日付け → →September 29, 2012

おかわり禁止、ミッシェル王妃の厳しいダイエット

アメリカの新学期は9月。それでバラク・オバマ王のミッシェル王妃がごり押しした公立学校給食新制度が今年度から全国の公立学校で施行されるようになって一ヶ月たったわけだが、すでにその悪政の悪影響が声高く聞こえてくるようになった。

先日紹介した俺たちは腹ペコだ~ビデオでも明らかだが、全国の児童たちは給食の量や質の衰えに不満たらたらである。しかも、ミッシェル王妃の給食制度によると、子供たちはおかわりも禁止されているとかで、余った食品は無駄に捨てられているいう。これはモンタナ州の給食職員の証言からの話である。

連邦政府の新規制によると、給食のメニューはほとんどが野菜で成り立っていなければならないことになっており、これまで主食だった肉は付け合せ程度の量しか含まれて居ない。ということは、生徒たちが嫌いなものが大半を占め、好むものはほんのちょっとしか盛られないことになる。

「(主品と付け合せの)量が全くさかさまなんです。高校生にあんな少量を給仕するなんて腹立たしいですよ。」

と匿名職員は言う。しかも、カロリー制限がされているので、盛られた給食で足りない子供たちがおかわりをほしがっても給仕のおばさんたちは残っている食品を子供たちに配ることが禁止されている。それで空腹なこどもたちを傍目に、あまった食品はそのまま捨てられるという無駄が生じている。

「2オンス(30g弱)のたんぱく質なんて、高校の運動選手には全く足りませんよ。」

しかも、ミッシェル王妃の規制によると、学校給食の一人当たりの量やカロリーや成分や温度など非常に細かい報告が必要で、その複雑な手続きに余計な人件費がかさんでいるという。

学校給食は一部国民の税金によってまかなわれているが、各学校が連邦政府から課された厳しい規制に従わない場合は、その給食費用を差し止められるので、学校側はこどもたちの苦情にいくら同情的でも規則違反をして大目の量を配ることが出来ないのだと言う。

アイオワ州代表下院議員のスティーブ・キング議員は、学校給食のシステムは子供たちの健康を考えて必要な栄養を提供するために設けられたものであるはずなのに、それがなぜか、一部の子供たちが肥満だというだけで、全生徒にダイエットを強制するシステムになっていると批判する。

それに単に学校給食の量を減らせば、子供たちは学校外でジャンクフードを買ったり、親が不足分をお弁当に持たせるだろうし、高学年の生徒たちは部活帰りにファーストフードの店に寄り道するだけで、結果的に子供たちの食料摂取量を減らすことにはならない。

もちろんそのうち学校は弁当の内容まで口出しするようになるのだろう。おっとそれはもう起きてるんだっけ

ノースカロライナ州公立のウエストホーク小学校付属幼稚園に通う4歳児が、親が持たせたお弁当(ターキーチーズサンドイッチ、バナナ、ポテトチップス、リンゴジュース)が、政府設定の栄養ガイドラインに沿っていないとして、幼稚園がお弁当を幼児にそのまま持ち帰らせたと言うもの。しかも幼稚園側は四歳児にカフェテリアでチキンナゲットをたべさせ、その食費を親に請求したという。

政府が国民のランチの内容にまで口を出すようになったら自由社会はおしまいだ。オバマ王に任せておけば、学校の給食のみならず、人々の食卓にまで政府が干渉するようになるだろう。

September 29, 2012, 現時間 5:42 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →September 28, 2012

元消防士、自宅に侵入した強盗を射殺

こういう話が多いので、そのうち「今週の銃による正当防衛」とでもカテゴリー作って特集でもするかな。本日はテキサス州ヒューストン市の出来事。元消防士の男性が二人組の強盗に発砲。一人を射殺、驚いたもう一人は逃走した。

この話がいつもの話とちょっと違う点は、自宅に居た男性のところへ強盗が侵入したのではなく、夜10時頃に家族と帰宅した50代の元消防士の男性が家の前で武装した男二人に待ち伏せされたことだ。男達は男性から金品を要求し、次に家に入るように命令した。

一旦家に入った強盗たちは男性を拳銃で殴り、一緒にいた男性の妹と姪に床にうつぶせになるように命令。一人が家族に銃を向けて威嚇している間に、もう一人が家の中を引っ掻き回した。

幸運なことに、家主の男性は合法に小銃を携帯していたため、冷静に強盗たちの隙を狙っていた。そのうちもう一人の男も一緒になって家の中をかき回し始めたので、今しかないと思った男性は、隙を見て強盗たちに発砲。一人を射殺、もう一人の男と撃ち合いになった。

残念ながらもう一人の男は逃走。覆面をしていたため、男性は警察に男の容姿を正確に説明することができなかった。警察は近所を捜索したが男は未だに見つかっていない。

男性は家族を守るのは自分の義務だと思ったと語っている。

September 28, 2012, 現時間 5:20 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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ミッシェル夫人の給食メニュー、「腹減ったよ〜」と高校生達がビデオで抗議

バラク・オバマ王のミッシェル王妃が押して議会が通した公立学校スクールランチの低カロリーメニューの評判が非常に悪い。育ち盛りの高校生の昼食を最高800kカロリーに制限したこの制度は、全国各地の学校で運動部などに入っている学生らから苦情が殺到。多くの生徒たちは学校のランチをボイコットして家からお弁当を持参するなどして抗議している。

とある高校の学生達は、ミュージックビデオを作ってユートゥーブにアップして抗議。下記がそのビデオ。歌っているのはフットボール部の学生。ジョックのくせに歌が結構うまい。担任の先生の協力があったらしいが、演出も結構凝っている。言葉が解らなくても給食の量が少なくてクラブ活動の練習でばててしまうという意図が画面から伝わって来ると思う。

カカシが小学生だったのは鎌倉時代だったかな? あの頃の日本の小中学校には給食制度があった。私らが得た給食は対しておいしくなかったが、私が給食制度で一番不満だったのは、献立が貧弱だったということよりもなによりも、みんながみんな同じ量の給食を配られていたということだった。子供は個人々で発育の速度に大きな差がある。同じ14歳でも声変わりも終わり180センチくらいの身長になってる男の子がいるかと思えば、まだ背も低く金切り声をあげてる子はいくらでもいる。そんな子供達に同じ量の給食を配ったら、小さい子には量多過ぎ大きい子には全く足りないという状況が生じる。

カカシは12歳にして今の身長と体重になってしまったという発育の早い子供だったので、いつも給食の量が全然足りていなかった。それに比べて私の大親友のYちゃんなんかは背丈も体重も私の半分だった。大人になってからも彼女は少食だが、子供の頃は私の食べていた量の1/4も食べられなかった。

それで私はいつもクラスの少食の女の子二人か三人から給食を半分づつくらい分けてもらい、結果的に二人前は食べていた。それでも4時ぐらいになるとお腹が空いて死にそうだったので、近所の駄菓子屋さん(コンビニはまだ無い時代)で菓子パンを買って食べていた。その直後にきちんと夕飯も食べていたのだから私の食欲は相当なものだったとご想像がいくと思う。

しかし育ち盛りの子供なら、このくらいの食欲は当たり前だ。ましてや学校で運動部に入っている生徒達が昼食800kカロリーでは足りるわけがない。しかも、その中身は肉や炭水化物よりも果物や野菜が中心という草食系。

ミッシェル王妃はじめ左翼リベラル連中は、個々の違いを認識しない。なにもかも全体主義。誰かが昼食は800kカロリーにする、と決めるとそれが小柄で少食な生徒だろうと大柄なスポーツ選手であろうと一緒くたにして扱う。

ミッシェル王妃の目的は児童たちの肥満解決などにあるのではない、彼らの目的はコントロールである。マクドナルドなどのハッピーミールを攻撃してフレンチフライの量を減らさせたり、ニューヨークでは市長が砂糖入りソーダのサイズを規制したり、すべて国民コントロールが目的なのである。

子供達はそれを悟ってか否か、純粋な抗議を始めたのである。

September 28, 2012, 現時間 5:33 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →September 24, 2012

アフガニスタン帰還兵、トビー・キースのコンサートで妻に再会

現代カントリーウエスタンの王者とも言えるトビー・キースのコンサートを観に行った陸軍兵の妻がトビーから舞台の上に呼ばれ、なんとトビーの演奏中にアフガニスタンに遠征中のはずの夫と再会するというエピソードがあった。

お膳立てをしたのは無論、米軍キャンプ慰安公演を幾つも行っているトビー・キース。

舞台に上がった女性にキースは、アフガニスタンに遠征中の夫の名前を聞いた。

キース:「ご主人の名前は?」

奥さん:「ピートです、少佐です。」

キース:「よっしゃ、ピート・クルーズ少佐のためにいっちょ歌おう。」

といってキースが歌ったのはキースお決まりの名曲「アメリカンソルジャー」。涙を抑えながら聴いている若妻の前に突如としてアフガニスタンに行っているはずの夫ピートが登場。涙々の夫婦再会となった。

クルーズ少佐は、予定より早く帰還となっていたのだ。

September 24, 2012, 現時間 8:52 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →September 22, 2012

野蛮なイスラム社会にアメリカの言論と宗教の自由を謝るな!アメリカの価値観を忘れた日にアメリカは滅びる

新エジプト大統領として初渡米前夜のムハムード・モーズィ大統領は『イスラム教を敬え、さもないと、、』とアメリカを脅迫した。

オバマ王が本当のアメリカ大統領であるならば、『アメリカは人々がどのような宗教を信じることも尊重する。同時にアメリカは人々が他宗教を批判する言論の自由も尊重する。エジプトはそのアメリカの価値観を理解し尊重すべきである。』と応えるべきだが、無論弱腰オバマにそんなことが言えるはずはない。

モーズィ氏はアルカイダの党首だったビンラデンやアイマン・ザワヒリがメンバーだった超過激派イスラムテロ軍団のモスレム同胞団の元リーダー。そのテロリストがアメリカに向ってアメリカはアラブ社会に対してもっと尊敬心を見せるべきであるとし、アラブ社会の貯まった怒りを克服したいのであれば、パレスチナ独立など、もっとアラブ社会の価値観に理解をしめすべきだと語った。

これが脅迫でなくて何なんだ、と聞きたいね。

モーズィ氏は、アメリカはアラブ社会の歴史をもっと理解すべきだというが、それはまさにその通りだ。アラブ及びイスラム社会の歴史ではっきりしていることは、常に強い馬にへいつくばるということ。オバマ王が強気に出て、エジプト大使館の攻撃に対してエジプト警察の出動が遅れたことや、警備の甘さなどを強く追求し、必要とあらばモスレム同胞団のアジトでも空爆するくらいの態度に出ていれば、モーズィ大統領もオバマ王にやたらなことは言えなかったはずなのである。それがアラブ人特有の脂ぎった嫌らしい笑みを浮かべてまたオバマ政権からの抗議を一笑に付すというでかい態度に出られて、オバマ王は腹が立たんのか?

少なくとも、現在アメリカがイスラエルとの和平を条件にずっとエジプトに送っている支援金を一切打ち切るべきだ。

イスラム社会は強い馬に従う。弱いと思われたらどんどん責められる。イスラム社会との妥協があるとしたら、それは向こうがこちらに従うことのみ。それ以外の和平は考えられないのだ。こちらの好意は弱みだと思われる。謝罪はイスラム教が他のどの宗教よりも優れていると認めることになり、他宗教を信じることやイスラム教への批判的な発言の弾圧を正当化することになるのである。

いくらオバマ王がアメリカが嫌いでも、そこまでするか?

だとしたら、アメリカは11月の総選挙で何としてでもこの非国民をホワイトハウスから追い出す必要がある。こんなやつにあと4年もアメリカ外交を任せてみろ、911攻撃のような同時多発テロが再びアメリカの地に起きないとは断言できなくなる。

September 22, 2012, 現時間 8:56 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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63歳の癌患者男性、ショットガンで強盗を取り押さえる

気をつけていると、銃による正当防衛の話がよく目につくようになる。最近になってこういう話が増えたとも思えない。ということは、これまでにも一般市民が銃を使って自宅やビジネスを襲った/襲おうとした強盗を阻止した例はいくらでもあったということだ。にもかかわらず、銃を使った犯罪は即座に報道する主流メディアは、銃を使った正当防衛の話は報道しないので、一般人はそういうことが結構身近で起きていることに気がつかないでいる。

さて、本日の英雄は63歳の癌患者で自宅療養中のディクソン・スミスさん。その日二階に居たスミスさんは、奥さんが買い物に出かけたすぐあと、一階から男達の話し声がするのを聴いた。これは強盗だと悟ったスミスさん、即座にショットガンを持って男達が二階に上がって来るのを待ち構えた。

「男達はもう少しで最上階段まであがってくるところでした。私は部屋から出て男達にうつぶせになるように言いました。」とスミスさんはローカルテレビのインタビューで応えている。

スミスさんは男達を床に伏せさせたまま、警察に通報。警察を待っている間の五分か十分が非常に長く感じられたとスミスさんは言う。スミスさんは男達に変な真似をするなと忠告してずっとショットガンを突きつけていた。

実はスミスさん宅に強盗に入った二人の男のうちのひとり、ジェイムス・リオン・ポルク27歳は、スミスさんとは長年の知り合いで、ポルクが10代の頃にはスミスさんが旅行に連れて行ったりしてやっていた。しかしいつしかポルクは麻薬中毒にかかり、最近はスミスさん宅から現金やスミスさんの癌の薬を盗むようになっていたという。

まったく恩を仇で返すとはこのことだ。ポルクは仲間の男と二人でスミスさんが居ることを承知でスミスさんの家に強盗に入ったのだから、最悪の場合は恩人のスミスさんを殺して薬だの現金だのを強奪しようと考えていたと思われる。

スミスさんが老人で病人だから抵抗できないと思っての事だろうが、まったく根性の腐った奴だ。恩人の家に強盗に入るなんて。

しかしスミスさんがショットガンを構えるだけの勇気のある人で助かったというもの。スミスさんがショットガンを持っていなかったら、どんなひどいことになっていたか、考えただけでも恐ろしい。

September 22, 2012, 現時間 7:48 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →September 21, 2012

尖閣防衛は日本が率先しなければ何もはじまらない

古森義久さんが尖閣に関するアメリカの姿勢について米国連邦議会の下院外交委員会が開いた南シナ海などでの中国威力拡張についての公聴会の模様をリポートしている。

古森さんによると、アメリカは中国が日本を攻めてきた場合、和平条約に乗っ取って日本を援助する用意はあるらしいが、とにかく先ず万が一の場合は日本が率先して主導権をとらなければならないと強調する。

 米国側はこの種の領有権紛争にはもちろん超党派で平和的な解決を求めるが、この公聴会は尖閣を含む中国がらみの海洋紛争をすでに軍事課題に近い位置づけ をしていることが明白だった。ロスレイティネン委員長も冒頭の声明で「中国の西太平洋までもの覇権の追求のために海洋での軍事衝突の可能性が確実に高まっ てきました」と述べていたのだ。だから南シナ海、東シナ海での米軍の戦力強化もしきりに論じられた。

(略) 証人として発言したトシ・ヨシハラ米海軍大学教授は「尖閣防衛の主責任は当然、日本にあり、万が一の中国の尖閣攻撃には日本が最初に自力で対処して、反 撃しなければ、日米共同防衛も機能しないでしょう」と述べた。こうして最悪の事態の軍事衝突を想定して、その対処への能力の強化を語るのは、軍事の強固な 備えがあれば、軍事攻撃が防げるという抑止の思考からだろう。

私はオバマ政権が日本を守ろうために指一本もあげるとは思えないので、アメリカからの援助に関してはかなり悲観的な見解を持っている。だが、もしアメリカがその気でも、日本が全く自国を守ろうという気がないとしたら、アメリカががんばっても意味ないだろう。

で肝心の日本はどういう態度をしめしているのかというと、演出された中国での反日でもの激しさに恐れをなして低姿勢外交を貫くらしい。

 野田佳彦首相も19日「さまざまなルートを通じ、中国と対話する必要がある」として、特使の派遣を検討する意向を表明した。野田首相は中国の反発について「尖閣諸島を国有化したことで、ある程度の摩擦は予想していたが、(反日デモや報復措置が)規模などの面で予想を上回った」と語った。日本政府は、尖閣諸島問題をめぐって最近行われた関係閣僚会議に防衛相を出席させなかった。防衛相が会議に出席した場合、中国を刺激しかねないとの理由からだ。

朝鮮日報の記事なので、日本の竹島問題をめぐる韓国への強気な姿勢とは対照的に中国に対しての低姿勢には不満気なのがうかがわれる。

しかし日本の領土をめぐって中国が理不尽な要求をしてきているのに、「中国を刺激しかねない」という懸念はどういうことなのだ?刺激をしているのは中国のほうではないか。日本が上海は日本の港だと言い出したら、中国はやたらに否定すると日本を刺激するかもしれない、などと考慮などするか?なんで被害者が加害者の気持ちを考慮にいれなきゃならんのだ?

ま、とにかくだ、日本がこんなふうではアメリカは応援したくても出来ないだろう。

September 21, 2012, 現時間 12:15 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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「内部からワシントンは変えられない」オバマ王敗北宣言?

この間フロリダのスペイン語テレビ局ユニビジョンが主催したマイアミ大学でのインタビューにおいて、メディアから珍しく厳しい質問を受けたオバマ王は、「ワシントンは内部からは変えられない」と敗北宣言ともいえるような発言をした。

先ずオバマ王は、リビア領事館襲撃事件について、何故領事館はもっと厳しい警備をしていなかったのかと、警備のおろそかさを指摘されると、モハメッドをおちょくったマイナー映画を理由に持ち出、まだ事情を調べている最中だ言い訳した。警備の浅さの説明としては何の説明にもなっていない。

だが、問題なのは、オバマが候補時代に公約した移民法の改正が何故全くされていないのかという質問へのオバマ王の答えだ。

私が過去四年間にわたって学んだもっとも重要な教訓は、ワシントンは内側からは変えられないということです。

ここでいう「ワシントン」とは政治政策のことだ。無論大統領一人で国家政策を180度変える事は出来ない。「約束は約束だ」と責める司会者に、オバマは共和党議会がなにかと邪魔をして出来なかったのだと言い訳した。

だが、オバマ任期の最初の二年間は議会は上院も下院も民主党が多数議席を占めており、共和党の同意なくしても好き勝手な法案を通すことが出来たのである。そういう状態で公約を全く果たせないで、内側からは政治は変えられないなどと試合途中でタオルを投げるようなことを言うなら、もし今度の一般選挙で上院を共和党に取られたらどうするんだ、そんな弱気で大統領が務まるのか?

これを聞いたライバルのロムニーはすかさず、後日同じくユニビジョンのフォーラムに出席した際、オバマ大統領は「降参の白旗を挙げたようなもの」と厳しく批判した。「私はワシントンを変えることが出来る。私は内側から仕事を完遂させる。」とロムニーは続けた。

まったくだ、オバマはホープ!チェンジ!イエス アイ キャン!と騒いで大統領になったのではなかったのか、それがいざ大統領になってみたら仕事は思ったより難しかった、私ひとりでは何もできない、内側からは変えられない、などと弱気なことをいうとは何事だ。議会の同意がなければ大統領一人では何もできないなというのは議会制度の基本だろうが、そんなこと最初から承知で立候補したんじゃないのか?繰り返すがオバマ政権の最初の二年は民主党が上院下院両方の主導権を握っていた。それが中間選挙で下院の主導権が入れ替わったのも、オバマ政権と民主党の政策失敗が影響しているのだ。

この発言には、普段はオバマの応援団みたいな政治ブログポリティコですら批判している。

この発言はオバマの約束の根本にあった、ワシントンを変革するという約束の衝撃的な撤回、もしくは失敗を完全に認めたとも取れるものだ。

オバマ陣営はこれはまずいと思ったのか、色々言い訳をしている。だが、真実は、オバマは最初からワシントンを内側から変革しようなんて気持ちはさらさらなかった。オバマは民主党の議会とすら協力して何かをするということをしていない。

オバマは大統領の権限を乱用して独裁者としてアメリカ政治を行ってきた。政権の長官たちを無視してのザーと呼ばれる助言者たちの起用。違憲とも取れるような数多くの行政命令の発令で、オバマは好き勝手なことをやってきた。オバマにとって経済復興や移民法改正など興味がない。オバマにつって大事なのはどれだけ大統領の権限を拡大し、独裁者としてファシズム社会と化したアメリカに君臨できるかということだけだ。

オバマが求める本当のチェンジとは、アメリカを根本的に全く別の社会へ変革してしまうことにある。

September 21, 2012, 現時間 10:52 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →September 19, 2012

弱い指導力、舐められているアメリカと日本

アラブ諸国で反米暴動が起きているのも、中国で反日デモが起きているのも、どちらの国の指導者も弱体とみなされ完全に敵から舐められているからである。特に、中国が日本と戦闘の用意があるなどと公言できるのは、日本の弱さにもまして、アメリカが日本を守るために中国に牽制をかけてくる可能性がないと踏んだからに違いない。どれだけオバマ王が世界中から舐められているかを証明するようなものだ。

私は日本の事情はよくわからないので、アメリカに居る立場から書かせてもらうと、アメリカのメディアは中国による反日デモをほとんど報道していない理由というのはアメリカのメディアが中日間の関係に興味がないというよりも、アラブの動乱の上に中日問題まで重なっては、オバマが落ち着いて選挙運動などやってられなくなるから、というのが本当の理由なのではないか。

なにしろあまりにも色々な世界情勢をいっぺんに報道すると、この大事なときにオバマは何をやっているのかという話しになってしまう。オバマ王は夜のお笑いトークショーに出演したり、アメリカで最大人気のヒップホップカップル、ジェイZとビヨンセ夫婦の主催で$105,000のシャンペンタワーが披露される献金晩餐会でドンちゃん騒ぎをしたりするので忙しい。(一本300ドルのシャンペンだそうだ)国際情勢になどかかわっていりう暇はないのである。無論ゴルフの腕もみがかなきゃならんしね。

だらしがないのは日本の首相もオバマと同じだ。

中国側が日本との戦闘行為も考えていると発言した以上、日本は中国に特使を送るとかなんとか言うまえに、わが国は中国によるこの理不尽な横暴を見てみぬ振りをするつもりはない、最悪にも軍事行使が起きた場合、こちらも武力で応戦する用意がある、くらいのことは首相に言ってもらいたい。

中国は極端な発言をすることによってアメリカや日本の反応をうかがっている。もしも中国が日米両国中国の武力行使に応戦する度胸がないと踏んだ場合、彼らが攻めてくることは先ず間違いない。こういうことは最初が肝心。相手も日本を攻めたらやすやすとは勝てないと思えば戦闘は控えるはず。だが、反撃の恐れがないと判断すれば、次は攻撃だ、これ当然の順序。

日本の皆さんは、このことの深刻さを理解しているのだろうか?

September 19, 2012, 現時間 10:35 AM | コメント (2) | トラックバック (0)

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日付け → →September 18, 2012

オクトーバーサプライズにしては早すぎる隠しビデオ公開の意味

さっきも言いかけたのだが、今年の五月にプライベートの後援会の晩餐会でのロムニーの演説が何者かによって(カーター元大統領の孫によるという話だが)隠し撮りされたビデオが今になって公開されたことについて、オクトーバーサプライズにしていはちょっと時期が早すぎるのではないかと書いた。

普通オクトーバーサプライズというのは、ライバル大統領候補のスキャンダルが国民に浸透するだけの時間の余裕を考えながら、相手に打撃から立ち上がる時間を与えないように注意深く時間を選ぶものである。だからだいたい10月の後半というのがいい時期なのだ。ところが、今回のビデオはまだ9月の中旬の公開。左翼リベラルのマザージョーンズという雑誌は明らかにこのテープを5月ごろから持っていたわけで、公開に最適な時期を見計らっていたに違いない。だとしたら何故こんな中途半端な時期に公開したのだろう?

11月までにはまだまだ時間はあるし、24時間有線放送ニュースやインターネットの時代、一ヶ月も前の出来事なら相手に十分回復の時間を与えてしまう。どうしてもうあと三週間くらい待たなかったのか。

考えられることは、ロムニーの問題ではなく、オバマの支持率の問題だ。オバマ陣営は共和党大会後のロムニーの選挙運動は苦戦だという印象を国民に与えようとしている。だが、民主党大会直後に発表された失業率や新しい職の率などの最悪な数値や、高騰するガソリン代、インフレ、エジプト大使館の攻撃、そしてきわめつけはリビアの米大使および外交官3人が惨殺された事件。その後も中東各地で反米デモが起きている事実など、オバマの大統領としてに器量を疑うような出来事が次から次へと起きている。オバマ陣営ならびにリベラルメディアはそうしたことから国民の目を剃らせたいと考えて、あえてロムニービデオを今の時期に公開したのではないだろうか?

つまり、10月の中旬まで待てないほどオバマの選挙運動は窮地に追い込まれているということだ。

しかしせっかく左翼リベラルメディアがオバマ応援のためにロムニービデオを公開したにもかかわらず、当のオバマは特に問題ないとばかりに深夜の人気トークショー、デイビッドレターマンショーに出演。そしてその後は芸能人集めて献金あつめの豪華パーティに出席。

下々の苦労も考えず、国家警備も怠ったまま、オバマ王の晩餐会は続くのであった。

September 18, 2012, 現時間 7:38 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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ロムニーが気にしないと言った47%の国民とは誰のことか

大統領選挙では、オクトバーサプライズといわれるものがある。これは、11月の総選挙直前の10月にライバル候補にとって非常に不利なニュースを公開し、相手がスキャンダルの打撃から立ち直れないうちに選挙に突入するというやり方である。ここ数日メディアが取り上げて大騒ぎしているロムニーの演説は、もしかしたらそれにあたるのかもしれない。もっとも時期的にはちょっと早すぎる感はあるが。

さて、で、ロムニーは何と言ったのか。要約すると、国民の47%は税金をはらっておらず、政府からなんらかの援助をしてもらっている。そして政府に世話になって当然だと思ってる。オバマは47%の所得税をはらっていない人々に向かって、金持ちの税金を上げると言う。所得税を払っていない人々に向かって減税の話をしてもぴんとこない。よって私は彼らのことは気にしていない。私が注目しているのは真ん中の5から10%の無所属や中庸の人々だ。

といった内容だ。この演説は今年の初め、まだロムニーが共和党候補に決まっていないときに、献金集めのプライベートな晩餐会で裕福な支持者の前で行われたもの。保守派の基盤を奮い立たせるという意味もあって多少極端な言い方になっているとはいうものの、取り立てて悪い演説だとは思わない。ロムニーは以前にも下層階級の人々は政府からの援助があるから心配ない、上流階級の人々は財産がある、私が心配なのは中流階級の人々だ。というようなことを言って散々リベラルメディアからたたかれたことがあるが、時期的に考えて前記の演説はその頃のものだろう。

ロムニーは選挙運動の作戦について語っているのだ。何を言っても説得できない人々に時間やお金をつぎ込むような無駄なことはせず、まだどちらの候補とも決めていない人々を対象に選挙運動を進めて生きたい、とロムニーは語っているわけで、保守派候補をもとめていた基盤としては、そういう演説を聴きたいのは当たり前だ。

たぶんオバマもプライベートな後援会の演説では同じようなことを言っているに違いない。そしてそれは別に悪いことでもなんでもない。候補者なら当然のことだ。特に共和党候補の座を狙っていた時期のロムニーならなおさらだ。

メディアがどれだけ騒ごうとも、高い所得税を払わされて不景気でピーピー言ってる中流国民なら、少なからずロムニーに同意するだろう。47%ものアメリカ国民が所得税を払っていないということも、この記事が公になるまで知らなかった人も結構いるのはずなので、この演説が明るみになったことはかえってロムニーを有利にするかもしれない。

September 18, 2012, 現時間 3:49 PM | コメント (1) | トラックバック (0)

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日付け → →September 16, 2012

最後の一滴の勇気、お説教じみた完全な右翼プロパガンダだけど、こんな映画もあっていいさ

本日の映画は"Last Ounce of Courage ラストオンスオブカレッジ"。あえて訳すならば「最後の一滴の勇気」という意味。ラジオで聞いた広告では、戦争で英雄として勲章までもらったことがある男が、息子が戦死し、その嘆きのあまり愛国心を見失って失望しているところへ、ずっと離れ離れに暮らしていた亡き息子の未亡人と10代の若者に育った孫息子が帰ってくる。孫との交流を通じて男は新たな戦いに挑む。戦いはもっと身の回りに近いところにあった。というものだった。

しかしこれが、最初は頑固だったおじいちゃんの気持ちが孫の真心が通じて温まるというような映画だと思ったら大間違い。実際はアメリカ人が忘れかけているキリスト教を基本とするアメリカの価値観を見直し、自由の国アメリカへの愛国心を奮い立たせようという宗教保守のプロパガンダ映画なのである!

以前に自分の言いたいことを頭ごなしに説教するような映画は、映画の作り方のなかでも最低のやり方だと聞いたことがあるが、まさにこれがそれ。プロパガンダは熟練している左翼リベラルの映画つくりみたいに、ロマンスとかアクションとかおもしろいストーリーの裏に隠して何気なく知らないうちにプロパガンダを説くなんて器用な真似は出来ない。

この「ラスト、、」ときたら、あまりにも不器用で、最初から最後まで宗教保守の価値観をかなづちを振り下ろすごとく、これでもかあ、あれでもかあ、と説教するのだ。最後のほうでは、なんと主人公のボブが孫のクリスチャンと一緒に重たい十字架をミッションの建物の上に引き上げ、逮捕寸前にビルの屋上で演説をぶったりする。ちょっと、あんた、そこまでやる?

であるから、映画の出来としてはかなりの素人芸だし、特撮は低レベルだし、ストリー展開もぎこちない。 役者の演技ときたら、見てらんないのから名演技まであって、かなりまちまちだ。だから、芸術としての映画を考えた場合、かなりひどい点数を取りそうな映画である。

し、か、し、プロパガンダもここまであからさまにやられると、かえって気持ちよかったりする。特に右翼や宗教保守のプロパガンダ映画は珍しいので、それなりの価値はあるだろう。

それに、悪者として出てくる左翼リベラルたちの描写が、あまりにも大げさで突拍子もなくてステレオタイプで、これじゃあまるでパロディじゃないの、と思わせるほどおかしいのだが、実はそれが的を射ていて笑えないのだ。

ボブの孫息子クリスチャン(名前からしてキリスト教徒!)が、転入したばかりの中学に父の遺品である聖書を持ち込み罰せられるシーンからして実際にありそうなことだし、市役所の敷地内に大きなクリスマスツリーを建てることが禁止されたり、市スポンサーのミッションから十字架が取り除かれたり、市主催のクリスマス祭りが冬祭りと改名されたりなど、すべて実際のアメリカ全国各地で起きている現状なのである。

映画の中で私がもっとも気に入ったのは、主人公ボブのクリスマスを取り戻そうキャンペーンよりも、中学で冬の学芸会にキリスト誕生のお芝居を復活させようと学校のドラマコーチの目を盗んで子供たちが陰謀を企む筋。題して「クリスマス大作戦」。この作戦の名前を考えるシーンでの子供たちの素朴な演技がほほえましい。

ドラマコーチの書いた冬のお芝居は宗教に関する言葉がすべて削除され、天使の変わりに宇宙人が出てきたりする。「清しこの夜」から宗教取り除いて何が残るんだ、と聞きたくなるが、この替え歌が笑える。また、このお芝居で歌ったり踊ったりする子供たちの演技は子供らしくてかわいい。実際に私はキリスト生誕劇中劇を全編みたいなとおもってしまったくらい。

クリスマスの映画を何でこの暑い9月に公開するのかといえば、もちろん11月の選挙を前に公開しておきたかったということだろう。そりゃそうだ、プロパガンダは世論に影響を及ぼすのが目的だからね。選挙前にやんなきゃ意味が無い。

ただ、選挙云々に限らず、亡き父をしのんで、孫息子のクリスチャンが祖父のボブに向かって尋ねるシーン、脚本を読んだわけではないので覚えている限り再現すると、、

「おじいちゃん、お父さんは何のために死んだの?」

「そりゃお前、お国のためだよ。」

「そうじゃなくて、何を守るために死んだの?」

と言う会話があった。

これはアメリカ人一人一人が尋ねる価値のある重大な質問だと思う。

September 16, 2012, 現時間 9:11 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →September 15, 2012

元秘密警察官、オバマ政権の大使館警備体制を大批判、一方オバマはべガスでゴルフ!

先週火曜日に始まった911同時多発テロ11年記念を祝してアルカイダの残党たちが世界中でアメリカ大使館を狙って攻撃している。何と昨日はイギリスのアメリカ大使館が襲われ星条旗が降ろされるという不祥事まで起きている。こんな大危機の情勢の中、国家の首相たるオバマ王は何をしているのかというと、、もちろんお決まりのゴルフ!

リビアで大使と外交官3人が殺された翌日の水曜日には、オバマ王はラスベガスに出かけてビヨンセなど芸能人を集めて献金集めのどんちゃん騒ぎをやったというのだから呆れる。(カカシ注:この献金集めパーティは数日後だった。この日ではなかったので訂正しておく。)

そして翌日は100何回目かのゴルフ。おまえ、国家の警備と献金集めとどっちが大切なんだよ、なんて聴くだけ無駄だ。それにしても、国民にはラスベガスに行って無駄使いするなとかいってたくせに、自分はいいわけ? さすが貴族気取りのオバマ王である。

ま、それはともかく、元秘密警察官で現在共和党上院議員に出馬しているダン・ボンジーノ氏は、グレンベック経営のブレーズテレビのインタビューにおいてオバマ政権の大使館警備体制について強く批判した。

ボンジーノ氏によると、リビア大使館の警備の怠りには二つの理由しか考えられないと言う。可能性としては、最悪の状態に関する情勢分析が全く不能な人材によってなされていた、もしくは、きちんとした情報分析がされていたにも関わらず上部によって無視されたということ。どちらにしても、国務庁が固く口を閉ざしているので真実は闇の中である。

ボンジーノ氏は、オバマ政権による秘密保持は完全に不能であると手厳しく批判。

我々は過去にもこの政権が警備より政治を優先させたのを見てきました。

ユートゥーブに掲載された零細映画がリビアの国営テレビででかでかと放映された事実を考えると、最悪の場合に備えて警備を強化するのが常識というもの。それをベンガーズィの領事館は臨時施設だったという理由で海兵隊員すら備えていなかったというお粗末さには、あきれ果てて物が言えない。

実は、カカシは仕事柄、バハレーン、クエート、サウジアラビア、イエメン、といったイスラム圏に行く可能性が非常に大きい。この間も私と同じ仕事をしている同僚がバハレーンに一ヶ月滞在したばかり。オバマ王が大統領をやっている限り、私は絶対にイスラム圏への出張は拒絶する。それによって解雇などということになったら訴訟を起こす。アメリカ国籍を持つ女性として、ユダヤ系男性の妻として、そんなところにのこのこ行かれない。アメリカ大使の命すらろくろく守れないオバマ政権が、一階の民間人の安全性など、どうやって保証出来ると言うのだ?お断りだね!

アップデート: YSさんが同じようなことをコメントしているので一部抜粋。

ユーチューブで流れたマイナーな映画の予告編で、大使と領事館職員3人が死ぬような事態になるわけがない。今日、非公開の諜報ブリーフィングが連邦議員に行われたが、ブリーフィング後リビアの領事館襲撃は計画的なテロの可能性が高いとのコメントが続出していた。

オバマの中東政策は完全に失敗したのだ。それをこんなくだらない大嘘の言い訳で誤魔化そうとしている。4つの棺桶を前に、国務長官として同じことを繰り返すヒラリーの(もし、2016年の大統領選を考えているのなら)将来も暗い。

まったくね、国民を馬鹿にするのもほどがあるよ。

September 15, 2012, 現時間 10:29 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →September 14, 2012

強いアメリカこそが世界平和を保つ

今回のリビア及びエジプト大使館への攻撃は1979年のカーター大統領の時に起きたイラン大使館攻撃を思い出させる。攻撃のスケールは全く違うが、その時の弱体民主党大統領のカーターの無様な人質救出作戦失敗や、その後テロリストに見せたへいつくばった命乞いは、オバマのそれと異様に似ている。

なぜ民主党は学ばないのだ?イスラムテロリストは弱者に慈悲など見せない。奴らは弱者はとことん叩く。奴らに解るのはこちらの強さだけなのである。

左翼リベラルたちは911直後ブッシュが一時も失わずにアフガニスタンに進軍した行為を、攻撃的だと批判した。だが、ブッシュ時代にはアメリカの土地へのテロリストによる攻撃は911のみでぴたっと止んだ。

911以前に頻繁に起きていたテロ攻撃、アメリカ護衛艦コールの爆破やアフリカで二回に渡って起きたアメリカ大使館の爆破など、ブッシュが強気でアフガニスタンやイラクに攻め入ってからは全く起きなかった。リビアのカダーフィなんぞはブッシュに恐れをなして、大量破壊兵器の開発は完全に諦めた、と聞かれてもいないのに自分から言い出したくらいだ。

それがオバマになったらまたぞろイスラムテロリスト達がアメリカ攻撃を始めた。保守派コラムニストのミッシェル・モルキンが顔を真っ赤にしてテレビでがなっていたが、イスラムテロリストのアメリカへの憎悪は何も今始まったわけではない。ユートゥーブに載った下らないビデオなんぞが原因で大使館が襲われたなどという馬鹿げた口実は一時たりとも信じるべきではない。

クリントン国務長官の声明は、あきらかにオバマ政権の外交失敗を棚にあげて、すべての責任がユートゥーブビデオにあるかのような発言だった。

アメリカ大使館への攻撃はアメリカ国への攻撃とみなす。このようなことを合衆国は断じて許さん!アメリカはお前らのような奴らから言論の自由を守るために長年闘って来た。そしてこれからも闘って行くのだ。アメリカを攻撃したものどもよ、アメリカの自由と独立を脅かす者たちよ、お前ら全員地獄に送り込んでやるから覚悟せよ!

くらいの発言は聞きたかったね。だいたいイスラム教以外の宗教を完全に拒絶する奴らに宗教の自由だの寛容だのを説いて何になる?あほらしい!

エジプトはともかく、リビア大使館への攻撃は非常に計画的であり、大使が居た秘密の隠れ家がテロリスト達に筒抜けだったことを考えても、あきらかに地元政府がテロリストを誘導したと思われる。いってみればこれはテロ行為というより戦闘行為である。アメリカへのリビアによる戦闘行為だと解釈して、それなりに報復すべきなのである。

さて、腰抜け政治家どもは、やたらなことを言ってイスラムテロリストを刺激するべきではないなどという姿勢を取っているが、そんなことに怯まないのが我が共和党副大統領候補のポール・ライアン。

昨日オハイオ州のオーウェンスビルで選挙演説を行ったライアン議員は、オバマ政権からの一貫しない混乱したメッセージが世界を困惑させている、合衆国がアメリカ人やアメリカ領土にに対してされた攻撃に関して、あめりかの価値観を守るために、その暴力を糾弾するのに早過ぎるということはない、とオバマの指導力のなさを批難した。

イスラエルのような同盟国を無下にし、イランのような敵に媚び、国家機密を漏洩させ、打撃的な防衛費削減など、弱いアメリカは世界の治安を乱し混乱を生み出す。世界平和を保証する最高の方法はアメリカの強さにあるのだ。強さによる平和こそがロムニーとライアンによるアメリカ外交政策だ。

頼もしいねえ。しかし何か非常に興味深いことが起きているという気がする。

ブッシュ大統領が大統領になった時、ブッシュはクリントンがボスニアやコソボにやたらにアメリカ軍を送り出している事実を批判していた。アメリカの利益とは全く関係ないところに何故アメリカ軍が出動するのかとクリントンのやり方にかなりの疑問を投げかけていた。

「ボーイズ、君たちは帰れるぞ」

と長期遠征の軍隊に選挙運動中のブッシュが話していたのをよく覚えている。ブッシュは平和時の大統領として、民主党が上げに上げていた税金引き下げや、破産直前にある年金制度の改革などを中心に政治をするつもりでいた。

ところが蓋を開けてみたら、911同時多発テロ。経済改革どころの話ではなくなってしまった。

もしかすると、ロムニー政権も経済立て直しもさることながら、せっかくブッシュが作り上げた強いアメリカのイメージを完全に崩壊させたオバマ政権の尻拭いをさせられることになるのかもしれない。

September 14, 2012, 現時間 8:15 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →September 13, 2012

オバマの弱気外交が生んだ911記念日の攻撃

11年前の同時多発テロ記念日である9月11日を狙って、エジプトとリビアでアメリカ大使館がアルカイダのテロリストたちに相次いで襲われると言う事件が起きた。エジプト大使館は星条旗が降ろされアルカイダの旗が掲げられる程度で済んだが、その直後に起きたリビアでの攻撃では、大使と大使館職員3人が暴徒らに惨殺されるという悲劇となった。

これに対し、エジプト大使館は即座にテロリストに謝罪する声明を発表。

「カイロ合衆国大使館は無判断な個人によりイスラム教徒の気持ちを傷つける行為を糾弾するものである。他の宗教の信者を傷つける行為と同じように。 「本日2001年9月11日の合衆国への同時多発テロ記念日において、我々は民主主義の敵と闘う愛国者を讃える。宗教への敬意はアメリカ民主主義の基本である。我々は言論の自由を悪用して人々の信心を冒涜する行為を断固拒絶する。」

その直後国務庁のヒラリー・クリントン長官はエジプト大使館の声明はオバマ政権の見解を直接反映するものではないと断りはしたものの、イスラム教徒を挑発するような言論をアメリカ国内で許可したことを謝罪する大旨の意図に変化はなかった。

インターネットに掲載された挑発的な映像への反応として、このような残酷な行為を正当化しようとするものがある。合衆国は故意に他者の信心を冒涜するような行為は遺憾に思う。我々の宗教寛容への信念は我が国の当初に溯る。しかし明言する。このようなボ暴力に正当性はない。

エジプト大使館の声明は、すでに暴徒に大使館を囲まれて、中にいる外交官たちの命が危ぶまれる状態でのことだったので、命乞いの意味を考えると同情の余地はある。だが、大使館を襲った暴徒に同情をしめすようなクリントン長官の声明には言い逃れの余地がない。これに対して、共和党大統領候補のミット・ロムニーはオバマ政権の腰抜けな態度を強く非難した。

私はリビアとエジプトにおけるアメリカ外交任務に対する攻撃、それによるアメリカ大使とベンガズィの職員らの死に激しい怒りを感じている。大使館攻撃に対するオバマ政権の最初の反応は攻撃を批難するのではなく、攻撃を仕掛けた者たちへの同情心を示すことだったというのは何とも無様である。

この批判に対して、オバマ大統領は、ロムニーは「撃ってから狙いを定める傾向がある」として、ロムニーの発言は軽卒だと批判した。しかしロムニーは翌日12日の記者会見でも、前日の発言を取り下げるどころか、

(大使館の)土地が犯され警備が破られた際の合衆国の最初の反応は我が国の独立を犯されたことに対する激怒であるべきだ。アメリカの価値観を謝罪するなど断じてあってはならない、、、(オバマ政権がしたような)攻撃を仕掛けたものへの同情など断じてあってはならない。

と強調した。

これに対して主流メディアは、オバマ王のずさんな外交や事前から911記念日に大使館攻撃がある可能性について警告されていたクリントン国務長官の不能さは完全無視、ロムニーが大使館連続攻撃を選挙運動に悪用していると批判するだけ。

だいたいこういうことになったのも、元はと言えば、去年エジプトやリビアでそれまでの独裁者を倒しそうという動乱が起きた時、オバマ王が革命を起こしているのがどんな奴らかもわからないうちから、アラブの春とか言ってムバラクやカダーフィ打倒に手を貸した。

我々保守派は、ムバラクは独裁者ではあるが親米であり、イスラエルとの平和条約を守っている首相である。やたらに革命に口を挟んでイスラム同胞軍などにエジプト政権を握られたら厄介なことになると警告していた。オバマ王が議会の許可も得ず、勝っ手にリビアに兵を送り込み、革命派に味方した時も、革命派の正体もわからないのにやたらは援助は危ないとあちこちから非難の声が飛んでいた。

今解っているだけでも、米大使らを殺害したのは、オバマが味方し武器をあたえ資金援助をした反カダーフィ派の一味だったらしい。大使館を襲ったのは、反イスラム映画に腹を立てて集まった暴徒などというものではなく、ロケット弾などで強度な武装をした軍事攻撃だったという。

あきらかにアメリカ攻撃は計画的にされたもので、反イスラム映画は体のいい口実に使われたに過ぎない。だからそんなことをいくら謝ってみても、相手の攻撃が止むはずはないのである。いや、それどころか、オバマのアメリカは軟弱だと思われ、これからもアメリカへの攻撃が増すだけである。

ジョージ・W・ブッシュが大統領だったら、こんなことは絶対に起きなかった。

全くロムニーの言う通りだ!まったく無様だよオバマ王は!

September 13, 2012, 現時間 9:35 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →September 9, 2012

党大会、共和党と民主党の違い

やっと共和党と民主党の党大会が終わった。よく、アメリカの政治を知らずに、アメリカの二党制は共和党にしろ民主党にしろ大した差はないと言う人があるが、実はとんでもない。共和党と民主党ではその思想には雲泥の差がある。今回の党大会ではその差が非常に顕著に現れていた。

先ず最初に開かれた共和党の全体的なムードは「楽観性」と「やる気」に満ちたものだった。私が共和党支持だから言うのではない。前回のジョン・マケインの時は、中庸派のマケイン候補に共和党だから仕方ないと鼻をつまんで支持した人が多く(私も含めて)、大会でもその嫌々ながらのムードが漂っていた。極右のサラ・ペイリンを後で加わて、保守派の支持を得ようという作戦も、ペイリンに対する左翼メディアの猛攻撃がペイリンの政治家としての未経験さを暴露してしまい裏目にでた。

だが、ロムニーは予選の最初から優勢で他の候補たちが熾烈な戦いをしてどんどん自滅していくかたわら、ロムニーだけは全くそんな戦いに巻き込まれずに独走していた。だから共和党の核の人々はすでにロムニーが候補になるとずいぶん前から考えていたし、それが一番いいことだと感じていた。

党大会の演説が、保守派の信念を守りながらも、現政権をこてんぱんに責めるような挑戦者にありがちな怒りに満ちたものではなく、前回オバマに投票した人々に理解を示し、無所属や民主支持の保守派への訴えに満ちていたことでも、共和党核のやる気満々な余裕が伺われる。

四年前に「希望」と「変革」という言葉に魅了されてオバマに投票した皆さんの気持ちはよ〜く解る。だが、そうやって皆さんの期待を一身に受けながら、オバマ大統領は皆さんの期待に応えることが出来なかった。皆さんの生活は四年前と比べて良くなっていますか?

というのがロムニーのメッセージ。

さて対照的に民主党大会のムードは現職大統領のものとは思えないほど怒りに満ちたもので、大統領のこれまでの功績を讃えるような演説はほとんどなく、すべてライバル共和党議会やその大統領候補ロムニーへの個人攻撃に終始した。

特に民主党がでっちあげた「共和党による対女性戦争」のテーマが三日目の党大会を独占し、自分の避妊や堕胎費用を宗教の教えに反しようがどうしようが無理矢理国民の税金で強制的に払わせるべきだと主張する市民運動家のサンドラ・フルークなどが壇上に上がり、共和党に政権を任せたら人口妊娠中絶は違法になると訴えた。

民主党大会の会場外では、女性性器の形をしたぬいぐるみを着たコードピンクという極左翼フェミニストたちがデモ行進をした。はっきり言ってこのような行為は、女性を性の対象としてのみ扱う姿勢に抗議した、一昔前のフェミニスト達への侮辱である。女性問題はセックスのみにあるという彼女たちの態度は多くの女性を怒らせる。

また、民主党の綱領(こうりょう:政党や労働組合などの団体の政策・方針などの基本を示したもの)から「神」やイスラエルの首都としての「エルサレム」を削除した件などは、一旦削除したのであれば放っておけばいいものを、ロムニーに指摘されてから再注入しようとして、民主党核の反宗教及び反イスラエルの姿勢を明らかにしてしまっただけでなく、民主党がいかに多数決という民主主義の基本を無下にするかを表明するに至った。(どうして大多数が賛成するように会場の参加者を選ばなかったのかと、投票の議長を勤めたロサンゼルス市長の不能ぶりが指摘された。)

民主党の段取りの悪さの現れはこれだけに過ぎない。オバマは当初、大統領受諾演説を7万人収容可能な野外球場で行う予定だったのを急遽、悪天候を理由に2万人収容が限度な屋内会場に変更した。しかし当日のシャーロッテの天気予報は「晴れ、ところどころに夕立あり」という南部では極普通の予報であり、突然会場を変更しなければならないような悪天候ではなかった。現に現地取材を行っていたトークラジオの特派員などは「いい天気ですよ。党大会演説には最適ですね。」などとおちょくっていたくらいだ。

土壇場での会場変更の本当の理由は、7万人からの観客を集めることが不可能だという党大会主催者側の判断によるものだろう。だが演説前日までどのくらいの人が会場に現れるのか把握できていなかったというのもおかしな話。党大会は何ヶ月も前から予定されていたもので、どの会場にどのくらいの人数が入るかという予測はとうの昔にされていたはず。例えばコンサートの切符売り上げが芳しくない場合、コンサート開催のずっと以前に会場変更がされるのは常識。そんな用意も出来ていなかったとしたら、民主党選挙事務所の運営能力に大きな疑問が投げかけられる。

全体的に見て、共和党大会は希望に満ちた楽観的なムードを押し通し、お膳立て通りに無難に終わったが、民主党は現政権の貢献を自慢することが不可能だったため、ライバル党を責めながら、大会そのものもハチャメチャに終わったという印象を受けた。

民主党大会直後に発表された失業率や雇用率の報告もかなり悪い。それでいて大会後の世論調査でオバマが優勢というリポートもあり、今後この選挙の行方はまだまだ解らないものとなった。

September 9, 2012, 現時間 8:41 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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共和党は少数民族を大事な職に起用しないという神話

民主党べったりの左翼リベラルメディアは、なんとか共和党は人種差別の党だという印象を与えようと躍起になっている。それというのも民主党は少数派の圧倒的支持を得られないと共和党に勝ち目がないからである。

この間も書いたように、共和党大会では有能な若手が数多く演説したが、そのなかには多くの少数派も居た。しかし主流メディアは彼らの存在をほぼ無視。民主党も、あんなのはその場限りの象徴だ、外見でいくら多様性を装っても白人崇拝主義の中身は変わらない、という態度を変えない。

だが、本当に共和党は有能な少数派を大事な地位に起用していないのであろうか?

ブッシュ政権内閣の少数派人材を観てみよう。

国務長官、コーリン・パウエル(黒人)、コンデリーザ・ライス(女性、黒人)
司法省長官、アルベルト・ゴンザラス (ラテン系)
農業省長官、アン・ビーネマン (女性)
労働省長官、イレーン・チャオ(女性、東洋系)
住宅都市開発局長官、メルクイアデス・マーティネズ (女性、ラテン系)
交通省局長、ノーマン・ミネタ(東洋系)
エネルギー省長官、スペンサー・エイブラハム(アラブ系)

16のポジションのうち7つまでが少数民族、しかもそのうちの四人は女性。特に内閣のなかでも最高の権限を持つ国務長官は一期も二期も黒人、この地位に黒人がついたのはアメリカ歴史始まって以来最初である。民主党がいうような、少数民族を単なる象徴的な地位につけているというようないい加減なものではないのだ。共和党が人種差別の党だというのが、どれほどの言いがかりかがわかるというもの。

民主党の現選挙委員会長は共和党は人種差別者の集まりだと言うが、前期共和党選挙委員会の委員長は黒人だった。

オバマ政権の内閣と比べてみると、、

国務長官、ヒラリー・クリントン (女性)
防衛省長官、リオーン・パネタ(ラテン系)
司法長官、エリック・ホールダー (黒人)
労働省長官、ヒルダ・ソリス (女性、ラテン系)
ヘルス&ヒューマンサービス、キャサリーン・セベリウス(女性)
エネルギー省長官、スティーブン・チュー(東洋系)
国土保障省長官、ジャネット・ナポリターノ(女性)

ま、こういったところで、共和党も民主党もそれぞれ多様な人種の人や女性を起用していることがわかる。内閣の人事だけでは、どちらか片方が人種や女性を差別しているという言い分は全く通らないのである。

September 9, 2012, 現時間 7:13 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →September 5, 2012

オバマ王支持率がた落ち、特に女性票離れが目立つ

本日発表されたABCニュースの世論調査によると、オバマの支持率はがた落ちだそうだ。

現職大統領の党大会直前の支持率がこんなに低いのは1980年のカーター時代以来だという。しかもその原因は一重にオバマ王への女性票離れ。

これまでオバマは、白人男性の間では圧倒的に共和党候補のミット・ロムニーに負けていた。だが、独身女性の間で高い支持率を持つオバマ王は全体的な女性票ではロムニーに勝っていた。ところが最近その女性票がオバマから離れつつあるという意外な現象があきらかになってきた。

オバマ支持は選挙登録をしている市民の47%に留まり、4月のピーク時から7%も落ちている。4月の段階では女性有権者の間でオバマ支持不支持は57対39で圧倒的にオバマが優位に立っていたが、今回の調査では何と46対50でロムニーが勝っている!何と11%の落下である。

民主党は共和党による『対女性戦争』と称して共和党がいかに反女性であり、共和党が政権を握った際には妊娠人工中絶どころか避妊すら違法になるなどと女性たちを脅かして来た。にもかかわらず、その成果がまるで現れていないばかりでなく、返って女性からの支持が減っているという意外な結果が出たのである

不思議なことに男性票は50対47でオバマが優勢。だが主流メディアのABCですら、これは誤差の範囲だといって取り合わない。

どうして男性票の優勢は誤差の範囲なのに大して差がない女性票が問題なのかといえば、オバマ王が共和党に比べて有利なのは、圧倒的な少数派と女性票による優位があってのことで、女性票が共和と民主とトントンではオバマの圧勝は望めないからである。ちなみに2008年の女性票は56対43でオバマの圧勝だった。

ただ、オバマへの支持率が減っているからといって、ロムニーへの好感度がそれほど上がっているというわけでもない。共和党大会直後ということでもあり多少はあったが、まだ好感度と言う点では好感35、不快感51と、あんまりいい成績とは言えない。

もっともロムニーは党大会において正式に大統領候補任命を受任するまでは、公な選挙運動は出来ないでいた。非常に複雑な選挙資金制度によって、ロムニーは所持する資金を使えないでいたのである。だから,オバマ陣営がロムニーに関していかに不公平な攻撃をしようとも、ロムには反論することが出来なかった。だが、今後はロムニーは集めた資金を存分に選挙運動に使えるようになったため、ロムニーにオバマ陣営に張られたレッテルを次々にはぎ落として行くことができる。

オバマ大統領は現役なので、オバマがどういう人物なのかを知らない有権者はいない。だが一般人は今まで挑戦者のロムニーがどんな人物なのかということに注意を払って来なかった。当然だ、選挙は11月なのに、そう早々と候補者の人格などに気を配る人間なんぞ、カカシようにな政治オタクぐらいだろう。

にもかかわらず、ロムニーとのギャップがすでに4%に近づいているというのは、オバマにとって非常に不利な状態となっている。

ロムニーの女性の支持率は41対48で、まだちょっと不支持の方が多いが、今の段階でこの程度なら、充分に巻き返し可能である。

それにしても、あれだけ激しく共和党による対女性戦争といってロムニーや共和党を悪者扱いしてきたオバマなのに、女性票を共和党から引き離すことが出来ないというのは非常に興味深いことだ。ま、アメリカの女性はオバマ陣営が考えるほど馬鹿ではないということである。

September 5, 2012, 現時間 10:23 PM | コメント (1) | トラックバック (0)

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民主党、削除した「神」と「エルサレム」を党員の反対押し切って綱領に再注入、荒れる大会

この話は普通のメディアでは報道されないのではないかと思っていたのだが、何とCNNジャパンが報道しているので、張っておこう。

ノースカロライナ州シャーロット(CNN) 米ノースカロライナ州シャーロットで開かれている民主党の全国大会は5日、2日目の日程が始まり、前日に採択した政策綱領の修正をめぐり紛糾する一幕があった。最終日に予定されているオバマ大統領の指名受諾演説の会場が、悪天候のため変更になるという不運も重なった。

政策綱領の修正はこの日の日程が始まった直後に、政策綱領委員会議長を務めるテッド・ストリックランド元オハイオ州知事が提案した。

2008年までの綱領には、エルサレムをイスラエルの首都と断言する内容が盛り込まれていたが、12年の綱領にはこの内容がなかったことが、4日に採択された後になって判明。共和党の副大統領候補に指名されたポール・ライアン氏が「我が国の同盟国イスラエルに対する支援をないがしろにするものだ」と述べるなど、共和党からも攻撃材料にされていた。

民主党関係者によれば、この問題についてオバマ大統領は、「イスラエルの国家安全保障に尽力する揺るぎない姿勢について混乱があってはならない」との考えから、自らエルサレムへの言及を指示したという。修正後は、前日の綱領にはなかった「エルサレムは現在も未来もイスラエルの首都である」との文言が追加された。

党大会で、すでに公表した提言を修正したのはこれだけではない。シャーロッテ地元の民主党が党大会を歓迎する意味でつくったビデオのなかで、アナウンサーが「我々は皆政府に属している」と話す下りがあり、即座に、一足さきに大統領候補任命を受諾したミット・ロムニーから『政府は我々に属しているのだ、その反対ではない』と指摘され、まずいと思った全国民主党は、ビデオはノースカロライナの委員会が独自に制作したものではないと距離を起き始めた。

綱領にしたところで、党大会前に綱領から「神」と「エルサレム」という言葉を削除することは、党委員会全員で可決したことのはず。こんな大事な大会で発表されるビデオや綱領の内容を充分に吟味して承認していなかったなんてことは有り得ない。ということは、民主党はこうしたメッセージは良いことだと考えて発表したのだろう。つい先日も、オバマの報道官が報道陣から追求された時でさえ、エルサレムはイスラエルの首都だと断言できずに口を濁していたくらいで、オバマのイスラエル嫌いは悪名高い。オバマ自身が綱領のメッセージに同意していたことは間違いない。ロムニーに指摘されなければ、そしてそれによってオバマ批判が高まったりしなければ、オバマは黙ってそのままにしていたに違いないのである。

それをライバルに指摘されてから、「あ、まずい」と思って訂正しなければならないというのは、いったい民主党には信念というものがあるのか、と聞きたくなる。批判されて取り下げるようなものなら、なぜ最初から掲げるのだ?

どれだけ民主党の政策が一般アメリカ人の気持ちからかけ離れているか、それを証明するよい例となった。

September 5, 2012, 現時間 12:46 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →September 3, 2012

92歳の第二次世界大戦軍人、自宅に押し入った強盗を射殺

月曜日未明、92歳になる第二次世界大戦の軍人がケンタッキーの自宅に押し入った三人組の男に発砲し、一人を射殺、残りの二人は命からがら逃走するという事件がおきた。

警察の調べによると、24歳のロイド・マクセルは仲間二人と一緒に月曜日午前二時頃、独り住まいの老人の家の地下室に侵入。一階に押し入ろうとしたところを家主のアール・ジョーンズさん92歳の22口径ライフルに出迎えられた。

誰かが地下室から上がって来る音に目を覚ましたというジョーンズさんは、ライフルをドアに向って狙い、侵入者が入って来るを待ったという。侵入者がドアを蹴破った瞬間、マクスウェルは胸に致命的な銃弾を浴びた。ジョーンズさんは一発撃つと、近所の人に連絡。近所の人は即座に警察に通報した。

警察が駆けつけた時には、すでにマクスウェルとその仲間の姿はなかったが、隣町の警察から男が撃たれたという連絡が入り、シェボレートラックのなかで、無傷の男二人と一人の男が死んでいるのを警察は見つけた。

警察に捉えられた二人のは、ジョーンズ宅に侵入にしょうとした強盗の仲間だったことを認めている。ライアン・ダルトン22歳とドニー・イナブニット20歳の二人は泥棒及び証拠隠滅の疑いで逮捕された。

実を言うと、ジョーンズさんの家が泥棒に入られたのはこれが最初ではなかった。ここ数週間のうちにもう三度も泥棒に入られていたジョーンズさんは、こうなったら誰かが芝生の上に転がらない限りこの犯罪を止めることは出来ないと思ったという。

「わしは軍隊におったからな、耳はええんじゃ。わしが寝ようとして座った途端に『どすん、どすん』という音がしてな。誰かが地下室から上がってくるのが聞こえたんじゃ。それで銃を構えてドアが開くのを待ってたんじゃよ。奴が中に入った途端に、何もかもが終わったのじゃ。」

ジョーンズさんは、このことが今後泥棒を企む奴らへの見せしめになったのではないかと語る。

シニアシチズンだと思って馬鹿にするとこういうことになるんじゃ、わかったか馬鹿どもが!

September 3, 2012, 現時間 5:21 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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移民高官、セクハラ容疑で辞任

女も偉くなるとセクハラする奴が出て来るという話。オバマ政権の国土安全保証局ジャネット・ナポリターノ女史の長年の側近で、移民税関局の女性高官が、少なくとも三人の男性にセクハラを働いた容疑をかけられ辞任した。

セクハラ容疑をかけられたのはスザーン・バー女史。本人は容疑は事実無根だとしているが局に迷惑をかけたくないという理由で辞任を決意したと語っている。

バー女史は局の先月から、ジェームス・T・ヘイズという移民局員から男女差別を理由に訴えられているが、セクハラの疑いはこの訴訟から派生したもの。ヘイズ氏は、バー女史が経験や実績のあるヘイズ氏をさしおいて、実力の劣る女性を昇進させ、苦情を言ったヘイズ氏への罰としてワシントンDCの本部からニューヨーク支部に左遷したというもの。

また、バー女史は、少なくとも三人の男性局員にオーラルセックスを迫るなど嫌らしい行為をしたという苦情が述べられている。

この訴訟ではナポリターノも女尊男卑の局を経営している責任者としてバー女史に並んで訴えられている。

国土安全保障局はナポリターノ女史が局長になって以来、女尊男卑がひどいという話は前々からきいていたが、実際にセクハラ訴訟がたてられたのは今回が最初だろう。

September 3, 2012, 現時間 9:02 AM | コメント (2) | トラックバック (0)

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日付け → →September 2, 2012

民主党大会都市シャーロッテ市で、都市占拠キャンプ再開

先週の共和党大会では全く見られなかった都市占拠デモ。大会に参加した人たちの話だと、会場付近及び会場内での警備はものすごく厳重だったそうだ。会場内から放送していた、とあるラジオ局のスタッフは、朝ご飯用に持ち込んだバナナを会場警備員に没収されたとぼやいていた。なんでバナナなんか没収するんだろうと思うが、警備員は「演説者に投げられる可能性があるから」と説明したという。確かに過去に保守派の政治家に腐ったトマトとかパイとかを投げた奴らがいるから、バナナでも武器になる可能性は多いにあるわけだ。冗談ではすまされないってことだな。

そういう厳重な警備のおかげで、ハリケーンが近所のルイジアナ州を襲ったにも関わらず、特に警備上の問題はなく無事に大会は終わった。

さて、対して民主党大会が来週はじまることになっているノースカロライナ州のシャーロッテ市では頭の痛いことが起きている。何とあの悪名高い迷惑な都市占拠キャンプがまたぞろ再開されたというのである。その名もオキュパイシャーロッテ。

オキュパイというのは占拠という意味だが、去年の中頃から全国各地で左翼リベラルの馬鹿どものが都市のビジネス街にテントを張り野宿するこのデモは、その不衛生さと治安の悪いさで近所迷惑もこのうえない。しかし元々こんな奴らを毛嫌いしている共和党と違って、民主党は一応表向きは占拠運動に同情的だ。オバマ大統領自らが我々は彼らの味方だと語ったくらいだ。

問題なのは、オバマ王が占拠運動に同情心を表明した後、占拠運動の悪行が次々に公になった。キャンプ場が不衛生で騒音公害を発生させていたことなどまだ序の口。近隣の商店街を破損したり強盗を働いたり、キャンプ場内での婦女暴行など日常茶飯事。挙げ句の果てに殺人事件も数件起きた。そのあまりのひどさに主流メディアも彼らの悪行を隠しきれない状態となっていた。

オキュパイヤーたちがやっと飽きてそれぞれのキャンプ場から去って行ったと地元商店街がホッと胸をなで下ろしたのも束の間。民主党大会という晴れの舞台を利用して占拠者たちはシャーロッテに舞い戻って来たというわけ。これは民主党にとっては大迷惑な話。

一方で、オキュパイヤーたちが掲げる左翼の基盤である「民主党は庶民の味方」という表向きの顔は保たねばならない。だが、もう一方で民主党が法と秩序には無頓着だという印象をもたれては過激派左翼以外の中庸派や無所属の支持を得られなくなる。基盤を怒らせずに中庸や無所属の支持を保つのは普通でも容易なことではないが、ましてオキュパイヤーなんぞに居座られて、必要な警備もろくに出来ないということになったら民主党として大変に困った状況になる。

オキュパイヤー達が賢ければ、このような運動は愚かな行為だということが解るはずだが、奴らは自分らが目立ちたいという気持ちが先立ってしまう。

民主党がこのことで迷惑を得たとしても、ま、身から出た錆ってもんだ。

オキュパイヤーの皆さん、頑張って民主党大会を台無しにして頂戴よ。大歓迎だね!

September 2, 2012, 現時間 10:47 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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遂に来た、スーパーからビニール袋が消えた日

昨日用事で隣の町まで出かけた時、ちょうどスーパーの前を通りかかった。ミスター苺がソーダの大瓶を何本か買って行こうというので、一リットル瓶を何本か買ってレジに行くと、レジのオバさんが、「袋要りますか?それともそのまま持って行きますか?」と聞いた。以前からチョコレートとかガムとか小さいものを購入した際には、どうせすぐ食べるし袋などに入れてくれなくてもいいという場合はあった。だが、大瓶のソーダを何本も買ったのに、まさか袋なくしてどうやって持つんだ、と私は冗談かと思ってきょとんとしていると。レジのおばさんが、「紙袋はひとつ10セントです。」という。「紙袋じゃ切れちゃうでしょう?ビニール袋はどうしたの?」と聞くと「ビニール袋は9月1日から廃止になりました。市の法律です。」と言われた。

がーん!ついにその日が来たのか!

サンフランシスコ市ではもう数年前からビニール袋が廃止されていた。南カリフォルニアでもいずれそんな時が来るだろうと覚悟はしていたが、遂に先日ロサンゼルス市でも同じ法律が通り、近隣の市もあちこちで同法律が施行されるようになったらしい。それが昨日9月1日だったというわけ。

これだけ大量に使われていたビニール袋を廃止したら、ビニール袋生産の産業はどうなるんだろう?この不景気にまたぞろ不必要に産業を潰すことになるんじゃないのか、これによってどれだけの人々が失業するんだろうか?

カカシが子供の頃は、うちの近所では、まだお豆腐屋さんが屋台でお豆腐を売りに来ていた。お豆腐屋さんには独特のラッパがあって、「とお〜ふ〜」というおじさんの声を聞くと、こどもたちは瀬戸物のどんぶりやティンのボールを持って外へ走って行き、そこにお豆腐を入れてもらった。

あの頃は奥さん達は毎日買い物籠をぶら下げて商店街まで買い物に行くのが普通だった。野菜や肉はビニールではなく新聞紙やわら半紙に包んでもらうだけだった。お魚や肉とか液体が漏れるような水物はどうやって持って帰っていたのだろう?今考えるとかなり不衛生な買い物の仕方だったわけだ。

近所で最初のスーパーが開店した時、お豆腐売りの係の人がお豆腐をちいさなビニール袋に入れてくれた。私は母がその袋を妹の乳母車の横にかけて買い物していたのを覚えている。便利になったようなあ、とつくづく思ったものである。

それが、いまや、我々はその時代に逆戻りしようというのだ。いったい何のために?

ビニール袋はそんなに環境汚染につながっているのか?

ビニール袋を廃止することでどれだけ環境保全に役に立つと言うのだ?その証拠はきちんと科学的に証明されているのか?

紙袋を使うことによる弊害は考えているのか?

ビニール袋生産の産業はどうなる?

そういう産業で勤める従業員の大幅リストラによる社会影響は?

環境保全を唱える左翼リベラルの奴らは、本当は環境のことなんか何も考えていない。奴らの本当の目的は文明社会崩壊にある。なぜか奴らにとって文明そのものが敵なのであり、温暖化だの環境破壊だのというのは単なる口実。

我々の生活そのものを破壊することこそ奴らの真の目的だ。

世の中は時とともに良くなって行くのが普通だろう。本当の意味での進歩や前進を求めるのが普通だ。だが、左翼リベラルに任せていると、我々の未来は後退するばかり。

いまやアメリカを左翼リベラルの独裁から取り戻す時だ!

September 2, 2012, 現時間 9:19 AM | コメント (2) | トラックバック (0)

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何が何でも共和党を人種差別者にしたてあげたいリベラルメディア

左翼リベラルに言わせると共和党や保守派は差別者の集まりであるというのが通常だ。だが差別的な言葉など全く出て来なかった共和党大会における数々の演説を典型的な差別演説だと、と報道するためにはかなりの努力を必要とする。

左翼リベラルメディアのトークショーホストの中でもひときわ過激で病的なクリス・マシューになってくると、彼の理屈はもう被害妄想もいいところだ。共和党政治家たちによる何気ない表現を捕まえて差別の暗号が含まれていると涙ながらにブラウン管に語えかけるマシューの姿は異常である。あんた薬飲み忘れたんじゃないの、と言われそうなほどのヒステリーぶり。

「生活保護詐欺、フードスタンプ(食品配給券)つかみ、など過去に使われた法と秩序とか州の権利とかいった言葉使いと同じで、暗号の一部だ。」とマシューは言う。「何と言おうと意図は労働階級の白人に黒人への敵意を沸き立たせようする暗示が深く埋め込まれた、おなじみの古い煽動のやりかただ。 」

ちょっと変な訳だが、まあ、要するに、こういった何気ない言葉は差別意識を沸き立たせるための暗号なんだと言いたい訳。しかし裏をかえせば、こういう言い方は生活保護やフードスタンプとかで詐欺を行うのは黒人ばっかりだというマシューの偏見が現れているわけで、そういう決めつけをするマシューこそ人種差別者ではないか。マシューが共和党や保守派の何気ない言葉使いに人種差別を見いだすのは、自分の心の中に深い人種差別意識があるからである。

マシューなんぞに言わせると、「シカゴ」とか「PGFゴルフ」なんてのも人種差別的な言葉になるらしい。

ここでまた私が以前に書いた左翼の二枚舌を見抜く方法の(B)を思い出してもらいたい。

(B) 既存する言葉の定義の書き換える(Law of tendentious redifinition)

左翼連中はすでに存在している言葉の意味を自分勝手に都合のいいように書き換えるのが得意だ。(略)ごく普通に使われてきた言葉を突然差別用語だと勝手に指定したりするやり方がある。

普通の言葉を差別語にするやり方:

これは非常に単純なやり方だが非常に効果のあるやり方だ。今まで普通にある特定の人々を説明する言葉として使われていた言葉を突然「差別用語だから使ってはいけない」と言い張る。間違った呼び方をすると人種差別者だといわれかねないので、人々は神経質になって常に正しい言葉を使おうとする。例えば、昔黒人はニグロと言われていた。これは単に「黒」という意味で、特に侮蔑的ないい方ではない。ニグロという言葉のついた団体まで存在しているくらいだから。しかしいつの頃からか、これは差別用語だと市民団体が言い出した。今後はアフリカンと呼ばなければならない、いや、アフリカンは差別だ、カラードと呼ぶべきだ、いや、カラードは差別用語だブラックと呼ぶべきだ、いやブラックは差別だ、ピープルオブカラーと呼ぶべきだ、いや、それは駄目だアフリカンアメリカと呼ぶべきだ、、、、というように。このように常に言葉の定義を変えることによって一般人を常にびくびくさせることが目的だ。

私に向って東洋人を「オリエンタル」と呼ぶのは侮辱を感じさせる言葉なので止めるべきだと言った白人がいた。私が「だれが侮辱を感じるのか」と聞くと、「アジア人だ」と彼は答えた。「私はアジア人だが、侮辱を感じない」と言うと「君がそうでも多くのアジア人がそうおもうんだから」というので、「どうしてそんなことが解るのだ?アジア人全体で統計でもとったのか、投票でもしたのか、誰も私の意見を聞きに来なかったぞ。」と言って問いつめてやった。

確かに左翼リベラルの東洋人の間で「オリエンタル」という呼び名はけしからんと言い出す奴らがいたんだろう。それに他の左翼リベラルが便乗して勝手にそういう規則をつくってしまった。いったんオリエンタルは侮蔑語だという常識が広く通ってしまうと、やたらに使うと人種差別者扱いされるのを恐れて使えなくなってしまう。全然侮蔑的な意味などないのに。

ま、マシューのやってることはこれの極端なやり方で、マシューの理屈が通るなら、人々は何を言おうと差別者扱いされる。人々はそれを恐れてびくびくして何も言えなくなる。すでに左翼リベラルたちは保守派や共和党の思想こそが人種差別そのものだと言い張っている。

彼らが完全な力を得た暁には、保守派思想はすべて違法となり、共和党なんぞ支持した日には刑務所行きか死刑にでもなるんだろう。奴らの理想はそうした言論弾圧の社会主義なのだから。


September 2, 2012, 現時間 12:16 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →September 1, 2012

とおりがかりの銃携帯者、殺人を食い止める

ナイフで刺し殺されそうになっている女性を通りがかりの銃携帯者が救うという事件があった。

事件が起きたのはテキサス州のサンアントニオ市。被害者はテレサ・バロンさんという38歳の女性で、子供を小学校に送って行った直後、現れた夫と口論になり、夫から胸や首など数回に渡って刺されるという攻撃をうけた。

夫は38歳のロベルト・バロン。

警察によると、通りがかりの銃携帯者は銃を抜き夫の攻撃を阻止。この人は学校の職員らと一緒にバロンを取り押さえ、かけつけた警察に引き渡したと言う。

被害者の女性は病院に運ばれ重体とのこと。加害者のバロンは逮捕された。

被害者のテレサさんは、先週夫ロベルトとの離婚申請を出したばかり。

テキサスは銃砲携帯が合法な州なので、この通行人も合法に銃砲を携帯していたということだ。これがカリフォルニアだったらこの女性は刺し殺されていたところ。何度も言うが、銃砲による犯罪を語るなら、銃砲による防犯もかたるべき。

テレサさんの早期回復を祈るものである。

September 1, 2012, 現時間 9:59 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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オバマをおちょっくったクリント・イーストウッドに対する左翼のヒステリックな反応

共和党大会でサプライズゲストとして出演したのがダーティーハリーなどの名作で知られる名優クリント・イーストウッド。オバマが空っぽの椅子に座っている体を装うコメディタッチの演説は党大会では場違いな感じもあったが、オバマ政権批判を敬遠してばかりの芸能界でも、言いたい事を言ってくれる俳優がいたということで、保守派の間では好評だった。

私は俳優の演説はあまり興味ないので生放送では見なかった。後で録画をちょっと観たが、それほど印象に残るような演説ではなかったが、とりたてて批評するようなものでもなかった。(アップデート:あんまりみんなが大騒ぎするので、あとでよくよく録画をみた。ところどころ観た時よりずっとおもしろく、笑いこけた。)

もちろん、左翼リベラルは効果的なオバマ批判のコメディにヒステリックな反応。そのことを日本語で紹介してくれてるサイトを見つけたので一部転載する。

元々噂されていたのですが、今日行われた共和党大会の「サプライズ」ゲストとしてクリント・イーストウッドが登場し、応援演説をしました。が、残念ながら、評判がめちゃくちゃ悪いです……。

アメリカを代表するジャーナリストのひとりTom Brokawは、「クリント・イーストウッドは物をあまり語らずして大スターとなったが、タンパでサプライズゲストとして登場した彼は語りすぎであった(友達として言わせてもらうが)」とツイートしていたし、またMSNBCなどは、「クリント・イースウッドは悲惨だった」とまではっきり報道していました。

また有名な映画評論家のロジャー・エバートも「クリントは僕のヒーローだが、悲しく痛ましい人になっていた。こんなことをする必要はまったくなかったのに。彼の価値を下げてしまった」とツイート。(中略)

アイディアとしては、横に誰も座っていないイスを置いて、そこにオバマ大統領がいるものとして彼に話しかけるという寸劇みたいな感じだったのですが、それでかえって人称がよく分からなくなってしまうし、さらにいちいち横を向くし、何がなんだか良く分からないことになってしまったのです……。確かに会場は盛り上がってはいたけど。

著者の中村明美が挙げた例を見れば明白だが、「めちゃくちゃ評判が悪い」のは左翼リベラルでの間だけ。空っぽの椅子は中身のない人間を批判する意味の「エンプティースーツ(空っぽの背広」をもじったもので、オバマの中身のなさを象徴するもの。いかにも役者らしい演出だ。そんなこともわからんのかね、この中村明美って人は。

実際の演説(?)は、大会の参加者の間で大受けで、完全な大笑いが続いた。

イーストウッドが椅子に向って「え?なんだって?そんなことロムニーに言えないよ。」と言った時なんかは、冗談が理解出来ない女性達の間でひそひそ声が聞こえたが、ポール・ライアンが夫人にジョークを説明している姿が写り、しばらくしてから夫人が解ったようにちょっと恥じかしげに笑うシーンがあったりした。

そして、「あんたはバイドン(副大統領)よりひどいね。ま、バイドンは民主党の頭脳の代表みたいなもんだから、笑顔の後ろに身体がくっついてるような、、」なんてフォローアップで客席は大爆笑。

私は(オバマの)大支持者ではなかったが、彼があれをやってるのを、みんなが希望とか変革とか、イエスアイキャンとかって話しているのを観ていた。あれはよかったね、みんなろうそく付けたりしてた。みんな、これはすごいことだって言ってた。みんな泣いてた、オープラも泣いてた。

私もあれほど泣いた事はないよ。2300万人が失業してるって話をきいてからね。あれは確かに泣くべきことだ。国の恥じだよ。あきらかに充分なことをしてない、この政権は解決のために何もしてない。

もしかして、そろそろ誰か他の人に替わってもらって問題を解決してもらったらどうなんだろうね。

政治演説としては爆笑続きで、下手なコメディアンの風刺よりずっとおもしろかった。

September 1, 2012, 現時間 12:54 AM | コメント (1) | トラックバック (0)

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