日付け → →January 26, 2014

今こそ日本は韓国の反日運動に反撃すべき時!

地元のグレンデール市で慰安婦像が建てられたことがきっかけで、私は慰安婦問題について今までよりも深く考えさせられることになった。そしてユートゥーブなどで最近アップされた政治評論番組などを色々観るにつけ、ことは私が考えていたよりもずっと深刻であり、日本は即刻に対策に及ばなければならないと思うようになった。

私は常々、戦時中に従軍慰安婦という制度があったというのは事実だと思っていたが、慰安婦たちが日本軍により強制連行された性奴隷だったという考え方には賛同できないでいた。色々な資料を勉強するにつけ、軍による強制連行は軍の方針でなかっただけでなく、違法行為として厳しく取り絞まわれていたということを知り、日本軍は私が思っていたよりも人道的だったのだなと改めて考えさせられた。

もっとも法律上どうであれ、中央政権の監督が地方各地まで行き渡っていたかどうかは解らないので、個々の部隊による悪行が全くなかったとはいえない。そういう部隊の犠牲になった朝鮮人が居なかったとも思わない。だから旧日本は敗戦国としてその責任は負わされたというのも仕方ないことだろう。

さて、ここが肝心なのだが、私は以前に現在の日本政府は過去の罪は罪として認めたうえで、それは旧日本政府による行為であり現在の日本政府とは無関係なので謝罪も補償もしないという態度をとるべきだと書いた事がある。だが、私はここでその提言の一部を訂正したい。

日本は韓国に対して旧日本が犯したとされる過去の罪状を何一つ認めるべきではない!特に慰安婦問題に関しては軍管理の売春宿があったという事実以外は、強制連行があったなどという韓国の言い分を全面的に否定すべきである!

なぜ「私が過去の罪を認めた上で」という考えを改めたのかというと、日本が認めた過去の罪と韓国がねつ造した過去の罪との溝が深過ぎるからだ。つまり日本が小さな事をひとつでも認めれば、韓国は全世界に日本帝国はナチスドイツ並みの悪徳国家だったといい広め、それを梃(てこ)にして「謝罪しろ!補償しろ!」とさらに無理難題をふっかけてくることがわかったからだ。

日本と韓国はすでに1965年に日韓基本条約を結び戦時中の問題はすべて解決済みだったはず。それを1993年に河野談話が発表されたことで、事はずっと悪化してしまった。多分河野さんは、自国は何も悪くないが、とにかく素直に謝っておけば韓国の怒りも収まるだろうという非常に日本的なナイーブな考えで談話を発表したのだろう。だが、ゆすりやたかりに一歩でも譲れば要求はもっとひどくなるという恐喝の基礎を、官房長官ともあろう人が知らなかったというのはかなり情けない話。

ともかく日韓関係は日本が謝れば謝るほど悪化するのであるから、これ以上の謝罪や補償は韓国をさらに奢らせるだけで日本にとって害あって益なしである。今こそ日本は韓国の理不尽な態度に反撃すべきである。

その第一のステップとして、日本は韓国による竹島侵略を軍事によって解決すべきだ。現在竹島は韓国によって占領されている。日本が竹島を自分らの領土と主張するのであれば、竹島はなんとしてでも取り返す必要がある。竹島空上に戦闘機を出動させ爆弾のひとつでも落とせば(人気のないところに)、朴大統領の注意を引けるだろう。

背後に武力のない交渉などあり得ない。特に韓国に関してはそれが顕著になったと言える。

January 26, 2014, 現時間 12:02 PM | コメント (1) | トラックバック (0)

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日付け → →January 20, 2014

アメリカ軍人の武勇伝ローンサバイバーが大人気なのは何故か?その謎を探る!

去年の12月に公開され、日本では三月公開の「ローンサバイバー」あえて訳すなら『孤独な生還者』なんてどうかな?アフガニスタン戦争中に実際にあった戦闘を元にしたアメリカ海軍誇るシールチームの武勇伝。制作費も低く地味な映画なのにも拘らず意外な人気で大入り満員。封切から四週間も全米売り上げナンバー1の座を保った。それにしても人気がないはずの戦争映画なのに、こんなにも人気があるのはいったい何故? 今日はその謎を探ってみよう!(とドキュメンタリーテレビの冒頭みたいな台詞を書いてみた。)

この映画のあらすじは、実はカカシ自身が書いた2007年にマーカス・ルテレル原作本を読んだ時のエントリーがあるので引用しよう。(ネタバレあり!)

たとえばこの状況を読者の皆さんはどう判断されるだろう。アフガニスタンの山奥にテロリストのアジトがあるので偵察に行って来いと命令を受けた海軍特別部隊シール4人が、偵察中に羊飼いの村人三人に出くわした。戦闘規制では非武装の非戦闘員を攻撃してはいけないということになっているが、彼らの顔つきから明らかにアメリカ人を憎んでいる様子。シールの4人はこの三人を殺すべきか開放すべきか悩んだ。開放すれば、仲間達に自分らの任務を知られ待ち伏せされる可能性が多いにある。かといって、キリスト教徒としてまだあどけない顔の少年を含む一般市民を殺すのは気が引ける。第一タリバンかどうかもわからない市民をやたらに殺したりすれば、殺人犯として帰国してから裁判にかけられる可能性は大きい。シールたちはどうすればよかったのだろうか?

結論から言わせてもらうと、シールたちは殺すという意見が一人で、もう一人はどっちでもいい、他の二人が殺さずに開放するという意見で羊飼いたちは開放された。そしてその二時間後、シール4人は200人からのタリバン戦闘員たちに待ち伏せされた(中略)(生還者は後に)「どんな戦略でも、偵察員が発見された場合には目撃者を殺すのが当たり前だ。それを戦闘規制(ROE)を恐れて三人を開放したことは私の生涯で一番の失態だった」と語っている。

イラク/アフガン戦争中には、戦争を描いた映画がいくつか作られたがどれも不入りだった。それでハリウッド映画業界では、ブッシュ政権下の戦争がアメリカ国民の間で不人気なため、これらの戦争を描写した映画も不人気なのだという結論がくだされた。しかし、彼らが一つ見落としていた大事な点がある。それは、どれもこれも反米映画だったということだ!!

いったいどこの誰が金を払って自分の国をけちょんけちょんに貶す(けなす)映画など観に行くか?

これについてはカカシも過去に幾つか書いて来た。

学習力ないハリウッド、「ストップロス」反戦映画がまたも不入り
反戦映画が不入りなのは何故か
悲劇的な封切り、ディパルマ監督の反米映画「リダクテド」

今回の映画が好評なのは、悪者はタリバン、正義の味方はアメリカ軍、とはっきりしているからだろう。そして二百人からの悪者に囲まれながらたった四人で数時間に渡り闘い続け相手をほぼ全滅させたという快挙がアメリカ人の正義感を振り起こすからだろう。

映画は原作にほぼ忠実ではあるが、ただ時間の問題もあり、大事なシーンがかなり削られている。たとえば主人公のマーカスがシールになるための訓練をした数週間がオープニングのシーンで役者抜きの本物の訓練の模様が流れるだけ。それとタリバンとの熾烈な闘いの後に一人生き残ったマーカスが親米なアフガニスタン村民に助けられてからの時間もちょっと短過ぎる。本ではもっとアフガンの村に行ってからの描写がされており、村人たちとの交流も詳細に書かれている。映画ではこのあたりのシーンが足りない。また原作にはない戦闘シーンなどが加えられている。

映画に批判的な意見は、ほとんどが反戦主義の左翼リベラルたちによるもの。右翼のプロパガンダだとか戦闘を美化しているとか、ま、くだらないものだばかりだ。

特にLAウィークリー誌の載ったエイミー・ニコルソンの批評がひどすぎると、人気ラジオDJのグレン・ベックが旅費を負担するから自分の番組に出演して原作者で生還者のマーカス・ルテレル本人の前で言ってみろと番組で言うほどだった。

先ず彼女の記事は「バトルシップのピーター・バーグ監督の最新映画はプロパガンダまるだしのねつ造映画」と始まり、原作はルテレルの直筆ではなく、ルテレルがイラクに出動中、イギリスのゴーストライターが劇的にするために10人の敵を200人と書き換えたものだと続く。まったく何を根拠にこんな出鱈目を書いているのか。私はこの話だけでなくアフガニスタンやイラクでの戦闘がどのようなものだったか、かなり詳しく追っていた。

タリバンの戦闘員たちは重武装をし残虐であるとはいえ、その戦闘技術はアメリカ軍のエリートシール隊とは比べ物にならない。アメリカ兵ひとりあたり20から30人のタリバン戦死者が出るなんて言うのはごく普通に起きていた。何故かと言うとタリバンたちのやり方は物量作戦。つまりむやみやたらに突撃してくるだけで作戦がない。守り体制にあるアメリカ兵たちからしてみたら射撃しやすい状態にある。とはいえ、たった4人対200人ではいくらアメリカ兵が有能でも圧倒的に不利。救援なしではいずれは負ける。当時の戦闘状態を把握している人ならルテレルの記述はさほど大げさとは思えない。それを敵がたった10人だったなんて馬鹿なことが言えるのはニコルソンがどれだけアフガニスタン戦争を解っていないかという証拠だ。

彼女はアフガニスタン戦争はアメリカが勝手に始めた茶色人悪白人善という感情の戦争に地元民が巻き込まれただけという書き方。そして戦地に送られたシールたちもまた政権による犠牲者なのだと言いたいらしい。ま、ウィークリーみたいな零細新聞なんかに書いてる批評家の書くことなんか気にしてもしょうがないが、左翼リベラルの批評なんてのは往々にしてこんなもんだ。

ニコルソンはベックの番組で取り上げられたことで、誰も読まないウィークリーを読んだ退役軍人や家族たちからツイッターで非難囂々。軍人について何もしらないニコルソンが軍人たちの意見を聞くのもジャーナリストとしての勉強になるかもしれない。ま、無理でしょうけどね。

January 20, 2014, 現時間 10:44 PM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →January 15, 2014

心配! 日本の極度な人口減少

昨晩、ミスター苺から日本の少子化は非常に深刻で、このまま減り続けると2060年までには8千3百万人まで減ってしまうという記事を読んだと聞かされた。カカシが子供の頃は日本人口一億人とか言われていたのに、いったいこの激減の原因は何にあるのだろう?

去年の10月、イギリスの新聞で日本の若い人たちの間で「セックスしない症候群」というのが流行っていて、若い年代による男女交際が極端に減っているという記事を読んだ。それによると、16歳から24歳の男女を対象にして行われたある調査で、45%の女性が25%の男性がセックスに興味がないと答えたというもの。(詳しい内容はこちらのブロガーさんがハフィントンポストの日本語版を載せているので参照のこと)

しかし、日本の若者がセックスに興味がないのかというと実はそんなことはない。1990年代には未婚の女性の65%、男性の45%がバージンだったのに比べ、現在はそれぞれ50%と40%というふうに未婚バージンの数は減っている。確かに最近は引きこもりとかいって、生身の人間と交際せずに親から独立せずに自分の部屋にひきこもってコンピューターゲームやアニメに夢中になってアニメの彼女を作ってバーチャルなセックスを楽しんでいる男どもが居るというのは本当らしい。(この記事によるとそういう男性が百万人くらい居るという)だが、そういう人間はごく少数で、大抵の男女にはつき合ってる人がいる。問題なのは、それが結婚に結びつかないということだろう。

じゃ、なんで日本人は結婚しないのか?

この記事によると経済という二つの壁があるという。先ずお見合いの減少。1970年代まではお見合いによる結婚が大半を占めていた。この傾向は減ったとはいえ1990年代まで続いていた。日本人男性にとって結婚はロマンチックなものというより義理でするものという傾向が強く、上司による紹介などが多かったため、お見合いがないと男性達はどこで結婚相手をみつければいいのかわからなくなったという。また、ここ二十年以上、男性の給料は停滞している。経済的に嫁や子供を養えるという自信のない男性が増えたためだという。

経済的に自信のない男性が増えたのと同時に、キャリアに専念したい女性が増えたことも原因のひとつ。日本女性は未だに結婚すると仕事を続けるのが難しい。夫は長い残業で疲れているので子育てや家事の手伝いはなかなか無理。女性は結婚後も仕事をしたくてもアメリカみたいに一日みてくれる保育園とかが少ないので結果的に仕事を辞めるかパートで満足するしかない。教養もありキャリアウーマンを目指す女性には結婚は邪魔なだけ。

21世紀になったというのに、日本では未だに女性が家事子育ての役割を強要されているとは驚きだ。カカシが日本を脱出したのも、この女性の伝統的な役割から逃れるためだった。

安倍総理は日本のこうした伝統を変えて、女性が働きやすい社会を作り上げて行くことに勤めると頑張っているらしいが、こういう社会風習を変えるというのはそう簡単にはいかないだろう。遅かれ早かれ日本は移民の受け入れを寛容にしなければ、日本の労働者層は激減してしまう。

ヨーロッパでも同じような問題が起きているが、自国民の人口が減る一方で外国人移民の数を突然にして増やすと、日本の文化そのものが廃れてしまう。すでに在日外国人が国籍も持たずに投票権を求めるという運動が起きているが、外国人が日本の政治に関与するようになったら日本はおしまいである。

最近の韓国や中国の熾烈なまでの反日運動を観て欲しい。こういう人たちが移民として日本に大量に入国してきたら日本はどういうことになるか、戦争などしなくても内側から国を乗っ取られてしまう。安倍総理がいうように、結婚し子供も居る女性が働きやすい環境を早急につくり、日本の経済を向上させ、若い男女が結婚しやすい社会を早急に作る必要がある。それができないと来世紀まで日本という独立国が持つかどうかさえ危ぶまれる。

January 15, 2014, 現時間 8:32 AM | コメント (2) | トラックバック (0)

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日付け → →January 5, 2014

え、ピザの起源は韓国?

実は真面目に慰安婦問題とか書こうと思っていたのだが、色々調べていたら韓国過激派連中のやってる反日運動に胸くそが悪くなって来たので、そういう話をするのも嫌になった。というわけで、本日はもっと軽く行こうと思う。韓国はパクリが上手だという話は悪名高く、他国の伝統をいかにも自分らの伝統のように言い張る傾向がある。それを逆手に取って韓国人が自分らで自分らをおちょくってるビデオを見つけたのでちょっと紹介。題して「ピザの起源は韓国にあり」。

断っておくが、これは真面目なニュースではなくて、韓国にあるミスターピザ(Mr. Pizza)というピザチェーンのコマーシャルでパロディである。ユーモアのセンスの無い人たちが、真剣に怒ってコメントしたりしているが、最後にきちんとミスターピザの商標が出てる。これは冗談なので真面目にとってぶち切れないように!

それにしてもこんなユーモアある国民が、やたらと反日になる理由って何なんだろう?

January 5, 2014, 現時間 10:08 AM | コメント (2) | トラックバック (0)

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イラク、あのファルージャ再びアルカイダに奪回された、オバマはハワイでバケーション

2004年に数多くのアメリカ兵及びイラク兵が犠牲となって、壮絶な闘いの末残虐なアルカイダの手から奪い取ったあのイラクのファルージャが、アメリカ軍の時期尚早な撤退が原因となり、再びテロリスト軍団アルカイダの手に渡ってしまった。オバマ王による悪政のなかでもイラク政策は特にひどい。この敗北は一重にオバマに責任がある。

【1月5日 AFP】イラク治安当局者は4日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の武装組織「イラク・レバント(地中海東岸地域)のイスラム国(Islamic State of Iraq and the Levant、ISIL)」がイラク西部アンバル(Anbar)州のファルージャ(Fallujah)を掌握したと明らかにした。

 治安当局によると、4日のアンバル州での戦いで、兵士8人、政府と同盟関係にある部族民2人、ISILの戦闘員55人の計65人が死亡した。

 首都バグダッド(Baghdad)の西に位置するアンバル州では、州都ラマディ(Ramadi)とファルージャの一部が数日前から武装勢力に掌握されており、2003年に米軍主導の多国籍軍が進攻した後の、両市が武装勢力の拠点になっていた数年間をほうふつとさせる状況になっている。

 アンバル州の治安当局高官はAFPの取材に対し、「ファルージャはISILの支配下にある」と述べたが、同市郊外は地元警察が掌握しているという。

 ファルージャにいるAFP記者も、通りには治安部隊やイスラム教スンニ(Sunni)派の部族による反アルカイダの治安組織「覚醒評議会(Awakening、サフワ、Sahwa)」の姿は見えないとして、ISILが同市を掌握したようだと話している。

 イラク地上部隊のアリ・ガイダン・マジード(Ali Ghaidan Majeed)司令官によると、戦闘に加わっているのは、治安部隊とその同盟関係にある部族、ISIL、反政府勢力「部族軍事評議会(Military Council of the Tribes)」の3集団だという。

 イラクのヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相は4日、アンバル州から武装集団を排除する決意を示した。(c)AFP

こういうことが起きている時にオバマ王は何をしていたのかといえば、クリスマスから二週間に渡るハワイアンバケーションを取っていた。ブッシュ大統領が第二のホワイトハウスだったテキサスのクロフォードランチに帰る度に、仕事をさぼって休暇ばかり取っていると批判していたメディアは、ハワイでゴルフだシノーケルだサーフィンと政(まつりごと)のマの字にも拘っていなかったオバマ大統領への批判はゼロ。

こと外交に関してはオバマ王の関心はまるで自由国家の大統領とは正反対の政策をとってきた。イランで起きた反イスラム原理教運動は無視、シリアの反政権運動も民主主義を唱える市民を無視してアルカイダ系テロリストを支持、エジプトでもイスラム原理教テロリストのモスラム同胞団のモスィーを支持して同胞団に抵抗してクーデターを起こしたエジプト軍を糾弾。イラクでもせっかくブッシュ大統領が勝ち取った戦争を、次期尚早の全面撤退空爆援助なし政策でみすみすアルカイダの手に渡してしまった。

オバマ大統領は何でどこでもイスラム過激派のテロリストの味方ばかりするのだ? そんなに世界をイスラム教占領下に起きたいのか?アメリカを滅ぼしたいのか?

ファルージャの悲劇には心が痛むばかりである。

January 5, 2014, 現時間 9:09 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →January 3, 2014

カリフォルニアのグレンデールに建てられた慰安婦碑はいずれ撤去されると思う理由が

米国のカリフォルニア州グレンデール市に7月に建てられた韓国慰安婦碑を撤去しようという日系人及び日本人による署名運動が起きている。カカシはカリフォルニアは地元なのに、これについてYSさんの紹介を見るまで全然知らなかったという迂闊さにちょっと反省した。YSさんのリンクで嘆願書に関する詳細を述べているテキサス親父さんのサイトをみたり、色々とユートゥーブのニュースなどを検索していて、なるほどね、と思うことがあったのでちょっと感想を。

グレンデール市で記念碑を建てようという話が市議会で提案された際、一人反対したのが万年市長のウィーバー氏。桜テレビのインタビューによると、ウィーバー市長は公園の地下に駐車場を建てたいと思っているようで、その計画がはっきり決まらないうちに地上に色々な建物を建てるのはよくないと考えての事。記念碑が建つということになった2013年の7月に地元の日系人80人あまりが市役所に集まって抗議するまで、市長も市議員たちもこの問題が日本と韓国の間で長年に渡って討論されている国際問題であることにかなり無知だったようだ。

多分地元の韓国人の商工会のメンバーかなんかが、地元議員たちに賄賂でも送って記念碑を建てさせたのだろう。地方議会というのは案外腐敗しているから、地元議員達は次の選挙での票稼ぎという案外軽卒な理由から同意したと思われる。

ウィーバー市長はグレンデールが国際問題に拘るべきではないとして、未だに記念碑建設は間違いだったと主張しているが、民主主義国家では市長一人の独断で記念碑を撤去というわけにはいかない。

嘆願書でいくら署名が集まっても、それだけで一旦建てられた記念碑が撤去される可能性は薄い。そんなことをすれば在米韓国人や韓国政府からも色々クレームがついて問題がもっと拡大してしまうからである。

ただ、カカシはこの記念碑がこっそりと撤去される可能性は多いにあると考える。それというのも、慰安婦像が建っているグレンデール中央公園は図書館の裏にあって通り道からはすぐに見えないこじんまりした公園。たんに空き地に芝生があってベンチが2〜3個あり、公園の端っこの方に少女像の座像がある。これが公園だと言われなければ単なる空き地みたいなところ。

つまり、この公園は未完成なわけで、市長が言うようにここにはまだ何が建設されるかきちんとした計画が立っていないのだ。市長の希望通り地下に駐車場を作ろうということになれば、地上にあるものは取り除く必要があるので、その際にはこの記念碑も「一時的に」どこかに片付けられて、駐車場建設後は何故かどこかに忘れられてしまう、というふうになるのではないかと私は思っているのだ。

そうすれば韓国人の顔もつぶれないし日本人の怒りも収まるというわけ。グレンデールは市長にしろ市議会にしろ、こんな面倒くさい問題に何時までも拘わっていたくないはず。

さて、グレンデールでは日系人による抗議は遅過ぎたが、すこし南のブエナパーク市では事情がかなり違う。グレンデールでは隙を突かれた日系人たちが今度は結託してブエナパーク市へ先制攻撃をかけ、市長に手紙やメールが殺到。

ブエナパークで記念碑を建てようと提案した市議員は韓国系アメリカ人の議員ひとりのみ。市長はブエナパークのような小さいな市が、そんな大きな国際問題に口を挟むべきではないとの見解を示しており、日系人活動家たちのおかげで、グレンデール市議会の時とちがってブエナパークは記念碑がかもし出す問題をよく理解しているようだ。よってブエナパークには記念碑は建たないだろうというのが私の予想。

しかし、戦争犯罪として旧日本政府は韓国や中国に損害賠償を払い続けているし、過去の総理大臣らが何度も謝罪して解決済みの問題を、韓国はいったい何時まで蒸し返しすつもりなのか。しかもこうやって何の関係もない外国の小さな市にある東洋の隣国間の歴史など完全に無知な市民の公園に一方的に自分らの言い分だけを書いた記念碑を建てるというのは非常に腹立たしい。

それにしてもグレンデールの市議会も情けない。外国の慰安婦像など建ててる暇があったら、グレンデール出身のイラク・アフガニスタン戦没者の慰霊碑でも建てろってんだ!グレンデール市はグレンデール市民の憩いの場所であるべき。外国のプロパガンダなんぞ広める場所ではない!

January 3, 2014, 現時間 11:10 AM | コメント (3) | トラックバック (0)

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さ、寒い! アメリカ中が震え上がる新年

新年早々アメリカは寒気に見舞われている。本日のドラッジニュースの見出しを観ていると、

ミネソタ、過去20年で「最悪」の深い凍り付き
風感度マイナス50度に達する(華氏)
ニューイングランドで30インチの降雪
ニューヨーク市学校閉鎖
露出した肌は15分で凍り付く
少なくとも9人凍死

なんて記事が羅列されている。

ドラッジは関係のあるニュースと矛盾するニュースを面白く並べる才能があるので、保守派の間では人気があるのだが、ドラッジがずっと地球温暖化をおちょくっていると苦情を言うニュースも見出しの中には含まれていた。

MSNBCのクリス・ヘイズ、ドラッジがあおる地球温暖化への「雪アラシ」に文句を言う

ヘイズは番組のなかで、ドラッジが紹介する出鱈目な反地球温暖化説の記事が国民の間で温暖化への猜疑心を高めるのに成功していると苦々しく認めた。寒い気候が訪れる度に保守派連中は温暖化をおちょくるので、温暖化に関する正当は報道が難しくなっていると不満を述べた。特に今回の地球温暖化観測隊の船が南極の海氷にはさまって立ち往生した件について、地球を救うために大した報酬もないのに命がけで頑張っている科学者たちをあざ笑ってお祭り騒ぎをしていると批判した。

しかし、地球温暖化説似非科学者たちが「なんの報酬もなく」というのは大嘘だ。地球温暖化という似非科学を唱えて、どれだけの科学者や政治家や企業が大金儲けをしたか解らない。地球温暖化の教祖アルゴアなんぞは温暖化説を唱えてそれこそ地球上を回ってお説教ぶって億万長者となった。

科学者の間でも地球温暖化説を批判する科学者達は大学やスポンサーから調査費が降りないだけでなく、大学を首になったりキャリアを破壊されたりしてきた。地球温暖化は何の報酬もないどころかビッグビジネスなのである。

クリス・ヘイズは右翼が一億ドルという金を使って地球温暖化説を崩そうという運動をしていると指摘するが、左翼が何兆ドルという世界中の人々の血税を使ってありもしない地球温暖化を押し付けて来た事実を考えれば雀の涙である。

左翼の科学者や政治家たちがこれだけ一生懸命20年以上にも渡り全世界を騙し続けて来たのに、アメリカ人半数近くが温暖化に猜疑心を持つようになったのは、ドラッジの気の利いた見出しのせいでもラッシュ・リンボーのような右翼トークショーのせいでもフォックスのニュースのせいでもない。地球温暖化説の説得力が薄れたのは、

地球温暖化が起きていないからだ!

いくら地球が暑くなっていると繰り返しても、毎冬毎冬記録的な寒さが訪れれば、いったい温暖化はどうなったのだと人々が思うのは当然。温暖化が起きているというならその証拠を提示すればいいだけの話。

20年前の予測で2014年の冬はこのくらいの温度になるとされていた、という記録と現在の温度とを比べて、本当に温度が上がったのかどうか発表したらいいではないか。温暖化が事実なら、ドラッジが何を書こうと人々は納得するはず。

ヘイズは反温暖化説は馬鹿ウヨが歴史的に正しくない側に回ることを喜んでいるというが、温暖化説批評家は温暖化が起きているという証拠がないことを指摘するだけでいいが、温暖化説を唱える側は、実際に温暖化が起きていることを証明する責任がある。今起きている現象が温暖化を崩すものではない、とヒステリックに騒ぐより、実際に温暖化が起きている事実を提示したらいいではないか、それが出来ないなら温暖化は起きていないと認めるしかない。

実際温暖化説者たちが、温暖化説の名称を「気象変更化」と変えざるおえなかったことからして、彼らがどれだけ自分らの説が微妙なものであるか気づいている証拠である。

批評家に文句を言うより、自分らの説の真偽をもう一度見直しては如何かな?

January 3, 2014, 現時間 10:15 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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日付け → →January 2, 2014

南極、地球温暖化観測船、異例の氷に挟まれ遭難、中国船による救助もままならずず

以前父親に地球温暖化なんて迷信だと言って「南極の氷は溶けているんだぞ!」と怒鳴られたことがあるのだが、数年前には多少解けていたかもしれない南極の氷も、ここ2〜3年、稀に見る厚さに、日本の南極観測船「しらせ」は二年連続して昭和基地に近寄れなかったそうだ。そして今年もまたその厚さは例年以上のものだそうで、数日前から地球温暖化信者、もとい、科学者たちを乗せたロシア船が氷につっかえて立ち往生している。

【シドニー共同】南極海を航行していたロシア船が先週以降、厚い氷と強風に阻まれ、立ち往生している。船内には数週間分の食料などの物資が備えられ、30日時点で乗客の健康にも問題はないと伝えられているが、オーストラリアの海事安全当局などが救助活動を急いでいる。  ロイター通信によると、船は100年前の南極探検を記念した航海の最中で、科学者や観光客ら74人が乗船している。  現場はオーストラリアの南方約2800キロで、船は日本時間の今月25日に遭難通報を発信。

ロシア船はスピリットオブマウソン船で、南極で遭難して生還した探検家ダグラス・マウソンの名を受け継いだ船。2〜3日前に近くに居た中国のアイスブレーカー船「スノードラゴン(雪竜かな?)」が救援に向ったが、こちらも海氷の多さににっちもさっちも行かない状況。もうすこし遠くにいたフランス船からの救助を待っているという状態だった。

今日になって、やっと中国船からヘリコプターでマウソンの乗員の救出にあたることが出来、現在52人がマウソンからアカデミックショカルスキー船を通じてオーストラリアの船に移される予定だという。

何日も氷の間に挟まれたロシア船には地球温暖化説を積極的に唱えているクリス・ターニーが観測隊の隊長として乗り組んでいた。無論観測隊の目的は地球温暖化がどれだけ南極の海氷に影響を及ぼしているか(つまりどれだけ溶けているか)を観測にいったわけだが、今度のことでターニー氏が温暖化説に疑問を持つようになったかどうかは疑問だ。

しかし、マウソンの遭難で南極に居た別の観測船、オーストラリア、中国、そしてフランスの船に乗っていた、もしくはこれらの船からの必需品を待っていた科学者たちは、その計画をおじゃんにされた結果となった。もともとターニー観測隊の目的は似非科学の地球温暖化迷信を調べるというくだらないもの。そんなもののために大事な科学観測が邪魔されたというのは非常に腹立たしい限りだ。

2013年はここ10年来でも記録的な寒さが地球上のあちこちで記録された年であるにもかかわらず、地球温暖化説者たちは2013年は近来でももっとも温度の高い年だったと発表した。いったいどこを観測すればそういう結果が生まれるのだ?

January 2, 2014, 現時間 10:49 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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メリーポピンズが救いに来たのは誰?父親像のあり方を描いたセイビングミスターバンクス

先日ディズニー映画、セイビングミスターバンクス(邦題『ウォルトディズニーの約束』日本公開2014年3月21日)を観た。予告編を観た時は、それほど面白そうな映画ではなかったので期待していなかったのだが、封を開けてみたら予想以外に非常にいい映画でちょっと驚いた。

これは1964年のミュージカル映画「メリー・ポピンズ」制作時の裏話なのだが、ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)が原作者のパメラ・L・トラバース(エマ・トンプソン)女史から映画製作権利を取得するため20数年に渡って女史を口説き落としたという話は有名。映画は、そのトラバース女史がいよいよ台本制作を監督するためロサンゼルスにやって来るという設定で、トラバースの非現実的な要求や我が儘で傲慢な態度に脚本家のドン(Bradley Whitford)や音楽担当のシャーマン兄弟(B.J. Novak、Jason Schwartzman)が四苦八苦するという話。

本当のトラバースが非常に難しい人だったというのは悪名高く、写真で観る限り顔も常にしかめっ面のおっかなそうなオバさんだ。映画はトラバースの子供時代にオーストラリアで育った頃の話とだぶり、銀行員だった父親(Colin Farrell)がミスターバンクス、父親が病気になってから助っ人として遠く東から訪れた伯母(母親の姉)のエリー(Rachel Griffiths)がメリー・ポピンズのモデルになっていることが示唆される。

ディズニーがトラバースをスタジオに招いた時、ディズニーがこの映画を作りたいのは昔娘と交わした約束にあると話をする。

「娘との約束はまもらなければなりません。どれだけ時間が経とうと。それが父親というものですよ。」

というようなことを言うと、トラバースは「そうでしょうか?」と意味深に答える。

私は原作を読んだことはないが、原作を読んだミスター苺にいわせると、メリー・ポピンズは決して好感を持てるような女性ではないという。映画のなかでもパメラは、ディズニー映画のメリーが優し過ぎると抗議。メリー・ポピンズは子供達に現実社会の厳しさに打ち勝つよう厳しくしつけをしなければならないのだと強調する。そして映画自体が音楽やアニメなども含め楽観的過ぎることに大きな不満を見せる。

ディズニーはパメラがこういうきつい性格になった原因はパメラがヘレン・ゴフ(パメラ・L・トラバースの本名)だった子供の頃の苦労にあるのではないかと判断する。

回想シーンに現れる父親のトラバース・ゴフはアル中で娘のヘレン(Annie Rose Buckley、パメラの本名はヘレン・ゴフ)につらい想いをさせる。実際にパメラの父親は銀行の支店長だったのに途中で窓口に降格されてしまったという過去があるので、娘のヘレンが父親に失望したことがあったのは確かだろう。しかしそれでも父親を愛していたことは、ペンネームに父親の名前をつかったことや、ドンとシャーマン兄弟が描いたミスターバンクスの性格にミスターバンクスが意地悪過ぎると半泣きで抗議する場面で顕著に現れている。

英語題の「セイビングミスターバンクス」は「バンクスさんを救う」という意味。家族を救いに来たオバのエリーはパメラの父親を救うことは出来なかった。

「メリー・ポピンズが救いにきたのは子供達ではない。ミスター・バンクスなんだね。」

とウォルト。ウォルトがパメラに自分の厳しかった父親の話をするシーンは感動的で涙が止まらない。ウォルトは父親を愛していたと同時に父親の厳し過ぎる仕打ちを憎んでいた。ウォルトはパメラに子供時代に苦労したのは彼女だけではない、いつまでも過去の悲しみに執着していてはいけないと語るのである。

エマ・トンプソンはトラバースの難しい性格をかなりよく演じていると思うが、実際のトラバース女史はもっと偏屈だったらしい。トンプソンのトラバースは偏屈ながらも好感の持てる作家として描かれている。(それに本人よりずっと美人だし、、、)

ところで、邦題の「ウォルト・ディズニーの約束」というのは非常に良い題名だと思う。バンクスさんを救うでは日本語としてはちょっとおかしい。ディズニーが娘と交わした約束という情熱が最後には実を結んだのであるから、これは非常に適格な題名だ。意味の解らないカタカナ名が多いなか、満足のいく邦題である。

題材はメリー・ポピンズでも映画の内容は大人向け。地味だが非常に感動的な映画である。是非お薦めする。

January 2, 2014, 現時間 1:44 AM | コメント (0) | トラックバック (0)

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