アップデート:2/15/2023現在。スタージョン首相が辞任を発表。行き過ぎたトランスジェンダー政策が原因か?

スタージョン氏は、2014年に行われた独立住民投票でスコットランドが55%対45%で英国の一部にとどまることを決めた後、SNP党首となった。

ここ数カ月は、新たな独立住民投票の実施が英最高裁によって妨げられ、性別変更手続きの簡略化法案を巡っても、英政府に阻止された。

スタージョン氏はエディンバラでの記者会見で、スコットランドでは独立支持者が多数だと確信しているが、SNPはその支持を固め、拡大する必要があると訴え、「それを達成するためには、スコットランドの政治的分断を乗り越えて連携しなければならない。そして、新しいリーダーの方が、これを上手に行うことができるだろうと判断した」述べた。

2/1/23現在 先日、スコットランドのスタージョン首相(英語ではFirst MiniStor)が、連続強姦魔のアイラ・ブライソンを男子施設に収容することに決めたこと、スコットランド刑務所サービス(SPS)が女性自認男性囚人の女子施設収容について見直しをする方針であると発表したことが、これはスタージョン政権が主張していた「トランス女性は女性です」の方針と完全に矛盾するのではないかという声が上がっている。

スコットランドの新しい方針(イギリス政府によって阻止されたが)である性別認定改定案(GRR)によれば、誰でも自分が異性だと言えば法律的に異性と見なされると言うものだ。これまでのように医者の診断書も必要とされず、異性として暮らす時間も2年間から3か月に縮小された。

にもかかわらず、スコットランド刑務所は時と場合によってトランスジェンダー女性が女性収容所に収容されないことがあるというのである。そしてこれは1994年から起用されている方針であり、GRRは全く無関係だというのだ。そうであるならば、何故今になって男子の女子施設収容が一時停止されたり、スコットランドの副首相が今後は男性器のあるトランスジェンダーを女子収容所に送ることはなくなるだろうなどと発言しているのだ?

もし本当に男性器のある男子は、法律上の性別がどうあれ女子施設には収容されないというのであれば、これは非常に喜ばしい方針転換ではある。しかし我々ジェンダークリティカル(TRA批評家)にとっては納得のいかないことがある。

常に「トランス女性は女性です」と言っている人たちが、何故、刑務所に関してだけは、時と場合によってトランス女性は男性として扱われることがあるという事実を素直に受け入れることが出来るのであろうか?

繰り返すがGRR通過の審議が議会でされていた時、性犯罪者や殺人犯の性転換は例外とすべしという補正案を棄却したのはスタージョン政権である。犯罪者でも法律に沿って性別を変えることが出来るのであれば、その性別に沿った扱いをされないのは人権迫害ではないのか?差別ではないのか?

スポーツ界でも種目ごとの協会が、それぞれ男性体の選手を女子競技に参加させるかどうかを決めるべきだと主張するTRAが居る。これも全く変な話だ。トランスジェンダー女性が女性なら、何故時と場合によって男性体であることが問題視されるのだ?

それに、男性体の女子刑務所収容が問題なら、何故男性体の女子トイレや更衣室やお風呂は問題にならないのだ?女子刑務所に収容するには危険すぎると判断された個人でも、釈放されれば世の中に出て行くのだ。そういう人たちが女子専用空間に簡単に入れることは何故許されるのだ?

つまりトランスジェンダー活動家もアライも、男女が同じだなどとは信じていないのである。

真実でないことを真実だと主張するから、あちこちで歪が生じるのだ。

いま必要なのは刑務所の方針を変えるだけでなく、男女の性別が変えられるという概念そのものを排除することだ。

いますぐそれが出来ないというのであれば、せめて、犯罪者や犯罪歴のある人物の性転換は全面的に禁止するべき。そうでないとSPS方針は完全な法律違反になってしまう。


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