拙ブログでも3年前に紹介したアビゲル・シュライヤー著”Irreversible Damage, The Transgender Craze Seducing Our Daughters“の翻訳本『あの子もトランスジェンダーになった』が来年1月に角川文庫KADOKAWAから出版される予定だったが、日本のLGBTQ+活動家らの圧力がかかって出版は中止に追い込まれた。下記はKADOKAWAのサイトより。


学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ

来年1月24日の発売を予定しておりました書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止いたします。

刊行の告知直後から、多くの方々より本書の内容および刊行の是非について様々なご意見を賜りました。
本書は、ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません。

皆様よりいただいたご意見のひとつひとつを真摯に受け止め、編集部としてこのテーマについて知見を積み重ねてまいります。
この度の件につきまして、重ねてお詫び申し上げます。

2023年12月5日
株式会社KADOKAWA
学芸ノンフィクション編集部

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出版中止に追い込んだ活動家たちのほとんどは原本がどんな内容なのか知らないで、ただデマだとか反トランスだとかいう米国の活動家の言い分を信じて騒いでいるのだろう。一部の人たちだけが十分知ったうえで未成年の間で広まっているトランスジェンダーブームの現実を日本人から隠しておきたいと思っているに違いない。

活動家が騒ぐのはしょうがないとして、そんな活動にいとも簡単に屈してしまった角川文庫の情けなさよ。

翻訳本は刊行中止でも原著は取り寄せられるので、英語でもなんとか読んでみたいと思う方々は是非とも読んでいただきたい。出来れば今後読みたいという人達の圧力で他の出版社からの出版が実現することを祈りたい。その間にささやかながら拙ブログで、この本に関する紹介を少しづつでもしておこう。

先ずは著者の紹介から。

アビゲイル・シュライアーはウォール・ストリート・ジャーナルのライター。 コロンビア大学でユーレッタ・J・ケレット・フェローシップを受け学士号、オックスフォード大学で理学士号、イェール大学法律大学で法学博士号を取得。

この本はここ10年来急速に激増している思春期前後の少女たちの性転換願望の理由を言及したものだ。ネットに蔓延る男性体への憧れを示す内容に、周囲に溶け込めない思春期の少女たちがいとも簡単に誘惑されていく危険性を描いたものである。

拙ブログでも何度かRapid Onset Gender Dysphoria (ROGP)急速性性違和症候群についてはお話している。これはそれまで特に異性的な性表現を全くしたことのなかった子供が思春期間近になって突然自分は異性だと言い出す症候群のことを指す。そしてそのほとんどが少女であり、そういうことを言い出す少女たちの周りにはネットにしろ実社会にしろ必ずといっていいほど他にもトランスジェンダーを自称する少女たちが存在している。つまり、シュライアーはトランスジェンダーになる少女たちは周りに感化されており、彼女たちのトランス願望は社会的感染性があるのではないかと主張しているのである。

私が持っている原著はハードカバーが出た2020年の一年後2021年出版のペイパーバック(文庫本)だが、その前書きに初版での評判や批判に関する供述があるのでそれをここでご紹介しよう。アメリカで起きたことは日本でもそっくりそのまま起きているからだ。

「この本は出版されるべきではない」とまだ製本もされておらず糊付けされる前から出版社に殺到した手紙の数々は嘆願した。「家族から受け入れられず肯定されないトランスジェンダーの子供達は非常に高い率で鬱になったり依存症になったり自殺したりする可能性があるのです。この本はこうした若いトランスジェンダーたちの危機をさらに悪化させることになります」これらの抗議者の誰も私の本を読んでいなかった(なぜなら発売前で誰も読んでなかったからだ)事実は、その脅威に対する確信も、ゆりかごの中でそれを窒息させるという決意も、弱まらせることはなかったようだ。

今日本で角川に圧力をかけた抗議者たちもきっと同じような人たちなんだろう。本が出版された後も、名だたる雑誌や新聞社は本の批評を拒否した。アマゾンも予約の期間が始まる前から広告を拒んだ。「本書は性的指向を診断、治療、質問すると主張している」からだというのが理由。だが本書は性指向についてなどまるで触れていない。それでアマゾンで本書を検索すると、トランスジェンダー推進の本ばかりがお薦めに上がってくるようになった。

本が出版されると主流メディアからは完全無視されたが、ネットメディアが色々と取り上げてくれるようになり、シュライアーはアメリカ最大人気のポッドキャスター、ジョー・ローガンの番組に招待され約2時間にわたってインタビューを受けた。ローガンのプラットフォームであるスポティファイに務める若い従業員たちはこれに激怒。このインタビュー番組の放映を止めさせようとしたが成功しなかった。

医学界の学者たちも完全無視を決め込んだ。しかしこのような言論弾圧にもめげず、子供達をトランスジェンダリズムに奪われた保護者達がソーシャルメディアで本の宣伝をしたりGoFundMeで募金運動を始め、そのお金でビルボードの宣伝をしようと計画したが、GoFundMeは即その募金アカウントを閉鎖してしまった。

2020年、本が物凄い勢いで売れて四か月が経った頃、この本が大型小売店ターゲットで売られていることを知ったTwitterユーザーが子どもを傷つける内容の本を売っているとしてターゲットに苦情を述べると、たった二人のユーザーの苦情でターゲットは本書の販売をやめてしまった。

この焚き書の成功に気を良くしたACLUのトランスジェンダー部門副部長は「アビゲイル・シュライアーの本の目的は人々をトランスにしないための危険な論争である。「この本の販売を止めることに私は100%命を懸ける」と息巻いた。UCバークレー大学の英文学の教授などは「アビゲイル・シュライアーの本を盗んで焚火で焼いてしまえ」と文字通りの焚き書を扇動した。

しかしこういったトランスジェンダー活動家の運動にも拘わらず、本書は地道に支持者を得ていった。シュライアーは先に述べたジョー・ローガンはじめメーガン・ケリーやベン・シャピーロといった人気ポッドキャスト番組に次々に招ばれインタビューを受けた。またニューヨークポストで本の抜粋が紹介されるなどした。ターゲットにも本の販売を再開しろと大量の手紙が殺到した。内容に関わらずアメリカ人は特定の本を読むなと命令されるのは嫌いなのである。そしてなんと24時間以内にターゲットは本発売を再開した。

ザ・エコノミスト誌は本書を「今年の本(2020年)」と発表。「予想通り物議を醸したが、この本には一滴の悪意も感じない」と記した。ザ・タイムスオブロンドンも本書を2020年「最高の本」リストに記載。この件に関してはイギリスのメディアの方がアメリカメディアよりも勇気があったとシュライアーは語る。確かにイギリスの方が未成年のトランス治療が始まったのが早かったし、その分その弊害が話題になるのも早かった。

本書が話題になるなか、医学界でも同じような現象を目にした学者たちによる論文が発表され、シュライアーの説が裏付けされた。また脱トランス者の数も増え続け、ユーチューブでも脱トランスした若い女性達の証言を目にすることが多くなった。有名なケースではイギリスのケイラ・ベル16歳(2020年当時)のジェンダクリニックを相手取った訴訟だ。

この裁判の中でベルが治療を受けたクリニックでも、なぜ少女の性転換者の数が激増したのか不明であるとしながら、クリニックは治療を求める患者を誰一人断っていないことを認めた。イギリス法廷はトランスジェンダーのホルモン治療は生殖機能を喪失させ、性機能を不能にし、治療が患者の精神状態を良くするという根拠がないと判断した。

イギリスメディアはこの判決は画期的な事件であるとしてザ・タイムスオブロンドンやザ・オブザーバー、ザーエコノミストやザガーディアンなどが報道した。それまで「ヨーロッパではあ~」と常に欧州のケースを引き合いに出して来たアメリカメディアはこの判決を完全無視した。

シュライアーのところには保護者から感謝のメールや助を求めるメールが殺到している。今やトランスジェンダー推進の場と化した公立学校だが、ロサンゼルスの学校では、いつもの容疑者、中絶施設で悪名高いプランドペアレントフッドが学校内の保健室でホルモン剤の配給を始めているという。

これは単なる無害な流行なのだろうか?お祭り騒ぎなのか?進歩の証? この危険な本を読んで、あなた自身で判断していただきたい。


2 responses to 日本、少女の危険な性転換実態を暴露した翻訳本が活動家の圧力で刊行中止に追い込まれる、日本にもある恐ろしいキャンセルカルチャー

よもぎねこ3 months ago

>>ロサンゼルスの学校では、いつもの容疑者、中絶施設で悪名高いプランドペアレントフッドが学校内の保健室でホルモン剤の配給を始めているという。

 性ホルモンって凄く副作用がきつくて、成人で本心性転換を望む人達でも、そのきつさに音を上げる程です。 それを学校内の保健室で配給って?
 医師は抗議や警告をしないんでしょうか?
 
 程なく深刻な健康被害が出るでしょうが、誰が責任を取るんでしょうね?

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    苺畑カカシ3 months ago

    アメリカのあちこちの州で、学校は親に内緒で子供を性転換させてはいけないという法律が通り始めていますが、カリフォルニアはなんといっても性転換天国なので何でもありなんですよ。でも州内でも学校区によっては州政府のやり方に抵抗しているところもあります。しかしなにせ知事あが超トランスジェンダリズム推進者なので非常に難しいのです。学校区によっては学校そのものが先頭に立って子供の性転換を進めています。

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