なぜ左翼ユダヤ系はイスラムを支持できるのか

最近の後退派左翼の運動ではモスレムでシャリア推進派のリンダ・ソーサーなる女の台頭でも象徴されるように、なにかとユダヤ系の人権が迫害されている。左翼の集会などでは革新派と自負するユダヤ系参加者たちが、集会のあからさまな親パレスチナ・反イスラエルな方針やホロコースト否定主義者論などが平気で飛び交う会場の空気にいたたまれずに退場するシーンが何度も繰り返させている。大学の反人種差別集会ではあからさまに「ユダヤ人お断り」と掲げられたものさえあった。レズビアンプライドを祝うダイクマーチでユダヤ民族の象徴「デイビッドの星」を掲げていたユダヤ系参加者が退場を強制されたという話はこの間もしたばかり。
にもかかわらず、ソーサーの人気の裏にはアメリカのユダヤ系市民団体の支持が貢献している。今日はジェームス・カーチック(James Kirchick)のこの記事を参考に読んでみる。
ちょっと前ソーサーがユダヤ系が半数近くを占めるニューヨークの大学で卒業式の祝辞を述べた際、地元ユダヤ系を含む多くのニューヨーク市民からソーサーは演説者としてふさわしくないという批判が出た。その時、彼女を弁護して公開手紙を発表したのは誰あろう左翼ユダヤ系市民団体だった。

「我が国において多くの少数派が政府の最高の地位から標的とされている今、(略)我々は共通する境界の橋掛けとなり、お互い団結することを決意するものである。」

同じくソーサーの弁護を買って出たのは、the Anti-Defamation Leagueというもともとユダヤ人への差別や迫害と戦うことが目的で創設された市民団体。

我々のイスラエルに関する見解の違いは大きいが、我々は彼女には自分の意見を表現する言論の自由が保証されていると信じる。

しかし、この「橋掛け」を買って出たユダヤ系団体の思い込みは完全なる一方通行。ソーサーはパレスチナ系アメリカ人としてシオニストと同席することを拒み、パレスチナ人としてアラブ人としてモスレムとして、ユダヤ系の人々の気持ちを慮って自分らの態度を変えるつもりは一切ないと断言している。
ソーサーはシオニズムはフェミニズムとは相いれない考えだと主張している。(これが女性器切除や幼児強制結婚を推進するシャリア支持者がいうんだから笑っちゃう)ソーサーはアンタイセメティズムは黒人差別やイスラモフォビアのような差別とは違うと言い張る。ユダヤ人は組織的な差別を受けていないからだと。(は!ナチスドイツ下で6百万というユダヤ人が組織的に殺されたけどね。)しかもソーサーはシオニズム=イスラモフォビア、よって反シオニズム=フェミニズムだとこじつける。であるから、立派な革新派であるためには必然的にアンタイセメティズム(反ユダヤ民族)でなければならないという理屈だ。ソーサーの台頭によって左翼運動からユダヤ人がいかに排斥されているかが伺われる。
ここで、左翼ユダヤ系は、立派な左翼でいるためには自分たちの宗教や民族に対する暴力を無視してその差別を過小評価しなければならないという悲劇に直面する。それでもソーサーのような魔女を支持できるということは、つまるところ、左翼ユダヤ系にとって「ユダヤ人としての価値観」は左翼でいることの二の次三の次なのだ。
カーチック曰く、左翼連中は常にユダヤに対する暴力や差別はユダヤ人による妄想だと言い張る。最近はホロコーストですら犠牲者はユダヤ人だけではなかったとしてユダヤ人の被害を過小評価する傾向がみられる。近年アメリカではユダヤ人は白人だから(黒人のユダヤ教徒もいるのだが)、女性や黒人やモスレムのように弾圧されている少数民族の部類に入らないという議論も多く出てきた。だが、矛盾していることに、ユダヤ人以外の民族が人権迫害の被害を受けると、ホロコーストが引き合いに出される。「アフリカのホロコースト」とか「シリアのアンネ・フランク」とか。ところがこういうことを言う人に限ってユダヤ人の本当の被害や苦しみに関しては全く興味を示さない。
これはモスレム運動家がモスレム移民批判をする側を「ナチス!」と言って騒ぐのと同じく矛盾した理屈だ。ところで第二次世界大戦中イスラム圏はナチスドイツと組んでユダヤ人撲滅に加担したのだということを覚えておくべき。今、モスレムが反モスレム移民のユダヤ人に向かって「ナチス」と叫ぶ皮肉さに左翼連中は気が付いているのだろうか?
カーチックによると、もうだいぶ以前から左翼の間でホロコースト否定論もしくはホロコースト過小評価論が広まっている。従来ホロコースト否定論者といえば極右翼と決まっていたのだが最近はそうでもないのだ。
ホロコーストを否定する左翼には二つのグループがある。一つは反資本主義で労働者の苦労を唱えるグループ。労働者の苦労はホロコーストの下では影が薄い。よってホロコーストによるユダヤ人の苦労を過小評価することで自分らの葛藤を強調しようとするのだ。
もうひとつのグループは反帝国主義グループ。彼らはアフリカやアラビアが帝国主義の犠牲者だとする見方。アフリカ人やアラブ人がユダヤ人を嫌っていることは周知の事実。ホロコーストの事実を認めることは、イスラエル国の存在を正当化することとなる。だからホロコーストという歴史的事実は煩わしいのである。
それにカカシが思うに、ユダヤ人は犠牲者としてのステレオタイプにあてはまらない。普通、左翼団体が人権弾圧の被害者として持ち出す少数派は、未だに何らかの苦労をしているものだ。貧乏であるとか犯罪者が多いとかテロリストになってしまうとか。だから差別のせいでこの少数派はこんな不幸な思いをしていると言えるわけだ。しかし世界最大の弾圧や差別をの被害を受けているユダヤ人はなぜか世界中で成功を遂げている。もし世界中で一番弾圧を受けてきているユダヤ人が差別や弾圧に打ち勝って成功してしまうとしたら、他の人種もいつまでも過去の弾圧を言い訳に成功できない理由がなくなってしまうのだ。
南アフリカが自分らの貧困を過去のアパルトヘイトのせいに出来ないのもその一つ。
つまるところ、ユダヤ教というのは左翼思想にとって非常に邪魔な存在なのだ。
ではいったい、このような左翼主義に迎合する左翼ユダヤ人の神経というのはどうなっているのか?
ミスター苺曰く、ナチスドイツ時代にもUボートと呼ばれる裏切り者ユダヤ人が居た。彼らはユダヤ人でありながらナチスに協力し、ユダヤ人であることを隠して暮らしている人々の血筋を暴露して告発した者たちである。彼らはそうやってナチスに媚びることで自分らだけが例外として生き延び、自分らの立場を高めようとした下衆(ゲス)たちである。(世界的な左翼悪玉のジョージ・ソロスはUボートだったという説もある。)
左翼ユダヤ人たちが、人種差別者の左翼に迎合することで、自分らの立場を高め、ユダヤ排斥から自分らの身だけは守られると思っているなら愚かとしか言いようがない。どれだけ左翼に媚びようと彼らがユダヤ人であることを左翼は絶対に許さないだろう。利用価値がなくなればユダヤ人として殺されるのだ。
言ってみればユダヤ人は炭鉱のカナリアだ。ユダヤ人が排斥し始められる時、それが独裁主義社会台頭の兆しなのだと知るべきである。


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恥さらし、ピアース・モーガンのインタビューと称したトミー・ロビンソン攻撃

昨日、トミー・ロビンソンがイギリスの人気朝番組、グッドモーニングブリテンにゲスト出演したいう話はしたが、私はその18分19秒に渡るビデオを全部観て、ものすごく胸糞が悪くなった。はっきり言って半分くらいのところで挫折しそうになったのだが、ちょっと休憩を入れてなんとか全部見終わった。
私はもともとピアース・モーガンは好きではない。これまでにもモーガンの卑怯なインタビューのやり方については書いてきた。モーガンは最近はトランプの移民政策やロンドンのイスラムテロについても多少はましなことを言っているように思えたが、やはり根底にあるリベラル左翼の気性は変えられないようだ。
先ずモーガンとその手下(基、アシの女)は、ロビンソンがフィンスブリーパークで起きた白人男によるモスレム参詣者攻撃直後、ロビンソンがフィンスブリーパーク聖廟は過去に過激派聖戦を主張し暴力をあおる説教をしていたとツイートしたことに関し、死傷者へのお見舞いの言葉もそこそこにイスラム批判をするのは不謹慎ではないのかと責めた。
ロビンソンは、当日自分はいくつかのツイートをしており、最初のツイートで同攻撃を糾弾する声明文を発表したとしたうえで、こういう暴力が起きる歴史的背景についていくつかツイートしたにすぎず、その内容はモーガンが働く新聞社も同日おなじような記事を掲載していると答えた。
しかし、モーガンは新聞記事がどうのこうのではなく、テロ直後に犠牲者に責任があったかのようなツイートをするロビンソンの思考回路はどうなっているのかが聞きたいのだと責め立てた。
ロビンソンが白人による攻撃が起きる背景にはイスラム聖廟の過激な説教があり、それを説明しなければ今回のテロの原因を究明することはできない。という内容のことを話そうと、用意してきた各聖廟で配られている暴力的な過激なビラの内容を紹介しようとしたり、色々持ってきた資料からどれだけのテロリストが聖廟で過激化されているかという統計を述べようとしたが、ロビンソンの発言はことあるごとにモーガンとアシ女の切り目のない怒鳴り声にかき消されてしまった。
明らかにモーガンはロビンソンの発言になど興味がない。ロビンソンを招待してインタビューするという形をとって、いかに自分が公平で均衡のとれたジャーナリストであるかを象徴しようとしたのかもしれないが、こんなのはインタビューでも何でもない。単なる個人攻撃だ。
イギリスの番組を観ていると感じるのは、イギリスはいまだに昔ながらの階級制度意識から抜けていないということだ。エリート大学を出て上流階級のアクセントを身に付けたモーガンのような男は、アクセントが上流だから頭脳も上流だと自分勝手に思い込んでいる馬鹿である。それでロビンソンのように労働者階級のアクセントで話す男を最初から完全に見下している。
これとは対照的に、ダグラス・マレーやマイロ・ヤナポリスらがイギリスの政治討論番組に出演する際の司会者の態度は礼儀正しい。これはマレーやヤナポリスが上流階級のアクセントやそのしぐさを完全に身に付けているからで、二人ともイギリスのエリート大学で教育を受けたことはその話し方で明白。(マイロは大学中退だけど、、)マレーもヤナポリスもモスレム移民についてはロビンソンと変わらない意見を持っているのに、彼らに対しては司会者は頭ごなしに馬鹿にした態度は絶対に取らない。私はモーガンがこの二人をインタビューするのをみたことはないが、多分彼らに対するモーガンの態度はロビンソンを扱う時とは違うだろうと察する。
今回のテロとは全く無関係なのに、モーガンは現在34歳のロビンソンが10代の頃にサッカーフーリガンとして警官に襲い掛かり怪我をさせたことや、本名はトミー・ロビンソンではなく、EDLという過激派保守派団体を創設した頃に改名したことなどを持ち出した。(ロビンソンは数年前にEDLからは脱退している)あたかも「お前なんか下町の下層階級のチンピラだ、お前の言うことなど聞く価値はない」とでも言いたげだ。
しかしこの攻撃は逆効果だった。ロビンソンの育ったルートン市は貧しい下町。もともと貧しい市ではあったが、ここ10数年、大量のモスレム移民によってどんどん治安が悪化している。地元の白人とモスレム移民との間でギャング紛争が絶えない場所でもある。腕っぷしが強くなければ生き残れない場所なのだ。そういう厳しい環境で育ったことで、ロビンソンはモスレム移民がイギリスに及ぼす危険を身に染みて知っている。モーガンはロビンソンの優等生ではない過去を持ち出すことで彼の信用度を落とそうとしたのだろうが、かえってエリートによる平民を見下した鼻持ちならない自分の本性を暴露してしまった。
モーガンはロビンソンがEDL時代に街頭演説をしているビデオを持ち出し、そのなかの一部を繰り返し、いかにロビンソンが過激派右翼であるかを印象付けようとした。ロビンソンはモーガンはその演説の前後の関係を無視して自分が言わんとしていることを歪曲していると抗議したが、モーガンはそれを聞こうとはしなかった。
しかし、いつまでたってもロビンソンが自分のツイッターの内容を反省する気配がないので、最後にはモーガンとアシ女は「あなたはイスラモフォビアですか」と聞くに至った。ロビンソンがこのバカげた質問に戸惑って「何それ?」という顔をすると、両者は大声で「あなたはイスラモフォブだ!」と喚き散らした。
やっと気を落ち着けたロビンソンは「イスラモフォビアなどというものは存在しない」「フォビアとは理不尽な恐怖のことだ。実際にある脅威を恐れることはフォビアとは言わない」と説明した。はっきり言ってこれがロビンソンの発言のなかで一番光っていた。
ロビンソンはコーランを手に掲げ、「この本の中に暴力を扇動する文章が100箇所以上に渡って書かれている」と言うと、モーガンは「本を下ろせ」「宗教に敬意を示せ」と怒鳴った。「敬意?我々を殺せと書いている本に、なぜ私が敬意を示さなければならないのだ?」怒ったモーガンはロビンソンに「あなたは偏狭な気違いだ!」と怒鳴りつけて締めくくった。
この『インタビュー』の目的がロビンソンの評判を落とすことにあったなら、それは成功しなかった。もともとロビンソンを嫌いだった人の意見が変わったとは思わない。だが、この番組を見るまでロビンソンのような男が居るということを知らなかった一般のイギリス市民はどう思っただろうか? イギリスにも台頭するモスレム勢力を苦々しく思っている一般庶民はいるはず。自分と同じようなアクセントで庶民の味方をしているロビンソンに対し、エリート意識丸出しの馬鹿に仕切ったモーガンによるこの攻撃は、もしかすると完全に裏目に出たかもしれない。


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右翼が左翼の手段を使う時、左翼メディアのダブルスタンダード

ここ数日、イギリスでもアメリカでも通常のテロリストや左翼暴徒ではない人々による過激な行動があった。イギリスではイギリス人の男がイスラム教聖廟のお祈りから出てくる教徒らの中にミニバンを突っ込んで一人を轢殺、数人に怪我を負わす事件。アメリカではトランプをジュリアス・シーザーに仕立てて暗殺する野外劇の最中に右翼ジャーナリストが三日間連続で乱入するという事件があった。
イギリスの件については、常識ある右翼保守の面々は恐ろしい事件だとして糾弾している。モスレムテロの後のようにお祭り騒ぎをやってる人間はいない。だが、左翼連中はモスレムテロの後にはテロリストとの関係はわからないとか動機不明とか、なかなかモスレムとの関連性を認めようとしないのに対し、白人がテロ行為をするとモスレム批判をしていたトミー・ロビンソンやケイティ・ホプキンスやダグラス・マレーのせいだとか、彼らを逮捕しろとか訳の解らないことを言い出す。ロビンソンはフェイスブックやツイッターで今回の事件は彼のせいだと、どれだけの脅迫状が届いたかわからないという。モスレム移民が十数年に渡ってしてきた婦女暴行や殺人や麻薬取引や最近の爆破やトラック暴走などのテロ行為に関しては、団結してこれまで通りの生活を守っていこうとか言ってたやつらが、いったん被害者がモスレムとなったら法律を変えろだの右翼団体に手入れをしろだのとうるさく喚きだす。それをモスレム連中がやるというならまだわかる。だが普通のイギリス人がこういうことを言い出すんだから全くどうしようもない。
お前ら一国民心中したいのかよ?
ロビンソンやホピキンスやダグラスといった人々は単なる使者に過ぎない。彼らは真実を人々に訴えて、このまま何もしなければ大変なことになると人々に警告してきただけなのだ。自国政府が国民を守ることが出来なければ、国民は自分らの手で自分らを守らなければならなくなる。そうなれば警察がするような令状をもって家宅捜査だの逮捕だの裁判だのといった正式な手続きは無視され、無関係な人々まで巻き込まれてイギリスは内乱状態になってしまうだろう。そうなる前に何とかしろ、というのが保守派たちの訴えなのだ。政府がそういう基本的な責任を果たしてこなかったから、今回のような事件が起きてしまったのだ。
そしてこういう事件は、これが最後ではないだろう。
さて、アメリカで起きた事件はこんな乱暴なことではないが、先週の金曜日、ニューヨークの野外劇場で上演されていたジュリアス・シーザーの舞台に右翼ジャーナリストのローラ・ルーマーが上演中の舞台に乗りあがり「右翼に対する暴力を普通にするな、これは受け入れられない。ドナルド・トランプに対する暴力を奨励するな。暴力を止めろ!ニューヨーク公共劇場はイスラム国だ!」と怒鳴り散らした。ルーマーはその場で逮捕され、その日のうちに釈放された。しかし日曜と月曜にも別の二人の男が舞台になだれ込みルーマーと同じように劇を批判して取り押さえられた。
これに対して保守派トークショーホストで自分の講演が暴力的な後退派左翼に何度も妨害された経験のあるベン・シャピーロは、左翼が右翼の言論の自由を阻止することが悪であるなら、左翼の言論を右翼が妨害するのも悪だと三人の行動を強く非難した。カカシ自身も全く同じ意見だ。聞くに堪えない言論の自由を保証してこそ本当の意味での言論の自由が保たれるのだ。
カカシが右翼抗議者たちの野蛮な行為は文明社会人として感心できないとミスター苺に言ったところ、ミスター苺から意外な反応が返ってきた。
「現役の大統領を暗殺、しかも数人で大統領を滅多刺しにするような野蛮な演出をしておいて、他人の行為が野蛮などどと言えた義理じゃないだろう。相手が文明社会人としての礼儀を全く守らないのに、こっちばかりが守っていては相手の思うツボだ。たまには相手のやり方でやり返すことも必要だ。」と言うのだ。
ふ~む、正義感の強いミスター苺にここまで言わせてしまう後退派左翼。もしかすると、後退派左翼たちの行為がいかに破壊的であるかを知らしめるためには、右翼によるこうした過激行為も必要なのかもしれない。
考えさせられる。


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後退派左翼に扇動された男、共和党議員たちに乱射

本日14日、アメリカの首都・ワシントン近郊で、共和党の下院議員らに向けて男が銃を乱射し、幹部が重症を負うという事件が起きた。先ずはこの記事より

現地メディアなどによると、バージニア州にある公園で14日朝、野球の練習をしていた下院議員らに向けて、白人の男(66)が突然、銃を乱射した。下院の幹部、スティーブ・スカリス院内幹事が撃たれて重体のほか、4人がケガをした。男は警官との銃撃戦の末に死亡した。(略)
男は過去、フェイスブックに「民主主義を破壊したトランプと、その仲間たちに報復する時だ」と書き込んでいた。

犯人の男の名前はジェームス・T・ホッジキンソン66歳。ホッジキンソンは今年三月にChange.org の署名サイトに「トランプは裏切り者だ。トランプは我らの民主主義を破壊した。今こそトランプとその仲間たちを破壊する時だ」と書き込んでいたという。彼のフェイスブックページには社会主義者のバーニー・サンダースの写真が何枚も掲載されており、2016年の大統領選でサンダースを候補にすべくサンダースの選挙運動でボランティアをしていたという。
またホッジキンソンは多くの左翼団体のメンバーで、特にMSNBCのレズビアンの極左翼トークショーホスト、レイチェル・マドウを2020年の大統領にという団体にも所属していた。
ここまでバリバリ左翼では、さすがにメディアも「白人至上主義者の仕業」などとは言えなくなってしまった。
しかし、この事件は起こるべくして起きたと言える。トランプが大統領になってからというもの、後退派左翼による暴力を扇動する言動が目に余るようになっていた。例えば左翼連中は右翼や保守派の言うことはすべて「ヘイトスピーチ」だと言い張る。右翼保守の言動は暴力と同じだとか、共和党はすべてナチスだとか、ナチスは殴ってもいいのだとか、、、
コメディアンがトランプに似せた血みどろの人形の首を手につかんで写真を撮ってみたり、トランプ暗殺劇が上演されたり、あたかもトランプを暗殺しさえすれば政権が民主党に戻るとでも言わんばかりの過激な発言が目立っていた。
無論自称反ファシズムだが実はファシストの「アンティファ」連中の暴力行為についてはカカシは何度も指摘してきた。
こういうことがエスカレートすれば、後退派馬鹿左翼がいずれはこういう暴力行為に及ぶだろうことは予想できていたことだ。トランプのことをヘイトだとか不寛容だとか言いながら、結局自分たちは暴力で相手を黙らせるしか手立てがないのだ。
さて、この事件について後退派左翼のツイッターは被害者に対するねぎらいの念を示すどころか、共和党議員なんか撃たれて当然という意見が殺到。いかに後退派左翼が憎しみに満ちた思想であるかがわかる。
特にひとつのツイッターなどは、(重症を負ったスティーブ・スカリース議員は)「白人至上主義と言われていた男だ」などと言い、だから撃たれても同情の余地などないのだと言い放った。しかしスカリース議員が白人至上主義者だとは誰が言ったのだ?どうせ左翼ヘイトグループのSPLCか何かだろう。それに白人至上主義者だから殺してもいいというのはどういう理屈だ?
本当のヘイトグループは民主党とそれに常に迎合している左翼メディアだ。本日のことで多くの国民がそのことに気づいてくれればいいのだが、そうでないとこういうことは今後も多く起きるだろう。


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左翼の暴力に反撃する保守派たち

昨日も書いたように、最近保守派の集会や保守派講演者の催しを、黒装束の自らを反ファシストと称しながらファシストそのものの行為をしているアンティファなる暴力団が暴力で邪魔することが定番となっている。しかしそういうことが何度も続けば保守派の方も黙って殴られるままにはなっていない。
ちょっと前のことになるが、今年の4月、バークレーで言論の自由集会が開かれた時、例によってアンティファ暴力団が花火やレンガや催涙スプレーを使って保守派たちの集会に殴り込みにかかった。バークレー地元警察は集会に集まった保守派たちの持ち物に武器がないかどうか念入りに調べた後、集会参加者を警察のオレンジ色のちゃちな網で囲った柵の中に閉じ込めた。ところがアンティファ暴力団が襲撃を始めると警官たちの姿はさっと消えてしまった。
ここで完全武装解除されている保守派たちが重武装をしている左翼暴力団にさんざんたる目にあわされたのかというと現実はその逆。丸腰の保守派たちは素手で左翼暴徒に立ち向かい、なんと左翼暴徒たちを退散させてしまったのである
左翼連中は今まで行儀のいい保守派の集会に奇襲攻撃をかけて圧倒的な勝利を得ていた。しかし一旦保守派からの反撃に合うと全くどうしていいのかわからずに混乱して退散した。保守派たちはネットなどで集会に参加する時にはヘルメットやガスマスクを忘れずにと呼びかけ、最近の集会ではかなり重装備をして参加するようになった。
保守派には退役軍人が多く、アフガニスタンやイラクでの実戦を体験してきた人も多い。となるといざ実戦となれば、かなりの人間が戦闘作戦を心得ている。たとえ武器は持っていなくてもどうすれば何の戦闘体験もない左翼のもやし暴徒どもを圧倒させる手段は持っているのだ。
後退派左翼は日に日にその過激派を増している。だが私がアメリカを信じられる理由は、アメリカ人は黙っていつまでも殴られてはいないからだ。西ヨーロッパで過激化するテロリストに応戦している人の数が少なすぎるのと違って、アメリカ人はあそこまで国が乗っ取られるのを黙ってみているほどおとなしい国民ではないと思うからだ。
後退派左翼に対するこの保守派の行動がそれを顕著に表しているのではないかと思うからだ。


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トランプの生首を持ち上げるパフォーマンスで自己崩壊したコメディアン、トランプを責める

先日アメリカの馬鹿コメディアンが血まみれのトランプの顔をした人形の首を持ち上げている姿をネットで公開して大騒ぎになった

アメリカの女優・コメディエンヌのキャシー・グリフィンが、ドナルド・トランプ米大統領を模した赤黒い液体だらけの首人形を手に持った画像をTwitterに掲載し、炎上。現在は同ツイートは削除されたものの、彼女の行動は今も物議をかもしている。

彼女のこの悪趣味な行為に対して保守派から批判が出たのは当たり前だが、このあまりにも非常識な行動は左翼からもかなりの批判を浴びた。

トランプ大統領と大統領選で競ったヒラリー・クリントンの娘であるチェルシー・クリントンも「これはひどく、間違っている。大統領を殺すジョークなんて、全く面白くない」と痛烈批判している。

そのほかにもCNNの番組「CNN New Year’s Eve Live」でキャシーと共演しているジャーナリストのアンダーソン・クーパーは「これは明らかにおぞましいことであり、完全に不適切だ」と非難。CNN側もキャシーに対して写真を取り下げるように声明を出すなど、関係者からも咎める声が多く寄せられた。

チェルシー・クリントンもかなり能天気な人間なのだが、彼女にも多少の常識はあったらしい。ミスター苺などは「あのチェルシーより馬鹿というのも才能だな」などと笑っている。芸能界で後退派左翼のバブルの中で生きている人間たちはトランプ大統領暗殺の話などいつも当たり前のようにしているのだろう。だがもしトランプ大統領やFBIがその気になれば、大統領暗殺を促進する写真だとしてグリフィンに業務質問することは可能である。留置場に2~3日放り込まれても文句の言えない犯罪行為なのである。
ここまで悪評を得るとは想像していなかったグリフィンはすぐに映像をツイッターから削除し、SNSで謝罪動画をアップしたが時すでに遅し。彼女への批判の嵐は収まらず、彼女自身自分のコメディアンとしてのキャリアはもう終わりかもしれないと語っている。
謝罪動画などあげてみても彼女が本気で反省などしていないことは、昨日の謝罪記者会見で、トランプは自分を破壊しようとしている。と涙ながらに語っていることからして明白だ。自分が大統領の暗殺を促進しておいてトランプからの批判に文句を言うとは全く責任転嫁も甚だしい。こんなことをオバマ大統領にしていたら今頃逮捕されていただろう。こんなことを彼女が求める社会主義国家でやったりしたら、彼女の首が飛んでいるところだ。
グリフィンは以前にサラ・ペイリンの選挙運動サイトに載っていた標的マークに銃暴力を促進しているとし、民主党議員への暗殺未遂の責任がペイリンにあると批判していた。その自分がイスラム国もどきの斬首映像を掲載しておいて「決してわたしはファンやその他の方に対して、誰かに暴力をふるうことを許容しているわけではありません。」なんて言ってみても空しいだけだ。
アップデート: 6/6/17 グリフィンはレギュラー番組も降ろされ、予定されていたワンマンショーもすべてキャンセル。トイレのコマーシャルも首になり、今のところ全滅状態。もっとも彼女は左翼だからほとぼりが冷めたらまた出演は可能だろう。


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白人をキャンパスから追い出す日に抗議した教授吊し上げにあう(アップデートあり!)

アップデートあり:
先日、ワシントン州にあるエバーグリーン州立大学において、黒人を中心に有色人種の生徒たちが「白人が居ない日」という催しを決行し、退席を拒んで授業を続行した白人教授が暴力的な生徒たちから吊し上げを食うという事件が発生した。
エバーグリーン大学では1970年代から「黒人の居ない日」という催しが年に一回行われてきた。これは70年代に書かれた戯曲から原点を発しているとかで、黒人が世の中にどれだけ貢献しているかを白人に認識させるための、いわゆるストライキ運動が始まりだった。最近では黒人だけでなく、他の有色人種もこのストライキに参加していた。ところが今年から学生たちは趣向を変えて、有色人種が欠席するのではなく、生徒及び教授や事務職員に至るまで白人たちを一日学校から追い出すことを提案した。
これに異論を唱えたのが生物学のブレット・ウエインスタイン教授。自発的に欠席するのと他人の退席を強制するのとではまるで意味が違う。前者は弾圧に対する抗議であるが、後者は弾圧そのものだ。どんなグループも他のグループを追い出すべきではないし、出ていかない人々を悪者扱いすべきではない。大学構内において個人の権利はその個人の人種によって決められるものであってはならない。また特定の人種が他の人種を標的にするのは不適切である。私はその日も学校へ来るつもりなのであしからず。教授はそのような内容のメールを学校側と生徒会の双方に送った。
さて、一か月後「白人の居ない日」の当日、その日も教授はいつも通りに出勤して講義を始めた。すると数分もしないうちに教室の外に百人近い生徒たちが集まり大声で「ウエインスタイン出てけ」「ウエインスタインは辞任しろ」と騒ぎ始めた。なんだろうと教室の外に出た教授を待ち受けていたのは怒り狂った生徒たち。添付したサイトにその時の模様の映った動画がある。言葉はわからなくても、教授が冷静に生徒たちと会話を交わそうとしているのに生徒たちが怒って怒鳴っているのがわかるはず。生徒たちはバリバリなリベラルで自称「革新派」のウエインスタイン教授を「レイシスト!」と罵っているのだ。人種によって他人を差別してはいけないという教授がレイシストということになるんだから、まったく後退派左翼のやることは本末転倒。
誰かが警察を呼んだが、学校経営者側は構内警察に何もしないように支持。教授は身の危険を感じてその後数日学校に行かれなかったという。
教授はデイブ・ルーベンとのインタビューで、左翼生徒は普段ならリベラル革新派として左翼の味方であるはずの副学長や教授や警察署長がレイシストの汚名を着せられたのは偶然ではないと語る。後退派左翼連中は本来ならば味方であるほど意見が近い人々の、ほんのちょっとの意見の違いを取り上げて激しく非難することによって、どのような異見も許さないというファシスト的姿勢を明確にしているのである。
保守や右翼よりも、革新派やリベラルたちを恐怖におののかせ、少しなりとも他の考えを持つことを断固禁止する。これこそファシストの道である。宗派の違うモスレム同士の殺し合いの方が異宗教徒への暴力よりずっと激しいのとまったく同じ理屈だ。
大学キャンパスは本当に安全地帯からどんどん遠のいていく。
アップデート! 6/2/2017現在
エバーグリーン大学は大学への脅迫があったとして
本日木曜日突然閉鎖された
。警察はこれがどのような脅迫であったのか詳細は述べていない。


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シャリア法推進モスレム女リンダ・ソーサーがフェミニストで居られるわけ

前回もお話したオーウェルの言う二重思考概念を地で言っているのがシャリア法推進派フェミニストのリンダ・ソーサー。彼女は常にヒジャブをつけてシャリア法こそが女性解放に貢献しているなどとわけのわからないことを唱えているモスレム女。彼女はパレスチナ人で対イスラエルテロに積極的に参加しているテロリストでもある。彼女はアメリカにおいてBDSと言われるイスラエル製品ボイコット運動に余念がない。その彼女が昨日ニューヨークの市立大学の卒業式の来賓演説家として招待された。保守派著名人の大学講演が次々と招待を拒否されるこの時代になぜか大学の半数を占めるユダヤ系学生を無視して反ユダヤのモスレムテロリストは大歓迎というこの矛盾。
さて、このことに抗議して反モスレムで有名なパメラ・ゲラーとマイロ・イヤナポリスが大学の外で抗議演説を行った。無論この集まりは左翼連中が騒音や暴力で阻止しようとし、ゲラー派に殴り掛かった女子大生が反対に押し返されるという小競り合いがあった。女子大生は自分が小柄だったので卑怯な右翼に狙われ暴力を振るわれたと大騒ぎした。無論アメリカのメディアは「反ソーサー抗議集会で暴力発生」とあたかも右翼保守派側が暴力をふるったかのように報道している。
後退派左翼のユダヤ系学生のなかには、ソーサーに騙されて彼女を支持している能天気な学生もいる。こういうユダヤ系学生は自分らが単にソーサーのようなモスレムに利用されているだけで、実はどれほどモスレムに蔑まれているか知らないのだ。こういうのを利用価値のある愚か者たちというのだ。
ソーサーがフェミニストたちにちやほやされるのは、彼女が左翼の間では今やどんな少数派よりも権力のあるイスラム教徒であるということ、右翼保守がイスラムは男尊女卑の最たるものだと主張するのとは裏腹に、誇らしげにヒジャブを付けながらバッチリ化粧した美人で、しかも英語に全く訛りがない逞しい女性に見えるからなのだろう。
本当のフェミニストならイスラムは彼女たちの最大の敵のはずなのに、まったく情けない。


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マイロ攻撃に見た右翼保守とアルト・ライトの亀裂

週末のマイロ・ヤノプルスへの攻撃は凄まじかった。金曜日までテレビの人気トークショーに出演したり、出版前の本の前売りがすでにベストセラーになったりして、飛ぶ鳥を落とす勢いだったマイロが、週末に公表された一年半前の10数分に渡るラジオインタビュー音声によって一遍に何もかも失うという恐ろしい結果となった。

マイロはCPACでの演説をキャンセルされたばかりでなく、サイモン&シュースターから出版されるはずだった本をキャンセルされ、火曜日には勤め先のブレイトバートオンラインニュース社からも辞任を余儀なくされるという、信じられない光景が繰り広げられた。

前回も書いたとおり、問題の音声は継ぎ接ぎだらけで、あたかもマイロが13歳の少年と大人の男が性行為をすることを推進しているかのような印象を与えようと編集されていた。しかし、その編集された音声ですらきちんと聞いて見れば、マイロは一度も未成年と大人の性行為を肯定していない。それどころか自分が子供の頃に大人からの性虐待を受けたことを告白し、いかにマイロが未成年への性虐待を嫌悪しているかが明らかになるような内容だった。

マイロはイギリス人なので、普通のアメリカ人風の言葉使いをしない。それだけでなく、彼特有の皮肉に満ちた言葉使いは慣れていない人には誤解されることも多い。だが、私は彼を幼児虐待者などと責めている連中は、彼が何を言わんとしていたかなど興味がなく、誤解されがちな言葉使いの上げ足を取ったに過ぎないと考える。

問題なのは、彼が実際に何を言ったかではなく、彼を意図的に悪者扱いしたメディアにもともとマイロに敵意を持っていた奴らが、右翼にしろ左翼にしろ積極的に事実誤認に参加したということだ。
後退派左翼のやることなら理解できる。奴らは最初から「俺達対奴等」という意識を表に出している。どんなことでも自分の仲間のやったことならよし、敵のやったことは駄目となる。だが、私は右翼保守はそうではないと思っていた。保守派は常に真実を求めるものと思っていた。保守派には信念があると信じていた。

だが、そうではなかった。

右翼保守も後退派左翼と同じだ。自分が求める右翼保守の枠にはまらない人間は積極的に疎外し、相手の言うことを聞こうともしない。そして自分が気に入らない人間が不等に責められていても、見て見ぬ振りをするだけでなく、左翼連中と一緒になって攻撃する。

私はそういう右翼保守の姿を見ていて物凄くむかついた。そして私はこんな奴等の仲間では居たくないと思った。

これが右翼保守の真の姿なら私はその一員では居たくない!

アルト・ライトとは「右翼として別の選択肢」という意味。アルト・ライトが全体的にどういう思想なのかというのは色々な人が書いている。アルト・ライトは白人至上主義だとか国粋主義だとか言う人もいるが、私から言わせるとアルト・ライトは既成の体制派右翼ではない右翼という意味だと思う。そういう意味なら、カカシはアルト・ライトなのかもしれない。

ただし、アルト・ライトならこれこれこういうことを信じなければならない、などという規定には私はきっと当てはまらないだろう。だいたいそんな規定はないはずだ。自分はアルト・ライトだといっているひとたちの間でもアルト・ライトとはなんぞやということで意見の一致を見ているわけではない。
マイロは自分の本は別の出版社から今年中に出版されると記者会見で話していた。また、ブレイトバートは辞めても自分なりに講演ツアーなど続けていくつもりだとも語っている。今回のことでマイロのファンが増えて(減ったとは思えない)彼はこれまでよりもさらに人気者になるかもしれない。少なくともそうなることを一ファンとして祈る。


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マイロ・ヤノプルスを潰しにかかる右翼保守!

出る釘は打たれるというが、今回のマイロ・ヤノプルスに対する攻撃はひどい。しかもその攻撃が左翼からではなく右翼保守から起きたということは私にとって非常に悲しい出来事である。

毎年保守派が集まってするCPACという大会で、マイロ・ヤノプルスが演説をすることになっていたが、彼がオープンにゲイであるということだけでも多くの右翼保守にはおもしろくない。特に彼のフラムボイアントなスタイルに反感を持つ保守派も少なくない。

だいたい由緒あるCPACにおいて演説できるということは名誉なことだ。だから多くの著名な保守派がこぞって演説の機会を狙っていた。ところが、どこの馬の骨ともわからんようなイギリスのおカマなんぞにしゃべらせようなんて冗談じゃねえよ。と思った保守派連中もかなり居たのだろう。嫉妬もあるだろうし。

それで彼が何年か前に何かのインタビューで性行為に同意できる年齢について話していた時のテープを掘り出してきて、それみろマイロは13歳の少年とのセックスはオーケーだといっている。マイロは幼児性虐待を奨励している、とSNSで炎上。

アルト・ライトに人気のマイロを普段から面白く思っていない右翼保守たちは、背景をきちんと理解しないうちにマイロバッシングに走った。ベン・シャピーロまで一緒になってツイッターでマイロの昔の音声をリツイート。結局本日の新聞の見出しによれば、マイロはCPACからの招待を引き下げられたようだ。この記事を書こうと思っている間にも、今度はマイロの本の出版社のサイモン&シュースターがマイロの本出版と取り下げると発表した。

これがアンティファとかブラックライブスマターみたいな後退派左翼による攻撃だというなら話はわかる。ところが普段は道徳的に崇高な顔をしている右翼保守による攻撃なのだからひどい。

私はとっても悲しい。これまで私自身が右翼保守だと思っていたのに、とっても失望している。
何で事の真相がはっきりしないうちからマイロが幼児虐待者だと決め付けるのだ?彼の釈明に少しは耳を傾けてやれよ。昔のビデオや音声なんてどんなふうにも編集できるではないか、全体を聴いて本当に彼が幼児性虐待を奨励しているという証拠があるなら別。でも単にテープの一部だけ切り取って継ぎ接ぎに編集した音声だけで、これまでのマイロのジャーナリストとしての功績を一切無視してしまうのか?

それが右翼保守のやることなのか?

お前らがいつも言ってる言論の自由はどうなったんだよ?

真実究明はどうなったんだよ?

嫌いな奴のキャリアならどんな汚い手を使っても破壊していいというのか?

だったらお前らだって後退派左翼と何の違いもないじゃないか!

普段はクールなマイロもさすがに今回の攻撃にはかなり参ったと見えて、フェイスブックのライブフィードで誤解のある発言をしたとして、心から謝罪している

マイロは彼自身13歳の時に大人に性的攻撃を受けたのだという。誰でもこういう悲劇的な体験の後はそれを克服するために色々な方法を取るが、彼の場合は笑いで誤魔化すことでその痛みを克服したという。そういう話題をジョーク交じりに話すべきではなかったと今は反省していると語る。

過去にマイロは幼児虐待者を暴露する記事を幾つか書いており、ずっと幼児性虐待者に対する憎しみは仕事の上で証明してきたと語る。自分は今までに一度でも幼児性虐待を弁護したことも奨励したこともないと主張する。

私はマイロを信じるね。

もし本当にマイロ・ヤノプルスが幼児性虐待を奨励しているという証拠が他に出てきたら話は別。今回の継ぎ接ぎだらけに編集された音声の一部だけでは全く納得できない。
それにしても出版社はあまりにも早合点が過ぎるんじゃないかな。


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