英出身ピアース・モーガン、アメリカCNNの視聴率急減で敗北宣言

三年前に引退するラリー・キングの後を継ぎ、CNNの人気トークショーのホストとしてイギリスから颯爽と現れたピアース・モーガンだが、就任当初から視聴率は伸びず、特に最近になって番組の視聴率が激減。遂にモーガンはトークショーから降りることになった。モーガンが何かというと銃砲取締法の強化を喚き立てアメリカの市民の銃砲所持を補償する憲法を批判しつづけたことが、自由を愛するアメリカの視聴者から見放される原因になったものと思われる。
以前にコメンターのマックさんが、モーガンさんにはイギリスに帰ってもらいましょう、とおっしゃっていたが、どうやら実際その日が来たようだ。
モーガンが理解できないのは、アメリカ人にとって銃砲所持権は自由の象徴である。アメリカは開拓時代から独立戦争を経て、我が身は我が手で守るという独立精神を培って来た。アメリカ人の自由は銃砲所持権なくしてはあり得ないのである。その基盤となるアメリカの価値観を毎晩のように攻撃し続けてアメリカ人に愛されると思う方がどうかしている。


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マーク・スタインのすばらしいコラム、相手から反論の「言葉」を奪う同性愛グループの独裁

私の好きな保守派ジャーナリストにマーク・スタインという人がいる。彼はカナダ国籍でイギリス育ち。いまだにイギリス訛りが抜けない変なカナダ人。そのマーク・スタインがダックダイスティーの今回の件について非常に面白いことを書いている。彼自身ヨーロッパのイスラム教徒について書いた本の内容がカナダの人権擁護法に触れて出版者と一緒に訴えられたことがあり、言論の自由に関しては自分の体験からも非常な専門家と言える。

先ずはスタインの最初のコラム、題して「不寛容な時代」から拾ってみよう。
スタインは近年アメリカやイギリスでは、言えなくなった言葉が増えたとし、今では先ず言えないという二つのジョークを挙げている。

最初のジョークはボブ・ホープが1975年に同性愛がカリフォルニアで合法になった年に言ったもの。

「カリフォルニアから飛んで来たばかりなんですが、あちらでは同性愛が合法になったんです。それで強制されないうちに逃げて来ました。」

最近では単に同性愛を許容するだけでなく、積極的に同性結婚を支持する等、彼らのライフスタイルを奨励しないとすぐにホモフォブ(同性愛恐怖症)だとか言われかねない風潮であることを考えると、ホープの「強制されないうちに逃げて来」たという台詞は笑って済まされなくなった。

次はフランク・シナトラとディーン・マーティンが25年間使い続けたジョークで、ディーンがフランクに「フルーツコージャル(a fruit cordial, カクテルの名前)はどうやって作る?」と聞くと、フランクが「奴にやさしくしてやれよ。」と答える。フルーツとは昔の言い方で同性愛者を指す。コージャルは「愛想がいい」という意味があるので、「同性愛者に愛想よくしてもらうにはどうしたらいいか」という隠れた意味があるわけ。ま、いってみればだじゃれである。

だが、スタイン曰く、我々がどれだけゲイたちにやさしくしても、過激派運動家たちの欲求は満たされない。こちらが折れれば折れるほど彼らはもっと多くを要求してくる。人々に寛容寛容と叫びながら、自分らは反対意見に全くの不寛容。まるで聴く耳もたずなのである。いや、単に聞く耳もたずどころか、脅しを使って相手を黙らせること以外に興味がないのだ。スタインはそういうゲイ活動家たちのやり方を独裁だという。

さて、面白いのはスタインが掲載したナショナルレビューオンライン誌の編集員の一人、ジェイソン・リー・ストーツが、政府による法律上の言論弾圧に対してならばスタインと供にバリケードに戦いを挑む覚悟があるとしながらも、スタインの下品な言葉使いに不満を示すコラムを書いている
ストーツは他人の言論の自由に対する不寛容を指摘するにしても、「フルーツ」のような侮辱的な言葉使いをするべきではない。意見の違いはその内容を攻撃すべきなのであって、反対意見を持つ人を批判すべきではない。過去にそういうステレオタイプをヒューモアと取り違えた人々を現代の我々が批判するべきではないが、現代人がそうした言葉使いをしない民度の高い文化にめざめたことを賞賛すべきなのだ、といった内容だ。このコラムには読者から批判の声が殺到したが、スタインの反論は最初のコラムより面白い。

ストーツがスタインのことを「政府による弾圧」と「社会による弾圧」との違いを理解していないと批判したことに対しスタインは、そんなことは百も承知だと語る。スタインは数年前に出版社の編集長エズラ・レバントと供にカナダの人権擁護協会から訴えられた時、レバントはスタインに「非常識化(de-normalize)」という言葉を使ったという。つまり敵の目的は法廷で勝つことではなく、文明社会から相手を非常識な人間として疎外させることにあるということだ。だから、レバントとスタインは人権擁護法こそが非常識なのであり理不尽な法律なのだと断固戦かった。おかげでカナダでは人権擁護委員会の評判はがた落ちし、スタインとレバントの罪は取り下げられた。

GLAADのやり方も全く同じで、彼らは法律上相手に言論の自由があるかないかなどということにはそれほど興味がない。彼らは相手を非常識な人間として一般社会から疎外出来ればそれでいいのである。だから本人だけでなく相手の雇用主やスポンサーに圧力をかけて相手のキャリアを破壊するなど、言う事をきかなければそういう目に合わせるぞと脅迫するのが彼らのやりかたなのだ。スタインはストーツが敵の汚さを全く理解していないと語る。

自分が不愉快になるような言葉使いこそ守らなければ言論の自由など意味がない。GLAADのような団体は、相手の礼儀正しさや上品さを利用して、あたかも自分らを攻撃することは下品で非常識で文明社会には似つかわしくない行為であるかのように相手を攻撃するのである。我々に対して全く礼節正しい行為を示さない相手に対して、礼節だの上品だのと言っている場合ではないのだ。

これはストーツに限らず保守派がよく犯す間違いなのだが、我々保守派は左翼リベラルと違って礼節を重んじるあまり、相手から「ホモフォブ!」「レイシスト!」などと言われると、色々自分がいかにそんな偏見の持ち主ではないかを説明しようとする。だが、相手の攻撃に守りの姿勢になったらすでに相手の思うつぼなのだ。ブレイトバートニュースの編集員ベン・シャピーロも言っていたが、左翼リベラルを相手にする時は早期に攻撃にでることが大事だ。シャピーロがピアース・モーガンと銃規制について話した時、シャピーロは「サンディフックで殺された子供達の墓の上に立ちはだかって銃規制に悪用している。」とモーガンを責めた。そういうことに慣れていないモーガンは「よ、よくも、よくも、、、、」と言っただけで全く弁論できなかった。

スタインもシャピーロと同じように、左翼リベラルとの闘いは規則正しい土俵場の格闘技ではなく、戦場での戦闘であり、負けた方は完全に破壊されるのだということを充分に理解しているのだ。
ストーツは政府による言論弾圧との闘いならスタインと一緒にバリケードにつっこむ覚悟があると言ったが、スタインは「せっかくだがお断りする。あなたではあんまり頼りになりそうもないからね。」と締めくくっている。


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「黒人はもう信用できない」ノックアウトゲームの被害者となったオバマ支持者の告白

毎日のように黒人暴徒による非黒人への暴力犯罪が起きているというのに、未だにリベラル左翼メディアは犯罪を過小評価し、左翼リベラルトークショーなどでは「ノックアウトゲームは神話だ」というレトリックを繰り返すばかり。
しかしノックアウトゲームは事実であり、エリートなエール大学でも先週の感謝祭四日連休の直前、校長から生徒達に最近増えているノックアウトゲームには注意するようにと案内があったほどだ。無論エール大学の新聞には校長はメディアに脅されてパニックになってるだけだ、ノックアウトゲームなど存在しないという社説が載った

評論家たちは話を選りすぐり、あたかも殺気立った若い黒人集団が通りを渡り歩き通行人に殴り掛かっているかのようい言う。我が国において暴行は一分間に一度の割合で起きている。毎年4百万件と起きる暴行のうち12万5千件が腕や拳による暴行である。これだけ多くの無差別暴力事件がおきるなかで、数件の突発的なノックアウト事件だけを取り上げて国家的な傾向だと言うのははっきり言って誤りである。

この記者は、毎日一件以上の割で3年以上に渡り白人の暴力集団が黒人を狙って殴る蹴るの暴行を働くという事件が続いたら、それを突発的な独立した事件で白人による黒人への暴力事件は神話だなどと言うか?
神話であるはずの架空の犯罪による被害者の数は日に日に増えるばかり。そんな中でオバマの支持者で自称左翼という図書館員がノックアウトゲームの被害者になって左翼リベラル的考え方の根本に疑問を抱くようになったという記事を読んだ。
先月11月7日、カリフォルニア州のコントラコスタ市で図書館勤めのポール・レーンさん58歳は、図書館に訪れた67歳の初老の訪問者が求める本を探していた。午後2時49分そこに若い黒人の男が現れた。この男は突然老人に近寄り老人の顔にげんこつをかませた。それを止めようとしたレーンさんは反対に若い男に殴る蹴るの暴行を受けた。

「男は机を乗り越えて私を殴り始めました。20回か25回ぐらい殴りました。途中で意識を失いそうになったのでよく覚えていませんが。男は本当に精一杯殴り続けました。男は老人を一発殴っただけですが、私にむかっては耳だの目だの頭の横やてっぺんなど殴り、私は耳から鼻から口から血がでて血みどろでした。」

とレーンさん。図書館の壁や床はレーンさんの血が飛び散って血まみれになった。レーンさんは命からがら別の部屋に逃げ出し助けを呼んだ。
レーンさんは、58歳の白人で自称「リベラルな図書館員」。およそ保守派新聞など読むような柄ではないが、図書館員という職がら保守派の記事にも注意を払っていたと言う。そして彼への攻撃はまさに保守派作家が黒人による白人への暴力事件を綴った著書 “White Girl Bleed A Lot: The Return of Racial Violence to America and How the Media Ignore It.(「白人の女はよく血が出るね」人種暴力の帰還そしてそれをメディアがいかに無視したか)”の内容とそっくりそのままだったと語る。
犯人はケニース・ジョンソン21歳。ジョンソンは母親の運転する車で図書館にやってきた。レーンさんを散々殴ったジョンソンは今度は自分で運転して逃走した。しかし、あわてていたため乱暴な運転をし、すぐに警察の目に止まり30分後には逮捕された。
しかし逮捕されたからといってすぐさま裁判で有罪になって刑務所行きになるのかといえば、アメリカの法廷はそんなに能率よくは動かない。裁判の日が決まって被害者や目撃者が裁判所にわざわざ出かけても、弁護側が延期延期で裁判は何ヶ月も時には何年も先延ばしになる。何回も裁判所に出頭するのが面倒になって被害者達が訴えを取り下げてしまう事件も少なくない。それで暴力事件の常習犯がなかなか禁固刑にならないという状況が起きる。
レーンさんは今のところ諦めずにがんばると言っているが、重傷を負ったため中々身体が思うように動かないと嘆く。興味深いのは自分がこういう目にあって初めて、レーンさんには今まで保守派が繰り返し言っていた事に現実味が帯びて来たと言うことだ。
「私は左翼ラジオをよく聴くんですが、私の好きなステファニー・ミラーなんかが『ノックアウトゲームなんて存在しない』なんて言うのを聴いて信じられませんでした。狂ってますよ。」
今やレーンさんの人生は真っ逆さま。妻と供にもっと安全な地区に引っ越しし、仕事にもしばらくはもどれないだろうという。

「もう殴られるのはごめんです。死んでしまいますよ。私はオバマの支持者ですが、暴力から逃れることは出来ませんでした。深刻な脳しんとうの症状があります。私の中で若いアフリカ系アメリカ人(黒人)に対する信用度はゼロ以下です。」

自分が殴られるまではレーンさんもノックアウトゲームなんて保守派人種差別者が作り上げた神話だとか妄想だとか思っていたのだろうか?図書館員として色々な記事を読んでいたというレーンさん。黒人による対白人暴力について毎日のように保守派の新聞記事を読んでいたのに、それは自分とは関係ないと思っていたのだろうか?
リベラルの特徴として、彼らは自分の身に起きないことを事実として把握できないというものがある。どこかで乱射事件が起きると「銃砲規制強化!」と騒ぎ立てるが、自分が強盗に襲われて初めて銃所持支持派になったり、「死刑反対」とかいってた人が、自分の身内が殺ろされたりすると途端に「犯人を死刑にしろ!」と言ったりする。
他人が被害を受けていた時は興味がなかったのに、自分が被害者になったら突然態度を変えるというのは、いったいどういう信念なんだ、と私は聞きたい。
もっとも大抵のリベラルは信念なんてものは持ち合わせていない。それで深く考えないリベラルが何かのきっかけでリベラルらしくない発言をして突然自分が仲間はずれになると、そこではじめてリベラルの悪に気がつくことになる。
以前に”How I Accidentally Joined Vast Right Wing Conspiracy“(私が偶然にして莫大な右翼陰謀に参加したわけ)という本を読んだことがある。著者はハリー・スタインという元リベラルのジャーナリスト。バリバリなリベラルだったのに妻が難しい妊娠の後やっと子供を生んだ後、人工中絶を支持出来なくなったことを友達同士の集まりでうっかり話たところ、食卓にいた若い女性から「あなたは何時からナチスに参加したの」と聞かれて愕然としたというところから彼の保守派への道が始まった。
保守派とは現実に噛まれたリベラルだ、という人があるが、全くそういう例は少なくない。それにしても、いったいどれだけの非黒人が黒人暴力の被害者になればこうした事件が真剣に取り込まれるようになるのだろうか?
コメンターのマックさんがおっしゃるように、黒人による暴力事件はオバマ王の政権になって急増した。これは決して偶然ではない。オバマはものすごい人種差別者。奴のユダヤ人嫌いは悪名高い。そして新ブラックパンサーのような黒人暴力団が司法局のホールダー長官(黒人)によって守られている現実がある以上、黒人は非黒人を嫌って当然、非黒人に何をしても罰せられないと思い込んだとしても不思議はない。現にそれが事実なのだから、、、


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『ノックアウトゲームは神話だ』増える黒人少年達の暴力を無視するリベラルメディア

アップデートありアゴラの安田佐和子さんがこの件について適格な記事を書いている
最近アメリカでは「ノックアウトゲーム」といって、数人の黒人少年たちが一人歩きをしている見知らぬ人を狙って顔にサッカーパンチを喰らわせ気絶させる「遊び」が流行っている。一応ノックアウトといって一撃で気絶させるのが目的とされているが、一撃で被害者が倒れない場合は数人でよってたかって殴る蹴るの暴行を加えるのが普通。盗みは目的ではないが被害者の所持品が奪われることもある。犠牲者は主に白人が狙われるが場合によってはラテン系でも東洋人でもいい。とにかく黒人でなければ老若男女を問わないという恐ろしい犯罪。さらに少年達は自分らの犯行を自慢げにビデオにとって裏ユートゥーブサイトにアップして笑いこけている。
これは2010年以降急激に増えている所謂フラッシュモブの変形で、黒人対非黒人暴力犯罪の一部である。
さて、こういう事件が続出しているにもかかわらず、左翼リベラルの雑誌スレートは、「ノックアウトゲームは神話だ」といって、そんな犯罪が起きているという事実を真っ向から否定している。

毎年のように保守はメディアに現れる黒人暴徒による暴力というデマ記事だが、今回は「ノックアウトゲーム」というもの。(略)保守派連中は政治的に正しい主流メディアが黒人による犯罪を過小評価していると批判するが、主流メディアが四六時中そういう事件に執着していないもっと適切な説明は, ショーン・ハニティーには悪いが、ノックアウトゲームなんて傾向があるという証拠が存在しないということだ。

さらに記事では、これらの犯罪が黒人による人種差別意識が動機となっているという事実は一笑に伏している。この記事に便乗してニューヨークタイムスやCNNといった主流メディアは一斉に「ノックアウトゲームは神話だ」という記事を掲載しはじめた。
ここで左翼リベラル連中のいう「傾向」とか「証拠」とはどういう定義なのだろうか?
確かに、一年に一件くらいの割で黒人と白人の学生がいざこざを起こして白人生徒が怪我をした、といった程度のことであれば、黒人暴徒による白人への暴力的行為が増える傾向にある、とは言い難い。だが、毎日のように黒人暴徒による非黒人への暴力事件が起き、そういうビデオを専門に掲載するサイトまで存在するというのに、そんな傾向があるという証拠が存在しないとはっきり言える左翼リベラルには今更ながら呆れる。スレートの記者マット・イグレシアスなどは、二年前に黒人少年数人に襲われ殴る蹴るの暴行を受けた体験がありながら、これは突発的な犯罪であり傾向の一部ではないと言い張る。
この「傾向」をご存知ない方々のために、最近どのような事件が起きているかご紹介しよう。言っておくが黒人対非黒人への暴力は主流メディアが報道しないので、これは地方局などで報道されたほんの一部の例である。
2013年2月26日、小学校に子供を迎えにきた匿名男性にスタンガンで襲いかかった黒人青年マーベル・ウィーバーは、反対に男性に撃たれて軽傷を負う。
2013年5月23日、マイケル・ダニエルさん、ニューヨークのスーパーの外で数人の黒人少年に襲われて死亡。
2013年8月22日、第二次世界大戦軍人のデルバート・ベルトンさん、ワシントン州の駐車場で黒人暴徒に殴る蹴るの暴行を受け死亡。
2013年9月10日、ニュージャージー州、ラルフ・エリック・サンティアゴさん、13歳と14歳の黒人少年に殴られ死亡。
2013年11月12日、ニューヨーク州19歳のユダヤ系青年が何十人という黒人暴徒に殴られ重傷を負う。
2013年11月14日、ワシントンDC、サイクリングをしていた女性が黒人サイクリストたちに囲まれ殴られる。
そして今日のデイリーニュースでも、フィラデルフィアで一人歩きをしていた男性が16歳から21歳の6人の黒人少年に囲まれ殴る蹴るの暴行を受け、顎や鼻の骨を折られるという重傷を負ったという記事が新聞に載っていた。被害者はマンハッタンでコックさんをしているディエゴ・モヤさん30歳。
また同誌には似たような事件として、ニューヨークのブルックリンで41歳の黒人女性が通りすがりの男性に殴られたという事件や、同じくニューヨークで72歳のロシア人女性が突然近寄って来た黒人男性に殴られたといった事件が取り上げられている。
強調するがこれは実際に起きた事件のほんの一部に過ぎない。私が知っているだけでも、犬の散歩をしていた男性が襲われた事件や、自宅の庭掃除をしていた男性が襲われた事件、ショッピングモールで買い物していた女性二人が数十人の黒人に囲まれて重傷を負った事件など、かぞえあげたらきりがない。
今年だけでも全国で何十件という黒人暴徒による非黒人を狙った暴力事件が続発しているというのに、これが傾向ではないとか神話だと言えるその神経はなにか。どれだけの事件が起きれば傾向の証拠になるのか?
例えば4〜5人の犠牲者が同じように殺された場合に、メディアはすぐにこれは連続殺人だと報道する。にもかかわらず、それが黒人暴徒が白人もしくは非黒人を狙って「この白んぼ!」「白いメス犬!」とかいいながら殴る事件が相次いでも、「ヘイトクライム」の傾向はないと言い張るのである。
主流メディアや警察がいくら無視しても、現実を変えることは出来ない。このような事件があいついで起きていることを国民に知らせるのは報道者及び警察たるものの義務である。こんな状況が悪化すれば、人々はおちおち道も歩けない。


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大統領自らが人種戦争を煽る意味はなにか?

アメリカの人種問題は日本人や他国民が考えているほど単純なものではない。多くの日本人はアメリカの左翼リベラルメディアの報道を鵜呑みにして、黒人がひどい差別を受けていると考えているかもしれないが、実はそんなことは全くない。だいたい黒人が大統領に選ばれる時代に何が黒人差別なんだ、とカカシは聞きたいね!
ハリウッド映画ひとつとってみても、アメリカにおける黒人の立場がどれだけ向上したか分かるはずだ。昔(1960年代くらいまで)は主流映画の登場人物はほぼ全面的に白人で、黒人が登場した場合は女中とか掃除夫とかいった特定の職種に限られていた。1970年代以降は黒人が重要な役で登場することが増えたが、それでも役割は黒人としての役割であり、その人が偶然黒人だったという設定はあまりなかった。それが1980年以降は黒人のスターが一挙に増えた。エディ・マーフィーとかウエスリー・スナイプ、デンゼル・ワシントン、ウィル・スミスといった役者らの役は特に黒人である必要性を感じない。たとえばメン・イン・ブラックのウィル・スミスの役は白人でも黒人でも関係なく成り立つ。
ハリウッド映画はアメリカ社会の実態を完全に反映しているわけではないが、テレビのバラエティー番組で黒人と白人の男女が一緒に踊っていたというだけで苦情の電話が殺到した時代から考えると、黒人の主役をごく普通に受け入れられるようになったアメリカにおける人種間関係が過去と同じだと考えるのが如何に馬鹿げているかが分かるはず。
にもかかわらず、今回のトレボーン・マーティンとジョージ・ジマーマンのような事件が起きると、ただの正当防衛事件が人種差別問題へと話題が変わってしまうのは何故かといえば、黒人が「犠牲者」と思われる事件が’起きると、それを悪用して人種間問題を拡大し自分らの政治的影響力を増大させようする左翼リベラル市民運動家が居るからである。そして左翼リベラルの主流メディアが彼らに迎合して人種差別意識を扇動するような記事を書きたてるからだ。
多くの主流メディアはマーティンのことを黒人と表現しながら、ジマーマンのことは「自称ヒスパニック」もしくは「白人系ヒスパニック」と表現して、ジマーマンがヒスパニック系の少数民族であることを過小評価している。ジマーマンは父親が白人で母親やペルー人の混血。ジマーマンが白人なら白人の母親を持つオバマも白人ということになる。しかるにオバマは黒人でジマーマンは白人というのはどういう理屈なのだ?
オバマ自身、白人の片親を持つジマーマンではなく、両親黒人のマーティンのほうへの一方的な同情心を示し、自分に息子が居たらトレボーンのような子だっただろうとか、今回の演説では35年前の自分もトレボーンのような目にあったかもしれないなどと語り、ジマーマンを襲って射殺されたマーティンに肩入れしている。
はっきり言ってアメリカ国家の大統領であるはずのオバマがひとつの人種にのみ同情心を示すことの意味は深い。これはアメリカの黒人たちが常に感じている対白人もしくは非黒人に対する嫌悪感や脅威を確認したことになり、黒人による非黒人への暴力をも半ば奨励したようなものである。
だが、今回のオバマ王の声明は黒人市民への同情を示すというより、次回の選挙で黒人票を得ることが本当の目的だ。黒人市民運動家は民主党の票獲得には欠かせない強い味方である。黒人の候補が民主党から出るとは限らない次回の選挙において、民主党は黒人の味方であるという印象を強化するためには、常に黒人は人種差別の被害者であり民主党だけがその苦痛を理解できるのだと強調する必要があったのだ。
ジマーマン無罪判決を抗議するデモ行進が全国各地で計画されているが、その際にデモに隠れて暴動を起こそうというけしからん黒人たちも集まってくる。事実数十人から時には100人以上に及ぶ黒人暴徒が商店や通行人を襲う事件があちこちで頻発している。左翼リベラルメディアはその恐ろしい事実をほとんど報道しないが、ローカルニュースやツイッターやソーシャルメディアを通じて、少しづつだがニュースは広まっている。
もし今後、オバマ王の言葉に勇気付けられた黒人の若者たちが、次々に「トレボーンの仕返しだ」といって暴虐な行為を続け、司法省も警察もメディアも完全無視した場合、いったいアメリカはどうなるのだろうか? それこそジマーマンのように武装して自分の身は自分で守らねばならんと思う国民が増えるのではないか?
黒人暴徒の暴走を黙認すれば、それこそ黒人だというだけで犯罪者という目で見られる無実な国民が増えるはずである。そうなって一番迷惑なのは善良な黒人市民である。
人種戦争が起きて得をするのはオバマ王ならびに左翼プロ市民のみ。一般国民にとっては恐ろしい脅威である。


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荒れるエジプトでまたも西側女性記者が集団強姦に遭う

一年前にモスラム同胞隊の代表として「民主投票」で選ばれたモルシ大統領の辞任を要求してここ数日大型デモがおきているが、二年前にアメリカの女性記者ララ・ローガンが集団暴行された同じタルヒール広場で今度はオランダ人女性記者が集団暴行にあうという事件がおきた。記事によると被害にあったのはディナ・ザカリアさん22歳で、エジプト25ニュースの記者。タヒリール広場で取材中に五人の男から暴行され、手術を受けるほどの重傷を負ったとある。
またかよ、だから女性記者(特に白人のうら若き女性)をエジプトへ行かせるなと何度も書いてるじゃないかあ、、、といい加減あきれかえっているのはカカシだけではない。保守派コラムニストのデビー・シュラセルなる女性も「強姦されたオランダ人記者に流す涙なし」とかなりキツい事を書いている。
シュラセルはエジプトに取材にいく西側の女性記者たちはこぞってリベラルで、エジプトやアラブ諸国でおきている動乱をナイーブに自由を求める市民運動か共産主義革命か何かと思い込んで反政府側を応援する気持ちで行っている人が多いと言う。二年前に被害にあったララ・ローガンしかり、その後に続いて被害にあった数人の西側女性記者たちしかりである。そして今回のディナ・ザカリアもそうに違いないとシュラセルはいう。

強姦されたオランダ人記者に流す涙なんかないわ。彼女もイスラムの民主主義抗議者たちを応援していたに違いないもの。彼らの多くがモスラム同胞団のモルシに投票しておいて、今になって抗議デモをやっているのよ。なぜならモルシ並びに彼が率いる党が彼らが思ったような党じゃなかったから。驚きよね!
私は女性のことを家畜以下のセックスおもちゃくらいにしか思ってないようなイスラム圏の国々に出かけて行って、彼らが西洋の紳士みたいに振る舞うとおもってる記者がどうなったって知ったこっちゃないわ。そんなことを期待してエジプトなんかに行って、モスレムの革命派を応援してそんな目にあったからって一滴の涙も出ないわ。強姦された西洋人の女たちはリベラル妄想を持って自分らが神の仕事でもしてるかのように野蛮人を応援し、その野蛮人を民主主義者だと思い込んでる。でも奴らは民主主義者なんかじゃないただの野蛮人なのよ。そういう「民主主義者」によって人々が「解放される」っての?わらっちゃうわ。

シュラセルは名前から言ってユダヤ系。文章からもかなり信心深いユダヤ教徒をおもわせる。だから彼女のモスラムに対する嫌悪感は理解できる。
だが、エジプトで暴行を受けている女性は何も能天気な西側女性記者に限らない。本日の新聞によると、地元女性への暴行もひどい勢いで頻発しており、ここ4日間の間でわかっているだけでも何と91件もの婦女暴行事件が起きている。しかもこれらの暴行は非常に暴力的な集団強姦で、一人の女性に何十人ひどい時には100人近い野郎どもが数十分から一時間半に渡り素手のみならず刃物や鞭やこん棒などを使って女体を虐待しまくるという恐ろしい攻撃である。暴行を受けた女性達は手術を要する重傷を負う事も稀ではない。また、これらの女性達の救出に当たったボランティアの人々も暴徒から凶器で攻撃を受けるのはごく普通である。
シュラセルはホスニ・ムバラクが大統領だった時代にはこんなことは起きなかったと言う。確かにムバラクは独裁者だったが、軍隊や警察の忠誠心を握っていたので普通の犯罪は厳しく取り締まられていた。ところが今は治安維持にあたるはずの警察も軍隊もモスレム同胞隊とうまくいっていない。そんな動乱のなかで女性への犯罪など野放し状態である。
エジプトの事態は悪化の一方をたどっている。モスレム同胞のモースィ大統領を支持したオバマの手先と見られているエジプト大使(女性)の身の安全が気遣われる今日この頃である。


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次々に明らかになるIRSの保守派弾圧陰謀

2010年から2012年にかけて行われた、IRS(米内国歳入庁、日本でいう国税局)による保守派団体への不当な行為が次々と明らかになって来ている。私は2011年にバージニア州のリッチモンド市で集会を開いたティーパーティーの団体が市から不当な納税の請求書を突きつけられたという話を取り上げた。反対に、当時都市占拠運動であちこちの首都や公園を占拠していた左翼団体は不法な居座り抗議を何週間も続けたにも拘らず撤去されるどころか市から集会費の請求さえされなかった。
当時から保守派の間では米国税局による保守派団体への横暴が話題になっていた。国税局が保守派団体に団体へ献金した人の名簿を提出させておいて、その献金者たちを次々に税金会計検査の対象にしたり、NPO申請を出した保守派団体、特にティーパーティーとかイスラエルとかいう名前がついている団体は審査を故意に何ヶ月も遅らせたり、普段は請求されない個人情報の書類提出を理不尽に強制したりしていると全国各地の保守派団体の間で苦情が出ていた。だが国税局は『そんな事実はない、言いがかりである』とずっととぼけて来た。ところが先日国税局はオバマ再選後半年以上経ってから、保守系団体を対象に理不尽な差別行為をしてきたことを全面的に認めたのである。
以下毎日新聞より。

【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は15日、米内国歳入庁(IRS)が保守系団体を抽出して免税措置の審査を厳格化していた問題について緊急記者会見を開き、ミラーIRS長官代行の辞任や新たな再発防止策を導入することなどを発表した。オバマ政権はスキャンダルが続いており、人事刷新など矢継ぎ早の対応で政権へのダメージを最小限にとどめたい考えだ。

 大統領は会見で、IRSの行為について「許し難いことだ。米国人は怒る権利がある。私は怒っている」と強調。信頼回復への一歩として、IRSを所管するルー財務長官がミラー氏に辞任を求め、ミラー氏も辞任を受け入れたことを明らかにした。ミラー氏については、野党の共和党から辞任を求める声が出ていた。(略)
 ….IRSが保守系団体を標的に審査を厳格化していた時期は、オバマ大統領が大統領選での再選に向けて保守系団体を支持基盤とする共和党と激しい選挙戦を繰り広げていた時期にあたり、共和党は政権批判を強めている。

オバマ王は国税局の行為は自分とは無関係だと主張しているが、オバマのライバル政治家であるミット・ロムニーの個人的な納税書類がオバマ選挙陣営から暴露されたり、共和党政治家やその支持者達の個人納税情報が左翼メディアに漏洩されたりした事実を考えると、オバマ王自身が指示したことではないとしても、オバマが全くこの事実に無知だったとは信じ難い。
毎日のように国税局の汚いやり方が次々に明るみに出ており、ユダヤ教やキリスト教団体など、国税局から不当な弾圧を受けたとして訴訟を考えているところも多い。


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銃を廃止すると犯罪が増える、事実を認められないCNNアンカー

この間、銃犯罪研究の専門家の統計学者ジョン・ロット教授がCNNのインタビューで、銃を廃止した地域は国内でも国外でも犯罪率が増えていると語った事に対して、司会のピアース・モーガン(イギリス人)はヒステリックにロット教授を嘘つき扱いした。

申し訳ないですが、それは全くの嘘です。完全な嘘です。英国での銃殺人は平均して一年に35件です。諸外国で何が起きているのか、そういうあからさまな嘘を繰り返すのはやめるべきです。

(ロット教授をさえぎって)
いいえ、言い逃れはできません。あなたはこの間も嘘をついた。英国の銃殺人は35件です。アメリカでは11から12000件です。嘘は止めてください。あなたのせいでアメリカ人が自分たちを守ろうとするのですから。

モーガンの理屈にはおかしな点がいくつかある。ロット教授は銃廃止により犯罪全般が増えると語っているのであり、殺人数だけに話を絞ってはいない、ましてや英国の銃殺人の数とアメリカのそれを比べてアメリカの方が少ないなどという話もしていない。モーガンはわざと話を銃殺人に限定することにより、教授を嘘つき扱いしているのだ。
しかし、CNNが使っ殺人数だけの資料においてすら、教授の提言は完全に証明されている。
英国で小銃が完全廃止になった1996年の時点の殺人数は600件。小銃廃止後の殺人数は急上昇し、2003年のピーク時には950件にまで上った。その後英国は犯罪取り締りや罰則を厳しくしたりといった対策を取り、2011年現在600件に近い数値になっているが、1996年当時の数までには下がっていない。
これが銃殺人だけでなく、銃による犯罪全般となると、銃廃止後の急上昇には目を見張るものがある。
小銃が廃止された1996年当時、イギリスの銃犯罪の率は6000件から5000件程度に下がりつつあった。それが小銃廃止後2006年のピークにかけて倍近い数に急上昇している。その後警察により取り締りがきびしくなったせいか2011年現在では7000件まで落ちているが、小銃廃止が通る以前の低さには下がっていない。
ところでここで注目するべきなのは、これらの数字は「銃を使った犯罪」に限定されているということだ。銃が廃止されたのに銃犯罪が増えるということは、犯罪者の銃獲得はそれを禁止する法律とはうらはらに、なんら支障を来していないということになる。この法律によって銃を失ったのは合法に銃を所持していた善良な市民だけである。
また、犯罪は銃を使ったものだけとは限らない。銃所持がほぼ全面的に禁止されている日本で凶悪な犯罪が絶えないとこでもわかるように、犯罪はナイフや他の狂気、もしくは素手によっても犯すことはできる。そういう時か弱い女性やお年寄りが自分や家族の身を守るには銃が一番効果がある。
これは別の調査によるものだが、イギリスではアメリカと比べて家主が在宅する家に強盗がはいる率がアメリカのそれにくらべてずっと多いという。それというのも、イギリスでは家主が銃で強盗に反撃する可能性がアメリカに比べてずっと少ないからである。
こうしたことを考慮にいれると、モーガンのイギリスとアメリカにおける銃殺人の件数だけを比べることの愚かさが歴然とする。


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ハリケーンサンディがオバマのカトリーナにならない理由

読者諸氏はすでにアメリカ東海岸を襲った大型ハリケーンサンディの被害についてはお聞きのことと思う。

直撃の米国の死者110人に、なお260万戸停電

2012.11.4 14:16
ボランティアから暖かい食事を受け取る被災者=3日、ニューヨーク(AP)
 ハリケーン「サンディ」によるニューヨーク州など米国での死者数は、ロイター通信などによると、3日までに少なくとも110人に達した。米東部に向かう前にハイチなどカリブ海諸国でも69人が死亡している。
 ニューヨーク、ニュージャージー両州を中心に260万戸で引き続き停電。週末にかけて米東部に寒気が到来、停電により暖房がない家庭も多いことから、当局は被害拡大に神経をとがらせている。
 米国の死者の死因は、倒木によるものや溺死、低体温症など。(共同)

ハリケーンによる被害がこれだけ広範囲でひどいものであるなら、米メディアが公平なジャーナリストの集まりなら、ブッシュ時代のハリケーンカトリーナと比較されるはずだが、ハリケーンサンディに対するオバマの行動に関する記事がほとんどみあたらないのは何故か。
もしもオバマがブッシュに比べて敏速で行き渡った対策を取っていたら、左翼リベラルメディアはそれに焦点をあてているはず。ブッシュに比べてオバマはこんなに被害者の面倒をみていると大々的に報道するはずだ。それがハリケーンサンディとオバマに関する記事が全く見当たらないということは、裏をかえせばオバマは何もしていないという証拠だ。左翼リベラルメディアはそれを指摘したくないからオバマのハリケーン無対策に関する報道を避けているのである。
共和党候補のロムニーは、ハリケーンの翌日の選挙運動は自粛すると公表。計画されていた選挙ラリーをサンディ被害救出募金運動にと切り替え、集まった人々からの献金をすべて救済費に当てただけでなく、自ら飲料水などの運搬に協力した。
それに比べてオバマ王は、被災地のニュージャージーとニューヨークにちらっと顔を見せて写真だけ撮って、その脚でラスベガスの献金ラリーに向った。
で、大きな政府が国民を守ると言い張っているオバマ政権の連邦政府が運営する緊急事態管理庁(FEMA)の対応はといえば、FEMAによる救済品が被災地に届いたのは、ロムニー陣営が集めて届けた緊急品がニュージャージーに届いたのと同じ日だった。しかも一週間後の金曜日、FEMAの必需品は底を付き、水や食品の供給は明日の月曜日まで出来ない状態だという。
ハリケーンサンディがアメリカ東海岸を上陸することは一週間以上も前から予報されていたことで、その被害は充分に予測がついていたはずである。ならばなぜFEMAは充分な用意をしていなかっのか。ブッシュの準備周到なカトリーナ対策を散々批判していたメディアが、もっとひどい状況にあるサンディではオバマ批判を全くしていない。
確かにカトリーナでは死者が多くでたが、それは波が堤防を超えたからであって、それが充分に予測されていたのに、ブッシュ大統領の推薦を無視して地元民主党知事が地元民の強制避難を発令しなかったことが原因だった。地元の失態で起きた被害を、連邦政府としては出来る限りのことをしたブッシュが責任を問われて叩かれたのは非常に不当なことだった。
だが、FEMAは連邦政府の管轄である。ニューヨークやニュージャージーでのFEMAの失態はオバマ政権の失態である。にもかかわらず主流メディアは全くオバマ批判をしていない。被災地そっちのけで選挙運動に余念がないオバマを全く責めない。
連邦政府なんぞには任せておけないと、保守派ラジオトークショーのグレンベックやヒュー・ヒューイットなどが率先してキリスト教会などの慈善事業団体と協力して必需品を被災地に届けている。こういう時に立ち上がるのは左翼リベラルが常に悪者扱いする保守派と相場は決まっている。
カトリーナでは不当にブッシュ大統領を責めたメディア。サンディでは不当にオバマをかばうメディア。
だが、国民はそんな嘘に騙されるだろうか? 11月6日にそれがはっきりするだろう。


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リビア米領事館襲撃について沈黙を守る左翼リベラルメディア

日曜日の朝のテレビ番組は、政治評論や分析と決まっているが、主流ネットワークのどの局もリビア米領事館に関する新情報の報道を完全無視した。かろうじてCBSのボブ・シェイファーがゲストに突っ込んだ質問をした程度。有線でもフォックスニュースを除いてどこの局も沈黙状態。その他の局では、よしんば問題が取り上げられたとしても、それはゲストによるもので、それをなんとか司会者が振り切ろうとした程度に終わっている。

各局のこの事件の扱い方をみてみよう。

NBC: ミートザプレス司会デイビッド・グレゴリー
ベンガジ事件完全無視。ゲストのカーリー・フィオリナが取り上げようとしたのを司会のグレゴリーが「それについてはのちほど」と言って遮ったきりで、その話題は打ち切り。

ABC: ジスウィーク司会ジョージ・ステファノポリス
ゲストのニュート・ギングリッチがベンガジ問題を持ち出したが、司会のステファノポリスは世論調査に話を剃らせた。

CNN: ステートオブザネイション司会キャンディ・クローリー
ベンガジ問題は共和党会長ラインス・プレビス(Reince Priebus)とバージニア州知事ボブ・マクドネルによって二回ほど取り上げられたが、クローリーは独自には取り上げず、世論調査と選挙に話題を絞った。

CBS: フェイスザネイション司会ボブ・シェイファー
ベンガジ問題は上院議員のジョン・マケインとシカゴ現市長のオバマ元チーフスタッフのラーム・エマニュエルとの会話のなかで取り上げられた。シェイファーは政権による意図的な隠蔽があったと思うかとマケイン議員に質問。マケイン議員は隠蔽もしくは「最悪の不手際」だと答えた。無人偵察機による現場の映像に関する話題においてシェイファーはエマニュエルがホワイトハウスに居た場合どのように応対したかという質問について、エマニュエルは質問にこたえずオバマ政権の外交政策を賞賛するに留まった。

FOX: フォックスニュースサンデー司会クリス・ワラス
ベンガジ問題は最初ウィスコンシン代表ロン・ジョンソン(共和)上院議員によって取り上げられた。ワラスはそれについては後ほど取り上げるつもりだとし、実際に後で取り上げた。ワラスはコロラド代表マーク・ウダル(民主)上院議員に対しベンガジ問題について質問したところ、ウダル議員はロムニー陣営が問題を政治目的に使っていると批判。それに対してワラスはこれは正当な政治問題であるとし、ベンガジ上空を飛んでいた無人偵察機は武装されていたのかどうかと質問。ウダル議員は直接答えることを数回拒否。それ以上のコメントはしなかった。ワラスはその後もパネル討論においてベンガジ問題を主題として取り上げた。

私のフェイスブックの友達で、アメリカのメディアは左翼リベラルなんかじゃないと言い張る人が居るのだが、このベンガジ事件完全無視状態をいったいどう説明するのだろう?これがブッシュ前大統領時代に起きていたら毎日どの局でもこの話で独占されていたこと間違い無しだ。無論ブッシュ政権時代ならこんな事件は起き得なかったわけだが。


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