプにあやかりたいなあ。

September 17, 2016, 現時間 1:37 PM | コメント (3) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

September 11, 2016

ヒラリー911式典中に倒れる、ヒラリーは大丈夫なのか?

アメリカ内政

本日9月11日朝10時ごろ、911、15周年記念式典に参加していたヒラリー・クリントン民主党候補は途中で気分が悪くなり早期退場したが、車に乗るのも一人で歩けず助手やシークレットサービスに両方から抱えられて車に乗って去った。このビデオに写っているヒラリーは、車が来るのを待つ間、柱に寄りかかっているが、車が来ても一人では歩けず、両側から女性二人に支えられている。それでもヒラリーが倒れそうになっているのでシークレットサービスの男性が二人抱えるようにヒラリーを車に乗せている。この時、ヒラリーは靴を落としたそうだ。

最近になってヒラリーの健康状態が危ぶまれる噂があちこちでされている。一週間前にヒラリーが演説をしようとして五分以上も咳が止まらず演説が出来なかった映像が流れ、ヒラリーの咳発作はこれが始めてではないと色々な場での発作映像が公表されたりしていた。

しかし、ヒラリー側と主流メディアはヒラリーが病気なのではないかという報道は大げさだとして必死に隠そうとしてきた。ラジオのインタビューでヒラリーの病状を疑う発言をした人気医者がテレビのレギュラーを降ろされるなど、ヒラリーの健康状態についての発言はタブーとなっていた。共和党候補のドナルド・トランプはヒラリーは健康診断書を公表すべきだと主張しているが、ヒラリー側はこれはトランプの男尊女卑的発言だと批判していた。

大統領の健康状態は国家安全のために非常に大事な問題だ。大統領は軍隊の総司令官でもある。ヒラリーが不健康であるとしたら、大統領になる以前に国民はその事実を知る権利がある。

本日のニューヨークはそれほど暑くなかったという話なので、熱射症になったといういいわけもかなり苦しい。

関連記事:医師の71%がクロ判定。なぜ「ヒラリー重病説」は報じられないのか?

September 11, 2016, 現時間 2:04 PM | コメント (1) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

August 24, 2016

クリントン基金を通してクリントンの国務庁に流れた莫大な賄賂

アメリカ内政

国務長官時代のヒラリー・クリントンと会見した政府関係者以外の半分以上の人々がヒラリーの夫、ビル・クリントンが設立した表向きは慈善事業のクリントン基金に寄付していたとアソシエイテッドプレス(AP)が報道している。

APの調査によれば、ヒラリー国務長官に面会した半数以上の人々が個人的にもしくは企業や団体として、一応表向きは慈善事業ということになっているクリントン基金に寄付していたという。公式業務上での会見ならクリントンに会うために基金に寄付をする必要などない。普段クリントンと面会不可能な人々が寄付した途端面会が許可されるというならこれは完全な政治献金であり賄賂である。まさしく職権乱用だ。このようなことを次期大統領を目指す人間がやっていたとなればこれは大問題である。

APはクリントンの面会者名簿とクリントン基金への寄付者名簿を照らし合わせ、どれだけの重複があるかを調べた。それによるとヒラリーが国務長官時代に電話や直接会って会話をした154人のうち85人までもがクリントン基金に寄付をしており、その金額もそれぞれ10万ドルから百万ドルで合計すると1億5千6百万ドルになる計算だ。

ヒラリーとの会見を授けられた中にはバングラディッシュ政府から自分が経営する非営利銀行からの辞任を迫られていた世界的に有名な経済学や、ビサ問題で困っていたウォールストリートの重役や大手化粧品メーカーのエステーローダーの重役など。基金への寄付自体は違法ではないが、もし寄付とヒラリー国務長官との会見が直接関係あったとすれば政治献金と疑われても仕方ない。

APの調査には外国政府の外交官や高官は含まれて居ない。外国政府高官と会見するのは国務長の職務のうちだからであるが、それでも少なくとも16人の外国政府高官が合計で同基金に1億7千万ドルの寄付をしている。何故彼らがクリントン基金に多額な寄付をしたのかは不明。もしクリントンがアメリカ政府の政策を賄賂を払った諸外国に都合のいいように変えていたとしたらこれは大問題である。もっともヒラリーの夫ビル・クリントンの時代にもクリントン前大統領が中国への方針を変えた過去があるので、ヒラリーがそうしたとしても不思議でもなんでもない。外国政府から多額の献金を受け取ったことが政策に何の影響も及ぼさないと考えるほうがおかしい。

これについて共和党の大統領候補ドナルド・トランプは「クリントンは公僕として全く適さない」ちと批判。「どこまでがクリントン基金でどこからが国務庁なのかの区別をつけるのは不可能だ。クリントンが公式な地位を悪用して私服を肥やすために基金を設立したことは間違いない。」とテキサスの演説で語った。

基金の会長であるビル・クリントン前大統領は、ヒラリーが大統領になった際は自分は基金からは辞任するといっている。あたりまえだ。大統領の夫が経営する基金なんぞが存在すれば企業にしろ市民団体にしろ外国政府にしろ、ヒラリーとの交渉は常に賄賂が必要と言っているのと同じだ。

しかし今更ビルが辞任してみても創設の2000年からすでに6000を超える寄付者による2兆ドルを超える寄付金がなくなるわけではない。一体彼らは何の目的で献金し、どのような見返りを得たのであろうか?いや、ヒラリーが大統領になることを見越して献金した人々へのお礼はこれからなのかもしれない。だとしたらヒラリー政権の方針はこれら献金者への方針ということになってしまう。

August 24, 2016, 現時間 3:00 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

August 20, 2016

ブッシュのときと大違い! ルイジアナの水害を無視してゴルフするオバマに興味ないメディア

アメリカ内政 , 狂ったメディア

11年前にハリケーンカトリーナで大被害を受けたルイジアナ州がまたひどい洪水に見舞われている。今回の洪水は2012年のハリケーンサンディに次ぐ大被害広がっているが、オバマ王は休暇中でゴルフに忙しく、まるで地元の災害に気を配っていない。民主党候補のヒラリーもまだ地元訪問どころかルイジアナ洪水について何の演説もしていない。ブッシュがカトリーナのときにすばやく対応したブッシュ大統領を不当に何もしていないと責め立て、地元訪問は救済の邪魔になるからとヘリコプターで空上から視察をしたブッシュを市民の気持ちを理解していないとかなんとか散々批判したメディアはオバマやヒラリーのこのそっけない態度にまるで無関心だ。

そんななか共和党候補のトランプは副大統領候補のペンスと一緒に2~3日前から被災地を訪れ救援物資を配るなどのボランティア活動を行ないルイジアナ知事にも感謝されている。トランプはここでかなりの点を稼いだようだ。

トランプに先を越されたオバマはようやく重い腰を上げてルイジアナ訪問を計画中だとか。

まったくメディアのダブルスタンダードには呆れるね。

August 20, 2016, 現時間 7:24 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

July 30, 2016

黒人運動の圧力に負けて無駄な裁判で税金の無駄遣いをしたボルティモア

アメリカ内政

先日、警察との接触で命を落とした黒人たちの23件に関する記事のなかで紹介されていたメリーランド州のボルティモア市でおきたフレディ・グレイの死亡事故に関して、業務過失致死の罪で問われていた6人の警察官被告が全員起訴却下となり、グレイの死は単なる事故であり誰の責任でもなかったことがはっきりした。

もともとこの事故は最初から犯罪ではなく、単に逮捕されたフレディ・グレイが輸送中のミニバンのなかで転んで怪我をし死亡に至ったというもの。それが反警察のブラックライブスマターなどの暴力団が市民の警察への猜疑心を煽って暴力を扇動しボルティモア市で大暴動を起した。政治圧力に屈服した検察官のモズビー女史(黒人)は黒人二人を含む6人の警察官の起訴を決行。無意味な裁判で大金を使って市の予算を浪費し、警察官労働組合は会員費を二倍にして弁護に及んだ。なんたる無駄使い!

だいたいからしてボルティモア市の黒人層が市の行政に不満を持っているとしてもそれが人種差別のせいだと大騒ぎするのはやめてもらいたい。先ず市長のステファニー・ローリング・ブレイク女史は黒人、検察官のマリリン・モズビーも黒人。警察署の組織票を見てみると新しい署長は白人だが、歴代何人も黒人の署長がいたし、同署の幹部の半数以上が黒人で占められている。またボルティモアの市議会も議長を筆頭に半数以上が黒人だ。

私は黒人が多い地域の地元政府が黒人によって代表されるべきだという人種差別的な考えは大嫌いである。肝心なのは人々の代表となる政治家や警察官の才能と人格だ。彼らの人種も性別も何の関係もない。

市長をはじめ黒人が半数を占める地元政府が反黒人の人種差別者だというなら、単に黒人だからというだけでブレイクのような不能人間を市長に選んだ市民にも責任がある。

当然のことながら、警察官たちの士気は落ちて最低の状態。同市では警察官が非常に消極的になったため凶悪犯罪が急増している。そうやって一番迷惑を被っているのが地元黒人層なのだ。本当に黒人の命がそんなに大事なら、黒人の生活が安全になるように地元市民が警察と協力して悪質な犯罪者を自分らの社会から取り除く努力をすべきなのだ。警察を悪者扱いして責めているだけでは無意味なだけでなくかえって逆効果である。

追記:昨日もサンディエゴで警察官が二人待ち伏せされ、一人が殺され、一人が瀕死の重傷を負った。ブラックライブスマターは国内テロリスト軍団である。奴らの悪事は断じて許されてはならない。だが、もしクリントンが大統領になったらことはもっとひどくなるだろう。それについては別の機会に書こう。

July 30, 2016, 現時間 9:22 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

June 6, 2016

トランプの「裁判官はメキシコ人だ」発言にも一理ありかも?

アメリカ内政 , 人権擁護法

共和党大統領候補のドナルド・トランプはトランプ大学という似非大学を設立し不動産業について教授するという建前で多くの学生から受講料を騙し取った疑いで訴えられている。この選挙運動中の時期にこの裁判を続行するかどうかという裁断で裁判官は続行を許可した。このことでトランプは「裁判官はメキシコ人だ」と演説中に発言。裁判官はインディアナ州生まれのアメリカ人だったこともあって、『差別的な発言だ!撤回しろ』という批判の声がリベラルからも保守派からも上がった。

しかし、よくよく考えてみると、トランプのこの発言にも一理アリかなという気がする。

裁判官の名前はGonzalo Curiel (ゴンザロ・クリエル)。英語読みはちょっとわからないのだが、明らかにラテン系の名前で、彼自身はラ・ラザというメキシコ系アメリカ人の市民団体の顧問という立場でもある。ラ・ラザとはスペイン語で『人種」という意味で、彼らの運動はアメリカをメキシコに取り戻すという主旨で行なわれている。裁判官自身は確かにアメリカ国籍かもしれないが、トランプが掲げている移民政策とは真っ向から反対の立場にある人間である。

さて、トランプが裁判官の人種からクリエル裁判官が反トランプの偏見を持っていると決め付けるのは正しくないかもしれないが、人種によるアイデンティティーポリティクスを推し進めているのは左翼リベラルの方であり、『~人種なら政治的見解はこうあるべき』と決め付け、それに従わない人に対しては「裏切り者」のレッテルを貼るのも左翼リベラルだ。だとしたら、メキシコ系移民の子供であるクリエル裁判官が保守派トランプに不利になる裁断を下したとしたら、それはメキシコ系アメリカ人としての義務として当然のことではないだろうか?それをトランプが指摘することは人種差別とは言い切れないと私は思う。

いや、実際にトランプがどう思っているかどうかは問題ではない。一般の保守派なら、保守派政治家がメキシコ系裁判官(よって左翼リベラル)によって公平に扱ってもらえないだろうという疑念を持つのは当然で、トランプはそれを公言したに過ぎない。左翼リベラルのアイデンティティーポリティクスに嫌気が差しているトランプ支持者からしてみれば、『トランプよ、よく言ってくれた!』という気持ちだろう。

裁判自体はたとえトランプは負けても億万長者のトランプにとっては賠償金など痛くもかゆくもない。だからここで裁判官の悪口を言って裁判官が気を悪くしてもどうということはない。だが、ここで裁判官の人種を持ち出してくることによって、トランプは保守派ではないと批判している人々の支持を多少なりとも集められるという計算ではないだろうか。だとしたら、一見人種差別的な発言でも実際は左翼リベラルへの攻撃として評価される可能性はある。

トランプがそういう計算をするほど頭がいいかどうかは解らないが、この発言、一理あるかも?

June 6, 2016, 現時間 9:54 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

June 4, 2016

言論の自由は妄想だと言い張るリベラル、アメリカのファシズム台頭にアメリカ人は対抗できるのか?

アメリカ内政 , 独裁者オバマ王の陰謀

アメリカにおける言論弾圧は私が思っていた以上にひどい状況に進んでいる。私はヨーロッパ諸国が体制に対抗して革命を起す勇気があるのだろうかとずっと書いてきたが、実はアメリカでも左翼リベラルによるアメリカのファシズム化は着々と進んでいる。アメリカは自由の国アメリカを左翼リベラルの魔の手から救うことが出来るのだろうか?

ちょっと前からベン・シャピーロやマイロ・イヤナポリスやクリスティーナ・ホフソマーズの演説が各地の大学で暴力的な妨害にあっているという話を取り上げてきた。ミスター苺はこういうことが続くと暴力はエスカレートするだろうと話していたのだが、先日、共和党大統領候補のドナルド・トランプの集会がカリフォルニア州はサン・ホセ市で行なわれた際、反トランプ派で民主党候補バーニー・サンダースの応援団と称する人間が大勢集まり、トランプ支持者にの何人かに殴る蹴るの暴力を奮い、女性や身体障害者にまで卵や水の入ったペットボトルを投げつけるなどというひどい行動に出た。しかも警備にあたっていた警察官たちは、反トランプ派の暴力を見て見ぬ振り。それで反トランプ派暴力団はやりたい放題だった。民主党員のサン・ホセ市長は抗議者らの暴力を弁護するような発言をし、警察官に暴力を黙認するよう命令をだしていたことを暗に認めた。

実はトランプ集会では前々から反トランプ派によるかなりな抗議運動が起きていた。あまりのひどさに怒かったトランプ支持者が抗議者を殴るという事件が起きたり、トランプが「つまみ出せ!」と言ったり、トランプが抗議者を殴る支持者の弁護料を出してやるなどと冗談めいたことを言ったりもしていた。反トランプのメディアは、トランプ集会における暴力はトランプが煽っているのだと、あたかも被害者であるトランプに責任があるかのように報道してきたが、今回の暴力は見るにつけ、明らかに暴力行為を激化させているのは反トランプ側であることがわかる。

はっきり言って自由民主主義国において政治見解の異なる政治家やその支持者に暴力を奮うなど言語道断である。しかも反トランプ派は集会場でアメリカの国旗を焼いたりメキシコの国旗を翻して、今こそアメリカを再びにメキシコのものにしようなどと騒いでいる。これではトランプにアメリカ大統領をやってもらわなければアメリカはメキシコ人に乗っ取られるぞと言っているようなものだ。民主党はアメリカ国民の敵だといっているようなものだ。これがトランプの大統領当選阻止を狙う目的で行なわれているとしたら、これほど愚かな策はない。

だが怖いのは、アメリカ国内では今、自分と異なる言論を暴力で弾圧する行為が許されると考えている人間がやたらに多く、しかもそういう奴らがどんどん権力を増しているということである。私はひとえにこれはバラク・フセイン・オバマによるアメリカ打倒陰謀のせいだと信じる。

この間、マイロ・イヤナポリスの演説が妨害されたドゥ・ポール大学のある中国系の女性教授は、イヤナポリスのような人間に演説を許可した大学の中立を保とうとする姿勢に抗議して、「言論の自由など妄想だ」と言って辞任した。いまや左翼リベラルは表向きだけでも言論の自由を守ろうなどという態度はみせないのである。中立の振りもしないのである。

ダートマス大学では、黒人学生たちが図書館で暴れまくり、期末試験の勉強をしている生徒たちを脅迫するという事件が起きた。黒人学生たちは生徒たちにブラックライブスマターの支持をしろと迫り、スローガンを声高に繰り返させるという行為にでた。怖がって逃げようとした女子学生を追いかける生徒までもあり大騒ぎになった。にも関わらず、これらの黒人学生たちは何の処罰も受けなかった。

エール大学では、英文科の授業で勉強する文書のほとんどが白人男性による著書であることに抗議した黒人学生たちが、英文学でシェークスピアを教えるなと抗議文を提出した。英語はもともとイギリスの国語だ。歴史上の名作がイギリス人男性によって書かれているのは当たり前だろうが。それが嫌なら英文学など勉強する意味がない。これは日本文学が日本人著者のものだけだと文句をいうようなものだ。

このほかにも、黒人学生を中心にした左翼学生たちが大学の校長のオフィスに座り込みをし、自分らが十分に親左翼リベラルとは思えない教授や役員の辞任を求めるなどという脅迫行為があちこちの大学で起きており、その度に大学側は学生たちの言いなりになって要求を受け入れている。

いまや大学など学問を学ぶ場所ではなくなってしまっている。ソーシャルジャスティスウォりーアー(社会の正義を守る戦士)と自称する奴らがやたらに訴える「安全地帯」はどうなったのだ?

昨日も述べたように、これらの暴力沙汰が怖いのは、こうした違法行為を政府が容認、いや、奨励しているという点である。アメリカの憲法補整案の第一条が政府は人々の言論の自由を保証するという項目である。これは政府が国民にこの権利を与えるという意味ではなく、この権利はもともと国民一人一人が所持しているものであり、政府がその権利を奪ってはならないという意味で書かれている。第二条の国民が銃法を所持する権限と全く同じ言葉使いなのである。

ある特定の異見を弾圧しようという動きを政府自体が規制することができない、いやかえって奨励するとしたら、これは明らかに憲法違反なのだ。しかし現在のオバマ政権は保守思想弾圧をする暴力団の行為を容認し奨励しているのだ。これはあきらかにファシズムの始まりである。これが続けばアメリカの自由は奪われてしまうのだ。ナチスドイツの台頭は茶色シャツの暴力団が国中のユダヤ市民を虐待するのを政権が容認したところから始まっている。

私はあくまでネバートランプ派だが、ヒラリーやバーニーが大統領になるということが、左翼リベラルによるアメリカのファシズム化を進めることになるというのであれば、それを阻止するということだけでも、トランプに投票する価値はあるのかもしれないと思うようになった。

民主党支持者の間にも、そう考える人が増えているのではないだろうか?

このような暴力事件が多発すれば、トランプは前代未聞の雪崩勝利を獲得するかもしれない。そうなったら、トランプ暗殺を計画する奴らも出てくるはずだ。政治ライバルを暗殺で取り除くなどという暗黒社会に生きるのはまっぴらである。トランプ支持者たちは、今後集会に集まるときは武装して出かけ、自分らの集会の権利を断固守って欲しい。

June 4, 2016, 現時間 9:14 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

May 23, 2016

男子を女子トイレに入れるな!トランスジェンダートイレ法に一歩も譲れない理由

アメリカ内政 , フェミニズム , 独裁者オバマ王の陰謀

信じられないことだが、世界最強の自由国(であるはず)のアメリカ大統領が、なんと全国の小中高学校区において男女の区別なく生徒の好むトイレ及び更衣室そしてシャワー室に至るまでその使用を許可するよう命令した。そのことで全国各州から猛烈な反対の声が上がっている。断っておくが、大統領命令といっても、大統領には立法権限がないため、連邦政府に施行権限はない。ただ、オバマ王はオバマ王の命令に従わない学校区への連邦政府からの補助金を差し止めると脅迫している。しかし多くの学校区がたとえ補助金を失っても大統領の命令に背くものと思われる。なぜならこれは女子生徒を必然的に危険にさらす悪方針だからである。

以前にも書いたが、左翼リベラルが最終的に求める社会はすべての市民が常に恐怖におののいて不安で居る社会だ。個人の力を弱めることによって市民が大きな政府に頼らなければならない社会が左翼リベラルの理想なのである。だから彼らは常に社会の常識を破壊しようとする。男女を区別することは社会の基盤だ。それは男女を不公平に差別するという意味ではない。男女の違いをわきまえた上で差別をしない社会と言う意味だ。

しかし一般の人々は左翼リベラルの求める極端な社会像を想像することが出来ない。だから保守派が左翼リベラルが男女平等を唱えるとき、彼らの最終目的は男女の差を完全無視し、このままいけば男女が同じトイレやシャワー室を使う社会を求めるようになる、と警告したとき「そんなばかな、右翼保守の被害妄想だ」と一笑に付してきたのである。

それがどうだ?やっぱりそうなったではないか?

それでも多くの人々が、別にトイレくらいいいじゃないかという。特に女子トイレは全て個室だから、別に隣にトランスジェンダーのオネエさんが入っていても解るわけではない。そんなに大げさに騒ぎ立てることではないのでは、と言う。

だがそうじゃないのだ、トイレぐらい別にいいじゃないか、という考えは非常に危ない。なぜなら、一旦生物学的男子の女子トイレ立ち入りを許可すれば、次は更衣室になり、その次はシャワー室になり、日本なら銭湯の女湯や温泉の女湯にまで男子の女子施設立ち入りを許可しなければならなくなるからである。トイレがいいなら女湯は何故だめなのだということになるからだ。すでにオバマ王の命令のなかには更衣室もシャワー室も含まれている。これらの規則は右翼保守の被害妄想ではないのである。

男女共用施設法を押しているトランスジェンダー活動家たちは常に、こうした規則を施行した施設において特に犯罪率が上がったという事実はないと主張する。だが、男子が女子施設に入るという違法行為を合法にした以上、覗きの犯罪は減って当然。第一、彼らは明らかに覗きの理由で女子施設に立ち入った男子らによって、恐怖におののいている女子や女児やこどもたちの両親による抗議などは「問題」として全く取り上げていない。

だがすでに、男女共同施設方針を施行すると公表したアメリカ大手小売店ターゲットでは、各地の支店で明らかに男に見える人物が女子施設への使用を要求するという事件が起きている。ターゲットだけではない。同じような方針を施行したロス洋品店でも女子試着室に男性が入ってきたことで苦情を述べた女性客が店員から同店は差別行為をしない方針を取っていると言われただけで無視されるという事件が起きたばかり。

この方針を取り入れる企業や公共施設が増えれば増えるほどこういう事件が増えるだろう。そうと解っているのにオバマ王が義務教育の場でこの方針を強制しようとする本当の理由は何なのか。明らかに0.3%にも及ばないと思われるトランスジェンダー生徒の安全とは無関係である。だとすれば人口の50%を占める市民の安全を脅かすような方針を無理やり市民に押し付けようという行為は女性弾圧以外に他ならない。

大学キャンパスで女性の安全地帯を訴えるフェミニストたちは何をしているのだ!

オバマ政権の本当の目的はトランスジェンダーを守ることではない。彼らの本当の目的はアメリカ社会を根底から覆すことにある。そのためにはアメリカの基盤となっている常識や道徳観念を破壊することが一番手っ取り早いのである。私は常に一夫一婦制の結婚こそがアメリカ文明社会の基盤だと述べてきた。その結婚制度を崩した今、次の課題は男女の差という常識を崩すことだ。矛盾していると思うかもしれないが、男女を全く同じように扱うことで一番被害を蒙るのは女性なのである。

何故西洋では騎士道というものが生まれたのか。西洋社会では大昔から女性を大事にするという基本がある。これは女性は弱いものだから守らなければならないという気持ちからくるものだ。男が戦うのは女子供を守るためといっても過言ではない。だから女を守れない社会は文明が進まないのだ。モスレム社会や男尊女卑の極端な一部の東洋諸国を見てみればこれは明らかなはずである。

だが、もしも、女も男も全く何の変わりはないということになれば、男が女を守る必要性もなくなる。モスレム男たちに冒涜される自国の婦女子を守ろうともしない腰抜け欧州男たちを見ていれば、男が女を守らなければならないという観念を攻撃してきたフェミニズムがどれだけ欧州を落ちぶらせたかがわかるというものだ。

無論私は男性に比べて女性が劣ると言っているのではない。女性の優れた点は男性のそれとは違う面で現れるのであって、筋力の面で男女を同じ土俵に置くことの愚かさは常識のある人間なら誰にでもわかるはずだ。

オバマ王及び左翼リベラルの最終目的は、アメリカがアメリカたることを崩壊することである。アメリカの自由主義、資本主義、本当の意味での男女平等主義といったアメリカの文明社会を破壊することである。トイレ法はその小手調べにすぎないのだ。こういうことは最初が肝心。同性婚では負けたが、我々保守派は断じてトイレ法で譲ってはいけない。

アメリカ社会がアメリカがアメリカたることを守りたいのであれば、このような変態方針は断じて認めてはならないのだ!

May 23, 2016, 現時間 3:13 PM | コメント (2) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

May 19, 2016

トランプを巡って分裂する保守派

アメリカ内政 , フェミニズム

読者諸氏お久しぶりです。実は一週間半ほどまたまたハワイ出張していた。行く前はハワイならいいかってな気持ちで出かけたが、行って見るとやっぱり仕事で行くところではないなあと思う。ま、真冬の東海岸に飛ばされることを思えば幸運を感謝すべきなのだろうが。ゴールデンウィークに重なったので日本人観光客で混みあっているかと覚悟して行ったのだが一月に行ったときよりずっと空いていた。

ハワイ出張中に聴いていたトークラジオは、朝の通勤時間は超トランプ親派のマイク・ギャラガー、帰りは反トランプだが共和党のために嫌々ながら支持するというデニス・プレーガー、ホテルに帰ってからはポッドキャストでトランプ絶対反対のネバートランプ派のベン・シャピーロ。どのトークショーホストも私は結構好きで時間帯が合えばよく聴いていた保守派たちなのだが、ことトランプを巡ってはそれぞれ意見が完全分裂。自分は絶対正しい、相手は完全に間違っているという姿勢が誰からも感じられてちょっと悲しい。面白いのは、親トランプ派も反トランプ派も相手を「本当の保守派ではない、リベラルだ、体制派だ」と攻撃していることだ。マイク・ギャラガーなどは「ネバートランパー達によるトランプ攻撃は左翼リベラルによるそれよりひどい。対ヒラリーとして団結しなければならないときに、何故共和党内部でこれほどまでに反トランプ攻撃が起きるのか全く理解できない。」と言っていた。

そうかな、私には完全に理解できるけどね。考え方が全く違う完全な敵よりも、考え方が99%同意できる仲間同士で最後の1%の相違が「背信者!死ね!」となるのはどの世界でも同じだ。過激派イスラム教徒が最も嫌うのが元々キリスト教だったりユダヤ教だったりしている多民族ではなく、イスラム教を捨てて異教に改宗する人々であるように。最初からの敵より裏切り者への憎しみの方が強いのだ。

格言うカカシがネバートランプ派なのは読者諸君もご承知の通り。とは言うものの、私は多少デニス・プレーガー風のヒラリーよりはまし派に変わりつつある。特に先日トランプが最高裁判官任命候補としてあげた人々のリストを考えると、もしトランプが本当にこれらの人々の誰かを議会に承認させることが出来るのであれば、それだけでもトランプを支持する価値はあると考えている。

ミスター苺いわく、トランプはエゴティストで自分が人気者となり大統領の座を利用して私腹を肥やすことしか考えていない。実際に政治などには興味がないので内政にしろ外交にしろ真剣に取り組む気持ちなど全くない。であるから専門家を回りに固めて自分は王様のように王座に座ったまま何もせずにふんぞりかえるだけで後は回りに任せるのではないかという。であるから自分の人気を高めるために人々が望む方針を取るだろうから、下院も上院も議会を共和党で固めれば共和党議会のいいなりになるのではないかというのである。だとしたら共和党は断じて両議会を共和党有利に保持しなければならない。

だが、ヒラリーの場合は違う。ヒラリーはどれだけ不人気であろうと左翼リベラル方針を押し通す。ヒラリーは自分の敵に対して永遠に敵意を持ち続ける。ヒラリーによるアメリカ憲法嫌悪は相当なものであり、言論の自由にしろ銃法所持の権利にしろヒラリーは何もかも破壊しようとするに違いない。ヒラリーが保守派や中庸の裁判官を任命するなどあり得ない。となれば、ヒラリーによって任命される超左翼の最高裁判官がこの先何十年にも渡って最高裁判所に君臨することになるのである。バイバイアメリカ憲法だ。

そう考えるならば、いつまでもネバートランプとも言ってられないのかもしれない。

だが、ネバートランプ側が対ヒラリーを考えてもトランプを支持できないという理由は、トランプとヒラリーを比べた場合、トランプのほうがまだましだという考えに同意できないからだ。ヒラリーもひどいがトランプもひどい。どちらが大統領になってもアメリカの将来はひどいことになる。今トランプを支持して自分の保守派としての信念を曲げるよりも、トランプ絶対反対派の信念を貫き通して将来の保守派運動に専念することのほうが長い目でみてアメリカのためになるという考えなのだ。それだけではない。トランプを共和党代表として認めることは、共和党が保守派であるという評判を完全に破壊させることであり、共和党というブランドを永久的に傷つけることになると考えている。

ネバートランプ派の中でも感情的になっていない理屈のわかる人々は、もしトランプが本気で保守派裁判官を任命し議会に承認させることが出来ると確信したら気が変わるのではないかと思う。それでも絶対にトランプは嫌だと言い張るとしたら、反トランプ感情が講じて憲法最優先の根本を忘れてしまっているとしか言いようがない。トランプが生粋の保守派層の支持を仰ぎたいなら、自分がいかに憲法優先主義であるかを保守派に訴える必要がある。

トランプが自分は分裂者ではない統一者だといいたいなら、トランプ支持者によるネバートランプへの攻撃を扇動するのではなく、反トランプの共和党有権者に協力を促す努力をすべきである。親トランプ派が反トランプ派を攻撃すればするほど、反トランプ派の姿勢は強硬になる。トランプが本当のリーダーなら、その点をしっかり考えるべきだろう。

May 19, 2016, 現時間 9:45 AM | コメント (2) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

May 3, 2016

トランプ共和党候補氏名確実、クルーズ撤退

アメリカ内政

あ~あ、ついにその日が来てしまった。インディアナ州予選はトランプが圧勝。クルーズは即撤退表明。これで共和党の大統領候補予選は事実上終わりを告げた。

米大統領選の共和党候補者指名争いで、獲得代議員数が2位だったクルーズ上院議員(45)が3日(日本時間4日午前)、選挙戦からの撤退を表明し、実業家のトランプ氏(69)が同党の指名を獲得することが確実な情勢となった。同日に行われたインディアナ州予備選で同氏が大勝し、クルーズ氏が選挙戦の継続を断念した。

 クルーズ氏は、同日夜のインディアナ州での集会で、支持者を前に「我々は選挙戦から撤退する」と表明。一方、トランプ氏は早くも民主党のクリントン前国務長官(68)との対決を見据え、「我々はヒラリー・クリントン氏を打ち負かす。彼女は偉大な大統領にはなれない」と自由貿易に対する政策の違いなどを強調し、「(本選挙が実施される)11月に我々は勝利する」と述べた。

(略)一方、民主党のインディアナ州予備選ではサンダース上院議員(74)が、クリントン氏を僅差(きんさ)で破り、勝利した。クリントン氏が党の指名を獲得するのは確実な情勢だが、サンダース氏は選挙戦を継続する方針で、最終決着はしばらく先になりそうだ。(インディアナポリス=金成隆一、ワシントン=佐藤武嗣)

今回の大統領選挙は共和党が勝てる可能性がかなりあったので、我々共和党は非常な期待を持っていたのだが、その候補が冗談候補のドナルド・トランプ。まるで保守派的な考えなど持ち合わせない男尊女卑の人種差別者とはね。まったく情けないったらありゃしない。

しかしだ、トランプがここまで共和党有権者に支持されたということは、共和党有権者の多くがいかに民主党を乗っ取った左翼リベラルと、それに迎合して有権者をおざなりにしてきた共和党体制派へ怒っているかを示すものだ。

これを機会に共和党体制派にはしっかり反省してもらいたいものだ。有権者をバカにするとこういうことになるのだ。

さて、民主党の候補はクリントンともう決まっている。サンダースがインディアナで勝ってみてもあまり意味はない。私はトランプは嫌いだがクリントンはもっと嫌いだ。どちらがアメリカにとって悪い大統領になるかと聞かれたら、トランプのほうがまだましかもしれない。それに私が徹底的に嫌う左翼リベラルに痛手を与えるという意味でもトランプに勝ってもらう、というよりクリントンに負けてもらうのも悪くはない。

どっちにしろ私は今回の選挙は棄権させてもらう。カリフォルニアはどうせ民主党が勝つに決まっているから私の票など意味はない。後になってどんなことになろうと、少なくとも私はトランプに投票しなかったということが出来る。

トランプ支持諸君。彼は君らのものだ。責任を持ちたまえ。

May 3, 2016, 現時間 8:01 PM | コメント (5) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

一か八か、米大統領インディアナ予選が決めてかも?

アメリカ内政

本日火曜日に行なわれているインディアナ州での予選でトランプが勝つかクルーズが勝つかでトランプ候補獲得がかなり大詰めを迎える。一般論ではトランプがインディアナ州で圧勝すれば、トランプが候補の座を獲得することは先ず間違いないだろうということ。しかしもしここで負けても、まだ6月にカリフォルニア予選も控えていることであり、トランプにとっては得に不利にはならない。だがクルーズにとってはここが正念場である。

今日は夜になったらこのエントリーをアップデートしようと思うので、今はこのへんで止めて置こう。

May 3, 2016, 現時間 1:50 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

April 9, 2016

大量代議人のニューヨーク以外に目がないトランプ、弱小州で地道な票集めに励むクルーズ

アメリカ内政

この週末、コロラド州とインディアナ州で共和党の代議員選択大会が行なわれているが、その大半の代議員はクルーズが獲得する模様である。数的には多くはないが、トランプを阻止するためには一票一票が非常な価値を持つ。

トランプが代議員数の多いニューヨーク州での選挙運動に熱中しているのに比べ、クルーズはコロラド州の代議員選択大会で演説をするなど、幾つか集会を開いて地味な選挙運動を行なっている。その結果37の代議員の大半をクルーズが獲得するものと思われる。

ここで注意しなければならないのはアメリカの連邦制度だ。代議員選択のやり方は州によって極端に違う。コロラド州ではアリゾナやインディアナのような予選はなく、単に共和党大会において候補選択の投票をする代議員を選ぶだけである。これらの代議員が誰に投票するかはあらかじめ決められていない。しかし、自分に親派的な代議員が選ばれれば候補者にとって有利となる。クルーズは自分に忠誠的な代議員が選択されるよう運動をしているのである。

インディアナ州でも27の代議員が土曜日に選ばれることになっているが、同州の共和党員の間では反トランプ感情がものすごく高く、トランプはほとんど締め出されるものと見られている。だが、一般市民の間ではトランプの人気は高いので、5月に予定されているインディアナ州の予選ではトランプが勝つ可能性は高い。しかし、ブローカーコンベンションになった場合、同州の代議員たちは最初の投票ではトランプに入れる義理があるが、第二の投票では誰に入れようと自由になる。その時のために、クルーズは自分に同情的な代議員を選ぶ運動をしているというわけ。。

クルーズはアリゾナ州でも同じような運動を行なっている。アリゾナ州はすでにトランプが勝ったが、アリゾナの代議員は一回目の投票ではトランプに義理があるが、二回目からは義理がない。なので、クルーズはアリゾナ州でも自分に同情的な代議員が選ばれるべく運動をしており、成果をあげているようである。

さて、トランプのほうはというと、コロラドの代議員選択大会には顔を出さず、予定されていたカリフォルニアでの演説もキャンセルした。今まで大統領選挙の予選では全く影響力のなかったカリフォルニア州だが、今回の選挙ではトランプとクルーズは競り合いになっている。カカシも初めて共和党候補予備選で清き一票を投じることが出来ることで非常に興奮している。

それはともかく、トランプはもっぱらニューヨーク州の予選に力を入れている。なにせトランプはNYは地元で人気も高い。クルーズは以前の討論会で「ニューヨークの価値観」はどうのこうのとNYを馬鹿にするような発言をしたことが今になって仇となるのではないかという人もいるが、それがそうでもないらしい。

ニューヨークは非常にユダヤ系の多い州であり、トランプの反ユダヤ感情は悪名高い。特に親トランプ派の支持者たちによるユダヤ人叩きは目に余るものがある。それで保守的なユダヤ系の多い地区ではトランプは余り人気がない。州全体ではトランプがNYで勝つことは先ず間違いないと思われるが、その勝ち方によってはクルーズもかなりの代議員数を獲得することが出来る。

ニューヨークの予選規則は非常に複雑だ。

ニューヨーク州の予選は共和党に登録している人のみが投票できる。そしてその登録は3月25日までに済ましておかなければならない。他の州では民主党でも無所属でも投票できるところもあるので、クリントンに勝たせたい民主党がわざとトランプに投票することも可能なわけだ。しかしNYではそれは出来ない。ニューヨークでは28の地区があり、それぞれの地区が別々に予選を行なう。

NYの代議員数は95人だが、勝者が全ての数を取るのではなく勝った率で配分される。95人のうち81人は27の地区から3人づつ選ばれる。残りの14人は50%以上の票を獲得した勝者がすべて獲得できるが、50%以下であれば、勝者はその14人を20%以上勝ったライバルと分けなければならない。

また各地域でも50%以上で勝てない場合は3人のうち1人をライバルにとられてしまう。であるから、トランプが平均的に人気があっても、各地域ごとにどれだけ支持率があるかを考慮に入れないと、トランプがどれだけの率で勝てるかは解らない状態にある。

ニューヨークはカリフォルニアと同じで非常に民主党寄りな州である。だからクルーズはNYで人気があるわけがない。だが、クルーズの対象は民主党有権者ではなく共和党だ。ニューヨークのようなリベラルな州でわざわざ共和党に登録している有権者なら、案外かえって保守的かもしれないのである。

で、添付した記事の説明によると、共和党登録者の数が少ない地域で50%以上の勝ちを取れば、多いところで勝つより得なので、クルーズは比較的有権者の少ない地域で選挙運動を行なっている。会合中に民主党支持の一般市民から野次を入れられたりしているが、スペイン語を混ぜた罵声など受けたほうが、移民対策に厳しい姿勢を持つというイメージが強まって、かえって共和党の同情を買う可能性もある。

前にも述べたとおり、クルーズは過半数の代議員を取る必要はない。トランプが過半数取るのを阻止できればいいのである。ブローカーコンベンションになった場合、二回目からの投票ではクルーズが断然有利となるからだ。そのための根回しをクルーズは着々と行なっている。

April 9, 2016, 現時間 10:09 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

April 8, 2016

ウィスコンシン州予選惨敗で難しくなったトランプの候補獲得

アメリカ内政

この間の火曜日に、ウィスコンシン州において大統領候補予備選が行なわれ, クルーズが圧勝した。当初の予想ではトランプがクルーズに20%も差をつけており、トランプの勝ちは間違いないものと言われていたが、近日、ウィスコンシン州の人気知事で自分も一時は大統領に立候補していたスコット・ウォーカー知事の支持も得て、クルーズの人気が急上昇していた。

これで代議員の数はトランプが743、クルーズが517となるが、二人とも候補獲得のために必要最低限の1237票にはかなり足りない状況である。私の単純計算だとトランプは残りの予選で60%以上、クルーズは80%以上の票を集めないと最低数に達しない。であるからトランプのほうが断然有利であるかに見えるが、クルーズは7月の大会までに最低数を獲得する必要はない。クルーズは単にトランプが最定数を獲得するのを阻止すればいいのである。

繰り返して言うが、もし7月までに誰も最低代議員数を獲得することができなければ、ブローカーコンベンションといって、共和党大会において代議員による投票によって大統領候補が決められる。代議員は最初の投票では自分が指定された候補に投票する義務があるが、二度目からの投票は変えても良いことになっている。ということはクルーズが勝つためには、今のうちにすでに脱落した他の候補者が獲得した代議員の票を確保したり、初期の予選でトランプが勝った州の代議員を自分の味方につけるなどの運動をする必要がある。

ブローカーコンベンションの確立が非常に高くなった今、クルーズの選挙運動事務所はコロラドやアリゾナなどで代議員確保に必死である。

April 8, 2016, 現時間 9:25 AM | コメント (2) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

April 4, 2016

トランプは本当に大統領になりたいのか?トランプ選挙運動の不思議な行動

アメリカ内政

ミスター苺が、トランプは本当に勝ちたいのかな、というので、「トランプは本当に勝ちたいのか?」とグーグルってみたところ、なんと同じ見出しの記事がいくつも見つかった。(爆笑!)去る4月1日のエイプリルフールに、トランプはユーチューブに自ら出演し、自分が大統領に立候補したのはジョークだった、本当はヒラリー・クリントンに大統領をやってもらいたいと思っていると語った。ビデオの最後に「エイプリルフール!」と叫んだトランプだが、実はこのビデオこそトランプの本音なのではないかという説があちこちで囁かれている。

保守系雑誌のナショナルレビューでは、トランプは最初から勝つつもりなどなく、二位で終わることによって自分の名声を高めたいだけだったのだという記事が掲載された。

去年、後に選挙法違反で解散した親トランプスーパーパック(選挙事務所とは独立した応援団)の報道官を勤めていたステファニー・セギルスキーは、今週になってトランプのスタッフがトランプは自分のブランドに箔をつけるために最初から予選で二位を目指していたと暴露した。セギルスキーは「トランプですらここまで来れるとは想像していなかったと思う」と書いている。セギルスキーいわく、恐ろしいのはトランプはここまで勝ち越せるとは考えていなかったので、大統領としてどんな方針や政策を持つべきなのかという深いことは全く考えていないということだ。しかしここまで来ると自分のエゴがものを言い始め、他のことは目に入らない様子だと語っている。

この考えは共和党の作戦家でトランプ選挙運動報道官になるかもしれないと言われているチェリ・ジェイコブスも、トランプは大統領などとても務まらないと自らも察しているようで、本当に候補者になどなりたくないのではないかと思うと語っている。ジェイコブスいわく、トランプは単に自分のブランドの名声を高め面白がっているだけであって、全国選挙でクリントン候補と立ち向かう厳しい選挙戦など興味がないのだそうだ。

「(トランプにとって)代議員数が足りなくて(共和党)候補になれないのは望むところだ、候補の座を奪われることで自分は犠牲者であると今後長らく主張できるからだ。」

とジェイコブスは言う。それが本当でも嘘でも、共和党の反トランプ派はこれを使ってトランプ支持者に訴えるべきだ。

トランプはクリントンを勝たせるためのトロイの木馬なのだ!
トランプを支持することはクリントンを支持することに他ならないのだ!

それが最初からトランプの狙いだったのだ。

April 4, 2016, 現時間 9:38 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

April 2, 2016

大統領候補としての真剣さに欠けるドナルド・トランプ

アメリカ内政

この間、ドナルド・トランプは日韓は独自で核兵器保有すべきと発言して話題になっている。

ワシントン 28日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補指名争いでトップを走る不動産王ドナルド・トランプ氏は27日、日本と韓国について、北朝鮮や中国から自国を防衛するために、米国に依存するのではなく独自で核兵器を製造することを容認する可能性を示した。

ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで述べた。

トランプ氏は、日韓両国が米国に対する費用負担を増やさない限り、米軍を引き揚げる意向も示した。日本には約5万人、韓国には約2万8500人の米軍が駐留している。

これに対し菅義偉官房長官は28日の会見で、非核三原則には何の変更もないとし、誰が米国の次期大統領に就任しても日米同盟は日本の外交の基軸であり、地域や世界の安定にとって不可欠だと述べた。

一方、韓国は、在韓米軍は対北朝鮮の防衛における両国の同盟に前向きな貢献を続けており、相互防衛条約へのコミットメントに変わりはないとした。

日韓の防衛強化を説くことは特に問題ないと思うが、こと核武装に関しては非常に微妙な外交問題が関わってくるので、よっぽどこの道に長けた人でない限り、やたらなことを言うのは避けるべきである。特にトランプは以前に大統領候補討論会で三元戦略核戦力(大陸間弾道ミサイル、弾道ミサイル搭載潜水艦、巡航ミサイル搭載戦略爆撃機の三つの核兵器のこと。)が何であるかも知らなかったくらいだし、実際にトランプのいうアメリカによる日韓の防衛負担とはどのようなものなのか、また日韓が米軍駐留のためにどれだけの経費を負担しているかについても全く無知である。そういう人間がやたらに米国の負担を減らすべきだとして70年にも渡る米国の核兵器政策を覆し、大事な同盟国を責め立てるような態度をとるのは非常にあさはかである。

核兵器に関する発言だけでなく、トランプの発言は常にこうだ。政治評論家のチャールズ・クラウトハンマーも指摘しているが、トランプは共和党から立候補しているにも関わらず、長年にわたる共和党の姿勢や宗教右派の取ってきた立場などに関して全く無知である。それだけでなく、そうした人々の立場を勉強しようという興味心もないのである。

先にの人口妊娠中絶に関する意見にしても、トランプは多くの反中絶派は女性を罰するべきだと考えているなどと発言した。だがこれは間違いである。トランプが言う保守派の立場とは左翼リベラルによる歪曲した保守派の立場であり本当の立場ではない。そんなことも知らないのは、トランプが本当の共和党員ではないからだ。たとえその意見に賛成しようとしまいと、自分が代表する党の有権者たちがどのような意見を持っているかぐらい勉強してしかるべきだろう。クラウトハンマーの批判はトランプは無知であるだけでなく、知ろうという興味心も持ち合わせていないということである。

だが、ここで、では何故トランプは共和党の有力候補なんだ、という疑問が生まれるのは当然。そんなに共和党の空気が読めない男がどうして共和党の予選で大勝利を遂げているのだろうか?

実はトランプは大勝利をとげていない。従来の大統領選挙であれば、大勝利を遂げている候補なら予選も今頃になれば、すでに圧倒的多数の大議員数を集め、候補の座を固めているはずである。それなのに、トランプは未だに勝ったり負けたりを繰り返して候補にひつような最低代議員数を獲得していない。次回のウィスコンシン州でもクルーズが今のところ10%以上も優勢だ。トランプ地元のニューヨークではトランプが優勢とはいうものの、クルーズやケーシックが追い上げている。

トランプが未だに優勢なのは、予選当初に多く居た候補者たちが反トランプ勢の票を割ってしまったからだ。トランプ支持者は30%から45%の間で留まっており、反トランプ側よりもずっと少ない。今更ながらルビオが二ヶ月前にリタイアしてくれていたらどれほど状況が変わっていただろうかと悔やまれる。

April 2, 2016, 現時間 1:09 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

ドナルド・トランプ、度重なる女性への侮辱に女性票は減る一方

アメリカ内政 , フェミニズム

三月中旬のCNN世論調査で73%の女性有権者がトランプに良い感情を持っていないと答えていることがわかった。最近持ち上がった多々ある女性攻撃もその原因ではあるが、元々トランプは女性にいい感情を与えない傾向がある。

女性有権者の「良い感情をもてない」率は去年の12月の59%から14%も上がっている。共和党内ですら12月の29%から39%へと10%も増えている。ちなみに男性有権者で「良い感情をもてない」率は54%で、去年から特に変化はない。

ドナルド・トランプが女たらしなのは自他ともに認める事実である。トランプは最初の奥さんと浮気が原因で離婚したが、浮気相手だった二度目の奥さんとも、三人目の奥さんとの浮気が原因で離婚している。三人とも元モデルで似たようなタイプの美女。数年ごとに新しいモデルの車、、じゃない嫁に、取り替えているというわけ。その間にも人妻だの権力者の女性と浮気した話など、トランプは長年に渡って恥じも外聞もなく自慢してきた。トランプには女性に対する敬意というものが感じられない。トランプにとって女性は単なる欲望の対象及び飾りに過ぎない。典型的なミソジニスト(男尊女卑思想者)である。

リアリティーショーのテレビスターで居る間はそれでもよかったかもしれないが、大統領候補となっても全く変わらない女性蔑視な態度が女性有権者の間から非常な嫌悪感をかもし出している。

日本でも浜村淳さんのラジオで紹介されたくらいだからすでに話題になったのだろうが、反トランプでクルーズとは無関係な政治団体がトランプの妻のヌード写真を政治広告に使ったことに怒ったトランプは、自分の奥さんの裸の写真とクルーズの奥さんが変な表情をしている写真を両方に比べて『俺の嫁はお前の嫁より美人だ』とツイートして非常な顰蹙を買った。

次に起きたのがトランプの選挙運動事務長がミッシェル・フィールドという女性記者の腕をつかんで青あざをつくった事件。フィールドがトランプ事務局に自分の勤めていた新聞社を通じて苦情を述べると、トランプはフィールドを「妄想をみている」とか「注目を浴びたがっている売女だ」などと公の場で侮辱し、フィールド記者が数年間前にウォール街占拠の取材中に逮捕されたことなどを持ち出して記者の住所まで公開したため、フィールドは警察に被害届を出すに至った。

どちらの出来事も、トランプ次第でどうにでもなる些細な出来事であった。それを我々が何日にも渡ってテレビやラジオやネットで聞かされ続けている理由は、ひとえにトランプの反応にあるのである。

トランプ夫人のヌード写真が政治広告に使われたことに関して、トランプが「うちの嫁は美人じゃろう、、、」と笑って済ませばそれで済んだものを、わざわざ容姿が売り物のヌードモデルの嫁の写真と写真写りのよくない他人の奥さんの写真を比べて相手の奥さんを侮辱するなど、やり方がゲスで幼稚である。クルーズの「トランプの奥さんは愛らしい人だが、(夫人の)ハイジは私の愛だ。」という大人な反応とは対象的だ。

そういうやり方は卑怯なのではないかとのCNNのアンダーソン・クーパーからの質問に対し、「最初にやったのはクルーズのほうだ」などと答え、質問したクーパーに「五歳児のようないいわけ」だと批判された。

フィールドの件にしてもそうだ。最初に苦情を訴えられたときに「事務局長はやりすぎた。怪我をさせるつもりではなかった。申し訳ない。」と謝ってしまえば済んでいたものを、被害届けが出されてもトランプは謝るどころか、かえって記者への攻撃を激化させた。最初は、誰もフィールドの腕を掴んでいないといっていたのに、フィールドが腕を掴まれたビデオが公開されると、フィールドこそがトランプの腕を最初に掴んだので事務局長は記者をトランプから引き離そうとしたのだなどと嘯いた。

リベラルでMSNBCのクリス・マシューズですら、「偶然誰かにぶつかった時ですら、謝るのが礼儀というものではないですか。謝ってしまえば済んだことではないんですか。」とまともな質問をしたが、トランプは謝ったところで同じことになったと全く反省の色を見せない。

ことトランプの報道となると、トランプ支持のブレイトバートやフォックスニュースより左翼リベラルメディアのほうがまともに見えてしまうという恐ろしさ。まったくどうなっているのだろう?

さて、この二つの事件に続いてとトランプはまたもや女性の神経を逆撫でするようなことを言った。同じくクリス・マシューズから、妊娠人工中絶を反対する宗教家の間では中絶を受けた女性も罰せられるべきだという考えがあるが、どう思うかと問われると、女性に対してもなんらかの罰が処されるべきだと答えたのである。

中庸及びリベラル系の女性は人工中絶を違法化すること自体賛成できないのに、法律を変えて女性を罰するなどという考えは断固受け入れられない。だが、人工中絶は違法化すべきと考える保守派の女性でも、中絶を受ける女性もまた降ろされた胎児と共に「被害者」であるという考えが強く、女性を罰するなどとんでもないという姿勢なのである。長年民主党員だったトランプはそんな基本的な共和党の姿勢にすら無知なのである。

無知といえばトランプは政治家として必要最低限の知識もない。オバマより劣るのではないかと思われるほどひどい。それについてはまた回を改めてしよう。

April 2, 2016, 現時間 8:55 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

March 19, 2016

トランプにも言論の自由がある!それが自由社会というものだ!

アメリカ内政 , 人権擁護法

先日トランプの演説会が左翼過激派の抗議者らによって暴力で阻止されるという事件が起きたばかりだが、今日のドラッジの見出しでもアリゾナ州フィニックス市で行なわれるトランプ応援ラリーを阻止しようと左翼連中が道を封鎖しているという記事が一面に載っている。私はトランプは大嫌いだが、こういう言論弾圧行為はもっと嫌いだ。トランプがどれだけ嫌な奴で暴言を吐きまくってる暴漢でも、奴には言論の自由というアメリカ憲法で保証されている権利があるのだ。そしてどれだけ惑わされているとはいえ、トランプ支持者たちにもトランプの演説を聴く権利があるのだ。

トランプのラリーで暴力沙汰が起きるたびに、左翼連中がラリーを妨害して暴力沙汰を犯しているのに、トランプが悪い、トランプが暴力を扇動している、という批判が起きる。トランプは被害者で加害者ではない。なぜ被害者を責めるのだ?左翼連中は常に自己防衛の「自己責任」を唱える保守派に向かって「被害者を責めるな」と命令するくせに、自分らの暴徒が反対派の言論を暴力で弾圧しようとする行為は左翼に暴力を煽るような言動をする被害者が悪いという。まったくご都合主義だ。

無論トランプにも悪い面は多いにある。トランプのラリーを邪魔しに来た抗議者を殴ってやりたいといってみたり、抗議者を殴った人の弁護費用を払ってやるといってみたり、キャンペーンマネージャーが女性リポーターの腕を掴んだり、ブローカーコンベンションになって自分が選ばれなかったら暴動が起きると脅してみたり、といったようにトランプ自らが暴力を煽るような発言をしていることは否めない。そういう行為は大いに批判されてしかるべきだが、だからといって暴力でトランプを阻止する行為は自由社会のアメリカにおいて決して許されてはならない。

最近、イギリスとかカナダでは「ノープラットフォーム」という言葉が流行りだしている。アメリカでも大学キャンパスなどでは使われ始めたが、これは特定の人に発言の場を与えないという言論弾圧行為である。それに関する話は長くなるので回を改めて書くことにしよう。

March 19, 2016, 現時間 12:19 PM | コメント (1) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

March 17, 2016

やっぱりブローカーコンベンションしかないのかな?

アメリカ内政

先日のスーパーチューズデイ2という共和党の大統領予選で5州のうち4州を勝ち取ったドナルド・トランプ。これにて地元のフロリダを惨敗したマーコ・ルビオが脱落。これで残るはトランプ、クルーズ、ケーシックの三人となった。ケーシックは地元オハイオ州を勝ったのみで他に勝った州はひとつもない。今後も勝つ見込みは全くない。つまり共和党の候補争いは事実上トランプ対クルーズの一騎打ちとなったわけである。

代議員数の内訳はというと、
トランプ 673 
クルーズ 411
ルビオ  169
ケーシック 143

代議員の合計数は2472、そのうちの1237票を獲得しないと候補者には選ばれない。

もしコンベンションまでに誰も1237票を獲得できない場合には、コンベンションで投票が行なわれ、最初の票は代議員が指定された候補者に入れなければならないが、二回目からは他の候補者に入れてもいいことになっている。それで何度か投票を繰り返して誰か一人が1237票獲得したらそれで候補者が選ばれる。

ルビオはリタイアしたので代議員は残った候補者の誰に投票してもいい。ルビオ支持票がどのように割れるか興味深い。

確かにトランプは今圧倒的な勢いではあるが、ルビオが抜けた今、ケーシックの支持も減るだろう。となるとルビオとケーシックの支持者たちがどれだけ団結してクルーズを支持するかにかかっている。もしも支持者たちがトランプの勝利は間違いないものとして、完全にクルーズを見放してしまえばそれで終わりだが、どうしてもトランプには候補はもちろん大統領にはなってもらいたくないと思っている人が多ければ、クルーズは第一志望ではないが支持するとなってくれればトランプの独走を止めることはできる。

クルーズがコンベンションまでに最低票集められる可能性は低い。だが、どちらも最低票を得られずブローカーコンベンションになる可能性はまだまだある。我々反トランプに残された道はそれしかないのかもしれない。

ところでトランプはものすごい反日なんだそうだ。バブル時代に日本に敵意を抱いてそのままひきずっているらしい。トランプは不動産が専門なので当時の日本企業とは不動産を巡ってずいぶんやりあったのだろう

March 17, 2016, 現時間 7:29 PM | コメント (4) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

March 13, 2016

トランプ支持のブレイトバートニュース、トランプスタッフの自社記者への暴力行為を軽視

アメリカ内政 , 狂ったメディア

アップデートあり。

先日、トランプの選挙運動ラリーで取材をしていた女性記者がトランプのキャンペーンマネージャーに腕を掴まれて引き倒されそうになるという事件が発生した。被害を受けた記者はトランプ陣営から何の謝罪もないどころか、かえって彼女が事件をでっち上げたと責め立てた為、本日になって刑事犯罪として被害届を出すに至った。

被害届を出したのはブレイトバートというオンラインニュースのミッシェル・フィールド記者。加害者はトランプのキャンペーンマネージャーのコーリー・レオンドスキー。フィールド記者は事件直後、上司にその旨を報告。上司はトランプ陣営に連絡して謝罪を要求。ところがトランプ側は被害者の証言は虚実であると発表。トランプ自ら被害者記者の評判落としに取り掛かった。被害者側のブレイトバート上層部はなんと自社の記者を弁護するどころかフィールド記者の報告は大げさだったと発表。同僚記者らによる被害者記者への支援ツイートを慎むようにとさえ勧告した。これに怒った同社のカート・バーデラ報道官が抗議のためブレイトバートを辞任。テレビのインタビューでブレイトバートはあからさまにトランプ支持だと批判した。

ブレイトバートは保守派オンラインニュースとしてここ数年評判を上げてきたサイトだが、今回の大統領選挙に関してはトランプ贔屓が目立っている。編集者の一人であるベン・シャピーロが反トランプであることを除けば、同サイトはかなり親トランプである。トランプ陣営との円満な関係を保ちたいという考えからなのか、ブレイトバート上層部のフィールド記者への態度は冷たい。

一方ミッシェル・フィールド記者は掴まれた腕の青あざをツイートで公開。事件はワシントンポストの記者が一部始終目撃しており、事件直後のフィールドとポストの記者の会話の音声テープも公開。またC-SPANのビデオでも、わかりにくいとはいえレオンドスキーがフィールドに後ろから近寄る映像が録画されている。

それにしても何故トランプは事の真相がはっきりしないうちからフィールド記者攻撃にかかったのか。大統領候補としておよそあるまじき態度である。

フィールド記者はベン・シャピーロの支援に感謝していると語っているが、ブレイトバートがトランプ一色になるならシャピーロが編集者を辞任する日も近いだろう。

アップデート

この記事を書いたその晩(3・13・2016)フィールドとシャピーロはブレイトバートを辞任した。フィールドの辞任は明らかだが、シャピーロの辞任の理由はブレイトバートがトランプ応援団と化したことに耐えられなくなったからだというもの。

March 13, 2016, 現時間 4:15 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

March 7, 2016

諦めるのはまだ早い。テッド・クルーズが共和党候補に選ばれる可能性は大いにある

アメリカ内政

ニュースはトランプ一色になっているので共和党の候補者はほぼトランプ確定と思い込んでいる人が多い。 それで反トランプ派の共和党支持者たちは、トランプに入れるくらいなら共和党を辞めるとかクリントンに投票するとか息巻いているが、まだトランプが候補になると決まったわけではない。少なくともテッド・クルーズが候補の座を獲得する可能性はまだまだあるのである。

昨日も数州で予選が開かれドナルド・トランプはかなり代議員数を集めた。しかしテッド・クルーズも負けておらず着々と票を稼いでいる。残念ながらマーク・ルビオの票は伸びていない。テッド・クルーズがルビオに降板を薦めてルビオの支持を自分にまわしてもらいたいと思うのは当然のことながら、トランプもルビオ降板を薦めている。なぜだろう?

これまではトランプを倒すためにはトランプに対抗する候補者を一人に絞って一対一の戦いにすべきという考え方が普通だったのだが、この間も話したようにトランプがコンベンションまでに最低代議員数の獲得が出来ない場合、コンベンションで代議員による投票が行なわれることになる。そうなるとトランプには不利な状況が生じる。トランプは優勢だがその支持率は30%から40%の間で止まっておりそれ以上には上がる様子が見られない。その点クルーズの支持率は上がり気味である。

確かにルビオが居残るとクルーズが取れるはずの票がとれなくなるというのは本当なのだが、クルーズが絶対に勝てそうもないフロリダとなると話は別。フロリダはルビオの地元。もしもルビオが居残ってるルビオが勝った場合、トランプにとっては迷惑な話だ。

が、クルーズにとってフロリダはどっちが勝ってもいい状況。ルビオが勝てばトランプが必要な票を集めることが難しくなる。だがトランプが勝ってルビオが負けた場合、地元の州でも勝てないとなればルビオが降りることは確実。そうなれば残りの州はクルーズ対トランプの戦いとなってクルーズが勝てる可能性が高まる。

ルビオが居残ってトランプが必要な最低代議員数を獲得できなければクルーズが圧倒的勝利を得なくてもブローカーコンベンションが待っている。ルビオが降りてルビオ支持者がクルーズを後押しすればコンベンション前にクルーズが勝つ可能性が高まる。

つまり、反トランプ派が悲観するほど悪い状況ではないのである。

March 7, 2016, 現時間 12:00 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

March 6, 2016

トランプでは絶対に駄目!トランプが共和党候補になったら投票しないと言い切る保守派の言い分

アメリカ内政

今、共和党保守派の間で「ネバートランプ」(トランプ絶対反対)という動きがツイッターなどでさえずるというより叫ばれている。前回2012年の選挙で共和党候補になってオバマに負けたミット・ロムニーがトランプは断じて阻止すべしという演説をぶっただけでなく、ネブラスカ州代表ベン・サセ上院議員は、トランプが共和党候補になったら自分は共和党から脱退するとまで宣言。私のリベラル同僚は「君もトランプが勝ったら共和党は辞めてヒラリーに投票するの?」と冗談ごかしに聞いてきたりするほど、共和党保守派によるトランプ嫌いの雰囲気は高まっている。

保守派政治評論家のベン・シャピーロはここ数日間この動きに参加するかどうかかなり迷っていたが、四日のコラムではっきりと「私はドナルド・トランプには断じて投票しない」と宣言している。シャピーロがトランプを支持できない理由はのちほど紹介するとして、その前にブルームバーグニュースのメイガン・マクアードルのコラムの紹介をしたい。彼女はこれまで何があろうと共和党一途に投票してきた保守派たちがトランプにだけは投票できないと言い始めていることに気がつき、その理由を説明してくれないかと自分のコラムで意見を募ったところ、何百という反響があったという。

マクアードルが驚いた主な理由は、先ず読者たちが週末にきちんと机の前で手紙を作成したということ、そしてその内容には非常な信念が含まれているということ。共和党がトランプを選びそうなことへの失望と怒り、そして単に選挙には参加しないというのではなく、トランプに入れるくらいなら民主党に登録してヒラリーに入れるとまで言っている人がいることだ。また、反トランプ層の広大で大学生や都会のビジネスマンや地方の農業家や政治的にもネオコンやリバタリアンや宗教右派や茶会党など、共和党の派閥を乗り越えたとにかく幅広い層の読者がトランプ絶対反対を唱えていることだ。

だがそれよりマクアードルが驚いたのは、トランプ絶対反対の理由に自由経済とかオバマケアとか中身がないといった項目を挙げた人は少数で、圧倒的多数の投稿者がトランプの独裁主義、信念の無さ、人種差別、女性蔑視、そして彼の不可解な行動などを理由にあげ、あんな奴に核兵器発射の暗号を渡すことなど空恐ろしいと考えていることだった。

興味深いのはマクアードルに返答した投稿者たちは生粋の共和党支持派で、トランプを支持しないことがどういう結果を生むかを十分に吟味したうえで、あえてトランプには投票しない、いや、それどころかトランプに投票するくらいなら民主党を支持するとまで言っているということである。トランプを支持しなければ民主党が政権を続行することになる。そうなれば新しい最高裁判所は左翼リベラルに傾く。これは保守派にとって非常に由々しき事態である。にも関わらず、ここまでバリバリの共和党支持派に、あえて民主党を選ぶとさえ言わせるドナルド・トランプの恐ろしさとは何なのだろうか?

投稿者たちの上げたトランプ絶対反対の理由を大きくわけてみると、、

  1. トランプの人格と判断力への懸念

    トランプは自尊心が高く自慢ばかりしているだけでなく、ちょっと批判されるとすぐ腹を立てて反撃する。だがそのやり方は幼稚なだけでなく意地悪で非常に下品。やたら金持ちであることを自慢し、どれだけ金持ちかで人の価値が決まるとでもいう考え方。女たらしで男尊女卑。寝取った女性の数を自慢する。人種差別で白人至上主義。批判されるとその内容ではなく批判者の中傷誹謗する。など、大統領としての人格が備わっていないと考える人が多いのだ。
  2. トランプには確たる政策がない。

    トランプは討論会にしろインタビューにしろ政策に関する質問を受けた時、大統領となった暁にはどんな政策を取るかを具体的に示したことがない。「国境に壁を建てる」「私は聖書を毎日読む」などと言うが、実際に保守派の立場や考えを具体的に述べたことがない。
  3. トランプは信念のない詐欺師だ。

    投稿者のなかにはトランプには信念がない、彼のいうことは信じられない、自己中心で国のことなどどうでもいいと思っているといった意見が多い。少なくともヒラリーは自分なりに国にとって良いと思うことをするだろうが、トランプにはそんな意思があるとは思えないという意見だ。トランプの討論会やインタビューでの発言を見ていれば明らかだが、奴にはこれといった計画性がみられず、その場で口からでまかせを言ってるように見える。奴がこれまで携わってきた企業失敗の例からも解るように、トランプには信念を持って約束をやり遂げるという姿勢が全くうかがわれない。

何よりもマクアードルが驚いたのは、トランプが大統領候補になったら自分は共和党を辞めると言った人が結構いたことである。トランプが大統領候補になるような党なら自分は所属できないという考えである。これにはカカシも多いに賛同する。

さてブルンバーグニュースの読者の人々とシャピーロの反トランプの理由とを比べてみよう。

シャピーロは自分は保守派として小さな政府、自由市場、宗教の自由、個人責任といった信念を持っているが、トランプはそれとは正反対だという。トランプは(人工妊娠中絶及び堕胎児臓器販売の)プランドペアレントフッドを支持し貿易規制や政治ライバルを攻撃し.男尊女卑で人種差別者に迎合し国教の設立をとなえる。自分は合衆国憲法を信じ神に与えられた権利を三権分立によって守られるべきと考えるが、トランプはそうではない。自分は保守思想を信じる。トランプはそれに対抗している。よって自分はトランプ絶対反対運動に同意する。とまあこんな具合だ。

ミスター苺をはじめとして「トランプ絶対反対」運動は危険だという意見の人は、いかにトランプがひどい大統領になるとしても、ヒラリー・クリントンよりはずっとましだ。ヒラリーの行なう悪政が招く国崩壊からアメリカを救うためにもトランプが候補になったら鼻をつまんでもトランプを支持すべきという考えである。

しかしシャピーロはアメリカを救うことが目的だとしたら、ヒラリーが任命する最高裁判官のことだけでなく、国民の意思が独裁者によって弾圧されないところから始めなければならないという。そのためには保守派が「否」と言うところからはじめなければならないのだと。

なぜなら我々が決して「否」といえないであれば、「是」という機会は決して現れないからだ。

共和党は保守派の党でなければならないとシャピーロは言う。そして共和党はもうだいぶ長いこと保守派の党ではなくなっていると。シャピーロはここ何十年、共和党体制派は勝つためにとどんどん思想を取り替えてきたという。先ずレーガン思想をブッシュ思想に、ブッシュ思想をマケイン思想に、マケイン思想をロムニー思想にというように。そして体制派は保守派代表のテッド・クルーズを差し置いて保守思想を守るために保守思想など全く持ち合わせていないトランプを支持しろというのである。

シャピーロはこのまま民主党に勝つためという理由でおよそ保守派とはいえない候補者を選び続ければ、共和党はどんどん左へと歩み寄ってしまうだろうという。

トランプは人種差別男尊女卑同性愛恐怖症者でファシスト独裁者というこれまで左翼リベラルの民主党が共和党はこういう党だと決め付けてきた誤った共和党像のステレオタイプにぴったりはまってしまうのだ。そういう人間を共和党代表として選び大統領として支持することなど我々保守派は断じて出来ない。そんなことに加担できない。

というのがシャピーロの反トランプ理由である。

私もその気持ちは非常によく理解できる。トランプが代表するような党なら、それは私が支持できる党ではない。私も全くそう思う。

だがそれでも、ヒラリー・クリントンがアメリカを破壊するのをみすみす見ていることは出来ない。そのためには鼻をつまんでもトランプに投票しなければならないのだろうか?

いやいや、まだ諦めるのは早い。トランプが候補者と決まったわけではない。クルーズやルビオが候補に選ばれる可能性はまだあるのだ。特にクルーズが選ばれる可能性はまだまだある。

次回はそれについて詳しく書こうとおもう。

ところで、先日ジョン・オリバーという左翼リベラルのテレビトークショーホストの反トランプのビデオを観たのだが、以前に紹介したシャピーロのビデオよりもエンターテイメントの価値があり面白かった。ユーモアたっぷりだが重要な点をきちんと突いていて、トランプ支持者には是非とも観て貰いたいビデオである。彼はイギリス人特有の毒舌家だが、同じブリティッシュリベラルでもピアース・モーガンのようなアホとは違ってかなり頭の切れる人間だ。私ごときにはきちんと翻訳は無理なので、英語に自信のある人には是非お薦めする。

March 6, 2016, 現時間 2:15 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

March 4, 2016

候補者がないままブローカーコンベンションになる可能性

アメリカ内政

この間のスーパーチューズデイと呼ばれる多数の州が一斉に行なった大統領候補予選選挙では予測どおりドナルド・トランプが圧勝した。一応それぞれの候補者が獲得した代議員の数を列記してみると、トランプ 203増、クルーズ 161、ルビオ 71。これによってそれぞれの合計代議員の数は、トランプ 325、クルーズ 237、ルビオ 117、ケーシック 27となった。共和党候補代表となるためには最低1237人必要なので、トランプが圧勝したとはいうものの、まだまだわからない状態である。(注:先に選挙人と書いたが、代議員の間違いだったので訂正した。)

さて、では共和党が候補者を発表する7月のコンベンションまでに誰も最低代議員数の1237人を獲得できない場合、コンベンション当日に代議員による投票が行なわれるブローカーコンベンションという状況が生じる可能性がある。トランプが残りの予選も圧倒的勝利を収めてしまえば問題はないが、そうでない場合には残った四人のうち誰も圧倒的多数を得ないままコンベンションに突入というシナリオは多いにありうる。

そうなった場合、体制派に有利なコンベンションでトランプが選ばれる可能性は低い。

私はトランプファンではないので、ブローカーコンベンションは歓迎したいところなのだが、そうなるとちょっと心配なことがある。

昨晩も共和党の何回目かの討論会があったが、その内容の下品なことといったらおよそ大統領候補の討論会とは思えないようなやりとりだった。特にルビオとトランプの間に生まれた憎悪間はそう簡単には消せないだろう。双方の支持者たちの間でも、もし自分の支持者が勝てなければ共和党代表といえども相手側の応援など絶対にしないと考えている人が多いはずである。

問題なのは、ブローカーコンベンションでトランプが負けてクルーズにしろルビオにしろが選ばれた場合、これまでトランプを支持していた共和党支持者たちが他の共和党候補者に投票するかどうかということだ。ルビオに投票するくらいならクリントンに入れてやる、とか、クルーズに入れるくらいなら選挙になんぞ行かない、などといって共和党の投票率が極端に減りそのままクリントンに勝利をみすみす渡してしまうのではないだろうか。

トランプではクリントンに勝てないという前提で、トランプ以外の候補者が選ばれても、その候補者がトランプ支持者の支持を得られずにクリントンに負けるなら元も子もない。

近年の共和党の無活動は我々共和党支持者たちにとって非常に憤りを感じるものがある。せっかく共和党を議会に送っても民主党政権の言いなりになるんだったら何の意味があるのかと人々は不満の声を上げている。その表れが体制派共和党員ではない外部者のトランプ支持へとつながったのだろう。しかしながら、トランプは詐欺師である。彼が言うことは100%信用できない。トランプでは共和党の改革は無理である。奴にそんな面倒くさいことをする意思はさらさらないのだ。

体制派への不満はカカシも同じ。しかしその解決策はトランプではない。白馬の騎士が何もかも解決してくれると願うのは単純すぎる。トランプのせいで共和党が分裂するのは見るに忍びない。どうにかクルーズにしてもルビオにしても多数投票人を獲得してブローカーコンベンションンにならないようにがんばってもらいたいものだ。

March 4, 2016, 現時間 7:27 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

February 28, 2016

偽共和党トランプの正体を暴け!

アメリカ内政

共和党大統領候補者たちは、いいかげんトランプの独走を止めるべきだ。ルビオとクルーズが内輪もめしているうちにもトランプは候補者への道を着々と歩み続けている、と苛立っていたカカシだが、25日の共和党討論会では遅まきながらルビオもクルーズもトランプ叩きに努力した。特にルビオのトランプ攻撃は効果があったようだ。

しかしルビオにしろクルーズにしろ、根本的にトランプが共和党員としての価値観を持ち合わせていないリベラルであり、奴はクリントンと共謀して大統領の座を奪おうとしている民主党の工作員なのだということを指摘して欲しい。

先日の討論会でルビオがトランプに納税内訳を公開すべきだとしたのに対し、トランプはなんだかんだと言い訳をして公開できないと答えた。トランプは日ごろから自分は大金持ちだから支持者からの献金など使わなくても自費で選挙運動をすることができると豪語している。だが、トランプは誰かから大金の献金を受け取っている。いったい誰が彼の選挙運動資金をだしているのだろうか?

これは私だけの意見ではないが、ドナルド・トランプは実は民主党員でヒラリー・クリントンを大統領とするための偽共和党候補者なのではないかという陰謀説がある。私もミスター苺もトランプは共和党員ではないと確信している。トランプがクリントン支持だったことは周知の事実。トランプは長年の民主党支持だ。それが何故突然共和党員になり大統領候補に立候補などしたのか?

ベン・シャピーロは「トランプは嘘つきだ」として、トランプの嘘を大きく三つに分けて説明している。

1、 トランプが福音書キリスト教徒だという嘘: トランプは自分はキリスト教徒だと言い張り聖書は好きな書物などと言っているが、どの訳の聖書が好きなのか名指しでいえなかったり、キリスト教徒なら必ずするはずの罪の赦しを請う行為をしたことがない。トランプの女たらしは悪名高い。有名人の既婚女性との不倫を自慢げに話して恥る様子は全くない。不倫が理由で最初の妻と離婚してからも、とっかえひっかえ若い金髪女性と結婚しては浮気して離婚の繰り返し。女は若くてきれいなケツをしてればいいなどと言い、女は雑に扱うべきと公言してはばからない。自分の娘に関しても娘でなかったらデートしてるところだなどと言う。また、末期妊娠人工中絶も支持しており、人工中絶専門で堕胎した乳児の臓器販売で悪名高いプランドペアレントフッドを良い仕事をしているなどと讃えている。同性結婚も支持。イスラエルとパレスチナの戦いにも中立を主張。いったいこのどこが福音書キリスト教徒なんだ?

2. トランプは保守派だという嘘: トランプは今は反違法移民だと主張しているが、2012年にはミット・ロムニーの反移民姿勢を批判したり、自分はトランプタワー建造の際に違法移民を雇って政府から罰金を要求されたりしている。トランプは今は反イスラム教移民などと言っているが、以前はシリア難民は受け入れるべきだと言っていた。トランプは憲法補整案第二条の銃法所持の権利を支持するといっているが、2000年にはアサルトウエポン廃止を支持していた。トランプはオバマケアは嫌いだといいながらもっとひどいカナダやスコットランドの健康保険制度を褒め称えている。トランプはオバマ政権の政策を熱狂的に支持してきた。政府役人に賄賂を贈ってよいように計らってもらったことすら認めている。保守派の最高裁判官を任命するといいながら、末期妊娠人工中絶支持の名前を候補にあげたりしている。トランプは2011年まで民主党政権に献金をし続けていた。ヒラリー・クリントンにも献金してきたのだ。いったいこんな男のどこが保守派なのだ?

3. トランプは常に勝者だという嘘: 実はトランプは実業家としては成功者とは言いがたい。トランプが手がけて失敗した例として、トランプゲーム、トランプウォッカ、トランプ航空会社、トランプモーゲージ(不動産、トランプアイス、トランプマガジン、トランプステーキ、ゴートランプドットコム、ニュージャージージェネラルスがある。現在トランプはトランプ大学の詐欺行為で訴えられている。ひとによっては6万ドルの学費を騙し取られたという。トランプが失敗して破産宣告したホテルも数多い。タージマホー負債30億ドル。プラザホテル負債5億5千万ドル。ホテルカジノ&リゾート負債18億ドル。トランプエンターテイメントリゾート利息不払い5千3百万ドル。またトランプが自力で今の財産を築いたというのも嘘で、トランプは不動産実業家の父親から4千万ドルの事業を引き継いだ。トランプの財産はいまのところ40億ドルと言われているが、遺産の事業を現金化して保守的な投資をしていたら80億ドルくらいになっていたはずである。つまり、トランプが色々な事業に手を出したりせずに安定した株を買ってストリップ小屋で酒でも飲んでたほうがよっぽども利益があったというわけ。これが実業家として成功者といえるだろうか?

ともかくこんな奴に共和党面されたくないね。ルビオでもクルーズでもいいが、トランプを徹底的に叩いて奴の化けの皮をはがしてもらいたい。そうでないとアメリカはヒラリークリントンに乗っ取られることになる。

February 28, 2016, 現時間 8:23 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

February 21, 2016

サウスカロライナはトランプ圧勝、ルビオとクルーズに勝ち目はあるのか?

アメリカ内政

昨日のサウスカロライナ州大統領予選結果について、かなりの読者の皆さんが興味があったようで、私がすぐに何も書かなかったので、ちょっと失望された感ありだな。というわけで一応結果発表からいこう。

トランプ Trump — 32.5 percent
ルビオ Marco Rubio — 22.5 percent
クルーズ Ted Cruz — 22.3 percent
ブッシュ Jeb Bush — 7.8 percent
ケーシック John Kasich — 7.6 percent
カーソン  Ben Carson — 7.2 percent

というわけで今回もトランプの圧勝。ルビオとクルーズは接戦で二位と三位を争った。これにてジェブ・ブッシュはリタイア。ケーシックとカーソンは特に何も発表していないが、カーソンは事実上選挙運動を差し止めている。出来れば早期にケーシックとカーソンが降板宣言をしてくれれば、票が割れずに済むのだが。

昨日コメンターのoldmanさんに、私個人のこの選挙における予測をしてもらえないかというリクエストがあったが、まだまだ私ごときが何か言える状況ではないように思う。ただ、トランプはどの世論調査でも選挙でもだいたい30%前後の支持で留まっており、他の候補者が一団となっても勝ち目がないほどの大差はつけていない。

特にルビオとクルーズの票を合計するとほぼ45%となる。ルビオとクルーズのどちらかが降りた場、降りた候補者の票がトランプに移動せずに降りなかった方に移動した場合には、その候補者はトランプより10%以上の差で勝てる計算になる。

そうでなくても、ブッシュ、ケーシック、カーソンの票の大半がルビオかクルーズに移動すれば、まだまだトランプは圧倒的勝利者とはいえなくなる。

何度も書いているが、私はトランプには勝って欲しくない。トランプをクリントンとサンダースとに対抗させると、どちらもトランプより有利という世論調査が出ている。共和党の候補者はクルーズかルビオでないと共和党は民主党に勝てないだろう。だから共和党は早期に団結して一人の候補者を支持する必要があるのだ。そのためには、弱小候補者にはさっさと降りてもらって、トランプ、ルビオ、クルーズの三人に絞る必要がある。共和党はいつまでもばらばらの候補者を支持していてはいけないのだ。

さて、共和党の話ばかりしていても片手落ちなので民主党のネバダ州予選結果の発表といこう。下記は朝日新聞の記事から。

米大統領選の民主党候補者指名に向けた同党ネバダ州党員集会が20日にあり、クリントン前国務長官(68)が、左派のサンダース上院議員(74)との接戦を制し、勝利した。これで全米各州で行われる予備選・党員集会は、クリントン氏の「2勝1敗」となった。(略)同州では当初、圧倒的にクリントン氏が優勢との見方が支配的だったが、サンダース氏が猛追。黒人など非白人層で優位に立ち、辛勝した

87%開票現在で、クリントン 52.5%、サンダース 47.4% だった。政治的にも経済的にもずっと有利なクリントンが、サンダースごときに辛勝ってのはどうなっているのかね。アイオワ予選のときも、クリントンが八百長をやって勝った可能性が強く、クリントンが民主党の候補者になるのは思っていたより確実とはいえなくなってきた。

さてさて、共和党も民主党もまだまだ目を離せない状態である。

February 21, 2016, 現時間 10:57 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

February 20, 2016

極左翼政治評論家がテッド・クルーズ応援広告に出演?と思ったら、、、

アメリカ内政

ミスター苺が、これみてごらん、と言ってユーチューブの政治広告をみせてくれた。内容からいってものすごい親テッド・クルーズの応援広告という感じのビデオだった。


ビデオの主旨は「テッド・クルーズがトランプより危険な四つの理由」というもの。何がそんなに危険なのか、その四つはというと、、

  1. 第一に、クルーズのほうが熱狂的

    トランプのほうがいじめっ子だが、これといった信念を持っていない。 だがクルーズは強靭な理想主義者。 クルーズは人為地球温暖化を否定している。 クルーズは同性結婚に反対。税務署の解体を唱える。おまけに米国憲法補正案第二条がアメリカ国民の銃所持を保証しているとさえ考えている。クルーズは憲法による教会と政治の別離を信じていない。 死刑を奨励し、 移民法改正を拒否。 さらにオバマケアの撤回を要求。 そしてクルーズは憲法の原理主義を信じる。
  2. 第二に、クルーズは本当の信者である。

    トランプにはこれといった信念はなく、金儲けをし人気を集め権力を得ることしか興味がない。だがクルーズは右翼的経済主義をずっと推し進めてきた。

  3. クルーズは自制心があり、きちんとした計画がある。トランプは話があっちこっちにとび、いきあたりばったりの発言をしている。クルーズは戦略をはっきりとさせ、それにしたがっている。アイオワの予選でも見せたように長丁場を構えている。

  4. 第四番目にクルーズは破壊者である。クルーズは既存の体制を破壊する用意がある。トランプは連邦政府と協力して金儲けをしてきた。体制を破壊しようとなどしていない。クルーズは幾度も共和党を年度末崖に追い込み、2013年の秋にはオバマケアに反対する余り、連邦政府閉鎖という結果をもたらせた。

ビデオの演説者はどちらの候補者も危険だが、テッド・クルーズのほうがずっと惨劇を招く危険がある、と締めくくっている。

うわっ、かなり効果的なクルーズ応援広告だなと思ってみていたのだが、あれ、少しへんだなと思った。それというのも、ビデオの演説者はロバート・ライシュというビル・クリントン大統領の官僚だったこともある親ヒラリー・クリントンの超左翼政治評論家だからである。なぜそんな人間がテッド・クルーズ応援広告に出演するのだろうか、おかしいではないか、、とミスター苺に聞くと、

「違うよ、これは反テッド・クルーズ広告なんだよ。」とミスター苺。

え?左翼リベラルにとってこれは反クルーズ広告に見えるわけ?私には熱烈な応援ビデオにみえたのに。す、すごい思想のギャップ!

極左翼にここまで言われたら大統領やるっかないでしょう、クルーズさんは。親クルーズ派でもここまで効果的な広告はつくれないんじゃないかな。(笑)

February 20, 2016, 現時間 3:27 PM | コメント (3) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

February 5, 2016

クルーズもルビオも生粋のラテン系ではないという批判はどこから来るのか

アメリカ内政 , 移民問題

先日コメンターのoldmanさんから、クルーズもルビオもキューバ難民の子供でラテン系であるということは大統領候補者として不利にならないのだろうかという質問を頂いた。アメリカでは何世代もアメリカに住む裕福な白人より貧しい移民の子供として苦労して育ったという生い立ちのほうが有利である。もともとアメリカは移民の国だし、イギリスや日本のように階級というものが存在しない。だれもかれも平民なので家柄がよく金持ちだというより苦労人というイメージのほうが、庶民の気持ちがわかるという意味で好感を持たれるからだ。

しかしそれでも、大統領候補の予選でラテン系が一位と三位で合わせて51%という過半数の票を獲得したというのはラテン系候補としては歴史的な功績であった。にもかかわらず、クルーズもルビオも生粋なラテン系ではないからこれには意味がないと批判する声もある。

ニューヨークタイムスのロバート・スロはクルーズもルビオも典型的なラテン系政治家としての振る舞いをしないのがその理由だと説明する。典型的なラテン系の政治家の振る舞いとはどういうことをいうのだろうか。スロに言わせると、どちらの候補者も特にラテン系のためになる政治をすると発言していない。特にラテン系の市民団体からの応援を求めようともしていない。米国内スペイン語放送のユニビジョンのニュースアンカーのジョージ・ラモスなどは特に名指しではないが、移民の子供が自分の生まれを忘れるほど不誠実なものはないと批判した。

記事によると、アメリカ第一のスペイン語新聞は、クルーズがラテン系としてのアイデンティティーをとうの昔に捨ててしまっていると批判する。たとえば、彼は13歳の頃に子供の頃のスペイン語ニックネームであるフェリトを捨てて英語ニックネームのテッドに改めた。また移民政策しても違法移民の受け入れや永住権もしくは市民権の獲得にしても厳しい方針を持っていることなどから、およそラテン系政治家とはいいがたいと批判しているという。

ということはコメンターのoldmanさんの心配とは反対に、クルーズもルビオも自分がキューバ人としてアメリカの政治を共産主義に変えようなどという気はさらさらなく、アメリカ人として完全にアメリカ社会に融和してしまっているということになる。ニューヨークタイムスに言わせると、それは自分のルーツに対する裏切りだということになるらしい。

パテリコはクルーズとルビオが生粋のラテン系ではないという批判はもっと単純に彼らが民主党ではないというだけに過ぎないという。

左翼リベラルのアイデンティティーポリティクスとは、要するに少数民族はすべて民主党を支持すべきという思想であり、右翼や保守派の少数民族は血族への裏切り者だと批判するのだ。だから右翼保守の黒人とかラテン系とか東洋系も、すべて移民としてのルーツの裏切り者だというわけである。

しかしスロも指摘しているように、ラテン系とはいってもキューバ系は共和党支持が多い。それというのも経済移民としてメキシコ経由で入ってきたラテン系と違ってキューバ難民はキューバの共産主義の弾圧から逃れて本当の意味で自由を求めてやってきた移民の子供がほとんどだからである。リベラルファシズムの強い影響をうけているメキシコ系とは思想の面でかなりのずれがあるのだ。

どこの出身であろうとアメリカ市民となった以上、第一の忠誠はアメリカにあるべきだ。他の地位は別として、アメリカ大統領だけは生粋のアメリカ人でなければならないという法律は、外国に忠誠心を持つ人物にアメリカ政治を乗っ取られるのを防ぐためのものである。

oldmanさんが心配している中国系政治家がアメリカで中国寄りの政治をするのではないかということだが、その政治家が民主党だったらその心配は多いにある。中国系だけでなく韓国系が地方の市議会で議員になると、やたら慰安婦像を建てようと提案しはじめることからも、彼らが政治家になる動機はかなり怪しいものがあるといえる。中国よりといえば、ヒラリー・クリントンの夫ビル・クリントンは大統領時代に中国から多大なる賄賂をもらって中国への政策を変えた過去がある。中国系の政治家でなくても中国と強い絆を持つヒラリーが大統領になったらアメリカは非常に危険な方向に進むであろう。

市民が祖先の出身国への忠誠心を常に持ち続けなければ、生粋の~系ではないと言い張る左翼リベラルの思想が、今西ヨーロッパで起きている移民危機を招いたのだ。それでいてユダヤ系がイスラエル政策について政権を批判したりすると、ユダヤ人は二重の忠誠心を持つなどと批判するのも左翼リベラル。なんでユダヤ人だけは民族心を大事にしてはいけないのかね、不思議だね。

アイデンティティーポリティクスは人種差別である。私は非常に嫌いである。

February 5, 2016, 現時間 10:40 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

February 3, 2016

米大統領第一予選、アイオワ州共和党勝者はテッド・クルーズ、トランプとルビオは二位三位で接戦、民主党はかろうじてヒラリーが勝利

アメリカ内政

今週の月曜日は、アメリカ大統領選の第一予選がアイオワ州で行なわれ、共和党は前評判の高かったドナルド・トランプを抜いてテッドクルーズが一位(27.6%)、二位(24.3)と三位(23.1)のトランプとルビオはほぼ誤差の範囲というほどの接戦となった。民主党のほうは断然有利と言われていたヒラリー・クリントン(49.9%)が社会主義者のバーニー・サンダース(49.6%)に追われて苦戦し、かろうじて勝者の座を保った。どちらも前評判とはかなり異なる結果となった。

今更言うのは後出しだが、私はドナルド・トランプが圧倒的に優勢という予測はちょっと眉唾だなと思っていた。確かにトランプは全国人気投票では断然トップなのだが、アメリカの大統領候補選択は全国一斉投票ではなく、州ごとに選挙人を獲得していく形で進むので、州の文化や政治傾向などを考えると、トランプが保守的なアイオワで圧倒勝利というのはないだろうと思っていたからである。特にトランプの支持者は今まで共和党に投票したことがない無所属が多く、アイオワ党集会の複雑なルールも理解できていないし、また猛吹雪という天候もあって、よっぽど政治に熱心な人でないと出かけていかないところへ、わざわざ出かけていくとは思えなかった。ダントツで勝利を得ると息巻いていたトランプは口から泡を吹いて怒りを隠せない。トランプはクルーズの生まれがカナダだということで、クルーズは大統領の資格はないとまたまた喚き始めた。クルーズの母親はアメリカ市民。こういうやり方はトランプの支持者を減らすのではないかな?

クルーズがアイオワ州で勝利を得たのは良い始まりであるが、アイオワで勝っても必ずしも候補に選ばれるとは限らないので、予想以上の票を集めたルビオなどはかなり上機嫌である。この結果はクルーズにとってもルビオにとってもよい結果だったと思う。この次のニューハンプシャー州でどうなるか見ものである。

民主党のほうは、女王様気分で自分が選ばれて当然という顔をしていたヒラリーだが、選挙費用もヒラリーより断然劣るバーニー・サンダースがなんとほぼ誤差の範囲で第二位。結果的にはヒラリーが選ばれるだろうが、それでもヒラリーの勝利をかなり脅かしたという点でサンダースの支持者たちは大満足だろう。

前回もヒラリーは選ばれて当然と思われていたのに、突然現れたバラク・オバマに候補の座を奪われた過去がある。比較的無名なサンダースに負けるなど、絶対に許せないはずだ。

批評家たちによると、クルーズよりもルビオの方が体制派で中庸なので、ヒラリーに打ち勝つには有利なのではないかという話だ。私はクルーズのほうが好きだが、クルーズとルビオならどちらでもいい。特に不満はない。トランプだったらかなり問題だと思うが、、

ま、第一回戦はまずまずの結果というところか。

February 3, 2016, 現時間 9:20 AM | コメント (3) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

December 27, 2015

反移民右翼勢力が勢いを得ている欧州、アメリカはどうなる?

アメリカ内政 , ヨーロッパ , 移民問題

1989年、ベルリンの壁が崩壊ソビエト連邦が牛耳る共産圏の東勢力がアメリカが代表する資本主義の西勢力に倒れたとき、我々は遂に自由主義が共産主義に勝ったのだと思った。これで長年続いた冷戦が終わり、やっと平和がくると思った。しかしその後、何故かヨーロッパは開放されたはずの共産主義へ自ら逆戻りし、支えきれない福祉政策を推し進めて行った。世俗主義が行き過ぎて少子化が進み、労働力不足を移民で補おうと宗教も文化も相容れないイスラム教徒を大量に受け入れてきた。それが仇となって今や欧州の経済は破綻状態。そして今年に入っての急激なイスラム教徒大量移住。いったいヨーロッパはどうなるのかと思いきや、最近ヨーロッパ各地で反移民の右翼勢力がその勢いを増してきているという記事を読んだ。

右翼だの保守派だの言ってもそれはリベラルなヨーロッパのことなので、自由市場や資本主義を唱えるというより、反移民の国粋主義だけで単なる社会主義の右翼であるファシストになるだけだったらまるで意味がない。ヨーロッパがイスラム侵略を阻止するのはいいとしても、その代わりとなるのもがナチスドイツのような独裁主義だったらヨーロッパに未来はない。現代文化を崩壊させようというモスレム移民と、ヨーロッパ社会に溶け込んでいる他の異民族との区別をしっかりつけてもらいたいものだ。

各国の「極右翼台頭」の模様について下記にまとめてみたが、こうして読んでみると、何故ドナルド・トランプがアメリカで人気を呼んでいるのか解るような気がする。はっきり言ってヨーロッパでもアメリカでもこれまでモスレム移民をテロリストと結びつけたり、強制送還しろとか受け入れるなとか言う発言はご法度だった。欧米ではそういう発言は「ヘイトスピーチ」とか言われて911事件直後のアメリカですら敬遠されたものである。保守派の政治家がそういう発言をしたらメディアやリベラル政治家から一方的な糾弾をされ散々叩かれ、逮捕されたり罰金を課されたり市民権を剥奪されて国外追放になったりしたものだ。

それが最近になって、あからさまに反外国人(モスレムに限らず)発言をする政治家たちの人気が下がるどころかうなぎのぼりに上がっている。欧米左翼が牛耳ってきた多様文化主義や政治的に正しい(PC)文化が凶悪なイスラム教侵略によって、欧米の一般国民から見放されつつあるという証拠なのかもしれない。

オーストリア:

ヒットラーの生地ということで右翼といえば忌み嫌われてきたオーストリアですら最近の大量移民危機のため右翼の台頭が目立っている。極右翼の自由党(FPO)は最近混乱するオーストリアの政治権力のなかで国境を守る党として着々とその地位を固めつつある。9月下旬に行なわれた地方選挙では議席の数を倍に増やし、オーストリア上部の30%に当たる18席を獲得した。10月初旬にもFPOの人気はうなぎのぼり、伝統的にもっともリベラルな都市ウィーン市での選挙でも投票の1/3を獲得し、社会主義のウィーン市長を脅かすまでに至った。全国支持率調査でも極右翼党が強い優先をみせており、場所によっては10ポイントも優勢なところもある。次のオーストリア全国選挙は2018年。主流政党は極右翼のFPOを食い止めるためにかなりの努力が必要と見られている。

デンマーク: 

極右翼のデンマーク人民党(DF)は最近の選挙でこれまでにない成功を遂げており、デンマークの共同政権の均衡を崩す可能性が出てきた。DFは6月の全国選挙で二位を占める21%の票を獲得179席ある議席の37席を獲得した。

党首のクリスチャン・タールセン・ダール(Kristian Thulesen Dahl)は保守党と組んで最多議席の共同党を設立したが、もしも政府が移民に対する政策を少しでも緩めた場合は国会から脱退して解散を余儀なくさせるといきまいている。 多数議席を奪われた社会民主党の党首は妥協を求めているが反移民という姿勢を断固くずさないDFを考えると妥協は先ずありえないだろうとみられている。

DF党は1995年に設立され、大量移民と多様文化主義に反対するという主義で前党首のPia Kjærsgaard女史は、デンマークを多民族多様文化の社会にしたくない、と訴え2010年には救援が必要な難民は除き、ヨーロッパ以外の国からの移民の完全廃止を呼びかけていた。

デンマークにおける右翼の台頭は他のスカンジナビア諸国で起きていることと酷似しており、人口密度が低いこれらの国々は中東からの大量な数の意味を受け入れるにはふさわしくないといわれている。

フィンランド:

「生粋のフィンランド人」として知られているフィン党(PS)は、デンマークのDP同様最近非常な人気を呼んでいる。 やはりDP同様反移民の姿勢を強く掲げており、フィンランド国会において有力な地位に立つ。この国粋主義の4月の行なわれた選挙では全体の17.7%の票を獲得。フィンランドで第二位政党となり、主流の保守党と手を結んだ。

フィンランドもデンマーク同様、経済的には社会主義の傾向があるが、こと移民に関しては強い姿勢を持っている。同党は人種差別は強く批判しているものの、メンバーのなかには黒人やイスラム教徒を馬鹿にした発言をする者もみられる。

PSの設立は199年、近年増えてきた移民の悪影響を懸念して設立された党である。2011年にはフィンランドで第三の最大党となった。同年は「ある種の人種は現代社会に生きるにはふさわしくない」と考える世論がこれまでの少数派から51%という多数派に変わった年であった。

フランス:FRANCE:

フランスの予選の地方選挙で極右翼の前線党 (FN) が飛ぶ鳥を落とす勢いで台頭してきたときは、フランス国内のみならず世界中が目を見張った。党首は話題豊かで絶世の美女カリスマ指導者のマリン・レ・ペン。彼女は同党創設者のジョーン・マリー・レ・ペン氏の愛娘。彼女の率いるFN党も移民問題と国産テロを懸念するフランス市民から大きな支持を得ている。

第一予選選挙で28%の全国票を得るという快挙を見せたFPだが、第二予選では惜しくも負けてしまった。それというのもフランソワ・オーランド大統領率いる社会党が二つの地域から身を引き国民に前大統領率いる保守党を支持するように呼びかけたからである。

ドイツ: 

ドイツでは右翼はここ数十年全くみられなかったのだが、最近の移民危機において、アンジェラ・マルケル首相の無制限な移民受け入れ主義を懸念する国民の間から国粋主義を支持する声がきかれるようになってきた。

最近の世論調査によると、極右翼の「別なドイツのための党」(Alternative für Deutschland - AfD) が難民うけ入れ反対を唱えて人気を得ている。AfDは「亡命には国境が必要だ、マルケルにレッドカードを!」といううたい文句で選挙運動をくりひろげ、今月の世論調査で有権者の8%の支持を得ている。9月にくらべて二倍の支持率である。それに比べて右翼を攻撃したマルケル率いるキリスト教民主党は40%から37%に下がっている。

もうひとつの極右翼ペギダ(Pegida)は去る10月にドレスデン市で開かれた抗議大会でこれまで最高の2万人という参加者を集めた。ペギダの批判者たちは反移民運動をナチスにたとえて叩いているが、国民からの支持は増えるばかり。確かにペギダのメンバーの一部でヒットラーの格好をしてユーチューブビデオをつくってみたり、ユダヤ人収容所を懐かしむような発言をしたりする人間がいたことは確かだが、そうしたメンバーはすぐにグループからは排斥されている。右翼というとすぐナチスと結びつける左翼リベラルの陰謀は今のところうまく行っていないようだ。

ドイツでは移民施設への攻撃が急増しているという。難民救援グループの関係者によると2015年は10月までに93件の放火を交えた429件も難民施設への攻撃があったという。2014年全体での攻撃が153件だったのに比べると3倍近い増加である。もっともこの放火にはワイファイが遅すぎるとか言ってわがままな難民たちによって自ら仕掛けられたものも含まれているのではないかな。難民センターへの攻撃が必ずしも右翼によるものだとするのはちょっと軽率だと思うね。

ギリシャ: 

トルコから地中海を渡ってくるシリア難民のヨーロッパ最初の拠点となるギリシャ。近年ものすごい経済難で完全な破産状態にある国だが、そこへ膨大な数の移民到来ときてはたまらない。極左翼の社会主義政府を選んだギリシャ国民だが、同時に「ファシストの黄金の夜明け党」党員も多く当選した。極右翼で時に暴力的なこの党は反ヨーロッパ連盟の政策を取り、せんだっての9月の選挙で大勝利を得た。しかしギリシャ検事局によると、黄金の夜明け党は殺人や強盗や人身売買などを行なっている暴力団だと決め付けている。

ギリシャの一般庶民はヨーロッパ連盟の諸外国から課された厳しい借金返済規制に大きな失望を覚えている。それにくわえて7000人を超える難民が毎日のように現れる現状に大きな不満と不安を抱いている。そうした移民が圧倒的に好んで訪れるレズボス島とコス島では黄金の、、、党が大きく前進した。ギリシャの経済と移民問題が早急に解決する見通しが全くつかない今、黄金党の台頭はますます進むことだろう。

ハンガリー:

同じく移民問題で頭を抱えている国がハンガリー。拙ブログでも幾つか記事を紹介しているが、右翼寄りのビクター・オーバン大統領は他のヨーロッパ諸国に先駆けて110マイルにわたるサルビアとの国境に壁を建ててしまった。与党の移民に対する強硬姿勢にも関わらず、去年の4月の全国選挙で国民は反ユダヤ主義のJobbikが20.7%の票を獲得。 Jobbikは人種差別丸出しの党で、ユダヤ人がジプシーを使ってハンガリアン市民を化学兵器で殺そうとしているとか馬鹿げた陰謀説を信じているとかいう話。いや、そういうメンバーが中には居るというだけで党全体がそうだというわけではないのでは? もっとも反ユダヤというのは本当かもしれないが。

ともかくJobbik党はオーバン氏が代表するFidesz党にかなり迫ってきているようだ。もともと針金塀の建設や国境への軍隊出動を促したのはJobbik党のほうだった。

イタリア:

ギリシャ同様地中海に面するイタリアでは移民侵略の最前線である。社会党のマテオ・ランザ政権が主権を握っているとはいうものの、最近極右よくの北方リーグ党が力を得てきている。

国粋主義の北方リーグからの候補者たちはローマのジプシーや移民に対して最近排他的な発言をしたりしているが、去る夏の選挙ではこれまでの自己最高記録を出した。反移民政策を主旨とした北方リーグ党はベネト地域でなんと50%以上の支持を得るという快挙を遂げた。

さらに与党の民主党が仕切るタスカニーですら20%も票を集め、与党にひどい打撃をあたえた。北方リーグの党首マテオ・サルビーニはローマ政権は一掃されるべきだとか、ユーロは人類への犯罪だといってみたり、イスラム教との会話を促進しているフランシス法王に対しても、キリスト教への裏切り者だと批判している。

ベニート市においては、同党は難民センターのアフリカ移民が地元の商人たちにひどい悪影響を及ぼしているとして、市役員たちにセンターの難民を立ち退かせるよう命じた。サルビーニ氏は今やイタリア右翼の代表としてその位置を固めている。2018年5月の選挙には同党はさらに強力な党となるものと予測される。

オランダ :

最近の世論調査によると、オランダの主流右翼党、自由のための党(PVV)が次ぎの選挙において勝利への道を着々と歩み始めているようだ。PVVもやはり反移民を看板にのし上がっており、今年はその支持率が最高記録の他党より18ポイントもリードという活躍を見せている。

もし明日選挙が行なわれた場合には自由党が国会で37議席を獲得できるとされている。オランダの国会はこれまで単独党が最多議席の与党になるのではなく、幾つかの党による協力政党制度を起用していたが、もし自由党が37議席を獲得した場合、自由党が単独の圧倒的多数を握る与党となりうる。PVVの人気はこれまでの労働者層以外の高学歴層で多大なる人気を得ている。

自由党(PVV)の党首は誰あろう反モスレムで有名な(主流リベラルの間では悪名高い)かのガート・ワイルダー氏。ワイルダー氏はこれまでイスラムフォビアとか言われてオランダや他のヨーロッパ諸国でも(アメリカでも)かなり叩かれてきた人だが、まるで怯む様子を見せないね。それどころかイスラム難民機器を「イスラム侵略」といって批判。最近はイスラム教徒を一切アメリカに入国させるなと言ったドナルド・トランプを支持するなど自分も次のオランダ大統領になる意欲を見せている。

人口たったの1千7百万人という国が今年度末までに6万人の難民受け入れを余儀なくされている現在、ワイルダー氏のような反移民運動は急激に人気が上がっている。

スエーデン:

イスラム教移民によって非常な被害を蒙っているスエーデンでも、やはり反移民の極右翼が人気を集めている。スエーデンはオランダより少ない人口たったの9百50万人の国。そこになんと今年だけで19万人の中東移民が押し寄せたのである。モスレム移民が伝統的にリベラルなスエーデンにどう溶け込むのかという不安が社会主義政党に背を向け反移民のスエーデン民主党(SD)への支持へと変わっている。そりゃそうだろう。スエーデンといえばいまやヨーロッパのレイプ最多国という汚名を着せられた国。モスレムによるスエーデン婦女子への残酷な輪姦が相次ぐなか、リベラル政権は国民を守るために何一つ対策を取っていない。国民から見放されて当然である。

SD党はスエーデンの国境を閉鎖することを詠っている。参考にしているこの記事によるとネオナチとのつながりもあるというが、記事そのものがイギリスの主流メディアのものなので、反移民政策を極右翼と呼んだりナチスと結びつけたりというのにも、かなり偏見が含まれている。だからSD党がどれだけニオナチと関係があるのか、このへんは眉唾ものである。ともかくSD党がスエーデンで人気を得てきていることは確かで、8つの別々な世論調査において7つの調査でSD党支持は何と25%を超えているという。与党の社会民主党をゆうに越す支持率である。

SD党はすでにオランダでは第三の制党であり、去年の選挙での成功により国会には49議席を持つ。2018年の9月の選挙ではさらに大きな勝利を得るものと予測されている。

スイス:

スイスはヨーロッパ連盟には加盟していないが、それでも移民問題の影響を強く受けている国である。
チョコレートと大手銀行で有名な小さなアルブス地方では、最近右翼への支持が急速に高まった。同記事が「超保守」というスイス人民党(SVP)は、常々ヨーロッパの難民混乱を警告し、スイスにおける厳しい移民規制を訴えてきた。そのおかげで去る10月の選挙では29.4%の票を獲得。SVPへの支持は最近スイス政府が国民の意図に反して一方的にEUと交わしたシリア難民受け入れ協定に怒った市民により、さらに煽られることとなった。

スイスのメディアはこの右への傾きはさらにスイスを他のヨーロッパから孤立させることになると警告している。SVP党は2007年の選挙運動で外国人犯罪者に対して人種差別的なポスターを広めたことで批判を浴びたという。SVPは外国人犯罪者全員を強制送還すべきという提案しており、白い羊三匹が黒い羊を海にけり落としている姿がスイス国旗を背景にして描かれたポスターを張り巡らした。スイス住民の1/3以上が外国人で、長年スイスに住んでいるにも関わらずスイス国籍を持っていない人が多く居る。

December 27, 2015, 現時間 11:27 AM | コメント (0) | トラックバック (1)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

December 24, 2015

支持率ナンバー1のトランプだが候補にはならないと思うわけ

アメリカ内政

出張中はウェッブサーフよりテレビのニュースばかり観ていた。私の観るニュースはもっぱらフォックスニュースのみ。たまにCNNも観たがその内容の違いは非常に面白いものがあった。政治討論番組ではCNNだと4人のゲストのうち三人までがリベラルで一人が申し訳程度に中庸という組み合わせなのに対して、フォックスはその正反対。ホストも交えて一人のリベラルを袋叩きにしていた。(笑)完全に不公平な構成だが、リベラルメディアは常にこういうことをやってきたのだから、一局くらいこういう局があってもいいだろう。

さて、気になる大統領選挙の行方だが、共和党の第一の有力馬はなんといってもドナルド・トランプ。今のところ全国平均支持率31%と他の候補者に比べてダントツである。しかしアメリカの大統領予選選挙は全国投票ではなく各州ごとに違った規則の選挙で選挙人を選んでいく方法がとられるため、予選前に全国平均支持率が高いだけでは必ずしも候補者に選ばれとは限らない。

たとえば一月最初のアイオワコーカスでは、テキサス代表上院議員のテッド・クルーズが有力と言われている。それぞれの州である程度の選挙人を獲得することが出来ない候補者はどんどん立候補から降りてしまうので、そうなった時、今他の候補を支持している人たちがトランプを支持するかどうかが問題となる。

ミスター苺いわく、トランプの支持率はすでに最高点に達しており、これ以上は伸びないのではないかという。たとえば、ベン・カーソン支持者とトランプ支持者へのインタビューで、もしも自分の支持している候補が脱落した場合、ライバル候補を支持するかという質問に対し、トランプの支持者はカーソンを支持すると答えた人が多かったの対し、カーソンの支持者でトランプを支持すると答えた人はゼロだったという調査がある。

トランプの支持率が30%強ということは、70%近い共和党有権者がトランプを支持していないということになる。その70%が結託して別の一人の候補者を支持した場合、トランプの勝ち目はない。

私がトランプが嫌いな理由は色々あるが、特に女性のヒラリーと立ち向かった場合不利な点は、彼はリベラルが常に保守派政治家に対して持っているステレオタイプな人種差別者(メキシコ人は犯罪者ばかりだと言ってみたり、モスレムは誰一人受け入れるなとか)で女性差別者(10年ごとくらいに嫁さんを若くてきれいなモデルと取り替えたり、女性ニュースキャスターや女性ライバル候補の容姿を批判したり)というイメージにぴったりあてはまってしまう点だ。

イメージだけでなく、私はトランプの正体は保守ではなくリベラルなファシストだと思っているので、今は選ばれるために保守派が聞きたいことを約束しているが、実際に大統領になった暁には全く正反対のことをやるのではないかと疑っている。ただ、移民問題や対テロ戦争に関しては本気なのかもしれないという気はする。ともかくヒラリーが大統領になるよりはよっぽどましだろう。

ともかくまだ先は長い。今共和党に必要なのは多く居すぎる候補者で希望のない人たちにさっさと降りてもらい、全国選挙で勝てそうな候補者をまとまって支持することにある。最後に残るのがトランプだったら最悪だが、それでもヒラリーを打ち負かすためなら鼻をつまんでもトランプに投票するつもりである。

December 24, 2015, 現時間 8:43 AM | コメント (6) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

October 25, 2015

嘘だらけのヒラリー証言、ベンガジ公聴会、600回に渡り無視された領事の援軍嘆願

アメリカ内政 , 対テロ戦争

2012年9月11日、リビアのベンガジにあるアメリカ領事館襲撃でクリストオファー・スティーブンス領事及び職員4人が殺害された事件について、先日当時の国務長官であったヒラリー・クリントンが証言を行なった。

日本語でベンガジについて検索すると、いまだにあの事件は反モハメッドのユーチューブビデオに感化された地元民の突発的な犯行だったという説明が大半だが、事件当時からそれがヒラリー・クリントンが捏造して部下に広めさせた真っ赤な嘘だったことがわかっていた。

だいたいからして、襲撃事件が911同時多発テロの11年目の記念日であったことや、ベンガジでは数週間に渡り国連やイギリス軍やアメリカ領事館に対する攻撃がすでに始まっていたことや、スティーブン領事がヒラリー・クリントン国務長官に何度も警備の強化を嘆願していたなどの事実があるのに、事件が突発的に起きたものだという説明はどう考えてもおかしい。

ベンガジ事件の詳細を調査している米議会調査委員会の調べにより、事件当初数分後にはオバマ及びクリントンは現場からの報告で領事館がアルカエダ系テロリストに襲撃されたことを学んでいた。クリントンは事件が始まって一時間以内に娘のチェルシーにメールでその旨を伝えていたのだ。

オバマもクリントンもこれがユーチューブビデオに感化された突発的な暴動などではなかったことを最初から知っていたのに、何故テロ襲撃だと国民に発表しなかったのか。同調査により、スティーブンス領事は事件前にクリントン国務長官に警備の強化を何と600回に渡りメールで嘆願していたのにクリントンから完全に無視されていたことがわかっている。何故現場の領事の悲痛な嘆願をクリントンは完全無視したのか?

公聴会においてヒラリー・クリントン元国務長官は、スティーブンス領事はユーモアのセンスのある人だったので冗談を言っているものと思ったなどと嘯いている。冗談で600通も援軍要請などするか?冗談だと思ったとしても、一度くらい「このメールの山はなんなのよ?」くらい問い返してもよかったはず。それを完全無視?本当に危険な状態だったら取り返しがつかないことになるのに、実際なったのに、国務長官たるものが領事の度重なるメールを完全無視ってこたあないだろうが。

実は、スティーブンス領事のメールは、クリントンにすべて届いていなかったのではないかという説がある。信じられないことなのだが、クリントンには国務長官として公式なメルアドがなかった。彼女がメールを公私混同していたことや機密メールを普通メールのサーバーを使ってやりとりしていたことは明らかになっているが、何故か大事な公式メールをクリントンは受け取っていなかったというのである。自分の側近やお気に入りの弁護士などからのメールはきちんと届いているのに。

以前にヒラリーは別の公聴会でクリントン自身が襲撃がテロであり突発的な暴動ではなかったことを知っていたのか、という質問に対し、「今更、そんなこと何の違いがあるというの?」と机を叩いて叫んだのは有名。だが、どっちでもいいではないかと本気で思っているのなら、何故嘘の表明をして国民を何週間も騙し続けたのか?明らかにテロ襲撃であっては都合の悪い理由があったからであろう。

では、オバマ政権及びクリントンにとって都合の悪い理由とはなにか?

2012年は全国選挙の年。オバマの再選がかかっていた大事な年だった。

オバマ王は自分の外交政策によって中東のテロ問題は解決したという姿勢で選挙運動を進めていた。前大統領のブッシュと違って自分は穏健な政策によって中東を平和化した、アルカエダは崩壊し、アラブ諸国に春が到来、自分が援助した反カダフィ軍によりリビアの独裁者は倒された。どれもこれも自分の外交政策の功績であると言いたかったのだ。

元々犬猿の仲のオバマとヒラリーがここで協力したのも、オバマの二期目が終わった時点で、国務長官としてアラブ諸国の和平に貢献を残したヒラリーが颯爽と次の大統領候補として選ばれることが約束されていたからである。

そういうときに崩壊したはずのアルカエダテロリストにアメリカ領事館が襲撃されるなどあってはならないことであった。アメリカの援助によってアメリカに感謝しているはずのリビア反政府分子がアメリカを襲撃するはずなどないからである。自分の敵を間違って援助してしまったとなってはオバマ王は大恥をかく。だからリビア襲撃は自分らの政策とは無関係なユーチューブビデオのせいにする必要があったのだ。

自分らの政治生命のために四人のアメリカ人を見殺しにしたヒラリー・クリントン。こんな人間に大統領をやらせていいのか、アメリカは?

October 25, 2015, 現時間 10:17 AM | コメント (0) | トラックバック (1)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

October 3, 2015

共和党大統領立候補者ベン・カーソン氏からメッセージ

アメリカ内政 , 宗教と文化 , 対テロ戦争

共和党から大統領に立候補している一人、ドクター・ベン・カーソンについてお話しよう。彼はカーリー・フィオリナと同じくプロ政治家ではない一般の民間人。ドクター・カーソンは元脳外科の医師で黒人。別に黒人でも白人でも私は興味はないのだが、民主党はやたらと共和党のことを人種差別者だと侮辱するので、あえて言わせてもらう。共和党にも黒人はいくらでも居るし、ドクター・カーソンの支持者は結構いるのだ。

さて、そのドクター・カーソンが何かのインタビューで、自分はイスラム教徒がアメリカの大統領になることは支持できない、というような発言をしてイスラム恐怖症だとかなんとか批判の的になっている。そこで彼は自分の価値観について有権者にメッセージを送っている。無論これは政治コマーシャルなのだが、保守派でもイスラム教批判には消極的な政治家が多い中、こういうことをちゃんと言える人はめずらしい。読む価値ありだと思う。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

親愛なる友へ、

はっきり言わせてもらう。アメリカはユダヤ・キリスト教の価値観によって建設された国だ。

我々は偉大な国家となった地上で最高の多分歴史上でも最も偉大な国となったのも、これらの価値観のおかげである。

政治的に正しい(P.C)警察が独占するメディアは、この価値観と戦争状態にある。

最近私はこれらの価値観を守ったことで非常な批判の的となった。

私は後退する気はない。なぜなら私は他の人々と同じであることになど興味がないからだ。

私は私の価値観や信念を政治的に正しくあるために諦める気はない。

大統領として私は偉大なアメリカの価値観のために戦うつもりだ。

私はアメリカの夢とアメリカのやり方を信じる人々のために戦っているのだ。

アメリカはアメリカに来る誰でも歓迎する。だが彼らはアメリカ人として生きるために来るべきだ。彼らが我々の生き方や自由や憲法を変えようとするのを許してはならない。

私は大統領として憲法を信じ守る人間なら誰でも支持する。

Iだが私はシャリア法を支持したり、シャリア法を破棄しない候補者を支持することはできない。

シャリア法は我等の憲法と自由とは真っ向から対立するものである。

P.C.連中はそれを聞きたくないのだ。

はっきり言って、彼らは私のことも私の政治運動も好きではない。

だが、私の政治運動は私だけのものではない。これはわが国がどの方角に向かっているかということなのだ。

我々は立場をはっきりさせて戦う必要があるのだ。(以下略)

またドクター・カーソンは、イスラム市民団体として非課税対象となっているCAIRをその対象から除くべきだと呼びかけている。なぜならば、CAIRはモスレム同胞団などのテロリストと深い関係があるだけでなく、ドクターカーソンの立候補を取り下げるべきだと政治運動をしているからで、宗教団体や慈善事業団体の政治運動は法律で禁止されている。保守派の宗教団体がささいなことでやたらと税務署の摘発対象になっているのに対し、CAIRはそのあからさまな違法行為を罰せられていない。今こそCAIRは非課税対象からはずされるべきだとドクターは言うのである。

ドクター・カーソンが共和党候補に選ばれる可能性はかなり低い。だが、最初から取り合ってもらえないと思っていたドクター・カーソンの支持率はこの発言以来上昇中である。有力候補と言われていたジェブ・ブッシュなど、もう風前の灯。

プロの政治家ではないドナルド・トランプやカーリー・フィオリナやドクター・カーソンが人気があるのことで、どれだけ共和党の有権者が体制派共和党員に嫌気がさしているかが解るというもの。

マーク・ルビオとかテッドー・クルーズは政治家でも結構革新派。これは決してリベラルという意味ではない。体制派ではないという意味。共和党政治家たちは何故かリベラルのPC度に遠慮して本音が言えないでいる。だが本音を言ってるアマチュア政治家たちの人気が上がっていることからプロも学ぶべき点がいくらもあるはずだ。

いい加減ルビオやクルーズがアメリカの価値観を守るべきというのを聞きたいものだ。

私はトランプは信用していないが、カーソンやフィオリナは好きだ。ただ、彼らに大統領が務まるかどうかとなるとかなり疑わしいと思う。彼らは政権内の長官などには最適だと思うが。やはり大統領は政治家にやってもらいたい。だが、政治家でもジェブ・ブッシュのような体制派では駄目だ。

なんとか若手政治家にがんばってもらいたい。

October 3, 2015, 現時間 11:38 AM | コメント (1) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

September 26, 2015

なぜ共和党下院ジョン・ベイナー議長は辞任を余儀なくされたのか

Tea Party , アメリカ内政

胎児の臓器を販売していたことが暴露されたプランドペアレントフッド(PP)への予算振り当てを巡ってあくまでも波風立てたくない体制派の幹部と保守派のメンバー達との間で亀裂が生じている共和党議会だが、遂に下からの圧力に耐えかねて下院のジョン・ベイナー議長は辞任を余儀なくされた。これによって事なかれ主義でオバマに媚びているミッチ・マカーノ上院与党代表も苦しい立場に置かれたことになる。

ワシントン(CNN) 米連邦議会下院のジョン・ベイナー議長(共和党)は25日の記者会見で、今年10月末に議長を退任し、下院議員も辞職すると表明した。引退については24日夜から考慮し、25日朝に決断したとしている。

下院議長は現職大統領に職務遂行が不可能な不測の事態が起きた場合、大統領権限の継承順位で副大統領に次ぐ重職となっている。

11月に65歳となるベイナー議長は政府予算案の編成などをめぐって共和党の保守派との対立が目立ち、政権寄りなどとの批判を浴びてきた。政府機関の閉鎖の危機が生じかねない予算案の債務上限額の引き上げなどに関する党内調整が来週、新たな山場を迎える中での議長退任の表明となった。

来年11月に大統領選を控え、共和党はベイナー氏の退任表明を受けて政権奪取をにらんだ挙党態勢の立て直しを早急に迫られる結果となった。

議会提案の予算案が大統領によって承認されないと政府機関閉鎖という状態が起きる。どんな事情で閉鎖が起きても主流メディアは共和党を責めるので、共和党幹部はまた閉鎖が起きて共和党が責められては困るという弱腰でオバマ大統領が必ず否決するといきまいている予算案を提出することができないでいるのだ。しかし大統領の否決が怖くて予算案提出が出来ないというのなら、共和党は大統領の言いなりではないか?いったい何のための議会なんだと聞きたいね全く。これなら民主党議会のほうがよっぽども背筋が通っていた。

フォックスニュースの世論調査によると62%の共和党支持有権者が共和党幹部に不満を抱いているという結果が出ている。この中に我輩カカシも当てはまる。オバマの暴走を止めて正しい方角へ政権を戻して欲しいと思って共和党に投票したのに、多数派議席を握った共和党はオバマをとめるどころかオバマに迎合してオバマ王の言いなり。オバマケアも移民法改正もオバマのやりたい放題である。

ベイナー議長が辞めただけでは共和党保守派議員の不満は納まらないだろう。そもそもベイナーが辞任に追い込まれたのも、上院リーダーのミッチ・マカーノ議員の指導力が足りなかったからだという声もある。マカーノの優柔不断な態度が保守派の共和党内部での不満を高めている。それがベイナーへの圧力となったという見方が強い。ということはベイナーの次はマカーノにもやめてもらおうという動きが出てくるだろう。

1995年に共和党下院議長のニュート・ギングリッチが率いる議会の予算案を巡って政府機関閉鎖という状況が起きたとき、否決権を使ったクリントン大統領ではなく予算案提出をした共和党議会が一方的に責められ国民の顰蹙を買ったことがある。そういう歴史があるので、今でも共和党幹部は政府間閉鎖は共和党にとって非常に恐ろしい危機だという恐怖感をぬぐえないのだ。

しかし、政府機関閉鎖はそれほど共和党に悪影響を及ぼしていない。保守派政治評論家のベン・シャピーロによると、オバマケアを巡って起きた2013年の閉鎖のときも当時の世論調査では53%の国民が共和党に責任があると答え、オバマが悪いと答えたのはたった29%だったにも関わらず、閉鎖中にオバマの支持率は45%から40%に下がり、2014年の中間選挙では共和党が圧勝し多数議席を握るに至った。

であるから共和党は閉鎖を恐れてPP補助差し止め案を諦めるべきではないのだ。オバマ王がPPを補助するというのであれば、オバマ王にPPを弁護させればいい。その際共和党はいかにPPが悪の団体であるかを徹底的に国民にアピールすればいいのである。前回も述べたように63%だかの国民がPP補助差し止めに反対しているというが、それはほとんどの国民がPPの実態を知らないからなのだ。

主流メディアも民主党もフェミニストたちもPPは低所得の女性たちの健康管理の援助をする団体だと言い張っている。産児制限や女性特有の癌検査などを主体にし、未婚の母となった若い女性へのカウンセリングや、母体に危険を及ぼす妊娠中絶手術も行なう女性のための施設という肩書きが信じられているが、実態は全く別。PPでは乳がんなどの癌検査は行なっていない。妊婦へのカウンセリングも人工中絶以外にはしない。PPは単なる中絶施設であり、PPへ相談に行った女性が中絶以外の処置を得ることは皆無なのである。しかもPPは多くの州で違法となっている末期妊娠中絶も行い、中絶中に生きて生まれた胎児を見殺しにしてその新生児の臓器を販売していたことが最近暴露されたのだ。

もし国民がこの事実をしっかり把握していたら、63%もの有権者が血税を使ってこのような団体を支持するとは思えない。であるから共和党はオバマ王やヒラリー・クリントンや民主党議員たちに何故PPを支持するのかと挑戦すべきなのだ。それが原因で政府機関閉鎖になったら、オバマ王にその正当性を説明させるべきである。何故国民の税金を使ってこのような悪営利企業を援助する必要があるのか、はっきり弁護してもらおうではないか。

ベン・シャピーロも指摘しているが、体制派保守派は主流メディアの偏見や民主党の不公平さに不満を述べながらも、何故か彼らの見方を完全に受け入れる傾向にある。政府機関閉鎖はどんな場合でも必ず共和党に不利になるという見方もまさにその一例である。

政府機関閉鎖といっても実際には国民の生活にはそれほど支障を来たさない。国家にとって重要とされる機関は例外なので、防衛省はそのままだし郵便も厚生年金支払いも止まらない。連邦政府経営施設である自然公園は閉鎖されるとはいえ、わざわざ立ち入り禁止にしない限り一般人の使用は可能だ。(前回はオバマがこれみよがしに自然公園やモニュメントの前に柵を張って、すべて共和党が悪いという印象を与えようとしたが、その下心がみえみえで、かえって国民から非常な顰蹙を買った。)

共和党から大統領に立候補しているテキサス代表テッド・クルーズ上院議員はPP補助差し止め案運動を筆頭するものと思われている。8月にクルーズ議員は出来る限りの手段を使ってPPへの補助を差し止めるべきだと語っている。しかしその動きをさえぎっているのが誰あろう上院議会代表ミッチ・マカーノ議員。国内でも国外でも非常な危機状態を迎えている現状で、PPだけのために国家予算が通らずに政府が閉鎖されるというようなことがあってはならないというのが表向きの理由だ。しかしだとしたら、誰もが賛成できる予算案をすべて提出した上で、PPのためだけに国家予算の通過を妨害しているのはオバマ大統領なのだと国民に訴えればいいではないか?

何故、PPのような悪の団体を守るために国家予算を人質にするのだ、とオバマ大統領のその正当性を説明させればいいのだ。政府機関閉鎖が共和党だけの責任だとされることを恐れるのではなく、その責任を押し付けられないように共和党は責任をオバマに押し付ければいいのだ。実際にそうなのだから。

共和党はさっさとマカーノ議員を排斥して上院下院ともに、オバマ王に立ち向かえる勇気あるリーダーを選出してもらいたい。

September 26, 2015, 現時間 9:35 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

September 25, 2015

中絶した胎児の臓器販売がばれたプランドペアレントフッド、政府からの補助金は停止されるべきとフィオリナ候補

アメリカ内政 , フェミニズム

共和党から大統領に立候補しているカーリー・フィオリナ女史は、前回のフォックスニュース主催の討論会で中絶した胎児の臓器を販売していたことがばれたプランド・ペアレントフッドへの政府からの補助金は差し止めるべきだと主張した。これに対してプランド、、の方はフィオリナが表現した隠しビデオの内容は事実ではないと反撃している。

プランドペアレントフッドというのは妊娠人工中絶施設で一応非営利団体として政府から多額の補助金をもらって経営されているが、最近になって中絶した胎児の臓器を病院や医療研究所に販売していたということが、保守派の団体が臓器の顧客を装って隠し撮りしたビデオによって暴露された。これについて詳しく日本語で書いているサイトがあるのでご参照のこと。

2014年7月、PPが堕胎する女性に赤ちゃんの臓器や細胞の販売を持ち掛けているのではないかとの噂に動き出したのは、医療専門家とジャーナリストで構成され、医学の倫理と進歩について監視活動を続けている「The Center for Medical Progress」という団体であった。2名がバイオ医薬品企業の社員のふりをし、ロサンゼルスのレストランでPPのシニアディレクターであるデボラ・ニューカトラさんとビジネスランチ。それを隠しカメラが撮影し続けたのであった。

グラスのワインをかたむけながら説明するデボラさん。「堕胎した赤ちゃんから摘出された臓器や細胞を欲しがっている人が世の中には大勢おり、時には下肢や筋肉まで求められている。中絶を行うウチの施設では、潰さないよう気を付けながらそれらを摘出している。特に心臓、肺、肝臓に関しては評判がよい」などと語っている。

アメリカの連邦政府は人工中絶を合法として認めているが、多くのアメリカ人が宗教的な理由から中絶には反対している。単に中絶を合法とするだけならまだしもだが、PPのような中絶施設を税金で補助するというのは中絶反対の有権者にとっては非常な憤りを感じる。しかも、そのPPは非営利団体と名乗りながら、堕胎した胎児の臓器を販売して大儲けしていたというのだから許せない、と思うのは当然。フィオリナはそういう保守派の人々にPP政府補助金の差し止めを訴えているのである。

共和党議会もPPへの補助差し止めの法案をすでに提出しているが、上院のミッチ・マカーノ議員は腰抜けなので、上院でこの案が通ることは先ずないだろう。よしんば通ったとしても、オバマ大統領は大統領否決権を使って否決すると宣言している。

8月に行なわれた世論調査では63%の有権者がPPへの補助金差し止めに反対と答えているが、主流メディアが臓器販売の隠しビデオについてほとんど報道していないので、どれだけの有権者が臓器販売スキャンダルを知っているのかかなり怪しい。共和党議会がオバマや民主党に屈せずに法案を推し進めれば、メディアもスキャンダルについて語らざる終えなくなる。そうなれば国民のPPへの支持も減るのではないだろうか。

共和党の体制派ははなからこの法案を通す戦いには尻込みしている。だが、保守派共和党員の間からは、これは戦う価値のある法案だという声が高まっている。それでもマカーノ議員が提案を進めるのを拒否すれば、共和党上院リーダーの座を失う可能性がある。私はいい加減マカーノにはやめてもらいたいと思っているので、これはいい機会かもしれない。

September 25, 2015, 現時間 12:49 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

September 24, 2015

共和党大統領候補討論会でカーリー・フィオリナ女史の人気急上昇

アメリカ内政

共和党でトランプと並んでビジネス界から大統領に立候補しているカーリー・フィオリナ女史は、この間の共和党候補者討論会での活躍で人気が急上昇中である。女性蔑視のトランプは何かとフィオリナ女史を侮辱しているが、フィオリナ側は挑発に乗らずにマイペースを守っているのが好感を呼んでいるようだ。

立候補当初、政治体験のまるでないフィオリナは主流メディアからは完全無視されていた。フィオリナの考えには同調できる保守派ですら、フィリナが有力候補になる可能性は疑っていた。しかし討論会後フィオリナの人気は15%も上昇。今やトランプについで支持率ナンバー2となっている。それに比べてトランプはかろうじて一位の座を保っているとはいいながら、その支持率は24%も下降。そろそろ不人気の兆しが見えはじめたようだ。

22日にサウスカロライナで行なわれたイベントでも、フィオリナはトランプの名をほんの数回しか口にしなかった。「ドナルド・トランプは心配になってきてるようですね。」トランプについての質問でフィオリナは答えた。「私は彼の神経を逆撫でしてるのかもしれません。」

ところでトランプについては目障りなことがもうひとつ起きている。クラブフォーグロウス(Club for Growth )という保守派団体が、過去のトランプの姿勢を強調して反トランプの政治コマーシャルを発表したのである。

このCMではトランプが国民健康保険や税金や他の政策について民主党寄りであることを指摘。しかもトランプ自身が昔、自分はどちらかというと民主党に同調すると語った映像も写し、トランプは共和党候補にふさわしくないことを強調している。ひとつのCMではトランプがクリントン夫婦と一緒に写っている写真を出し、トランプは外部者どころか実はどこにでもいる内部政治家に過ぎないと締めくくっている。

「実は(トランプ)は最低の政治家です。」クラブフォー、、のスポークスマンのDoug Sachtleben氏は言う。「彼は当選するためには何でも約束しますが、選ばれたら最後その全く反対のことをやるのです。」クラブフォー、、はこの広告キャンペーンはまだまだ序の口で、他の保守派団体とも協力して今後も反トランプ運動を拡大していくつもりだと語っている。

昨日トランプはこの団体に対して名誉毀損で訴訟を起すと声明文を送った。しかし大統領に立候補している立場のトランプはいわゆる公共人。候補者としての資格を批判されるのは当たり前なので、この団体が虚実の発言をしてトランプに害を与えているのでない限り、訴訟など起しても意味がない。第一、この程度の批判も受け止められずに金の力で(訴訟には金がかかるので)反対意見を弾圧させようという行為はトランプをかえって不利な立場に追い込む可能性がある。

私個人はフィオリナ贔屓だが、トランプもフィオリナも共和党候補にはならないと思う。ただ、フィオリナの場合は副大統領や国務長官になる可能性はかなり強い。トランプは周りと協力するということをしないので、候補にならなければ政権に残るということは先ず考えられない。

September 24, 2015, 現時間 10:38 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

August 29, 2015

冗談候補のはずのドナルド・トランプの不思議な人気

アメリカ内政

最近アメリカの共和党候補にドナルド・トランプという不思議な男が立候補し人気を集めている。トランプといえばホテル業の実業家で億万長者。人事にも厳しくすぐに「お前は首だ!」といって怒鳴るという評判があり、それをつかったテレビのリアリティーショーなどでも活躍していた。トランプは以前にも大統領候補に立候補したことがあるが、その時は誰も彼をまともにとりあわなかったので、すぐに辞めてしまったのだが、今回は何故か共和党候補のダントツトップとして大人気を呼んでいる。

トランプは政治家ではない。政治的に正しいことを気をつけて言おうという遠慮もない。それでアメリカの移民制度は崩壊状態だとか経済ははちゃめちゃだとか言いたいことを言っている。それが共和党支持者からも民主党支持者からも共感を呼んでいるようだ。

トランプは共和党の候補として立候補しているが、トランプの背景はまったく共和党ではない。クリントン夫婦とトランプは昔からの友人で、トランプは民主党候補にかなりの献金をしてきた。トランプは常に政治家に媚びて私服を肥やしてきた男で資本主義とはおよそ正反対の男だ。

そんな男が何故共和党としてヒラリーに真っ向から立ち向かおうとしているのか、トランプにとってはヒラリーが大統領になってこれまでどおり甘い汁を吸っていたほうが自分が大統領になるよりずっと金儲けにつながるはず。実はこれはカカシの陰謀説だが、トランプはヒラリーの手先ではないかと思う。

トランプが共和党候補たちの選挙運動を妨害し、自分のみに人気を集中させることで、共和党からヒラリーに立ち向かう有力候補を潰してしまう。トランプ自体が共和党の候補になることは最初から期対していない。トランプは候補から落選した時点で第三党の候補として立候補し、共和党の票を割るという計画。

だが、そうだとすればヒラリーはとんだ計算違いをしてしまったかもしれない。トランプが立候補を宣言したとき、誰もトランプの候補性などまともに受け入れていなかった。ああ、金持ちの気まぐれだ、くらいにしか思っていなかった。ところが蓋を開けてみたらトランプの人気は急上昇。共和党の有力候補を追い抜いてダントツの支持率を受けている。いったい何故なのか?

はっきり言って、私も含め共和党支持者たちは現在の共和党にはすっかり失望している。オバマの非常な悪政に耐え切れず、なんとかオバマの暴走を阻止してもらいたい、アメリカを元の方角にもどしてもらいたいと願って共和党議員を議会に送ったのに、過半数を超えて与党となった共和党ときたら、オバマを阻止するどころかオバマと一緒になってファシズムを進めている。

上院のベイナーも下院のマカーノもオバマべったりで、オバマケアを撤回するどころかそのまま支持。イランとの悪交渉にも反対の声も上げない。国境もすかすかで違法移民が素通り。低迷する経済も向上する兆しはまったく見えない。

いったい何のために共和党に票を入れたんだよ、と我々共和党支持者は非常な憤りを感じているのだ。

トランプはそういう一般人の不満の声を遠慮せずに発しているところに人々の共感を呼んでいるのだ。

「違法移民は強制送還しよう!」「アンカーベイビーは違法だ!」(アンカーベイビーとは、違法移民がアメリカで子供を生むことで、生まれた子供のアメリカ国籍を利用して自分たちがアメリカに居座る方法。)「アメリカを勝利の国にしよう!」

アメリカの保守は何故か常にリベラルに迎合するきらいがある。リベラルがメディアを牛耳っているからそうなるのかもしれないが、とくにベルトウェイと呼ばれるワシントンDCで仕事をしていると、一般市民の気持ちを理解できなくなる。それでリベラルが「そういう言い方は不謹慎だ、失礼だ、ハラスメントだ」と言い張ると、実際に一般市民がどう思っているかを調べないまま、それを鵜呑みにしてしまう傾向があるのだ。

具体的に言うならば、共和党はラテン系の支持なくして大統領になれない。だからラテン系市民の気持ちを逆撫でするような違法移民批判を話題にすべきではないといった考え。だが、ラテン系市民が必ずしも違法移民の乱入を支持しているとは限らない。いやむしろ、自分たちが合法に移住して市民権を得たラテン系やその子孫は違法移民に対する恩赦を苦々しく思っているかもしれないのだ。だが共和党の体制はそうした国民の生の声に耳を傾けずにリベラルメディアのレトリックを鵜呑みにしている。

イランとの交渉にしてもそうである。共和党体制派は共和党は常に戦争を好んでいると言われることを極端に恐れている。アメリカ国民はイラク・アフガン戦争で疲れているので、共和党がイラン交渉を拒むことでまたまた戦争を始めようとしていると思われると心配している。だが、アメリカ国民は負け戦が嫌いなだけで、全面的にイラク戦争に反対したわけではない。市民が嫌気をさしたのは、オバマ政権になってイラク・アフガンからの全面撤退によって戦況が一挙に悪化したからである。ブッシュ政権の末期にイラク状況が良くなって居た頃は国民は戦争を支持していたのだ。イランとの交渉においては国民の8割がたが反対しているというのに、共和党はその空気が全く読めていないのだ。

トランプが自分の言っていることをどれだけ信じているのかは解らない。だが、少なくともトランプは今現在のアメリカ国民の感情を十分に把握して国民が聞きたいことを語っている。共和党の候補者たちはトランプの人気から学ぶべきである。今国民が何を欲しているのか真剣に考えるべきだ。リベラルメディアががなりたてるプロパガンダに騙されずに一般国民の声に耳を傾けるべきである。

そうしないと冗談候補のトランプが本当に候補になってしまうなんてことになりかねない。

オバマみたいな素人が大統領になる時代だから、そうなっても全く不思議はないと思うね。

August 29, 2015, 現時間 9:14 AM | コメント (2) | トラックバック (1)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 12, 2014

次期大統領候補は誰に?

アメリカ内政

先の火曜日の中間選挙で共和党が圧勝したので、もう2016年の全国選挙で行なわれる大統領選についての話題に花が咲いている。左翼メディアはオバマの人気が最低なので、民主党の候補は何と言ってもヒラリーだろうと勝手なことを言ってるが、ヒラリーもかなり年だし若い年代には人気がない。だいたいヒラリーは元大統領夫人という他にはこれといった功績がない。国務長官としての彼女は取り立ててこれと言った政策をとってこなかっただけでなく、ベンガジ領事館テロという大失態の後の辞任があるだけ。もし民主党が本気でヒラリーを候補になんぞ選んだら、共和党としては非常に助かることになる。

さて、それでは共和党の候補にはどういった人たちが居るのだろうか?

現役の政治家となるとテッド・クルーズ(テキサス代表上院)議員、ポール・ライアン(ウィスコンシン代表下院)議員、スコット・ウォーカー(ウィスコンシン州)知事、クリス・クリスティー(ニュージャージー州)知事、ボビー・ジンダル(ルイジアナ州)知事などが居る。それ以外にはジョージ・W・ブッシュの弟で元フロリダ州知事だったジェブ・ブッシュや、元脳外科医で今は作家のベン・カーソンなる人たちが人気がある。前回の共和党候補だったミット・ロムニーの名前もあがっているが、これは無理ではないかという見方が強い。

まあまだ後二年もあることなので、なんともいえないが、結構いい顔ぞろいではないかと思う。

私個人としてはウォーカー知事が好きだ。彼はウィスコンシン州の教員組合の権力を大幅に削減し、州の経済を立ち直らせた人。組合からうらみを買って弾劾裁判にまでかけられたが、州民の支持を得て見事に生き残った。今回の再選挙でも相手側に大幅に差をつけて当選。

テキサスのテッド・クルーズ知事もいいね。テキサス州はクルーズ知事の代になって、大幅にビジネスフレンドリーな環境を拡大。わざわざクルーズ知事がカリフォルニア州のラジオ番組などで、テキサスは良いとこ、一度はおいで~ってな感じで税金の高いカリフォルニアからビジネスを奪い取ろうと盛んにがんばっている。

ポール・ライアン議員は、経済面ではいいのだが、いかんせんボトムラインしか考えない人。だから移民なんかも易い労働力として取り入れるべきという考えであるし、ビッグビジネスにべったりな感あり。 ただオバマケアとか最低賃金とかいう面ではかなり保守派ではある。

ルイジアナのボビー・ジンダルはインド系黒人。BPの原油漏れのときに連邦政府の援助にかなり文句を言っていた。指導力は抜群の知事。ただ、ミスター苺に言わせると、ジンダルは黒人だから先ず駄目だろうという。いや、共和党が人種差別者の集まりだからというわけではなく、黒人初の大統領のオバマがあまりにもひどかったので、「やっぱ黒人は駄目だ」という気持ちが多くの市民にできてしまったのではないかというのだ。なにせオバマ王の政権になってから人種間の亀裂はひどくなる一方。アメリカ国民が人種を乗り越えて大統領候補を選んでくれることを望む。

そういう意味でベン・カーソン氏も危ない。彼はアフリカ系黒人。でも南部の白人の間でもカーソン氏の人気は高いので、私はミスター苺ほどシニカルではない。ただ、私はカーソン氏のことは全然しらないので、なんともいえない。私の同僚(白人)「次の大統領はドクター・カーソンしか居ない」と言っているが。

ジェブ・ブッシュ。ジョージ・Wの弟だが、兄のダービャよりずっとリベラルという話。個人的にはジェブの息子のジョージ・プレスコット・ブッシュのほうが好きだな。イケメンだし、、関係ないが、、。ジェブは奥さんがキューバ系でスペイン語が結構流暢に話せる。プレスコットにいたっては完全なバイリンガル。ブッシュの名が有利になるか不利になるか見所である。

ニュージャージーのクリス・クリスティーはカラフルな人で、言いたいことは何でも言う。しかし共和党でもニュージャージーはかなりリベラルな州で汚職もひどい。クリスティーもいろんなスキャンダルに巻き込まれているので、ちょっと無理なのではないかと思う。最近ダイエットでかなり痩せたらしい。大統領候補はあんまり太っている人は選ばれない。くだらなそうで、見かけは結構大事なのである。

と、まあ、今はこんなところかな。

そのうち候補の一人一人について、もっと詳しく勉強して書いていきたいと思う。

時間はぜひとも共和党に政権を握ってもらわなくてはならない!

November 12, 2014, 現時間 1:13 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 9, 2014

中間選挙米共和党の圧勝!民主党やオバマに協力なんかすんな!

アメリカ内政

この間の火曜日はアメリカは中間選挙で下院と上院の選挙が行なわれ、共和党が圧勝。久しぶりに上院議会の過半数議席を獲得するに至った。これで米議会は下院上院の両院において共和党が指導権を握った。

無論左翼リベラルメディアはこぞって、「今こそ共和党は民主党と協力し合って妥協すべき」と声高に唱えている。ちょと待った!民主党が多数議席を握っていたときは「俺たちは勝ったんだ、手前(てめえ)らの意見なんか聞く耳も持たねえよ」と言っていたくせに、共和党が勝ったらとたんに協力だ、妥協だ、と来たもんだ。

なんで勝った方が負けた方に協力したり妥協したりしなければならんのだ!

共和党の圧勝が明らかになった火曜日、ラジオトークショーホストのラッシュ・リンボーが、共和党はオバマの陰謀を阻止すべき、有権者はそのために共和党を送り込んだのだと主張した。トークショーに電話してきた聴取者は「議会と大統領の協力を求めるなら民主党を選ぶべきだった」と発言。ラッシュは「まったくだ、その通りだ!」と感心してリスナーに景品を出していた。

アメリカの議会は、下院が提案した法案を上院に通し、それが通過したら大統領の元に送られて大統領の署名で法律が成立する。オバマケアのような悪法が国民の意思を完全無視してトントンと通ったのも、オバマ政権の最初の二年は下院上院ともに民主党が握っていたからで、共和党の反対意見は全く通らなかったからだ。このとき左翼リベラルメディアは「民主党は共和党ともっと協力し妥協すべきだ」などと言ったか?

あまりの独裁振りに厳しい批判を受けたオバマ王が言った言葉が「余は勝ったのじゃ」である、「負けたものがつべこべ言うでない。聞く耳もたぬわ」てなもんであった。

であるからして、共和党も民主党や左翼メディアから民主党や大統領と妥協しろなどと批判されたら言い返してやればいい、「我々は勝ったのだ!国民の意思を通して断じて大統領の独裁を阻止する」と強気に出ればいいのである。

ラッシュは何もしないのも政策のひとつだと言っていたが、民主党に邪魔されて通らなかった共和党の法案はいくらもあるので、まずそれらから通していくのが共和党の責任というもの。

小手はじめに、医療機器課税の撤廃からやってもらい、医療費の削減をしてほしい。また、キーストンパイプラインの設置を実現させ、国内原油価格の引き下げにも努めてもらいたい。共和党に出来ることはいくらもある。

オバマ大統領は絶対に署名などしないだろうから、いくつもの法案をオバマの元に送り込み、これまで議会がにっちもさっちも行かなかったのは、共和党のせいではなく何もかも民主党とオバマのせいだったのだと国民に理解してもらうことが大切。庶民の意思を通して共和党ががんばっていることをオバマが独断で阻止しているということを国民に見せ付ければ、国民も次の選挙で共和党議会の多数議席を保ち、共和党の大統領を選ぶことがどれだけ大切であるかを悟ることが出来るというもの。

そういう意味で共和党にはがんばってもらいたい!

とにかくおめでとう!選挙の日は出張中で何もできなかったので、今夜は赤飯でも炊こう。

November 9, 2014, 現時間 8:23 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

July 5, 2013

エジプトのクーデターを傍目にヨットで遊びほうけるケリー米国務長官、一方空気の読めないオバマ王のモスレム同胞団応援発言

アメリカ内政 , 独裁者オバマ王の陰謀

エジプトで反政府の軍隊がクーデターを起こしているというのに、なんとアメリカのジョン・ケリー国務長官はヨット遊びに余念がなく、モルシ大統領が反政府軍に拘束されたという今になっても、休暇から戻って来る気配がない。オバマ大統領は大統領でエジプト市民が政府の悪政に怒り狂っているというのに、いまだにアルカイダを生んだモスレム同胞団を支持する声明を発表。このままではエジプトのアメリカ大使館はリビアのベンガジの二の舞になりかねない。

July 5, 2013, 現時間 7:52 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 25, 2012

組合の我が儘で潰されたホステス製菓

アメリカ内政

アメリカでは老舗の製菓会社ホステス・ブランズ社がこの不況の煽りを受けてクリスマスを直前に遂に倒産した。リプルウッドホールディングス社は、数ヶ月前に経営不信の同社を買い取り、経営立て直しを目指していたが、労働組合との交渉が破綻したため倒産を余儀なくされたもの。おかげでリプルウッドホールディングス社がホステス社に投資した1億3千万ドルは完全に水の泡となってしまった。労働組合がいかに事業経営に即さないかを示すよい例となった。

米菓子大手のホステス・ブランズは21日、事業清算手続きに着手し、約1万8500人の従業員を解雇することを連邦破産裁判所から認められた。破産裁判所が土壇場で同社と労働組合との仲介に乗り出したが、実らなかった。

 連邦破産裁判所(ニューヨーク州ホワイトプレーンズ)のロバート・ドレイン判事は同日、ホステスの事業清算計画を承認した。同判事は前日、同社とストライキ中の労働組合との間を取り持ち、非公開の調停を開始したばかりだった。同社は「ホーホーズ」、「トウィンキー」、それに「ワンダーブレッド」といった主力商品を製造している。

 清算の結果、ホステスの全従業員1万8500人は解雇され、即時ないし向こう数カ月以内に職を失うこととなった。

労働組合の本来の役割は、労働者がより優遇された立場になるように労働者を代表して経営側と交渉することにある。だが、その要求が行き過ぎで経営不信な会社を潰してしまうのでは元も子もない。

ホステス社を買い取ったリプルウッドホールディングス社のトーマス・コリンズ社長は民主党支持で、労働組合にも非常に同情的な人物。経営不信のホステス社を買い取ったのも、自分なら労働組合と協力して経営立て直しが可能だと確信していたからだ。

しかし現実は、ルプルウッドが提案した労働条件に抗議した労働組合のストライキ。ストライキが長引けば清算は免れないという経営側の警告を組合は完全無視して交渉を拒絶したため、同社は倒産を余儀なくされた。

経営者があっての組合だろうに、まったくその意味を理解していないのが動労組合。いまや組合はたんなる暴力団。会社の資産を食いつぶすだけの害虫である。だいたい、同社が経営不信に陥ったもともとの原因には、労働組合の理不尽な要求を受け入れ過ぎたことがあるのではないか?

なんにしても、組合の力が強過ぎる会社の経営立て直しは今後敬遠されることだろう。

November 25, 2012, 現時間 8:36 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 7, 2012

負けた、、、

アメリカ内政 , 独裁者オバマ王の陰謀

私は非常に楽観的に観ていたのだが、とても信じ難い。アメリカがこんなにもリベラルだったとは、、

いまは冷静な分析はできないのでこれだけ。仕事は休んでやけ食いする。

November 7, 2012, 現時間 9:30 AM | コメント (1) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

November 3, 2012

アップデート&バンプ:民主党の選挙違反とロムニー支持派への暴力事件あいつぐ

アメリカ内政 , 独裁者オバマ王の陰謀

アップデートあり〜!

左翼リベラルや民主党は何かというと保守派や共和党が市民に暴力を煽っているというが、実は何かにつけて反対派に対して違法行為をしたりオンラインなどで脅迫状を送ったり実際に暴力沙汰に走るのは決まって民主党側である。アップデート:選挙当日までオバマ支持派によるロムニー支持派への悪質な嫌がらせや、あからさまな選挙違反がある度にこのエントリーを更新し再新にバンプすることにした。新しい記事はこちらを参照

私はロムニー支持だが、ロムニー&ライアン、のバンパーステッカーを車に張る勇気はない。なぜならば、そんなことをすれば、オバマ支持派のチンピラどもに車を傷つけられること必定だからである。

それでミスター苺がロムニーのサインを表庭に建てたてた時も、「え〜やめてよ〜、ここは全国でも真っ青々のカリフォルニアよ〜、窓ガラスとか割られたらどうするの!」しかしミスター苺はオバマ政権下でも言論の自由のために闘わねばならないと頑固である。

ウィスコンシン州においてショーン・ケズィー(Sean Kedzie)さん22歳は、自分の家の前庭でなにやら音がするので外に出てみると、二人の若い男がケズィーさんがたてたロムニー&ライアンサインを抜き取っているのを目撃。ケズィーさんがそれを止めさせようとしたところ、反対に二人の男に襲いかかられ、首を締められ頭や顔を殴る蹴るなどの暴行を受けて重傷を負った。ケズィーさんはウィスコンシン州上院議員(共和)の息子だったため、即座に大ニュースになった。

またフロリダ州では、72歳になるウィリアム・オーバーベイさんという元ベトナム軍人の庭でも、建ててあったロムニー&ライアンサインのみならず、一緒に建ててあった星条旗などが何者かに燃やされ、芝生の庭やドライブウェイに「オバマ4エバー」とチョークで落書きが残されていたという。オーバーベイさんは、自分が言論の自由を守るために外地で闘ったのに、国内でこんな言論弾圧をする人間がいるのは情けないと語っている。

民主党による選挙違反は悪名たかいので、全国各地において選挙権のない人間による投票を防ぐため、投票場で顔写真入りの身分証明書を提示することを義務づける州が増えているが、この常識的な行為を裁判所に訴えてまで阻止しようとし、リベラル裁判官によって勝訴しているケースが多々ある。わがカリフォルニアもそのひとつ。

身分証明書が必要ないなら、違法移民でも他人に成り代わって投票しても区別がつかない。同一人物が投票状各地を回って数回にわたって投票してもわからない。こういうあやふやな投票が民主党運動員によって多くされているため、共和党が勝つためにはその程度の違反の票など問題にならないほど圧勝しなければならないのである。だから共和と民主が接戦状態にあるところは共和に取って非常に不利である。

民主党の言い分は身分証明書提示強制は人種差別だと言う。何故かと言うと低所得者で特に黒人の間で身分証明書を所持しない人間が多いからだというのだ。

はっきり言って、最近はスーパーでワイン一本買うのでさえ、身分証明書の提示を要求されるこの時代に、選挙の投票所で身分証明提示をするのが人種差別だというのは全くおかしな話だ。

私はアメリカに来て一ヶ月以内に身分証明書を取得した。運転が出来なかったので、近所のDMVに行って免許ではない単なる身分証明書を発行してもらったのである。書類に必要事項を書き込んで列にならんで30分もしないうちに発行してもらえた。私は外国から来たばかりで仕事もしていない18〜9歳の人間だった。そんな人間がいとも簡単に出してもらえる身分証明書を貧乏だから黒人だから所持していないなんてのは言い訳にならない。DMVまで出かけて行くバス賃も持っていないというのも信じ難い。

第一、その程度の努力をする気もない人間がなんで選挙で投票しようなんて気になるのか、と私はききたいね。そんな人間は民主も共和も知らないに違いないし、ましてや候補者が誰なのかさえしらないだろうと思う。ということは、誰々に投票したら酒を奢ってやるとか言われてのこのこ民主党のバスにでも乗って投票場に連れて行ってもらうのがオチだろう。だから民主党は身分証明提示に心底反対なのである。

あと10日に迫った今回の選挙でも民主党による膨大な選挙違反が予測される。共和党が勝つためには圧倒的勝利をめざすしかない。言論弾圧と国民コントロールを最終目的にする民主党に政権を渡してはならない! 

アップデート1:10/25/12バージニア州にてロムニー&ライアンのサインが燃やされるという事件があった。バージニア州のリースバーグに住むリビー・スティーブンスさんは、前庭にロムニー&ライアンの看板を建てたところ、一時間もしないうちに何者かによって看板と芝生に火をつけられてしまったという。放火は前庭が燃えているのに気がついた通りがかりの救急車によって発見された。「誰かがサインを盗むかもしれないとは思いましたけど、まさか火をつけられるとは思いも寄りませんでした。」とスティーブンスさんは怒りを隠せない。

アップデート2:10/27/12カリフォルニア州アルタロマ市。アルタロマCBSローカールニュースによると、ロムニー支持サインのついた家の前に駐めてあった車二台に何者かが「オバマ」と鍵で落書きした。そのうちの一台の車の持ち主ケン・スロウンさんは実はオバマ支持で、失業中実家に一時滞在中の身。ロムニー支持なのは両親で自分ではないのだ話している。

「オバマに投票しろという意味でやったのかもしれないですが、こんなやり方じゃ説得力ないですよ。」とスロウンさん。車は見積もって約3400ドルの損害だという。失業中にそんなお金はないだろうに、気の毒なことだ。

被害にあったもう一台の車はスロウンさんの妻のもので、そちらの方はシートの背もたれがめちゃくちゃに切り裂かれていたという。

また、近所でロムニー&ライアンサインを前庭に建てていた家でも、止めてあった車のボンネットに「オバマ」と鍵で落書きがされており、近くに駐めてあったトラックからはGPS(ナビ)が盗まれていたが、トラックそのものは破損されていなかった。

警察によると、同じ指紋がこれらの車から摘出されているということなので、早いこと犯人をひっつかまえてほしいものだ。

アップデート3:10/27/12:ウィスコンシン州ラシーン市で行われたティーパーティーの集会には、ロムニー支持者2500人が集まり、著名な主賓の演説などがおこなわれ盛大な集会となった。しかし、集会が始まる直前、オバマサインのついたトラックが駐車場に現れ、何百という釘をばらまいて走り去ったと言う。

「外に出て出来る限り拾い集めました。でもひどいですよ。」と主催者のルー・ディアバラチオさんは言う。地元警察は事件の真偽について今は何もいえないと地元新聞のインタビューに答えていない。

アップデート4:10/27/12オハイオ州コロンブス市、早期投票が行われているオハイオ州のとある投票場職員は、バスに乗ってやってきたサマリア人の集団に気づいた。この地方はサマリア人移民が多いが、この集団は誰一人英語が話せず通訳に着いて来た人物は全員に民主党一律に投票するよう指導していたという。

アップデート5:11/2/12:オハイオ州ペリスバーグ市。盗んだロムニーサインをトラック一杯に積んでいた労働組合員4人逮捕される。真夜中にロムニーサインを盗んでいる人が居るという近所の通報により警察に取り押さえられたのはオハイオのシートメタル労働組合のメンバー4人。トラックの中には四人が盗んだと思われるロムニーサインが一杯積まれており、その他にもドリルなど大きな看板を取り外す道具なども積まれていたという。

November 3, 2012, 現時間 5:49 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

で、大統領選挙戦はどんな塩梅かね

アメリカ内政

カカシ注:塩梅(あんばい):物事のぐあい・ようす。

というわけで、オバマ対ロムニーの大統領選はどういう具合になってるのかという話をしよう。プロの世論調査専門家のマイケル・ボローンはロムニー楽勝と予測している。

読者諸君はご存知の通り、アメリカの大統領選挙は直接選挙ではない。国民は各州においてどちらかの候補に票を入れる投票人を選ぶのである。各州でその投票人の数(エレクトレート)が指定されているので、国民の何人がどちらの候補に投票したかではなく、全国でどちらの候補にどれだけの投票人の数が集まったかで結果が決まる。

カリフォルニアの場合、圧倒的多数でオバマが選ばれるはずなので、カリフォルニアの投票は全部オバマに行く。テキサスのようにロムニー勝利間違いない州はすべてロムニー行き。であるから、どちらが優勢かがはっきりしている州はあまり問題にならないし、選挙運動も活発にはされない。

戦場(バトルグラウンド)となる州は、選挙によって共和になったり民主になったりするスイングステートと呼ばれるどっちつかずの州。こういう州ではどちらの候補も選挙運動に余念がない。支持率に関してはミスター苺もプロ並みの分析を参照してみると、、、

スイングと言われていたフロリダ、ノースカロライナ、そしてバージニアはどうやらロムニーに行きそうだ。すでにロムニー寄りと言われる州が確実だとすれば、合計248票がロムニーに行く事になる。

先ずはオハイオ州の18票。ロムニーがオハイオを取れれば、すでに266票。最低必要な270票にほぼ手が届く状態。どっちつかずの他の州のひとつでもロムニーが取ればオバマは負ける。オバマがオハイオを取れなければ、他のどの州も負けられないのだ。

ではオハイオの世論調査はどうなっているのかというと、リアルクリアポリティクスの平均でオバマが2.1%優勢。だがこの程度は誤差の範囲。この平均には民主党世論調査 (PPP)の43対35の民主優勢が含まれているが、この調査では調査対象の民主支持者が共和支持者より8%も多く、女性が男性より8%多い。それを考慮にいれて調整すると、オバマの優勢はたったの1.9%でこれも誤差の範囲。

平均に含まれるラスマスン、シンシナティインクワイアー/オハイオニュース、など他の6の世論調査では、それぞれオバマの優勢率は誤差の範囲以下である。

となると確実にオバマ優勢としているのは、CNN/オピニオンリサーチの+4%とタイムマガジンの+5%。ただし、これは民主党の投票者数が共和党を上回るという想定のもとにされている。

マイケル・ボローンによると、これらの世論調査は2008年の投票率を基盤にしているが、今年は民主より共和登録者の方が選挙に積極的であり、民主登録者が前回のような数で投票するかどうか疑わしいという。といったことを考慮に入れるとオハイオは今のところ引き分けである。

10月3日にはじまった三回にわたるオバマ対ロムニーの討論会で、主流メディアは最初のロムニー圧勝以外は、二回ともオバマが得点勝ちしたと報道していたが、なぜかオハイオ州では討論会の度にロムニー支持が上がっている。討論会前までオバマが+7で優勢だったのが、今や+1.9%。明らかにロムニーのほうに勢いがついている。

次はウィスコンシン州。こちらも競り合いだ。ということはどちらの登録者が多く投票場にでかけていくかで結果は決まる。どちらの支持者のほうが奮起しているかは計りようがないが、2008年のオバマ支持者の熱狂度が今年も同じようにあるとは誰も思っていないはず。

この間のスコット・ウォーカー知事及び共和党議員全体の弾劾選挙では、共和党が圧勝。ウィスコンシン州はよもや民主党寄りとは言えない。同州でも討論前と後ではオバマ支持が+11.5から現在の+2。5まで落ちている。

最後にアイオア州。ラスマスンの同点からウィアスクアメリカのオバマ+3、グラヴィスのオバマ+4、PPPはロムニー+1。いちばん変なのはマリストのオバマ+8。平均するとオバマ+2.3。最高と最低を切り捨てて調整するとその差はオバマ+1.8。

大抵の場合、選挙前の世論調査は結果に比べると民主党優勢と出るのが普通。それでもこの程度の差しかないというのは、実際にはオバマはかなりの危機に陥っているといえる。本来なら選挙を数日後に控えた今の段階で、現役大統領は+7も+8も優勢でなければならないはず。

この調子だと、ロムニーがよっぽどの失態を犯さない限り、この選挙はロムニーが十分に勝てる状況にあるといえる。

カリフォルニア州民の私には投票では何の影響力もないが、応援だけは声高に言わせてもらおう。

頑張れロムニー!頑張れ共和党上下議員候補たちよ!

ふれ〜ふれ〜共和党!!!

November 3, 2012, 現時間 1:59 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

October 19, 2012

大統領選討論会二回目直後ロムニー人気が急上昇、評論家はオバマに軍牌を上げたのに

アメリカ内政 , 狂ったメディア , 独裁者オバマ王の陰謀

カカシ注:この時期はどうも出張が多くてゆっくり大統領選の討論会など観ている暇はない。しかし、こういうことは常にしっかり観ているミスター苺が色々感想を書いてくれたので、本日はそちらを掲載する。

有権者が信じられる変革
ミスター苺著

俺は、この間の討論会について、面白いパターンが出来上がっていることに気づいた。

  • 討論会を観た弁護士やジャーナリストたちは(右よりなら)失望したようで、ひいき目に観てもせいぜい引き分け、どちらかと言えばオバマが得点勝ちしたというのが一般的な見方のようだ。

(右翼系ブロガーの)ヒンダーレイカー(弁護士)やミランゴフ(ジャーナリスト)やそこまで過激ではないがスコット・ジョンソン(弁護士)とか、もっと過激なベルダー(弁護士)なんかはその部類だ。 (フォックスニュースの)ブリット・ヒュームにしろ政治評論家のチャールス・クラウトハンマースも同意見で、無論左翼メディアのアイドルたちは皆自分らの候補が圧勝したと心から信じて疑わない。これは弁護士にしろメディアトークショーホストにしろ、対抗することを職業にしているからで、相手との討論で適応するより勝つことにより価値を見いだす傾向があるからなんじゃないかと思う。そういう見方をすれば先日の討論ではオバマが勝ったと解釈できるのだろう。(略)

  • だが、法律とかジャーナリズムなどには関わりのない 歴史家や医師や手に職を持つ人や銀行員や専業主婦といった人たちは、ミット・ロムニーの方をより高く評価している。

これはもしかすると、弁護士は討論を法廷における法的な弁論として見ることから、どれだけたくみに前例や権威を駆使して相手側の証拠を正式な記録として残すのを阻止し、どれだけ自分らに都合のいいように裁判官に陪審員を指導させることができるかで、勝ち負けを評価するからなのかもしれない。

だが、俺たち一般市民は全く違う角度から観ている。俺たちが観たいのは、候補者の真剣さ、誠実さ、思いやり、信頼性、未来への希望的な見解、指導者としての貫禄といったものだ。流暢な口ぶりや攻撃性や威圧的な態度なんか興味ない。俺たちは何百回と流されたコマーシャルで聞き飽きた政治スローガンの暗唱にも感服しない。俺たちには敗北主義や似非意欲なんか焼き過ぎのバーベキューみたいに食べる前から嗅ぎ付けられる。

一般人は今の時点から次の時点にどうやって進むのかという計画のある候補者を求めると思う。俺たち一般人が求めているのは、具体的な計画を横道にそれずに説明し、可能性のある計画を退屈で難しい証明なんかで誤摩化したりせず、俺たちには想像出来ない俺たちの生活が逆立ちするような過激な変革じゃなくて、俺たちが理解できる信じられる変革を唱えることのできる候補者だ。

そうだとすれば、相手と対立し対抗することを職業とする人たちは、同意や礼節を重視し議論や対立を避けようとする、ごく一般的な職場で働くひとたちとでは、全く違う討論を観たと言えるのかもしれない。

October 19, 2012, 現時間 9:23 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

October 6, 2012

突然の失業率急低下に疑いの目も

アメリカ内政 , 独裁者オバマ王の陰謀

今朝労働省から9月の失業率と新雇用率の発表があったが、失業率がこれまでの8.1%から減って7.8%、新雇用数が114000と、ここ44ヶ月で最良の数値が出ている。しかしこれらの数字にはなにか裏にからくりがあるのではないかという見方も強く出ている。

今日は仕事でなんと朝6時半から午後3時まで合計6時間の運転をした。せっかくなので、最近あまり聴けなくなったトークラジオを十分に聴こうと思ったのだが、東海岸の田舎道路で入ってくる放送局が少なくて苦労した。それでラッシュ・リンボーの番組を見つけたときは、思わずやった~と叫んでしまった。

さて、本日のラッシュの話題は言わずとしれた労働省の9月の失業・雇用率の発表についてだったが、ラッシュは労働省がデータをたくみに仕組んで自分らの都合のいい数値を出していると指摘した。そしてさらにリンボーは、選挙直前に労働省が8%未満の失業率を発表するに違いないと予測していたとも話していた。

失業率というのは、仕事を探しているが見つからないという人たちの数を言うが、仕事が見つからなくてあきらめた人の数は含まれていない。まら、114千の新しい仕事が作られたという件についても、どうしてそういう数字が出てきたのか、リンボーはこう説明する。下記は訳ではなく要約。

バラク・オバマは失業率を減らすためには仕事の数を減らすしかないと考えたのだ。失業率が8.2%から8.1%に減った時、職場を去った労働者の数は前代見聞の多さだった。今回も全く同じことがおきたのだ。人々は職市場を去ったのである。

この調査書では9月に新しく114千の仕事が作られたという。今年の7月と比べてみると、7月の数値は163千職が作られた。7月に163千、九月に114千、これでは人口増加にもおいつかない。114千という新しい職数で失業率が7.9%を減ったということは、それだけ職を探している人の数が減ったということになる。そうでなければこんな数字は出てこない。

働きたくて積極的に職探しをしている人の数と、働きたいが職探しをあきらめてしまった人たちの数を合わせると14.7%となり、この率はオバマが大統領になってからほとんどずっと変わっていない。

ラッシュも指摘しているが、パパブッシュの時代、特に任期最後のほうになると、クリントン及び民主党そしてメディアが一緒になってアメリカ経済は歴史的な低迷期を迎えている、と騒ぎ立てた。しかし当時の失業率は4%程度であり、実際にはそんなにひどい景気ではなかった。

実際にひどい景気ではなかったので、メディアがひどいひどいとは言っても、市民個人個人は自分たちはそれほど苦労していないと感じていた。

だが、オバマ時代の不景気は身にしみるひどさである。カリフォルニアではガソリン1ガロンが5ドルとか6ドルとか言っている。日本のガソリンの値段に比べたら低いとはいえ、カリフォルニアは車社会。これまで一ヶ月2~3百ドルだったガソリン代が6百ドルに跳ね上がったら、それでなくてもほかの物価も高騰しているのに、一般家庭は大変なことになっているのだ。

いくらオバマやメディアが失業率が7.8%になった、景気は回復していると騒いで見ても、一般庶民には実感が沸かない。

それにオバマ王と副大統領のジョー・バイデンがブッシュ前大統領が削減した税率をブッシュ政権以前の高さに戻すと言っているが、11年も続いた税率を引き上げるということは、オバマが約束し続けた中層階級の増税はしなという公約を破ることになる。ブッシュが削った税率を元にもどすだけだから増税ではないというは、この不況で苦労している庶民の耳には空しいいい訳だ。

October 6, 2012, 現時間 11:43 AM | コメント (2) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

October 4, 2012

ロムニー圧勝、大統領候補討論会第一弾

アメリカ内政 , 狂ったメディア , 独裁者オバマ王の陰謀

昨晩は、米大統領候補の討論会第一回が開かれたが、結果はロムニーの圧勝。左翼リベラルな主流メディアですらロムニーはKO勝ちではなかったが、得点勝ちだったと認めている。CNNなどは、オバマ大統領とのはじめての討論会において、共和党挑戦者のミット・ロムニーが明らかな勝者だったと、記事のしょっぱなから書いているくらいだ。

これまでロムニーについて、オバマ陣営が繰り広げる反ロムニー広告だけでしか知らなかった有権者が、はじめてロムニーの素顔を見、オバマの作り上げたロムニー像ではなく、ロムニーの口からロムニーの政策案を聞けたということは非常によいことだったと思う。

我々が常に腹立たしく思っていたことは、オバマ王はこれまでロムニーのことを金持ちにだけ減税して中流層の税金を上げるつもり、低所得者をかえりみない、アメリカ産業を外注する(特に中国などに)、ソーシャルセキュリティー(アメリカ版厚生年金)を崩壊する、老人対象の医療保険を大幅に縮小する、とロムニーが上流階級で金持ち仲間のことしか考えない冷血な人間だというロムニー像を作り上げてきた。左翼リベラルメディアが一緒になってそのイメージを宣伝し続けてきたから、一般市民がそういう誤ったイメージを持っていたとしても仕方ない。

だが、この間の共和党大会でのアン、ロムニー夫人の演説や、ロムニー自身の演説と、今回の討論会で、そのうそがだいぶ緩和されたのではないだろうか。

ロムニーは演説のなかで、「私には5人の息子がいるのでよくわかるのだが、偽りを何度も繰り返していれば真実になると考えるのは間違っている。」として、オバマが語るロムニー政策がいかに歪曲されているかを指摘した。

この討論で明らかになったことは、ロムニーとオバマの政策の対照的な違いだろう。ロムニーはアメリカ市民個人による成功に重点を置き、大企業にしろ中小企業にしろ規制を緩め税金を上げず、なるべく政府が邪魔をしないで企業の成功を促すべきだという考えなのに対し、オバマは高所得者の税金を上げることによって中流層を増税から守り、低所得者を福祉よって面倒を見るという、政府中心の考えだ。

オバマ王は政府による無駄使いを削減する気などさらさらないが、ただひとつ削減すべき予算があるとしたら防衛費のみだ。イランや北朝鮮や中東のアルカイダなど、アメリカは恐ろしい敵にいくらも囲まれている。オバマ王と民主党議会の思い通りにいけば、2013年度の防衛費は大幅削減となり、アメリカの防衛は多大なる打撃を受けることとなる。それについてもロムニーは防衛費は削ってはならないと断言した。まったくだ。予算不足で警備不行き届きになった領事館で、大使や外交官たちが暗殺されるなどということはあってはならない。

朝からフォックスニュースを見て政治評論家たちの意見を聞いたり、ネットで左翼メディアの感想なども読んでいておもったのだが、明らかにロムニーはオバマによる攻撃がどのようなものになるか予想し、その答えをきちんとした資料を持って待ち構えていた。はっきり言って、これまでのオバマによるロムニー攻撃広告をそのまま箇条書きにして事実を元に応戦すればいいだけだから、ロムニーにとっては案外たやすい任務だったかもしれない。それにだ、ロムニーは共和党の予選でかなりの強敵たちと討論会を最近まで何回も体験してきた。大統領選の練習をしてきたようなものだ。

それに比べてオバマが討論をしたのは4年前にヒラリーとやったきり。それにしたって討論会ではすべてヒラリーが勝ったというのが一般的な見方だ。それでもオバマが大統領候補になったのは、討論会以前の州予選でオバマが圧倒的勝利を得ていたからで、ヒラリーとの討論の後の選挙ではヒラリーのほうが優勢だったのである。討論会をもっと以前に開いていれば、結果は全く違うことになっていたかもしれない。

またオバマはワンマンな性格だから、討論の練習のときでも回りから厳しい質問をされるのを嫌ったのではないだろうか。明らかにロムニーから受けるであろう経済活性政策の大失敗、高失業率、ガソリン及び物価の高騰、オバマケア、などなどオバマにはきちんとした答えが用意されていなかった。常にオバマの方を向いて面と向かって話しているロムニーに対し、オバマは下向き加減で常にいらだった表情をしていた。時々緊張しているふうですらあった。またオバマがロムニーの47%の話を持ち出さなかったのも非常に不思議である。

では最後のCNNの世論調査から:

(CNN) 11月投開票の米大統領選が終盤を迎えるなか、オバマ大統領(民主党)と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事が直接顔を合わせるテレビ討論会の1回目が3日、コロラド州デンバーで行われた。CNNと世論調査機関ORCが討論会直後に行った調査によれば、討論会を視聴した登録有権者の67%がロムニー氏が勝利したと答えた。オバマ大統領が勝利したと答えたのは25%だった。

討論会はあと2回予定されている。

October 4, 2012, 現時間 2:05 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

September 18, 2012

オクトーバーサプライズにしては早すぎる隠しビデオ公開の意味

アメリカ内政 , 狂ったメディア , 独裁者オバマ王の陰謀

さっきも言いかけたのだが、今年の五月にプライベートの後援会の晩餐会でのロムニーの演説が何者かによって(カーター元大統領の孫によるという話だが)隠し撮りされたビデオが今になって公開されたことについて、オクトーバーサプライズにしていはちょっと時期が早すぎるのではないかと書いた。

普通オクトーバーサプライズというのは、ライバル大統領候補のスキャンダルが国民に浸透するだけの時間の余裕を考えながら、相手に打撃から立ち上がる時間を与えないように注意深く時間を選ぶものである。だからだいたい10月の後半というのがいい時期なのだ。ところが、今回のビデオはまだ9月の中旬の公開。左翼リベラルのマザージョーンズという雑誌は明らかにこのテープを5月ごろから持っていたわけで、公開に最適な時期を見計らっていたに違いない。だとしたら何故こんな中途半端な時期に公開したのだろう?

11月までにはまだまだ時間はあるし、24時間有線放送ニュースやインターネットの時代、一ヶ月も前の出来事なら相手に十分回復の時間を与えてしまう。どうしてもうあと三週間くらい待たなかったのか。

考えられることは、ロムニーの問題ではなく、オバマの支持率の問題だ。オバマ陣営は共和党大会後のロムニーの選挙運動は苦戦だという印象を国民に与えようとしている。だが、民主党大会直後に発表された失業率や新しい職の率などの最悪な数値や、高騰するガソリン代、インフレ、エジプト大使館の攻撃、そしてきわめつけはリビアの米大使および外交官3人が惨殺された事件。その後も中東各地で反米デモが起きている事実など、オバマの大統領としてに器量を疑うような出来事が次から次へと起きている。オバマ陣営ならびにリベラルメディアはそうしたことから国民の目を剃らせたいと考えて、あえてロムニービデオを今の時期に公開したのではないだろうか?

つまり、10月の中旬まで待てないほどオバマの選挙運動は窮地に追い込まれているということだ。

しかしせっかく左翼リベラルメディアがオバマ応援のためにロムニービデオを公開したにもかかわらず、当のオバマは特に問題ないとばかりに深夜の人気トークショー、デイビッドレターマンショーに出演。そしてその後は芸能人集めて献金あつめの豪華パーティに出席。

下々の苦労も考えず、国家警備も怠ったまま、オバマ王の晩餐会は続くのであった。

September 18, 2012, 現時間 7:38 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

ロムニーが気にしないと言った47%の国民とは誰のことか

アメリカ内政 , 狂ったメディア , 独裁者オバマ王の陰謀

大統領選挙では、オクトバーサプライズといわれるものがある。これは、11月の総選挙直前の10月にライバル候補にとって非常に不利なニュースを公開し、相手がスキャンダルの打撃から立ち直れないうちに選挙に突入するというやり方である。ここ数日メディアが取り上げて大騒ぎしているロムニーの演説は、もしかしたらそれにあたるのかもしれない。もっとも時期的にはちょっと早すぎる感はあるが。

さて、で、ロムニーは何と言ったのか。要約すると、国民の47%は税金をはらっておらず、政府からなんらかの援助をしてもらっている。そして政府に世話になって当然だと思ってる。オバマは47%の所得税をはらっていない人々に向かって、金持ちの税金を上げると言う。所得税を払っていない人々に向かって減税の話をしてもぴんとこない。よって私は彼らのことは気にしていない。私が注目しているのは真ん中の5から10%の無所属や中庸の人々だ。

といった内容だ。この演説は今年の初め、まだロムニーが共和党候補に決まっていないときに、献金集めのプライベートな晩餐会で裕福な支持者の前で行われたもの。保守派の基盤を奮い立たせるという意味もあって多少極端な言い方になっているとはいうものの、取り立てて悪い演説だとは思わない。ロムニーは以前にも下層階級の人々は政府からの援助があるから心配ない、上流階級の人々は財産がある、私が心配なのは中流階級の人々だ。というようなことを言って散々リベラルメディアからたたかれたことがあるが、時期的に考えて前記の演説はその頃のものだろう。

ロムニーは選挙運動の作戦について語っているのだ。何を言っても説得できない人々に時間やお金をつぎ込むような無駄なことはせず、まだどちらの候補とも決めていない人々を対象に選挙運動を進めて生きたい、とロムニーは語っているわけで、保守派候補をもとめていた基盤としては、そういう演説を聴きたいのは当たり前だ。

たぶんオバマもプライベートな後援会の演説では同じようなことを言っているに違いない。そしてそれは別に悪いことでもなんでもない。候補者なら当然のことだ。特に共和党候補の座を狙っていた時期のロムニーならなおさらだ。

メディアがどれだけ騒ごうとも、高い所得税を払わされて不景気でピーピー言ってる中流国民なら、少なからずロムニーに同意するだろう。47%ものアメリカ国民が所得税を払っていないということも、この記事が公になるまで知らなかった人も結構いるのはずなので、この演説が明るみになったことはかえってロムニーを有利にするかもしれない。

September 18, 2012, 現時間 3:49 PM | コメント (1) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

September 9, 2012

党大会、共和党と民主党の違い

アメリカ内政 , 独裁者オバマ王の陰謀

やっと共和党と民主党の党大会が終わった。よく、アメリカの政治を知らずに、アメリカの二党制は共和党にしろ民主党にしろ大した差はないと言う人があるが、実はとんでもない。共和党と民主党ではその思想には雲泥の差がある。今回の党大会ではその差が非常に顕著に現れていた。

先ず最初に開かれた共和党の全体的なムードは「楽観性」と「やる気」に満ちたものだった。私が共和党支持だから言うのではない。前回のジョン・マケインの時は、中庸派のマケイン候補に共和党だから仕方ないと鼻をつまんで支持した人が多く(私も含めて)、大会でもその嫌々ながらのムードが漂っていた。極右のサラ・ペイリンを後で加わて、保守派の支持を得ようという作戦も、ペイリンに対する左翼メディアの猛攻撃がペイリンの政治家としての未経験さを暴露してしまい裏目にでた。

だが、ロムニーは予選の最初から優勢で他の候補たちが熾烈な戦いをしてどんどん自滅していくかたわら、ロムニーだけは全くそんな戦いに巻き込まれずに独走していた。だから共和党の核の人々はすでにロムニーが候補になるとずいぶん前から考えていたし、それが一番いいことだと感じていた。

党大会の演説が、保守派の信念を守りながらも、現政権をこてんぱんに責めるような挑戦者にありがちな怒りに満ちたものではなく、前回オバマに投票した人々に理解を示し、無所属や民主支持の保守派への訴えに満ちていたことでも、共和党核のやる気満々な余裕が伺われる。

四年前に「希望」と「変革」という言葉に魅了されてオバマに投票した皆さんの気持ちはよ〜く解る。だが、そうやって皆さんの期待を一身に受けながら、オバマ大統領は皆さんの期待に応えることが出来なかった。皆さんの生活は四年前と比べて良くなっていますか?

というのがロムニーのメッセージ。

さて対照的に民主党大会のムードは現職大統領のものとは思えないほど怒りに満ちたもので、大統領のこれまでの功績を讃えるような演説はほとんどなく、すべてライバル共和党議会やその大統領候補ロムニーへの個人攻撃に終始した。

特に民主党がでっちあげた「共和党による対女性戦争」のテーマが三日目の党大会を独占し、自分の避妊や堕胎費用を宗教の教えに反しようがどうしようが無理矢理国民の税金で強制的に払わせるべきだと主張する市民運動家のサンドラ・フルークなどが壇上に上がり、共和党に政権を任せたら人口妊娠中絶は違法になると訴えた。

民主党大会の会場外では、女性性器の形をしたぬいぐるみを着たコードピンクという極左翼フェミニストたちがデモ行進をした。はっきり言ってこのような行為は、女性を性の対象としてのみ扱う姿勢に抗議した、一昔前のフェミニスト達への侮辱である。女性問題はセックスのみにあるという彼女たちの態度は多くの女性を怒らせる。

また、民主党の綱領(こうりょう:政党や労働組合などの団体の政策・方針などの基本を示したもの)から「神」やイスラエルの首都としての「エルサレム」を削除した件などは、一旦削除したのであれば放っておけばいいものを、ロムニーに指摘されてから再注入しようとして、民主党核の反宗教及び反イスラエルの姿勢を明らかにしてしまっただけでなく、民主党がいかに多数決という民主主義の基本を無下にするかを表明するに至った。(どうして大多数が賛成するように会場の参加者を選ばなかったのかと、投票の議長を勤めたロサンゼルス市長の不能ぶりが指摘された。)

民主党の段取りの悪さの現れはこれだけに過ぎない。オバマは当初、大統領受諾演説を7万人収容可能な野外球場で行う予定だったのを急遽、悪天候を理由に2万人収容が限度な屋内会場に変更した。しかし当日のシャーロッテの天気予報は「晴れ、ところどころに夕立あり」という南部では極普通の予報であり、突然会場を変更しなければならないような悪天候ではなかった。現に現地取材を行っていたトークラジオの特派員などは「いい天気ですよ。党大会演説には最適ですね。」などとおちょくっていたくらいだ。

土壇場での会場変更の本当の理由は、7万人からの観客を集めることが不可能だという党大会主催者側の判断によるものだろう。だが演説前日までどのくらいの人が会場に現れるのか把握できていなかったというのもおかしな話。党大会は何ヶ月も前から予定されていたもので、どの会場にどのくらいの人数が入るかという予測はとうの昔にされていたはず。例えばコンサートの切符売り上げが芳しくない場合、コンサート開催のずっと以前に会場変更がされるのは常識。そんな用意も出来ていなかったとしたら、民主党選挙事務所の運営能力に大きな疑問が投げかけられる。

全体的に見て、共和党大会は希望に満ちた楽観的なムードを押し通し、お膳立て通りに無難に終わったが、民主党は現政権の貢献を自慢することが不可能だったため、ライバル党を責めながら、大会そのものもハチャメチャに終わったという印象を受けた。

民主党大会直後に発表された失業率や雇用率の報告もかなり悪い。それでいて大会後の世論調査でオバマが優勢というリポートもあり、今後この選挙の行方はまだまだ解らないものとなった。

September 9, 2012, 現時間 8:41 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

共和党は少数民族を大事な職に起用しないという神話

アメリカ内政 , 狂ったメディア , 独裁者オバマ王の陰謀 , 移民問題

民主党べったりの左翼リベラルメディアは、なんとか共和党は人種差別の党だという印象を与えようと躍起になっている。それというのも民主党は少数派の圧倒的支持を得られないと共和党に勝ち目がないからである。

この間も書いたように、共和党大会では有能な若手が数多く演説したが、そのなかには多くの少数派も居た。しかし主流メディアは彼らの存在をほぼ無視。民主党も、あんなのはその場限りの象徴だ、外見でいくら多様性を装っても白人崇拝主義の中身は変わらない、という態度を変えない。

だが、本当に共和党は有能な少数派を大事な地位に起用していないのであろうか?

ブッシュ政権内閣の少数派人材を観てみよう。

国務長官、コーリン・パウエル(黒人)、コンデリーザ・ライス(女性、黒人)
司法省長官、アルベルト・ゴンザラス (ラテン系)
農業省長官、アン・ビーネマン (女性)
労働省長官、イレーン・チャオ(女性、東洋系)
住宅都市開発局長官、メルクイアデス・マーティネズ (女性、ラテン系)
交通省局長、ノーマン・ミネタ(東洋系)
エネルギー省長官、スペンサー・エイブラハム(アラブ系)

16のポジションのうち7つまでが少数民族、しかもそのうちの四人は女性。特に内閣のなかでも最高の権限を持つ国務長官は一期も二期も黒人、この地位に黒人がついたのはアメリカ歴史始まって以来最初である。民主党がいうような、少数民族を単なる象徴的な地位につけているというようないい加減なものではないのだ。共和党が人種差別の党だというのが、どれほどの言いがかりかがわかるというもの。

民主党の現選挙委員会長は共和党は人種差別者の集まりだと言うが、前期共和党選挙委員会の委員長は黒人だった。

オバマ政権の内閣と比べてみると、、

国務長官、ヒラリー・クリントン (女性)
防衛省長官、リオーン・パネタ(ラテン系)
司法長官、エリック・ホールダー (黒人)
労働省長官、ヒルダ・ソリス (女性、ラテン系)
ヘルス&ヒューマンサービス、キャサリーン・セベリウス(女性)
エネルギー省長官、スティーブン・チュー(東洋系)
国土保障省長官、ジャネット・ナポリターノ(女性)

ま、こういったところで、共和党も民主党もそれぞれ多様な人種の人や女性を起用していることがわかる。内閣の人事だけでは、どちらか片方が人種や女性を差別しているという言い分は全く通らないのである。

September 9, 2012, 現時間 7:13 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

September 5, 2012

オバマ王支持率がた落ち、特に女性票離れが目立つ

アメリカ内政 , 独裁者オバマ王の陰謀

本日発表されたABCニュースの世論調査によると、オバマの支持率はがた落ちだそうだ。

現職大統領の党大会直前の支持率がこんなに低いのは1980年のカーター時代以来だという。しかもその原因は一重にオバマ王への女性票離れ。

これまでオバマは、白人男性の間では圧倒的に共和党候補のミット・ロムニーに負けていた。だが、独身女性の間で高い支持率を持つオバマ王は全体的な女性票ではロムニーに勝っていた。ところが最近その女性票がオバマから離れつつあるという意外な現象があきらかになってきた。

オバマ支持は選挙登録をしている市民の47%に留まり、4月のピーク時から7%も落ちている。4月の段階では女性有権者の間でオバマ支持不支持は57対39で圧倒的にオバマが優位に立っていたが、今回の調査では何と46対50でロムニーが勝っている!何と11%の落下である。

民主党は共和党による『対女性戦争』と称して共和党がいかに反女性であり、共和党が政権を握った際には妊娠人工中絶どころか避妊すら違法になるなどと女性たちを脅かして来た。にもかかわらず、その成果がまるで現れていないばかりでなく、返って女性からの支持が減っているという意外な結果が出たのである

不思議なことに男性票は50対47でオバマが優勢。だが主流メディアのABCですら、これは誤差の範囲だといって取り合わない。

どうして男性票の優勢は誤差の範囲なのに大して差がない女性票が問題なのかといえば、オバマ王が共和党に比べて有利なのは、圧倒的な少数派と女性票による優位があってのことで、女性票が共和と民主とトントンではオバマの圧勝は望めないからである。ちなみに2008年の女性票は56対43でオバマの圧勝だった。

ただ、オバマへの支持率が減っているからといって、ロムニーへの好感度がそれほど上がっているというわけでもない。共和党大会直後ということでもあり多少はあったが、まだ好感度と言う点では好感35、不快感51と、あんまりいい成績とは言えない。

もっともロムニーは党大会において正式に大統領候補任命を受任するまでは、公な選挙運動は出来ないでいた。非常に複雑な選挙資金制度によって、ロムニーは所持する資金を使えないでいたのである。だから,オバマ陣営がロムニーに関していかに不公平な攻撃をしようとも、ロムには反論することが出来なかった。だが、今後はロムニーは集めた資金を存分に選挙運動に使えるようになったため、ロムニーにオバマ陣営に張られたレッテルを次々にはぎ落として行くことができる。

オバマ大統領は現役なので、オバマがどういう人物なのかを知らない有権者はいない。だが一般人は今まで挑戦者のロムニーがどんな人物なのかということに注意を払って来なかった。当然だ、選挙は11月なのに、そう早々と候補者の人格などに気を配る人間なんぞ、カカシようにな政治オタクぐらいだろう。

にもかかわらず、ロムニーとのギャップがすでに4%に近づいているというのは、オバマにとって非常に不利な状態となっている。

ロムニーの女性の支持率は41対48で、まだちょっと不支持の方が多いが、今の段階でこの程度なら、充分に巻き返し可能である。

それにしても、あれだけ激しく共和党による対女性戦争といってロムニーや共和党を悪者扱いしてきたオバマなのに、女性票を共和党から引き離すことが出来ないというのは非常に興味深いことだ。ま、アメリカの女性はオバマ陣営が考えるほど馬鹿ではないということである。

September 5, 2012, 現時間 10:23 PM | コメント (1) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

民主党、削除した「神」と「エルサレム」を党員の反対押し切って綱領に再注入、荒れる大会

アメリカ内政 , 独裁者オバマ王の陰謀

この話は普通のメディアでは報道されないのではないかと思っていたのだが、何とCNNジャパンが報道しているので、張っておこう。

ノースカロライナ州シャーロット(CNN) 米ノースカロライナ州シャーロットで開かれている民主党の全国大会は5日、2日目の日程が始まり、前日に採択した政策綱領の修正をめぐり紛糾する一幕があった。最終日に予定されているオバマ大統領の指名受諾演説の会場が、悪天候のため変更になるという不運も重なった。

政策綱領の修正はこの日の日程が始まった直後に、政策綱領委員会議長を務めるテッド・ストリックランド元オハイオ州知事が提案した。

2008年までの綱領には、エルサレムをイスラエルの首都と断言する内容が盛り込まれていたが、12年の綱領にはこの内容がなかったことが、4日に採択された後になって判明。共和党の副大統領候補に指名されたポール・ライアン氏が「我が国の同盟国イスラエルに対する支援をないがしろにするものだ」と述べるなど、共和党からも攻撃材料にされていた。

民主党関係者によれば、この問題についてオバマ大統領は、「イスラエルの国家安全保障に尽力する揺るぎない姿勢について混乱があってはならない」との考えから、自らエルサレムへの言及を指示したという。修正後は、前日の綱領にはなかった「エルサレムは現在も未来もイスラエルの首都である」との文言が追加された。

党大会で、すでに公表した提言を修正したのはこれだけではない。シャーロッテ地元の民主党が党大会を歓迎する意味でつくったビデオのなかで、アナウンサーが「我々は皆政府に属している」と話す下りがあり、即座に、一足さきに大統領候補任命を受諾したミット・ロムニーから『政府は我々に属しているのだ、その反対ではない』と指摘され、まずいと思った全国民主党は、ビデオはノースカロライナの委員会が独自に制作したものではないと距離を起き始めた。

綱領にしたところで、党大会前に綱領から「神」と「エルサレム」という言葉を削除することは、党委員会全員で可決したことのはず。こんな大事な大会で発表されるビデオや綱領の内容を充分に吟味して承認していなかったなんてことは有り得ない。ということは、民主党はこうしたメッセージは良いことだと考えて発表したのだろう。つい先日も、オバマの報道官が報道陣から追求された時でさえ、エルサレムはイスラエルの首都だと断言できずに口を濁していたくらいで、オバマのイスラエル嫌いは悪名高い。オバマ自身が綱領のメッセージに同意していたことは間違いない。ロムニーに指摘されなければ、そしてそれによってオバマ批判が高まったりしなければ、オバマは黙ってそのままにしていたに違いないのである。

それをライバルに指摘されてから、「あ、まずい」と思って訂正しなければならないというのは、いったい民主党には信念というものがあるのか、と聞きたくなる。批判されて取り下げるようなものなら、なぜ最初から掲げるのだ?

どれだけ民主党の政策が一般アメリカ人の気持ちからかけ離れているか、それを証明するよい例となった。

September 5, 2012, 現時間 12:46 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

September 3, 2012

移民高官、セクハラ容疑で辞任

アメリカ内政 , フェミニズム , 独裁者オバマ王の陰謀 , 移民問題

女も偉くなるとセクハラする奴が出て来るという話。オバマ政権の国土安全保証局ジャネット・ナポリターノ女史の長年の側近で、移民税関局の女性高官が、少なくとも三人の男性にセクハラを働いた容疑をかけられ辞任した。

セクハラ容疑をかけられたのはスザーン・バー女史。本人は容疑は事実無根だとしているが局に迷惑をかけたくないという理由で辞任を決意したと語っている。

バー女史は局の先月から、ジェームス・T・ヘイズという移民局員から男女差別を理由に訴えられているが、セクハラの疑いはこの訴訟から派生したもの。ヘイズ氏は、バー女史が経験や実績のあるヘイズ氏をさしおいて、実力の劣る女性を昇進させ、苦情を言ったヘイズ氏への罰としてワシントンDCの本部からニューヨーク支部に左遷したというもの。

また、バー女史は、少なくとも三人の男性局員にオーラルセックスを迫るなど嫌らしい行為をしたという苦情が述べられている。

この訴訟ではナポリターノも女尊男卑の局を経営している責任者としてバー女史に並んで訴えられている。

国土安全保障局はナポリターノ女史が局長になって以来、女尊男卑がひどいという話は前々からきいていたが、実際にセクハラ訴訟がたてられたのは今回が最初だろう。

September 3, 2012, 現時間 9:02 AM | コメント (2) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

September 2, 2012

民主党大会都市シャーロッテ市で、都市占拠キャンプ再開

アメリカ内政 , ウォール街を占拠せよ , 左右思想

先週の共和党大会では全く見られなかった都市占拠デモ。大会に参加した人たちの話だと、会場付近及び会場内での警備はものすごく厳重だったそうだ。会場内から放送していた、とあるラジオ局のスタッフは、朝ご飯用に持ち込んだバナナを会場警備員に没収されたとぼやいていた。なんでバナナなんか没収するんだろうと思うが、警備員は「演説者に投げられる可能性があるから」と説明したという。確かに過去に保守派の政治家に腐ったトマトとかパイとかを投げた奴らがいるから、バナナでも武器になる可能性は多いにあるわけだ。冗談ではすまされないってことだな。

そういう厳重な警備のおかげで、ハリケーンが近所のルイジアナ州を襲ったにも関わらず、特に警備上の問題はなく無事に大会は終わった。

さて、対して民主党大会が来週はじまることになっているノースカロライナ州のシャーロッテ市では頭の痛いことが起きている。何とあの悪名高い迷惑な都市占拠キャンプがまたぞろ再開されたというのである。その名もオキュパイシャーロッテ。

オキュパイというのは占拠という意味だが、去年の中頃から全国各地で左翼リベラルの馬鹿どものが都市のビジネス街にテントを張り野宿するこのデモは、その不衛生さと治安の悪いさで近所迷惑もこのうえない。しかし元々こんな奴らを毛嫌いしている共和党と違って、民主党は一応表向きは占拠運動に同情的だ。オバマ大統領自らが我々は彼らの味方だと語ったくらいだ。

問題なのは、オバマ王が占拠運動に同情心を表明した後、占拠運動の悪行が次々に公になった。キャンプ場が不衛生で騒音公害を発生させていたことなどまだ序の口。近隣の商店街を破損したり強盗を働いたり、キャンプ場内での婦女暴行など日常茶飯事。挙げ句の果てに殺人事件も数件起きた。そのあまりのひどさに主流メディアも彼らの悪行を隠しきれない状態となっていた。

オキュパイヤーたちがやっと飽きてそれぞれのキャンプ場から去って行ったと地元商店街がホッと胸をなで下ろしたのも束の間。民主党大会という晴れの舞台を利用して占拠者たちはシャーロッテに舞い戻って来たというわけ。これは民主党にとっては大迷惑な話。

一方で、オキュパイヤーたちが掲げる左翼の基盤である「民主党は庶民の味方」という表向きの顔は保たねばならない。だが、もう一方で民主党が法と秩序には無頓着だという印象をもたれては過激派左翼以外の中庸派や無所属の支持を得られなくなる。基盤を怒らせずに中庸や無所属の支持を保つのは普通でも容易なことではないが、ましてオキュパイヤーなんぞに居座られて、必要な警備もろくに出来ないということになったら民主党として大変に困った状況になる。

オキュパイヤー達が賢ければ、このような運動は愚かな行為だということが解るはずだが、奴らは自分らが目立ちたいという気持ちが先立ってしまう。

民主党がこのことで迷惑を得たとしても、ま、身から出た錆ってもんだ。

オキュパイヤーの皆さん、頑張って民主党大会を台無しにして頂戴よ。大歓迎だね!

September 2, 2012, 現時間 10:47 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

何が何でも共和党を人種差別者にしたてあげたいリベラルメディア

アメリカ内政 , 狂ったメディア , 独裁者オバマ王の陰謀

左翼リベラルに言わせると共和党や保守派は差別者の集まりであるというのが通常だ。だが差別的な言葉など全く出て来なかった共和党大会における数々の演説を典型的な差別演説だと、と報道するためにはかなりの努力を必要とする。

左翼リベラルメディアのトークショーホストの中でもひときわ過激で病的なクリス・マシューになってくると、彼の理屈はもう被害妄想もいいところだ。共和党政治家たちによる何気ない表現を捕まえて差別の暗号が含まれていると涙ながらにブラウン管に語えかけるマシューの姿は異常である。あんた薬飲み忘れたんじゃないの、と言われそうなほどのヒステリーぶり。

「生活保護詐欺、フードスタンプ(食品配給券)つかみ、など過去に使われた法と秩序とか州の権利とかいった言葉使いと同じで、暗号の一部だ。」とマシューは言う。「何と言おうと意図は労働階級の白人に黒人への敵意を沸き立たせようする暗示が深く埋め込まれた、おなじみの古い煽動のやりかただ。 」

ちょっと変な訳だが、まあ、要するに、こういった何気ない言葉は差別意識を沸き立たせるための暗号なんだと言いたい訳。しかし裏をかえせば、こういう言い方は生活保護やフードスタンプとかで詐欺を行うのは黒人ばっかりだというマシューの偏見が現れているわけで、そういう決めつけをするマシューこそ人種差別者ではないか。マシューが共和党や保守派の何気ない言葉使いに人種差別を見いだすのは、自分の心の中に深い人種差別意識があるからである。

マシューなんぞに言わせると、「シカゴ」とか「PGFゴルフ」なんてのも人種差別的な言葉になるらしい。

ここでまた私が以前に書いた左翼の二枚舌を見抜く方法の(B)を思い出してもらいたい。

(B) 既存する言葉の定義の書き換える(Law of tendentious redifinition)

左翼連中はすでに存在している言葉の意味を自分勝手に都合のいいように書き換えるのが得意だ。(略)ごく普通に使われてきた言葉を突然差別用語だと勝手に指定したりするやり方がある。

普通の言葉を差別語にするやり方:

これは非常に単純なやり方だが非常に効果のあるやり方だ。今まで普通にある特定の人々を説明する言葉として使われていた言葉を突然「差別用語だから使ってはいけない」と言い張る。間違った呼び方をすると人種差別者だといわれかねないので、人々は神経質になって常に正しい言葉を使おうとする。例えば、昔黒人はニグロと言われていた。これは単に「黒」という意味で、特に侮蔑的ないい方ではない。ニグロという言葉のついた団体まで存在しているくらいだから。しかしいつの頃からか、これは差別用語だと市民団体が言い出した。今後はアフリカンと呼ばなければならない、いや、アフリカンは差別だ、カラードと呼ぶべきだ、いや、カラードは差別用語だブラックと呼ぶべきだ、いやブラックは差別だ、ピープルオブカラーと呼ぶべきだ、いや、それは駄目だアフリカンアメリカと呼ぶべきだ、、、、というように。このように常に言葉の定義を変えることによって一般人を常にびくびくさせることが目的だ。

私に向って東洋人を「オリエンタル」と呼ぶのは侮辱を感じさせる言葉なので止めるべきだと言った白人がいた。私が「だれが侮辱を感じるのか」と聞くと、「アジア人だ」と彼は答えた。「私はアジア人だが、侮辱を感じない」と言うと「君がそうでも多くのアジア人がそうおもうんだから」というので、「どうしてそんなことが解るのだ?アジア人全体で統計でもとったのか、投票でもしたのか、誰も私の意見を聞きに来なかったぞ。」と言って問いつめてやった。

確かに左翼リベラルの東洋人の間で「オリエンタル」という呼び名はけしからんと言い出す奴らがいたんだろう。それに他の左翼リベラルが便乗して勝手にそういう規則をつくってしまった。いったんオリエンタルは侮蔑語だという常識が広く通ってしまうと、やたらに使うと人種差別者扱いされるのを恐れて使えなくなってしまう。全然侮蔑的な意味などないのに。

ま、マシューのやってることはこれの極端なやり方で、マシューの理屈が通るなら、人々は何を言おうと差別者扱いされる。人々はそれを恐れてびくびくして何も言えなくなる。すでに左翼リベラルたちは保守派や共和党の思想こそが人種差別そのものだと言い張っている。

彼らが完全な力を得た暁には、保守派思想はすべて違法となり、共和党なんぞ支持した日には刑務所行きか死刑にでもなるんだろう。奴らの理想はそうした言論弾圧の社会主義なのだから。


September 2, 2012, 現時間 12:16 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

September 1, 2012

オバマをおちょっくったクリント・イーストウッドに対する左翼のヒステリックな反応

アメリカ内政 , 狂ったメディア

共和党大会でサプライズゲストとして出演したのがダーティーハリーなどの名作で知られる名優クリント・イーストウッド。オバマが空っぽの椅子に座っている体を装うコメディタッチの演説は党大会では場違いな感じもあったが、オバマ政権批判を敬遠してばかりの芸能界でも、言いたい事を言ってくれる俳優がいたということで、保守派の間では好評だった。

私は俳優の演説はあまり興味ないので生放送では見なかった。後で録画をちょっと観たが、それほど印象に残るような演説ではなかったが、とりたてて批評するようなものでもなかった。(アップデート:あんまりみんなが大騒ぎするので、あとでよくよく録画をみた。ところどころ観た時よりずっとおもしろく、笑いこけた。)

もちろん、左翼リベラルは効果的なオバマ批判のコメディにヒステリックな反応。そのことを日本語で紹介してくれてるサイトを見つけたので一部転載する。

元々噂されていたのですが、今日行われた共和党大会の「サプライズ」ゲストとしてクリント・イーストウッドが登場し、応援演説をしました。が、残念ながら、評判がめちゃくちゃ悪いです……。

アメリカを代表するジャーナリストのひとりTom Brokawは、「クリント・イーストウッドは物をあまり語らずして大スターとなったが、タンパでサプライズゲストとして登場した彼は語りすぎであった(友達として言わせてもらうが)」とツイートしていたし、またMSNBCなどは、「クリント・イースウッドは悲惨だった」とまではっきり報道していました。

また有名な映画評論家のロジャー・エバートも「クリントは僕のヒーローだが、悲しく痛ましい人になっていた。こんなことをする必要はまったくなかったのに。彼の価値を下げてしまった」とツイート。(中略)

アイディアとしては、横に誰も座っていないイスを置いて、そこにオバマ大統領がいるものとして彼に話しかけるという寸劇みたいな感じだったのですが、それでかえって人称がよく分からなくなってしまうし、さらにいちいち横を向くし、何がなんだか良く分からないことになってしまったのです……。確かに会場は盛り上がってはいたけど。

著者の中村明美が挙げた例を見れば明白だが、「めちゃくちゃ評判が悪い」のは左翼リベラルでの間だけ。空っぽの椅子は中身のない人間を批判する意味の「エンプティースーツ(空っぽの背広」をもじったもので、オバマの中身のなさを象徴するもの。いかにも役者らしい演出だ。そんなこともわからんのかね、この中村明美って人は。

実際の演説(?)は、大会の参加者の間で大受けで、完全な大笑いが続いた。

イーストウッドが椅子に向って「え?なんだって?そんなことロムニーに言えないよ。」と言った時なんかは、冗談が理解出来ない女性達の間でひそひそ声が聞こえたが、ポール・ライアンが夫人にジョークを説明している姿が写り、しばらくしてから夫人が解ったようにちょっと恥じかしげに笑うシーンがあったりした。

そして、「あんたはバイドン(副大統領)よりひどいね。ま、バイドンは民主党の頭脳の代表みたいなもんだから、笑顔の後ろに身体がくっついてるような、、」なんてフォローアップで客席は大爆笑。

私は(オバマの)大支持者ではなかったが、彼があれをやってるのを、みんなが希望とか変革とか、イエスアイキャンとかって話しているのを観ていた。あれはよかったね、みんなろうそく付けたりしてた。みんな、これはすごいことだって言ってた。みんな泣いてた、オープラも泣いてた。

私もあれほど泣いた事はないよ。2300万人が失業してるって話をきいてからね。あれは確かに泣くべきことだ。国の恥じだよ。あきらかに充分なことをしてない、この政権は解決のために何もしてない。

もしかして、そろそろ誰か他の人に替わってもらって問題を解決してもらったらどうなんだろうね。

政治演説としては爆笑続きで、下手なコメディアンの風刺よりずっとおもしろかった。

September 1, 2012, 現時間 12:54 AM | コメント (1) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

August 31, 2012

左翼リベラルの言う「嘘」とは自分らに都合の悪い真実という意味

Tea Party , アメリカ内政 , 狂ったメディア , 独裁者オバマ王の陰謀

一昨晩、共和党副大統領指名の受任演説を行ったポール・ライアン。非常に感動的な演説ですばらしかったと思う。特にオバマ王に関する話題では、現大統領を批判しながらも、卑屈にならず意地悪な攻撃でもなく、我々は違う、我々はアメリカをもっと良い国にする計画がある、とオバマの批判に終始しない楽観的なもので、聴いていて非常に気持ちがよかった。

20を越した大卒の20代の若者が自分の子供部屋に未だに住んで、色あせたオバマのポスターなんぞを見つめながら,いつになったら独立して自分の生活を築くことが出来るんだろうなんて、思っているべきではない。(略)

すべてはあの輝かしい演説で始まった。ギリシャの柱、新しいことへのスリル。だがいまや、残ったのは漂流する大統領の座、逃した時機に必死につかまろうとする疲れ切ったスローガンのみ。これはまるで昨日の風に乗って進もうとする舟のようなものだ。

こんなすばらしい演説を放っておく訳にはいかないのが左翼リベラルメディア。一斉にライアンの演説は嘘だらけだという記事があちこちで発生した。

特にこのアソシエイトプレスの批評なんかが典型だろう。

1)オバマケア(オバマ発案の国民皆保険制度)は七千百六十億ドルをメディケア(シニアシチズン専門の保険制度)から取り上げてオバマケアにあてがうというものだというライアンの主張に対し、APはライアンが発案した予算案こそメディケア予算を削減するものだと主張。

確かにライアンはメディケアの改革を提案しているが、それは単なる予算削減ではなく、破産状態にあるメディケア救済のために、税金だけに頼るメディケアの性質を民営の保険でも賄えるように変革していこうというもの。APはライアンが指摘した、メディケア予算を略奪しその埋め合わせを全くせずにメディケア完全崩壊につながるオバマ政策は否定せず、ライアンの法案批判に話をすり替えている。

2)オバマの経済活性案は単にオバマ支持の企業への予算横流しに過ぎず、一般市民はその恩恵に全く授からなかったというライアンの主張に対し、ライアン自身、議会が活性案を可決した後ウィスコンシン州の省エネ企業への配給を申し込んでいると批判。

活性案が可決された以上、それがより地元で有効に活用されるように勤めるのが地方代表の政治家の仕事だ。だが、それ自体は大統領が独断で自分に政治献金をより多くしたというだけの、後に倒産したソリンドラのような似非企業に莫大な金額を投資して税金を無駄遣いした事実を否定するものではない。左翼リベラルの言い分は、お前だって活性案で得したくせにオバマの政策を否定するのは偽善だ、というものだが、例えそれが事実でも、ライアンが嘘をついたということにはならない。

3)ライアンはウィスコンシン州のジェネラルモータースでオバマ候補が演説したとき、自分が大統領になった暁には、この工場は永遠に潰さないと公約しておきながら、オバマ就任後の数ヶ月後に工場は閉鎖されたと語った。

これに対してAPは、向上がつぶれたのは2008年で、オバマ就任の前のことだったと書いている。しかしAPの言う「事実」とは裏腹に、真実は、この工場は2008年でSUV生産は取りやめていたが、他の軽自動車の生産は続行しており、最終的に閉鎖したのは2009年4月のことだった。これは完全にAPの嘘だね。

4)ライアンはオバマ王が両党共同の負債救委員会の推薦を無視して何もしなかったと指摘した。これに対してAPは、ライアンも委員会の提案には反対だったしている。ライアンが委員会の具体的な推薦や提案に反対したということと、オバマ王が推薦を無視して何もしなかったということとどういう関係があるのだ? ライアンが委員会の推薦に賛成しようと反対しようとオバマが推薦を無視した事実は変わらない。ライアンが嘘をついているという理屈は成り立たない。

まあ、その他にも色々あるが、これだけ読んでも解るように、APによるライアンの嘘というのは、自分らの事実誤認か、もしくは「お前だってやってるじゃないか」風のこじつけだけで、実際にライアンの指摘が「嘘」だという証明は全くされていない。

自分のことは棚にあげてよく言うよ、という批判なら、まあまだしもなのだが、相手の言ってることが嘘だと主張するからには事実をきちんと調べてから書いてほしいものだ。

ところで、今回の大会で演説者の多くが「それはあなたが建てたのだ」という言い方を何度もしたが、これはオバマ王が以前に企業を立ち上げて成功した人々に向って、あなたがたの成功はあなたが建てたものではない、"you did not build that"、という言った失言を多いに活用したものだった。保守派はオバマのこの発言は、個人の成功は個人の独自の努力や才能の成果ではなく政府の援助があってこそ成り立つのだという、オバマの社会主義的な思想を表すものだとして批判した。

無論オバマ支持の左翼リベラルは、保守派がオバマの発言を歪曲していると文句を言っており、オバマが個人の努力や才能を卑下したという共和党の言い分は嘘偽りであるとがなり立てている。

しかし、オバマの発言は、人は大きな政府の力があってこそ成功するのだという民主党の思想に乗っ取ったものであり、だからこそ大企業はより多くの税金を払うべきなのであるという民主党の政策にぴったり沿っている。その本音を表明したオバマの発言を共和党の「嘘」だと主張しなければならない民主党にこそ問題があるといえる。

August 31, 2012, 現時間 10:29 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

成功を恥じない国、アメリカンドリームを復活させる共和党の新世代

Tea Party , アメリカ内政

昨晩で四日間続いた共和党大会が終了した。全体的にアップビートで未来への楽観的なムードが漂う非常に気持ちのいい大会だった。数々の演説の中で共通していた点は、アメリカは特別な国だ、成功者は讃えられるべきで責められるべきではない、家族愛の大切さ、アメリカは生まれは貧しくても努力と才能で成功が可能な国、アメリカンドリームは今でも可能だというもの。

オバマ現大統領への批判もあったが、ほとんどの演説者は4年前に有権者がオバマに夢を託したかった理由は多いに理解できるとして、オバマは公約をすべて破り国民を落胆させた、オバマが大変な経済を受け継いだことは確かだが、四年近くも経って今だに他人のせいにしてばかりで、状況やよくなるどころか悪くなるばかり、このままオバマにアメリカの未来は任せられない、と無所属への呼びかけが目立った。

特にこの大会で気がついた事は、共和党がこれまでのような高年のふんぞり返った政治家の集まりではなく、斬新で新鮮な若手の活躍が目立ったことである。しかも大会で演説をした若手の政治家達の多くが、すでにここ数年色々な活躍をして名前の知られた人たちだった。

民主党やリベラルメディアがかもし出す共和党のステレオタイプとは異なり、これらの共和党政治家たちは様々な民族的背景を持つ人々である。

クリス・クリスティー(49歳):大会でキーノートスピーカーを演じた。75%が民主党支持というニュージャージー州で共和党知事としてがんばる体当たり知事。元検察官。父親はスコットランド系移民、母親はアイルランド系移民。座依存するお役所仕事を根底から覆して破産寸前の州財政を建て直した男。組合などへの攻撃もすさまじく、その強行なやり方に敵も多い。歯に衣を着せないすぱっとした性格が有名。

マルコ・ルビオ(41歳):フロリダ代表上院議員。キューバ移民二世。大会ではロムニーの紹介役を演じた。フロリダの税金システムの大改革を唱える期待の若手。

スザンナ・マティーネズ(53歳):ニューメキシコで初めての女性州知事、合衆国初めてのラテン系知事でテキサス出身。2011年に知事になったばかり。元検察官助手。

スコット・ウォーカー (44歳):言わずと知れた組合潰しのウィスコンシン知事。コロラド出身でバプティスト牧師の息子。組合が始めた弾劾選挙で圧勝したことでも有名。低迷するウィスコンシンの経済を組合の執拗な妨害にも関わらず好転させたやり手知事。

そしてもちろん若手スターナンバーワンと言えば、副大統領候補のポール・ライアン(42歳)。大統領候補のミット・ロムニーとは25歳も年が違うということで、文字通り次の世代。

副大統領任命受任の挨拶でも、ミット・ロムニーのipodの曲名はエレベーターミュージックみたいだったとその古さをおちょくったりした。体脂肪率7%とかいうアスレートで、プロのスキー選手を真剣に考えたことがあるとかいうスポーツマン。若い頃はフィットネストレーナーのバイトをしていたこともある。

ライアンは若いとは言え下院予算委員会の委員長として活躍しており、彼の提案した予算削減案は斬新なものとして評判を得ている。よって当然ながら民主党からは忌み嫌われている。

共和党が若返ったことの理由のなかで特に大事なのがティーパーティーの存在だろう。ティーパーティーは社会面では保守派だが、経済面では本当の意味での改革を求めている。これは左翼リベラルが歪曲した『革新』とか『革命』といった言葉とは全く別物で、政府による個人への生活の介入を極度に嫌うもの。はっきり言って代表のない課税反対というアメリカ革命の本質に乗っ取った思想。まさしくボストンティーパーティーの名を継ぐにふさわしい市民運動である。

ティーパーティーは左翼リベラルのジョージ・ソロなどという黒幕が高予算で主催するような人工芝運動とは違って、高課税の割には不景気が悪くなるばかりの社会に不満を持った市民達の間で起きた本当の意味での草の根運動。だからティーパーティーにはこれといったリーダーは居ない。

彼らは共和党と深いつながりがあるとはいうものの、共和党だからというだけで盲目的な支持はしない。共和党でも長年大きな政府にどっぷり浸かり、市民の苦労もよそに自分だけ私腹を肥やして腐敗に満ちているような政治家は見放される。

四年前、ジョン・マケインを候補に選んだ共和党は、それまで通りの年功序列主義の党だった。党大会でも何かエネルギーが欠けていたように思う。だが、今回の共和党は違う。ティーパーティーによって息を吹き返したような熱力を感じる。

若返った共和党、ミット・ロムニーを筆頭にアメリカンドリームの息を吹き返らせてくれ!

August 31, 2012, 現時間 8:50 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

August 29, 2012

少数派共和党の存在は無視、ロムニー支持は白人男性ばかりという神話を保ちたい民主党

Tea Party , アメリカ内政 , 独裁者オバマ王の陰謀
「たのむよ(ハリケーン)アイゼック、共和党大会に集まった、プロライフ(人工中絶反対主義)で反教育で反女性で白人崇拝主義で同性愛迫害の人種差別者のボケたちを海に洗い流してくれよ。」

というのは、どっかのアホ女優が自分に送られて来たツイートをリツイートしたもの。

左翼リベラルの無知な女優は、民主党による共和党は差別者の集まりだというプロパガンダを完全に信じ込んでいるらしい。ま、主流メディアがその神話を強調するような報道を繰り返しているから、馬鹿女優がそう思い込むのも仕方ないといえば仕方ない。

この月曜日からフロリダで公式に大統領候補を指名する共和党大会が開かれている。あいにくハリケーンアイゼックが近づいているため、月曜日のイベントは見送られ、本格的な大会は昨日から始まった。

昨日のイベントではロムニーのアン夫人や、ウィスコンシン州のウォーカーやニュージャージー州のクリスティーといった人気知事らの演説があった。しかし、大会の模様を生中継で報道したMSNBCは、他にもあった非常に印象的ないくつかの演説を完全無視して、代わりにリベラルホストたちの反共和党解説を流した。演説がカットされた人々の共通点はひとつ、誰一人白人ではないことだった。

この間も、共和党上院議員で前回の大統領候補だったジョン・マケインの娘で、テレビ番組の司会をしているメーガン・マケインが(彼女は父親とは違ってバリバリの左翼)、共和党はもっと少数派を寛容に受け入れるべきだと批判していた。自分らでいくらも存在する共和党支持の少数民族を完全無視しておきながら、共和党支持者は白人男性だけのような報道をするリベラルメディアのあからさまな民主党支持は、今更ながらあきれかえる。

演説を無視されたのは、ティー・パーティが押しているテキサス州代表上院議員候補のテッド・クルーズ(ラテン系)は元民主党議員でオバマの熱心な応援者だったが、オバマに失望して現在は移籍して共和党になったアートア・デイビス(黒人)。ユタ州代表下院候補のミア・ラブ(黒人女性)、ネバダ州のブライアン・サンドバル(ラテン?)。 

プエルトリコのルイス・フォートゥノのルースベラ夫人(ラテン系)の演説中はホストのレイチェル・マッドカウならぬマードウとクリス・マシューがしゃべりまくって邪魔した。

少数派を無視して白人の演説ばっかり報道するのは人種差別じゃないんですかね?

今夜はプエルトリコのフォートゥナ知事と前国務長官で黒人女性のコンデリーザ・ライス女史が演説した。フォックスニュースでは報道したが、MSNBCは報道したのかな?

August 29, 2012, 現時間 10:10 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

August 26, 2012

性懲りもなく「共和党による対女性戦争」に固執する民主党

アメリカ内政 , フェミニズム , 独裁者オバマ王の陰謀

このあいだミズーリ州の共和党上院議員候補のトッド・アルキン氏が、強姦された女性の身体は遮断する、とか言って、きちんとした強姦の場合は女性は妊娠しない、なんぞとアホな発言をした。ミズーリは共和党確実と思われていたが、アルキンの失言によりずっと遅れを取っていた民主党候補の支持率がぐっと上がってしまった。

最近ミット・ロムニーとポール・ライアン(大統領/副大統領候補)の人気に押され気味の民主党はここぞとばかりにこの失言を取り上げ、ほれみろ、共和党は強姦を容認しているとか、共和党は強姦による妊娠の場合ですらも人口中絶を違法にするつもりだとか、大喜びである。

そこで民主党はまたぞろ「共和党による対女性戦争」論を持ち出し、長年の共和党支持とかいう女性たちを使って「共和党女性は民主党に投票すべき」などというテレビコマーシャルを早速制作。なんとしてでも今回の選挙を共和党による女性への攻撃として進めて行きたいらしい。

しかしこの作戦はうまくいかないだろうと私は思う。共和党の女性達は民主党が思うほどアホではない。共和党はロムニーを始めライアンも共和党議員たちもアルキンの発言は容認できないとすぐに批判したし、共和党議会はアルキンに候補を降りるべきだとすら言っている。本人のアルキンも、候補は降りないと言っているものの、発言に関しては大変申し訳ないことを言ってしまった、誤った医学的知識を信じて無知な発言であったと、かなり恐縮して謝っている。

民主党がアルキン発言を共和党の顔にしようとしても、共和党はこぞって氏の発言を即座に糾弾しているので、あまり説得力がない。

それに、どんな場合でも人口中絶は好ましくないという考えは共和党の中ではごく普通なので、確かにアルキン氏の「きちんとした強姦」発言は過激だったとしても、氏の人工中絶に関する考えそのものは民主党が考えるほど過激なものではない。人口中絶が違法になることを極度に恐れている女性たちはすでに民主党支持だし、多くの共和党支持の女性たちはプロライフと言い人工中絶にはもともと反対なので、共和党が政権を握ったら人工中絶は違法になる、なんぞと言われても、それを歓迎しこそすれ脅しになどならない。

となると、民主党が共和党から引き裂こうしている女性達とは普段こういう問題にはあまり興味を持っていない中庸の女性達ということになるが、そういう女性達は妊娠中絶云々なんてことより経済問題により関心を持っている。

女性に対する戦争というなら、主婦業や子育てに専念したい女性達が、この不況で夫が失業したり減俸されたりして自らパートに出ることを強いられていることや、育ち盛りの子供たちに必要な食品の値段が買い物に行く度に値上がりしていることや、子供たちをあちこちに連れて行くために必要不可欠な車のガソリンの値段が入れる度に高騰していることなどのほうが、よっぽども女性に対する戦争ではないか? そうやって家庭のやりくりに四苦八苦している女性たちに、リベラルな未婚女性が妊娠を心配せずに遊びほうけることが出来るように彼女らの避妊費を負担しろということのほうが、よっぽども主婦や母親たちへの攻撃である。

その戦争を女性達に射かけているのは誰あろう民主党及びオバマ政権ではないか!

今アメリカで一番大事な問題は経済であり、核兵器装備間近のイランや北朝鮮や、シリアやエジプトなどアラブ諸国の過激化である。ロシアや中国も油断がならない。

そんな時に妊娠人工中絶の話なんて、はっきり言ってどうでもいいことのはず。

月曜日からフロリダで開催される共和党大会においては、共和党はこの話は無視して経済と防衛に関してロムニー政権がいかにオバマ政権とは違った政策を取り、アメリカをこの屈況から救う計画があるかに焦点を当てるべきだ。

民主党が民主党大会をすべて中絶に焦点をあて、性懲りもなく対女性戦争に執着しようというなら勝手にやらせておけばいい。そんな話題で民主党を支持するような女性達はすでに民主党支持であり、中庸や無所属の人々の関心は別のところにあるはずだ。共和党はその関心を集めればいい。

明日のフロリダは嵐らしい。

August 26, 2012, 現時間 11:40 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

August 11, 2012

共和党副大統領候補はウィスコンシン代表ポール・ライアン下院議員に決定

Tea Party , アメリカ内政

昨日友達から電話がかかってきて、「USSウィスコンシン艦はどこの港に居るの?」と聞かれた。ウィスコンシンって現役じゃないでしょう、今や博物館になっているのでは、と思ったのだが、「確かバージニア州のノーフォークにあるはず。でもどうして?」と言うと友達は「明日ミット・ロムニー(共和党大統領候補)がラニングメート(一緒に選挙に出る人と言う意味で、副大統領の意)の名前を艦上で発表するって噂だよ。」と言われた。

案の定、今朝発表された副大統領候補はウィスコンシン州代表の下院議員で斬新な経済政策を出して人気のある若手のポール・ライアン議員。なるほど〜、それでウィスコンシンを選んだのかな? 今週ノーフォークに出張した同僚は市内のホテルはどこも一杯で入れなかったと言っていたが、これが原因だったのかも。以下NHKより。

アメリカ大統領選挙で、野党・共和党の大統領候補に指名されるロムニー前マサチューセッツ州知事は、日本時間の11日夜、支持者を前に演説し、副大統領候補にポール・ライアン下院議員を選んだと発表しました。

ロムニー氏は11日、南部バージニア州のノーフォークで支持者を前に演説を行いました。
冒頭でロムニー氏は「ライアン氏を副大統領候補に指名できることを誇りに思う」と述べ、ともに大統領選挙を戦う副大統領候補に、下院の予算委員長を務めるライアン下院議員を選んだと発表しました。

ライアン氏は42歳。

中西部ウィスコンシン州選出の連邦下院議員を現在まで7期務めています。政府の歳出削減を強く訴える保守派の論客として知られ、同じく歳出削減を求める保守派の市民運動「ティーパーティー」から熱烈な支持を受けています。

共和党の中で穏健派のロムニー氏は、保守派の支持を固めきれておらず、ライアン氏の指名の背景には、副大統領候補に保守派の人物を選ぶ必要があったためとみられています。

また、ロムニー氏は、各種の世論調査でこのところオバマ大統領にリードされており、若く、人気を集めるライアン氏を副大統領候補に指名することで、党内の保守派からの支持を確かなものにするとともに、支持率浮上のきっかけとしたい考えです。

確かにロムニー氏はオバマ王にリードされているが、今の段階ではそれは普通。現役大統領は誰もが知っているが、挑戦者については普通の有権者はまだよく知らない。共和党大会があるまではロムニーもやたらに選挙資金を使って宣伝できないので、オリンピック中継の間何度も政治コマーシャルを入れていたオバマ王の方が今のところ人気があるのは当たり前だ。

ポール・ライアンを選んだということは、保守派を選んだというよりも、ロムニーが長期的な経済政策に力を入れるという意図を示唆する。ライアンがティーパーティーに人気があるのも、増税ではなく予算削減によって経済立て直しを唱える政治家だからだ。

私としてはライアン氏には下院に残ってもらって頑張ってほしかったのだが、ロムニーの片腕としては申し分ない人選だと思う。

August 11, 2012, 現時間 7:15 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

July 8, 2012

2010年に共和党知事を選んだ州はすべて失業率が下がっていた!

Tea Party , アメリカ内政

2010年にアメリカ茶会党ティーパーティーが応援して共和党が知事の座を勝ち取った州すべてにおいて、失業率が全国平均よりずっと早く減少していることがイグザミナードットコムの調べで明らかになった。

17州すべてにおいて2011年1月から失業率は減少しており、特にミシガン、フロリダ、そしてネバダではなんと2%以上の減少。これら17州の平均減少率は1.35%で、全国平均の0.9%をずっと上回る。結論として経済的に保守的な共和党知事を選んだ州は全国平均にくらべて50%以上も高い速度で雇用市場が回復しているということになる。

イグザミナーの記事をよくよく読んでみると、この記事はちょっと誤解を生むなと感じた。というのも、失業率は一部の州を除けば全国的に減っているので、何も共和党の知事の州だけで雇用率が回復しているとは言えないからだ。

民主党の知事を選んだ州の平均率を下げているのはハワイ州のわずか0.4%の減少と、ニューヨーク州の0.4%の増加である。

共和党知事の平均が高いのは上記4州の2%以上の減少があるからだが、その他の州の回復はニューヨークとハワイを除いた民主党知事州の平均とそれほど変わらない。

ただ、確かミシガンとフロリダは共和にも民主にもなる所謂スイングステートのはず。昨日も書いた通り、失業率とオバマの支持率には多いに関係がある。失業率が低くなっているということはオバマにとっては良いことなのだが、その原因が共和党の知事にあるとなるとまた問題。知事がティーパーティー推薦の共和党になったら州の経済が回復したという印象を州民が持った場合、だったら大統領もティーパーティー推薦の共和党候補を選んだ方がいいかもしれないとなる可能性がある。

ちなみに2012年、スイングステートを呼ばれる民主とも共和ともどっちつかずの州を羅列してみると、(括弧内は知事の政党。太字は新共和知事)

ネバダ(共和)、コロラド(民主)、ニューメキシコ(共和)、ミネソタ(民主)、ルイジアナ(共和)、ミズーリ(民主)、ウィスコンシン(共和)ミシガン(共和)、インディアナ(共和)、オハイオ(共和)ペンシルベニア(共和)、ニューハンプシャー(民主)、ヴァージニア(共和)、ノースカロライナ(民主)、フロリダ(共和)

となる。

それにしても良くなっているとはいえ、全国的にまだまだ高い失業率。特にスイングステートのネバダ州などは共和党知事になって2.2%減少したとはいえ、11.6%で全国平均より3.4%も高い。ネバダはラスベガスがあるから景気が言いように思うが、そうでもないのかね。

こういう状態だとオバマ王の「希望と変革」なんてのはお笑いぐさである。三年半もそんなことやってて全然良くなってないじゃないのさ、となるからだ。ではご参考のため下記に2011年1月から2012年6月までの失業率の変化を記載しておく。これは知事の政党が変わった州のみに限る。


新共和党知事の州

Kansas - 6.9% to 6.1% = a decline of 0.8%

Maine - 8.0% to 7.4% = a decline of 0.6%

Michigan - 10.9% to 8.5% = a decline of 2.4%

New Mexico - 7.7% to 6.7% = a decline of 1.0%

Oklahoma - 6.2% to 4.8% = a decline of 1.4%

Pennsylvania - 8.0% to 7.4% = a decline of 0.6%

Tennessee - 9.5% to 7.9% = a decline of 1.6%

Wisconsin - 7.7% to 6.8% = a decline of 0.9%

Wyoming - 6.3% to 5.2% = a decline of 1.1%

Alabama - 9.3% to 7.4% = a decline of 1.9%

Georgia - 10.1% to 8.9% = a decline of 1.2%

South Carolina - 10.6% to 9.1% = a decline of 1.5%

South Dakota - 5.0% to 4.3% = a decline of 0.7%

Florida - 10.9% to 8.6% = a decline of 2.3%

Nevada - 13.8% to 11.6% = a decline of 2.2%

Iowa - 6.1% to 5.1% = a decline of 1.0%

Ohio - 9.0% to 7.3% = a decline of 1.7%

新民主党知事の州

Colorado - 8.8% to 8.1% = a decline of 0.7%

New York - 8.2% to 8.6% = an increase of 0.4%

Oregon - 9.9% to 8.4% = a decline of 1.5%

California - 12.1% to 10.8% = a decline of 1.3%

Connecticut - 9.3% to 7.8% = a decline of 1.5%

Hawaii - 6.7% to 6.3% = a decline of 0.4%

Minnesota - 6.8% to 5.6% = a decline of 1.2%

Vermont - 6.0% to 4.6% = a decline of 1.4%

July 8, 2012, 現時間 10:08 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

June 8, 2012

ウィスコンシン弾劾選挙、ウォーカー知事始めクリーフィッシ副知事ら共和党の圧勝!

アメリカ内政

いやあ、火曜日に行われたウィスコンシンの弾劾選挙といい、カリフォルニア州の予選選挙といい、労働組合の完全敗北だった。

先ずは去年からカカシがずっと追って来たウィスコンシン州の、経済立て直し政策で奮闘しているスコット・ウォーカー知事(共和)に腹を立てた労働組合が理不尽にも始めた弾劾選挙だが、結果はスコット・ウォーカー現知事はじめ、クリーフィッシ副知事、ならびに数人の共和党州議席が勝利。圧倒的な共和党の勝利で幕を閉じた。

だいたい、選挙時の公約をきちんと守ってる知事が弾劾選挙にかけられると言う事自体間違っているのだが、今回の選挙ではウォーカー知事は前回の正選挙の時より高い支持率で当選した。つまりウィスコンシン州民はウォーカーの仕事ぶりを高く評価しているということだ。そんな人気のあるウォーカー政権の仕事を邪魔し、それでなくても苦しい経済状態にある州の資金を、このような無駄な選挙で1200万ドルも無駄使いした民主党の責任は重い。

この選挙での敗者はなんといっても州公務員労働組合である。今後は州公務員はこれまでのような贅沢な年金や医療保険を無料で供給されることはない。組合は組員たちを代表してべらぼうな昇級やボーナスを州に要求することも出来ない。もうすでに州政府は組合費を公務員の給料から自動的に差し引くことが出来なくなっている。

今後ウ州の公務員労働組合の力は衰退する。これは、常に組合からの資金や労働援助を期待していた民主党議員たちにとっても非常な痛手である。

ところでカリフォルニアでも選挙が行われたが、こちらではサン・ホセとサンディエゴのふたつの州で市に勤める公務員の年金が大幅に削られる法案が通った。

カリフォルニア州もウィスコンシン同様完全な赤字状態。しかし、不幸なことに加州の州民は未だに目が覚めないと見えて、民主党の金遣いの荒い社会主義のジェリー・ブラウン知事を選び、州議会は民主党が圧倒的多数議席を握っていて、お先真っ暗な状態である。

そんななかで、破産寸前にあるあちこちの州で、市の公務員たちの年金改正が行われつつある。20年以上前に決められた市公務員達の年金制度は非常に優遇されたものだったが、定年を迎える大量な中高年者への年金支払いは膨大な金額となり、いまや加州のどの市もお手上げ状態。このままでは、市公務員への給料は働いているひとより引退して働いていない人に払う方が多くなるというとんでもない状態になってしまうのだ。

これではいけないと、やっと重たい腰を上げたのがサン・ホセとサンディエゴ。コスタメサ市でも同じような改正が行