日本でもアメリカでもトランスジェンダー活動家(TRA)による言論弾圧は酷いものだ。先日も、「アクティビストで株式会社arcaのCEOである辻愛沙子さんが主催したフェミニズムをテーマにしたイベント」で、反TRAで有名なフェミニスト、シーラ・ジェフェリーズ著の書籍が置かれていたとして散々な批判の声が上がった。こちらの自称トランスアライという女性のブログから引用する。

シーラ・ジェフリーズは、女は生物学を元に男に従属させられ、そこから生涯逃れることはできないと主張し、フェミニストが蓄積してきたジェンダーの議論を捨て、セックスに置き換えるべきだと主張している人物です… トランスの手術はただの自傷だとも… フェミニストのみんな、どうか目を覚まして?

無論敬虔な左翼活動家の辻は、即ツイッターでお詫びの声明を発表した。

御連絡ありがとうございます。 展示した書籍たちは写真外のものも含めかなりの数がある為、一冊一冊全ての著者の思想やスタンスまで理解しきれていないものや通読していないものもあるので、ご指摘頂けてとてもありがたいです…!

展示は今日の17時までだったので既にクローズしてしまっているのですが、ご指摘いただいた書籍に対する批評やこれまでの背景は、一通り拝読し勉強させていただきました…!(書籍自体は通読していないので今週読んでみますね) 改めて、貴重な声をありがとうございます。

Ladyknowsとしても私個人としても、SOGIやその他あらゆるアイデンティティに対しても、そして今回の展示テーマにもあるあらゆる体型や容姿を持つ人であっても、それらを理由に不当な差別やヘイトや不均衡を受けるべきではないと考えています。 そして、

昨今のフェミニズムの流れの中で散見されるトランスヘイトやそれに準ずる言論には断じて反対ですし、これからも抗っていく所存です。

シーラ・ジェフェリーズは有名なフェミニストなので、フェミニストの本の展示会に彼女の本が混ざるのはおかしな話ではない。主催者の辻がジェフェリーズのことをあまりよく知らないとしても、フェミニズムにも様々な考えがあるということで展示のなかに含まれていたとして何が問題なのか、フェミニストならトランスジェンダーリズムを崇拝しなければいけないという規則は何時できたのだ?

しかし辻のこの程度の謝罪では満足しないのがTRAである。

しかし、私たちトランスアライが求めていたのは個々人への謝罪ではなく、全体への該当本の内容の注意喚起とトランス差別反対派であるという意思表示でした。

辻は指摘された本は読んでいないので、その中身についてはまだなんとも言えないと言っているのに、ツイッターTRAたちは辻の都合も考えずに今すぐ積極的に該当本を批判しろと要求し、早く批判の声明文を出せとうるさくせっつくのである。そして挙句の果てに「沈黙は加担だ」とまでいいだす。

沈黙を貫く、辻さんと利害関係がある人たちへ。

あなたも正当な怒りを表明する被抑圧者の口を塞ぐ加担者だ。 二度と「差別に反対」だの「フェミニズムはみんなのもの」だの耳障りのいい言葉を口にしないでほしい。あなたの味方だよとマイノリティに擦り寄り、その財布から金を抜くようなビジネスの倫理をよく考えてほしい。反差別という建前を金儲けが食ってしまったようなビジネスパーソン、会社、インフルエンサーは多い。ここに名前をあげきれないくらい。

差別主義者に囲まれるのは精神的にダメージを食らう。それは当たり前のこと。しかし、当事者など立場の弱い人たちが矢面に立たされているのを傍観しながら、LGBTQやフェミニズムをネタにお金儲けする人たちが差別に反対するという責任を負わないというのは、一体どういうことなのか?

そして、ここまできてもいまだにこれを傍観している人たちはせめて、「自分はこんな目に遭うべきではないし他の人もそうだ」という正当な怒りを表明する人たちを、あの手この手で黙らせようとする人たちの恐ろしさに目を向けろ。

本当にまあ被害者ぶっちゃってご苦労なことだ。私はこの一連のやり取りをツイッターで静観していたが、TRAたちが反TRAから誹謗中傷だのを受けているのは全く目撃しなかった。彼等への批判は他人の意見を尊重しないこと、気に入らない書籍を展示した程度のことで主催者を叩き謝罪へ追い込むことへの批判だった。それを彼女たちは「誹謗中傷」を受けた「トランスカルト」などと罵倒されたと大袈裟に騒いでいるのだ。

だいたいTRAが日本で抑圧されてるなんてのは嘘だ。女性達の不満の声をよそに、男女共用トイレだのTRAが主張する政策がどんどん通ってしまっているのを見てもそれは明白。またTRAたちが何か言うと口を塞がれるなんてのも嘘だ。ツイッター社などTRAのどんな横暴で暴力的な脅迫じみたツイートも削除しないが、「トランス女性は男性です」と言っただけで何日間か講座を凍結されるなんてざらに起きている。

JKRのような有名人ですら、トランスジェンダリズムに少しでも反抗すれば、爆弾予告までされるほどの悪質な脅迫をうけ、最近では「手術したくらいで男は女になれない」と言った歌手のマーシー・グレイが二日後に人質ビデオさながらの謝罪を余儀なくされるという事件がおきたばかり。ここまでする権力のあるTRAが被抑圧者だなどとよく言えたものだと思う。

批判者のいうことに一切耳を傾けず、仲間にですら徹底的な従僕を求める思想。常に敵とみなすグループを積極的に批判することを強制。従わないものは敵に加担してるとして叩く。これがカルト思想でなくて何なんだ?


1 response to トランスジェンダーリズムがカルトと言われる理由、被抑圧者の振りをして他人を抑圧する権力

苺畑カカシ2 years ago

https://twitter.com/tarunynorzo/status/1557344781784981505
『イングランドとウェールズの司法長官は、トランスジェンダー問題に関連する学校の法的責任について重要な声明をまもなく発表します /1』
これは重要な介入です。司法長官 スエラ・ブレイバーマン
は、政府の最高法務顧問であり、政府の法務部門を監督しています。彼女は生物学的性別とジェンダーの再指定に関する現行法について声明を発表する予定です/2
司法長官によるこの介入は、クィア理論や「トランスの権利」の支持者が学校に与えた不適切な助言のために必要となりました。Stonewall やその他の人々は、法律を誤って伝えました。つまり、学校に対して、法律そのものよりも、自分たちの要望を伝えてきたのです。/3
このことが、学校がすべての生徒に対する法的責任に違反し、子どもの保護に重大な失敗をすることにつながっています。今、法律に関する明確な声明が-ありのままに-この政府から発表されます /4
重要なのは、この法律の記述は、単にスエラ・ブレイバーマン国会議員かつ法務長官の意見ではないことです。この声明は、政府の弁護士らによる綿密な精査を受けたものです。これはゴールドスタンダードの法的助言なのです /5

これは信じられないほど歓迎すべき、明確な法律の見解です。スピーチの中で、性別を表す言葉を明確に使用。「好ましい代名詞」ではなく、「異性の代名詞」。生物学的男性」の使用。女性専用スペースに男性を入れることは「間接的差別」になりうることの確認 /18

ReplyEdit

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *