カトリック生徒たちが老インディアン男性を囲んで嫌がらせをしたというフェイクニュースに完全に騙された左翼たち

先日命のための行進が行われたワシントンDCで、行進に参加していたカトリック高校の生徒たちが、そばに居合わせたインディアンの老人を取り囲み大声を張り上げるなど嫌がらせをしたというニュースがアメリカ中(いや世界中)で報道された。アメリカの左翼芸能人や政治家たちはこぞって少年たちの悪口をツイートし、なかには少年たちの住所やメルアドなどを公表して脅迫電話や脅迫状を送り付ける者たちまで現れた。日本でも鈴木一人とかいう経済学者がここぞとばかりにアメリカの悪口をツイート。

ところが前後の様子を写した別の角度からのビデオが浮上し、実は最初の記事にはかなり意図的な誤りがあることが判明した。こちらその様子を説明しているリーズンの記事

新しく浮上した二時間にわたるビデオを観てみると、少年たちとインディアンおっさんとの遭遇がどのようなものだったのか、その文脈が明らかになる。

ビデオによると、マガハット(メイクアメリカグレートアゲイン=アメリカを再び偉大にしよう、のMAGAという頭文字をかたどった赤い帽子)姿の少年たちは老人に人種差別に満ちた嫌がらせなど全くしていないだけでなく、差別的でホモフォブな罵倒を繰り返すおかしな黒人カルトの前で冷静を保っている。この黒人たちはヒーブルーイスラエライツという訳の解らないカルトのメンバーで、反白人で反キリスト教で反同性愛者という国粋主義カルト。インディアンのおっさんが現れる前に、この黒人グループはマガハットカトリックグループの少年たちに差別用語を使って罵倒していた。

フィリップというインディアンのじいさんは、この二つのティーンエージャーたちのグループの間に入り込み、ドラムを叩きながら白人少年たちの方に近寄って来た。最初白人少年たちはおっさんの意図が解らず、じいさんと一緒になって歌っていた。これがじいさんに同意してなのか、じいさんをからかうつもりだったのかは、はっきりしない。

フィリップじいさんの行進に道を譲らなかった少年がいた。少年は笑顔をみせながらおっさんをじっと見つめている。最初に報道されたビデオはここから始まる。少年がなぜ笑顔でじいさんの顔を見つめているのかはわからないが、少年の顔の前でうるさくドラムを叩くじいさに対して、少年の態度は非常に冷静だ。少年は何も言わず、じいさんを罵るでもなく、ただ笑顔で見つめていただけだ。それを嘲笑と取るかどうかは視聴者の勝手だが、これをもってして少年が人種差別的な態度を取ったというのは言い過ぎにもほどがある。

笑顔で黙って見つめる少年にフィリップじいさんはドラムを叩きながら何度も何度も詰め寄った。そのうちじいさんは飽きたのか、少年の前から立ち去った。ビデオはこのリンクから見ることが出来る。

フィリップ爺さんが立ち去った後も、黒人カルトメンバーたちは白人少年たちのことを「おカマ野郎」とか「ヨーロッパへ帰れ」とか訳の解らない罵声を飛ばしていたが、白人少年たちはその挑発に乗らずに学校の応援チアーで声を張り上げ、黒人たちの声をかき消そうとした。

さて、この時、なぜかフィリップ爺さんは再びこの二つのグループの間に割って入って来た。爺さんはのちにザ・デトロイトフリープレス紙のインタビューでこう答えている。

「(白人少年たちは)四人の黒人たちに襲い掛かろうとしていました」それで(フィリップ氏)は事が大ごとにならないうちに仲裁に入ろとした。

He seems profoundly mistaken: The video footage taken by the black nationalists shows no evidence the white teenagers had any intention of attacking. Nevertheless, Phillips characterized the kids as “beasts” and the hate-group members as “their prey”:

しかしフィリップ爺さんは状況を完全に誤解していた。黒人国粋主義者たちが撮ったビデオには白人少年たちが攻撃してくる様子は全く写っていない。にも拘わらずフィリップ爺さんは少年たちを「獣ども」と言い黒人たちは「獲物」だとまで表現した。

「その時私は気づいたのです。私は自分を獣と獲物の間に置いてしまったのだと。」とフィリップ氏。「この若者たちは獣のようで、黒人たちは獲物のようでした。そして私はその真ん中に居たのです。それで彼ら(白人達)は一ポンドの肉を欲しており、その矛先が私に向けられたのです。」

またしてもこれはフィリップ爺さんの誤解だった。爺さんは白人少年たちが「壁を建てろ」と叫んだというが、記者が聞く限りそんな言葉は全く聞こえないという。無論子供たちは色々なことを叫んでいたので、そんなことを言った少年もいたかもしれないが、記者にはそれは聞こえなかったという。

地元新聞に語った少年たちの証言によると、彼らは母校のスポーツ応援音頭を幾つか繰り返しただけだという。記者によるとこの少年の証言は正しいという。

「僕たちの学校は男子校なので、テンションあがっちゃうんです。」と学生の一人。「これまでにも何回もやったように、暇つぶしに応援音頭をとろうってことになったんです。そしたらそのなかにネーサン・フィリップ率いる大人たちがドラムを叩きながら入って来たんです。最初僕たちはなにか文化的な表現で僕たちの応援に合わせて叩いてくれてるのかなと思ったんです。」この生徒によると、生徒たちが笑っていたのは音楽を楽しんでいたからだという。しかしそのうちに混乱してきた。事実何人かが「何が起きてるの?」と言っている声が聞こえる。

子供たちが何か変なことを言ってフィリップを威嚇しようとした可能性はあるとはいうものの、ビデオにはそのような映像は全く写っていない。少なくともフィリップ爺さんが言うようなことが起きた証拠は全くない。

さてここで、人種差別者扱いされたコビンぐトン高校の生徒、ニック・サンドマン君の言い分を聞いてみよう。

僕は金曜日の午後リンカーンメモリアルにおいて起きたことを、僕や僕の家族に向けられた間違いやあからさまな嘘をただすために、事実のみをお話します。

僕がビデオのなかでアメリカ原住民抗議者に詰め寄られた生徒です。僕はリンカーンメモリアルに午後4時30分に着きました。僕は、バスがケンタッキーに向けてワシントンを出発する5時半までに来るように言われていました。僕たちは命のための行進に参加しており、その後少人数のグループに分かれて観光をしていました。

僕たちが着いた時、四人のアフリカ系アメリカ人の抗議者がリンカーンメモリアルの階段のところに居ることに気が付きました。僕は彼らが何に対して抗議をしていたのかわかりませんでした。でも彼らが僕たちの学校の生徒たちに侮辱的な言葉を放っているのを聞きました。

抗議者たちは口々に憎しみに満ちたことを言ってました。彼らは僕たちを「レイシスト」「偏狭者」「馬鹿白人」「おカマ野郎」「近親婚子供」などと呼びました。また、僕たちの学校のアフリカ系アメリカ人の生徒に対して僕たちが彼の臓器を増殖しているなどとひどいことを言いました。僕にはその侮辱の意味が解りません。でも聞いてびっくりしました。

僕たちは公共の場で大声で罵られたので、生徒の一人が僕らに向けて叫ばれているひどい侮辱に対抗するため学校のお祈り音頭を取ってもいいかと付き添いの先生に聞きました。 この音頭は普通スポーツ競技の時に取られるものです。これらはすべてポジティブなもので普通の高校でよく聞かれるものと似ています。付き添いの先生が歌ってもいいと許可をくれました。僕たちは許可なくして音頭を取るなどということは絶対にしません。

この間ずっと学校のお祈り音頭以外の声は聴かれませんでした。僕は生徒の誰ひとりとして「壁を建てろ」とか何か侮辱的なことや人種差別主義的なことを言うのを聞いていません。 そうでないという確定は全くの間違いです。僕たちは大きな声で音頭を取っていました。なぜなら抗議者たちの憎しみのこもった罵倒をかきけしたかったからです。

数分後、それまで僕が気づかなかったアメリカ原住民の抗議者たちが僕たちのグループに近づいてきました。原住民の抗議者たちはドラムを持っていて少なくとも一人の人がカメラを持っていました。

ビデオに写っているみんながみた抗議者が、ドラムを叩きながら群衆のなかをうねり歩き、人々は彼に道を開けていました。誰も彼の行く手を遮ろうとはしませんでした。彼は僕に焦点を合わし、僕の顔から数センチのところまで近づいてきました。彼は僕を睨みつけながらずっと太鼓をたたき続けました。

僕はこの人と全く交渉していません。言葉も交わしていません。身振りで何かを示したり威圧するような動きもしていません。正直な話、僕はどうしてこの人が僕に近づいてきたのか驚き困惑しました。僕たちはすでに他の抗議グループから怒鳴られていたし、二つ目のグループが近づいてきて僕は、大人たちがティーンエージャーたちを挑発して何か手のつけられないことになるのではないかと心配になりました。

それで僕は動かずに冷静にしていることで、状況を鎮めることが出来ると信じました。僕はみんながカメラを持っていることに気が付きました。それで大人たちが僕らを挑発して何か大きな衝突を起こそうとしているのではないかと考えました。それで僕は黙ったままこれ以上ことが荒立たないことを祈りました。

ドラムが鳴っている間、抗議者のメンバーが僕たちに「お前らは俺たちの土地を奪った」とか「ヨーロッパへ帰れ」などと怒鳴りました。僕たちの同級生が何か答えようとしているのを聞きました。僕はクラスメートたちに抗議者と話をするのを止めるように手ぶりで示しました。僕たちは落ち着いてこの緊張を鎮めなければならなかったからです。

僕は決して原住民の道を塞いだとは思っていません。彼は僕を避けて行こうとはしませんでした。彼は僕に詰め寄るためにわざと僕を選んだのは明らかです。僕にはそれが何故なのかはわかりませんが。

この衝突は先生の一人がバスが来たので帰る時間だと言ったことで終わりました。僕は先生の指図に従ってバスの方へ向かいました。この時僕は、落ち着いていたことで問題は解決したと思いました。僕は暴力に至らなくてよかったと感謝しました。

僕には何故この二つのグループが僕たちに絡んできたのか全く理解できませんし、いったいリンカーンメモリアルで何にに対して抗議をしてたのかもわかりません。僕たちはただ単にバスに乗るためにあつまっていただけで、決してメディアの大騒ぎの中心になるようなことはしていません。公共でのデモに遭遇したのは僕にとって生まれて初めてです。ましてやデモに巻き込まれるなんていうのも初めてです。

僕はわざと抗議者たちに変な顔をしたりもしてません。僕は微笑みましたが、それは僕が怒ったり威圧されたり挑発されて問題を拡大する気はないことを彼にわかってもらうためです。僕は敬虔なクリスチャンでカトリック教徒です。僕は常に僕の宗教の教えに従うよう努力しています。他人に敬意を表し暴力に至る行為を避けることに勤めています。

僕はこの人に何の敵意も持っていません。僕は彼が抗議をする言論の自由を尊重しますし、いつでもリンカーンメモリアルで祈りの声を上げることも支持します。ただ僕は彼は他人の空間に侵略してくる作戦については考えなおすべきだと思いますが、それも彼の選択です。

僕は人種差別者を含め存在するあらゆるひどい名前で呼ばれました。でも僕は暴徒のように僕の家族の名誉を汚すことは許せません。僕の両親はあの旅行には参加していませんでした。そして僕は公共の場で家族の代表として恥かしくない行動をするよう努めています。

僕は暴力や命を脅かす脅迫をソーシャルメディアで受け取りました。ある人は僕を学校で襲うと脅迫し、ある人は僕の近所に住んでいると言っています。僕の両親は暗殺の脅迫状を受け、ビジネスに対してもネット攻撃を受けています。

僕は自分の学校を先生たちをクラスメートたちを愛しています。僕は良い成績をとるために一生懸命勉強してきましたし、課外授業にも色々参加してきました。僕は 僕たちの学校の生徒たちがアフリカ系市民や原住民に対して差別的なひどいことを言ったなどということを、多くの人々が起きていないことを起きたかのように信じていることに非常な悲しみを感じます。

僕は他の人たちのことは言えませんが、僕のみに関してだけ言うならば、コビントンカトリック高校の生徒たちはすべての人種や文化に尊敬の念を持っています。僕たちはすべてに人々の言論の自由を支持します。僕はフィリップさんの言ったことについて何もいうことはありません。僕は彼をしらないし彼の心の中のことが解るとも思えません。また他の抗議者に関してもこれ以上言うつもりはありません。彼らの心のうちは解りませんから。

フィリップさんが元海兵隊の米国退役軍人だということを読みました。彼の貢献に感謝するとともに制服を着て国を守ってくれている方々に感謝いたします。もしだれか一人自由に発言する権利があるとしたら、それは海兵隊退役軍人です。

僕は自分が観察し感じたことしか話せません。しかし僕はたった数秒のビデオを観ただけで判断を下すのではなく、すでにインターネットで観られる長い方のビデオをみてくださるようにお願いします。長編のほうは目的ある人々が表現したのとは全く違う映像であることがわかるはずです。

僕は何が起きたのかをはっきりさせるために、コビントン高校の主教様たちににこの事実を告げました。 そして僕はどのような捜査にも自主的に協力する旨を明らかにしました。

なんという立派な高校生なんだ。白人高校生だから人種差別者に違いないと思って挑発したフィリップ爺さんや、前後の状況も知らないでカトリック生徒たちを人種差別扱いした左翼の大人たちとは大違いである。

事実が分かった今、彼らをさんざんこき下ろした大人たちは謝罪する覚悟はあるのだろうか? かなり疑問だがね。


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中流階級が去っていくニューヨーク

ニューヨーク市から一日100人の割で市民が去っていくというニューヨークポストの記事をよんだ。ニューヨーク市の物価が高いのは悪名高いが、それだけでなく、市民にかかる税金がどんどん上がる一方、給料はそれほど上がっていない。金持ちはどんどん金持ちになっていき、下層階級の賃金も上がってはいるが、ほとんど変わっていないのが中流階級。

ニューヨーク市の48%を占める中流階級の平均年収300万円から600万円。1970年代には71%も居た中流層が今やその半分になってしまった。例えば2017年以後に出来た民間の17万5千職においても、中流層の賃金を払うのはその二割未満。ロングアイルランド市にやってくるアマゾン社の雇用くらいでは全く足りないばかりではなく、NY市が同社勧誘のために出した補助金のために市民にかかる税金を考えると、かえってマイナスになる可能性がある。

中流層が減っているのはNYだけでなく全国的な傾向にあり、NY市では賃貸ビルが空き家になっているところが沢山ある。また、大型小売店チェーンが次々に閉店しており、今年すでに全国で18のチェーンが閉店したという。

西海岸のサンフランシスコでも全く同じような現象が起きている。たしかこの話は以前にもしたと思うが、やはりSFも家賃が高く税金が高いため、多くの人々がサンフランシスコや近隣のオークランドやヘイワードに住めなくなっている。SFはIT企業などが多くあり、経済的には発展している場所なのだが、一般庶民が住むには非常に難しい場所となっている。

2018年7月現在で、SFは一年間で2万4千人の住民を失った。一戸建ての家が1億円もするような場所に一般人が住めるわけがない。

実はサンフランシスコは経済の発展が返って一般人の住居不足を促進しているのだ。ハイテックな企業が多くあるため働く人が増えるが、労働者が住む場所が限られているので住居が足りなくなる。もともと住んでいた人々の家賃や不動産税が上がって、引っ越す人が増える。

また、SFの場合は知事が過激派左翼なため、違法移民を大量に受け入れてしまっているので、ホームレスや麻薬中毒者などが町に蔓延し、住みにくい場所になっているということもある。


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カバノー判事、最高裁判事指名承認される!正義は勝った!

先ずは読売新聞の記事から。

【ワシントン=海谷道隆】米上院は6日の本会議で、トランプ大統領が連邦最高裁判所判事に指名したブレット・カバノー氏(53)の人事を承認した。最高裁は、共和党に考えが近い保守派が過半数を占めることになる。

カバノー氏は6日、宣誓式を経て就任し、最高裁は保守派5人、リベラル派4人の構成となった。移民政策などを巡る訴訟に直面するトランプ政権にとり、最高裁の保守化は重要課題だった。11月6日の中間選挙に向け、大きな成果としてアピールする構えだ。

カバノー氏は7月、引退したアンソニー・ケネディ氏の後任として指名された。保守穏健派のケネディ氏は、人工妊娠中絶や同性婚の容認など、リベラル派寄りの判断が目立った。「保守強硬派」(民主党幹部)と目されるカバノー氏の就任で、最高裁判決は当面、保守派寄りとなる可能性が高い。

最終的には承認が50、否認が48。ほぼ共和/民主で別れたのだが、民主党から一人だけ承認が出た。共和党から一人否認投票を予定していたアラスカ代表のマコウスキー議員は、娘の結婚式で欠席したデイン議員の票に合わせて無投票とすることで結果には影響なしとなった。

カバノー判事、就任おめでとう!めでたし、めでたし!

今回の審議ほど民主党の下衆さを表したものもない。私は元々民主党は嫌いだが、それでもここまでやるとは。

トランプ大統領が指名した最高裁判事はカバノー氏が最初ではない。昨年亡くなったスカリア判事の後を継いでゴーシュイッツ判事が指名されている。その時は民主党は多少の抵抗はしたものの、特にこれと言った話題にもならず静かに承認された。それでは何故今回のカバノー氏に限って、民主党は全く何の証拠もない高校生時代の強姦の濡れ衣を着せるというひどいことまでやってカバノー氏の承認を阻止しようとしたのか。

それは上記の記事にもあるように、カバノー氏は比較的リベラルだったケネディ判事の後を継ぐことによって、最高裁の保守とリベラルのバランスが今までの中庸リベラルから保守へと傾くことになるからである。

民主党の狙いは承認審議を長引かせ、11月の中間選挙で民主党議席を増やして、保守派裁判官の就任をあくまで阻止しようというものだった。最初からニューヨーク代表我らが宿敵チャック・シューマー議員は、保守派判事の承認はどんな手を使っても食い止めなければならないと宣言していた。それにしてもいくら汚い民主党でもここまでやるとは思わなかった。

他人に対して無実の罪を擦り付けることは文明社会を冒涜するものだ。聖書でも他人を陥れる偽証は固く禁じられている。アメリカでは人は有罪が証明されるまで無罪とみなされるのに、今回の魔女狩りは告発されただけで、全くなんの証拠も証人もないまま後退派左翼はカバノーを強姦魔扱いした。

私が腹が立つのは後退派左翼たちの偽善だ。1990年代のビル・クリントン大統領は就任する前から浮気騒動やセクハラ訴訟などがあり、強姦されたという女性までいた(強姦されたとされる当時、この女性は警察に被害届を出している。)しかし民主党支持者たちはクリントンのそういう点を大目に見ただけでなく、訴えた女性たちをさんざんこき下ろした。それが今になって「女を信じろ」だあ?

それをいうなら、民主党議員による女性虐待はクリントンに始まったわけではない。最近映画にもなったチャパキディック事件では、1969年、酒によったケネディ議員が車の運転を誤って湖に突っ込んでしまった時、自分だけ車から這い出して同乗していた女性を置き去りにして、助けも呼ばずに何時間も放置して事故当時は生きていたと思われる女性は後に窒息死した。

ケネディはそのあと90年代にもウエイトレスの女性を襲い訴えられている。これは他の上院議員が同席していたことや、レストランの従業員たちが目撃していたことでもあり、事件が起きたことは間違いない。

それでもケネディは議員の座を追われるでもなく、裁判にかけられるでもなく、死ぬまで上院議員の座を保ったのである。

こんなことを共和党議員がやったら彼の政治生命は完全に終わる。こうした連中を温存してきた民主党が何をいまさら女性の味方面して「女を信じろ」なんぞと言えるのだ?恥しらずにもほどがある。

さて、民主党は11月の中間選挙で議席を増やせると踏んでいるが、本当にそうなるだろうか?歴史的にみて、中間選挙では大統領の反対の党が議席を増やすというのが通例だが、今回の民主党の汚い魔女狩り作戦は良識ある民主党有権者たちに少なからず悪印象を持たせたのではないだろうか?また、共和党有権者たちは、民主党に多数議席を持たせることの危険性を改めて確認したのではないだろうか?

次回の中間選挙、非常に楽しみである。


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社会主義の行きすぎで滅びゆくサンフランシスコ

カカシの自宅付近には日系食品マーケットはないが、日本食品も多少は置いている韓国系マーケットがある。ちょっと前に買い物に行った時に、どうも商品棚が閑散としているし、店子で入っていた化粧品店や薬局やパン屋がすべて閉店になっていておかしいなと思っていた。それで昨日買い物に行った際に店長さんに様子を聞いてみると、今月いっぱいで閉店になると言われた。店長さんはその理由については話さなかったが、多分7月からロサンゼルス郡で施行となった最低時給$13.00が響いているものと思われる。
早々と最低時給$15.00ドルが施行された北部のサンフランシスコでは、小規模レストランがばたばたと店を閉めている。人件費がかかれば零細企業がやっていかれないのは当たり前。レストランで働く半数が最低時給で働いているため、時給値上げで一番影響を受けるのがレストラン業。特に被害が大きいのがあまり高級ではない庶民的なピザ屋とかチェーンではないテイクアウトのような店だ。
フォーブスマガジンの記事によると、星が3.5スター並みのレストランだと、最低時給が一ドル上がるごとに閉まる率が14%増えるという。くらべて5星級のレストランではあまり影響がない。
サンフランシスコは今IT産業のおかげで景気はいいのだが、地元民の暮らしは楽ではない。それというのもSFはやたらに税金が高いので有名。しかも社会主義的な色々な規則があって非常に住みにくい。
税金が高い割には町のインフラは崩壊寸前。そしてSFのダウンタウンを歩いていると必ず行き当たるのが物乞い。道も汚く汚物があちこちにあるのを避けながら歩くのが大変。いったいSF市は馬鹿高い税金を何に使っているのだろうか。
実はSF市の来年度予算はなんと人口も多く土地面積も広いサンディエゴやサンホセの三倍以上である。いったい何にそんな金を使っているのかというと、信じられない額の福祉、主にホームレス政策だ。

SF市はカリフォルニア中で一番不動産の高い場所。にも拘わらずSF市は税金でホームレス用の住宅を管理している。管理にあたるNGOの従業員の給料はすべて税金。これに使われる今年度の予算は600万ドル。
これにくらべてSF警察の費用は590万ドル。消防署231.7万ドル。自然公園など220.4万ドル。図書館138万ドル。他の公共施設の予算は100万ドルにも及ばない。
住宅だけでなく、色々な名前でホームレス対策に使われる予算はさらにこの2倍くらいになる。
しかもSF市はサンクチュアリーシティと銘打って、違法移民までもかくまっているから、彼らの弁護にかかる弁護士費用や、違法移民による犯罪によってかかる市民への負担も相当なものだ。
何故SF市は実際に市の運営に貢献している市民を高い税金で罰し、違法移民やホームレスといった社会に全く貢献せずに重荷になる人間ばかりにムダ金を使うのか? 今はテック産業のバブルだからいいとはいえ、このバブルがはじけ、産業がどんどんSFから脱出したらどうするのか?
レストラン経営者もその従業員たちも、どんどんSF市を去っている。一般市民も共稼ぎをしても食べていけないSF市からどんどん逃げている。税金を払える人々が一人もいなくなったらサンフランシスコはどうなるのか。市議会はそんなことを全く無視して無駄遣い三昧である。


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スエーデンで移民による犯罪激増なんて事実知らないよ、と本気で言える世界のフェイクニュース

「トランプ大統領、証拠もないのにスエーデンの移民政策を批判」とは、この間のトランプ大統領によるヨーロッパ全土で起きている大量な移民受け入れでおきている様々な問題についての発言で、スエーデンの例が出されたことに対するニューヨークタイムスの批判記事。
背景をご存知ない方のために先ずはNHKのニュースから拾ってみよう。

トランプ大統領の“スウェーデンでテロ”発言が波紋

2月20日 11時42分
アメリカのトランプ大統領は、演説の中で、スウェーデンで最近、テロ事件が起きたかのように受け止められる発言をしましたが、スウェーデン側はそのような事実はないと困惑してアメリカ政府に説明を求め、波紋を呼んでいます。
トランプ大統領は今月18日に南部フロリダ州で演説を行った際、「われわれは国の安全を確保しなければならない」と述べ、安全対策の必要性を訴えました。
そして「あなたたちはスウェーデンで昨夜、起きていることも見ているはずだ。彼らは思いもしなかったような問題を抱えている」と強調したうえで、過去にテロ事件が起きたベルギーやフランスの都市を列挙したため、スウェーデンで最近、テロ事件が起きたかのように受け止められました。
しかしスウェーデン側はそのような事実はないと困惑し、ワシントンにあるスウェーデン大使館は「トランプ大統領が何を指して言ったのかはっきりしない。アメリカ政府に説明を求めた」とツイッターでコメントしました。
これに対し、トランプ大統領は19日、「私の発言はFOXテレビで放送された移民とスウェーデンに関する話に基づいている」と説明しましたが、選挙中、事実に基づかない発言が多かったとされているだけに再び波紋を呼んでいます

「事実に基づかない発言が多かったとされている」なんて主観を入れておいて、これがニュース記事といえるのか?「事実に基づかない発言」ってのはアメリカ主流メディアの意見であって、それこを事実に基づかないニュースではないか。
ま、それはともかくだ、トランプ大統領が「昨夜」といったのは、「昨夜見たテレビ放送でも報道されているように」という意味で、「スエーデンで昨夜テロが起きた」という意味ではない。スエーデンの状況に詳しくない人のためにも、トランプ大統領はもう少し言葉を選ぶべきだったかもしれないが、文脈から言ってドイツやフランスやベルギーで起きている大量移民による社会問題について述べている以上、スエーデンの例もその一連のことだというのは誰がきいてもわかるはず。それをわざとわからない振りをして「スエーデンって、何のこと?テロなんて起きてないよ」といえる主流メディアの偏向放送には今更ながら呆れる。
拙ブログをご愛読の皆様はトランプ大統領が何を言わんとしているのか明確に理解できることだろう。だが、その話をする前に先の見出しにあったニューヨークタイムスの記事から読んでみよう。
先ずNYTは先週土曜日の演説で近年何十万人という難民を受け入れたスエーデンでテロ攻撃があったかのような発言をしたとする。翌日になってホワイトハウスの報道官は大統領は犯罪の急増など一般的な社会問題について話していたのであり、特定の事件について話したのではないと説明した。
これに関してアメリカ及びスエーデン両国の高官から批判の声があがった。スエーデンの首相はトランプの発言に驚いたとしスエーデンは経済面や人道的な面でも世界で高い順位に入るとし、無論わが国にも色々問題はあるが、何の証拠もなしに変な噂は広めないで欲しいといった内容で抗議した。
NYTはさらにスエーデン犯罪統計資料がトランプの発言を裏付けていないと主張。スエーデンが先月発表した犯罪統計によると移民の数がこれまでにも増して急激に増えた2015年からスエーデンにおける犯罪数は特に増えていないとしている。そして犯罪率が増えているというのは右翼メディアによるデマカセだと言い張る。また一般にスエーデンの犯罪数はアメリカのそれに比べればずっと低いとも書いている。
スエーデンでは犯罪者の出身地や人種や顔写真を公開することが違法なのだ。犯罪統計に犯罪者の出身地を記述することも、もう十年以上も前から止めてしまったのだ。これでどうやって移民による犯罪が増えているかどうかなどスエーデンの犯罪統計調査で解ると言うのだ?移民による犯罪の事実を必死に隠しているスエーデンの調査結果など持ち出しても全く意味がないではないか?現場の事情を赤裸々にフェイスブックにつづった警察官がヘイトクライムの調査対象になるような国で、どうやって明確な資料を得ることが出来るというのだ?
ご冗談でしょ!
NYTはまた、スエーデンの外務省Pernilla Stalhammar報道官が「スエーデンにノーゴーゾーン(移民による治安が悪すぎて警察も立ち入れない区域)など存在しないと言っているのを本気で記述しているのだ。
あほかああああああああ~!
誰がそんな嘘を信じる?過去20年間頭を砂の中に突っ込んでたのか?いい加減にしろ!人を馬鹿にするのもほどがある。実際には救急車運転手労働組合長ですらノーゴーゾーンは現実問題だと語っているのだ
ジャーナリストがスエーデンのノーゴーゾーンで取材中に襲われることは珍しくない。
オーストラリアの取材班が襲われた事件は記憶に新しいが、最近でもスエーデンのノーゴーゾーンについてドキュメンタリー映画を作製中のアミ・ホロウィッツというアメリカのリポーターが殴られた。
ところで、トランプが「昨夜」といった19日の晩、実はスエーデンでは大規模な移民による暴動が始まっていた。その暴動を取材中のスエーデンのカメラマンが撮影中に教われた。
ところで、スエーデンでテロが起きているかどうかということに関してカカシはフェイスブックで「ともだち」とこんな会話を交わした。相手は「スエーデンでは移民による問題が起きていることは確かだが、テロは起きていない」と言ったことに対し、カカシが「警察への暴力や、暴動や、大量な悪質強姦がテロではないというなら、確かにそうかもしれない」と答えた。
テロとは人々を恐怖におののかせ相手を屈服させる行為だ。凶悪犯罪や暴動や強姦は人々を恐怖におののかせる行為である。これがテロでなくて何なのだ?
これでもスエーデンでテロが起きていないといえる神経。私には全く解らないね。
アップデート:ナスタチウムさんが、スエーデンの治安の悪さはトランプ大統領の言うとおりだという記事を書いてくれている。

「トランプ大統領のスウェーデンへの言及は正しい」と現地の警官や、スウェーデン第2の政党の政治家が言っています。
大統領の発言の2日後(月曜に)にもストックホルム郊外Rinkebyで警官が襲われています。これは氷山の一角だと言います。
ここは10人中9人の住民が移民です。街は犯罪集団が支配していて、毎晩車が燃やされます。若者は堂々と駅の入り口でヘロインや薬物取引をしています。盗品が広場で売られています。
救急通報があっても防弾車の警察の護衛が来るまで出動しません、危険すぎて出来ないのです。ある靴屋は店先でたむろしている集団がふらりと店に入ってきては高価な靴を勝手に履いて出ていくと言っていますが、警察には届けません。言えば店に火を付けられるからです。
何が怖いかというと、犯罪が当たり前の集団が国内に住み着くことなのです。
ナンミンウォッチさまが「9人のイラク人難民申請者家族の価値観」という記事を書かれていますが、加害者9人が親族で、被害者を自宅に連れ込むことに加害者側の女性親族が協力していることが、私たちの価値観と根本的に相容れないところです。
非イスラム教徒の女性は集団レイプされてもいい存在だと、イスラム教徒の女性が思い男性親族に協力しているのです。
移民が集住すると、犯罪者が街を支配し警察が無力になる。 いい教訓です。


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反トランプ暴力抵抗は実を結ぶのか?

最近ミスター苺は、この間の自称「女性行進」に集まった連中や反トランプや保守派の言論弾圧に余念のない奴らのことを「リベラル」とか「革新派」と呼ぶのは止めろといっている。それというのも、奴らのやっていることは元々のリベラル=自由主義とか革新とかいったものとはかけ離れていて、共産主義独裁に近い革新どころか後退の思想だからというのである。
確かにその通りだ。それに加えて、民主党の間でも平和的な政治活動で共和党から政権を取り戻そうとするリベラル派と暴力を使って共和党政権を打倒しようという過激派との間で分裂が生じている。なのでこれらの人々を十把一絡げにして左翼とか左翼リベラルとか呼べなくなってきた。
さて、本日はこのリベラル派と過激派の意見の違いについていくつかの記事を読み比べて見たい。一つ目は1月25日2017年付けのポリティコ掲載ビル・シャー(Bill Scher)著の「トランプ抵抗への六つの方法」

  1. ナチ攻撃とか窓ガラス破損とかリムジン車放火などを奨励しないこと。暴力行為を奨励すれば、トランプ派に我々の抵抗はすべて違法行為だという口実をあたえてしまい。かえって逆効果。
  2. 「女性行進」大いにやるべし。実施的には反トランプラリーだったにも関わらず名前が「女性行進」だったため男性が参加に商況的だったという批判もあるが、すべての人に当てはまるテーマだとメッセージが混乱して解らなくなる。女性蔑視の共和党に立ち向かうためには女性問題を中心にするのは大事。参加者の数からいってこの行進は大成功だった。批判者は無視してこれからも「女性行進」を続けるべき。
  3. 芸能人はいいけど、演説者の人選を厳しくする。マドンナが生放送なのに放送禁止用語を羅列した下品な言葉使いでホワイトハウスをぶっとばしてやろうかと思ったなどと、リベラルにとって恥かしい発言があったように、こんな演説を聴いたら反トランプ派でもトランプ支持になってしまうような馬鹿なことを言う芸能人に運動を代表させないよう気をつけること。
  4. インターセクショナリティーは大事だが、そればかりに固執するな。「女性行進」の発足者が白人男性だったことから、有色女性の間からクレームがついたので、即多種族の人々がリーダーとして起用されたが、白人は特権階級だと言い張る黒人女性の声に白人女性たちが理不尽に差別されていると文句を言い出し、仲間うちで誰が一番差別を受けているかで揉めてしまった。そのことで保守派批評家に批判のネタをあたえてしまった。違いにばかりに拘らずに共通の目的で団結しよう。
  5. 活動家に意味のない役割をあたえるな。「女性行進」の主催者は参加者たちに自分らの要求をそれぞれ葉書に書いて自分の地区代表政治家に送りつけろと促しているが、いくつも違う要求をあちこちの政治家に送ってみても意味がない。これは徒労である。リベラル革新派は我々にとって一番大事な問題に絞ってトランプの弱みに付け込んで攻めるべきである。オバマケア撤廃のようにすでに共和党内部でも消極的な問題から取り組むべきだ。
  6. トランプのゲームに引き込まれるな。大事な問題に焦点をあてろ。トランプ就任式に集まった人数などでトランプの嘘を暴いたことは確かに気持ちよかったかもしれないが、トランプはこういうくだらないことで言い争いをすることが好きなのだ。しかしこんな小競り合いでいくら勝ってみてもトランプ支持者の気持ちを変えることは出来ないし、政策を変えることもできない。トランプへの個人攻撃よりもトランス政策に焦点を当ててそれに対抗していくべきだ。

確かに理論だった提案だろう。暴力行為で抵抗を違法行為とみなされないようにすること、団結して大事な問題に焦点をあてようというのも自分らの政治目的を果たすためにはもっともな理屈だ。
しかしそうではないと主張するのが八フィントンポスト掲載「悪いなリベラル、反トランプへの暴力は論理的な方法だ」である。これは、よくよく読んでみるとひどい文章。とても訳す気になれない。こんな記事をハフポはよくも載せたもんだ。とてもプロのニュース紙とは思えない。ま、とにかく概訳すると下記のようになる。

  1. 選挙運動中からトランプラリーでトランプ支持派による暴力は顕著だった。メキシコ移民は麻薬ディーラーだとかレイピストばかりだといって見たり、モスレムはまとめて国外追放にしろと言ってみたり、トランプの政策は20世紀のファシズムとは違うが、21世紀の新しいファシズムである。トランプラリーで起きた暴力は支持派によるものであろうと反対派によるものであろうと、すべてトランプのファシズム思想が生み出したものだ。
  2. トランプ支持の背景には共和党による人種差差別や移民差別、温暖化科学者や、フォックスや保守派トークラジオなどによる主流メディアや、教育システムなどへの執拗なまでの攻撃がある。政権奪回だけに専念して背後にあるこうした文化撲滅を無視していては勝利は得られない。ヨーロッパのファシズムから勝利を勝ち取ったのは市民による暴力的な革命だ。
  3. 暴力的抵抗は大事だ。暴動による抵抗は結果をもたらす。現在のLGBTQの権利をもらたしたのはリベラル政治家でもなければ、すましたリベラル作家でもない。人々が街頭に繰り出してストーンウォール革命のようなことをやったことが原因だ。長年に渡る黒人差別や不平等や貧困に注目が集まったのも、話し合いではなくワッツ反乱が功を成したからだ。後に起きたロサンゼルス反乱も腐敗した警察署を是正した。
  4. 最後に特権階級のエリートリベラルが偉そうにトランプへの暴力による抵抗が道徳観の失態によるものだとか理論破綻だとかお説教するのはやめてもらいたい。暴力に及ぶ及ばないは理論の理解力とは無関係だ。特権階級はそんなことを言ってる余裕があるかもしれないが、そういうふうにエリートがどのように抵抗すべきかなどと規則をつくるのは、弾圧された人々から効果的な抵抗手段を奪うことになり、沈黙させることになるのだ。そういうリベラルになるな!

ま、最初のシャーのリストはまだ納得がいくが、ハフポのリストは単にトランプ政権はファシズムだからファシズムと戦うには暴力革命しかないという理屈だ。しかしそれが本気でやったら、暴力での仕返しがあるってことも頭に入れておくべきだな。オバマ時代は左翼の暴力をオバマ政権自体が容認していたから、街でどれだけ暴動をやろうと誰も逮捕されなかったが、トランプの代になったらそういうわけにはいかない。何しろオバマにとって暴動者たちは自分の味方であったが、トランプにとっては敵だ。法と秩序をうたったトランプにとって暴力的な敵は取り締まりやすい。シャーはそのことを忠告しているのに過激派のハフポ記者はそれが理解できていない。
カカシ自身、本当の意味でもファシズムや共産主義といった独裁政権に対しては暴力による抵抗が悪いとは思わない。いや、今のヨーロッパの状況を見ていると、今こそヨーロッパ市民は暴力によって野蛮人や既存の政府に立ち向かう必要があるとさえ考える。
左翼過激派の問題は彼らが本当のファシズムとはなんたるかを全く理解していないことだ。実は自分たちの方こそどんな異論者も許さないファシストであることに彼らは気がついていないのだ。トランプ政権のやっていること(まだたったの10日足らず)の一体何がファシズムなのか?
ハフポのコラムは、最初からトランプに関する嘘八百が前提となっているので、はっきり言って全然意味がない。だがこういう奴らに「トランプはそんなことやってないよ」などと事実を踏まえて話そうとしても無理。トランプ=ファシスト、だから暴力で阻止。ということしか頭にない低能な奴らだから。
こいつらによる暴力はエスカレートするだろうが、就任式の日に暴動を起した暴徒200人あまりが逮捕されたということも考えて、トランプはこういう暴徒を黙ってほうっておかないだろう。こういう奴が騒げば騒ぐほど民主党はその支持を失っていくだろう。良識あるリベラルたちは大変である。
つけたし:
これを書いてすぐに「レイシストへの暴力は正当化されるべし」という記事を読んでしまったので、足しておこう。これはビデオメッセージだが、ロンドン住まいのスダン人 Nesrine Malikという女性が、トランプ支持者への暴力行為は正当である、なぜならトランプ投票者は人種差別偏狭者だからというもの。
このビデオのほうが先に紹介したハフポの記事よりうまくまとまっている。こんなふうに話せる人が暴力を奨励するというのも情けないというか悲しいというか。ビデオのトランスクリプトがないので概要を紹介しよう。
英語の直訳では題名は「低い相手に高く出るのは不十分」だが、意訳するなら「卑怯な相手に高貴な手段は効果がない」とすべきかな。

本来ならば誰に対しても暴力はよくない、それがナチであっても。ただ、リチャード・スペンサー(白人至上主義の右翼活動家)が道端でインタビューの途中に殴られたのはカトリックな瞬間だった。我々の多くは突然にして恐ろしく危険な見解が放映されるだけでなく主流となりつつあることにどう反応していいのか解らなかった。こうした出来事に適応できず我々は何か新しい思想にでも出会ったかのように取り組もうとした。世界は変ったのだ。だが我々は追いつけずにいた。だがあのパンチによって、我々は追いついた。

「相手が低く出たら、我々は高く出ろ」とミッシェル・オバマはトランプの醜い選挙運動の真っ最中に言った。高くでるのは常にうまくいくとは限らない。ある立場は議論どころか考慮することすら不可能だ。左翼の間では理屈にかなった議論という嘘が蔓延している。レイシストや女性蔑視者を攻撃したりボイコットしたりせずに議論をしろ、低く出ずに高く出ろという。行儀良くしろと。
だが何故だ?
なぜ我々は行儀良くする必要があるのだ?単に良く思われたいためだけか?行儀良くして効果が出るのか?この弱みがリベラルデモクラシーのアキレス腱になっているのだ。
だからといって私はむやみやたらにナチス連中を殴りに行けと奨励しているわけではない。だが同時に殴る行為を糾弾するつもりもない。あのパンチはあまりにも多くの指摘されるべき悪行が指摘されないでいたことを指摘する行為だった。高く出ることは党としては気分がいいかもしれないが、適切な行動ではない。それに効果がない。やっと獲得した自由と人権への攻撃がされている今は特に。
行儀のいいことへのナルシシズムは除去されるべきだ。リベラルには衝撃と特権と余韻による油断がある。リベラルの威厳を保つことによって偏狭者たちに恥をしらしめることになるという考える人もいる。こんな意味のない議論などやめろ。
声高に指摘し抗議運動をしボイコットをしろ。そして絶対にその手を休めるな。

こんなことを言う連中はおよそリベラルとは言えない。リベラル連中もそろそろこういう連中とは手を切るべきだね。そうでないと民主党はもう終わりだ。


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フェデックス宅配運転手に見たアメリカの新しい夜明け

先日、アイオワ州で数人のグループが街頭でアメリカ国旗を焼こうとしているのを通りかかったフェデラルエクスプレス(略称フェデックス)というアメリカの宅配会社の運転手マット・ウーリンさんが止めに入り、消火器を使って火を消している姿がツイッターにアップされて話題になった。この運転手ともう一人、通りがかりの大学生ガス・ギフォード君が「俺もこの人(運転手)と一緒だ。(旗を燃やすのは)背信行為だ。出て行け」とグループに言っている姿も写っている。ギフォード君は自分はトランプファンではないが、国旗を燃やすのは違うだろうと抗議した。
このビデオがアップされた当日に、ビデオのコメント欄に「これでこの運転手は首になるんだろうな」というコメントがあったように、リベラルグループはすぐにフェデックス社にこの運転手を解雇しろと抗議メールを送ったらしいが、同時に運転手を首にするなという署名運動もあり、昨日フェデックス社はこの運転手を解雇する意志は全くないと発表した。
世論は完全にフェデックスガイ(フェデックスの男)の味方だった。
国旗を焼く行為そのものは言論の自由表現として認められているが、焼いた二人は街頭で許可なくものに火をつけた罪で逮捕された。実はこのグループはトランプ就任の日にも街頭で旗を燃やそうとして、その時も通りがかりの人に止められたと文句を言っている。下記はローカル新聞リトルビレッジの記事から

アンドリュー・アリマオ(略)は同じ場所で大統領就任式の日にも国旗を燃やそうとした。しかし通りがかりの男がアリマオから旗を取り上げようとして阻止されたという。一緒に居たジョーダン・アダムスは彼女のグループが国旗を公の場で燃やそうとする行為が何度となく邪魔されたことに文句を言っている。アダムスはリトルビレッジ紙に消火器は健康の害になるといいながら、「私たちはここで私たちと意見の違う人たちの気持ちを変えようとしているのに、その度に襲われてたんじゃ出来る場所がないのよ。」と文句を言った。

人々の気持ちを逆撫でするようなことをして、それを阻止されて驚くというのも馬鹿げているが、そういう行為が安易に容認されるという甘い考えもオバマ時代がかもしだしたものだ。そして私がうれしく思ったことは、彼らの国旗を冒涜する行為が何度となく通りがかりの人々の手によって阻止されたということ、そして阻止する行為を多くの国民が支持しているということだ。
オバマ時代は愛国心そのものが何か後ろめたい悪いことであるかのように思わされていた。それがトランプになって、まだ一週間しかたっていないのに、人々の間で「それでいいんだ、愛国心を誇りに思っていいんだ」という安心感が芽生えたような気がする。
たった一人の「先ずはアメリカを!」という言葉がこれほど人々を元気付けることになろうとは、カカシには非常に意外だった。以前にトランプをレーガンと比べた人がいたが、その時はトランプなんぞを偉大なレーガン大統領と比べるな、と怒ったカカシであったが、いまやそうなのかもしれないと思う。
本当にアメリカに新しい夜明けがきたのかもしれない。


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メリークリスマスと言おう!

アメリカでは昨今「メリークリスマス」というのが禁句になっているような感がある。それについては拙ブログでの何度か紹介してきた。しかし、反ポリコレを称えたドナルド・トランプが当選したことで、アメリカは再び遠慮なくメリークリスマスと言える国になるのではないかというニュースウィークの記事を読んだのでちょっと紹介したい。

トランプは、ポリティカル・コレクトネスに縛られて言いたいことが言えなくなったアメリカに真っ向から異を唱えて当選した。彼のスローガン「アメリカを再び偉大に」には、「アメリカが再び『メリークリスマス』と言える国に」という意味も込められている。

先週もウィスコンシン州での遊説で、トランプはこう語った。「18カ月前、私はウィスコンシンの聴衆にこう言った。いつかここに戻って来たときに、我々は再び『メリークリスマス』と口にするのだと。……だからみんな、メリークリスマス!」

これは素晴らしい演説だと思う。私はトランプが当選するまで、アメリカ人がこれほどポリコレを嫌がっていたということに気がつかなかった。何がしかの少数派が傷つくからと、アレを言ってはいけない、これを言ってはいけないといわれ続け、我々は本当にうんざりしていたのだ。メリークリスマスを禁句にするというのはその最たるものだろう。
気のせいかもしれないが、我が職場でも今年は例年になくクリスマスムードが漂っていた。うちの職場でも「メリークリスマス」「クリスマスパーティ」という言葉は一応禁止されていたが、同僚たちは完全に無視して「クリスマス」を連発していた。また、クリスマス関係の装飾は禁止されているはずなのに、ロビーに馬鹿でかいツリーが飾られたほか、それぞれの部署で競争みたいにツリーや飾りが付けられ、12月の二週目くらいから、職場全体がクリスマス雰囲気に埋まっていた。恵まれない子供たちへのプレゼントを入れる大きな箱が職場のあちこちにおかれていたが、その箱が社員たちからのプレゼントですぐに一杯になってしまい、何回も取り替えられていた。
私の同僚がフェイスブックで「私がメリークリスマスといったら、どれだけの人が言い返してくれるんだろう?」と書いたら、あっという間に何十もの「メリークリスマス」の返答が集まっていた。さて、では記事にもどると、

では、トランプが解釈するようにアメリカ人は本音では今も「メリークリスマス」と言いたいのだろうか。調査機関「Public Religion Research Institute(PRRI)」が今月行った世論調査によれば、「店や企業は顧客に対して『メリークリスマス』の代わりに『ハッピーホリデー』」と言うべきかという問いに対して、「言うべき」と答えたのは回答者の47%、「言うべきではない」は46%と、意見が真っ二つに分かれた。回答の相違には党派的な要素が色濃く、「メリークリスマスと言うべき」と答えた共和党員は67%に上った一方で、民主党員はわずか30%だった。
 一方で、キリスト教徒以外の人が「メリークリスマス」と言われて気分を害するかどうかは人によるだろう。リベラル紙のニューヨーク・タイムズでさえ今月、「クリスマスを祝わないユダヤ教徒やイスラム教徒も、心のこもった『メリークリスマス』を不快に思わないと言うことが多い」と記事で指摘した

民主党支持の人間がメリークリスマスというべきではないと回答しているといっても、彼ら自身が言いたくない、言われたくない、という意味ではないと思う。彼らは自分らはメリークリスマスと言いたいけれど、そう言うことは政治的に正しい姿勢ではないのではないか、と感じているだけなのではないだろうか。彼らにとって政治的に正しいことが絶対的な意味を持つからである。
実際にメリークリスマスと言われて気を悪くするのはバリバリの無宗教者か過激派イスラム教徒くらいだろう。こういう話になるとなにかとユダヤ教徒を持ち出す人が居るが、アメリカのユダヤ教徒でクリスマスを嫌っている人なんて先ず居ないだろう。少なくともそんな人には出会ったことがない。誰かが指摘していたが、アメリカでトップ10に入るクリスマスソングを作曲しているのはユダヤ人
ミスター苺の実家はユダヤ教なのにクリスマスパーティを毎年やってる。今日も義妹のところで家族集まってプレゼント交換をやることになっている。それでミスター苺はせっせとクッキーを焼いている。ただし、お昼はユダヤ料理のロックス(スモークサーモン)とベーグル、そしてノックワーストソーセージの予定。
ま、アメリカでユダヤ・キリスト教は、日本でいうところの神仏折衷みたいなもんだ。
では改めて、メリークリスマス。そしてアメリカに全世界に神のご加護がありますように。


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選挙人投票にて、トランプ正式に次期大統領に選出される、選挙人としての義務を怠った不忠義者は誰か?

アメリカの馬鹿タレントたちが選挙人に対して、国民の意思を無視し自分に託された責任も無視してライバル候補に投票しろ~、とビデオで訴えていた選挙人による投票が昨日行なわれ、トランプは正式に次期大統領に選出された。しかし極わずかではあるが、自分に託された義務を怠ってライバル候補に投票した選挙人が数人いた。下記はNHKのオンラインニュースから(強調はカカシ)

トランプ氏 選挙人投票で正式に次期大統領に選出

12月20日 10時56分
(前略)アメリカでは先月の大統領選挙で選ばれた全米50州と首都ワシントンの選挙人、合わせて538人による投票が19日、各地で行われました。アメリカのメディアによりますと、投票の結果、共和党のトランプ氏が当選に必要な過半数を上回る票を得て、第45代大統領に正式に選出され、来月20日に就任することになりました。(略)
一方、南部テキサス州ではトランプ氏の就任に反対して、州で勝利したトランプ氏に投票しなかった選挙人が2人いたということです。
大統領選挙は先月8日に行われた有権者による一般投票の結果、トランプ氏が民主党のクリントン氏より74人多い306人の選挙人を獲得し、通常、選挙人による投票は形式的な手続きにすぎません。
しかし、今回は全米の総得票数でクリントン氏が200万票以上、上回ったほか、トランプ氏の就任を阻止しようと、選挙人に対しクリントン氏に投票するよう呼びかける動きも出たため、選挙人による投票結果が注目されていました。

このニュースでは無視されているが、実は不忠義者はトランプ側だけではなく、ヒラリー側にもいた。トランプ候補への投票が託されていたテキサスの二人の選挙人がヒラリーに投票したが、ヒラリー票を託されていた四人がヒラリー以外の候補者に投票したのである! 馬鹿芸能人たちがトランプ投票人に向かって「ヒラリーに投票しろとは言ってない。信念に基づいて投票してほしい」と訴えていたが、どうやらヒラリー側の選挙人を説得してしまったようである。
今回の敗北者民主党による民主主義選挙阻止は失敗したが、数人でも有権者の意志を無視して土壇場で票を変えた不忠義者が居たことは非常に問題である。選挙人が自分に託された義務をおざなりにして、自分勝って票を変えることが許容されるのであれば、今回起きたような選挙人に対する脅迫や買収がどんどん増えることは間違いない。
民主党は常に選挙違反が自分らの利益になると考えているが、違法行為を自分の勝手で合法にしてしまった場合、次の選挙では相手側に有利になるかもしれないという可能性を全く考えていないのだ。州によっては選挙人が託された候補以外に投票することが違法とされているところもある。テキサスにしろ他の四人の裏切り者が出た州にしろ、州憲法を改正して、不忠義者は罰せられる法律をつくるべきだろう。


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騙されるな日本人!トランプ当選後、アメリカ白人による人種差別が過激化したという嘘

読者でブログ仲間の(勝手に仲間呼ばわりしてごめんなさい)よもぎねこさんが紹介してくれたこのビジネスジャーナルの嘘みたいな記事、ものすごく腹が立って全文読むのにすっごく苦労してしまった。しかしアメリカが白人至上主義の人種差別の国だなどと思われるのは嫌なので、きちんと応えておこう。題して、トランプ当選、米国内でむき出しの「人種差別」過激化…生命の危機感じた日本人の帰国の嵐
この記事の主旨はまさしくこの題名が表しているようにトランプ当選後、日本人を含む有色人種への風あたりがひどくなったため、在米日本人が続々と帰国しているというものだ。しかしこの記事は冒頭からトランプ支持派はすべて白人至上主義の人種差別者だと決め付けているところからして、およそ公平な記事ではない。強調はカカシ。

アメリカ次期大統領が実業家のドナルド・トランプ氏に決まって、1カ月以上が経過した。トランプ氏の当選は、事前の予想を覆してヒラリー・クリントン氏に競り勝つ快挙であった。(略)

また、トランプ氏があぶり出したのは不法移民に対する不満だけではなかった。それは、もともと白人たちの心の奥底にあった、人種に対する感情の問題である。彼らは、その差別的な意識を公の場で他者に話すことはほとんどない。そのため、これまで表面化することはなかったものの、大統領選挙ではまさに「票」として表れた。

この文章から著者の左翼リベラル主義偏向と白人への偏見は歴然だ。まず著者の前提にあるのは、ヒラリー・クリントン派は有色人種の味方で、トランプ派は白人至上主義というもの。これは共和党は差別主義者の集まりだという民主党のプロパガンダに完全に洗脳されている証拠。
これに続いて著者は最近帰国を決心した在米日本人の体験談をいくつか紹介している。まず在米12年というニューヨーク住まいの佐々木真子さん37歳。

大学でアメリカに留学し、その後日本企業に就職したものの、ニューヨークの金融系企業に転職した。(略)
 この2カ月の間に、彼女は郊外で車の中からはっきりとピストルを向けられた経験が何度もあるという。これまで、そんなことは皆無だったというから、短期間でアメリカ社会に変化が訪れていることになる。クリスマスまでアメリカの会社で働いた後、帰国して仕事を探すということだ。

ここで興味深いのは、佐々木さんにピストルを向けた人の人種が書かれていないこと。もしピストルを向けたのが有色人種だったら、脅かされたのは彼女が日本人だったこととは無関係なのでは?いや、よしんば日本人だからと狙われたとしても、それはお金があると思われたからなのでは?民主党知事のニューヨークは治安の悪化が進んでいる。彼女の住む場所も治安が悪くなったというだけの話かもしれない。
強調するが、ニューヨークは断然民主党支持で今回の選挙でもヒラリーが圧勝した州である。ということはニューヨーク州民は白人も含めてほとんどがヒラリー支持派だったわけで、そういう人たちが日本人に銃を向けるというのは、ちょっとおかしくないだろうか?
次の例は「11月半ばに帰国した菊池浩介さん(仮名・42歳)」

高校時代に西海岸に留学、一時帰国後に再渡米し、そのままアメリカの企業を渡り歩いた。20代でアメリカ人女性と結婚したが、2年で離婚。現在は独身だ。イラク戦争もアメリカで経験している。

イラク戦争のときも、異教徒、異文化、有色人種、非アメリカ人はヘイトの対象でした。でも、日頃から治安の悪い地域がちょっと範囲を広めただけで、そこに近づかなければ問題はなかったのです。でも、今回は違う。大手を振って、有色人種へのヘイトがまかり通っています。
 中産階級以下の多い中西部などは、あからさまに入店を拒否しますし、道を歩いていても舌打ちされる。今まで感じたことのない危険を感じ、『本気で帰ったほうがいい』と帰国を決意したんです」

嘘だあ~!私もイラク・アフガン戦争を通して南部のアメリカ人と多くつきあってきたが、非アメリカ人がヘイトの対象なんて印象は全く持ったことがない。いったいこの菊池という人は何処でこんな目にあったんだろう?この選挙シーズン、カカシはずっとカリフォルニアに居て他の州には行かなかったので、彼の最近の体験が全くの嘘だとは断言できないが、かなり眉唾だね。だいたいアメリカでは日本と違って人種で入店を拒む小売店があったら即座に訴訟の対象になる。そんなことをアメリカの小売店があからさまにやるなんて信じられない。1960年代のジム・クロー時代ならともかく。

菊池さんは、渡米したころから白人、黒人のどちらからも「なんとなく違和感を抱かれている」ということはわかっていたという。特にアメリカでは「肌の色で差別するのは、人としていけないことである」という常識があり、知識人たちはその常識を身につけていることが当然とされていた。だから、「心の中では多少の差別意識があったとしても、それを押し隠していたり、自分でその意識を否定したりしていたのでしょう」(同)という。 その「みんな感じていたけれど、決して表に出してはいけないこと」を代弁したのが、トランプ氏だったのだ。(強調はカカシ)

強調した部分はカカシも同意するが、人々が思っていて口に出すことが出来なかったのは、移民に対する嫌悪とか人種差別というより、あからさまな白人への虐待に対する不満だ。オバマ時代、愛国心やキリスト教への信心が次々に反ポリコレとして虐待されてきたことへの不満だ。正義戦士のSJWたちから、「白人特権」とか言って、どんなに苦労している白人でも、白人に生まれたことで特権があるのだから文句言うなと言われてきたことへの怒りだ。
次の例は『「10年以上アメリカで暮らしていましたが、今年6月以降、嫌な雰囲気が急速に充満してきました。いたたまれない気持ちでした」と言うのは、9月に家族で帰国した吉田康平さん(仮名・46歳)。』

彼は日本の大学を卒業し、日本企業に就職。26歳のころ、大学時代から付き合っていた女性と結婚する。アメリカの企業に長期出向したことがきっかけでアメリカ企業に転職し、現地に自宅も購入した。2014年にはゼネラルマネージャーに昇格、アメリカでもそれなりの地位にあった。(略)
「トランプに熱狂するアメリカと、それを冷めた目というか、ちょっとバカにした空気で見ているアメリカ。この2つの人たちの間に、あまりに深い溝があることが見えてしまったんです」(吉田さん)
 その深い溝の代償は、有色人種、特に黄色人種に最初に向けられる気がしたという。その「皮膚感覚」が現実のものにならないうちに、家族を守るためにも吉田さんは日本に帰ってきたのだ。
「トランプが共和党の指名候補になる可能性が高まったころに帰国準備を始めて転職先も決めていたので、安心して帰って来ることができました。とにかく、帰国直前はいろいろな街でこれ見よがしに銃器を持ち歩く人が増えていたんです。また、あからさまに人種差別発言やその手の態度をとられることも増えていました。以前は東洋人でも『日本人』と言えば相手の態度は親しいものになったのですが、もう関係ありませんでした」(同)

この深い溝を作ったのは誰なのだろう?それはオバマが率先しておこなった白人虐待主義が問題なのではないだろうか。白人警察官に黒人犯罪者が撃たれるたびに、人種差別が原因だといってBLMのような黒人テロリスト団体が町で暴動を起す。白人警察官が何人狙撃されても、すべての人々の命が大事なのだというと人種差別者!白人至上主義!とかが鳴りちらしてきた左翼リベラルたち。黒人フラッシュもブが夏祭りや花火大会で白人を狙って暴行するのを無視してきた左翼メディア。保守派の講演者を大学キャンパスから暴力で締め出してきた左翼運動家たち。
人種差別を煽ったのはどこの誰なんだ、とカカシは聞きたい!
この記事の締めくくりはこれ。

アメリカからの帰国を決める日本人は、今後ますます増えていくのかもしれない。最後に、母国のアメリカを捨てて日本に移住したアフリカ系アメリカ人の言葉を紹介したい。

「日本では、たとえ差別されたとしても、『黒人だ』というだけでつばを吐きかけられることも、いきなり殴られることも、ましてやいきなり撃たれることもないでしょ」

自分が候補を支持しただけで唾を吐きかけられたり暴力を奮われているのはトランプ支持派の白人たち。ノックアウトゲームといっていきなり後ろから殴られているのは白人がほとんど、そしてそれを自慢げにソーシャルメディアにアップしているのは全て黒人だ。そういう背景を全く報道しないこの記事の無責任さには腹が立つ。
こんなことは言いたくないが、日本では「外人お断り」とはっきり看板においてある飲食店がいくらでもある。看板がなくても外国人が入ろうとすると腕でバッテンをつくって入店を拒否する店はざらである。日本に外国人差別がないような書き方は謹んでもらいたい。白人の同僚と入ろうとした店で拒否された体験はいくらもあるので、これは実体験。
ところで、この記事の題名は「生命の危機感じた日本人の帰国の嵐」とあるが、この記事が紹介したのはたったの三人。統計的にどのくらいの在米日本人が帰国したのかそういう数字がなければ「帰国の嵐」と言う表現は適切ではない。
1990年代初期、日本のバブル経済が弾けてアメリカに進出していた日本企業が続々と店を畳んで撤退した当時、カカシはアメリカ企業の大手投資会社の不動産部に勤めていた。私は日本企業担当だった日本人上司の秘書だったが、毎日のように日本企業から「このたびレーゾンオフィスを閉鎖することになり、、、これまでお世話になり、まことにありがとう、、云々」という手紙が何通も届いていた。
オフィスに訪れる日本人ビジネスマンも全てお別れのご挨拶ばかり。日本企業は引き上げるばかりで新しい依頼は全くこなくなった。それで担当責任者も首になり、カカシもリストラされた。(笑)
一時期は日本の繁華街を思わせた小東京やガーディナ市付近の日本人街も、日本人相手のナイトクラブや日系大手デパートやホテルがどんどん閉店。90年代後半の小東京は本当に閑散としていた。(最近ちょっと盛り返しているが、、)
「日本人の帰国の嵐」というのはああいうことをいうのだ。
それにしても、別に人種差別なんて感じてないけどねえ、という在米日本人の声も掲載しないのは片手落ちである。
私が時々読んでいる在米日本人のYSジャーナルさんもトランプ支持。オバマ政権と民主党地方政権によって経済がたがたのデトロイト居住。それでも自動車関係の仕事でがんばってる人。
彼のトランプ感は、

トランプ個人にばかり関心が集まっているが、アメリカ政局を俯瞰すれば、狂っている民主党ではなく、比較的まともな共和党の反撃のチャンスが到来したのだ。

こういう在米日本人も居るんだけどね、、


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