October 3, 2015

共和党大統領立候補者ベン・カーソン氏からメッセージ

共和党から大統領に立候補している一人、ドクター・ベン・カーソンについてお話しよう。彼はカーリー・フィオリナと同じくプロ政治家ではない一般の民間人。ドクター・カーソンは元脳外科の医師で黒人。別に黒人でも白人でも私は興味はないのだが、民主党はやたらと共和党のことを人種差別者だと侮辱するので、あえて言わせてもらう。共和党にも黒人はいくらでも居るし、ドクター・カーソンの支持者は結構いるのだ。

さて、そのドクター・カーソンが何かのインタビューで、自分はイスラム教徒がアメリカの大統領になることは支持できない、というような発言をしてイスラム恐怖症だとかなんとか批判の的になっている。そこで彼は自分の価値観について有権者にメッセージを送っている。無論これは政治コマーシャルなのだが、保守派でもイスラム教批判には消極的な政治家が多い中、こういうことをちゃんと言える人はめずらしい。読む価値ありだと思う。

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親愛なる友へ、

はっきり言わせてもらう。アメリカはユダヤ・キリスト教の価値観によって建設された国だ。

我々は偉大な国家となった地上で最高の多分歴史上でも最も偉大な国となったのも、これらの価値観のおかげである。

政治的に正しい(P.C)警察が独占するメディアは、この価値観と戦争状態にある。

最近私はこれらの価値観を守ったことで非常な批判の的となった。

私は後退する気はない。なぜなら私は他の人々と同じであることになど興味がないからだ。

私は私の価値観や信念を政治的に正しくあるために諦める気はない。

大統領として私は偉大なアメリカの価値観のために戦うつもりだ。

私はアメリカの夢とアメリカのやり方を信じる人々のために戦っているのだ。

アメリカはアメリカに来る誰でも歓迎する。だが彼らはアメリカ人として生きるために来るべきだ。彼らが我々の生き方や自由や憲法を変えようとするのを許してはならない。

私は大統領として憲法を信じ守る人間なら誰でも支持する。

Iだが私はシャリア法を支持したり、シャリア法を破棄しない候補者を支持することはできない。

シャリア法は我等の憲法と自由とは真っ向から対立するものである。

P.C.連中はそれを聞きたくないのだ。

はっきり言って、彼らは私のことも私の政治運動も好きではない。

だが、私の政治運動は私だけのものではない。これはわが国がどの方角に向かっているかということなのだ。

我々は立場をはっきりさせて戦う必要があるのだ。(以下略)

またドクター・カーソンは、イスラム市民団体として非課税対象となっているCAIRをその対象から除くべきだと呼びかけている。なぜならば、CAIRはモスレム同胞団などのテロリストと深い関係があるだけでなく、ドクターカーソンの立候補を取り下げるべきだと政治運動をしているからで、宗教団体や慈善事業団体の政治運動は法律で禁止されている。保守派の宗教団体がささいなことでやたらと税務署の摘発対象になっているのに対し、CAIRはそのあからさまな違法行為を罰せられていない。今こそCAIRは非課税対象からはずされるべきだとドクターは言うのである。

ドクター・カーソンが共和党候補に選ばれる可能性はかなり低い。だが、最初から取り合ってもらえないと思っていたドクター・カーソンの支持率はこの発言以来上昇中である。有力候補と言われていたジェブ・ブッシュなど、もう風前の灯。

プロの政治家ではないドナルド・トランプやカーリー・フィオリナやドクター・カーソンが人気があるのことで、どれだけ共和党の有権者が体制派共和党員に嫌気がさしているかが解るというもの。

マーク・ルビオとかテッドー・クルーズは政治家でも結構革新派。これは決してリベラルという意味ではない。体制派ではないという意味。共和党政治家たちは何故かリベラルのPC度に遠慮して本音が言えないでいる。だが本音を言ってるアマチュア政治家たちの人気が上がっていることからプロも学ぶべき点がいくらもあるはずだ。

いい加減ルビオやクルーズがアメリカの価値観を守るべきというのを聞きたいものだ。

私はトランプは信用していないが、カーソンやフィオリナは好きだ。ただ、彼らに大統領が務まるかどうかとなるとかなり疑わしいと思う。彼らは政権内の長官などには最適だと思うが。やはり大統領は政治家にやってもらいたい。だが、政治家でもジェブ・ブッシュのような体制派では駄目だ。

なんとか若手政治家にがんばってもらいたい。

October 3, 2015, 現時間 11:38 AM

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下記投稿者名: アンデルセン

ドクター・ベン・カーソンに賛同します。

私は、イスラム教徒の受け入れは、イスラム教が国教である国もしくはイスラム教と共存の歴史のある国以外は無理だと考えています。もちろんイスラム教徒にもいろいろな方がいます。中にはヤジディー教徒のためにボランティア活動をする方すらいることは承知していますが、イスラム教国の「憲法」に該当する「シャリーア」を、異教徒の国の憲法の上に置こうとするイスラム教徒と運命共同体を形成することはできません。

日本でもパキスタン系イスラム教徒とうっかり婚姻関係を結んでしまったばかりに地獄の苦しみを味わうことになった日本人女性たちの問題が表に出てきています(といってもマスコミは不思議と取り上げないのですが)。不法滞在、詐欺、脱税、重婚、生活保護受給その他、胡散臭い話は同じ。もっとも日本の場合、中国や韓国、フィリピンやタイ、ベトナム、インドネシア、ブラジル…本人たちは気を悪くするでしょうが「後進国」の人命の安さやモラルの低さに端を発するとみられる犯罪が目立つせいか、「『イスラム教』由来」の問題には関心が低いようです。触るとめんどくさいというのもあるのでしょう。

日本の文化や風習を外国人向けに変えようとする動きにはひどいものがあります。例えば都市部では墓地用土地の入手の困難さや腐敗菌など公衆衛生上の問題で既に禁止の土葬。天皇陛下ですら心を痛められ火葬を希望されたというのに、この狭い日本で、外国人のイスラム教徒が土葬用墓を所望されるのを天下の朝日新聞様が認められるべき「人権」であるかのごとく報道されています。いや、その前に、血統主義の日本ではパキスタン人から生まれた子供はパキスタン人であるという事実を教えて差し上げなさい。
(古い記事ですが)http://www.asahi.com/special/playback/TKY201010170288.html

先日鬼怒川大氾濫の水害がありましたが、沿岸に土葬墓地がなくてよかったなぁと心の底から思いました。腐りきらなかった死体がどんぶらこ流れてきたらちょっとショックですし、疫病も心配です。パキスタン人は地震、噴火、津波と天災大バーゲンの日本に執着せずに、墓くらい2倍の国土を誇る母国に作れよと思うのですが、母国に愛情がないのでしょうか。

ところでベン・カーソンさんは、いつ頃からの「アメリカ国民」でしょうか。血統主義の国の人間として、以前から疑問を持っていました。奴隷として連れてこられ辛酸をなめながら今の地位を築いてきた「黒人」と、アメリカの富や権力に惹かれてやってきた「黒人」のメンタリティーが同じわけがないと。オバマさんに流れる「黒人」の血は「ガイジン」のものです。これがアメリカの歴史と共に生きた黒人の血であったなら、何か違ったかもしれません。アメリカ史に汚点として残る「黒人初の大統領」の地位が、真摯な黒人の未来を妨げるものにならないことを祈ります。

上記投稿者名: アンデルセン Author Profile Page 日付 October 3, 2015 11:24 PM

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