カカシがリアリティショーが嫌いな訳

私は昔からリアリティショーが嫌いだ。他人の私生活を観るのなんて除きみたいで趣味が悪い。それに出演している人達は往々にして品が悪く素行も決していいとはいえない。アメリカで有名なリアリティ家族といえばカダシアン一家。彼らはお母さんがプロデューサーでこの番組のおかげで大金持ちになった。たしかに彼女たちは美人だが、何の芸もないのにパーソナリティーだけで有名になった家族のことなんて私は全然興味がない。

だがそれよりも、私が一番嫌いなのは気に入らないメンバーを毎週事に追い出していくサバイバーやビッグブラザーみたいなショーだ。出演者のパーソナリティーがぶつかり合い、しかもお互いライバル意識丸出しで相手を蹴落とそうという企てが常に行われているのが醜くていやだ。

ただリアリティーショーの枠には入ってはいるが、昔やっていたダックダイナスティーやアメリカンチョッパーや故スティーブ・アーウィンのクロカダイルハンターなんかは面白かった。これらはリアリティーショーというよりドキュメンタリーと言った感じだったし、私が好きだったのは、これらの番組は自分らの変わった職業を題材にして、いかに仕事を完成させるかということに重点が置かれていたからだと思う。

さて、それで今回日本のリアリティショーに出演していた女子プロレスラーの若い女性が自殺をしたという話だが、SNSでの攻撃に耐えきれず追い詰められてしまったようという説が有力のようだ。番組の編集のしかたにも問題があり、彼女への悪意を煽ったのではないかと言う批判もある。

これは決して彼女個人への攻撃ではない。だが一般的に個人攻撃をされたくないならタレントとしての外面と個人としての内面の境界線がぼやけてしまうような番組には出演すべきではない。

私は好きな俳優/歌手のフェイスブックを追っているが、彼らの投稿はコンサートやドラマの宣伝がほとんどで、私生活については結構おざなりなことしか書かれていない。今日は家族のためにこんな料理したとか、犬が可愛いとか。芸能人のSNSなんてそのくらいにしておくべきだと思うね。

私が疑問に思うのは、亡くなった女性はレスラーとしても悪役を演じていたらしいし、テレビでも悪役を演じているのだという意識はなかったのだろうかということだ。アンチによる叩きは自分個人についたものではなく、悪役レスラーというキャラクターについたものなのだと割り切ることは出来なかったのだろうか?そう割り切るには22歳なんてまだ若すぎたのかもしれない。お気の毒なことだ。ご冥福をお祈りする。

言ってみれば、ユーチューブなどはリアリティーショーの最たるものともいえる。なにせ個人で自分をさらけ出してやっているわけだから。最近は若い人が安易にユーチューブで動画を出しているが、こういう人達は将来のことも考えて、かなり慎重になる必要があると思う。特に顔を出してやっている人達は、どこのだれかすぐに特定されてしまうし、家の様子とかを写すと住所が指定されてストーカーに狙われる可能性も大きい。子供を出汁にしてユーチューブを上げてる人も結構いるが、あれも気を付けた方がいいのではないかと思う。(でもすごい金儲けしてる子供チャンネルもあるらしいから誘惑はかなり大きい)

ユーチューバーの話がでたので

今日はどうでもいい話を書いているので、ついでに私が最近嵌ってるユーチューバーの話でもしよう。

私は昔から旅行記が好きだ。大昔子供だったころに兼高かおるさんの世界の旅を毎週日曜日家族と一緒に観ていて、大人になったら絶対に外国に行きたいと思っていた。当時は外国旅行は珍しかったので。元モンティーパイソンのメンバーのマイケル・ペイリンの80日間世界の旅なんてのは凄く良かった。

というわけで私はJブロガーと呼ばれる在日外国人ブロガーの一人、クリス・ブロードのAbroad in Japanというチャンネルが好きだ。クリスはイギリス人ですでに在日8年目くらい。岩手県を拠点に主に北陸や東北地方をめぐる旅行記を製作しているが、時々日本縦断サイクリングツアーなどもやって2018年には岩手から鹿児島まで2000kmに及ぶサイクリングの旅を一か月以上かけてやったこともある。リアリティショーでもこういうのは楽しくていいな。旅行好きな人や日本に興味のある人にはお薦めである。


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バイリンガールの炎上で明らかになった外出自粛洗脳の効果

何週間か前にユーチューブで大人気のバイリンガールさん家族がマレーシアから四月上旬に日本に帰国しますという動画を上げたことで大炎上が起きてしまったという話を他のユーチューバーさんの動画で観た。私は英語を学ぶ系の動画はあまり観ないが彼女は初期からやっているかなりの大物なのでその存在だけは知っていた。バイリンガールのチカさんは昔は英語とか海外生活の話をよくしていたらしいが、最近はご主人と一歳のお子さんと一緒に旅行記風動画を発信するのを売り物にしていたらしい。

しかしこの武漢ウイルス騒ぎで旅行が困難になり、2月に一旦日本に帰国した後マレーシアに渡った。しかし三月下旬にマレーシアが全国ロックダウンを始めたため、仕方なく再び日本へ帰国するという話を動画でしたことが問題となった。

私は問題の動画を観て別に批判されるような内容だとは思わなかったのだが、日本の視聴者さんたちからはかなりの批判を浴びたらしい。それで数日後にその弁明動画を発表したが、これが反省の色が見られないとか、開き直っているとかで返って火に油を注ぐ結果となってしまったようだ。

さて、私が当初チカさん家族がそんなに責められるようなことをしたのだろうかと疑問に思ったというのも、私自身が外出自粛が武漢ウイルス感染を防ぐという前提に全く納得していなかったということがある。無論チカさん家族がそう思っていたかどうかは不明なので何とも言えないのだが、この程度のことで10年以上も彼女のファンだった人たちがチャンネル登録を止めるとか言ってるところを見ると、外出自粛が人命を救うという考えに多くの日本人が感化させられてしまったんだなと改めて思い知らされた。

私はここでチカさん夫婦の決断が良かったとか悪かったとかいう話をする気はない。ただ、日本に帰国すると決めたのなら、何も言わずに黙って帰ってくればよかったと思う。まあユーチューバーの性(さが)というか、自分の身に起こることをいちいち報告したかった気持ちは解るには解るが、こういう時期に神経質になってる視聴者を刺激するような内容は避けた方がよかったのではないだろうか。

出羽守と責められるのを覚悟で言うならば、こういう場合の日本人の同情圧力(ピアプレッシャー)というのは凄いものだなと思う。外出自粛は絶対だ、違反するのは非国民!みたいな感情が伝わってくる。

自宅謹慎令がでて45日のアメリカ各州では、自宅に籠っているべきと言っているのは主に地方政治家であって、一般市民はいい加減元の生活に戻りたいとおもっている。ロックダウン反対というデモが地元警察に妨害されたりしてるくらいなので、市民の多くがこの自粛が効果があるとは思わなくなっているのか、危険を冒してでも元の生活に戻る必要があると思っているかどちらかだろう。

さて話をチカさんに戻すと、カナダから日本語で発信しているユーチューバーさんが指摘していたが、チカさんは日本語で発信してはいるがアメリカ育ちでどちらかというと気持ちはアメリカ人に近いので、こういう時、責められたら攻撃態勢に入るのかもしれない、と言っていた。ただ、日本語で日本人相手に発信しているのだから、つまりそれを商売にしているわけだから、もっと日本人の気持ちを理解してあげるべきだったのではないかとも言っていた。

確かに。自分の観客を知らないと長年積み上げて来た努力が一瞬にして水の泡になってしまうからなあ。人気商売というのは大変だわ。


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冷蔵庫で思い出した昔の話

昨日新しい冷蔵庫が来た。昔の冷蔵庫はアメリカの標準型の36インチ(91.4cm)。うちは家が凄く古いので大昔の小型冷蔵庫の想定でつくられた冷蔵庫用の空間には、現代サイズは全くはまらず天井の棚を取り除いて上は何とかしたものの、横幅がほんの1/2インチくらい嵌らず、結局突き出た感じで置いてあった。それで今回はすこし細めの冷蔵庫に買い替えた。

古い冷蔵庫は特別汚くない限り引き取ってくれるということだったので、一応中を掃除した。掃除していて気が付いたことは、腐った食品や賞味期限のきれた瓶詰などが入っておらず、我ながら中は清潔だったなと自己満足。

もう大昔になるのだが、友達の引っ越しの手伝いに駆り出されたミスター苺と友達数人が冷蔵庫を運ぶのにものすごい大変だったという話をしていた。なにせ友達の新しいアパートはエレベーターのない二階建ての古い建物。三人がかりで重たい冷蔵庫をなんとか運んだが、途中で緑色の臭い液体が漏れてきたそうだ。やっと運び終わって、ミスター苺がもしかしてと思いドアを開けてみると、なんと食品が一杯詰まったまま!しかも一度も掃除したことがなかったのか、中から異臭が漂ってきたという。

引っ越しするのに冷蔵庫の掃除もしない奥さんも奥さんだが、引っ越しを頼んだ方の旦那はこの間行方不明。自分では重たい荷物は全く運ばず、ほぼ引っ越しが終わった頃どこからともなく現れた。ミスター苺も他の友達も呆れて、それ以来この友とは疎遠になった。ま、当たり前だね。


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ロックダウン中に家電が壊れたらどうする?

ここ数週間、うちの冷蔵庫が時々ビーっという変な音をたてていた。最初は数十分に一回ほんの2~3秒鳴っていたこの音、あれ、昔からあんな音してたかなとは思ったが、特に気にせずにいた。だがそのうちに音の鳴る間隔が狭まり、ここ数日10分置きぐらいに音がしていた。やっぱりなんか変だろうと思い、ネットで冷蔵庫の変な音とかいうキーワードで検索してみたが、どうも解らない。そうこうしているうちに音がピタっと止んだ。これがいいことなのか悪いことなのか、素人の私には解らない。

実はサムソンのこの冷蔵庫は買ったばかりの頃に温度調節器の裏に氷が溜まってきちんとした温度を保てないという故障があった。当時地元の修理屋に頼んで、かなり高額で直してもらったが、韓国製冷蔵庫は販売モデルが毎年変わり、前年の冷蔵庫の部品を手に入れるのは不可能に近いのだと言われた。これが韓国企業の汚いやり方である。

ま、その時から冷蔵庫が表示する温度と内部の温度には差があることが解ったので、個別の温度計を冷蔵庫に常に入れていた。変な音が止まった翌日、温度計をチェックすると案の定、冷蔵庫の表示は華氏38(摂氏3.3)度なのに温度計は50度(10度)近い!冷蔵庫の安全な温度は40度以下とあったので、これはまずいと思った。修理屋を呼ぼうかどうか迷ったが、もう古い冷蔵庫だし、きちんと直る保証はないし、これは買い替えた方がいい(今度はアメリカ製で!)という結論に至った。

それで金曜日の本日、テレワークをサボって、開いていそうな電化製品の店を探す。いつもなら近所の大型ホームセンターや電化製品専門店などに行くのだが、なにせこういうご時世。どこの店が開いているか解らない。ネットで営業時間を調べても、それが今の情報なのか古い情報なのかはっきりしないので、ともかく運転して行ってみることにした。

まずは近所のホームセンター、ホームディポ。ここはプロの大工さんや修理屋さんなども愛用する大型店で品数も果てしなく多い。店内への出入りにこれといった規制はなく、ただマスクをして入り、レジで並ぶ時はすこし空間を開けて並ぶ程度が要求されていた。ここでは気に入った冷蔵庫が見つからなかったので次の店へ。

パソコンやテレビやオフィス用品を広く扱ってるビッグバイへ行った。ここではかなりの警戒でまるで空港のセキュリティーチェックみたいになっていた。外に居たマスクをした店員に、店に入れるのかと聞くと、注文はオンラインのみ。配達はするが古い冷蔵庫は引き取れないと言われてがっかり。だいたい冷蔵庫みたいなもの実物を見ないでオンラインショッピングなんて不安だ。諦めて次の店へ、

次は地元でやってる小さなお店。店名を言うと私の住所が指定されてしまうから今は内緒。お店がやってるかどうか心配だったが店はいつも通り営業していた。以前にテレビを買ったことがあったので、マスク姿の店員は愛想よく応対してくれ、翌日には配達し古い冷蔵庫も引き取ってくれるということになった。ああよかった!「この店がやっていたよかった」と言うと「家電は生活必需品ですからね。」と言われた。全くその通りだ。冷蔵庫や洗濯機なくして暮らせる家庭なんて今時あり得ないだろう。しかし他の州では電化製品の購入も禁止されている市があると聞いていたので、カリフォルニアはそこまで狂ってなくて本当に助かった。

それにしても不思議なのだが、なぜホームディポやこのローカル店が普通通りの営業が出来るのにビッグバイは店内に客を入れないのだろう?

実はこの間も同じような体験をした。今マスクが不足しているのでマスクを手作りする人が増えたが、私がマスクづくりに必要なゴム紐を買いに行った趣味の店はネット注文の受け取りのみで店には入れなかった。だがすぐお隣の文房具屋さんは普通に営業していた。

ホビーショップも文房具屋も同じようなものだろう。いや、それをいうなら、スーパーは平常通りの営業なのに電化製品店やホビーショップが開けられないというのはおかしくないか?スーパーで安全が保てるなら本屋だって電気屋だって洋品店だってみんな同じではないか?マスクして個人空間保てば問題ないはずだろう?だいたい普通営業の店と注文の受け取りのみの店の違いって何なんだ?

だいたいこのロックダウンの規制には一貫性がない。カリフォルニアでは自然公園はすべて閉鎖されている。ということは私とミスター苺が大好きな裏山のハイクコースも閉鎖されているのだ。ハイキングなんて団体でするものではないし、2~3人で山に登ることの何が危険なのか?(遭難するような山ではない)

またビーチも閉鎖されおり、一人でサーフィンしていた若者が10万円の罰金を食らったとかいう話がある。一人でサーフィンするほど感染の危険がない運動もないと思うが?

また子供たちや老人が愛用している近所の公園も閉鎖だ。芝生だけは解放されているが子供のジャングルジムや滑り台やブランコは駄目。テニスコートもバーベキューもベンチも閉鎖。野外で集団でピクニックをするなというのは解るとしても、なんでテニスをやっちゃいけないんだ?

先日カリフォルニアのビーチにあるスケートボードのコースに大量の砂がまかれコースが使えない状態になったところ、多くの若者たちが集まって砂を掃除してしまった!スケボのどこが感染につながるってんだ?

武漢ウイルスは紫外線や湿気に弱いそうだ。ということはアウトドアでの運動はウイルス予防にはもってこいの活動である。家に家族と閉じこもっているよりずっと健康的な活動である。

もうこんなバカげたことは止めよう!カリフォルニア州では医療崩壊は起きていない。感染率も死亡率も横ばいになった。閉鎖はもう終わりにしよう、元に戻ろう!

知事たちよ!我が民を解き放て!


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病気より怖い治療、都市封鎖の恐怖

昨日日本では埼玉知事の要請もむなしく、一万人以上の観衆を集めるK-1イベントがさいたまアリーナで行われたそうだ。これに対して一般市民からはK-1主催者にかなりの批判が集まっているようだ。KAZUYAさんも指摘しているが、このような大イベントをキャンセルしたら主催者側は破産に追い込まれる可能性がある。もし政府が開催を中止せよと命令するなら、それによって出た損害を補償するくらいの姿勢を示さなければ、当人の自粛に頼るだけでは強行する人も出てくるだろう。

KAZUYAさんの指摘通り、日本人は犠牲を払っても自粛する傾向がある。我慢を美徳と思っている人が多いから、苦しくても我慢してしまう。だから政府は何もしなくて済む。

私は今ニューヨークやカリフォルニアでやっているような、強制的な都市封鎖には全く同意できない。だが、欧米諸国で政府が強制的に多々の企業の一時営業規制をしているのも、欧米人に自粛を呼び掛けてみたところで、素直に自粛するところはごく一部だということを各政府は十分に弁えているからなのだろう。

しかしながら、政府が強制的に商売をするなと言っている以上、それで出た損害は誰が補償してくれるのかという話になる。トランプ政府は企業や個人に救済金を払う予定らしいが、私のようにテレワークが可能な人間はどうでもいい、レストランとか個人営業の商店とか、今すぐお金が必要な人たちに即救済金を送ってあげて欲しい。このままだとカリフォルニア経済は大打撃を受ける。

私はここまで極端なことをやる必要はないと思う。トランプ大統領は日本のやり方を勉強してくれてることを願う。


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遂に始まったアメリカの武漢ウイルスパニック

先日スーパーに買い物に行った時には、トイレットペーパーやハンドサニタイザーが売り切れているなあ程度の気軽な気持ちで、特にアメリカにはパニックが来ているようには見えないと思っていた。ところが昨晩、トランプ大統領が全国的に緊急事態だと発表して記者会見をやったところ、本日に至ってはアメリカ国民大パニックという感じ。

ベトナム人同僚がアジア系ストアではまだ結構トイレットペーパーなんて普通に売ってるよと言っていたので、モントレーパークという中華街にある99ランチマーケットに行ってみた。先ず気づいたのは駐車場が比較的空いていたこと。ここは日曜日に来ると絶対に駐まる場所がなく、遠くの方に路上駐車して歩かなくてはならないくらいなのだが、本日は普通に店の前に車が駐められた。中に入ってみると客の数はそれほど多くなかったが、私が目当ての麺類の棚は空っぽだった。また家庭用クリーナーの棚も空っぽ。米の棚もほぼ空だったが、日本のお米はまだ結構売っていた。店員は全員マスクとガーグルに手袋のいで立ちだった。

次に自宅近所のアメリカのスーパーに行ってもうびっくり。パン、缶詰、冷凍食品、パスタ、米、すべて売り切れ。卵もほぼなく、生肉と野菜はかろうじてあった。こちらがその写真。

いや、明日から嵐が来るとかってならわかるけども、別に町全体が閉鎖されるとかいう話はまだないし、流通が止まってるわけじゃないので、ここまで買い占める必要あるのか?

さて先日トランプ大統領はヨーロッパ各国からの出入りも禁じた。そして欧州から帰国してきた人々はコロナに関するかなり厳しい検査が行われたらしく、税関で7時間待ちなどというひどい状態が起きたらしい。

そしてアメリカ各地でドライブスルー検査が行われているらしい。こういうことはしない方がいいと思うんだけどね。


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ワーホリする日本人の90%が英語取得を失敗するという話

最近ユーチューブでワーホリでオーストラリア行きましたあ、カナダに来てます~と言って動画を上げてる人が沢山いるが、その中で多くの人に共通している話題というのが「こんなつもりじゃなかったのに~」という話。こんなつもりというのは、要するに一年くらいのワーホリで日常会話ができるくらいになって、地元企業で雇ってもらえるくらいにはなれるはず、というつもりだったということ。

ところが蓋を開けてみたら、まわりは日本人だらけ、地元の人は愚か他の外国人の友達もできない、英語なんて全然覚えないから日本食レストランですら雇ってくれない、という現実。

ワーホリあっせん業の人たちの話によると、日本人でワーホリを一年体験して、きちんと英語が話せるようになる人は先ずおらず、90%の人が失敗して帰国するということだった。え~なにそれ~?

はっきり言って私が腹が立ったのは「こんなはずじゃなかったあ~」という動画を上げていた人が、すでにオーストラリアに来て六か月だと話していたことだ。これじゃいけないと気が付くまでに6か月もかかったってどういうことよ?

ま、その話は置いといて。あっせん業の人たちも言っていたが、ESLには普通五段階ある。

  1. 初級。中学一年程度。
  2. 初中級。中学2~3年程度。
  3. 中級。高校生一年程度。
  4. 中高級。高校卒程度。
  5. 上級。普通に大学一年生の授業が受けられる程度

で、ワーホリで外国へ行こうという人の平均英語力は1~2だそうで、一年滞在後に3位になっていればいい方なんだそうだ。はっきり言ってこの程度の英語力ではファーストフードのバイトも出来ないかもしれない。(日本人経営でも)

こう考えると、自慢じゃないがカカシがアメリカに来た頃の英語力は多分3から4の間くらいだったと思う。それで一年のアメリカ滞在でどのくらいまでレベルが上がったかと言えば4卒業程度かな。5でなかったことは確かだ。

ところでESLレベルが4や5だからといって、きちんとした英語が話せるというレベルではない。この程度になれば大学の授業を受けてもついていけるというレベル。普通の企業に就職するにしても、何か他に技術がなければ難しいだろう。私から言わせればレベル5になってはじめてスタート地点に立ったようなものだ。

さて、私も何度か自分のホームステイ時代の話をしたことがあるが、1980年代のカリフォルニア南部も日本人が多く、日系人地区に住めば英語など出来なくても十分に生きていけた。それで楽な方を選んでしまえば、一年住んでようが10年いようが英語など全く覚えないひとなどざらにいた。そういえば当時ロサンゼルスの大学、UCLAに留学した日本人学生の卒業率はたったの2%だったという話を聞いたことがある。

外国に来たばっかりで右も左もわからなければ、地元にいる日本人を頼りにしてしまう気持ちは解る。しかし英語を習得しようとしてきたのであれば、何か月も経ってから、「こんなつもりじゃなかったのに~」なんて呑気なことを言ってる場合じゃないだろうに。

確かに私も最初の二か月くらいは英語学校に通いながらも、学校で知り合った日本人とばかり付き合っていた。しかしこれではいけないと気を取り直して、日本人とのつきあいはほどほどにした。当時はネットなんてなかったので、ユーチューブで日本語のテレビ番組ばっかり観てしまうなんて誘惑はなかったことも幸いして、なんとか日本語を避ける生活をすることが出来た。

結局、英語が出来るようになるならないは、場所を変えるだけではだめで、本人がどれだけ真剣にやる気があるのかによるのだろう。以前にもフィリピンに短期留学してレベル1の段階からなんとか意志の疎通が出来るようになった人のビデオを観たが、彼はものすごく一生懸命勉強していた。もし日本にいる時に、あの真剣さで勉強していたら留学なんて必要なかったのかもしれないが、それに気が付けただけでも留学の価値はあったと言えるだろう。

まあ一年間外国で遊ぶつもりならワーホリもいい考えかもしれないがね。


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日本人女性と結婚するとどんな危険を伴うのか?離婚に迫られた外国人夫たちの告白

ツイッターで面白い記事が上がって来た。題して外国人が日本人女性と結婚してみての感想。私の感想を述べる前に先ずは箇条書きにされてるリストをご紹介しておこう。一部はしょったり言葉を変えた部分あり。

  • 自分の国に永住してくれるのは難しいと思ったほうが良い。
  • 日本人女性はあまり旅をしないが自分の友達、食べ物、老いた親のために帰国したいとプレッシャーをかけてくる。
  • 思っていることを言ってくれない。本当の思いを言っているのか、確認しないといけない。
  • 日本人と結婚するとセックスレスになる。劇的にセックスできなくなる。
  • 結婚してるのに夫は風俗、妻は不倫という謎の現象。
  • 困ったなと思って夫婦カウンセリングを受けようと思ったがカウンセラーがオンザジョブトレーニングしかうけていない。
  • 子供が日本語しか話せず親子で話ができなくなってしまう。
  • 離婚後共同親権制度が存在しないため、子供に会えないまま養育費だけ払わされる。父親の権利は離婚と同時に消滅する。
  • 子供が生まれると子供に専念するようになり夫は子供に席を譲り、子育てのためにATMにならざるおえない。
  • 自分の実家を夫より優先する。嫁の実家からの干渉にきをつけろ

これは英語で寄せられた色々な意見を著者がまとめて箇条書きにしたもの。かなり日本人女性の印象が悪いように思えるが、よくよく考えると日本人妻が悪いというより外国人夫と日本人妻との間で文化のギャップをきちんと理解していないことから生じる誤解が結婚や子育てを巡って顕著になってくるということだと思う。

このサイトに投稿した男性は英語圏の人たちだけだが、英語圏男性と日本人女性の結婚は70%が離婚に終わるそうだ。いや、これはかなりの高確率。だがもしそれが本当なら、国際結婚をしようと言う人は離婚した際のお互いの国の法律がどうなっているのか、特に親権を巡る法律については、きちんと詳しく勉強しておく必要がある。

先ず、外国人と結婚するなら、どちらの国に住むのかということが問題になる。カカシの場合はミスター苺と結婚した時にはすでにアメリカに10年以上も住んでおり日本に帰る気持ちは全くなかったのでアメリカ在住は当然のこととなったが、もしこれがどちらかが一時的に相手の国に滞在している間、もしくはどちらもが第三の外国に滞在中に知り合った場合、お互いに相手の文化をほとんど知らずに結婚してしまう可能性がある。これは非常に危険な状態だ。

私の知ってる日本人女性でアメリカ留学中に出会った韓国人留学生と恋に落ちてアメリカで暮らすようになったが離婚した例や、イギリス留学中に出会ったアイスランド人と結婚してアイスランドに行ったが離婚した例などがある。

外国人と結婚というすでに難しい状況がある上に、言葉もおぼつかない外国暮らしをするとなると、これはそう簡単に出来ることではない。そのうえに子育てが加わるのだから容易なことではない。結婚なのだからお互いに理解しあうのが当然ではあるが、外国に住もうと決めた方の負担は非常に大きいので、相手が好きか嫌いかということ以上に、自分が外国暮らしに向いているかどうか先ず真剣に考える必要がある。

そして一旦相手の国に住むと決めたのなら、その国の言葉を覚えその国の人間になってしまう努力をする必要がある。その際、配偶者以外の友達やサポートシステムを作っておくこと。なぜなら最悪の場合、離婚ということになったら配偶者やその家族には頼れないわけで、自分ひとりで何もかもやるなど不可能に近い。他に相談できる友達やつてを作っておくことは非常に大事だ。

私がアメリカ人男性と付き合って一番問題だと思ったことは、日本人は思ったことを言わない傾向があり、なんでも我慢に我慢を重ねてしまうということ。それで相手はそれでいいものだと思って何度も同じことをするため、最後にこちらが爆発してしまい、相手はこちらが何にそんなに腹を立てているのかが理解できないという状態が生じる。アメリカ人同士でも女性は結構本音を言わないとされているが、日本女性の場合は特にひどいのでここで誤解が生じやすい。日本人は欧米人と付き合うなら言いたいことは最初から我慢しないで言ったほうが良い。相手もそれを期待しているから。

また、日本人と付き合う外国人は日本人は本音を言わないという事実を弁え、日本人がどれだけ良い顔をしていても自分に不満を持っている可能性を考えて、相手の表情や行動から不満があるかないかを察する技術を身に付ける必要があるだろう。また、日本人は思ったことを正直に言われると傷つくので、言いたいことがあってもやんわりいう技術も必要。

これは昔わたしと当時付き合ってた彼氏との間で起きたくだらない喧嘩なのだが、私が生で見るお芝居が好きだという話をしたら、彼は自分は芝居は大嫌いだと言った。そして彼は何故自分が舞台が嫌いなのかという話を延々とした。このあまりの不作法に私は腹を立て「なんて意地悪な人なの!」と思ったがそうは言わずに泣いてしまった。多分、この彼はアメリカ人としても無神経な男だったのだろうとは思うが、それでも別に彼は自分の意見を言っただけなのであって、別に私個人を攻撃したわけではない。無論相手は何故私が突然泣き出したのかわからず非常に困惑した。

だが当時の私の感覚からすれば、相手が好きだと言っているものをコテンパンに批判するというのは無神経すぎる。自分が嫌いでも、せめて「へえそうなんだ。僕はどちらかというと映画の方がすきだけど。」とか「僕にはお芝居の良さはイマイチ理解できないけど、どんなところが好きなの?」とか言ってくれてたら、話はまた別だったのだが。

ま、ともかく、そういうくだらない誤解がいくつも起き、その度に私が何が不服なのかをいわないまま泣き出すので、相手は怖くて何も言えなくなったと言っていた。こういう関係がうまくいくわけがない。

それでも若くて恋に落ちたら、最初のうちは何とか我慢して相手を理解しようと努力するだろう。そうやってうまくいった例はいくらでもある。だが、そのうちに子供が生まれ、意志の疎通もまならぬままに子育てまで関わってくると、二人の関係が悪化するのは十分に理解できる。それで母親が子供を連れて日本の実家へ帰ってしまう。

外国人との結婚で一番大切なのは、相手が好きだということだけでなく、相手の国の文化を多少なりとも理解することだ。どちらもが理解に努力するのが理想だが、相手の国に住むと決めた人間が一番この責任が重い。好きだからという理由だけで安易に相手の国に住むのは軽率である。本当にそれでいいのかどうかしっかり考えてからにしないといずれ問題は深刻化するだろう。


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中国独裁に学ぶキャッシュレスの恐ろしさ

ちょっと前に台湾に留学していた中国の学生が台湾にいる間にSNSで中国の悪口を言ったところ、彼のすべてのSNS口座(アカウント)が凍結されてしまうという事件が起きた。また彼は中国の銀行を使っていたので、彼の銀行口座も凍結されてしまい、携帯もSNSも銀行口座も使えないという状態に陥った。中国には日本のマイナンバーと似たような仕組みがあり、この番号が銀行口座と連携しているため、銀行口座の凍結も簡単に出来たようだ。この事件を見てどんどんキャッシュレスになっていく我々の社会は怖いものがあるなと思った。

我々は今、インターネットからオフラインになった時にどれだけ普通に生きていけるだろうか? SNSなどなくてもいいと思うかもしれないが、いったいどれだけの日本人がラインやフェイスブックのDMを使って連絡をとりあっているかを考えるとこれは笑えない状況だ。

実は先日私は泊まったホテルの領収書をなくしてしまった。しかしホテルのウェッブサイトに行けば最近の領収書ならダウンロードできるので、そうしようとサイトに行ったら職場コンピューターのファイアーウォールの関係でそのサイトにアクセスできない。仕方なくホテルに直接電話して領収書をメールしてくれと頼んだら、即刻届いたメールにはウエッブサイトのリンクが張られていた!サイトが見られればメールしてくれなんて言わなんだよ、このアホ! と思ったが、いかに我々がネットアクセスに依存しているかを示す例だ。

特にマイナンバーなどが銀行口座と連携してる場合は、政府がその気になりさせすれば、マイナンバーで自分の持っているすべての口座が凍結され、どこの店でもキャッシュカードやクレジットカードが使えなくなる。無論スマホ支払いも駄目だ。つまりキャッシュレスにしていると誰かの鶴の一声で無一文になってしまう可能性があるのである。

確かにキャッシュレスは便利だが、こういうことを考えるとなんか不安になってしまうな。


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友人の死

私とミスター苺は一応中高年ではあるが、まだまだ死と向き合うには若すぎる年代。両親の代(80歳代)になってくると回りの人がどんどん死んでいって寂しいということもあるが、我々はまだちょっとという感じ。それでもちょっと年上の友達などは深刻な成人病に悩んでいる人も結構いる。だから突然の死の知らせは全くあり得ないことではない。

近い知り合いが三人続けて亡くなった。(このエントリーを書いてる時は二人だったのに、昨日もう一人なくなり三人になってしまった。)一人は同僚で数年前までカープールをしていた仲間。そして数日間のうちに続けて亡くなったのが我々夫婦とは長年の友達で、ひとりはミスター苺のビジネスパートナーでもあった人だ。

カープールと言うのは車の相乗りのこと。自宅が近い数人の同僚が毎日交代で運転して通勤するシステム。公共交通機関が発達していないカリフォルニアでは必要なシステムだ。Mさんは私と同年代だったと思うが、仕事熱心で病欠などしたことがない人だった。いや、彼が病気だなどと言っているのを聞いたことがなかった。カープールは数年続けたが、Mさんは仕事熱心過ぎて仕事に熱が入ると我々が待っていることも忘れて何時間でも仕事に没頭してしまった。三時間待たされることなどざらにあった。それで結局彼はカープールから追い出されてしまった。Mさんの仕事熱心さは度を越していたので、多分身体の調子が悪いのも無視して仕事をしていたのだろう。なにせ彼が病欠したという話は聞いたことがなかったから。

その彼が入院したと聞いた時はもう駄目だなと思った。あの人が入院するくらいだからよっぽどの重病だろうと同僚たちは口々に言っていたが、案の定数日後に亡くなったという知らせを聞いた。たしかまだ50代だったはず。どうしてもっと自分の身体を気遣わなかったのか、残念で仕方ない。

その次に亡くなったという知らせをもらったのが友人のN。実はミスター苺と付き合い始めた頃、カップルとして初めて参加したバーティがNの家だった。Nは若いころから超肥満で、まあ大食いだった。共通の友人が心臓発作で倒れ見舞いに行った帰りに寄ったレストランで食べ放題パスタを三回もお替りしてまわりのみんなに呆れられていた。パーティの時、私が持って行った50個の餃子の皿を自分の膝の上にのせて一人で食べそうになったくらい(私が途中で取り上げなければ、、)だ。

アメリカ人の肥満というのは太り気味どころの騒ぎじゃない。特にNの場合は標準体重の三倍以上はあった。よくもあんな体で生きてられるもんだとミスター苺も私もずっと思っていたのでNが心臓発作で倒れひん死の状態だという知らせを聞いた時も、誰も驚かなかった。 60歳まで生きたということ自体が奇跡だったのだ。 健康管理ゼロの人間だったからしょうがないだろう。

そして昨日ミスター苺の親友Bが亡くなった。これは私もミスター苺もショックだった。Bとミスター苺は30年来の親友で、同じSF作家として共作で何冊か連載小説を書いていたビジネスパートナーでもある。Bは短編集の編集の仕事などもしていた。売れない作家時代によく我が家に来てはただ飯を食って帰っていった。何度外食を奢ってやったか数えきれないほどだ。それでも人柄がよく誰からも好かれたので、ボヘミアンのように友達の家を転々と泊まり歩く生活を20年以上もしていた。車も持っておらず、どこへもてくてく歩いて行ったり、他人に運転してもらったりしていた。それでも書いても大したお金にならない短編小説やテレビの脚本などを書きながら、あの頃のBは貧乏でも生き生きしていた。

それが10年くらい前、大金持ちの両親が亡くなって遺産ががっぽり入った途端、Bは作家を廃業して引退。フロリダの田舎で悠々自適なご隠居生活を始めた。はっきり言ってこれがいけなかった。Bは実家に帰って一人暮らしを始めたが、隠居生活を満喫し過ぎてどこへも行かず、我々や他の友達の居るカリフォルニアにもあまり帰ってこなくなり、時々会うと10キロ、20キロと体重が増えていた。お金も暇もあったのに医者にはキチンと行っていなかったらしく、前立腺癌だと解った時はもうステージ4という末期状態。癌と解って亡くなるまで三か月も持たなかった。Bは我々より数年年上だったが、まだ60代だった。

亡くなった人達の悪口は言いたくないが、この三人に共通している点は自己の健康管理が全くできていなかったという点だ。NはしょうがないとしてもMさんやBは医者に行けなかったわけじゃない。それなのに一年に一度の健康診断さえ受けていなかったのだろう。きょうび50代や60代で死ぬなんて早すぎる。昔の人だって100歳まで生きられる時代だ。

私たち苺畑夫婦は絶対100歳以上生きて見せると決断したのであった。

Mさん、NとB。三人のご冥福を祈るものなり。God bless. RIP.


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