男と女の脳みそは違うのだ!

女性と男性の頭脳は違うという話は以前にもポリコレによって脅かされる女性の健康でしたが、今回は久しぶりにまともな記事を掲載したロサンゼルスタイムスでの論文を紹介しよう。著者はデボラ・W.ソーというカナダはトロント市のヨーク大学脳科学者。「中性教育の徒労」という男女の頭脳には明白な違いがあるという記事。
ソー博士の研究はすでに常識人なら誰もが実感している男女間の脳の違いを証明するものだ。どれだけフェミニストやらジェンダーフリーだのジェンダー流動体だのトランスジェンダーだのと言った人々が、性別は社会的構造であると主張し、子供は男女を問わず白紙の状態で生まれてくるのであり、乳児の頃から全く男女の区別をせずに育てれば、子供たちは誰もが同じように中性に育つと主張してみても科学とは争えないのである。
男女はまだ物心つかない乳児の頃から男児と女児では全く違う性質を示すことが多々の研究で明らかになっている。(研究などしなくても男女の子供を育てたことのある親ならすでに既知の事実だが。)
たとえばおもちゃの好み一つ取ってみても、男女では明確な違いがある。一般に女の子はお人形のような社交術の発達に役立つものに魅かれるのに対し、男の子は自動車とかトラックのような空間認識を育てる機械的なものを好む。
最近発表された研究によれば、9ヶ月の乳児でも男女の差は現れ始め、18ヶ月にもなれば子供たちは自分の性に対する意識など全くないにも関わらずその差ははっきりするという。また、女児が胎児のときに多くの男性ホルモンを吸収すると生まれてから男っぽい性質を見せるようになる。つまり、男女の性質の差はホルモン摂取の量に深く関わりがあるということらしい。
興味深いのは人間だけでなく類人猿でも同じような傾向があり、ベルベット猿を使っての研究では、若いメスザルはお人形にオスザルは車輪のついたおもちゃに惹かれた。これらの猿は飼育係から特別なオスメス区別は受けていないにも関わらずだ。
こうした科学的なデータがあるにも関わらず、中性運動はどんどん勢力を増し、昨年ナショナルアカデミーオブサイエンスで発表された研究では男女の脳は全く同じだと結論付けている。男女差は生物学的なものではなく人工的に創造された社会構造だと主張したのだ。
しかしながら、多大なる神経画像調査により、男と女の脳には明らかな違いがあることがわかっている。126の別々の調査により、男性の脳みそ容積は女性のそれよりも大きいことが発見された。また男性の脳にはより多くの白い接続体が前方から後方につながっているのに対し、女性の脳の接続体は右と左との間につながっているという。
先に男女の脳は同一だとした調査のデータを他の科学者が再度吟味した結果、このデータを使って73%の割りで男女の脳を見分けることができたという。しかしこの発見はメディアから注目を浴びなかった。
男女中性教育の元となったのは、幼児を男女で区別して育てることによって個々の才能の可能性をくじくことにつながるのではないかという考えだ。女の子でも技術系の職について欲しいし、男の子でも社交的技術を身につけて欲しいという、親心から出たものである。
しかし男女の子供たちの性別的な傾向というのは環境というより胎児のときの男性ホルモン量の影響を強くうけている。だから、子供たちの性別によって好きな行動を規制されるということさえなければ、子供たちが性別に合った行動を好むことには全く問題はないのだ。
ソー博士は同じくLAタイムス掲載の別の記事でも、男女の脳の働きを政治に結びつけるフェミニストやトランスジェンダーを批判している。
フェミニストは男女同権が講じて男女の頭脳までも同じだと言い張る。トランスジェンダーは男女は違うのだから異性の性質を強く見せる個人は異性であるべきと主張し思春期前の幼児に異性ホルモン投与を奨励したりする。ソー博士はこのどちらも間違いだと語る。
このことは統計学でいうところのベルカーブというわれる正規分布を理解できればわかりやすい。私は統計学は専門ではないのだが、素人の理解力で説明すると、ある種の統計を取ってその結果を線グラブにした場合、一番数の多い傾向が線グラフで鐘形の頂点になり、両極端になるにつれ数が減って鐘形の両淵になる。

正規分布は N ( μ , σ 2 ) と表記します.これはカッコ内の2つの値, 平均 μ と 分散 σ 2 が決まれば正規分布が一意に定まることを意味しており,この平均 μ と 分散 σ 2 を母数(parameters)といいます.

 正規分布は平均 μ を中心として左右対称になった西洋の釣鐘と似た形状の曲線(ベルカーブ)の分布形を描きます.

つまり、男女の性質というのは傾向を示すものであり、男子なら/女子なら、平均的にこういう性質を持った人が多く居る、という意味に過ぎない。そしてこの性質は脳の構造や男性ホルモンに非常な影響を受けているというもの。だから個人によっては極端に異性っぽい人もいれば極端に性一致している人もいるというだけのことなのだ。
男女の脳に差があるからといって、それは決して男女間に優劣があるという意味ではない。以前にも書いたように種目の違う運動選手を比べて陸上競技選手とレスリング選手のどちらが優れた運動家かなどと聞くのと同じである。男女には違いがある。だがその違いはそれぞれ別々の形で現れるものであり、その適正を理解することは男女差別でもなんでもない。
公平な社会であれば、極端に異性っぽい人が異性の多い仕事に着くことを可能とし、自分の性にあった行動が好きな人は、好きな行動をすることが出来る。そうやって社会が個人個人の行動選択を尊重しさえすれば、男女の差があることを認めたとして何の問題もないはずだ。
男女は同じだとか、男女の区別は社会構造にあるとか、性別は流動性があるとか、そういうおかしなことを言う人たちこそ、男女差別意識から抜けられない人々なのだとカカシは思うね。


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どうしてリベラル集会にはえげつない連中が集まるのか?

本日は先週行なわれた自称「女性行進」とは対照的に本当の女性行進であるマーチフォーライフ(命のための行進)という妊娠人工中絶反対デモが同じくワシントンDCで行なわれている。このマーチは毎年もう何十年にも渡って行なわれてきているのだが、主流メディアは完全に無視し続けてきた。今回は副大統領のマーク・ペンスが出席し、集まった人々に激励の弁を述べた。よい始まりである。
実はカカシは若い頃(20代前半)は妊娠人口中絶がそれほど悪いことだとは思っていなかった。ま、年代から言って欲しない妊娠をする可能性があった頃は、もしもの時の解決策が必要だと感じていたからだ。しかしその後色々な事情があって、今では中絶そのものに反対になった。特に妊娠三ヶ月以降の中絶は母体に危険を及ぼすとか、胎児に重度の障害があるとか言う場合は除き、すべきではないという結論に及んだ。しかし中絶を法律で禁じるべきかどうかということに関しては中期以降の堕胎のみという考えに落ち着いている。
それはともかく、この間の自称「女性行進」ではプロライフと言われる中絶反対の女性たちの参加は拒否された。人工中絶を反対する女性と賛成する女性はアメリカの女性の間で46:47%で、ほぼ半分半分の状況にある。ということはこの間の女性行進は「女性のため」と言いながら、女性の半分を疎外したことになる。な~にが女性行進なんだ!
ところで、以前にリベラルたちが集まったウォール街占拠のときもそうだったが、どうもリベラル連中が集まるところでは得体の知れないえげつない連中が集まる。保守派のティーパーティの集会ではリベラルがなんと言おうと白人至上主義の連中やナチスやファシスト連中など全く来なかった。もしも間違ってそういう奴らが混じった場合には、参加者が即座に退場を強制し、主催者も参加者もこぞってそういう奴らを糾弾した。
ところがリベラル集会に集まってくるえげつない連中に関しては参加者からも主催者からも全く批判の声が聞かれない。いや、それどころかこういう奴らを歓迎し賞賛している。何故なんだろう?
シャイア・ラバフ(Shia LeBeouf) - 売れない男優でくだらない街頭パフォーマンスなんかもやってるラバフは昨日軽傷害やハラスメントの罪で逮捕された。ラバフは「彼(トランプ)は我々を分裂しない」と芸術と称して壁などにスプレーで落書きをしたりしている姿がテレビでも放映されていたが、反対意見のトランプ支持者男性と言い争いになり、ラバフが男性のスカーフをもぎとったり男性にひっかくなどの暴力をふるったため警察が呼ばれた。ラバフは駆けつけた警察と口論になり、その場で逮捕された。自分が勝ってに暴力を使って反対意見を押しつぶそうとしているくせに、な~にがトランプに分裂させないだ、馬鹿。
リンダ・サーサワー(Linda Sarsour) - パレスチナ人女性でハマスやイスラム国の親派。シャリア法を促進している。イスラム教徒の女性人権を命がけで守ろうと運動しているアヤーン・ヒルシ・アリ女史の女性性器を取り上げろなどとツイッターに書いたりしている、およそ女性人権派とはいえない女。
ダーナ・ヒルトン(Donna Hylton)-女性行進で演説をぶった元売春婦の黒人女性。実は1985年に仲間(女二人と男三人)と一緒に不動産会社の男性を誘拐し20数日間監禁し散々拷問にかけて殺した罪で25年の懲役を受けていた殺人犯だった。この拷問のしかたが残酷なのだが、とくにひどいのは男性の肛門に鉄棒を突っ込んだり、スパナで男性の睾丸をひねくり回したりしたとある。何故そんなひどいことをしたのかという問いにヒルトンは「どうせ奴はホモだったんだから、、」と答えたそうだ。恐ろしい~!
セシル・リチャーズ(Cecile Richards) - 妊娠人工中絶専門医療機関プランドペアレントフッドの女会長。PPは堕胎した胎児の臓器を違法に販売していたことが発覚して大スキャンダルになった。連邦政府からの運営費を支給されているが、堕胎以外にも妊婦の診察や乳がんの検査や避妊相談も受けているといっていたことが嘘だったことが最近明らかになっている。
マドンナ - 落ちぶれ中年歌手。一時期は一斉を風靡した人気歌手だったが、いまや落ちぶれた50過ぎのおばさん。下品な言葉だらけの演説でホワイトハウスをぶっとばしてやりたいと本気で考えたなどと言ったため、FBIから捜査対象になった。芸能人ならなにをいってもいいと思ってる馬鹿。
演説をぶった人間のほかにも参加者の男性がインタビューをしていた女性記者を殴って逮捕されたり、トランプ支持者の女性の髪の毛に火をつけたり、戦死者の両親に唾を吐きかけたり、飛行機のなかで親トランプ乗客に怒鳴り散らして飛行機から降ろされたり、とにかくひどい奴らが多くあつまった。しかも女性行進後の町はごみだらけ。以前にティーパーティ集会のあとは前よりきれいになっていたという例があったのとは全く逆。
なぜリベラル集会ってのはこういうことになるのか。非常に不思議だ。
アップデート:ザブレーズに載ったコラム。に興味深いことが書かれていた。先週の女性行進がプランドペアレントフッドを中心とし、プロライフ女性たちを拒絶したことにより、主催者側の思惑とは裏腹に、自称「女性行進」はリベラル女性の集会だったと印象付けてしまった。特に人工中絶を中心にしたことにより、今まで無視され続けてきたマーチフォーライフ集会が保守派の女性行進としてメディアから大きく取り上げる結果を招いたというのだ。また、カカシが指摘したように、リベラル女性行進における参加者たちの行儀の悪さも大きく取り上げられたため、多くの国民が、あの集会はリベラル過激派集会だったのだという印象を持つに至った。これは完全に計算違いだったのではないかという記事だ。


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何故フェミニストにはブスが多いのか

今日は風邪を引いて寝込んでいるので、ちょっと軽い話をしよう。
以前に誰かが「フェミニズムはブスがボーイフレンドを作る手段だ。」と言ったことがある。同じくキャリアウーマンにはブスが多いという説もある。当たり前だがこれは私の説ではない。一応カカシはキャリアウーマンなのでそういう全体的な言い方には賛成できない。ま、自分で言うのもなんだが、カカシはきれいなほうだと勝手に一人で納得している(ミスター苺には強制的に賛成させている。)
なぜこんな話を持ち出したのかというと、この間の「女性行進」についてステファン・モリノー(Stephan Molyneux)というビデオブロガーが何故フェミニストにはブスが多いのかという話をしていたのを観たからだ。
1)モリノー曰く、普通、美しい女性は経済的に成功している男性と結婚できる。それで福祉などに頼る必要はないし、旦那の収入から多くの税金が取られるのも嫌なので小さい政府を望む保守派になる。また、旦那の経済力に頼れる場合、専業主婦及び母親業にも専念できるから家族の大事さを強調するようになる。
2)ブスでも頭のいい女性は男性に頼らず自分でキャリアを求めるようになる。こういう強い女性はフェミニズムに惹かれる。
3)一番性質(たち)が悪いのはブスで頭の悪い女性。ブスなので玉の輿には乗れないが、頭が悪いからキャリアウーマンにもなれない。それで政府の福祉にたよるべく、弱者の人権とか言う言葉を振りかざしてフェミニストになる。
2)と3)の女性たちは男にもてないことを悲観して自分たちの不幸せはすべて男のせいだと責め立てる。フェミニズムが女性のための運動というより反男性運動になってしまうのはこのせいだというのだ。
とまあ、こういう理屈だ。あんまり単純すぎると思うが、確かに既婚女性に共和党支持が多いというのは普通。独身女性はキャリアウーマンでもやはり政府に頼り勝ちになる。結局女性は誰かを頼りにしたいという本能があるからなのだろう。
しっかし美しいキャリアウーマンも居るしね、ハリウッドのバリバリフェミニスト女優たちは美人だし、こういう単純な理屈にはちょっと賛成できない。ただ、ブスで頭の悪い女がフェミニズムに走るというのは一理ありかもしれない。この間の反トランプ「女性行進」でも、「私の性器を摑ませない」とか書かれたシャツを着ているオバサンが居たが、「あんたなら心配ないよ。」といいたくなるようなブスだった。
ファットアクセプタンス(肥満体許容)とか言って醜い超肥満体を自慢気にさらけ出してる女たちとか、髪の毛を紫に染めて黒い口紅つけて鼻穴や唇にいくつもピアスをつけて、体中醜い刺青をいれてるような女は普通の男性からは敬遠されるだろう。私はああいう格好をする女たちは、自分の外見に自信がないから、わざと奇抜な格好をして「私は異性になど興味がない」という口実にしているのだと思っている。あの変な格好は自分の醜さを隠すための楯なのだ。
自分を磨けばいくらでも美しくなれる女性は多いのに、そういう努力はしないで自分を好きになってくれない男性たちを責めてフェミニズムに走る、、なんかみじめだね。どうりで彼女たちはいつも怒っているわけだ。
確かに保守派のビデオブロガー女性たちには美人が多く、フェミニストブロガー女性たちにはブスが多い。これはカカシの単なる観察で科学的な統計ではないのであしからず。


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ゲイ白人男性による有色及びトランス差別

この間の「ウイマンズマーチ(女性行進)」と名づけられたリベラル女性たちによるわけのわからないデモ行進では、ピンクの猫型毛糸帽子が目立ったが、猫の属名プシーは女性性器を意味することから、あの帽子もプシーキャップと呼ばれた。それだけならまあいいとしても、その他に女性性器をかたどったピンクの着ぐるみを着て参加した女性があちこちに居た。これはトランプが10年以上も前に「女性を性器で摑んでやる」という下品なことを言ったことから、トランプへの抗議として使われたらしい。しかし女性の人権運動をするのに女性を性器で表すというのは女性に対して侮辱ではないのか?フェミニストたちは常に女性を性の対象としてだけ扱うなと言っているのに、自分らの抗議運動を女性性器で象徴するのは矛盾しているだろうに。
ところで、この性器強調に対してトランスジェンダーたちからクレームが付いた。「女性性器のある人間だけが女性ではない」というものである。(マジで、、)女性性器があるから女性というのは定義だからね、そうでない人が女性を名乗るのはおかしいはずだが、今の世の中不思議である。
さて、別の話だが、ペンシルベニア州にあるフィラデルフィア市では、ゲイバーフッドと呼ばれる同性愛男性が集まる繁華街において、有色人種に対する人種差別が横行しているとして市長が飲食店やナイトクラブの経営者に「公平な営業」訓練を受けるようにと命令している。
同市の人間関係協会はゲイバーフッドの経営者たちはほとんどが「白人シスジェンダー男性」(シスというのは生物学的な性別を受け入れている普通の人のことを示す造語)に占められているとし、人種差別やトランス差別が横行しているというもの。
普通LGBTQ社会は保護の対象となる少数派としてこういう問題で責められることはないが、保護対象にも段階があり、いくらゲイといえども白人シス男性はその中でも下の下の存在。つまり、まともであればあるほどリベラル差別の対象となるわけ。
アイデンティティーポリティクスを進めれば進めるほど、誰が一番保護を必要とする少数派かということで勢力争いがおきるのは当然。
この間の「女性行進」でもパレスチナ人のテロ親派女性が主催者の一人として参加していたが、モスレムとフェミニズムや同性愛者人権が共存できるはずはない。特に暴力的なモスレムにこれらの運動が乗っ取られてしまう日は近いだろう。そうなってからフェミニストやゲイたちはどうするつもりなのか。興味深いことである。


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トランプ就任直後のフェミニスト行進、彼らは本当の女性虐待と戦う勇気があるだろうか?

昨日の金曜日(1月20日2017年)はトランプ大統領の就任式だった。反トランプ派のデモというより暴力沙汰が起き、何故か親ヒラリーだったバンクオブアメリカやスターバックスの建物が破損され、一人が逮捕された。本日の土曜日、反トランプ派の自称フェミニストたちが率先して女性行進とやらを行なっている。しかし、このウィメンズマーチの目的は一体何なのか、一般女性にはちょっとよくわからない。
この行進では女性の権利が主題となっているが、トランプが大統領になったからといって女性の権利が迫害されるという危険はまるでない。トランプは女性から参政権を奪うとも言ってないし、女性労働者の賃金引下げなどうたっていないし、フェミニストたちが大事にする妊娠人工中絶を違法にするとも言ってない。
この集会は20万人からの女性が大統領就任式と同じ道筋を通って行なわれる予定。また、DCまでこれない人のために、全国各地の都市で同じような集会が予定されている。
しかし同じ女性でも特にこういう運動に興味のない女性も多くいることであるし、あたかも女性全体を代表するかのような名称は辞めてもらいたいというのが私も含め一般女性たちの希望だ。どうせなら正直にトランプ政権に抵抗する女性の会とか、過激派フェミニストマーチとか名づければ、その目的がはっきりするのに。
主催者側は、この行進は決して反トランプとか抗議とかいったことが目的なのではなく、トランプ政権が脅かすと思われる様々な女性問題やリベラル問題について語ることにあるという。 イベントでは人種によるプロファイリング、地球温暖化、妊娠人工中絶や、LGBTQなどの諸問題を取り上げる予定だという。行進の公式ウェッブサイトによると、関連団体は堕胎児臓器違法販売で悪名高いプランドペアレントフッド、人権キャンペーン、左翼黒人市民団のNAACPそしてラテン系左翼団体ヴォトラティノなど177の連帯団体の名が示されている。そのなかに胎児の命を守ろうという「命のための行進」女性団体の名前はない。それどころか、プロライフ(人工中絶反対派)の女性たちは集会参加を拒絶されたそうだ。これだけでも、いかにこの「女性行進」がほんの一部の女性たちだけの集まりであるかがわかるはず。
ところで今回、比較的女性にとって安全なアメリカと言う国で、あたかも勇敢であるかのように行進している女性たちは、野蛮人侵略者たちに日ごと夜ごと強姦の憂き目にさらされている欧州の女性たちを救うためにパリやマルモやドレスデンで同じような行進をする勇気があるだろうか?女性の権利を高々に歌い上げるフェミニストたちは、シリアやイラクなどで、非モスレムの女性たちがモスレム過激派によって性奴隷にされている事実についてこのイベントで一言でも話す勇気があるだろうか?
ありもしない米国大学キャンパス内での四人に一人が強姦されるなどという架空の犯罪を抗議しておいて、実際に四人に一人の女性が強姦されているスエーデンのことにはまるで興味がないフェミニストたち。ブルカを着ていない女たちは強姦を望んでいるなどと言って憚らないモスレム聖教者がいくらでもいるのに、身元も確かでないモスレム移民を大量に受け入れたオバマ政権への批判はまるでなく、危険人物は入国させない、犯罪を犯した移民は国外追放といって、国民の特に女性の身を守ろうとしているトランプに抗議する。
いったい、彼女たちの本当の目的は何なのだろう?


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4人に1人の女性が強姦される国とは?アメリカ大学構内ではない!

先日物凄く気分が悪くなる記事を読んだ。本当はこんな話したくない。しかし難民受け入れを深刻に考えている国々は今のスエーデンの実情をしっかり受け止める必要がある。ヨーロッパにおけるモスレム移民の悪行を報道しているパメラゲラーのサイトで、スエーデン女性が性奴隷としてフーカカフェの地下に幽閉されていたという記事が紹介されていた。
シリア「難民」の二人の男がスエーデン政府援助費でフーカカフェを開店したが、どうもカフェ内で怪しげな人物が多く出入りしているとの連絡をうけ、スエーデン警察ががさ入れしたところ、なんとカフェの地下室に鎖でつながれたスエーデン女性を発見。女性はこの地下室でカフェ経営者の性奴隷として何度も強姦され拷問を受け続けていた。
被害者の女性はマルモで四人の「難民」に銃を突きつけられて誘拐された後、このカフェにつれてこられた。女性は即座に待ち受けていた三人の男たち合わせて七人から数度にわたってあらゆる残酷なやり方で輪姦されたという。この記事では彼女がどれだけ長い間この地下室に閉じ込められていたのか書かれていないが、何日にも渡って拷問を受けたことは確かである。
腹が立つのは、凶悪犯のカフェ経営者二人が逮捕されたとはいうものの、二人は強姦罪に問われ四年の禁固刑を言い渡され3万ドルの罰金を要求されただけ。誘拐罪や強姦罪には問われていない。何とか国外追放を言い渡されたものの、この罰あまりにも軽すぎる。第一彼女を誘拐した四人の男たちや、カフェ経営者二人に加わって強姦や拷問に参加した男たちはどうなったのだ?
さらに腹が立つのは、犯人のひとりは2010年にスエーデンに違法に入国し、難民申請で拒絶されていたにも関わらず、書類のない移民として滞在が許可されていた。もう一人は2014年に入国し月々800ドルの生活保護をうけ、就職斡旋所から無料教育まで受けていたという。
実はこの事件が発覚した数日前にも難民を装う野蛮人たちによる強姦が日常茶飯事になっているスエーデンでも最悪の集団強姦事件が起きていた。被害者の女性は難民センターにおいて残虐な強姦に会い、彼女の衣服からはなんと48人もの精液が摘出されたという。
特にひどいのは犯人グループの首謀者と思われる25歳のラフィ・バハドゥーリ。アフガニスタンからの移民で以前に数人の女性を強姦した罪で起訴されていたにもかかわらず、スエーデン移民省から雇われ通訳として難民キャンプで働いていたのだ。
スエーデン裁判所は強姦に加わった5人の「未成年」の国外追放を拒否。なぜなら国外追放をすればこれらの人間がシャリア法のもとで危険にさらされるからだという。ちょっと待ってよ、これらの自称未成年によてひどい危険にさらされたスエーデン女性の被害者はどうでもいいっつうの?モスレム移民たちはスエーデンの未成年に寛容な法律を利用して30過ぎのおっさんでも未成年と偽って入国するため、スエーデン法廷は常に極悪犯人たちに軽い刑罰を加える結果となる。この被害者を襲った犯人たちはほとんどが未成年として扱われた。そして彼らに与えられた刑罰はというと、強姦者たち4人には強姦罪、そしてその模様を撮影した者一人は児童ポルノ罪に問われ、四人の強姦者に15ヶ月、もうひとりに13ヶ月という信じられないほどの軽い禁固刑が課せられた。
なんで児童ポルノ罪と強姦罪の刑罰の差がたったの二ヶ月なわけ?
それにだ、48人の精液を摘出したなら、なぜ難民キャンプに居る男ども全員のDNAサンプルを取り、誰が強姦に参加したかを調べ共犯と確定された「難民」を全員国外追放にしないのだ?有罪となった犯人たちですらたった15ヶ月の禁固刑、しかも国外追放なしである。こんなやつらにスエーデンの刑務所なんかリゾートホテルのようなものだ。そんなの何の罰にもなっていないではないか。出てきたら同じことを繰り返すだけ。しかも一人は前にも数人の女性を強姦している前科者なのだ、この軽い刑罰はどういうことなのだ?
いったいスエーデンは自滅を図りたいのか?
いまやスエーデンでは四人に一人の女性が強姦される危険にさらされている。これは年齢は関係ない。確かに若い女性が狙われるのは当然としても、90歳の女性でも4歳の女児でも、それをいうなら男児でも、野蛮人たちの強姦からは免れないのだ。
このような状況にスエーデンのフェミニストたちは何をしているのだ?それをいうならアメリカの大学キャンパスでレイプカルチャーだなんだと騒いでいるフェミニストたちは何もいうことはないのか?同じ女としてフェミニストとして欧州の女たちの苦しみを救ってやろうという気持ちにはならないのか?
関連記事としてナンミンウォッチさんがドイツでも増える強姦に女性たちがおびえているという記事を紹介している。


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現実離れした現代フェミニズム、フェミニズムを再び偉大にするにはどうしたらいいのか

私が尊敬する旧フェミニストの大御所クリスティーナ・ホフ・ソマーズ女史の最近のコラム「フェミニズムを再び偉大にする方法(How to make feminism great again)」という話をちょっと読んでみたい。
ヒラリー・クリントンが大統領選で大敗してからというもの、過激派フェミニストたちの振り乱しようは見苦しいばかりである。人気テレビ番組「ガールス」スターのリナ・ダナムは蕁麻疹が出て療養中だとか、人気歌手のケイティー・ペリーなどツイッターで「革命来る!」と叫び、現代フェミニストのリーダーロビン・モーガンなどは「病める父系社会は女と死闘中だ。」とまで書いている。
しかし多少良識あるフェミニストたちの間では、最近のフェミニズムはエリート過ぎるのではないかという反省もみられる。しかしソマーズ女史はそのもっと上を行き、現代フェミニズムはアメリカ社会から離れてしまったというより、現実社会から完全に離れたものになっていると語る。この現実離れしたフェミニズムを再び地球に連れ戻すためには一体なにをしたらいいのか、ソマーズ女史には提案がある。

第一に、合衆国を父系社会と呼ぶのはやめること!

父系社会というのは男性だけが権力を持ち女性には何の権限もない社会をさすが、女性が国務長官になったり連邦裁判官になったり主流政党の大統領候補にまでなれる社会を父系社会と呼ぶのは正しくない。にも関わらず、なぜフェミニストたちは女性は未だに虐げられた存在だという嘘を触れ回るのか。
アメリカの女性の給料は男性の2/3だとか、四人に一人の女子大生が強姦の犠牲になっているとか、女性はネット上で激しいセクハラや暴力にあっているとか、虚偽の女性虐待説がまかり通っている。こうした虚偽の訴えは本当の問題解決から資源を取り上げることになり、害あって益なしである。

今日の女性運動は男性も女性と同じように葛藤していることを認めるべき

現代社会で生きている以上、苦労をしているのは女性だけではない。男性もそれなりに苦労しながら生きている。確かひ大会社の社長とか科学者とか国会議員とかはは、まだまだ女性の数は少ないかもしれない。しかし労働者全体を見た場合、男性の方が圧倒的に重労働で危険な仕事についている。職場で怪我をしたり死んだりするのは男性(特に労働階級)が女性より圧倒的に多いのだ。
また教養の面でもラテン系や原住民の女性は白人男性よりも高い率で大学に進学している。無教養な男性が増え社会の経済を支えられなくなって困るのは男性だけでなく女性も同じである。
過去の女性運動は女性の平等な権限を勝ち取ることにあり、その功績はすばらしいものがある。しかし現代のフェミニズムは一部の人々の権力争いにと成り果てている。「どうも彼女達は金星と火星の間ではゼロサムゲームしかないと考えているようだ。」とソマーズ女史。これは昔恋愛学のジョン・グレイ著の「男は火星、女は金星からからやって来た」という本の題名から来るもの。ゼロサムゲームというのは戦いでどちらかが勝てはどちらかが負けるという意味。
しかしほとんどの女性は男女の間で戦争が起きているなどとは考えていない。普通の女性にとって男子は敵ではない。彼らは兄弟であり息子であり夫であり友達なのだ。普通の女性はフェミニストが考えるような理想の女性像を求めていない。2013年に行なわれたピューリサーチ調査によれば、アメリカのお母さんたちに、どのような役割分担が理想かというアンケート調査を行なったところ、61%のお母さんたちがパートか専業主婦が理想だと応えたという。ロンドン経済学校の社会学者キャサリーン・ハーキム女史も西欧州においても同じような結果が出ていると語る。
フェミストらは自分らが理想に描く女性像を支持しない女性たちを自らを嫌う男尊女卑主義者として軽蔑するが、いまは2016年、1960年代とは違うのだ、女性の自由な意思を尊重すべきなのでは、とソマーズ女史は問いかける。
フェミニストたちが男女には全く何の違いもないと主張することによって女性全般を傷つけている。医学的な男女の差は議論の余地がない。だが、だからといってそれを理由に女性蔑視をすべきだなどとは誰も言っていない。
本当の男女平等社会というのは、女性だから男性だからといってその役割を限定するのではなく、個人の自由な選択と個々の才能によって判断されるべきなのである。女性の大半が専業主婦を求めるならその選択は尊重されるべきだ。しかし女性でも科学者や兵士や工学士を求める人が居るなら、男子と平等に機会を与えられるべきで、同じように保育士や看護士になりたい男性にも同じように雇用の機会が与えられるべきなのだ。
そうやって個人の自由な選択を可能にさえしておけば、たとえ結果的にある職種に男子が多かろうと女子が多かろうと、それは差別ではないのである。フェミニズムの一番の問題は女性をひとつの集団として判断し個人としての才能を無視していることにある。そうやって一番傷つくのは、やはり女性なのに。


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ポリコレによって脅かされる女性の健康

ちょっと前に読んだ記事なのだが、男女の脳の違いを研究している科学者たちは、女性蔑視の汚名を着ることを恐れて自分らの研究発表が容易にできないという内容だった。それで、女性特有の脳の病気など、治せる可能性のある病気の治療がままならないという。
ここ何十年、フェミニストたちは男性の脳も女性の脳も同じだと主張してきた。その非科学的な政治的に正しい説は、性別に適した薬品の開発をきわめて難しくしているという。この記事によると神経学者らによれば、男性と女性の脳はあきらかに違う。
男と女では筋肉や骨格や運動神経など大差がある。病気にしたところで心臓病は女性より男性の方が多いことや、男性に子宮がんはあり得ないとか、男女差があることは誰もが認めることだ。それなのに脳みそだけが男女全く作りが同じと考える方がおかしい。
フェミニストたちが間違える点は、違う=優劣がある、と思い込んでいること。 たとえばオリンピックの選手でマラソン選手と体操選手のどちらが優れたアスレートか考えたとき、どちらも優れた運動選手であることに変りはないが、それぞれ違った意味で優れている、比べようがない。それと同じで男女の脳はつくりは違うかもしれないが、それぞれ違った面で優れていると考えれば特に問題はないはず。
男性と女性とで脳のつくりが違うので、薬に対する脳の反応にもかなりの違いがあるという。しかし科学者たちはフェミニストたちからのセクシストという批判を恐れて救命の可能性がある薬品開発に消極的なのだという。.
UCLA大学のラリー・カヒル脳神経生物学者は主流神経学会の間で嫌われ者になることは承知のうえで、女性の脳卒中患者に効果的な薬品開発について神経学調査医学ジャーナルにその結果発表をした。そのなかで博士は女性にとって効果のやる薬品が男性にも効果があるとは限らないと記す。
たとえばアルツハイマーは男性と女性とでは脳のどの部分が影響を受けるかが違うのだという、つまり、男性と女性とでは脳の細胞の死に方が違うのだ。その差がわからなければ双方に見合った適切な治療は困難になる。
カヒル博士は男女の脳の差についての研究はしないようにと警告されたが、脳移植が麻痺した手を動かす可能性のある研究をあえて進めている。また同博士はLazaroidsという薬品の研究についてのべった。この薬品は男女合同のテストではその効果が明らかではなかったが、それは単に男子には効果があったが女子にはなかったというだけのことかもしれないという。だが、研究者たちは女子と男子の違いを認めようとしない。よってこの薬品の本当の効果力を正しく調べることが出来ないで居るのだ。
さて、ここで私は興味深いことに気が付いた。脳神経学の専門家たちが男女の脳の違いについてまともな研究発表をすることすら憚られる時代に、実際に男女の脳の違いを証明する検査を普通に行なっている医師がいるのだろうかということだ。
聡明な読者諸氏はもうカカシの疑問をお察しだろう。そう、トランスジェンダーの人々が自分らは精神病患者なのではなく、生物学的な性とは違う異性の脳みそを所持しているだけだと言い張っていることに注目していただきたい。脳神経学者でないトランスたちにどうしてそんなことがわかるのか?彼らは脳神経科のお医者様にペットスキャンでもやってもらって自分が異性の脳みその持ち主であることを証明してもらったのか?
いや、それはあり得ないだろう。なぜならカヒル博士がいうように、そのような研究はノンポリコレとして学会では認められていないからである。
最近トランスジェンダーのポリコレのほうがフェミニストのポリコレよりも優勢だ。男女の脳に違いはないと主張するフェミニストたちはしょっちゅうトランスポリコレの連中から講演を阻止されている。ターフという侮蔑語まで作られて罵られ虐げられている。となると、トランスジェンダーたちは遂に脳神経学者の男女脳研究を可能にしてくれるのだろうか?
私はそうは思わない。かえってトランスジェンダーたちはその研究を阻止するだろう。万が一男女の脳を簡単に見分ける方法が開発されたとしても、トランスジェンダーたちはそんな検査は拒否するだろうし、もしもトランスジェンダーの識別を脳検査によって行なうなどという法律を誰かが提案しようものなら、トランスコミュニティーから大バッシングを受けること間違いない。
なぜか? それは自分はトランスジェンダーだと言い張っている人々は心の底ではそうではないと知っているからだ。いや、確信はしていなくても、自分はトランスではなく単に精神異常なだけかもしれない、と認めることが怖いのだ。自分がトランス女だと言い張っていた男性が検査によって男性の脳を持っていることが判明したら、もうすでにしてしまったホルモン治療や去勢手術などどうすればいいのだということになる。
科学が政治によって左右されることは本当に恐ろしい。だが、地球温暖化似非説がここまでまかり通ったのも政治と金がらみである。だから誰もが本当だと思っていることが通らず、科学的に間違ったことが横行してしまうのだ。
そしていつもどおり、フェミニストたちの間違った考えの犠牲になるのは他ならぬ女たちである。本当のフェミニストなら今すぐ男女の脳は同一だなどという非科学的な考えは捨てて、科学者たちの研究の邪魔を止めて欲しい。


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ビクトリアシークレットはレイシストだ!多様文化主義さえ人種差別になってしまう昨今の文化盗用思想

先日コスモポリタン女性雑誌のファッションコラムを書いてる中国系記者のへリーン・ジャング(Helin Jung)という女性が先日発表されたビクトリアシークレットの東洋テーマのデザインが文化盗用だとして批判的なコラムを書いて話題になっている。元記事のリンクは何故か切れているので本文を読むことは出来ないのだが、それを取り上げた記事がいくつかあったので抜粋だが読んでみた。
ジャングのコラムは「なぜビクトリアシークレットは人種差別的下着デザインを止められないのか」という題名。 “Why Can’t Victoria’s Secret Stop Designing Racist Lingerie?” なんで下着が人種差別主義だということになるのかというと、ジャングによれば、最近発表されたデザインで、白人や黒人のモデルたちが東洋文化に感化されたデザインの下着やネパール女性がデザインしたというアクセサリーなどをつけていたとして、これは人種差別だ!というもの。なにそれ?

『ビクトリアシークレットがウインクで明らかな文化盗用を異文化を祝福するものだなん言い換えるのに騙されちゃ駄目よ。(略)同社と製作幹部は恥知らずにも気に入ったイメージだけあっちこっちからつまんで継ぎ接ぎに縫い合わせただけ。それで世界的だとかいうのよ。冗談じゃないわ。こんなの滅多切りデザインよ。』

ま、こんな感じ。きちんとしたA hack jobの訳語が見つからないのだが、要するにまとまりのつかない滅多切りといった感じだ。引用した記事によるとジャングはさらに中国製の布を使っているのは中国人を「馬鹿にしている」という。

『東洋的な表現は理解度もなければ会話をしようともしていない。(略)溝を埋めてもいない。モデルに竜を巻きつけることで中国の消費者と結びつけると思うなんて馬鹿にしてるわ!』

『ビクトリアシークレットは、グローバリズムとか多様文化主義とかいう好意的な言葉で私の反応に先制攻撃をかけたみたいで、『私たちは皆人類という人種のメンバーだから世界の全てが全ての人たちのものだといいたいらしい。『でも世界がより接続するにつれて人種差別や父系組織や主に白人企業が自分らの収益を得ようとするのよ。私は騙されないわ。』

同記事の記者はジャングによると「多様文化主義までレイシストになってしまうらしい」と締めくくっている。
この記事のコメント欄に「文化盗用というなら中国がアメリカから盗みまくってる軍事機密はどうしてくれるんだよ」というコメントがあって笑ってしまった。
文化盗用というなら中国は文化盗用の王様だろう。しかもジャングがいうような外国文化の影響を受けたという合法的なものではなく、世界中の商標や特許を無断で使って偽者をどんどん製作している。アメリカのディズニーや日本のアニメキャラなど中国ではあふれかえっているし、アップルの携帯電話そっくりの偽者とか衣類とか鞄とか、中国製の偽者が世界中にあふれているではないか。ビクトリアシークレットは他人のデザインを盗作したわけでもなく、他文化の影響を受けた自分なりのデザインをしただけ。他社の商品を無断で盗作している中国が文句を言えた立場じゃないだろう。
もっともジャングが中国系だからといって中国代表面するのもなんだけどね。
1980年代にラスベガスのショーで日本をテーマにしたディナーショーを観たことがある。ただ、ベガスのショーだからショーガールたちの脚も乳房も露(あらわ)に見せなければならないこともあって、振袖や襟の部分は着物風だったがあとはなんだかわからないハチャメチャな衣装だった。もちろん髪の毛はお団子をいくつもくっつけた大きなアップにお箸を何本も差し込んだような不思議な髪型だった。
これを日本人観光客で満席の会場で観たので、日本人たちは大笑い(男性陣は大喜び)で大歓声が上がった。あの時は誰も日本人が「馬鹿にされている」なんて考えも及ばなかった。
余談だが、同時期、同じベガスでカカシはコンピュータ会社のコンパニオンガールとしてコンベンションに参加したことがある。昼間はミニスカでがんばったのだが、夜のパーティでは着物を着ることになった。当時髪の毛が長かったカカシは髪をセットするためにベガスの大ホテルにある美容室に行ったのだが、ここで着物を着ると白人美容師に言ってしまったのが大間違い。「あ、日本髪結ってあげる」とばかりに美容師さんが張り切ったのはいいのだが、出来上がった髪は火山のよう高くそびえており、それにド派手ななスパークリングの蝶々がドテっとくっついていた。
カカシはパーティ会場に行き着くまでに日本人に会いませんようにとずっと祈っていたのだが、なにせばブル全盛期だからホテルは日本人観光客が一杯。アメリカ人や他の外国人からは賛美の目で見られたが、日本人からは軽蔑と呆れみの目で見られた(様な気がする)。
とにかく恥かしかった!


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少数民族が得をする国、アメリカの白人がマイノリティーを装うわけ

アメリカは人種のるつぼである。よってアメリカにおいては人種に関する話題が後を絶たない。しかもBLMのようなアメリカの左翼リベラルがことあるごとに国内の『人種問題』を誇張して報道しまくるので、諸外国においてアメリカ国内における『人種問題』に関して完全なる誤解を招いてしまう。
この間、私のトランスジェンダーに関する記事にトラックバックを送ってくれた東大出の凡人というイギリス在住(?)の日本人ブロガーさんのエントリーを読んでいて、他国よりは理解度がありそうなイギリス在住人にすら、ここまでアメリカを誤解されてしまうのかと改めて驚いた。
東大出の凡人さんのトランスジェンダーに関する意見にはおおむね同意するのだが、人種に関する記述についてはかなり気になったことがある。

黒人になりたい白人は極めて少ないと思うのだけれど、白人になりたい黒人は多いと思う。例えば、白人と黒人のハーフ。

オバマ大統領もその一人で、3歳の時に両親が離婚したので、彼は白人のお母さんによって、そして10歳からは祖父母(母の両親=白人)によって育てられた。だとすると、「白人のお母さん/おじいちゃん/おばあちゃんなのに自分はなんで黒人なの?」とオバマ少年が思ったとしても不思議ではないし、現実に彼はそのような違和感を抱いた旨の発言をしている。
悲しいかな、白人の母親から生まれても黒人が父親だと世間は白人と認めてくれない。だから、心の中では「白人のお母さんから生まれた自分は白人のはず」と思うのだけれど、世間が「黒人」としか見てくれないので仕方なく「黒人」たる自分を受忍しているハーフは数多い、と私は確信する。そういう人たちが「自分は白人!」とカミングアウトしたら、社会は彼らを「白人」として遇するだろうか?
答えは当然「ノー!」になりますが、マイケル・ジャクソンみたいに自己改造できたら認めてやってもいいのでは・・・と個人的には思う。

東大さんはかなり誤解しているのだが、どうみても黒人に見える人が自分が実は白人と黒人のハーフなのだとかカミングアウトしたからといって別にアメリカ「社会」は何とも思わない。そんな人はいくらでも居る。それを言うならば、アメリカの黒人はほぼ誰もが白人との混血なので、たとえ両親が黒人に見えても子供は白人に見えるという例は珍しくない。(ビヨンセなんてほぼ白人だ)それで、どうみても白人に見える人が実は両親は黒人だったということがわかったとしても、今のアメリカでは別に問題にならない。いや、かえってその方が得をする可能性の方が高い。
東大さんが言うような黒人差別が存在していたのは黒人が組織的に法律で差別されていた1960年代までであって、ジムクロー法のような、黒人は学校を含めホテルやレストランや公衆トイレや水飲み場に至るまで白人とは一緒の公共施設を使うことが出来ないという法律があった時代に限られる。
オバマ大統領は白人と黒人のハーフであるが、彼は昔から自分の黒人性を強調してきた。大学時代から自分はケニア生まれだと嘘をついて黒人市民運動に参加したり、自叙伝でも自分を育ててくれた白人の母よりも乳児の自分を捨てた黒人の父への憧ればかりをつづっていた。オバマは黒人だという理由で差別を受けたこともない。いやそれどころか、彼は黒人であることの特権を散々利用してきた。オバマが黒人でなかったら彼のような政治的に未経験な男が大統領の座を得るなど絶対に考えられないことだった。
東大出の凡人さんは、この記述の前に黒人に化けていた白人女性運動家について述べているが、実はアメリカでは少数民族を装う偽有色人種白人が結構いるのである。

  • エリザベス・ワレン:民主党政治家のエリザベス・ワレンは、自分はチェロキーインディアンの血筋だと偽って大学教授の座を得た。後になってチェロキーのチの字も血筋に入っていないことがばれたが心はインディアンとか言って開き直っている。
  • レイチェル・ドレザル:東大出の凡人さんがテレビで見たのはこの人だと思う。以前にカカシが紹介した金髪白人女性。色黒の化粧をして髪をアフロにして黒人だと偽って黒人市民運動の幹部を務めていた。
  • ショーン・キング:黒人だと偽ってこともあろうにブラックライブスマターを組織。過激な対警察暴力を煽っているけしからん奴。だが実際には両親ともに白人。本人は今でも自分は白人と黒人のハーフだと言い張っている。

アメリカの左翼リベラルは「白人特権」とかいう言葉を使っていかに白人が生まれながらにして優遇されているかを強調するが、実は今のアメリカ社会、少数派の有色人種であったほうが得をすることの方が多いのだ。(ただし、少数派でもユダヤ人、中国人、日本人、韓国人は除く。)何故少数派である方が得なのか、それについては以前ここで説明した。

アメリカにはアファーマティブアクションという制度がある。もともとは有色人種が大学入試時や就職の際に白人より差別されないようにするという目的で作られたもので、元来大学などへ入学する文化のない有色人種の若者が大学に行きやすくするように政府が手助けするというのが名目だった。

しかし、それがいつの間にか有色人種を白人より優遇するという制度に変わってしまった。 特に問題なのはコータとよばれる人種別枠組み制度。州の人種構成の割合をほぼそのまま大学の生徒にあてはめ、黒人は何%ラテン系は何%と決める訳だ。すると州で非常な少数派である東洋人の枠組みは他の人種より極端に減ってしまう。
ところが、生徒の学力は人種によって非常な違いがあり、特に東洋人は優秀な生徒が多く大学受験をする生徒が他の人種よりも圧倒的に多いため、東洋人の一流大学への倍率は他の人種の何十倍にもなってしまうという非常に不公平な現象が生じた。
たとえば、ある中国系生徒がバークレー大学を受験した際、学校の成績はオールAで、SATと呼ばれる全国学力テストもほとんど満点だったのに受験に落ちてしまった。ところが同じ大学に受験したラテン系の受験生はこの中国系生徒の6割程度の成績だったのに入学したなんてケースは日常茶飯事だった。
それで1990年代後半のカリフォルニアではユダヤ系や白人や東洋系の生徒らによる大学を相手取った訴訟が続発していた。

聡明なる読者諸氏にはこれで白人が少数民族を偽る謎が解けたのではないかと思う。大学入試の際に、自分は白人だと名乗ればより高い学力を示さなければ入れないが、黒人だと名乗れば今の学力でも充分に入れる。また、黒人だといえば白人には支給されない奨学金が得られる場合などもある。また、大学教授でも少数民族の教授が少なすぎる大学なら、自分はインディアンの血筋だと言い張れば白人であるより就職の可能性が高まる。
以前に色黒のインド人が医学大学の入試をしたとき、インド人はたとえ黒人でも少数民族の枠組みには入らなかったため、髪の毛を三部狩りの坊主頭にして長いまつげを切ってアフリカ系黒人を装って医学大学に入ったという男性の告白記を読んだことがある。結局彼は勉強についていけずに脱落したそうだが。
今のアメリカの風潮では「犠牲者」を気取る人がちやほやされる。だから多数派の白人でいるより、なんらかの少数派を装い、それが少数民族であれ同性愛者であれトランスジェンダーであれ、自分は差別をされている犠牲者だと言い張れば、それで箔が付くというわけ。
。。。。。。。。。
さて、話はちょっとずれるのだが、イスラム移民について結構いい記事を書いている「無敵の太陽」というブログがある。紹介しようかとも思ったが、いかんせんこの著者はものすごい人種差別者。特にユダヤ人が大嫌いで未だにユダヤ金融陰謀説なんぞを本気で信じてるひどい男。その彼がアメリカの白人夫婦が異人種の子供を進んで養子にもらうことに関して書いている。そのなかで彼の人種差別度が赤裸々になる部分があったので張っておく。
偽善主義で人種差別的なアメリカの左翼リベラル白人でもここまでは言わない、というより思わないだろう。彼はいかにアメリカの白人が人種差別主義であるかをあらわそうとして自分の人種差別意識を表してしまった。それに気がついていないだけ重度だね。
読者諸氏には私が何故そう思ったのか、下記を読んでいただければお分かりいただけると思う。もし解らなかったら、それこそご自分の人種に関する考えをもう一度見直してみる必要があるだろう。強調はカカシ。

異人種を敬遠する我々から観ると、このような里親をちょっと疑いたくなってしまう。「本当に愛情を持って育てられるのか? 」と訊きたくなる。でも、そんな心配をするのは日本人の余計な癖で、個人主義が徹底しているアメリカ人には馬耳東風。子供の面倒は20歳まで。それ以降は勝手に暮らせ、親と子供は別の人生を歩むもの、というのがアメリカ人の考え方だ。厳しい言い方をすると、貰われた子供は養子縁組という幸運に感謝すればいいだけで、里親が「子育て」という趣味を“楽しむ”ことができれば問題なし。そんなことよりも、実子を持てなかった夫婦は悲しみを慰めるための何かが必要で、その役目を犬、猫、養子のいずれかが果たせばよいのである。アメリカ人にはご先祖の偉業を受け継ぐ子孫とか、絶やしてはいけない高貴な血筋、なんて考えは無いから、自分が生きている間に「充実した時間」を持てれば満足なのだ。ということで、家門の存続など気にしないから、白人の赤ん坊をゲットできなかった夫婦は、貧しい第三世界で適当な子供を入手して、人間に近い「ペット」として可愛がっている。


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