April 17, 2010

引越しブームのアメリカ、苺畑夫婦も便乗

読者の皆さん、更新が滞っていることをお詫び申し上げます。

今、アメリカは引越しブーム。それに便乗して苺畑夫婦も長年住み慣れたマンションを引き払って一軒家に引っ越した。場所は同じ町内で徒歩も可能なほどの近所。先週は一週間この引越しに追われていて、他には何も出来ない状態だった。

カカシが南カリフォルニアのLA郊外にあるこのマンションに越してきたのは今からかれこれ15年以上も前。ウィッティアーの大地震のあった年で、それまで住んでいたアパートの壁が地震で落ちてきたのが直接の原因。

私が引っ越してきた当初、このマンションの住人は引退後の中高年代夫婦か、つれあいを失くした老人の一人暮らしなどがほとんどだった。しかし15年もたてば、亡くなった人もいるし、年老いて一人暮らしが不可能になって老人ホームにはいったり、家族に引き取られたりする人も多く出て、4~5年前の不動産ブームの頃に、多少年代の若い中年世代の人々と叙々に入れ替わっていった。

それが今回の不動産市場崩壊で、ブーム時期に無理なローンを組んで入ってきた住人のユニットが次々に売りに出された。これはうちのマンションだけでなく、アメリカ全国で起きている現象だ。

捨てる神あれば拾う神あり。不動産を買うなら値段が下がっていて、金利も低い今が買い時とばかりに飛び込む人もたくさん居て、今やアメリカは引越しブームというわけ。

我々夫婦がマンションを売りに出したとき、70世帯あるうちのマンションだけで、10近くのユニットが売りに出されていた。これだけ競争相手があると、なかなか良い値段では売れないのではないかと心配だった。なにしろローンの方が実際の不動産の価値より高い人がほとんどだから、(こういうのを逆立ちローンというのだそうだ。)売値が低いユニットが多い。

ただ我々の場合は払いきれないローンがあったわけではないので、特に焦って二束三文で売る必要もない。かなり時間をかけて粘ったおかげで、まずまずの値段で売ることができた。

一番最近の不動産ブームが始まったのは10年近く前だが、2~3年前がそのピークだったのではないだろうか。今回、家探しの時も、まだ数年前に買ったばかりの家をローンが払いきれずに売りに出しているという家を何軒も見た。うちのマンションでも、ユニットの価値の三倍のローンを組んでいる人がいた。いくらなんでもあれはやりすぎだ。

さて、引越しブームと書いたが、我々が引越した週末だけでも、引越し会社の大型トラックがマンション前の道路にところせましと何台も駐まっており、下手をすると、よその家の家具を運んでしまうのではないかと思うほど引越しラッシュが起きていた。

「いや~お宅も引越しですか? で、どちらへ、へえ~」てな具合である。

そういえば、去年バージニア州のD市に行ったときも、ひとつの通りだけで、何軒もの家の前庭に不動産会社の看板が立っているのをみかけた。

今、アメリカでは家を無くす人の数が相当いるのだろう。

オバマ王の救済対策はまるで効果がないどころか、どんどん悪いほうへ向かっている。

April 17, 2010, 現時間 9:58 AM

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