日付け → →May 30, 2010

BP原油流出事故後二度目の休暇、オバマ王戦没者追悼式を欠席

ホワイトハウスにいても何にもしていないくせに、オバマ王はストレスが貯まっているらしく、またシカゴで休暇を取っている。これで五週間の間に二度目のバケーションである。

前代のブッシュ大統領がテキサスのクローフォードランチオフィスに帰る度に、いやそれをいうならロナルド・レーガンがサンタバーバラランチに帰る度に、「大統領はまた休暇を取っている!」と大騒ぎして批判した民主党及びリベラルメディア。しかし両大統領が地元に戻ったのは休暇を取るためではなく、ホワイトハウスよりもプライバシーのある地元オフィスに職場を移したに過ぎない。決して大統領としての任務をひとときでも怠っていたというわけではない。

ところが、オバマ王の場合は、BPのメキシコ湾原油流出や、メキシコ国境沿いの警備の問題など、差し迫った問題をいくつも抱えているにも関わらず、原油流出事件後二度目の休暇というのはどうも間が悪い。しかも、この週末はメモリアルデイといい、戦没者の慰霊供養の日が入っている。オバマはワシントンDCのアーリントンナショナル墓地で毎年行われる英霊追悼式典には欠席する予定だという。

オバマ王はその代わりにイリノイ州にあるエイブラハム・リンカーン国立霊園で墓参りをするとのことだ。

リンカーン霊園に行く事自体は別に悪い事ではないが、戦時中の大統領が、しかも普段から軍隊に対して敵意を持っているか少なくとも全く同情心がないと言われている大統領が、あからさまに英霊供養の式典を欠席というのは政治的にいって賢いやり方ではない。やっぱり大統領は軍隊を嫌っている、戦場で闘っている兵士らのことなど全くきにかけていないという印象を強めることになってしまうからだ。

オバマ王の休暇はいつも間が悪い。去年のクリスマスに航空機爆破未遂事件が起きた時もハワイで海水浴をしている写真がでかでかと新聞に載っており、テロ未遂があったというのに休暇を返上するでもなく、かえって海水浴の邪魔をするなと側近に命令していたことが明らかになってしまった。原油流出事故が起きた週末にもノースカロライナで休暇を取っていたオバマ王は、非常事態なのにホワイトハウスに飛んで帰るとか、現地に行って事故で亡くなった職員の家族を訪問するなどもせず、事故の様子について大統領としての見解を述べる記者会見すら行わなかった。

つまり、オバマ王のやり方は、「余は休暇中じゃ、下々の問題にかまっている暇などない、捨て置け!」といった傲慢な態度が見え見えなのだ。

これでまた下がっているオバマ王の人気はまたまた降下の一途をたどるだろう。

May 30, 2010, 現時間 7:53 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 29, 2010

ロサンゼルス市議会のアリゾナ州ボイコットにアリゾナが報復か?

ロサンゼルス市の市議会は、さる五月12日にロサンゼルスはアリゾナ州の新しい移民法に抗議して、アリゾナ州をボイコットすると宣言した。

まず第一に、他所の州の法律にカリフォルニアのロサンゼルス市議会が口を出す筋合いではない。

第二に、それでなくても前代未聞の負債をかかえ破産寸前のロサンゼルス市議会が、他人の問題に口出ししている場合か。そんな暇があったら負債をなんとかしろ!

第三に、違法移民にはカリフォルニアもかなり被害にあっている。アリゾナに抗議するどころか、かえって応援すべき立場にあるはずだ。

と思っていたら、今日になって、ニュースウィークでこんな記事を読んだ

 米西部で、4月に成立したアリゾナ州の移民法をめぐる争いが激しくなっている。不法移民摘発が目的の同法は、外国人登録証の常時携帯を義務付け、不法滞在の可能性があると警官が判断した場合は職務質問できると定めている。

 この法律に反対するカリフォルニア州ロサンゼルス市議会は5月12日、同州の企業との取引を禁じるボイコット条例を可決した。しかしアリゾナ州も黙ってはいない。18日、同州のゲーリー・ピアス企業担当長官はロサンゼルスに対し、ボイコットをやめなければ送電を停止するとする書簡を送った。ロサンゼルスは電力の25%をアリゾナ州の電力会社に頼っている。

先ずニュースウィークの嘘から指摘しておく。何度も繰り返しているように、『不法滞在の可能性があると警官が判断した場合は職務質問できる』というのは嘘である。アリゾナ州の法律は、すでに犯罪をおかしていたり、交通違反などをして警察の注意を引いた人物に対して、警察は身分証明書の提示を要求できるというものであり、単に違法移民に見えるというだけで身分証明書の提示を職務質問など出来ない。

それはともかく、ニュースウィークの記事の後部で説明があるとおり、ピアス氏にもアリゾナ州にも送電を停止する権限はない。これはロサンゼルスのボイコット宣言が単なるパフォーマスであり施行力を伴わないのと同じで、アリゾナ側の宣言も単なるパフォーマンスにすぎない。

ニュースウィークはピアス氏の宣言を「子供のけんかじゃあるまいし」と批判しているが、カカシに言わせたら、ピアス氏の『ロサンゼルスの偽善を世間に知ってほしかっただけだ』といういい分にも一理あると思うけどね。

May 29, 2010, 現時間 8:15 PM | コメント (4) | トラックバック (0)

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日付け → →May 28, 2010

米民主党議会、国境警備6000兵増派を阻止

5月27日のAPニュースによると、オバマの民主党上院議会は、アリゾナ州代表のジョン・マケイン上院議員(共和)が提案しているメキシコ国境の警備に6000兵の援軍を送る計画を拒否した。

アリゾナ州におけるメキシコ国境での状況は悪化の一途をたどっており、アリゾナ州だけでも、少なくとも3000兵の援軍が必要だと話たが、可決に必要な60票を集めることが出来なかった。

前回もお話したように、オバマ王は1200人の州兵を国境警備に出動させるとは言っているものの、その配置や職務にかんする詳しい決断はまだ下していない。

アメリカはスローモーションでメキシコの麻薬暴力団と違法移民らによって侵略されつつあるのだ。国境を守れずしてどうやって独立国が成り立つのだ?

どうでもいいような個人の生活には口うるさく干渉するくせに、肝心の国家防衛となるとまるで知らん顔。私は大きな政府には反対だが、それでも政府に役割があるとしたら、それは防衛と国土安全保障が最優先のはずだ。それが出来なければ政府など存在する意味がない。

国土安全保証庁はなにをしている?防衛庁は?オバマ政権は?民主党議会は?

お前ら国を守ることに興味ないのか、この非国民!

May 28, 2010, 現時間 12:43 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 27, 2010

湾岸原油流出に無策なオバマ政権に高まる批判

五週間前におきたメキシコ湾での原油流出は今もまったく歯止めの効かない状態となっているが、それに対して当初の処置が遅れたのみならず、いまになっても何の対策も出せないオバマ政権に対して、共和党のみならず民主党内からも不満と批判の声が高まっている。

先ずは最新のニュースから、

英BP、原油流出封じ込め大作戦開始 メキシコ湾

2010.5.27 09:37

 【ワシントン=渡辺浩生】米南部メキシコ湾の原油流出事故で、国際石油資本(メジャー)、英BP社は26日、海底油田掘削施設からの原油流出を食い止める作業を開始した。4月20日の爆発事故以来、最大規模の封じ込め作戦となる。

 この作業は「トップ・キル」と呼ばれ、水深約1・6キロの海底にあり、爆発事故による破壊で原油流出が続く油井に、海上の船からパイプを通じて大量の泥水を注入し、最終的にはセメントを流し込んで栓をしようというもの。

 このような深い海で試みられたケースはなく、BPは成否が判明するには、一両日を要するとしている。

 作業員11人が死亡した掘削基地の爆発事故以来、一日推定5千バレル(約80万リットル)の原油が流出し、ルイジアナ州では160キロ以上の海岸線が影響を受け、沿岸のリゾート地や野生生物が生息する湿地帯、豊かな漁場が被害にさらされている。

 オバマ政権に対しても、対応が後手に回っているとして、地元や議会から批判が高まっている。今回の封じ込め作戦の成否は、BPだけでなく、秋に中間選挙を控えた政権にとっても極めて重大な意味を持つ。

この事件は、前代ブッシュ大統領が*ハリケーンカトリーナの対応が遅れたして散々たる批判を浴びた*ように、オバマにとっては来年11月の選挙にも響くような一大スキャンダルになりかねない。

オバマ王には比較的友好的な新聞ザ・ヒルですらも、その危険性を報道しているくらいだ。

特に民主党の政治アナリストで、クリントン政権の政治アドバイザーなどもやっていた、原油流出で多大なる被害を受けているルイジアナ出身のジェームス・カービルは、朝のテレビ番組でオバマの無対策に対し、「この政治的な愚かさは信じられない。」と発言。オバマ王の対応は「怠慢」で、前政権の落ち度のせいにしている暇があったら、自ら現場に足を運んで積極的に対処すべきだと、その無能さを批判した

民主党のやることはどんなことでも弁護してきたカービルにまでここまで言わせてしまうとは、オバマ王の無能さは底知れない。

面白いのは、リンク先のビデオで、オバマに同情的な司会者のジョージ・ステパノポリスが、「これ以上大統領に何が出来るというのですか?」と質問したとき、カービルが口をひきつらせて、大統領に出来ることを機関銃のようにまくしたてたことだ。カービルの早口はとても書き取れないのだが、さすが民主党がエキスパート政治アドバイザーとして使っている男だけに、その政治的作戦にはシャッポを脱ぐ。これを普通の視聴者が聞いていたら、「はあ、大統領にはこんなに出来ることがあるのに、オバマ王はなにもしていない」という印象を受けただろう。

無論ジョージ・W・ブッシュの時のように、実際にハリケーンに対応していたにも関わらずメディアが虚偽の報道をして、あたかもブッシュが無対策であったかのような印象を与えたのと違って、オバマ王の場合は実際になにもしていないのだから批判は正当だ。

民主党議会やカービルは、もしオバマがしっかりした対策をしているにも関わらず共和党から不当な批判を受ければ、すぐさまその弁護に回るのが普通だ。それが、オバマ王の弁護をするどころか、オバマ王の批判に回っているということは、オバマ王が民主党内部からもその支持を失っているということがわかる。

現在オバマ王の支持率は42%程度に下がっており、このままいくと次の選挙の頃には30%台になっているのではないかとミスター苺は予測している。

May 27, 2010, 現時間 11:35 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 26, 2010

治安悪化するメキシコ国境。テキサス州民の救援嘆願を無視するオバマ王

昨日もメキシコと国境を接するアリゾナ州住民の苦労話をしたばかりだが、今度はやはりメキシコと国境を接するテキサス州でも、メキシコの麻薬戦争の飛び火によって悪化している治安を沈静すべく、テキサス州知事が一年半前にオバマ政権に州兵出動の嘆願書を提出しているにも関わらず、いまだに全く梨の礫だという記事を読んだ。

メキシコの麻薬戦争は、メキシコ政府だけでは手に負えないひどい状態になっているという話は、読者諸君もすでにご存知だと思う。このメキシコの麻薬密売者たちや暴力団員たちが、国境を越えてテキサス州のまちまちでも暴力沙汰を犯しているという事実は、地元でも非常な問題となっている。

その状態を懸念したテキサス州のペリー知事は、一年半前にオバマ大統領、ゲーツ防衛庁長官、そして国土安全保証庁のナポリタノ長官らに、州兵を出動させて国境の警備に当たらせて欲しいと嘆願書を提出した。しかし、一年半たった今もオバマ政権からは何の返事も送られてこない。

ペリー知事はその後も何度かオバマ政権に手紙を送っているが、最近になってオバマ王は一応、1200人の州兵出動を許可したというが、兵士らがどの地域をどのように警備するのかという正式な答えをペリー知事はまだもらっていないという。

オバマ政権は州兵の配置についてはまだ検討中だとしている。

まったくオバマ王は国境警備にまるで興味がない。自分は何十人というFBIエージェントや海兵隊員に守られてのんびりゴルフなんかやってるくせに、国境沿いの住民がメキシコからの進入する犯罪者によって日夜危険にさらされていることなどおかまいなしだ。

オバマにはアメリカ国土もアメリカ市民も守る気が全くないのだ。そんな奴にアメリカの大統領をやってる資格はない。

つけたし:

テキサス州と国境を接するメキシコのシウダフアレズでは、さる3月15日、アメリカ領事館につとめる職員の二家族が別々の事件で同日に襲われ、職員ら三人が射殺されるという事件が起きている。

【3月15日 AFP】米国境に近いメキシコ北部シウダフアレス(Ciudad Juarez)で13日、米国領事館職員の車両が麻薬組織とみられる一味に相次いで襲撃され、職員や家族が射殺される事件があった。米政府が14日、明らかにした。事件は、メキシコ北部における麻薬組織絡みの抗争の激化を裏付けるものとなった。

 1件目の襲撃事件は、在シウダフアレス米領事館で米国人対象の事務を担当していた米国人女性が乗った車両を狙ったもので、この女性職員と米国人の夫が射殺された。車両には幼い娘も乗っていたが、後部座席にいたため無事だった。

 2件目の事件では、米領事館のメキシコ人女性職員が運転する車が、夫と2人の子どもが乗った別の車とともに移動中、夫らが乗った車が襲撃を受けた。この女性職員のメキシコ人の夫が射殺され、子ども2人も負傷した。

 領事館職員を狙った襲撃事件をうけ、米国務省はただちにメキシコへの渡航延期勧告を出すとともに、シウダフアレスのほか、北部のティフアナ(Tijuana)、ノガレス(Nogales)、ヌエボラレド(Nuevo Laredo)、モンテレイ(Monterrey)、マタモロス(Matamoros)の各領事館に勤務する米国人職員に対し、安全上の懸念があるとして4月12日までに家族を帰国させるよう勧告した。(c)AFP

この二つの事件が関連があるかどうかは、はっきりしないというが、二家族は同じイベントに参加した直後に襲われていることから、かなりの関連性が考えられる。

いまでは世界でももっとも危険な都市と言われるようになったメキシコのシウダフアレズ(Ciudad Juarez)では、去年だけで2500人の市民が殺害された。

領事官職員とその家族を含む三人が殺された週末は特に血なまぐさく、なんと50人が麻薬関係の暴力で殺害されている。

私もテキサス州には知り合いが多いが、特に国境付近のエルパソ市に住む友人は、昔は国境を歩いて超えて遊びに行ったりしていたものだが、今では怖くてとてもそんなことは出来ないと語っていた。メキシコ側では未成年者の飲酒などをうるさく取り締まらないので、若者が春休みなどにハメをはずすことで人気があったが、今はそういう行動は慎むようにと警告が出されているほどだ。

May 26, 2010, 現時間 10:11 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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不法侵入違法移民を取り押さえた地主が人権侵害で訴えられる

自由社会において一番大切なものは個人の家や土地といった個人の所有物の保証である。個人の持つ家や土地はむやみやたらに他人が取り上げることはできない。それが泥棒であり政府であり諸外国の武力であり、外敵から自分の所有物を守ることが出来なければ自由社会は成り立たない。

であるから、自分の家に不法に侵入した犯罪者を、家主が暴力を使ってでも取り押さえる権利がなかったら、この家主にとってこの家は自分の所有物であるとはいえなくなる。

アリゾナでは、独裁者オバマ王の指令の下、まさにそれが起きている。

ワシントンタイムスによると、メキシコとの国境線に酪農地を持つアリゾナ州の男性が、10年間にわたり自分の土地を通って密入国する異邦移民を取り押さえてきたが、その男性が16人のメキシコ人に反対に人権侵害で訴えられ、しかもアメリカ連邦裁判所は、その訴えを却下せず、訴訟の継続を認めるという信じられないようなことがおきている。

訴えられた男性はロジャー・バーネットさん64歳。元警察官で1998年にバーネットさんの土地に不法に侵入し家畜を殺し建物を破損した挙句に、バーネットさんの自宅にまで侵入した際、その密入国者を取り押さえて地元警察に譲り渡したことがきっかけとなり、以来10年以上自分の土地に不法侵入する密入国者たちを取り押さえてきた。

この訴訟のもととなる事件とは、2004年3月に5人の女性を含む16人の密入国者がバーネットさんの土地に不法侵入した際、銃をかまえ犬を連れたバーネットさんに取り押さえられたというもの。

原告側の弁護士によると、このときバーネットさんは犬を放つと脅した上、さらに逃げれば撃つと脅したという。

原告側は、メキシカンアメリカンリーガルディフェンスアンドエジュケーションファンドというメキシコ系アメリカ人の市民団体がスポンサーとなって、バーネットさん及び密入国者を逮捕した地元保安官を相手取り、3200万ドルの損害賠償を求めているという。

バーネットさんは1998年から1万2000人の密入国者を取り押さえているという。

バーネットさんによると、密入国者の通り道となっているバーネットさんの土地には、侵入者たちが残していったごみが何十センチにも積み重なり、単なる紙やペットボトルに加え、汚物や煙草の吸殻などが無数に残されているという。

また家畜用の貯水槽やフェンスなどが何度も破損され、侵入者の残したビニールを食べた家畜が死んだりしたこともあるという。バーネットさんが銃を自衛用に所持しているのは、時々はいってくる麻薬密売者たちが武装しているからだそうだ。

だいたい他人の土地に無断で入ってくるような人間数人と素手で立ち向かえるわけはないのだから、地主がなんとしてでも自分の土地を守りたければ銃を持ち歩くのは当たり前だろう。侵入者は殺されても文句がいえないのに、反対に訴えるなどとは言語同断だ。

本来ならば国境警備は国の責任のはずだが、オバマ王は国土安全保障になどまるで興味がない。それどころか国境警備を強化しようとするアリゾナ州の新し移民法をメキシコ大統領と一緒になって批判しているという非国民だ。

こんな訴訟が却下されずに認められるなどということは、自由の国アメリカではおきてはならないことだ。だいたい密入国者に人権などない!

もしバーネットさんがこの訴訟によって金銭的な負担が起きすぎて、この土地を手放したとしよう。そうなったら原告側は不法にバーネットさんの土地に侵入した上、訴訟を通じてバーネットさんの土地を取り上げたことになる。そんな理不尽が通っていいのか?

だとしたらメキシコとアメリカの国境など存在しないことになるではないか? 独立国の国境を守れずしてアメリカは独立国といえるのか?

これはバーネットさん個人の問題ではない。アメリカの国境警備、国土保証、自由社会への攻撃だ。

このような訴訟が起きている間にも、オバマ王はホワイトハウスでメキシコ大統領歓迎のため、有名人や芸能人を集めて盛大なパーティを行っている。

May 26, 2010, 現時間 11:27 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 20, 2010

メキシコ大統領の偽善的なアリゾナ州移民法批判

本日、訪米中のメキシコのフェリペ・カルデロン大統領はアメリカ議会の席でアリゾナ州の移民法は人種差別だと批判をした

米・メキシコ首脳、アリゾナの移民法を「差別的」と批判

5月20日13時24分配信 CNN.co.jp

両首脳の2者会談はこれで4度目となるが、今回は不法移民の摘発強化を狙ったアリゾナ州の新法について両首脳が厳しく批判。カルデロン大統領は同法を「差別的」と形容し、オバマ大統領も「苛立ちが誤った形で表現されたもの」との認識を示した。

カルデロン大統領は同日、CNNの報道番組でも同法について「あらゆる意味で人権感覚に反する」と述べた。移民問題はメキシコの対米外交における最大の課題であり、「国民の間に多大な緊張をもたらしている」とも指摘し、「最大の解決策はメキシコ国内での雇用創出であり、それこそまさに我々がやろうとしていることだ」と強調している。

アリゾナ州の法律では移民に登録証の常時携行を義務付け、不法移民の疑いがあれば警察官が職務質問できるようにした。

オバマ大統領は同法について「差別的な形で適用される可能性がある」と懸念を示し、司法省に同法の文言の徹底調査を指示したと説明。同省の報告を待って、どう対応すべきかを決めると表明した。

外国の大統領がアメリカの州法にいちゃもんをつけるなんぞ行き過ぎなのはもちろんだが、それに反論もせず同意をしてどうすんだオバマ王よ、それでもあんたはアメリカ代表か?

しっかしだ、そういうメキシコでは南米からの移民をどれほど人道的に扱っているのだろうか。カルデロン大統領に直接聞いてみようじゃないか。

(CNN)司会者:ではガテマラやハンドラスやエルサルバドルやニカラグアといった国の人々がメキシコに入国したい場合には、簡単に入って来れるわけですか?

カルデロン: いいえ、書類に記入する必要があります。正式な名前を記入しなければなりません。前科があるかどうか調べなければなりませんから。そうしてからメキシコに入国できます。

司会者: メキシコ警察は違法移民として疑わしい人々に身分証明書の提出を要請して歩きますか?

カルデロン: もちろんですとも。もちろん、国境において訊ねますよ、あなたは誰ですかとね。そしてもし彼らが説明したら、、

司会者: 入ってくる時に国境においてですね。

カルデロン: そうです。

司会者:でも一旦入ってしまったら、、

カルデロン: いや、一旦国内に入ってからも、当然メキシコ警察は法を施行しますよ。 でもメキシコでは今はもう違法移民は犯罪ではありません。

確かにメキシコでは違法移民は刑事犯罪ではなく民事の問題となったらしい。移民法改正の2008年までは、違法移民は逮捕され一時拘束の後、強制送還されるのが普通だった。現在は、単に見かけが外国人に見えるというだけでは警察は身分証明書の提示を強制できないが、警察官が別の理由で個人に質問した場合においては、その個人の身分証明書提示を要請する権限があるのだという。だとしたら今回通過したアリゾナの州法となんら変わりはないではないか。

メキシコの移民法が人種差別的でないというなら、ほぼ同じ内容のアリゾナ州の法律も人種差別的ではないはずだ。

だいたい自国の犯罪もきちんと取り締まれないでアメリカに散々迷惑をかけ、自国の経済破綻が原因で自国民がアメリカに出稼ぎに来るような状況を作っている国の大統領が、アメリカの移民法に文句なんか言える立場なのか?

オバマ王が本当のアメリカ大統領なら、そのくらいのお説教はしてやってもいいはずだ。それがカルデロンと一緒になってアリゾナバッシングをやってるんだから救いようがない。

カルデロンの演説に拍手した民主党の議員らにも、恥じを知れ! と言ってやりたいね、まったく。

May 20, 2010, 現時間 7:16 PM | コメント (2) | トラックバック (0)

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日付け → →May 18, 2010

米国民多数がアリゾナの違法移民取締法を支持、否定的報道とは裏腹

米国はアリゾナ州において、最近通過した違法移民取締法についてアメリカのメディアは圧倒的に否定的な報道をしているにも関わらず、米国民の大多数はこの法律を支持していることが最近行われた世論調査ではっきりした。

この法律に関するリベラル側からの攻撃は凄まじい。オバマ王はじめリベラルな政治家や芸能人たちは、声高に、あたかもアリゾナ州は人種差別者の集まりであるかのような言い方をし、アリゾナ州をボイコットしようなどとい動きまである。

主流メディアの歪曲報道は目に余るものがあるが、アメリカメディアのニュースを焼き直しで報道している日本のメディア報道など、割合偏向報道が少ない産經新聞でもこんなもんだ。

「ゲシュタポ連想」 波紋広げるアリゾナ移民法

5月2日23時43分配信 産経新聞  【ワシントン=佐々木類】米西部アリゾナ州で、不法移民の摘発強化を目的とした移民法が成立し、全米に波紋を広げている。警官が外見などから不法移民と疑うに足る合理的理由があれば逮捕ができるとした州法にヒスパニック系市民から「人種差別だ」と批判の声が上がり、ホワイトハウスや連邦議会を巻き込む動きに発展しているためだ。オバマ政権の対応次第では11月の中間選挙に影響を与える可能性もある。

まず、「警官が外見などから不法移民と疑うに足る合理的理由があれば逮捕ができる」という書き方には問題がある。これでは見た感じが外国人だったら、即座に尋問を受け、合法な身分を即座に証明出来ない人は有無もいわさず強制送還になる、といったことを想像してしまうが、実際はそうではない。

身分証明の提出を警察が要請できるのは、何か犯罪を犯したり、挙動不審で任意質問を受けたり、交通違反を犯したりした場合に限られる。

単に見かけが外国人に見えるというだけで身分証明の提示を要請するのがゲシュタポを連想させるというなら、まさにそういうことを普通にやっている日本の警察はどうなるのか、と私は産經新聞にお聞きしたいね。

日本の一般市民はご存知ないかもしれないが、日本で長期に渡って暮らしている外国人は在日外国人の身分証明書を常時携帯し要請されれば提示する義務がある。仕事で日本を訪問する外国人は、多かれ少なかれ、いずれは日本の警察官から任意質問を受けるものである。欧米の白人や黒人に対してはそうでもないが、東南アジア系の東洋人に対する日本警察官の態度は、はなから犯罪者扱いだ。

カカシのラオス出身の同僚は、東京駅を歩いていて私服の警察官に呼び止められ、どこへ行くのか、どこに泊まっているのか、と色々質問を受けたと言う。出歩く時は常にパスポートを持って行くようにと言っておいた私のアドバイスを忘れて財布だけしか持っていなかった彼は、ちょっと応答に困ったそうだが、泊まっていた一流ホテルの名刺を持っていたので助かったと話していた。

アリゾナの州法は、この日本の法律よりも緩やかなもので、すでに連邦法律として存在しているものを積極的に施行していこうというものに過ぎない。

それがなんで人種差別だのゲシュタポだのって批判が出てくるのかといえば、アメリカのリベラルは違法移民取り締まりに全面的に反対しているからなのだ。

さて、こうしたリベラル連中のヒステリックな反応とは裏腹に、一般のアメリカ市民はアリゾナの新法律におおかた支持を見せている。5月12日付けのピューリサーチの記事によると、回答者の73%が警察から要請された際の身分証明提示を支持しており、67%が合法在住の書類を提示できない人物の一時拘束を支持している。62%が警察官が違法移民と判断した人間に質問する権限を認めると答えた。

結果的に今回の新しい法律全体を見た場合、59%が支持すると答え、32%が反対すると答えた。

これはピューリサーチセンターが5月6日から9日の間に994人の大人を対象におこなったものだが、興味深いのは、共和党に比べてリベラルな民主党支持者の間ですら、賛成45%、反対46%と、意見がまっぷたつに割れている点だ。

しかも、民主党支持の65%までが警察から要請があった場合の身分証明書提示を支持しており、それが出来ない人間の一時拘束も55%が支持しているという。

メキシコと国境を接するカリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコ、テキサスといった州では、メキシコからの違法移民と国境添いのアメリカ市民との間で毎日のように暴力的な接触が起きている。特に違法移民を移動に関わっているのはメキシコの暴力団がほとんどなので、国境沿いの農園や酪農地が荒らされたり、地元アメリカ市民が誘拐されたり殺害されたりすることが少なくない。

またメキシコを通じて入ってくる麻薬なども、アメリカ国内では深刻な問題となっているほか、メキシコの麻薬戦争のとばっちりが国境沿い地域にも及んで来ているという問題も無視できない。

そういう状況があるので、アメリカ市民は違法移民問題は深刻な問題だと思い始めており、リベラルが思うほど違法移民に対して同情的ではないのである。

これまで、保守派が違法移民の取り締まりに関して厳しい事を言ったりすると、リベラル側から人種差別の汚名を着せられ、次の選挙ではラテン系の票が得られず大敗するといったケースが多かった。カカシ自身、保守派の移民法改正に対する強攻な姿勢には批判的だった。

しかし、今回のアリゾナの法律は最近は目に余る外国人犯罪者から州を守ろうという国境警備対策である。国土保障に共和も民主もない。

リベラル政治家たちは、それを間違えると次の選挙で本当に痛手を被るかもしれない。

May 18, 2010, 現時間 4:39 PM | コメント (1) | トラックバック (0)

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ネットで出会った不思議な日本人たち

以前に、カカシはネットサーフをしていて、とある日本人主婦のブログを見つけた。彼女はごく普通の中流家庭の女性で、関西地方の中都市郊外の中型の家に住み、子育ても終わって特に仕事らしいものもしていない専業主婦。その日のエントリーは。町内会の主催する日帰り旅行についてだった。バスの中で近所の中高年の主婦達と楽しい会話を交わし、行った先の景色や食べたものの写真などを掲載し、小さな孫達にお土産等を買った話をしていた。

私はこのエントリーを読んでいて微笑ましく思うのと同時に、なんと自分の人生とはかけ離れた生活なのだろうとつくづく思ってしまった。

カカシとこの主婦とは年代的にそれほど離れていないと思われる。日本人に生まれ日本人として育ったカカシが、もしごく普通の平凡な主婦としての生活を選んでいたら、カカシも日本で結婚して二児の母となり、今頃は子供たちの受験に追われてるところかもしれない。いや、もう二人の子供が大学生になっていて、ほっと一息入れているときかもしれない。

それがどうしてカリフォルニア南部に落ち着いて、年間何ヶ月も船上で過ごす船乗り紛いの生活をするに至ったのかというのは、それはそれで面白い話かもしれない。だが、世の中には、カカシなどとは比べ物にならないほど、奇想天外な生活をしている日本人がいる。

だいたいアメリカ、特にカリフォルニアやハワイあたりに落ち着くのは、日本人としてはそれほど珍しいことではないし、特に取り立てて冒険心も必要としない。だが、これが東ヨーロッパや中近東、東南アジア、などになってくると話は全然違ってくる。

カカシは数年前からネットを通じて、世界各地で活躍する日本人の方々に出会った。知り合いになって掲示板などを通じお話するようになった人もいれば、私が勝手にブログを読んでファンになった人たちもいる。

たとえば、某掲示板で知り合ったマレーシアで地域振興外国人スタッフとして活躍するアセアンさんとか、以前はイスラエルに住んでいて今はクロエチア住まいの写真家の千花さんなど、私など考えたこともないような場所での生活をしてらっしゃる。

そして本日、アフガニスタン関連の記事を探していて、ばったり行き当たったこのブログ。世界の笑顔に出会いたいのMESTさんという女性。

MESTさんも千花さんと同じように写真家で、アフガニスタンを含め中近東でボランティア活動などもしているようだ。ブログのトップページの紹介文では、

とても尊敬する写真家である”ボス”に出会い、彼の立ち上げたアフガニスタンのとある地域の学校を支援する活動にスタッフとして加わり、今年(2007年)初めて現地へ行ってきました。

この訪問で、あまりに多くの笑顔に出会い、この笑顔あふれる国アフガニスタンのことを少しでも多くの人に知ってもらいたい一心で始めました。

それと同時に以前から通い続けているエジプトの笑顔や現実もご紹介しています。

あんな危険な場所に頼まれてもいないのに出かけて行って働くなんて凄い人だなあ。

こうした感心する方々とは正反対だが、冒険心という意味では変わらない過激派のブログにも行き当たったことがある。例えばこのブログでも何度か紹介したテロ団体ISMに参加して、パレスチナまで行ってテロ援助をしたこともあるという女装趣味の自称変態運動家のひびの、なんていうけしからん奴もいる。ま、本人は慈善事業でボランティア活動でもしてるつもりらしいが、同性愛者は極刑に処すべき主義の過激派ジハーディストに同調して対イスラエルの暴力行為に加担するなど愚の骨頂だ。しかし、ISMのメンバーは逮捕されたり殺される可能性は多いにあるわけだから、情熱の矛先を間違えているとはいうものの、その度胸は認めざる負えない。

というわけで、今日は意図していたこととは全然違うエントリーになってしまった。(笑)

May 18, 2010, 現時間 12:11 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 16, 2010

アメリカ小児科医協会、女児の陰部切除という野蛮な因習を認める

アメリカに移住したイスラム教徒が、女児を祖国に送り返してアメリカでは禁止されている陰部切除という野蛮な処置を受けさせているということが問題になっているが、何とアメリカ小児科医協会は、この因習を止めさせるためにアメリカ国内で女児の割礼を許可すべきだという見解を発表した。

ちょっと待てよ。それは話が逆さまではないか? 

この因習について良くご存知のない方のために説明するが、女児の割礼は男児の医学的処置とは全く違う。女児の陰部のかなりの部分を切り取るという、医学とは無関係で野蛮な伝統に基づく非常な苦痛を伴う危険な処置である。

アフリカやアジアや中東のイスラム圏諸国で広く行われているが、大抵の場合、不衛生な場所で麻酔も使わず、医師でもない家族や近所の女たちが女児を何人かで羽交い締めにしてカミソリを使って非常に敏感な部分を切り取るというものすごく野蛮な行為である。中国で昔行われていた纏足などと並んで女性への虐待行為である。

不衛生な場所でこのような大掛かりな切除を行えば、傷口が化膿し尿道症並び種々の病状の原因となり、不妊症になったり、時には死に至ることもある。またよしんば完治したとしても、心の傷はそのまま残る。クリトリスを完全切除するのだから、大人になってからの性行為にも多いに支障をもたらす。

さて、問題なのは、イスラム圏諸国から移住してきた移民たちが、移住先の文明国にもこのような因習を持ち込んでくるということである。本来ならば、こうした行為への適切な処置は、受け入れ国が移民に対して、そのような行為はこの国では違法であり、幼児虐待として見なされ法によって罰せられるということを説明するところからはじまり、それでも実際にそのような行為を行った場合には断固たる処罰をすることである。文明国ではそのような野蛮な行為は断固認めないという姿勢をはっきりさせるのが本筋だ。

移民達はそうやって新しい国の習慣を学び、最初は抵抗しても二代目三代目となるうちに、出身国ではなく移住先の国の習慣を受け入れるようになるのだ。他のどの国からの移民も、そうやってアメリカ人になってきたのだ。

それを何故、女児虐待に限って、文明国のアメリカで許可しようなどというのだ?

アメリカ小児科医協会のいい分はこうだ。このような習慣は国内で禁止しても移民たちは女児を外国に送り返して危険な処置をうけてしまう。だから、アメリカ国内で医師による安全な切除を許可することによって、そのような危険を防ごうというものである。

アメリカンアカデミーオブペデイアトリックスの声明文によると、彼らのいう安全な措置というのは、クリトリス全面切除という危険なものではなく、陰部の皮をほんの少し切るだけというピアスほどの危険も伴わない措置だという。移民達の慣習や伝統に対して同情的な理解を示すと言う意味で、医学的には害にも益にもならない儀式上の処置を許可するという、いわゆる妥協案だというのだ。

確かに、医師による処置であれば医学的な問題は解決するかもしれない。だが、それでは女児及び女性虐待を許可するという文化的な問題が解決していない。

中国での纏足にしてもアフリカやイスラム圏の陰部切除にしても、その根底には女性の独立性を妨げるという女性虐待の意識がある。

中国で纏足が行われたのは、足の小さい女性は美しいとされたからだという表向きの理由とともに、そんな足では満足に動くこともできず、嫌な相手と結婚させられても逃げることが出来ないという、女性を閉じ込めておくという効果があった。

女児の陰部切除は、女性のヒステリーな気性を緩和するためという表向きの理由の裏に、性的に敏感な部分を切り取る事によって、女性が性行為によって快楽を得られないようにし、夫以外の男性と性交を結びたいという欲望を防ごうというのが本当の理由だ。

なぜ文明国が女性虐待の伝統や宗教を持つ野蛮な文化に迎合する必要があるのだ? そのような文化に対して敏感であるべきという考えそのものに私は非常な抵抗を覚える。

この事に関してはBare Naked Islamというブログに色々な人たちの意見が載っている。

そのなかでも説得力があると思われるのは、一部でも陰部切除を合法にしてしまえば、これまでアメリカの法律に守られて親族からの圧力に耐えて娘の陰部切除を行わないでいた母親たちが、それを行わない口実を失ってしまうという理屈だ。

だいたい全面的に悪い行為を妥協として一部だけ認めるという理屈がおかしいではないか。

アフリカやイスラム圏諸国では未だに奴隷制度が伝統的に残っているが、こうした文化に理解を示すために、妥協として移民には一部奴隷制度を認めるというのと変わりがない。

そういうことを異文化への理解を示すとかいう理由で多少でも妥協していけば、そのうち、娘の貞操を守るという理由で野蛮国のあちこちで行われている名誉殺人も、妥協として娘を殺すのは良くないが、鞭打ちなどの拷問程度なら許可するとかいうことになりかねない。

陰部切除は女性虐待の象徴である。そのような悪習は形の上だけでも文明国に存在してはいけないのだ。アメリカは男女同権の国である。女性虐待の象徴を一部たりとも認めるべきではない。

これに関してはEuality Nowなどのフェミスト団体も断固反対している。

そういう意味で今回の小児科医協会の声明は、医師としての気持ちは理解できるが、解決法への方向を見間違えていると言える。

May 16, 2010, 現時間 10:10 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 14, 2010

テネシー州の大洪水、完全無視のオバマ王とリベラルメディア

去年の冬、ケンタッキーの豪雪の時にも指摘したが、オバマ王の国内における災害対策はなってない。今回のテネシー州、特にカントリーウエスタン首都であるナッシュビルの大洪水被害は当地としては歴史上稀な降雨量で前代未聞の大悲劇をかもしだしている。

2010年5月1日(土)から3日(月)にかけて テネシー、ミシシッピ、ケンタッキーの各州で発生した、 記録的な豪雨と嵐によって発生したトルネードや 交通事故などの死者の数は現在28人となっている。

  最も多くの被害が出たテネシー州での死者の数は18人で、 そのうちの10人の遺体が同州首都ナッシュビルで発見されている。 今後も遺体が発見される可能性があるとされている。

ナッシュビルのダウンタウンに泥水が押し寄せ家屋や道路が浸水し、住民やホテル宿泊者らが
避難を余儀なくされている。

同地区を流れるカンバーランド川の水位は未だ上昇を続けており、3日午後8時には16メートルに達し、洪水位を3.6メートルも上回るものとみられる。

(被害の映像はこちらのブログで見られる。)

にもかかわらず二週間たったいまでもオバマ王からは何も正式な声明は出ていない。毎日のように国中を飛び回って演説しまくってるオバマ王は外国のハイチの災害では即座に声明をだしたくせに、国内での災害には興味がないらしい。

カトリーナ洪水の大災害の時に迅速に対応したブッシュ大統領に対して、対応が遅かったと虚偽の報道をしまくり、ニューオーリンズから刻々とデマを垂れ流していた左翼メディアも、ナッシュビルの大被害については夜のニュースで1〜2分報告した程度でほぼ完全無視。何十人という死傷者を出し、何千という所帯が水浸しになっているというのにこちらもまるで興味がない。

私はカントリーウエスタンのファンなので、毎朝聞いてるカントリーのラジオ局で連日報道されていたから当初から知っていたが、はっきり言ってカントリーミュージックのラジオ局のほうがニュースが早かった。また、保守派ラジオ局などが率先して募金の呼びかけ運動をはじめたり、カントリーミュージシャンやタレントたちが募金コンサートなどをすでにはじめているが、こうしたことについても主流メディアはほぼ無視状態だ。

本来ならオバマ夫人あたりがテレビに出て「お気の毒なナッシュビルの人たちの救済募金にご協力ください」とか呼びかけてもよさそうなもの。

なぜニューオーリンズのカトリーナでは大騒ぎをしたメディアはテネシーの被害には黙りをきめこみ対応の遅れているオバマ政権に対する批判が全くないのか、といえばそれはあまりにも明白だろう。

テネシー州は南部であり、信心深く保守的な人々が多く、民主党より共和党支持が多い。そして被害者の多くは白人だ。つまり、アメリカ主流メディアは被害者が白人ならどうでもいいという人種差別意識丸出しなのだ。

もっともテネシー州の善良な市民たちは、連邦政府の対応が遅いなどと泣き言を言ってはいない。そんな暇があったらお互い助け合おうという謙虚な姿勢が、政府からのお恵みを嘆願していたニューオーリンズの被害者たちとは対照的だ。

May 14, 2010, 現時間 7:57 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 11, 2010

個人のローンまで政府が管理、オバマ王の社会主義

昔まだ共産主義悪の帝国ソビエト連邦が存在していた頃、当時ソ連の傘下にあったルーメニアから亡命してきた男性から聞いた話なのだが、当時のルーメニアでは個人がどんな買い物をするかが厳しく取り決められており、お金をためて来月は洗濯機を買おうとか個人が勝手に決めることが許されなかったという。だから誰もお金を持っているということに執着心がなかったそうだ。お金などいくら持っていても何も買えないなら意味がない。

これは遠い昔のおとぎ話なのかと思いきや、なんと社会主義独裁者オバマ王とその手下の民主党議会は、アメリカでも同じように人々の買い物を規制しようという魂胆らしい。

ビッグガバーメントのリバティー・チックによると、ケイ・ヘイガン民主党上院議員が提案している法案は、政府が個人がどのようなローンを組めるか規制するもので、一年間に六つ以上のローンを組んではいけないというものだ。これは車や家のローンといったものの他にデパート等での買い物で月払いにした場合にも当てはまるという。

ということは、もしも引っ越したばかりの苺畑家がいましているように、デパートや電化店で洗濯機や冷蔵庫などを月賦で買った場合、それが六つ以上になってしまうと、必要でもガスレンジは今年以内に買ってはいけないなどということが起きかねないのだ。

この法律を施行させるために、連邦政府は一般市民の買い物を記載する巨大なデータベースを作り、ローンを組む企業は金融会社はもとより自動車販売店や歯医者さんまでが消費者のローンを逐一政府に、ローンや銀行口座について詳しく報告する義務があるという。(金融危機の元であるファニーメイやフレディーマックは対象外)

政府の役人が一般市民の買い物パターンや銀行口座について詳しくデータベースをつかって監視しようというのである。冗談じゃないね全く。

オバマ支持者はこれでもオバマは社会主義社じゃないと言い張るのか?

May 11, 2010, 現時間 5:46 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 8, 2010

アメリカの安全よりテロリストの権利を重視するオバマ王

オバマ政権は、先日ニューヨークでの爆破未遂事件の犯人に早々と黙秘権を与え弁護士をあてがったという。パキスタン出身のパキスタンでテロ訓練を受けたファイザル・シャハザド(Faisal Shahzad)は帰化したとはいえれっきとしたアメリカ市民。アメリカ市民に黙秘権や弁護士も与えず、外国人戦闘員のようにいつまでも拘束するわけにはいかない、というのがオバマ政権のいい分である。だが本当にそうか?

オバマ政権はデトロイトで捕まった下着爆弾男にもアメリカではミランダライツと呼ばれる、黙秘権と弁護士を持つ権利を保証してしまった。私の記憶が正しければあの下着男はアメリカ市民ではなかったはずだ。アメリカ市民には特別な権利があるからミランダライツを与えたというなら、なぜ先の外国人テロリストにも同じ権利を与えたのだ? 訳が解らない。

ところで、今回の犯人のシャハザドだが、奴はアメリカ生まれのアメリカ市民ではなく、アメリカ市民と結婚して去年アメリカに帰化したばかりのパキスタン人だ。去年アメリカ人になったばかりで、もうすでにテロ行為に走ったということは、最初からそのつもりでアメリカに帰化したと考えられる。もしそうなら、奴は市民権への申込書に嘘偽りを書いているはずだ。

私も帰化して市民権を取った人間だから覚えているが、市民権の申込書のなかには次のような項目がある。(N-400 Application for Naturalization from the U.S. Citizenship and Immigration Services (USCIS). page 7:)

B. 所属団体

9. あなたはこれまでに直接または間接的に次ような団体に関わったことがありますか?

...

c. テロリスト組織

10. あなたはこれまでに(直接または間接的に)暴力を使って、既存の政府を倒そうとしたことがありますか? 

8ページ目:

D. 良い道徳上の性格

15. あなたはこれまでに犯罪を犯し、逮捕されなかったことがありますか?

...

24. あなたはこれまでにアメリカ政府高官に嘘をついて合衆国への入国権利を得たことがありますか?

シャハザドの場合、このどの質問の答えもイエスのはずである。それならば、シャハザドは正式なアメリカ市民ではないということになる。何故なら、申込書に虚偽の記入をして市民権を得た場合、その嘘が発覚した時点でその人間の市民権は無効になるからである。

少なくともアメリカ市民を守ることが第一の仕事であるはずの大統領なら、そういう理屈で奴の市民権をさっさと剥奪するか、そうでなくても市民権の申込書に問題があるとしてミランダライツはもうすこし差し置くという方法もあったはずである。

いや、大統領たるもの、オバマにはそのくらいの努力をする義務があるのだ。

それを何だって大急ぎで犯人にミランダライツを与えたりしたのだ? いったいそうすることでオバマ王は何を得ようというのだ?

ところで、この市民権なのだが、シャハザドはもう何年も前から危険人物として飛行機には乗れないことになっていたという。今回も後に逮捕されたとはいえ、もうすでに飛行機に搭乗をすませていてからの逮捕だった。

どうして危険人物リストに乗ってる人間に、やすやすと市民権が与えられたのか?
どうしてノーフライリストに乗ってる人間が何度も飛行機に搭乗できたのか?

しかもだ、あまり注目されていないが、アメリカ市民になれば、公務員になることも可能である。防衛庁や国土安全保障庁や移民局に勤めることも出来るのだ。これは考えたら非常に恐ろしいことである。

テロリストが何らかの方法でアメリカ市民権を獲得し、政府の重要な部署に次々と付いた場合、アメリカ国内の警備はどういうことになるかオバマ王は考えたこともないのだろう。実際にシャハザドのような里がくれ隠密テロリストがアメリカ国内にどれだけいるのか、それを究明したいとは思わないのがオバマ王。

残念ながらこうした情報をシャハザドの口から聞く事は、いまや不可能となった。これもオバマ王のおかげである。

May 8, 2010, 現時間 4:46 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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カリフォルニア: 星条旗模様のTシャツを着て登校した高校生が家に帰された

この間、上海で行われている万博の日本館で国旗掲揚を見送ったという話をきいたばかりだが、去る五月五日、今度は何とアメリカ国内で、星条旗の模様のついたTシャツを着て登校した高校生五人が下校を命ぜられるという事件がおきた。

カリフォルニア中部のモーガンヒル市、五人の生徒が国旗を象徴する赤白青のシャツをシンコデマヨの日に着て感情を掻き立てた翌日、湾岸の高校では緊張感が高まっている。木曜日の朝早く、50人から60人のラテン系生徒が授業を欠席して、モーガンヒルズライブオーク高校から市役所まで行進し、名前は明らかにされていない当校の副校長による、シンコデマヨでアメリカ国旗のTシャツを着ていた生徒にシャツを裏返すか下校するかを命じた学校側の決断への支持を示した。

抗議者のひとり二年生のジャスティナ・ピエドラは、「無視する事もできたわ。でもあのひとたち去年もやったのよ。私たちに対する侮辱だわ。」と生徒達について語った。「今年もやりたかったのよ。計画的だわ。あの人達はおもしろがっているけど私たちを傷つける行為よ。私たちは彼らと平等なのよ。」同級生のリズベス・ルイーズもまた侮辱を感じたという。「あのひとたちに私たちをしたげにする権利はないわ。」「あれはアメリカがあるべきではない姿だということを証明しているだけよ。」

一方ウェスリー・スミス学長は学校区の教育委員会は愛国的な服装をすることを禁止していないという声明文を出した。「校内の安全は学校の職員にとって非常に大事なことであり、昨日の職員の決断も安全を重視してのものであったが、愛国的な服装をしていることは罰せられるべきではなかった。」とスミス学長は語った。

この話は保守系のブログやトークラジオなどで取り上げられたため、あっという間に全国的な話題になってしまった。バージニア州のヨークタウンの学生達は「モーガンヒル高校の五人を支持する」というフェイスブックぺージを設立したりした。

どうやらモーガンヒル高校では、去年も星条旗を翻した学生たちに対して、ラテン系生徒が「威圧されている気がする」という苦情を学校側にしていたらしい。それで今年も学生同士で喧嘩が起きたりしないように、ラテン系生徒らの感情を逆なでするような愛国的な格好はするなというのが副校長の気持ちだったのだろう。

スミス学長も語っているように、この高校のある学校区の教育委員会でも、愛国心を示す服装は禁じられておらず、禁じられるべきではないと発表している。

シンコ・デ・マヨ:五月五日といえば日本ではこどもの日で休日だが、アメリカではシンコ・デ・マヨ(スペイン語で五月五日と言う意味)とよばれるメキシコの祭日として親しまれている。1862年にメキシコがフランス軍にプエブラの合戦とかいう戦いで勝った日。面白い事にアメリカでは大騒ぎされるが、当のメキシコでは祝日でもなんでもない。メキシコの公式な独立記念日は9月16日である。

カリフォルニアはメキシコと国境を接していることでもあり、メキシコ系移民が非常に多く、地元市民との摩擦も起きやすい。

最近、メキシコと国境を接するアリゾナ州で既存の連邦移民法を厳しく施行する法律が通り、全国的にリベラル市民団体から抗議の声が上がっている中、モーガンヒルズ高校としてはこれ以上メキシコ系学生を刺激したくないという気持ちがあったのだろう。

だが、私は学校側の臆病な態度もだが、ラテン系生徒たちの自分勝手ないい分にも腹が立った。侮辱されたとかなんとかいうなら、アメリカ国内の学校でメキシコの旗を振り上げてメキシコの祭日をこれみよがしに祝う事は、移民として自分らを受け入れてくれたアメリカに対して失礼ではいのか? アメリカ国内でアメリカ国旗掲揚を否定する行為はアメリカへの侮辱ではないのか? 第一、ラテン系生徒たちもアメリカ人ではないか。

移民の子孫である自分らがアメリカ人としてきちんと義務教育を受けられる事実に感謝し、メキシコの祭日を祝うと共にアメリカの寛容性も祝うという意味で、二つの国旗を掲げるくらいの気配りをしていれば、ラテン系でない他の生徒達の感情を逆撫ですることにはならなかったはずだ。それをしないで我が物顔の行為をするから他の生徒達からの反感を買って、反対に星条旗のTシャツを着ていこうと頑張る生徒が出てくるのだ。何故ラテン系生徒の感情を逆撫でする行為はいけなくて、そうでない生徒の感情を逆撫ですることは許されるのか?

副校長は校内の安全性を重視したというが、それは裏を返せば、ラテン系生徒は感情をちょっと逆撫でされたくらいで暴力に走る野蛮人だという偏見を示しているにすぎない。明らかに副校長は星条旗Tシャツの生徒らが学校側の決断に怒って暴動を煽動するなどという心配はしていないわけだから。

本来ならば、学校側は暴力沙汰を起こす生徒達に対して断固たる処置をとるべきだ。どちらが始めたにしろ喧嘩は絶対に許さないという姿勢を示していれば、誰が何の国旗を翻そうと問題はないはずである。

しかし、授業をさぼって市役所に繰り出したラテン系生徒たちの行為は、こうしたラテン系への偏見をさらに強化してしまい、それこそ、それでなくても移民問題で過敏になっている一般市民の感情を逆撫でしてしまったといえる。

ところで日系生徒が鯉のぼりのついたTシャツを着ていったらどうなっていたんだろうか?多分誰も気がつかなかいだろうな。(笑)

May 8, 2010, 現時間 10:02 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 6, 2010

左翼の暴力は無視して右翼とテロの関係をでっちあげる左翼メディア

前回も書いた通り、アメリカの左翼・リベラルメディアは、先日のニューヨークのテロ未遂事件の犯人がパキスタン出身のテロリストであるにも関わらず、それを無視してテロは右翼の仕業だとかティーパーティーのメンバーに違いないとか、お門違いの批難を繰り返している。

だいたいだ、なんで愛国心の強いティーパーティーがアメリカ打倒をうたいあげるイスラム過激派テロリストと手を組んだりするのだ?それをいうなら対テロ戦争に反対の反米エーコーンとか労働組合暴力団とかとのつながりの方を究明すべきではないのか?

テロをテロと呼ばず守りが甘いオバマ政権の国土安全保証局が、搭乗禁止になってる犯人をもう少しで見逃した事実はお咎めなしなのか?

左翼リベラル連中の新しい作戦は、ティーパーティーは過激で暴力的な人々の集まりであり、人種、性別、性嗜好などへの差別者ばかりの団体だという印象付のための情報操作に余念がない。それで主流メディアは、ティーパーティーの反高税の抗議や防衛強化精神をヘイトスピーチだとか何だか言っていかにも危険な運動であるかのように報道している。

あげくの果てに、ニューヨーク知事のブルームバーグなどは、国内のパキスタン出身者やイスラム教徒へのバックラッシュは断固許さんなどというくだらない発言をしている。そんなありもしないバックラッシュなんかに気を取られる前に、過激派イスラム教徒が合法にアメリカ市民として帰化できたこと、テロ容疑者とされていた人間がやすやすとパキスタン行きの飛行機に搭乗出来た事に関する警備の不行き届きについて言及すべきなのではないのか?

ニューヨーク市民の安全を守ることと、イスラム系移民へのバックラッシュ阻止と、どっちが重要なんだよと、カカシは聞きたい!

意見の違う相手を暴力で威嚇するのは左翼連中のすることではないか。先日もメーデーのデモ行進で、サンフランシスコで反移民を唱える保守派抗議者が左翼連中によって殴る蹴るの暴行を受けるという事件があった。それだけではない。サンタクルーズ市では、左翼連中がデモ行進をした商店街で商店が焼かれたり破損されたりという被害が続出した。

メディアはこういう左翼団体の暴力を無視し、ありもしない右翼団体の暴力をでっちあげ、根拠もないイスラムテロリストとの関係まで示唆するという信じられない行為に出ている。

もちろんこういう情報操作はオバマ王のお墨付きだ。

このままオバマ独裁政権を放置すれば、いずれオバマ王が保守派の意見そのものがヘイトスピーチだと言ってとりしまり、人権擁護法に触れるとかなんとかいって(そんな法律は今のところアメリカには存在しないが)保守派や右翼が自分らの意見を述べただけで逮捕される日が来るだろう。

May 6, 2010, 現時間 12:30 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 5, 2010

パキスタン出身のNYテロリストは反オバマケアの一匹狼だって?なんだそりゃ?

ニューヨークでのテロ未遂事件で、本日パキスタン出身のアメリカ帰化人の容疑者が逮捕され、本人も罪を認めているという話が報道された。

NYテロ未遂事件 パキスタン出身の容疑者、関与認める 2010/5/5 8:29

 【ワシントン=弟子丸幸子】米ニューヨーク市の繁華街タイムズスクエアで起きたテロ未遂事件を巡り、ホルダー米司法長官は4日の記者会見で、逮捕したファイサル・シャザド容疑者はパキスタン出身者と正式発表、事件への関与を認めたと明らかにした。ロイター通信が伝えた米検察当局の話によると、パキスタンで爆弾製造の訓練を受けたと供述しているという。

 ホルダー長官は会見で、テロ行為、大量破壊兵器の使用未遂など複数の罪で起訴する方向になるとの見通しを示した。

 ロイター通信などによると、シャザド容疑者はカラチの出身の30歳の男で昨年、米国に帰化。妻と2人の子どもがおり、昨年6月までマーケティング会社に金融アナリストとして勤めていた。妻子はパキスタンにいるもよう。今年2月まで約5カ月にわたりパキスタンに滞在していたという。

 シャザド容疑者は3日夜、ケネディ国際空港(ニューヨーク市)で、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ行きのエミレーツ航空機に搭乗していたところ、逮捕された。米連邦捜査局(FBI)は渡航禁止リストに同容疑者をのせたことが逮捕につながったとしているが、搭乗がなぜ可能だったかが焦点になっている。

 ギブズ大統領報道官は4日の記者会見で、エミレーツ航空が容疑者の搭乗を許可した理由も調査の対象になっていると明らかにした。

この事件の詳細はまだ解っていない。ただ、犯人が最近パキスタンに長期滞在していたなどの様子から伺って過激派イスラムテロリストに勧誘されていた可能性は高い。いや、もしかしたらテロ目的で長期計画を立ててアメリカに帰化していたのかもしれない。何にしても、これがイスラム過激派によるアメリカに対するテロ行為であったことは本人が真っ先に認めるところだろう。

にもかかわらずだ、こういう事件が起きると必ずアメリカ政府や主流メディアは、この暴力が独立した精神異常者による犯罪で、外国のテロリストとは無関係だと言いたがる。まだ事件の詳細がはっきりしていないうちから、テロは国産で多分右翼のニオナチかなんかのメンバーの仕業だろうと憶測する。その証拠も上がらないうちから「これは右翼の仕業に違いない」と言い出す。(後で犯人が左翼だと解ってもそれを報道する気などさらさらない)

犯人の名前が今回のようにファイサル・シャザドだとかモハメッドとかアクメッドとかいうような、いかにもイスラム教徒の名前でパキスタンだのサウジ出身だのという男であっても、アメリカ国産の右翼の仕業だなどと平気でいうのだから信じられない。

いや、捕まった本人が「おれはジハードのためにやったのだ、アラーアックバー!俺の他にも聖戦者はいくらでもいるのだ、アメリカよのろわれよ〜!」とか叫んでいても、オバマ政権も左翼メディアもテロリストは一匹狼でアメリカの右翼だミリシャだと言い張って引かない。ニューヨーク州のブルームバーグ知事などは、犯人は国産のオバマケアに反対するティーパーティーメンバーだろうなどと言ったりしているのだから信じられない1

どうして左翼連中は、イランにしても北朝鮮にしても、本当の敵を敵として認めようとしないのだ? 何故架空の右翼団体などを持ち出すのだ?

May 5, 2010, 現時間 6:32 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 2, 2010

中国への迎合は反日を煽るだけ

どうも日本とかアメリカのリベラル連中は、こっちが相手に好意を示せば相手もそれを理解して好意を示してくれるという甘っちょろい考えを持っている人間が多い。世の中には、こちらの好意はこちらの弱さと解釈してそれにつけ込もうとする相手がいくらでもいるのだということを解っていない。

今回の上海万博における日本の異常な気の使いぶりがまさにその馬鹿さ加減を象徴している。

 【上海=加藤隆則、比嘉清太】多くの国のパビリオンが国旗を掲げる中、上海万博・日本館は1日、日の丸の掲揚を見送った。

 担当者は「過去の万博でも掲げなかったことはある」と説明するが、反日感情に配慮した措置と見られる。日本産業館スタッフも「政治にかかわることがないよう展示内容には気を使った」と話している。

 中国では抗日戦争を題材にしたテレビ番組が頻繁に放映されており、日の丸が軍国主義の象徴と受け止められる傾向が強い。

反日感情が怖くて国旗を掲げられないくらいなら、最初から参加するな、このアホ!と思ったのは私だけではなかったらしく、そんな弱腰ならとっとと閉館して帰って来いと呼びかける声もあるようだ。

相手がどう取ろうと、日の丸は日本の国旗だ。日本が日本であることを止めるというならともかく、その国旗を掲揚するのに他国に遠慮する必要がどこにある? はっきり言ってだ、日本が常に中国に対してへいこらした態度を取ることこそ、日本をより悪い立場に追い込むことになるのだ。歴史を知らない中国人や外国人からしてみれば、このように日本が常に自分らの非を認めているということは、日本はよっぽど中国に後ろめたいことがあるか、でなければ中国の偉大さに心底恐れを成しているかのどちらかか両方だと思うだろう。

外交の相手にそのように思われて、公平な立場での外交関係など成り立つはずがない。過去に何があったとしても、過去は過去。今の日本の政権とは無関係であり、今の日本が中国に遠慮する必要等全くない。だいたい中国は他国の人権迫害など批難するような立場か?

日本は日本であることを恥じているような行為を諸国に見せるべきではない。そんな遠慮は決して美徳とは取られない。弱体国の卑屈な態度と取られて軽蔑され、かえって反日感情を煽るだけだ。

May 2, 2010, 現時間 5:53 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →May 1, 2010

メキシコ湾原油流出拡大はオバマ政権の落ち度ではないのか?

今回メキシコ湾で起きたBP(ブリティッシュペトロ)の原油流出事件だが、90年代にアラスカで起きたエクソンバルディーズ石油タンカーの時の事件より大規模で深刻な状況らしい。

[ヒューストン 29日 ロイター] 英BP(BP.L: 株価, 企業情報, レポート)が操業するメキシコ湾の石油掘削施設で大規模な原油流出事故が発生し、米ルイジアナ州沖合に迫っている。

 流出は先週、BPが操業しているリグの爆発によって発生。当初想定されていた5倍の量の原油が流出し、漁業や野生生物、観光に大きな被害が及ぶと懸念されている。ルイジアナ州は非常事態を宣言した。

 オバマ米大統領は、流出した原油の回収にはBPが責任を持つ必要があるとする一方で、米政府は問題を解決するため、米軍の出動を含む「あらゆるリソース」を動員するとの考えを示した。

 ルイジアナ州のジンダル知事は「流出した原油はきょう野生動物保護区域に到達し、1日にはChandeleur諸島に達する」との見通しを示した。

ところで、今回の流出に関しては、もうすでに誰が悪いのかという責任追及が行われているが、意外にも主流メディアのニューヨークタイムスがオバマ政権の対応の遅さを批判している。

国土安全保障庁はこの事件を「全国的に大問題な漏洩」と発表するのに木曜日までかかった。そしてモービル市に第二の司令室を設置した。これは流出が当初見積もられた量の五倍の5000バーレルにも及ぶことが判明した後だった。

この遅れのために国土安全保証庁は防衛庁にもっと大掛かりな対応を公式に申請するのが今週末になってしまった。ナポリタノ長官は木曜日の夕方まで防衛庁が対応に必要な器具を持っているかどうか知らなかったことを認めた。

政府高官は当初流出の量を過小評価していた。去年BPが政府に対してこのような事件が起きる可能性が低いと語った時のように。

現在現場のメキシコ湾では今週末から天候が悪化し波が高くて対応が思うようにはかどらないという話だ。事件当初から迅速に動いていたら、さらなる流出は最小限に抑えることが出来たかもしれない。

ここで自然に比較されるのが、2005年にルイジアナ、アラバマ、ミシシッピ州を襲ったハリケーンカトリーナの時のブッシュ大統領の対応だろう。当時メディアはこぞってブッシュ政権の対応の遅さを批判したが、実を言うとブッシュ大統領の対応はそれまでのハリケーン被害における政権の対応とは比べ物にならないほど迅速なものだった。

本来ならばその点をブッシュ大統領は多いに自慢してもいいはずなのに、彼は口べたで自分のやっていることをうまく国民に伝えることが出来ず、ライバルや敵から歪曲された事実とは正反対の情報操作が流され、褒められるどころか逆に散々叩かれるという憂き目になってしまった。これはブッシュ大統領とその側近らの落ち度である。

それはともかく、カトリーナの被害対策の直接の責任が地方政府にあったのに対して、今回の原油流出の直接の管轄は連邦政府、つまりオバマ政権にある。ブッシュが地元政権を無視して自ら乗り込んで行く訳にはいかなかったのと違って、オバマ王は事件当初からすぐに行動に出る権限をもっていた。ではいったい何故木曜日になるまで対策司令室の設置すらしなかったのか?

まだ詳しいことが解らない以上これ以上のことは言えないが、ケンタッキーの豪雪被害の時の対応の遅さなどからも解るように、オバマ政権には非常時における柔軟な対応体制が全く取れていないのではないかと思われる。

May 1, 2010, 現時間 9:56 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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