May 3, 2016

トランプ共和党候補氏名確実、クルーズ撤退

あ~あ、ついにその日が来てしまった。インディアナ州予選はトランプが圧勝。クルーズは即撤退表明。これで共和党の大統領候補予選は事実上終わりを告げた。

米大統領選の共和党候補者指名争いで、獲得代議員数が2位だったクルーズ上院議員(45)が3日(日本時間4日午前)、選挙戦からの撤退を表明し、実業家のトランプ氏(69)が同党の指名を獲得することが確実な情勢となった。同日に行われたインディアナ州予備選で同氏が大勝し、クルーズ氏が選挙戦の継続を断念した。

 クルーズ氏は、同日夜のインディアナ州での集会で、支持者を前に「我々は選挙戦から撤退する」と表明。一方、トランプ氏は早くも民主党のクリントン前国務長官(68)との対決を見据え、「我々はヒラリー・クリントン氏を打ち負かす。彼女は偉大な大統領にはなれない」と自由貿易に対する政策の違いなどを強調し、「(本選挙が実施される)11月に我々は勝利する」と述べた。

(略)一方、民主党のインディアナ州予備選ではサンダース上院議員(74)が、クリントン氏を僅差(きんさ)で破り、勝利した。クリントン氏が党の指名を獲得するのは確実な情勢だが、サンダース氏は選挙戦を継続する方針で、最終決着はしばらく先になりそうだ。(インディアナポリス=金成隆一、ワシントン=佐藤武嗣)

今回の大統領選挙は共和党が勝てる可能性がかなりあったので、我々共和党は非常な期待を持っていたのだが、その候補が冗談候補のドナルド・トランプ。まるで保守派的な考えなど持ち合わせない男尊女卑の人種差別者とはね。まったく情けないったらありゃしない。

しかしだ、トランプがここまで共和党有権者に支持されたということは、共和党有権者の多くがいかに民主党を乗っ取った左翼リベラルと、それに迎合して有権者をおざなりにしてきた共和党体制派へ怒っているかを示すものだ。

これを機会に共和党体制派にはしっかり反省してもらいたいものだ。有権者をバカにするとこういうことになるのだ。

さて、民主党の候補はクリントンともう決まっている。サンダースがインディアナで勝ってみてもあまり意味はない。私はトランプは嫌いだがクリントンはもっと嫌いだ。どちらがアメリカにとって悪い大統領になるかと聞かれたら、トランプのほうがまだましかもしれない。それに私が徹底的に嫌う左翼リベラルに痛手を与えるという意味でもトランプに勝ってもらう、というよりクリントンに負けてもらうのも悪くはない。

どっちにしろ私は今回の選挙は棄権させてもらう。カリフォルニアはどうせ民主党が勝つに決まっているから私の票など意味はない。後になってどんなことになろうと、少なくとも私はトランプに投票しなかったということが出来る。

トランプ支持諸君。彼は君らのものだ。責任を持ちたまえ。

May 3, 2016, 現時間 8:01 PM

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コメント

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下記投稿者名: oldman

三橋貴明氏のブログのコメント欄を眺めていたら、トランプ氏の評価が意外と高いことがわかりました。この人達は、私も含めて、反グローバリズムの一点において日本では少数派です。TPP反対。移民反対。インフラ整備と軍事力増強などの財政出動推進。などが私どもの立場ですが、トランプ氏の政策はこれに近いそうです(自分で調べたわけではありません)。
日本からの米軍撤退と日本の核武装容認も賛成です。
そういうわけでアメリカの皆さん、人種差別発言などで毛嫌いせず、冷静に彼の政策を検討すべきではないか、と思います。
ムスリムをアメリカに入れるな、という発言は、EUの状況を見れば当然だと思うのですが、なぜあんなにヒステリックな反発があったのでしょうか?

上記投稿者名: oldman Author Profile Page 日付 May 5, 2016 12:07 AM

下記投稿者名: アンデルセン

このたびイスラム教徒がロンドン市長になりましたが、それに関するアメリカ側の見解がありましたら教えてください。

上記投稿者名: アンデルセン Author Profile Page 日付 May 6, 2016 7:39 PM

下記投稿者名: goldbug

トイレや同性婚や中絶の前に、まずは生きていくことが大事なんでしょうね。とりあえず嘘の温暖化やグローバル化で仕事を奪われることを何とかして欲しい、家族を養っていけることがまず優先で、女子トイレに入る変態親父のことはそれからだというのは分かる気がしますね。トランプがえせ保守だとしても、職を取り戻してくれるなら、例え女子トイレに男が入っていこうが、それはずっと優先順位が低いことなんでしょう。

上記投稿者名: goldbug Author Profile Page 日付 May 7, 2016 1:58 AM

下記投稿者名: 苺畑カカシ

goldbugさん、oldmanさん、

トランプは人気がありますが、彼のいってることが本当に信用できるのかどうか、ネバートランプの人たちにとってそこが一番問題なのです。もし、トランプが本気で公約を守ることが出来るのであれば、ヒラリーよりは確かにましでしょう。私も信じたいとは思いますが、これまでの彼の行動を見ているとどうもね。

上記投稿者名: 苺畑カカシ Author Profile Page 日付 May 23, 2016 3:24 PM

下記投稿者名: 苺畑カカシ

アンデルセンさん、

出張や旅行が続いて、ロンドン市長の件についてはあまりよく読んでいないので、もうすこし勉強してから書くことにします。

上記投稿者名: 苺畑カカシ Author Profile Page 日付 May 23, 2016 3:25 PM

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