ツイッターよ、お前もか!中共の魔の手が伸びるソーシャルメディア

もう4~5年前からフェイスブックやユーチューブ(グーグル)による言論弾圧はひどくなっていた。つい先日も武漢ウイルスについてロックダウンに疑問を示すベイカースフィールドの医師たちによる記者会見ビデオが「誤解を招く情報」とかいう理由で削除されてしまった。ユーチューブの会長は武漢ウイルスについてWHOの見解と反する情報は誤った情報として検閲すると公言していた。WHOの見解とはつまり中共の見解だ。

先日ツイッターもまた偽情報を厳しく検閲すると発表した。しかし何が正しく何が誤った情報であるかをツイッターはどのように判断するのだろうか、と思っていたらその答えがはっきりした。こちら大紀元(エポックタイムス)の記事より。

ツイッター、中国系AI学者を独立取締役に就任 共産党プロパガンダ増加の懸念

顔認証システム開発の中国AI学者・李飛飛氏が、ツイッターの独立取締役に就任した。写真は2018年10月、カリフォルニア州で開かれた米技術系誌「Wired」主催の講演会に参加した李氏(GettyImages)
顔認証システム開発の中国AI学者・李飛飛氏が、ツイッターの独立取締役に就任した。写真は2018年10月、カリフォルニア州で開かれた米技術系誌「Wired」主催の講演会に参加した李氏(GettyImages)

ソーシャルメディア・プラットフォームのツイッター(Twitter)は5月11日、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の流行の誤った情報を取り締まると発表した。同日、人工知能分野で著名な中国の学者・李飛飛氏(リー・フェイフェイ、43)が独立取締役に就任したことも発表した。李飛飛氏は過去、中国ハイレベル人材招へい計画「千人計画」に参加し、中国共産党思想を掲げていたことがあるため、ツイッターの独立性に悪影響を及ぼす可能性がある。

ツイッターは11日発表のプレスリリースで、新たに独立取締役に就任する李飛飛氏について、「彼女のAIに関する専門知識は、ツイッターの多様性にプラスの変化をもたらす」と書いた。 

同日、ツイッターは、誤解を招く情報を取り締まるため(強調はカカシ)の新たな措置を発表した。これは、検証されていない情報や物議を醸している情報を含むツイートに注意書きを追加したり、深刻な被害をもたらす可能性のある誤解を招く情報の削除を行う。ツイッターは、まず初めに、ニセ情報対策として中共肺炎(新型コロナウイルス肺炎)の流行についてのツイートを対象にするという。

ツイッターにおいて、李氏の独立取締役としての役割と、ニセ情報取り締まりの新規定について何の関係があるのかは説明されていない。 しかし、過去には「千人計画」に参加し、中国の技術開発の国家プロジェクトに加わった経歴のある李氏について、外部で人選の見直しを求める声が上がっている。(略)

2009年に中国市場から撤退したグーグルだが、2017年のグーグルによる中国AIセンター設立は、「本格的な中国回帰」と報道された。また、李飛飛氏が2017年のAIセンター共同所長就任のスピーチで、中国共産党が多用するスローガンである「不忘初心(初心忘れるべからず)」を使用し、「中国己覚醒(中国はすでに目覚めた)」と称賛の言葉を口にした。

どうしてアメリカのソーシャルメディアってのはこう中共よりなのだろう。李飛飛に検閲させるなら中共に検閲させるのと変わらないではないか。そのうちツイッターで武漢ウイルスなどという言葉使いをしたら口座が凍結されるなどということになるのだろうな。

削除とまではいかなくても、中共に関する批判ツイートをすると訳の解らに中国人に付きまとわれることがある。私は3回くらいこれをやられた。最初は付き合って何回かやり取りしたが、もしもこれが中国人工作員だったら怖いのでブロックした。あとの二回はほぼ何も言わずにブロック。こんな奴らに何を言っても無駄だからね。

しかしこうやって言論は弾圧すればするほど人々が中共への反感を持つ。先に削除されたベイカースフィールドの医師たちのビデオはダウンロードした人たちが消される度にアップロードしているため、すでに何百万回の再生がされ、非常に多くの人の目に触れてしまった。黙っていれば話題にならず数千回で忘れ去られていただろうに。

旧ソ連では大本営放送がメディアを仕切っていたが、それでも人々は違法にプリントしたりコピーしたりして正しい情報を水面下で読んでいた。ネットの時代、いちどアップした動画や情報はどれだけ検閲しようが消え去ることはない。誰かが見つけて情報を流すだろう。

中国共産党もアメリカ左翼も人々の言論を弾圧し思想をコントロールしようとしている。だが彼らは成功しない。彼らの策略はすぐに表ざたになり人々は中共の悪どさに気が付くだろう。


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民主党大統領候補ジョー・バイデンのチャイニーズコネクション

今年の一月頃から、武漢ウイルスは武漢ウイルス研究所の細菌兵器開発から漏れたものではないかと言い続けて来たトム・コットン上院議員(アーカンサス州、共和党)が、今度はジョー・バイデン前副大統領の中国との密接な関係に関して述べている。コットン議員はナショナルレビューの記事で、人権や貿易不均衡などの問題で他の民主党が反中国であるのに対し、バイデンは常に中国の肩をもちアメリカに敵対していると語る。

中国にとってトランプ大統領が政権を続けるよりも、バイドンに大統領になってもらった方がずっと都合がいい。中国の外交は外国の主要人員を個人的に手中に入れて中国に都合のよい政策を取らせるというやり方だ。だからアフリカ諸国の独裁政権は国民の支持が得られようとどうしようと中国と手を結んでしまい、いいように扱われる。アメリカの場合はそうはいかないとはいうものの、大統領が親中派なら色々な面でやりやすい。

さてそれではジョー・バイデンのチャイニーズコネクションとはどのようなものなのだろうか? こちらは去年のビジネスインサイダーの記事より。ジョー・バイデンは副大統領という立場を利用し、息子のハンター・バイデンを使ってウクライナや中国と裏取引をしていたという疑惑がある。その背景には下記ようなことがある。

  • ハンター・バイデンはBHRエクイティーインベストメントの管理会社の重役である。BHR は2013年設立の中共政府が背景にいる民間投資会社である。
  • 2014年、BHRは中国外での15億ドルの投資に成功。この15億ドルは中共政府からの出資で、ジョーバイデンがエアフォース2で中国訪問をした直後だった。
  • 2017年、ハンターは同会社の10%を42万ドルで購入した。

バイデン息子の弁護士は、ハンターはたんなる名誉重役で給料はもらっていないと主張するが、投資関係の仕事など全く経験がないハンターが、なんで無償で中国系投資会社の重役になどなるのだ?明らかに彼の存在はこの企業にとってプラスになるからで、全くの無償であるはずがない。

フォックスニュースの記事でもハンターと中国企業とのかかわりが詳しく書かれているが、非常に長いのでそれはまた別の機会にお話ししよう。

Then-U.S. Vice President Joe Biden walks with his sons Beau (L) and Hunter (R) down Pennsylvania Avenue during the inaugural parade in Washington January 20, 2009.

Then-U.S. Vice President Joe Biden walks with his sons Beau (L) and Hunter (R) down Pennsylvania Avenue during the inaugural parade in Washington January 20, 2009. (REUTERS)


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エイズから武漢ウイルスまで、ファウチ博士が沈黙させてきた感染病の真実

本当はもっと別な話をしようかと思っていたのだが、今日信じられないような恐ろしい話を聞いた。ホワイトハウスのコロナ対策チームのメンバーで、国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ博士に関する過去から現在にいたるまでの腐敗した本性をさらすインタビューを観てしまったのだ。このビデオは多分不適切ということで近日中に削除されることは間違いないので、YTビデオをダウンロードできる人は今のうちにやっておくことをお勧めする。

このビデオの内容を簡単に説明するならば、エイズが流行り始めた80年代、エイズのHIVウイルスを発見した研究グループの一人である。当時25歳だったマイコビッチ女史は自身の研究の発表をファイチ博士の陰謀で何か月も延期されたという。

90年代後半、ジュディー・マイコビッツ博士は、ある種の動物と人間の細胞を組み合わせたワクチンは新しい危険な感染病ウイルスになる可能性があるという研究結果を発表したところ、薬品会社や専門家科学者らから叩かれ、挙句の果てには機密書類を持ち出したという無実の罪を着せられて逮捕され実刑を受けた。そして彼女の調査を隠滅し彼女を陥れたのが誰あろうアンソニー・ファウチ博士とワクチンで大儲けしていた製薬会社たちだったというのだ。

彼女の研究結果が正しいかどうかは別として、彼女にはその結果を発表する権利がある。もしその研究が間違っているというなら、その内容についてピアレビューで批判するなり反論するなりするのが本当の科学というものだろう。それをありもしない罪をでっち上げて科学者を逮捕して沈黙させるなどあってはならない行為だ。

しかし何故ファウチ博士がマイコビッチ博士をこうまでして破壊しようとしたのか。それは、ファウチ博士はワクチンの特許を持っており、それによって大儲けをしていたからだと彼女は言う。もし彼が特許を持つワクチンが有害であるとなれば、莫大な収入源がなくなり、彼自身の名誉にも傷がつくことになりかねない。だからファウチ博士はマイコビッチ博士を闇に葬る必要があったというのである。

さて、そのファウチ博士なのだが、実は彼は武漢ウイルス発症にも関係があるらしいのだ。

実はオバマ政権時代の2014年まで、アメリカ国内ではウイルス研究がされていたが、国内での研究は危険ということで、武漢に研究が移されアメリカが資金援助をしていたという話が浮上している。そしてこの武漢での研究を承認したのが誰あろうアンソニー・ファウチ博士だったというのだ! 武漢の研究所で蝙蝠オバサンとして活躍していた石正麗(せきせいれい)もアメリカの研究所が閉鎖される2014年までアメリカで研究していたという話だから時系列的に話は合う。

イギリスのデイリーメイルによるとアメリカの健康省(The US National Institutes of Health (NIH) )は武漢ウイルス研究所に3.7百万ドルの資金を払って新型ウイルスの研究をさせていたという。

以前にも紹介したが、アメリカでは2014年までゲインオブファンクション(GOF)調査というのがあり、自然発生のウイルスをもっと危険な人工的な感染ウイルスにする研究が行われていた。しかし、この研究は非常に危険であるため、2014年の10月にすべてのリサーチが一時的に中止された。これは同年7月に国内の研究所で起きたある事故が原因だった。

この事故というのは非常に危険な感染媒体がきちんとした安全対処がされないまま誤って別の研究所に送られてしまったというもの。これをもってして健康省はこれに関するすべての研究の予算を停止した。

ところがアメリカでは危険すぎるとされたこの研究は武漢研究所に移され、アメリカが資金援助までして研究を続行させていたというのは非常に問題ではないか?しかもその外注を指示したのが武漢ウイルス対策部隊のファウチ博士というのもかなり問題。

今のところ、トランプ大統領は3.7百万ドルという税金が武漢研究っ所でどのように使われたのか捜査中だという。一方、マット・ガーツ共産党下院議員は中国へのN1Hウイルスに関する調査への資金援助を即座に止めるべきと主張する。GOF研究停止期間は終わり、国内でいくらも研究が可能となったため中国への外注は必要なくなったというのが理由だ。

しかしそんな研究はどこの国でもすべきではないのではないか?研究そのものが、新しいウイルスを作り出してしまう恐れがあるのだから。


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武漢ウイルス研究所の蝙蝠博士がアメリカに亡命?

私が拙ブログで何回か紹介した武漢の蝙蝠オバサンこと石正麗(シージャン・リー、せきせいれい)博士が、な、なんと、家族とともに1000以上の資料を抱えてフランスのアメリカ大使館に亡命していたという。もしこれが本当の石正麗博士なら、トランプ大統領が武漢ウイルスが漏れたのは武漢ウイルス研究所だと確信していたこともうなずける。下記はアノニマスポストの記事より。

武漢にあるウィルス研究所の研究員である石正麗(せきせいれい)が家族と共にフランスのアメリカ大使館に亡命していたことがわかった。研究員は1000近くもの極秘書類を持って保護を要請。保護された人は研究員の情報共有についてはフランスとアメリカで行われるようだ。

財産と資料ともに守られており、現在この研究員はオーストラリアに送られた。石正麗は1990年から武漢ウィルス研究所で研究実習員助手として働いており、2000年以降は研究員に就任している。この研究員が持ち出した資料から、新型コロナウィルスの発症が研究所だと判明したら、それこと中国はかなり危うくなるのではないだろうか。そもそも中国はなんでこんな重要な人物の国外渡航(脱出)を許可したのかすら謎だ。

なぜアノニマスポストは石正麗を研究員と呼んでいるのかよくわからない。彼女があの蝙蝠おばさんなら、研究員ではなく研究所長だ。それに私が入手した情報では石正麗博士は2014年までアメリカのウイルス研究所で働いていたはずだ。ということは武漢ウイルスで研究員として働いてからアメリカに留学して博士号を取ったのかな?

彼女に関しては私が以前に「武漢ウイルスはやはり武漢ウイルス研究所が発祥地である可能性が高い」で詳しく書いているが、ここでちょっと引用。

実は彼女(石正麗)は2014年までアメリカのウイルス研究所で働いていた。中共はウイルスの発症地はアメリカだと主張していたが、その主張には一理ある。なぜならアメリカの研究所ではずっと以前からコロナウイルスの研究が行われていたからだ。

ノースカロライナ大学チャペルヒル校の研究所でラルフ・S・バリック教授のもとで蝙蝠から人へ感染するコロナウイルスの研究がされていたが、石正麗博士はバリック教授の研究パートナーで、2015年には、その調査結果を発表したりもしているのだ。ただ、この研究はアメリカの保健福祉省(日本でいう厚生省)から予算を打ち切られたため、研究は中止された。その後石正麗博士は武漢の研究所に移り研究をつづけていた。

ゲートウエイの調査によると、石正麗博士指揮する武漢研究所では生物に武漢ウイルスを感染させる実験がされていた。そして同博士は異種の動物間での感染を研究していたことが解っている。つまり、COVID19武漢ウイルスが野生動物のなかで自然発症したという中国の言い分がかなり怪しくなってきたということだ。

実は今中国では武漢ウイルスの発祥地について調査することも話をすることも禁止されている。武漢ウイルス発症説が出た今年一月頃から、あの研究所は破壊されたという噂もあるし、研究関係者も口封じをされているはず。石正麗博士はこの研究の最大の責任者だ。そんな人間を中共がみすみす海外に家族そろって脱出させるとは思えない。もしこれがあの蝙蝠オバサンなら、彼女は早期に自分の身の危険を感じて中国脱出を試みたのだろう。だが、もしそうだとするならば、フランスにしてもアメリカにしても、もっと早期にこのウイルスの危険性を察知していたはずだと思うのだが、どうもよく解らない。

追記:South China Morning Postによると、当人の石正麗が中国のツイッターである微博(ウィーボーもしくはウィーチャット)で否定していると報道している。私も彼女が亡命ということは先ず考えられないと思う。もしそうするならばかなり早期にしていなければ危ない。確か2月頃まで彼女自身がウイルスが武漢研究所から漏洩したことを否定していたので、その後中国を出られるとは考えにくいからだ。

アップデート:2021年5月31日現在。石正麗が中国共産党の国営テレビに登場。

【北京=多部田俊輔】コウモリ由来のウイルスの著名研究者で「バットウーマン(コウモリ女)」の異名を持つ石正麗氏が約3カ月ぶりに中国の国営テレビに登場し、自らが所属する中国科学院武漢ウイルス研究所が新型コロナウイルスの発生源とする見方を改めて否定した。中国当局は発生源を巡る問題のカギを握るとされる石氏に説明させることでウイルス漏洩疑惑の打ち消しを狙ったとみられる。

中国国営中央テレビ(CCTV)の国際放送組織「中国グローバルテレビネットワーク(CGTN)」が石氏のインタビューを伝えた。石氏は2月初旬に中国メディアで研究所からの漏洩疑惑を否定したが、今回のインタビューまではメディアなどに登場せずに、海外逃亡説も流れていた。

今回のインタビューで、石氏は昨年12月30日に感染者の検体が研究所に持ち込まれたと経緯を説明。そのうえで「我々が知っているウイルスの配列と違うことを証明し、新型コロナウイルスと命名した」と指摘し、研究所からのウイルス漏洩を重ねて否定した。

石氏はフランスの名門大学でウイルス学の博士号を取得した。02~03年に中国で流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)のウイルスの起源がコウモリだと証明したことで知られる。漏洩疑惑の浮上で、その動向に注目が集まっていた。


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武漢ウイルスで暴露された各国の人種差別、どこが一番ひどい?(ヒント:欧米ではない)

一月に武漢ウイルスが中国で流行り出したころ、ヨーロッパ各地で東洋人が人種差別の犠牲になった。アメリカでもマスクをしている中国人女性が殴られたり、スーパーの試食コーナーで東洋人の子供が罵倒されるなどといった事件も起きた。日本でも「中国人お断り」のサインを掲げるレストランなどもあった。しかし、欧米や日本の中国人差別を指摘する人も、何故か国を挙げて外国人を差別しているとある国の悪行には言及しない。環境汚染で欧米を批判しながら、なぜか世界中で一番汚染をしているこの国を無視するのと非常によく似た傾向である。

ちょっと前の記事だが、この塚田真紀子という在米のジャーナリストのコラムなどがその典型だ。

新型肺炎の感染者数や死者数が激増し、ヒトヒト感染も増える中、世界各地で中国人に対するヘイトが高まっている。日本も例外ではないようだ。米紙ニューヨーク・タイムズが、日本では、#中国人は日本に来るな(#ChineseDontComeToJapan)というハッシュタグがツイッターのトレンディングになったと伝えている。

 新型コロナウイルスに対して恐怖を感じているのはわかる。日本の安全を守りたい思いから吐いた暴言もあるだろう。しかし、「#中国人は日本に来るな」という言葉はヘイトスピーチ以外の何ものでもない。あからさまな人種差別発言だ。「桜を見る会」の公文書廃棄問題障害者言及問題に続いて、世界にまた日本の恥が晒されてしまった。

この塚田という人の3月以降のコラムの見出しにも一応目を通したが、中国で「アメリカや日本での武漢ウイルス蔓延を祝う」などという横断幕が飾られたことに関する記事はなかった。

中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」に投稿された、中国・瀋陽の飲食店前に掲げられた横断幕の写真(共同) © KYODONEWS 中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」に投稿された、中国・瀋陽の飲食店前に掲げられた横断幕の写真(共同)瀋陽市内のおかゆ専門店が「米国の感染状況を熱烈に祝う。日本での感染が順調に長続きしますように」との赤い横断幕を店頭に掲げた。

もっとも塚田さんが出した例も私が上記に出した例も一部の人間が個人的にした人種差別である。これらは決して国が奨励してやれといったわけではない。「どの国でも差別者はいる。みんながみんなそんな人たちではない。一部の人達の心ない行動だけで、その国の人達を判断すべきではない」というのがまあ我々文明諸国の人間が考えることだ。

しかしながら中国はそういう常識が全く通用しない国である。中国で長年住んだことのある人ならだれでもいうことだが、中国では人種差別をすることが普通であって、差別しない人の方が例外だ。さもあらん。中国は政府自らが人種差別を奨励している。中国では反日教育は普通にされているし、愛国無罪とかいって外国人虐待などほぼお咎めなしに行われる。この間の外国人特に黒人虐待など中国では日常茶飯事過ぎてニュースにもならない。

それで外国に知れ渡って世界中から批判を受けて初めて、やり過ぎたようだと気づくという始末。それでも別に悪いことをしたという自覚は全くなにいのだ。中国人が人種差別という時は、中国人が他の人種から差別されることを指すのであって、自分らが他人種を差別することには当てはまらないと思っているのだ。

それでだ塚田真紀子さんのような方々にお伺いしたいのだが、一部の日本人が中国人お断りサインを掲げたりツイッターで中国人差別用語をつかったりしていることが日本の恥だというなら、自分らで武漢ウイルスを広めておきながら、外国人のせいにして白人や黒人を虐待している中国の恥についても、多少なりとも言及するべきなのではないだろうか?

中国大陸人を欧米人や日本人と同じ基準で判断しないのは、塚田さんの心に秘められた中国人差別があるからなのではないのかな?


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中国の黒人狩り、アフリカ全体を敵に回したことに気づき取りやめに。体裁を繕うのに必死な中共

数日前、中国の広州でアフリカ人(特に黒人)がアパートやホテルから追い出されて街中に放り出されたり、無理やりホテルに隔離されてホテル代を自己負担させられたりしているというニュースが世界中に出回った。拙ブログでもこれについて多少触れている。アルジェジーラや南アフリカのメディアをはじめアメリカでも日本でも報道された。

昨日になって、あまりにも世界中から叩かれたため、やっと中共は自分らの行為は行きすぎだと気づいたようで、黒人たちを釈放し仲直りにと花束や果物を配りビデオでその模様を撮影し中共は黒人差別などしていないアピールに必死である。

さてここで、中共がアフリカ人をどんなふうに虐待し、どのように言い逃れをしていたのかおさらいしてみよう。

私はアルジェジーラの番組と南アフリカの番組を観たが、そこに出て来た中国人報道官や外交官の二枚舌には全く呆れた。何を聞いても判でついたような返答で、全く事の真髄をついてこない。聞いてるインタビュアーの口調がだんだんと怒りによって厳しいものになっていくのが感じられた。

幾つか観た動画でどれも同じような内容だったのだが、何とかしてそんな事実はないと主張せよというのが中共当局からの命令だったようだ。下記は私の記憶からいくつかの動画を張り合わせた内容。

問:広州ではアフリカ人がアパートやホテルから追い出されたり、レストランやその他の公共施設から締め出されるという状況が起きていることをどうお考えですか?

中共報道官:中国では人種差別などというものは全く起きていません。中国はどんな人種も全く平等に扱います。

問:では今の状況をどうご説明なさるのですか?マクドナルドでは黒人お断りのサインが貼られていた写真が拡散されていますよ。

中:そういう個別の事件に関しては解りません。そういうとは詳しい捜査が必要であり、、

問:この件についてインタビューを受けるとご存知でありながら、何の下調べもしていらっしゃらないんですか?もう三日も前から拡散されているんですよ。

中:中国では人種差別は決して許されません。すべての人々を平等に扱うのが政府の方針です。

問:こうした扱いが政府の意思に反するというのであれば、何故政府はこのような行為を黙認しているのですか、何故止めないのですか?

中:詳しい個々の事例に関してはすべてを把握しておりませんので、、

問:こうした迫害が起きていることを否定されるのですか?

中:中国では人種差別は全く起きておりません。

まったく箸にも棒にも引っかからないのらりくらりとした返答。目の前で起きてる事実を知らぬ存ぜぬで押し通す。しかし全世界に実際の虐待動画が拡散してしまうと強制隔離命令にあったのは一部の黒人だとか、差別をしたのは一部の民間人だとかいう言い訳に変わった。

2~3日前にツイッターで私に絡んできた自称日本人、実は中共工作員の話方などがその典型。

工作員:ウイルス対策協力しないから捕まって当然だろ。自分で考えろよ。日本みたいに人権だのでウイルス移すぞおじさん量産すればいいのか。それこそ無責任だわ。(略)どこから一律に差別してる情報出てますかね?中国に何十万人のアフリカ人居ると思います?この協力拒否の人捕まった動画だけ一律に差別してると判断してるあなたもどうかと思いますけど (強調はカカシ)

カカシ:在中のアフリカ人が中国から数年間出たこともないのに検査を無理やり強制されたり自宅謹慎命じられたりしてるのが一律じゃないってんですか?外国からかえってきた中国人は外出自由なのに?中国人と結婚してる外国人まで強制的に自宅から追い出されてるのが一律じゃないってんですか?(略)黒人を泊めてるホテルやアパートの大家に黒人が居たら追い出せと書かれてるおふれや、レストランやスーパーに貼られている「黒人お断り」ポスターは一律じゃないってんですか?

工作員:その一部の店やホテルで一律と見ますか?他のにもっと多くの黒人泊めてるホテルや大家は無視ですかね?日本も中国人お断りのとポスター貼ってる店結構ネット見ましたけど、日本人のそれも一律ですかね?

ホテルやアパートを追い出されたのは自主的隔離に協力しなかった外国人だけだとか、違法移民だけだとかいうのは真っ赤な嘘である。政府の言う通り自宅待機に素直に応じて来たアフリカ人も全く同じ目にあっている。そして、黒人を追い出したアパートやホテルは一部ではない。黒人を店子に持つ大家たちに、黒人を立ち退かせるよう命令した書類がすでに出回っている。レストランやスーパーのポスターには政府の命令でそうなったとしっかり明記されている。もし地元政府が命令していないなら、警察が止めるのが筋なのに、警察は止めるどころか、わざわざアフリカ人を迎えに来てパスポートを奪い隔離所に連行したりしている。そんな組織的な虐待が一部の民間人大家などで出来るはずがない。

無論この工作員はそんなことは十分承知だ。知っているからこそ無関係な日本の例を持ち出して、「日本だってやってるじゃないか」と言い出すわけ。自国が責められるとすぐ「日本だって、、アメリカだって、、」と無関係な国を持ち出すのが中共の常套手段である。

それを象徴してるのがこのレコードチャイナの記事。「中国のアフリカ人差別、米国は最も非難する資格がない―中国メディア

その上で、「ウイルス流行防止の過程でこうした問題が起こるのは珍しいことではなく、避けられないことである。問題があれば改めればよい。しかし、こうした問題について、特に政治的な言いがかりをつけるのは(通常の批判とは)性質が異なる」とし、「(米国のメディアや政治家は)やっきになって『中国とアフリカの関係が危機に陥っている』と大げさに論じている」と主張。米CNNテレビや米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが、中国や広東省がアフリカ人に対して差別的だと報じたこと、米国務省の報道官が「中国当局によるアフリカ人への差別には驚かない」「中国はアフリカとの約束を守ったことがない」と発言したことに触れ、「中国とアフリカの関係を引き裂こうとしている」などと批判した。

そして、「これまで米国の政治家は『中国ウイルス』という言葉を使い、流行を抑制するために(感染爆発が起こる前に)努力しなかった責任を中国に押し付けてきた。すでに米国では実際に中国系やアジア系に対する差別や暴行事件が多数起こっている」と指摘。「米国は最も人種差別を非難する資格がない」とした。

アメリカで黒人差別が組織的に存在していた1960年代ですらも、黒人が家賃を払ったアパートやホテルから突然追い出されて隔離されるとか、指定されたレストランやスーパーから追い出されるなどということはなかった。アパルトヘイトのあった南アフリカですらも黒人が行ける場所はきちんとあった。それにしたってもう何十年も前の話である。中国から出たウイルスを中国ウイルスと指摘するようなこととは比べ物にならない。

ところで私のツイッターで中共もアメリカも同じようなものだとか、どっちもどっちだという奴らが何人か居たが、本気でそう思う人間がいるとしたら、今回の中共のやりかたからしっかり学ぶべきだろう。それでも本気で中共もアメリカも同じだと思うなら、救いようのない左翼だと言うしかない。

関連記事:中国で黒人狩り、第二派武漢ウイルスを外国人のせいにする中共


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武漢ウイルスはやはり武漢ウイルス研究所が発祥地である可能性が高い (新情報あり)

2020年4月15日現在:数日前に書いたこの記事のアップデートがある。最初に私がこのウイルスの出どこは武漢ウイルス研究所だと書いた頃はまだこの話は陰謀論説のように言われていた。最近になって大紀元時報やゲートウエイパンディットやLaowhy86といったブロガーや保守派メディアで詳しい話が特集されていたが、今日になって一斉に大手メディアがウイルスの発祥地は武漢研究所ではないかという報道を始めた。

ロイターの記事によれば、トランプ政権はこの可能性について捜査を始めたとある。トランプ政権はこれが人工的に作られたものであるとは考えておらず、蝙蝠から自然に人に移り人から人へと移るウイルスの研究中に研究員のずさんな管理から漏れたものではないかと考えているという。

2020年4月10日:つい先日も「世界中の医療品不足は中共の陰謀だった」の中で武漢ウイルスの発祥地が武漢ウイルス研究所である可能性について書いたが、もう一度ここでおさらいしよう。

2020年4月1日エントリーより引用はじめ: 前々から武漢のウイルス研究所が出所なのではないかという話はされていたが、実際そうであった可能性が非常に高くなってきた。

最初からこのウイルスは蝙蝠(こうもり)が病原菌を持っており、それが人間に感染したと考えられていた。中国では蝙蝠を食べる習慣があるので、海鮮市場の野生動物売り場がウイルス発生地だと公式発表ではされていた。しかし実は武漢ウイルス研究所(武漢病毒研究所)では実際蝙蝠から人間に移るウイルスの研究がされており、研究員の何人かが誤って感染したのが最初だったという話が出て来ている。

中国で10年暮らしていた経験があり、中国語に堪能なカリフォルニア人ブロガーのlaowhy86がその話を詳しくしている。Laowhy(中国名は老外)によれば、武漢ウイルス研究所の研究長である石正麗博士(シー・ジャンリー Shi Zhengli)という女性は蝙蝠から人間に移るSARSのような肺炎病を研究しており、地方から感染している蝙蝠や地元民の血液サンプルなどを持ち帰る武漢研究所で研究をしていた。この話は去年の11月ごろにはなしで、研究所は人手不足だったのかこの研究に携わる人員を募集していた。

この研究所には黄蒸玲(ハン・ヤンリン Hang Yan Ling)という若い女性の研究員が居た。この女性が12月頃から姿を消してしまったというのだ。研究所の2018年の新年会の写真には写っているのに、研究所のウエッブサイトの研究員紹介ページからは姿がこつんと消えている。それで彼女は研究室で感染し死んでしまったのではないかという噂が流れ始めた。 石正麗博士は黄蒸玲は生きている死んだなどと言うのはただの噂だと否定しているが、それなら何故彼女が公の場に出てこないのか不思議である。

2月になって武漢大学の肖波涛(シャオ・バタオ Xiao Botao)教授は、武漢研究所の研究員は感染した蝙蝠の尿からすでに何人か感染しており自主的に隔離していると発表した。中国語の記事はこちらグーグル翻訳で見出しだけ訳してみると、

武漢疾病管理センターからの新しいコロナ肺炎?研究者はコウモリの血液と尿を噴霧し、14日間隔離

武漢海鮮市場はこの研究所からたった20マイルしか離れていない。やはり武漢ウイルスはこの研究所から漏れたものという我々の最初の疑いは正しかったようだ。(引用終わり)

さて、同じことについて独自に調査した記事がゲートウェイパンディットにも掲載されている。老外(ラオウィー Laowhy86)と同じようにゲートウエイの方でもやはり焦点となっているのは石正麗博士(シー・ジャンリー Shi Zhengli)という女性科学者。(カカシ注:彼女の名前の正しい漢字の綴りと英語読みを発見したので訂正した)

実は彼女、2014年までアメリカのウイルス研究所で働いていた。中共はウイルスの発症地はアメリカだと主張していたが、その主張には一理ある。なぜならアメリカの研究所ではずっと以前からコロナウイルスの研究が行われていたからだ。

ノースカロライナ大学チャペルヒル校の研究所でラルフ・S・バリック教授のもとで蝙蝠から人へ感染するコロナウイルスの研究がされていたが、石正麗博士はバリック教授の研究パートナーで、2015年には、その調査結果を発表したりもしているのだ。ただ、この研究はアメリカの保健福祉省(日本でいう厚生省)から予算を打ち切られたため、研究は中止された。その後石正麗博士は武漢の研究所に移り研究をつづけていた。

ゲートウエイの調査によると、石正麗博士指揮する武漢研究所では生物に武漢ウイルスを感染させる実験がされていた。そして同博士は異種の動物間での感染を研究していたことが解っている。つまり、COVID19武漢ウイルスが野生動物のなかで自然発症したという中国の言い分がかなり怪しくなってきたということだ。

中国では2017年にもSARSウイルスが研究員の取り扱い不注意で外部に漏れ研究員はじめ8人の感染者を出し1人が死亡するという事件が起きている。この時は広範囲に蔓延したという事実はないようだが、色々な病気が蔓延する中国では本当のところは解らない。

私はずっと武漢ウイルスが研究所から漏れたものである可能性は大きいと思っていた。しかしそれは以前に邱香果(Xiangguo Qiu)という女性科学者とその夫がカナダのウイルス研究所から盗んだウイルスだったのではないかと考えていた。石正麗博士が邱香果博士がカナダから盗んできたウイルスを研究に使用した可能性は大いにある。

中共には有能な科学者が多い。彼らは若いころに欧米の大学で教養を身に付け、そのまま欧米の大学研究所で研究を続けることが多い。しかし彼らの忠誠心は中共にある。こういう人間を有能だというだけで、いや、有能であるからこそ、むやみやたらに研究パートナーとして受け入れるのは欧米にとって決して良い結果を生まない。無論中国人でなくても金で買われたアメリカ人学者がいくらもいるから国籍だけでは判断できないというのもある。

中国による知識財産盗用はこういう危険を招くということに、我々は心してかかる必要がある。

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中国で黒人狩り、第二派武漢ウイルスを外国人のせいにする中共

今中国では外国人がひどい差別を受けている。外国人はレストランやホテルなどに行かれない。病院にすら行かれない。武漢ウイルスに感染していないと証明できても外国人というだけで公共施設から追い出される。特にアフリカ系黒人に対する差別はひどく、すでに家賃を払ったアパートやホテルから追い出され、レストランにもスーパーにも行かれず街をさまよっている。バスにも乗せてもらえず、文句を言うと警察が来て暴力を振るったりする。これは中共が組織的に行っている人種差別なのだ。なぜ中共はこんなことを始めたのか?

中国で発生した武漢ウイルス、中共の隠蔽のせいで世界中に広がった武漢ウイルス。中国内にいた海外メディアを追い出し中国内では武漢ウイルスによる死者はゼロになったと大宣言。しかし世界中で中国の蔓延が収束したなんて本気で信じてる人間は一人もいない。中国人ですら信じていない。

収束したはずの武漢ウイルスがまた中国で広まったら中共の顔がつぶれる。それで思いついたのが生贄の羊を捧げること。そうだ、武漢ウイルス第二派は中国へ入って来た外国人のせいだということにしよう。今中国に再び広まりつつある武漢ウイルスはすべてガイジンがばらまいているのだ、ガイジンを公共施設から追い出せ!特に黒人は汚い。黒人はアパートからもホテルからも追い出せ、レストランや商店にも入れるな、黒人は国から追い出せ!

となったわけだ。それでもまだ、新規到来者のみ隔離するとかいうのなら話は分かる。今の時期ヨーロッパやアメリカからの渡来者は危ないかもしれないから。だがアフリカ人? アフリカは世界で一番武漢ウイルスが流行っていない場所だ。それで中国での蔓延ピーク時に中国人が疎開していたくらいなのだ。

ジョン・ホプキンス大学ホワイティング工学部によれば、ナイジェリアのCovid-19感染確認者数は305人、死亡者は7人で58人が回復した。4月11日現在。 アザースポーツの記事より

しかも中国が追い出そうとしているのは何年も中国に住んでいる人たちで、武漢ウイルスで都市閉鎖中も故郷へ帰らず中共の命令を聞いて隔離にも協力してきた住民たちである。彼らはずっと中国に居たのだから他所からウイルスを持ち込めるはずはないのである。

だが面目のこと以外眼中にない中共にとってそんな理屈はどうでもいいのだ。悪いのは何もかも汚いガイジンのせいということに出来ればそれでいい。そしてもともとガイジンに偏見をもっていた中国人たちはまんまとその手に乗せられている。

欧米で時々起きる個人的な人種差別が差別だと思っている人は、本当の人種差別がどのようなものであるか、中国の状況をとくとご覧あれ。今後一切武漢ウイルスが中国差別だなんてたわごとには耳を貸さないからね。


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世界中の医療品不足は中共の陰謀だった!

先日ツイッターで深田萌絵さんというIT企業経営者で中国に詳しい人が、

「中国のマスク外交に騙されないで!
・中国内の日本のマスク工場を横取り
・日本にいる中国人にマスクを買い占めさせる。
・マスク不足を演出している中国による、マスク寄贈は「自作自演」です。
本来なら、正当に出荷され、正当に店舗で買えたものを工場ごと横取りされてます。

とつぶやいていた。そのコメントに実はアメリカの工場も同じような目にあっていますと言って誰かがエポックタイムス(大紀元時報英語版)のビデオを付けてくれていた。それを観ていて、やっぱりそうかと解ったことがある。

先日も私はオーストラリアの不動産企業が豪州の医療品を買い占めていたという話をしたが、アメリカや日本でも同じようなことが起きていたようだとも書いた。だが実は、これは中共が全世界で組織的に行った陰謀だったというのである。このことは水間条項さんが世界中からマスクが消えたわけで、いかに中共が組織的に世界中で医療品買い占めを行っていたかを説明してくれているので是非ご参照のこと。

簡単にまとめるならば、中共は二つのことをやって世界中の医療品不足を企てたのである。

一つは、すでに中国で武漢ウイルス蔓延は免れない状況にあった1月初旬、中共は全世界に居る中国人団体に声をかけ、世界中でマスクや防護服や人工呼吸器などといった医療品を買い占めるよう命令した。中共は全世界に大組織網があり、それらが走り回って在外中国人を動員して一斉に医療品を買いあさったのである。

二つ目は、深田さんが指摘しているように、中共は中国にある外資の医療品生産工場を国営化し、海外への医療品輸出を一時禁止したのだ。国内のマスクやその他の医療品を中国人工作員たちが奪い、中国からの輸入も出来ないとなれば、せか世界中でマスクが足りなくなったのは当然のことである。これはすべて中共が仕組んだことだったのだ。

そうしておいて、世界中にウイルスが蔓延した今になって、中共は恩着せがましく高値で中国産不良品を欧米に送り付けているのである。日本も例外ではない。日本では中国から贈られてきたマスクに対して「中国ありがとう」などと呑気なことを言ってる人達が居るが、彼らは中共の恐ろしいまでの組織力に無知すぎる。

さてちょっと話は変わるが、武漢ウイルスが実際どこから発生したのかという話。前々から武漢のウイルス研究所が出所なのではないかという話はされていたが、実際そうであった可能性が非常に高くなってきた。

最初からこのウイルスは蝙蝠(こうもり)が病原菌を持っており、それが人間に感染したと考えられていた。中国では蝙蝠を食べる習慣があるので、海鮮市場の野生動物売り場がウイルス発生地だと公式発表ではされていた。しかし実は武漢ウイルス研究所(武漢病毒研究所)では実際蝙蝠から人間に移るウイルスの研究がされており、研究員の何人かが誤って感染したのが最初だったという話が出て来ている。

中国で10年暮らしていて中国語に堪能なカリフォルニア人ブロガーのlaowhy86がその話を詳しくしている。Laowhy(中国名は老外)によれば、武漢ウイルス研究所の研究長である石正麗博士(シー・ジャンリー Shi Zhengli)という女性は蝙蝠から人間に移るSARSのような肺炎病を研究しており、地方から感染している蝙蝠や地元民の血液サンプルなどを持ち帰る武漢研究所で研究をしていた。この話は去年の11月ごろにはなしで、研究所は人手不足だったのかこの研究に携わる人員を募集していた。

この研究所には黄蒸玲(ハン・ヤンリン Hang Yan Ling)という若い女性の研究員が居た。この女性が12月頃から姿を消してしまったというのだ。研究所の2018年の新年会の写真には写っているのに、研究所のウエッブサイトの研究員紹介ページからは姿がこつんと消えている。それで彼女は研究室で感染し死んでしまったのではないかという噂が流れ始めた。 石正麗博士は黄蒸玲は生きている死んだなどと言うのはただの噂だと否定しているが、それなら何故彼女が公の場に出てこないのか不思議である。

2月になって武漢大学の肖波涛(シャオ・バタオ Xiao Botao)教授は、武漢研究所の研究員は感染した蝙蝠の尿からすでに何人か感染しており自主的に隔離していると発表した。中国語の記事はこちらグーグル翻訳で見出しだけ訳してみると、

武漢疾病管理センターからの新しいコロナ肺炎?研究者はコウモリの血液と尿を噴霧し、14日間隔離

武漢海鮮市場はこの研究所からたった20マイルしか離れていない。やはり武漢ウイルスはこの研究所から漏れたものという我々の最初の疑いは正しかったようだ。


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海外で医療品を買いあさり品不足を招いておいて、今になって高値で売り恩を着せる中共

今日ティム・プールのチャンネルを観ていたら、まだ豪州では感染がなく中国の武漢ウイルスは対岸の火事と思っていた頃、中国系企業が豪州の医療品を買いあさり中国へ送っていたという記事を紹介していた。

ザ・グリーンランド・グループという中華資本の不動産会社はメルボルンとシドニーの高級不動産を手掛けていたが、今年の一月から二月にかけて従業員総出でオーストラリア中からマスクやハンドサニタイザーや体温計や手袋などの医療品を大量に買い集め、それを箱詰めにして中国へ送っていたことが、内部告発で明らかになった。

実はこの頃アメリカでもコストコなどで中国人買い物客が大量にマスクを買い漁っている姿が見られた。この大量というのは小さな箱を幾つか買っているなどという甘っちょろいもんではなく、数百枚入りの大箱を一人何十個づつという規模。まだその頃はアメリカ人は呑気に構えていたので、何故中国人がマスクを爆買いしているのか理解できなかった。私はどうせこれは中国人の代購(ダイゴー、中国語で転売屋のこと)で、アメリカで買い占めて中国で売りさばくつもりだろうくらいに思っていた。

だがそのせいで、豪州人やアメリカ人がパニック買いに出かけた時には、すでに必要な医療品はすべて品切れになっていた。

実はこれは中国の狙いだったのではというのがこの記事、China’s Mask Mercantilism, by Mike Watson, March 23, 2020 5:01 PM 。

中国は武漢ウイルスで失った評判を取り戻そうと必死だが、中国が世界の医療に貢献しているというそぶりを見せるため、世界中に医療品をばらまく作戦を始めた。そして欧米左翼メディアはまんまと中共のプロパガンダに乗せられている。ニューヨークタイムスのオプエドなどは、中国がウイルスの蔓延を遅らせたなどと馬鹿げたことを書いている。中共は初期の段階での警告を隠蔽し、WHOを抱き込んでウイルスが人から人へ移らないとか、中国からの渡航者を止める必要がないとか嘘をつき続け、蔓延を遅らせるどころか、遅らせようという努力をことごとく邪魔してきたのだ。

中国が世界で広がったウイルスに適切な対策を取っているなどというのも嘘である。たとえば日本に中国が贈ったという100万個のマスクなど、日本が最初に中国に贈った300万個の三分の一を返したに過ぎない。

もっとも注目されたのは、イタリアに中国から医師や衣料品が送られたというニュースだが、イタリアは中国から医療品を購入したのであり、これは贈り物ではないのだ。マイク・ワトソンはこの記事のなかで、驚くべきなのは中国がきちんと契約を守って医療品を送ったことだろうと皮肉を言っている。無論昨日のエントリーでも指摘したように、中国からの医療品は不良品が多くて使い物にならないということも覚えておこう。

結局のところ、中国は欧州や日本などから寄付された品物を返しているに過ぎない。しかも寄付ではなく金を取って売っているのだ。そして海外で品不足が起きてるというのも、中国の転売屋が各地で爆買い買い占めをやったせいなのだ。自分らで買い占めをやって品不足を作っておきながら、後になってその品を高値で売りさばく。これのどこが慈善だ?欧米の左翼メディアの中共への迎合はいったいどういう意味があるのだろう?

ところで中国の単なるパフォーマンスに比べ、アメリカは実際に武漢ウイルス撲滅のため世界中に救援金を送っている。 アメリカ議会はすでに他国への武漢ウイルス対策救済金のために13億ドルの予算を通している。そしてアメリカが最大の資本を持つアジア発達銀行は発展途上国に65億ドルをあてがっている。

中国がどれほど先進国の振りをしようと、奴らの時代遅れな植民地思考がことあるごとに顔を出す。人権を無視した守銭奴の本性が現れる。

今回のことで世界中が中共がいかに薄汚い政府であるかを学ぶことが出来たなら、武漢ウイルスは小さな代償と言えるのかもしれない。

左翼メディアは全く学んでないけどね。

追記:余談だが、私が転売屋は地獄で腐ればいいと言ったら、左翼リベラルの友達Dが「じゃあ、君はリバタリアンではないんだね」と言った。彼の頭ではリバタリアンは徹底した資本主義者で、金儲けのためなら誰がどう迷惑を被っても良いと考えている、というイメージなんだろう。

しかし転売屋は資本主義者ではない。資本主義とは、放っておけば市場で需要と供給のバランスが自然に取れるシステムのことだ。需要があるのに人為的に値段を下げ過ぎれば品不足になってしまうが、高値で売りすぎれば物が売れなくなる。しかし人為的な品不足を起こして高値で売るのは資本主義とは言えない。それはリバタリアンの思想に反する。そのことが左翼のDには理解できないようだ。

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