週末トランスジェンダー関係ニュース

ひとつひとつ書いていくには内容が薄いので、本日はまとめてここ数日間で起きたトランスジェンダー関連のニュースをご紹介しよう。先ずはカナダはオンタリオ州の話。

カナダ州オンタリオの高校教師巨大人工胸を付けて出勤:高校の技術担当教師Kayla Lemieux(女性名)は去年から女性を自認しはじめた自称女性の男。新学期になると先っぽに乳首がついてる巨大人工乳房を付け、ブロンドのかつらにミニスカートといういで立ちで出勤。学校側は個人の性自認を尊重するとして制裁する気はない模様。

女装はともかく、こういう恰好で機械を扱うのは非常に危険だ。私は若い頃、仕事柄工事現場に行くことが結構あったが、人工胸は論外としても、結んでない長い髪や素足の上にスカートでスリップオンの靴などありえない。機械作業を教える教師としては安全を全く無視した非常に無責任な恰好である。本来ならば長ズボンの作業服を着て髪は機械に巻き込まれないように縛るなり帽子の中にしまうなりすべきだし顔にはガーグルを付けるべき。

中年の男が女装をすると恰好がパロディーになってしまうのは何故なのだろう?もし女性教師が胸を目立たせたいとして、こんな格好で出勤したら上司から着替えて来いと言われることは間違いない。特に乳首をわざと目立たすような恰好はこの学校の校則違反でもあるという。学生には禁止しておいて、性自認の男ならなんでもありということになるのは何故なのだろう?性自認が女なら、どんな破廉恥な恰好をしてもいいというのか?

数か月前に女性を自認し始めた俳優フォーブス女性サミットで女性の立場を代弁

つい去年まで男性俳優としてブロードウェイ舞台やテレビなどで’地味な活動をしていたディラン・マルバニー(Dylan Mulvane)は、数か月前に女性を自認し出した途端に有名になり、生理用ナプキンのコマーシャルに出るなど目障りな活動で目立っている。そのマルバニーがフォーブス主催の女性サミットで女性として出演して演説をぶった。どうして男が女性を自認しはじめると数か月で女性の立場を代弁できるようになるのか非常に不思議だ。

乳房除去をあつらったデザインのTシャツ発売される

こちらツイッタラーのBlahさんが紹介してくれたこの話。「トランスジェンダー推進団体から助言を受け、美容整形外科会社が製作したTシャツ。自分は男子だと認識し始めた少女達のために、乳房切除を意味する手術線をデザイン。 多様なジェンダーを謳い、子供達のメンタルヘルスや性の揺らぎを金儲けに利用する悪魔は大勢いる。

WPATH (World Professional Association for Transgender Health)と呼ばれる世界的組織があるが、この組織の会長から役員に至るまでトランスジェンダー整形手術を専門にしている整形外科で成り立っている。そんな組織が相談者の健康に真から取り組むわけがないのは自ずと知れたことだ。彼らの目的は金儲けしかないのだ。

イギリス、レズビアン女性たちの集会を暴力的に攻撃するTRA

もう見慣れた光景になったが、女性達が男性を含まない女性だけの集会をしようとすると、必ず黒装束のアンティファ連中がやってきて暴力的に集会を邪魔しようとする。本日も「性(セックス)は真実だ」と言って勤めていた大学を首になったことを不服として訴訟を起こし勝訴したマヤ・フォーテスター女史をはじめとするスピーカーたちがイギリスのブライトンに集まり集会を開いた。そしていつもどおり、またANTIFA/TRAどもが集まって女性達に発煙筒を投げつけるなどの暴力を振るい、何人かが逮捕されている。

しかし私には何故か最近のTRAの活動には必死さを感じる。イギリスではこれまでイギリス政府やメディアに多大なる影響を及ぼして来たストーンウォールというLGBT組織の力が衰えている。また未成年のトランスジェンダークリニックだったタービストッククリニックが閉鎖されたりと、だんだんとトランス狂気の悪夢から人々が目覚めつつあるように思えるからだ。そしてそのことをTRAたちは感じているのではないだろうか。

フォーテスター女史が「法は我々の側にある、恐れずに訴え続けよう」と言っているように、だんだんと女性達はTRAの暴挙に抵抗できるようになってきている。そしてこれまでのようにメディアに完全に弾圧されるのではなく、彼女たちの話に耳を傾けようという人たちが増えてきているような気がするのだ。

それというのも常々左翼過激派は時期尚早に傍若無人になってやりすぎるのだ。例えばイギリスの市営プールで男女共同で泳げる時間もあるのに、わざわざ女性だけの時間に入り込んできてイスラム教徒の女性達を追い出してしまった女装男達。主に13~4歳の少女たちが参加するスポーツ競技に無理矢理参加し、少女たちからメダルを奪い、更衣室でよだれを垂らす女装変態中年男たち。

こういう女装男たちによる横暴が一般市民の生活のあちこちに影響を及ぼすようになってきたことで、これまでTRAについて全く知らなかった普通の人たちが「これはおかしい」と思うようになった。今や一部の過激派フェミニストたちの抗議だけ弾圧していれば済んだ時代ではなくなっているのだ。TRAたちもそれに気づいているからこそ、彼らの行動はより過激で暴力的なものになっているのだろう。

京都議会文教委員会が「女性のスペースを守る会」の陳情を否決 

では最後に日本は東京都のニュース。東京都議員の龍円あいりというTRAのブログから引用する。(強調は原文のまま)

9月15日(木)の文教委員会に付託されている請願や陳情の審査をしました。

「女性用トイレの維持及び安心・安全の確保に関する陳情」についてですが、この陳情者の「女性のスペースを守る会―LGBT法案における『性自認』に対して慎重な議論を求める会」のホームページを見ると、国会におけるLGBTに関する法律を制定することを立ち止まるように求めている団体です。

都議会においてLGBTQ等性的マイノリティへの差別を禁止し、生きづらさや不便さを解消するために動いてきた立場から、質疑させていただきます。

トランスジェンダー差別 

この団体によりますと、トランスジェンダー女性の存在を法律で認めてしまうと、トランスジェンダー女性が女性用トイレを使うことが公認され、そのことによって女装をした男性による性犯罪が増える可能性があるから、トランスジェンダー女性の存在を法律で認めるのは立ち止まるべきだというお考えのようです。(略)

都に対しては、トイレについても、トランスジェンダーの方々も含め、多様な人たちが安心して利用しやすいトイレを整備してもらいたいです

性自認および性的指向による差別を禁止する東京都人権尊重条例を守りながら、今後もすべての都民が安心で安全に暮らせる東京都として施策を推進してくださるようお願いいたします。

質疑の内容は以上です。

この陳情は、文教委員会では満場一致で「不採択」になりました。

この記事に関して東京都議会のいう「すべての都民」に女性は含まれないようだというコメントがツイッターにあった。まさにその通りだ。

龍円女史の論理はもう何度も言い古されたもので、目新しいものはない。守る会があたかも『トランスジェンダー女性の存在を法律で認めるべきではない』と言っているかのような故意に誤解を招く言い方もいつもの手段である。

反TRAのほとんどの人はトランスジェンダー女性と名乗る人々が存在している事実を否定しているわけでもなければ、そういう人たちが存在してはいけないと言っているわけでもない。ただ、自分が女性だと自認しているだけの人を「トランス女性は女性」であると法的に認めてしまうと、女性専用施設の安全は保てなくなると主張しているのだ。

これに対する反論もいつもの『トランス女性を性犯罪者あつかいするな』というくだらない言い分である。

この論理は、そもそも根底から破綻しています。「トランスジェンダー女性」と「性犯罪者」は、まったく異なる話です。そもそも性犯罪は、その犯人がどんな格好をしてようが犯罪は犯罪であり、許されるものではありませんし、取り締まられる必要があります。「犯罪者による性犯罪」と、「トランスジェンダー女性の人権」とは一切関係がなく、一緒に議論する余地のあるものではありません

拙ブログでもツイッターでも私は何度も繰り返し語ってきたが、一旦自称女性の男性を女性として女性施設に受け入れてしまったら、どんな変態男の立ち入りも女性たちは防ぐことが出来なくなる。「どんな格好をしてようが犯罪は犯罪であり」というが、これまでは女装男が女子施設に入ること自体が犯罪だったのに、それを女性自認男を受け入れなければならないとなれば、先に挙げたカナダの高校教師みたいな女装変態男が女子施設に入ってきても女性達は通報などできなくなるのだ。龍円にそれが理解できないとは言わせない。

それからこれも何度も言ってきたが、トランスジェンダー女性が性犯罪者になり得ないという理屈は通用しない。自称女の男も男性であることに変わりはなく、その狂暴性も性欲も一般男性と同じである。昨日まで男を自認して普通に男子トイレを使っていた男が、本日女性を自認し始めたら突然その男性的性癖を完全に失うという根拠があるなら提示して欲しい。

多くの自称トランスの性愛対象は女性である。つまり彼らは女装をしているという以外は、他の男性と何の変わりもないのだ、いや女装してまで女性施設に入って来ようとする男性の方が女性にとっては一般男性よりもずっと危険な存在だと言える。

私は龍円のようなトランス活動家が諸外国で起きている数多い女性自認男たちによる性犯罪を知らないとは到底思えない。守る会の人たちが提示している自称女の性犯罪内容についても十分承知のはずだ。知っていながらあたかもそんなことは起き得ないと言い張るのは非常に不誠実である。

それに女性自認男が女子空間に入れないことと「トランスジェンダー女性の人権」とどういう関係があるのだ? 誰も女性自認男にトイレに行ってはいけないとは言ってない。身体に合ったの方の施設を使ってほしいと言っているだけ。普通の男性はみなそうしていて何の弊害がないのに、女性を自認しているというだけで何故男子施設が使えなくなるのか?これは彼らの人権とは無関係であり、それこそ「一緒に議論する余地」などない。


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「専業主婦は仕事じゃない!」モラハラ夫と変わらないフェミニズムの女性蔑視

さて、先日からツイッターで続いている結婚出産をする人々を政府が支援するのはよくて、独身女性への支援がないのは何故なのかという話の延長で、私が生活保護を受けている人は自立しているとは言えないと言ったことがきっかけで、それでは夫の給料に頼っている専業主婦も自立していることにはならないのではないかという意見があった。

これなんかがその典型

扶養控除・3号年金・他人の収入に頼る既婚女性は尚更自立とは言えませんね。香菜甘酢あん@Xiangtuaihoney

結婚して一家を構えている男性に向かって、あなたは自立してないとは誰も言わないのに、その配偶者である女性は自立してないことになるってのはおかしくないか?専業主婦の仕事を給料に換算したらどのくらいになると思うのか、主婦をばかにしすぎだろうという私の感想にこんな返答が返ってきた。

でた〜!専業主婦お決まりの主婦の仕事を給料に換算したら〜!!!!! いや〜未だにこれ見られるなんて感動ですわ @mof_mof_zombie

お決まり文句ですねなんていうのは何の反論にもなっていない。何故主婦の仕事を給料に換算してはいけないのだろうか?もしも子持ち独身男が住み込み家政婦さんを雇ったら、どのくらいの給料を払わなければならないか、それを考えたら主婦業がいかに金銭的価値のある仕事であるかが解るはずだ。

それを理解せずに、こういう発言をするのは「誰のおかげで生活できてると思ってんだ?」と怒鳴るフェミニストが最も敵視しているモラハラ夫と全く変わりがない。そして最悪なのがこの人の返答。いくつかあったのでまとめて紹介する。

何でそうなる。単身女性には厳しいのに、依存しっぱなしの専業主婦にはめちゃくちゃ甘いのはなんで?家賃と食費を負担してもらうのが賃金の代わりという独自解釈で主婦業が勤労だと主張するのは無理がある。

生活保護に頼る単身女性は自立してないと謎に単身女性に不利な状況下に限定した言及 からの 専業主婦様は偉いんダー給料に換算したらどれくらいになると思ってる。

この人がいくらゴチャゴチャ言おうが、専業主婦は行政に夫に依存しているし、勤労も納税もしていないというのは事実。 そんな依存しっぱなしの専業主婦を差し置いて、生活保護を受給している単身女性を叩く権利なんてどこにもないんですよ。時間旅行@tsumugu_asperge

この人は家計をすべて生活保護に頼っている独身女性と、結婚して配偶者のパートナーとして生きてる専業主婦が同じだというのである。まったくお話にならない。

赤の他人の家で働く家政婦が、家賃を払い食費を含め生活に必要な経費をすべて賄える賃金をもらっていたら、これは立派な勤労であると誰もが認めることだろう。それを妻と言う立場の人が同じことをやって夫の給料で家賃も食費も経費も賄うとなると単に夫に依存しているだけの自立していない女ということになるのは何故なのだ?前者の仕事が勤労なら後者の仕事も勤労である。単に家政婦と妻というタイトルの差があるだけだ。

どうもこれらのフェミニストたちは結婚というものを解っていない。結婚はビジネスと同じでパートナーシップだ。双方は分業をしているだけであり、どちらか片方がもう片方に依存しているというわけではない。

ビジネスパートナーで片方が顧客との契約を取ってきて会社の経理を担当し、もう片方が製品を作るという立場にあった場合、製品を作ってるほうが経理担当者に依存しているということにならないのと同じで、夫婦は給料をもらってくる夫と家事をやる妻という分業を行っているビジネスのようなものだ。もちろんビジネスと違って夫婦の場合は精神面でもお互いを助け合うという役目も担っているが。

納税に関しては、妻は夫の納税に家族として含まれている。だから妻が納税していないという書き方も性格ではない。

生活保護者は納税どころか自分が政府からお金を受け取る立場だ。そういう人たちと自立している主婦たちとは全く比べものにならない。フェミニストを自称する人たちが、主婦という多くの日本人女性が携わって居る立派な職業をここまで蔑視するのを見ていると、フェミニズムが日本で浸透しないのは当然と言えるかもしれない。


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政府からの経済支援を求めるしかない現代の情けないフェミニストたち

昨日に引き続いて、ツイッターで色々なコメントをもらったのでそれについてちょっと話たい。おさらいすると、

単身女性がスーパーウーマンじゃなくても、貧困に苦しまず生きていける社会になって欲しい。別に全女性が『結婚やパートナーと過ごす=幸せ』であるとは限らない、単身の方が過ごしやすい女性も居る、にも関わらず現状の女性支援は結婚出産子育てする女性前提のものばかりだ。

というツイートに私が、

少子化の日本で独身女性を支援したら、余計に結婚しない人が増えて少子化が進む。国の対策として結婚して子供を産む人を支援するのは当然だと思う。

と答えたのがきっかけで今までにないかなりの量のアンチコメントが殺到した。私がこれらのコメントを読んでいて情けないなあと思ったのは、「女性は就職でも賃金面でも差別されてるから貧困に追い込まれている、だから政府からの経済援助が必要なのだ。女性を貧困に追い込んで無理やり結婚させるべきではない」という意見だ。

結婚したくないと思う気持ちは勝手だが、では職場における男尊女卑を是正するためにフェミニスト及びあなたたちはどんな行動をとっているのかという質問に対しては、どうして女ばかりが抗議したり訴訟を起こしたりしなきゃならないんだ、そんなに頑張れる人ばかりじゃないという答えが返ってきた。それで私はちょっといたずらっ気を出して、こんなことをつぶやいてみた。

頑張れないならお嫁に行けば?いや、ジョークジョーク。私は日本の男尊女卑の職場や女はさっさと嫁に行け文化が嫌で日本を飛び出した人間だけどね、世の中そう甘くはないよ。アメリカだって学歴必要だし、常に技術を磨かないと置いて行かれる。自慢じゃないが一応がんばったつもりよ。

そしたら、あなたはたまたま行動力があっただけ、誰もが海外に行けるわけじゃないし、弱者の立場にたって思いやりというものを持つべきというような返事が返ってきた。無論「お嫁に行けば」発言は失礼だとのことだった。

いや、参ったね。職場で少しでも高い賃金をもらう努力もしない、不当な扱いを受けても抗議する気もない、お嫁に行くのも嫌だし、子育てもしたくない、でも貧困だから政府が支援金を出すべきだってのは虫の良すぎる話じゃないですか?

私が就職市場に出た昭和55年の時にくらべて今の日本の男尊女卑がそれより酷いとはとても考えられない。確かにあの頃は日本もバブルに入るちょっと前で景気はよかった。日本はその後就職氷河期があったり長年にわたる経済低迷で男性でもなかなか正規職に就けないなか、女性はもっと苦労したのだろう。

しかし、今より男尊女卑がずっと酷かった昭和初期の頃ですら、自営業始めたり、企業したり、芸事を教えたり、などで生計を立てていた女性達はいくらもいる。今でも人一倍努力してキャリアで成功してる女性達はたくさん居るだろう。政府が一部の人に支援金を払うということは、こうして努力してきた人たちが納税した税金を、その支援にあてがうということになる。

もちろんせっせと働いてきたのに病気をしたり、不況で会社がつぶれて失業したりといった自分ではどうしようもない不運に遭遇した人もいるだろう。私はそういう人たちを見捨てていいと言ってるわけではない。でも色々な事情で生活に困っているのは独身女性だけではない。だから独身女性のみを対象とした支援はおかしいと言ってるのだ。

それと生活保護というのは短期的には保護対象になった人を助けることになるが、長期的には決してその層のためにならない。それはアメリカの黒人層が何世代にもわたって生活保護を受けている実情を考えたら明白なはずだ。

仕事で頑張る気もない、かといって結婚も面倒くさい、と思ってる女性に生活保護などを与えたらどうなるか、外国の例などみなくてもわかるはず。また、経済的な理由で結婚しようかどうしようか迷っていた女性に支援金を渡したら、その人は結婚を選ばないだろう。そうやって社会のお荷物になる独身女性が増えることが果たして日本の将来に良いことなのだろうか?

私は一生独身で生きようと決めた人を蔑んでいるわけではない。個人の自由は尊重されるべきだ。しかしパートナーなしの生き方は女性だけでなく誰にとっても厳しいものなのは誰もが知る事実。そういう生き方を選んだなら、それなりの覚悟が必要なはず。その成れの果てが政府からの支援金をもらうなど恥かしくないのか?

だいたい男に頼りたくないと言ってる女性達が政府からの生活保護に依存しようなどと、全く情けない話ではないか?男なしで生きていくと決めたなら自立を押し通すべきでしょ。

それに結婚することが女性にとって自立にならないという考え方もおかしい。世の中は結婚している男性が自立していないなどと言わないだろう。だったら何故結婚してる女性は自立してることにはならないのだ?夫と一緒に二人三脚で生きていくことは女性にとっても立派な自立だと思うのだが?


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カトリック教会や妊婦救済センターへの暴力的攻撃が激増、プロライフ団体を潰せと唱える左翼議員たち

2021年1月6日の議事堂乱入事件について、トランプ前大統領が「平和的に行進しよう」と言ったことを、暴力を煽ったといって弾劾裁判にまで持ち込んだ民主党議会は、今起きているカトリック教会やプロライフ施設への暴力的な攻撃に関しては完全無視を決め込んでいる。それどころか民主党議員のエリザベス・ワレンなどは、妊婦救済センターは全部潰す必要があるとさえ言い、それを可能にする法律を発案中である。

最高裁判所がロウ対ウエイドを覆すという判事のメモが漏洩してから、中絶推進派のテロリスト達によるカトリック教会や妊婦センターへの攻撃は激増している。すでに全国で50以上の施設が落書きや器物破損といったものから放火に至るまで様々な被害をうけていることは以前にもお話した通りだ。

こちらのサイトでは教会への数々の攻撃を記録されている。去る7月2日と3日、ウイスコンシン州の四つの教会で器物破損が行われ中絶推進の落書きが残された。6月30日、オハイオ州の教会では放火により100万ドルの損害が出た。

先週も、ワシントン州のセントルイス教会で覆面姿の侵入者がガラスドアを破壊。この日曜日にもメリーランド州の聖ジェインフランシス教会が放火の標的となった。

「昨晩わが教会は破壊被害に遭いました。誰かが侵入したのです。彼らは銅像を倒し、十字架の台をは潰しました。彼らは神殿を冒涜し教会に火をつけようとしました。」とサミュエル・ギース神父は日曜日のマスの生配信で語った。マスは教会の火事による損害が大きかったため近くの体育館で行われた。

そして教会の壁や妊婦救済センターの壁にはジェーンズリベンジ(ジェーンの復讐)という過激派グループからの恐ろしいメッセージが書かれていた。「中絶が安全でないなら、お前たちも安全ではない」

しかし、リベラルメディアのスレートのオルムステッド記者は「これらの攻撃で怪我人も死人もでていない」と取り合わない。死人や怪我人が出てからでは遅いではないか!だいたいこういうことはどんどんエスカレートしていくものなのだ。フォックスニュースのオピニオン記事でアンドレア・ベイヤー記者は、もしこれがイスラム聖廟への攻撃だったら、スレートの記者はここまで無関心でいられるだろうかと語る。

1960年代に公民権運動の際に黒人教会が次々に放火され、中でも1963年、KKKメンバーの四人によるダイナマイト19本を使った爆破攻撃で四人の少女が死亡、22人が怪我を負った事件を上げている。このまま何もされずに攻撃がエスカレートすればいずれこのような悲劇が繰り返されることだろう。

ジョー・バイデン大統領は一応カトリック教徒を自称しているが、これらのおぞましい攻撃に対して本人の口からは何も声明を出していない。

ホワイトハウスからの声明は先週の木曜日副報道官のアンドリュー・ベイツ氏が大統領がサウジアラビアに行っている留守中にフォックスニュースのインタビューで、「大統領はこれらの報告について非常に心配している。宗教の場での放火や器物破損は断固糾弾する」言っただけである。しかもこれは放火があって一週間も経った後であり、大統領は未だに被害にあった教会を訪問していない。

さらなる攻撃に備えて教会や妊婦センターではカメラや警報装置を備えるなど警備を整えている。また、教会メンバーの現及び元警察官や退役軍人などによる警備員も増やして護衛にあたっている。

こうした攻撃をよそに、マサチューセッツ代表民主党エリザベス・ワレン上院議員は、プロライフの慈善団体がプランドペアレントフッドの振りをして偽情報を振りまく場合は、これらの施設を潰すことのできる法律を提案している。

以前にもお話したと思うが、妊婦救済センターは主に宗教団体が経営する慈善組織で、予期せぬ妊娠をした妊婦たちの妊娠中のケアや出産後のおしめやミルクなどの援助をする。場合によっては養子縁組の手配もしてくれる施設である。そんな素晴らしい施設を「国中で閉鎖させろ!」とワレン議員はわめいているのだ。

現在マサチューセッツでは中絶を求めて来る人々を騙す危機妊娠センターが中絶クリニックの三倍もあります。私たちはこれらをマサチューセッツで閉鎖させる必要があります。国中で閉鎖させる必要があります。

ワレンの提案はどのようなものかというと、中絶に関して間違った情報を流した場合10万ドルもしくは経営組織の50%の収入を罰金として支払うべきというもの。しかしどのような発言が禁止されているのかという規定はない。それでワレンは消費者への虚偽情報を監視している連邦政府商工会議所(the Federal Trade Commission)の権限で、中絶に関する偽情報を監視しろというのである。

ナショナルレビューの記者ジョン・マコーマックは、ワレンに禁止されるべき「偽情報」の例を上げてもらえないかと質問した。

ワレン:これらのセンターは最初から中絶を提供する施設ではないことをはっきりさせること。彼らは中絶を阻止するのが目的であり中絶サービスは提供しない。(略)もし彼らがプランドペアレントフッドの振りをしてPPの色やロゴを真似してあたかも中絶サービスを提供するかのようにするのは問題であると考える。

マコーマックはワレンと共著しているハワイのマジー・広野議員にも具体的に禁止されている情報とはなにかという質問をしたが、同議員からは、はっきりした答えを得られなかった。

広野:なんともいえませんね。

こういう、こうした妊娠なんたらセンターでは、中絶ではこんなことが起きるとか、間違ったことを言われたりします。そういったことです。

「妊娠した?助けが要りますか」とか「中絶を考えてますか?」といった広告は中絶を提供しないのであれば誤解を生む言い方です、解りませんが。言うことはそれだけです。

ワレンは救済センターのホームページに中絶はしないと明記してあれば(すでに多くがそう明記している)罰金から逃れられるのかという質問には答えなかった。具体的にどのような情報が偽情報と見なされて禁じられた言葉とされるのかを法律で明記しないのは伝統であり、これは監視する役所の管轄ということになると発案の共著者ブライアン・シュワーツ議員は言う。

しかしこのような言論の自由を迫害するような法律が合憲であるとはとても思えない。それにマコーマックは、よしんばこれが合憲として実際に法律になった場合、困るのは民主党の方なのではないかという。今後政権が共和党に変わって、共和党の役所がこの「偽情報」の判断をすることになった場合、プランドペアレントフッドが妊婦への様々な医療提供をすると広告しているにも関わらず、中絶以外のサービスを提供していないことは誤解を招く偽情報だと判断される可能性がある。PPの収入の50%が罰金として取られるなんてことになって困るのはPPから多額の献金をもらってる民主党たちのほうではないのか?

だいたいプロチョイスという名前からして「ミスリーディング」である。彼らは中絶以外の選択肢など認めないのだから。

それにPPのロゴの色を使うのも禁止などというのも馬鹿げているとマコーマックは言う。なぜならPPが使っている淡いピンクと青色は新生児の男女を表す色だからである。


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馬鹿フェミがトランスジェンダーに負ける理由、男が差し伸べる手を受け入れないから

先日歌手のマーシー・グレイが男は女になれないという常識的な発言をしたことで叩かれ、たったの三日で過激派にひれ伏してしまったという話をしたばかりだが、それについて保守派ポッドキャスターのマット・ウォルシが彼女をツイッターで批判したことから、トランスジェンダリズムについては勇気ある批判的な発言をしてきた作家のJ.K.ローリングとちょっとした口論になった。

マット:悪いがトランス活動家からの意地悪なコメントが怖くて「女性」の定義を公の場で放棄するような女性は、どんな批判を受けても仕方ない。こうなったのも、もとはと言えば、こういう骨なしの臆病心こそが原因なのだ。

J.K.ローリング:限りのない命や強姦の脅迫、生きる糧を失う脅迫、雇用主が標的にされ、直接嫌がらせをうけ、家族の住所がオンラインで晒され、爆弾作成のマニュアルが送りつけられてくるのは単なる「意地悪なコメント」なんかじゃない。この問題に立ち向かう女性達がどんな目にあってるか解らないなら、黙らっしゃい!

マット:私はあなたのこの件で見せた勇気には敬意を払います。しかしながら、トランス活動家の要求に簡単に折れて真実や事実を諦めてしてしまう人が多くいすぎます。このような臆病心こそがこの話の悪者なのです。彼らは責任を取るべきです。

ローリング:あなたの映画は性自認連中の意味をなさない理屈や危険な思想をうまく暴露したと思います。私が過去に尊敬していた組織がこの思想を無条件で受け入れてしまっています。しかしながら彼らへの抗議は私のやり方でやります。個々の女性を「臆病者」などと呼ぶのではなく。

マット:たしかに悪いのは彼ら(TRA)のほうです。私も壇上のない若い女性達がトランス暴徒らに攻撃されることには同情しています。しかしマーシー・グレイは有名な歌手です。彼女が折れてしまったことは特に残念だと思います。

とまあこんな具合だ。ツイッター上では多くの保守派がローリング女史に対して、マットはこの件に関して女性達の味方だ、トランスジェンダリズムとはあなたと共闘できる仲間だと告げたが、ローリング女史は断固としてマットの差し伸べた手を拒否した。

ローリング:(前略)私は「ターフを殴って殺せ」軍団にずっと立ち向かってきましたが、一度たりとも、この問題をフェミニズムが西洋文化で最悪の出来事だと思っているような男の手に委ねでようと思ったことはありません。

左翼の多くの女性達のように、私はあまりにも多くの自称リベラルが性自認運動の男尊女卑やそれが醸し出す女性や女児への脅威を黙認していることに絶望しています。ウォルシの映画が多くの左翼が怖がっていえないことを暴露したことは確かです。

しかし生物学的に女性が存在するという考え(加えて水が濡れているとか月がチーズで出来てるわけではないこととか)に同意できるからといって味方であるとは言えません。私は女性は女性特有の脅威に瀕し特異な必要性もあり、フェミニズムこそがその権利を守ることが出来ると信じます。

ウォルシはフェミニズムは腐っていると信じ、自分と同意しない女性を蔑むことを基本としています。彼は淡い色のピンクと青の旗に隠れて「黙れ、さもないとぶっとばすぞ」と言ってる連中と同じように私の仲間などではありません。

私は以前にも書いたと思うが、もともとローリング女史の左翼フェミニズム振りは嫌いだった。彼女は典型的な左翼馬鹿フェミであり、私と意見の合うことなど何一つなかった。しかし、TRAの脅迫に負けず女性の権利を守るという信念を貫き通しているという点に関してだけは敬意を払って来た。

マット・ウォルシもずっとそう言って来た。だがローリング女史はそれを認めることが出来ないのだ。女性の権利と安全を守るという信念よりも、男なんぞにフェミニズムを売り渡してなるものかというプライドの方が勝ってしまうのだ。なんと情けないことだろう。

これに対するマットの返答は右翼保守典型の紳士的なものだった。

私は過激派トランス軍団による女性や子供たちや現実への攻撃に立ち向かう人となら誰とでも一緒に戦う用意はできている。ローリングや多くのフェミニストたちはそれを拒否した。仕方ない。しかし二人の子供本ベストセラーの著者が協力できないのは残念だ。

私はいつかローリングが立ち止まって、彼女が何故この件を除いた全ての件でトランス活動家に同意できるのか考えてほしいと思う。彼らは基本的なところで同じ社会観を持っているのだ。だからこそフェミニズムはジェンダー概念を阻止することができなかったのだ。これは考える価値があると思う。

私は以前にトランスジェンダリズムは過激派フェミニズムの賜物であると書いたことがある。

最近よく耳にする英語にジェンダークリティカルというのがある。これはトランスジェンダリズム思想に批判的な考えを指す。おもしろいのは、これまで左翼リベラルを気取って来た過激派フェミニストたちが多少なりともジェンダークリティカルな意見を述べると、右翼アジェンダの回し者とか、裏切り者とか、右翼保守の人がトランス批判するより叩かれてしまう。だいたいからしてターフなどという侮蔑語もトランス排除的過激派フェミニストという意味だ。しかしながら、私から言わせるとトランスジェンダリズムを生み出したのは、まさに過激派フェミニストなのではないかと思うのだ。なにしろ男女の違いは社会構造だと言い出したのは過激派フェミニストたちなのだから。(略)

ところが過激派フェミニストたちはそうした性的な傾向を無視して、男に出来ることは女にも出来る。男女の能力に差はないと主張してきた。だから、ある種の分野に女性の数が少ないのは女性が差別されているからだと決めつけた。もし男女の能力に全く差がないのであれば、結果の差は差別からくるものだと結論づけられる。男女の差は単に社会構造なのだとすることは過激派フェミニストにとっては非常に都合の良いものだったのだ。

生物学者が男女の脳の働き方には違いがあるなどという話を始めれば、それは男女差別につながるとして、そうした言論を弾圧するフェミニストたちもいた。男女の肉体的能力差を指摘することすらミソジニーだと責め立てていた。

もし男女の差が肉体的能力や適応性の差ではなく単に社会構造によるものだとすれば、男性と女性が入れ替われるという理屈はそれほど非常識なものではない。むしろ自然な成り行きだと思える。男女の差は社会構造だと言い続けて来たフェミニストたちにはその理屈を使って、だから男も女になれる、というトランスジェンダリズムに反論するのは難しい。(2019年 苺畑カカシ)

女性の権利を守るためには、一部の女たちだけが騒いでいてもダメなのだ。多くの男性が女性達の言い分にも一理あると同意し女性を差別するのは不当だと納得しなければ男性が牛耳る社会を変えていくことなどできない。奴隷制度が終ったのも、不公平な黒人差別が公民権運動で撤廃されたのも、多数派の白人たちが、これらの差別は不当だと考えたからこそ実現できたことなのだ。

圧倒的な力を持つ支配階級が弱体な少数派に迎合する必要がどこにある?自分らの権限を守ることだけが目的なら少数派など徹底的に弾圧すれば済むことだ。それなのに何故白人は組織的な黒人差別を止めたのだ?戦争をして貴重な白人の血を流してまで奴隷制度を廃止したのは何故なのだ?男たちは何故女たちを平等に扱おうなどと思ったのだ?

それは多数派の間で少数派を虐待することは道徳的に正しくないと思う人が存在したからだ。

フェミニズムが腐敗して常に失敗する理由は、自分らの作り上げた右翼保守や男たちへの偏見を捨てきれないからだ。それで本来なら力強い味方となってくれるひとたちが差し伸べた手を拒絶するからだ。

一部の過激派フェミニストたちはマットや他の右翼保守たちがTRAに立ち向かい始めると、「私たちの方がずっと前から抗議してたのに、途中から来て運動をのっとらないでよ」とバカなことを言い出す。あんたらこの戦いに勝ちたいの?それとも活動家の間の勢力争いにしか興味がないの?

私もマットと同意見。もしもフェミニストたちがトランスジェンダリズムと本気で戦う気があるなら、協力者として拒否はしない。だが、左翼フェミであることのほうが女性の権利を守ることより大事だというなら、あんたたちとトランスアライたちと大した違いはない。

マットの言う通り、ローリング女史及びジェンダークリティカルの女性達は、女性の権利や安全を守ろうとしない左翼フェミニズムにこそ問題があるのだと、いい加減気が付くべきなのではないか?


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歌手マーシー・グレイが学んだこととはなにか、黒人女性BLM戦士ですらトランスジェンダリズムには勝てないこと

先日歌手のマーシー・グレイがピアース・モーガンのインタビュー番組の中で、男がいくら自分が女だと自認したり整形手術したりしても、男は女にはなれないと断言したことで、非常なバックラッシュを受け謝罪に追い込まれるという事件がおきた。きっかけとなった発言はこちら。

「みんなから嫌われるかもしれないけどいうわ。女として、人が生きる道を変えたからと言って、女性になれるというわけじゃないわ。悪いけど」

彼女は自分の代名詞を決めるのは支持すると言いながら、代名詞を変えたからといって自動的に自分が自認する性別のメンバーになれるわけではないと語った。

「彼女と呼んでほしなら呼ぶわ。それをあなたが望むのならね。でも私があなたを彼女と呼んだり、手術を受けたからって、あなたは女にはなれない、」と続けた。

彼女はさらに、女性として若い女性として育ったことは「完全に独特な体験であり」手術からは得られないものだとも語った。

「手術や自分がそう感じるということで変えることはできないわ。小さい女の子であることはひとつの大作本みたいなものよ。わかる?女性になりたいっていうだけでなれるものじゃないのよ。」

グレイは批判されることを予測してか「意見が合わないというだけでトランスフォビックなんてレッテルをはられるべきじゃないと思うわ。」と付け加えた。

その前日にも歌手で女優のベット・ミドラーが女性と言う言葉が消されているという内容のツイートをして叩かれて、釈明に追い込まれたたばかりだった。

“WOMEN OF THE WORLD! We are being stripped of our rights over our bodies, our lives and even of our name!” “They don’t call us “women” anymore; they call us “birthing people” or “menstruators”, and even “people with vaginas”! Don’t let them erase you! Every human on earth owes you!” — Bet Midler

世界の女たちよ!我々の身体の権利が剥奪されようとしている、我々の命がそして我々の名前すらが!「かられは我々を『女性』と呼ばない。彼らは我々を『出産する人』または『生理のある人』もしくは『膣のある人』などという!彼らに我々を消去させるな!地球上のすべての人間があなたがたに借りがあるのだ!ベット・ミドラー*

そんなことがあったので、グレイはよっぽど勇気があるのか、よっぽどクルーレス(空気が読めない)なのかのどちらかなんだろうと思っていたら案の定、二日後には朝のテレビ番組で緊張しながら「いろいろ学ばせてもらった」と平謝りをした。

同じくトランス活動家から何年も責め立てられているJ.K.ローリング女史は、すぐにグレイの擁護に回り、グレイのこれまで出したアルバムをすべて購入したと発表して擁護したが無駄だった。7月発売予定の新アルバムが8月まで延期されたと知るとグレイはすぐに折れてしまったのだ。

モーガンの時にとった椅子に深く腰かけて自信たっぷりな態度と違って、座り心地の悪そうな高椅子に座って背を丸め、始終両手を足の間に挟んで揉むような仕草での謝罪は、あたかも独裁政権下でカメラの横にいる看守の機嫌をうかがいながら「とても良い扱いを受けています」と質問に答える囚人のようであった。

これを通じて色々学ばせてもらいました。(略)これは私にとって非常な学習をする体験でした。誰でも自分がそうだと信じる呼び方をすべきであり、誰もそれを制御したり取り上げたりできないのです。(略)女であることはヴァイブです。それは私は誇りに思っていますし大切にしています。あなたが心で感じることが出来るなら、誰が何と言おうと何と思おうと、それがあなたなのです。私は多くを学びました。そしてそれが出来たことを喜んでいます。なぜなら私にはそれが解ったからです。

グレイが学んだのは、トランスジェンダリズムに逆らったらひどい目に遭うぞということだ。このインタビューを聞いたすべての人々に、グレイが見せしめにされたことは明白だ。

Macy Gray performs at Mighty Hoopla at Brockwell Park on June 04, 2022 in London, England.

若い読者諸氏はご存じないかもしれないが、このミドラーもグレイも歌手として昔は結構人気があった。特にミドラーはヒット映画にも数々出演しており、歌手としてでなく女優としても名の知れた大物芸能人である。しかし多くの芸能人がそうであるように、彼女たちもまた左翼リベラルであり、トランプ政権のこともかなり口汚く罵ってきたひとたちなので、彼女達がどんな目に合おうと私は特に同情はしていない。なぜなら彼女たちもまた、左翼のキャンセルカルチャーに十分貢献してきた人たちだからだ。

ベット・ミドラーはフェミニストを気取り、妊娠中絶に関してはトランプ大統領の娘イバンカが過去に中絶をしたことがあることをツイッターで暴露して蔑んでいたし、マーシー・グレイは2020年のBLM暴動を全面的に支持しており、今回発売予定の新しいアルバムのテーマもBLM活動についてだ。

興味深いのは、そんなバリバリ左翼の彼女達ですら、トランスジェンダリズムの逆鱗に触れたらひとたまりもないということだ。

ほんの2~3年前なら、女性から選ぶ権利を奪うな!とか、黒人の人権を守れ!とか言っていさえすれば左翼社会正義戦士として十分だったはずで、左翼から叩かれるなんてことはなかったはずだ。だから彼女たちは、多少のバックラッシュがあったとしても、ここまで叩かれるとは思っていなかったのだろう。特にベット・ミドラーはデビュー当時ゲイバーを中心に巡業したりして人気を得、今でもLGBTからの支持は厚い。そんな彼女がまさかLGBT界隈から叩かれるなんて予想外だったのだろう。しかしここで私が一応ミドラーの勇気を認めるのは、グレイと違って彼女は釈明はしたものの謝罪はせず、元のツイートも消していない点だ。

私は覚えている限り常に被差別者の人々のために戦って来た。私が60年に及んで証明してきた愛を一回のツイートが偶然誰かを怒らせたということだけで取り消されるっていうならそれでもいいわ。私はずっと彼らを支持し愛してきた(略)でも真実は民主主義が指の間からすり抜けようとしているよ!私はすべての人のために民主主義を救おうとしているの。だから私たちは団結しなきゃいけないのよ。そうでなきゃ、注意を払ってないのかもしれないけど、分断していては絶対に負けるのよ!」

Midler insisted she has always fought for "marginalized people."

ミドラーは正しい。いまやトランスジェンダリズムはフェミニストを分断し、ひいては左翼を分断するカルトと化している。同性愛者や女性や黒人の人権を守ることには同意できた左翼リベラルの間からも、これらの人権よりも自分を異性だと思い込んでいるT=トランスジェンダーや小児性愛を誇ってはばからないQ=クィア連中の横暴にいい加減嫌気がさしてる人々も出て来ているだろう。

JKRをはじめミドラーにしてもグレイにしても、およそ右翼保守とは言えない人たちが、「これはおかしい」と思うようになってきていること、そしてそれを口にすると容赦なく叩かれることで、左翼リベラル達はどんどん分断の憂き目を見ている。

ミドラーの言う通り、左翼がこの問題で分断すれば、彼らに勝ち目はないのだ。左翼中の左翼であるヒラリー・クリントンですら、トランスジェンダリズムを民主党の主題にしてはいけないと警告している。

元民主党大統領候補であるヒラリー・クリントンは民主党は次の選挙に勝つことに集中すべきであり、トランスジェンダリズムを議論の最優先にすべきではないと語った。クリントンはザ・ファイナンシャルタイムスのインタビューにおいて、記者が民主党はほとんどのアメリカ人に不人気な問題に焦点をあてているように思えるがどう思うかと質問すると、、

民主党は活動家の目的を強調することで選挙に故意に負けようとしてるかのようです。特にトランスジェンダー討論ですが、これはごく一部の少数派にとって大事なだけです。JKローリングをファシストに仕立てるあげることになんの意義があるのでしょう?

私たちは今にも民主主義を失おうという境目に立たされているのです。誰もが気にかけていることが窓から投げ出されようとしているのです。(略)一番大事なことは次の選挙に勝つことなのです。負けることの選択肢を考えたら、勝つことの役に立たない問題を最優先させるべきではありません。

トランスジェンダリズムはマスコミやソーシャルメディア(SNS)には力があるかもしれない。多くの大企業に影響を及ぼすことが出来るかもしれない。だがほとんどのアメリカ人はそんな思想に犯されていない。しかも年端もいかない子供たちに子供の前で憚られるような話題を平気で教え、小児性愛思想まで持ち込んで子供を洗脳しようとするやり方には、多くの左翼リベラル父母たちも危険を感じている。そしてそれを口にするだけでここまで叩かれる風潮を好ましくなど思っていない。

左翼リベラルの一般人にしてみたら、大人気の著者であるJKRや往年の歌手で女優のベット・ミドラーやマーシー・グレイらですが軽々しくものを言えない社会を民主党が奨励していることに不安を感じているのではないだろうか。


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アメリカ最高裁、人口妊娠中絶の合憲制を認めた裁断ロー対ウエイドを覆す。中絶法は各州の権限に戻される

いやいや、まさか本当にこんな日が来るとは思っていなかった。まずはBBCの記事から。

米連邦最高裁は24日、アメリカで長年、女性の中絶権を合憲としてきた1973年の「ロー対ウェイド」判決を覆す判断を示した。この判決を受けて、アメリカでは女性の中絶権が合衆国憲法で保障されなくなる。

最高裁(判事9人)は、妊娠15週以降の中絶を禁止するミシシッピー州法は、「ロー対ウェイド」判決などに照らして違憲だとする同州のクリニックの訴えについて、6対3で違憲ではないと判断した。下級審では、違憲との判決が出ていた。

「我々は、憲法が中絶する権利を付与しないと考える(中略)そして、中絶規制する権限は国民と、国民が選んだ代表に戻さなくてはならない」と、判決文には書かれている。

今回の判決は、約半世紀前に連邦最高裁が定めた判例を、同じ最高裁が自ら覆したことになり、きわめて異例。今後、アメリカ国内で激しい論争と政治対立を引き起こすとみられている。

数週間前に最高裁の意見書が漏洩し、判事らの命が狙われたり、妊婦救済センターや教会が襲われるなどという左翼による横暴に負けず、最高裁はロウ対ウエイドの判決を覆した。

以前にもお話したように、だからといって今後アメリカでは人工妊娠中絶が完全に違法になるというわけではない。単に中絶に関する法律は各州の議会に判断を任せるということになっただけだ。アメリカと言っても広い。州によって文化や風習や伝統や宗教が違う。それで無論中絶に関する考え方も全く違うのである。

ある州では受精した時点で胎児は母親と別の個人と見なすところもあれば、生まれて来て最初の息を吸うまでは人間ではないと考えるところもある。こんなに意見が真っ二つに分かれているところで妥協の余地はない。

私個人の考えとしては、テキサスの6週間目にして胎児の鼓動が聞こえたら中絶禁止というのがもっとも妥当な法律だと思っている。無論それ以後でも母親の健康にかかわる場合や胎児に極度の障害があった場合は、両親と医者の判断で例外を認めるべきだろう。

また強姦された直後のアフターピルは合法とされるべきだと考える。これは受精を防ぐ行為なので、堕胎とは言えないと思うし、自分を犯した男の子どもを満期まで宿すのは精神的にも辛いことだろうと思うからだ。

当然のことながら、民主党のペロシ下院議長を始め、クリントン夫人、AOCなど、おなじみの面々が次々にこの判決は歴史上最悪のものだなどと大騒ぎしている。そして中絶推進派とANTIFAが組んで、またぞろ暴動を起こしている。しかも彼らが暴れているのは中絶法などないに等しいほど自由なオレゴン州、ワシントン州、カリフォルニア州などである。本当にこいつら馬鹿じゃないの?

ところで最高裁はこの判決を下した全日、ニューヨーク州の市民が自由に銃携帯をする権利を否定している法律は違憲であるという裁断を下している。テキサスのイベルダ小学校の乱射事件の直後なだけに、この判決は色々左翼リベラルの間から批判されている。

アメリカは11月に中間選挙を控えているが、終わりを知らないガソリン代の高騰(ロサンゼルス地域では1ガロン6ドルを超えた!)とインフレ、そして金利の引き上げで、アメリカの経済は今やデプレッション寸前の危機。それに加えて国境警備皆無状態、警察予算削減で悪化する都市部の治安。バイデン爺はすべてプーチンが悪い、コロナのせいだ、と言っているが誰も爺のうわごとなど信じてはいない。この間など爺はガソリンの値段を下げる方法と言って、石油会社に値段を今すぐ下げろなどと信じられないほど馬鹿なことを言った。ここまでくると耄碌爺の妄想としか思えない。うちの認知症の爺さんですらそんな幼稚園児みたいなことは言わない。

という状況にあるので、民主党は次回の選挙で大敗北するのではないかと恐れている。それで民主党は話題を変えようと必死なのだ。しかし人工妊娠中絶や銃規制にのみ焦点を当てて選挙運動をしたら、それこそ勝てる選挙も勝てなくなる。なぜならこれらの問題は、過去に何度も議論され、何度も有権者から無視されてきた問題だからである。

アメリカ人の殆どは中絶の完全禁止を求めてはいないが、かといって何の規制もない法律を求めているわけではない。ロウ対ウエイドが覆されたからといって自分らのこれまでの生活に全く影響が及ばないことを学べば、ほとんどの人は興味を失くすだろう。

銃規制にしても、過半数のアメリカ人は市民が銃を持つ権利を保証する憲法補正案第二条を信じているし、警察予算が削られ自分らの住む地域での治安が目の当たりに悪化している中で護身用の銃を手放したいと考えている人など先ずいないだろう。だからアンケート調査では銃規制は厳しくすべきだと応えたとしても、実際に市民から銃没収を唱えるような議員には投票しないのである。

ところで面白いことが起きている。バイデン政権がラテンアメリカからの違法移民を放置している理由のひとつとして人種配分を変えることがある。すでにアメリカではあと10年もすれば白人の数よりも少数派すべてを合計した数の方が多くなり、そのうちラテン系が大半を占めるようになることが解っている。ラテン系は伝統的に民主党に投票するので、ラテン系の人口が増えれば必然的に民主党が政権を握ることになり半永久的に民主党政権は安泰となる、というわけである。だが果たしてそうだろうか?

ここで忘れてはいけないのは、ラテン系、特にメキシコ系の人々のほとんどは敬虔なカトリック教徒であるということだ。そして無論カトリックは人工中絶は神に対する冒涜である大罪だという思想を持っているのだ。

何故伝統的にラテン系は民主党に投票してきたのかというと、新移民は言葉が解らないので、地元の権力者の言いなりに投票する。以前にデニーシュ・デスーザの映画でもあったが、多くのラテン系は政治になど興味がない。それで投票用紙の埋め方すら知らない老人などのために近所の民主党活動家たちが個々の家を訪問し、その埋め方を「指導」してサインだけさせて自分らで回収していくというやり方をしてきた。(これは票田収穫と言って違法である)

しかしきちんと移民法に従って市民権を得たラテン系は、そうそういつまでも地元やくざのいいなりにはならない。実際に自分らの頭で考えるようになると、彼らの考えは世俗主義の民主党より保守的な共和党に近いことに気付くのである。

バイデン爺政権が推しているもうひとつのアジェンダがトランスジェンダリズム。先日大学における女性の権利を守る法律タイトルIX(ナイン)のカテゴリーに自称女の男子も含めるという大統領命令を出した爺に、マッチョ文化の強いラテン系が理解を示すとは思えない。

実はすでにラテン系が共和党になびいているという現象は起きている。三月にテキサスで行われた特別選挙で伝統的に民主党しか勝ってこなかった地区でマイラ・フロレス(Myra Flores)というメキシコ移民一世が共和党代表として当選するという快挙を遂げた。テキサスのラテン系が共和党になびいているというのは、この今年一月のCNNの記事にも書かれている。

ローンスターをシンボルに持つテキサス州は保守的で共和党支持で知られているが、メキシコと国境を面していることもあり、田舎の労働層である白人の数が、都市部のラテン系移民とその子孫らによって圧倒されかかっている。そこで民主党は民主党支持者を得る絶好のチャンスとテキサス州南部のラテン系を勧誘し始めた。しかし、、

2016年ヒラリーが33ポイントリードで圧勝したザパタ郡はメキシコとの国境沿いにあるが、2020年には共和党に変わった。ウエッブ郡もう一つの国境沿い地域は2016年から比べて共和党支持が二倍となった。そしてウエッブ郡の南にあるスター郡は2016年から55%もの移動があった。このような大きな移行は全国でも他に類を見ない。

メディアがトランプの国境警備方針を始め、トランプはラテン系を馬鹿にしているとか目の敵にしているとか報道していたにもかかわらず、これらのラテン系はそんな報道には影響されていなかった。その理由について大のトランプ嫌いであるCNNはこう語る。

答えは簡単だ。南テキサスの住民は自分らのラティノとか移民だとは考えていないのだ。それで投票はトランプの発言を元にしていなかった。彼らは自分達をテハーノスと呼び、その多くがアメリカ合衆国に六世、七世、中には八世と言う人も含まれる。

中には全く移住しなかった家族もいる。昔のことわざにあるように「私が国境を越えたのではない、国境が私を超えたのだ」。1845年にアメリカはテキサスを手に入れた、それですでにメキシコからの分離を望んでメキシコ北部に住んでいた人たちはアメリカ領土に住むこととなったのだ。

今ラティーノと呼ばれる新移民と違って、昔の移民子孫テハーノたちは地元文化への融和に努めた。当時の社会がそれを強要したのだとCNNは悪いことであるかのように書いているが、多くのテハーノ達はスペイン語を話すことさえ辞めてしまった。だから現在のテハーノたちはメキシコからの新移民にはそれほど親しみを持っていないし、ましてや南アメリカのガテマラやハンドラスやニカラグアの人々には親近感など持てるはずがなかった。

そりゃそうだ。我々日本人だって同じ東洋人だというだけで韓国や中国や他の東南アジアの人々と同じ文化を持っているわけではないのと同じことだ。20世紀中盤の頃になるとテハーノたちはチカーノと呼ばれるラテン系新移民たちとは距離を置くようになり、なんとテハーノの98%が世論調査で自分らの人種を「白人」と答えているという。

こうしたテハーノとチカーノを一緒くたにラテン系枠として圧倒的に民主党支持をするに違いないと考えて来た民主党は考え直す時が来ている。

私はCNNの見解とは違って、世俗的になっているテハーノ達よりも、かえって伝統的な家族愛を重視しているチカーノ達の方が共和党に共感する可能性が高いと思っている。前回の選挙でもバイデン支持者は少数派よりも郊外の白人女性が圧倒的に多かったからだ。

民主党は白人は共和党を支持するとなぜか思っているようだが、共和党支持者は人種関係なく、共和党の保守的思想と政策に共感を持つ人々なのである。そのことを両党とも考慮して、共和党は保守思想を抱く少数民族へのアピールを今後とも強化すべきである。

今回のロウ対ウエイド撤廃判決は、ラテン系有権者の票獲得には共和党にとっては非常なチャンスなのである。


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ジェンダーとは何か、何故質問に答えられない?

最近ツイッターで能川元一という哲学者と何度かやりとりしたが、まあ左翼学者ってのは本当に質(たち)が悪い。自分でいいたいことだけ言って、その内容について質問すると絶対に答えない。私が以前に左翼革新派詭弁講座でお話したように、「そんなこともわからないのか!あんぽんたん」で終わりである。

マット・ウォルシの映画の中でもウォルシは何人かに「女性とは何か」という質問をしているが、トランスジェンダー活動家はその質問には絶対に答えない。その会話は常にこんな風に行われる。

ウォルシ「女性とは何ですか、答えられますか?」

TRA:「女性とは自分が女性だと自認した人が女性です」

ウォルシ:「自分が何と自認した人ですか?」

TRA:「女性とです」

ウォルシ:「だからその『女性』ってなんですか?」

こうやって堂々巡りで全く拉致があかないのだ。能川氏との会話も典型的な会話というか非会話であった。まずトランス女性の定義についてなのだが、能川氏はこう説明する。

まともな議論を始めたいのであれば、まずは「体の性」などという概念を捨ててトランスジェンダーのひとたちの性同一性を認めることです。トランス女性を「身体男性」などと呼ぶ人間との間に議論は成立しません。

そこで私もよせばいいのに口を挟んだ。

身体の性という概念が存在しないなら、いったい性同一性とはどういう意味なのですか?何かと何かが同一するから同一性と言えるわけで、いったい何と何が同一だという状態が性同一性と言えるのでしょうか?

能川氏:

えっ? 「性同一性」の identity をそんなふうに理解してんの? じゃあそちらこそ「何と何が同一」だと言うわけ?

カカシ:

性同一性というのは、身体の性と自分が認識する性別、つまりidentityとが一致した状態を言うと理解してます。つまり身体は男に生まれ自分は男だと認識するのが性同一であり、身体が男なのに自分は女だと認識すれば性違和で、性違和を持つ状態を性同一性障害と呼ぶ、と理解してますが違いますか?

能川氏は私の理解は完全にでたらめであり、トランスジェンダーには性同一性がないなどと言うのかと怒った。それで私は、彼の理解する性同一性とはどのようなものなのかと質問すると、

能川氏:

「あなたの理解する性同一性」じゃなくてごく当たり前の理解だよ。この場合の identity って”the characteristics that make a person or thing who or what they are and make them different from others”(Oxford Academic Engish) って意味なんだから。(概訳:自分特融の性質で、他人とは違うもの)

もちろんこれでは答えになっていない。これはジェンダーアイデンティティーの定義ではなく、単なる辞書にある”identity”という言葉の定義でしかない。そう指摘すると、

能川氏:

その identity の意味で gender identity を理解すればいい、って話に決まってるだろうが。真面目にやる気がないならもう相手しないぞ。

いや、それではその”gender”ジェンダーってのはなんだという話になってしまう。しかし能川氏は、単語を一つ一つ直訳する意味はない、とか言って逃げてしまった。単語の直訳をしたのは自分だったことは都合よく忘れて。

能川氏は答えてくれなかったが、他の人が「性同一性」とは、自分が普遍的に意識する性別のことを指すのではないかと指摘した。つまりこの同一というのは何かと比べて同じという意味ではなく、ずっと同じで変わらないという意味に取れるというのである。なるほどそれなら理解できる。つまり「性同一性」とは「自分が認識する自分のジェンダー」という意味になる。

しかしそれでもまだジェンダーとは何かという答えが出ていない。なにしろジェンダーは身体の性とは無関係だと能川氏は言っている。それでは、いったい人はどうやって自分のジェンダーを知り得るのか? その質問に能川氏が何時まで経っても答えないので誰かが、ジェンダーなどという概念は疑似科学である、少なくとも自然科学とは言い難いと指摘した。それに対して能川氏は、

「ジェンダー」が「科学」であるはずなどそもそもない(カテゴリーが違う)ので、お前の言っていることは意味不明なんだよ。

と答えた。それで私は、もしジェンダーが科学ではないとするなら、どんなカテゴリーに入ってどのように判別するのかという質問をした。私が知りたいのは身体の性と比べられないなら、いったい個人の性同一性とはどうやって決められるのかということだ。

無論そんな面倒くさい質問に能川氏が答えるはずはなく、そんなこと解らないお前が悪い、説明するだけ時間の無駄だ、カテゴリーが違うんだと繰り返すだけ。挙句の果てに私が社会学の一貫としてジェンダースタディーというものがあるが、と言ったことに対して、

「ジェンダー」と「ジェンダースタディ」は違うし、さらに言うならふつうは「ジェンダー・スタディーズ」って言うの。共感性羞恥でどうにかなりそうだよ。

私はジェンダーとジェンダースタディーが同じだとは言っていないし、第一「スタディー」じゃなくて「スタディーズ」だなどと重箱の隅をつっつくような真似は大学教授様とも思えない。そんなくだらない悪態ついてる暇があったら、私の質問にさっさと答えたらいいじゃないかと思うが、無論左翼教授様にそんなことができるわけはない。

以前フェミニスト達は、ジェンダーとセックスは違うと主張していた。ジェンダーとは社会が決めた性別の役割であり、セックスとは身体の性だと言っていた。しかし最近はこのジェンダーとセックスが故意に混乱され、ジェンダーもセックスも一体何を指す言葉なのか解らなくなっている。

無論これは意図的にされていることだ。トランス活動家たちは身体の男女差と性自認とを混同させることによって、身体的男性を女性空間に侵略させようとしている(イギリスやアメリカではすでに侵略している)のだ。だから身体の性など存在しないとか、ジェンダーという概念をはっきり定義せずに話を逸らすことに躍起になるのだ。


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中絶推進過激派のテロ行為を黙認するバイデン政権、すでに50以上の施設が襲われている

先日もお話したように最高裁が全国的に妊娠人工中絶を合法としたロウ対ウエイド判決を覆すかもしれないという意見書の漏洩以後、保守派の最高裁判事たちや中絶反対の妊婦救済施設が次々に「ジェーンの復讐」という左翼過激派グループによって襲われている。すでに50以上の妊婦救済施設が放火や器物破損や落書きといった被害にあっているが、バイデン政権の司法局は、この過激派テロ組織を取り締まろうとしない。これに対して共和党上院のトム・コットン議員はメリック・ガーランド司法局長の辞任を強く求めた。

犯罪と対テロ及び軍隊委員会のメンバーであるコットン議員は、ガーランド局長にあてた手紙のなかで司法局はジェーンの復讐を「国内テロリスト組織」として捜査すべきだと要求した。

信仰の場やプロライフの妊婦センターが攻撃されている。ファミリーリサーチチャーチは、この数週間の間にすでに50件以上の教会や妊婦救済センターや他のプロライフ組織がの攻撃を記録している。(略)「ジェーンの復讐(Jane’s Revenge)」という左翼過激派グループが火炎瓶攻撃など非常に悪質な攻撃を含め、これらの犯行について犯行声明を出している。

アメリカ市民をこのような暴力から守るために司法局は何をやっているのか?すくなくとも犯人たちを連邦犯罪者として、ジェーンの復讐を国内テロリスト組織としての適切な捜査を行うべきだ。

もし局長がアメリカ人をこれらの攻撃から守る意思がないのであれば、局長は辞任すべきである。局長はともかく辞任すべきだが。

2009年の6月にスコット・リーダー(Scott Roeder)というプロライフ(中絶反対)の男が中絶施設の医師を殺害するという事件がおきた。しかしその時、プロライフ組織のリーダーたちは一斉にこの男を行為を糾弾し、口々にリーダーは気違いであり、我々を代表しないと主張した。私が知る限り、プロライフによるプロチョイス(中絶推進派)への攻撃はこの一件だけであり、プロライフの中にこの男の行動を支持する人は一人も居なかった。

リーダーは一匹狼の気違いだったが、ジェーンの復讐は規模の大きい組織である。そしてプロライフの人たちがリーダーを一斉に糾弾したのと違い、プロチョイス側からジェーンの復讐を批判する声は聴かれない。それどころかバイデン政権はこの明らかなテロ組織を捜査しようともしない。カバノー判事の自宅の前で悪質な抗議デモが行われた時ですらバイデン政権はその抗議を批判しようとせず、民主党議会は判事たちの身の回りの警護を強化すべきという法案を通すことすら及び腰だった。

明らかに殺人に至ったリーダーが糾弾されるべきなのは当然だが、中絶が人殺しだと信じた男が人殺しをしている医者を成敗してくれると考えたとしても理解はできる。だが何故プロチョイスは妊婦と胎児の命を救おうとする人々を憎むのであろうか?

昔はプロチョイスの人たちも、妊娠中絶は望ましくなく、なるべくなら避けるべきだと主張していた。中絶は安全で稀であるべきだと言っていた。中絶は望まない妊娠をしてしまった女性の最後の手段として残されるべきだという主張だったはずだ。そうだとするならば、中絶以外の方法で妊婦と胎児の命を救うことが出来れば、それに越したことはないではないか?何故そのような運動をする人たちを憎む必要があるのだろうか?

彼等はプロチョイスなどといって、女性が選ぶ権利を主張するが、彼らの望まない妊娠の解決策は中絶以外にあり得ない。つまり選択肢などないのだ。彼らは何故そんなに胎児を殺したいのだろうか?

中絶という選択肢もあるべきだと考えるプロチョイスの人たちも、ほぼ出産直前というような後期の中絶は支持していない。大抵の人たちは妊娠初期12週間目くらいまでの中絶を想定しているはずだ。なぜならそれ以降になると、胎児はすでに人間の形をしており、母親とは別の個人となることを多くの人々が理解しているからだ。

いつでも、どんな理由でも中絶が合法であるべきと考えるのは、ごく一部の過激派だけだろう。しかし常に左翼のどんな思想もそうであるように、過激派の暴力行為がその活動を乗っ取ってしまう。

バイデン政権は自分らの思想を押し通すためにANTIFAやBLM同様、ジェーンの復讐も自分らの手先として使うつもりなのか?そうであるなら、民主党は独裁政権を目指しているとしか考えられない。

参考:Cotton: Garland must resign over DOJ inaction on Jane’s Revenge, more than 50 attacks on pro-life groups | Fox News


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過激中絶推進派による最高裁判事たちやその家族を狙った暗殺計画、及び妊婦救済施設へのテロ攻撃

先日最高裁のブレット・カバノーの自宅付近でニコラス・ジョン・ロスキ(26歳)という男が逮捕された。男は左翼中絶推進派で連邦政府による中絶合法判決を覆す方に票を投じそうなカバノー判事の命を狙ったものである。下記はヤフーニュースより。

アメリカ連邦最高裁の保守派判事の自宅近くで凶器を持った男が逮捕されました。人工妊娠中絶や銃規制を巡る保守系判事の判断に腹を立てたことが動機とみられています。  

ワシントンポストは8日、東部メリーランド州にある連邦最高裁のカバノー判事の自宅近くで銃やナイフを持った男(26)が逮捕されたと報じました。  

連邦最高裁では近く、人工妊娠中絶などを巡る重要な判断が下される見通しで、多数派を占めるカバノー氏ら保守系判事は中絶の権利を制限し、銃の規制強化には反対の立場を示すとみられています。  男はこうした保守系判事の判断に腹を立てていたとされ、警察に対して「判事を殺して自殺するつもりだった」などと供述しているということです。  

ホワイトハウスのジャンピエール報道官は「我々の社会には、判事を脅かす暴力や計画の居場所はない」と強く非難しています。

そして今度はRuth Sent Us(ルースの使者の意味)という過激派中絶推進派グループがもう一人の保守派判事、エイミー・コーニー・バレット判事の子どもたちを狙っていることを示唆するツイートをした。

(ルースの使者)はツイッターで写真を使いバレットが所属する教会の名前、バレットの子どもたちが通う学校の名前を出し「怒りの声」を使ってこれらの場所で抗議するよう扇動した。

写真にはさらに今後毎週木曜日の夜にデモを行うと書かれている。このツイートは「Duty to Warn(警告する義務)」という反トランプ派のグループによるバレットの発言「法のキャリアは目的を果たすための手段だ。そしてその目的とは神の王国を建設することだ」を掲げたツイートへの返答だった。

実はカバノー判事の自宅の住所も、このルースの使者たちによって暴露されたものだった。今回の事件でホワイトハウスのジャンピエール報道官が男の行為を批判する声明を出しているとはいうものの、カバノー判事の自宅前でデモが行われた時に、先のジェン・サキ報道官はデモが平和的なら構わないと全く批判しようとしなかった。判事の自宅前でのデモは憲法違反であるにも関わらずである。

アメリカではどこでも好き勝手にデモをしても良いわけではない。もし彼らが判事の家族を脅迫するために教会や学校の前でデモをするというのであれば、FBIは抗議者が集まった時点で全員逮捕し長期にわたって拘留すべきである。いや、集まるのを待つまでもない。「ジェーンの復讐」のメンバーをかたっぱしから逮捕し、殺人や誘拐の陰謀を企んだとして思い刑に処してほしい。こんなことは許されてはならない。

判事たちへの暴力や脅迫を現政権が許すというのであれば、アメリカは到底民主主義とは言えなくなる。アメリカの三権分立は崩壊し、バイデン政権の独裁が成立してしまうのだ。

過激派中絶推進派に狙われているのは判事たちだけではない。ニューヨークのPregnent Crisis Centerと呼ばれる望まない妊娠をした女性達を救う妊婦救済センターで先週放火が起きた。そしてそこには「ジェーンがここに居た」という落書きが残されていた。またノースカロライナのシャーロッテ市でも同じく妊婦救済センターが放火され窓ガラスが割られるなどの被害があった。そこには「もし中絶が安全でないなら、お前たちも安全ではいられない」という落書きが赤いペンキで残されていた。

テキサスやウイスコンシンやワシントン州の救済センターも次々に襲われ、その都度、同じ内容の落書きがのこされていた。これらの攻撃は「ジェーンズリベンジ(ジェーンの復讐」という左翼過激派テロ団体の仕業と思われる。ジェーンというのは中絶が違法だった時代に闇で中絶を行っていた「ジェーンズコレクティブ」という組織の名前から取ったものと思われる。

彼らは妊婦救済センターが望まない妊娠をした女性達に中絶以外の選択肢を教え、養子縁組など色々援助する施設である。中絶を考える女性達の気を変えさせようとするこの施設など、中絶以外に解決策はないと考える過激派の団体にとっては宿敵なのである。

幸い、今のところこれらの攻撃で怪我人は出ていないが、過激派は建物の中に火炎瓶を投げ入れるなどの攻撃をしており、放火による物的損害は多大なるものである。

しかも彼らの攻撃はまだ始まったばかりだ。「ジェーンの復讐」はグループの地元ウイスコンシンのリンカーンジャーナルスター紙の記者宛てに今後も攻撃を繰り返すと予告の手紙を送っている。

これは単なる意見の違いではない。我々は文字通り命を懸けて闘かっているのだ。我々は殺され服従させられるのを黙って見ているつもりはない。

さらにジェーンは中絶を思いとどまらせようとする「反選択組織」は偽情報を妊婦たちに与えているとして、30日以内に解散させろと要求している。

アメリカ議会は一月六日の議事堂乱入などというどうでもいいことの公聴会などやってないで、この危険なテロ組織を摘発すべくFBIに捜査させるべきである。これらの組織は、たった数時間議事堂を歩き回った人たちなんかよりもよっぽども危険な組織である。

妊娠中絶には賛否両論あるだろう。だが立場の違う人間を殺して良いということにはならない。大昔に中絶施設の医師を殺した右翼のアホが居たが、右翼保守は彼を強く糾弾した。左翼たちもこの過激なグループを糾弾するだろうか?それともBLMの時にように奨励するのだろうか?

なんとなく答えは解るけどね。


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