母子家庭の増加と黒人犯罪率の関係

前回ご紹介した@buveryさんが、何故黒人の犯罪率が他の民族よりも高いのかという分析をしてくれているので、ここでも紹介しておこう。両親が揃っている家庭の子どもたちは学校での成績もよく、後々の成功率も高いということはすでに昔から言われてきた。これについては拙ブログでも2019年にこんなエントリーで紹介している

前回でbuveryさんもおっしゃっていた通り、最近の黒人家庭は70%以上が母子家庭であるということを考えると、何故彼らの間で不安定な子供たちが育つのか、その理由がはっきりしてくる。

なぜドロドロの犯罪と薬物にまみれた数多くの『ジョージ・フロイド』が、壊れた家庭、つまり、父親の不在によると考えるのか、説明しますね。米国では、年々未婚の母率が上がっていますが、人種によってその割合が全然違います。黒人は非常に高く7割を越える。

下記は子供が未婚の家庭で生まれた率。上から黒人、ラテン系、全体、白人となっている。

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しかし黒人の母子家庭がこんなに増えたのは1960年以降のことで、70年代までは母子家庭が20%から30%だったのに比べ90年だいになると70%にまで増えてしまった。白人の母子家庭率も増えており、いまや30%近くになっている。市民運動が起きる前の方が人種差別は今よりずっと酷かったわけだから、この傾向は差別が原因ではないことは確かだ。それに引き換え東洋人の母子家庭率はというと今でも17~8%と比較的に低い。

実は黒人を生活保護付けにしたのは民主党の陰謀だったという説もある。ご存じの通り、もともと民主党は人種差別の党である。南部の奴隷制度を固くない守ろうとしていたのは民主党なのであり、奴隷制度を廃止しようと戦争まで始めたのが共和党だ。南北戦争後に解放された元奴隷達による犯罪から地元を守るという名目で出来た白人至上主義自警軍KKKも民主党が生み出したものだ。

その後1960年代の市民運動が起きるまで、厳しい黒人差別を行い、黒人と白人が同じ学校やレストランやホテルやトイレや水飲み場に至るまで黒人が使える場所を制限したのも民主党である。その民主党が黒人層から圧倒的な支持を受けている理由は何なのか。それが生活保護だ。

この件に関してはbuveryさんと私とでは見解が異なるのだが、1970年代になって南部の人種差別白人たちが一斉に共和党に寝返ったというの民主党が広めた神話がある。市民運動が成功し、あらゆる組織的な黒人差別が無くなった途端、民主党は黒人票が共和党に流れるのを恐れて、手のひらを返したように黒人票の勧誘を始めた。その手段として生活保護が使われたのだ。

民主党は貧困層の黒人票を得るために、気前のいい生活保護法をあちこちで施行し始めた。しかし夫婦そろって父親が家計を支えている家族は生活保護を必要としない。それで民主党は母子家庭救済を始めたわけだ。しかしここに底知れない落とし穴があった。

母子家庭が圧倒的多数を占める集団は、単独では経済的に維持できず、外部からの支援制度と共犯関係にならないと、こんなイビツな集団を作ることはできません。収入源が生活保護なのだから、子を産む娘は金のなる木であって、男子は無駄。旦那は生活保護を切られかねない邪魔者。

生活保護を切らさないためには、娘はできるだけ早く出産する必要があり、高校卒業する前に出産するのは珍しくない。これで、フェミニストの理想郷のような母系社会が出来上がります。男子はギャングとなって犯罪と薬物にまみれ、大人まで生き残れば『ジョージ・フロイド』が出来上がる。

母子家庭でいた方が生活保護が受けやすい。それで女たちは男と結婚せず未婚の母のまま子供を産み続ける。そうした家庭がすでに何世代と続いているのだ。しかし家庭は経済面でも社会的に安定するのは両親が揃っている家庭である。

集団文化が異なる人種ごとの収入の中央値を見ると、見事に未婚の母率の逆になっている。母子家庭だと収入が下がるのは、働く人が減るから、特に不思議なことではないけれど、新興移民のアジア系が白人を上回るのが事実です。要するに堅い家庭という価値観がアジア系移民の生活を守っている。

人種別の中間的一家族における収入2000年から2019年

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更に、教育レベルを見ると、アジア系は過半数が大卒以上になり、近未来もこの傾向が続くことが分かります。収入だけでなく、教育レベルでもアジア系が白人を上回っています。これは、アジア系が子供への教育投資を怠っていないことを意味します。

白人家庭の子どもの方が大学進学率が高いという表。

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米国の『ジョージ・フロイド』、つまり犯罪と薬物にまみれた黒人社会の男性が大量生産されてくる理由は、経済資本と文化資本の世代間移転に欠けるからで、安定した家庭と教育投資に乏しいからです。その根本は家庭での倫理観ですが、その家庭が破壊されているから、犯罪と薬物が再生産される。

以前に私が同性婚を反対した時に、同性婚の家庭で育つ子供たちは片親で育つ家庭の子どもたちと教育レベルや社会的成功率が似ているという話をしたことがある。やはり安定した社会を守るためには、先ず安定した家庭から始めなければならないということがこれで、はっきり解ったと思う。


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「ブラックアウト」キャンデス・オーウェン著、本紹介

我那覇真子訳のキャンディス・オーウェン著の「ブラックアウト」をツイッターで紹介してる人がいたので、こちらで引用。紹介者は@buveryさん。

ーーーーーーーーー引用始まりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

黒人社会が公民権運動以降堕落したのは、統計で見ると明らかで、母子家庭が過半数を越え、未婚の母が8割弱、それが90年頃から30年以上続いている。差別のキツかった50年代は未婚の母率は25%程度。それと全く逆になってしまった。

全米の殺人事件の半分は8分の1しかいない黒人が起こしており、黒人が被害者となる場合、犯人の9割は黒人だから、黒人どうしが殺しあっていることになる。警官による非武装の黒人の殺害事件は年10件ほどだが、そもそも、黒人は年2500人ほど殺害されており、どちらが脅威なのかは誰でも分かる。

ではなぜ警官、それも白人警官による黒人の殺害事件のみが問題化するのだろうか。それは、地道な家庭での努力ができないからだ。だから、人種差別の物語に沿う、数の少ない事件だけ取り上げる。白人も見かけの『良い人』になるから、積極的に加担する。

しかも、黒人は9割ほどが民主党支持で、黒人の岩盤支持を失えば、民主党は政権を取れない。だから、選挙の前に事件が起こる必要がある。それが2020年の夏。BLMが盛んになったのは、コロナで職を失った黒人が、秋の大統領選までトランプを非難してくれることが必要だった。

選挙とコロナと暑さのパーフェクト・ストームだ。じゃ、そのあと、黒人の生活が改善したのかと言えば、全く変わっていない。

黒人ゲットーがある北部や西部の都市部は、まず間違いなく、民主党の地方政府があり、共和党ではない。もう何十年も地方行政を握っているのに、何ら改善されていないわけだ。逆に、改善されなければ、2020年と同じく、黒人を鉄砲玉として使えるので、改善する政治的意味はない。

政治の鉄砲玉に使われるのは、別に黒人だけではない。2020年は、オレゴン州ポートランドで一年ほど続く暴動があったが、なぜそんなことが可能なのかと言えば、ポートランドが左傾都市で、市長のテッド・ウィーラーが左派リベラル、選挙の対抗馬はアンティファを公言する人物。社民党としばき隊だ。

米国の地方警察は自治体警察だから、市長の監督下にあり、検察はオレゴン州は選挙で、地方検事も左派リベラル。従って、警察が暴徒を逮捕するのを市長本人と市議会が妨害し、さらに逮捕しても、地方検事が不起訴にするからまた暴動へ戻る。対象はポートランドの連邦地裁が入っている連邦ビル。

これだと何十回逮捕しようが関係ない。必ず戻ってきて火焔ビンを投げてくる。しかもコロナで失業し、連邦がコロナ給付金を出したから、働かなくて良い。暴徒専属になっている。要するにポートランド市と地方検事による官製暴動なわけだ。

これで何が変わったかというと、トランプがバイデンに負けた以外は何も変わっていない。黒人社会が改善するためにはこの30年以上の負の蓄積を生産し、黒人男性が覚醒する必要があるが、全部『人種差別』のせいにするので、覚醒はまだ始まってもいない。

キャンダスは直言女子です。全米で年10件ほどの警察とのいざこざより、4000万黒人の家庭の過半数で起きている父親の不在の方が、黒人の生活に直接影響があることは明らか。それは黒人の責任を認めることだから、黒人差別でコトを治めたいリベラルの反感を買う。これが白人リベラルが共犯な理由。

『マイノリティ=被害者』という図式で、リベラルはその『被害者の庇護者』という立場で正当化する論理だから、マイノリティなのに被害者の立場を取らない東洋人は迷惑な存在なんです。だから、存在しないことにします。

---------引用終わりーーーーーーーーーーー

キャンデス・オーウェンは若い黒人女性で元々はリベラルだったという。今はベン・シャピーロのデイリーワイヤーで週一のトークショーの司会をしている。


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マクロアグレッションを無視してマイクロアグレッションを語るセミナーで完全に頭に来たカカシ

色々な企業で批判的人種理論(CRT)に関する講座が開かれているという話は聞いていたが、なんとカカシの職場でも遂にそのセミナーが講義が行われた。従業員は全員強制参加、例外は許されないと招待状には書かれていた。

CRTという思想は最近非常に評判が悪い。義務教育や企業などでそういう人種差別的な思想を広めるのは適切ではないという批判が多いため、人権屋たちも考えて手を変え品を変え別の方法でその邪悪な思想を広めようとする。であるから私が受けさせられたこの講義の題名もCRTと明記されていたわけではなく、「環境に関する知識」とかいう一見なんのことか解らない題名になっていた。

しかし行ってみると何のことはない人種差別がどうのこうのマイクロアグレッションがどうのこうのという内容で、あ~、CRTだなとすぐに解った。

このプレゼンテーションでは、職場内部の人が作った職場特有の事情を示したパワーポイントに混ぜて、明らかに外部で作られた高品質のスライドや動画が交互に使われた。このプレゼンテーションの主旨は「知らないうちに同僚に対してパワハラや人種差別をしていることがあるため、その事実をあらかじめ認識して気を付けよう」というもの。そして特に注意を向けるべきとされたのがマイクロアグレッション。

マイクロアグレッションというのは、その一つ一つは大したことではないが、ちょっとした言いかたで他人を傷つけてしまう行為で、それが積み重なると職場の雰囲気が乱れてしまうという理屈。それで引き合いに出されたのが東洋系アメリカ人。

たとえば、東洋人の同僚に向かってやってはいけないマイクロアグレッションとは、、

  • 「あなた何処から来たの?」と出身地を聞く。あたかも東洋人はすべて外国人であるかのような思い込みは失礼。
  • 「あなたの名前発音しにくい」と他人の名前がいかにも変であるかのような言いかたは侮辱的。
  • 「あなた英語うまいね」とネイティブに言うのは失礼。
  • 「あなたのランチ臭い」とか言語道断。

てな具合。くっだらな~い!この程度のことで東洋人がいちいち傷ついていたら、人種のるつぼであるアメリカで生きていけると思うのか?冗談じゃないよ、全く。

自分が親しみのない文化に対して変な目でみるなんてことは普通にあること。それ自体は人種差別でもなんでもない。日系人であるというだけで強制収容所に入れられたことのある日系アメリカ人がその程度のことを気にするとでも思ってるのか?

私はもう40年以上カリフォルニア住まいだが、特にこれといって東洋人だからということで差別されたことなどない。出身地を聞かれるのは外国人だけとは限らないし、もしアメリカ生まれなら「ジョージア州です」とかカリフォルニア内部なら「サンディエゴです」と答えればいいだけの話。

外国風の名前の発音が難しいのは事実だし、なにも東洋人の名前だけでなく、フランス系やギリシャ系など発音が難しい名前はいくらもある。常に間違って発音されるのが嫌なら簡単なニックネームでもつけて、それを使ってくれと言えばいい。現に私を含め、そうしてる同僚はいくらも居る。

確かにネイティブに英語うまいわねと言うのはおかしいが、普通ちょっとしゃべればその人がネイティブかどうかはすぐ解るので、ネイティブに向かってそんなことを言う人は先ず居ない。かえってネイティブでない人の方が「うまいね」と言われたら凹む。それは裏を返せばネイティブ並みのきちんとした英語を話していないという意味に取れるからだ。

お弁当が臭いとか、いくら何でも子供じゃあるまいし、そんな失礼なことを言う人は職場では先ずいないだろう。それにうちの職場は実は40%が東洋系。ベトナム人人やフィリピン人の一世が圧倒的に多いが、インド系、アラブ系、日系、韓国系、中華系、と色々いるので、お弁当時間の休憩室の臭いたるやすさまじいものがあるが誰も気にしない。なにせみんなのお弁当が臭ってるんだから。

いや、話がずれてしまったが、実はアメリカ社会で東洋系市民が面している問題は、こんなくだらないマイクロアアグレッションなどではなく、もっと深刻なマクロアグレッションがある。

教育現場での組織的東洋人差別

以前から私はこの話はしてきたが、東洋系アメリカじんは学業に優れている傾向がある。サンフランシスコ市など中華系移民の子孫が多い地区では、成績上部の生徒達は東洋系で埋まってしまうのが普通。それで地区の進学校に薦める子供たちも必然的に東洋系が半数近く占めてしまう。黒人やラテン系が進学校に薦める可能性はかなり低いため、それを是正すると称して、東洋系は成績が良くても進学校へ薦める数が黒人やラテン系より減らされてしまうという制度が出来、東洋系保護者が大反発するという事件があったことは以前にもご紹介した通り。

ハーバード大学やスタンフォード大学でも、東洋系アメリカ人(中国からの留学生は別枠)はわざと点数を引かれるなどして入学させない制度が明るみにでて訴訟が何度も起きている。

こうした組織的な東洋人差別が横行しているにも関わらず、こうした問題についてマイクロアグレッションなどとくだらないことを言ってる人権屋は何も言わない。

増える黒人による東洋人への暴力

最近ソーシャルメディアで黒人が通りがかりの白人や東洋人に酷い暴力を振るう動画がいくつも上がってきている。人権屋はアメリカで問題なのは白人至上主義だなどと、とぼけたことを言っているが、東洋人が襲われる事件で犯人が白人至上主義者だった例など一度もなく、そのほとんどの場合加害者は黒人だ。

地下鉄の駅で東洋人女性をホームに入ってくる電車の前に突き落として殺したり、道行く東洋人老人を殴りつけたり、柱に東洋人男性を押し付けて二人して殴ったり、東洋人女性を数人で強姦した末殺害したり、もうありとあらゆる虐待が行われている。

2年くらい前、誰かが「アジアンライブスマター」と言ったら、BLMの連中からクレームがついて、その名前は黒人だけのものだから勝手に使うなと言われ、「ストップアジアンヘイト」なんて訳の分からないスローガンに書き換えさせられた。なんで黒人から虐待されてることを訴えてるのに、黒人の顔色を窺わなければならないのだ?どれだけ馬鹿にされてるんだよアジア人は!

先月はアジア人プライド月間とかだったが、LGBT月間や黒人歴史月間などと比べて誰も注目などしなかった。職場でも一日アジア人同僚たちが作ったポットラックパーティがあった程度だ。もっとも私はそんなものには興味がないのでどうでもいいのだが。ただその月間の最後の日に、バイデン爺さんがK-PopのスターであるBTSの連中をホワイトハウスに招待し、BTSがアジア人への暴力を止めさせようとかいう演説をぶった。

先ず第一に、ほとんどのアメリカ人はBTSが誰なのか知らない。彼らの姿を初めてみたアメリカ人同僚は、「韓国ではクローン技術が進んでいるのか?みんな同じ顔だな」と言っていた。何故かこの時、BTSのメンバーはみんな髪の毛を黒くして同じ黒の背広を着ていたので、全員同じに見えた。

それになんでアメリカの問題を外国のポップスターに演説させるのだ?しかもBTSは人気バンドだから常にボディガードもついており、一般のアジア人のように道端で殴られる危険性などゼロである。そんな奴らに我々東洋系アメリカ人が瀕するどんな苦労が解るというのだ?

バイデン爺も、もし本当に東洋人への暴力を憂いているなら、東洋人へのヘイトクライムの犠牲になった被害者たちをまねいて、その体験談でも話させた方が、よっぽども効果があっただろう。少なくともバイデン爺が東洋系アメリカ人の身を案じているというパフォーマンスくらいにはなったはずだ。BTSなど招いてもアメリカ人の心には響かない。

批判的人種理論は人種間関係を悪化させる

CRTの主題は、白人がすべての悪の根源であり、黒人は被差別者として特別扱いを受けるべき存在というもの。黒人たちに対して、彼らのすべての問題は白人が起こしたものであると教え込むため、黒人は白人への敵意を抱くようになる。白人がそんな悪者であるなら、白人のビジネスから略奪したり、道行く白人に暴力を振るったりするのも正当化される。白人にいくらひどいことをして逮捕されても、左翼検事らが起訴もしないからすぐに釈放される。それで本当に自分らは何をしてもいい特権階級なのだという誤解が生まれるのだ。

白人は白人で常に悪者扱いされていれば、なんで自分達だけがこんなに責められなければならないとか思うようになる。差別してるわけでもないのに、していると責められ、物を盗まれ暴力を振るわれる。どんな被害にあっても加害者が黒人なら罰せられない。そんな理不尽な待遇をうけて黒人への敵意が生まれないほうが不思議だ。

東洋人はこのどちらにも属さないが、人権屋は都合よくこういう時だけ東洋人も被差別者であると引き合いに出す。だが我々は知っている。我々は社会的に成功しており、特に白人から差別されているなどということはない。それより黒人から暴力を受けたり者を盗まれたりすることの方が多い。進学では組織的に冷遇され、優遇された黒人たちに席を奪われる。

こんな状態で人種間の関係が良くなるとは全く思えない。

私は40年以上アメリカに住んでいて、いまほど人種間の関係が悪い時代に生きたことはない。これまで私は黒人に対して特に何の偏見も持っていなかった。しかし今、道端で黒人とすれ違う時は心底怖いと思う。もし向こうから黒人が数人でやってきたら、私はどこかへ身をひそめるか通りを渡るかして、相手の手の届かないところへ避難するだろう。

CRTがアメリカに与えた打撃は深刻である。


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大企業を蝕む白人男性差別主義、元アメックス優秀従業員の証言

Corporate diversity policies sacrifice loyal employees on ‘equity’ altar | Fox News

以前から私は批判的人種(CRT)という思想について色々述べてきているが、最近この思想が大学や義務教育だけでなく、一般企業(特に大企業)において蔓延してきていることを知った。批判的人種理論とはつまり、白人は特権階級であり少数民族は被差別という不利な歴史を追ってきている分優遇されなければならないという思想。しかしこの思想を実践するとどうなるのか、一人の男性の例を見ながら考えてみよう。

ニック・ウイリアムさんは世界的大企業のクレジットカード会社、アメリカンエクスプレスに8年間勤めた。その間トップ1%の売り上げのおかげで三度も「会長賞」を獲った優秀な社員だった。ところが去年ウイリアムさんは突然アメックスを解雇された。その理由?それはウイリアムさんが白人男性だったからだ。

ウイリアムは自分の仕事が好きだった。アメックスの社員として愛社精神もあり、一時期はアメックスのスローガンを入れ墨しようかなどと思ったほどだった。しかしそれはアメックスが厳しいクレジット標準よりもDEIと呼ばれるダイバーシティー・イクオリティーに重点を置き始めてから変わってしまった。

アメリカンエクスプレスはクレジットカードの中でも審査が厳しいことで有名だ。うちの父も大昔にアメックスに申し込んで、なんだかんだとうるさく審査された割りには、アメリカでは使い道がないと文句を言っていたが、アメックスは主に企業で使うことが多く、個人で使える場所は結構限られている。しかし限度額がかなりの大金になるため、その審査は非常に厳しくされているのだ。

ウイリアムの問題はこの高い額のクレジットラインを巡って、とある顧客との間でトラブルが起きたことから始まる。ウイリアムは従来の会社の方針に従って多々のクレジット審査を行おうとしたが、その客はそれを拒否した。そしてウイリアムと彼の黒人同僚に対しても非常な態度で接したという。ウイリアムは申請を拒否せず、上司の見解に任すことにした。

問題はこの女性客が黒人だったことにある。彼女はウイリアムの態度は黒人差別だと言い出したのである。そして彼女はアメリカンエクスプレスは組織的な人種差別を行っていると主張した。

女性はアメックスの社長及び他の重役宛てに弁護士を通して苦情を送った。それには自分のクレジットライン申請が拒否されたのは自分が黒人だからであり、ダイバーシティーを求めるアメックス社ともあろうものがこのようなことをするのは受け入れられないといったことが書かれていた。

アメックス社はこれに応えて、ウイリアムを73日間にわたり捜査した。彼は4回にわたり内部と外部の捜査会議に出席したが、自分の立場を弁護することは許されなかった。もしこれらの会議に弁護士を同伴したら「有罪」と見なすと言い渡された。ウイリアムが何か言おうとすると怒鳴られ黙らされた。このような尋問が10週間も続いたあと、アメックス社はそっけなく電話でウイリアムの行動は「会社の方針に背くもの」という理由で解雇された。同社はウイリアムに書面による解雇状を渡すことはしなかった。

解雇後、ウイリアムが自分が解雇された事情について公言しないという書類への署名を拒否したため、彼自身のクレジットラインは破壊され、100万ドルの口止め料としての退職金ももらえなかった。同社はクレジットヒストリーのデータベースを管理する会社にウイリアムは問題な口座と連絡したため、彼は他のクレジットカードを持つことすらできなくなった。

ウイリアムによると、アメリカンエクスプレス社は最近これまでのような会社の申請調査基準を「ダイバーシティー、インクルージョン&エクイティー」という方針に切り替えていると語る。単純に言えば、特定の属性を持っている人は特別扱いをし緩い審査をするという方針だ。

特別扱いされるのは顧客だけではなく、「インクルーシブ」の名のもとに従業員の昇格も少数派人種やLGBTQ+だの女性だのが能力と無関係に昇格され、ウイリアムのような白人男性は無視された。

ウイリアムは自分が解雇されたのは、この一件のトラブルが原因ではなく、結果的に自分が白人男性だったからだというのが根本的な理由だという。ウイリアムが活動を共にしているColor Us Unitedというグループの調査によると、アメックス社は人種によって従業員の雇用や解雇を決めているという。そして同社が望ましいとする人種配分を達成した部署は15%のボーナスが支給されるというのだ。つまり、マイノリティーや女性が多ければ多いほど良いということになる。

ウイリアムは自分はこのDEI方針の犠牲になったのだと語る。少数人種や女性を差別してはいけないという考えは当然だが、それが行き過ぎて反対に白人男性差別へと方針が変わってしまっているのだ。

私が読んだもう一つのウイリアムの記事では、アメックス社では強制的に批判的人種理論の訓練をうけさせられ、如何に白人が特権階級であるか、もし白人と黒人が同席している場合には、先ず黒人が話を始め白人は黒人に発言権を優先させるべきだと言い渡されたという。

こうしたあからさまな白人差別に不服を述べた男性達は次々に解雇されたが、退職金という口止め料を拒否して同社の不公平なやり方を告発したのはウイリアムだけだった。

しかし、従業員の能力のない黒人や女性を昇進させて、能力のある白人男性を解雇し、返済能力のない黒人客のクレジットラインを承認したら、実際どんなことが起きるだろうか?ウイリアムは資本主義市場がその結論を出してくれるのではないかと言う。

数十年前にアパルトヘイトを廃止した南アフリカでは、人種差別のない公平な民主主義が出来るかと思いきや、単に白人と黒人の立場が逆転しただけで、白人は酷い虐待を受けている。白人の人権は奪われ、数々の不公平な法律が通ってしまった。その結果何が起きたか?

アフリカ唯一の農業大国の経済は今や大混乱に陥っている。

数年前、南アフリカの教授が「南アフリカは鉱山のカナリアだ、我々に起きてることは、あなた方の国でも起きる」と語っていた。

今やまさに、その言葉が真実となりつつある。

このような人種差別は決してアメリカ内での人種関係を向上させない。いや、むしろ悪化させるだろう。CRTは、あたかも有色人種対白人という姿勢を取っているかのように見せているが、実は黒人対その他であることは誰もが知っている。特に東洋人などマイノリティーなどとは考えられていない。

CRTが黒人が特別に差別されている、他の人種は黒人に一目置かなければならないのだと教えれば教えるほど、一部の頭の悪い黒人たちは自分らは特別な階級なのだと思い込む。実際黒人が犯罪を犯しても罰せられずにすぐ釈放されるし、警官が白人なら警官が悪いことに去れる世の中だ。自分らが特権階級なら道行く白人や東洋人にどんな暴力を振るっても構わないと思うのは当然だ。最近東洋人を狙った黒人による悪質な暴力が増えているのも、CRTが一つの要因となっていることは間違いない。

人々を、その人種によって待遇を変えることこそが人種差別の定義ではないのか?差別されるのが白人や東洋人なら、それは人種差別にならないなどという理屈が何故まかり通るのだ?

はっきり言って私なら南アフリカのアパルトヘイト下で暮らす方が、左翼のCRT制度の元で暮らすよりもずっと望ましいと思うね。


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ロシアのウクライナ侵攻で露呈する西側諸国の偽善

当然のことならが独立国家であるウクライナを侵略したロシアに非がある。どんな歴史的な背景があるにしろ、プーチンのウクライナ侵攻を正当化するものはない。しかし私はこのことに関する西側諸国の過度なロシア人差別に腹が立っている。いかにも自分らは正義感に満ちた崇高な国々であるという態度を示すために無関係なロシア人たちを虐待して憚らない姿勢には憤りを感じるのだ。

例えば「ロシア出身ソプラノ歌手のアンナ・ネトレプコ、メトロポリタン・オペラの公演を降板」とか、「北京パラリンピック“除外”ロシア選手ら帰国の途に」なんて記事を読むと、なんでだよと思ってしまうのだ。

それでその旨をツイッターで「ロシア人だというだけでオペラ歌手やバレリーナやアスリートが出場できなくなるってのはおかしくないか?プーチンのやることに彼らは関係ないじゃないか?」とつぶやいたところ、ロシア人は差別されて当然だという反論が殺到して非常に驚いている。

プーチンひとりかやってるんじゃないよ。ロシアという国がやってるんだから。仕方ないよ。(日本政府が悪政を働いたとしたら、日本人が差別されてもいいのか?)当然じゃないか。 日本人としては、日本政府の間違った政策を変えさせるのが先だと思う。 その政策で他国に迷惑をかけてるんだから。当たり前だと思うけど。ー @beautif64133360

国民として連帯責任があるでしょ。独裁者野放し @pico_trillReplying

ロシア人にプーチンの悪行を知ってもらうにはいいと思うし、プーチンを止められるのはロシア人しかいない。曲がりなりにも選挙で選んだんでしょ?ロシア人に責任があるとしなければ誰に責任があるんだよ?プーチンに制裁加えられないから、代わりに誰に、って聞いてるんじゃないのか? お前も重症だな。ー@nRmUwnzk0N9FNa

目的はこの人達を閉め出す事ではなく ロシア国民にいかに世界が怒っているか分かってもらう事ではないでしょうか? 今、ロシア国民だけがこの蛮行を止める力を持っています。 成功するかはおいといて、武力を使って相手を屈服させるより優れた方法だと思います。-安蔵八十吉@AnzoYasokiti

ウクライナ人と言うだけで、幼子が亡くなったり、たくさんの人々が荷物をまとめて家を出て避難しなければならなくなるって、悲惨なことではないか? プーチンが侵略しなからではないのか?ななしのしんちゃん@Ua1qYSI0Fae4kIt

プーチンを選んだ責任を取ってもらうのは当然。本来なら全員捕虜で尋問かけてもいいのに、お情けで解雇に留めているのがわからんのか 山岳poteto@Non_darwinism

プーチンの非道に腹を立てるのは当然ではあるが、ロシア人と言うだけで差別されたり迫害されたりしても当然の報いだと考える精神を現代人が持っているということに私は西側諸国の偽善を感じる。

これまで人種差別はいけない、どこの国の出身者でも同じ人間としてその人権を尊重しなければいけないと言っていたひとたちが、一旦この国は悪者だと決めたら、その国の国民は個人的に国の方針とどうかかわっていようと無関係に差別していいというその精神がおかしい。それに気付かない人が多くて本当に驚いている。

トランプ大統領が、アメリカに敵意をあらわにしてテロ行為をしたこともある国々からの移民を制限すると発表した時、トランプ大統領を「人種差別者!」と言って非難した人々が、ロシア人への差別は構わないと言えるその神経。アメリカの安全を直接脅かしている国々からの移民は無制限に受け入れろといいながら、アメリカに直接危害を加えていない国の人々を差別してもよいという理屈はどこから来るのだ?

武漢研究所からウイルスを垂れ流して全世界で何十万という人々を殺戮し、世界中の経済をハチャメチャにした中国に対して何の制裁もせず、挙句の果てにオリンピックまで開かせて自国の選手団を送り込みお祭り騒ぎをやってた西側諸国が、何故自分らに直接関係ないよその国を攻めたロシアだけ責めるのだ?

それをいうなら、元はと言えば西側諸国が自国のエネルギー生産を環境汚染が怖いからとやめて、ロシアからのエネルギー輸入に依存してロシアの軍事資産を増やし、外交的にも強いことが言えなくなったことが今回のロシアのウクライナ侵攻ではないか!もし責任があるとしたら、一介のロシア市民ではなく、西側諸国の愚策にこそ責任があるのだ。その責任を棚にあげて無関係なロシア人を迫害してどうする?ロシア市民を苦しめることによってプーチンの気が変わるだ?独裁者のプーチンがロシア市民の苦しみなど少しでもきにかけると思っているのか?全くバカバカしい。

こういう風に同じ国出身だからというだけで差別をするという精神が、第二次世界大戦中に日系人が財産を没収されて収容所送りになった原因だ。少なくとも当時は日本はアメリカと戦闘状態にあったので、感情的にも政策的にも同意はできないが理解できないことはない。しかし今のロシアは、直接西側諸国と戦争状態にあるわけではないのだ。やたらにロシアを追い詰めれば、それこそ第三次世界大戦へとつながる危険性がある。

ロシアが悪いには違いないが、ロシアへの圧力は気を付けないと大変な結果を巻き起こすのだということもきちんと考慮すべきである。

こんな時になんでバイデンが大統領なんだ。いや、バイデンだからなのか。


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サンフランシスコの教育委員三人がリコールされる、人種問題にこだわりすぎる教育委員会への批判高まる

今私はスタートレックの最新シリーズ、ディスカバリーを観ている。これまでのシリーズとは違って、一回ごとの完結編ではなく、1シーズン13話を通じて筋がつながっており、シーズンの最終回で話が完結する仕組み。筋は悪くないのだがちょっと気になることがある。それは出演者に黒人が多すぎることだ。

1960年代の最初のシリーズでも、主役のキャプテンは白人だったが、主要な役に黒人女性や日本人男性なども混じっている多様性に富んだ人種構成だった。人気テレビ番組はほとんどが白人だらけの時代としては結構画期的だったと思う。だが、新シリーズはちょっとやりすぎで、主役の女性を始め主要な配役の半分以上が黒人。白人俳優はわき役の三枚目に押しやられ、ミニスカートやボディコンスーツの白人美女は一人も現れない。ゲストスターも格好いい役は全員黒人。他の少数派はかろうじて東洋人に香港スターのミッシェル・ヨーが居るだけで、時々顔が写る乗組員の東洋人男性は端役でほぼ台詞がない。

2~3年前だったか、アカデミー賞などでも黒人候補が少なすぎるという批判があがり、アメリカの芸能界ではテレビ番組やコマーシャルや映画などで黒人俳優をある程度の割で起用しなければならないという規則が出来たらしい。しかしこのある程度が問題。コマーシャルなんか観てるとほとんど白人が登場せず黒人ばっかり。アメリカには黒人以外いないのかと思えるほどなのだ。

さてそんな中、サンフランシスコ市の教育委員会の役員三人がリコールされた。70%以上の賛成票で弾劾されたのは委員長のガブリエル・ロペズ、メンバーのアリソン・コリンズとファウガ・モリガの三人。

サンフランシスコと言えば非常にリベラルな都市だが、それでも親たちの間では何時までたってもリモート授業だけで教室を開放しない学校への不満が募っていた。それだけでなく、教育が人種問題に重点を置きすぎており、しかも人種平等を唄いながら、実際には人種間を対立されるものだとして親たちからの評判は非常に悪い。

例えば学校を開校するかどうかという議論をする前に、教育委員会はSF地区の44の学校の名前を、学校名に使われた偉人が過去に人種差別者だったかどうかを吟味して名前を変えるべきだなどと無駄な話し合いを延々と続けていた。

また優秀な生徒だけを集めた高校への入試資格を成績ではなく人種で選考するという規則を作ってしまった。それというのも優秀校の学生は東洋人と白人が占めてしまうため、黒人やラテン系の学生にとって不公平だという理屈だ。これには地元の中華系家庭から非難囂々。子供の教育に熱心な東洋系の学生が特に不利になるこの規則には普段はおとなしい東洋系も声を上げた。

しかもコリンズが2016年に書いた侮蔑語混じりのアジア人差別ツイートが発見され、東洋系父母の怒りは頂点に達した。コリンズは副委員長という職から追われ、反対に教育委員会を訴えるなどしたため、話はこじれにこじれた。

また教育委員会は1930年代の世界恐慌の頃に描かれた壁画が、黒人や先住民に差別的だと言う理由で塗りつぶそうという決議を通したが、これには批判が殺到し、壁画は隠すのみで塗りつぶすことは阻止された。

今回の弾劾選挙は中華系の民主党登録者たちの間で積極的に運動が行われた。中華系アメリカ人民主党団体のアン・シューは、この選挙は教育委員会の反東洋人政策への制裁だと語る。

この選挙区ではなんと86%がジョー・バイデンに投票したバリバリの民主党区である。しかし市民たちは教育委員会がくだらない人種問題にばかり熱中して肝心の教育に全く力を入れていないと感じている。そしてバイデン政権も病気対策ばかりで子供たちの教育をおざなりにしているとしてバイデンの人気はどんどん下がっている。

私ははっきり言って何故東洋人が民主党など支持するのか全く分からない。東洋系は中華系に韓国系にしろインド系にしろフィリピン系にしろ家族の絆を大切にし教育熱心である。どちらかというと彼らの価値観は左翼リベラルより保守的な共和党に近いはずだ。

これを機会に東洋系は民主党の不能さに気付き、この人種(特に黒人の)への執拗なまでの拘りは決して東洋人及びアメリカ全体の役にたたないことに気付いてほしいものだ。


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白人差別は人種差別ではない?ホロコーストは人種差別と関係ないと言ったウッピー・ゴールドバーグの失言から考える

数日前、アメリカの午前中にワイドショーとして人気のある「ザ・ビュー(見解の意)」という番組の司会を務めるウッピー・ゴールドバーグが「ホロコーストは人種差別とは関係ない」と発言して番組から一時謹慎処分になるという事件が起きた。番組中、共同司会のユダヤ系女性から「いや、ナチスは白人至上主義だから」とか、別の司会者も「ナチスはユダヤ人は人種だと解釈していたから」などと正されたにも関わらず、ウッピーはユダヤ人は白人だから白人同士の仲間割れであり人種差別ではなかったと譲らず、後に他の番組でも謝罪と称して結局同じ発言を繰り返したためだ。

ウッピーはナチスが六百万人のユダヤ人以外にもジプシーや黒人や同性愛者など、下等人種と解釈した人々をさらに六百万人も惨殺した事実を知らないらしい。だが、ここで問題なのはユダヤ人はドイツ人と同じで白人だから、ユダヤ人差別は人種差別とみなされないという解釈だ。

確かにユダヤ人は民族というだけでなくユダヤ教徒全般を指すので、ユダヤ教徒の中には黒い人もいるし黄色い人もいる。しかし英語でいうアンタイセメティズムとは反セマイト人という意味で、セマイト人とは中近東の人々一般をさす。中近東人は色は白くても顔立ちは明らかに欧州人とは違うし文化は全く異質なものである。肌の色は人種の一つの特徴ではあるが、それだけが人種を分けるわけではない。

それはともかく、ウッピーがこのようなことを言うのは、最近左翼の間で信じられている人種差別の定義に問題がある。もともとユダヤ人差別撤廃のために設立された the Anti-Defamation League (ADL)が最近その定義を下記のように書き換えた。

 白人に特権を与える社会的に建設された階級に基づく有色人種への阻害と抑圧

そう、その通り、人種差別とは特権階級である白人が有色人種に対して行うものであるから、黒人やラテン系が大学受験で東洋人より優遇されるといった有色人間で起きる差別や、最近のテレビコマーシャルなど白人より有色人種が好んで起用されるといった白人差別は人種差別ではないというのである。極端な話、中国でウイグル人が強制収容所に入れられ臓器繁殖に使われてることや、南アフリカで圧倒的少数派(人口の約8%)で全く権力を有しない白人農家の農園を黒人政府が没収するといった組織的差別なども人種差別ではないということになる。

そんなバカなと良識ある読者諸氏は思うだろう。だが良識なんてものとは縁遠いのが左翼である。こんなふうだから、ナチスがセマイト人やスラブ人やジプシーなどを下等な人種として抹消しようとしたことも人種差別ではないなどというおかしな思想が生まれるのである。

人種差別とは人を一個人としてではなくその個人の人種によって阻害したり抑圧したりする行為であり、どの人種が他のどんな人種に対して行おうと差別であることに変わりはない。言ってみれば人種差別が白人から有色人種への行為と定義するADLこそ不当に白人を差別する人種差別団体なのである。

私はこのような不当な白人差別や東洋人差別を人種差別として扱わず、常に黒人やラテン系のみが差別の被害者であるという思想こそ、かえって黒人やラテン系への差別を増長することになると思う。有色人種を装う白人が後を絶たないのも、トランスジェンダーだのノンバイナリーだのと言って少数派を気取る白人が多いのも、こうしたことが原因なのかもしれない。


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BLM/ANTFA暴徒に襲われ正当防衛で二人を射殺し一人を負傷させた少年の裁判始まる

去年の9月、ウイスコンシン州のケノーシャ市で、黒人男性リチャード・ブレイクが警官に撃たれ重傷を負った事件がきっかけとなりBLM/ANTIFA暴徒たちが大暴動が起こした。数日間にわたる暴動で小さなケノーシャ市は大打撃をうけた。そんなケノーシャ市で働いていたカイル・リットンハウス少年(当時17歳)はAR-15ライフルを持って知人のビジネスを守るべく護衛に当たっていた。しかし暴徒らはカイル君に襲い掛かり、腕の立つカイル君は襲い掛かった二人の男を射殺、一人を負傷させた。この時の模様はすべて色々な角度からビデオで撮られており、彼の正当防衛は一見にして明白であるにも関わらず、ジョージ・ソロス後押しのある超過激派左翼検察官はカイル君を過失致死や銃砲罪違反の罪で起訴。本日からその裁判が始まった。

この話は現在進行形なので、私のツイートを一応記録としてここに載せておく。何か起きる度にここに書き足して行こうと思う。

11月2日2021年付け

去年ケノーシャの暴動で友人のビジネスを守ろうとして暴徒に襲われ、正当防衛で二人を射殺一人を負傷させたカイル君の裁判が今日から始まる。カイル君を襲った暴徒らは合わせて前科何十犯というプロの犯罪者たち。カイル君は品行方正のお手本みたいな好青年。起訴などされるべきではなかった事件。

カイル君はボランティアで落書き消したり、ライフガードとして怪我人の手当したり、警察官にも感謝されていた。本来なら市から感謝状もらってもいいくらいの青年だ。彼を逮捕してる暇があったらBLM/ANTIFAの連中を退治しろよ!

いま改めて当時のビデオを観たけど、カイル君の自制心と銃の腕には感心する。二人の男に同時に攻撃され、スケートボードを持ち上げた一人を撃ったあと、自分に銃を向けた二人目の男の腕を撃つなんてそう簡単にできるもんじゃない。しかも一瞬両腕を挙げた男をすぐには撃たなかったのもすごいわ。

カイル君に殺された一人目の男は連続小児強姦魔。なんと5人の少年を強姦した過去を持つ男だった。男はカイル君を追いかけながら「あいつを捕まえろ!」と言いながら花火を投げつけ、別の男が発砲したのを受けてカイル君が発砲。


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トランスジェンダリズムについて、宇多丸とDJOASISの話し合い報告を読んで

宇多丸 DJ OASISと2人きりで話したことを語る (miyearnzzlabo.com) これは以前にも紹介したラッパーのDJ OASISさんがツイッターでしたトランスジェンダリズムに関する呟きに対して、同じラッパー仲間の宇多丸さんが自分のラジオ番組でオアシスさんを批判したことについて、今回お二人が直接会って話た内容の宇多丸さんによる報告記事。(以下敬称は省く)

宇多丸は以前のラジオ番組の内容からも解るようにかなりのリベラル。特にトランスジェンダリズムに関しては全面的に擁護しており、オアシスの発言は「 ちょっと、なんというか、一線を越えたというか。ちょっとはっきり、侮蔑してたり、差別をしていたり。なんというか、言説として暴力的なことになっちゃってるよ」と感じたという。前の宇多丸の番組についてオアシスは、やはりラッパー仲間のKダブシャインとの対話で「直接話をして欲しかった」と語っていたが、それについても、宇多丸はプライベートで話しているだけでは、オアシスの発言を容認したように取られる可能性があるので、番組内で取り上げるべきだと思ったと語っている。

だとしても、番組で取り上げる前にオアシスの意見を聴いたり、でなきゃ、オアシスを番組にゲストで呼んで対談するということを最初からすべきだったのではないかとは思うが、それでも少なくとも二人がプライベートでも話合うことが出来たのはよかった。だが、もし日本の業界でこういう対談が可能であるなら、ラジオなりユーチューブなりで対談番組を作ってやって公に欲しい。

まず宇多丸が問題があるとしたオアシスのツイートというのは、トランスジェンダリズムは女性空間の安全性について無頓着なのではないか、という意味の発言だった。

で、翌日、宇垣美里さんの火曜日の日もそのフォローをするというか。要するに問題になっているというような性自認というね。要するに自分で性のあり方を決められるというね。で、そうなるとでも、たとえば女性用のパブリックスペース。「女性用の空間みたいなところにいろんな人が入っててしまっては危ないんじゃないか?」という意見があるんだけど。でも、それはトランスジェンダーの人たちが起こす何かではないじゃないですか。その性犯罪の抑止、防止、罰していくという件とトランスジェンダーの人の権利拡大っていうのは全く別の話であって。だから、そこが対立構造になるのはおかしいと思うというような話も追加でさせていただきました。

宇多丸の話は、話し合いの内容というより、それに関する自分の感想を述べているだけで、どういう話題を取り上げ、どういうところは同意できてどういうところが平行線になったのかというような説明は全くない。なのでこれだけ読んでもあんまり意味がないと思った。それに比べてツイッターで同じ話し合いについて報告したオアシスのツイートは的を射ていて対照的だ。強調はカカシ。

宇多丸と話をした。自分の配慮が足りなかったであろう言葉でのツイートで傷付けてしまった人達への訂正とお詫びする旨を伝えた。改めてこの場を借りてその点に関し謝りたい。自分が差別者では無い事も理解してもらい、またラジオで一方的に話をしてしまった事も申し訳なかった、と伝えてくれた。

性自認に関しては「全ての性自認を認め、その権利を守るべき。生きるために性自認が必要な人が多く居る。性自認の主張が犯罪の直接的原因ではない。それに伴い起こる犯罪をトランスジェンダーと結び付けるのは間違えであり犯罪自体が悪いのであって監視体制が確立されていない社会の問題」という視点と「性自認を法で認める事でジェンダー関係なくそれを利用した犯罪が増える可能性、犯罪の監視体制が確立されても犯されるのが犯罪」という「危険視」する視点、それが双方の基本的違いであった。

宇多丸の言う「生きる為に性自認が必要」という立場の人が居る事は当然理解をしているが更に理解を深める様これからも努めて行きたい。宇多丸にも「性自認で起きる犯罪、監視体制を掻い潜って起こされるのが犯罪」という危険性に少しでも理解を持ってもらえたら嬉しい。子ども達の性自認に対する教育の形も各々意見は完全に別れたが「子どもを守る」という点は同じ考えだ。

言論、思想の自由は尊重されるべきで2人が直接話をする場を設けてくれた事に対して感謝している。そして考え方への理解も今後更に深められたらと思う。トランスジェンダーに対する偏見と捉えられる様な誤解をまねく発言ではなく、法、制度、教育、権利、等に対し意見を述べて行けたらと思う。

最後に関係者及び多くの人達に感謝と共にこの問題提起を意識し続け考えて行ってもらえたら幸いだ。この件に限らずネット社会になり顔を合わせての会話が減る世の中になり、コロナ禍がそれに拍車をかけているが直接目を見て対話をする大切さと、そうあるべき事が本来の姿という事を再確認した。

オアシスが自分の「ツイートで傷つけてしまった人たちへの訂正とお詫びはする」と言っているが、私はオアシスは誰かに謝罪するようなことは書いてないと思う。ただ本人が謝りたいというならそれは本人の勝手だからいいのだが、こういうことで「傷ついた!謝れ!」と言う人にはむやみやたらに謝らないほうがいい。なぜなら、奴らは単に自分に同意しない意見を聞いたことで気分を害したと言っているだけなので、それなら私たちなど、毎日のようにメディアでもSNSでもしょっちゅう「トランス女性は女性です」なんて女性に対して非常に失礼極まりない発言を聴かされているが、我々がどれだけその発言に気分を害そうが「傷つ」こうが、誰かが謝ってくれたことなど一度もない。

結局のとろこ、宇多丸とオアシスの根本的な意見の違いはオアシスも言っているように、自認のみ女性を女子専用空間に受け入れることと女性空間で起きる犯罪に関連性があるのかどうかという問題だ。

宇多丸はあくまで、トランスジェンダー許容と女子空間での犯罪は無関係であるという考え。なぜなら犯罪を犯すのはトランスジェンダーではなく犯罪者なのであって、それをトランスジェンダーのせいにするのはおかしいからという理屈。性犯罪の増加については監視体制の確立などで是正できるという主張。

オアシスはトランスジェンダー云々ではなく、自認のみ女性という男性を女性施設に受け入れることによる犯罪の増加を懸念しており、監視体制の確立だけでは解決できないという主張だ。

オアシスとはツイッターで私も何度かやり取りをしたので知っているのだが、彼は自称トランスジェンダーによる性犯罪についても結構知識がある。だが宇多丸はそのことを良く知らないのではないかと思う。知っていたら犯罪を犯すのはトランスジェンダーではなく、トランスに便乗した犯罪者だけだという偏見は持たないはずだからだ。

しかし10歩譲って真のトランスは犯罪を全く犯さない善良市民の集まりだったとしても、トランスに便乗する犯罪者が女性空間に入りやすくなる政策を取ることは問題だという考えはないのだろうか?そういうなりすましトランスから女性や女児を守る方法を具体的に示せる人はいない。

そもそも男女の空間が区別されている理由を考えてみてほしい。誰も男性は100%痴漢だから男女は区別しなければならないなどとは思っていない。ただ性犯罪を犯す90%以上が男性であり、その犠牲者も90%以上が女性や子供だという現実がある以上、すべての男性を女性から遠ざける以外にこれらの犯罪から女性達を守るのに最適な方法はない。

もちろん男女別施設が100%犯罪を防げるわけではない。だから監視体制を強化するということに依存はない。しかしハイテックな監視体制を設けなくても空間を男女別にするのは犯罪防止に非常な役に立つ。

まず男女別施設は痴漢男性をいぶりだすのに役立つ。なぜなら男女別になっていれば良識ある男性は女子施設にわざわざはいってきたりしないからだ。どんな管理システムよりも効果的なのは中にいる女性達の警戒心である。女子施設に入るべきではない人が入ってきたことに一番最初に気付くのは監視カメラでも警備員でもなく中にいる女性達だ。彼女達が挙動不審な人を見たらすぐに警報を鳴らせる状況こそが女性達を守る最善の方法なのである。自認のみ女性の女装男を女性空間に受け入れることは防犯に最適な二つのバリアを取り除くことになる。それが女性にとって安全であるはずがない。

オアシスの一番の危惧は、トランスジェンダー方針が先走りして女性や子供の安全に関する配慮が欠けているのではないかということだったわけだが、宇多丸はそれをトランス差別という問題にすり替えている。宇多丸はトランス活動家のプロではないが、活動家からトーキングポイントを教わっていることは確かだ。

女性や子供たちの安全を守るために女性専用空間は守らなければならないという話が、何故トランス差別やトランス排除という話につながるのか、先ずそれを考えるべきではないか?

ツイッターで女性空間の話をしていると、必ずトランス活動家(TRA)やその一味(アライ)たちが差別だトランス排除だといちゃもんをつけてくる。しかし考えてもみてほしい。もしも女性体の人のみの空間を守ることがトランス排除とみなされるというのであれば、女性や子供たちを守りたい全ての人が二つに一つの選択をしなければならなくなる。つまりトランスジェンダー活動家たちは女性の安全とトランスジェンダーの共存は不可能だと言っているのだ!

女性の安全とトランスジェンダーの気持ちのどちらかを選べと言われたら、私の答えはすでに決まっている。日本社会はどんな選択をするのだろうか?

追記:

本題とは外れるが、英米などでは芸能人がこの問題について正直な対話など出来ない状況になっている。アメリカでOJOASISさんくらいの著名人が自分のツイッターでトランスジェンダー批判をしたりしたら、業界から追い出されるなどの非常な危険な目にあう。日本ではまだそういうことになっていないのは非常に喜ばしいことだ。


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ニューヨーク市のワクチンパスポート強制でレストラン入店を断られた黒人女性三人がアジア人店員に暴行、BLMが店の前で嫌がらせデモ

先日ワクチンパスポート提示を強制し始めたニューヨーク市のイタリアンレストランで、枠パスを持っていなかった黒人客が入店を断られ、怒った黒人女性三人がよってたかって店員に殴りかかるという事件が起きた。店員は打撲がひどく入院する結果に。三人の女性たちは障害罪で逮捕されたが、ブラックライブスマターの連中が店はワクパスを口実に黒人差別をしたとして店の前で大声を張り上げる嫌がらせデモを行った。

三人の女性たちと話をしたというBLMのメンバーは、店員が三人に向かってニガーと呼んで侮辱し三人に襲いかかったので三人は自衛のために殴り返したと主張。レストランは警備カメラのテープを公開しろと大騒ぎをした。しかし実際に店側が公開したビデオを観てみると、三人の言い分とは全く違う様子が映っている。

こちらのサイトでビデオが観られる

ニュースによると、この三人は大きなグループの中の三人で、この三人はワクパスを持っていたため中に通された。後から来た男性数人がワクパスを持っていなかったため入店を断られた。ビデオを観れ貰えばわかるが、ワクパスを持っていた客を店員が店内に案内し、案内の終わった受付の女性は彼女たちの横を通って何も言わずに店の外に出た。だが、なぜか店内にいた三人がこの女性を追いかけて外に出、女性に突然襲い掛かる様子が映っている。つまりBLMの男が言っていたのとは全く反対で、受付嬢はこの三人に殴りかかるどころか言葉さえ交わしていないのだ。

実は、今月からニューヨーク市でワクパス強制を行うことになったという発表があった時から、このような事件が起きることは十分に予測できた。何故かと言えば、メディアの報道とは裏腹に、武漢ウイルスのワクチン接種を拒否しているのは共和党の田舎者白人たちではなく、接種率が一番低いのは黒人層だからである。共和党支持者たちはワクチン接種を連邦政府が国民に強制することには反対しているが、彼らがワクチン接種を拒否しているわけではないのだ。今アメリカではだいたい60%くらいが接種済みだが、黒人層ではなんと、たった28%しか接種していない。アメリカでは18歳以上の大人は予約もなしで薬局で無料でワクチンを接種できるので、未接種ということは自ら選んで受けていないということになる。

選挙の際に身分証明書を提示するのは黒人差別につながると大騒ぎしていた民主党は、なぜかレストランでのワクパス強制には全く抵抗がない。だが黒人のワクチン接種率を考えれば、大半の黒人がレストラン等でサービスを断られることになる。これは黒人差別と言われてもしょうがいないのではないか?

もちろんBLMのデモはお門違いである。レストラン側は市の規則に従っていただけであり、特に黒人客を選んで差別したわけではない。もしBLMが本気で差別されたと考えているなら、レストランではなくそんな差別的規則を作ったニューヨークのディブラジオ市長に文句を言うべきだ。

ところでここに面白いことがある。以前にワシントン州で反ワクチン強制のデモにアンティファがなだれ込み、アンティファによって抗議者の一人が撃たれるという事件が起きた。確かその話はしたと思うが、アンティファは何故かバイデン政権のワクチン強制を強く支持している。

去年起きた数々の暴動ではアンティファとBLMは強力しあっていたが、この件に関しては意見が真っ二つに割れている。個人的にはBLMとアンティファが内輪もめして共倒れしてくれることを望んでいる。

ともかく、バイデン政権はワクチン未接種の市民を悪者扱いしているので、それが原因で黒人層によるバイデン政権離れが起きる可能性は高くなってきた。


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