日本版『スターと踊ろう』発見!

洋の東西を問わず、テレビの娯楽番組は結構真似しあうので全く不思議でもなんでもないが、この間私が紹介したDancing with the Stars(スターと踊ろう)という番組の日本版が存在するということを発見。(Hat tip きいろい小鳥とちいさいわたし、きいろいさんとこでビデオもみられる) 日本の番組名はシャル・ウィ・ダンス? オールスターダンス選手権
ちょっと古いみたいだが、下記が日本版のビデオ。

アメリカ版と日本版はセットもそっくりだし、フォーマットも同じなので多分提携番組なのだろう。決勝戦もほぼ同じ時期に行われた。観たかったなあ。
アメリカ版で優勝したフットボールのスター、エメット・スミスとプロのパートナー、シェリル・バークの踊りは下記のYouTubeで視ることができる。
http://www.youtube.com/watch?v=s6EF3k8CAQ8&mode=related&search=
YouTubeのリンクの張り方がいまひとつわからないので、リンクをコピーして見て下さい。あ、それから日本語でYouTubeのビデオを検索したい場合はどうすればいいのかどなたかご教授願います。
日本でもこの番組かなり人気があるようだ。さもあらん。考えてみればシャルウイダンスのオリジナル版の映画は日本映画だし。
私は社交ダンスを見るのは好きだが自分では全然踊れない。高校生の時に演劇部に所属していて私がワルツを踊るシーンがあった。同級生に社交ダンスを習っている子がいたのでその子になんとか基礎ステップをおしえてもらったのだが、芝居を見にきた同級生や家族から「柔道でもやってるのかとおもったよ」とからかわれたほどぎくしゃくとしてひどかったようだ(笑)。(ちなみに中学の時に日舞にも挑戦したが、何度やっても一曲の振りも覚えられず三か月で断念した。)
しかし本格的に社交ダンスの選手権に興味をもったのは、私が通っていた英語教室の最上階にダンス教室があり、そこの大ホールで東京地区の予選が行われたのをみたのがきっかけ。当時の社交ダンスではいまのように女性がハンカチ程度の端切れをつけて踊るなんていうものではなく、豪華絢爛な大きなスカートを着ていた。私は専門ではないがラテン系のダンスはいまほどセクシーではなかったように記憶している。
カカシは仕事が忙しいからとても社交ダンスを習っている暇はないが、もうすこしおちついたらミスター苺が習いにいきたいといっている。私と違って彼は結構リズム感あるのでいけるかも、、


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アメリカ、ダンスブーム再来か!

さてさて、今日はちょっと音楽芸能関係のお話をしよう。 実はカカシは昔からミュージカルの大ファン。 往年のMGMのミュージカルなんて戦争中に大量製作された低予算のものからフレッド・アステアやジーン・ケリーのメガヒットからほとんど観ている。 特に私はどちらかというと、歌を主題にしたジェネット・マクドナルドとネルソン・エディーの映画などより、踊りを主題にしたジンジャー・ロジャースとフレッド・アステア、ジーン・ケリーとシッド・シャリースなどの主演した映画が好きだ。
こんな名前を連ねると、いったいカカシさん、あなたおいくつ? もしやお生まれは戦前? と聞かれそうだが、実はそうではないのだ! (きっぱり) 
一度、カカシよりちょっと(?)若い20代の同僚と話をしていたことがあり、歌手のダイナ・ショーの話が出た。 同僚は「知らない、何時の人?」と聞くので、彼女の全盛期は第二次戦争中だったというと、「なんだ、私が生まれるまえじゃない」と彼女。 あたかも生まれる前の人間など知らなくて当然という言い方。 あのねえ~、私は戦前生まれか! 
ま、それはともかく、、、アメリカは1960年代に若者の間でもっと深刻な映画が流行り始めたことがきっかけで、観ていて心が弾むミュージカルがすっかり下火になってしまった。 時々1970年代から80年代の初めにはボブ・フォッシー監督のキャバレーとかオール・ザット・ジャズ、ロイド・ウェバーのジーザスクライストスーパースターなどの傑作は出てきてはいるが、その数は激減。最近作られたミュージカルのシカゴ、レント、プロデューサーなどはレベルの面で全盛期とは比べものにならないほど低い。
その理由のひとつに、魅力的なダンスの振り付けがないということがある。
昔はごく一般の若者がダンスを踊れた。 社交ダンスは大人として必要不可欠な技術であり、猫も杓子も基礎ステップくらいはできたものだ。 (うちの両親ですらダンスホールで踊っていたといってるくらいだから、、、) ところが1960年代くらいから踊りが規則の厳しい社交ダンスから、ロックとかディスコなどのフリースタイルへと変わり、いまやヒップホップなど体のお医者さんから関節の診察でも受けてるような変な動きをするわけのわからない踊りに占領されてしまった。
私はヒップホップが悪いと言ってるわけではない。 (言ってるジャンか) 私は踊りといえばヒップホップしかないという選択の余地のなさに文句をいってるのである。
しかし最近世界的にこの傾向は変わりつつある。 二年前にアメリカではセミプロのダンサーのコンテスト番組、So you think you can dance (それでも踊れるつもり?)という番組が夏休み番組として登場した。 これはダンスの技術に自身のある若者20人がペアを組んで、ボールルーム(社交)ダンス、ジャズダンス、ヒップホップ、ブロードウェイ、といった種々のカテゴリーに挑戦し、審査員の審査に加えて視聴者からの投票で点数の低い順に番組からおろされていき、10週目に最後に残った一人がトップダンサーとして選ばれるというもの。 秋の本シーズンがお休み中の夏休み穴埋め番組として登場したこのコンテストは2年目にして人気大爆発。 今年からは本シーズン番組として登場する。 参加者のダンスのレベルの高さには私は非常に感心した。 
アメリカで大成功を収めたこの番組は、同じフォーマットで、ヨーロッパ、イスラエル、トルコなどでも放送されているという。
もうひとつの踊りの番組は、Dancing with the stars (スターと踊ろう)というもの。 これは踊りは全く素人のタレントが、プロのダンサーとペアを組んで10週間にわたって社交ダンスに挑戦していくもの。 これも審査員の点数と視聴者の人気投票によって勝者が決められていく。 社交ダンスといってもカテゴリーは多く、すべてのペアがタンゴ、ワルツ、クイックステップ、フォックスとロットのような伝統的なものから、ランバ、チャチャ、などのラテン系のものまですべて挑戦。
この番組も三年目を向かえものすごい人気が出たため、これまでの参加者を集めて全国ツアーに出かけることになった。 おっと忘れていたけど最初のSo you think,…のほうでもベスト10のダンサーたちの全国ツアーは切符販売数分ですべて売り切れになったそうだ。
この二つの番組の人気を考えると、アメリカの視聴者はダンスに飢えているのだと私はおもう。 ヒップホップもクランクもいいけれど、男女ペアで踊る昔ながらの踊りも結構クールだと見直されてきてるのではないだろうか。
だとしたら、ここはひとつ、才能のある魅力的な若者を起用して無名でもいいではないか、楽しいミュージカル映画をまたまた作って欲しい。 いつまでも往年のスターの名前ばかり繰り返すのはみじめだもの。


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第40回カントリーミュージック賞を観て

昨晩は三時間に渡って第40回カントリーミュージック賞(CMA)を見てしまった。
私は数年前までは流行歌というものをほとんど聴いたことがなく、今誰のどういう曲が流行っているとか全く知らない人間だった。だからこういう音楽賞の番組などみても、誰が誰だか解らないし全く興味なかった。 はっきりいって私のポピュラーミュージックの知識は1980年代半ばでずっと停止していたといっていい。
以前にもちょっと話したように、私は2001年の911事件直後に続けて南部への出張があった。 特に2002年2月の出張は三週間も南部の田舎町でのことで、しかも途中大雪が降って三日間もホテルに缶詰状態が続いたことがあった。 あまりの田舎でラジオ局はたったの三局でしかもすべてカントリー。 テレビもカントリー専門のミュージックビデオ局があり、私はそれを一日中つけっぱなしにしていた。
カントリーといったら20年くらい前に流行っていたケニーロジャースドリー・パートンジョン・デンバージョニー・キャッシュといった人たちしか知らなかった私はずいぶんカントリーも変わったなあという印象を受けた。 
しかし昔から変わらないのはカントリーの歌はロックとかフォークとかと違って、普通の人の歌だということだろう。 無論流行り歌だから好いた惚れたといった内容が多いのは確かだが、それ以外に親が子供の何気ない言葉に涙する歌とか、ガールフレンドから釣りと私とどっちを取るの、と迫られて釣りに行った男の話とか、女房に浮気されて家を追い出され慰謝料をがっぽりとられたせいでフライドチキンの店でバイトしてるおっさんの歌とか、病気でもう長くない命と宣告されてからスカイダイビングをして人生を満喫する人の話、妻子を後に戦争に行く男が自分はアメリカの兵士だと誇らしげに歌ううた。 911直後ということもあってアメリカを馬鹿にスンナよ、みたいな歌もあったし、こういうときこそ家族を抱きしめて平凡な生活のありがたみがわかるいう歌もあった。
私は若い頃、カントリーはおじん臭いとか田舎臭い食わず嫌いだったのが、いざあらためてきいてみると私の人生や社会の情勢などと照らし合わせて、今一番私にあったジャンルの歌だなと実感した。
以来ずっと5年間カントリーウエスタンの大ファンになったカカシは、今年のCMAではノミネートされた人間も歌もすべて知っていたという快挙をなしとげた。ははは、、、ではその結果発表
今年は「ビリーブ」を歌ったブルックス&ダンの男性デュオの功績が目覚しかった。 彼らは、シングル、作詞作曲、ミュージックビデオ、ヴォーカルデュオの部で最優秀賞を獲得。 最優秀男性歌手はキース・アーバン、 カントリー界のオーランド・ブルーム、ブラッド・ペイズリードリー・パートンとデュエットした「フェンアイゲットホエアーアイアムゴーイング」(“When I Get Where I’m Going”)でイベント賞、その曲の入っているアルバム、「タイムウェルウエイステッド」でアルバム賞を受賞。 デビュー2年目でアメリカンアイドル優勝者のケリー・アンダーウッドがホライゾン賞と最優秀女性歌手賞の二賞を獲得。 そしてエンターテイナーオブザイヤーはケニー・チェズニー
私はブルックス&ダンの「ビリーブ」は非常にいい曲だと思うので、これがソングオブザイヤーになったのは納得できる。他の賞はノミネートされた誰が取っても、みんなよかったからなあ、と思う曲ばかりで私としてはほとんど異議なし。
久しぶりに楽しめた三時間だった。


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言論の自由は私だけに

ここでも何度か紹介したが、私は元カントリーウエスタンの女性ボーカルグループ、デキシーチックスの熱狂的なアンチファン(笑)。彼女たちが2003年のイラク戦争前夜に行った反ブッシュ発言以来、私は彼女たちの人気ががた落ちしていく様子をずっとほくそ笑んで見守ってきたが、このたび、その「苦悩の」三年間を記録した自慰記録映画”Shut Up and Sing”「黙って歌え」がトロントで行われた映画祭で発表された。(注:この映画の題名は保守派の作家、ローラ·イングラム執筆の本の題名からとったもの)
私はこの映画を見る気など全くないが、すでに映画を観た映画評論家の話から拾ってみよう。

印象に残るのは、大統領が「大統領がテキサス出身なのを恥かしく思う」とリードボーカルのメインズの舞台上での発言が巻き起こした激しい反響についてインタビューされているのをメインズがテレビで観ているシーンで、抗議をしてラジオ局がグループの曲をかけなくなり、アルバムの売り上げが激減したことについて、「デキシーチックスは思ったことを言う権利があります。」とブッシュは司会のトムブローカウに答えた。「でも発言することでファンがレコードを買わなくなったからといって気分を害するべきではありません。自由はニ方通行なのですから。」

この映像を見た後でメインズは大統領の「気分を害するべきではない」という発言を繰り返しあざ笑いながら、「なんて馬鹿な奴」と叫んだ。彼女はカメラに向かってブッシュに話かける「あんたは馬鹿な(放送禁止用語)だ!」

は!あんたらの気分を害しただって? 傷付いたって? かわいそうで涙がでるよ。 トロントで行われた試写会後の記者会見に関する記事では、なんと副題が「言論の自由への困難な道」となっている。

アカデミー賞を二回も受賞しているバーバラ·コポル監督とセシル·ペック制作の、カントリーのアイドルから勇気ある自由表現のシンボルへと成長していくマグアイアー、妹のエミルロビンソンそしてメインズの姿を描いたドキュメンタリー…
「彼女たちはテキサス出身です。人々は彼女たちをその枠のなかにはめようとしました。でもこのすばらしきアメリカ女性たちはその枠から飛び出して公言し後に引きませんでした。」とコポル監督は語った。

彼女たちは後には引いてないかもしれないが、泣き言でうるさいほど騒ぎ立てた。彼女たちにとって「言論の自由」とは「何をいっても批判されない自由」ということらしい。彼女たちは何をいってもいいが、他人がそれを批判しようものなら、それは彼女たちの言論の自由を迫害していることになるというわけだ。
私はイスラエルの対テロ戦争を支持したというだけで、何度「シオニストの豚」と呼ばれたか知れない。だがそんなことでいちいち傷付いていたら保守派のブロガーは勤まらない。(笑)
言論の自由が本当に迫害された例をみたければ、911ドラマ、「911への道」の脚本を書いたサイラス·ノーラスタ氏の話(Syrus Nowrasteh) を聞くのが一番だろう。ABC制作のこのテレビドラマシリーズが民主党とクリントン前大統領によっ放映が妨害されそうになったことは以前にも書いた通り。だが、ノーラスタ氏や制作関係者の人たちは普段は人種差別や人権といったことに神経質になっている左翼新聞からひどい扱いを受けたという。(マイク·ロスさん、紹介)

7月に記者が私に人種によるレッテル張りをされたことがあるかときかれたら、喜んで、「ありません」と答えただろう。だが同じことはもう言えない。ロサンゼルスタイムスなどは私を人種、宗教、出身国、政治思想によって判断した。しかも5つのうち4つは完全に間違っていた。彼等にとって私はイラン系アメリカ人で、保守派のイスラム教徒ということだった。新世界の勇敢な記者らには私が (アメリカの)コロラド州、ボルダー市生まれだということには何の意味もなかったらしい。私はイスラム教徒でもなければ、とくにこれといった宗教団体に属していない。私は生粋のアメリカ人だ。私がそういうレッテル張りが貴新聞の新しい方針なのかと尋ねると記者は答えなかった。

このような攻撃の対象となったのはノーラスタさんひとりだけではない。彼にきた脅迫状はもとより、スタッフの身辺をいろいろ調べあげ、ディレクターのデイビッド·コニングハムさんの父親が青少年キリスト教布教団体の創設者と知るや息子のコニングハム氏が狂信家でもあるかのように描写し彼の宗教的偏向が番組制作に影響を与えたとでもいわんばかりの報道をしたという。今日の左翼社会では家族にひとりでもキリスト教徒がいるというだけで公平な判断ができないと判断して差別することが許されるのか、とノーラスタさんは問いかける。
この自分らの言論の自由は守られて、他人の言論の自由は迫害されてもかまわないという考え方は、ここ数日間おきているイスラム過激派によるローマ法王へのヒステリックな反応と酷似している。ローマ法王がなにをいったにしても、ローマ法王暗殺を訴え、キリスト協会を焼き、アフリカの小児病院でイスラム教の子供を含めた子供たちを助けてきた尼さんを殺すなどもってのほかだ。
そうやってローマ法王のひとことに怒り狂っている自分達は「信じないもの」としてユダヤ人やキリスト教徒を侮辱しているだけではなく大量に殺しまくっているではないか。いや、イスラム教徒同士ですら宗派が違うというだけで、イスラム教の祭日を狙ってモスクを破壊したりしているではないか。それでも私はラーバイや尼さんが爆弾しょってベイルートのレストランをふっ飛ばしたなんて話はきいたことがない。
気持ちが傷付いただって? ばかばかしい! お前らの神の名の元で我が同胞が毎日何人殺されてると思ってるんだ!
デキシーチックスがぶつぶつ言ってる偽の脅迫などとちがって、我々文明社会へのイスラム教過激派による脅迫は本物で深刻だ。我々はこれを軽々しく扱うことはできない。だが我々はこの脅迫におびえて沈黙するなどということがあってはならない。言論の自由はなんとしてでも守らなければならない。
それで、うるさい雌鳥たちはというと、元ファンたちは彼女たちのコンサート切符を買わないことで「言論の自由」を表現している。前回に比べ彼女たちの観客は半数に減ったという。しかも球場でのコンサートに固執したため、損害は何百万ドルにのぼるそうだ。これで彼女たちの気持ちが傷付こうとしったことか。
はっきり言ってどうでもいんだよ、あんたらの気持ちなんて、、、
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カントリーの雌鳥たち、蘇る????


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キッスのジーンシモンズ、イスラエル兵に激励の言葉を贈る

ロイターの記事によると、アメリカのロックグループ、キッスのボーカル、ジーンシモンズがイスラエルの負傷兵にお見舞いの言葉を贈ったとある。シモンズはイスラエルのハイファ生まれで8歳の時にアメリカへ移民したのだそうだ。 シモンズの母親はナチスドイツの虐待を生き延びてイスラエルへ逃れた人だった。 
私は十代の頃、クィーンと並んでキッスにはちょっと凝ったことがあったが、シモンズがイスラエル出身だったとは全然しらなかった。

「あなたをどれだけ誇りに思うか、世界がイスラエルがあなたにどれだけお世話になったか、その感謝の気持ちはとても言葉ではあらわせません。」 「心の底から言います。あなたは英雄です。あなたはすべての人々の英雄です。私の英雄です。」アメリカで録画したビデオメッセージのなかでシモンズは語った。最後に彼はヘブライ語で付け足した。「私の名前はハイムです。私はハイファで生まれました。」

負傷したロン・ウエインリッヒさんは、キッスのファンで、イスラエル兵保護協会によってビデオメッセージが実現した。


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涙! ロサンゼルス唯一のカントリーラジオ局の消滅!

私は毎朝一時間以上ドライブしての通勤なので、通勤途中で聴くカントリーミュージックがただひとつの慰めだ。昨日も朝もトビー·キースを聴きながら、「イッツトゥーレート〜」などとこぶしをきかせて踏んばりながら運転していた。
ところが午後になって帰宅の路についた時、同じラジオ局から聞こえてきたのは80年代にはやったシンディーローバーの「タイムアフタータイム」。え〜、これってカントリー? と首を傾げていたら次にかかったのがプシキャットドールのなんとかいう下品な歌! な、な、なんだこれは〜! 私はコーヒーカップでラジオをいじってしまったのだろうかと周波数を確認したが間違いない。ロサンゼルスで唯一のカントリーウエスタン局、93.9KZLAだ。
もう運転など全然身がはいらずに、プシキャットドールの嫌らしい歌が終わるのをなんとか我慢して待っていると、出てきた聞き覚えのないDJの声が「Movin’ 93.9がお届けします。」と言った。え? ムーミン? じゃなくてムービン? なんだそれは、局が変更? そんな話は聞いてないぞ!
そんな話を聞いてなかったのは我々聴取者だけじゃなく、番組のDJたちもそうだったという。今日になって友達のリーがこんな記事をメールしてきた。

ロサンゼルス: カントリーファンの飲むビールの中には涙が溢れた。20年も続いたこの市ただ一つのカントリーミュージック局KZLA-FMが突然消えたからである。木曜日、ビヨンセ、ジャネット·ジャクソン、ジェニファー·ロペズなどをかけるポップ音楽のMovin’ 93.9への引き継ぎはまったく切れ目なくおこなわれた。…
局の方針変更はベテランDJのピーター·ティルダンを含め朝番組のスタッフすら変更数分前まで知らされていなかった。
朝番組のショーンパーは彼の番組が始まった直後、局が番組方針を変更すると告げられ、キース·アーバンの「トゥナイトアイワナクライ」を10:18にかけたあと、7分後にはブラックアイドピーズの「レッツゲットイットスターテド」をかけ、ショーン·パーは番組を去った。(カカシ注:リスナーはさぞびっくりしたことだろう。)
「納得しがたいですね。リスナーのみなさんのことを考えるとつらいです。もっとちゃんとすべきですよ。」パー氏はテレビのカントリー音楽賞の声を努めてきた。「三時間半後にメールをあけてみたら2100もメールがきてました。僕の電話は24時間なりっぱなしです。」

記事によると、これでロサンゼルスはニューヨークに次いで、カントリーウエスタンのラジオ局がひとつもない都市になったのだという。最近のカントリーの人気高揚から考えてこの動きは完全にトレンドの逆をいくものだ。つい最近もカントリーの新星、ラスカルフラッツがロサンゼルスの室内球技場ステープルセンターで大入り満員のコンサートをやったばかりだし、カントリーのおしどり夫婦ティム·マクグローとフェイス·ヒルがやはり同じ会場での売り切れコンサートがはじまったばかり。ロサンゼルスではカントリーは大人気なのだ。

「当地ではカントリーは製品売り上げの面でもコンサート地区としても非常に人気があります。」ナッシュビルを基盤にするカントリー音楽協会の会長、ビクターサンソネさんは語る。「この局はカントリー局として非常に長年存在していました。そんな実績のある局が突然なくなるなんて信じられません。」

局側の方針としてはロサンゼルスでは80局中20位を占めていたKZLAの対象を25歳から54歳の女性に変更し、局の人気高揚をはかるというものだ。は、私はこの対象に入るが絶対に聴いてやんないからな。カントリーファンの反応はといえば、、

木曜の朝、エリック·オルソンさん22歳、グレンデールで乗馬レンタルの支配人をしている。オルソンさんはトラックから馬をおろしてかえってくると、ラジオからはマイケル·ジャクソンの「ビリージーン」が流れていた。
「トラックへもどってきたらもうないんだから。妻に電話して、『おい、どうなってんだ。局の方針がかわってるぞ』といったんです。」と子供の頃からKZLAを聴いていたというオルソンさん。「カントリーを聞きたかったら、サテライトラジオを聴くしかないんでしょうかね。いやなんですが。」

私もこれからサテライトラジオを買いにいく。


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ニコール·キッドマン、ヒズボラを糾弾!

ハリウッドの俳優たちといえば、圧倒的にリベラル派が多く、保守派への偏見も多い。ハリウッドでは同性愛者であっても仕事を失うことはないが、共和党員だったら雇ってもらえないなんてこともある。(結構隠れ共和党が多かったりして、、)
そんな中で、本日歓迎すべきニュースを読んだ。
女優のニコール·キッドマンを中心にハリウッドのスター、映画監督、スタジオ主などのメディアの大物合計84人が署名してロサンゼルスタイムスに反ヒズボラの広告を出したというのだ。(訳:カカシ)

私たちここで署名をしたものは、皆イスラエルとレバノンにおいて、ヒズボラやハマスのようなテロリスト集団がはじめた行為によって、イスラエルとレバノンで市民の皆様が犠牲になったことで打ちのめされ心が痛んでおります。

もし私たちが世界のテロリズムをとめることに成功しなければ、混乱が支配し無実の人々が死に続けるでしょう。
私たちは民主主義社会を支持しどのような犠牲を払ってもテロリズムをとめる必要があります。

普通ハリウッドのスター達が抗議をする場合には、「暴力を即座にやめよう」とか「憎しみの連鎖をとめよう」とか抽象的で、テロに反対しているともとれるし、政府の反応に批判的だともとれるようなものが多い。そんな中で今回の戦争の責任が明らかにテロリストであるハマスとヒズボラにあると断定しているところが注目される。
署名をしたなかにはマイケル·ダグラス、デニス·ホッパー、シルベスター·スタローン、ブルース·ウィルス、ダニ·ーデビトなどの大物スターの名前がずらっと並んでいる。
これらの人々は鷹派とはいい堅いひとたちがほとんどだが、文明人としてテロリストとの戦いに中立はないと判断してくれたようだ。久しぶりにいい話をきいた。


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カントリーの雌鳥たち、蘇る????

アップデート下記参照
デキシーチックスといえば、3年前まではカントリーウエスタンの新星、飛ぶ鳥も落とす勢いの女性三人組のバンドだった。コンサート券は売り出し早々売り切れだし、アルバムも飛ぶように売れ、カントリー音楽賞ではいくつもの部門にノミネートされるなど凄まじいものだった。
ところが、イラク戦争前夜、バンドがロンドンでのコンサート中にリーダーのナタリーが「大統領が自分達と同じテキサス出身なのが恥かしい。」と言ったのが原因で、アメリカ国内のカントリーファンは大激怒。自国が戦争をしようという時に、外国へ行って自国のシンボルである大統領を侮辱するとは何事か、戦争反対運動なら国内でやれ! と批難を浴び、全国各地にあるカントリー専門のラジオ局から閉め出され、音楽賞もすべて落ち、CDの売れ行きも急落。チックスたちは三年間新曲もコンサートもできない状態になっていた。
ナタリーの失言を聞いた時、私は彼女たちは自分らのファンを分かってないなあとあきれかえったものだ。彼女たちがロックとかフォークのバンドなら、大統領の悪口をいったり、反戦運動をしたりすれば、かえって人気はあがっただろう。でもカントリーのファンは保守的で愛国心が強い人が多い。特にテキサス州は軍人の数がほかの州に比べて非常に多い。テキサス出身のカントリーバンドが軍隊の総指揮者である大統領を外国でしかもテキサスを引き合いにだしてこき下ろすなんてことはカントリーミュージシャンとしてはあるまじき行為である。そんなことをテキサス出身の彼女たちが知らなかったというのは信じがたい。
でもまあ3年もたっていることだし、そろそろほとぼりもさめた頃。神妙にしてカントリーファンにお詫びをいれれば、ファンたちも許してくれたことだろう。ところが、バカは死ななきゃなおらないというかなんというか、彼女たちの新曲は神妙にするつもりはない、といった意味の題名で、しかもその歌詞が自分らを批判して「黙って歌え」と言った保守派ラジオDJにあてつけて、黙って歌わなきゃ命はないぞなんていうほど切れちゃう人がいるなんて悲しい世の中ね、といった内容だ。それだけじゃなく新曲の宣伝のためのインタビューなどで、カントリーファンは無知だ、ばかだ、田舎者だ、自分らはカントリー歌手の意識はない、などとさんざんカントリーファンをこけにした発言の連続。
カントリーファンもここまでコケにされては許せるものも許せなくなる。また曲をかけてあげおうとおもっていたラジオ局は再びチックスをボイコットすることにし、新曲をかけたラジオ局には苦情が殺到。どうしてお世話になった自分らのファンの好意を踏みにじるようなことをするのか私には不思議でしょうがない。これって演歌歌手がトラックの運ちゃんをこき下ろすのと同じ行為。ばかとしかいいようがない。
チックスたちのシングルは二枚とも全く売り上げのびず、ビルボード200という売り上げチャートでも最初のNot Ready To Make Niceは32位どまりで急落。二枚目のEverybody Knowsは48位とかでうちどめ。先週発売になったアルバムも最初は69位だったので、もうこれでチックスも終わったなあと思っていたら、今週のビルボードでなんとアルバム売り上げ一位!
どうやらチックス達のカントリーを完全に見放し、ロックやフォークのリベラルファンの同情を買おうという作戦は大当たりだったようだ。テレビや雑誌などでも彼女たちが反戦反戦と騒ぐので、あっちこっちでインタビューを受けており、もうテレビなど, どこへチャンネルまわしても彼女たちの顔ばかり。ここまで宣伝して一位にならなきゃそれこそ悲劇。
しかしシングルの売り上げが全くのびてないのにアルバムだけが売れるということは、やはりカントリーファンは彼女たちを見放したといっていいのではないだろうか。私としては、今後彼女たちがカントリーのジャンルからはずされ、ポップスとして売り出してくれることを願うのみ。そうすれば私の行きつけのカントリーラジオ局で彼女たちの曲を聞かずにすむから。
アップデート
ミスター苺がもってきてくれたこの英語の記事によると、チックス(雌のひよこ)のコンサートツアーの前売り券売り上げが全くのびていないということだ。彼女たちのコンサートは球場のような大きな場所が多かったため、私もミスター苺もこの状態で彼女たちが会場を埋め尽くすほど人気あるんだろうかとはなしていたばかりである。どんな状態かなと一応件発売予約サイトへいってみたが、どこの会場でも席はかなりあまっていた。
この記事によると平均してこれらの球場では5〜6000席しかうれていないという。15000は入る場所でこれではお話にならない。すでにインディアナポリス、オクラホマシティ、メンフィス、ヒューストン(テキサス)などのコンサートが中止になっている。
日本のみなさんには地理的にこれらの地域がどういうところかお分かりにならないだろうが、これらはアメリカ南部にあたり、この間の二回の大統領戦で圧倒的にブッシュ大統領を支持した地域であり、カントリーウエスタンの人気は非常に高い。
せいぜい10ドルのCDなら単にチックスに同情した左翼たちでもアマゾンから簡単に注文できるが、60ドルから400ドルまでするコンサートの切符を買ってわざわざコンサート会場までいくとなると、やはりファンでなければできないだろう。ということは思った通り、カントリーファンたちはチックスを完全に見放したという私の見解は正しかったようである。
しかしカナダやイギリスなどでは彼女たちの人気は結構高い。この際だからアメリカはあきらめて、外国へいってアメリカバッシングツアーをおこなってはどうなのかな?


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