旧正月の22日、南カリフォルニアの最大の中華街モントレーパークで乱射事件が起き、11人の死亡者を出すと言う大事件となった。犠牲者が全員東洋人だったこともあり、犯人像が全くはっきりしないうちに、主流メディアは総出で白人至上主義によるアジア人へのヘイトクライムだと大騒ぎを始めた。

しかし、このニュースを観たほとんどの東洋人は多分犯人は白人ではないと思ったことだろう。何故かと言えば、統計的に東洋人に暴力を振るうのは白人ではないからだ。

一般的に、犯罪というのは同じ属性の間でおきるものだ。単純に自分の住んでいる地域で犯罪を犯す人が多いということと、殺人に至る事件というのは元来良くも悪いも交際関係のある人との間で起きるものだからだ。だから黒人が被害者の場合加害者はほとんどが黒人なのである。

ただ一つこの統計に当てはまらない属性がある。それが東洋人だ。東洋人が暴力犯罪の被害を受ける時、加害者は圧倒的に高い率で黒人である。道行く東洋人女性を殴り倒したり、東洋人男性のうしろから忍び寄って頭を殴ったり、地下鉄のプラットフォームで入ってくる電車の前に人を突き落としたり、こうした犯罪は100%黒人によるものだ。東洋人が経営するコンビニに強盗に入るのも大抵が黒人だ。

だから東洋人が暴力事件の被害にあったという話を聞いて加害者が白人至上主義者だったなんて想像する東洋人なんて先ずいないのである。

数時間後に犯人はベトナム人男性だったという話を聞いた時、私は旧正月の当日だったこともあり、飲みすぎで調子にのった中国人ギャングとベトナム人ギャング同士が喧嘩でもしたのかとおもったが、結局犯人の男は70代のベトナム人男性で自分の車のなかで遺体として発見された。どうやら自殺したようである。そして乱射の動機は人種でもなんでもなく、元妻との間で起きたいざこざが原因だったことがわかった。

そうなるとメディアはパタっとこの話を取り上げなくなった。白人至上主義者による少数派の乱射事件でなければメディアは全く興味がないのだ。

左翼リベラルは「ヘイト」だの「差別」だのといった言葉を振りかざす癖に、黒人による東洋人へのヘイトクライムや差別には無関心。あたかも白人以外はヘイトや差別をしないかのようだ。しかし現実的に人種差別が動機の犯罪を一番犯す人種はだんとつで黒人であり、その対象は東洋人やユダヤ人だ。

日本の方々はアメリカでは黒人が一番酷く差別されているとお考えかもしれないが、そんなことは全くない。むしろ黒人の犯罪はかなり多めに見られていると言ってもいい。BLM暴動以来、警察官も黒人の取り締まりには気を使うし、逮捕されてもすぐ釈放されてしまうので、黒人の犯罪は野放し状態になっている。

学校で黒人は成績が悪くても常に下駄をはかせてもらうのに、東洋人は少ない東洋人枠を取り合って熾烈な競争を強いられる。はっきり言ってアメリカで一番差別されてる少数民族が東洋人だと言っても過言ではない。

というわけなので、メディアはありもしない白人至上主義者による人種差別なんぞに注目していないで、実際にヘイトクライムを冒している属性をきちんと批判したらどうなのだ?少なくともなんでも白人の性にするのはやめてもらいたい。


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