前回ご紹介した@buveryさんが、何故黒人の犯罪率が他の民族よりも高いのかという分析をしてくれているので、ここでも紹介しておこう。両親が揃っている家庭の子どもたちは学校での成績もよく、後々の成功率も高いということはすでに昔から言われてきた。これについては拙ブログでも2019年にこんなエントリーで紹介している

前回でbuveryさんもおっしゃっていた通り、最近の黒人家庭は70%以上が母子家庭であるということを考えると、何故彼らの間で不安定な子供たちが育つのか、その理由がはっきりしてくる。

なぜドロドロの犯罪と薬物にまみれた数多くの『ジョージ・フロイド』が、壊れた家庭、つまり、父親の不在によると考えるのか、説明しますね。米国では、年々未婚の母率が上がっていますが、人種によってその割合が全然違います。黒人は非常に高く7割を越える。

下記は子供が未婚の家庭で生まれた率。上から黒人、ラテン系、全体、白人となっている。

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しかし黒人の母子家庭がこんなに増えたのは1960年以降のことで、70年代までは母子家庭が20%から30%だったのに比べ90年だいになると70%にまで増えてしまった。白人の母子家庭率も増えており、いまや30%近くになっている。市民運動が起きる前の方が人種差別は今よりずっと酷かったわけだから、この傾向は差別が原因ではないことは確かだ。それに引き換え東洋人の母子家庭率はというと今でも17~8%と比較的に低い。

実は黒人を生活保護付けにしたのは民主党の陰謀だったという説もある。ご存じの通り、もともと民主党は人種差別の党である。南部の奴隷制度を固くない守ろうとしていたのは民主党なのであり、奴隷制度を廃止しようと戦争まで始めたのが共和党だ。南北戦争後に解放された元奴隷達による犯罪から地元を守るという名目で出来た白人至上主義自警軍KKKも民主党が生み出したものだ。

その後1960年代の市民運動が起きるまで、厳しい黒人差別を行い、黒人と白人が同じ学校やレストランやホテルやトイレや水飲み場に至るまで黒人が使える場所を制限したのも民主党である。その民主党が黒人層から圧倒的な支持を受けている理由は何なのか。それが生活保護だ。

この件に関してはbuveryさんと私とでは見解が異なるのだが、1970年代になって南部の人種差別白人たちが一斉に共和党に寝返ったというの民主党が広めた神話がある。市民運動が成功し、あらゆる組織的な黒人差別が無くなった途端、民主党は黒人票が共和党に流れるのを恐れて、手のひらを返したように黒人票の勧誘を始めた。その手段として生活保護が使われたのだ。

民主党は貧困層の黒人票を得るために、気前のいい生活保護法をあちこちで施行し始めた。しかし夫婦そろって父親が家計を支えている家族は生活保護を必要としない。それで民主党は母子家庭救済を始めたわけだ。しかしここに底知れない落とし穴があった。

母子家庭が圧倒的多数を占める集団は、単独では経済的に維持できず、外部からの支援制度と共犯関係にならないと、こんなイビツな集団を作ることはできません。収入源が生活保護なのだから、子を産む娘は金のなる木であって、男子は無駄。旦那は生活保護を切られかねない邪魔者。

生活保護を切らさないためには、娘はできるだけ早く出産する必要があり、高校卒業する前に出産するのは珍しくない。これで、フェミニストの理想郷のような母系社会が出来上がります。男子はギャングとなって犯罪と薬物にまみれ、大人まで生き残れば『ジョージ・フロイド』が出来上がる。

母子家庭でいた方が生活保護が受けやすい。それで女たちは男と結婚せず未婚の母のまま子供を産み続ける。そうした家庭がすでに何世代と続いているのだ。しかし家庭は経済面でも社会的に安定するのは両親が揃っている家庭である。

集団文化が異なる人種ごとの収入の中央値を見ると、見事に未婚の母率の逆になっている。母子家庭だと収入が下がるのは、働く人が減るから、特に不思議なことではないけれど、新興移民のアジア系が白人を上回るのが事実です。要するに堅い家庭という価値観がアジア系移民の生活を守っている。

人種別の中間的一家族における収入2000年から2019年

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更に、教育レベルを見ると、アジア系は過半数が大卒以上になり、近未来もこの傾向が続くことが分かります。収入だけでなく、教育レベルでもアジア系が白人を上回っています。これは、アジア系が子供への教育投資を怠っていないことを意味します。

白人家庭の子どもの方が大学進学率が高いという表。

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米国の『ジョージ・フロイド』、つまり犯罪と薬物にまみれた黒人社会の男性が大量生産されてくる理由は、経済資本と文化資本の世代間移転に欠けるからで、安定した家庭と教育投資に乏しいからです。その根本は家庭での倫理観ですが、その家庭が破壊されているから、犯罪と薬物が再生産される。

以前に私が同性婚を反対した時に、同性婚の家庭で育つ子供たちは片親で育つ家庭の子どもたちと教育レベルや社会的成功率が似ているという話をしたことがある。やはり安定した社会を守るためには、先ず安定した家庭から始めなければならないということがこれで、はっきり解ったと思う。


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