東ドイツ、ケメネッツでナチス敬礼が多数見えたという嘘

トランプ大統領の「フェイクニュース」(似非ニュース)とはよくいったもので、アメリカの左翼メディアもひどいが、ヨーロッパのそれはもっとひどい。ドイツのケメネッツで行わている反メルケル政権デモはすでに三週目に突入したが、ドイツ及び欧州メディアはいまだにデモは極右翼やネオナチが扇動していると報道している。今日はこのデモの本質そのものよりも、その報道の仕方についてちょっと書いてみたい。

ドイツメディアは、ケメネッツのデモ行進に集まっているのは極右翼やネオナチばかりで、あちこちでナチス敬礼をする姿が見られたとか、また行進に集まった人々が外国人に見える人を無差別に追い回して暴力をふるったと報道した。そしてナチス敬礼をしている男としてこの写真が掲載された。

しかし先日、このデモでナチス敬礼をしていた男の別の写真が紹介され、彼の手の甲に「RAF」という入れ墨があるのが写っていた。RAFとはRed Army Factionの頭文字で、あの悪名高い共産主義テロ団体「赤軍」のことだ。

カカシ注:日本の若い人たちは赤軍を覚えていないかもしれないが、1970年代に日本を拠点に世界で大暴れして散々テロ活動をしたのが日本赤軍。日本のテロ組織はオウム真理教が最初ではない。

つまり、反メルケル政権デモに過激派左翼が紛れ込んでナチス敬礼をするなどして、デモはネオナチの集団だと印象付けようとしたらしいのだ。

実を言うと私は前々からこのデモでナチス敬礼が多く見られたという話は眉唾だと思っていた。前のエントリーにも書いたが、もしそんな姿が多くみられたのなら左翼が牛耳るメディアのビデオや新聞記事でその姿を掲載しないのはおかしい。私はケメネッツのニュースやアマチュアビデオを数々観たが、そのどれにもナチス敬礼をしている人の姿みられなかった。偏向そのもののアルジェジーラのニュースでさえも、敬礼は見られたとは言っているものの、その映像が写されなかった。

つまり、ドイツメディアはこのデモでナチス敬礼をしている人など見つけることが出来なかったのである。この極左翼のやらせ以外には。

この男の入れ墨が最初にネットに表れた時、ドイツ新聞の Rheinischer PostやT-Onlineは、この入れ墨はネトウヨによる合成写真だと言い張っていたが、今日になって入れ墨は本物であると認め、紙面で謝罪するに至った。

これとは別に、デモが始まった当初にデモ参加者が外国人を追いかけまわたという話に関しても、ドイツ公安のHans-Georg Maaßen部長は、公開されたビデオが本物かどうか怪しいという見解を発表した。ドイツ当局は外国人が追い回されたという根拠を入手していないという。つまり、これもデマだった可能性が多いにあるわけだ。

こういうプロパガンダをいったいどれだけのドイツ市民は信じているのだろうか?集まったのが極右翼やネオナチだと言っているメディアの報道ですら、写されるビデオでそれらしき人の姿は写っていない。唯一暴力的なのは「アンティファ」となのる共産主義暴力団の奴らだけだ。

はっきり言ってごく一般の市民が安心して道を歩ける社会を望む行為を極右翼だのネオナチだのと言い続けることに意味があるとは思えない。ドイツでメルケル政権があとどれだけ持続することが出来るのか、考えさせられる。


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バイエルン・ミュンヘン旭日旗禁止に巡る日本側の無反応さに腹が立つ

先日「世界最高の名門サッカークラブとされるドイツ「バイエルン・ミュンヘン」がバイエルン・ミュンヘンは公式的に『日本戦犯旗の使用を禁止する』の内容を明らかにした。」というニュース紹介を読んで「で、日本側はなんと抗議したのか?」という疑問がわいた。しかし案の定日本側からの抗議は全くなかったようだ。

こういうことがあると私は常に思うのだが、韓国の蛮行や国連だの諸外国による韓国迎合に関しての怒りよりも、日本側の無行動の方に腹が立つ。

旭日旗をサッカー試合の応援に持ち込む持ち込まない、という議論では、日本側はすでに負けている。ハーバービジネス掲載のこの記事によると、旭日旗使用は世界のサッカー公式戦ではすでに禁止されているのだそうだ。

旭日旗の使用はすでに、FIFA(国際サッカー連盟)の下部組織で、日本サッカー協会が所属するAFC(アジアサッカー連盟)が「discriminatory symbol relating to national origin and political opinion(国家の起源や政治的意見を表明する差別的なシンボル)」ということで禁止している。

これは昨年に行われたアジアチャンピオンズリーグの川崎フロンターレ(日本)と水原三星(韓国)の試合で、川崎のサポーターが試合中の旭日旗をあげ、両チームのサポーター間で大きなトラブルとなった時に下された裁定である。この時、川崎フロンターレは、1年間の執行猶予付きでホームゲーム1試合の無観客試合と罰金1万5000ドルの処分も受けている。川崎フロンターレはAFCにこの判断を不服として上訴しているが、この申し立ては棄却された。この裁定はここで確定となったのである。

はっきり言ってこの時点で、川崎フロンターレのみならず、日本サッカー協会が「旭日旗は戦犯旗などではない、この判定は不当だ!」と抗議すべきだったのだ。フロンターレの抗議だけでは、単にチームが罰金に不服を述べているとしか取られない。だが日本サッカー協会自らが抗議をすれば、政治問題を持ち出したのはフロンターレのファンではなく、韓国側の言いがかりだという主張が考慮された可能性はある。少なくとも日本人としてそのくらいの弁護をすべきだった。

今となってはFIFAによって旭日旗は戦犯旗であるという既成事実が出来てしまっている以上、今更バイエルン・ミュンヘンの判定に異論を述べたところであまり意味はないのかもしれない。

私が常に苛立つのは、韓国側の理不尽な言いがかりに対して、日本政府の抗議が不十分だということだ。韓国は反日本プロパガンダを世界に広めるべく国家予算をついやして日ごと夜ごと働いている。ことあるごとに日本叩きに国を挙げて運動しているのである。日本はこうした運動に対してその都度応戦し、積極的にその理不尽さを指摘しなければいけない。

例えばせんだっての国連の慰安婦問題に関する勧告にしてもそうだ。

国連人種差別撤廃委員会が、慰安婦問題をめぐり元慰安婦が納得するような解決をするよう日本政府に勧告したことについて、菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で、「日本政府の説明内容を十分踏まえておらず、極めて遺憾だ」と批判した。

菅氏は「慰安婦問題は、そもそも人種差別撤廃条約の適用対象外だ。(同委員会の)審査で取り上げるのは適切ではない」と強調した。こうした日本政府の立場を30日に、国連人権高等弁務官事務所の担当者へ伝えたことも明かした。

私は国連など害あって益なしのくだらない組織だと思っているが、日本がいくら不服だと言ってみてもあまり意味はない。韓国は国連だけでなく世界各国で長年に渡り地元政府官僚に対し根回しをしている。腐敗した官僚たちは韓国からのわいろでホクホクなので、日本側からの抗議など一瞥もくれない。こうしたことに対応するためには、こちらから賄賂を贈るか、相手の痛いところをつくしかない。国連の場合なら日本からの国連分担金納入を一時差し止めるくらいの覚悟が必要だ。

2014年にフランスのアングレーム国際漫画祭りにおける韓国側の慰安婦漫画展示についても、そういう展示があると解ってから日本大使から一応の苦情は入ったとはいうものの、積極的な抗議を行って展示を止めさせたのは日本の民間グループだった。

同じく毎年フランスで行われているジャパンエキスポでも、韓国のブースがいくつもあって、韓国は韓流促進に余念がない。ジャパンエキスポでありながら、韓流があふれかえるようなことがあっては意味がない。無論これは商業的な大会であるから国が口出しをすることではないが、もし韓国がこうした場所でもジャパンバッシングを行うようなことがあったら、日本大使は断固たる抗議をすべきである。しかし、アングレームのように、反日出展が決まってしまってから騒ぐのではなく、こういう場所において韓国がするに違いない反日運動について、常々日本側は見張っている必要がある。

韓国によるジャパンバッシングに日本政府がおとなしく対応していてはだめだ。日本ばかりが悪者にされる政策は賢い外交と言えない。日本はプロパガンダ作戦にも勝たなければならない。


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スエーデンが世界一幸せな国というイメージは本物だったのだろうか?

非常に長い間、スエーデンは世界でもっとも幸せな国だというイメージがあった。それというのもスエーデンは「揺り籠から墓場まで」福祉が整っていて、国が国民の面倒を一生見てくれるすばらしい国で、犯罪もほとんど起きない平和で豊かな国というのがスエーデンの売り物だったからだ。しかし、社会福祉が行き届いている国が必ずしも幸せな国とは言えない。いや、社会福祉が行き届くということは、それなりに税金も高いし、犯罪が少ないというのも、個人の生活を規制する法律が厳しいからともいえる。それでも人口が少なく、単一民族であるうちは国家は機能する。たとえ政府がかなりの独裁政権だったとしても、国民が政府の方針に概ね同意している場合には国民は政府の理不尽さになど気が付かない。だが、国内に異文化の移民が増え、人々の考えが多種多様になってきたらどうなるのか?政府の方針が多くの国民の意志に反する方向に向かった場合にはどうなるのか?

そうなって初めて、スエーデンの国民はスエーデンが平和で豊かな国というのが幻想だったことを知ったのである。

デイリーコーラーのこの記事によると、先日スエーデンの公共放送Sveriges Television (SVT)がスエーデンで強姦及び強姦未遂で有罪となった犯人の58%が外国出身者であるという調査結果を発表した。また、犯人と被害者に面識がなかった場合のみを見ると、犯人が外国人である率はずっと高く、10人中8人は外国人であり、そのうちの4人までがスエーデンに来てまだ1~2年という統計が出ている。有罪となった半数以上はヨーロッパ以外の場所で生まれており、40%が中東及びアフリカ出身者だった。これが傷害になると127件のうち97件がヨーロッパ外出身者たちによるものだった。

これまで多くの人たちがスエーデンの犯罪率の急増は国による無責任な移民政策が原因だと指摘していたことが証明されたのである。同時に犯罪率の増加と移民とは無関係と言っていた政府が嘘をついていたことも。

これに関して英国のBBCが、スエーデンは本当にパラダイスだったのだろうかというニュース特集をしていた、そのBBCのドキュメンタリーはこちら。イギリスも他国の批判をしている余裕はない。スエーデンの間違いから学んで早急に自国の移民政策を見直すべきだろう。

ところでツイッターで何故今頃スエーデンメディアがこのリポートについて報道したのだろうと書いたところ、スエーデンメディアが報道したというより、調査したのは民間企業だと答えた人が居た、誰が調査したにしろ公共放送が報道したということに意義がある。スエーデンはいつまでも真実を隠しておくことが出来なくなったのだから。


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ファシストイギリス政権が作り上げた殉教者トミー・ロビンソン

ザ・ガーディアン紙に数日前に載ったこの記事では、いかにして一介のサッカーフーリガンだったトミー・ロビンソンが極右翼の「殉教者」となったのかを説明している。ご存知のようにザ・ガーディアンと言えばイギリスでも悪名高いバリバリ左翼新聞だが、左翼であるがゆえに同紙はロビンソンが右翼保守達を元気づける影響力を正確に把握している。

以前にも書いたようにトミー・ロビンソンは自分が生まれ育った町ルートンがモスレム暴力団によってどんどん乗っ取られていくことを憂い、2009年にイギリス防衛団(English Defense League – EDL)という市民運動団体を設立した。EDLは融和しないモスレム移民たちへの抗議運動として何度も行進を催し、その度に何千何万という参加者を集めた。しかしそのうちに白人至上主義者やネオナチなどの暴力的な危険分子が行進に参加するようになり、平和的な抗議運動を求めていたロビンソンは内部争いに負けて2013年に自らが設立したEDLを脱退した。

その後2016年にトミーはドイツ発の反モスレム移民運動ペギーダをイギリスに広めるべく運動を始めるが、創設時の参加者はわずか数百人とぱっとせず、トミーの活動家としてのキャリアは終わったかに見えた。私がトミーを知ったのはこの頃だ。トミーの一時間に渡る演説を聞いたのもこの頃だったかもしれない。

トミーは元々不動産関係の会社を営んで結構成功していた。しかしEDLのデモ行進の影響力を恐れたイギリス当局はデモ開催の前日になるとトミーを逮捕し2~3日拘束しては証拠不十分で釈放を繰り返していた。それでも動じないトミーに対し、政府は不動産業での事務的なミスを詐欺と称してトミーを逮捕。トミーは四か月の禁固刑を言い渡され受刑中にモスレム受刑者から殴る蹴るの暴力を受けて死に損なった。

トミーの事業は完全崩壊。妻子や親兄弟にまでイギリス政府からの嫌がらせが続き、トミーは家族ともまともに付き合えなくなる。しかしここでトミーはひるむどころかかえってイギリスのために戦わねばならないと試練に燃える。

この演説を聞いた時、イギリス当局はなんて馬鹿なんだろうと私は思った。トミーはたんなるサッカーフーリガン。始めた政治活動も内部争いに負けて追い出されており、放っておけばそのまま自然消滅するような取るに足らない存在だった。それを彼の仕事を破壊し家族にまで亀裂を生じさせ、かえってトミーの革命への意欲を促進させてしまったのだ。

トミーはその後カナダの保守派メディアのエズラ・ラバントのレベルメディアに入社。レベルメディアのイギリス支部担当のジャーナリストとして活動を始める。そして2017年にモスレム暴力団による少女強制売春の件で裁判所の外で報道をしていたトミーは法廷侮辱罪とやらで逮捕された。イギリスでは法廷に入る被告の姿を撮影するのは違法だという話だが、これは単なる口実だろう。なにしろこの逮捕の仕方がえげつなかった。普通に考えて、もしも市民がしらずに法律を破っていた場合、この場合で言えば裁判所の建物の外の階段に立ってリポートをするという行為、警察官が警告して立ち退かせる程度で済むはずである。よしんば逮捕するほどの重罪だったとしても、それならその場で拘束し、警告し罰金を課して数時間後には釈放というのが普通だろう。

それがトミーの場合はその翌日の明け方四時に突然重武装のスワットチームがトミーの自宅に押し入り、眠っていた妻子を起こし、幼いトミーの子供たちを怖がらせてトミーを連行するという乱暴な行為に出たのである。レベルメディアが優秀な弁護士を送り込んで数日後には釈放されたものの、一年の執行猶予つきという信じられない重い罰。私はこの時トミーが再び逮捕されるのは時間の問題だと思った。なぜならイギリス当局はその日の気分で勝手に法律を施行するからで、いつ何時どんな行為が違法とみなされるのか全く想像がつかないからだ。

ともかくこの理不尽な逮捕の模様はネットで拡散され、トミーは一躍スターとなった。

そして一年後、今回の逮捕、カンガルー裁判で信じられない速さで13か月の禁固刑に処せられ、しかもこの事実に関する報道を一時禁止。トミーは刑務所のなかで命を狙われ食事もろくにさせてもらえず、この猛暑に冷房も窓もない独房で二か月半の監禁。

イギリス政府がトミーを沈黙させたいと思っていたのだとしたら、トミーの影響力を破壊しようと図ったのだとしたら、これほど馬鹿げたやり方はない。まるでイエス・キリストよろしくトミーを殉教者に仕立て上げてしまったのだから!

トミーを観ていてイエス・キリストを思わない人はいないだろう。私はロイドウエバーのミュージカル、ジーザスクライストスーパースターの「イエスは死すべし」という歌の「彼は危険だ」という部分を思い出さずにいられない。このシーンは人気急上昇のイエスをみて、地元のユダヤ僧侶たちがイエスをどう扱えばいいかという会議をするシーン。

群衆(室外)「ホザナ、スーパースター!、ホザナ、スーパースター!」
アナス「聞いたかあの叫び声を、通りに繰り出す馬鹿な群衆どもだ。らい病患者でのトリックの一つ二つで町全体が沸き上がっている。」
僧侶全員(室内)「奴は危険だ!」
群衆「ジーザス・クライスト・スーパースター!教えてください。あなたは彼らの言う通りの人なのだと」
僧侶2「あの男はたった今も町で支持者を煽っています。」
僧侶3「群衆を煽る行為はやめさせなければなりません。」
僧侶全員「奴は危険だ!」
群衆「ジーザス・クライスト・スーパースター!」
僧侶全員「奴は危険だ!」
ジーザスの人気が上がりすぎて人々が彼を王様として称えるようになったらローマが許さない。そうなってからでは群衆が手に負えない状態になる。そうなる前にジーザスは死なねばならない。という結論に落ち着くわけだ。
トミーが刑務所で受けていた扱いを考えると、彼が13か月もの禁固刑を生き延びたとは思えない。イスラム教徒から命を狙われているトミーにとって13か月の受刑とは死を意味する。イギリス当局はそれを承知でトミーを拘束したのである。しかしローマに殺されたイエスがそうであったように、トミーが殺されたらトミーは必ずや殉教者になっていただろう。いや、死なずして彼はすでに殉教者扱いだ。もうトミーはトミー一人ではない。彼は我々自由を愛する人々の象徴だ。これは彼が好むと好まざるとに拘わらずすでに起きてしまったことだ。
敬虔なキリスト教徒であるトミーなら、逮捕される以前にイエスのことを思ったに違いない。逮捕ちょっと前のユーチューブビデオでトミーはすでに「もうどのくらい長くこういう活動を続けられるか解らない」と言っていた。トミーはイエスがゲッセマネの丘でしたように神の教えを乞うたのだろうか?
何故私は死ななければならないのですか?何故ですか?
私の死が無駄にならないと証明してください。
その偉大な能で少しでもいいから示してください。
主が私を死なせたいと思う理由を教えてください。
主はどこでどのようにははっきりおっしゃるのに、何故かは教えてくださらない。
解りました。死にましょう!
私が死ぬのをご覧ください。
私がどのように死ぬのかお見届けください!

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トミー・ロビンソン応援ラリーに集まったのは何万人?

昨日ロンドンの「トミーを釈放せよ!」デモに関する記事を色々探していたら、英語だと英国の新聞だけしか見つからなかったが、日本語で検索したらAFP翻訳版の英ロンドンで極右活動家の釈放求め数百人デモ、警官隊と衝突という記事を見つけた。昨日のエントリーで集まった人々の写真を張っておいたが、あれで数百人てこたあないだろう。(カカシ注:色は変わってないがイタリックの部分をクリックするとリンクにつながる。)

【6月10日 AFP】英ロンドンで9日、極右団体「英防衛同盟(English Defence League)」の元代表、トミー・ロビンソン(Tommy Robinson)氏(本名スティーブン・ヤクスリー・レノン、Stephen Yaxley-Lennon)が法廷侮辱罪などで禁錮刑判決を受けたことに抗議する数百人規模のデモ隊が警察と衝突し、5人が身柄を拘束された。

ロビンソン氏は禁じられているにも関わらず、裁判の動画をソーシャルメディアに投稿。法廷侮辱の罪で有罪となり、先月収監された。

デモ隊はロンドン中心部のトラファルガー広場(Trafalgar Square)近くの大通りを封鎖し、「トミー・ロビンソンを解放しろ」と叫びながら警官隊に向かって発煙弾を投げつけた。さらに観光バスを占拠し、プラカードや英国旗、ウェールズの旗を掲げた。

トミー・ロビンソンに関する記事では必ず「極右団体「英防衛同盟(English Defence League)」の元代表」という紹介文が冒頭に付けられている。ピアース・モーガンを紹介するのに「極左翼偏向自称ジャーナリスト」などとは絶対に書かないくせにね。トミーはEDLがどんどん暴力的な極右翼に乗っ取られていくのに抗議して五年も前に脱退している。だからいつまでもトミーをEDLと結びつけるのはイギリスメディアがいかにトミーを過激派右翼として意味のない存在であるかを強調したいかが解る。

このAFPの記事はこの件に関する英国ニュースの典型で、デモに集まったトミー支持の数人が警官に暴行して逮捕されたという話だけに焦点をあて、トミー解放を求めてどれだけ多くの人が集まったかという点を完全に無視している。なぜトミーごとき「極右翼」で「レイシスト」で「自称ジャーナリスト」のためにこれだけ多くの一般市民が集まったりするのだ?本来のジャーナリズムならそこに焦点を当てるべきではないのか。

トミー・ロビンソンなんてもともとは下町育ちのサッカーフーリガンだ。地元のパキスタン系移民による凶悪犯罪に腹を立ててEDLを創設して何度か集会を開いたりしてはいたが、イギリス政府が取り立てて警戒するような危険人物ではなかった。もし政府が彼を放っておけば、そのうちにEDLの内部争いに負けて脱退し、またもとのチンピラに戻っていただけの男だった。

そのトミーが今や言論の自由を守る救世主のようになって世界中で知られる有名人になったのは何故だ?トミー解放のために集会ごとに数が膨れ上がり、ついには昨日のように何千男万という(とても数百単位の群衆ではないよ)群衆が集まるに至ったのは一体何故なのだ?

以前にイギリス人作家のダグラス・マレーが、トミー・ロビンソンを極右翼と片づけてしまうのは簡単だが、彼が出てくる背後の状況を理解する必要があると語っていた。

一般のイギリス市民は自分らの国がどんどんと野蛮な移民によって乗っ取られている事情に多大なる脅威を抱いている。ロンドンは今やもっと規模の大きいニューヨークよりも治安の悪い都市となってしまった。毎日のように起きるナイフや酸攻撃。スクーターに乗った野蛮人によるひったくりの横行。それについて語ることすら許されない、野蛮人移民をパキスタン人とかバングラディッシュ人とか名指しすることも出来ず、いっしょくたにアジア人などと言って報道する。何千という年端もいかない少女たちが40年にもわたって性奴隷として売買されていたことすら報道できない!

トミー解放運動はイギリス市民のこうした不満の表れだ。この運動はどんどん広がり、そのうち数人の抗議者が逮捕などと言った程度のことでは収まらなくなる。いったいイギリスの警察は市民の味方なのか敵なのか、いまのうちに腹をくくっておいたほうがいい。


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トミーを釈放せよ!トミー解放を求めて支持者ロンドンに殺到

百聞は一見に如かずなので、下記参照。

 


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殉教者になりつつあるトミー・ロビンソン

本日のドラッジリポートの第一面にトミー・ロビンソン逮捕及び報道規制に関する記事がいくつかでかでかとリンクされているのを見た。金曜日の逮捕から三日たって、やっとアメリカの主流メディアがトミー逮捕の件を取り上げ始めた。

記事の見出しは、Activest Jailed in London 活動家拘留される, Judge Orders Press Blackout 裁判官報道規制を命令, Robinson Silenced ロビンソン沈黙させられる、などだ。(数分前に見た時は「極右翼の活動家」とあったように思ったのだが、今見たらただの「活動家」になっていた。)

これまでアメリカでは、トミーの名前など聞いたことがない人がほとんどだったのではないかと思う。イギリスのパキスタン移民による大掛かりな集団強姦組織についても、アメリカ国内で知っている人は非常に少ないだろう。現地のイギリスでさえ10年以上も隠蔽されてきたことだから当然と言えば当然だ。

イギリス政府は今回のリーズ地区における19人のパキスタン人強姦集団の裁判に関しても、なるべく世間の目に触れないように内々に済まそうとしていた。彼らの裁判が行われる裁判所の前に主流メディアの報道員が一人も来ていなかったのもそれが理由。イギリスの主流メディアで政府に盾を付ける根性のある奴らはほぼ皆無。ところがトミーがそんなタブーを破って単独でしかもスマホで実況中継をしたことが裁判官の逆鱗に触れたのだ。

はっきり言ってトミー逮捕と報道規制は英裁判所及び政府による最大の失態だったと言える。

トミー・ロビンソンなど保守派の間では弱小な活動家だった。ルートンというイギリスの下町育ちのたかがサッカーフーリガン。若いころは傷害罪で逮捕されたこともあり、反移民を唱えるEDLという右翼団体を創設したが後に脱退。その後も単独で活動していた。放っておけば取るに足らない極右翼活動家で終わっていたものを、イギリス警察がやたらに弾圧しようとしたことで彼はかえって有名になり、より活発な活動家になってしまった。

そして今回の逮捕と報道規制がきっかけとなり、今やトミー・ロビンソンは世界中にその名を知られる「野蛮人移民から西欧を守る救世主」として知られるようになってしまったのだ。

世界中で「Free Tommy/トミーを釈放せよ」署名運動が起きている。デンマークやオーストラリアのアメリカ大使館の前でフリートミーデモが起こっているという話だし、日本ですらトミー解放の署名運動に参加している人たちがいる。

イギリス政府は今非常に微妙な立場に置かれている。このままトミーを拘留し続け、トミーが刑務所内で怪我をしたり死んだりした日には、彼が殉教者となり反政府運動のシンボルとなることは間違いない。だったらそうなる前に釈放すればいいかといえばそうもいかない。今釈放してしまえばトミー逮捕の理由が政治がらみのでっちあげだったことを認めることになる。どうやって政府の顔をつぶさずにこの問題を早期に片づけることが出来るのか、今やテレサ・メ首相は考えあぐねているのではないだろうか?

トミー・ロビンソンについてご存知ない読者諸氏のために拙ブログの過去ログを記載しておこう。リンクしてもなぜか色が変わらないのだが、イタリック文字をクリックしてもらうとリンクにつながる。

お行儀よいだけでは効果はない、マイロやトミーに見る自由主義活動
恥さらし、ピアース・モーガンのインタビューと称したトミー・ロビンソン攻撃
右翼に発言させるな!トミー・ロビンソンのテレビインタビューに怒る英左翼コラムニスト
テロ退治よりポリコレの方が大事、真実を報道するジャーナリストを罰する国イギリス

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アフリカからの違法移民密輸に加担するNGOに対抗するイタリア

この間ちょっと紹介したヨーロッパの若者たちによるDefend Europe(ヨーロッパを守れ)の行動だが、彼らの主張は「捜索と救助」という名目でヨーロッパのNGOがリビアの密輸業者とつるんで人身売買に加担しているというものだ。彼らは事前に打ち合わせ通り密輸業者の連れてくる移民を沖で拾ってイタリアもしくはトルコまで輸送している。
NGOの言い分はリビアや他のアフリカからおよそ長い海の旅にはふさわしくない粗雑なボートで命からがら逃げて来る人々が溺れ死ぬのを防ぐことが目的だとしているが、もしそれが本当ならわざわざヨーロッパへ連れてこなくても、海で拾った時点で元の国へ連れ戻してあげればいいだけの話。違法移民たちはある程度の沖まで出ればNGOの船に拾ってもらえると思うから粗雑なボートでも出かけてくるのだから。
NGOが密輸業者たちと結託しているという記事をイギリスの突撃ジャーナリスト、ケイティ・ホピキンスも書いている。この記事”Katie Hopkins on NGOs colluding with traffickers in Sicily” は7月に一瞬イギリスのデイリーメイル誌に掲載されたが、反ポリコレ過ぎてすぐに取り下げられてしまった。元記事は消えてしまったので一部だけを次ページに残しておく。英語で読みたい読者は参照のこと。
ケイティによるとNGOの船に乗ってシシリーの港についた経済移民たちの態度は、まるで花金でバーミンガムに繰り出した若者が散々どんちゃん騒ぎをした後にタクシーに乗って帰るかのような態度だという。
イタリアのレンズィ前首相が地中海で救助された移民はすべてイタリアの港に連れてきてもいいと同意したおかげで、イタリアは移民対策でなんと負債がGDPの132%、失業率12%。他のヨーロッパ諸国はこれはイタリアだけの問題だとそっぽを向いている。
これに怒っているのが現首相のPaolo Gentiloni 他のヨーロッパ諸国が公平な数の移民を受け入れていないと苦情を述べている。
ケィティはリビア密輸業者とNGO船とイタリアの湾岸警察による移民運搬共同作業は非常に効率的だという。イタリアの港についてからの取り扱いもメディアの目になるべく触れないように十分な考慮がされている。今年だけですでに9万3千人がリビアからシシリーにやってきた。
救援にあたっているNGOの一つ、子供たちを救え船のVos Hestia号の代表者によると、船は湾岸警察からの直接の命令がなければ出航しないという。何時出航しどこで密輸業者の船と待ち合わせるのかという問に関する答えは、いかに湾岸警察とNGO船が協力しあっているかをはっきりさせるものだった。

問:今夜出航することを乗組員はどうやって知ったのですか。誰が移民の船との待ち合わせの段取りをつけているのですか?

答:我々は国際海域においてイタリア湾岸警察と打ち合わせて動きます。領海に近づくのは湾岸警察の指示があった時のみです。

しかし最近になってイタリア政府の移民政策は風向きが変わってきた。
この間(8月2日)、ドイツのNGOの船が違法移民を運搬しているとしてイタリアの湾岸警察に拿捕されるという事件があった。

イタリア警察によると、ドイツのNGOグループは水曜日、リビア海岸で密輸業者の船から直接違法移民を受け取ったとしてNGOの船を拿捕した。

この船はJugend Rettet によって操業されており、シシリーからちょっと先の小さな漁業村であるLampedusaの港で拿捕された。ここは何百何千という移民が海で救助され連れてこられた村である。

イタリア当局は違法行為があったとしても、その動機は極めて人道的なものだなどと言っているので、この船の乗り組員が罰せられるかどうかは不明。
拿捕されたオランダ籍のthe Iuventa船は、去年の6月と9月に三回に渡って怪しげな行動をしていたことが今回の拿捕の理由となった。捜査によると移民たちは救助されたのではなく、NGOと密輸業者らの慈善の打ち合わせ道理、移民をエスコートしてきた密輸業者から海でドイツのNGOの船に乗り換えたというもの。その後移民たちはイタリア軍の船か、もしくは他のNGOの船に引き渡された。
Jugend Rettetというグループはドイツを基盤にしている若いボランティアの集まり。そのホームページでは「地中海において人々の命を救い人道的な状況を向上させることを目的とする。」としている。
グループの言い分は自分らはローマの救援センターからの依頼で捜索と救助の任務に出かけたに過ぎないと主張。グループの代表者は乗り組員が密輸業者から報酬を受けていたという証拠はないとし、密輸業者と親密な関係があるという証拠もないとしている。密輸業者とJugend Rettetが結託しているという疑いは「SFの世界だ(空想科学小説)」と語っている。
しかしイタリア当局はいくつかのNGOの「救助」が結果的に密輸業者への加担と化している事実について語っている。Jugend Rettetはイタリア内務省が最近設立した新しい規則への合意を拒否したNGOグループのひとつである。
2018年の選挙をひかえ、Paolo Gentiloni首相率いる与党は移民対策に厳しい姿勢を見せ始めている。多くのイタリア市民が難民申請手続きを待つ大量の移民の存在に不満を抱いているからだ。
イタリア政府はイタリア軍がリビアの湾岸警察と協力してリビアから密輸船がヨーロッパに向かって出発しないよう援助することを決めた。イタリア防衛庁は海洋封鎖ではないと主張しているが、反移民派の野党は封鎖を要求している。
7月の段階でイタリア政府は20万の移民をヨーロッパに放つと言っていたが、それと同時にイタリア籍以外の船の入港を拒むとも脅迫していた。今回の拿捕はその小手調べといったところだろうか。
もしイタリア政府が選挙前のパフォーマンスだけでなく、本気で移民受け入れを差し止めようと考えているのであれば、かなり遅すぎる観はあるが、それでもやらないよりはずっとましだ。なんにしてもこれ以上の現状維持は不可能なのだから。


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ヨーロッパを守れ、違法移民船阻止に乗り出したヨーロッパの若者たち

先日北欧のニュースを流しているツイッターでディフェンドヨーロッパ(ヨーロッパを守れ)Defend Europeという欧州の市民活動があることを知った。この活動を進めているのはヨーロッパ全体から集まった若者たち、彼らの名はジェネレーションアイデンティティー
ディフェンドヨーロッパがどういう運動なのか、そのホームページによると、

毎週、毎日、毎時間、船いっぱいに積み込まれた違法移民がヨーロッパの海を埋め尽くしている。侵略が起きている。この大量の移民が我らが大陸の顔を変えている。我々の安全と我々の生き方を脅かされている。我々欧州人は欧州の母国で少数派になる危険がある。(略)

我々の目的はNGOの行動を記録し、彼らが人身売買の密輸入者たちと共謀していることを暴露し、彼らの違法行為を阻止することにある。

彼らは自分たちのことをアイデンティタリアンと呼び実際に募金運動でCスターという船を調達。色々な苦労をしながらリビア沖に繰り出し、リビアからアフリカ人をヨーロッパに密運搬しているNGOの悪行を暴露しようと頑張っている。無論彼らの行動を好ましく思わないヨーロッパ諸国の政治家たちが彼らの運動をことごとく邪魔しているのは言うまでもない。
先ず出発の時点で彼らの動きはことごとく監視されていた。カナダのフリーランスジャーナリストのローレン・サザンが従軍(?)記者として一緒に行動しているが、彼女はすでにヨーロッパ諸国の警察に目を付けられているので、どこへ行っても秘密警察に付け回されたと語っている。それで運動のメンバーたちは自分らの行動をはっきり公開せず、種々のメディアを利用して自分らの行動に関してフェイントをかけた。この運動には大反対のハフィントンポストはそのフェイントに一役買わされたことに激怒している。
政府が国民を守るために何もしないければ、いずれはこういうことが起きることは火を見るよりも明らかだった。今はまだ数少ない若者たちが自費で船を出してNGOを冷かしている程度かもしれないが、この状況がエスカレートすることは間違いない。海上だけでなくヨーロッパ国内でもジェネレーションアイデンティティーのような若者たちが立ち上がるだろう。
政府が侵略者を止めないなら、我々が止める。市民がそう思うのは当然だ。これはヨーロッパの存続がかかっているのだから。


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鉱山のカナリア、南アフリカの白人アフリカーナ

この間南アフリカにおける少数派白人への迫害についての話をした。それに関してユーチューブで南アフリカのビジネスマンの演説を少し聞いていて、彼が「我々は言ってみれば鉱山のカナリアだ」と言ったのが印象に残った。民主主義を理解せずに、それが単なる多数決なのだと勘違いしている人々が増えると、必然的に少数派の権利が迫害されてしまう。南アフリカはそのいい例なのだ。莫大な数のアフリカ人が今ヨーロッパになだれ込んでいる。ヨーロッパは気を付けないと南アフリカの二の舞を踏むことになる。
鉱山のカナリアとは、カナリアは小さく空気の変化に敏感なので、鉱山内に有毒ガスが発生したり酸素不足になったりしたとき、カナリアを環境変化の警報として持ち込んでいたということから、危険の前兆という意味で用いられる。
以前にも紹介した南アフリカ在住経験のあるジャーナリスト、アレックス・ニューマンのカール・ギャラップスによるインタビューから読んでみる。

一国の大統領が、自分の政権と共に少数派を駆逐するから「マシンガンを持ってこい」などと言うことを想像できますか?普通の神経の人なら恐怖におののきますよ。全くの気違い沙汰です。

だが、それが南アフリカでは実際に起きている。大統領自らが人口の10%にも満たない少数派の白人を皆殺しにしろと国民を煽っているのだ。1990年代に起きたルワンダでのツチ族とフツ族の殺し合いの時もそうだったのだが、アフリカ人はなぜか指導者の暴力扇動にすぐ乗せられて、今まで隣近所で仲良く暮らしていた人々を突然窯で滅多切りするという行為に出るから恐ろしい。殺すといってもそのやり方が想像を絶する残酷さなのも彼らの特徴。
アパルトヘイトが終わった時点で、南アフリカは民主主義の自由国家として生まれ変わるチャンスがあった。しかしそれが実現せず、単に弾圧されていた側が弾圧者になったというだけの独裁政権になりつつあるのは何故なのか。ジェイコブ・ズーマ大統領は南アフリカの問題はすべてキリスト教徒である白人のせいであり、すべての白人を抹殺すべきと公然と唱えている。少数派の白人政党が白人農夫たちの数々の虐殺について国会で訴えた際、与党のアフリカンナショナルコングレスは殺人を弁護し「よし、生き埋めにしろ!」と叫んだ。
ニューマンは、南アフリカのこのような状況を世界中のメディアが無視するのは、今の南アフリカの状況は世界のメディアにも多いに責任があるからだという。1980年代から1990年代にかけてアパルトヘイトをどのように解体していくか、国内でも色々と議論が交わされていた。しかし西洋メディアや体制派が即座に政権を旧ソ連支持の共産主義者とテロリストの手に渡すことを要求したのだとニューマンは言う。(当時南アフリカボイコット運動なども行われていた。)
確かに少数派白人による独裁政権が良かったはずはないが、だからと言ってその政権を共産主義者やテロリストに何の安全処置もとらずに手渡してしまえばどういうことになるか、それは火を見るよりも明らかだったはず。
なぜ我々民主主義国家が人権人権と騒ぐのかと言えば、多数派による少数派への弾圧があってはならないという民主主義にとっては基本となる考えを大事にするからである。しかし共産主義者やテロリストにそんな考えがあるはずがない。そういう考えのない人間が政権を握れば、結果的に多数派による少数派虐待という状況が発生する。南アフリカの場合、白人への復讐という感情も入るから余計に厄介なのだ。
しかし、この状況が単に南アだけの問題だと考えるのは危険だ。すでにアメリカでもバラク・オバマ前大統領が率先して黒人と警察との間に亀裂を生じさせ、白人を悪者扱いする運動が起きている。「白人特権」などという言葉が多く使われるようになり、白人は白人であるだけですでに人種差別者なのだとか、どれだけ白人およびキリスト教徒の人権が迫害されても、有色人種や非キリスト教徒による人種差別は存在しないなどと言い張る人間が左翼の間で増えている。

南アフリカでアフリカーナの身に起きていることは、私の見解では将来世界で起こりうる凝縮図だと思います。少なくともグローバリストや体制派が西洋のキリスト教徒に起こるべきと望む構図なのです。

ニューマンは国連のように、世界中をひとつの政権の元に統一することの危険性を語る。もし国連が本当に世界統一の政府となったならば、世界中で少数派であるキリスト教西洋は南アの白人のように弾圧されること間違いない。
ニューマンは語らないが、すでにアラブ諸国が主権を握る国連人権委員会では常にイスラエルが悪者扱いされ、その権限が迫害されている。アラブ人やアフリカ人を大量に受け入れたヨーロッパでは、白人が少数派になった各地で地元白人(特にユダヤ人)への迫害がすでに始まっている。
ところで日本人は西洋人でもなければキリスト教徒でもないので影響がないかと言えばとんでもない。日本は文明社会として西洋文化と共通した価値観を持っている。その価値観は同じ東洋でもアラブ人とは完全に相入れないものだ。西洋人にとって住みにくい社会は日本をはじめすべての文明人にとって住みにくい社会となるのだ。
ところでどうしてアフリカはいつもこうなってしまうのかという話でナスタチウムさんが面白い統計を掲載しているので参照されたし。


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