日付け → →April 26, 2014

取れるもんなら取ってみろ、テキサス司法長官が連邦政府土地管理局に挑戦!

この間から連邦政府の土地管理局による横暴な民間人の土地略奪について紹介してきたが、ネバダの酪農業者から莫大な土地を奪った土地管理局(Bureau of Land Management (BLM) )は、今度はテキサス州とオクラホマ州の境界線上の90,000エーカーの州の土地を略奪しようと企んでいる。これに対してテキサス州の司法局長は、まだテキサスが独立国だった頃メキシコからの侵略軍に対し「取れるものなら取ってみろ」“Come and Take It” といったように、BLMに対し挑戦状をたたきつけた。

BLMの武装した軍隊まがいの職員集団を動員しての土地没収行為は、まるで敵国の侵略軍を思わせる。だいたい連邦政府に一般人が合法に所有している土地を奪う権利がどこにあるというのだ。テキサス州のアボット司法長官は、「レッドリバーに旗を立てて「この旗を取れるもんなら取ってみろ!」といってやりたい気持ちです。」と語り、土地管理局の二ール・コーンズ局長にその動機と正当性の説明を要求する手紙を書いた。

アボット長官及び多くのテキサス州民はBLMがあたかも自分らに、民間人の土地を好き勝手に奪う権限があるかのような振る舞いに対して深く心配している。ネバダのバンディ牧場にしてもそうだが、州民が何世代にも渡って所有してきた土地を、新しく出来た連邦政府の局が当然のように取り上げる権限はいったいどこから来たものなのか。

アボット長官はこのような大事な決断は役人達の間で秘密裏に行われるべきではないとし、BLMはこの土地をどういう理由で連邦政府のものだと言い張るのか、何故テキサス州民から奪おうとしているのかその動機と正当性を求めているのだ。

オバマ政権になってからというもの、BLMや環境管理局(EPA)の横暴で土地を奪われた一般市民の数は知れない。しかもこれらの連邦支局にそんな権限があるという証明はどこにもないのである。にも関わらず、彼らは連邦政府を傘に来て彼らの横暴な要求に従わない市民に莫大な「罰金」をかけ、それが払えないとなると、銀行口座を凍結したり、果ては武装した職員を送り込んで力づくで土地を奪ってしまうのである。これが政府の独裁でなくて何なのだ?

実は数年前から連邦政府の多々の支局が銃砲や銃弾を買いあさっているという話が伝わっていた。(添付した記事によると、政府支局が購入した銃弾はなんと20億弾。)しかも武装している局が国土安全保障局とか防衛省とかではなく、土地管理局、農業管理局、環境管理局、衛生管理局といったような、まったく武器とは関係のなさそうな局の武装が目立っていた。おかげで銃弾の値段が高騰し、一般人はなかなか銃弾を購入できなくなってしまっていた。

それだけではない。 現在連邦政府には70もの法施行支局が存在し、それらの局が雇っている職員の数は135万人から145万ににも及ぶと考えられる。それぞれの州や地方地区直属の職員の数が合わせて765万人であることを考えると、全国の法施行職員の7人に一人は州政府直属の職員ということになる。これはすごい数である。

なぜ連邦政府は軍隊ではない一見武器とは無関係に見える局々を武装化しているのか、最近になってやってその理由が明らかになってきた。

土地管理局にせよ農業管理局にせよ、州民と連邦政府の間に問題が起きた場合、州政府の管轄ではなくなる。アボット長官のように、これは連邦政府の管轄ではないと主張しても、実際に州政府と連邦政府の間でいざこざが起きた場合、結果的にはその武力がものをいう。だが連邦法施行職員の数は地方職員の数より勝る。

なぜオバマ政権は銃法取締りを厳しくして一般市民から銃を奪おうとしているのか、この間のバンディ牧場の件でその理由ははっきりしたはずである。

ベネズエラのチェバス大統領は数年前に市民から銃法を没収した。そして現在のベネズエラは崩壊寸前。だが市民たちは政府に抗議運動をしようにも重武装した政府の警察や軍隊に立ち向かうすべがない。独裁政権は市民に銃を向け力で弾圧している。

オバマ政権も折りあらばアメリカ国民を武装解除して力で弾圧しようとしているのである。だから一般市民の武装は必要不可欠なのである。

オバマ王が政権を握っている限り、このような戦いはあちこちで繰り返されるはずである。銃反対を唱える市民は、市民を丸腰にしておきたい人々の動機を真剣に考えるべきだ。

April 26, 2014, 現時間 8:32 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →April 18, 2014

カカシは典型的日本女子の悪い例という意見

というご意見をNさんから頂いたので、拙ブログからは追放するとは書いたものの結構おもしろいメールなので全文公開する。Nさんは共産主義を嫌っているという面だけは救いがあるので今までおつきあいしたのだが、「日本人女子は、、」という人種及び女性差別の言い分にはうんざりである。もてない「オタク」男の悪あがきにしか見えないね。

以下はカカシのコメント抜きのNさんのエントリーである。但し強調はカカシ。

==========

カカシさん。
その後の調査報告をしようと思います。

既に、カカシさんの観点には極めて政治思想の上で偏った
日本人女子の悪い
ポイントとして、露呈する結論に
なったので、特に返事は求めません。

私は、カカシさんと異なり、感情論での分析を避けている
人間なので
、多数の情報源との情報の一致を最重要視している
ポイントが最もカカシさんが、私を理解出来ないポイントでしょう。
正直、在米でありながら、未だアメリカにおいて、市民として
表面的にしか、溶け込めていないカカシさん
がそこにいます。
それは、いかに英語に堪能、そして、文化を知ろうとも、日本
の宗教の構図とカトリックとの関わり、それに助けられた、
アメリカ人との結婚に至るまで、キリスト教の考え方を
上辺だけで理解し、カカシさん自身が知ったかぶりをして
しまっているが故に言える事でもあります。

ブログで発言されている、
If you want peace, Prepare for war
知ったかぶりでラテン語までご披露されていますが、余りこういう
事はされない方が良い。本当の悪人に利用されますから。
(殆どの自信家の場合には、利用されている事にさえ全く
気づかないものです)
一応一般的に流布されている文言は
Si vis pacem, para bellum
で良いかと思います。
一応ロ-マ帝国の軍事学者という触れ込みになっていますが、
まず、先に言える事は、時代背景が全く異なる、現代にこの文言を
適用する概念が間違いであり、カカシさんが、いかに頭が古く、
柔軟性が無いかを説明するものとなります。

もっとも、この時代の日本で教える世界史には、単にロ-マ帝国
というだけで、東西ロ-マの分岐、流れには、大学同様に、教えて
いませんから、カカシさんが、鵜呑みにするのは理解出来ます。

簡単に言えば、東ロ-マから始まった、ユダヤの想定されなかった
好戦的な態度が、現在の神学の思想の根元を原点とする戦わねば
領土が侵されるという、旧ロシアの基礎思想とも連結される
事から来ています。
日本では全く説明されていませんが、神学(リベラルア-ツ)とは、
日本では左翼思想に分類される側になり、現中国の道教から
部分的に貰っています。
これが、正教会と結びつき、方やIRA、方や、イタリア修道会
のシチリア側との接点宗派として、成り立っていますから、
先の思想の、「汝平和を欲さば、戦への備えをせよ。」
という概念は、アメリカ人ならば、ある程度理解出来るでしょうが、
カカシさんの様に、日本の宗教(真言宗、臨済宗、天台宗、曹洞宗、
国家神道、浄土宗、浄土真宗、戦好きで僅かな人達にだけ信仰
された、日蓮宗)の相互の相関図など分かりますまい。

日本でも、キリスト教では、日本キリスト教会と日本基督教団
がありますわな。それぞれの、本部を知る日本人女子に会った
試しがありませんから、いかに見た目だけでアメリカ人と
結婚したがるかが分かります。つまり、バカばかりです。

言うまでも無く、道教は、その昔、鑑真が、現在の曹洞宗として
日本に輸入した事が教科書には書かれています。
曹洞宗、臨済宗(映画=陰陽師 という事さえ、アナタは知りますまい)
は、禅宗と言われ、座禅を組む事で、御仏に、礼儀を示して、
導きを求めます。
奈良の大仏は、基本が天台宗ですが、曹洞宗も受け入れているため
台座に座っています。台座というのが、重要な意味を持ちます。
この曹洞宗の閉鎖的な思想が、更に閉鎖的になり、内向きな、
ロシア正教会と、合体すれば、そりゃ、領土が奪われると、毎日
疑心暗鬼になりますわな。
これが、上記の汝平和....。なんですわな。

でも、元から疑心暗鬼だから、外交が極めて下手で内向きな
側面があった、即ち、情報収集が極めて下手だから、常に軍備
増強していなくては、不安で安眠出来ないと読めます。
しかし、いたずらに、軍備増強をすれば、いかに敵国だろうと
外交の前に、相手に戦争を今すぐ始めるゾと誤解を与えてしまう。
だからこそ、ロシアは、昔から領土拡大による軍備に頼る平和主義
しか、唱えられなくなり、国民も同時に、騙さなくてはならない
事から、常に、必要も無いのに、相手国を威嚇していなくては
国民からの反逆の恐れも含めて、国が維持出来なくなる。
そういう思想にカカシさんは、全く気づいておらず、彼らの
戦略通りに、威嚇で、武装させ、戦争開始への、大義名分を
中国に与えようとしている。
世間知らずにも程があるってものですな。


因みに、情報を平等に集めた結果、書籍や、議員の情報と
ネットの報道各社の情報を収集した、分析結果では、悪さを
しているのは、日中間で、臨戦状態になる事で、中国に
外交ル-トを強く持つと言われる、創価学会、公明党
の銭欲しさの悪ふざけと、中国共産党の、資金不足から
来る、抜き差しならない崩壊への焦りですな。

現時点の習近平政権の焦りの理由は、戦争を始めても、
中国共産党幹部の海外逃亡で、共産党そのものが崩壊する
直前の状態にあり、逆に、戦争を起こさなければ、徐々に
拡大しつつある、騙された事に気づいた、国民からの
中国共産党本部への大反乱による、実質崩壊の板挟み
から、尖閣列島への侵略行為を限界点として、行っている
という事です。
何故なら、尖閣列島までなら、米国防長官が安保条約
に言及するだけで、済み、日本の自衛隊出動から、
日本人に緊張感を与えて、創価学会、公明党経由で
中国共産党運営費用が、日本の税金で賄えるという
非常にせこい考え方が現時点の全てです。
これが、私の言及した、中国のレ-ルの意味です。

いかに、アナタが騙されやすいか、お分かりかな。

それと、もう一つ、
「もう、お返事は書けない。」
これも、外交素人、言わば、営業素人だと、
自ら世間を知りませんと白状する人の
特徴です。国として、相手国にこんな返事を
書いたら、即刻戦争です。
気軽にその時の気分で風見鶏になり、自由に
職務放棄をしてしまう、アナタはその立場に
いたとしたら、どうなりますかな?
優柔不断も手伝って、直ぐに決断出来ますまい。

返事として書かれた、文面は立派なものですわ。
しかし、中身が全く無い、教科書通りにしか、説明
とスピ-チが出来ない、日本人女子の、悪い常識です。

責任を逃れたい余りに、社会主義圏に亡命しか無いでしょう。

April 18, 2014, 現時間 7:45 PM | コメント (2) | トラックバック (0)

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ウィークエンド正当防衛リポート

別に毎週末やっているわけではないのだが、私のブログエントリーが週末だけになっている傾向があるので、こういう正当防衛の話も週一になっているような気がする。さて今週は二件紹介。

先ずはニューヨーク州バッファロー市のピザ出前のお兄ちゃんの話

今週の月曜日、ピザを配達した出前の男性は、覆面姿の三人組に襲われ頭を金槌で殴られた。とっさに男性は合法に携帯していたピストルで殴り掛かる一人の男に二発発砲。他の二人は逃走した。残念なことに撃たれた強盗の傷は浅く完全回復する模様。被害者の男性は頭や腕などに傷を折っているが軽傷とのこと。

犯人の男はディワーン・ゴールマン(18)。被害者の証言によると男達は覆面をしていただけでなくトレーナーのフードを頭から被って顔を隠していたという。こういうトレーナーのことを英語ではフディというが、フロリダでジョージ・ズィマーマンに正当防衛で殺されたトレーボーン・マーティンがフディを着ていたことをから、左翼リベラル連中がズィマーマンの人種差別云々を騒いだが、犯罪者がフディで顔を隠して強盗を働く事件が多い以上,フディを被った若者を人々が警戒するのは当然の話。これは人種差別とかいう問題ではない。

被害者の名前もピザ店の名前も安全のため伏せられているが、バッファロー市でピザの出前人が強盗に襲われたのはこれが最初ではない。去年の8月にも同じような事件があり、その時は被害者の男性に撃たれ強盗はその場で即死した。

また、ピザ店の従業員が襲われた事件としては去年の10月24日、テランス・プライス(21)なる男が、銀行に売上金を預けに行く途中の従業員を襲い5700ドルの売上金を奪うという事件があった。しかしプライスは逃げる途中、ラ・ナバ・ピザリアの従業員ら数人に追いかけられて取り押さえられた。プライスは別の犯罪で仮釈放中だった。

まったくどいつもこいつも若いうちからしょうがない。こんなことをやってるんじゃ将来も犯罪者としての道を歩むのだろう。なんという命の無駄遣い。

次はミシガン州デトロイト市の民家に侵入して家主に反撃された強盗集団の話

民家の十人は地下の部屋でビデオゲームをしていたところ、上階の家のなかでなにやらごそごそと数人の足音がした。住人は銃を持って泥棒を働いていた二人に立ち向かった。強盗らは表玄関から逃走したが、その際住人に発砲。住人も持っていた銃で反撃。その弾の一つが外で仲間を待っていた逃走車の運転手に当たり、運転手は車で逃げたが近所の家の壁に激突死亡。その家の中にいた住人の29歳の女性が軽い怪我をした。

デトロイト警察は住人による発砲が正当防衛として認められるかどうか捜査中。

この場合、犯人がすでに家の外に出ていたことから、発砲が正当かどうかという判断が難しい。もしも住人が言うように犯人らが逃げる際に住人に発砲し、住人が命の危険を感じ反撃が必要と判断したことが証明できればいいが。

ところで先日、バージニア州フェアファックス市にある全国ライフル協会の本部の前で少数の人々による抗議デモがあった。抗議する人々にインタビューはアホらしくてきいてられない

一人の女性は、アメリカでは年に3万人の人が銃によって殺されている、これはすべて NRAのせいだという。この3万人のなかには上記のように強盗に入って住人に反撃されて殺された犯罪者の数も入っているのだろうか?

また別の女性は、たとえ誰かに襲われて身の危険を感じたとしても一般人は銃によって自己防衛をするべきではないと言い張る。「警察官だけが銃を所持すべきです。」記者が、でも自分が危険な場所に行った場合は、、と言い始めると、「危険な場所に行くべきではない」と女性。でも危険な地域に住んでいる人たちはどうすればいいのだ? 危険な区域へはピザの出前も郵便配達もすべきではないというのか?

別の女性は「いくつも銃を買う人は謝った情報を得ている被害妄想者だ」と言い張った。

なんかどこかの平和主義者さんと同じ意見である。

April 18, 2014, 現時間 9:39 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →April 15, 2014

若い平和主義者のナイーブな見解に思う

アップデート(4/15/2014):このエントリーを書いた直後にNさんから非常に失礼な返答があった。私はこれまで彼は私がこれまで議論らしきものを交わした左翼リベラルよりはましな人物だと思っていたのだが、私が彼の意見にどうしても同意しないと解った途端、カカシのことを『だから、在米日本人女子は悪い情報源だと言っているんですよ。」と人種差別と女性差別の言葉で罵った。自分と意見を違える女性に対して、こんな下品で低俗な言葉使いをする人物とは今後一切会話をすることはあり得ないし、コメント欄からもメールからも追放する。Nさんの下品で低俗なコメントはコメント欄に全文掲載したのでご参照のこと。これじゃ日本女性からも白人女性からも相手にされないのは当然。

では本文。

ーーーーーーーー

人間を何十年もやっていると若いひとより有利なことがいくつかある。そのひとつに歴史を実際に肌で体験することが出来るというものがある。若い頃に、こうではないか、ああではないか、と疑問に思った事や模索したことが実際に起き、人々がああすればこうなると言っていたことが実証されたりその反対が証明されたりするのを目のあたりにすることが出来るからだ。最近長文のメールを幾通か送ってくれたコメンターのNさんのメールを読んでいて、若いとこんなにナイーブなことを平気で言えるんだなと感心してしまった。ま、Nさんが若いんだろうというのはカカシの勝手な憶測であるが、Nさんが自分と戦争体験者との会話を自慢気に情報源として語っていることからして、戦争体験者の親からなにかあるごとに戦争中の話を聞かされて育だったカカシのような中高年世代とのギャップを感じざる負えない。(私の実父の実家は米軍の空襲で焼けてしまった。)

それはともかく、Nさんの見解はいみじくもアメリカの大統領と名乗るオバマ王と酷似しているところがあるので、これは取り上げる価値のあるものだと思う。

Nさんは日本やアメリカの軍事強化に反対で、特に日本の憲法9条改正とか核武装といったことには大反対の見解を示している。私は以前から日本は富国強兵に励むべきという見解である。もっともこれは日本が軍事独裁政権になるべきだという意味ではなく、中国・北朝鮮・韓国・ロシアといった国々が日本を攻めて来ないように守りを固めるべきだという意味で言っている。下記はカカシからNさんへのメール。

誰が言ったのか知りませんが、「*平和を守りたいなら戦争する覚悟をしろ」という格言があります。外交の成功は強い武力という後ろ盾があるからこそ成り立つのであり、何があっても絶対に戦争などしない、いや、出来ないと侮られたら、こちらがいくら戦争を望まなくても攻められる可能性は大です。ロシアに侵略されつつあるウクライナがいい例です。

アメリカもNATOもだらしないから、ロシアに舐められてるのです。

何故戦後のアメリカが日本に米軍基地を置き、いざとなったら日本を守るために闘うつもりでいたのか、それは決してアメリカが日本を良い友達だと思っているからでも、アメリカが日本を贔屓にしているからでもありません。日本はアメリカにとって東洋における最後の砦なのです。ロシアにしろ中国にしろ、アメリカに戦争を仕掛けるまえに先ず日本に攻め入るでしょう。だからアメリカが日本を守るのはアメリカを守るために必要なのです。

しかし、ご指摘にようにオバマは米軍の総司令官という自覚がまるでない。ヘーグル防衛庁長官など個人的に下級レベルの兵士だったことはあっても司令官などやったことのない無資格な人間なんです。彼らには戦争のやり方なんかわからない、戦争を避けるための外交知識もありません。全くの度素人なんですからね。ヘーグルの口車になど乗っては行けません。言葉ではなく態度を見るべきです。オバマ政権がどれだけ日本国家を足蹴にしてきたかに注目すべきです。オバマ政権は自国の外交官の命を守るために指一つあげなかった政権ですよ。日本など守るものですか!

だから日本はそんなアメリカに頼っていてはいけないのです。日本は日本が守らなければいけない。

竹島も尖閣諸島も日本にとっては大した領土ではないから放っておいていいということじゃない。小さく取る足らないようなものであっても、自分のものは自分の物だと守り通さなければいずれはすべてを取られてしまいます。

日本は断じて第9条を撤回し武装国家となるべきです。

富国強兵イコール軍事独裁政権である必要はありません。

*英語では"If You Want Peace, Prepare for War" もとのラテン語では "Igitur qui desiderat pacem, praeparet bellum."という。

それにするNさんの反応はというと、

現時点、私は核武装、及び戦備を日本が整える事には反対です。これは、カカシさんの言及された、弱腰とは全く異なります。短期戦の戦い方、戦術においては、戦備を放棄するというのは弱腰を意味する事が多いです。しかし、戦略つまり長期戦の場合には、戦備をあえて整えない事も、戦略の一部なのです

何故か?

戦備を整えなければ、イザという時に戦えません。しかし、実は逆の手法で、これが戦備が無い事があえて敵に弱さを見せる罠と見せる事が可能となります。敵も、弱さが罠なのか、それとも事実なのか、判断に困ります。もし、罠ならば、飛んで火に入る夏の虫同様に大怪我してしまいます。その心理戦を最後までやるのが、情報戦と言えます。

実はこれは完全にオバマ王の(無)外交政策に他ならない。ブッシュ大統領が敵の脅威が切羽詰まったものになってからでは遅いという考えから先制攻撃を実行したのとは反対に、オバマ王は自国が軍備強化しないことによって相手にこちらの平和的な誠意を解らせ相手の戦意をなくさせる「賢い外交」を唱えて大統領になった。

ところが、オバマ王になってからアメリカが戦争する気がない(する勇気がない)という印象が世界に広がり、世界中の独裁者たちが勝手気ままなことをやるようになってしまった。

イランや北朝鮮の核兵器開発の再開、シリアの反乱分子弾圧、そして今回のロシアによるウクライナ侵攻などがそのいい例である。

また、ブッシュ政権中は米国内で一切起きなかったイスラム過激派によるテロ事件がオバマ王の代になって続発している。ボストンマラソンで起きた爆破テロは本日がその一周忌。

こうなることはオバマが大統領になった時から解り切っていた結果だが、思っていたよりもひどいことになっている。Nさんのような一市民が信じる分には無害だが、一国のしかも世界最強のアメリカの大統領がこのようなナイーブな政策を取っているということは非常に嘆かわしい。

どんなきれいごとを言おうとも弱腰作戦は戦争を避けられるどころかかえって戦争を誘発するのみである。

これまで日本が中国や韓国に対してやってきた弱腰政策が、日本にどれだけの有益を与えたというのだ?竹島は誰が占拠しているのだ?尖閣諸島をあたかもわが領土にように振る舞っているのはどこの国だ?

日本の平和主義の有益は何だと言うのだ?

Nさんをはじめ、平和主義の人々は、カカシのような鷹派があやまった情報に騙されていると決めつける前に、自分の信じている政策がいかに大失敗しているかという歴史的な事実を見つめるべきである。

April 15, 2014, 現時間 8:06 PM | コメント (10) | トラックバック (0)

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日付け → →April 13, 2014

夫に雇われた暗殺者に素手で立ち向かって勝った女性

2007年9月、オレゴン州ポートランド市の救急病院で働く看護婦のスーザン・ウォルターさんは、ある日仕事から帰宅するとウォルターさんの家で待ち伏せしていた麻薬中毒の男に金槌で襲われた。何故見知らぬ男が自分の家に居るのか解らなかったスーザンさんだが、男が自分を何としてでも殺そうとしていることは確信できた。

男は何度も金槌と拳でスーザンさんに殴り掛かった。その時スーザンさんはサバイバルモードにはいったという。

「とっさに男を床に押し倒し、男の背中に乗って左腕を男の首に回し締め付けました。」

一時的に有利になったことを悟ったスーザンさんは、圧力をかけつづけ、「誰に頼まれた?言えば救急車をよんでやる。」と男に言ったが、男は答えなかった。「男に出来る限りの恐怖をあたえたかったのです。私が感じたのと同じように。」

男はまるで諦める様子を見せなかった。再び格闘になったら二度と勝てないと思ったスーザンさんはそのまま腕の圧力を強めた。そのうち男が動かなくなったので、スーザンさんは男の金槌を持って近所の家にかけこみ警察を呼んだ。男はその場で息を引き取っていた。

暴漢は誰に雇われたのか最後まで口にしなかったが、実は暗殺者を雇ったのはスーザンさんの17年来の夫マイケル(Michael Kuhnhausen)だった。夫は男に5万ドルの金を払う約束でスーザンさんの暗殺を企んだのである。

変な話だが、このマイケルなる男、当時アダルトビデオ店で掃除夫をしていたという。なんでそんな男が5万ドルも払う余裕があるのだろう? 第一そんな大金を払わなくても、もっと安い金で人殺しをする人間くらい、いくらもいるのではないか? だいたい人殺しをしようというのに金槌を持って待ち伏せなんて間抜けすぎる。殺されて当然だね。

それにしても金槌を振りかざす大の男に素手で闘って組倒すとはすごい。女性とは思えない強さ。もっとも彼女は救急病院の看護婦という職業柄、怪我をして気が動転している患者を押さえつけるのに慣れているのかもしれない。少なくともどこをどうやって絞めれば人が死ぬかは承知だろう。

夫は懲役10年の刑に処されたが、刑務所での行儀が良かったと言う事で今年釈放される予定。スーザンさんは夫が刑期中にスーザンさんへの憎しみをもっと深めて、再び彼女を殺しにくるのではないかと恐れている。家には警報装置や監視ビデオを設置したそうだ。

コメント欄では、銃を買って射撃の練習をしろ、というアドバイスが幾つかある。私も同感。

スーザンさんは今でも男が最後にいった「あんたは強い」という言葉を覚えているという。

April 13, 2014, 現時間 8:02 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →April 12, 2014

連邦政府によるバンディ牧場乗っ取りは中国政府がからんでいた!

本日、武装した民兵たちによる抵抗に屈して連邦政府土地管理局が撤退した事件だが、実は土地管理局がバンディ牧場を没収しようとしている本当の理由は、中国系ソーラー会社の土地買収のために民主党上院党首のハリー・リードが裏工作をしていたらしいことが明らかになった。

バンディ牧場乗っ取りは中国に買われているハリー・リード民主党党首の陰謀だと暴露したのはインフォワーズドットコム

中国系の太陽熱発電パネルの会社が当地の買収を狙っており、この会社から多額の献金を貰っている民主党のリーダー、ハリー・リード上院議員は自分の権力を使って土地管理局にバンディ牧場立ち退きのための嫌がらせを始めたというのだ。

地球温暖化という似非科学を利用し、アメリカではグリーンエネルギーと呼ばれる産業が国から多額の援助金を貰って運営されている。どれもこれも破産状態にあるグリーンエネルギー産業だが、最近は中国系の会社の進出が目覚ましい。中国系会社とはリードの息子がつるんでいるらしく、息子の金儲けのためにアメリカ国民の土地を乗っ取ろうとしたという話だ。

これが事実かどうかは解らないが、土地管理局の局長はハリー・リードの元部下。牧場付近に集まった市民の数は数百にんから数千人と言われており、人々はかなりの武装をしているので、このまま管理局のスワットチームと闘いになったら、どちらからも何百人という死傷者が出る事間違い無し。そんなことになったら民主党の多数を占める上院議会もオバマ政権も、大変な批判を受ける。ここは手を引くしかないとリードは判断したのだろう。

それにしても、こんなところに中国の魔の手が伸びていたとは、、、全く油断も隙もあったものではない。

付けたし:先日リンクした日本や世界や宇宙の動向さんところでもっと詳しい分析があるのでご参照のこと。

この問題の裏には深刻な中国によるアメリカ侵略という問題が隠されていました。

中国はアメリカの最大の債権国です。その立場を利用して中国はアメリカの不動産や資源を次から次へと買いあさっています。オバマの家族や親せきには中国人と結婚した者もいるそうですので、個人的にもオバマは米国民にとって親中売国奴の国賊です。

バンディ一家の農場に隣接する国有地にも、実は中国の国営企業が大規模太陽光発電施設を建設することになっているそうです。そのためにバンディさんが国有地に家畜を放牧するのを禁止したのです。オバマ政権下でアメリカの国土が切り売りされています。中国は不動産や資源を所有することでアメリカを乗っ取ろうとしています。

April 12, 2014, 現時間 6:45 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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ネバダ牧場主の完全勝利に見たフロンティア精神、アメリカが銃を諦めてはいけない理由がここにある

数日前からネバダ州の酪農家クレーバン・バンディ一家が公営地での放牧権利を巡って連邦政府の武力行使を自らも武力で立ち向かっていた件で、本日連邦政府はバンディ一家の放牧権利を認めることで一時は武力行使になるかと思われた騒動が一応解決した。

ことの起こりについてはこちらのブロガーさん「日本や世界や宇宙の動向」が日本語で丁寧に紹介しているので引用しよう。

現在、たった一人の農場主(クレベン・バンディさん)がそのような政府と戦っています。政府は何十人もの武装警察隊を彼の農場に送りこみ、農場を強制的に閉鎖しようとしています。

バンディさんは、1877年から先祖が所有してきた農場で酪農を営んできました。しかし1993年に米土地管理局は、バンディさんの農場があるネバダ州のゴールドバット地域に生息する絶滅危惧種の亀を保護するために、牧草法を修正することに決定しました。しかしバンディさんは土地管理局ができる前からこの土地に住み家畜を放牧させていたのです。

彼は、アメリカが警察国家になってしまった事を示す事例がこれだ、と訴えています。
バンディさんによると、政府は、この地域の一角にフリースピーチゾーン(メディアゾーン)を設定し、武装警察隊に60万エーカーの国有地を包囲させ防壁を作ったそうです。そのため、一般人は中に入れないようになってしまいました。政府はバンディさんの牛たちを強制的に売却しようとしています。

大量の武装警察隊がバンディさんの農場にやって来て、強制的に農場を閉鎖しようとしています。彼はたった一人で彼らと戦っています。そして、政府に投獄されるか背後から銃で撃たれるかの状況下で抵抗をし続けています。

しかし、自由が奪われようとしているのは彼だけではなく、アメリカ人全体の自由が危機的状況だと彼は訴えています。
バンディ一家は先祖代々この土地(彼の農場と周辺の国有地も)の牧草や水を家畜に与え続け、有効活用してきました。土地管理局が存在する前からこの土地で牧場を営んできたと訴えています。

彼は政治家にも、法律家にも、そしてメディアにも、彼の立場を訴えてきました。彼の農場の周辺住民は彼を支援しています。バンディさんは、政府と決闘する覚悟でいると伝えています

バンディ一家と連邦土地管理局(BLM)との争いは20年にも及ぶものだが、最近BLMが強制的にバンディ家の家畜を没収し始めたことから、バンディ家と一家を応援する何十人という支援者たちが集まった。先週の水曜日、家畜を捕獲しようとしているBLM職員にバンディさんとその支援者が抵抗したところ、職員から地面に叩き付けられてテイザーなどを使って暴行を受けた。こちらのサイトでその模様のビデオがみられる。

金曜日になると、バンディ一家の支援者の数は5000人にも増えたという。それぞれ武装した人々は連邦政府の横暴に武力で立ち向かう覚悟をあきらかにした。重武装をしたBLMの機動隊もどきの職員達と自己流に武装した支援者たちの間で本当の戦が起きるのではないかと思われるほど緊迫した状況がうまれていた。

しかし土曜日の今日、連邦政府は暴力沙汰がこれ以上エスカレートするのを防ぐため、今のところ一応引き下がり、捕獲したバンディ家の家畜を返還し、今後もバンディ家の放牧を認めることに合意したらしい。

上記のブロガーさんも書いているが、こういうところがアメリカのすごいところだ。しかしこういうことが出来るのも、アメリカ市民が銃砲所持をしているからである。

以前にベン・シャピーロがピアース・モーガンに何故アメリカ人に銃が必要なのかと聞かれた時に、シャピーロは政府の独裁に立ち向うためだと答えた。それに対してモーガンは、今のアメリカ政府が国民に独裁的に国民を弾圧するなどと本気で考えているのかというようにシャピーロをあざ笑った。しかし今回のネバダで起きた事はまさに連邦政府の独裁的暴虐である。そしてその連邦政府が撤退しバンディ家の農場の存在権利が守られたのも5000人という武装した一般市民の抵抗があったからこそだ。

これこそがアメリカ憲法修正案第二条が作られた本来の目的なのである。

今日こそアメリカ人が銃砲所持権利を諦めてはいけない理由が顕著に証明されたことはない。オバマ政府は環境管理局EPAを使って一般市民の土地を乗っ取って来た。今回もバンディさんが放牧している地域に絶滅危機の亀が生息しているとかいう言いがかりを使って19世紀から続いているバンディ牧場を追い出そうとしている。

現在のアメリカで連邦政府が一般市民の権利を抑圧するなどあり得ないなどと考えるのは甘い。国民がちょっと油断すれば権力欲しさの独裁者がすぐさま頭を持ち上げるのである。私は前々からオバマ王は独裁者だと主張してきた。今回の件で少しでも多くのアメリカ人がそのことに気づいてくれることを願う。

とにかく今回は一応バンディ側の勝利に見えるが、今後どうなるのか油断はできない。

April 12, 2014, 現時間 2:07 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →April 8, 2014

日本とアメリカ、男性とは違う女性の見る社会

コメンターのNさんから非常に興味深いメールを頂いたので、少しづつご紹介していきたいと思う。メールの本題とは少しずれるのだが、女性としてちょっと気になった部分があったので少し書きたいと思う。

先ずはNさんのメールからの抜粋:

カカシさんが、来日されて、実際にしばらく滞在されながら、訪日アメリカ人の様子を眺められると、かなり印象を悪くされると思います。裏で日本人に対する悪口など少なくありませんから。多くは、交際日本人女子の悪影響です。日本人を殆ど信用していない事が見て取れます。

アメリカに行く女子は、折角渡米して、日本の正確な情報を提供してくるかと思いきや、白人男と寝ることばかり考える輩が減らない事です。その上、日本人男子の悪口を酒の肴にしたがります。これは、噂話では無く、民主党側になりますが、国会議員支援者で米駐在員経験者と、秘書を含む外務省経由の情報なので、ある程度信憑性が認められると判断しています。
帰国後に経験談として渡米して、あたかも才色兼備であるかのごとく宣伝しアメリカでは実際はお荷物渡米だったという事情が少なくありません。(略)

この事から、未だ例えば、米人女子の態度は極めて悪く日本に伝わっています。分かりやすく言えば、日本人が会話をしようとしても、睨み付けて一言も会話をしないか、英語で悪口ばかり言って相手にしないとか、自分で相手にされないのだから、一般日本人は完全落第生であるとかを、コソコソ裏で吹聴するため企業管理職は真顔で信じてやはり噂を広める一役を買います。

実はこの内容には二つの誤解がある。ひとつは日本人女性は白人男性に対して節操がない、もうひとつは白人女性は日本人男性を馬鹿にして一瞥もくれない、というもの。私はこのどちらにもNさんの無理解があると感じるので、それぞれ反論したいと思う。


  1. 日本女性は白人と寝る事ばかり考えている

    1980年代に家田荘子とかいう似非ノンフィクション作家が日本女性は誰とでも寝る尻軽女でアメリカでは俗に「イエローキャブ」と呼ばれているとかいう大嘘を書いて評判になった。当時アメリカにすでに住んでいて多くの白人男女とつき合って来たカカシは一度もそんな話をアメリカ人から聞いた事がなかった。この本が出た後ですら、日本人からは「日本女性はそういう評判があるそうですが、、」と聞かれることはあっても、アメリカ人からは日本女性のそんな悪い評判をきいたことはない。

    Nさんも家田荘子の嘘にたぶらかされた一人なのではないだろうか。アメリカ人男性とつき合う日本女性が多いからと言って、それ自体は日本女性の節操とは無関係である。アメリカに居るのだから比較的人口の多い白人の男女とのつきあいが増えるのは当然。あえて白人を避けない限り、つき合う相手が白人になるのはそれほど不思議なことではない。

    ただ、ひとつ言えることは、アメリカ軍人が他所の国に渡航したり駐留したりした時、米軍基地付近で米兵相手に集まって来る商売女はどこの国にもいる。特に東洋の港はフィリピンにしろ韓国にしろ日本にしろ米兵は大人気である。そういうふうにしか東洋女性との接触のなかったアメリカ人は、東洋女性を性の対象として見る節があるのは否めない。

  2. 白人女性は日本人男性を馬鹿にしている

    白人女性が日本人男性にそっけない態度を取るのは、必ずしも彼女達が日本人男性を馬鹿にしているからとはいえない。

    実は日本にいる多くの白人女性が昔から体験していることなのだが、彼女たちがジョギングや自転車に乗ったりして普通の道を通っている時に、日本人男性から無造作に触られたり抱きつかれたり、ひいては抱きかかえられてラブホテルに連れて行かれそうになったりすることがある。そして回りの日本人はそれを目撃しても被害者が白人女性だと完全無視して警察も呼んでくれない、なんて話はよくきく。

    日本人男性が白人女性を性の対象としてしか見ず、失礼な態度でナンパばかりしていれば、白人女性が見知らぬ日本人男性を警戒するのは当然。日本人男性が話かけても睨み返されるのは彼女たちのそういう体験が過去にあるからなのではないだろうか?

それからもうひとつ、日本に居るアメリカ人が日本の悪口ばかりを言っているという件。実はこれは別に今に始まったことではない。私が子供の頃、東京の丸の内のビジネス街あたりで、アロハシャツにバミューダショーツの出で立ちで、頭には麦わら帽子を被った白人の中年男が、通りをへだてた所に居た別の同じような恰好の白人に声をかけた。「ヘイ、ジョージ!何買ってんだ?」みたいなことをいったんだろうと思う。昔はアメリカからハワイ経由で日本に来るアメリカ人が多かったので、多分ハワイで2〜3日観光した後その気持ちを引きずって日本に来たのだろう。そういう人の多くが日本人の店員に英語で話しかけて通じないと、「英語の解る奴はいないのか?」と怒鳴り散らしたりしていた。私は子供心に「なんてアメリカ人て行儀が悪いんだろう」と思ったものである。

でも、それを言うなら1970年代中頃に土地成金になって海外旅行を始めた日本人も行儀が悪いという点では結構悪名高かった。海外駐在になった日本人ビジネスマンやその細君らが、仲間が集まればアメリカ人の悪口で花が咲くなんてことはしょっちゅうだった。今でもそういうことはあると思う。

私自身は、自分を受け入れてくれたホストカントリーの悪口を言うべきではないと思うが、外国に住んでいれば自国が懐かしいこともあるし、ホストカントリーをきちんと理解できずに苦情をいうこともある。ま、いってみれば外国人の愚痴みたいなものなので、そう真剣に批難すことでもない。外国で暮らすということはなかなか難しいこともあるのでね。

ただ、何年もその国に住んでいながらその国の悪口ばかりいい、ホストカントリーに自国の習慣を押し付けようという輩にはうんざりする。そんなに嫌なら帰れ!と言いたくもなる。

この次はNさんのコメントの本筋に触れようと思う。今回はちょっと気になったことだけ感想を書かせてもらった。

April 8, 2014, 現時間 9:33 PM | コメント (4) | トラックバック (0)

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日付け → →April 7, 2014

ミッシェル王妃の給食献立百万人の生徒が拒否。お粗末な献立写真公開

一年半ほど前に実施が始まったミッシェル・オバマ王妃が牛耳る公立学校の「健康」学校給食は実施当初から悪評版だったが、その内容がどれほどお粗末なものであるか、生徒達が撮った写真がツイッターで出回り話題になっている。

リンク先の写真を観てもらえばわかるが、トルティア一枚にハムとチーズだけとか、小さなハンバーガー一個とチェリートマト三つと小さいミルク一箱。なんか解らないひき肉とコーンの炒め物がちょびっとに何もついてないロールパン一個。ハンバーガー一個とキウイ半個なんて写真が羅列されている。

この貧相な献立のせいで、学校のカフェテリアで食事をする生徒の数がここ一年で極端に減り、なんと百万人以上の生徒が学校給食を食べなくなったという調査結果が出ている。また、連邦政府の難解な要求に従えなくなり給食制度から脱退する学校も出ている。

給食といっても、アメリカの公立学校ではすべての生徒が同じ献立の食事をほぼ強制的にさせられるということはない。どの学校にもカフェテリアがあり生徒達はいくつかあるメニューの中から選び購入することができる。毎日買うのが嫌ならお弁当を持参することもできる。だから学校給食が気に入らなければ買わなければいいだけの話。

生徒のなかでは給食拒否して自動販売機や学校外で食事をするものも増えているが、学校によっては学校時間中は外出禁止にしているところもあるので、弁当を持参してこなければ学校給食を食べざる負えない。

学校側は連邦政府の給食制度に参加していると連邦政府から生徒一人当たりいくらかのお手当が支給されるので、政府からの援助を失いたくなければその規則に従わねばならない。学校給食を食べる生徒の数が減ると政府からの援助金も減るので、学校側としてはより多くの生徒に給食を食べてもらいたいのだが、ミッシェルの献立ではその数は減る一方。

教育委員会は生徒が新しいメニューに慣れれば、また給食を食べる生徒の数も増えるだろうという。前記の写真を見る限りでは、先ずそれは望めないだろう。

お母さん達、お弁当を作ってあげてね。

April 7, 2014, 現時間 11:35 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →April 5, 2014

東洋人を圧伏するカリフォルニアのアファーマティブアクション復活運動は共和党のチャンス!

カリフォルニア州の公立大学入学の資格に人種を考慮に入れてはいけないという提案209番という法律がある。この法律が通ったのがちょうどカカシがコミュニティーカレッジという日本でいうなら公立の短大のようなところに行っていた頃だったので、4年生大学に編入する際に私が日本人であることはまるで影響がなかった。

同ブログでも何度となくお話してきたが、アメリカにはアファーマティブアクションという制度がある。もともとは有色人種が大学入試時や就職の際に白人より差別されないようにするという目的で作られたもので、元来大学などへ入学する文化のない有色人種の若者が大学に行きやすくするように政府が手助けするというのが名目だった。しかし、それがいつの間にか有色人種を白人より優遇するという制度に変わってしまった。

特に問題なのはコータとよばれる人種別枠組み制度。州の人種構成の割合をほぼそのまま大学の生徒にあてはめ、黒人は何%ラテン系は何%と決める訳だ。すると州で非常な少数派である東洋人の枠組みは他の人種より極端に減ってしまう。ところが、生徒の学力は人種によって非常な違いがあり、特に東洋人は優秀な生徒が多く大学受験をする生徒が他の人種よりも圧倒的に多いため、東洋人の一流大学への倍率は他の人種の何十倍にもなってしまうという非常に不公平な現象が生じた。

たとえば、ある中国系生徒がバークレー大学を受験した際、学校の成績はオールAで、SATと呼ばれる全国学力テストもほとんど満点だったのに受験に落ちてしまった。ところが同じ大学に受験したラテン系の受験生はこの中国系生徒の6割程度の成績だったのに入学したなんてケースは日常茶飯事だった。それで1990年代後半のカリフォルニアではユダヤ系や白人や東洋系の生徒らによる大学を相手取った訴訟が続発していた。それが提案209へとつながったわけだ。

さて、最近になってこの法律を覆そうという動きが、黒人やラテン系の間で起きている。

民主党が圧倒的多数を占めるカリフォルニア州上院議会は提案209番(大学入試に人種を考慮に入れては行けないという法律)を覆すSCA5という法案を提案し、たった20分の討議で可決。今度の選挙で州民の支持を得ることができれば、20年ちかく続いた人種平等の大学入試制度が黒人ラテン系優勢の人種差別制度へと逆戻りすることになる。

即座に州人口の14%を占めながら大学進学率は30%以上という東洋系市民の間から異議の声があがった。なにしろアファーマティブアクションで一番損をするのは東洋人。皮肉なことにかつてユダヤ人たちがそうであったように、東洋系は学力が他の人種よりも圧倒的に勝り大学進学志望者も他の人種よりも極端に多いことが仇となり、全体的な人口比率は低いため人種別のコータ制になると一番弱い立場に置かれる。

ロサンゼルスタイムスによると、東洋系市民から学力の劣る多人種の枠組みが増えた場合、自分達の子供達が大学に入れなくなるのではないかという心配が生まれた。特にWeChatという中国語ソーシャルネットワークでは心配する中国系カリフォルニア市民の声が高まった。このバックラッシュによって提案者はSCA5を撤回せざるおえなかった。

しかし、ベルガーデン市代表で中南米系党員会のリカルド・ラーラ会長は、まるで怯む様子をみせない。今度の州選挙ではアファーマティブアクションと英語とスペイン語の二カ国語教育の復活を求めて選挙運動に挑むと息巻いている。

はっきり言ってこれは、共和党が民主党が独占する州議会の議席を多少でも取り戻す絶好の機会である。

カリフォルニア州には160万の東洋系有権者が住むとされている。そのうち42%以上が民主党に登録している。カカシのような共和党登録者はたったの25%。2008年の全国選挙ではなんと64%の東洋系がオバマに投票。2012年の選挙では何と79%がオバマに投票!これは州のラテン系の72%を大きく上回る数字。え〜なんでえ〜?

しかし、SCA 5の通過を機会に、共和党州上院議員候補のピーター・クオ(台湾生まれの保険会社勤務)氏は、反アファーマティブアクションを選挙運動の軸にしようと決意した。彼の選挙区であるイーストベイは40%がアジア系で完全に民主党独占地区。しかしアファーマティブアクションによって民主党の票が割れて完全青(民主)地区が赤(共和)に変わればカリフォルニア全体の政治色に異変を及ぼすことになる。

だいたい東洋系が民主党支持である必要は全くない。ハリウッドの影響かもしれないが、共和党は人種差別の党だというリベラル左翼のプロパガンダがカリフォルニアでは浸透してしまい、実際には保守であるべき東洋人でも民主党を支持してしまうことが多い。

何度も書いているが、東洋人は中国系にしろ韓国系にしろ日本系にしろ、そして最近はベトナム系にしろ、教育を重んじる文化がある。そのため一世代目は英語もはなせず学歴が低くても、二世代目になると大学進学は当然のようになるし、弁護士や医者やビジネスマンになるのは極普通。だから東洋系にはアファーマティブアクションもバイリンガル教育も必要ない。いや必要ないどころか、これらの制度は東洋人が一番損害を受ける制度なのである。

カリフォルニア州の人口割合は、白人の数が減る一方、東洋系市民の数がラテン系を追い抜きつつある。今回アファーマティブアクション復活提案がすぐに撤回されたことで、カリフォルニアにおける東洋系の力が顕著となった。これで東洋系を共和党に引きつけることが出来れば、青一色のカリフォルニアも変われるかもしれない。

April 5, 2014, 現時間 10:56 AM | コメント (3) | トラックバック (1)

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イリノイ州、市民の銃合法携帯で犯罪が激減!

カカシは以前から銃が多いと犯罪が減ると主張してきた。これは単にカカシがくちからでまかせで言っているのではなく、きちんとした統計に裏付けされるものだ。去年の7月に州民による銃砲携帯を合法化したイリノイ州で先日発表された犯罪率統計などはまさしくこの説を証明するかにみえる。

シカゴ警察によると、同市は今年2014年の上四半期の犯罪率は、1958年以来最低の率を記録したという。前年2013年の同じ期間より殺人は6件少ない9%減となり、2012年に比べると55件の現象だという。

さらに去年より銃犯罪は90件減少し犠牲者の数も119人減った。2012年の上四半期と比べると銃犯罪は222件、犠牲者数は292人ほど減ったという。

総合犯罪率は2013年より25%も減っており、警察は過去三ヶ月に1300丁の違法銃砲を没収したという。

上記の記事によると、イリノイ州では銃携帯法が通る前からすでに犯罪は減る傾向にあったようなので、犯罪率低下が単純に銃砲携帯許可法の結果だと言い切るのは軽卒かもしれない。だが、左翼リベラルが常に主張する市民による合法な銃携帯が犯罪を誘発するという説がいかに間違っているかということは確かである。

さて、例によって強盗から我が身と姪の命を救った勇敢な女性の話をつけくわえて今回の〆としよう。これはアラバマ州で金曜日に起きた話。

4月4日金曜日の夜11時過ぎ、マイケル・スミス(18歳)は女性住まいの民家に車が故障したといって助けを求めた。女性が玄関に近づくとスミスはドアを押し開けて侵入。ナイフを振り上げて女性を脅した。

我が身の危険を察した女性はもっていた銃を数発発砲。男は逃走したが、午前12時半頃、女性の家から数メートル離れたところで死亡しているのが発見された。

「引きずった形跡があることから、共犯者がいると察せられた。」と捜査官。すぐに共犯者のジェイムス・バイロン・バンス(32歳)が強盗の疑いで逮捕された。

真夜中の訪問者は銃携帯で出迎えよう!

April 5, 2014, 現時間 9:28 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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