日本が安易に選択的夫婦別姓を認めてはいけない理由

アメリカでは選挙の度に、新しい法案に賛成するか反対するかという項目がいくつか提出される。選挙案内にその法案の簡単な要約があるが、とくにその内容に興味がなかったり、知らなかった場合には、その法案に賛成するしないの判断は難しい。しかしそういう場合、誰がその提案を支持しているかを見ることで結構正しい判断が出来ることがある。例えば教員労働組合が支持しているというのと、全国ライフル協会が支持しているというのでは、かなり違うものであるというのは自ずと解る。

さて、今日本では選択的夫婦別姓という法案が出されているという。推進者の理屈は、女性でもキャリアを求める人が多くなった今、結婚のせいで苗字が変わると仕事に差し支えるといったものだ。確かに公式に名前を変えるというのは色々面倒だ。特にすでにキャリアを積んできた中年男女の場合は色々大変だ。それで名前は変えたい人だけが変えればいいという制度にしようじゃないかという考えは同意できないでもない。アメリカでは選択制で特に支障はおきていないし。

しかし本当にそうなのだろうか?この問題はそんなに簡単なことなのか?

実は本日ツイッターでリッキー・エルウッドさんという人が、こんなことを言ってるのを読んだ。

私は憲法9条の改正、そして憲法への自衛隊の明記を願っています。ところが日本にはこれに頑強に反対する左翼の政治家達がおり、私はそんな彼らの政治行動には「彼らは本当に日本の為を思ってやっているのか」と常々疑問を持っています。で、先日この(辻本清美の)ビデオを見る機会があり、突然気づいたのです。

「『選択的夫婦別姓』を推進しているのは憲法改正に反対し、自衛隊を排斥し、安倍総理を追い落とそうとしていたのと同じ政治家達ではないか!」という事実にです。これは私にとって選択的夫婦別姓に反対するに充分な根拠となります。

私は選択的夫婦別姓の事をよく知りません。「一体何の話だろう?」と思っていた程です。でも心は決まりました。私は『選択的夫婦別姓』推進に反対です。理由は「かつて天皇家に対して悪し様な言辞を使い、今も憲法改正に反対して国力弱体化に努めているが如き左翼政治家がにこやかな表情を浮かべて甘い言葉を使って推進する法律が日本の為になる訳が無いから」です。

これは非常に大事なことだ。普段から日本を左翼社会に推し進めようとしている人たちが強く推すアジェンダが、社会主義を望まない人たちにとって良い結果を生むとは信じがたい。なにか裏に隠された動機があるのではないかと疑ってかかるべきである。

左翼活動家は常に最終目的を明確にせずに、一見無害で誰もが同意できそうな発案をしてくる。そしてそれに疑問を提示する相手に対して「それは被害妄想だ、そんなことは起き得ない」と言って片付けようとする。辻元氏は諸外国の例を出してこれらの国々で家族は壊れていないと言い張る。だから日本でも大丈夫という理屈を通している。

だが選択的夫婦別姓制度のある国々の家族は本当に大丈夫なのか?先ず欧米では結婚をする人の数が極度に減っている。私が拙ブログで2012年に紹介したこの記事から読んでみよう。

先日ニューヨークタイムスの30歳未満の女性の出産のほとんどが婚外で起きているという記事を読んで唖然としてしまった。アメリカでは過去50年間未婚女性の出産が増えて来てはいたが、ついに今年、30歳未満の女性の間では、出産の半分以上が婚外出産となってしまった。

一時は結婚外出産といえば、貧困層や少数民族の女性と相場は決まっていたのだが、最近は中流の女性の間でもめずらしくない現象となった。未婚の母の率が一番増えたのは20代の白人女性で、短大卒以下がほとんど。女性全体では2009年の出産の59%と、かろうじて過半数が結婚内の出産。しかし出産の2/3が30未満の女性によるものなので、世代が代わるにつれこの数は増えるものと想定される。

これは8年前の記事なので、今はもっとすごいことになっているだろう。それから忘れてはならないのはアメリカ社会の離婚率。アメリカでは平均して10組に一組は離婚する。人によっては何度も結婚しては離婚するので、そのたびに名前を変えていたら大変だ。

アメリカのこの状況になったのは選択的夫婦別姓が原因だとは言わないが、選択的夫婦別姓を抵抗なく受け入れられるようになったのは、こうした家族の崩壊という背景があったからなのではないだろうか?日本がそういう社会の真似をすることが、日本にとってどう良い結果をもたらすというのか私には理解できない。

だいたいこういうことに、元々社会制度の違う諸外国の風習を持ち出すのはおかしくないか?日本にはアメリカなどにはない戸籍制度というものがある。日本人は結婚を家族間の契約として考えてきた。だから女性は嫁入りし男性なら婿入りすることで、他人が家族の一員となってきたのだ。苗字を変えるということは、その人間がその家族の一員となる象徴なのだ。

家族の一員になったのに名前が変わらなければ、戸籍制度そのものにも支障をきたすのではないだろうか?待てよ、もしかするとそれが狙いか?そういえば最近、戸籍制度を撤廃しようという動きがある。私の感覚では夫婦別姓と戸籍制度撤廃は並行して行われているように見えるがどうだろうか?

これと共に同性婚やパートナシップ条令なども含むと、左翼活動家たちの真の目的がはっきりしてくる。彼らの真の目的とは、

それは日本の家族制度を破壊することだ!

これは洋の東西を問わず、社会主義国家が常に目指すことだ。独裁社会にとって家族という単位ほど面倒なものはない。家族の絆が強ければ、国民は政府ではなく家族を先ず第一に考える。だから彼らは常に家族制度の破壊を試みるのだ。

夫婦別姓など特に問題はないと考えるかもしれない、自分はそんな選択はしないから自分には関係ないと思うかもしれない。だが、彼らの運動はそこで終らないはない。これは単なる布石にすぎないのだ。それが解れば、そう安易にこの案には同意できないのではないだろうか?


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ドクタースースがキャンセルされる本当の理由

日本の人たちにはあまり親しみがないかもしれないが、アメリカではドクタースースの絵本は過去40年にわたって子供たちから愛読されてきた。いくつか映画にもなっており、ドクタースースのキャラクターを知らないアメリカ人は居ないといっても過言ではないだろう。日本でいうところのドラえもんみたいな存在だ。ところが、先日ドクタースースの誕生日に、スース作品のいくつかが人種差別描写があるとして絶版になると発表された。

(CNN) 米国の絵本作家、故ドクター・スース(本名=セオドア・スース・ジーセル)氏の著作のうち6冊が、人種差別的な内容を理由に出版中止となった。同氏の権利を管理するドクター・スース・エンタープライズ社が2日に発表した。

2日はスース氏の誕生日に当たる。同社は教育者らと相談してラインナップを見直した結果、「マルベリーどおりのふしぎなできごと」「おばけたまごのいりたまご」など計6冊の人物描写が「有害で間違っている」と判断し、出版中止を決めたという。

スース氏の著作は世界で発行部数が計6億5000万部を超えたとされるが、長年に及ぶ差別的な描写が指摘されてきた。

児童文学の多様性に関する2019年の研究によると、学生時代の作品では黒人ボクサーをゴリラになぞらえ、ユダヤ人をけちな人物として描いていた。

同氏の著作50冊を調べた結果、非白人の登場人物45人のうち43人が反アジア系、2人が反アフリカ系の描写に当てはまるキャラクターだったという。

出版中止が決まった6冊のうち、2冊はこの研究が具体例として挙げていた。

「The Cat’s Quizzer」には「日本人」として、鮮やかな黄色の顔で富士山の上に立つ人物が登場する。

「If I Ran the Zoo」には、白人男性がアジア人3人の頭上に乗り、銃を手にした場面がある。アジア人たちは全員「目がつり上がり」、「だれもスペルを知らない国」の出身だと書かれていた。

はっきり言ってこれらは言い掛かり以外のなにものでもない。興味があったので私は上記に上げられた二冊にざっと目を通してみた。

The Cat’s Quizzerでは一ページの下の方に、山のふもとに立つ東洋人らしき人の姿が描かれているが、顔が鮮やかな黄色ということはない。ドクタースースの絵は誰もが誇張されているので、特に日本人を馬鹿にしたようには描かれていない。

Dr. Seuss Enterprises To End Publication of Six Titles Over “Hurtful and  Wrong” Imagery - Bounding Into Comics

If I ran the zooは、少年が自分がもしも動物園の経営者だったら、という想像の世界を描いたもの。少年は色々な想像の国から想像の動物を集めて来るという空想をしている。問題の画像を見てみたが、たしかに昔の典型的な中国人風の男性三人の頭に動物が入った檻が乗り、その上に主人公の子供が銃をもって座っている絵がある。そしてそこの住人は目が吊り上がっているとある。しかし、それは少年が想像する国であって、特にどことは言ってない。また、「誰もスペルを知らない国」はその次のページでしかも別の想像の国。つまり東洋人は字が読めないとバカにしてるわけではないのだ。

Tackling Racism in Children's Books: Conversations in Seussland | Nashville  Public Library

ハリウッド映画で描かれる東洋人像を見慣れてる私としては、この程度は単にアメリカ人が想像する東洋人のステレオタイプであって、別に差別意識があって故意に悪く描こうとしているようには見えない。これらの本が書かれたのは1970年代のことなので、当時の一般アメリカ人が東洋人に関して持っていたイメージをそのまま描いただけのこと。

もしこれがドクタースースの絵本に描かれた人種差別の典型だとするならば、このように重箱の隅をつつくようなことをしなければ人種差別を見つけられなかったということになる。なぜならドクタースースは人種差別者などではなかったからだ。

フォックスニュースのタッカー・カールソンはドクタースースがキャンセルされるのはドクターが人種差別者だったからではなく、彼が反人種差別者だったからなのだと言う。

ドクタースースは人種差別者などではなかった。彼は反偏狭の宣教者だった。彼は反人種差別に関するいくつもの本を書いた、しかも曖昧な書き方ではなかった。これらの本は明確に反人種差別を示すものだった。子供たちに人種差別者になってはいけないと教えることこそがこれらの本のを書いた理由だったのだ。

ドクタースースをキャンセルするのは計画的だったとタッカーは言う。

ドクタースースをキャンセルするのは馬鹿げたことではない。ドクタースースを排斥するのは彼が人種差別者だったからではない。いやむしろ彼が人種差別者ではなかったことが理由なのだ。

タッカーはドクタースースが1961年に書いたスニーチスという本を例に出す。これはマーティンルーサー・キング牧師が反人種差別の行進をする前に書かれたものだ。この中でスニーチスと呼ばれる架空の動物が出てくる。彼らはお腹に星模様のあるかないか以外は全く区別がつかないどう種族である。ところが誰かがが星印のついている者の方が偉いと言い出し、星印対無印の対決が始まる。しかし最後には星があろうがなかろうが個人の価値に差はないことにスニーチスたちが気づくという内容。

これは明らかに肌の色で優越を決めることの愚かさを描いた本だ。こんな本を書く人が人まで人種差別者ということになるのか?いったい今の左翼リベラルの基準というのはどうなってるんだ?

しかしタッカーは、ドクタースースが唱える人種色盲社会こそ意識高い系ウォークと呼ばれる過激派左翼にとって都合が悪いのだと言う。確かにそうだ。もし肌の色など問題ではないということになるなら、今左翼が推してるクリティカルレースセオリーという「白人は生まれながらに人種差別者だ」などという思想は崩れてしまう。

過激派左翼の思想はすべて人種差別で成り立っている。人種によって派閥を作り、人種によって優越が決まる。この世の悪はすべて白い肌で生まれた人間の罪なのである。そんな思想を推し進める左翼にとって人種色盲社会などあってはならないのである。

ドクタースースはいわゆるクラシックリベラルである。しかし人種差別こそが一番大切な現代の左翼にとってドクタースースの反人種差別メッセージは不都合な存在なのである。

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And to Think That I Saw It on Mulberry Streetより、「箸でご飯んを食べる中国人の少年」



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保守派トークラジオの王者ラッシュ・リンボー逝去

ラッシュ・リンボーとは1980年代後半にAMラジオでトークラジオというものを始めた最初の人。それまで時事ニュースはテレビの巨大ネットワークと主流新聞が牛耳っていたが、リンボーはその巧みな話術で右翼保守から見た時事問題をラジオで語り始め、一方的な見解しか聴いていなかった庶民の心を魅了した。その後33年間にわたりリンボーのラジオ番組は大人気を保ち、その聴取者数3500万と言われている。

Conservative talk radio icon Rush Limbaugh dead at 70

リンボーがラジオ番組を始めたのは1988年。当時音楽と言えばFMで、AMラジオで流れていた番組は大昔のオールディ―ミュージックや地方の宗教番組くらいだった。それが三時間ただただ政治の話をするというユニークな番組に人気殺到。ラッシュの番組は次々と多々の地方局と連携して全国で聴かれるようになった。ラッシュの人気に便乗して次々に保守派トークショーがAMに現れ、AMラジオはトークラジオの宝庫へと変貌したのである。

私の記憶では彼の人気がうなぎのぼりに上昇したのはクリントン大統領就任後の1992年以降のことだ。私個人がラッシュの存在を知ったのもこの頃で、当時はまだ友達だったミスター苺が深夜に放映されているラッシュ・リンボーのテレビ番組(1992-1996)を紹介してくれたことがきっかけだ。私はもうずいぶん長いこと共和党支持で保守なので、自分がそうではなかった時のことをずっと忘れていたのだが、考えてみればビル・クリントンが民主党候補に選ばれた時はクリントンを支持していた。幸いなことに当時私はまだ選挙権を持っていなかったのでクリントンには投票していない。

クリントンの就任直後にリンボーの番組を見だして、私の考えは180度変わってしまった。それまで周りの影響からなんとなく民主党を支持していたが、リンボーのおかげで左翼リベラルが如何にアメリカという国をダメにしているかを学んだからである。

リンボーの功績は、1994年に共和党が40年ぶりに上下議会の多数議席を取ったことだ。リンボーは共和党のニュート・ギングリッチを強く応援。そのおかげでギングリッチ率いる共和党下院議会は奇跡的な54の議席を獲得。上院でも8席+民主党からの移籍者3人で上下ともに多数議席を獲得したのだ。よく南部の人種差別的白人が1964年の公民権法が通った後に大量に共和党に移ったという嘘を言う左翼がいるが、実は民主党の左傾に嫌気をなした南部の保守派民主党支持者が大量に共和党に移行したのはこの時なのだ。

リンボーの死は予想通り左翼リベラルの間で狂気的な歓喜を招いているが、それというのも、左翼リベラルはリンボーを非常に恐れていたからだ。リンボーはそれまで沈黙していた右翼保守に声を与えた。右翼保守でいることは恥かしいことではない、同じように考えている人が他にいくらもいる、そのことを右翼保守に気付かせてくれた。

フェミナチと言う言葉を最初に使ったのもリンボー。リンボーはフェミニストを容赦なく批判したし、同性愛運動家の左翼アジェンダにも批判的だった。そしてリンボーは左翼の偽善や嘘をどんどん暴いていった。まいにち三時間全国ネットで放送される彼の影響力たるや想像を絶する。

左翼メディアはなんとかしてリンボーの番組を止めさせようと色々企てたがそれは成功しなかった。テレビの方はまだ左翼が圧倒的に力があるので、ラッシュの人気番組は数年で打ち切りになった。また一時的にフットボールの解説をやっていたラッシュに人種差別の言いがかりをつけて降板させたりもした。しかしラジオの方は何をやってもラッシュを止めることは出来なかった。リンボーのいないAMラジオなんて、鮭のはいってないお茶漬けみたいなもの。3500万もの聴取者のいるリンボーを簡単に降ろせる放送局などあるはずがない。

リンボーがトランプを支持したのも、トランプがリンボーと同じように政治家ではなく外部からアメリカを良くして生きたいという気持ちを持っていたからだろう。トランプ大統領はリンボーの応援がトランプの第一期当選に少なからぬ影響を及ぼしたことを知っていた。またリンボーがどれほどアメリカのために戦ってきたかを理解していた。だからこそトランプはリンボーに民間人としては最高の栄誉であるメダルオブフリーダムを与えたのだ。

ラッシュ・リンボーありがとう。これからは私たちが引き継いでいつまでも右翼保守の思想を広めていこう。一人ひとりの力は弱いが、左翼によって沈黙させられてはならない。

ラッシュ・リンボー、安らかにお眠りください。


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働く庶民をバカに仕切った左翼エリート司会者の暴言、「国会議事堂乱入事件の方がそのへんの屋台が焼かれたことより大事件」

主流メディアのニュースキャスターのエリート意識には本当に反吐が出る。今日MSNBCの朝番組の司会者ジョー・スカ―ボロ―が下記のような発言をした。

どっかのニュースチャンネルで、去年の夏に夫婦でやってるような店が破損されたのと国会議事堂が襲われたのと何が違うのかなんて馬鹿なことを言ってる奴がいた、違うよ、馬鹿野郎、国会議事堂はアメリカ民主主義の中心だ、俺は人々が自分の所有物を守る権利を強く信じているが、たかが屋台と国会議事堂を一緒にするようなことはしない。俺はタコスを売ることとアメリカ憲法を遂行することを同一視したりしないんだよ。

これに関してデイリーコーラー誌はツイートで「ケノーシャの暴動で焼失したスコット・カーペンターの家具屋はタコス屋台だったんだね。」とおちょくった。これをきっかけにツイッターでスカ―ボロとデイリーコーラーの言い争いがちょっと続いた。下記がスカ―ボロの返答。

同じだと思うのか?お前は個人の所有物棄損が忌まわしいことであると同時に国会議事堂へのテロ攻撃の方がアメリカにとってはより脅威であるということもわからないほど馬鹿なのか?倉庫放火が9・11と同なのか?

それに対してデイリーコーラーは:

ミネアポリス(暴動で店を焼き払われた女性経営者)のステファニー・ウィルラードさんをぜひともモーニングジョー(スカ―ボロの番組)にゲストに招んで、なぜ彼女の商店街が議事堂より大事ではないのか説明してくれるのを楽しみにしてるよ。

スカ―ボロは去年の夏中続いた(今も一部では続いている)BLM/ANTIFAの暴動をたかがタコス屋台一軒が焼かれたかのように過小評価しているが、それよりも腹がたったのは、彼がタコス屋台を経営してる人たちのことをバカに仕切っているという点だ。

何故議事堂で議会をしてる政治家のお偉いさんたちの方が、タコス屋台を引いて毎日一生懸命働いてるおっさんよりも偉いということになるのだ?議事堂は襲われたが、あの場に居た政治家の一人でも怪我をしたわけでもなく財産を失ったわけでもない。タコス屋台で身を立ててるおっさんが、この屋台を壊されたら露頭に迷うのだ、なぜそれが大事なことではないといえるのだ?

ましてや、あの情けない議事堂乱入事件を911と比べるなど愚の骨頂である。

議事堂は確かに民主主義の象徴かもしれないが、結局はただの建物ではないか。議事堂が燃えることの方が商店街が燃えることより悲劇的なことなのか? だったら夏中民主主義の象徴であるリンカーン像やワシントン像が壊されていた間、スカ―ボロは一言でも批判の言葉を発したのか?

これについてちょっと批判した私に左翼エリートらしいツイッタラーから反論があった。国会議事堂では憲法を遂行するための議論がされていたのだ。それがテロ集団によって妨害されたのを軽視するのか。といった内容。

ばかにしないでよ!(山口百恵風)

憲法が大事だっていうなら、退任大統領を弾劾裁判にかけるなんていう茶番劇をするような憲法をバカにした政治家に何か言え!そんな奴らが集まってる議事堂に情けない連中が十数人なだれ込んで二時間くらい暴れたからって何だと言うのだ。夏中燃え続けた何百と言う商店街について何ひとつ批判しなかった民主党議員たちなんぞがくだらない議会を開いてる議事堂の窓が二つ三つ割られたからといってなんだというのだ!

夏中どれだけの庶民がひどい目に合わされてきても何もいうことがなかった人間が、自分たちが攻撃の対象になったら大騒ぎ。所詮エリート意識まるだしの連中に私は心から軽蔑の念を抱く。


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猛烈かつ迅速なアメリカのキャンセルカルチャー、人気テレビ番組の司会者が謹慎に追い込まれたわけ

日本の皆さまはアメリカの人気長寿番組「バチョラー」をご存じだろうか。私はリアリティショーは大嫌いなので一度もみたことはないのだが、これは一人の独身男性が数人の女性から一人理想の女性を選ぶという趣向で、女性たちはそれぞれ色々な試練に打ち勝って男性の心を射止めるというものだそうだ。

さて、その参加者の女性の一人レイチェル・カークコネルが、学生時代に南部の南北戦争前の時代をテーマにしたアンテベラムパーティに参加し、その当時の衣装を着て友達と撮った写真が浮上し、彼女の昔のSNSでのエントリーなどで人種差別的な発言があったとかなかったとかで失格になった。

アンテベラムというのは単に「戦前」という意味で、奴隷制度や人種差別とは無関係である。確かに南北戦争以前の南部には奴隷は居たが、それならその当時の世界中の国で奴隷の居なかったくになどほぼ存在していない。奴隷がいたから昔の文化をモチーフにしてはいけないとなったら、もうコスチュームパーティなんて出来なくなる。

ま、それは置いといて、本題はその次に起きたことだ。この件に関して番組の司会者のクリス・ハリソンが芸能ニュース番組でインタビューを受けた。彼はレイチェルとはこの件に関して特に話をしていないのでなんとも言えないとしながら、彼女は多分パーティに行って楽しんだだけなんだろう、そんなことで叩く必要はないのではないか、というようなことを言ったところ、「人種差別を擁護した」としてハリソン自身が番組を一旦降ろされるという事態に発展してしまった。え?なんで?

このインタビューを行ったレイチェル・リンゼイ(黒人)の発言を本日ニュースで読んで私はかなり胸糞が悪くなった。

クリス・ハリソンに辞任してほしいなどとは思ってません。ただ、インタビューを観て聴いてほしいと思いました。もっと大事なのはこういう議論に焦点をあてることです。そのためにはこういう気まずい会話も交わさなければなりまん。そうすることで根底にある何気ない人種差別を理解することが出来るのです。

ご冗談でしょ。私が人気番組の司会者なら、人種差別に関するインタビューなどにはもう絶対に応じない。やたらに「気まずい会話」になど巻き込まれて人種差別者の汚名を着せられるのはまっぴらごめんだ。

ところで保守派ポッドキャストのマット・ウォルシが言っていたが、何気なく言ったことが人種差別と取られ責められた場合、本人が即謝罪してみても意味はない。ポリコレ警察には慈悲とか許すといった寛容性はゼロである。一旦相手を「差別者」と決めたら、相手がとことん破壊されるまで攻撃の手が止まることはない。これは本人のみにとどまらず、家族や友達にまでも及ぶ。だからハリソンの恋人もすぐにハリソンは人種差別者だと糾弾した。

興味深いのは実際に人種差別行為をしたとされる本人よりも、その本人を弁護した人の方がずっとひどい目に合わされる。ウォルシ曰く、それはキャンセルカルチャーにあえて反逆する行為としてもっと重い罪になるからなのだ。

一旦キャンセルされるとなれば、もう逃れるすべはない。いっそのこと謝罪などせずに「自分は何も悪いことはしていない」と開き直り、解雇されたら雇用主を訴えるくらいの覚悟で居た方がいいのかもしれない。

以前にも言ったが、普段左翼リベラルを気取っている人の方がキャンセルカルチャーの犠牲にはなりやすい。自分は十分左翼だから大丈夫などと思っていると、思わぬところに落とし穴がある。


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ウォーキーリークス、芸能界ポリコレの偽善を暴く

最近英語圏でよく聞かれるようになった言葉にウォーク(Woke)という言葉がある。これは「目覚める」の過去形であるが、最近は名詞として「目覚めること」という意味でつかわれる。何に目覚めるのかといえば、それは過激派左翼思想を意味する。具体的には、ブラックライブスマターを妄信したり、トランスジェンダー概念を全面的に認めたり、違法移民受け入れを奨励したり、クリティカルレースセオリーと呼ばれる白人は生まれつき人種差別者であるというようなバカげた説を受け入れるといったことをウォークという。

イギリスとアメリカの芸能界内部でこのウォークがやたらに奨励されているが、実は芸能界は偽善に満ちていると内部告発をした人がいる。そして彼はウィキ―リークならぬウォーキーリークスという運動を立ち上げ、今後英米芸能界の偽善をどんどん暴いていくと発表した。

著者は匿名で‘They/Them’というコードネームで書いている。正体がばれたら芸能界では生きていけなくなるだろうから。本人曰く彼自身左翼だが、左翼による「社会制裁」に嫌気がさしたのだという。そのきっかけとなった出来事がいくつかある。彼が自分のインスタグラムに黒人の絵文字を使ったところ、それは黒塗りと同じだと友人から責められたこと。セレブばかりのパーティで難民問題の話題で盛り上がりすぎて、リビア難民のゲストが会場の外に置き去りにされ中に入れてもらえなかったこと、友人がミーツ―の汚名を着せられ誰もが無実と知っていたにも関わらず、彼がSNSで叩かれれキャリアを破壊されていくのを黙って見殺しにしたことなどがある。

この人たちにとって何よりも大切なのは人気である。特に最近ではSNSのフォロワーが何人いるかでその人の人気度が計られる。すごい人になるとインスタのフォロワーが1千万人とかいるそうで、少ない人でも1000から一万人は普通だ。これらのセレブたちにとって人気こそがお金よりも何よりも大切なものなのだ。有名人というのが今の世の中で最高の位となった。

セレブたちは極度の罪悪感を持っている。彼らは自分らの才能によって人気の座を得たのではなく、有名な親の七光りである場合が多い。事実芸能界ほど縁者びいきの社会も珍しいと著者は言う。親が有名でなくてもプロジューサーや関係者の知り合いや親せきといった人たちが多くいる。以前にハリウッドでメイクの仕事がしたくて日本から来た人が、ハリウッドではコネがなければ先ず仕事を取ることは出来ないと言っていたのを思い出す。

つまり、今どれだけ人気のあるセレブでも自分の人気は自分の実力で手にしたものではないという意識があるため、常にウォークであることをアピールしておかないといつ何時自分のキャリアが終わるかわからないという不安があるのだろう。 それで白人セレブがやたらにあまり人気のない黒人芸能人にやたら迎合したりするわけだ。

これら有名人による「社会制裁」は運動というよりもはやファッションだと著者は言う。民主主義に関する遠い世界のビデオやミームをSNSで交換しあって満足しているだけなのだ。これを考えると何故大企業がウォーク運動にそう簡単に参加したのかが理解できる。ウォークネスはPRの一貫にすぎない。

例えばネットフリックスのLA本社に行くと受け付けの壁には「ステイウォーク」と大きな文字で書かれているが、ネットフリックスは番組の内容をサウジアラビアの検閲にかけている。

無論セレブの内部でもトランスジェンダーに盾をついたJ.K.ローリング女史への扱いを心配したり、奴隷を持っていたという銅像を倒せと言いながら、中国などで奴隷労働によて作られる商品を売るファッション銘柄の偽善を指摘する人もいる。

だが皆自分の身が可愛いため、この偽善を公に指摘する人は少ない。やたらなことを言ったりすればSNSで叩かれ仕事がへってしまう。いや、それよりもなによりも間違ったことを言って人気が落ちることを彼らは一番恐れている。

著者はこうした人たちのためにウォーキーリークスは公には言えないウォーキーズたちの偽善を告発者らから集めた話をどんどん暴露していくと宣言する。


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1619対1776,アメリカの徳逸した偉大さが許せない左翼

トランプ政権の最後の置き土産、1月18日に発表された1776コミッションリポートがバイデンの就任式が終わり次第ホワイトハウスのホームページから削除された。このリポートはニューヨークタイムスが発表した1619年プロジェクトに対抗する形で書かれたもの。1619はアメリカの歴史は黒人奴隷が初めてアメリカ大陸に連れてこられた1619年に始まったもので、独立宣言をした1776年ではないというもの。コンサーバティブレビューの記事より。

1619プロジェクトは歴史的に間違いだらけだが、一番の問題はアメリカの歴史は奴隷の歴史だという主張。

トランプ大統領はそれに対抗していかにアメリカが偉大であるかというリポートを大統領命令で作成させた。このリポートの主旨はアメリカの徳逸したすばらしさをを改めて確認することだが、バイデン陣営からは人種差別だの白人至上主義だのと非難轟々であった。

このリポート作成の目的は「子供たちにアメリカ歴史上の奇跡を教えること」そしてアメリカ建国250年を記念して敬意を払うことだとトランプ大統領は語った。このリポートの発表時トランプ大統領はアメリカは「歴史上もっとも公平で平等で豊かな国家である」とも語った。

以前にも書いたが、私が特に不自由しない永住権に飽き足らずに三年もかけて面倒くさい手続きの居る市民権を得たのかといえば、そのきっかけとなったのが大学に入ってアメリカの歴史を学んだ時だった。

当時(1990年代)の歴史書は今ほどアメリカは人種差別な国だという左翼の偏見に満ちた内容ではなく、ジェームスタウンにはじめてイギリスからピルグラムたちが来たところから始まり、独立戦争と南北戦争を経て近代のアメリカに至るとあった。

私はアメリカ建国の父となったジョージ・ワシントンやベンジャミン・フランクリンやアレキサンダー・ハミルトンやトーマス・ジェファーソンといった偉人たちの歴史を学び、あの時にこんな偉大なる人々がアメリカに居てくれたということはほぼ奇跡に近いとさえ思い感激したのだ。

こんな素晴らしい国に住まわせてもらって、これほどの恩恵を受けていながら、この国の政治に参加しないというのは無責任であるだけでなく、失礼であるとさえ思ったのだ。

それで私はアメリカの歴史は奴隷歴史は恥ずべき歴史であるなどと言ったり、黒人に賠償金を払うべきだとかいう話を聞くとものすごく腹が立つ。アメリカは奴隷制度を撤廃するために国を二つに割って双方に何百万人という犠牲を出して奴隷制度を終わらせたのだ。アメリカはその血で罪の償いをしたのだ。アメリカは誰にも恥じることなどない!

では何故左翼は常にアメリカを世界一悪徳な国としておきたいのだろうか?何故真実の過去を抹消して偽りの歴史で塗り替えようとするのだろうか?

先日コメンターのかんぱちさんが「左翼は常に現状を否定して、世の中を変えようとするので、その主張がどんどん先鋭化していくのだと思います」とおっしゃっていたが、これは的を射たコメントだ。左翼は自分たちのことを革新派と呼ぶが、現状が良い状況にあるなら特に革新する必要はない。

以前にオバマ大統領はアメリカを根底から覆したいと言っていた。根底から覆すということは、これまでの世界観を否定する必要がある。だからアメリカが歴史上稀な偉大な国であるなどという結論は都合が悪いと言うことだ。

バイデン新大統領は、オバマ大統領の意思を継いで、アメリカをファシズムへと導いていくつもりなのだろう。


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戦闘は終わったが戦争は始まったばかり

普遍の正義という言い方は大昔にカカシがヤフーの掲示板でイラク戦争について話していた頃によく使った言葉使い。良いとされる行いは誰によるものでも讃えられるべきであり、反対に悪いとされる行為は誰によるものでも糾弾されるべきということ。すべての人を同じ基準で計るというのはそうそう容易なことではない。自分の仲間や好きな人や尊敬する人が間違いを犯した場合、それをきちんと批判することが出来るという人は意外と少ない。

しかし悪いことは悪いと言えないのであれば、正義などという言葉は意味がない。先日のトランプ支持者による議事堂襲撃はどんな理由があるにせよ正当化することは出来ない。またあのような結果になったことにトランプ大統領に全く責任がないと言うこともできない。一月六日にワシントンDCに集まって抗議しようと呼びかけたのはトランプ大統領自身だから。

私は議事堂への襲撃がトランプ支持者たちが計画的に行ったことだとは思っていない。ましてやトランプ大統領自らが煽った行為だなどと言うつもりは毛頭ない。多分支持者のなかに混じったアンティファ工作員が首都警察と内通してことの暴走を煽ったのだろう。だが、誰に煽られたにしろ、審議中の議事堂に乗り込むなどという愚かな行為に参加したトランプ支持者たちには憤りを覚える。DCに集まって感情が高ぶったのも分かる、今までの不満が爆発したのも分かる。だが、最後の最後で暴力沙汰に至るなら、BLM/ANTIFAの連中とどんな差があるというのだ?敵に我々を責める弾丸を与えてしまったようなものだ。

この戦闘は明らかに我々の敗北に終わった。選挙自体はトランプ大統領の圧勝だったと確信するが、敵による不正があることは十分予測できていたにも関わらず、味方の守りはあまりにも甘かった。

敵がどれほど汚い手を使ってくるかがはっきりした以上、今後の選挙で勝とうと思うなら、こちらにも相当の覚悟が必要だ。

激戦州の多くは州議会は共和党が多数議席を握っていた。にも拘わらず、これらの共和党議員たちは民主党の選挙管理委員会や民主党法廷のやりたい放題を許してしまった。もともと郵便投票は特定の条件を満たしていなければならないという州憲法を無視し大量の郵便投票を認め、選挙締切日の延長を議会の認定なしに行った法廷を黙認してしまった。開票時に共和党監査員が立ち入りを拒否されたり、監査を阻害されたりしても共和党議会は何もしなかった。

もし今後、今回のような不正を防ぎたいと本気で思うなら、共和党は今回のような失態を絶対に起こしてはならない。それで私の提案だが、

  1. タッチパネルによる投票を廃止し、すべて紙の投票用紙を使う。タッチパネルを使っても投票が紙に印刷され、それが数えられるのであればよしとする。
  2. ドミニオン集計機の撤廃。この集計機を使った不正があったと断言はしないが、不正がしやすいソフトが入っていることは明白なので、安全確保が出来ない以上使用禁止にする。
  3. 開票時の監査は民主/共和双方の監視員を義務付け、共和党監査員を邪魔する職員はその場で逮捕する。共和党は地元警察とあらかじめ話合い、共和党監査員の身の安全を保証する。
  4. 選挙管理委員会が全員民主党の管轄になるようなことを許してはいけない。どの地区であろうとも必ず共和党メンバーが入るようにする。
  5. 憲法に従った選挙を実施し、例外を認めない。

不正が起きてしまってからでは、どれだけ証拠を集めてみても選挙結果を覆すことは出来ない。それは今回のことで十分学んだはず。もし共和党が共和党として存続したいのであれば、選挙不正は徹底的に取りしまわねばならない。

選挙に関する提案はこのくらいだが、実はもっと大事なことがある。その話は長くなるのでまた次の機会に回そう。


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反トランプ派との会話で、左翼メディアの洗脳効果を思い知った一日

みなさんおはようございます。現在水曜日の朝。なんと武漢ウイルス感染疑惑のなか自宅隔離中です!ご心配なく。私は病気ではありません。実は月曜日に出社した際、同じ研究室に居た同僚が後に陽性反応を示したため、同じ場所に居た人間は全員二週間の隔離対象となってしまったのです!PCR検査を受けて陰性だとわかれば出社は許されるとのことなのですが、検査が受けられるのは早くて明日の木曜日。結果が出るのはその数日後とのことなので、少なくとも一週間は自宅待機。外にも出られない!

今週は研究室に閉じこもって仕事する予定だったのに全く困ったもんだ。というわけで昨日は暇だったので、ツイッターで反トランプの人と一日中話をした。結論として非常につまらない会話だったのだが、同時に面白いことに気が付いたので書いてみたい。

ことの発端は、とある反トランプ派の人が「在米邦人(もしくは日系人)でトランプを支持できる人の気持ちがわからない、トランプは白人至上主義者なのに」というツイートから始まった。

この人は他の左翼リベラルとは違って、本気でトランプ支持者の意見を聞きたそうだったので、トランプは白人至上主義者などではないと返信した。すると彼に対して他の在米邦人のトランプ支持者だという人たちからたくさんの返信があり、彼らが非常に情報通であることが解った。

先ず、日本人や日系人がトランプ支持などであるはずがないと言う先入観が左翼リベラル邦人が陥る偏見なのだが、私自身トランプ支持邦人がそんなにいるとは思っていなかったので多くの人が反応しているのを見て非常にうれしかった。しかも、反トランプ派に比べてトランプ支持者の方々は中国との貿易政策、移民政策、経済政策、中東外交などなど、トランプ政策の具体的な理由を指して、何故自分らがトランプ支持なのかを説明していた。

それに対して反トランプ派の人々がトランプを嫌う理由は非常に漠然としており、まるで具体性にかける感情論だけだった。私の「何故反トランプなのか」という問いに対して、先の男性が箇条書きにした答えはこれである。

反トランプの理由

  1. コロナ対策
  2. ホワイトハウスのクラスター化
  3. 不法移民の親子引き離し
  4. 白人至上主義グループに対する曖昧な態度
  5. 「CHINA!!」
  6. BLMに対する姿勢
  7. ホワイトハウスを離れた人たちが語るトランプ
  8. Central Park jogger case
  9. アジア人差別助長
  10. トランプはサイコパス」

これらについて具体的な説明をいちいちするのは大変なので、主題をひとつに絞って最初に彼が言い出した「白人至上主義に対する曖昧な態度」とは何かについて言及した。ご存じのようにトランプ大統領は左翼メディアから詰問される度に、これまで何年間も白人至上主義を糾弾すると発言してきた。あまりにも同じ質問が何度もされるので、ここ何年間かにトランプ大統領が糾弾したビデオを集めて収録したものまで出回っている。ところがこの男性の答えはこれだった。

いただいた白人至上主義グループに関する否定コメントビデオですが、よくまとめてありますよね。何度も何度も同じ質問されて、何度も何度も否定してと。 ポイントは「なぜ何度も同じ質問をされるのか」なんです。いつも主張ややってることがブレるんですね。なので毎回メディアに質問されると。

なんと、トランプが白人至上主義者である証拠はメディアからなんども同じ質問をされているからだ、というのだ。これは悪徳弁護士の例として用いられる「あなたは奥さんを殴るのはやめましたか?」という理不尽な手口。

興味深いのはこの男性がこのメディアの汚い手口に完全に乗ってしまっているということなのだ。これだけ何度も質問されるのだから何かあるのだろうという印象操作にまんまと乗せられているのである。

また反トランプの別の女性、ニューヨーク住まいのキャリアウーマン、はトランプが白人至上主義な理由としてシャーロツビルとプラウドボーイズを挙げた。

読者諸氏はご記憶にあると思うが、シャーロッツビルの事件はもうすでに3年くらい前の話で、白人至上主義団体の集会をアンティファが襲撃し、反対にアンティファメンバーが白人至上主義者の車に跳ねられて殺されるという事件。メディアはトランプ大統領が別の話で「どちらにも良い人は居る」と言ったのを文脈を無視して編集し、あたかもトランプ大統領が白人至上主義者にもいい人はいると言ったかのように報道。このトリックはすでに何度も暴露されているが、左翼メディアは未だにこの嘘を繰り返している。

プラウドボーイズ(PB)
に至っては、彼らは白人至上主義者ですらない。トランプ大統領は先の討論会でしつこく白人至上主義を糾弾するかと問われ、糾弾すると答えた時に、バイデンがこのグループの名前を持ち出したので、プラウドボーイズは撤退せよ、というところを間違えて「待機せよ」とトランプが言った言葉尻をとって「白人至上主義に対する曖昧な態度」と未だに責めているのだ。

当のPBはリーダーがキューバ系の黒人でメンバーにも多種多様な人がおり、人種差別は断じて許さないと公言しているグループだ。PBが白人至上主義者だという根拠を求められて、先のNYキャリアウーマンはSPLCという極左翼ヘイト団体の記事を挙げた。以前にも紹介したようにSPLCは過激派左翼の弁護士団体で、右翼や保守派の団体をすべてヘイトグループとしてブラックリストに入れてる自らがヘイト団体。彼らの言うことは何一つ信用できない。すでにFBIはSPLCを信頼できない情報源として参考にしないと決めている。

これらのことは、ちょっと調べればすぐわかることなのだが、左翼リベラル連中はそんなことはしない。なぜなら彼らにとって事実などどうでもいいからなのだ。

もうお分かりになったと思うが、反トランプ派がトランプが嫌いな理由はすべてメディアからの受け売り。彼らは具体的にトランプのどこが嫌いなのかなどということは考えたこともないのだ。単にトランプは共和党大統領だから嫌うべき存在なのであり、具体的な理由など後付けに過ぎないのだ。

はっきり言って彼らには失望した。これだけ反トランプなのだから、もっと色々中身のある理由を挙げてくれると思っていたのに、とっくの昔に嘘偽りであることが証明されている使い古されたトーキングポイントばかり。

元ネバートランパーの私の方がよっぽどもトランプの悪口をきちんと羅列できる。一度私が書いた2016年のトランプ批判でもお見せしたいものだ。

先のリストのすべてに反論するのは時間の無駄なので、最後の10についてだけ答えておこう。

「バイデン爺さんは認知症」

以上。


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BLMを美化する情報を日本語で流すユーチューバーに物申す

昨日、日本語でアメリカのBLM/ANTIFAについて情報提供をしているアメリカ人のビデオを紹介されたので観てみたが、内容があまりにも嘘出鱈目に満ちていたので、アメリカ人が語るんだから本当なんだろう、と日本の皆様に誤解が生じてもいけないので、彼の言ってることにいちいち反論することにした。

先ず動画のリンクはこちら。この人はビデオではRAN、ツイッターではSSGTというハンドル名を使っているが、これは彼が海兵隊に居た時の位でスタッフサージェント(二等軍曹。下士官で下から三番目の位)の略。ここではSSGT RANと呼ぶことにしよう。

動画の半分くらいまでは過去の奴隷制度や1960年代までの南部での黒人差別に関する歴史的背景の説明がある。ここまでは特に問題はないと思うが、SSGT RANは400年前から始まってこの奴隷時代を経て1960年代前までの黒人弾圧が今もなおアメリカ社会に黒人への偏見をもたらしていると結論付ける。黒人差別はあまりにも組織的に行われたため、多くの白人は自分らの偏見に気づいていないと強調する。そしてBLMの目標については、、

すべての黒人を信用できない二級市民であるというアイデンティティーを100年かけて構築して差別的社会組織に起因するものです。社会の組織的差別よって差別が正常化されたため多くの白人は自分が差別的であり、黒人を抑え込んでいると認知しておらず社会組織がどれほど差別的なのかも理解していないのです。その無知を取り払い、アメリカの警察組織を一新し、社会組織の差別を撤廃して白人以外の人も白人と同じ機械が均等に与えられ肌の色に関係なく安心安全に毎日を送れる社会の構築がBLMの目標です。

と語る。これはBLM広報部の版で押したようなプロパガンダだが、SSGTRANが例として挙げたいくつかの「人種差別」について反論しよう。

黒人が警察に不当に差別されているという件

SSGTRANは、アメリカの黒人人口は全体の30%であり、白人とも犯罪率が同じなのに黒人の拘束数が多いと語る。だがこれは数字が間違っている。

先ず2016年のセンサスによれば、黒人と白人の人口割合は13.1%と61.3%であり、SSGTさんのいうような30:60ではない。FBIの犯罪数統計によれば、アメリカの犯罪の37%が黒人によるもので59%が白人によるものだ。白人の犯罪率は人口とほぼ比例するが、黒人のそれは人口の三倍近い。だから黒人の拘束率が白人より高いのは当然であり、これをもってして人種差別のせいだというのは暴言だ。

交通違反などで警官に呼び止められた時に、白人と黒人では警察官への恐怖心が違うという点に関しても、これは黒人社会が警察官に対する正しい認識を進めてこなかったことに問題があるのであり、警察による人種差別が原因とは言い切れない。

2019年に非武装の黒人が警察官に殺されたのは9人で、白人は19人。これは全体41人の21%であり、白人は41%。黒人の犯罪率が30%を超えていることから考えると非武装の黒人が警官に殺される可能性は白人のそれと全く変わらないことが解る。

黒人が銀行融資を公平に受けられないという件

次に融資の件で黒人が白人より厳しく審査されるというのも嘘だ。私は銀行で秘書として融資関係の仕事を多少していたことがあるが、人種による差別など全くなかった。いや差別があってはならないと必要以上に気を使っていた。それではなぜ黒人への融資が白人のそれより少ないのかと言えば、黒人は返済能力のある人が白人や多人種より少ないことに問題がある。

借金を踏み倒す可能性のある人に銀行はお金を貸さない。オバマ大統領が返済能力のない黒人たちに住宅ローンを促進して、結局返せずに破産する黒人が大量に出たのは記憶に新しい。

BLMは中核を持たない市民運動であり、共産主義というのは共和党が流したデマという件

さてSSGTRANのいうBLMの実質についても、かなり真実とギャップがある。まず彼はBLMは政治団体ではなく中核をもたない政治運動だと主張する。BLMという名の団体は存在するが、彼らがBLMの行動を指揮しているわけではなく、各地のBLM運動は地元の人たちが自発的にやっているのだという。

確かに末端で略奪をやってる連中は個人的にやっているかもしれないが、誰かがどこで集まってどこで略奪をするという指揮をしていることは間違いない。そうでなければシカゴのショッピングモールで起きたような組織的な略奪は不可能である。

ランド・ポール上院議員がDCで襲われた時も、暴徒たちは地元の人間ではなく、どこからか旅費をかけてやってきた運動家たちだったと語っていた。一体どこからそんな資金が出ているのか、徹底的に調べる必要があるだろう。

さてBLMが共産主義化どうかという話だが、SSGTRANは、ソビエトと西側諸国の冷戦前の世代は共産主義や社会主義に理不尽な恐怖を持っている、共和党はこの恐怖に付け込んで1960年代の市民権運動や反ベトナム運動の時にもしたように、BLMはマルクス型共産主義だとデマを流して恐怖を煽っているのだという。

ここで間違いを指摘。1960年代の市民権運動は共和党が推した政策で、民主党は絶対反対を唱えていた。人種間の交流を断固反対したのは共和党ではなく民主党である。

SSGTRANは冷戦後に生まれた世代は共産主義や社会主義に対する恐怖心がなく、かえって受け入れるべきと考えているとするが、それが事実なら、新しい世代は共産主義の恐ろしさを知らずに育ち、新世代を育てるはずの教育者が若者に社会主義を吹き込んだことが原因だろう。共産主義で成功した社会は存在しないという事実を若者たちはきちんと学んでこなかった。これも左翼が教育社会を牛耳ってしまったことの賜物だ。

BLMは創設者が誰であるかはっきりしており、彼女たちは自分らがマルクス主義だと自慢している。これは共和党が広めたデマなどではない。2015年のインタビューで、BLMの創設者の一人であるアリシア・ガーザが自分たちは「訓練を受けたマルクス主義者だ」と語っているのだ。

BLMには公式なウエッブサイトがあり、そこにはBLMのマニュフェストがある。そのなかで特筆すべきはこの部分。

We disrupt the Western-prescribed nuclear family structure requirement by supporting each other as extended families and “villages” that collectively care for one another, especially our children, to the degree that mothers, parents, and children are comfortable.

概訳すると、西洋で伝統的な核家族性を破壊し、家族の延長として「村」全体が母となり親となり子供を育てる、という全体主義が謡われている。個々の家庭を破壊して政府の言いなりになる子供を育てる、これが共産主義思想でなくて何だろう?

トランプ及び共和党は白人至上主義であるという件

SSGTRANは何の根拠も示さずにトランプは白人至上主義であると決めつけているが、その例として、先日ポートランドで行われたトランプ支持の愛国者ラリーで、愛国者たちが道端に居たアンティファ連中にペイント弾を撃ったことに関してトランプ大統領が称えるような発言をしたことを挙げている。

読者諸氏はよくご存じだが、愛国者たちは彼らのキャラバンを通すまいと道を塞いだアンティファ暴徒たちにペイント弾を撃って道を開けさせただけ。しかもその当日、アンティファ暴徒の一人が道を歩いていた愛国者を実弾で射殺したことに関してRANは完全に無言である。

実際にトランプが白人至上主義であるならば、何故トランプは黒人の経済力が付くような政策を取ってきたのだろうか?武漢ウイルス前のアメリカでは黒人の失業率は記録的に低かった。トランプはまた、実力ある学生が質の高い学校を選べるよう教育システムを変えようとしている。能力ある黒人学生が程度の低い学校でうずもれてしまわないようにするためだ。白人至上主義の人間が何故そんなことをする?

トランプ大統領が民主党が長年政権を握る州に州軍を送り込んだのは、地元政府が度重なる暴動を自分らで制御することが出来なかったため、最後の手段として行われたことだ。RANは暴動が激化したのは州軍や連邦軍が派遣されてからだなどと言っているが、これは小山エミの時にも説明したように、まるで話が逆さまである。

SSGTRANは結局バイデンを推してる件

結局SSGTRANは単なる民主党工作員であり、まっかっかな共産主義者である。ビデオの締めくくりは、トランプがこのまま大統領を続ければ、国内の不穏はずっと続くだろう、平和な国を取り戻したければバイデンが大統領にならなければならないのだという脅迫で終わっている。


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