September 18, 2008

米民主党が作り上げたサブプライムローン危機

どうも経済問題が持ち上がると民主党の株が上がるというのは本当で、支持率の上がり始めたマケイン・ペイリン組も、リーマンブラザースの倒産を始め、株式市場の大下落と共にその勢いを失いつつある。それというのも長年に渡り民主党もそれにべったりのリベラルメディアも、常に民主党は庶民の味方であり、対して共和党は金持ちの味方であるというイメージを国民に植え付けて来たからだ。民主党は何かと「金持ちの税金を引き上げ」て庶民を救うと約束し、あたかもそれがアメリカ経済を救うことになるかのような錯覚を庶民に与えて来たからだ。

だが実際には、問題になっているサブプライムローンの危機を作り上げたのは、何を隠そう民主党のほうなのである。もしマケイン・ペイリン組がオバマ・バイドンに打ち勝ちたいと真剣に思うのであれば、今こそ共和党は現在のアメリカ経済低迷の根源が民主党の悪経済政策によるものであることを有権者にきちんと理解してもらう時である。それが出来なければ、この選挙はみすみす危機を作り出した張本人に譲り渡してしまうことになるからだ。

そこで、ミスター苺は、有権者に現在の経済状態を説明するため、マケインは下記のようなコマーシャルを発表すべきだと提案している。

皆さん、経済について率直なお話を申し上げます。アメリカの経済システムに問題があるのではありません。自由市場が問題なのでもありません。問題なのは政府が銀行に返済能力のない人々に多額の融資を強制し、不履行になると納税者がそのツケを払うというサブプライムローンにあるのです。これは住宅福祉以外の何者でもありません。

今こそ我が競争相手からの率直な意見を聞く時です。オバマ議員は共和党を責めています。しかし氏はこの失態政策が民主党によってつくられ、何十年もの間それを改善しようとしてきた共和党を阻止してきた事実を重々承知しています。

氏のいう変革は口だけで行動が伴いません。政府が銀行に悪い住宅ローンを強制するような政策を止めることが含まれない計画など、まやかしです。それはこの危機をさらに悪化させるだけです。

オバマ議員にも同胞の民主党にも迷っている時間はありません。我々は住宅ローンを改革せねばなりません。私はこの危機を乗り切るための詳細にわたる計画を私のウェッブサイトに掲載しました。それはシステムを改革し、経済に正気をとりもどし、短期的には協力なブーストをあたえるものです。長期的な解決は支出を押さえ、皆さんのお金は皆さんに保持していただき、アメリカ国内でエネルギー算出の権利を劇的に増やすことです。

私はジョン・マケインです。このメッセージを熱烈に許可します。

さて、ではマケインはどのような解決策を提案すべきなのだろうか。

ことの起こり:

もとはといえばこの問題は、返済能力のない人々への住宅ローンを銀行や貸付信託に強制する方針に端を発している。これは70年代後半のジミー・カーター大統領が始めたもので、その後90年代のビル・クリントン大統領によって押し進められ、後にはバラク・オバマも含める民主党議会が度重なる共和党の変革提案を阻止して継続して来た方針なのである。

なぜ民主党が長年に渡って不当な政策を守って来たのかといえば、民主党は長年金融企業から多額の献金を受けて来たからだ。事実金融会社からの献金が一番多いのは民主党のクリス・ダッド上院議員と並んで誰あろうバラク・オバマ民主党大統領候補その人なのである。

自分たちでこの悪方針を勧めておきながら、いまになって責任が共和党にあるとぬけぬけと言って退けるところが民主党のふてぶてしいところだが、それをそのまま報道するメディアに、完全に圧倒されている共和党のふぬけなさにも憤りを感じざるおえない。

マケインや共和党が今度の選挙で民主党に勝つためには、経済問題を民主党によって形づけられることを絶対に避けなければならない。有権者に問題を起こしたのは民主党なのであり、民主党にこそ本当の責任はあるのであり、民主党では絶対に経済低迷を解決することはできない、いや、それどころかかえって悪化させてしまうだろうということをしっかりとアピールする必要がある。

共和党こそがアメリカの経済を救えるのだとはっきり訴える必要があるのである。

長くなるのでこの先は次回へ続く。

September 18, 2008, 現時間 11:43 AM

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