口ばっかりのオバマ政権、アリゾナ州国境警備州兵出動の遅れに地元政治家たちの不満つもる

今年の五月にオバマ王はアリゾナ州の嘆願を受けて2010年8月1日までに1200兵の州兵を国境警備に出動させると約束した。 ところが、7月31日の本日、オバマ政権は、8月1日という日付は、その日から出動が始まると言う意味であり、全員の出動が完了するまでには二ヶ月近くかかると言い出した。これを受けて、アリゾナ地元の議員たちは話が違うと怒りを隠せない。
先日もアリゾナ州の新移民取締法が連邦法廷で違憲であるという判定がでたばかり。
7月の始めに国土安全保障局は8月1日までに州兵を出動させると約束していたが、今日になって州兵局も税関も8月1日は出動開始のめやすに過ぎないと言い出した。
アリゾナ州代表、6000兵の出動を要請していたジョン・マケイン上院議員は、「この政権は約束だけは色々しますが、いざ詳細になってくると何もしません」と呆れている。
州兵の役割について説明されているのかという質問に対して、マケイン議員は「説明はうけていません。口述と書面の両方による説明をずっと求めていますが、答えは『そのうちしますから』で終わりです。」
国土安全保障局のいい分は、もともと州兵の出動は8月1日から始まるという計画で、それは当初から全く変わっていないとアリゾナの怒りに驚いていると反応している。「兵の出動には時間がかかる。何も変わっていない。」といったところだ。
最初からそういう計画だったという国土安全保障局のいい分は正しいのだろう。ただ、オバマ政権も保証局もアリゾナ州に対して故意に誤解の起きる安易な約束をしていたこともまた確かだ。
つまり、マケイン議員の6000兵出動の要請には完全に応えられないにしても、何もしないというのもアリゾナ州のみならず、違法移民問題に敏感になっている国民の手前問題だ。それで一応1200兵を出動させると口約束だけはしておいて、保証局には「なるべく時間を稼げ、急ぐことはない。」と暗に命令していたのだろう。
それで、いざ締め切りの8月1日なって、いや、この期日は完了の期日ではなく開始の期日だ、とあからさまな言い訳をしているのだ。そんなみえみえの嘘をついてベテラン議員のマケインやアリゾナ州民を騙せると思ったら大間違いだ。
すでに出動前から、1200兵程度の出動では国境警備には充分ではないという批判もあり、しかもたとえ出動しても実際に警備にあたるのはその一部で、あとは事務的な補助をするのみになるのではないかという疑いもある。
オバマ王政権によると、1200兵のうちアリゾナ・メキシコ国境出動は524名、250名がテキサス、72人がカリフォルニアに出動されることになっているという。またさらに130人が補助的な事務系の仕事のため出動されるという。
オバマ王が本気でアリゾナの国境警備になど力を入れるはずがない。オバマ王としてはアリゾナが違法移民に侵略されてくれたほうが都合がいいのだ。なるべく多くの違法移民にはいってきてもらって、数ヶ月したら、すべて民主党に登録しオバマの再選に投票すると言う条件つきで市民権の恩赦を与えようとでも考えているのだろう。
民主党は既存の有権者からはどんどん見放されている。アメリカの事情などとんと理解出来ない移民をいいように利用して民主党及び自らの権力を保とうという汚い魂胆が見え見えである。


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メキシコ麻薬戦争、集団埋葬地にて51人の遺体発見される、アリゾナではニオナチが武装警備

メキシコ麻薬戦争はエスカレートするばかりだが、今日メキシコにてライバル同士の戦闘で殺されたと見られる51人の遺体が発見されたという記事を読んだ。

メキシコ北東部モンテレイ郊外のごみ処分場のそばで25日までに、51人の遺体が見つかった。麻薬密売組織間の抗争で殺害された人などが遺棄されたとみられている。ウニベルサル紙(電子版)などが伝えた。

うち48人が男性で、20~50歳程度。腐敗が激しく、ただちには身元の確認ができない状態の遺体が多かったが、腐敗が始まっておらず、死後数日程度のものもあるという。
メキシコでは、南部ゲレロ州タスコ近郊の鉱山でも5~6月、55人の遺体が見つかり、同様に麻薬組織が遺棄したとみられている。(共同)

最近はメキシコの麻薬戦争の記事がしょっちゅうアメリカでも報道されるようになったが、メキシコと国境を接するアメリカの各州では、メキシコの治安悪化は他人ごとではない。アリゾナ州が7月末から実施することになっている厳しい違法移民取締法がアメリカ国民から強い支持を受けているのも、メキシコの麻薬戦争の余波がアメリカにも襲ってくると言う恐れがあるからだ。
にもかかわらず、オバマ王政権は国境を守る気が全くない。それどころか違法移民を全面的に受け入れる恩赦の法律を押し通そうという動きさえある。
私は大きな政府は好まない主義だが、政府がすべき最低限の役割があるとしたら、それは国の安全を外敵から守ることにあるはず。それが出来ないなら政府など全く必要ない!
政府が国民を守ることが出来ないとなれば、国民は自らの手で国を守らなければならなくなる。そうなるとどういう人間が守りにしゃしゃり出てくるか、あまり贅沢が言えなくなってくる。
アリゾナ州でニオナチ(新ナチス)メンバーが武装して国境警備に出かけるなんてことが起きるのも、連邦政府がするべきことをしていないからだ。
連邦政府がすべきことをしないで、地元州が仕方なく取り締まりを始めると、国民の血税を無駄にしてアリゾナ州を訴えたりする。そんなことをしてるからニオナチみたいな人種差別団体に国境警備を乗っ取られるような事態が起きるのだ。
カカシは人種差別はどのような形で行われようと反対である。私は敵の敵は味方なんていうナイーブな見解は持っていない。ニオナチが勢力を得る社会などリベラルファシズムやイスラム教のシャリア法独裁社会と同じように嫌である。
だが、ニオナチの連中はどれだけ歪んだ愛国心であろうとも、アメリカという国を愛しているという気持ちは純粋だし本物だ。その点において、非国民のオバマなんかよりはよっぽどもましである。


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メキシコ、テキサス国境からわずか20km、21人の死者を出した激しい撃ち合い

メキシコの麻薬戦争といえば、同ブログでも麻薬戦争カテゴリーで色々書いて来たが、今回のふたつの事件は、すでに読者諸君にはお馴染みになってしまったテキサスと国境接するシウダフアレズと、アリゾナの国境沿いノガレス郊外から。
先ず先週の水曜日シウダフアレアズにて、チワワ州のサンドラ・ガーシア検事と夫とボディガード二人の乗るSUVが襲撃され、検事とボディーガードの一人が殺され、他の二人は大怪我を負うという事件があった。ガーシア検事は麻薬犯罪関係者の起訴に従事していた。市のあちこちに麻薬ギャングらが書いたと思われる、市長や検事らにあてた手書きの脅迫状看板が残されたという。
21人の死者を出した撃ち合いは先週木曜日の午前4時頃、アリゾナの国境からわずか20キロはなれた人気のない地域で起きた。ここは麻薬密輸や密入国者たちの通路として使われる場所で、メキシコ当局は6人の負傷者を含む9人の容疑者を逮捕、8台の車、7個の武器を押収したと発表している。
これらの事件が起きた同じ週、今年の三月にアメリカ領事職員とその家族含めた数名を殺害した犯人が逮捕された。
逮捕されたヘスース・アーネスト・カストロ(41歳)は、フアレズドラッグカーテル暴力団の殺し専門部署の部員。カストロは殺人の動機は復讐だったとし部下数名に命じて領事役員とその家族を殺させた事実を認め、殺した理由は領事館がライバル暴力団の団員にビザを発行したからだと自白している。
はっきり言ってだ、麻薬暴力団の動機なんざどうでもいい。奴らは自分らの麻薬商売の邪魔になる人間は、ライバル暴力団はもちろんのこと、警察官だろうが保安官だろうが検事だろうが裁判長だろうが、単に領事館でビザ発行に関与していただけの気の毒な身重の女性事務員だろうが、たまたまその彼女と同じ車に乗っていた夫や子供までも残虐に殺害することを何とも思わないケモノたちなのだ。
最近のドラッグカーテルたちはその武装も戦闘技術も高度になり、地元の警察だけでは全く手に負えない状態になっている。出動された軍隊ですら手を焼いており、シウダフアレズはほぼ無法状態になっているのだ。
国境からわずか20kmのところで、こんな恐ろしいことが起きている国からの密入国者を、アリゾナ市が厳しい法律で取り締まるのは当たり前ではないか。カルデロン大統領は、アリゾナ州の法律や国境警備隊に八つ当たりしていないで、アメリカの協力を求めて自国の治安維持に勤めるべきだろう。明らかにメキシコ政府にはギャングたちを鎮圧する能力はないのだから。
もっともアメリカもオバマ王がメキシコ政府と一緒になってアリゾナ州を批判しているくらいだから、この二人が頼りでは、麻薬戦争終結など全く期待出来ないが、、、


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アメリカ・メキシコ国境は戦闘状態にある!

今朝の新聞見出しを読んでいたら、メキシコ軍隊がアメリカ国境警備員に向かって銃を向けたという記事が目についた。
事の発端は数日前、テキサス州エルパソ市にて、国境警備員数人が自転車でパトロール中に見つけた密入国者を取り押さえている最中に、国境を隔てたメキシコ側から数人の男達に石を投げられる攻撃を受けたことから始まる。
我が苺畑よりの御常連ならこの「石を投げる」という行為が単なる子供のいたずら程度のものではないことくらい充分にご察しのことと思う。
パレスチナの「子供達」がイスラエル兵士に向かって「石を投げる」行為を思い出していただければ想像が付く通り、これが5〜6歳の子供たちが数人集まって小石を投げるような、お遊び程度の行為だと思ったら大間違いである。十代の若者十数人がこぶしより大きな石を、数人の警備員に向かって何十個も投げる行為なのだ。
無論アメリカ側はこのような攻撃を黙って見ているわけにはいかない。それで正当防衛のため発砲した際に、その弾が14歳の少年に当たり、少年は即死した。
メキシコ側では家族が集まり、何の罪もない子供をアメリカ人は虐殺した。人種差別だ、人権侵害だ、とかなんとか騒ぎ立てているが、この少年、実は前科5犯のしたたかもの。
メキシコの暴力団はアメリカの法律が未成年に甘いのを利用して、違法移民密入国の手先や麻薬の運び屋などをやらせている。現にこの少年が5回もアメリカ当局に取り押さえられているにも関わらず、刑務所にも入らずに国境あたりをうろうろしていることからして、メキシコ暴力団が未成年を好んで使うのは当たり前だ。で、あるから、歳が若いから純真無垢なんてことはないのである。
さて、この事件はほんの二週間前にカリフォルニアとメキシコの国境でメキシコ人男性が死亡した事件に続き二件目の死亡事件である。カリフォルニアでは、強制送還途中のメキシコ人男性がメキシコの国境でアメリカ警察官に抵抗して暴れた際に、米警察官が鎮静のために使ったスタンガンのショックで死んだというもの。
たった二週間の間に二人も死者を出したとして、メキシコ側からは大統領をはじめアメリカに対して批難轟々である。特にカルデロン大統領などは、アリゾナ州の移民法を持ち出して来て、アメリカ人の人種差別があ〜たらこ〜たら言い始めた。自分とこの問題を解決できないでいて、アメリカの法律に口出しするな!
メキシコ軍の兵士らは、この少年の死後即座に国境に集まり、捜査に現れたアメリカのFBIの捜査官らに国境を向こう側からライフルを向け追っ払ったと言う。
メキシコ側はアメリカ人が証拠隠滅をしようとしたと批難。だが、実際にはメキシコ側の兵士が越境して何かを拾って行く映像が警備カメラに写っているという。メキシコ側は自分らの証拠隠滅もしくは証拠ねつ造事実がFBIに見つかるのを恐れて追っ払ったのだろう。
メキシコの新聞では、メキシコ人がこぶしや石で攻撃したからといって殺してもいいということになるのか、というコラムが載ったそうだ。そこでカカシはおききしたいね。もしもガテマラやペルーからの密入国数名がメキシコの国境警備員に拳や石で攻撃をしかけたら、メキシコ警備員は黙って殴られているのかな、と。
イランでは投石処刑というものまであるくらいで、石を投げると言う行為は立派な武装攻撃である。銃を持つ警備員にそんな攻撃を仕掛けておいて反撃されたと文句をいうほうが筋違いというものだろう。
だが、国を守る気ゼロのオバマ王は、こんなことが起きているにも関わらず国境への州軍出動をかたくなに拒んでいる。


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米民主党議会、国境警備6000兵増派を阻止

5月27日のAPニュースによると、オバマの民主党上院議会は、アリゾナ州代表のジョン・マケイン上院議員(共和)が提案しているメキシコ国境の警備に6000兵の援軍を送る計画を拒否した。
アリゾナ州におけるメキシコ国境での状況は悪化の一途をたどっており、アリゾナ州だけでも、少なくとも3000兵の援軍が必要だと話たが、可決に必要な60票を集めることが出来なかった。
前回もお話したように、オバマ王は1200人の州兵を国境警備に出動させるとは言っているものの、その配置や職務にかんする詳しい決断はまだ下していない。
アメリカはスローモーションでメキシコの麻薬暴力団と違法移民らによって侵略されつつあるのだ。国境を守れずしてどうやって独立国が成り立つのだ?
どうでもいいような個人の生活には口うるさく干渉するくせに、肝心の国家防衛となるとまるで知らん顔。私は大きな政府には反対だが、それでも政府に役割があるとしたら、それは防衛と国土安全保障が最優先のはずだ。それが出来なければ政府など存在する意味がない。
国土安全保証庁はなにをしている?防衛庁は?オバマ政権は?民主党議会は?
お前ら国を守ることに興味ないのか、この非国民!


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治安悪化するメキシコ国境。テキサス州民の救援嘆願を無視するオバマ王

昨日もメキシコと国境を接するアリゾナ州住民の苦労話をしたばかりだが、今度はやはりメキシコと国境を接するテキサス州でも、メキシコの麻薬戦争の飛び火によって悪化している治安を沈静すべく、テキサス州知事が一年半前にオバマ政権に州兵出動の嘆願書を提出しているにも関わらず、いまだに全く梨の礫だという記事を読んだ。
メキシコの麻薬戦争は、メキシコ政府だけでは手に負えないひどい状態になっているという話は、読者諸君もすでにご存知だと思う。このメキシコの麻薬密売者たちや暴力団員たちが、国境を越えてテキサス州のまちまちでも暴力沙汰を犯しているという事実は、地元でも非常な問題となっている。
その状態を懸念したテキサス州のペリー知事は、一年半前にオバマ大統領、ゲーツ防衛庁長官、そして国土安全保証庁のナポリタノ長官らに、州兵を出動させて国境の警備に当たらせて欲しいと嘆願書を提出した。しかし、一年半たった今もオバマ政権からは何の返事も送られてこない。
ペリー知事はその後も何度かオバマ政権に手紙を送っているが、最近になってオバマ王は一応、1200人の州兵出動を許可したというが、兵士らがどの地域をどのように警備するのかという正式な答えをペリー知事はまだもらっていないという。
オバマ政権は州兵の配置についてはまだ検討中だとしている。
まったくオバマ王は国境警備にまるで興味がない。自分は何十人というFBIエージェントや海兵隊員に守られてのんびりゴルフなんかやってるくせに、国境沿いの住民がメキシコからの進入する犯罪者によって日夜危険にさらされていることなどおかまいなしだ。
オバマにはアメリカ国土もアメリカ市民も守る気が全くないのだ。そんな奴にアメリカの大統領をやってる資格はない。
つけたし:
テキサス州と国境を接するメキシコのシウダフアレズでは、さる3月15日、アメリカ領事館につとめる職員の二家族が別々の事件で同日に襲われ、職員ら三人が射殺されるという事件が起きている。

【3月15日 AFP】米国境に近いメキシコ北部シウダフアレス(Ciudad Juarez)で13日、米国領事館職員の車両が麻薬組織とみられる一味に相次いで襲撃され、職員や家族が射殺される事件があった。米政府が14日、明らかにした。事件は、メキシコ北部における麻薬組織絡みの抗争の激化を裏付けるものとなった。

 1件目の襲撃事件は、在シウダフアレス米領事館で米国人対象の事務を担当していた米国人女性が乗った車両を狙ったもので、この女性職員と米国人の夫が射殺された。車両には幼い娘も乗っていたが、後部座席にいたため無事だった。
 2件目の事件では、米領事館のメキシコ人女性職員が運転する車が、夫と2人の子どもが乗った別の車とともに移動中、夫らが乗った車が襲撃を受けた。この女性職員のメキシコ人の夫が射殺され、子ども2人も負傷した。
 領事館職員を狙った襲撃事件をうけ、米国務省はただちにメキシコへの渡航延期勧告を出すとともに、シウダフアレスのほか、北部のティフアナ(Tijuana)、ノガレス(Nogales)、ヌエボラレド(Nuevo Laredo)、モンテレイ(Monterrey)、マタモロス(Matamoros)の各領事館に勤務する米国人職員に対し、安全上の懸念があるとして4月12日までに家族を帰国させるよう勧告した。(c)AFP

この二つの事件が関連があるかどうかは、はっきりしないというが、二家族は同じイベントに参加した直後に襲われていることから、かなりの関連性が考えられる。
いまでは世界でももっとも危険な都市と言われるようになったメキシコのシウダフアレズ(Ciudad Juarez)では、去年だけで2500人の市民が殺害された。
領事官職員とその家族を含む三人が殺された週末は特に血なまぐさく、なんと50人が麻薬関係の暴力で殺害されている。
私もテキサス州には知り合いが多いが、特に国境付近のエルパソ市に住む友人は、昔は国境を歩いて超えて遊びに行ったりしていたものだが、今では怖くてとてもそんなことは出来ないと語っていた。メキシコ側では未成年者の飲酒などをうるさく取り締まらないので、若者が春休みなどにハメをはずすことで人気があったが、今はそういう行動は慎むようにと警告が出されているほどだ。


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不法侵入違法移民を取り押さえた地主が人権侵害で訴えられる

自由社会において一番大切なものは個人の家や土地といった個人の所有物の保証である。個人の持つ家や土地はむやみやたらに他人が取り上げることはできない。それが泥棒であり政府であり諸外国の武力であり、外敵から自分の所有物を守ることが出来なければ自由社会は成り立たない。
であるから、自分の家に不法に侵入した犯罪者を、家主が暴力を使ってでも取り押さえる権利がなかったら、この家主にとってこの家は自分の所有物であるとはいえなくなる。
アリゾナでは、独裁者オバマ王の指令の下、まさにそれが起きている。
ワシントンタイムスによると、メキシコとの国境線に酪農地を持つアリゾナ州の男性が、10年間にわたり自分の土地を通って密入国する異邦移民を取り押さえてきたが、その男性が16人のメキシコ人に反対に人権侵害で訴えられ、しかもアメリカ連邦裁判所は、その訴えを却下せず、訴訟の継続を認めるという信じられないようなことがおきている。
訴えられた男性はロジャー・バーネットさん64歳。元警察官で1998年にバーネットさんの土地に不法に侵入し家畜を殺し建物を破損した挙句に、バーネットさんの自宅にまで侵入した際、その密入国者を取り押さえて地元警察に譲り渡したことがきっかけとなり、以来10年以上自分の土地に不法侵入する密入国者たちを取り押さえてきた。
この訴訟のもととなる事件とは、2004年3月に5人の女性を含む16人の密入国者がバーネットさんの土地に不法侵入した際、銃をかまえ犬を連れたバーネットさんに取り押さえられたというもの。
原告側の弁護士によると、このときバーネットさんは犬を放つと脅した上、さらに逃げれば撃つと脅したという。
原告側は、メキシカンアメリカンリーガルディフェンスアンドエジュケーションファンドというメキシコ系アメリカ人の市民団体がスポンサーとなって、バーネットさん及び密入国者を逮捕した地元保安官を相手取り、3200万ドルの損害賠償を求めているという。
バーネットさんは1998年から1万2000人の密入国者を取り押さえているという。
バーネットさんによると、密入国者の通り道となっているバーネットさんの土地には、侵入者たちが残していったごみが何十センチにも積み重なり、単なる紙やペットボトルに加え、汚物や煙草の吸殻などが無数に残されているという。
また家畜用の貯水槽やフェンスなどが何度も破損され、侵入者の残したビニールを食べた家畜が死んだりしたこともあるという。バーネットさんが銃を自衛用に所持しているのは、時々はいってくる麻薬密売者たちが武装しているからだそうだ。
だいたい他人の土地に無断で入ってくるような人間数人と素手で立ち向かえるわけはないのだから、地主がなんとしてでも自分の土地を守りたければ銃を持ち歩くのは当たり前だろう。侵入者は殺されても文句がいえないのに、反対に訴えるなどとは言語同断だ。
本来ならば国境警備は国の責任のはずだが、オバマ王は国土安全保障になどまるで興味がない。それどころか国境警備を強化しようとするアリゾナ州の新し移民法をメキシコ大統領と一緒になって批判しているという非国民だ。
こんな訴訟が却下されずに認められるなどということは、自由の国アメリカではおきてはならないことだ。だいたい密入国者に人権などない!
もしバーネットさんがこの訴訟によって金銭的な負担が起きすぎて、この土地を手放したとしよう。そうなったら原告側は不法にバーネットさんの土地に侵入した上、訴訟を通じてバーネットさんの土地を取り上げたことになる。そんな理不尽が通っていいのか?
だとしたらメキシコとアメリカの国境など存在しないことになるではないか? 独立国の国境を守れずしてアメリカは独立国といえるのか?
これはバーネットさん個人の問題ではない。アメリカの国境警備、国土保証、自由社会への攻撃だ。
このような訴訟が起きている間にも、オバマ王はホワイトハウスでメキシコ大統領歓迎のため、有名人や芸能人を集めて盛大なパーティを行っている。


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メキシコ大統領の偽善的なアリゾナ州移民法批判

本日、訪米中のメキシコのフェリペ・カルデロン大統領はアメリカ議会の席でアリゾナ州の移民法は人種差別だと批判をした

米・メキシコ首脳、アリゾナの移民法を「差別的」と批判

5月20日13時24分配信 CNN.co.jp
両首脳の2者会談はこれで4度目となるが、今回は不法移民の摘発強化を狙ったアリゾナ州の新法について両首脳が厳しく批判。カルデロン大統領は同法を「差別的」と形容し、オバマ大統領も「苛立ちが誤った形で表現されたもの」との認識を示した。
カルデロン大統領は同日、CNNの報道番組でも同法について「あらゆる意味で人権感覚に反する」と述べた。移民問題はメキシコの対米外交における最大の課題であり、「国民の間に多大な緊張をもたらしている」とも指摘し、「最大の解決策はメキシコ国内での雇用創出であり、それこそまさに我々がやろうとしていることだ」と強調している。
アリゾナ州の法律では移民に登録証の常時携行を義務付け、不法移民の疑いがあれば警察官が職務質問できるようにした。
オバマ大統領は同法について「差別的な形で適用される可能性がある」と懸念を示し、司法省に同法の文言の徹底調査を指示したと説明。同省の報告を待って、どう対応すべきかを決めると表明した。

外国の大統領がアメリカの州法にいちゃもんをつけるなんぞ行き過ぎなのはもちろんだが、それに反論もせず同意をしてどうすんだオバマ王よ、それでもあんたはアメリカ代表か?
しっかしだ、そういうメキシコでは南米からの移民をどれほど人道的に扱っているのだろうか。カルデロン大統領に直接聞いてみようじゃないか。

(CNN)司会者:ではガテマラやハンドラスやエルサルバドルやニカラグアといった国の人々がメキシコに入国したい場合には、簡単に入って来れるわけですか?

カルデロン: いいえ、書類に記入する必要があります。正式な名前を記入しなければなりません。前科があるかどうか調べなければなりませんから。そうしてからメキシコに入国できます。
司会者: メキシコ警察は違法移民として疑わしい人々に身分証明書の提出を要請して歩きますか?
カルデロン: もちろんですとも。もちろん、国境において訊ねますよ、あなたは誰ですかとね。そしてもし彼らが説明したら、、
司会者: 入ってくる時に国境においてですね。
カルデロン: そうです。
司会者:でも一旦入ってしまったら、、
カルデロン: いや、一旦国内に入ってからも、当然メキシコ警察は法を施行しますよ。 でもメキシコでは今はもう違法移民は犯罪ではありません。

確かにメキシコでは違法移民は刑事犯罪ではなく民事の問題となったらしい。移民法改正の2008年までは、違法移民は逮捕され一時拘束の後、強制送還されるのが普通だった。現在は、単に見かけが外国人に見えるというだけでは警察は身分証明書の提示を強制できないが、警察官が別の理由で個人に質問した場合においては、その個人の身分証明書提示を要請する権限があるのだという。だとしたら今回通過したアリゾナの州法となんら変わりはないではないか。
メキシコの移民法が人種差別的でないというなら、ほぼ同じ内容のアリゾナ州の法律も人種差別的ではないはずだ。
だいたい自国の犯罪もきちんと取り締まれないでアメリカに散々迷惑をかけ、自国の経済破綻が原因で自国民がアメリカに出稼ぎに来るような状況を作っている国の大統領が、アメリカの移民法に文句なんか言える立場なのか?
オバマ王が本当のアメリカ大統領なら、そのくらいのお説教はしてやってもいいはずだ。それがカルデロンと一緒になってアリゾナバッシングをやってるんだから救いようがない。
カルデロンの演説に拍手した民主党の議員らにも、恥じを知れ! と言ってやりたいね、まったく。


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荒れ狂うメキシコの麻薬戦争

メキシコ及び中南米は麻薬売買専門のドラッグカーテルと呼ばれる暴力団がものすごい勢力を持っているが、近年特にメキシコにおけるドラッグカーテルの無謀ぶりが目立ちメキシコの警察は太刀打ち出来ない状態だ。そして遂に、今月21日には CIUDAD JUÁREZ市の警察署長が暴力団の脅迫に負けて辞任に追い込まれるというところまでいった。
この事件は今月20日に24時間以内に警察署長が辞任しなければ警察官を殺すという張り紙がされてから、次々に警察官が殺されたことから警察署長は辞任を余儀なくされたというものだ。こうやすやすと警察官が暴力団員に殺されてしまうということは、この市はすでに暴力団の暴力に手が付けられない状態になっていたということだろう。
メキシコのフェリーペ・カルデロン大統領は45000名の兵士並びに5000名の警察機動隊員を18州に出動してドラッグカーテルと戦っているが、カーテルの方はアメリカから密輸入した武器などを使って凄まじい応戦にかかり、政府側は武力でもすでに押され気味である。つまり、メキシコは麻薬を巡って政府とドラッグカーテルによる戦争が起きているのだ。
ロサンゼルスタイムスがまとめた調査によれば、2007年から麻薬関係の暴力で殺されたメキシコ人はなんと7337人! 6年に渡るイラク戦争でのアメリカ兵戦死者の数を大幅に上回る数だ。
メキシコと隣り合わせのアメリカは、メキシコからの違法移民対策だけでも頭が痛いのに、この麻薬組織のアメリカ市場侵入は移民問題をさらに複雑にしている。アメリカのロバート・ゲイツ防衛庁長官はNBCテレビのインタビューにおいて、アメリカはメキシコのアメリカ国境付近におけるドラッグカーテルとの闘いに援助出来る立場にあると語った。
ゲーツ長官はこの際、過去にアメリカ軍隊とメキシコ軍隊は馬が合わないという偏見は忘れ、増強するドラッグカーテルという共通の敵を倒すため協力すべきであると語った。長官は米軍はメキシコ軍に訓練、資源、監視、諜報といった面で色々援助することが出来るとしている。長官も麻薬戦争は「明らかに深刻な問題だ」とし、同時にメキシコのカルドロン大統領の勇気も称えた。メキシコ政府の高官のなかには暴力団と通じて腐敗している輩も少なくない。カルドロンが正面きってドラッグカーテルに宣戦布告をしたのはかなり勇気のいる行為だった。ゲーツ長官はそのことを認識したかったのだろう。
ところで、カカシは昔から麻薬問題を解決したいなら、麻薬を合法にしてしまえばいいという立場を取っている。麻薬をめぐる暴力団の縄張り争いは麻薬が違法で、その金額が高いことが原因だ。麻薬がどこの薬屋さんでも買うことができれば、自然とその値段は下がり、暴力団が関わることもなくなると私は思う。昔アメリカで禁酒時代にシカゴのマフィアが勢力を得た時と同じで、市場が崩れれば暴力団も勢力を失う、という理屈なのだが、ちょっと無理かな。
保守派のカカシがそんなことを言うとは思わなかったでしょう、ははは、、、


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