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<title>In the Strawberry Field</title>
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<copyright>Copyright 2009</copyright>
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<title>自由を愛するイラン市民の抵抗をよそに独裁政権に迎合するオバマ王</title>
<description><![CDATA[<p>ジョージ・W・ブッシュ前大統領がイランを悪の枢軸のひとつとして指摘した時、アメリカのリベラルはこぞってあざ笑った。あたかもイランの脅威がブッシュの妄想ででもあるかのように。だが、ブッシュ大統領はイランが１９７９年以来３０年に渡りアメリカの宿敵である事実を常に忘れてず、イランに対して断固たる姿勢をとっていた。</p>

<p>３０年前の１９７９年、当時学生だったアフメディネジャドを含む暴徒はテヘランのアメリカ大使館を襲撃。護衛の海兵隊員を殺害し、館内にいた軍人民間人を含む５２人を拘束。以後４４４日間に渡って拷問監禁した。</p>

<p>その輝かしき日を祝うため、昨日４日、イラン政権は反アメリカ大ラリーを行った。しかし、政権の独裁に抵抗する自由を愛する市民たちは、このラリーに反対して大デモ抗議を行い、<a href="http://www.afpbb.com/article/politics/2659846/4851778">政府側の軍隊と激しく衝突</a>した。</p>

<blockquote>11月4日 AFP】イラン首都テヘラン（Tehran）中心部で4日、米大使館人質事件発生から30年を記念する反米デモ行進が行われるなか、数百人規模の反イラン政府抗議デモも行われ、機動隊と反政府デモ隊が衝突、機動隊は警棒や催涙ガスで反政府デモ隊を解散させた。

<p>　目撃者によると、衝突はハフテ・ティール広場（Haft-e Tir Square）で起きた。デモ隊は「独裁者に死を！」とスローガンを叫び、解散を拒否したため、数十人が機動隊から暴行を受けて拘束されたという。</blockquote></p>

<p>先のインチキ選挙に不満を抱いているイラン市民達は現政権にその不満をぶつけ、イラン政府も政府主催の反米ラリーが抵抗者たちによって邪魔されたことを認めざる負えなかった。興味深いのは、<a href="http://www.nytimes.com/2009/11/05/world/middleeast/05iran.html?_r=1&th&emc=th">ニューヨークタイムスの記事</a>によると、反政府抵抗側の市民からオバマ王に対する不満の声が多く聞かれたということである。</p>

<blockquote><p>公営 IRNAニュースは、午後反政府を象徴する緑色のスカーフをつけた多くの「暴徒たち」がValiasr 通りにある政府ビルの前に集まり、「独裁者に死を」などと反政府スローガンを叫び始めた。</p>

<p>同時に、あたらしいテーマも現れた。抵抗者たちはオバマ大統領に対し「我々と一緒でないならば、敵側と一緒であると見なす。」と叫ぶ声も多く聞かれ、オバマ王のイラン政府との交渉政策に対する憤りをあらわにした。と目撃者は語っている。</blockquote></p>

<p>このイラン市民の自由への闘いについて、オバマ王はホワイトハウスのウェッブページで<a href="http://www.whitehouse.gov/the-press-office/statement-president-barack-obama-iran">公式声明</a>を発表している。オバマは３０年前に起きた大使館襲撃について、アメリカ人人質の犠牲について感謝していると述べた後、この事件をきっかけにアメリカとイランとの間で猜疑心と不審と対立の道が始まったのだと書いている。</p>

<p>イランは最初からアメリカに猜疑心と不審と対立の感情があったからアメリカ人を攻撃したのだ。一方被害者のアメリカ側が加害者に対して猜疑心と不審と対立心をもったとしてもそれは当たり前だ。アメリカとイランの対立はあの事件がきっかけだったというより、アメリカとイランの対立は、あの事件によって顕著になったと言った方がいい。</p>

<blockquote>私は、アメリカ合衆国はこの過去を乗り越えイランイスラム共和国と共通する利益と敬意を持った関係を求めたいことを明確にしてきました。私たちはイランの内政干渉はしません。私たちはイランに対するテロ攻撃を糾弾してきました。 私たちはイランに平和的な核開発の権利を国際的な権利として認めて来ました。私たちは他の国際社会の面々と共に自信つくりに踏み出す意志を表して来ました。私たちは国際エネルギー庁（the International Atomic Energy Agency）のイランの人々に必要な医療援助のリクエストに応じる提案を受け入れました。私たちはイランが他の国々同様（国際社会における）責任を果たしさえすれば、イランも国際社会のなかで繁栄と生産的な道を歩む事が出来ると主張してきました。

<p>イランは選ばなければなりません。私たちは３０年に渡ってイラン政府が何に対抗しているのかを聞いて来ました。今問題なのは、イランにはどのような未来があるのかということです。アメリカの国民はイラン市民とその豊富な歴史に多大なる尊敬心をもっています。世界はイランの人々の正裁に対する強い呼びかけと普遍な権利への勇気ある追求を目撃しています。イラン政府は過去だけに注目するのか、それともより繁栄する機会と人々への正裁への扉をあけるのか、今や決断の時です。</blockquote></p>

<p>なんじゃ、この意味のない声明は。過去は水に流して未来をもとめようなどとアメリカ市民は思っていない。イランがアメリカへの攻撃を反省もせず謝罪もしていないのに、どうしてアメリカ市民が過去を忘れて今後のイランとの関係を良くしたいなどと思うのだ？勝手なことをいうな。</p>

<p>だいたいイラン政府に対して、最初から内政干渉をしないなどと言ってしまったら、いくら国際社会が目撃してるとか、求めているとか、期待しているとか言ってみてもイラン政府には痛くも痒くもない。反対にイランの人々の勇気を讃えるとか言ってみても、イラン市民よ独裁に対抗してがんばれ、アメリカも応援するぞよとは一言もいってない。これではイラン市民は自分らの抵抗運動にオバマの支持があるとはとうてい思えない。</p>

<p>はっきり言って、どうしてイランから一方的な攻撃を受けているアメリカがイランに譲歩しなければならないのだ？　イランが３０年間横暴の限りをつくした結果が、アメリカによる歩み寄りなら、イラン政府はどうしてこれまでの政策を変更する必要があるのだ？今後も今まで通りアメリカを攻撃しつづければ、もっと譲歩してもらえると判断するのが普通ではないか。オバマの声明はイランの暴虐を阻止するどころか、これからもその調子でがんばれや、と応援しているようなものだ。</p>

<p>さて、これとほぼ時を同じくして、イスラエルはイランからのロケット弾がハマスに届けられるのを、途中で発見し押収した。これは明かにイランによる国際協定違反のはずである。それに対して国連は断固たる抗議をしたか、オバマ王は？</p>

<p>イスラエル嫌いの国連やオバマ王がイランのあからさまな違反に興味がないのはあたりまえ。それについてイスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相の<a href="http://www.powerlineblog.com/archives/2009/11/024887.php">すばらしい声明</a>があるので、それは次回に紹介する。</p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_936.html</link>
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<category>イランが危ない</category>
<pubDate>Sat, 07 Nov 2009 12:14:49 -0800</pubDate>
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<title>人種差別とは人種で差別することを言うのではないのか？</title>
<description><![CDATA[<p>先日、カカシがひょんなことから見つけた自称保守派のブログで、カカシは人種差別者であるという誹謗があったので、今回はこのブロガーに反論するというより、いったい人種差別とは何なのだろうかという定義について考えてみたい。</p>

<p>人種差別というからには、個人を個人として判断せず、その個人が所属する人種のみで差別するという意味であるはず。となると、もしもカカシがアラブ人に対して差別意識を持っているとするならば、そのアラブ人がどんなに善良な人であっても、アラブ人だというだけで差別しなければならないはずだ。</p>

<p>だが、カカシは一度でもアラブ人全体が悪者だと言った覚えはないし、そう考えた事すらない。</p>

<p>今回のイラク戦争が始まった頃から、私はイラクで「イラクザモデル」というブログを書いている三人兄弟のイラク人達と知り合いになった。イラク人はアラブ人種だ。彼らはイラクの民主主義を信じ、ブッシュアメリカの善意を評価していた。私は彼らを通じて勇気あるイラク人を何人も知った。アルカエダによる自爆テロに何度も脅かされながら民主主義のために立ち上がったイラク人たちに私は何度も尊敬の意を表した。</p>

<p>私がアラブ人に対して差別意識を持っているなら、明らかにイラク人である彼らに敬意など表すだろうか？</p>

<p>ではカカシがイスラモフォビアであるというのはどうか？　確かにカカシはこのブログで何度もイスラム教過激派の悪行を指摘し批判してきた。だが、私はイスラム教徒全体が悪いと書いたことはない。いや、それどころか、むしろイスラム教全体を敵にまわしてはいけないと何度も主張してきた。</p>

<p>イスラモフォビアというからには、どんなイスラム教徒であろうとも、イスラム教徒であるということだけで差別するというのがその定義のはずだ。イスラム教徒にも色々いるのだからイスラム教こそがテロの根源だなどという考えは建設的ではないと指摘しているカカシがどうしてイスラモフォビアということになるのだ？</p>

<p>はっきり言ってマキシムのような輩は言葉の意味も理解せず、単に他人を人種差別者と呼ぶ事によって特定の集団への批判を免れようとしているだけだ。そういう点でマキシムはアメリカで言うところの「リベラル」だ。彼がもし本当に日本の保守派の典型だとしたら、日本語でいう「保守」とは英語の"Conservative"とはかけ離れたものだと判断するしかない。</p>

<p>アメリカでConservativeといえば、個人の自由を尊重する思想であり、個人が個人として評価されるべきという思想だ。アメリカのConservativeに人種差別を許容する余裕はない。</p>

<p>悪を悪として認識することは人種差別ではない。</p>

<p>はっきり言って日本の保守はマキシムのような人種差別者を拒絶すべきである。あのような人間が本当に保守派を代表するとしたら、リベラル連中に人権擁護法を押し付けられても文句は言えない。</p>

<p>だが、私は信じない。日本にも個人の自由を愛する市民が存在すると確信する。日本の保守はマキシムのように自らを人種差別者と呼んではばからないような人間に保守派のラベルを乗っ取られないように頑張ってほしい。</p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_941.html</link>
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<category>宗教と文化</category>
<pubDate>Sat, 07 Nov 2009 02:15:52 -0800</pubDate>
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<title>テキサス陸軍基地射殺事件、ガンマンに一人で立ち向かった婦人警官</title>
<description><![CDATA[<p>昨日テキサスのフォート・フッド陸軍基地でおきた大量射殺事件において、<a href="http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/2716688/US-army-major-shoots-13-dead-at-Texas-base-but-he-survives.html">イギリスの新聞ザ・サン紙</a>によると、犯人のニダル・マリキ・ハサン少佐を射ってそれ以上の犯行を阻止したのは、交通違反取り締まりパトロール中の婦人警官のキンバリー・マンリー巡査だったという。</p>

<p>ひとりの人間が何故数分間に、しかも二人の民間人を除いて軍人ばかり４０人以上も射てるのか不思議に思うかもしれない。だが、事件が起きたのは戦場ではなく国内の基地内で、ガンフリーゾーンという銃砲携帯禁止地区だった。これは以前に<a href="http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2007/04/post_402.html">バージニア工科大学での乱射事件の時にも話た</a>ように、ガンフリーゾーンほど殺人犯に都合のよい場所はない。</p>

<blockquote>事実小銃携帯許可の普及を唱えるフロリダ大学の統計学者、ジョン・ロット教授によると、いわゆる銃砲携帯禁止地区と呼ばれる地区とそうでない地区を比べた場合、前者のほうが断然殺人事件の割合が高いのだという</blockquote>。

<p>犯行現場に最初に駆けつけたのがマンリー巡査だった。変な話だが、アメリカの基地の警備は軍人ではなく民間の警察が行っている。基地の門に立っている門番も通常は民間の警備会社から雇われてる警備員であることが多い。軍基地内で武装しているのは特別な場所を守っている兵士以外は民間警察及び警備員だけということになる。</p>

<p>犯行現場に最初に駆けつけたキンバリーさんは、後方援護の他の警察官を待たず一人で犯人に立ち向かい、自分も脚を撃たれながら犯人に四発撃ち込んで犯行の継続を阻止した。</p>

<p>ハサンは銃を２丁もっていた。キンバリーさん、お手柄！</p>

<p>関連記事としてカカシの過去のエントリーを二つ張っておく。</p>

<p><a href="http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2007/04/post_402.html">銃が多いと犯罪が減る！え〜ほんとう？</a><br />
<a href="http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2007/04/post_403.html">銃が多いと犯罪が減る！　その２</a></p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_940.html</link>
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<category>対テロ戦争</category>
<pubDate>Fri, 06 Nov 2009 15:01:45 -0800</pubDate>
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<title>プロファイリングは必要だ！</title>
<description><![CDATA[<p>アメリカ軍隊についてよく知らない人は、軍隊というところは非常に保守的で男尊女卑や人種差別が横行していると思うかもしれない。特にリベラルの反軍隊のアホどものなかには、いまだに米軍は黒人ばかりを戦場に出動させているなどと馬鹿なことをいう奴がいる。</p>

<p>だが、実際に軍隊ほど一般にポリティカルコレクトネス(PC)と言われる人権擁護に敏感な組織もない。末端の兵士たちの間で全く差別意識がないかといえばそんなことはないが、組織全体として、幹部の方で軍隊が少しでも差別的な組織であると思われたくない心配が行き過ぎて、差別しなければいけない人間でも差別出来ないという実態がある。</p>

<p>例えば今回テキサスのフォート・フッド陸軍基地で起きた大量殺人事件にしても、犯人は敬虔なイスラム教徒で普段から米軍のイラクやアフガニスタン政策に反感を持っていることを回りの人間は気がついていた。アメリカはイスラム過激派と戦争中である。そういうなかで敵に不自然な同情心を持ち味方の政策に批判的な人間を国家警備に携わる大事な職につかせたまま監視もしていなかったというのはおかしくないか？　しかもこの男は近々アフガニスタンに出動することになっていた。</p>

<p>以前にも２００３年にクエートでイスラム教徒の米軍兵がアメリカ兵のテントに手榴弾を投げ込んで数人の同胞を殺害する事件があった。あの時も犯人の米兵は普段からイスラム過激派に同情的な態度をとり、それで度々上官ともぶつかっていたという事実が後で明らかにされた。にも関わらず犯人はイラクに出動する部隊に含まれていたのだ。</p>

<p>アメリカには第二次世界大戦中に民主党のルーズベルト大統領の命令で敵国の日本と血縁関係があるというだけで、日系人が強制収容されるという歴史上の汚点があるため、このような人種差別的人権迫害を二度と繰り返すまいという反省心がある。</p>

<p>無論単に人種が同じだというだけで差別されるような行為は許されるべきではないが、あからさまに敵に同情しているような人間を人権迫害になるからとか人種差別になるからとかいって国家機密を扱う軍隊で身元調査もせず監視もしていないというのはどう考えてもおかしい。ポリティカルコレクトネスもここまで来たら行き過ぎだ。</p>

<p>カカシは仕事柄しょっちゅう飛行機に乗るが、その度に脇に引かれて特別な取り調べを受ける。せっかくプレミアメンバーになって搭乗順番が先のほうでも、こうやっていつも時間を無駄にされるので全く意味がない。「なんで私が調査されるんですか」と聞くと「ランダムサーチです。」と言われる。ランダムとは無作為という意味だが、なんで無作為捜査にカカシがいつも選ばれるのか不思議でしょうがない。</p>

<p>しかし、カカシのようなどうみてもテロリストに見えない人間をランダムに調査するのは正直言って時間の無駄遣いだ。この間など警備員が開けろといった箱にはカカシのハイヒールが三足はいっていただけ。こんな私が調査を受けている間にイスラム系の名前で変な目つきの若い男達が素通りするのはおかしくないか？　</p>

<p>だが、アメリカの空港で警備を担当するTSP職員には、特定のグループだけを捜査するというプロファイリングは人権迫害になるという理由で禁止されている。以前にも空港で不審な行為をしていたイスラム教のイマーム達を当局に通報した乗客が反対にイマーム達から人権迫害だかなんだかで訴えられた事件があったが、（最近あの訴訟は示談になった）明らかに怪しげな行為をしている人間ですらも、ポリティカルコレクトネスが邪魔をして通報もできない、捜査対象にもならないとなったら、アメリカは国家警備をどうやって施行するのだ？そしてそんなアメリカの馬鹿げたPC方針をテロリストが悪用しないなどと誰が信じる？</p>

<p>今回の事件が独立したものであったのかどうかまだ詳細は解らない。だが、アメリカ各地の基地で、テロリストたちにそそのかされた若者が次の大量殺人を目指してテロの機会を伺っていないと誰が言えるだろう？いや、敵がアメリカのPCをいいことに現役兵をリクルートしていないと考える方が不自然だ。</p>

<p>本来ならば、これを機に基地内に出入りするイスラム教徒や過激派思想に同情的な人員の調査や監視を厳しくすべきだ。だが、事なかれ主義のオバマ王が大統領ではそれも望めたものではない。</p>

<p>アメリカでテロを防ぎたいならば、プロファイリングは必要だ！</p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_939.html</link>
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<category>対テロ戦争</category>
<pubDate>Fri, 06 Nov 2009 13:29:13 -0800</pubDate>
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<title>苺畑カカシは人種差別者、という汚名を拭うために</title>
<description><![CDATA[<p>昨日私は日本の保守派の間に存在する人種差別について書いたばっかりだった。それが偶然なことに、「苺畑より」のリファーラルを辿っていたら、リンクもつけずに<a href="http://maximam357.iza.ne.jp/blog/entry/1271959/">カカシを「真性なレイシスト（人種差別者）」と批判しているブログ</a>を見つけてしまった。</p>

<p>Gaspard de la nuitというブログの著者maximam357（略してマキシムと呼ばせてもらう）は、カカシを無関係なところで、しかもカカシが書いてもいない内容を鍵括弧に入れて、あたかもカカシが生粋の人種差別者であるかのように書いている。ミスター苺は、リベラルの連中は保守派を人種差別者扱いするくらいしか能がないんだから放っておけというが、ちょっときになることがあるので書いておこう。</p>

<p>マキシムのエントリーでカカシが引き合いに出されたのは、オーストラリアでフィリピン人が日本人と間違われて白人のオーストラリア人に殴り殺されたという<a href="http://www.dailytelegraph.com.au/news/builder-james-anthony-dean-willcocks-charged-held-over-race-hate-killing/story-e6freuy9-1225785561877">事件</a>について、それに怒る日本の保守派は彼ら自身が人種差別者なのだから批判する権利などないだろうという主旨のもの。</p>

<p>そこで、マキシムはユアーストゥルーリー苺畑カカシが人種差別者でアンチ移民の保守派の典型的な例ということで引き合いに出している。</p>

<blockquote><p>確かに酷いしあらゆる意味で「オージー馬鹿じゃないの?」と言う話に違いは無いが、此処で、我が国のネット雀連中が「それを言う資格」があったか・・・と言うと実は微妙な気もするんだよね。</p>
 
...そのオージーの低脳な人種差別っぷりの代名詞とも言えるクロナラ暴動(ヨルダン系移民の人々を極右白人集団が襲撃して回った)はネットで紹介されて有名だけど、古森のオッサン御推奨ブロガーの苺畑カカシ姉さんなんかは、このクロナラ暴動全面支持で、<strong>「アラブ移民をブチ殺して清浄な白人のオーストラリアを取り戻そうとする愛国者」</strong>と言うトーンでオージーを礼賛してた訳なんだけどね(苦笑)
 
そして、移民・ガイコクジン参政権反対の絡みで、その<strong>苺畑女史のヒステリックな「反移民」論</strong>をさんざん援用してたのもネット雀の皆さんじゃあなかったのかいな?(苦笑)
 
そりゃまあ、確かに日本に「大量移民」とか「ガイコクジン参政権」が良いかっていやあ、「少なくとも現状の日本では時期尚早」と言う意見は解るし、内容に関しては納得する事も多い。
 
けど、苺畑さんみたいな真性レイシストを援用してどーするのよ、そこで(苦笑)</blockquote>

<p>他人をレイシスト呼ばわりする割には、マキシムのオーストラリア人に対する人種差別偏見が満ち満ちているこの文章は読んでてかなり気色悪い。</p>

<p>クロナラビーチでの暴動は「ヨルダン系移民の人々を極右白人集団が襲撃して回った」という説明は正しくない。当ブログでも何度となく紹介しているように、イスラム系移民（特にレバノンやヨルダン経由のパレスチナ人）による暴挙は他のヨーロッパ諸国でも深刻な問題になっている。オーストラリアでもイスラム系移民による犯罪は手の付けられない状態となっている。イスラム系移民に集団暴行を受けた女性に対し、悪名高いオーストラリアのイスラム師教がバーカを着ていない女は、布巾のかかっていない肉のようなもので強姦されても自業自得だなどと平気で言うような背景がすでにあった。</p>

<p>特にクロナラビーチではこの暴動が起きる以前にも何度も地元の人々がイスラム暴徒によって暴行を受けていた。浜辺には「ここは俺たちのビーチだ、オーストラリア人は来るな」というような看板まで張られていた。ついに度重なる暴挙に耐えきれなくなった地元白人達の怒りが爆発した形であのような暴動が起きたのだ。単に平和に浜辺で甲羅干しをしていた移民が白人崇拝主義の白人達に一方的に暴行を受けたというような単純な事件ではない。</p>

<p>カカシが<a href="http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2006/12/post_246.html">クロナラビーチの暴動について書いた</a>のは、２００６年の１２月、オーストラリアのクロナラビーチで行われるはずだったビキニマーチが、イスラム教過激派の脅迫にあって中止されてしまったという話をする際、その背景にあった一年前の暴動について説明する必要があったからである。</p>

<blockquote><p>このビキニマーチの執行日はもともと１２月９日に予定されていたが、これはシドニーのCronulla海岸でおきた暴動からちょうど一年目にあたる週末だったのである。一般にCronulla riot と呼ばれる暴動のきっかけとなったのは去年１２月に浜辺を歩いていたカップルがイスラム系の十数人に襲われたことから始まる。その数日後、同じ砂浜でサッカーをしていたイスラム系青年数人に注意をした救命隊員がやはり十数人のイスラム系若者に襲われるという事件があった。それまでにも何度かイスラム系の若者によって海岸を訪れる人々が嫌がらせを受けていたようだが、この二つの事件で地元白人の堪忍袋の緒が切れたのかもしれない。</p>

<p>トークラジオのDJやブロガーなどが浜辺を取り戻そうと呼びかけたことから、１２月１１日、Cronulla海岸には５０００人の白人の若者が集まった。 最初のうちは単にお祭り騒ぎをしていただけだった若者たちは、一人のアラブ系男性が数人の白人男性に追いかけられて近くのホテルに逃げこんだのを皮切りに浜辺にいたアラブ系と見られる人々を次々に襲った。若者たちは駆け付けた警察官や救急隊員などにもビールの空き缶を投げ付けるなどの暴行を行い、数人が逮捕された。</p>

<p>その晩から数日後の１５日にいたるまで、今度はイスラム系の若者が復讐のため町にくり出し、商店を破損させたり行き交う人々に襲いかかったりした。キリスト教の小学校に銃弾が打ち込まれ、最後にはキリスト協会が４つも焼かれてしまった。</blockquote></p>

<p>私は暴動という行為自体を正当化するつもりはない。そういうことを意識してこの話を書いたわけでもない。ただ、このような暴動が起きるまでにはそれなりの理由があった。オーストラリア政府がイスラム移民の犯罪をきちんと取り締まり、地元市民の安全を保証していれば、このような暴動は防げただろう。フランスで何週間も続いたイスラム系移民たちによる大暴動を考えると、クロナラビーチの地元民の不満が爆発した理由も理解できる。そういう面では私がこの暴動を正当化したといわれれば、それはそうかもしれない。</p>

<p>だが、犯罪を起こす移民の行為を批判し、政府がそれらの人々を厳しく取り締まるべきだという主張と、移民は全面的に排斥すべきだと言う主張は全く別だ。当ブログを長年ご愛読くださっている読者諸君ならご存知のことだが、カカシは移民に反対などころか、日本にしろアメリカにしろ移民は多いに受け入れるべきだと主張してきた。但し、移民の受け入れ態勢をしっかり整えた上でのことで、という条件付きで。<a href="http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2008/12/post_790.html">国籍法改正についてのこのエントリー</a>などがそのいい例。</p>

<blockquote>実を言うと移民問題はカカシにとっては他人ごとではない。何故ならば、カカシ自身が１９８０年代にアメリカに移住し、その１０年後にアメリカ国籍を取得した移民だからである。カカシのアメリカにおける移民法に関する意見は以前<a href="http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2006/08/post_116.html">移民問題を装う人種差別</a>や<a href="http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2007/07/post_487.html">移民法改正案阻止が共和党の崩壊へとつながる可能性</a>でも述べているが、カカシは移民に対して非常に同情的な立場にあるということを読者の皆様にご理解願いたい。（中略）

<p>しかし私は、国籍法などという末端のことを議論する前に、日本社会は今後移民の受け入れをどのように行って行くつもりなのか、その方針をはっきりさせことの方が大切だと考える。</p>

<p>本人達が意識していなくても移民の受け入れを拒絶する保守派の間には、アメリカでも日本でも他人種迫害の差別意識が少なからず働いている。彼らが明らかな人種差別者であると言っているのではない。だがよそ者には近所に住んでほしくないという気持ちがあることは否定出来ない。</p>

<p>かといって、外国人が無制限に入ってくる事実は治安上も文化上も決して好ましい状態ではない。現に外国人による犯罪は日本でもアメリカでも地元民の犯す犯罪よりも凶悪で頻度は高い。また地元の文化を尊重せず外国の野蛮な文化を身勝手に持ち込む外国人移民による文化の粗悪化も決して無視できない事実である。</p>

<p>しかし、少子化の進む日本において、外国人労働者は必要不可欠。日本人だけでは日本社会はもう成り立たない状態である以上、外国人をやたらに閉め出すやり方では違法移民を増やすだけで何の解決にもならない。</p>

<p>大切なのは、日本の文化を保ちつつ外国人を受け入れる均衡の取れた移民法を作り出すことだ。それには、移住してくる外国人がなるべく早く日本社会に融合してもらえるような体制を日本は整える必要がある。</p>

<p>外人は嫌いだという阻害的な姿勢で、移民を一定地域に隔離して、一般市民とは異なった扱いをしたりすると、今、ヨーロッパ諸国で起きているモスレム移民問題のようなことが起きてしまう。ホストカントリーが自分たちの面倒を見てくれないから、自分たちで仲間を守るという気持ちから、かえって過激な思想が生まれてしまう。</blockquote></p>

<p>マキシムの口ぶりから言って、彼は私のブログを一度も読んだことはなく、他の人たちが私の書いたエントリーの一部を引用して意見を述べているものを、私の主張と勘違いしたものと思われる。私は人権擁護法には反対だし、外国人参政権にも反対だ。だからそういう意見の保守派の人が私のブログから引用したとしても不思議でもなんでもない。ただ、私の文章を引用した人の意見は必ずしも私の意見と全面的に一致するとは限らないので、その辺を間違えないでもらいたい。</p>

<p>マキシムの読者は多分リベラルだろうから、保守派の私が何を言おうと興味はないだろうが、ま、一応間違いはただしておきたかった。</p>

<p><strong>アップデート：</strong>マキシムから返答があったので張っておく。</p>

<blockquote>イラッシャイマセ(笑)御高名はかねがね(苦笑)

<p>自覚なきことは恐ろしい、と言う教訓を改めて頂きました。<br />
貴女ほど優れた反面教師を小生は他にそうは存じ上げません(平伏)</p>

<p>本当、勉強させて頂いてますよ(笑)コモリ氏と言い、貴女と言い…</p>

<p>レッテル貼りと言えば、小生をいきなりリベラル呼ぱわりもレッテル貼りといえばそうですよ?そこらの似非ホシュなんかよりずっと保守派のつもりなんですから(苦笑)</p>

<p>まあ、おきばりやす。ぶぶ漬けでもいかがどすか?(笑)</p>

<p>ま、「人種差別主義者が反移民とは限らず」「移民反対論者が人種差別主義者とも限らない」って事でしょう(苦笑)</p>

<p>カカシ女史は前者、と言う事でよろしいんじゃあないでしょうかしら(苦笑)</p>

<p>日本における『移民反対論』にレイシズム的面が存在することは確かですが、しかし「移民に反対する事」自体は別に人種差別でもなんでもないですよ。制度的・文化的にお互い敬意を払いたいけど国の実情にあわないからお互い「親しき仲にも礼儀あり」で「ホモじゃないんだし男(女)同士で同衾するのはやめましょうよ?」と言ってるだけ、って事もありますしね(苦笑)</p>

<p>小生も「今の日本に移民は時期尚早」と言う立場ですしね。</p>

<p>逆に、一方的にヨルダン移民の人々・モスリム移民に対するネガティブな印象操作に狂奔なさる人こそ、「移民賛成であろうが人種差別・イスラムフォビア」と言われてもシャー無いんじゃないっすかぁ?(苦笑)</p>

<p>大抵の人種差別主義者は「あいつらの方が悪いんだ!俺達は悪くない」って言いますしね。と言うより「汚名」だと言う認識がおありとは驚きですよ(嘲)それだけコテコテの民族憎悪にとりつかれてらっしゃるヒトがぁ(笑)</p>

<p>世界の驚異ですね(笑) </p>

<p>あ、小生は「移民反対論者でメールショーでレイシスト」ですよ?多分ね(笑)</p>

<p>そこ等のひ弱な根性の自称ホシュよりずっと日本保守!を自認してますし(苦笑) </blockquote></p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_938.html</link>
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<category>ネット戦争</category>
<pubDate>Fri, 06 Nov 2009 10:04:33 -0800</pubDate>
</item>
<item>
<title>テキサス陸軍基地での大量殺人がテロだったらどうする？</title>
<description><![CDATA[<p>本日テキサス州の<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091106-00000000-cnn-int">フォート・フッド陸軍基地で乱射事件が発生</a>。１２人が死亡３１人が怪我を負うという大事件が発生した。当初射殺されたと報道された犯人はどうやら生き残ったようで、その犯人像がはっきりしてくるにつれ、非常に戸惑う事件展開となっている。</p>

<blockquote><p>11月6日10時12分配信 CNN.co.jp
捜査当局がCNNに語ったところによると、容疑者は精神科医の資格を持つニダル・マリク・ハサン少佐（39）と特定された。</p>

<p>軍報道官らによると、ハサン少佐は同日午後1時半（日本時間6日午前4時半）ごろ、イラク派遣兵士らの手続き、訓練センターとなっているスポーツ施設で、けん銃2丁を乱射した。施設内では、派遣予定の兵士らが書類記入などを行っていた。警察は共犯の疑いで兵士2人を拘束したが、その後釈放。さらに別の1人を拘束して事情を聴いているという。</p>

<p>ハサン少佐は同基地内の軍病院で精神科医を務めていた。地元CNN系列局が同州選出のハチソン上院議員の話として伝えたところによると、同少佐は近くイラクへ派遣されることが決まり、動揺していたとされる。</p>

<p>フォート・フッド基地は兵士4万人を擁する国内最大の陸軍基地。オバマ大統領は事件の知らせを受け、「恐ろしい悲劇だ」との声明を発表。犠牲者らに哀悼の意を表した。</blockquote></p>

<p>少佐のハサンという名前からも察しがつくように、この兵士はイスラム教徒。しかもAPニュースによると、６ヶ月くらい前からインターネットのサイトに自爆テロ行為は自らを犠牲にして手榴弾の前に身を投げて同胞を救う兵士と同等だというような内容も含め、親イスラム反米的な意見を書き連ねていたらしく、捜査当局の注意を引いていたという。だが、まだ正式な捜査対象にはなっていなかったようだ。</p>

<p>ハサン少佐と一緒に働いたことのある退役軍人テリー・リー氏がフォックスニュースで語ったところに寄ると、ハサンはオバマ大統領がアフガニスタンとイラクから撤退することを望んでおり、よく戦争を支持する他の兵士達と口争いをしていたという。そして自分のアフガニスタンへの出動をなんとか阻止しようとしていたそうだ。</p>

<p>ハサンはまた陸軍制服のままで聖廟によく通っていたという。メリーランド州のシルバースプリングの聖廟のファイズル・カーン師によると、ハサンは昔からの敬虔なイスラム教徒だったが、兵士としての責務にも忠実だったという。</p>

<p>同聖廟において妻を求める書類には、ハサンは生まれはバージニア州アーリントン市としながらも、国籍はパレスチナと記入したという。</p>

<p>「なぜパレスチナ人と書いたのか解りません。彼はパレスチナ生まれではありません。」カーン師はハサンが過激派イスラム教という印象はなかったとし、聖廟でも問題になるような話はしなかったという。ハサンは２００８年の４月に少佐に昇進する前、８年間下士官として陸軍で努めている。またバージニアテック大学時代にはROTCという陸軍学生予備軍にも所属しており、１９９７年に生物化学の学士を取得している。</p>

<p>この背景を聞いているだけでも、このハサンという男、かなり問題がある兵士だと言える。今現在アメリカはイスラム過激派と戦争状態にある。そういう時にイスラム国家に派遣される兵士のなかに敵に新派的な同情心を持っている人間を放置しておいていいはずがない。何故陸軍はもっと積極的にこの男の身元を調べなかったのだろう？</p>

<p>もっともアメリカではプロファイリングといって怪しげな人間の捜査などやたらに行うと、人権迫害だのなんだのといってイスラム市民団体や人権団体と称する左翼過激派から訴訟を起こされかねない。軍隊は結構保守的な場所だという印象があるかもしれないが、軍隊ほど回りからの批判に敏感に反応する組織もないのではないかと思う。だから軍ではハサン少佐の行動はおかしいと気がついていても何も出来なかったのかもしれない。</p>

<p>この事件の詳細がまだはっきりしていないなか、オバマ政権の高官はこれはテロ行為ではないと発表した。はっきり言ってこれがテロか単なる気違いの犯罪行為なのか今の段階で判断することなど出来ないはずだ。それをいちはやくテロではないと断言するところをみると、オバマ王はなんとしてもこの事件を国内に置けるテロ行為であるとは認めたくないとみえる。</p>

<p>それもそのはず、９１１以後、ブッシュ時代にアメリカ国内でテロ行為は一度も起きなかった。計画が途中で暴露され未遂に終わった事件はいくつもあったが、実際にアメリカ人の殺害に成功したこと事件は一度もなかったのである。それがオバマの代になったらテロ行為が起きたとなればこれは大問題。</p>

<p>だが、もし本当にこれがテロ行為だったとしたら、そしてこれが単にハサン単独の行為ではなく、アメリカ各地の基地で次々に計画されている大掛かりな陰謀だったとしたら、オバマ王はいったいどうするつもりなのだろうか？</p>

<p>カカシはちょっと前にアメリカの公共施設での警備が薄くなったように思えると書いた。今回の事件とあの施設での警備の薄さは、偶然ではないと感じるのはカカシの被害妄想だろうか？</p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_937.html</link>
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<category>対テロ戦争</category>
<pubDate>Thu, 05 Nov 2009 23:33:40 -0800</pubDate>
</item>
<item>
<title>ハローウィーン騒ぎ、ちょっと気になった日本保守派の人種差別</title>
<description><![CDATA[<p>ハローウィーンといえば、アメリカでは子供達が仮装して近所の家を"Trick or treat"といいながら訪問し、お菓子をおねだりする習慣がある。お菓子をくれないケチな家にはトイレットペーパーを投げるなどしていたずらをするという暗黙の了解があるが、大抵の家ではお菓子を用意してあるので、まあそういういたずらはあまり見られない。</p>

<p>ハローウィーンとは、「諸聖人の祝日前夜」という意味で"All hallow's Eve"が短縮されたものだというのが言語由来だ。ま、もともとは基督教のお祭りで、この日はご先祖様の霊やそれに混じって悪霊が舞い戻っていたずらをするという迷信があり、日本でいったらお盆のようなものだ。</p>

<p>しかしアメリカでは、そういう宗教的な意味合いはとっくの昔に失われており、今や大人達がどんちゃん騒ぎをするいい口実になっていて、あちこちで仮装パーティや仮装行列が行われたりしている。私もハワイのワイキキに泊まっていた同僚がカルカウア通りに繰り出した大勢の仮装した男女の写真を自分のフェイスブックサイトにアップしたのを見たばかり。</p>

<p>さて、ここ数年、この大人によるハローウィーンのお祭り騒ぎが日本にも輸出されたようで、日本では仮装パーティならぬ、仮装した男女による地下鉄乗車が流行っているらしい。多分最初は日本に住む外国人たちが余興で始めたことなのだろうが、最近では日本人も加わってかなりきわどい格好で地下鉄電車に乗り込んでいるようだ。</p>

<p>これを忌々しく思ったのが日本の保守派諸氏。なんとメガホンとプラカード持参でハローウィーン仮装乗客に抗議をしに出かけたというのだから極端。</p>

<p>その抗議の模様を掲載した、とある保守派サイトをみていて私はちょっと嫌な気がした。それは、抗議をしている人たちが持っている看板に「日本人にハローウィーンは必要ない」と英語と日本語で書かれているものの他に、「白人キリスト教徒による日本侵略を許すな」と書かれた看板が目についたからだ。</p>

<p>はっきり言ってカカシとしては、きわどい衣装を着て電車に乗ってる若い男女を見るよりも、駅の構内で中年のおっさん連中がメガホンで「ハローウィーン粉砕」などと野暮なことをガ鳴り立てている方がよっぽども迷惑。日本の法律を破っていない限り、どんな服装で電車に乗ろうと余計なお世話ではないか。それが電車の中で飲酒したり法律で禁じられている破廉恥行為に至るようなことがあれば、それはそれで警察が取り締まるべきではあるが、単におもしろい格好で電車に乗っているというだけなら、一年に一度のことだし、別にそれほど眉をひそめるほどのことではないと思う。</p>

<p>それよりも、そういうことを口実に他人種や異教徒を迫害するような行為をすることのほうがよっぽども問題ではないだろうか。</p>

<p>日本では宗教の自由は保証されているはずだ。地下鉄に乗り込む若者たちが宗教活動としてこのようなことをしているとは考えられないが、仮に抗議者が言うように、これがキリスト教の宗教活動の一部だと解釈するならば、それこそこの行為は保証されるべきで迫害されるべきではない。</p>

<p>抗議者たちの目的は、単に破廉恥な格好で電車に乗り込むお祭り騒ぎを止めさせたいだけなのか、それとも日本に住む「白人のキリスト教徒」を迫害したいのか、どっちなのだ？はっきり言ってこれなら、スカーフをしていない女性になぐりかかるイスラム過激派と全く変わりがない。</p>

<p>私はずっと、一部の日本の保守派の間にある人種差別的な要素には不信感を持っていた。アメリカの保守派の間でも違法移民を嫌う風潮があるが、単に国土安全の心配からくるものなのか、それとも外国人に対する人種差別からくるものなのか、混乱しているひとたちがかなり居る。</p>

<p>私のブログの読者の皆様は、私がやたらに人権を振り回すリベラルではないことは充分ご承知のはず。その私が「人種差別」や「人権擁護」という言葉を使う時は、けっして軽々しい意味で言うのではない。</p>

<p>リベラル連中が、やたらとこれらの言葉を振り回し、自分たちの都合のいい時に「人種差別だ！」「人権迫害だ！」とやるので、その意味が薄れてしまったことは非情に忌々しいばかりなのだが、一部の保守派の人々によるあからさまな人種差別や外国人排斥行為を見ていると、これらの人々は決して日本の保守派思想推進に役立っていない。</p>

<p>こういう人種差別行為が、「人権」という言葉を振り回すリベラルに、保守派を攻撃する格好の武器を与えてしまうのだと私は思う。</p>

<p>これは以前にも「<a href="http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2008/01/post_618.html">人種差別の汚名を着ないために</a>」というエントリーで書いたことなのだが、ここでもう一度強調しておきたい。一部抜粋するつもりだったが短いので全文掲載しておく。</p>

<blockquote><p>人権擁護法反対の勢いが日本の右翼ブログの増してきているが、それらのブログ及びコメント欄を読んでいてちょっと心配になることがある。人権擁護法は確かに悪法であり、差別意識の「サ」の字もないような善良な市民がこの法律によって迫害される可能性は多大にある。しかしながら、この法律を反対する人たちのなかにこのような法律を正当化してしまうようなあからさまな差別意識を持っている人々がいることも否めない。</p>

<p>我々人権擁護法反対派が本気でこの法律の阻止を望むのであれば、断固として人種（および性別年齢並びに国籍）差別者を拒絶すべきである。例えば中国及び東南アジア諸国からの違法移民や外国人暴力団員などへの批判は当然だが、何世代にも渡って日本に住み着いている在日合法外国人をこれらの違法移民や犯罪者と同等に扱うべきではない。また合法に就労許可を持っている外国人への差別も決して容認されてはならない。</p>

<p>我々が容認できないとする外国人は、日本国内に違法に滞在し日本の法律を犯している外国人のみにしぼられるべきである。そしてその批判の理由は彼等が犯罪者であるからであり、彼等が異人種であるとか外国人であるからという理由からではないことを明確にしなければならない。</p>

<p>であるから、日本にいる「支那人や半島人は国外追放せよ」とか、「ユダ公の陰謀に騙されるな」とかいう発言は「苺畑より」においては完全に拒絶することを明確にしておく。</p>

<p>このような発言は人権擁護法を悪用しようとする左翼連中の「右翼や保守派は人種差別者のあつまりである」というステレオタイプにきっちりはまってしまう。</p>

<p>人権擁護法を阻止したいのであれば、法支持者の立場を正当化するような差別意識は断固拒絶しなければならない。相手側に法律の必要性の大義を与えるような行動を反対派は絶対にとってはいけない。差別意識が存在しなければ擁護法など必要ないのだ。そのことを人権擁護法反対派の我々は肝に銘じておく必要がある。</blockquote></p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_935.html</link>
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<category>東洋危機</category>
<pubDate>Thu, 05 Nov 2009 07:46:37 -0800</pubDate>
</item>
<item>
<title>保守派が健闘した火曜日の米地方選挙</title>
<description><![CDATA[<p>昨日の火曜日はアメリカ各地で選挙があった。そのなかでも特に注目を浴びていたのが、空席になったニューヨーク州２３地区の下院議員特別選挙。久しぶりに共和党候補が優勢になったニュージャージー州とバージニア州の知事選。それからメイン州での同性結婚などである。</p>

<p>何故、ニューヨーク２３地区の特別選挙が話題になったのかというと、前任の共和党のジョン・マックヒュー議員が陸軍長官に任命され空席になった席の後がまとして、地元の共和党委員会が共和党員とは言い難いほどリベラルなディーディ・スコズィファバを候補に上げた。このことに激怒した地元保守派共和党員たちは、党のお偉方に反旗を翻し、保守派無所属候補としてダグ・ホフマンという無名のビジネスマンを候補にあげていたからだ。</p>

<p>保守派運動家の勢力はすさまじく、選挙運動中からスコズィファバの人気は急落し、彼女は選挙前に候補から脱落。結局民主党候補のビル・オーウェンズと保守派候補のダグ・ホフマンの一騎打ちとなり、接戦の末残念ながらオーウェンズが勝ったようだ。</p>

<p>結果的に民主党が勝ったとはいえ、ニューヨークの共和党が圧倒的に保守派支持であることが顕著となったこの選挙。保守派の間で全国的な注目を浴びたという事実も否定できない。共和党上層部は今後リベラルな候補を上げる前に、共和党はかなり保守派になっているという事実をしっかり見極める必要がある。</p>

<p>ホフマン氏は今回は駄目だったが、全くの無名だったビジネスマンがほんの一ヶ月程度の間にここまで人気を得ることが出来たのだ。数ヶ月後に迫った次の通常選挙予選では公式に共和党の候補者となれるよう頑張っていただきたい。</p>

<p>負け戦はニューヨークだけで、バージニア州の知事戦は共和党ロバート・マクドネル氏の圧勝だった。なんとその差１８％！カカシは８月９月とずっとバージニアに居たが、マクドネル氏の人気は大した物だった。また、もう十数年共和党を選んだことがないニュージャージー州で、もっとも腐敗した知事と言われていた現職のジョン・コーザイン知事を破って共和党のクリス・クリスティーがなんと５％差で当選。ミスター苺は昨日、３％以上の差で勝たないと、悪名高いニュージャージー民主党のいかさま勢力が働いて絶対に逆転負けすると言っていたのだが、さすがに５％の差となるといかさまも効かなかったらしい。</p>

<p>メイン州で同性結婚を認めるかどうかという投票では、５３：４７で認めないが圧勝した。これまでに３１の州で同じような投票が行われたが、その度に州民に賛否を訪ねた場合には、州民から拒絶されるという結果となった。３１回の選挙のうち３１回とも拒絶。</p>

<p>メインといえば、ゲイの避暑地として有名なプロビンスタウンなどがあるくらいで、結構同性愛者には寛容な州。そんな州ですら同性結婚は拒否されたのだから、アメリカ人が同性結婚をどう思っているかを悟って、ゲイの方々も無駄な闘いは諦めてほしいものだ。</p>

<p>というわけで、今回の選挙は保守派がかなり健闘した。無論これは独裁者オバマ王にとっては良い結果とはいえない。ニューヨーク２３区がかろうじて民主党に行ったとはいえ、大事なふたつの州を保守派共和党に取られたのはかなり痛いはず。来年の中間選挙が楽しみになってきた。</p>

<p><strong>アップデート：</strong>産經新聞の古森さんもこのことについて書いているので、<a href="http://komoriy.iza.ne.jp/blog/trackback/1304876">リンク</a>を張っておきます。</p>

<blockquote><p>ニュージャージー州での共和党の勝利はさらに大きな衝撃波を広げています。この州は元来、民主党が圧倒的に強い地域でした。しかも民主党の現職知事のジョン・コーザイン氏が共和党の新人クリス・クリスティ氏に負けたのです。</p>
 
ニュージャージー州の知事選にはオバマ大統領自身が熱を入れ、最近だけでも５回もコーザイン知事応援の遊説に出かけていました。投票日の２日前の１１月１日にもオバマ氏は州内各地を回っていました。しかし有権者はオバマ氏の支持する候補を拒否したのです。
 
この結果、オバマ政権は医療改革法案の希望どおりの推進がきわめて難しくなりました。民主党への批判の高まりに、民主党の連邦議員たちの多くが敏感に反応し、大統領の推すリベラル志向の法案には難色を示すようになるからです。</blockquote>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_934.html</link>
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<category>アメリカ内政</category>
<pubDate>Wed, 04 Nov 2009 07:13:14 -0800</pubDate>
</item>
<item>
<title>オバマケアを盲信するのは危険</title>
<description><![CDATA[<p>先日も引用した<a href="http://otona.yomiuri.co.jp/people/obama/091027.htm"><em>いじりめぐみ</em></a>さんが、またまたオバマケアに関する続編を書いている。しかもいじりさんはナイーブにもオバマの口車に乗せられて「がんばれよー。オバマー！！」などと応援までしているので、ここはカカシとしても反論しておかなければならないと義務感に燃えてしまった。</p>

<p>いじりさんは、「信じがたい医療保険の実態」という小題で現在のアメリカの保険制度のホラーストーリーをいくつか述べている、太り過ぎで保険を拒否された赤ちゃんの話とか、一度帝王切開をやった女性は避妊手術を受けなければ新しい保険に加入できなかったとか、いったように。</p>

<p>カカシも健康診断に行った場所のヤブ医者が「小児百日咳の後遺症の可能性あり」と一文書いたのが原因で保険加入を拒否されたことがある。びっくりして日本の母に電話したら「お前は百日咳など患ったことはない。」ときっぱり言われた。でも一度診断書に書かれてしまったものは、いくら誤診だと説明しても聞き入れられなかった。だから私は保険会社には少なからず恨みがある。</p>

<p>確かにアメリカの保険会社の審査のあり方には問題がある。アメリカの医療費が馬鹿高いのも問題だ。持病のあるひとたちの保険加入が困難であることも問題である。これらの問題は改正されるべきである。そのことに異存はない。</p>

<p>だが、それ以上に問題なのは<em>いじりさん</em>のようにオバマケアを支持するひとたちは、オバマケアになったらこのような問題は解決されるとナイーブに信じきってしまっている事だ。</p>

<p>いじりさんは肥満児が保険加入を拒否されたといって怒っている。いじりさん家族は大型家族らしい。</p>

<blockquote>全員大型のいじり家が、もし今医療保険の審査を受けたら……
「あんたたち夫婦、おもいっきりメタボじゃないの！　ブー」
「子供たちは？　１２歳で１７０センチ！　デカすぎ！
　 ７歳で３５キロ！？　デブすぎ！　ブー」
……と、きっといとも簡単に却下されるんだろうなあ。
我が家はすぐにホームレスならぬ「保険レス」になること間違いなしだ。</blockquote>

<p>もし大型家族がオバマケアによって差別されなくなるといじりさんが本気で信じているなら、カカシが以前に書いた<a href="http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/10/post_924.html">このエントリー</a>をよくよく読んでいただきたい。</p>

<blockquote>今回上院は肥満や喫煙といった不健康な行き方をしている人の保険料はそうでない健康な生活をしている人たちのそれより割高になるという提案をした。（略）

<p>現法では、保険料を考慮するうえで、加入者の健康状態によって保険料を二割増し以上にしてはいけないことになっている。それが今回の提案ではそれが三割まで良いことになり、今後も政府の役人にはそれを五割以上引き上げる権限があたえられるというのである。<br />
</blockquote></p>

<p>今回の下院の提案では肥満者や喫煙者の保険料は割高にはなっていないが、上院に行ったら先のような項目が付け加えられる可能性もある。オバマ王やペロシ議長の口車にのって全てを信じきるのは危険だ。</p>

<p>ではさらにいじりさんが説明するオバマケアの実態を読んでみよう。<br />
<blockquote><p>「オバマ・プラン」の全貌</p></p>

<p>じゃーん。これが、オバマの医療保険改革の全貌！　名づけてオバマ・プランだ！<br />
就任以来、公約の医療保険改革を熱く訴えてきたオバマ。 いまいち中身が見えていなかったのだが、 完成しました。オバマ・プラン！ いじり訳でお届けします。</p>

<p>これでーす。</p>

<p>オバマ・プラン<br />
安定と安心をすべてのアメリカ人に</p>

<p>保険を持っている人には、安心と安定を。<br />
保険を持っていない人には保険を。<br />
そして家族、ビジネス、政府のヘルスケアの費用を安くします。</p>

<p>――もし今あなたが医療保険を持っているなら<br />
もっと安定と安心を。</p>

<p>持病を持つ人への差別をやめる。<br />
病気や一番保険が必要なときに、保険会社が契約を破棄できないようにする。<br />
病気になって破産しなくてすむように自己負担に上限をもうける。<br />
マンモグラフィー（乳房撮影専用X線診断）や、インフルエンザ予防接種、糖尿病検査など、健康を促進しお金の節約になる予防医療のために費用を余計に払わずにすむようにする。<br />
メディケア（高齢者と障害者のための公的医療保険）のお年寄りの処方箋支払い問題を解決する。<br />
――あなたが保険を持っていないのなら<br />
すべてのアメリカ人にクオリティーが高く、手ごろな保険の選択肢を。</p>

<p>「エクスチェンジ」という新しい保険マーケットをつくり、保険のない人や中小企業の人たちがプランを比較し、低価格で保険を購入できるようにする。<br />
中小企業が社員に保険を提供できるように、また個人が保険を購入できるように税金を控除する。<br />
手ごろな保険を見つけられない人には、公的保険オプションを与える。<br />
新しいエクスチェンジがスタートするまで経済的に困窮していてシビアな持病を持つ人たちのために新しい低価格の保険を与える。<br />
――すべてのアメリカ人に<br />
わたしたちの家族のため、ビジネスのため、政府のためにヘルスケアの費用を制御する。</p>

<p>財政赤字を増やすことなく、費用は事前に支払われる。<br />
独立した医師や医療専門家の委員会を設け、ヘルスケア・システムに無駄や不正がないか突き止める。<br />
早急に医療過誤改革プロジェクトを発足させ、医師が医療過誤訴訟を恐れた防御的な治療をせずに患者を一番に考えた治療をできるようにする。<br />
大きな会社の雇用者は、社員に保険を与え、保険購入可能な個人には保険加入を義務付け、改革の責任をみなで分かち合う。<br />
これがオバマプランの全貌だ。<br />
</blockquote></p>

<p>何もかも体の良い約束をしてはいるが、それをどうやって実行するのかというと話は全く別問題。自由市場を無視し消費者の支払う値段を下げ人為的に固定しても、医療にかかる費用は下げられない。コストが減っているわけではないのだから、その差額を誰かが支払わなければならない。それを民間の保険会社が持ったら即座に倒産してしまう。公営保険が持つとしたら保険料（税金）を引き上げるしかない。</p>

<p>だいたいお役所仕事のやることで予算内で収まったことなど一度でもあるのか？　絶対に赤字経営になって保険料は引き上げられる。国民は給料から少しづつ差し引かれるからすぐにはその値上げには気がつかない。かえるを除々に湯で上げるのと一緒だ。</p>

<p>それでも安い保険を国民に提供すると謳った以上、大幅な保険料つりあげが出来ないとなれば、医療サービスを縮減するしかない。医療提供の質はおち、患者は保険が降りるまで何週間も何ヶ月も病状が悪化するなか待つはめになるだろう。また、常に赤字体勢だから、治療しても見込みがないと思われる患者の治療は頭から拒否されるだろうし、個人的に不健康な生活をしていると政府に判断されたら罰金として保険料があがるかもしれない。公営保険をすでに取り入れているオレゴン州で癌の治療を申請したら、治療は拒否され代わりに安楽死なら保健がおりると推薦された<a href="http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/08/post_887.html">恐ろしい話</a>は以前にもした通り。</p>

<blockquote>オバマプランは、今のアメリカ医療保険の問題をきちんと受け止めていてよろしい。
けど、本当に今まで以上に財政赤字ならずに実行可能なのだろうか？
本当に医療保険が安く手に入るようになるのだろうか？
共和党を納得させられるのだろうか？
デブでも保険に加入できる明日がくるのだろうか！！</blockquote>

<p>Don't hold your breath. 　（息を止めて待たない方がいいよ。）</p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_933.html</link>
<guid>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_933.html</guid>
<category>アメリカ内政</category>
<pubDate>Tue, 03 Nov 2009 09:25:40 -0800</pubDate>
</item>
<item>
<title>何故アメリカ人は公営保健を嫌がるのか？　アメリカの保険制度は壊れていない</title>
<description><![CDATA[<p>オバマ王の「改正案」を受け入れる前に、我々が考えるべきなのは、１）現在の保険制度は大幅な改正を必要とするほど壊れているのかどうか、そしてそれが　２）オバマケアによって解決できるのかどうか、３）しかもそれを八兆ドルという国費をかけてまでやるほどの価値があるのかどうか、そしてこれが一番大切なことなのだが、4) オバマがこれほどまでに公営保健を強攻したい本当の理由は何なのか、ということだろう。それらを考慮に入れて、<a href="http://otona.yomiuri.co.jp/people/obama/091013_2.htm">いじりさんが掲げた問題点</a>を吟味してみよう。</p>

<blockquote>「保険っていろいろありすぎちゃってわけわからないわ」</blockquote>

<p>アメリカ人は選択が好きだ。ヨーグルトひとつとってみても、カカシが日本に住んでいた頃はヨーグルトは白いプレーンのものだけだったのに、アメリカに来たら、スーパーでは何種類ものフレーバーのヨーグルトが並んでいてびっくりしたことがある。</p>

<p>健康保険も同じで、自分たちに合った保険を、自分たちの経済状態に合わせた保険料と釣り合わせて選びたいという気持ちがある。健康で若いひとなら緊急時のみだけの保険料の安い最低限の保険でいいと思うかもしれないし、若い夫婦なら出産関係の保険が必要だし、子供のいる家族なら良い小児科を選べる保険が必要だし、老人のいる家族なら老人病も含み介護保険なども選びたいだろう。</p>

<p>それがオバマケアになると、どんな状況の人でもすべての人が全て同じ条件の保険に入る事になり、すべてのひとの保険料が同率になるという。ということは若くて健康なので最低限の保険に入っていた人や、今までなら保健も要らないと思っていたような人が、自分では使い切れない高い保険料を無理矢理払わされることになる。これって公平？</p>

<blockquote>DVの犠牲者や、怪我をする可能性の高い仕事につく人たち、病気もちのみなさんは、保険に入りたくても保険会社に却下されるケースが多いとニュースで言っていた</blockquote>

<p>保険会社も商売だ。医療費を支払う可能性が高い人ほど保険料が高くなるのは当然だし、命に関わるような危険な生活をしている人が時として保険を完全拒否されるということがあるのは仕方ないことだ。そういう人でも無差別に保険に加入させたら保険会社は倒産してしまう。</p>

<p>しかし自分の選択で危険な仕事をしていたり、タバコやお酒や麻薬などといった危険な生活を好んでしている人が保険に入れないのは仕方ないとしても、生まれつき持病があったり、自分が悪くないのに交通事故などで後遺症が残ったり、家庭内暴力の被害者などが保険に全く入れないとしたらこれは困りものだ。このへんは確かに改正が必要だろう。</p>

<p>問題なのは、オバマケアがこのいわゆる既存症状を持つ人々の問題をどう取り扱うのかということだ。オバマケアによると公営保険がこれらの人々を差別せずに加入させるのは当然だが、それと同時に民間の保険会社にも強制的にこれらの人々を加入させるべしという項目が含まれている。</p>

<p>オバマ王はよく、現在自分の入っている民間保険が気に入っている人は、それを変えずにそのまま保持することが出来ると言っている。だが、民間保険会社がこれまで個々に行って来た加入審査やケースバーケースの治療費支払いの審査を自分たちで出来なくなれば、これまでのような利益を得ることができなくなる。民間企業は公営保険のように経費が足りなくなれば税金を上げて補うなどということは出来ないのだから。</p>

<blockquote>治療可能な病気にもかかわらず、医療保険がなかったり、あっても保険で払ってもらえなくて治療が受けられず死んでいく人口が先進国とは思えぬほど多いんだって</blockquote>

<p>いじりさんはご存知ないようだが、公営保険をすでに起用しているイギリスやカナダでは、公営保健が必要な治療を許可するのを待っている間に「死んで行く人口が先進国とは思えないほど多くいる。」イギリスもカナダも民営保険は存在せず、保険が治療を許可しなければ自費を払っても治療を受けることは禁じられている。公営保険は常に財政難で治療を必要とする患者たちは何週間も何ヶ月も時には何年も治療を待って死んで行くのだ。ミスター苺のイギリス住まいの友達は、奥さんが呼吸器官の障害で手術を二年も待っているうちに亡くなった。</p>

<p>カナダからは、公営保険から治療許可が降りなかったか、順番を待ちきれなくなった患者達が国境を超えて毎年何万という数でアメリカの病院へ来て治療を受けている。アメリカの保険が公営化されることで、今一番怯えているのはお隣のカナダ人かもしれないのだ。イギリスでも、お金を貯めてインドや他のヨーロッパの国へ行って手術を受けるのが普通になっているという。</p>

<p>アメリカの制度は完璧ではないかもしれないが、アメリカで保険がなくて治療を受けられずに死んで行く人の数がこれらのヨーロッパ諸国よりも多いなどというのは事実無根だ。</p>

<p>また、私は日本の制度がアメリカに比べて優れているというのにもかなり猜疑心を持っている。日本では老人の介護に家族が疲労困憊するという状況がよく起きる。看病に疲れて親と心中したなどというニュースも何回か聞いたことがあるし、現在親の面倒をみているという女性の苦労話なども聞いている。</p>

<p>自宅療養でなく、運良く入院できても同じ病院に何ヶ月もいられないとか、家族が病院に付き添わなければならないとか、かなり病人の家族の負担が大きい。アメリカの病院なら病院の下働きの人がするような仕事を日本では家族が強いられている。日本の保健がそんなに立派なら、なぜそうした費用も保健が払ってくれないのだ？　アメリカでは入院患者に家族が付き添うなど考えられない。</p>

<p>日本に住む私の知り合いに、重度の障害者を抱えた家族がいるが、金銭的な面で施設に入れることもできず家族が面倒をみている。しかし彼の両親もすでに７０代で病気勝ち。これで両親が寝たきりになったり死んだりしたら、障害者の面倒は誰がみればいいのだろうか？　彼の施設への入院費は明らかに国民保険には含まれていない。</p>

<p>それに日本の保険料は個人の収入によって決められており、これは保険料というより税金だ。個人経営者は国民保険への加入は強制的にされるし、その料金もかなりの高額。それに日本の皆様は肌で感じているはずだが、以前より医療サービスは低下しているのではないか？</p>

<p>例えば昔なら６５歳以上の老人は治療費が無料だったのに、今はいくらか払わなければならないとか。公営保険は強制加入だから保険料が上がってサービスが低下しても、それはやめて別の保険に入るというわけにはいかない。足りない分は民営保健に入っておくという方法もあるが、それでは二重に健康保健を払っていることになる。今後老人が増えていく日本で、このような保険だけだったら日本の人々は不安ではないのだろうか？</p>

<p>確かにアメリカの健康保険や医療制度には問題点は多くある。だが、オバマ王が口やかましく言うほど切羽詰まって大幅な改正をしなければならない状態ではない。しかもオバマケアは現在の状況を改善するどころか、かえって悪い状況を生み、それにかかる国費を考えると今やる価値は全くない。いや、それどころかやってはいけないことなのだ。</p>

<p>無論オバマ王が健康保険改正を強攻したい本当の理由は以前にも述べた通り、国民の医療をコントロールすることによって国民をコントロールすることにある。オバマにとって保険制度改正はファシズムを進めて行くための一つの手段に過ぎない。</p>

<p>アメリカ人が公営保険を嫌がるのは、オバマのそうした本心を国民が薄々感じ始めているからではないだろうか。</p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_932.html</link>
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<category>健康管理</category>
<pubDate>Mon, 02 Nov 2009 12:02:12 -0800</pubDate>
</item>
<item>
<title>何故アメリカ人は公営保健を嫌がるのか？　日本の保健は良かったよね〜</title>
<description><![CDATA[<p>オバマ大統領の健康保険改正案について日本でも多少は報道されていることと思う。国民保険や社会保険がずっと生活の一部として受け入れられている日本にお住まいの皆さんには、何故アメリカ人が公営保険にこれほどの拒絶反応を見せるのか不思議に思われることだろう。</p>

<p>カカシは日本を１８歳の時に出てアメリカに移住してしまったので、日本で責任ある社会人として生活したことがない。だから日本の保険システムがどうなっているのか実感が湧かないし、日本の人たちから「日本はいいわよねえ〜」と言われてもどうもピンと来ない。それと同じで、私がいくらここでオバマ王が提案する、おっとオバマ王が民主党議会に依託して提案させた、公営保険案の悪い面を説明しても、日本の読者の方々にはピンと来ないのではないかという気がした。</p>

<p>そこで先ず、日本で大人として暮らして、旦那さんの仕事の都合などでアメリカ住まいをしている日本人家族の人たちがどう感じているか、<a href="http://otona.yomiuri.co.jp/people/obama/091013_2.htm">こんなエッセー</a>を見つけたので一部掲載する。著者は<em>いじりめぐみ</em>さんといい、アメリカ人男性と結婚して二人のお子さんがいるアメリカ住まいの作家。文中の強調はカカシ。</p>

<blockquote>救急車とERと保険のおかげで安心してハチ毒から生還することができたわたしは、「医療保険には入っておかなきゃだめだぞー！」と声を大にして保険加入を自主的に推進している。最近のターゲットは、日本人のNさんだ。

<p>Nさんは、３５歳、元会計士。<br />
夫は大きな金融機関に勤めていたけれど去年まさかの倒産。<br />
彼女は夫と子供を扶養家族にして彼女の会社の保険に入れてあげていたけれど最近退職。<br />
今、家族は保険に入っていないのだ。<br />
「やっぱり子供のことが心配だから何かに入っておこうと思って……」<br />
わたしの大きな声の思いが通じ、Nさんは前向きに医療保険加入を考えていた。</p>

<p>「どう？」<br />
おせっかいばばあ（私のことです）は、今日もちょっかいを出しにいってきた。<br />
彼女は、子供がかかりつけの小児科の先生を変えずに済むプランを探しているという。</p>

<p><strong>「保険っていろいろありすぎちゃってわけわからないわ」</strong>　（略）</p>

<p>「同じ先生が使えて、年間７０００ドルまでは自腹で診察受けることになるんだけれど、<br />
そのあとは２５％払えばよくて、ERは一回１００ドルで……うん？　７０００ドル超えるまでは自腹か、これも……処方箋は８０％負担？　自己負担を超えたうちの２５％がチャージ？　あーしてこうして・・・・・・ああああああ、わからないー！」</p>

<p>と彼女は爆発してしまった。<br />
医療保険ショッピングは複雑怪奇なようだ。</p>

<p>「日本では健康保険証もってればどこの病院でも行けたよねえ」<br />
「明朗会計だったよねえ」</p>

<p>異国の地アメリカでわたしたちは、日本の健康保険制度に郷愁の念を抱くのでした。（略）</p>

<p>医療保険改革問題は、毎日のようにメディアでとりあげられているが、<strong>DVの犠牲者や、怪我をする可能性の高い仕事につく人たち、病気もちのみなさんは、保険に入りたくても保険会社に却下される</strong>ケースが多いとニュースで言っていた。</p>

<p>そしてこの国では、<strong>治療可能な病気にもかかわらず、医療保険がなかったり、あっても保険で払ってもらえなくて治療が受けられず死んでいく人口が先進国とは思えぬほど多いんだって</strong>。<br />
そんなの差別だ！　平等に医療を受ける権利はこの国の人間にはないっていうのか！<br />
びっくりだな、アメリカ。</p>

<p>いろいろアメリカ医療現場の問題が公になっているというのにアメリカは、どうしていまだに医療保険改革を拒むのだろう……。<br />
安心してピーポーピーポー救急車に乗れる生活、民間保険会社がうだうだ言わないすっきり医療保険、あったらみんなうれしいだろうに。</p>

<p>金融業界、自動車産業、そして今度は健康保険までに手を出すか！と、<br />
今のアメリカは、政府がなんでもかんでもに関与してくるのに拒絶反応を示している。<br />
その気持ちはわかるけど、健康が一番！　誰もがちゃんと健康保険に加入して前向きに生きていけるアメリカを目指そうよ！　それがアメリカ再建の活力になるんじゃないのか！</blockquote></p>

<p>このエッセーを読んでいると、アメリカの保険制度はいかにも崩壊寸前という気がするが、実はそんなことはない。著者のいじりさん自体、冒頭で医療費の心配をせずに緊急治療を受けることが出来たことを書いてるし、お友達のNさんも、旦那さんが失業したにも関わらず、自分たちの状況に合った保健を選ぶことが出来ているということに注目して頂きたい。</p>

<p>それから、ここは強調しておきたいのだが、アメリカでは救急病院に運ばれた患者は、治療費が払える払えないに関わらず、放ったらかしにされて見殺しにされるなんてことは絶対にない。縄張り争いで射たれたチンピラの命でも、アル中乞食の心臓マヒでも、救急病院のお医者さんたちは必死に救ってくれる。瀕死の重病人を見殺しにするほどアメリカ社会は非情ではない。誤解のないように！</p>

<p><strong>アメリカの健康保険システム</strong></p>

<p>アメリカの保険制度は、自動車の保険を想像してもらえば一番手っ取り早い。車の保険が、車の値段や、ドライバーの年齢や事故歴や違反数、また個人的にどこまで負担出来るかどうかといったことを考慮にいれて選ばれるのと一緒で、健康保険も自分らの状況によって選ぶ事ができ、無論それによって保険料も変わってくる。ただひとつ違うのは、車の保険は最低限の義務があるのと違って、健康保険は加入の義務は課されていない。</p>

<p>先ず一般的なのは、カカシも加入している勤め先の企業を通じて入れる団体保険。私の場合は幸運で、うちの会社は数社の民間保険会社と契約があるので、自分に合った好きな保険会社を選べる。この保険には扶養家族として私の配偶者も未成年の子供も加入できる。</p>

<p>大抵の企業は一社の保険会社とだけ契約をしているので、苺畑家ほどの選択権はないが、同じ保険会社でも、その家族に見合った保険を選ぶ事が出来る。例えば、うちは中年の男女二人だけだなので、小児科や出産関係の保険は必要ないが、癌とか婦人病関係の治療は必要といったように。</p>

<p>個人経営者や学生などで団体保険に入れない場合は、個人的に民間保険に入る事が出来る。<br />
但し、この際の審査は団体保険よりも厳しいし、保険料も割高である。私は学生の頃、そういう保険に入っていたが、比較的健康だったので、大事故にあったり急病をしたりした時だけ必要な、自己負担金は高いが保険料の安いものを選んでいた。</p>

<p>若くて病気一つしない人のなかには、全く保険に入らない人もいる。上記にも書いたように、アメリカは非情無慈悲な国ではないので、そういう無責任な人でも緊急の場合は治療を施してくれる。後になってどうやって医療費を返済するのか、患者が踏み倒した場合はどうなるのか、これが社会的問題ではあることは確かだ。</p>

<p>ある程度の年代になるとメディケアという公営シニア保険に入れる。この保険の加入はアメリカ市民なら誰も拒否されない。また過度の低所得者にはメディケイドという公営保険も存在する。</p>

<p>記述だが、アメリカでは健康保険は義務づけられていないので、現在健康保険に入っていないひとの多くは保険に入らないことを自ら選んだ人たちだけである。もちろん保険料が高すぎて入れないという人も多くいるが、万が一の時は救急病院に行けばいいと思ってるちゃっかりした人がいることも確かである。</p>

<p>では次に、いじりさんが上げている現在の保険の問題点を上げ、それがオバマケアによって解決されるのかどうか考えてみたい。長くなるので次に続く。</p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/11/post_931.html</link>
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<category>健康管理</category>
<pubDate>Sun, 01 Nov 2009 09:08:15 -0800</pubDate>
</item>
<item>
<title>オバマは非国民どころか反米主義者だ！</title>
<description><![CDATA[<p>ブッシュ政権の時代に、アメリカのリベラルはブッシュとその政権をヒットラーやナチス党に例えて侮辱した。この比較は馬鹿げていたが、言葉の定義を不自然に拡大して、自分が賛成できないことはすべてヒットラーだナチスだと騒ぎ立てることによって元々の言葉を無意味なものにしてしまうのは、リベラルの常套手段だ。</p>

<p>だから、カカシがバラク・H・オバマのことをファシストだと言う時、私はこの言葉を軽々しくは使わない。また、私はオバマをヒットラーのようだなどと言うつもりもない。ヒットラーの狂気と邪悪さは独特であり、スターリンや毛沢東ですら足下にも及ばない。オバマは単にファシストであるという以外には気違いでもなければ邪悪でもない。</p>

<p>という前置きを済ませた後であえて言わせてもらうが、オバマ政権の政策を見ているとナチスとはいかないまでも、ファシスト社会の初期段階を見ているような気がする。</p>

<p>先日、カカシが尊敬する保守派哲学者のトーマス・ソール教授が<em>ジューイッシュワールドレビュー（Jewish World Review）</em>に発表した <em><a href="http://jewishworldreview.com/cols/sowell102709.php3#">Dismantling America（アメリカ崩壊）</a></em>という記事を読んで、これは単に私がそういう気がするというだけではないと確信した。</p>

<blockquote><p>ほんの一年前、選挙で選ばれたわけでもなく、議会の承認も得ていない大統領に任命されたというだけの、単なる「特別顧問」と呼ばれる政府の高官が一方的に
民間企業の重役の給料を五割から９割も削減する権利があるなどと、誰が予想しただろうか？</p>

<p>別の「顧問」がトークラジオを規制するとか、政府が新聞社を援助する、つまり新聞社の生存が政府の好むものを出版するかどうかにかかってくる、などということを言い出すと想像したか？</p>

<p>誰が命を救うために必要な治療を受けられるかどうか「専門家」で成り立つ審査会によって判断されるなど想像したか？</p>

<p>このどの話もアメリカに聞こえるか？</p>

<p>オバマ大統領はすでに国家警察の考えを話はじめている。我が国が二世紀以上もなくて済ませてきたものだ。（略）バラク・オバマが作る国家警察の役割とはなんであろうか？ <strong>アメリカというより、どっかの独裁者たちの茶色いシャツ隊を思わせる。</strong></blockquote></p>

<p>またソール教授は、オバマによる過激派の任命も偶然ではないという。</p>

<blockquote>アメリカの一般的価値観、特に成功するアメリカや世界に影響力のあるアメリカを拒絶するようなこういう人間を政府に取り入れることほどオバマの生涯にわたるパターンに即したものはない。</blockquote>

<p>ソール教授ほどの一流の哲学者が現大統領に対してこのような手厳しい批判をするのも珍しい。だが、オバマ王に至っては教授の批判は正当である。</p>

<blockquote>最初の年に議会に二つの決議案を強引と通そうとした行為ほど、オバマ大統領自身の伝統的なアメリカの価値観への軽蔑心を象徴するものはない。どちらの法案も１０００ページ以上もあり、議論どころか読む暇もないほどせかされた。人々は目覚め始めたせいか、最初の一つだけしか成功しなかった。アメリカがひとつひとつ崩されて行くなか、完全崩壊するまでに充分な人々が目覚めるかどうかは、また別の話だ。そしてそれがこの世代に課された最大の質問だろう。</blockquote>

<p>アメリカよ眼を覚ませ！ <strong>オバマがアメリカを破壊するのを阻止するのだ！</strong> アメリカ崩壊後にオバマ理想のファシスト王国を作らせてはならない！</p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/10/post_930.html</link>
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<category>独裁者オバマ王の陰謀</category>
<pubDate>Fri, 30 Oct 2009 22:06:35 -0800</pubDate>
</item>
<item>
<title>何？　オバマ王はセクシストってまさか！</title>
<description><![CDATA[<p>週末のニューヨークタイムスを読んでいて思わず吹き出してしまう記事があった。なんと左巻きの<a href="http://www.nytimes.com/2009/10/25/us/politics/25vibe.html">NYTがオバマはセクシスト（性差別者）であると主張</a>しているのだ。</p>

<p>まさか、あのオバマ王がセクシスト？　何を根拠にそんなことを言うのだ？しかし記事によると、オバマは男性ホルモン旺盛で、お互いを男性「ドゥード」と呼び合う若い男達に囲まれているという。</p>

<blockquote>最近、これが最初ではないが、高レベルのバスケットボールトーナメントがオバマ大統領主催で完全に女性抜きで行われたことで、（男女差別の）疑いは女性運動家やリベラルなブロガー達の間でふくれあがった。</blockquote>

<p>無茶言うなよ。オバマ王に女とバスケを一緒にやれってのか？しかしNYTはオバマ政権の主要な地位はすべて男性によって占められており、女性はあまり目立たない存在にあると主張する。</p>

<p>しかし読者諸君は、そんなことはないだろう、オバマ政権には結構女性が高い地位についているはずだ、と反論するかもしれない。ちょっと考えただけでも、ヒラリー・クリントンやバレリージェッラットや毛沢東崇拝のアニタ・ダンといった女性達が思い浮かぶ。現にバレリー・ジェラット女史は、</p>

<blockquote>国務長官のヒラリー・ロダム・クリントンをはじめ６人の女性高官が存在する。また女性では最高裁判長官のソーニャ・ソトマイヤー女史、健康顧問のナンシー・アン・デパーレット女史、家庭内暴力対策顧問のメロディー・バーンズ女史などが居る。政権が提供した資料によると<strong>ホワイトハウスの従業員は、男女ほぼ五分五分の割合である。</strong>  </blockquote>

<p>と語っている。しかし最近国務長官のヒラリー・クリントンがどれだけオバマ王にないがしろにされているかは、同ブログでも書いているので、読者諸君も良くご存知のことだろう。</p>

<p>NYTは確かにオバマ政権に女性がいることはいるが、重要な地位はすべて男性に制覇されていると言い切る。で、ジェラット女史のいうヒラリーを含めた６人の高官はというと、、</p>

<ul>
	<li>ヒラリー・クリントン国務長官</li>
	<li>ジャネット・ナポリタノ国土防衛長官</li>
	<li>ヒルダ・ソリス労働長官</li>
	<li>キャサリーン・セベリウス保健長官</li>
	<li>リサ・ジャクソン環境保全長官</li>
	<li>スーザン・ライス国連外交官</li>
	<li>経済アドバイザー、クリスチナ・ロマー会長</li></ul>

<p>先ず、労働省や保険省や環境保全省の長官と言った地位は伝統的に女性の地位とされている。これらの地位は形ばかりで国の政策には特に影響を及ぼさない。</p>

<p>国務長官や国連外交官といった地位は元来は重要な地位であるが、オバマ王は数々の特別顧問を任命して従来の地位を意味のないものにしてしまっている。</p>

<p>現に三十数種にわたるオバマの特別顧問のうち、女性の占める割はなんとたったの９分であり、そのなかでも女性のついている地位は伝統的にお飾り程度に女性が着くと決まっているものだけだ。これで男女の比率は五分五分だなどとよく平気な顔をしてい言えるものだ。</p>

<p>私の職場は男女の比率が９：１という場所なので、スポーツファンの男性達の団結は身にしみるほど感じている。だったら私もバスケットやフットボールに興味を持てばいいではないかと言われるかもしれないが、休みの時にスポーツを観る暇なんてない。なにしろ<em>シャルウイダンス</em>を観るのに忙しいのだ。</p>

<blockquote><p>民主党メディア作戦家に言わせると、オバマは確かに重要な地位に女性をつけてはいるが、オバマの女性スタッフへの対応は男性のそれと比べて公平ではないという。</p>

<p>「オバマには男子運動部でありがちな<strong>女性に対しては持てない男性への親近感</strong>が感じられます」とオバマ政権の女性スタッフと頻繁に会話を交わしているクリントン前大統領の選挙アドバイザーだったトレーシー・セフル女史は語る。</blockquote></p>

<p>そこへいくと、ジョージ・W・ブッシュはちがっていた。ブッシュは重要な地位に幾人もの女性を任命した。政策アドバイザーだったカレン・ヒューズ女史などがそうだが、ブッシュは任命した女性をお飾りのように扱うどころか、彼女たちの権限を拡大して、多大なる責任を課していた。国土保証アドバイザーのコンデリーザ・ライス女史などは、その才能を買われてアメリカ初の黒人国務長官だったコーリン・パウエル氏の跡を継いでアメリカ初、黒人女性の国務長官となった。肩書きだけでなにも実権も持たないヒラリーと違って、ライス女史は中東にしろ東洋にしろ、世界狭しと飛び回ってブッシュ外交の推進に努めた。</p>

<p>女たらしで悪名高いビル・クリントン政権ですら、ジャネット・リノ司法長官やマデリン・オーブライト国務長官といった女性たちは、冗談でもお飾りだったなどとは言えないほど実権んがあった。</p>

<p>男性と女性が別々な付き合い方をするというのは自然だ。女性であるカカシ自身、休みの日に同僚の男達と一緒にスポーツバーに行ったり、クラブに行ったりしたいとは思わない。以外の男達とつきあいたいとは思わない。しかし職場での集まりは個人的な付き合いとは違う。どこの世界に上司やお得意先とのゴルフが個人的な付き合いだなどと思う人がいるだろうか？</p>

<p>好むと好まざるとにかかわらず、職場において上司との「つきあい」は昇格やおいしい企画を取るためには必要な活動だ。</p>

<blockquote><p>一人の若い女性スタッフは（大統領を）おおっぴらに批判したくないとの考慮から、他のスタッフ同様匿名を希望した上で、ホワイトハウスでのスポーツファン的なムードには時として苛立ちを感じるし、興味のない人は多少疎外感を持つと語っている。職場においてこのようなことは良くある事ではあるが、ソポーツによる団結感は上司へのコネにつながることもある。</p>

<p>最近、ベン・フィンケンバインダーという新人報道アシスタントは、そのハンデ無しのゴルフ才能を買われ、オバマ氏と四人でのゴルフに招待された。（CBSテレビ局の記録によると、オバマ大統領は大統領になって以来すでに２３ラウンドのゴルフをしているが、その間に女性を招待したことは一度もない。もっとも記録者によれば招待客の名前は必ずしも公表されないという。またホワイトハウスの報道官によると今週末にはメロディー・バーンズ女史がゴルフに招待されているという）</blockquote></p>

<p>アスレチックという面では何もオバマ大統領が最初ではない。ジョージ・W・ブッシュのマウンテンバイキング趣味は有名だった。しかしブッシュ前大統領は、バイクレースにプロの明日レートを含め多くの女性を招待することでも知られていた。</p>

<p>もちろんオバマ大統領もホワイトハウスも女性差別など馬鹿馬鹿しいと笑に伏してはいるものの、そういうレッテルを張られるのは今後のこともあるので良くないと判断したらしく、オバマ王は男達とのバスケゲームに対抗して女性相手にビスケット付きのお茶会や女性だけのベイビーシャワー（妊婦を囲んで女性たちがあつまり出産後に必要な品物をプレゼントする会） を主催するなどして女性たちのご機嫌取りをした。</p>

<p>オートミールのビスケットだのベイビーシャワーなど子供騙しも甚だしい。女だと思って馬鹿にしないでよ、と言いたいわ全く。</p>

<p>で、オバマ王の出席しない女性だけのイベントを主催するはめになってダン女史はどう感じているのかというと、特に気にしていないそうだ。大統領と一緒にバスケットボールが出来ないからってなんぼのもんじゃいというとこらしい。</p>

<blockquote>「ここでは、そういう社会ですから <font color="#3300FF">私は阻害されてますけど」</font> と女史。<font color="#3300FF">「特に気にしてません。」</font></blockquote>

<p>それにしてもリベラルの本性ってのは興味深い。常に保守派のことを性差別社だの人種差別者だのと批判しておきながら、自分らが崇拝する大統領が恥かしげもなく女性差別をしているのに、フェミニスト達は何も言う事はないのだろうか？</p>

<p>アメリカのフェミニストなんてそんなもんだ。</p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/10/post_929.html</link>
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<category>独裁者オバマ王の陰謀</category>
<pubDate>Tue, 27 Oct 2009 19:55:43 -0800</pubDate>
</item>
<item>
<title>ドイツの１０月、史上最低気温を記録</title>
<description><![CDATA[<p>今年の１０月は<a href="http://www.thelocal.de/society/20091020-22693.html">ドイツで史上最低の温度を記録</a>したという。</p>

<p>気象学者は火曜日の朝、ドイツにおける１０月の気温としては史上最低の摂氏ー２４．３度をドイツ南部のバイエルン州はベルヒテスガーデン自然公園にて測定した。</p>

<p>この気温は寒いことでも有名なバイエルンアルプスふもとの Funtensee湖で測定された。メティオメディア気象サービスの Jörg Kachelmann博士は、 アフプすのシンクホールでは−５５度の温度が記録され、普段は真冬の気温だという。</p>

<p>地球温暖化は何時来るんでしょうね？</p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/10/post_925.html</link>
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<category>科学</category>
<pubDate>Mon, 26 Oct 2009 16:01:33 -0800</pubDate>
</item>
<item>
<title>ブッシュのアフガン政策をパクっても決断できないオバマ王</title>
<description><![CDATA[<p>アフガン状況の悪化は、ブッシュ前政権が７年間放置して来たことが原因であり、オバマ王はブッシュ政権から何の引き継ぎも受けなかったため、アフガン対策を一からやり直しをするはめになった。と自分の優柔不断をあたかもブッシュ政権のせいであるかのように言い続けているオバマ王。そのふがいなさに堪忍袋の緒が切れた前副大統領のチェイニー氏が、オバマは前政権から詳細に渡る引き継ぎを受けていたと、<a href="http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/10/bush_neglected_afghanistan_lik.html">オバマの嘘を暴いた話</a>は先日もした通り。</p>

<p>これについては、ブッシュ時代に国務長官のアドバイザーをしていたクリストファー・ハリソン氏も、オバマ王が今年三月に発表したアフガン政策はブッシュ前政権の提案そのものであり、チェイニー前副大統領も主張しているように、オバマの言い訳は何から何まで出鱈目であると<a href="http://www.powerlineblog.com/archives/2009/10/024789.php">語っている</a>。</p>

<p>ハリソン氏は２００８年のアフガン調査に加わっていたひとで、この調査には、後にオバマチームのマッククリスタル将軍の調査にも加わった人々が何人も参加していた。そのなかに民主共和、イギリス、アフガニスタンなどの同盟国の人々も入っていたという。オバマ王が三月に発表したアフガン政策は、その時にブッシュ政権下でまとめられたものの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/カーボンコピー">カーボンコビー</a>だった。</p>

<p>ブッシュ前政権はオバマ王が大統領になる以前にこの調査結果と新作戦を詳細に渡って何日にも渡って、選挙前から民主と共和の両候補者に説明した。選挙後、オバマが次代大統領と決まった後には、ブッシュ関係者は何時間もオバマ引き継ぎチームに新作戦について念入りな説明をしたという。</p>

<p>ハリソン氏も、チェイニー前副大統領が言っているように、オバマ王がこの新作戦について公表しないように頼んだのは事実だと言っている。ブッシュ前大統領がお人好しにもその依頼を受け入れたのは、新しい大統領の政策を枠にはめたくないという思いやりからだった。しかし今年三月に発表されたオバマ王のアフガン政策にはブッシュ政策と違うところはひとつもなかった。にもかかわらず、オバマ王は新作戦がブッシュ政権からの引き継ぎであることは一言も述べなかったばかりか、今になって、オバマ王は、ブッシュ政権からは何一つ受け継いでいない、アフガン政策はオバマ政権が一から始めなければならなかったと大嘘をついて国民を騙そうとしているのだ。</p>

<p>ハリソン氏はオバマ政権のことを「シカゴマフィア」と呼び、奴らの態度は信じられないと呆れている。ブッシュ政権は詳細に渡ってアフガン政策を練り、著者の名前だけを空白にしてオバマに譲り渡した。それをすべて調査から計画に至まですべて盗んでおきながら、それがあたかも自分の考えであるかのように発表し、しかも自分で発表した計画を実施できないのは、ブッシュ政権がアフガニスタンを放置していたからだと人のせいにするオバマ王。</p>

<p>ハリソン氏は、オバマ王に向かって、オバマがブッシュをこき下ろす事で苦しんでいるのはブッシュ前大統領ではなく、現場にいる兵士とアフガニスタンの市民たちなのだと語る。オバマ王はアフガン政策をすでに一年近くも所持していながら、いまだになにもしていない。この後に及んでも決断できない。</p>

<blockquote>オバマは成功に必要な資源を現場の兵士らに与えるべきだ。そして成功に必要な時間を得るため、それに必要な政治的環境を作り出すべきだ。だが、彼はそのどちらもできないようだ。弱い、弱い、弱い！</blockquote>

<p>オバマ王はブッシュ政権の政策をパクっても決断できないろくでなしなのだ！</p>]]></description>
<link>http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/10/post_928.html</link>
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<category>対テロ戦争</category>
<pubDate>Mon, 26 Oct 2009 00:02:33 -0800</pubDate>
</item>


</channel>
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