December 26, 2008

今や宗教となった地球温暖化説

カカシ夫婦はフロリダはオーランドに隠居した友人の家でクリスマス休暇の一部を過ごした。オーランドといえばデズニーワールドやエプコットセンターなどデズニーのテーマパークがいくつかあるので、カカシ夫婦も数日間遊んで来た。

デズニーワールドへ行く前日に調べた天気予報によれば、オーランドは南カリフォルニアより暖かく、日中の気温は24〜5度で、夜になってもせいぜい14〜5度程度とのことだったので、Tシャツの上に薄手の上着という薄着で出かけたのが大間違い。当日の気温は日中最高気温が10度程度で夕方4時頃には4度くらいまで下がった。しかも風がびゅんびゅん吹いていて乗り物を待つ列に並ぶ気にもならず、早々と引き上げてきてしまった。

カカシはミスター苺と二人で、「アル・ゴアよ!地球温暖化はどうなったのさ、なんでいつもあったかいはずのオーランドがこんなに寒いのよ!」とぶつぶつ文句を言っていたのだが、要するに2〜3日後の天気予報もきちんと予測できないのに、今後100年の地球温暖化が簡単に予測できると考えるほうがおかしいということだ。

保守思想のマイク・ロスによると、今年のクリスマスはアメリカ本土の半分が雪に覆われたという。カカシが先週紹介しようと思って時間切れになってしまったAPの記事によれば、今年はアメリカ本土各地で季節最低気温の記録が出たということだった。もちろん一年くらい世界の一部で寒い冬があったからといって地球温暖化説が間違っているという証明にはならないが、らくちんランプのスパイラルドラゴンによれば、今月13日にポーランドで開かれた国連の温暖対策会議において、650人に及ぶ世界の科学者達がCO2による温暖化説に懐疑の念を示したという。

スパイラルドラゴンがリンクしている長岡シンイチのブログでその一部が紹介されているので、こちらでも紹介しておこう。

科学者の中は、1973年にノーベル物理学賞を江崎玲於奈とともに受賞したイヴァル・シェーヴァー博士、以前池田信夫のブログでも登場していた『地球温暖化論のウソとワナ』の伊藤公紀博士ら、いずれも環境科学や物理化学の権威たちだ。

いくつか科学者たちのコメントを紹介する。

「私は懐疑的だ。〈地球温暖化〉は今や宗教になってしまった」イヴァール・シェーヴァー

「温暖化の恐怖は、歴史上最悪な、科学スキャンダルになるだろう。人々が真実を知る時、彼らは科学と科学者によって騙されていたと感じるだろう」伊藤公紀

「IPCCは、みうちの巡回屋になりさがった。聞く耳も、心もない。あのノーベル平和賞が、素人による(暗にゴアを指している)非科学的な断定に与えられたことにびっくりしている。Dr アラン・D・アウルワリア(インドの地質学者)

「ゴアは、私に再び科学を徹底的に調査しろとけしかけた。けども私は断固として懐疑派の陣営に踏みとどまった。〈気候モデル〉は事実をそっちのけにして、気候変動を説明するのに大変便利なんだよ」蘭・気象学者 ハジョー・スミット

「CO2の排出は、どちらにしてもどんな影響も与えてはいない。科学者なら誰でも知っている。しかしそんなことを言っても金にならないけど・・・地球温暖化とは政治マシンだ。欧米人をラクチンな運転席に座らせて、途上国の人々を裸足のままにしておくためのね」武田邦彦・中部大学資源材料工学教授

地球温暖化の気象モデルは過去の気象データと合致したことがない。つまりこのモデルは現実的には役立たずなのだ。そんなモデルを元に将来の気象予測をするなど馬鹿げすぎている。無論事実は、実際に人為による温暖化が起きているかどうかということではなく、そういう説を押し通すことで国連の政治力を増幅させることが目的だ。

ところで私は中部大学の武田邦彦教授の「欧米人をラクチンな運転席に座らせて、途上国の人々を裸足のままにしておくため」という意見には全く賛成できない。だいたい地球温暖化対策に関してヨーロッパとアメリカを一緒くたにすること自体おかしいのだが、温暖化説が途上国を裸足にしておくどころか、京都議定で経済的に一番損害を被るのはアメリカであり、得をするのは中国やインドのような発展途上国なのである。

カカシが理解している京都議定によれば。(間違っていたらどなたかご指摘願いたいのだが)アメリカや日本のような先進国のCO2排出量が極端に規制される傍ら、中国やインドのような国の排出量には規制が全くない。先進国が排出量を増やしたい場合は、規制のない後進国から排出量を購入することができる。つまり、京都議定は先進国が後進国に経済援助をするために功名に仕掛けられた罠なのである。

京大生協環境リポートは、議定書の問題点として次の項目を上げている。

この議定書にはどのような欠陥があるのでしょうか。また、削減への取り組みに足りない部分はないのでしょうか。以下のことが欠陥として考えられます。

(1) 最大の排出国であるアメリカ合衆国が批准しなかったこと。
(2) 排出量2位の中国や5位のインドなどが、途上国として削減義務を免除されていること。
(3) 「排出権取引」が認められたが、そのガイドラインが定まっていないこと。
(4) 途上国の自主的な参加については、途上国の反対で最後の段階で条文が削除されてしまったこと。

ブッシュ大統領が2001年の就任早々京都議定から手を引いたのもこのトリックを見抜いたからだ。

ところで「私は懐疑的だ。〈地球温暖化〉は今や宗教になってしまった」というイヴァール・シェーヴァー博士の意見には笑ってしまった。それというのも、フロリダの友人と温暖化説について話をしていた時、友人はフォックスニュースのシェパード・スミスが温暖化説専門家へのインタビューの際に、『温度が下がっても上がっても変わらなくても変化してもすべてが温暖化説を証明することになるとしたら、それは宗教と言えるのではないか』という内容の質問をしたと語っていたからだ。

いまや宗教となった地球温暖化説だが、怖いのはその迷信をもとに世界各国で外交や国内政策が立てられ、この不景気に大量の税金が無駄遣いされているということである。

December 26, 2008, 現時間 10:22 AM

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下記は他のサイトからのリンクです 今や宗教となった地球温暖化説:

» 今や温暖化を祈る時、小氷河期は真近いかも from In the Strawberry Field
地球は温暖化しているどころか冷却化が進み、小氷河期に向かっていると唱える科学者たちがいる。マイク・ロス紹介のフリントジャーナルのこの記事の著者ジョン・トムリンソン(John Tomlinson)は地球温暖化は防ぐどころかその到来を祈るべきであると書いている。 去年の12月にポーランドで行われた国連地球温暖化対策会議において、650人にわたるその道の専門の気象科学者が人工的な地球温暖化はメディアが作り上げた神話であり科学的な根拠は全くないと発表したという話はこの間もした通り。気象科学者で国際地質学議会... [Read More]

トラックバック日付け January 19, 2009 11:45 PM

コメント

前のコメント

下記投稿者名: スパイラルドラゴン

カカシさん、こんにちは。

>ブッシュ大統領が2001年の就任早々京都議定から手を引いたのもこのトリックを見抜いたからだ。

この指摘は間違いだと思います。
アメリカの京都議定書を利用した戦略については、武田邦彦教授が著書「環境問題はなぜウソがまかり通るのか2」の中で明確に指摘されています。
http://www.asyura.com/08/nature3/msg/221.html

>つまり、京都議定は先進国が後進国に経済援助をするために功名に仕掛けられた罠なのである。

この指摘も京都議定書に対する誤解から生じた間違いです。
マスコミは、今日まで温暖化対策名目で先進国から発展途上国へと多くの経済援助が実施されていると報道していますが、CDM(グリーン開発メカニズム)投資の多くが何故か中断されたり、CDMのために集められたお金の一部が途中で行方不明になったりしています。
そして、CDMの仲介業務で最も活躍していたのはリーマンブラザースであり、リーマン破綻後にCDM先物価格は何故か暴落しています。

12/12日に閉幕したCOP14で合意されたのが、先進国が発展途上国に対して直接資金提供で賄(まかな)われる「直接拠出方式の基金の設立」だけだったことからも、京都議定書の仕掛けた中心人物が金融ブローカーだったことは明らかです。
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200812200003o.nwc

そして京都議定書の「キモ」は、「途上国の生活は確かに向上するかも知れないが、先進国もこれとパラレルな形で発展する」という点で、あくまでも温暖化対策は先進国が善導し、世界経済の「均衡的発展」という思想。
 要するに、「あくまで主導権は西側諸国にある」という秩序を作り上げることが狙いです。
参照:http://snsi-j.jp/boyakif/wd200806.html


上記投稿者名: スパイラルドラゴン [TypeKey Profile Page] 日付 December 26, 2008 4:31 PM

下記投稿者名: Sachi

スパイラルドラゴンさん、

早速コメントありがとうございます。ご指摘の通り、クリントン大統領は当時民主党が多数を占めていた議会にすら京都議定の施行を提示しませんでした。議会で決議が通るはずがないことを知っていたからです。つまり京都議定の調印はただのパフォーマンスであり、最初からやる気などなかったということです。ゴア前副大統領は本気で地球温暖化への対策を考えているアホですが、クリントン前大統領は単にそれを利用して人気とりをしたかっただけです。

ブッシュ大統領は正直な人なので、調印だけして施行しない議定にいつまでも名前を連ねていても仕方ないので取り下げたわけですが、それにしても議定の内容がアメリカの経済に多大なる負担をかけることになると解釈したことに変わりはありません。

カカシ

上記投稿者名: Sachi [TypeKey Profile Page] 日付 December 27, 2008 9:39 AM

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