日付け → →March 21, 2009

オバマ王のチェンジとは、独裁政権への変革

ジョージ・W・ブッシュが国土保証のために設置した数々の政策をアメリカ市民の自由を奪う方針だとか、ブッシュは独裁主義者だとか批判していたリベラルや左翼連中たちだが、彼らの王様オバマ王がまさにアメリカを独裁政権に「チェンジ」しようとしているというのに、危機感を持つどころかメディアもこぞって熱烈な応援をしている。

フォーブスのピーター・ロビンソン(Peter Robinson)はオバマ大統領の旗の元、アメリカは着実にバナナリパブリックに変貌しつつあると語る。(カカシ注:ここでいうバナナリパブリックとはリーダーのパーソナリティーに頼るキューバやベネズエラのような共和国とは名ばかりの独裁政権国家のことをいう。洋服のチェーン店とは無関係。)

バナナ共和主義は先ずパーソナリティカルトから始まる。ひとり大教祖的なカリズマのある人物が「我こそは指導者なり!」と名乗りをあげる。

オバマはまさにこのカルトリーダーだ。オバマ王は皇太子時代の選挙運動で何一つ具体的な方針を発表しなかった。彼のキャンペーンはただただ「希望・ホープ」と「変革・チェンジ」というレトリックだけ。政治家として国内政治も外交も、なんの経験もない自分に自分の人格だけを信じてアメリカの将来をゆだねよと唱えたオバマに過半数のアメリカ人がひれ伏してしまったのだ。

ロビンソンはオバマが主催する仰々しい集会についても、政治家というよりカルトリーダー的な雰囲気が漂っているという。ベルリンの50万人のドイツ人を集めた演説、大統領候補受任の演説では通常のコンベンションセンターではなく、野外スタジアムに8万人もの群衆をあつめての演説。オバマの支持者は支持者というより単なる従者に成り下がった。

ジョージ・W・ブッシュが一言発音につまづいただけで一ヶ月以上も批判を浴びせた主流メディアは、オバマの「経済に責任を持つ」なんていう白々しい宣言とは裏腹な8千億ドルという献金報酬だらけの血税無駄遣い経済非活性案の調印に対して全く批判しない。国民の目を見ながら次から次へと公約を破っていくオバマ王に主流メディアは全く魅せられたように呆然とたちすくむのみ。

一端カルトリーダーが国民を魅了した後は、民営企業の国営化が始まる。すでにオバマは銀行や自動車産業への政府介入を堂々と提案しているし、民間の健康保健を全面的に廃止して国民保険だけにする意志をあきらかにしている。先日もお話したようにAIG幹部のボーナスを大仰に批判したのも、今後民間企業の幹部のボーナスの金額を政府が規制するための布石だったのだ。あきらかにオバマは民間企業国営化に向かってすすんでいる。

そして最後の段階は言論の弾圧だ。これは急には起きない。除所に真綿で首を絞めるようにおこなわれる。アメリカでは言論の自由は憲法補正案第一条において保証されているなどと考えるのは甘いとロビンソンは言う。それはフェアネスドクトリンを見れば明らかだと。

1987年に廃止されたフェアネスドクトリン(Fairness Doctrine)というのは、公共放送において、相反する意見を双方公平に報道しなければならないという法律だ。しかし、現在復活させられようとしているこの法律は公平どころか保守派の声を沈黙させるために使われることは明らかである。

以前にもお話したと思うが、アメリカのラジオトーク番組のほとんどは右よりの保守派ホストによって牛耳られている。別にラジオ局がリベラルや左翼のDJを嫌っているわけではなく、何故か左よりの番組はラジオでは全く人気がないのである。つまりこれは単なる自由市場の結果なのだ。ところが、新しく提案されているフェアネスドクトリンではラジオ局に左よりのホストを強制的に起用させようというのである。そのようなことをすれば、聴取者はラジオトークショーなど聴かなくなる。そうなればラジオトークショーそのものが破壊されてしまうだろう。無論オバマの狙いはそこにある。右翼や保守派が声のある唯一の場所を破壊し、言論の自由を弾圧することがオバマ王がこの法律を復活させる真の理由である。公平という名のもとに、いかに言論弾圧が容易く行われるか、アメリカ国民は油断禁物である。

パーソナリティーカルト、国営化、言論弾圧、すべてバナナ共和主義へのレシピである。オバマの信者達が「オバマ、オバマ!」と熱烈に叫ぶ中、オバマ王は確実にアメリカを独裁政権国家へと「チェンジ」しつつあるのだ。

こんな「チェンジ」誰が要る?

March 21, 2009, 現時間 4:18 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

日付け → →March 18, 2009

とんだ茶番劇、オバマ王と民主党議会のAIG幹部ボーナス批判は偽善の固まり!

ここ連日、オバマ王はじめ議会の連中は倒産を目前に政府から救済された保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)幹部が、庶民の税金で多額のボーナスをもらっていたことで、重役たちに日本を見習って切腹しろなどと迫るほど大騒ぎをしている。

以下は朝日新聞の記事より

高額のボーナス支給が明らかになった米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に対して米議会は17日、ボーナスのほぼ全額を課税で回収する法案の採決を検討し始めた。巨額の公的資金投入で救済された同社のボーナス支払いに批判が噴き出しており、同社首脳陣は命をかけて引責すべきだとの声も一部議員から出ている。

 ボーナスは08年分の一部で、13日に幹部ら400人に1億6500万ドル(約160億円)が支払われた。この問題を調べているニューヨーク州のクオモ司法長官は17日、結果を公表。計73人が各100万ドル(約9800万円)超を支給され、うち11人はすでに退社。200万ドル(約1億9600万円)超が22人おり、最高額は640万ドル(約6億2700万円)という。

 議会では同社のボーナスのほぼ全額を課税する複数の法案が既に提出されている。オバマ政権も議会と連携して課税強化を検討。課税率が100%の法案もあり、AIGが支給を見直さない限り、議会指導部は法案を一本化して採決に踏み切る姿勢だ。金融危機対策を決める幹部議員は、支給を無効にする訴訟の可能性も示唆している。

AIG幹部へのボーナス自体は腹が立つが、議会のこの「怒り」は単なる茶番劇だ。オバマ王も民主党議会も政府の救済案が出た今年の1月の時点でAIG幹部へのボーナスは契約上避けられないという事実を充分に承知していた。幹部らのボーナスの金額だけを見ていると、彼らが多額のボーナスを不当に受け取ったかのように見えるが、オバマ王並びに民主党議会のポーク(贅肉)だらけの税金無駄遣い国家予算案にくらべたら1パーセントにも満たない額なのだ。民主党議員たちが匿名で組み込んだイヤーマークと言われる地方選挙区の企画をひとつでも削れば充分に補える額なのである。

それを今更議会があたかも驚き怒り狂っているかのような演技をしているのは、自分らの税金無駄使いから国民の目をそらそうとする目的もそうだが、それ以上にオバマ王の社会主義政策を押し進めるために企業に対する国民の感情を煽ることが第一の目的なのだとカカシは考える。

最近カントリーウエスタンのヒットチャートを急速に登っている流行歌があるが、このShutting Down Detroit「デトロイトの閉鎖」という歌ではジョン・リッチという人気歌手がデトロイトの自動車産業が倒産していくなか、ワシントンの政治家達がAIGのような金融企業を救済していることを批判している。しかし、デトロイトの低迷の直接の原因はアメリ金融企業の倒産ではなく労働組合が幅を効かせ過ぎる自動車業界の実態にある。ただ、一般庶民はまだまだ労働組合が労働者の味方であり、自分らの敵は企業の重役達なのだという偏見を持ち続けている。

オバマ王並びに民主党議会はこの一般庶民の金持ちへの妬み意識を増長することで、階級意識を一層高め、自由企業への政府による介入を強めようという魂胆なのである。つまり、自由市場を社会主義化しようという目的なのだ。

一般市民が日々の暮らしにも困り、給料引き下げや残業手当の廃止などで犠牲を強いられている時に、国民の血税で救済された金融企業の重役達が何百万ドルものボーナスをもらったという話を聞けば、一般市民が腹を立てるのは当然だ。しかし、その感情を利用して、今後このようなことが起きないように政府が大手企業の経営に介入するというような政策がまかり通ったならば、アメリカの自由市場はおしまいである。自由企業が腐敗しているとはいえ、お役人が経営する企業ほど腐敗するものではないからだ。これは共産主義国家の旧ソ連や中共や北朝鮮やベネズエラやキューバを見れば明らかである。

アメリカ市民は、オバマ王や民主党議会の猿芝居に騙されてはいけない。議会が本当に税金の無駄遣いを慮っているのであれば、議会が通した無駄遣いづくめの予算案を撤回せよ!オバマ王の経済非救済案を撤回せよ!イヤーマークをすべて削除せよ!

それまでは、他人のボーナスがどうのこうのと批判する権利はお前らにはない!

March 18, 2009, 現時間 6:48 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

日付け → →March 17, 2009

米国各地でオバマ王経済政策抗議のシカゴティーパーティー続発

以前にもオバマ王の経済不活性案に抗議する納税者によるボストンパーティならぬシカゴティーパーティが全国各地で起きているという話はしたが、この動きはどんどん広まり、先日の16日にも全国各地で一斉にシカゴティーパーティが開かれた。場所によっては何千人という人が集まったという。

先ずはオハイオ州はシンシナティより

群衆は議会にバラク・オバマ大統領が、職を増やし経済の活性をするとして押し進めた7870万ドルの経済活性案を撤回することを求めている。

「この無駄使いを考えると腹が立ってなりません。」と(集まった人の一人)フロストさんは言う。「もう腹を立てるのにさえ疲れました。」

抗議者の中にはアメリカ独立革命時代の衣装を着ている人もおり、「お茶する?」というスローガンの入ったTシャツを着たり、「負債ではなく、自由を!」「救済反対」といったサインを掲げる人もいた。

下院のスティーブ・チャーボット議員は「我が国では動きが起きているのです。それを今日観る事ができます。」と語った。

コーレレインタウンシップのショーン・リンチさんは子連れで参加。8歳のイザベルちゃんに「私のお小遣いを使わないで!」というサインを持たせ、5歳のケートチャンには「私の豚の貯金箱に触らないで」というサインを持たせた。

「私は議会で起きていることには不満で一杯です。あの人達は我々のために働いているのだということを思い出すべきです。そして今我々は彼らのやっていることを承認できません。」といいながらリンチさんは2歳の息子チャーリー君のサインを持ち上げた。

「これは民主党も共和党も関係ない、政府の問題です。」とリンチさん。....

当局によると日曜日に集まった群衆の数はおよそ4000人。主催者のマイク・ウィルソン氏が予測した6000人強を下回った。

ミッシェル・モルキンによると、同じような増税抗議のデモがセントルイス(1500人)、グリーンビレ(2000人)、フルトン(15000人)などでも行われたという。

これだけの数の人々が全国各地でオバマ政権への増税抗議をしているにも関わらず、アメリカの主流メディアは何事も起きていないかのようにこの動きを完全無視。オバマ王は今日も今日とて、何故オバマ王の経済対策案が経済困難から国を救うことに役立つのか、その言い訳に四苦八苦である。今夜あたり夜の人気テレビ芸能トークショーにゲストで出演するというかいう話だ。なんで大統領が経済案を説明するのに記者会見や政治のトークショーじゃなくて芸能番組に出演するのかかなり不思議。

オバマ王よ、下々の民の声も聞け!アメリカは国内に王制を設立するためにわざわざイギリスと独立戦争で戦ったのではないのだ、そのことを忘れるな!

March 17, 2009, 現時間 9:28 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

日付け → →March 15, 2009

何がチェンジだ!オバマ王、ブッシュ対テロ政策を継続

14日付けのニューヨークタイムスで、オバマ政権は今後テロ容疑者を『敵性戦闘員』とは呼ばないことにしたと報道している。ニューヨークタイムスはこの『敵性戦闘員』という言葉はブッシュ政権が勝手に使いだした造語であるかのような報道をしているが、この言葉自体は別に新しいものでもなんでもない。

ブッシュ前大統領がテロリストを『敵性戦闘員』としたのは、2001年の9月11日以降、テロとの闘いは単なる国家警備政策ではなく戦争であるという認識から生まれたものだ。戦争をしている以上、敵側で戦っている人員は単なる犯罪者ではなく戦闘員であるという解釈である。

オバマ王は、アメリカがテロリストと戦争状態にあるという認識から遠ざかりたいようだ。それで以前から『テロとの闘い』という言葉も使わないようになっていた。以下は朝日新聞の記事より

オバマ大統領は、就任直後の1月22日に出した大統領令でグアンタナモ収容所の1年以内の閉鎖を命じた。オバマ政権は発足以降「テロとの戦い」という用語も基本的に使わなくなった。前政権が多用した「敵性戦闘員」という概念も捨てることで、オバマ流への移行を象徴的にアピールしたかたちだ。

今回の新政策の背景には、連邦最高裁が昨年6月、グアンタナモ収容者にも拘束の不当性を裁判所に訴える権利が保障されているとの判断を示したことを受け、人身保護令状審査の訴訟の一括審理が、ワシントン連邦地裁で始まったことがある。

この裁判の判事が、被告である米政府にどういう人物が「敵性戦闘員」にあたるのかの定義を13日までに文書で提出するよう命じていた。これに対し、司法省は「敵性戦闘員」というレッテルを張ること自体を今後は廃止するとの回答を出した。

確かにオバマ王は、対テロ戦争にはずっと反対派で、ブッシュ政権の対テロ政策にはずっと手厳しい批判を述べて来た。だから今回の方針変更もオバマ皇太子が選挙中にした公約の行使であると解釈することも出来る。だが、言葉使いはともかく、オバマ王の政策はブッシュのそれと何処がどう違うのであろうか?

朝日新聞の記事では冒頭で、

オバマ米政権は13日、「敵性戦闘員」はキューバ・グアンタナモ米軍基地内の対テロ戦収容所で無期限に拘束できるとしてきたブッシュ前政権の政策を撤回する方針を発表した。

と書いているが、記事の終わりのほうで、

ブッシュ前政権は、軍最高司令官である大統領には拘束を命じる広範な権限があると主張したが、オバマ政権はこれを修正。国際テロ組織アルカイダやアフガニスタンの旧政権タリバーンに「支援活動をした」というあいまいな嫌疑だけで拘束できるという前政権の解釈に対しては、「実質的な支援」をしたとみられる場合だけ拘束が可能、との見解を示した。

ただ、その「実質的な支援」をどう定義するかについてはまだ明確にしていない。また、議会による9・11テロ後の戦争権限付与決議や戦時国際法を根拠に、大統領は「公訴手続きなしでの拘束を命令できる権限」を引き続き有しているとしている。

これってオバマ王得意の単なる言葉あそびではないのか?テロリストを「敵性戦闘員」と呼ばないとか、無制限な拘束はしない、とか言っておいて、だが大統領には定義もはっきりしない「実質的な支援」をしたかどうかも判定せずに独断で「控訴手続きなしでの拘束を命令できる」というのであれば、単に言葉使いを変えただけでブッシュ政権の政策と何ら変わりはないではないか?

どうしてこれが「ブッシュ前政権の政策を撤回する方針」ということになるのだ?

就任早々グアンタナモの収容所は閉鎖すると大々的に大統領命令を出したオバマ王だが、実際にどうやって閉鎖するつもりなのか、収容者をどうするのかという詳しい話は一向に進んでいない。一年後に閉鎖とか言っていたが、それも今後の調査の結果次第とかいう曖昧な発表で、本当に閉鎖になるのかどうかさせ全く見通しがついていない状態だ。

つまり、ことグアンタナモ収容所に関してはオバマ王の政策はブッシュ前大統領の政策をそのまま引き継いでいるかたちとなっているのである。

オバマ王が口先だけで「チェンジ、チェンジ」と言ってる割には、やってることはブッシュ政権と大した変わりはない。いやそれどころか、自分が選挙運動中に散々批判していたブッシュ政権や議会によるイヤーマーク(匿名で予算案に含まれる議員たちの代表地区企画)や国家負債など、ブッシュ政権の時の何倍という数や額で通った議案をオバマ王はそのまま抗議もせずに調印してしまっている。

何がチェンジなんだ!

March 15, 2009, 現時間 12:20 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

日付け → →March 11, 2009

オバマ王、記者会見まであんちょこナシでは出来ない男

オバマ王のテレプロンプターを使ったカンニングは皇太子時代から悪名高いが、演説だけでなく記者会見やタウンホールミーティングの時ですらプロンプターを使ってしゃべっていたというのには今更ながら呆れてしまった。ま、以前にオバマ王が大統領として初めての記者会見でも、あらかじめどの記者からどんな質問がされるか決めておいて、大統領の気に入った記者だけが指名されたという話をきいたことがあるから、今さら驚くことではないのかもしれない。下記は産經新聞の古森さんの記事より。

米大統領、プロンプター依存 メディアが批判

2009年03月10日 産経新聞 東京朝刊 国際面

弁舌の才で知られているオバマ大統領の意外なプロンプター依存は、ニューヨーク・タイムズやネット政治通信のポリティコが6日までに詳しく報じた。

プロンプターは普通、演壇の前の左右両側に設置される透明なガラス板で、演説の文章が電子的に表示されていく。

演説する側は左右の表示を順番に読むわけだが、テレビには板が映らないため、自然に発言しているようにもみえる。

だが演壇の前の実際の聴衆にはプロンプター自体がみえる場合もあり、さらに演説者が流れる記述を読むことに集中するため聴衆の顔を直接にみないという不自然もおきる。

同報道によると、オバマ氏は大統領選挙中から他の政治家にくらべてこのプロンプター依存度が圧倒的に高く、大統領就任後も主要演説はもちろん、ごく短いあいさつでも必ずプロンプターを使ってきた。....

2月25日のロック商務長官の指名発表でも、同大統領がごく短い声明にプロンプターを使ったのと、ポケットから取り出したノートだけで演説をするロック氏の姿が対照的だった。

オバマ大統領は記者会見の冒頭でも、地方の工場の視察でも、プロンプターを使っているという。同報道によると、この依存度は歴代大統領でも異例なほど高い。

この話を聞いていて、昔観たジェームス・ブルックス監督のブロードキャストニュースという映画を思い出した。その中でウィリアム・ハート演じるハンサムだがアホなニュースキャスターが、ホリー・ハンター演じる頭の切れる女性プロデューサーからイヤホンを通じてすべて情報を提供されながら生のインタビューに及ぶというシーンがあったが、ニュースキャスターのカンニングしているとは思えない演技力がこの映画のミソになっていた。オバマは俳優ならまさしくアカデミー賞ものだろう。

だがハンサムなだけで演技力しかない能無しに大統領なんかやられてる国ははた迷惑もいいとこだ、、おいおい、それってうちらの国じゃないの?

もう!いい加減にしてよ〜!

March 11, 2009, 現時間 8:58 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

日付け → →March 10, 2009

ホワイトハウスで連ちゃん宴会のオバマ王

イギリスの首相が来ても晩餐会を開く余裕もないのほど、国内政策に手一杯で外交まで手が回らないとぼやいているオバマ王だが、この景気の悪さでひーひー言ってる庶民の苦労をよそに、オバマ王とその取り巻きの貴族達は国民の血税を使って毎晩毎晩、高価な宴会騒ぎを繰り返しているという。

もともとオバマ王は皇太子の頃から贅沢なパーティを開くことで有名だった。オハイオ州のデンバーで民主党の大統領候補を受け入れた時は75000人が入れる臨時野外劇場をつくり、シーザーよろしく舞台にギリシャ風の柱を何本か建てた。そして大統領に当選した祝いの宴では何百万ドルがつぎこまれ、前代未聞の豪華な戴冠式にかかった費用はなんと一億七千万ドル!

フリーダムウォッチという大統領の動きを観察している保守派の市民団体によると、オバマ王は就任以来毎晩のように連ちゃんで高値な宴会を開いているというのだ。

「フリーダム…」の代表クレイマン氏によると、オバマのホワイトハウス宴会では「スティービー・ワンダーのようなギャラの高いスター達が」毎晩のように招待され、国民の血税が無駄遣いされているという。

「バラクとミッシェルオバマは税金を使ってほぼ毎晩のように『ともだち』や支持者を招んで宴会を行っており、ミッシェル・オバマが時としてホワイトハウスの家具を壊さないように客人に注意をする場面まであったほどです。」とクレイマン氏は語る。

「このような宴会気分はアメリカ市民に間違った印象を与えます。アメリカ市民が(不景気で)苦しんでいるのに、オバマとクリントンの宴会は続いているのです。」

間違った印象どころか、オバマ王がいかに貴族のようなエリート意識一杯で、下々の平民の苦労など全く気にかけていないことが明白ではないか?

マリー・アントワネット・ミッシェル夫人が「パンが無ければお菓子を食べればいいのに」と言う声が聞こえてくるようだ。

March 10, 2009, 現時間 7:33 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

日付け → →March 9, 2009

礼儀知らずのオバマ王、首相を馬鹿にされたと激怒する英国メディア

国内政治にも疎いオバマ王だが、外交に関しては素人を通り越したその非常識さに、英国メディアは激怒している。

イギリスの新聞デイリーテレグラフは、先週、英国のゴードン・ブラウン首相が訪米した際に、首相がオバマから受けた仕打ちは「あまりにひどい」と書いている。イギリスメディアが何をそんなに怒っているのかというと、、、

  • 恒例になっている合同記者会見をしなかった。
  • 大事な同盟国の首相が訪米した際には必ず開かれる晩餐会を開かなかった。
  • ホワイトハウスの大統領の書斎からイギリス元首相のウィンストン・チャーチルの胸像を取り除いた。
  • アメリカとイギリスの友好的な歴史をふまえた思慮深いブラウン首相の贈り物に対して、オバマのお返しは配慮のない安物だった。

特に、この贈り物の件で、イギリスメディアはかなり頭に来ているらしい。

ブラウン首相のオバマへの贈り物は『HMSプレジデント』という19世紀のイギリス軍艦に使われた板で作ったペンホールダー。以前にプレジデントの姉妹船レゾルートの板が大統領書斎の机に使われたといった由来もある。しかも、『プレジデント』はすでに奴隷売買を禁じていたイギリスが奴隷を運ぶ商戦と火花を交わしたこともあるという、オバマに関しては意味深い歴史のある船である。明らかにブラウン首相の贈り物は伝統をふまえた思慮深いものであった。

にも関わらず、オバマのお返しときたらアメリカのクラック映画を25本集めたDVDセット!およそ一国の代表が最大の同盟国の首相に贈るような代物ではない。こんなこと誰が考えても非常識である。だいたいアメリカのDVDはイギリスのDVDプレーヤーではバージョンが違うから映らないだけでなく、ブラウン首相は片目を失明しているので映画など観られないのだ! いかにオバマが何の考えもなく土壇場で適当に贈呈品を選んだか見え見えである。

そしてファーストレディからのブラウン首相の子息達への贈り物もさらに侮辱的だ。夫人のミッシェルからの贈り物は何かと言えばマリンワンと呼ばれるアメリカ大統領が乗る海兵隊所属のヘリコプターのプラモデル。ロンドンタイムスはこんなものホワイトハウスのギフトショップで誰でも買えるような安物で、およそ大統領夫人から首相の子息達に贈るようなものではないと書いている。

それに比べてブラウン首相のサラ夫人は、イギリスでも指折りのトレンディなブティークからオバマの二人の娘たちにと特別注文したドレスと、それにマッチしたネックレス、そしてイギリス作家による本を数本贈呈した。

この大統領夫婦による首相家族へのあまりのぞんざいな扱いに、あるイギリス新聞では、「かつてあったアメリカとイギリスの特別な関係は消滅した。」とさえ書かれているという。

オバマのホワイトハウスには外交に関する社交儀礼の専門家は居ないのか?この田舎者の礼儀知らずのおかげで、独立戦争直後以来アメリカにとって一番大切な同盟国を怒らせてしまったらアメリカはどうなるのだ?

民主党はブッシュ大統領の傲慢さが諸外国を怒らせてアメリカを孤立させたと批判していたが、オバマ王はその礼儀知らずの無作法で、その気もないのに大事な同盟国を怒らせアメリカを孤立させてしまったら目もあてられないではないか!

なんでこんなド素人が大統領やってんのよ!

カカシは恥かしい!

March 9, 2009, 現時間 6:55 PM | コメント (2) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

日付け → →March 5, 2009

オバマ陣営、人気トークショーホストへの攻撃は逆効果かも、、

アップデートあり:後部参照のこと。

いつものことながら、カカシは今出張中でサンディエゴに居る。それで昨日ラッシュ・リンボーについて書いたことをミスター苺に電話で話したら、「俺も書いたよ。読んでないのかよ。」と言われた。やっぱ離れていても夫婦だなあ。考えることはおんなじだ。ミスター苺はホワイトハウスによるリンボーへの攻撃は逆噴射する可能性があると言う。それで今日は読者の皆さんにもミスター苺の分析を読んでもらおうと思う。以下はミスター苺著


ラッシュ・リンボーを「共和党の頭」と決め付ける「ラッシュボー作戦」("Operation Rushbo"、この呼び方はポリティコのジョナサン・マーティンが名付け親らしい)は、当初クリントニスタ(クリントン派)によって始められたが、今や直接ホワイトハウスが指揮を取って行われているが、この作戦には二つの目的がある。

  • リンボーの片をもつかどうかで共和党内の極保守派と穏健派の間に溝を掘る。
  • リンボーを共和党の顔にすることで、一般の有権者を共和党から遠ざける。(クリントニスタによると、一般人はリンボーを嫌っていることになっている。)

今日はどこでもこの話題でもちきりだった。(略)

だが、俺(ミスター苺)は、誰も彼もジェームス・カービルやポール・ベガラやラーム・エマニュエルの結論を、素直に受け入れすぎてる気がしてならない。それはラッシュ・リンボーへの攻撃が、リンボーの人気を高め民主党を助け共和党を傷つける、というものだ。下記はポリティコより。

大きければ大きいほうがいい、とカービルも同意する。「我々にもとても良いことだし、彼(リンボー)にも良い、メディアにも良い。」とリンボーについてカービルは言う。「ただ一人損をするのは議会の共和党員たちだけだ。」

しかしここで深呼吸して考え直してみようじゃないか。ラッシュボー作戦が民主党に良くて共和党に悪いって誰が決めたんだ?俺はそれは逆だと思うがね。 民主党がラジオトークショーホストのラッシュ・リンボーに執着すればするほど、民主党はふざけた党だという印象が固まるし、共和党にも民主党の誤りにつっこみを入れる機会が生まれる。これがどういうことなのか、三つの点をあげて説明しよう。

1 議論するのが仕事の男に議論を吹っかけている。

大統領も大統領の男たちも世界一おおっきなメガホン持ってる男を攻撃するのがいい考えだと思ってる。リンボーの毎日の番組には2千万からの聴取者がいる。しかもリンボーは今日(こんにち)のアメリカでもっとも政治討論に堪能な男だ。そして 奴さんは、バラク・H・オバマなんて誰も聞いたことない時代から政治討論にずっと勝ってきた男なのだ。そんな奴に議論を吹っかけるのって賢いやり方か?

民主党がリンボーに焦点をあてればあてるほどリンボーは注目される。ということはより説得力のある反「オバマニズム」が放送され、 より多くの人々が(もちろんジャーナリストも含めて)大統領や議会に答えを要求するようになる。そして大統領の方針が馬鹿げていればいるほど「富を振りまくさん」とトークショーホストが呼ぶ大統領の信用度が落ち、配管工のジョーとの時みたいに民主党は大負けするだろう。

魔法のテレプロンプターからオバマの目を引き離して、現時間でのやり取りになんかなったらオバマにとっては悲劇だ。もちろんこれは共和党には都合が良い。だからリンボーは張り切って大統領に全国テレビ中継の討論をしようと挑戦したわけだ。(もちろんそんなこと起きるはずないが)

2 ひとつ余計な質問をしている。

本当かどうかはわからないがエイブラハム・リンカーンについて有名な逸話がある。飲み屋の喧嘩で相手の耳を食いちぎったという容疑で裁判にかかっていた被告の弁護をリンカーンがしていた裁判中、リンカーンは喧嘩を目撃した証人に質問した。

「あなたは被告が耳を食いちぎるのを実際に目撃 したのですか?」とミスターリンカーン。

「いえ、直接は見ていません」

「相手の男を被告が噛むのを見ましたか?」

「いいえ、見ていません」

「喧嘩を目撃しましたか?」

「いいえ。それもありません。」

リンカーンは一度息をつき、芝居がかった大げさなしぐさで「ではどうして被告が相手の男の耳を食いちぎったとわかったのですか」と答えを要求した。

それは、被告が後で耳を吐き出すのをみたからです。」と目撃者。ここでリンカーンは即座に質問がひとつ余計だったと気が付いた。

民主党は特にリンボーが、バラク・オバマには「失敗」して欲しい、といったことを何度も持ち出している。リンボーがこの発言をした時は、ジョン・S・マケインも含め、多くの有権者がオバマによる景気回復計画が成功して欲しいと願っていた。

この発言だけ聞いていると、リンボーは景気が悪くなれば次の選挙では共和党が選ばれるという下心でアメリカ の景気回復に失敗して欲しいと言ったのだと民主党は主張したいのだが、そういう考えは共和党より民主党が持つ考えだ。「決して危機を無駄にしてはいけない」と言ったホワイトハウス主席補佐官のラーム・エマニュエルの発言 を思い出してもらいたい。

リベラルがこの発言をほうっておけば、確かにラッシュ・リンボーのイメージは傷つき、共和党も痛手を受けたかもしれない。しかし彼らはそこで止められなかった。この発言を全国的な問題に広げ、リンボーに「失敗して欲しい」とはどういう意味だ、答えろ!と要求したことで、つまりひとつ余計な質問をしたことで、リンボーに説明の機会を与えてしまったのだ。

ラッシュは「オバマの過激な方針は我々の知るアメリカを破壊し、アメリカをスエーデンやフランスのようにしてしまう。私はオバマの過激な計画は失敗して欲しいと切に願う。 そうして偉大なるアメリカの体験が勝ち、再びわが国がロナルド・レーガンが目覚めさせた丘の上に輝く町としてよみがえって欲しいと思う。」と説明した。当たり前のことだが、奴さんの言うことは全くもっともなことだ。

3 危機ではなく試練

ホットエアーによると、ラッシュボー作戦のもともとの目的は、保守派の過激派と穏健派との間に争いを起こさせることにあった。共和党があわててリンボーを攻撃したりしてるところを見ると、その点では成功したと言えるだろう。俺が強く支持する全国共和党委員会(RNC)のマイケル・スティール会長が、リンボーをこき下ろしたのはみっともなかったね。

そういう面では民主党は得をし共和党は損をしたと言える。だが、問題なのは作戦そのものではなく、共和党の馬鹿げた反応にある。もっときちんとした反応をすることが共和党に与えられた試練だ。ラッシュボー作戦は両刃の刃であり、反応次第で指揮者を切り刻むことが出来るのだから。

共和党は先ず無視することから始めることだ。これはもし誰も持ち出さなければ自分から持ち出すなってことだ。いらだった記者が共和党議員に直接質問したら、「ラッシュ・リンボーは立派なラジオトークショーホストです。氏は明解に保守派の考えを語ります。我々はわが国のためを本当によく考えてくれているラッシュやほかのトークショーホストからの意見をどんどん聞きたいと思います。しかし
はっきり申し上げますが、共和党のリーダーは全国共和党の高官および会長です。」

そして共和党議員は記者の目をはっきり見据えて微笑み、「アメリカ市民が本当に知りたいのは、どうして民主党はいつも、納税者が大統領や彼の味方のリベラル議会に難しい質問をする度に、ラッシュ・リンボーや配管工のジョーのような一般人を攻めるのかということです。どうしてあなた方のようなエリートメディアは何時も何時もオバマ大統領と一般人のジョーやラッシュという軍隊の前に身体を投げ出す人間の盾になるのですか?どうしてあなた方はジェームス・カービルやラーム・エマニュエルの提灯持ちをやってるんですか?」

こうすれば結果は共和党が得をし民主党が損をするという風に逆転すると思うね。

ラッシュをまとめると

つまり、俺たちが馬鹿みたいに馬鹿な反応をすれば、ラッシュボー作戦は成功し、共和党は傷つくだろう。だが、俺たちが半分でも賢明な反応をすれば、民主党の方こそ報道官のロバート・ギブスのもつれた舌みたいにもつれちまうだろう。そうすれば共和党は再び多数派党に返り咲けるというものだ。

対戦相手が完全な馬鹿であることに頼る作戦は愚かな作戦だ。またまたクリントニスタは墓穴を掘ってしまったのだ。だが、これを生かせるかどうかは共和党の指導者たちの肩にかかっている。むろんここでいう指導者というのはラッシュ・リンボーのことではない。

アップデート:3月17日付けで産経の古森義久さんもラッシュについて書いているので、リンクを張っておく。

March 5, 2009, 現時間 7:06 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

日付け → →March 4, 2009

人気ラジオDJオバマ王に挑戦

オバマ王は側近らとともに人気ラジオトークショーホストに喧嘩を売り、本日トークショーホストはその喧嘩を買い、反対にオバマ王に対し、自分のラジオ番組に出演して討論しようじゃないかと挑戦状をたたきつけた。

はっきり言って一国の大統領ともあろう人がラジオトークショーホストに喧嘩をうるなんて子供じみた真似は止めて欲しいのだが、この素人政治家のオバマ王にそんな常識が通用するはずがない。

オバマ王は1月、大統領に就任早々自分の無駄遣い贅肉だらけの経済活性案に反対する共和党議員たちに向かって「ラッシュ・りンボーなんか聴いていても事は解決しない」と議会で発言するという大統領らしくない行動をした。

ラッシュ・リンボーというのはアメリカではラジオで人気ナンバー1の政治トークショーホストで、その思想はバリバリの保守派。もともとリンボーはオバマが大統領として成功したらアメリカは社会主義になる、オバマには失敗して欲しいと公言していたので、オバマはそれにかなり頭に来ていたようだ。

しかしいくらリンボーが人気者で尊敬に値する人物であったとしても、トークショーホストは所詮は芸能人だ。共和党の議員たちが一介のトークショーホストごときにアドバイスを受けているという言い方は非常に失礼で、大統領たるものが議員たちに放つような言葉ではない。カカシがオバマを王様と呼ぶのはこういう他人を見下す行為が目立つからである。しかし、これはオバマが何も考えずにふともらしたせりふではない。それどころか、オバマのホワイトハウスはラッシュが共和党の顔なのだというイメージを植えつけようと、側近やジェームス・カービルのような攻撃犬を放ってテレビのトークショーなどでリンボーと共和党を結びつける発言を何度もしている。

先日、全国共和党委員会のマイケル・スティール会長が「ラッシュはエンターテーナーだ」とカカシと同じようなことをテレビのトークショーで言って、後から「ラッシュを攻撃するつもりで言ったのではない」と謝った。リンボーはオバマが恩師と仰ぐジェラマイヤー・ライトのような人種差別者ではないが、トークショーホストにありがちな過激な意見も述べるので、そういう人を党の顔にするのは好ましくない。多分スティール会長はそういう意味で言ったのだろうと思うが、リンボーを馬鹿にするような言い方になってしまったので、そのことを謝ったのだろう。

しかしオバマのギブス報道官はこれ見よがしに、「スティール会長がリンボーに謝ったことについて、これは共和党がどういう状態にあると言えると思いますか」という誘導質問に、ほれみろ、ラッシュににらまれたくないから早速謝ってるじゃないかとでもいいたげに、「その謝罪の迅速さには驚かされました」と質問した記者と一緒にほくそえんでいた。

さて、オバマ王からの度重なる攻撃に対し、当のリンボーはというと「そんなに自分らが正しいと確信しているなら、大統領は私の番組に出演してはいかがでしょうか。それで一対一でアイデアや政治の討論をするのです。」とオバマ王に挑戦状を突きつけた。

ニューディール対レーガノミクスについて語り合おうじゃありませんか。グアンタナモ閉鎖について話そうじゃありませんか。ハマスに送る9000万ドルについて話そうじゃありませんか。違法移民や国境付記での無法状態について話そうじゃありません。巨大な負債によって次の世代の将来の機会が破壊されることについて話そうじゃありません。ACORNや地域破壊者たちや公務員を代表する組合があなたの選挙運動に何百万もつぎ込んだことなんかについて、オバマ大統領、話合おうじゃありませんか。 ...

こうしたことについてすべて話しあいましょう。大統領、この番組で討論会をしましょう。時間制限なしです。あなたの側近たちが私を共和党のかしらみたいにおだて上げたことを自奨しています。彼らはこれが大変に良いことだと思っています。だとしたら、この作戦をさらに進めるために、私と討論してこれらの問題の良い点を連ね上げて私を完全に破壊してはいかがですか?

オバマ陣営はラッシュ・リンボーを攻撃し傷つけることで、共和党の信用度も落とそうという魂胆だったのだろうが、政治は素人ばかりのオバマ陣営とちがって、リンボーはこの道20年の政治評論ベテランである。そうやすやすとオバマやその飼い犬たちに傷つけられるほどヤワではない。それどころか、かえってリンボーの人気が上がり、もっと多くの人たちがリンボーに耳を傾けるようになったら、それこそオバマ王は困るのではないかな。

オバマ王がラッシュ・リンボーの挑戦を受けることはないだろう。いくらオバマ王がナイーブでもそこまで馬鹿ではあるまい。

March 4, 2009, 現時間 6:26 PM | コメント (1) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

日付け → →March 2, 2009

猫を自家製の大麻パイプに閉じ込めた男

ネブラスカ州、オマハ (AP) — ペットの猫が騒がしいので、ちょっと落ち着かせようと、猫を自家製の箱型ボング(大麻用のパイプ)に押し込んで無理やり猫に麻薬を吸わせた男が動物虐待の罪で罰金処分となった。

日曜日、ランキャスター郡の保安官が近所から猫が泣き叫ぶ声がするという苦情をきいて、調査に行ってみると、自宅の前で若い男が庭用のホースからマリワナを吸っているのを見つけた。この男の名はアシア・シューメイカー(20歳)で、生後6ヶ月の仔猫シャドウが元気すぎてうるさいので、自家製のマリワナ用パイプの箱に猫を押し込めて、そこから大麻をすっていたというのだ。

このパイプというのは縦横12インチと6インチのプラスチックグラスで出来た箱に穴をあけ、庭用のホースを突っ込み、ガムテープで止めてある粗雑な自家製のもの。いくら猫がうるさいとはいっても、こんなちいさな箱のなかにペットを突っ込むとはひどい。しかもそこから大麻を吸っていたというのだからあきれる。

保安官が発見した時、猫はうつろな状態だったそうだが、身体に異常はなく回復にする見通しだ。で、このしょうもない男は、400ドルの保釈金を払って一応刑務所からは釈放されたが、大麻所持と動物虐待の罪で書類送還となった。

それにしても、元気すぎる猫をこんな箱に押し込もうとしたらかなり引っかかれたのではないかと思うのだが、そこは大麻に酔っていて、何も感じなかったのかもしれない。馬鹿なことをしたおかげで罰金は取られるし、前科はできてしまうし、今後これに懲りて大麻などやめてもらいたいが、ま、無理でしょう。

March 2, 2009, 現時間 11:27 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

日付け → →March 1, 2009

荒れ狂うメキシコの麻薬戦争

メキシコ及び中南米は麻薬売買専門のドラッグカーテルと呼ばれる暴力団がものすごい勢力を持っているが、近年特にメキシコにおけるドラッグカーテルの無謀ぶりが目立ちメキシコの警察は太刀打ち出来ない状態だ。そして遂に、今月21日には CIUDAD JUÁREZ市の警察署長が暴力団の脅迫に負けて辞任に追い込まれるというところまでいった。

この事件は今月20日に24時間以内に警察署長が辞任しなければ警察官を殺すという張り紙がされてから、次々に警察官が殺されたことから警察署長は辞任を余儀なくされたというものだ。こうやすやすと警察官が暴力団員に殺されてしまうということは、この市はすでに暴力団の暴力に手が付けられない状態になっていたということだろう。

メキシコのフェリーペ・カルデロン大統領は45000名の兵士並びに5000名の警察機動隊員を18州に出動してドラッグカーテルと戦っているが、カーテルの方はアメリカから密輸入した武器などを使って凄まじい応戦にかかり、政府側は武力でもすでに押され気味である。つまり、メキシコは麻薬を巡って政府とドラッグカーテルによる戦争が起きているのだ。

ロサンゼルスタイムスがまとめた調査によれば、2007年から麻薬関係の暴力で殺されたメキシコ人はなんと7337人! 6年に渡るイラク戦争でのアメリカ兵戦死者の数を大幅に上回る数だ。

メキシコと隣り合わせのアメリカは、メキシコからの違法移民対策だけでも頭が痛いのに、この麻薬組織のアメリカ市場侵入は移民問題をさらに複雑にしている。アメリカのロバート・ゲイツ防衛庁長官はNBCテレビのインタビューにおいて、アメリカはメキシコのアメリカ国境付近におけるドラッグカーテルとの闘いに援助出来る立場にあると語った。

ゲーツ長官はこの際、過去にアメリカ軍隊とメキシコ軍隊は馬が合わないという偏見は忘れ、増強するドラッグカーテルという共通の敵を倒すため協力すべきであると語った。長官は米軍はメキシコ軍に訓練、資源、監視、諜報といった面で色々援助することが出来るとしている。長官も麻薬戦争は「明らかに深刻な問題だ」とし、同時にメキシコのカルドロン大統領の勇気も称えた。メキシコ政府の高官のなかには暴力団と通じて腐敗している輩も少なくない。カルドロンが正面きってドラッグカーテルに宣戦布告をしたのはかなり勇気のいる行為だった。ゲーツ長官はそのことを認識したかったのだろう。

ところで、カカシは昔から麻薬問題を解決したいなら、麻薬を合法にしてしまえばいいという立場を取っている。麻薬をめぐる暴力団の縄張り争いは麻薬が違法で、その金額が高いことが原因だ。麻薬がどこの薬屋さんでも買うことができれば、自然とその値段は下がり、暴力団が関わることもなくなると私は思う。昔アメリカで禁酒時代にシカゴのマフィアが勢力を得た時と同じで、市場が崩れれば暴力団も勢力を失う、という理屈なのだが、ちょっと無理かな。

保守派のカカシがそんなことを言うとは思わなかったでしょう、ははは、、、

March 1, 2009, 現時間 9:48 PM | コメント (3) | トラックバック (0)

エントリーが気に入ったらクリックしてください。
にほんブログ村 政治ブログへ

© 2006-2015 by 苺畑カカシ - All Rights Reserved