日付け → →May 30, 2012

トンデモ保守メディアってなんだろう?

ちょっと前にツイッターでウルトラポジティブとかいう左翼リベラルがFOX(フォックス)ニュースとトークラジオを一緒くたにしてトンデモ保守メディアとか呼んでいた。コメンターのマックさんも指摘しているように、アメリカのメディアをよく理解していない人たち(アメリカの左翼リベラル連中も含めて)は、ケーブルニューステレビチャンネルのFOXニュースが過激派右翼だと思ってる節がある。だが実際にはフォックスなんてテレビ局は完全に左向きのABCやCBSやNBCといった大手テレイビネットワークに比べたら比較的に保守派の見解も反映しているといった程度のものであって、我々生粋保守派から言わせたらお世辞にも保守系なんていえたものではない。

そういう中庸なニュースチャンネルのことを全然性質の違う、明らかに保守系のトークラジオと一緒にして「トンデモ保守メディア」なんて呼ぶ連中は、いかに米国保守系メディアを理解していないかが伺われるというものだ。私がウルトラポジティブが保守系トークラジオなんてきちんと聴いた事がないんだろうと言ったのも、彼がフォックスとトークラジオの違いさえきちんと理解していないからだ。

確かにウルトラ君はトークラジオを聴いたことがあるんだろう。ラッシュ・リンボーやグレン・ベックも聴いた事があるというのは本当だろう。でもそれは、左翼リベラルのトークショーとか左翼のブログサイトかなんかで、『リンボー\ベックがこんな馬鹿なことを言ってるぜ』と言って紹介された、前後関係を無視して極度に編集されたほんの数分の音声だけを聴いて『へえ〜保守派トークショーホストってこんな馬鹿なことをいってんのかあ〜』と勝手に思い込んでいるだけの話。

トークラジオといってもピンからキリまである。その質は一部地方だけの零細ラジオ局のホストから全国ネットの人気ホストまで色々あるし、その内容も宇宙人やヒマラヤの雪男を信じてるようなのからオバマの経済政策について真剣に批判しているものまで多様多種なのである。そんなことも知らないで、すべてのトークショーをいっしょくたにして「くだらない」と言い切ってしまうというのは、ウルトラ君がいかに左翼リベラルメディアを鵜呑みにして、そのトーキングポイントを復唱しているに過ぎないかが解るというものである。

ここで『苺畑より』の聡明なコメンター、マックさんの言葉を引用させてもらおう。

さて、昔から不思議に思ってたのが、リベラルの方々が言う、「FOXニュースなんて・・・」って台詞。

保守系ニュース局の情報は信じ難く、リベラル系の報道局は信用する・・・って言うのも、基本的には「鵜呑み」だと思うんですが、そこを考える事をしない人も多いんですよね。都合が悪い事は、報道しない。。。って言う局多くないですか?人種関連にしても、関係ない所にレースカード押し付けたり。

あと、人種関連で言えば、私は昔から、過剰擁護する人こそかなりある人種の能力を下にに見てるんじゃないか?と感じてるんですよ。この際、AAシステム取り払っても良い時期が来てるんじゃないでしょうかね? 

何時もながらマックさんの指摘は鋭い!

ウルトラ君は多分アメリカ生活は未だ日が浅いのだろう。そして彼が滞在したアメリカは西海岸か東海岸の都会だけで、彼が接したアメリカ人も左翼リベラルのエリート気取りのアメリカ人だけ。彼が最初にカカシに向って「日本人がこんなことをいうなんて信じられない」と言ったのも、彼がカカシやマックさんのようにアメリカ生活何十年という日系アメリカ人の存在を全く知らないからで,地方に住む日系人がどういう生活をしているかなんてことはハナから興味がない外国人の立場でものをいっているからに過ぎない。ここに日系人なら特有の考え方をしなければならないという人種的偏見がが含まれていることは言うまでもない。

日本生まれで日本育ちでも、移民としてアメリカで色々な場所で色々な体験をふまえて来た人々なら、それぞれ色々な考え方や政治的思考を持つようになるだろうなどという個人的な考えは左翼リベラル君には全く理解できない代物なのである。

私は以前に日本に居る友達に、「アメリカ人ほど、アメリカ人って、と一言では言えない人種も少ないのではないか」と言った事がある。その事実を理解できない人に、アメリカの保守系メディアのことを「トンデモ」とか言われたくないね。

May 30, 2012, 現時間 7:26 PM | コメント (1) | トラックバック (0)

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日付け → →May 28, 2012

カカシがツイッターでの議論が嫌いな訳

アップデート:こんなことを書いてる間にウルトラポジティブから返事があって、その内容があまりにも予測どおりだったので、もう笑ってしまった。その話をする前にカカシの一年以上前のエントリーでやはりツイッターで左翼リベラルとやり合った時のものから引用:

もちろん具体例を上げろとか、ちゃんと議論しろ、なんて左翼リベラルに言ってみても無駄。「お前のような馬鹿と話しても時間の無駄だ」と言われるのが関の山だろう、

まあね、私のように何十年も左翼リベラルとやりあってると、相手の出方があまりにも先手先手でわかってしまうから面白くもなんともないのだが、本当に進歩ないんだよね。では極めつけのやり取り紹介:

カカシ:保守派トークショーホストにも色々いるんだしさ。彼らの言ってることのどこがどういうふうに間違ってるのかとか、ちゃんと指摘しなよ。単にレイシスト!って怒鳴るだけじゃ意味ないでしょうが。

ウルトラ:馬鹿らしくってそんなことやってられないよ。分析対象がくだらなさ過ぎ。

自分で言っといてくだらないもないと思うが、ま、左翼リベラルなんてのはこんなもんだ。

ーーーーーーーーーーーー

昨日からツイッターで私に絡んでる左翼リベラルとの『会話』なのだが、私は原則的にツイッターでは議論はしないことにしている。ツイッターは文字数が限られているので、自分の言いたい事をきちんと説明することができない。それで、言われたことのひとつだけを取り上げて、これはああだこうだと言うしかないわけだが、そうすると誤解が誤解を生んで、なにが何だか解らなくなってしまう。

だから私はツイッターで何か質問されたら、ブログできちんとした文章で説明し、自分の立場をはっきりさせることにし、反論があるのならブログの方にコメントをしてほしいというのだが、そうやってコメントで返答して来た人は未だかつて一人もいない。

左翼リベラルでも小山のエミちゃんみたいにプロになると、議論を避けたりせずにちゃんと答えてくれるが、彼女は左翼リベラルでも稀な存在。大抵の左翼リベラルは正々堂々とした議論を好まない。

まあ、今回のやり取りも予想通りと言えばそうなのだが、たまには左翼リベラルの人とでもきちんと会話を交わしたいなあ。

以下はツイッターでのやりとり。聡明な読者諸君には、私の苛立たしさがご理解頂けるはず。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カカシ:保守派はみな人種差別者だと決めつけるのは人種差別じゃないんですかねえ。それってかなり偏見に凝り固まった意見だと思うけどね。

ウルトラポジティブ:保守派は皆、とは書いてないでしょう。保守系トンデモメディアを鵜呑みにする人達と書きましたよね。これだけ書いても保守系の人って曲解するから会話にならないんだよね。

カカシ:保守系アメリカ人て心の底ではみんな人種差別意識をもってるんだって?保守系アメリカ人とつき合った事も無い人が勝手なこといわないでよね。(ブログエントリーの紹介)

ウルトラ、、: 私は付き合ったことあるから、言ってるの。表面的な優しさって、地が見えたときホラー並みに怖いと思いましたよ。カカシさんはツイート見る限りじゃ、英語たいしてできなさそうだけど、深い付き合いできてるの?

、、、、余りの頓珍漢度に疲れた。別のこの世の保守派を一人残らず論破しようと思っているわけじゃないので。。。 ただ、あまりにも珍なるものを見た興奮で、なんで、日本人のアメリカ極右なんてものが存在するのか知りたくなっただけ。

笑えるー! 私は今アメリカにいるので、トークショー、ほぼ毎日聞いてますよ。ははは。頭に血がのぼっちゃったようだけど、全部トンチンカンだ。。

アメリカの保守派にも、悪いことして沢山金稼いでる、醒めた人もいるでしょう。それと、アメリカ人以外の視点で見たら、余りにも低レベルなトークショーやFOXを鵜呑みにしちゃう人達は別人種だよ。

あまり書きたくないけど、カカシさんのツイートの、リベラル派に対する決めつけって、偏見じゃないの?f^_^;)

カカシ:偏見というのは、事実を知らずに勝手に思い込む事をいう。事実にもとづく判断は決めつけでも偏見でもない。

トークラジオやフォックスがトンでもメディアってことになるとか、保守派メディアの嘘は知的な次元じゃないとかいうんじゃ、保守派はみんな、、と言ってるのとかわりないじゃない。

私はフォックスニュースも観てないし、明らかにあなたがいつも聴いてるような低レベルのトークラジオは聴いてない。もう少しましなトークラジオを聴いてお勉強することをお薦めする。

FOXはかなり穏健。他の保守派メディアは左翼リベラルメディアに比べたらよっぽども正確な報道している。それがトンデモってことになるなら、保守派はみんな、っていってるのと変わりないじゃんと言ったまで。

聞くだけ無駄かもしれないが、私の書いたことのどこがどう頓珍漢なのか、私のブログでコメントしてくれないかなあ。ツイッターだと話になんないんだよね。

ウルトラ、、、:あんたさっき、fox見てないって言ってなかった? あんたの書いてることこそ、左翼はレベルが低いとか、そんなことだけなんだよね。 程度が低いとか書いて誤魔化してるが、foxに騙されてる低レベル大衆、っていう議論のトピックについて正直に答えないから矛盾の固まりになるの。マトモな人は分かってくれると思うから、コレでオシマイだ。 面白い人がいるって事が分かりましたよ。

カカシ:やっぱしその程度の会話しか興味ないわけね。期待してはいなかったけど、左翼リベラルってどうしてこう芸がないんだろう?また左翼リベラルが保守派との討論から逃げたことは、もちろんマトモなひとにはよくわかるだろう。

ウルトラ、、:あんたの書いてることこそ、左翼はレベルが低いとか、そんなことだけなんだよね。 程度が低いとか書いて誤魔化してるが、foxに騙されてる低レベル大衆、っていう議論のトピックについて正直に答えないから矛盾の固まりになるの。

、、、逃げたとか、逃げてないとか、マトモな人はどうでもいいと思ってると思うよ。そもそも私はどうして逃げなきゃいけないんだっけ?カカシさんの矛盾を指摘して誤魔化そうとする反応を貰った記憶しかありませんが。

カカシ:君の質問にはブログエントリーでかなり詳細に渡って答えた。だが、君からは私の書いた事のどこがどのように頓珍漢なのかという答えをもらっていない。議論を避けて侮辱だけしている。

だからさあ、ツイッターの限られた文章じゃ議論にならないでしょうが。私のブログできちんと君の立場を説明して、私の書いてることのどこがどういうふうに矛盾してるのか指摘したらいいじゃない?左翼はレベルが低いなんて書いたかなあ、それにfoxに騙されてる低レベル大衆なんて話はトピックになってないよ。

ーーーーーーーーーーーーー

ま、こんな具合だわさ。だからツイッターでの議論はいやだっつーの。

May 28, 2012, 現時間 11:41 PM | コメント (2) | トラックバック (0)

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米保守派ブロガー達が左翼テロリストによる言論弾圧に立ち上がった日

ここ数日、一部のリベラルブロガー達も含め、主にアメリカの保守派ブログスフィアー(ブログ界)の間で、不思議な現象が起きている。それは、前科ある左翼爆弾テロリストによる言論弾圧への一斉応戦である。

金曜日に始まったこのキャンペーンは、なるべく多くのブロガー達があるテロリストの悪行について、ブログやツイートを使って書きまくるというもの。このテロリストは自分について書かれるのを阻止しようと、数年にわたってブロガー達をネット場や訴訟や時として暴力をつかって攻撃してきた。

その名を口にするのも憚られる恐ろしいテロリストの話なのでカカシはこの男のことを、シチズンKとだけ書いておく。

実は2年くらい前から、カカシとミスター苺のブログ仲間のPが、ネットストーカーにつきまとわれて困っているという話をしていた。このストーカーはネット場だけでなくPや彼の妻の職場にまで電話をして、職場の受付嬢や上司にPからつきまとわれている、やめさせてくれ、などという嫌がらせ電話をしていたという。

Pは一応匿名でブログを書いているのだが、彼は地元では結構著名人なので実名は広く知られており、彼の仕事先を調べるのはさほど困難なことではない。だが、Pは昔からよくネット場で他のブロガーたちと議論をしていたので、私もミスター苺も、またPがどっかのリベラルブロガーとやりあっているんだろうくらいに思っていた。

ところが、Pはその時我々には詳細を話さなかったが、実はもうすでにシチズンKという国内テロリストの執拗な攻撃の標的にされていたのである。

Pの身の上に起きたことは非常に恐ろしい。

ことの起こりは、Pが今は亡き突撃保守派ジャーナリストのアンドリュー・ブレイトバートが、1970年代インディアナ州のスピードウェイ市数カ所に爆弾をしかけたスピードウェイ爆弾男と呼ばれるKの話を特集した際、ブレイトバートとは友達だったPが自分のブログでもシチズンKについて書いたのがきっかけだった。

ところが、Pがその記事をブログに掲載した数日後から、Pの悪夢は始まった。Kによる嫌がらせなどという言葉では表現できない執拗な攻撃が始まったのだ。

Kは先ずネット場でPを攻撃しはじめた。P並びにPの妻子の実名、及び自宅の住所やグーグルマップの写真、Pの職場の情報などを自分の仲間のブログで大々的に公表。次にPの職場に度重なる電話をしてPの秘書や上司にPにつきまとわれているなど苦情を述べた。さらにKはPに対して虚偽の苦情をでっちあげて訴訟を起こし、Pはその弁護のために何千ドルという費用をかけるはめになった。

そしてきわめつけは、真夜中にPの家に警察の特別部隊スワットチームがおしかけるという事件だ。警察によると何者かがPを装って警察に「妻を撃ち殺した」と通報したというのだ。真夜中に叩きおこされたPは、家の外に数台のパトカー、そらにはヘリコプターなどという重装備に迎えられた。Pの反応次第では警官に撃ち殺される可能性もあったのだ。なにしろスワットチームの隊員たちはPが危険な殺人犯だと思っていたのだから。

実は、このような目にあっていたブロガーは何もPひとりではなかった。PがKの攻撃を受けていた同時期、Kに関する記事を取り上げた全国の他のブロガーたち数人が、Kの手によって全く同じような目にあっていたのだ。他のブロガーの家にもやはりスワットチームが押し掛けている。このエントリーを書いている間にも自分もスワットチームを呼ばれそうになったと、あるブロガーがツイートした。幸いこの人は地元の警察署長と友達だったので、パトカー二台が彼の家に様子を見に来るだけに収まったという。

そのうちのひとりブロガーで弁護士のAWは、Kが起こした虚偽の被害届の被告として訴えられ、あげくの果てにKによる職場への脅迫電話に恐れおののいた勤め先から、一緒に勤めていた妻と一緒に解雇されるというひどい目にあった。なにせ、Kは前科ある爆弾テロリストである。かかわってぶっとばされてはたまらないと雇い主が思ったとしても仕方ない。

しかし気の毒なのは、AWがKの標的になったきっかけというが非常にくだらなく、Kについて書いたリベラルブロガーがKに訴えられた時に、弁護士のAWにメールで簡単なアドバイスを数回受けたというだけのかかわりだった。AWは正式に雇われた弁護士でもなんでもなく、相談をうけたブロガーとは一度も面識がなかった。

またMという別のブロガーも、妻の職場に脅迫電話がかかり、身の安全を案じて家族もろとも自宅を引き払ってどこかに隠れざる負えない状態となった。

Kの攻撃の対象となったなかには、アンドリュー・ブレイトバートやグレン・ベックという著名人も居るが、奴は特に金銭的にも政治的にも資源のない零細ブロガーを訴訟や暴力で威嚇し、奴に関する記事を書かせないよう言論弾圧するのが好きらしい。

だが、しかしである、Kは一連の爆弾事件の犯人として逮捕され裁判で有罪となり50年の禁固刑を言い渡されたとはいうものの、数年前に正式に釈放されている。何故50年の刑が数年で終わってしまったのかは解らないが、前科ものとは言え今は特に追われる身ではない。いまでも左翼団体と関わりがあるにしても、左翼テロリストが過去の自分の犯罪を、そう神経質に隠す必要はないはずだ。60年代にやはり爆弾を仕掛けて警察官ふたりを死に追いやった自他ともに認める左翼テロリストのビル・エヤーズなどは大学教授までやってふんぞりかえってるくらいだから、前科など左翼運動家にとっては勲章のようなものではないか、なにをそんなに躍起になって隠そうとするのか。

この話はやたらに書くと危ないのでどうしようかなと思っていたが、非常に多くにブロガー達がすでにテロリストの実名を使って書いてるし、私のツイッターもこの話でもちきりになってしまったから、もうそろそろいいかなと思う。

赤信号みんなで渡れば怖くない、、数で勝負よね。

May 28, 2012, 現時間 6:42 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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『どんなに礼儀正しく見えても保守派はみんな心の底では人種差別意識を持っている』

カカシは一応ツイッター口座を持っているが、もっぱらブログの宣伝に使ってるだけで、毎日色々書いたりしていない。ツイッターの使い方も今ひとつ解らないので、意見を言われても何日も放ったらかしになったりする。しかし本日は、私がフォローしてるアメリカの保守派ブロガー達の間で大事件があり、それに関するツイートが毎分のようにアップデートされるのを追ってるうちに、カカシへの批判ツイートがあることに気がついた。

以下@ultrapositiveからのツイート。強調はカカシ。

  1. 苺カカシさんのお書きになったものを読んで心底驚いています。この内容を日本語で読むとは思っていなかったので。非常に興味があるのですが、アメリカ極右になったキッカケはなんなのでしょうか?
  2. 苺カカシさんのお書きになるものは、アメリカの保守系トークショーホストや、FOXが言ってることと大体一緒で、アメリカ人でこういうのを鵜呑みにする人はかなりいますが、日本人で鵜呑みにする人を見るとは思っていなかった
  3. 書いておきたいのは、保守系のトンデモメディアを鵜呑みにするようなアメリカ人は、表面的にどんなに親切で優しくて紳士的でも、心の底では有色人種を 差別しているってこと。少し付き合いが深まれば分かることだと思うんだけど。

私はツイッターでは議論はしない主義。ツイッターは字数が限られているので、まともな議論が出来ない場所だと思うからだ。ただこれらの質問は案外面白いので、一応答えておこうと思う。

聡明な読者諸君にはもうお解りだと思うが、ultrapositiveなる人物は、あきらかに全体主義者であり、左翼リベラルで米保守派がどんなものなのか理解していない。「この内容を日本語で読むとは思っていなかった」「日本人で鵜呑みにする人を見るとは思っていなかった」という発言には、「日本人ならこうあるべき、こういう考えをすべき」という前提がある。政治的思想にも十人十色があるなどという考えはまるで浮かばないらしい。左翼リベラルの典型である。


1)カカシが極右になったきっかけ? 

カカシはもともと日本に居る頃から個人主義だった。経済面でも自由市場や資本主義を根本的に支持していた。また、アメリカに移住した当初から一般市民の銃砲携帯も多いに賛成だった。これだけ考えるとカカシはもともと保守かなのかなという気もする。

ただ、妊娠人工中絶、同性愛行為、麻薬、売春の合法や、軍隊への同性愛者の公式入隊や女性戦闘員の認可なども強く支持していたし、犯罪者以外の移民の受け入れなども寛容に行うべきという思想もあったので、社会面では自分はリベラルなのかなという気もあった。(今は多少考えが変わった点もある。)

だが、左翼リベラルの思想を理解すればするほど私には、左翼リベラルの全体主義とは絶対に相容れないものがあることに気がついた。私の思想の根本にあるのは個人主義だ。私が一番嫌いなのは共産主義や社会主義に見られる全体主義なのである。よくファシズムは保守派思想だと勘違いする人があるが、共産主義が社会主義の左翼なら、ファシズムは社会主義の右翼であり、どっちもどっちで私はどちらも大嫌いである。(ちなみに私はオバマはファシストだと考えている、)

私は自由市場を信じているから、政府がやたらに口出しして特定の企業に援助したりするのは嫌いだ。国民が汗水流して稼いだ金を政府が高い税金を課して取り上げるもの嫌いだ。国民の健康は政府の責任だとかいって国民皆保険を強制する制度も嫌いだ。市場は自由市場に任せて、政府はなるべく手を触れないようにするのが理想。

また、個人の生活や嗜好や趣味について政府や体制からとやかく言われるのも嫌いだ。私がどこの誰とどのような性行為を行おうと政府にとやかく言われる筋合いはない。つき合う相手にしろ中絶にしろ売春にしろ麻薬摂取にしろ銃砲携帯にしろ、他人に迷惑をかけない限り私が私自身の身の回りに起きる事を私が決めてなにが悪い。政府はなるべく市民の私生活に口を出さないでくれるのが私の理想。

個人主義が根底にある人間には人種差別は絶対に受け入れられない。何故なら、個人を個人の才能や資質で評価せず、その人間が属する人種によって評価されるという人種差別は、全体主義の最たる者だからである。

2)カカシの書いてる事はアメリカの保守系トークショーホストやFOXが言ってることと一緒

これは嘘だ。だいたい@ultrapositiveなる人物がフォックスはまだしも、保守派トークショーなんか聴いた事があるとは思えない。日本でアメリカのラジオトークショーなんてネットでわざわざ申し込まないと聴けないはずだし、左翼リベラルの日本人がそんなことまでしてラッシュ・リンボーやグレン・ベックやデニス・プレーガーを聴いているとは思えない。

彼の言う「保守系トークショーホストや、FOXが言っていること」とは左翼リベラルが歪曲して自分たちで勝手に解釈して伝えた保守系のものとされる発言で本当の保守系の意見ではない。私の書いていることが、そんなものと一致するはずはないのであって、2番目のこのステートメントは完全な偽りである。

3)どんなに礼儀正しく見える人でも、保守系アメリカ人はみんな心の底では人種差別意識を持っている

人種差別を心から嫌う私のことを人種差別者呼ばわりする@ultrapositiveという人間の思考回路はどうなっているのか、それは「保守系のトンデモメディアを鵜呑みにするようなアメリカ人は、表面的にどんなに親切で優しくて紳士的でも、心の底では有色人種を 差別している」という文章から伺われる。

@ultrapositiveの頭のなかには、左翼リベラルが保守派につけた「保守派は人種差別者の集まりだ」もしくは、保守派とは「人種差別の思想だ」という先入観がある。保守派の人は左翼リベラルと違ってたいていのひとが「親切で優しくて紳士的」である。@ultrapositiveは自身、その事実を認めている。

それなら何故@ultrapositiveはそういう人たちでも心の底では人種差別意識を持っているなどと考えるのだろうか? 

私が思うに、保守派の人々は礼儀正しいから、不適切な場所で政治的な討論などしない。いかに左翼リベラルが所構わず不適切な政治見解を述べても、礼儀正しい保守派は回りを気遣って左翼の挑発になど乗らず議論を避ける。@ultrapositiveはこういう保守派の行動を本心を隠すずるい行為だと解釈している。保守派が失礼で傲慢な左翼リベラルのように所構わず自分らの本心を語らないからといって、それは相手を騙しているということにはならない。単にその場の雰囲気に気配って不必要な争いを避けているに過ぎない。

私は@ultrapositiveがアメリカの保守系の人々と心の底が解るような会話を交わしたことがあるとは思えない。左翼リベラルの人間は保守派がなにを考えているかなどということには先ず興味がないからだ。どうせい保守派なんかと話したって意味がないといって議論などしない。都市占拠運動をやってる左翼連中の行動を観ていればそれは一目瞭然。やつらは保守派の後援会や会合に潜入し、大きな声で「マイクチェック、マイクチェック!」と騒いで会合を邪魔するだけで、保守派の演説者の話を最後まできいて質疑応答で自分らの意見を述べるなんてことは絶対にしない。

反対に左翼リベラルの連中の「心の底では有色人種を 差別しているってこと。少し付き合いが深まれば分かることだと思うんだけど」ね。

May 28, 2012, 現時間 9:49 AM | コメント (2) | トラックバック (0)

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日付け → →May 27, 2012

保守派ティーンの反同性結婚メッセージに左翼リベラルから脅迫状殺到

アップデート&バンプ:マデリンのビデオはユートゥーブから取り下げられた。マデリンからの抗議に対してユートゥーブはビデオがユートゥーブの規則に違反するものだと通知した。汚い言葉使いをしているわけでも、脅迫的なことを言っているわけでもないのに、なにが行けないと言うのか? もっとたちの悪い同性愛結婚支持のビデオは放送禁止用語が羅列されているようなものでも規制されないのに、ユートゥーブは保守派の言論はとことん弾圧する姿勢らしい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

左翼リベラルは常に保守派や右翼のことを「憎しみ」という意味のヘイトという言葉で表現する。保守派が「同性結婚には反対だ」というと、憎しみに満ちた人という意味でヘイターとか、同性愛恐怖症とか、差別者、と相手を罵倒する。だが、本当のヘイターたちとは自分らのことなのだという皮肉な状態に彼らは気がつかない。

左翼リベラルにとって言葉自体には意味がない。彼らにとって大事なのはその言葉がかもしだすイメージである。実際に状況がその言葉の定義に当てはまるかどうかはどうでもいいのであり、その言葉の与えるイメージによって相手の人格を攻撃し相手を黙らせようとするのが目的。

ノースカロライナ州で同性結婚禁止の憲法改正案が通った話は前回したが、それについて一夫一婦制を唱えるユートゥーブビデオを発表したマデリン・マコーリーという16歳の少女に寄せられた、同性結婚支持者からのコメントはそれこそ本当のヘイトメールばかり。中には彼女の命を狙う正真正銘の脅迫状も含まれている。

注意:以下、卑猥な表現が続くので嫌いな人は飛ばすように!

「おい、お前は本当に馬鹿なおマ○○コだな、でもよ、おれのち○○をしゃぶらしてやるぜ。」

「この雌犬はキチガイだぜ」

「憎しみを煽る狭心者!この女は現代の奴隷制度も支持するに違いない。」

「サラ・ペイリンのせいだ、、ため息」

「おい、俺はあんたにあったばかりだが、あんたは本当にキチガイだぜ。ほら銃をやるから、安全装置は外してくれよ。

そして極めつけは、サラ・ペイリンの膣と名乗るコメンターのこれ。

「怒ったゲイの集団がお前のケツを追い回してぶっ殺すのを見たい。」

どうして左翼リベラルの連中による女性への攻撃は常に性的な表現になるのだろうか?何故こういう汚い言葉使いで個人攻撃するしか脳がないのか?

同性結婚を支持する人たちのユートゥーブ動画をいくつか観たが、どれもこれも言葉使いが汚な過ぎて、私のような者には最初の一分も持たない。しかも大の大人が作っている動画でも、いってることが幼稚すぎて16歳のマデリンの足下にも及ばないものばかり。そして何かと言えば反対意見を述べる人を「ヘイター」扱い。相手を罵倒する以外に議論がないのである。

よく言われることだが、保守派と左翼リベラルの違いは、保守派は反対派の考えは間違っていると考えるが、左翼リベラルは反対派は悪だと考える。よって保守派は正論を唱えて相手を説得しようとするが、左翼リベラルは罵倒して相手を黙らせようとすることにある。

本当のヘイトマンガー(憎しみを煽る者)とは左翼リベラルのほうなんだがね。

May 27, 2012, 現時間 3:05 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 26, 2012

シカゴのレストランを襲撃した反人種差別を名乗るテロリストたち、目撃者恐怖の体験を語る

先日シカゴのレストランを襲撃した反人種差別を名乗る18人のテロリストのうち、5人が逮捕された。逮捕された五人はAnti Racist Actionという極左翼のテロリスト集団のメンバーである。ARAは1980年にファシズムやニオナチに対抗するという名目で創設されたが、その手段を選ばない暴力的な行動で、これまでにも色々と問題を起こしている。まらこの集団は1960年代に活躍していたウエザーアンダーグラウンドという左翼テロ集団の前科あるテロリストのビル・エアースともつながりがあるらしい。ビル・エアーズといえば、シカゴでオバマを政治家に仕立て上げたオバマの恩師でもある。

レストランで食事をしていた一人の男性は、当日の襲撃の模様を次のように語る。

「テロリストの襲撃はほんの一分程度のものでしたが、私の人生で最も長い一分間でした。」と、復讐を恐れる匿名希望の男性は語る。

襲撃が始まった時、この男性は家族と一緒に昼食を取っていた。男性は当初強盗だと思ったが、すぐに命に関わる恐ろしい襲撃であることに気づいたという。

「まさにこれが飛行機をハイジャックされた乗客の気分だろうと考えたのを覚えています。」

襲撃者たちは、テーブルをなぎ倒し、皿や食器をまき散らし、食事をしていた客達に襲いかかった。

「私は立ち上がって木の椅子持ち上げ、左から襲って来る暴徒に向って身構えました。私は椅子を振り回して私の家族や、傍に居た老人達の身を守りました。(略)突然、男が右から突撃してきました。テロリストは金属バットを乱暴に振り回し、私の顔と頭をめがけて2〜3回叩き付けてきました。ありがたいことに私は椅子で攻撃を防ぐことが出来ました。」

テロリストたちは、白人優越主義者たちの会合を襲ったと主張しているが、現場にいた人たちの話では、テロリストたちは特に相手を選ばず、老若男女を問わずに攻撃したという。ある80歳の女性は床に押し倒された。この襲撃で10人が怪我を負い、そのうち3人は入院する重傷を負っている。

同レストランで会合を開いていた Illinois European Heritage Association(イリノイ州ヨーロッパ伝統連盟)というグループの一人は、自分らは人種差別者の集まりではないと主張している。

はっきり言って集まっていたのがニオナチのスキンヘッドだったとしても、こんな襲撃を受けるいわれはない!気に入らない集団にならおとなしく昼食会を開いている人々に殴り込みをかけてもいいという理屈にはならない。猿の縄張り争いじゃあるまいし。

現場にいたウエイトレスの話だと、彼女がダイニングに入ると、暴徒らが客達をバトンや金属バットや金槌で襲っているのを目撃した。皿や食器が飛び交い、テーブルは倒され、人々は血まみれになって床に這いつくばったり、テーブルの後ろにうずくまったりしていた。現場に残されたハンマーは鉄道の線路に使う24インチハンドルのものだったという。

「店中めちゃくちゃにして行きました、まったくひどいったらないです。」

また別のウエイトレスは、犯人たちは10代後半のように見えたといい、襲撃中罵声を上げていたという。レストランのマネージャーが逃げて行く犯人の一人を追おうとして店の外に出た時、別の男から後ろから襲いかかられた。

このウエイトレスによると、店はアイルランド系のレストランで、多世代の家族に親しまれているファミリーレストランだという。

May 26, 2012, 現時間 6:49 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 25, 2012

オバマ政権の対宗教戦争

オバマ政権始め民主党やリベラルは、保守派や共和党が女性に戦いを挑んでいると言いがかりをつけ、「対女性戦争」を今回の一般選挙のキャンペーンとして使っている。だが、実際に誰かが誰かに戦いを挑んでいるとしたら、それはオバマ政権の方であり、その標的はカトリック教会及びユダヤ・キリスト教というアメリカ文化の基本となる宗教そのものである。(イスラム教は無論例外)だが、民主党がでっち上げた架空の「対女性戦争」が、女性有権者の間で全く影響を及ぼしていないのとは反対に、オバマ王による「対宗教戦争」は、オバマ王支持層の間に大きな波紋を生んでいる。

先日、アメリカ全国各地で無数のカトリック教会及びカトリック系大学などが、一斉にオバマ政権のいわゆるオバマケアと呼ばれる国民皆保険制度に対して抗議すべくオバマ政権を相手取って訴訟を起こした。その理由は、オバマケアが雇用主に強制している従業員保険による避妊費用負担は、避妊を否定しているカトリック教に対して、アメリカ憲法第一条で保障されている宗教の自由を迫害するものだというもの。これについては以前にも教会がオバマケアを拒絶する声明を出した時に書いた事がある。

カトリック教会はこれまで、その人道的な立場から、福祉社会を率先する民主党の強い味方だった。無論我々保守派からしてみれば、民主党の言う「福祉」とは政府が国民を統括し弾圧するための道具なのであり、実際の福祉とは無関係なことはよくよく承知していた。であるから、これまでのカトリック教会による民主支持は誤った観点から始まったと言える。だがそれが、オバマ王のあまりの傲慢な態度にカトリック教会は漸くその事実に気づいたようだ。

この訴訟がオバマの再選選挙にどのような影響を与えるか、CNNのカファティーファイルでは、オバマ政権は訴訟について何も声明を出していないが、長年の支持者である教会を敵に回すことがいいことであるはずはないと語る。だが、それだけでなく、カファティーはオバマ王は最近カトリックだけでなく、同性結婚を巡って、やはりオバマの誠実な支持者であった黒人キリスト教会を怒らせるような発言をしたと指摘する。

先日オバマ王が同性結婚を公に支持した発言と、それを真っ先に支持した黒人市民団体NAACPの声明は、これまでオバマの熱狂的な支持層であった黒人キリスト教会とその信者達をまっぷたつに割る衝撃を与えた

近年NAACPは黒人の人権を守る市民団体などというのは建前で、単にその影響力を使ってリベラル左翼政策を促進する民主党の手先と成り下がっている。であるから、個人的には同性愛者を嫌っているメンバー達も、政治的な理由でオバマの政策には全面的に賛同するのは特におどろくべきことではない。

だが、黒人教会の多くは、実際に敬虔なクリスチャンが多く、聖書の教えに従うのであれば、同性結婚を支持することは出来ないのである。となってくると、それを公に歓迎したオバマ王を支持することも難しくなるというわけだ。

比較的リベラルなキリスト教徒らからは、せっかく黒人が大統領になるという歴史的な出来事が起きたのに、たったひとつの事柄だけで、その快挙を台無しにするべきではないという意見も出ている。だが、オバマが大統領に立候補した時、オバマ自身が敬虔なキリスト教徒であるというイメージを大々的に打ち出していた。オバマの両親がイスラム教徒なので、オバマは特に神経質に自分のキリスト教ぶりを主張したのである。多くの黒人市民はオバマが自分と同じ神を信じ、自分らと同じ価値観を持つ、下手をすれば救世主のような存在だという印象を持っていた。であるから最近のオバマの発言は神の教えを冒涜するものであり、自分たちへの裏切りであるとも取れるわけだ。

比較的知られていることだが、黒人社会は白人社会よりもマッチョな文化が存在し、同性愛は一般社会よりも受け入れられていない。最近行われたピュウーの世論調査では、白人の間で同性結婚の支持は47%なのに対し、黒人の間での支持は39%に留まっている。

このことだけで、黒人層によるオバマ支持が減るかどうかはまだよくわからない。だが、オバマや民主党が黒人は圧倒的にオバマ支持だとたかをくくって油断していると、大変なことになるかもしれない。

ところで、最近いくつか発表された世論調査において、アメリカ市民の間では同性結婚を支持する人の数が増えているという結果が出ているが、私にはどうしても納得がいかないのである。もし本当に半数近くのアメリカ市民が同性結婚を支持しているというなら、なぜ全国各地の州で同性結婚を否定する結婚は一夫一婦制のみという法律や憲法改正案が出る度に、州民の圧倒的な支持を受けて可決されるのだ? 比較的リベラルで、圧倒的に民主主義のカリフォルニア州ですら、一夫一婦制の正式な確立をした憲法改正が過半数で通っている。同性結婚を合法にした州は、どこも州民投票によるものではなく、裁判所や議会の決断によって決められたものに限る。州民投票によって同性結婚が認められた州は存在しない。

10月末に民主党の全国党大会が開かれることになっているノースカロライナ州でも先日5月9日、同性結婚を禁止する憲法改正案が圧倒的多数の州民投票で通過した。

世論調査と選挙結果がこのように大きく食い違う理由について、ミスター苺がこんなことをいった。アンケートを受けた回答者たちは、質問者に正直に答えていないのではなかというのだ。世論調査で問題なのは誘導質問などもあるが、それよりも、回答者が質問者がどのような答えを期待しているか察知し、質問者が気に入るような答え方をする場合が多いという。

たとえば、「あなたはお手洗いに行ったら必ず手を洗いますか?」という質問に対して、実際に洗わない人でも、洗わないとは答えにくいはず。いくら匿名でも質問者に自分の不清潔な習慣を知られるのは恥かしいと思って「必ず洗います」と答える人も結構居るのでは?

ということは、メディアなどで日夜連続で同性結婚を支持しない人間は同性愛恐怖症の差別主義者だと決めつけるイメージを押し付けれている市民からしてみれば、同性結婚に反対しますと正直にアンケートに答えにくかったという可能性は多いにある。世論調査で嘘をついても別に罪になるわけではないし、調査でどれだけ自分のプライバシーが守られているか解らない場合、見ず知らずの人に自分の正直な意見をいうのは憚られるということもある。

昔のように、誰も同性結婚など支持しておらず、メディアでも同性愛は異常な行為だという描写が普通だった頃は、こういう調査で同性結婚に反対すると答えることに抵抗を持つひとは少なかったはず。だからこういった世論調査で国民の意見を正確に把握するのは難しい。州民の本音は州民投票に現れる。

さて、そうしたことを考えると、オバマ王の最近の行動はどうも腑に落ちない。何故オバマ王は自分の支持層に波紋を及ぼすようなことを立て続けにするのだろうか? 避妊費用負担にしろ同性結婚にしろ、そんなアジェンダを押しているのは一部の過激派だけだ。そんなことに肩入れしても特に票が集まるとは思えない。それよりも、それに反対する人々の怒りを買うことのほうが問題なはず。いくら経済という国民が一番きにしている問題から話題をそらせたいからと言って、このような話題を選ぶのは的外れにもほどがあるのでは?

どうもオバマのやることは理解できない。

May 25, 2012, 現時間 11:12 AM | コメント (1) | トラックバック (0)

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日付け → →May 21, 2012

左翼テロリスト、白人優越主義者たちの会合を襲撃

昨日の土曜日の午後、シカゴの郊外の高級レストランに、武装した20人近い暴徒が殴り込み、食事をしていたひとつのグループに突然殴り掛かかった。この襲撃によりテーブルについていた客の10人が怪我、そのうちの二人が入院する重傷を負った。

レストランの店員やパーティをしていた別のグループの客達などによると、暴徒らはみな頭からフッドを被り顔を隠しており、その容貌は全く解らなかったという。しかし皆金属バットや金槌などで武装していた。

警察の話だと、このグループはシカゴで今デモを行っている都市占拠の抗議者達とはまた別のグループらしく、襲われたグループへの襲撃は計画的だったという。この攻撃は自称アンタイ・レイシスト・アクション(対人種差別行動)という団体がその犯行を認める声明文を出している。

その声明文によると、このグループが襲ったのは白人国粋主義者たちの第五回記念パーティーだったという。テロリストたちは、白人国粋主義者たちの会合の場所と日にちを事前に手に入れ計画的に狙い襲ったと誇らしげである。

私は白人優越主義も左翼テロリストも嫌いだ。だが、アメリカの憲法では、市民が集まって会合を開く自由が保証されている。国を倒す革命やテロの陰謀を話し合うのでさえなければ、偏見に満ちた白人優越主義者たちがどこであつまり何を話そうと、誰にもそれを阻止する権限はない。

左翼運動家たちは、これまでにも保守派の会合に潜入して大声を上げる等して邪魔をする傾向があったが、今度はついに暴力で会合を阻止するという手段に出たのである。例え被害者の思想がどれほど気に入らないにしても、このような行為は法治国家において断じて許されてはならない。

それにしても、左翼連中はやっかいな連中を挑発してしまったといえる。もともと白人優越主義者たちは、特に白人国粋主義などと名乗るような人たちは、黒人始めた民族にアメリカが冒されているという被害妄想を持っている。そういう人間たちの集まりを暴力で襲ったとなると、彼らの懸念は妄想ではなく現実となってしまったのだ。今後はこのような不意を突かれないよう、彼らは武装して会合に挑むだろう。そして今度は反対に彼らのなかから過激な連中が左翼連中の会合に殴り込みをかけることは充分に考えられる。

だが、左翼連中は口で言うほど本気で戦争をやる気があるんだろうか、、かなり疑問だ。

May 21, 2012, 現時間 8:22 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 20, 2012

ボルティモア、増える黒人暴徒集団による白人攻撃を指摘した地元政治家批判の前に揺るぐ気配なし

二ヶ月前の聖パトリックス日に、メリーランド州のボルティモア市繁華街に、多くの黒人少年らが繰り出し数々の暴力事件を起こしたが、なかでも観光客の白人男性に数人の黒人少年らがなぐりかかり、意識を失った男性を身ぐるみ剥ぐという事件では、まわりに居た野次馬達は助けるどころか警察も呼ばずに笑いながら見物し、そのひとりがスマホで撮った動画がユートゥーブにアップされ、全国的な批難を浴びた。

この問題について、地元の政治家パット・マクドノー代議士(共和)が(State Del. Pat McDonou)「徘徊する黒人の若者たち」と表現したことから、人種間暴力を煽る無神経な発言だとして知事や他の地元政治家達から謝罪を要求されている

マクドノー氏はボルティモアとハートフォード郡の代表する代議士で、全く謝罪するつもりはないと断固な姿勢を見せている。そして氏は、それよりもマーティン・オーマーリー知事(民主)に対し「頻発する危険な攻撃」に対処すべきだと、氏が20年DJを勤める地元ラジオ局WCBM の番組で呼びかけた。

マクドノー氏は、公共の討論において「使者を責める」べきではないとし、そんな暇があったら、ステファニー・ロウリング・ブレイク、ボルティモア市長は、実際に起きている暴力問題の解決法に取り組むべきであると主張している。

一方市長は、マクドノーの発言を「人種差別を煽るパフォーマンスだ」として取り合っていない。

地元の民主党政治家がマクドノー代議士の言葉使いを批難している間にも、先週の木曜日、19歳の白人青年が二つの別々の黒人集団から続いて暴行を受けるという事件がおきた。

警察の調べでは、ボルティモアの通りを午後4時20分頃、ひとりで歩いていた19歳の白人男性は、突然後ろから見知らぬ男に襲いかかられ、続いて9人の少年達が加わり、男性に殴る蹴るの暴行を加えた。その際、男性の携帯が奪い取られたという。その直後、地元の MTAバスが付近で一時停車した際、バスに乗っていた数人の黒人少年がバスのドアをこじあけてバスを降りると、19人の黒人少年らが一人の白人男性に襲いかかったという。

被害者の男性は、自分がライバル高校の生徒だったことで狙われたのではないかと語っている。

地元教会のウィザースプーン牧師は、ボルティモアの犯罪は確かに問題だが、マクドノーのしていることは、自分の政治活動を活性化するため、地元の保守派を沸き立たせようとしているに過ぎないとし、近日マクドノーの勤めるラジオ局前で抗議運動をし、マクドノーが謝らなければ番組のスポンサーに圧力をかける用意があるとしている。

ウィザースプーン牧師のサザーン・クリスチャン・リーダーシップ・コンフェレンスというのは多分黒人教会で、牧師は間違いなく黒人だ。マクドノーは名前からしてスコットランド系で明らかに白人。牧師のいう「保守派」というのは、「黒人差別の白人ども」と言う意味。

ラジオ局はいまのところマクドノーの番組を降ろす計画はないという。

しかし、マクドノーの発言に同意する人々の間からも、黒人という特定の人種を持ち出しての批判は適切ではなかったのではないかという声も聞かれる。

でもこれが反対に地元を治安を乱しているのが白人暴徒らで、十数人の白人少年らが一人の黒人少年によってたかって暴行を加える事件が頻発していたら、加害者の人種は絶対に持ち出されたはず。そうやって黒人が加害者だと神経質になって口を閉ざす風潮こそが、黒人暴徒らをより傲慢にし、過激にしているのではないだろうか? 人種差別の動機で暴力沙汰を起こしている黒人達の行為を見逃し、それを「人種差別だ」と指摘した方が人種差別をしていることになるという、そんな理屈が何故成り立つのか?

マクドノー氏は単に誰もが知っている事の本質を指摘したにすぎない。

May 20, 2012, 現時間 9:50 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 18, 2012

ウィスコンシン知事弾劾選挙間近、労働組合推薦の民主党候補は予選で惨敗

ウィスコンシンでは現知事の弾劾裁判が6月上旬に行われる予定だが、先日それに向けて民主党の知事候補を選ぶ予選選挙において、労働組合が強く押していたキャスリーン・フォーク候補が惨敗し、結局民主党知事候補は前回の選挙でスコット・ウォーカー現知事に負けたトム・ベレット氏が選ばれた。つまり、ウィスコンシン州は二年前の知事選挙をもう一度やり直す事となったのである。

興味深いのは、もともと労働組合がウォーカー知事によって奪われた団体交渉権を取り戻すことが目的で始まったはずの弾劾選挙運動なのに、ベレット候補の選挙スローガンには団体交渉についてはまったく触れられていない。それよりも、ベレット候補はウォーカーの州の雇用率を問題に取り組もうとしている。

知事となった暁には、トム・ベレットはスコット・ウォーカーの全国で最悪の雇用率を出した政策を覆し、マディソンに持ち込まれたウォーカーとその一味による腐敗を撲滅します。そしてついにはウォカーとその共和党一味がアメリカのどこよりも激しく挑んだ共和党による対女性戦争を終わらせます。

何故ベレット氏が去年あれだけ問題になって多くのデモが起きた州公務員の団体交渉権について全く触れないのかといえば、それを第一の主題として立候補したフォーク氏の惨敗から、民主党有権者ですら、公務員の団体交渉権は特に重要な問題だと考えていないと判断したからだろう。

しかし、ウォーカー知事の代になって、ウィスコンシン州の雇用率ががた落ちしたとか、低かった雇用率が全く上がっていないというのであれば、雇用率を選挙運動の主題に持って来るのは正当なやり方といえるが、問題なことにウォーカー知事の代になってから、ウィスコンシンの雇用率はわずかながら上昇していることを、ウォーカー陣営はすぐさま公表した。

州当局の話だと、スコット・ウォーカー知事の一年間、2010年12月から2011年12月までの間、公務、民間、を合わせて2万3千321の職が増えたという。

有権者にとって、どうでもいい公務員の団体交渉権や、わずかながらとはいえ、有権者が望んでいたように雇用率上がっているとなると、いったい民主党は何を理由にウォーカーを弾劾するというのか、その正当な理由を有権者に伝えるのは難しい。二年前に選挙できちんとウォーカー知事を選んだ有権者からしてみれば、なんで特に問題を起こしてもいないウォーカー知事を弾劾しなければならないのか疑問に思い憤りを覚える人も多くでるだろう。単に味方の候補者が勝たなかったからというだけで正当な選挙で勝った相手を弾劾すると言う行為は、かえって民主党のためにならない。

ここでもし、ベレット氏が負けたら、二年後の正式選挙の時にベレット氏が候補になることは先ずありえない。二度も続けて同じ相手に負けた候補など民主党有権者を三たび候補に選ぶとは思えないからだ。となると州民主党はベレット氏に勝るとも劣らぬ候補者を二年後めざして育てなければならず、そういう人物を探すのは容易なことではないはずだ。

また、選挙運動には金がかかる。四年に一度の割合で予算を組んでいた全国民主党委員会からしてみても、地元民主党が不必要な弾劾裁判に選挙資金を無駄使いしていることは忌々しく思われていることだろう。

それが証拠に、全国共和党委員会の方はウォーカーの勝利のために惜しみなく資金援助をすると約束しているのと比べ、全国民主党委員会はあまり乗り気の態度に出ておらず、地元党員たちから不満の声があがっているという。

州民主党が全国民主党委員会に請求した50万ドルの選挙運動資金はまだ支払われていない。州民主党委員会は共和党の10倍もしくは20倍の選挙資金を使って投票促進運動をするつもりだという。だが、全国委員会からの資金が届かない限りそれは不可能である。弾劾選挙を三週間後に控え、この時点で資金切れでは民主党も苦労する。

これで勝てばいいが、もし負けたら、次回の正式な選挙における全国民主党委員会からの資金援助はもっと渋られるだろう。

ま、そうなっても身から出た錆だからしょうがないよな。

May 18, 2012, 現時間 3:56 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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黒人集団による暴力が急増するなか、なぜか白人崇高主義団体に焦点をあてる主流メディア

今日の新聞の見出しを見ていたら、「人種配分が傾くにつれ、増える(白人の)憎悪集団」Hate Groups Grow as Racial Tipping Point Changes Demographicsのがあった。括弧内はカカシの勝手な判断だが、記事の内容を読んでみると、この「憎悪集団/ヘイトグループ」というのはあきらかに白人崇高主義の人種差別グループのことを指す。

アメリカにはミリシャ(市民軍)と名乗り、武装して軍人のような制服を着たりして週末に集まり、兵隊さんごっこをしている連中がいる。こういう連中は大抵の場合無害なのだが、時として、過激な人間が国内テロを起こすことがある。1995年にオクラホマの市役所ビルを爆破したティム・マクベイも元ミリシャの隊員だったが、その思想があまりにも過激すぎるということで、隊から追い出されていた。

彼らの存在は何も目新しいものではない。その数も少なく、連邦警察が彼らの行動を常に見張っている。そんなグループの話をなんでABCニュースは今更取り上げるのかちょっと不思議だ。

記事によると、アメリカ国内における人口分布の割合が少数派優勢になってきていることで、ヘイトグループの活動が活発になってきているという。

今週発表された調査結果によると、この国の歴史始まって以来はじめて、少数民族の出産率が白人の出産率を上回ったという。2011年に生まれた新生児の50.4%がラテン系、黒人、アジア人その他の種族を含む少数民族で、白人の新生児は全体の49.5%だった。さらに、現在5歳以下の子供の49%以上が白人ではない少数民族であることがわかった。

このままでいくと、白人の数は少数民族全体を合わせた数と比べて少数派となる。ABCの記事では、この事実が白人崇高主義者を戸惑わせているというのだ。また、それに加えてアメリカ史上初の黒人大統領が選ばれたことも、さらに白人主義のグループを慌てさせる要因になっているという。

反政府過激派グループを観察しているサザンポバーティローセンター(SPLC, the Southern Poverty Law Center)のマーク・ポタック氏によると、 こうしたヘイトグループの数はオバマが大統領になってから150から1274にまで増えたという。

自分らをミリシャとか呼んで週末に兵隊さんごっこをしている市民軍隊が必ずしも憎悪団体であるとか人種差別を動機とする白人崇高主義者の集まりだと言うわけではない。それに最近こうしたグループによる国内テロやテロ未遂が急増しているとかいう事実もない。では何故、こうしたグループの数が増えたことがニュースになるのだろうか?

白人崇高主義のグループの数が急増しているという話をするなら、黒人暴力集団による対白人の暴力沙汰についても言及すべきではないのか? もし白人のヘイトグループが最近急増しているというのが事実だとして、その原因はオバマが大統領であるとか人口分布が変化しているとかいうことより、黒人による対白人への暴力が横行し、黒人大統領や黒人司法局長が新ブラックパンサーなどのような、それこそ対白人ヘイトグループの暴力団の選挙違反や暴力を容認しているように見えることのほうが、大きな動機につながるのではないか? 少なくともジャーナリストたるもの、その可能性を追求すべきである。

陰謀説を唱えるわけではないが、オバマ政権は、わざと白人崇高主義グループの脅威を誇張し、黒人対白人の暴力を煽っているのではないかというもある。オバマ政権は、左翼過激派ヘイトグループによる都市占拠運動をあからさま支持しているし、黒人ヘイトグループの新ブラックパンサーやネイションオブイスラムなどとも深いつながりがある。

オバマ王政権はこうした黒人対白人の憎悪意識を掻き立て、総選挙を前に不穏な状態を作り出し、治安維持を口実に反対勢力をどんどん取り締まろうという策略ではないかという人もいる。

最近急増している黒人暴徒らによる対白人暴力はトレイボーン対ズィマーマンの事件に誘発されたものとは言い切れない。なぜならば、この事件が起きる何ヶ月も前、すでに去年の5〜6月頃から、黒人フラッシュマブによる対白人暴力があちこちで起きていたからで、トレイボーン事件は単に黒人らが理不尽な暴力を振るうための口実に使われているように見える。

とにかく、主流メディアの突然の白人崇高ミリシャへの興味は、対白人暴力をさらに煽り、正当化するものとなるのではないだろうか。だが、そうなれば、本当の白人ヘイトグループによる暴力沙汰も起きるだろう。

もちろんオバマ王の狙いはそこにあるのかもしれない。

May 18, 2012, 現時間 11:49 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 16, 2012

黒人対白人の暴力、一方的な黒人擁護は黒人社会のためにならない

最近アメリカでは、黒人市民団体やその代表的立場にある人物らが、黒人による対白人暴力を煽っている。その結果、最近黒人暴徒による白人相手の残忍な暴力事件があちこちで頻発している。しかし、黒人のトレイボーン青年がラテン系の男性に射殺された事件では、ことの真相がわからないうちから、人種差別だヘイトクライムだといって大騒ぎしたメディアも、加害者が黒人で被害者が白人の場合は、その事件がどれほど明白に人種が動機の悪質なものであっても主流メディアは報道しない。通報によってかけつけた警察官も、事件を捜査しようともしないし目撃者の名前すら記帳しない。

連邦司法局のエリック・ホールダー局長は以前、司法局に勤める検察官達に、ヘイトクライムといって人種や性嗜好や性別が動機とされる犯罪に関する訴えが、黒人が加害者で白人が被害者の場合は取り上げるなとスタッフに命じていたという。このことは以前局に勤めていた弁護士らの証言からあきらかになっている。

この黒人らによる対白人攻撃の直接の原因となったマーティン・トレイボーンの事件だが、最近になって、『加害者』のジョージ・ズィマーマンは事件直後鼻の骨を折り、頭の後部にも切り傷があり、顔には打撲傷状があったことが明らかにされた。しかも『被害者』のトレイボーンの傷は拳の傷だけだったという。ズィマーマンは最初からトレイボーンに襲われ馬乗りになったトレイボーンから頭をコンクリートに叩き付けられるなどしたと証言していた。ズィマーマンの証言をそのまま裏付ける目撃者の証言もある。事件の真相があきらかになるにつけ、ズィマーマンの「正当防衛」主張がどんどん証明されていく。にもかかわらず、連邦警察はズィマーマンをヘイトクライムの罪で裁く意志を表明している。

事件当時にズィマーマンと警察官が電話で話したテープになかで、ズィマーマンがトレイボーンの人種について語ったのは警察官からトレイボーンの人種を聞かれた時のみであり、自分からは尾行しているトレイボーンの人種についてズィマーマンは何も言っていない。それがズィマーマンが黒人ではないというだけで、これがヘイトクライムになるというのである。

黒人対白人の暴力事件において、『加害者が白人だと思われた場合は、事情はどうあれ加害者とみられた白人に対する正当な裁きは期待出来ない』とか、『被害者が白人だった場合、加害者の黒人は罰せられない』といいう印象を社会が持ってしまったら、これは黒人にとっても白人にとっても良い事とは言えない。

人種問題など特に興味のない不良黒人たちは、トレイボーンへの復讐だという口実で、白人相手に暴れ回って自分らは満足かもしれないが、被害にあう無関係な白人たちは大迷惑である。

しかし、このようなことが増加して一番迷惑なのは、当の黒人たちのほうなのだ。

少数派が多数派と平和共存出来るかどうかは、多数派の寛容性と道徳観にかかっている。多数派のほとんどの人々が、少数派を虐待したり差別したりする行為は悪であると信じている間は少数派は安心だが、それがほとんどの多数派によってある種の少数派への脅威や嫌悪感がふくれあがった場合、少数派は数が少ない分ずっと不利な立場にたたされることになる。

何故、アメリカでは黒人が法律によって均等に守られるようになったのか、何故黒人を差別したり迫害したりする法律は次々に撤去されていったのか。それは黒人達がバスをボイコットしたり、マーティンルーサーキング牧師がワシントンDCで行進をしたりしたからではない。いくら黒人達が行進してみようとデモをやってみようと、80%以上もいる白人たちが20%にも及ばない黒人たちを差別し続けたいと思っていたら、人種差別などなくす事は不可能だった。

だが、キング牧師がデモをやっている頃には、ほとんどのアメリカ人が法に寄る人種差別は撤去すべきという気持ちになっていた。公立学校で白人と黒人の生徒を分けたり、軍隊で黒人隊を作ったりといった行為も廃止すべきだと人々は感じていた。だから、テレビで人権運動を繰り広げている黒人達が白人の機動隊に理不尽な暴力を受けているのを見せつけられて、こういうことはやめるべきだという結論に達したのである。

しかし今ここで、白人も黒人も平等であるべきと感じて来た一般人に対して、オバマ政権は、いや、そうではない、黒人は白人より優遇されるべきであるという政策が行われたなら、一般の白人もしくは非黒人たちはどう思うであろうか?市民が法律に従うのは、法律が平等に市民を守ってくれるものだと信じているからだ。もしも、その法律が黒人と白人とでは施行のされからが違うと人々が信じたらどういうことになるだろうか?

黒人と白人の間で問題が起きた場合、事情はどうあれ悪いのはいつも白人。黒人が殺された場合には状況証拠は完全無視され自動的に白人は殺人罪に問われる。反対に白人が殺された場合には数十人の目撃者の前であからさまに一方的に行われた黒人の暴力によるものでも、黒人は無罪放免、なんてことになったら白人たちは何時までこの理不尽な法律を指をくわえて耐えているだろうか?

警察も政府も黒人の暴挙から自分らを守ってくれないと判断したら、黒人でない多数派の市民はどういう反応をしめすだろうか?

民主党政治家らによってフロリダ州では合法な拳銃携帯の法律を改正しようという動きがある。民主党はもともと市民による銃砲所持には大反対なので、今度の事件を悪用したいのは当然だ。しかしそれはうまくいかないだろう。何故なら、フロリダ市民が学んだことは、黒人に襲われた場合警察は守ってくれない、自分の身は自分で守るしかないということだ。そしてズィマーマンのように正当防衛で相手を殺した場合には、正直に警察に通報したりせず、そのまま立ち去れということだ。生き残ったものが黒人でない場合、どんな事情があろうとも悪者扱いされるのがおち。

そして今、拳銃携帯が違法な州でも、黒人によるこのような暴力が頻発すれば、その必要性が真剣に問われることになるだろう。

もうすでに多くのアメリカ市民が、銃があるから犯罪が多いなどという理屈は信じていない。それよりも、夜道で一人歩きをする時は、必ず銃を携帯しろ。そうでなければこの間やはりフロリダで、車が壊れて徒歩で帰宅途中の軍人が四人の暴徒に襲われた事件のようなことになると、感じ始めている。

もしも黒人指導者たちがいうような「人種戦争」が実際におきたなら、80:20の圧倒的な格差のある白人と黒人の間でどちらが勝つだろうか?そんなことになって一番多くの犠牲者をだすのはどちらだろうか?そしてその残酷な戦争が終わった後のアメリカ社会において、黒人はどのような扱いを受けるだろうか?

考えただけでも空恐ろしい。

May 16, 2012, 現時間 5:17 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 15, 2012

共和党大統領候補ロムニー女性支持優位に、数週間に渡るオバマ王の対女性戦争プロパガンダの効果無し

女性票は民主党寄りという従来の見解を破って、ミット・ロムニー共和党大統領候補は、女性の間でもオバマより人気が集まっているという。ここ数週間に渡るオバマ陣営による共和党は女性に戦争を射かけているという、いわゆる「対女性戦争」プロパガンダは全然効き目がないようだ。は!女性はリベラルが考えるほど馬鹿ではないという証拠だ!

この統計が保守派ブログかなにかによって集められたものなら、保守派偏見が入っていると言われるかもしれないが、なんとニューヨークタイムス発表の世論調査によると、46:44で女性票はミット・ロムニーに軍配が上がっているという。

特に興味深いのは、女性票でロムニーが優勢になったのはここ一ヶ月のこと。先月4月の段階ではオバマはロムニーに対して6%も優勢だった。こんな急激な変化は前代未聞。

つまりだ、女性達は、オバマ陣営が必死に話題を「女性問題」に変更にしようとすればするほどしらけて来ているという証拠だろう。

一般家庭の主婦ならガソリンや食品の値段の高騰は直接死活問題だし、通勤の長いキャリアウーマンにとってもガソリンの値上がりは非常な痛手。新卒の女学生たちは避妊薬なんかより、今後の就職の方が心配。

女性を馬鹿にするとこういうことになるのだ、解ったか!

May 15, 2012, 現時間 7:28 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 13, 2012

恥さらし、テロリストに振り回される911犯人の裁判

911の首謀者カリー・シェイク・モハメッドとその共謀者ら5人の裁判が始まった。主流メディアはこの裁判について完全な沈黙を保っているが、少ないながら流れて来るニュースを読んでいると、法廷は完全に被告テロリストたちに乗っ取られてしまったようだ。

先ず、被告のアメリカ人女性弁護士がイスラム教のヒジャブを着て現れ、法廷に居る女性全員に同じようにヒジャブ着用を要求したところからして、この裁判の成り行きは最初から混乱していた。

何でアメリカの裁判所でしかも軍事裁判において、イスラム教徒でもないアメリカ人女性が他宗教の服なんぞ着なければならんのだ? 本来ならば被告たちがアメリカの刑務所のオレンジ色のつなぎを着るのがべきだ。それを彼らの望む恰好をさせてやっていること自体行き過ぎなのに、ずうずうしいにもほどがある。

被告達は、裁判官の正当性の認知を拒否。弁護側を通じて数々の抗議をし、裁判中にお祈りはするは、食事は要求するわ、大声で騒ぎ立てるわで、まるで裁判にならず、なんと初日の法廷は13時間もかかったという。

はっきり言ってだ、これは被告や弁護側よりも、非は一重に裁判官にある。

アメリカの法廷にはそれなりの規則がある。先ず服装だが、弁護士にしろ検察官にしろ、軍人なら制服、民間人ならスーツといった規定がある。弁護士や検察官がジーパンにTシャツなどといった姿で現れれば、裁判官はすぐに着替えて来いと命令を下し、法廷の時間を無駄にしたということで罰金を課される可能性もある。裁判官は弁護側の女性はヒジャブを着るべきだなどという要求を黙って聞いてる暇があったら、ヒジャブを着て出廷した女性弁護士のシェリル・バーマンにきちんとしたスーツに着替えて来いと命令すべきだった。そして彼女がそれを拒否した場合には、法廷を侮辱した罪でしばらく留置の刑にして頭を冷やさせるべきだった。

また、弁護側が裁判官から許可もなしに大声を張り上げたりした場合、これもやはり弁護士に対して「被告をきちんとコントロール出来ないなら、被告は退場させる」とし、被告欠席のままの裁判を強行すべきだった。

アメリカの法廷が従うべき規則はアメリカ法廷の規則のみである。被告の宗教がなんであれ、なぜアメリカの裁判所が被告の要求に従う必要があるのだ?

なんという恥じさらしな猿芝居だ!この裁判官は即刻首にすべし!

May 13, 2012, 現時間 10:47 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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ビンラデン退治なんて過去の栄光よりロシアの先制攻撃宣言をどうする?

アルカイダの親玉オサマビンラデンがシール隊によって退治されてから一年になるが、オバマ王は未だに過去の栄光に浸っている。ビンラデン退治はオバマがブッシュ政策を継続していたから実現しただけの話であって、オバマが率先して実行した作戦ではない。もしこれが失敗していたら何もかもブッシュの悪政のせいだと言っていたに違いないオバマ王。だが、奴はことあるごとに共和党大統領指名候補のミット・ロムニーに関して、もしロムニーが大統領だったらビンラデン退治は不可能だっただろうなどと自分の選挙運動サイトに書いている。

実際にロムニーがいざという時にどのような行動にでるのかそれはまだわからない。だが、オバマ王が国家の主君として外国からの脅威に対し、いざという時にどのような態度に出るのか、それを試される時がすでに訪れた。そしてオバマ王は見事に失敗したのである。

先日(5/3/12)ロシア軍上層部は、北大西洋連盟(NATOがこのまま)東ヨーロッパにおける弾道ミサイル防衛基地設置を継続するのであれば、アメリカ合衆国の建設を待たずに攻撃する覚悟があると公式に発表した。

「これ以上自体が悪化する前に、先制攻撃として破壊的武力を使う決断をした」とロシア総指揮官のニコライ・マカノブ将軍は、NATO及びアメリカ代表が出席したモスクワで行われた弾道防衛ミサイル審議会において発表した。

他国が自国の軍事基地への攻撃を公言したのである。これはあきらかな戦闘行為である。ロシアはアメリカがロシアの条件を飲まないならば、戦争は止む負えないと公に宣言したのである。アメリカの大統領はそれに対して迅速に断固たる声明を発表する必要がある。

ではこの、ロシアの理不尽な要求に対して、オバマ王はどのような対応をしたのかといえば、、、

りーん、りーん、とこうろぎの声。

まるで沈黙なのだ! あれから何日も経っているのに、ロムニーがいじめっ子だとか、同性愛結婚がどうのこうのってな話をする暇はあっても、ロシアがアメリカの軍事基地を責めるぞと威嚇している事実なんか完全無視なのである!

どういうことだこれは?

オバマは国家防衛並びに同盟国の安全などということなど全く興味がない。以前にヒラリー・クリントンとオバマがまだ大統領選候補を競っていた時、ヒラリーのテレビ宣伝で、「午前3時、非常電話がかかって来た、、、」というのがあった。

そういう時、ヒラリーなら断固たる決断が出来るというものだった。だが、オバマではそれは無理だと、、、

ヒラリーだったらどう対処していたかは無論わからない。だが、オバマでは無理だというヒラリーの予測は当たっていた。

こんな男にアメリカは任せられない!


May 13, 2012, 現時間 7:11 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 12, 2012

経済低迷のなか、必死に話題を変えたいオバマ王

オバマ政権のことをギャングスター政府と呼んだジャーナリストがいたが、オバマ王のやることは何から何までえげつない。ライバル候補の業績や政策などを批判するのならともかく、選挙とは直接関係ない個人的な話を持ち出し相手の性格を攻撃したり、ライバルを支持し献金した一般人を名指しで攻撃するなど、なんとかこの不景気に関する自分の不能ぶりから話題を変えようと必死だ。

数週間前には宗教上避妊を認めていない教会や学校などの経営者に避妊の保険を強制させようとし、それに反発した保守派や共和党を「対女性戦争を射かけた」と言って責め立てた。

先日は、オバマ王が同性結婚を支持すると公言。そしてその直後、ワシントンポストはロムニーが高校生の頃、ゲイの学生の長髪を無理矢理切り落としたという、いわゆる「ロムニーはいじめっ子だった」という記事を第一面で掲載。(なんたる偶然!)

リベラルによる「ロムニーはいじめっ子」キャンペーンが始まった。

しかしだ、実際にロムニーが高校生の頃にガキ大将だったということが本当だったとしても、そんな40何年も前の話なんかどうでもいいと感じる人のほうが大半だろう。第一、十代の頃の行動が問題になるというなら、高校時代にマリワナを吸っていたと自叙伝に書いてるオバマ王の過去はどうなるのだ?

十代のロムニーより大人の政治家としてのロムニー、現在のロムニーの人格のほうがよっぽども重要なはずだ。そういう面では、大人のロムニーに色々お世話になったという近所の人たちの証言はいくらでもある。

アメリカ市民の大半は失業率がブッシュ時代の2.5倍である事実、ガソリン代の高騰やインフレといった経済低迷に焦点をあてている。こう言っちゃ何だが、一般市民にとって、女子大生の避妊費用を政府が負担するべきかとか、同性結婚を大統領が支持するかとか、ましてやロムニーが学生時代いじめっ子だったかなんてことはどうでもいいことなのだ!

当のロムニーの反応はというと、全く身に覚えがないとしながら、自分は高校時代には行儀の悪い事も結構やったので、同級生を傷つけるようなことをしたのなら謝罪する、と言っている。

MSNBCのトークショーに出演したワシントンイグザミナー紙のティム・カーニーは、主流メディアがどうでもいい話をいつまでもこだわるのはおかしいと司会のタマラ・ホールの質問を批判した。

カーニー:(前略)あなたがやっていることは、典型的なメディアの小細工ですよ。自分らで話をもちあげておいて、「みんなが話している事だ、ロムニーはこんなふうに答えている、、」といって二日目も話し続けることを正当化している。もっと重要な話が、、、

ホール:あなたは私の質問に何一つとして答える必要はない。この番組への招待を受け入れる必要もなかった。あなたは何を話題にするか事前に知らされていた。

カーニー:それは、、、

ホール:まってください、ティム、ここは私の家みたいなもんです。問題はですね、この話は存在してるんですよ、もちろん50年前に起きた事をいつまでも話つづけるべきじゃないというのはそうです。でもですね、私たちがここで話しているのは、この件だけでなく(ロムニー元)知事の選挙運動による反応です。

カーニーはここで、ホールはどうでもいい話をあたかも話題性があるかのように蒸し返し、その反応についてカーニーに反応しろと要求していると抗議した。つまり焼き直しの焼き直しをさせようとしていると答えた。

ここで司会のホールはぶっちぎれて、カーニーのマイクを切ってしまった。後になってカーニーは、確かにMSNBCから質問の内容は事前に知らされていたが、そのなかにはこの話題は話す価値があるかどうか、という質問が入っていたと言う。カーニーが事前に承諾していた質問に答えず話題を変えようとしているというのは嘘で、ホールがマイクを切った本当の理由はカーニーが自分の気に入った答え方をしなかったことにあったのだ。まあね、リベラル司会者が公平な討論など望んでるわけはないから当然だが。

ところで、ワシントンポストに掲載されたロムニーが同級生の長髪を切ったという事件そのものが、実際に起きた事なのかどうかが、かなり怪しくなってきた

オートモービルマガジンという雑誌が、ポストがインタビューした同級生達をインタビューしているが、オートが掲載した彼らの証言はポストの記事とはずいぶん食い違っている。

ロムニーが被害者のジョン・ラウバーの髪を切った時、同じ部屋にいたというフィリップ・マクスウェルは、ポストの記事では「ひどかった、悪質だった」と語っているとあるが、オートマガジンのほうでは、「私は民主党支持ですから、彼には投票しません。」としながらも、「でも彼は多分いい大統領になりますよ。頭がいいし信念があるし。」と語っている。ポストの記事にはマクスウェルが民主党支持だという事実は記載されていない。またマクスウェルがロムニーの宗教について、「ロムニーは最初のモルモン教として最高の地位を得る事に必死だ。だが有権者を脅かさないよう今は隠している。」と考えていることも載っていない。つまり、マクスウェルには反共和という偏見があるという事実が隠されているのだ。

また、ポストでは、一番ロムニーの行為に批判的なマシュー・フリードマンという同級生が、週末にロムニーは自分を家に招待してくれなかった、当時16歳の自分は自家用車をもっていなかったと語ったのを利用して、あたかもロムニーがお高く止まったエリートで自家用車を持たない同級生を無視したような印象を与えているが、実はロムニー自身も当時は車を持っていなかったとオートのほうには当時の友達グレッグ・ダースの証言が載っている。「クレーンブルック(高校)の多くの生徒が車を持っていましがた、ミットは16歳の時に車をもってませんでした。」

またオート、、の方では、マクスウェルもミットはよく週末にクラスメートを自宅に招待していたと語っている。(車を持っているいないにかかわらず。)

ポストには断片的にしか登場しないダースの証言は、オートのほうにはもっと詳しく記載されている。

ミット・ロムニーの父親は州知事で、ビジネスにも成功した事業家だった。だからミット自身は奢り高い、鼻持ちならない金持ちの御曹司という態度を取ってもよかったのだが、彼はそんなところがまったくない「いい奴だった」とダースは語る。「でもすっごくいい奴でしたよ。生粋のアメリカっ子で、ユーモアはあるし謙虚だし、」

ロムニーがいたずらっ子で色々他人にいたずらをしたというのは結構有名な話だが、はめをはずしたい年頃の少年としては非常に自制心のある生徒だったとダースは語る。父親が知事という立場にあることをミットは常に意識して、父親に恥じをかかせないようけじめをつけていたようだと言う。

もうひとりポストがロムニー批判の同級生として記載しているストゥー・ホワイトだが、オートのインタビューでは、自分はロムニーのいたずらはいつも楽しんでいたと言う。ポストの記事では髪きり事件について、ホワイトは「ずっと気分が悪かった」と言ったと書かれているが、オートのほうでは、ホワイトは髪きり事件について数週間前にポストから聞いた時から「ずっと気分が悪かった」と語っている。つまり、ポストから聞くまでそんな事件があったことすら知らなかったということになる。これでは証人としては全く意味がない。

また、被害者とされる今は亡きジョン・ラウバーの遺族は、ラウバーに関するポストの記事には誤りがあり、これ以上政治に利用されるのは心外であると声明文を出した。ポストはラウバーが金髪で長髪だったことから彼が同性愛者だったかのように書いているが、ロムニーも1960年代の高校生の間では、そういう意識はまるでなかったと語っている。実際らラウバーが同性愛者だったかどうかも解らないのに、弁明できない故人を勝手に同性愛者扱いするポストはかなり無責任だ。

というわけでここ二日間は主流メディアによる『ロムニーは同性愛恐怖症で、いじめっ子だった』という話ばかりして、肝心な経済から話題を変えようとしているが、アメリカ市民はそんなメディアやオバマ陣営の小細工に騙されるほど馬鹿ではない。

RNCの平均ではオバマ支持が46.7、ミット支持が45.3とオバマがわずかに優勢だが、現大統領の今の段階では圧倒的な支持率を持っていなければならないはずで、主流メディアによる四六時中の親オバマ反ロムニープロパガンダが流れるなか、現役大統領の支持率がわずか46.7%とはお粗末な状態である。

どうりで話題を変えたい訳だ。

May 12, 2012, 現時間 6:05 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 2, 2012

米政府も主流メディアも加害者黒人被害者白人の犯罪は無視

ちょっと前にマーティン・トレボーンという黒人青年がラテン系と白人の混血男性に射殺された事件があってからというもの、加害者が半分白人の血を引いていたというだけで、黒人市民団体や運動家がやたらと白人社会に復習せよとばかりに、対白人暴力を煽りはじめた。オバマ王自らも事情も解らないうちから、この事件は人種差別が原因のヘイトクライムだと宣言。おかげで最近多数の黒人暴徒が少数の白人を狙って極悪な暴力犯罪を犯す事件が相次いでいる。

保守派によるリベラル攻撃に対しては単なる比喩的な言葉使いですら、暴力を煽るような発言は控えるべきだと批判したオバマ大統領はじめ黒人市民団体やリベラルメディアは、アル・シャープトンやジェシー・ジャクソンといった黒人団体リーダー達のあからさまな白人に対する暴力煽動発言は完全に無視。警察も黒人のエリック・ホールダー局長ひきいる連邦司法局も黒人による対白人犯罪事件は取り締まらない姿勢を明らかにし、主流メディアも一切報道していない。

つい先日も白人の男女が帰宅途中に100人からの黒人未成年に殴る蹴るの暴行を受けた事件など、被害者が地元新聞の記者だったにも関わらず、地元新聞は事件を隠蔽するという情けない事実が、事件から二週間もたってから社会記事ではなくコメンタリー欄でやっと掲載されて発覚した。

では、最近おきた黒人による対白人凶悪犯罪事件をいくつか紹介しよう。

3月4日、学校帰りの13歳の白人少年が同じ学校の数人の黒人少年らに待ち伏せされ暴力を振るわれそうになったため、振り切って家まで走ってたどり着いたところで追いつかれ、自宅の玄関前でガソリンを浴びせれ火をつけられ全身火傷という重傷を追わされた。家の中に居た母親と5歳の弟はこの恐怖の状況を目撃。黒人少年らは「自業自得だ、白人野郎!」とあざ笑っていたという。母親は二人の息子を即転校させ、家族は家を引き払って引っ越した。

3月24日、ミシガン州のグランドラピッド市において、二日間に渡り少くなくとも7人の白人男性ばかりを狙った黒人青ギャングによる暴行事件がおきた。そのうちの一人37歳の男性は、25日の深夜、帰宅途中に道を歩いているところを自転車で近づいて来た黒人少年から突然鉄の鎖で殴られたという。ほぼ同時に数人の少年が男性に殴る蹴るの暴行を加え、さらに数回鎖で殴られた。男性は一旦は暴徒らを振り切って近所の民家に助けを求めようとしたが、おいつかれてさらに暴行を加えられた。男性は今度も暴徒を振り切り、大型ゴミ箱の後ろに隠れ、なんとか命を取り留めた。男性はその晩警察に電話で通報したが留守電だった。翌日やってきた刑事は一応事情はきいたが、加害者が未成年なので警察が出来ることはあまりないと言われた。地元の新聞に連絡したが完全に無視され、司法局のヘイトクライム苦情支部にも報告したが、調べてみますと言われただけでその後音沙汰なし。

4月26日、自分の家の前でバスケットボールをしていた黒人少年達のボールが自分の前庭に入って来たことに腹を立てた老人が子供達に家の前で遊ぶなと注意をしたところ、子供達は20人の黒人男性たちを引き連れて老人の家の前に戻り、大人の黒人暴徒20人が白人老人をペンキの缶などを使って殴る蹴るの暴行を働いた。加害者の一人が「トレイボーンの仕返しだ」と叫ぶのを近所の人たちが聞いているにも関わらず、警察はこの事件は「疑いなく」トライボーン事件とは無関係だと主張している。

4月後半、そしてこれが冒頭で紹介した、カカシもよく出張で訪問するバージニア州はノーフォーク市でおきた事件。赤信号で止まった乗用車に黒人少年から石を投げつけられ窓ガラスを割られたことを怒った運転手の白人男性は、抗議しようと車から出たところで100人からの黒人少年らから殴る蹴るの暴行を受けた。男性を車に引き戻そうと外へ出た乗客の女性もまた少年らから頭や顔などを殴られた。女性は必死で警察に電話をしたが、話し中でつながらず、三回目でやっとつながった時は自分がいる「チャーチとブランブルトンの交差点」という場所を何度も叫ぶことしか出来なかったという。やっとやってきた警察官は、目撃者が何人も名乗り出たにもかかわらず、加害者が未成年なのでしょうがないという態度で、目撃者の名前すらメモしなかったという。しかも地元新聞のバージニアパイロットは100人もの青年が男女カップルを襲ったという大事件を報道しなかった。おどろくべきことに被害者の二人は同新聞社の記者だったのである!二週間も経ってから、同紙は社会面でなくコラム欄で事件を報道。黒人対白人犯罪は政治的に正しくないからと隠蔽したとして地元民の間からも苦情が出ている。

こうした事件が警察からもメディアからも無視され、オバマ大統領からは奨励されているかに見えてくることが、社会にとってどのような影響があるか、それについては次回にお話しよう。

May 2, 2012, 現時間 8:21 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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