続惨事を無駄にしないリベラル、黒人少年の死を政治に利用するオバマ王

カカシが去年書いた「惨事を無駄にしないリベラル、、、」でも指摘したように、左翼リベラルはなにか社会的に悲劇的なことが起きるとすぐに保守派が作り出した険悪な環境に責任があると言い張る。事件そのものの真相も明らかにならないうちから、こういう事件は保守派がしょっちゅう人種差別を煽っているからだと言い出すのだ。
それでいて自分らが常にやっている人種差別行為や発言は完全無視。常に悪いのは右翼や保守派で自分らの行為はなぜか「事情が違う」のだ。

“That’s totally different!”(ザッツトータリーディファレント!事情が全く違うだろうが!)

というのが奴らの口癖。
ここ数日、フロリダ州で射殺された黒人少年について世間は大騒ぎしている。しかもまだ事情がはっきりしないうちからオバマ王自らが乗り出して来て、この事件は人種差別が原因だと言い出す始末。撃った方の男性は正当防衛を主張しているというのに、これでは加害者とされた男性の公平な裁判など望めない。

【ニューヨーク=柳沢亨之】米フロリダ州で17歳の黒人少年を射殺した男が、正当防衛を理由に釈放されたことで、全米各地で黒人らが「人種差別的措置だ」として抗議運動を激化させている。

 オバマ大統領も少年に同情する言葉を述べ、徹底捜査を求めた。
 米メディアによると、釈放された男(28)は父が白人、母が南米出身。2月下旬にフロリダ州中部サンフォードで、高校生トレイボン・マーティン君を不審者と思い込んで追いかけ、もみ合いの末射殺した。男は警察に拘束されたが、「先に暴行を受けていた」と主張。警察は、発砲は自衛目的だったとして男を釈放した。
 すると、この決定に反発し、男の訴追を求める署名150万人分がインターネット上で集まったほか、21日以降はニューヨークやフィラデルフィアで最大数千人規模の抗議集会が開かれた。23日には、フロリダ州内の約50校で黒人生徒らが授業をボイコットした。

この読売新聞の記事はかなり偏向があると思うが、マーティンを射殺したジョージ・ズィマーマンという男性はマーティンの挙動不振を懸念して彼の後をつけていたことは認めているが、警察に連絡した際に尾行は止めろと言われたので、途中で止めて自分の車にもどろうとしたところでマーティンに後ろから襲われたと語っている。
当初警察はズィマーマンの正当防衛説に納得してズィマーマンを逮捕しなかった。マーティンがズィマーマンに馬乗りになってズィマーマンが助けを求めているところを目撃したという人もいるが、その反対にズィマーマンがマーティンに襲いかかったと証言している目撃者も居るので、いったいどちらが本当なのか今のところよくわからない。
ところで、黒人市民の間からズィマーマンがマーティンを最初に尾行した動機が白人の間では普通な人種差別が原因で、逮捕されなかったのもズィマーマンが白人だったからだという声が上がった。しかしズィマーマンはラテン系である。ラテン系は黒人と同じでアメリカでは少数民族であり、一般の白人による黒人差別という計図は当てはまらない。しかしそこはさすが左翼リベラルメディア。ズィマーマンの片親が白人だということで、何故かラテン系白人という訳の解らないカテゴリーに彼を当てはめて、よってこれは白人対黒人という人種差別が動機だと言い張っている。
普段ちょっとでも少数民族の血が混じっていると、すぐに少数民族を主張する左翼リベラルが、都合のいい時だけは白人の血を持ち出す。アメリカで始めての黒人大統領と威張っているオバマですら母親は白人だ。片親が白人だというならオバマ王とてそうではないか? 白人の血が混じっていれば自動的に人種差別者ということになるなら、オバマ王はどうなるのだ? (口を揃えて言いましょう、せ〜の、ザッツトータリーディファレント!)
善良な黒人市民が黒人ギャングらによって射殺される例など無数にある。そういう事件は悲劇ではないのか?それを言うなら、黒人が白人を人種を動機にして殺す率の方がその反対よりも圧倒的に多いのだ。だがそれは左翼リベラルにとって悲劇にならない。
たとえば同じフロリダ州でイギリスの白人観光客二人が黒人青年に射殺された事件など典型例である。何の理由もなく単に被害者の顔が気に入らないというだけで不良な黒人に惨殺された白人青年二人。彼らの親族や友達は、この残忍な事件に関してオバマ大統領が全く無関心でいることに腹を立てている。黒人少年のマーティンの死は悲劇でもイギリス白人観光客の死などどうでもいいというのかと。
無論、オバマにとってイギリス人の死などどうでもいいのである。何故ならイギリスの観光客がアメリカの地元黒人に殺されたなんて話はオバマの政治的立場には何の利用価値もないからだ。いや、かえってそんな話に焦点を当てたらアメリカの黒人は暴力的だというステレオタイプを強調することになってしまうから無視しておきたいのだ。
黒人運動家の間ではアル・シャープトンなどが暴徒を煽動して暴動を起こそうなど呼びかけている。新ブラックパンサーという黒人暴力団はズィマーマンの首(生きていようと死んでいようと)に賞金をかけたりしてズィマーマンの暗殺を促している。映画監督のスパイク・リーなどズィマーマンの住所をツイッターで発表したりした。(後になって住所は無関係な老夫婦の家だということが解り、リーは謝罪したが、実際にズィマーマンの家だったらいいのか?)
左翼リベラルはやたらに保守派政治家やトークショーの言動について暴力を煽っている責め立てるが、黒人運動家や市民団体のこのあからさまな暴力煽動についてはまるで批判していない。だってそれは、もう一度いいましょう。

ザッツトータリーディファレント!

事情も解らないうちから殺されたのが黒人で殺したのが白人なら白人は裁判もしないうちから暴徒によってリンチされて吊るし上げを食ってもいいというなら、事情も解らないうちから白人を殺した黒人が暴徒にリンチで殺された古き悪しき時代と何の変わりがあるというのだ?
「疑わしきは罰せず」というのが文明社会の掟ではかったのか? 何故なんの事情も解らないうちから悪者を決めつける? ズィマーマンは有罪かもしれないし無罪かもしれない。だがそれは人種差別意識丸出しの市民運動家に煽動されたリンチマブが決めることではない。ましてや法治国家である一国の大統領が肩入れすることではない!


Comment

左翼リベラルと呼ばれて当惑したという左翼リベラル

去年の一月、ツイッターにおいて私が書いた「惨事を無駄にしないリベラル、アリゾナ銃撃事件を保守派のせいにする」に対して批判をしている人たちがいた。そのうちの一人の佐久間裕美子という人が、上記の私のエントリーとツイッターでのやり取りについて自分のブログに書いていたのをヒョンなことから本日発見した。一年以上も前の話ではあるが、現在ラッシュ・リンボーに向けられている左翼リベラルによる偽善的な批判と当時アリゾナでおきた襲撃事件後のサラ・ペイリンや茶会党に向けられた批判とに共通する点が多くあるのであえて書く事にした。アリゾナの事件については上記の添付先の「惨事を、、、」を参照されたし。
私は当時この佐久間という女性も含め、数人と交わしたツイッターでのやりとりについてここで書いている

yumiko sakuma @ichigobatakekak ネオコンかどうかはさておき、事実誤認や恣意的な翻訳、論拠を示さない決め付けが多いのが気になりました。が、エンターテイメントとして興味深く読ませていただきました。

ichigobatakekak 苺畑カカシ
@yumikosakuma どこが事実誤認なのか、どの翻訳がおかしいのか、何が根拠のない決め付けなのか、そういう具体性を示さない批判には答えようがない。議論を避けるのは左翼リベラルの常套手段だからおどろかないけどね。

しかし私は佐久間という人がどんな人なのか全くしらなかったので、彼女の漠然とした批判についてこんなふうに書いた。

、、、、サクマさんは本当にリベラルが規則破りの常習犯だということをご存知ないのかもしれない。エーコーンや労働組合のSEIUの暴力団たちのあからさまな選挙妨害とか本当に聞いた事もないのかもしれない。

ところが、彼女のブログに書かれているプロフィールを読んでみたら、なんと「佐久間裕美子 ニューヨーク在住ライター。テーマは旅、人、カルチャー。1973年生まれ。東京育ち。1998年からニューヨーク在住。」というわけで、彼女と一緒に私のブログエントリーを批判した他の数人と同じニューヨークのエリート意識まるだし作家連中の一人だったと言う訳。道理で書く事に個性がないと思った。でもだとしたら彼女の無知さ加減は言い訳にならない。
面白いのは、彼女は私に「左翼リベラル」と呼ばれたことに当惑したということだ。リンクもつけずに他人の書いたエントリーを批判する行為自体、左翼リベラル典型な行動なのだが。

先日、ツイッターのタイムラインで話題になっていた見知らぬブログに、ついコメントともつかないようなコメント(「つい読みふけってしまった」)をしてしまったのがきっかけで、ご自分で「アメリカの極右翼です」とおっしゃっている方に、「左翼リベラル」と呼ばわりされる羽目になった。(略)実際のところ、自分が「左翼リベラル」だと意識することは、ほとんどない。
アメリカに暮らす一人の人間として、医療は政府がやるべきことだと思っているし、そういってきたから、そういう意味では左ってことになるかもしれないけれど、(略)そもそも、「右」「左」という分け方自体がもう今の時代にものすごくナンセンスな気がする。
ちなみに、他人のブログを批判したり、攻撃したりすること自体もあまり好きではないので、どうしても奥歯にモノが挟まったような言い方になってしまうけれど、私が一番びっくりしたのは、例のツーソンの事件を受けて、暴力を煽るような表現を規制する動きが出たことについて「惨事を無駄にしないリベラル」というタイトルで、右派に対する言論弾圧だ、という趣旨のエントリーが書かれていたことである。
ひとつの事象について、これだけまったく違う見方ができるということが驚きであった。
自分の主義主張と違う人を殺そうとした若者がいた、という事実に、右派だろうと、左派だろうと、政治家たちも衝撃を受けたから、規制しようという流れになったのではないかと思うのだが。(略)
政治の本来の目的が、人々の暮らしを改善することだということを考えると、主義主張に対するレッテル貼りほど無駄なことはないんじゃないかと思うのだが、どうでしょうか。

こうやって意見に右も左もないと言って自分はいかにも中庸ですという振りをするのも左翼リベラルの常套手段だから驚きはしないのだが、もし彼女が言うように「自分の主義主張と違う人を殺そうとした若者がいた、という事実に、右派だろうと、左派だろうと、政治家たちも衝撃を受けたから、規制しようという流れになった」というのが本当ならば、何故保守派のサラ・ペイリンや茶会党の表現ばかりが責められて、全く同じ表現もしくはそれ以上に悪質な表現をしてきた左翼リベラル連中の行為は全く責められないのか佐久間は考えたことはないのだろうか? 右派も左派もないというなら、なぜメディアによる攻撃は常に対右派だけなのだ?
左翼リベラルのレッテルに当惑した佐久間について、ミスター苺は、ニューヨークリベラルは常に自分らの間だけで暮らしているから、事実そういった仲間内では佐久間は中庸と言えるのかもしれないと言う。だから左翼リベラルばかりの仲間内の殻の外にある本当のアメリカを佐久間は知らないのだと。
ところで私は政治家には人々の生活を改善しようなんて余計なことを考えないで、人々の暮らしの邪魔にならないように必要な仕事だけしてくれることを期待する。やたらに改善しようなんて傲慢なことを考えるからオバマ大統領のような独裁がまかり通るのだ。


Comment

コメディアンの言論の自由は保証されているが、政治評論家のそれは保証されていないというビル・マーの屁理屈

保守派政治評論家でラジオ・トークショーホストのラッシュ・リンボーがオバマケアを支持するジョージタウン法律学校の女子大生を「あばずれ」とか「娼婦」とかいって侮辱したことで、大統領を始め左翼リベラル達は一週間に渡ってリンボーを猛攻撃したという話はすでにした。
当初のヒステリアに押されてリンボーのラジオ番組のスポンサーが二つか三つ降りるなどしたので、左翼リベラル連中はこれでリンボーも終わりとばかりに大喜びをしたのも束の間、この事件でかえって番組の聴取者が増えたとリンボーは言っている。先週も書いた通り、リンボーの番組はトークショーではアメリカ一の人気があるので、新しいスポンサーを探すのに苦労はないはずだ。特に聴取率があがったとなればなおさらだ。
それに比べてリンボーを批判したオバマの人気度はがた落ち。しかもリンボーへの一方的な攻撃に激怒した保守派市民の間から、リンボーの言葉使いがそんなにひどいというなら、サラ・ペイリンのことを女性性器を表す下品な言葉で罵ったコメディアンのビル・マーなどはどうなるんだ、何故オバマは左翼リベラルの女性蔑視の言葉使いは批判しないのだ、という声が強く聴かれるようになった。その批判があまりにも高まったため、オバマのシニアアドバイザーのデイビッド・アクセルロードはビル・マーのケーブルテレビ番組への出演をキャンセルした。
これについてCNNテレビ司会者のウォルフ・ブリッツアーは、民主党による「女性への戦争」キャンペーンの最近の犠牲者はビル・マーだと語り、リンボーはそうだとしたら非常に面白い展開となったと言っている。
さて、これについて、突然攻撃の矛先が自分に向けられた当のビル・マーの反応はというと、自分はコメディアンであり、コメディアンが政治家や公人を批判するのと、政治評論家のようなリンボーが一般人を攻撃するのとではまるで違う、比べる方がおかしいと言っている。言論の自由は市民が政治家を侮辱する権利を守るもので、法律学校の生徒をリンボーのような鎮痛剤依存症人間が侮辱する権利を守るためにあるのではない。といった屁理屈をごねた。
しかし、議会で証言したジョージタウン法律大学のサンドラ・フルークという女性は大学生とはいっても30歳の左翼政治活動家であり、およそ一般市民とは言い難い、いわゆるプロ市民。知名度は違うがサラ・ペイリンなどと同じような立場の人間で、公人といってもいい存在だ。だいたい議会で証言するという行為によって、フルークは単なる一般人の立場を捨てて公人になったと解釈されてしかるべきである。
また、言論の自由がコメディアンには当てはまるが政治評論家に当てはまらないというのはおかしな理屈だ。政治家への批判は誰によってされても保証されるべきである。時の政権への批判や反対意見こそ保証されなければ言論の自由など意味がない。
それにビル・マーはコメディアンではあるが、政治討論をする番組の司会者でもある。つまり、政治を題材としたエンターテイメント番組の司会であるという点では立場上ラッシュ・リンボーと何ら変わりがない。
娯楽番組としての政治批評をしているビル・マーがペイリンを侮辱する行為が憲法の言論の自由で保証されているなら、リンボーが公人であるフルークを批判する行為も同じように保証されてしかるべきだ。それを左翼リベラルのマーの言論は保証されて右翼保守のリンボーの言論は保証されないなどという偽善を平気な顔をして言えるマーという男はさすが左翼リベラルだけある。
リンボーの言動が一般市民によって批判され、スポンサーが数々と降りて聴取者が激減したというのであれば、それはそれで自由市場による決断であるから仕方ない。だが、リンボーを批判しているのは、リンボーが政策を批判した大統領や民主党であり、民主党べったりの左翼リベラルメディアである。言論の自由が保証しているものがあるとしたら、まさにこうした政権に対する批判こそ保証されなければならないはずだ。
一方、ビル・マーへの批判は政権や政党から出ているものではなく、保守派一般市民の間から出ているものだ。マーのファン達はペイリンへの下品な侮辱を聴いて喜ぶかもしれないが、そういう行為をしている人間やそれを喜んで聞いている人間達に、リンボーによる左翼プロ市民への侮辱を批判する権利はない。自分と同じ意見なら保証するが反対意見は弾圧するというのであれば、言論の自由など存在しないも同然だ。
幸いなことに、アメリカの一般市民はビル・マーが考えるほどアホではないので、こんな屁理屈は通用しないだろう。


View comment

左翼リベラルにとって犯罪は犯罪者で決まる

リベラル女性をスラット(あばずれ女)と呼んで謝罪を余儀なくされた保守派ラジオトークショーのラッシュ・リンボー。 だが、保守派の女性たちはこれまで左翼リベラルから散々な言葉使いで罵倒を浴びてきた。左翼リベラルメディアや活動家やフェミニスト団体はそうした保守派女性への攻撃を無視するどころか一緒になってやってきた。
政治家のサラ・ペイリン、ミッシェル・バックマン。政治評論家のミッシェル・モルキン、ローラ・イングラム、アン・コルターなどがいい例。2~3年前に結婚は一夫一婦制であるべきと発言したミス・カリフォルニアに審査員の一人から浴びせかけられた罵倒は放送禁止用語ばかりで再掲不可能。リンボーの「スラット」なんて言葉使いなどと比べ物にならないくらいひどかったが、やつがミスカリフォルニアに謝罪した事実はない。
いつもいつもそうなんだよな。左翼リベラルは保守派をどれだけ罵倒しようが侮辱しようが、時には暴力を振るおうが、メディアも左翼リベラル政治家も一笑に付す。それが保守派がちょっとでも左翼リベラル女性を批判すると、すぐに男尊女卑だ女性蔑視だなんだかんだといって謝罪しろ辞任しろと大騒ぎ。
アン・コルターが書いていた。左翼リベラルにとって犯罪は存在しない。存在するのは犯罪者のみ。
つまり、ある行動をしている人間が左翼リベラルか保守派かによってその行動が犯罪かどうかが決まると言う意味。女性をスラットと呼ぶ行為は、左翼リベラルが右翼や保守派の女性に対して使う分には単なる言葉のあや。それが右翼や保守が左翼リベラル女性に向かって使った場合は極悪犯罪。公式に謝罪して現職を辞任すべき、となるわけ。
いいかげん、一般のアメリカ人もこのダブルスタンダードに気がつかないもんかな?


Comment

リッチモンド茶会党、市につきつけた請求書の返事は反対に決算報告請求

バージニア州リッチモンド市のティーパーティーは、二週間以上も市の公演で居座っている都市占拠運動の左翼グループに市が無料で公園の使用を許可していることことから、自分らが集会を開いた時に市に払った手数料は不当だったとし、茶会等が支払った8500ドルの手数料全額返金の請求書を提出していた。最近になって市から茶会党に返事があったが、それは返金ではなく、さらなる決算報告書の請求だった。
リッチモンド茶会党の代表コリーン・オーウェンさんは、市からの手紙は「偶然過ぎる」と言う。明らかに市は政治団体の思想によって不公平に扱っている良い例であると。

「市はリッチモンド占拠グループには何を請求したんです? 何も請求できないでしょう。彼らはビジネスライセンスも集会許可も提出してないんですから。「侮辱もいいところです。私たちは不公平な取り扱いに抗議しているのに、その反応がさらにもっと不公平な扱いの積み重ねです。」

しかし、ドワイト・ジョーンズ市長の方は決算報告請求は政治的なものでは全くないとすっとぼけている。茶会党は最近市がおこなった会計監査で納税規約に従っていないと判定された700の団体のひとつに過ぎないとうそぶいているのだ。
オーウェンさんはリッチモンド茶会党は過去二年間にわたり必要な書類はすべて提出していると主張する。
バージニアライトブログが入手した市の請求書によると、これまでにリッチモンド市は都市占拠団体のために、茶会党が多額の使用料をはらって集会を開いた事もあるカナワプラザで、臨時トイレ設置や掃除のために7000ドルを税金を使って支払っている。しかもこの請求書には警察官の残業手当や衛生局職員の労働費といった経費は全く含まれていない。
リッチモンド市のジョーンズ市長はこの不公平な取り扱いに関して、茶会党による度重なる面会の申し込みに応じていないが、リッチモンド占拠運動の代表とは市長が招待して会見をしている。
リッチモンド茶会党は、市のこの暴君的な態度に怯むつもりはないと断言している。政府が自分に気に入った意見を持つ団体に言論の場をあたえ、反対する団体を脅迫するというやり方は、あきらかにアメリカにおける言論の自由に反する。左翼にしろ右翼にしろ同じように言論の場が与えられなければならない。ドワイト市長のやっていることは明かに茶会党の権利を侵害するものである。
「市は公に無法者を償い資金を供給し、法を守る市民を罰している。このような政治家による権力の悪用や恐喝行為こそ、アメリカ国民が今阻止しようとしているのだ。我々は団結し、腐敗したすべての政治家に責任を追求する。それがどの地位でありどの段階の政治職であろうとも。」
民主党政治家たちは、民主党以外の党の人間はどれほど足蹴にしても構わないと本気で思っているのだ。自分らは憲法に等従わなくてもいいと本気で考えている。そりやそうだろう。なにせ大統領のオバマ王からしてそうなのだから。
オバマ王が理解できないのは、大統領とはどちらかの党の代表ではなく、アメリカの代表だということだ。オバマ王はアメリカ国民全員を代表する立場にある。だがオバマ王ときたら格差戦争を仰ぎ、アメリカの分裂に力を注いでいる。
左翼連中よ、どんどんやってちょうだい、と私は言いたいね。奴らが理不尽な行為に出れば出るほど、我々保守派としては一般国民に左翼の正体を知ってもらえて都合がいいというものだ。
「ウォールストリートを占拠せよ」こそがアメリカ左翼リベラルの真の姿なのであり、オバマ王はじめ民主党の強力な応援団なのである。アメリカ国民はこんな暴力団にアメリカを乗っ取られるのが嫌だったら、なんとしてでも次の占拠でオバマ王を失脚させるべきである。


Comment

共和党黒人大統領候補のセクハラ疑惑に固執するリベラルメディアの偏向

共和党大統領候補のひとり、ハーマン・ケイン氏のセクハラ疑惑について以前に書こうと思って途中になってしまったエントリーがあった。今日になって、あらたに別の女性がケインと13年間にわたって不倫関係にあったと名乗り出て来たので、やっぱり書いておこう。
ケイン氏は、他の共和党候補らと違って政治家としての経験はまるでなく、大手ピザチェーンの元社長、全国レストラン協会の会長を何年も勤めたビジネスマンである。
歯に衣を着せない率直で斬新な態度が保守派の間で人気を呼び、立候補以来人気急上昇であった。しかし出る釘は打たれる。特にケイン氏は黒人なのでリベラルからは目の敵にされる。
ここで説明しておく必要があるのだが、アメリカの左翼リベラルは表向きは少数民族の人権を尊重するとか、人種差別反対とか男女平等とか、多様文化主義だの寛容だのと騒ぎ立てるが、彼らほど差別意識が強く他文化に対して不寛容な輩もいない。
特に少数民族がリベラル思想を拒絶して保守派だったりすると、KKKさながらの攻撃を容赦なく射かけてくる。ケイン氏への攻撃が他の白人候補者への攻撃よりひどいのは、まさに左翼リベラル主義の人種差別意識が理由である。
さて、数週間前にケイン氏のセクハラ疑惑が浮上してから、アメリカの三大ネットワークはたった一週間で84回もケインのセクハラ疑惑に関するニュースを報道した。これに比べて1998年の当時大統領だったビル・クリントン氏に強姦されたと名乗り出たワニータ・ブロードリックに関する報道はその直後の週でもたったの4回に留まった。
アメリカのリベラルメディアはリベラル政治家によるセックススキャンダルは過小評価するくせに、保守派となると、それが特に黒人の場合は、どうでもいいようなくだらない話が過大評価されて大々的に話題にされる。
1991年にパパブッシュから最高裁の裁判官に任命された黒人判事のクレアランス・トーマス判事は、数年前に一緒に働いていたアニタ・ヒルという女性弁護士にセクハラをしたという疑惑で大騒ぎになったことがある。しかし、実際に被害者として名乗り出たヒルの言い分が100%事実だったとしても、トーマス判事の罪状はといえば、ヒルの面前で多少卑猥な冗談を述べたといった程度のくだらないものだった。
後にリベラルが一笑に伏したクリントン元大統領が実際にホワイトハウスでインターンにさせたオーラルセックスや、ポーラ・ジョーンズに対するクハラ疑惑やワニータ・ブロドリックに対する強姦疑惑などとは比べ物にならないくらいどうでもいい出来事だった。
にも関わらず、トーマス判事のセクハラ疑惑は何週間にも渡ってメディアで取り沙汰され、トーマス判事はもう少しで最高裁判所の判事の座を逃すところだった。
その時トーマス判事はリベラルが黒人に対して使う武器は昔ながらの性的不祥事のぬれぎぬをかけることで、ワシントンでは、自分が実際に何をやってきたかではなく、人々が自分が何をやったと思っているかが問題にされると語った。
ケイン氏は当初、このセクハラ疑惑が表沙汰になったのは、ライバル候補のリック・ペリー陣営に乗り換えた元ケイン選挙運動事務所従業員の仕業だと言っていたが、私はそうではないと思う。私はこれは現大統領のオバマ王の陰謀に間違いないと確信している。
オバマ王はこれまでにも、ライバル候補のスキャンダルを暴露してライバル達の立候補を辞退させたことがいくらでもあるのだ。オバマ王の選挙運動の汚さは悪名高い。オバマ王にとって、黒人のケイン氏が共和党候補になられては非常に都合が悪い。相手が黒人ではオバマへの批判は人種差別だという言い訳は通用しなくなる。
また、オバマに不満を持ち始めている黒人有権者の間からも、黒人だからという理由で自動的にオバマが選ばれるという保証はなくなる。
だから、共和党の予備選が始まる以前の今のうちに、強力候補者を破壊しておこうという魂胆である。
セクハラを訴える女性達を悪者扱いしたくはないが、深刻な訴えなのでその内容は充分に吟味されなければならない。
女性1:匿名、1990年代にケイン氏に対してセクハラ苦情を訴えた。訴えはレストラン協会が訴訟保険から慰謝料$45,000ドルを払って示談となった。
女性2:カレン・クラウシャー,55歳。元ジャーナリスト。10年前にケインに対してセクハラの苦情を訴え$35000ドルで示談になった。
本人は名乗り出る気はなかったが、ワシントンポストにすっぱ抜かれたので仕方なく名乗り出たという。現在オバマ政権で働くスタッフ。 2010年からコミュニケーションディレクターとして財務省で働いている。

カカシ注:示談になったからといってケインが有罪だったということにはならない。裁判になれば勝てるかもしれないケースでも、裁判にかかる金と時間を考慮にいれると、こっちが悪くないと思っていても示談にして、さっさと片付けてしまったほうが得な場合はいくらでもある。私もそうやって自分が悪くない交通事故の訴訟でうちの保険会社が相手に慰謝料を支払ったことがある。

女性4:シャロン・バイレック、50歳。1997年にケインに職探しの相談をしにいった時に、車のなかでオーラルセックスを強要されたというもの。ただし彼女はその時に警察に届けたりレストラン協会に訴えるなどといった公式な行動は何もとっていない。
バイレックは名乗り出たのは売名行為でも経済的な理由でもないとしているが、彼女の弁護士はセレブの弁護で有名なグローリア・アウレッド。彼女のような高い弁護士が金にならない訴訟に手を貸すはずがないので、背後で多額の金が動いていることは憶測できる。
バイアックは過去に二回破産宣告をしており、多々の民間企業から訴えられ、一万ドル以上の滞納税金の他に、アパートの家賃踏み倒しやクレジットカードの借金など、合計すると4万ドル以上の借金がある。
名乗り出たのは売名行為でも金目当てでもない?は!どうだかね。
女性5:ジンジャー・ホワイト。1990年代の終わりにケンタッキーのルイジアナで知り合って以来、ケイン候補と13年間に渡って愛人関係にあったという。携帯の記録ではホワイトとケインの私用電話の間で61回のの会話やテキストが記録されており、早い時で午前4時半、遅い時で夜7時52分という記録が残っている。数ヶ月前、ケイン氏が本格的に選挙運動を始めた頃に別れた。名乗り出た理由はセクハラを訴え出た女性達へのケイン氏の扱いが理不尽だったからということ。
しかし、この女性の背景にはちょっと問題がある。ホワイトは失業中の子持ち独身女性。2001年にも上司に対してセクハラを訴えたことがあり、それは示談となっている。また23年前に破産宣告をした記録も残っており、アトランタ地域で過去6年にわたって7回の立ち退き命令を受け取っている。
また、ホワイトの元ビジネスパートナーはホワイトからの度重なる電子メールやテキストによる、訴訟を起こすという脅迫メッセージを受け取り、「ストーキングからの一時的な保護命令」を求めたことがあるという。
というわけで、セクハラ疑惑とはいっても、どうも怪しげな女性達の怪しげな訴えばかりであり、実際にどんなことがあったのかはっきりしない。それでも火のないところに煙は立たないというから、こうも色々な女性から苦情が出ているとなると事実なのかもしれないと思う有権者は出て来るだろう。オバマ王の狙いはもちろんそこにある。
リベラル候補者なら女性関係のスキャンダルなど問題にならない。だいたい左翼リベラルは自分らにも全く道徳観念なんてものはないのだから。クリントン大統領のあからさまな女性関係は全く問題にならなかったし、オバマ王の麻薬経験も喫煙趣味も全く問題にならなかった。だから彼らがライバル候補のこうした過去を暴露するのは偽善に満ちている。
とはいえ、保守派は道徳観念が強い。もともとケインを支持しようかどうか迷っていた人々の間では、これらのスキャンダルが悪影響を及ぼす可能性は多いにある。


Comment

オキュパイヤー出て行け、その2:ウォール街オキュパイヤー達に立ち上がるNY商店街

昨日カリフォルニア州のオークランド市の商店街が居座っている左翼デモのオキュパイヤー達に立ち退き命令を出せと市長に迫った話を書いたばかりだが、座り込みデモが始まったウォール街ズコッテイ=公園付近の商店街でも14日の月曜日、オキュパイヤー達の無謀な振る舞いに嫌気がさした商店や近所の人々を中心に反オキュパイヤー集会が開かれることになった。
近所の商店も住民たちもオキュパイヤー達には完全に頭に来ている。これいじょう奴らに居座られては商店街は商売上がったりだし、安心して夜も眠れない。
月曜日の集会について近所の商店や住宅に「ウォール街占拠運動と奴らを追い出すために何もしないブルームバーグ市長に抗議しよう!」と書かれたパンフレットが配られている。
記者会見は明日の午後5時に市役所の前で予定されているが、ここ数日、近所の商店やレストランなどの人々は何回か集まってお互い被害の情報交換をしてきた。
オキュパイヤー達がこれらのビジネスに与えた被害は想像を絶する。窃盗、破損、暴力、そして何故か汚物の投げ込み。まるで特に行儀の悪い猿の集団である。
パンフレットを印刷したのは46歳の失業中のレスリーという元教員。苗字はオキュパイヤーからの報復が怖いので公表したくないというこの女性は、「彼らが去る時が来ました。」と語る。
レストランを営むジョン・コーステイルスさんは、従業員を連れて集会に参加するつもりだと語る。

「抗議者は、あんなの抗議者じゃない、あいつらは何にもしらないんです。まったくひどい。奴らは物を壊すは盗むは、うちは客用化粧室を閉鎖してお客さん達を下の階にある従業員用トイレに案内しなきゃならないですよ。」「あいつらがうちの門に何をしたか見てほしい。あいつらが店が閉まった後に毎晩なにをするかを」

このレストランの従業員の一人は、近所での排尿排便が最悪の問題だと語る。 近所の建築現場で働いている人は、オキュパイヤーの一人が新聞紙に排便してそれを包んで商店に投げ込むのを見たと語る。

「彼らのやることは本当にひどい、ほんとにひどい!」

とコーステイルスさん。コーステイルスさんは特にNYの警察署長がオキュパイヤーを鎮圧する際に警官がペパースプレーを使ったとして警察当局から罰せられた件に関して腹を立てている。

「ここ5年間で近所が得た一番の署長さんです。あんないい人はいません。」

99週間の失業手当期間が過ぎて実家の母親と共に暮らしているというレスリーは、自分こそが本当の99%だと語る。
付近でパトロールをしている警察官の一人は、集会には私服で、一市民として参加するつもりだと語る。

「抗議者の何人もと話をして解ったんですが、あいつら就職不可能な物取りばかりです。」「彼らは単に友達に『よ〜、あそこにいたんだぜ』と吹聴したいだけなんです。リーダーもいないし、銀行に金はあるが何に使うべきか合意できない、誰も統括してないんです。もう私も他のひとたちと同じで、いい加減我慢できません。」

すでに私も何度か書いて来たが、オキュパイヤーたちによる犯罪は日に日に悪くなる一方で、窃盗や商店の破損や嫌がらせはもとより、男性の犠牲者も含む強姦などは日常茶飯事。すでによその都市では殺人事件も起きている。
近所の人はまた、朝晩ひっきりなしに聞こえて来る太古の音にも我慢ならないと語る。
実はカカシが住む家の裏山公園では、毎日曜日太古集会が開かれる。ミスター苺とカカシはしょっちゅうこの裏山でハイキングをするが、日曜日に行くと我々がハイキングをしている二時間ちょっとのあいだ、太古を叩く音が絶えることはない。そのたった二時間ちょっとの間でも、はっきり言って最後の方では完全に嫌気がさす。ここでいう太古とは日本の太古のようにバチで叩くようなものではなく、もっと原始的で手で叩く太鼓である。あんな音を夜明け前から真夜中過ぎまで毎日毎日一ヶ月以上も聴かされている近所の人々には心から同情する。私だったら夜中に忍んで行って馬鹿どもが寝ている間に太古を一つ残らず壊してるところだ。
あるレストランの店長は、オキュパイヤーたちがしょっちゅう店のトイレに入ってくる事や、この間の吹雪の際には店内に集団で居座って出て行くのを拒否したと語っている。
すでに商売が低迷して従業員をリストラした店やビジネスも多くある。
オキュパイヤー達が出て行くか、商店街が店を閉めるか、ブルームバーグ市長は市民の苦労を見て見ぬ振り。
長年ここで商売をして来た人々が、何故突然やってきて居座った無頼漢のために店を閉じなきゃなんないんだ?もしも私が今までの苦労が水の泡になるような憂き目に合わされたらただでは出て行かない。ニューヨーック子のプライドは高い。オキュパイヤー達の無謀にそう簡単に負けるとは思えない。
だが、もし市が何もしないなら、警察も手が市長の命令なしにオキュパイヤー達に手が出せないというなら、市民に残された道は何なのであろうか?
Read more: http://www.foxnews.com/us/2011/11/11/small-business-owners-fight-back-against-occupy-wall-street/#ixzz1dSuSTAmG


Comment

オキュパイヤー出て行け!大迷惑を被っている商店街が抗議通告

ニューヨークのウォール街からカリフォルニアのオークランド市ショッピングモールに至るまで、左翼過激派の都市占拠運動が行われている町々で近所の商店街からの苦情が殺到している。
NYオキュパイヤー達が寝泊まりしているズコッティー公園の前にあるペニーニー&カンパニーというパン屋さんでは、オキュパイヤー達が勝手にお手洗いを使っては汚していくのにたまりかねて、「お客様以外のトイレ使用はご遠慮ください」とオキュパイヤー達の使用を断ったところ、便器に物を詰められたりトイレの流しを壊されるなどひどい被害を受けた。しかも店においてあるATMの電源コードを勝手にはずして自分のノートパソコンをつなげる人間がいたり、無料で飲料水を提供しろと脅かされ、断ると「覚えてろ」と脅迫されたりした。トイレ使用を断ったせいか、怒ったオキュパイヤー達は店の入り口通路で毎晩用をたすため、従業員は毎朝汚物処理をするハメに。
サンディエゴでも屋台のサンドイッチ屋が無料でサンドイッチを配らないことに腹をたてたオキュパイヤー達が屋台の食品を盗んだり、尿や血液の入った汚物を投げるなどして商売妨害をした。
さて、そんななか、この間も暴動が起きて日系ビジネスマンがショットガンで無頼漢を追っ払ったカリフォルニア州オークランド市のフランクオガワプラザ商店街の店長たちが、プラザ前に居座っているオキュパイヤー達のおかげで商売あがったりだとしてジーン・クゥアン市長にオキュパイヤー達に立ち退き命令を出すよう嘆願書を提出した。
オークランド商工会のポール・ジャンジ氏は、ビジネス街で350の新しい職が出来る可能性のあったビルのリース三件がここ三週間の間にキャンセルされてしまったと語る。フランクオガワプラザ内やその回りの洋品店、コーヒーショップ、などの小さな商店ではデモが始まって以来40%から50%も売り上げが落ちていると言う。

「お客さん達は怖がってここらへんを歩きたがりません。商売は他へ持って行かれてます」

そりゃそうだろう、臭くて汚くておっかなそうなホームレスが何百人も寝泊まりし、いつ暴動が起きるか解らないような場所へ誰が好き好んで来るだろう。ショッピングモールなら他にいくらもあるのだから。(昨日などはプラザ内で誰かが撃たれるという殺人事件まで発生している。)
商店街でなくてもオキュパイヤー達による被害は受けている。例えばフィラデルフィアでは市役所付近にオキュパイヤー達が集まっているが、ここは歴史的な建物が多く普段なら観光客でにぎわう場所だ。しかしオキュパイヤー達の臭い連中が町を占拠しているため、観光客が敬遠して町の収入はがた落ち。
オキュパイヤー達の泊まり込みは彼らが抗議しているはずの大銀行には何の影響もないが、この不景気をなんとか乗り切ろうとしている小さなビジネスに非常な悪影響を及ぼしている。
商店街の人々は、オキュパイヤー達の行為は彼らが代表するとしている99%に打撃を与えている、と怒る。
先日も書いたが、これらの市で市長が断固たる姿勢を取って最初からオキュパイヤーたちの集会を阻止していれば、こんなことにはならなかった。いや、今でも商店街の店長さんたちに言われるまでもなく、すぐさま機動隊を出動させてオキュパイヤー達を追い出してしまえば一件落着なのだ。
ところが、リベラル市長達は自分らもオキュパイヤー達に同情的で市民の苦労等まったく関知しない様子。そんななか、カリフォルニア州リッチモンド市のゲイル・マクラフリン市長は、本日の軍人の日の儀式は欠席してオキュパイ抗議デモに参加する意志を明らかにした。
まったくあきれかえって物が言えない。
カリフォルニア市民よ、このことをよ〜く覚えておいてほしい。そして次の選挙でこのようなけしからん市長達をどんどん追い出してくれ。これだからリベラルに政治は任せられないのだ!


Comment

「ビバパレスチナ!」ボストンで反銀行デモが反イスラエルデモに豹変

ボストン占拠参加者の一部は昨日の午後、なぜかイスラエル領事館のあるビルのロビーで座り込みデモを行い、反イスラエルスローガンをがなり立てた。座り込みメンバーたちは、「ヘイヘイ、ホーホー、イスラエルはアパルタイトを止めろ!」「インティファダ(対イスラエルテロ攻撃)万歳」「イスラエルの犯罪に一銭も払うな!」「ビバ、ビバ、パレスチナ!といって大騒ぎした。
ユダヤ人と金融業を結びつけたがる人は左翼にも右翼にも多くいる。ユダヤ人は昔から金貸しや質屋や宝石商などをやる伝統があるが、それはユダヤ人は多くの国で差別を受け、いつ何時住み慣れた土地を追い払われるか解らなかった。それですぐに持って出られる現金とか宝石とかを扱う商売を営む人が増えたのだ。しかし金融業界にユダヤ人が多いからといって世界の金融界を動かしているのはユダヤ人だか、不景気の裏にはユダヤ人の陰謀があると決めつけるのは論理の飛躍というものだろう。
しかし元々反ユダヤ意識の強い左翼連中の間では、そんな論理の飛躍などなんのその、あちこちの都市で起きている反金融企業デモでは、オキュパイヤー達はだんだんと本性を表し、反資本主義といって始めた運動はあからさまな反ユダヤデモへと変わりつつある。ボストンの領事館座り込みはその小手調べといったところだろう。
添付したサイトの記事の著者アイラ・ストールは、ボストン占拠の主催者側からは、領事館の座り込みをしたのは一部の人間であってボストン占拠全体を代表しないとか、座り込みをした連中からは、自分らは反ユダヤ人ではなく反シオにストだとかいう言い訳が聞こえてきそうだと書いている。
はっきり言ってだ、ボストン占拠の連中が座り込み連中の行為を徹底的に批判しないなら、奴らの行動に同調していると思われても仕方ない。また、反シオニストが反ユダヤではないという理屈は全く通らない。何故ならシオニズムとはユダヤ人がユダヤ人の国家を設立する行為のことを指すのであり、他のどの民族にも祖国があるのにユダヤ人にだけは祖国を持つ権利を認めないというなら、それは反ユダヤ精神以外の何ものでもないからだ。
都市占拠連中の行為は日に日に過激になっていく。オークランドではゼネストを呼びかけ、デモの群衆が町に繰り出し、銀行の窓ガラスを割ったり、ホールフーズという自然食スーパーに踊り来んで物を盗んだり破損したりし、その辺のビルに火を付けるなどの暴動を起こした。
おもしろいのはリベラルなローカルテレビニュースのニュースキャスターが何度も「往々にして平和的に行われているデモですが、、」と繰り返していた事だ。デモ参加者が町に繰り出して商店を破損したり火を付けたりしているというのに、何が「往々にして平和的」なんだ、冗談も休み休み言え!
とはいうものの、オキュパイヤー(占拠者)たちの行動が過激になればなるほど、いくらリベラルなメディアでも沈黙を保つことは出来なくなる。特にローカルテレビなら実際にすぐそばで起きている暴動を無視するわけにはいかないだろう。また、オキュパイヤーが寝泊まりをしている近所の住民や商店は非常な迷惑を被っている訳で、これらの人々の間で起きるオキュパイヤーや何もしないリベラル市長やオキュパイヤーに同情的なオバマ王をはじめ民主党の政治家達への反感もかなり高まっているはずである。
ニューヨークのジュリアーニ元市長が共和党大統領候補応援の演説で「都市占拠運動はオバマの責任だ」と言っているが、まさにその通りだ。


Comment

都市占拠運動の裏には左翼団体ACORNの魔の手がある

以前にACORN(エーコーン)のことを中庸な市民団体だなどとアホなことを言っていた左翼変態フェミニストが居たが、実際はACORNは革命主義の超過激左翼団体であり、しかもオバマ王を始め民主党議員たちの議席を獲得するために、数々のあからさまな選挙違反をしメンバーが何人も告発されている犯罪者の集まりだ。前回の中間選挙の前までは無利益の慈善団体と称して政府から多額の補助金を騙し取っていたが、選挙で共和党が下院の多数議席を握ってから、その悪行が暴露されて補助金が差し止められた。
そこでACORNの連中は、新しくNYCC(New York Communities for Change、変革のためのニューヨーク共同体)とかいう団体を発足し、エーコーンの悪行を続行していた。
今回のウォール街占拠運動の陰に、怪しげな左翼団体がいくらも関与していることはすでに明らかになっており、ACORNも深く関わっていることは充分に察せられていたが、数日前ACORNのメンバーによってその事実が暴露され、ACORNはその証拠隠滅に必死になっている

変革のためのニューヨーク共同体として再出発したニューヨークのエーコーン事務所ではスタッフを解雇したり大量の書類をシュレッダーにかけたりして大騒ぎ。幹部達は先週フォックスニュースに流れたウォールストリート占拠運動とエーコーンの関係についての情報は、どれもこれも不満を持った元従業員から出たものだと語っている。

NYCCはまた警備カメラをブルックリン支部のあちこちに設置。ACORNの銘柄のついた関係書類などの廃棄や隠蔽に余念がない。そして滑稽なことに、フォックスニュース取材班の記者たちや関係者の写真を従業員に配り、メディア関係者とは一切口を聞かないようにと従業員に厳しく命令した。NYCC内部の密告者によると、エーコーンはダメージコントロールの真っ最中だという。
私には不思議なのだが、エーコーンのような左翼団体がこれもまた左翼の都市占拠活動に関与していたからといって何が問題なのだろう? オバマ王やペロシ民主下院議長ですらウォール街占拠を応援しているのだ。自分らがその運動を支持することが明らかになったからといって何がいけないのだ?
ミスター苺曰く、単に思想が同じだから支持するというのと、運動促進のための違法行為をしているというのとでは話が全く違う。関係書類を破壊しているところからいって、エーコーン連中は知られたらまずいかなりの違法行為に及んでいると考えるべきだ。例えばオークランドのゼネストで起きているような様々な暴力行為だが、商店の窓を割ったり火を付けたり物を盗んだりする行為を計画的に先導したのがエーコーンの工作員だったとしたら、これは大変な違法行為である。
NYCCの幹部は緊急会議を何度も開き、フォックスニュースに団体の行動を漏洩したのが誰なのか厳しい捜査を行っているという。すでに二人のスタッフが外部に情報漏洩したとして解雇されている。
NYCCの報道官はメディアと話したという理由でスタッフが解雇された事実はないと否定している。
フォックスニュース・コムは先日NYCCがウォール街占拠の主な運営をしていると報道したが、フォックスはさらにNYCCは占拠運動に参加しプラカードを持って行進する人員を雇ったとも報道している。
以前にも日当を貰って抗議運動に参加したという人の話がどこかの保守派サイトで流されたことがあったが、その時はその情報源がはっきりしないということで、掲載したサイトですらその事実確認は出来ないと注意書きを添えていたほどだった。彼らの日当を払っていたのがエーコーンだったとは、、、
エーコーン内部の密告者によると、フォックスニュース・ドットコムの報道直後、ブルックリン事務所ではスタッフミーティングがあり、組織の幹部長であるジョナサン・ウエスティン部長自ら記事のコピーを配り項目ごとに注意事項を発表したという。そしてスタッフの面々にはフォックスニュース記者の写真を配られ、これらの人々と話をした場合には解雇、訴訟、逮捕も免れないと警告されたという。
しかし、エーコーンのメンバーといえどもアメリカ人だ。事実でないことを主張しろと言われれば反論したくもなる。それでスタッフのひとりが、

「すいません、でもあなた方は私たちが抗議運動をするために日当を払ってるんじゃないんですか?」と質問するとウエスティン部長は、「いや、だがそれは君たちの仕事だ。」と答えた。スタッフは「デモをするのが私たちの仕事です。」と答えた。「違う。きみ達の仕事は経済や社会正裁のために闘うことだ。そのために我々は君たちを送り込んでいるのだ。」それに対してスタッフメンバーは「そうです。あなた方は私たちがサインを掲げるために日当を払ってます」と答えた。ウエスティン部長は「それが君たちの仕事だ」と答えてこのやり取りは何度も繰り返されたと、その場に居合わせたスタッフの一人は語った。

そして幹部のグレッグ・バスタ副部長はフォックスニュースの記事のコピーを配り、メディアから何か聞かれたら記事のソースは不満を持った元従業員であり、その従業員はすでに組織を辞めていると答えろと言われたと言う。
幹部は従業員の行動もいちいち厳しく監視するようになり、私用電話や単なる同僚同士の付き合いまで煩く監視し、一日の終わりには紙くずさえシュレッダーにかけている。
エーコーンの名前が付いたものはすべて倉庫にしまい込まれた。

「携帯についているカメラまで覆うように言われてるんです。職場ではテキスティングもできないし、外部への電話も出来ません。電話をかける時は内戦のある休憩室に行って、そこで電話中内線がオンにされ話が幹部に聞こえるようになります。新しくカメラやスピーカーをあちこちに設置してすべて監視できるようになっていて、まるでフォートノックスの刑務所内みたいですよ。」

NYCCはフォックスニュースの記事の内容について一つ一つ答えるのではなく、フォックスは我々のような社会正裁を求める市民団体の敵であり、常に我々に関する嘘出鱈目を報道している、といった内容の声明文を発表した。フォックスの記事のどの部分がどのように事実に反するのかなんて説明をしないのはエーコーンは左翼だから当たり前。相手と議論などせずに批判した相手を個人的に攻撃するのは左翼の常套手段。
ウエスティン部長はマンハッタンのイベント会場でフォックスニュースの記者からメディアと話した従業員を解雇したのは事実かという質問を受けた時、「そんなことは知らない」と言い、フォックスニュースの関係者の写真を配った件に関しては、「そんなことはしていない」と答えた。また、緊急会議が開かれたかどうかという質問には、興味があるので話はしたとは認めたものの、特別な会議を開いたかどうかについては触れなかった。従業員に対して何か聞かれたら不満を持って辞めた元従業員の話だといってシラを切るように指導したのかという質問については、あとはメールで答えると言って立ち去った。
フォックスニュースの、NYCCは最近都市占拠のデモで抗議運動をする人員を雇ったのかというメールによる質問に対しては、「我々は人に金を払って抗議運動をさせたりしない。」と何度も答えた。


Comment