July 2, 2011

ガザ船団、アテネで足止めを食う

イスラエルによるガザ航路封鎖を打破すべく、トルコとギリシャから出航するはずだった数隻の船団はエンジンが破損したり、出港許可がおりなかったりで、出航前から色々問題を抱え込んだ。そして本日、出港許可を待たずにギリシャから出航したアメリカ人活動家を乗せた船がギリシャの湾岸警備隊によって引き戻され、船長が逮捕されるという事件まで起きた。

ギリシャ当局によると、逮捕されたのはオダシティーオブホープ号の船長で60歳。(“Audacity of Hope” 「希望を持つずうずうしさ」といった意味で、オバマ王が書いた自叙伝の題名から取ったもの。)名前は発表されていない。

船長は湾岸官制の許可を得ずに出航しようとし船内乗客の身を危険にさらしたとして、罪を問われている。

「オダシティー、、、号」には四人の乗組員と十人の記者を含む36人の乗客が乗っているが、金曜日の夜アテネ付近のぺラマ港から出航しようとしたのをギリシャの湾岸警備隊のスピードボートによって阻止された。

また、トルコとギリシャで船団の船のエンジンが破損した事故に関しては、船団の運動家たちは停泊中にイスラエルの工作員によって破損されたと騒いでいるが、イスラエルは馬鹿げた陰謀説論だと言って犯行を否定している。

調査にあたったトルコ当局によると、エンジンの破損はトルコの港に着く前に起きたもので、意図的な破損ではないと見ている。

イスラエルは当初、船団に乗り込んだアメリカ人記者たちのイスラエル入国は向こう10年間禁止すると強気なことを言っていたが、これまでのアメリカ大統領と違ってオバマ王はいかんせん反イスラエル反ユダヤ人の感情むき出しだ。ここでイスラエルがアメリカを怒らせると、今までは親イスラエルのアメリカに遠慮して黙っていたヨーロッパ諸国があからさまにイスラエルに敵意を示すおそれがあるので、イスラエルとしてもあまり強気に出られないと踏んだよう。10年間入国禁止というのは取り下げたようだ。

オバマ王をはじめアメリカのリベラル連中は何かとイスラエルに敵意を示し、我々の敵であるイスラム過激派のテロリストのかたを持つ。中東でただひとつ民主主義で文明国であるイスラエルをこうもないがしろにするのは何故なのだろう?

July 2, 2011, 現時間 6:03 PM

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