訴訟を盾に言論の自由を迫害する人たち

この間(2024年1月末)、ドクターKとして知られるブランドン・カバノーというイギリスのユーチューバーが数人の中国人に絡まれて自分らが映っている生配信のビデオを取り下げろと圧力をかけられているという話をしたが、その後この中国人らは彼を肖像権侵害だかなんだかの罪で訴えることになったらしい。それで彼は自分のチャンネルで良い弁護士を知ってる人がいたら紹介してほしいと話ていた。

この何かと訴訟をちらつかせて相手を黙らせようとする手法は本当に気色が悪いし悪質だ。実は私も規模は違うが同じことをされたのでカバノー氏の怒りや恐怖は理解できる。

今年の初めに私がXでやりとりをした人から訴訟を起こすと脅迫されて、私が書いたブログ記事を削除させられるという事件が起きた話は以前に少しした。私が彼女の名前を使ってエントリーを書いたので、自分の名前を使うなと彼女からコメント欄に強い要請があった。彼女は24時間以内に記事を削除しない場合には名誉棄損、営業妨害、無断転載などで法的措置を取るといってきたのだ。

拙ブログのような零細ブログに自分の名前が載ったからって彼女の名誉にかかわるなんてあり得ないのに、なんとしてでも私を黙らせないと気が済まないらしい。本当にセコイ人だ。無論、彼女の言い分は完全なる言い掛かりだ。本当に裁判になったとしても彼女が勝つ可能性はゼロである。しかし問題なのは裁判で勝つか負けるかということではなく、裁判沙汰になるということである。

訴えられれば、たとえその訴えがどれだけ理不尽なものであろうとも、こちらも弁護士を雇って弁護しなければならない。証拠を集めて云々とやるためにはお金も時間も労力もかかる。悔しいが今の私にはそんなことをやれる余裕はない。無論彼女の狙いはそこにある。

大抵の人はつまらないことで訴訟など起こされたくないから諦める。彼女はそうと解っていたから、自分の言う通りにしないなら訴えると脅して来たのだ。悔しいが彼女の思惑通りだ。だからこの件は彼女の勝利だ。しかし相手の足元を見て相手を黙らせようとするような人を私は軽蔑する。

さて、そんなこと書いているうちにまたXで名誉棄損で訴えてやると息巻いている人のポストを読んだ。この会話には私は加わっていない。なぜか私のタイムラインに上がってきたので読んだだけだ。

事の発端は一時帰国中と思われる若い女性が、留学先のフランスに帰りたくないとフランスにおけるあらゆる問題点をぐちぐちと色々書いていたことに、全く無関係な人が「まんまパリ症候群で失礼ながら吹いてしまった」と言うポストをし、下記の定義を貼っていた。

パリ症候群(パリしょうこうぐん、: syndrome de Paris, : Paris syndrome)とは、「流行の発信地」などといったイメージに憧れてパリで暮らし始めた外国人が、現地の習慣や文化などにうまく適応できずに精神的なバランスを崩し、鬱病に近い症状を訴える状態を指す精神医学用語である。具体的な症状としては「日常生活のストレスが高じ、妄想や幻覚、自律神経の失調や抑うつ症状をまねくという。

この人は元のフランス留学生のポストをリツイートもしておらず名前も書いていない。ただこんなことを言ってる人がいたとしてこの定義を張り付けたのだ。そのポストが結構伸びてしまい、元のポストを書いた留学生の目に届いてしまった。すると彼女はこのポストを書いた男性とそのポストに同意する意見を書いた人達をかたっぱしから名誉棄損で訴えると宣言した。ただ、24時間以内に謝罪すれば訴訟はおこさないと書いている。

なんだか私がされた脅迫と似たような内容である。

私はこの会話には直接かかわっていないし、こんなめんどくさい人とは関わりたくないから黙っているが、それにしてもこういうやり方は本当に気色悪い。なんでこんな些細なことで訴えるだのなんだのということになるんだろうか?

こういうソーシャルメディアでは例え匿名で書いていても、相手が訴訟を起こせば、たとえその内容がどれだけ理不尽なものでも開示請求は出来るわけで、そうやって他人の個人情報を得ることもできるのでは?これって訴えた者勝ちと言う気がする。

さて、この名誉棄損について以前に調べたことがある。私が名誉棄損で訴えられるかもしれないと思った時に調べたのだが、そのままになっていた資料がある。ちょうどいい機会だからご紹介しよう。

名誉棄損(Defamation)の定義Everything You Need to Bring a Defamation Lawsuit – Minc Law

名誉毀損とは、第三者に対して虚偽の発言を行い、個人または企業の評判に損害を与えることである。名誉毀損は、様々な形態で、様々な文脈で発生する可能性があり、その結果、ほとんどの州で認められている名誉毀損にはいくつかの種類がある。

先ず一番普通にある名誉棄損にはlibel と slanderとがある。どちらも誹謗とか中傷とか言う意味なのだが、法律用語でlibelというと書かれたもの、slanderは話されたものという違いがある。ネットでおきる名誉棄損はインターネット名誉棄損とかオンライン名誉棄損とか呼ばれる。

さて、カリフォルニア州での名誉棄損には次の二つの種類がある。

Defamation Per Se

法律用語なので日本語では訳せないが、Per Seというのはラテン語で「表面上」のような意味になる。アメリカの殆どの州では第三者に対して次のような行為をした場合にこれがあてはまる。

  • 原告が刑罰の対象となる犯罪や道徳的に問題のある犯罪を犯したと訴えること
  • 原告が忌み嫌われる病気にかかっていると主張すること
  • 原告が性犯罪に関与していると主張する
  • 原告がその職務において不適切または非倫理的な行為を行ったと述べること。

「名誉毀損事件では被害が「推定」されるとはいえ、原告に被害があったことを証明する責任がないわけではない。損害賠償を受けるためには、原告はやはり損害の証拠を提出しなければならない。」

Defamation Per Quod

「一部の発言は、その表面上、本質的に名誉を毀損するものではないが、その代わりに、既知の、または問題となる文脈や文章の外側に現れる外在的な事実のために名誉を毀損するものとなる。このようなタイプの記述は、per quod名誉毀損とみなされる。」

例えば、誰かが或る人がバーでお酒を飲んでいたと言ったとする。それ自体は特に問題のある発言とはいえない。しかしこのある人がアルコール依存症で過去10年間禁酒をしているということが周知の事実であった場合、彼がバーでお酒を飲んでいたと虚偽の発言をされることで、彼の評判が落とされることになる。つまり一見なんでもない発言に見えても背景や文脈によってはその人の評判を落とすとされる行為をさすわけだ。

殆どの州でこのような名誉棄損で訴える場合には原告側は次の二つの要件を満たす必要がある。

  1. 発言が虚偽であり、損害を与えるものであったこと。
  2. 被った特別損害(金銭的損失、精神的苦痛、風評被害など)の金額または重大性。

というわけなので、この女性がこの男性や彼に同意した人たちを訴える理由があるとしたら、Defamatio n pe seの「原告が忌み嫌われる病気にかかっていると主張すること」くらいだろう。当人はすでに弁護士を雇って訴える根拠があるかどうか相談中だとのことで、弁護士は根拠はあると言っているらしい。まあ、赤の他人を精神病患者扱いしたのだからそれが訴える根拠になるというのはそうなのかもしれない。しかし、この留学生女性のXは匿名であり、誰と確定するのは難しいだろうし、それによってこの女性がそれほど損害を受けたとは思えない。

なんにしても、すぐフランスに帰って勉学に励まなければならないと言う時に、こんなくだらない理由でわざわざお金をかけて訴訟をやろうとする人の気が知れない。


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ツイッターファイルズ、パート2、ブラックリスト

前回紹介したツイッターファイルズの第二弾、今回はBari Weiss(バリ・ウエイズ)によるリポート。ツイッター仲間のBlahさんが翻訳と解説を書いてくれたのだが、なぜか今ツイッター上で見えなくなっているので、アーカイブの方から引用。

ウエイズ記者はもとはニューヨークタイムスの記者だったが、そのあまりの左傾化を懸念して辞任。今は独立ジャーナリストとして活躍している。以前にBlahさんが彼女が取材したキャンセルカルチャーの記事を紹介してくれているのでそれも併せて読むと彼女のことが良くわかると思う。

ツイッターでは、本来なら話題になってもよさそうな話題があまりトレンドに上がってこない傾向にあることに我々は気が付いていた。例えば選挙違反の話であるとか、コロナワクチンやロックダウンの悪影響といった話は、ちょっと出て来てもすぐに消えてしまっていた。そしてこれは偶然でも我々の妄想でもなく、やはりツイッターが計画的にデザインしたものだったのだ。

例えば、コロナ禍でのロックダウンは子供たちに害を及ぼすと主張したスタンフォード大学のジェイ・バッタチャリヤ博士。Twitter社は彼をこっそりと「トレンドブラックリスト」に登録し、彼のツイートがトレンドに載らないようにした。

またフォロワーも多く人気者で影響力のあるとされる保守派のアカウントなどがブラックリストに載せられていた。例えば保守派人気トークショーホストのドン・バンジーノや若者保守派団体ターニングポイントのリーダー、チャーリー・カークなどのツイートが「拡散禁止リスト」に載せられていた。

人々が俗にシャドーバンと呼んでいるものはツイッター内ではVF「可視性フィルタリング ー Visibility Filtering」と呼ばれていたツールで、特定のツイッターの検索が不能になっていたり、検索が制限されていたりトレンドに載せないなどのやり方で人々の目に入らないようにするものだ。これらはユーザーが知らないところで秘密裡に行われていた。

しかしこうした中でも特に影響力があると思われるアカウントに関しては特に厳しい審査が行われていた。強調はBlahさんの解説。

。。通常業務を超えたレベル、書面上の社内ポリシーを守る平社員モデレーターを超えたレベルの存在があった。それが『SIP-PES』と呼ばれる『Site Integrity Policy, Policy Escalation Support』である。この秘密グループには、法務・政策・トラスト責任者(Vijaya Gadde)、トラスト&セーフティ・グローバル責任者(Yoel Roth)、後続CEOのJack DorseyやParag Agrawalらが含まれていた。

【お馴染みの面々ですが、ガッデとロスはトランプ永久追放に直接関与しています。】

このレベルの精査を受けたアカウントのひとつがlibsoftiktokで、『トレンドブラックリスト』に載せられ、「SIP-PESへの相談抜きには、このユーザーに対してアクションを起こさないこと」と指定されていた。

【libs-はLGBTQ活動家やリベサヨの動画等を紹介する人気アカ】

Libsoftiktok(TikTokのリベラル達)というアカウントは、実際にTikTokにリベラル達が自ら掲載している動画をそのままほとんど注釈をつけずにツイッターで紹介しているだけである。2020年11月に開設されたこのアカはなんと現在140万人以上のふろわーを持つ。彼女が紹介しているこれらの動画では髪の毛をピンクや紫に染めた幼稚園や小学校の教師たちによる信じられない子供洗脳がされており、Libsのおかげでほとんど日の目を見ないはずだった零細ティックトッカ―が注目を浴びるようになってしまった。

Libsのアカウント主であるチャヤ・ライチクによれば、2022年だけで6回の停止処分を受け、都度ライチクは長い時は一週間にわたり投稿をブロックされた。

Twitterはライチクに対し、「ヘイトに満ちた行為」に対する同社のポリシーに違反したためアカウント停止処分を受けたのだ、と繰り返し通告していた。

しかし7回目のアカウント停止処分後、2022年10月のSIP-PESの内部メモでは「LTT(LibsofTikTok)はヘイトに対するポリシーに違反する行為を直接行っていない」と認めている。

そりゃそうだろう。他人が公表しているものをそのまま転載しているだけなのだから、彼女の投稿が「ヘイトに満ちた行為」とするならば、もとの投稿もヘイトということになってしまう。ツイッターの本心がヘイトの検閲などではなかったことは明らかだ。

この決断に関与していたYoel Roth(ユール・ロス)という男性は、自らがゲイ男性であることからLGBT関係の投稿には神経質であり、リベラルの風刺を専門にしていたBabylon Bee(バビロンビー)というパロディ垢を締め出したことでも有名。特にLibsが未成年者の性転換治療に関する情報を暴露しだしたことから、それが医療当事者や病院への暴力を扇動するといちゃもんをつけてLibsを徹底攻撃した。

しかしツイッター社はライチク本人の自宅の住所など個人情報を晒し1万以上もいいねのついた投稿に関してはライチクの再三にわたる削除要請にも「規約に違反は見られない」として取り合わなかった。ここで晒された情報を元にワシントンポストの記者がライチクの実家に突撃訪問して嫌がらせをするという事件まで起きていたにもかかわらずである。今もこの情報は晒されたまま削除されていない。

ツイッター社は一般の保守派アカウントが実際にツイッター規約に違反などしていないことは十分承知だった。それであからさまなやり方で投稿を制限するのは憚られるちうことで、色々と策を凝らして秘密裡にこっそりと保守派や気に入らないアカウントの観閲を制限していたのである。

私も体験しているが、トランスジェンダーなどについて批判的な投稿をすると、トランスジェンダー活動家(TRA)と思われる女性自認の男性から男性器の写真だの自慰動画などがあてつけがましく送られてくることが多くあった。そしてそれは明らかなセクハラではないかとツイッターに何度も通報したが、それらの動画が取り下げられたこともなく、私個人にも何の連絡もないまま無視された。

他の人も言っているが、イーロン・マスクになってから、やたらトレンドに上がってきた幼児ポルノが上がって来なくなったという。幼児ポルノやセクハラは野放しで、善良な保守派サイトを徹底検閲。それがツイッターの現状だったのだ。


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主流メディアが完全無視するツイッターファイルズ、パート1とパート2

先日TwitterでMatt Taibiがイーロン・マスクの委任を受けてツイッター社で行われていた言論統制に関する情報ツイッターファイルスパート1を公開した。そして本日、今度はBari Weissがパート2を公開それぞれ色々な人が邦訳してくれているので、パート1はこちらのツイートから読んでみる。翻訳はRicky_Elwood@David_R_Stantonさん。

もともとツイッターは不特定多数の人が自分らの勝手な意見をつぶやき、色々な人が情報交換を瞬時に出来る場所として設立された。最初の頃はスパムや悪質な金融詐欺などを検閲するためにツールが作られたが、だんだんと人々の自由表現を制限するものへと変わっていった。これらのツールは時間をかけてじっくりと作られたものだったが、2020年になると関連する色々な人から削除依頼が頻繁に来るようになっていた。

この依頼は民主と共和双方から来たが、ツイッターの99%の従業員が民主党支持であり、ツイッター社が多額の政治献金を民主党の方にしていたことを考えれば、どちらの依頼が優先されたかは自ずと知れたことである。

さてではツイッターがどのようにハンター・バイデンのスキャンダルを隠ぺいしたのかについて読んでみよう。

読者諸氏もご記憶のことと思うが、2020年の10月14日、ニューヨーク・ポストがハンター・バイデンがコンピューター修理屋に置き去りにしていたパソコンのなかに、重大な情報が含まれていた事実を報道した。選挙が11月であるから、これはいわゆるオクトーバーサプライズというもので、この時期に出てくるスキャンダルは候補者への投票に多大なる影響をもたらすものだ。

しかしツイッター社は即座にNYPの記事を削除しただけではなく、NYPのツイッター口座を凍結してしまった。

ツイッター社はこの記事に圧力を加えるにあたって全く尋常ならざる手順を踏みました。まずリンクを削除して『このリンクは安全でないかも』という警告文をポストしたのです。ツイッター社はダイレクトメールでこのリンクを伝える事でさえブロックしました。これは従来なら例えば幼児ポルノグラフィーなどの過激なケースのため用意された手段です」

ホワイトハウスの大統領報道官のケイレイ・マケナニーはそのNYPの記事についてツイートしたという理由で自分のアカウントから締め出されました。これはトランプ選挙団スタッフ、マイク・ハーンにツイッターに向けての怒りに満ちた手紙を書かせました。彼は『少なくとも20日位は考慮するフリでもいいからしろよ』と憤激しました」

(以下、マイク・ハーンからツイッター社スタッフへ宛てたメール画像粗訳) (2020年10月14日 7:19PM) 「ケイレイ・マケナニーはただNYPの記事について話したというだけでツイッターのアカウントから締め出されている。彼女がした事といえば既に他の放送局が報道していてバイデン選挙団が異議を唱えなかったそのストーリーと第一報を引用しただけだ。彼女のアカウントがいつ、どうやって凍結解除されるのか直ちに回答を要求する。私はこの(ツイッターの)チームの誰もこのニュースについて『我々はこのニュースを検閲する』と私に電話で知らせて来なかった事も納得していない。私が言ったように、少なくとも20日間は気にするふりをしろよ」

(※即時検閲はやめろ、少しは猶予期間を置いて検閲しろ、という事ですかね?)

これはツイッター社の公序良俗担当重役キャロライン・ストロムをして丁寧ながらも怒りに満ちた(WTF)質問メールを送らせる事となりました。社員の何人かはその時、投稿に対するモデレーション(投稿内容のチェック、警告、削除するなど)に対して殆ど関与する事の無い『コミュニケーション・ポリシー・チーム』と『安全と信頼チーム』との間に緊張関係があるのに気付きました」

(以下、キャロライン・ストロムからツイッターのスタッフ宛てのメール画像粗訳) (2020年10月15日 7:24AM) 「ハイ、チームのみんな!この件もっと詳しく調べてもらう事は出来ないかしら?…よろしく!」 (※注:NYPのバイデン記事の検閲(削除)を決めたチームに対して別部門の偉いシトが『一体どういう理由で?』と確認しているんじゃないですかね。ツイッター内部にも『これは暴走じゃないか』と感じる人がいたという事のようです)

ストロームの注意喚起に対する返事は『【ハンターのラップトップPCストーリー】は当社の【ハッキングによって得られた材料ポリシー】に違反しているために削除されました』というものでした」 (以下、グローバル・エスカレーション・チームのアナリスト、エレーヌ・ソトからキャロラインへのメール画像粗訳) (2020年多分10月日付不明) 「ご連絡有難うございます。チェックの結果そのユーザー(NYP)は我々の【ハッキングによって得られた材料ポリシー】に違反したためにサイト品位委員(Site Integrityという名前の部署か委員会でもある模様)によって拒絶されました」…

(※注:これはおかしい。驚くべき事ではありますが誰もハンターのラップトップPCをハッキングしておりません。奴はそのPCを修理に出して放置、取りに行きませんでした。それで修理屋のおっさんが『困ったなあ』って中を見てたらスンゴイものが入っていたのを発見したというだけで誰もハッキングなど…しておりません。勝手に見ただけです。だからツイッター社のハッキングなんとかポリシーを適用するのはおかしいです)

いくつかのソースから、その(2020年)夏に連邦法執行官(連邦警察)から外国からのハッキングについて『一般的な』警告がされたという事を聞いたいう話はあったものの、このハンターのラップトップPCストーリーについては=私の見た限り=いかなる政府も関与したという証拠…はありませんでした。実際のところはそれこそが問題であったのかも知れないのですが…」

この(NYPのハンター記事削除という)決定はツイッター社の最高レベルの人々によって行われました。但し当時のツイッターCEOジャック・ドーシーの知らないところで行われたのです。…それはツイッターの前・法律/政策/信頼部門責任者のバジャイヤ・ガディ(Vijaya Gadde)が主要な役割を果たしていたのです」

(※注:!!!!びっくらこいた!) (※注:ここでバジャイヤ・ガディの名前が出て来た時私はPC前で座っていたのですが「おお、バジャイヤが主導していたのか!」と思わず…ガバッと立ち上がりました。彼女だったのか。バジャイヤはツイッター社の中でもとても強力な立場にいた法務部門の責任者です。だが10月27日にイーロン・マスクが洗面台(?)を両手に抱えて「Let that sink in!フーフフーフフーン♪」とにこやかに歌うようにツイッター社に乗り込んできたその日だったと記憶。間違ってても翌日くらい)にあっさりクビになってます。さて、この『23』の後バジャイヤがツイッター社内でどんな事をしてくれちゃったのか読み進むのが楽しみですね)…

『They just freelanced it.(良い訳が思いつきません)』とはある前ツイッター社員がこの(NYPの記事削除)決定を形容した言葉です。『ハッキングは言い訳だった。そして数時間のうちに誰もが【その路線で行くのは難しいな】と充分認識しちゃったんだな。…

でも誰ひとりとしてその決定を覆すガッツを持ってなかったんだよ』とね」

選挙後に行われた世論調査で、もしハンター・バイデンのスキャンダルについて知っていたら、ジョー・バイデンには投票しなかったと思うと答えた人がかなり居たことからも解るように、この情報がツイッターで隠蔽されたことは選挙結果に多大なる影響を与えた。当時のことをご記憶の方も多いと思うが、ハンター・バイデンについて報道したのはFox Newsや保守派のブロガー程度だった。ユーチューブでもかなりの検閲があったので、なかなかこの話は拡散されなかったのだ。

それにしてもツイッター内部ですら、この隠蔽はおかしいという意見があったというのは驚く。このやり方がどれだけ前例のない過激なものであったかが解ると言うものだ。それにしても当時、ニューヨークポストはただのゴシップ新聞で信用できないなどと言ってた日本の「ジャーナリスト」たちも恥を知れといいたいね。

またツイッター仲間のBlahさんも指摘していたが、ツイッターは人々のDMも読んでいたことがこれではっきりした。ツイッター上でニュースを拡散できないだけでなく、DMで友達間でニュースを共有することすらできなかったのだから。

よく、ツイッターにしてもフェイスブックにしても、民間企業だから何を検閲しようが言論弾圧にはあたらないと言う人がいるが、こうしたビッグテックが二大政党の一つと密接に手を組んで情報をコントロールしていた場合、それは単なる民間企業の言論の自由と言えるのか?しかもその情報操作によって新しい政権が立ち上がり、その現政権が政府の権限をフルに使ってSNSをコントロールしているとしたら、これは完全に言論弾圧ではないのか?

なにせツイッターは現役の大統領のアカウントを凍結してしまうような恐ろしい力を持っていたのだから。

この暴露記事はまだまだ続くが、非常に長いのでここでは紹介しきれない。興味のあるかたは是非リッキーさんのパート1,Blahさんのパート2をお読みになることをお薦めする。


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バイデン政権、ジョージ・オーウェルさながらの「真理省」を設立。長官はメリー・ポピンズ気取りの過激派左翼活動家

ジョージ・オーウェル著書の1984年という小説に「真理省Ministry of Truth」というものが登場する。真理省は名前とは裏腹に新聞や雑誌などに記載されている政府に都合の悪いの記事を現状は愚か歴史をさかのぼってまで、どんどん書き換えて庶民に真実が伝わらなくする役割をもつ省である。この省のスローガンは、「戦争は平和、自由は隷属、無知は力」。

これは架空の小説の中の話だが、実はバイデン政権は昨日この真理省を地で行くDisinformation Governance Board 偽情報統治委員会)なるものを国土安全保障省の一貫として設立すると発表。そしてその会長(Disinformation czar)に過激派左翼のニナ・ヤンコビッチという若い女性が選ばれた。彼女のTikTokを使った就任挨拶があまりにも不謹慎だと批判されている。

しかしその話をする前に先ず何故バイデン政権は真理省などというものを設立したのか?聡明な読者諸氏にはもうお分かりだろうが、無論これはイーロン・マスクによるツイッター買収が大きな原因となっている。

これまでバイデン政権はビッグテックと呼ばれるソーシャルメディア(SNS)に働きかけて言論統制をしてきた。従業員の90%以上が民主党支持というビッグテックがバイデン政権に積極的に協力してきたのは言うまでもない。よく左翼たちは「ツイッター社のようなソーシャルメディアは(フェイスブックもユーチューブ他も含め)民間企業だから彼らによる検閲は言論弾圧ではない」と言っていた。しかし今やこれらのソーシャルメディアは巨大化したオリガルヒ(oligarc)であり、これらの何らかのプラットフォームを使わなければ情報交換が不可能な状態になっている。イーロン・マスクに言わせれば、ツイッターは今や公共広場なのである。その広場での言論統制が現政権の意向通りにされているとしたら、もうすでにそれは言論統制と言わざる負えないだろう。

しかしツイッターが、言論の自由を尊重するとされるイーロン・マスクに買収された途端に左翼によるソーシャルメディアの独占が利かなくなった。マスクのツイッター買収が決まってからの左翼たちの狼狽えようと言ったら尋常ではない。彼らは口々に「フリースピーチ(言論の自由)はヘイトスピーチだ!」「民主主義を守るために言論の自由は許してはならない」などと、1984さながらの矛盾した発言をしている。

アメリカのメディアはもう何十年も前から左翼がコントロールしてきた。1990年代初期までテレビの三大ネットワークが情報を独占しており、人気ニュースキャスターの言うことを人々は素直に信頼していた。新聞もニューヨークタイムスやLAタイムスなど、主流なものはすべて左向きだった。

その独占を一人で打ち破ったのが1990年代にラジオDJとして表れたラッシュ・リンボーだった。それまでアメリカのラジオはFMの音楽番組が主体で、AMラジオは地方局がこじんまりとスポーツ中継や医療関係の話などをしていた程度だったが、リンボーが音楽も何もない三時間しゃべりっぱなしの保守派政治トークを始めた途端、瞬く間に全国津々浦々のラジオ放送局で彼の番組が流れるようになった。それに感化されて似たようなトークショーホストがどんどん現れ、AMラジオは保守派トークショーの宝庫となった。

時のクリントン政権は、中間選挙で民主党が惨敗したのは、ひとえに右翼トークラジオのせいでラッシュ・リンボーを名指しで批判した。当時AMラジオが右翼一色なのは不均衡だとして、左翼コメディアンによる番組も組み込まれたが、彼らはことごとく失敗した。

90年代後半にケーブルテレビが現れ、2000年ごろから一日中ニュースを流すCNNがケーブルニュースを独占した。しかし、そこに現れたのがフォックスニュース。ただ一つ左向きではない中立なニュース局。我々右翼保守派からすればフォックスは特に保守的ではない。単に他の局のような過激派左翼ではないというだけだったのだが、フォックスの人気は鰻のぼり。すぐにCNNや多局を追い越してケーブルニュース視聴率ナンバー1に躍り出た。フォックスの人気は如何に人々が中立な情報を求めていたかを表している。

無論時のオバマ政権はフォックスニュースを目の敵にし、ホワイトハウスの記者団にフォックスの記者を参加させないなどの嫌がらせをした。

そしてここ14~5年爆発的な人気を得たソーシャルメディア。人々の情報交換はもうすでにテレビや新聞やラジオだけではなくなった。ユーチューブは当初どんな内容の動画でも比較的自由に公開させていた。スティーブン・クラウダ―が右翼保守コンテンツのチャンネルを始めると、瞬く間に爆発的な人気を呼んだ。すぐにYTではアレックス・ジョーンズのような過激派右翼も含め多くの右翼保守チャンネルが溢れかえるようになった。そうなって左翼団体からクラウダ―を追い出せという圧力を受けたYTは、クラウダ―のチャンネルを全面的に無収益にしてしまった。YT側はクラウダ―は何の規則違反もしていないと認めながらも、未だに無収益のままだ。しかもアルゴリズムを変えてお薦め動画に登ってこないだけでなく、検索しても出てこないというひどいサボタージュを行っている。

ツイッターやフェイスブックも、当初は一般人が家族や晩御飯の写真をアップする程度の集いの場所だったのが、右翼保守の政治家や活動家が自由に意見交換をする場所へと変わっていった。そして主流メディアが報道しない世界中の情報がこれらを通じて人々の耳に入るようになってきた。そうなると、これはいかんということで左翼が牛耳るビッグテックたちはバンバン保守派達のアカウントを凍結。最後には現職大統領のアカウントまで閉鎖してしまうという暴挙に出た。

今バイデン政権や左翼たちが恐れているのは、マスクのツイッター買収により、やっと手に入れたソーシャルメディアの独占が崩れようとしていることだ。彼らは一つでも異見を許すことは出来ないのだ。なぜなら彼らは知っている、もし人々が正しい情報を手に入れたら左翼たちの嘘がすぐにばれてしまい、人々の心が離れて行ってしまうことを。

先日騒ぎになったLibs of TikTokなどが典型だろう。彼女は単に左翼リベラルたちが自分らだけでいる時にどんなことを言っているかを日の目に当てただけだ。自分らの真の姿が晒されて大パニックに陥いった左翼メディアは、彼女の素性を新聞紙面に晒して彼女を暴力で脅迫したのである。

というわけでバイデン政権は、もう言論の自由を信じているとか、ビッグテックの検閲と政府は関係ないとかいう建前すら脱ぎ捨てて、政府自らが言論弾圧を公式に始めることにしたのである。これなら中国や北朝鮮とどんな違いがあるというのだ?

さて、この真理省は英語ではDisinformation Governance Boardと言うが、このdisinformationという言葉に注目してほしい。これは偽情報という意味で、似たような言葉であるmisinformationと違って故意に流される誤った情報という意味。つまり単なるmisinformationならそれは誤情報だが、disinformationとなると情報を流しているほうはそれが偽情報だと解ってやっているという意味になる。

しかしいったいそれが偽情報だと誰がどう判断するのかが問題となる。その長官として選ばれた女性というのがニナ・ヤンコビッチという人なのだが、彼女は2020年にハンター・バイデンのノートパソコンが発見された時、それは右翼による偽情報だと言い張っていた。今やだれもがそれは本物だと認めざるおえなくなっているにも関わらずである。彼女の言う偽情報とはバイデン政権に都合の悪い情報のことであり、それが真実であるかどうかなどまるで関係ないのである。

そしてこれが彼女の就任挨拶ビデオ。メリー・ポピンズのスーパーカラディオーサスなんたらいう曲(Supercalifragilisticexpialidociou)に合わせて、いかに保守派情報は偽情報に満ちているかを唄っている。歌はかなりうまいのは認めるが、内容は最低。こんな人間が真理省を支配するとなると、もう言論の自由など完全におさらばである。ヤンコビッチは自分のツイッターで「”私を偽情報のメリーポピンズと呼んでちょうだい。」とうそぶいている。


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イーロン・マスク、ツイッター買収に成功!発狂する左翼リベラル

いやあ、本当に起きてしまった。世界一の大富豪(世界一かどうかは解らないが)テスラの社長、イーロン・マスクが遂に重役たちの努力も空しくツイッターを買い取ってしまった。いったいこれは何を意味するのであろうか?

マスクは常々ツイッターの検閲に批判的な発言をしており、ツイッターは誰もが好きなことを言える公共の意見交換の場所であるべきと言っていた。それ自体全く悪いことではないはずなのだが、なぜか左翼リベラル達が発狂している。笑っちゃったのはMSNBCのアリ・メルバーの発言。ツイッターで上がってきたのをRicky Elwood(@David_R_Stanton)さんが解説してくれてるのでちょっと引用。

もしあなたがツイッターあるいはフェイスブックをまるごと所有しているならばあなたは自分の事を説明する必要はありません。透明性を保つ必要すらありません。

あなたはある政党の1人の候補者あるいは全ての候補者あるいは全ての指名された人々を秘密裏にバンする事が出来ます。あるいはあなたはこっそりと彼らのスピーチやニュース(stuff)の登場機会をこっそり減らして、他の誰かの登場機会を増やす事だって出来るんです(ラジオのボリュームを絞ったり上げたりする手真似)。

そして視聴者はその減らされた人々については『選挙が終わるまで』見つけ出す事すら出来なかったかも知れないんです。イーロン・マスクはこれ(ツイッター買収)は全て国民を助けるためであると言っています。何故ならば彼はただ『言論の自由、哲学的に明快で開放的なマインドの助力者に留まっているから』です。

原文にはないが、音声がないと解りにくいので皮肉で言ってる部分は『』をした。メルバーは自分が何を言ったかわかっているのだろうか?これはまさしくツイッターが過去4年間にわたってやってきたことではないか。

2020年の選挙運動期間、ハンター・バイデンのスキャンダルを報道したワシントンポストの口座を凍結。民主党による不正選挙の話をするとすぐ削除されたり注意書きが付けられたりした。

コロナ禍ではワクチン推進以外のツイートはどんどん偽情報だと言って排除。イベルマクチンやハイドロクロロキンの話など名前を出しただけで要注意扱い。

リア・トーマスは男性だと言えば、数日間の謹慎処分!

そして極め付きは現職大統領のアカウントを永久追放。

左翼リベラル連中は普段は言論の自由だの表現の自由だの言ってるが、実際にはそんなものは信じていない。実際「民主主義を守るために言論の自由を許してはいけない」なんて本気で言う人が出てくるくらいだ。メルバーが焦っているのはツイッターがこのような言論統制をすることが今後難しくなるかもしれないということだ。

実際マスクが本当に主流メディアと違う意見のツイートを許すようになるのかどうかは解らない。もしかしたら彼は口先だけなのかもしれない。しかし、少なくとも今は、左翼リベラルたちの発狂ぶりをみるのは愉快である。こちらLibs of TikTokが集めた「ツイッター辞めた!」宣言のまとめ動画

まあ多少は辞める人もいるだろうが、トランプが勝ったらカナダに移住すると言っていた芸能人のほとんどがそんなことをしなかったのと同じで、大抵の人は辞めないだろう。何故かと言えば、マスクは左翼リベラルの発言を検閲すると言っているのではなく、左翼リベラル以外の発言を許すと言ってるだけなので、よく左翼活動家たちの使う言いかたを使わせてもらうならば、「私が自分の意見をツイートしたからといって、あなた方に何の弊害があるんですか?」

付け足し:今ツイッターで非常に興味深いツイートを見つけたのでこれも紹介しておこう。ツイッタラーさんはカン・西田@KanAugustさん。

本日オバマ元大統領がスタンフォード大学を訪れ、検閲の大事さを演説した。その理由について西田さんはこう語る。

なぜこのタイミングでオバマがスタンフォード大学の学生たちに 「言論の検閲」の必要性を訴えたか。 それは、この大学の多くの学生がシリコンバレーテック企業の有望社員として就職していくから。つまり、イーロン・マスクのような「言論の自由」を求めるトップに抵抗し、 内部で勝手に「言論の検閲」を行え、というメッセージ。 それだけ、「彼ら」にとっては自由に話されると困ることがあるということ。

リンク先の動画でスタンフォードの教授が”disinformation”(偽情報)という言葉を用いて、次の世代が偽情報と闘かわなければいけないと強調している。しかし彼らの戦い方とは、偽情報と彼らが判断した情報を検閲し、誰にも見えなくすることだ。

わたしは前々から言って来たが、偽情報と闘えるのは正しい情報だ。もし誰かが「バイデン爺さんはファシストだ」と言ったら、それを検閲するのではなく、何故バイデンがファシストではないのか論理だてて反論し、周りを説得すればいいのである。すべての情報を公開して、人々が自由に何が正しいのかを判断できるようにすることこそ民主主義の基本のはずだ。

それにしても以下に左翼リベラルが言論の自由を恐れているかが良く分かる今日この頃である。


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ネットで個人情報を晒され脅迫されたと大泣きしていた女性記者、紙面で一般人女性の名前と住所を公開し批判

数週間前、ワシントンポストの記者タイラー・ロレンズは、テレビのインタビュー番組で自分はネットで自分の個人情報が晒され自分や家族に脅迫状が届いた、ネットにおける女性叩きのおかげでPTSDになったと言いながら大泣きしていた。ところがなんと数日前、その本人がLibs of TikTokという匿名のツイッターアカウントを批判する記事のなかで、そのアカウントを持つ一般人女性の名前と住所を紙面で晒し、しかもその女性の自宅にまで現れて彼女や家族を脅かしたとアカウントの著者がツイッターで語った。

このLibs of TikTokというアカウントは、TikTokで一般人が呆れるようなおかしな内容の動画を挙げているリベラルたちの動画をツイッターでそのまま紹介するというもの。その内容のあまりの変態ぶりにフォックスニュースや保守派のポッドキャストなどにも引用され、リベラル思想が如何に歪んだものであるかが暴露されることとなった。

特にフロリダで「反子供手懐け法」が通ってからは、子供への極端な性教育を自慢げに話しているLGBTQ+界隈の幼稚園や小学校低学年の教師たちのビデオがLibsによって拡散されてしまい、学校側がそんな教育はしていないと主張していた嘘がばれてしまった。

私は何度となく言って来たが、左翼の強さは、そのあまりにも過激な思想のために、我々がその思想について語っても「まさか、いくらなんでもそんなことはないでしょ」と一般の人には信じてもらえないことにある。それで左翼は人々が気がつかないうちに過激な思想を学校などを使ってどんどん子供たちの脳裏に焼き付けてきたのである。

ところがTikTokに動画を挙げてる人たちは自分らの異常さに気が付いていない。いつも同じような考えの人とばかりしか付き合っていないし、保守派の意見などには効く耳もたない。それでTikTokは一般公開されているとはいうものの、ほとんどの人の目には留まらず仲間内でフォローしている人たちだけに観られていた。彼らは常にエコーチェンバー(こだまの部屋)の中で自分らのこだましか聴いていないため、自分らの本音は一般社会では受け入れられないものだということに気付いていなかったのだろう。

Libsがやったのは、こうしたTikTokの闇の中でひっそり存在していた動画を一般人の目にさらしたに過ぎない。Libsは元の動画をそのまま切り取りもせず編集もせず流しただけなのだ。

ワシントンポストのタイラー・ロレンズがLibsを黙らせなければならないと考えたのは、Libsによっていかに教育界におけるLGBTQ+の変態ぶりがこれ以上一般社会に知られては困ると思ったからだろう。それでなくても最近は親たちが学校で何が教えられているかにこれまでになく興味を持ち始めている。あんな変態達の動画がいくつも拡散されては、学校における左翼アジェンダが阻止される可能性があるからだ。

こちらが最近Libsが公開したビデオ。気持ちが悪いのでエンベッドはしないが、髭を生やしたまま厚化粧をして女っぽくしなをつくった男が、生物学を全く無視したナンセンスを語る動画である。

以前に私が観た髪の毛を紫やピンクに染めた教師となのる不思議な人たちの動画は、どうやらLibsが紹介してくれたものだったようだ。

Libs の個人情報はツイッター内部の人間によって調査されたものをロレンズが公開したようだ。ツイッター内部には保守派のアカウントの個人確定リストがあるという話だ。恐ろしい。


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民間企業による検閲は言論弾圧ではない?よく考えてみよう

ここ数年、TwitterやフェイスブックやユーチューブといったSNSプラットフォームが、自分らの会社の方針に従わない使用者の投稿を削除したり口座を完全凍結するなどということをしてきた。そして凍結される使用者はほぼ例外なく体制派の意見とは異なる見解を持った右翼や保守系の人々である。

しかしリバタリアンや保守系の人々はよく、これらの会社は民間企業なので、自分らの判断で顧客を選ぶことが出来ると言っていた。気に入らないなら自分らのでSNSを作れと。我々がこれは我々の言論の自由の権利を迫害するものだと言っても、言論の自由とは政府が国民の意見を弾圧することであり、民間企業の検閲は言論弾圧ではないという人もいた。

しかしここで考え直さなければならないのは、もしもこれらの民間大企業が政府と結託し、政府の意向に歯向かう人々の意見や情報を検閲しているとしたらどうなるのか?これらの企業は民営でも、結局公営のように機能してるとしたら、これは政府による言論弾圧ということにはならないだろうか?

それを踏まえて最近起きたジョー・ローガンのキャンセルとカナダのフリーダムコンボイについてお話したい。

私は拙ブログで何度かキャンセルカルチャーについて書いてきた。社会正義活動家の怒りに触れた人たちが仕事を失ったり社会的な地位から引きずり降ろされる傾向のことだ。今アメリカのメディアでその対象となっているのは、ジョー・ローガンというコメディアンでCNNの10倍以上の登録者を持つ人気ポッドキャスターである。

ローガンがどのくらいの人気もので影響力があるかをBluhさんの言葉を借りて説明すると、、。[1] Joe Rogan Speaks(ジョー・ローガンはかく語りき):プロフィール|Blah|not

2009年からスタートさせた自身のポッドキャスト『ジョー・ローガン・エクスペリエンス(Joe Rogan Experience)』では司会・プロデューサーを務め、全米で最も稼ぐポッドキャスター、そして世界一ダウンロードされているポッドキャストとして不動の地位を獲得している。

スポーツ、エンタメ、政治、時事問題、食、医学、LSDから狩猟まで、何事にも興味を持ち幅広く学び、有名無名を問わず人々との出会いを楽しみ、シガーを燻らせながらゲストと一対一で対談。(イーロン・マスクと合法的にではあるがマリファナを吸いながら収録し、その後テスラの株価が下がったこともあった。)(略)

ジョー・ローガンの絶大な人気と影響力は、その経歴や多彩なタレントから、日本で言うところの松本人志やビートたけしを想像させるが、米国の大きさと英語圏プラットフォームというアドヴァンテージを鑑みると、彼らですら小さく見えてしまう。

モンスター級の存在であるのに、本人が決して「御意見番」を気取らないのもローガンの魅力である。

ローガンのポッドキャストはSpotifyというプラットフォームからダウンロードできるが、最近往年のフォークシンガーのニール・ヤングやジョニー・ミッチェルと言った歌手たちが、ローガンがコロナワクチンの害に関してローバート・マローン博士をインタビューした内容が、社会に害を与える誤った情報だとして怒り、ローガンをSpotifyに留めるなら自分の曲をSpotifyから撤退すると脅迫した。

ヤングは昔は確かに人気のある歌手ではあったが、いまや70を超す過去の人。ローガンの絶大な人気には及ばない。それでSpotifyはヤングの曲を撤退させローガンを選んだ。しかしことはそれでは収まらなかった。

今度は誰かがローガンの古いポッドキャストからローガンが黒人を侮蔑する「ニガー(黒んぼ)」という言葉を使った過去の動画を文脈を無視して切り張りしてつなぎ合わせたビデオを公開。それによって他の音楽家や芸能人たちが一斉にローガンは人種差別者だSpotifyから追い出せと騒ぎ始めた。当初はローガンを応援していた俳優のドウェイン・ジョンソンなどは、この動画の登場で尻尾を巻いて逃げてしまった。

残念なことにローガンはこの動画については謝罪を余儀なくされた。このことについて大人気ユーチューバなのにユーチューブの理不尽な圧力で動画をすべて無収益にされたスティーブン・クラウダ―は、たとえ自分に非があると思ったとしても、モブには決して謝罪すべきではなかったと批判している。

ローガンがこの件で謝罪をしたから、これでローガンはSpotifyで生き延びられるかと言えば、彼への攻撃がこのままで済むとは到底思えない。彼が謝罪したことは、かえって敵の思う壺だ。謝罪は弱みとみなされるからである。

Spotifyは民営企業なので、彼らが誰と契約しようがそれは彼らの自由だ。しかしSpotifyは明らかにバイデン政権から圧力を受けている。ローガンが攻撃の対象になったのは、コロナワクチンは安全でありすべての人が摂取すべきと言うバイデン政権の方針に疑問を投げかけたからである。ローガンがゲストに呼んだマローン博士はワクチンの専門家であり、自分でもいくつか特許を持っているくらいの人だが、それでも今のコロナワクチンはリスクが高いという見解を持っている。政府の見解と異なる見解を述べる博士自身もツイッターやフェイスブックなどからは、とっくの昔に追放されてしまっている。

となるとこれらのSNSは一体誰の命令で動いているのかという疑問が生まれる。

つい先日も、GoFundMeという募金運動会社が、カナダのフリーダムコンボイが集めた記録最高の何億ドルという金額を集めた募金活動を一方的に閉鎖してしまい、募金の主催者には一セントも渡らず、しかも集めた資金を左翼市民団体に寄付(横領)するという発表をした。自分が寄付した活動に資金がいかないのなら返して欲しいと寄付者からの苦情が殺到し、結局GoFundMeは自動的に寄付金を寄付者の元に返すことになった。

だがいったいGoFundMeはどういう理由でフリーダムコンボイの資金集めを阻止したのか。多分反政府のテロ活動に加担できないからとかいった理由にならない理由だろう。実はGFMが自分らの思想に同意しない団体や個人の募金活動を妨害したのはこれが最初ではない。一夏で20億ドルの被害を出したBLM暴動で、放火や略奪や殺人で逮捕されたメンバーの保釈金の資金集めには全面的に協力したGFMだが、その暴動中に正当防衛で暴徒を殺害した人たち(カイル・リッテンハウス君も含め)が、裁判費用を集めようとGFMで募金を始めると彼らの口座を即閉鎖した。刑事裁判の被告のための募金活動には加担しないという口実だったが、BLMメンバーの時はそんなことは全く言っていなかった。ダブスタもいいところである。

さて、ここでもGFMは民営企業だから好き勝手に顧客を選べると言えばそうだ。しかしもしもFGMがカナダ政府やアメリカ政府からの圧力で動いていたとしたらどうなるのか?直接フリーダムコンボイの募金集めを阻止しているのはFGMではあるが、彼らは政府の手先として動いているわけだから、政府による言論の自由の迫害ということになる。

ところでアメリカ側でもフリーダムコンボイは立ち上がったが、その呼びかけをしようとしたフェイスブックページは即座に閉鎖された。

もう皆さんもご存じの通り、アメリカのビッグテックと呼ばれるSNSのプラットフォームはバイデン政権べったりである。バイデン政権はあからさまにビッグテックに反政府思想の検閲を要求している。特にコロナに関する情報統制は酷いものがある。本来左翼リベラルは体制派の権力を危惧したものだが、いざ自分らの側が権力を握ると反対派の言論弾圧に余念がない。左翼リベラルが言論の自由を信じていたなどというのは、ハナから嘘だったのである。

政府が大企業と結託して国民を弾圧し、市場を独占するシステムのことを何と呼ぶか?

聡明な読者諸氏にはお分かりだろう。そうその通り。

ファシズムだ。


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ノンバイナリーカップル、テレビ討論で保守派評論家に恥をかかされたと激怒!発狂するLGBT活動家達

きょうはちょっと軽い話題。先日私が毎日聴いているポッドキャストのホストであるマット・ウォルシがドクターフィルという昼間の人気TVトークショー番組に出演した。話の内容は「性別と代名詞」についての討論。

番組ではアディソンとネイソンという二人のノンバイナリーカップルが登場。男の方は髭面のまま女装してハイヒールまで履いてる。女の方は明らかに男性ホルモンの影響でこれもまた髭面で声も思春期の男の子みたいにガラガラ声。自分らのSNSで女の方は切除した乳房の後の傷を自慢げに晒している。

英語では他人の話をするときには「彼・彼女」と言った代名詞を使うが、自分が特に性別をはっきりさせたくない人たちの間で、最近はTheyという中性的な複数形を使いたがる人がいる。これは文法的に誤りであるため、文章で使われると非常に混乱を招く。しかしアディソン曰く、

「誰でも代名詞を持っています。あなたのは彼、彼の、かもしれませんが、私はThey(彼ら), them(彼らの)です。」

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アディソン・ローズ・ビンセント(自称ノンバイナリー)

アディソンとネイソンは最初二人だけの独壇場で自分たちの主張を説明した。しかし二人の期待に反して、次に紹介されたのがジェンダー理論に批判的なマット・ウォルシ。マットは最近「セイウチのジョニー」という児童本を出版して、それがアマゾンでベストセラーに輝くという功績を持つ。セイウチのジョニーは想像力多感なジョニーが自分はセイウチだと言い張るようになり、母親がネットの意見に感化されてジョニーのセイウチ自認を尊重しなければとジョニーにセイウチ転換治療を行おうとするという話。最終的に動物園の飼育係に説得されて、ジョニーは単に想像力豊かな男の子なのだと納得する話。幼児の性自認を尊重しろというLGBT界隈の傾向を批判する本であることは言うまでもない。

なぜかこのウォルシの著書が、最初LGBT関連の本としてアマゾンで売られていたため、ウォルシは毎回ポッドキャストで「ベストセラーLGBT作家のマットです」と言って同本の宣伝をしている。

それはともかく、ウォルシは個人が代名詞を選ぶことなど出来ない。個人が自分の好きな形容詞を選べないように。例えばウォルシが自分のことを「頭脳明晰なマットウォルシだ」と主張して他人に自分のことをそう表現するように要求したとしても、それは真実ではないのと同じように。

「私は自分はトマトだと感じると言ったとしても、私が実際にトマトだということにはならない。「(性自認)は妄想であり病気だ。

ここで男の方の髭面化粧のアディソンが大袈裟に「えー!」と呆れたような反応を示した。その後ウォルシはジェンダー理論の押し付けは子供たちを混乱させているだけだ、自分は子供たちのことを案じている、女性のことを案じているとつづけた。ここでマットは「あなた方はトランス女性は女性ですというが、では女性とは何か定義できますか?」とカップルに質問した。すると彼らは「それは出来ない」と答えたなぜなら

「それは人によって違うからです。「個の女性、個の男性、個の人間が皆それぞれ性自認とは別な関係を持っているからです。「私は女性と自認していないので、女性が何であるかを定義することはできません」

と、まあ答えになっていない答えを返して来た。

アディソンとネイソン

さて、この番組が放送された翌日、当のアディソンとネイソンがSNSでこんなことを発表した。その内容を簡単に意訳すると、

この番組の収録があってから、ネイソンも私も非常な不安に駆られ一か月間毎晩のように悪夢と鬱の渦巻きのなかにいます。特に今週はひどかった。

私たちが期待していたのとは全然違う内容で、他のゲストから攻撃を受けプロジューサーからは騙されたように感じた。

どうか激励の言葉を送ってほしい。今私たちはそれをとても必要としている。ドクターフィルの番組は私たちに内緒で計画をしていたため、私たちにはそれに対応する十分な用意ができなかった。

要するに、LGBTフレンドリーな番組に招待されて、自分らの主張だけが出来る番組に出演すると思っていたのに、よくも自分らと反対意見を持っているゲストが自分らに難しい質問をするような形にしたな。というわけである。

ウォルシによれば、最初から「性別とその代名詞についての討論ですが出演しませんか」と依頼があったという。この番組にはカップルとウォルシの他にも、LGBT活動家の精神科医や子供をノンバイナリー的に育てている母親や、学校でのトランスジェンダリズム教育に反対する父母なども参加していたが、すべての人が同じ内容の説明を受けていたのである。LGBT界隈の活動家たちは、何かと相手をトランスフォーブだターフだと罵って相手を黙らせることしかしないから、討論の意味もそのやり方も知らないのだろう。

それにしても自分たちが常に推進している思想について、こんな基本的で簡単な質問に答えられないというほうが情けないではないか。番組の後に不安に駆られたり鬱になったり悪夢に悩まされるほどのやわな精神力しかないことこそ、いかに彼らの思想にはまるで根拠がないことの証明だ。

番組中ドクターフィルは最初から最後までどちらの肩も持たず中立な立場で司会の役目を果たしたが、こういう問題で中立であるということがどういうことなのか、翌日のLGBT界隈の反応から伺うことができる。

下記はツイッターに上げられたドクターフィルへの罵倒の一部。

「まったくドクターフィルはF***だ!わざわざノンバイナリーの人を全国ネットテレビに招待してトランスフォビアで有名な男に恥をかかさせるなんて、何のためだ、誰の役に立つと言うのだ、F***ユー!」

「ドクターフィルはいつも話をかき回しているが、これは不謹慎だ。なんでこんな男がまだ番組もってるんだ。実際にクィアーに発言させる代わりに、フィルは精神の算数をやりながらやっと文章を終わらせている。俺は怒ってる。」

「ドクターフィル、こんな奴に偏狭心を広める場を与えるなんて、お前は下劣人間だ。」

「お前の番組なんか終わるべきだ。視聴率稼ぎのために悪いと解っていて話をかき混ぜドラマを作っているんだ!」

ツイッター上だけでなく、LGBT関連の雑誌などでもこの番組への批判が載った。LGBTQネイションの見出しは

ドクターフィルはアンチトランスジェンダー活動家を招いてヘイトをテレビで広めた。観ていて苦痛だった。

こうした反応について当のウォルシは、これこそが彼等がウォルシとの討論に敗北したことを認めている証拠だと自分のポッドキャストで語った。確かにそうだ。もしノンバイナリーカップルがウォルシを論破し、こてんぱんにやっつけたと感じていたら、ドクターフィルにそういう場を与えてくれたことに感謝しこそすれ、批判などしなかっただろう。自分らの側が完全に負かされ恥をかかされたと理解しているからこんな反応をしているのだ。

LGBTQ活動家たちは、彼らの活動に疑問を呈する人々に向かって「勉強しろ」とか「学習しろ」と偉そうにお説教をする割りには、自分達の提唱する立場さえきちんと説明できない連中なのだ。だから彼らは相手側との討論などせず、相手をとことん黙らせる手段を用いるのである。


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カイル君の評決に驚いた人は自分の情報源を見直す必要がある

実はこの見出し、私のオリジナルではなくて、誰かがツイッターで書いていた言葉。以前にも書いたように、私はカイル・リッテンハウスの話は事件当初から追っており、今回の裁判で色々新しい情報が出て来たとはいうものの、私が事件当初から理解していた事実関係は概ね正しかった。事件の模様はプロのジャーナリストや一般人によるビデオなどで色々な角度からのビデが存在し、早期から事の次第は一般に知れ渡っていた、、はずだった。

しかし、それは正しい情報を掴みたいと思っている人たちに限られ、特にこの事件に興味がなく情報源はテレビや新聞のニュースだけという人たちは、実際とは全く違う情報を吹き込まれていた。未だにカイル君が違法のアサルトライフルを持って州を越境したとか、ケノーシャに黒人狩りに行ったなんて馬鹿げたことを信じてる人がいて本当に驚く。カイル君に撃たれた三人は全員黒人だと思っているひとまで居て(全員白人)、これだけ情報が豊富なのに、どうしてそんなことになるんだと思うほどだ。

アメリカ国内に居てすらそうなのだから、この話とは縁遠い日本にお住まいの方々が、この件について疎いのは仕方がない。だが、日本の人たちが知らないのをいいことに、在米著名人が日本に向けて嘘を垂れ流すのを見ると、つい黙ってはいられなくなる。

例えばこの町山智浩という男性。ツイッターのプロファイルには「町山智浩@TomoMachiカリフォルニア州在住の映画評論家。BS朝日『町山智浩のアメリカの今を知るTV』毎週木曜よる10時30分から放送中。TBSラジオ『たまむすび』毎週火曜午後3時から生出演。週刊文春『言霊USA』連載中」とある。言っちゃなんだが、この人のいうアメリカに関する情報はほぼ全部嘘なので、こんなのを信用してたら完全にアメリカを誤解する。ともかく彼のこの事件に関する認識の甘さには本当に呆れる。

ウィスコンシンでブラックライブスマターのデモにライフルを持って飛び込み、デモ隊の3人を撃って2人を殺した17歳の少年に正当防衛で無罪の評決が出ました。政治的デモへの銃撃が正当化される危険な判決です。

リッテンハウスは、彼の銃を取り上げようと素手で近づいたローゼンバウム氏(一児の父)を4発撃って殺しました(一発は背中)、それでデモ隊に追われて転んだリッテンハウスから銃を取り上げようと近づいたスケートボーダー、ヒューバー氏の心臓を撃ち、拳銃を抜いたグロスクロイツ氏の腕を撃ちました。

リッテンハウスはローゼンバウム氏が何も持っていないことは認識していた、と証言しているので、これで正当防衛が成り立つと、今後、恐ろしいことになるでしょう。

町山氏の言いかただと、カイル君はBLMのデモをしていた集団に向けて銃を乱射し、それを止めようとしたローゼンバウム(一児の父)やヒューバーやグロスクロイツが撃たれたかのような印象を受けるが、事実は全く違うことは読者諸氏もよくご存じの通り。

まずローゼンバウムに関して話すなら、一児の父と言う前に9歳から11歳の子ども5人を強姦した小児性愛犯罪者であり、その日の朝に精神病院から退院したばかりで、ジェイコブ・ブレイクの抗議デモとは無関係な気違いだったという話を最初にすべきだ。はっきり言ってローゼンバウムはブレイクが誰かも知らなかったに違いない。

町山はローゼンバウムがカイル君を直前に脅迫していたことや、共謀者と一緒にカイル君を待ち伏せして駐車場の端まで追い詰めた事実については語らない。もちろん誰かの投げたコンクリートの破片が頭に当たって転んだカイル君をヒューバーが後ろからスケボで殴ったり、下の写真の男がカイル君を蹴ろうとしたなんてことも完全無視。

当然のことながら、きちんと情報を追っていた人たちから色々と突っ込みを入れられている。

Image
二人の暴徒に同時に攻撃されるカイル君。

ゲイジ・グロスクロイツが最初にカイル君に銃を向けた事実も、無論無視。


カバ(イモ大学生)シャニマス、デレステP兼業YP@hipo0872st
‥まさかアメリカに住んでいるのに、裁判で語られた証拠や背景を何も知らないって事は無いよね? 撃たれた人の1人は銃を向けたから撃たれたって証言してるよ?

PBSのkyle rittenhouse trial for kenosha shooting continues – day 5の2:45:00以降の証言がこの裁判のポイントではないのでしょうか? ここが最も正当防衛か微妙なところだったと思います またこの記事によると裁判中の発言で最初の銃撃は被害者だとされています

町山氏が好きそうなPBS(極左翼アメリカ公共放送)ですら裁判の模様を放映していたのに、彼はそれを全く見ていなかったようだ。

ケノーシャでの暴動はジェイコブ・ブレイクというDV男が元カノを強姦して逃げる際に警官に撃たれて半身不随になった事件がきっかけでおきたものだが、BLM/ANTIFAの「抗議デモ」は整然としたデモ行進などではなく、あちこちで暴徒がビジネスや学校や教会を焼き払い、略奪と暴行を繰り返していた大混乱状態だった。皆さんも下記の「燃えているが概ね平和的な抗議デモ」という映像をご覧になったことと思う。

「燃えているが、概ね平和的な抗議デモ」

幸いにして、町山氏のように知ったかぶりで間違った情報ばかり発信する人に対して、情報通の人たちから色々とコメントが来ているので、町山氏の言うことを鵜呑みにする人はいないだろう。

しかし、こんな人がアメリカについてテレビで語っているとは、全く情けない限りだ。


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池内恵大先生の癪に障ったらしい

いやはや、ツイッターでちょっとコメントしたら、ツイッターを汚染するから排除するとか躍起になって言われてしまった。ブロックされる前にちょっと記録しておこう。

池内:バイデン政権の水面下での中東外交。前任者がああなんで、余計に玄人さが際立つ。

カカシ:玄人が政治に立つと、たちまち戦争ですね。さすがです。

池内:ネットで何か変なもんでも読んだ?

カカシ:前任のトランプ大統領はイスラエルと他のアラブ諸国との和平に次々に成功していた。イランにも強い圧力をかけ、パレスチナへの給付金も取りやめ。バイデン政権になって軟弱な姿勢を示したためイランがつけあがってパレスチナを焚きつけて再びパレスチナの攻撃開始です。玄人のやることでしょうかね。

池内:素人の感想ありがとうございます。

カカシ:私をバカにしても歴史を変えることは出来ません。私は同じパターンを何度も見てきました。それを変えたのはトランプ大統領だけです。

池内:これをいいねしたアカウントは、意図に関わらずブロックします。工作アカウントからの汚染を防ぐためです。

これ以上池内大先生と直接話をしても無駄だと思ったので、彼への返答という形にせずに自分の考えだけツイートしていたら、それにもいちいち絡んできて、私を支持する人はすべてブロックすると息巻いている。学者のくせに自分と違う意見を言う人が許せないとは、なんと心の狭い人なのだろう。

私はこの人は、中東の専門家らしいと思ってフォローしていたのだが、これではこの人の学部でこの教授に反対意見を言う学生などは絶対に良い点数は取れないだろうな。

ツイッター仲間のBlahさんがスクショを取ってくれたので、こちらに掲載しておこう。


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